200８年10月2５日（土）・2６日（日）

横浜国際フェスタ200８組織委員会

報告書

ごあいさつ

今年で４回目となった横浜国際フェスタは、10 月 25 日（土）、26 日（日）、パシフィコ横浜展示ホールＢを

使って開催しました。今年はノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさんが中心となって進めている

MOTTAINAI キャンペーンの一環イベントの「MOTTAINAI フリーマーケット 2008」と併催し、2 日間で 63,000

人もの方々にご来場いただきました。

今年のフェスタでは、出展団体等による国際交流・協力の取り組み紹介、関係国の食品・民芸品等の販

売、セミナー・ワークショップ、民族芸能パフォーマンス等、多彩なプログラムが実施されました。中でも、

昨年 7 月に国の「環境モデル都市」に選定されたことから、脱地球温暖化の取り組みとして、イベントの中

での CO2 削減と、暮らしに活かす身近な CO2 削減情報を学ぶ機会として ECO キャンペーンを実施しまし

た。横浜国際フェスタは、多くの方々のお力を頂いて開催することができました。関わってくださった皆様に

心から感謝を申し上げますとともに、今後ともご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

横浜国際フェスタ 2008 組織委員会

委員長 前田 正子

＜Contents＞

ごあいさつ······················································································2

結果概要························································································3

会場／参加団体一覧································································4

環境ワークショップスペース···················································5

国際交流・国際協力ゾーン·····················································6

ＮＧＯ・ＮＰＯスクエア ·································································7

だがしや楽校················································································8

こども広場······················································································9

食販ゾーン·····················································································10

エコステーション··········································································11

セミナー ··························································································12

広報及びパブリシティ································································13～15

来場者の声···················································································16

参加団体の声 ··············································································17

ボランティアの声·········································································18

収支報告························································································19

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横浜国際フェスタ 2008 結果概要

■日時： 2008 年 10 月 25 日（土）、26 日（日） 両日とも午前 10 時 30 分～午後 5 時

■会場： パシフィコ横浜・展示ホール B 及びホール A の一部（西区みなとみらい 1-1-1）

■来場者数： 63,000 人（2 日間合計数）

■参加・協力団体数： 267 団体／社

■市民ボランティア数： 約 150 人

■内容： ●ブース出展（143 ブース）：国際交流・協力・在住外国人支援活動紹介（NGO/NPO、行政、国際機関、

学校、企業等の活動紹介や物販・食販）

●グリーンベルトゾーン（エコキャンペーンエリア）：

・環境に関わりのある団体、行政機関、国際機関等が集まり、環境に関する展示等を実施。

・「環境ワークショップスペース」でセミナー、ワークショップ、子供向けクイズ等実施。

・「エコステーション」でごみの分別収集、リサイクルトレーの回収、フェスタ出展の各団体が実施して

いるエコの取り組みについての展示を実施。

●こども広場： 子どもたちを対象に、ことばに関するゲーム、クイズ等を実施。

●NGO/NPO スクエア： NGO/NPO めぐり、NGO/NPO に関する情報提供、相談の実施。

●セミナー、ワークショップ、ステージパフォーマンス（78 コマ）：

・国際協力、国際交流に関するセミナー、ワークショップの実施。

・民族音楽・舞踊等のステージプログラムの実施。

●ミニだがしや楽校： 2006 年、2007 年に国際フェスタと併催された「横浜だがしや楽校」が 2008 年はフ

ェスタの中で展開され、子どもたちがボランティア体験することで獲得したエコマネーを使って、会場

内で駄菓子を買ったり、ゲームを楽しんだりできるようにした。

■主催：「横浜国際フェスタ 2008」組織委員会（【構成団体】（特活）横浜 NGO 連絡会、（財）横浜市国際交流協会、

JICA 横浜、横浜市、AOTS 横浜、パシフィコ横浜、（特活）教育支援協会、（社）横浜青年会議所）

■併催イベント： MOTTAINAI フリーマーケット 2008 (ノーベル平和賞受賞者、ワンガリ・マータイさんが提唱し、毎日

新聞社、伊藤忠商事などが進める環境キャンペーン「MOTTAINAI キャンペーン」の一環のフリーマーケット)

【主催】MOTTAINAI フリーマーケット 2008 実行委員会（MOTTAINAI キャンペーン事務局＆東京リサイクル運動市民の会）

■広告協賛： 日本公文教育研究会、神奈川大学、横浜ワールドポーターズ、ランドマークプラザ、関東学院大学、

ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル、（株）東芝 京浜事業所、（株）エイチ・アイ・エス神奈川教育旅

