1 2020 1-1. 同

25
2021 年度 定時総会 【決議事項】 第 1 号議案 2020 年度に係る財務諸表等 1-1. 事業報告 1-2. 財務諸表等 1-3. 監査報告書 【報告案件】 第 1 号報告 2021 年度に係る役員(継続) 第 2 号報告 2021 年度に係る計画等 2-1. 事業計画書 2-2. 収支予算書 2021 年 6 月 24 日 一般社団法人 日本データベース学会 https://dbsj.org/

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2021 年度 定時総会

【決議事項】

第 1 号議案 2020 年度に係る財務諸表等

1-1. 同 事業報告

1-2. 同 財務諸表等

1-3. 同 監査報告書

【報告案件】

第 1 号報告 2021 年度に係る役員(継続)

第 2 号報告 2021 年度に係る計画等

2-1. 同 事業計画書

2-2. 同 収支予算書

2021 年 6 月 24 日

一般社団法人 日本データベース学会

https://dbsj.org/

i

目 次

【決議事項】

第 1 号議案 2020 年度に係る財務諸表等

1-1. 同 事業報告 ・・・・・・・・・・・・ 1

1-2. 同 財務諸表等 ・・・・・・・・・・・ 4

1-3. 同 監査報告書 ・・・・・・・・・・・ 9

【報告案件】

第 1 号報告 2021 年度に係る役員(継続) ・・ 10

第 2 号報告 2021 年度に係る計画等

2-1. 同 事業計画書 ・・・・・・・・・・・ 11

2-2. 同 収支予算書 ・・・・・・・・・・・ 21

― 1 ―

1. 概況

2. 会員状況

3. 会議等に関する報告

[第 1 号議案]

1-1. 2020 年度事業報告

― 2 ―

2020 年度 事業報告

1. 概況

一般社団法人日本データベース学会は、2021 年 1 月 6 日に登記を完了し、同日設立

された。2020 年度は、2021 年 4 月 1 日からの事業開始に向け、必要となる制度や規

程・内規整備を実施した。なお、2020 年度中の事業実施はなく、会計上の収入・支出

は何れも 0 円となった。

2. 会員状況

2020 年度は、設立時の定款に記載された、設立時社員、設立時理事、設立時代表理

事、設立時監事の体制をとった。

設立時社員 2 名

飯沢篤志、山名早人

設立時理事 40 名

喜連川優、飯沢篤志

灘本明代、小口正人、櫻井一貴、宮崎純、

山名早人、橋本隆子、木俵豊、森嶋厚行、

天笠俊之、石川佳治、上田真由美、梅本和俊、大塚真吾、柿沼太一、

小山聡、小杉尚子、佐々木史織、佐藤哲司、角谷和俊、中島伸介、

中野美由紀、横田治夫、吉川正俊、吉田尚史、横山昌平、若宮翔子、

渡辺知恵美、Xiaoyong Du、榎美紀、倉林修一、下道高志、白石雅己、

高橋翼、武中隆宏、西岡秀一、浪岡保男、平手勇宇、藤原真二

設立時代表理事 2 名

喜連川優、飯沢篤志

設立時監事 2 名

北川博之、清木康

― 3 ―

3. 会議等に関する報告

3-1. 理事会

2021 年 3 月 18 日に、第 1 回理事会を開催し、4 月 1 日活動開始に必要な議案を決

議した。

⚫ 委員会の設置と規程承認

任意団体日本データベース学会の諸規程17件を一般社団法人日本データベ

ース学会用に改訂した規程を承認した。

任意団体日本データベース学会に設置していた評議会は、一般社団法人にお

いては設置することができないため、一般社団法人日本データベース学会にお

いては、委員会として設置するための「評議委員会規程」を新設し、承認し

た。なお、同委員会は、「我が国のデータベースコミュニティのあり方、本会の

あり方、本会の事業や業務などにつき、高所大所から理事会に進言することを

目的」としたものです。

⚫ 社員の追加のプロセスを承認

現理事及び監事は 4 月 1 日時点で一般社団法人日本データベース学会正会員

あるいは維持会員となるように会員の移行を進める。

その後、(旧 任意団体の)日本データベース学会会員の移行意志を確認し、6

月に開催する総会までに移行意志を確認できた者を一般社団法人日本データベ

ース学会の会員とする。

⚫ 代議員制運用の決定

初年度は 4/1 時点での会員全員を社員とすることを承認

⚫ 2021 年度予算案、活動計画の承認

― 4 ―

1. 貸借対照表

2. 正味財産増減計算書

3. 収支計算書

[第 1 号議案]

1-2. 2020 年度財務諸表等

― 5 ―

1. 賃借対照表

― 6 ―

2. 正味財産増減計算書

(単位:円)

