0911はじめに

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情報リテラシー1B 英語論文執筆 夏季集中講座 9/9(月)- 9/13(金)

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情報リテラシー1B

英語論文執筆

夏季集中講座 9/9(月)- 9/13(金)

本講座の目標

(1) 基本的な英語論文の型を掴み、その構造・文体・表現等を理解する。(知る)

(2) 学術論文の形式をふまえ、実際に英語での論文執筆を行う。(書く)

毎年個人差はあるものの、論文半分程度の執筆を全員で目指したい。ただし、本講座での力点はあくまで「英語論文の書き方」を学ぶことにある。

本講座の目標

本講座の目標

守・破・離まずは「型」を習得する。

本講座の目標

本年度 講座の特徴

本年度は、実際の執筆活動を授業内(外)で行った後、 ピアでの意見交換(peer feedback)を積極的に取り入れる予定です。なぜなら…

学術論文の執筆の際には、当該分野の専門家集団(Discourse community)にいる「読み手」を強く意識する必要があるため。

cf.) Readerly writing (読み手の立場で書くこと)

⇔ Writerly reading (書き手の立場で読むこと)

(Cheng, 2007)

本講座の目標

自己紹介(ペアになり、1人 約30秒程度で)

名前、所属・専門、出身地、趣味、部活・サークル、なぜこの授業をとったか、将来は…など

My name is… I’m a (first, second…)-year student

at the faculty of… My current research interest is

in…

ウォームアップ

本時: 英語論文の基礎知識

◎論文のイメージについて話し合いましょう

0. 英語で論文を書いたことがありますか?

1. 学術論文を書く目的は何ですか?

2. 誰に向かって書きますか?

3. どのような文体で書きますか?

4. その具体的な言語的特徴は?

日記、英作文、読書感想文とどう

違う?

ウォームアップ

英語学術論文の特徴

1. 目的

研究成果の公表

「英語」で書く意味

2. 読み手

当該分野の専門家Discourse community

cf.) Readerly writing

3. 文体

中立性(Neutrality)

客観性(Objectivity)

4. 言語的特徴

学術表現の使用

先行研究の明示

主体表現(I, We)△

ウォームアップ

モデル英語論文

実際に論文とはどんなものか、一つのモデル論文を見てみましょう。

モデル英語論文

作業: モデル英語論文のダウンロード

【手順】 ※今日はネット接続がないので行いません。

(1) Google Scholarにアクセス

(2) キーワード入力

(3) PDFファイルを選択 PDFあり

ここをクリック

【出典】Benedict, C. J., David, R. F., Lisa, M. D.,

Anthony, C. L., & Jovana ,V. (2008). Integrating

cues of social interest and voice pitch in men's

preferences for women's voices. Biological

Letter, 4: 192-194.

モデル英語論文

モデル英語論文

【出典】Benedict, C. J., David, R. F., Lisa, M. D.,

Anthony, C. L., & Jovana ,V. (2008). Integrating

cues of social interest and voice pitch in men's

preferences for women's voices. Biological

Letter, 4: 192-194.モデル英語論文

モデル英語論文

A. 論文構成について

・何が、どんな順番で書かれていますか?

・自分の専門分野の論文も同じ構成になっているでしょうか?

B. 論文内容について

・これは何について書いた論文ですか?

・論文の概要を素早くつかみたい時、どこを読めばよいでしょうか?

モデル英語論文

モデル英語論文

A. 論文構成について

・何が、どんな順番で書かれていますか?

・自分の専門分野の論文も同じ構成になっているでしょうか?

B. 論文内容について

・これは何について書いた論文ですか?

・論文の概要を素早くつかみたい時、どこを読めばよいでしょうか?

モデル英語論文

A. 英語論文の基本構成

I M R a D ?

英語論文の基本構成

A. 英語論文の基本構成

Title

Author

DiscussionKey words

Abstract

Introduction

Results

Conclusion

Acknowledg

ement

Reference

Methods

英語論文の基本構成

Appendix

カタログ情報

本体(本文)

参考文献

基本要素

付加要素

スケジュール

9/11(水) 9/12(木) 9/13(金)

3限 はじめに(+ Abstract)

Results & Discussion

Conclusion & Title

4限 Introduction(+ Reference)

Results & Discussion

Peer Review (2)

5限 Method Peer Review (1)まとめ

(執筆 & 質問時間)

モデル英語論文

A. 論文構成について

・何が、どんな順番で書かれていますか?

・自分の専門分野の論文も同じ構成になっているでしょうか?

B. 論文内容について

・これは何について書いた論文ですか?

・論文の概要を素早くつかみたい時、どこを読めばよいでしょうか?

モデル英語論文

B. モデル論文の内容

授業では、適宜モデル論文を参照しながら、英語での学術論文の書き方を学んでいきます。そのため、まず論文の概要を確認しておきましょう。

→ ワークシート参照

モデル論文の内容

参考文献

野口ジュディー(監修・著)、深山晶子、岡本真由美(著). (2007) 『理系たまごシリーズ3 理系英語のライティング』 アルク.

Tajino A., Stewart T., & Dalsky D. (2010). Writing for

Academic Purposes. Hitsuji Syobo Publishing.

モデル論文の内容