行セクション、コカ・コーラセントラルジャパン（株）、よこはまコスモワールド、（財）横浜開港 150 周年協会、

（株）横浜みなとみらい 21、富士通（株）神奈川支社、横浜エレベータ（株）、（財）横浜観光コンベンション・ビュー

ロー

■特別協力： 横浜市地球温暖化対策事業本部、武蔵工業大学

■協力： 大塚製薬、（株）ヨコタ東北、（株）浜書房、横浜国立大学（国際協力サークル）peer、フェスタネットよこはま、

地球環境パートナーシッププラザ（GEIC）、JICA 地球ひろば、明るい社会づくり運動中区協議会、横浜市立大

学 Peace News、横浜隼人高等学校国際語科、（特活）バイオマス産業機構（BIO）、日本環境資源生活文化

振興会（JEPAX）、財団法人 横浜市資源循環公社、（特活）Wave よこはま、南区ジュニアボランティアリーダー、

横浜市資源リサイクル事業協同組合、神奈川県立藤沢高等学校、東京急行電鉄（株）、横浜高速鉄道（株）

■後援： 横浜商工会議所、横浜市教育委員会、NHK 横浜放送局、tvk（テレビ神奈川）、FM ヨコハマ、

神奈川新聞社、朝日新聞横浜総局、読売新聞東京本社横浜支局、毎日新聞横浜市局、産経新聞社横浜総

局、日本経済新聞社横浜支局、東京新聞横浜支局、ジャパンタイムズ、International Herald Tribune／The

Asahi Shimbun、ザ・デイリー・ヨミウリ、横浜市教職員組合、（財）横浜観光コンベンション・ビューロー、

（財）横浜開港 150 周年協会

国際協力（34団体）149 アジアの女性と子どもネットワーク162 アムダ神奈川158 （特活）WE21ジャパン130 (特活）FHCYアジア障害者パートナーズ161 (特活）オックスファム・ジャパン154 キラキラを支える会152 (特活)草の根援助運動134 グローバルファミリーの会146 （特活）CFF136 （特活）JHP・学校をつくる会　157 Σソサエティ159 ＪＩＣＡ帰国専門家連絡会かながわ160 スリランカ教育支援会142 第3世界ショップ144 （特活）地球市民ACTかながわ156 （特活）地球の木135 てのひら～人身売買に立ち向かう会～150 ニュー・インターナショナリスト・ジャパン145 （特活）ネパール・ミカの会133 ハイチの会・セスラ138 ハビタットMGU143 パレスチナ子どものキャンペーン141 ハンズ オン インターナショナル129 VISCO-ビスコ148 （特活）ビラーンの医療と自立を支える会155 （特活）ふれんどしっぷASIA137 学び舎づくりの会132 (特活）ミランクラブジャパン神奈川支部140 ムリンディ/ジャパン・ワンラブ・プロジェクト151 モザンビークの学校を支援する会153 (特活)豊かな大地147 ユニフェムよこはま139 LOS ANDES(エクアドル）131 (特活)LOROSHIP

国際交流・在住外国人支援・その他（35団体）174 （財）かながわ国際交流財団171 （財）横浜YMCA172 （社)神奈川県青少年協会121 (特活）ＪＵＮＫＯ　Ａｓｓｏｃｉａｔｉｏｎ128 (特活）NICE（日本国際ワークキャンプセンター）165 （特活）いきいき健康法普及協会176 （特活）ナガサキ・ピース・スフィア貝の火運動横浜支部126 （特活）横浜国際ボランティア協会106 “BUNKO”子供と大人のための多文化ライブラリー178 ALIVE横浜123 good!～the Global Organization Of Dreamers!～118 HAB21イルカ研究会167 Students for a Free TIBET japan163 YICC117 アムネスティ・インターナショナル横浜グループ175 コープかながわ127 ザンジバル柔道基金104 シニアボランティア経験を活かす会170 チベット交流会168 戸塚スペイン語教室105 日本オーストラリアハーブ友好協会173 ネパリ・バザーロ164 フェスタネットよこはま122 保土ヶ谷国際交流の会177 メイク・ア・ウィッシュ　オブ　ジャパン103 モンゴルの午後120 横浜エスペラント会102 横浜バンクーバー友好委員会101 横浜ムンバイ友好委員会125 ラテンアメリカ青少年の会169 ラリグラス・ジャパン166 外登法の抜本的改正を求める神奈川キリスト者連絡会124 三溪園119 神奈川朝鮮学園　オモニ会連絡会179 日本イラク医療支援ネットワーク

環境（10団体） **********************************************************************************************************111 （特活）エバーラスティング・ネイチャー108 (特活）環境勘察グループあおい。くじら 603 DOUSOU商事株式会社　 「カフェザイカ」 303 国際連合食糧農業機関（ＦＡＯ）110 関東学院大学　久保ゼミナール 225 日本オーストラリアンフットボール学生委員会 306 国連大学高等研究所116 （特活)サヘルの森 228 バオバブの会 307 JICA横浜107 (特活）ソフトエネルギープロジェクト 213 ハビタットMGU 305 WFP 国連世界食糧計画113 中国内蒙古沙丘・草原緑化研究会 602 バミューダ 309 （財）横浜市国際交流協会109 （特活）ともに浜をつくる会 214 バングラデシュ・ピース・ネットワーク <行政>112 日本インドネシアNGOネットワーク 601 （有）PEACE OF NILE 505 (財)横浜開港150周年協会114 (特活）ヒマラヤ・ロクタの森 219 学び舎づくりの会 501 横浜市環境創造局115 武蔵工業大学ネパールプロジェクト 212 モロッコ好きの会 503 横浜市資源循環局

222 横浜NPO国際交流会　ジュンパ・横浜 504 横浜市水道局食販（企業含む36団体／社） 227 （特活）横浜国際ボランティア協会 502 横浜市地球温暖化対策事業本部224 ISGAHE PORKHORI 207 横浜コンスタンツァ友好委員会 506 横浜市都市経営局国際政策室201 いりあい・よりあい・まなびあいネットワーク（あいあいネット) 205 ラリグラス・ジャパン604 indonesia toko teratai 221 LOOB JAPAN 企業（一般ブース・6社）209 インドネシア人家族の会 231 YICC 608 （株）エイチ・アイ・エス203 （特活）エーピーエスディ 216 ワンワールド・ワンピープル協会 607 （株）キシムラインダストリー218 （特活）エバーラスティング・ネイチャー 611 言語交流研究所　ヒッポファミリークラブ605 efeケバブ 学校（7校） 612 東海ビジョンマーケティング（株）229 （特活）神奈川県日本ユーラシア協会 401 神奈川県立磯子高等学校 609 (財)日本英語検定協会202 good!～the Global Organization Of Dreamers!～ 404 捜真女学校カンボジア委員会 610 ラボ・パーティ217 クルベ・ダ・パイシャオン 405 横浜市立大口台小学校223 クントゥル“ラテンアメリカ　カルチャーパラン” 406 横浜市立釜利谷西小学校/西金沢中学校 セミナーでの参加（3団体）230 コープかながわ 403 横浜市立横浜商業高等学校国際学科 (特活）ニューヒューマニズム・フォーラム・ヨコハマ204 （特活)国際交流ハーティ港南台 402 横浜隼人高等学校国際語科 東アジア環境協働行動よこはま210 （特活）CFF ユニセフ支援市民団体　ふれきしぶる206 （特活）ジェン（JEN） 国際機関・行政（15機関）220 (特活）ＪＵＮＫＯ　Ａｓｓｏｃｉａｔｉｏｎ <国際機関> ＮＧＯ／ＮＰＯスクエア215 青年海外協力隊神奈川県OB会 304 アジア太平洋都市間協力ネットワーク(CITYNET) ＮＧＯ／ＮＰＯめぐり受付211 （特活）世界平和支援協会 学生スタッフチーム 301 アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター NGO相談・情報コーナー208 タンザニア・ポレポレクラブ 308 AOTS横浜 インフォメーション226 （特活）地球市民ACTかながわ 302 国際熱帯木材機関(ITTO) ? festaインフォメーション

会場図／参加団体一覧

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環境ワークショップスペース

横浜市地球温暖化対策事業本部、環境創造局、フェスタネットよこはま等によるクイズや寸劇、ワークショップを

通して紹介する日常生活の中で実践できる地球温暖化対策、JICA 横浜による絵本、音楽、ファッションショーを通

して紹介するアフリカでの取り組みに関するセミナーを開催。参加者からはエコが身近に感じられると喜ばれまし

た。

また、会場内には「グリーンベルトゾーン」（エコキャンペーンゾーン）を設け、環境に取り組む団体の活動紹介や

エコについて学ぶ参加型のプログラム等を実施しました。

時間 プログラム 主催 参加者数

11:00 はじめています！エコなイベント

（講師：武蔵工業大学 准教授 伊坪 徳宏） YOKE 20 人

12:00 燃料高に挑戦！あなたならできるエコドライブ チーム・CO-DO３０ 40 人

13:00 CO-DO（コード）３０クイズショー 地球温暖化対策事業本部、環境創造局 40 人

14:00 実践！エコ生活～これで未来が変わる フェスタネットよこはま 30 人

15:00 ふろしき活用講座 地球温暖化対策事業本部 60 人

１０

月

２５

日

16:00 みんなよりちょっと物知りに～地球温暖化講座＋α～

（横浜国立大学（国際協力サークル）peer ） YOKE 20 人

10:30 アフリカでのボランティア活動～平成 20 年度帰国ボランティア報告会 JICA 25 人

11:30 素敵な☆ウガンダ：平成 20 年度教師海外研修より JICA 38 人

13:00 CO-DO３０クイズショー 地球温暖化対策事業本部、環境創造局 30 人

14:00 実践！エコ生活～第２編 フェスタネットよこはま 15 人

１０

月

２６

日

15:00 ふろしき活用講座 地球温暖化対策事業本部 30 人

◎国際フェスタでの CO2 削減の取り組み◎

「横浜国際フェスタ 2008」の今年のテーマは『地球温暖化対策』。しかしこのように大きなイベントを開くにはど

うしてもたくさんのエネルギーを使い、CO2 が出てしまいます。そこで今回のフェスタでは、リサイクルやゴミの

分別回収、グリーン電力の利用、宅配便の活用などを積極的に進め CO2 削減に取組みました。

これらの取り組みで削減できる CO2 の試算を、武蔵工業大学の伊坪徳宏准教授研究室にお願いしました。

CO2 削減量の試算 <全体> 2,622.0KG

ごみの分別回収

リサイクルトレーの使用 （PS 単層トレーと比較した場合）

空調・照明の節電

グリーン電力購入(水力)

宅配便の利用

46.3 KG

748.2 KG

402.9 KG

124.1 KG

183.5 KG

楽しいファッションショーや音楽に大喜び （素敵な☆ウガンダ） このふろしきが何になるのかな？ （ふろしき活用講座）

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国際協力・国際交流ゾーン

「国際協力」「環境」「国際交流」「在住外国人支援」「フェアトレード」など活動分野別に NGO/NPOが、

国際機関・行政・学校などと出展しました。今年からパネルの高さを高くしたことで展示に工夫を凝ら

す団体も増えました。「ＮＧＯ/ＮＰＯめぐり」や「体験ボランティア」といった来場者と団体をつなぐ

企画も大人向け・子ども向けに実施しました。

会場には多くのブースが出展、にぎわいました。

NGO/NPOのブースで説明を聞く来場者も多く、毎年楽しみにしてきてくださる方もいらっしゃいます。

行政や国際機関も展示にも工夫を凝らし、来場者にアピールしていました。

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入口正面に「インフォメーション」を設け、来場者に応対しました。「ＮＧＯ/ＮＰＯめぐり」や「体験ボランティア」

の受付業務も行いました。受付には各国の民族衣装を着用したボランティアスタッフが丁寧に業務にあたりまし

た。

ＮＧＯ／ＮＰＯスクエアでは、参加団体からの「会員・ボランティア募集」「イベント情報」「スタディツアー」といっ

た情報コーナーを設置し、（特活）横浜ＮＧＯ連絡会による「ＮＧＯ相談」を行いました。国際協力について、ボラ

ンティアについて…など来場者に情報提供をし、質問にお答えしました。

「すぺーすＳＡＮＶＡＳＩ（サンバシ）」では、主催者企画で「きっかけはスタディツアー！」「ミャンマー復興支援報

告」「エコ・ＥＣＯ体験 ワークショップ」…などが行われました。

「ＮＧＯ／ＮＰＯめぐり」で 熱心に団体の説明を聞く参加者たち

「すぺーすＳＡＮＶＡＳＩ」では ボランティア有志によるワークショップも実施

ＳＡＮＶＡＳＩとは･･・ＮＧＯとボランティアのための協働システムの名称

Sustainable and Active, NGOs and Volunteers’ Alliance System for International Cooperation の頭文字をとっています。

インフォメーション ＆ ＮＧＯ/ＮＰＯスクエア

すぺーすＳＡＮＶＡＳＩ スケジュール

日 時間 内容 ／ 主催団体

13:00～

13:30 「ミャンマーサイクロン復興支援プロジェクト報告」 (財)横浜ＹＭＣＡ

13:30～

15:00 ｢エコ・ＥＣＯ体験

(特活)横浜ＮＧＯ連絡会

15:00～

16:15 「ＭＹエコバッグを作ろう（小学生向け）」

(特活)横浜ＮＧＯ連絡会

10 月 25 日

12:00～ 13:00

｢環境問題に取り組んでいます｣ (特活)横浜ＮＧＯ連絡会

12:00～ 13:00

｢環境問題に取り組んでいます｣ (特活)横浜ＮＧＯ連絡会

13:00～ 14:00

「きっかけはスタディツアー！」 (特活)横浜ＮＧＯ連絡会

14:00～ 14:50

「減災 えっ？ 防災じゃないの？～Nobody Left Behind～」 共生のまちづくりネットワークはま

15:00～ 15:30

「ミャンマーサイクロン復興支援プロジェクト報告」 （特活）ＪＵＮＫＯ Ａｓｓｏｃｉａｔｉｏｎ

10 月 26 日

16:00～ 16:30

「ミャンマーサイクロン復興支援プロジェクト報告」 （特活）地球市民ＡＣＴかながわ

「インフォメーション」「ＮＧＯ相談」「ＮＧＯ／ＮＰＯスクエア情報コーナー」もにぎわいました。

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ミニだがしや楽校

駄菓子屋を中心にして存在していた子どもたちの自由で自主的な遊びの空間－それを復活させようとしてい

るのが全国で行われている「だがしや楽校」です。横浜では、子どもたちのボランティア活動を推奨し、親や学

校の先生以外の大人たちと関る機会を作ろうと活動を行っています。知らない大人と関わることがしにくくなった

現代ですが、いろいろな人から褒められたり指導を受けたりすることで子どもたちの社会力が育っていきます。

今回は、国際フェスタや同時開催のもったいないフリマの中で、70 箇所で子どものお仕事を受け入れてもらい

ました。子どもたちにとっては貴重な体験となりましたし、同時に関わってくれた大人たちにとっても楽しい体験

になったと大好評でした。

運営責任者：特定非営利活動法人 教育支援協会

ボランティア体験をした子どもたち：2 日間で延べ 1,600 名

当日大人スタッフ：2 日間で延べ 100 名

① 当日遊びに来た子どもたちは「ボランティア紹介所」に来てお仕事を紹介してもらいます。

② 引き受けてくれるお店の人の指示に従い 30 分間お仕事。

③ 活動証明書と引き換えに「エコマネー引換所」でエコマネー（お駄賃）をもらいます。

④ 駄菓子屋で稼いだエコマネーでお買い物。

①登録所で

お仕事を紹介

②お仕事中！

③エコマネー引換所で報告を

してエコマネーをゲット！

④駄菓子屋さんで

お買い物

みなとみらい駅でビラ配り

ダンスにも挑戦

だがしや楽校の流れ・・・

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こども広場

★出展ブース・エリア

こども広場には、企業４社、市内の小中学校及び高校から７校が出展しました。それぞれのブースに

おいて国際協力・文化理解の活動を紹介し、参加型のプログラムも多数行われるなど子どもを中心とし

て多くの来場者で賑わいました。

★体験ゾーン

体験ゾーンでは、もの作りや世界の絵本読み聞かせ、民族衣装の試着などによって異文化に触れ合

うプログラムが実施されました。また、｢王国旅行ゲーム｣「コミュニケーションラリー」といった多言語に挑

戦するゲームも行われ、たくさんの子どもたちが参加しました。

ビーズを使った国旗作り 仲良くウェルカムボード作り

王国旅行で楽しく英会話 ラリーで学ぶ世界の言葉

★ステージ

世界の様々な地域における民族舞踊、伝統音楽などが披露されました。また会場参加で語学講座が行わ

れるなど、国際色豊かなフェスタを彩るステージとなりました。

世界の国旗作り

ウェルカムボード・手作りビーズ

万華鏡作り

世界のコインワークショップ

世界の絵本の読み聞かせ

異

文

化

体

験

民族衣装で記念撮影

王国旅行ゲーム ゲ

｜

ム コミュニケーションラリー

11:20-11:50 バンブーダンス 《捜真女学校カンボジア委員会》

12:00-12:15 フェアトレード・ファッションショー 《LOOB JAPAN》

12:40-13:10 タイの伝統楽器演奏 《アドゥンはタイ人》

13:20-13:50 7 ヶ国語で話そう！世界に広がる多言語仲間 《ヒッポファミリークラブ》

14:00-14:30 放課後イングリッシュ体験授業 《財団法人 日本英語教育協会》

14:40-15:10 ブラジリアンダンス 《クルベ・ダ・パイシャオン》

15:20-15:50 ベリーダンス 《YOKO 舞踊団ベリーダンサーズ》

10

月

25

日

16:00-16:30 ヒップホップダンス 《ACE》

11:20-11:50 インドネシア舞踊 《Taman kayangn》

12:00-12:15 フェアトレード・ファッションショー 《第 3 世界ショップ》

12:40-13:10 インド古典舞踊カタックダンス 《前田あつこ》

13:20-13:50 7 ヶ国語で話そう！世界に広がる多言語仲間 《ヒッポファミリークラブ》

14:00-14:30 放課後イングリッシュ体験授業 《財団法人 日本英語教育協会》

14:40-15:10 ブラジリアンダンス 《クルベ・ダ・パイシャオン》

15:20-15:50 ベリーダンス 《YOKO 舞踊団ベリーダンサーズ》

10

月

26

日

16:00-16:30 ヒップホップダンス 《ACE》

艶美なインド古典舞踊

エネルギッシュなヒップホップ

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食販ゾーン

来場者の楽しみのひとつでもある食販ゾーンは、NGO/NPO からは 31 団体、企業からは 5 団体の出展があり、

両日とも昨年以上の沢山の人でにぎわいました。昨年よりも、食事スペースを増やしたにもかかわらず混雑をし

たため、2 日目は、臨時に食事場所を設け対応をしました。

ダイニングからリサイクルトレー回収場所を望む

活動紹介をしながらの食販

にぎわうダイニング・スぺース

国際色豊かな販売ブース

エコ・ステーション

- 11 -

リサイクルトレーや間伐材割りばしの回収や横浜市の条例に従ったゴミの分別を行い、「だがしや楽校」から

の子どもボランティアを受け入れ、大人のボランティアと一緒に作業を行いました。また、「NGO/NPO による環境

パネル展」を行い、NGO/NPO からみた環境問題について来場者へメッセージを送りました。

リサイクルトレー以外にも、リユーストレーやバイオマストレーを紹介するコーナーも設けました。

エコ・ステーション

← リユーストレーとバイオマストレーの紹介コーナー ＜協力＞ （財）横浜市資源循環公社、（特活）Wave よこはま、（特活）バイオマス産業機構 日本環境資源生活文化振興会

NGO/NPO による環境パネル展 森と間伐材割りばしの説明

子どもボランティアによるリサイクルトレー回収作業の様子

<回収されたトレーの数> 合計：5,673 個

1 日目：2,737 個 2 日目：2,936 個

リサイクルトレーの剥がし方 （英語表記）→

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ＮＧＯ／ＮＰＯ主催セミナー

▼10月25日(土) ▼10月26日(日)

部屋

時間

団体名･タイトル

参加費

人数

部屋

時間

団体名･タイトル

参加費

人数

11:00～

11:00～

シニアボランティア経験を活かす会 ｢え! そんな国あるの?｣

無料 28

12:00～

(特活)ソフトエネルギープロジェクト 「アフリカへの国際協力実践報告会｣

無料 13 12:00

～

バラ

13:00～

(特活)エーピーエスディ ｢教材説明会

～お米作りから学ぶ農業･途上国･環境問題｣ 無料 1

バラ

13:00～

てのひら～人身売買に立ち向かう会～ ｢12 歳で人身売買された少女ミーチャからの希望の

メッセージ｣ 500 円 9

14:00～

(財)横浜 YMCA ｢平和ってなに色?

～一人ひとりの平和を考えるワークショップ～｣ 無料 15

14:00～

(財)横浜 YMCA ｢タイの子どもたちと出会う旅

～国際ボランティア in タイ報告会｣ 無料 35

15:00～

15:00～

パレスチナ子どものキャンペーン ｢世界の難民の 4 人に 1 人はパレスチナ人です｣

無料 14

16:00～

横浜ムンバイ友好委員会 セミナー&体験ワークショップ ｢踊りを通して南インドを知る｣

500 円 5 16:00～

(特活)ともに浜をつくる会 ｢浜づくりボランティア活動｣

無料 9

11:00～

11:00～

WFP 国連世界食糧計画 ｢世界の飢餓と WFP 活動紹介｣

無料 13

12:00～

外登法の抜本的改正を求める神奈川キリスト者連絡会 ｢和解のグローバリゼイション｣

無料 5

12:00～

戸塚スペイン語教室 ｢ちょっとスペイン語｣

無料 41

サザンカ

13:00～

(特活)いきいき健康法普及協会 ｢タイ支部活動報告｣

無料 4

サザンカ 13:00～

(特活)オックスファム･ジャパン ｢MDGs を知ろう｣

300 円 7

14:00～

(特活)横浜国際ボランティア協会 ｢タイ小学校 10 校建設&今後の活動について｣

無料 15 14:00

～ 青年海外協力隊神奈川県 OB 会 ｢神奈川県『森林

づくり定着型ボランティア』事業の取り組み｣ 無料 10

15:00～

三溪園 ｢三溪園で国際交流？

～日本文化の素材を介した文化交流の提案～｣ 無料 4

15:00～

東アジア環境協働行動よこはま ｢モンゴル植林･育林プロジェクト

～砂漠化が進む大地からの挑戦～｣ 無料 11

16:00～

中国内蒙古沙丘･草原緑化研究会 ｢中国内蒙古での沙丘緑化支援とふれあい｣

無料 10 16:00

～ ワンワールド・ワンピープル協会 ｢『All for One、One for All』2008 スリランカ･ツアー｣

無料 6

11:00～

11:00

～ 12:00

～

Students for a Free TIBET Japan ｢いまチベットで起きていること｣

無料 30 12:00

～

(特活)ニューヒューマニズム･フォーラム･ヨコハマ ｢みんなで語る暴力と平和｣

無料 22

ケヤキ

13:00～

ケヤキ

13:00～

JICA 帰国専門家連絡会かながわ ｢希望ある国際関係に向けて｣

無料 24

14:00～

アジアの女性と子どもネットワーク ｢北タイの森を守る人を支える

～NGO: Link の活動から～｣ 無料 26

14:00～

チベット交流会 ｢チベット自由への道 in 横浜｣

500 円 13

15:00～

ユニセフ支援市民団体 ふれきしぶる ｢ラオスでのスタディツアーの報告

～人身売買について～｣

無料 31

15:00～

16:00～

ラリグラス･ジャパン ｢人身売買･少女売買の廃絶｣

500 円 11 16:00

～

アムネスティ･インターナショナル横浜グループ ｢私の見た世界・・・フォトジャーナリストからの報告｣

無料 36

11:00～

11:00～

横浜市立大学 Peace News 中高生対象ワークショップ｢国際協力ってなに？｣

無料 14

12:00～

12:00

～

13:00～

13:00～

(特活)横浜 NGO 連絡会 ｢アフリカと横浜の未来を考える

～横浜発！Africa 座談会｣ 無料 16

イチョウ 14:00～

(特活)横浜 NGO 連絡会 ｢みんなでやってみよう『貿易ゲーム』｣

無料 17 イチョウ 14:00～

ネパリ･バザーロ ｢紙から作る服の話

～ネパールでのフェアトレードの現場から～｣ 無料 19

15:00～

横浜市立大学 Peace News 中高生対象ワークショップ｢国際協力ってなに？｣

無料 6

15:00～

16:00～

第 3 世界ショップ ｢フェアトレードからコミュニティトレードへ

～地域へ地球へ感謝とお返し～｣ 無料 7

16:00～

地球環境パートナーシッププラザ(GEIC) 横浜国際フェスタ 2008 組織委員会 ｢『環境×開発 地域づくりミーティング』 ～国内外の事例から地域づくり活動のヒントを得

よう～｣ ※対象は NGO 関係者、行政関係者、研究者のみ

無料 10

「横浜国際フェスタ」の特色の一つ、ＮＧＯ／ＮＰＯ主催セミナ

ー。多くの団体の特色あるセミナーが実施されました。今年は会

場をＡホールに設置し、参加者はＢホールのフェスタ会場からボ

ランティア作成のアーチを抜けての参加となりました。セミナー

主催団体専用の交流サロンも設置し、講師や主催団体の方と参加

者の打ち合わせや質問などの対応に使われていました。A5判で作

成した「ＮＧＯ／ＮＰＯセミナー・サマリーガイド」も好評でし

た。 セミナー開催団体数： ３２団体

開催セミナー総数： ３５

参加者総数： ２５日(土) ２００人 ２６日(日) ３３７人 セミナールームで熱心に話を聞く参加者

団体募集 イベント告知

募集チラシ 区役所、地区センター、図書館等で配布 4月下旬～ WEB 横浜国際フェスタ2008　公式ホームページ 4月～

（財）横浜市国際交流協会　公式ホームページ 4月～

情報誌 ヨークピア 4月号 フェスタネット横浜　ホームページ 5月～

ハマっち！SNS 7月～

WEB 横浜国際フェスタ2007ホームページ 4月下旬～ パシフィコ横浜ホームページ　イベントカレンダー 7月～

（財）横浜市国際交流協会ホームページ 4月～ 特定非営利活動法人 横浜NGO連絡会 ホームページ 7月～

横浜市の広報印刷物ホームページ 4月下旬～ 東京リサイクル運動市民の会　ホームページ（日英） 8月～

ハマっち！SNS 7月～ ART Calendar　ヨコハマ・アートナビ 8月～

横浜市社会福祉協議会の 8月～

　　横浜市ボランティアセンターﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞ

ボランティア募集 ハマ経plus　（ヨコハマ経済新聞ウェブサイト） 10月7日～

募集チラシ 区役所、地区センター、図書館等で配布 7月～ 横浜アジアンウェーブ　公式ウェブサイト 9月～

横浜市教育委員会「みんなで育てるハマの子ども」HP 9月～

情報誌 ヨークピア 6月号、7月号 横濱開港150周年ホームページ　（イベントカレンダー、他） 9月～

Naka Ward Town News 8月号 イベント情報検索サイト「ａｔｓａｉｇｎ」 9月11日～

横浜みなとみらい21　公式ウェブサイト 10月11日～21日

WEB 横浜国際フェスタ2007ホームページ 6月～ 埼玉県国際交流協会メールマガジンの 10月14日～

（財）横浜市国際交流協会ホームページ 6月～ 　 「国際協力県民プラザニュース」

横浜市の広報印刷物ホームページ 7月～ tvk「Hi！横濱編集局」HP ハマinformation 10月18日～

Yahoo!ボランティア 7月～ 東急沿線スタイルサイト『SALUS』　ウェブサイト 10月17日～20日

ハマっち！SNS 8月～ 横浜ウォーカー　公式ホームページ 10月23日～

JICA横浜　ホームページ 10月

モバイルサイト『クチコミおんならいふ』 10月～

イベント告知 横浜国際交流協会　メーリングリスト 10月～

新聞 神奈川新聞「iバザール」 10月24日 横浜イベントカレンダー 10月

神奈川新聞 10月26日 横浜市観光情報サイト「横浜のたより」 第217号（10/22）

インターナショナルプレス 760号（10/25発行） 月刊「横浜のたより」 10月

教育支援協会　ホームページ 10月

情報誌等 『PACIFICO』コンベンションニュース vol.41（7・8・9月号） STEP英検－日本英語検定協会－ホームページ 10月

『PACIFICO』コンベンションニュース vol.42（10・11・12月号） ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル　ホームページ 10月

Volun・Paぼっくす（Vol.24） 夏号 伊藤忠商事株式会社　ホームページ 10月

「みんなで育てるハマの子ども」情報紙　いくはま 9月号　Vol.12 横浜三渓園　ホームページ 10月

横浜アジアンウェーブ2008　リーフレット 9月～ 横浜市環境創造局環境科学研究所　ホームページ 10月

ヨークピア 9月号、10月号、12月号 東京のおでかけ情報サイト「レッツエンジョイ東京」 10月

ASAねっとよこはま Vol.86（9/17発行） 横浜YMCAホームページ 10月

ASAねっとよこはま Vol.87（10/15発行） 他、出展団体等ホームページ等 随時

マップルマガジン「家族でおでかけ」 08秋号

ぴあ　ファミリーシリーズ　こどもとあそぼう秋2008 秋号

JICAロード・よこはま №24　10月号 当日及び事後取材

広報よこはま　市版　はま情報 10月号 新聞 神奈川新聞 10月25日

yokohama echo 10月号 IPCワールド（インターナショナルプレス） 10月26日

よこはま　横浜（各国語版） 10月号

横浜ウォーカー No.21（10/1-10/14） テレビ tvk「Hi！横濱編集局」 10月25日

ぱど 10月10日号 tvk ニュース 10月27日

Asahi WEEKLY 10月19日号

E＆C月刊『展示情報』 11月号 ラジオ FM Salus 「E-Style」 10月25日

アエラ・イングリッシュ 12月号 FMよこはま 10月25日

BERRY magazine（Vol.12） 11月号

FCAJ ジャーナル（vol.72） 2008　10月号

Naka Ward Town News 10月号

サンケイリビング新聞　シティリビングINFOPARK 10月24日 541号 チラシ A4カラー両面　　　　　　25,000部

国際人流 10月　第257号

ポスター B3カラー　　　　 　　　　　1,500部

テレビ・ラジオ Fm yokohama 10月25日、26日

tvk「Hi！横濱編集局」 10月18日 プログラム A5カラー（24ページ）　　30,000部tvk「Hi！横濱編集局」 11月29日

青葉区コミュニティFMラジオ「FM Salus」E-Style 10月25日 セミナー A4両面　　　　　　 4,000部

スカイパーフェクトTV 10月26日 　チラシ

（ブラジル人対象ポルトガル語ニュース番組）

公式ホームページ　　　　http://yokohama-festa.org/

市内区役所、地区センター、図書館、小中高校、大学、他

告知ポスター・チラシ、当日プログラム、セミナー・ワークショップ案内チラシ

市内区役所、地区センター、図書館、小中高校、大学、他

市内区役所、地区センター、大学、東京急行電鉄(株)、横浜高速鉄道(株),他

会場、桜木町駅前で配布

広報およびパブリシティ

- 13 -

会場内看板

動く歩道 横断幕

ステージ看板

入口上吊看板

広報およびパブリシティ

チラシ表

当日パンフレット表紙

屋外案内板

屋外立看板

ポスター

- 14 -

広報およびパブリシティ

Asahi Weekly sunday Octobe 19 2008 №1838

いくはまvol.12 2008年9月号

横浜ウォーカー2008 №21 10.1-10.14

International Press 10月25日スペイン語版

神奈川新聞「ｉバザール」 20081024(金)号

ぱど20081010号

BERRY magazine 2008 11月号 vol.12 シティリビング INFOPARK

10月24日【541号】

- 15 -

神奈川新聞 20081026

回答数：933人

アンケート

調査方法：10月25日・10月26日に出口で来場者に記入してもらい、その場で回収。

来場者の声

　フェスタを通して「国際交流・国際協力への関心が深まったか」の問いに対し75％の方が「とても深まった」または「深まった」と答えた。　具体的に興味深いと感じた内容について聞いたところ、「エコへの取り組み」が第1位（19.2％）であった。フェスタではこれまでもエコの取り組みを続けてきたが、今回のフェスタでは、2008年7月に横浜市が国の「環境モデル都市」に選定されたことを受けて、世界的な課題であるCO2削減について今まで以上に意識して取り組んだことが来場者の関心を集めたようだ。毎年人気の「世界の食べ物」は第2位（18.3％）、「NGO/NPOブース」が第3位（10.8％）と続いた。また、親子での来場が多かったこともあり、「ミニだがしや楽校」、「こども広場」という子ども企画も両者合わせて20.3％と人気が高かった。

■来場者情報について

　フェスタをどこで知ったかについては、昨年同様、「知人」が第1位（18.5％）、「学校・いくはま（教育関係）」　が第2位（17.9％）であった。第3位の「HP（ホームページ）/ML（メーリングリスト）」は昨年より12ポイントアップとなり、特に「フェスタのHP」を見たという人の増加が著しかった。　年齢的には30代が27.3％、40代が25.3％とそれぞれ昨年より5～6ポイントアップとなり、両者合わせて回答者の半数を越えた。9歳以下の子どもがほぼ同ポイント増えていることから小学生以下の子ども連れの家族の来場が増えたことがうかがえる。性別での割合は女性が7割、来場者の居住地は「横浜市内」が75％と昨年とほぼ同様であった。

■全体評価について

　70.5％の方が国際フェスタについて「とても満足」または「満足」とし、「他イベントとの併催」に関しても66.2％の方が「とても満足」または「満足」と答えている。フェスタへのリピーターの割合が昨年より12ポイント上昇し、回答者の約3分の1を占めた。当フェスタへの認知度が増したことがうかがえる。

■フェスタの内容と効果について

今年のフェスタについての評価

とても満足23.7%

満足46.8%

普通25.6%

不満2.0%

無回答1.6%

とても不満0.2%

MOTTAINAIフリーマーケットとのイベント併催の評価

とても満足23.8%普通

28.9%

満足42.4%

とても不満0.8%

不満2.5%

無回答1.6%

昨年の横浜国際フェスタにご来場されましたか。

はい37.3%

いいえ62.3%

無回答0.4%

フェスタで興味深いと感じたもの

NGO/NPO

スクエア

1.3%

行政ブース

2.3% 無回答

0.5%

セミナー等

3.1%

ステージ

イベント

2.3%

企業ブース

4.6%

学校ブース

7.9%

国際機関ブース8.7%

こども広場9.7%

だがしや楽校10.6%

NGONPO

ブース10.8%

世界の食べ物18.3%

エコへの取組み19.2%

国際交流・国際協力・環境への関心が深まりましたか

無回答4.9%あまり

深まらなかった1.5%

どちらともいえない

18.4%

とても深まった

18.1%

深まった57.0%

年齢

9歳以下8.9%

20代10.0%

10代13.9%

40代25.3%

30代27.3%

50代8.5%

70代以上1.5%60代

3.9%

無回答0.9%

性別 無回答0.4%

男性29.8%

女性69.8%

お住まい

横浜市以外の県内14% 横浜

市内75%

東京7%

無回答1%その他

3%

どこでフェスタを知りましたか

通りがかり11.6%

HP/ML17.7%

学校・いくはま17.9%

知人18.5%

広報よこはま

11.3%

その他（TV・

雑誌・新聞・

ヨークピア・

ミニコミ誌

他）　9.2%

ポスター・チラシ8.8%

所属団体4.4%

無回答0.6%

- 16 -

アンケート 出展団体の声

■同時開催　昨年度とほぼ同様の62％がプラス評価をし、継続希望が48％あった。しかし、マイナス評価をした団体が11ポイント上昇し15％あり、継続希望も10ポイント下降した。同時開催が来場者数の増加に大きく寄与した点が評価されると同時にフリーマーケットを主目的とした来場者の持つ関心とフェスタの出展団体が期待する来場者像のずれが課題に挙げられた。

■新企画/その他　「だがしや楽校」と連携した「子どもボランティア」と一般来場を対象とした「体験ボランティア」の受け入れを今年度初めて行った。「NGO/NPOブースめぐり」は、昨年度に比較して子ども向けのプログラムを拡充させた。いずれもシステム作りや運用の点では未完成の部分もあり、受け入れ方法や参加者数の不足などの課題を残したものの、「子どもボランティア」で61％、「体験ボランティア」で59％の団体がプラス評価をし、記述回答においてもこれらの企画の継続実施についての強い希望が多数寄せられた。　一方、活動PRと情報交換や関係団体のネットワーク作りへの貢献度については、昨年度とほぼ同様の結果となった。

■エコ問題への取り組み　今年度のテーマとして掲げたことも反映し、プラス評価は、昨年度よりさらに6ポイント高い88％となった。リサイクルトレーの回収やエコに関する展示を行った「エコステーション」は、59％のプラス評価を得た。今年度初めてアンケート調査を行った荷物の搬入方法の結果（複数回答）では、持ち込み数が車輛を上回り、主催者が利用を推進した宅配便の利用も34件に上った。宅配便利用と一般交通機関による持ち込みを組み合わせるなど工夫をして取り組んでいる団体も多かった。

全体評価

とても良い28%

良い45%

普通23%

悪い2%

とても悪い0%

無回答2%

開催場所無回答5%

とても悪い0%

悪い3%

普通13%

良い42%

とても良い37%

次年度以降の同時開催

無回答5%

しなくてよい

9%

どちらでも38%

継続48%

MOTTAINAIフリーマー

ケットとの同時開催無回答5%

とても悪い5%

悪い10%

普通18% 良い

34%

とても良い28%

荷物の搬入方法（件数、複数回答）

8

2

42

53

34

無回答

その他

車輛

持ち込み

宅配便

エコの取り組み

無回答5%

とても悪い1%

悪い0%

普通6%

良い30%

とても良い58%

エコ・ステーション

とても良い29%

良い31%

普通22%

悪い4%

とても悪い0%

無回答14%

次回のフェスタへの参加

いいえ0%

無回答10%

どちらともいえない

14%はい76%

次年度以降のフェスタの継続

継続88%

どちらでも8%

しなくてよい0%

無回答4%

子どもボランティアの受入無回答18%

とても悪い0%

悪い0%

普通21%

良い32%

とても良い29%

体験ボランティアの受入無回答20%

とても悪い0%

悪い0%

普通21% 良い

32%

とても良い27%

活動のＰＲに役立ちましたか

はい70%

どちらともいえない

17%

いいえ4%

無回答9%

情報交換や関係団体とのネットワーク

はい65%

どちらともいえない

23%

いいえ4%

無回答8%

調査方法：10月26日に各ブースにアンケート用紙を配布し即日または後日回収回答数：120ブース　＜内訳＞　NGP/NPO：100(90%)、国際機関：5(83%)、行政：5(83%)、学校：6(100%)、企

業：4(36%)

■全体評価　｢とても良い｣28％、｢良い｣46％、合計74％となり、プラス評価は昨年度より大きく15ポイント上昇した。開催場所は、昨年度とほぼ同様のプラス評価79％を得ており、パシフィコ横浜の会場が定着していることがわかる。88％の団体がフェスタの継続を希望し、76％の団体が次年度も参加すると昨年度同様の意思表示をしている。

- 17 -

アンケート ボランティアの声

とても合っていた36%

合っていた52%

どちらともいえない

12%

あまり

合わなかった

0%

全く合わなかった

0%

２．あなたの関心に合った活動内容でしたか？

1．全体の活動をとおしていかがでしたか？

よい59%

とてもよい36%

どちらともいえない

5%

わるい0%

とてもわるい0%

３．参加して得たものがありますか？

あった53%

たくさんあった42%

どちらともいえない

5%

あまりなかった

0%

まったくなかった

0%

よい52%

とてもよい19%

どちらともいえない

22%

わるい4%

とてもわるい

0%

無回答3%

４．事前の事務連絡、コーディネートは いかがでしたか？

５．「ボランティアのつどい」は

　　　　　　　　　　　　いかがでしたか？

わるい6%

とてもよい30%

よい58%

どちらともいえない

6%

とてもわるい

0%

６．来年も横浜国際フェスタに

　　ボランティアとして参加したいですか？

参加したい47%わからない

46%

参加したくない0%

無回答7%

調査方法：10月26日（日）フェスタ終了後、チーム毎にアンケート用紙を配布し、当日回収。 回収率：８０％（９４名中７４名回収）◆応募状況　　募集開始時は、定員100名だったが、途中から事業拡大となったため、採用人数を30名増やし130名としたところ、149名の応募があった。今年は、説明会への参加を必須とし、希望を聞いてからの活動チームへの配属としたところ、説明会に参加した人数に対して、当日の参加率は、75％となった。◆全体評価　　参加者の満足度は、95％と高かったが来年の参加については、“参加したい”が47％に留まっている。来年については、まだ予定が立たないという理由ではないかと思われる。また、関心に合った内容かの質問に対しては、昨年の“合っていた”が11％に対して、今年は、“とても合っていた、合っていた”が88％となった。◆課題　○「ボランティアのつどい」の参加者数のアップ。　○早い段階からの、それぞれのチームに必要な人数と企画内容の検討。

18

■収入の部 (単位：円）

項目 決算額 説明

参加団体出展料 3,921,562●NGO/NPO 621,000円　●国際機関 133,000円　●行政機関 552,000円●食飯NGO/NPO 483,000円　●企業 1,000,000円　●セミナー開催料 129,000円●協力出展 262,000円 ●備品・電源・リサイクルトレー等使用料 741,562円

共催負担金 5,600,000●（財）横浜市国際交流協会 5,000,000円●JICA横浜 500,000円●AOTS横浜 100,000円

広告協賛金等 2,388,956 16団体・社

フェスタ2007繰越金 850,000

助成金 1,340,000 (財）自治体国際化協会助成金

合 計 14,100,518

■支出の部

項目 決算額 説明

企画事業費 1,446,000 NGO/NPO関連、ボランティア関連、エコ関連、子ども企画等

会場借り上げ費 1,848,000 パシフィコ展示ホールB　（フェスタ会場面積分）

会場設営費 8,611,867 ブース設営、セミナー会場設営、看板、サイン等会場装飾等

広報企画費 675,147 事前告知ポスター・チラシ制作費、当日配布プログラム制作費等

管理運営費 1,012,190 食飯管理委託費、備品レンタル費、リサイクルトレー調達費、警備委託費等

事務局費 443,314 通信運搬費、消耗品費、保険料等

フェスタ2009準備金 64,000

合 計 14,100,518

「横浜国際フェスタ2008」収支報告

- 19 -

横浜国際フェスタ200８ 報告書

発行 200９年1月

編集・発行者 横浜国際フェスタ2008組織委員会

〒220-0012

横浜市西区みなとみらい1-1-1 パシフィコ横浜

横浜国際協力センター5F

（財）横浜市国際交流協会（YOKE）内

TEL 045-222-1174 FAX 045-221-2210

※当報告書は自治総合センターから宝くじ普及広報事業費の助成を受けて作成しました。