当年度 前年度 増減

Ⅰ一般正味財産増減の部

1.経常増減の部

(1)経常収益

論文収入 0 0 0

受取会費 0 0 0

維持会員費受取金 0 0 0

正会員受取会費 0 0 0

参加費・寄付金 0 0 0

受託研究 0 0 0

基本財運用収入 0 0 0

雑収益 0 0 0

経常収益計 0 0 0

(2)経常費用

事業費 0 0 0

論文誌刊行業務費 0 0 0

研究・教育推進業務費 0 0 0

表彰業務費 0 0 0

企画業務費 0 0 0

国内連携推進業務費 0 0 0

大会業務費 0 0 0

会議費 0 0 0

電子・広報業務費 0 0 0

コンテンツ整備費 0 0 0

会員DB整備事業費 0 0 0

オープンイノベーション・広報推進費 0 0 0

給料手当 0 0 0

旅費交通費 0 0 0

通信運搬費 0 0 0

予備費 0 0 0

その他 0 0 0

諸謝金 0 0 0

租税公課 0 0 0

支払手数料 0 0 0

経常費用計 0 0 0

当期経常増減額 0 0 0

2.経常外増減の部

(1)経常外収益

固定資産売却益 0 0 0

経常外収益計 0 0 0

(2)経常外費用

固定資産売却(除却)損 0 0 0

経常外費用計 0 0 0

当期経常外増減額 0 0 0

当期一般正味財産増減額 0 0 0

一般正味財産期首残高 0 0 0

一般正味財産期末残高 0 0 0

Ⅱ指定正味財産増減の部

(1)収益

収益計 0 0 0

(2)費用

費用計 0 0 0

当期指定正味財産増減額 0 0 0

指定正味財産期首残高 0 0 0

指定正味財産期末残高 0 0 0

Ⅲ 正味財産期末残高 0 0 0

科目

令和3年1月6日~3月31日まで

一般社団法人日本データベース学会

正味財産増減計算書

― 7 ―

3. 収支計算書

3.1 一般会計

【一般会計】 (単位:円)

科目 予算額 決算額 差異 備考

Ⅰ.収入の部

 1.論文誌収入 0 0 0

  2020年度論文誌収入 0 0 0

   論文掲載料 0 0 0

   論文別刷料 0 0 0

  2019年度論文掲載料 0 0 0

 2.会費収入 0 0 0

  維持会員年会費 0 0 0

  正会員年会費 0 0 0

 3.参加費・寄付金 0 0 0

 4.受託研究 0 0 0

 5.基本財運用収入 0 0 0

 6. その他 0 0 0

 当期収入合計(A) 0 0 0

 前期繰越収支差額 0 0 0

 収入合計(B) 0 0 0

Ⅱ.支出の部

 1.論文誌刊行業務費 0 0 0

 2.研究・教育推進業務費 0 0 0

 3.表彰業務費 0 0 0

 4.企画業務費 0 0 0

 5.国内連携推進業務費 0 0 0

 6.大会業務費 0 0 0

 7.会議費 0 0 0

 8.電子・広報業務費 0 0 0

 9. コンテンツ整備費 0 0 0

 10.会員DB整備事業費 0 0 0

11. オープンイノベーション・広報推進費 0 0 0

 12.事務局運営費 0 0 0

 13.事業積立金 0 0 0

 14.予備費 0 0 0

 15.その他 0 0 0

 当期支出合計(C) 0 0 0

 当期収支差額(A)-(C) 0 0 0

 次期繰越収支差額(B)-(C) 0 0 0

― 8 ―

3.2 特別会計 国際会議基金

3.3 特別会計 事業積立金

【特別会計(国際会議基金)】 (単位:円)

科目 予算額 決算額 差異 備考

Ⅰ.収入の部

 1. 入金 0 0 0

 2.利息 0 0 0

 当期収入合計(A) 0 0 0

 前期繰越収支差額 0 0 0

 収入合計(B) 0 0 0

Ⅱ.支出の部

 1.国際会議支援金 0 0 0

 当期支出合計(C) 0 0 0

 当期収支差額(A)-(C) 0 0 0

 次期繰越収支差額(B)-(C) 0 0 0

【特別会計(事業積立金)】 2019年度予算転記 (単位:円)

科目 予算額 決算額 差異 備考

Ⅰ.収入の部

 1.当該年度積立金 0 0 0

 2. 入金 0 0 0

 3.利息 0 0 0

 当期収入合計(A) 0 0 0

 前期繰越収支差額 0 0 0

 収入合計(B) 0 0 0

Ⅱ.支出の部

 1. 事業積立金費用 0 0 0

 2.一般会計への繰り入れ 0 0 0

 3. 定期解約の端数 0 0 0

 当期支出合計(C) 0 0 0

 当期収支差額(A)-(C) 0 0 0

 次期繰越収支差額(B)-(C) 0 0 0

― 9 ―

[第 1 号議案]

1-3. 監査報告書

― 10 ―

定款第 26 条第 1 項の役員の任期に従い、2021 年の役員(理事、代表理事、

監事)は 2020 年度の役員を継続する。

理事の中で、会長、副会長を定め、以下の体制で運営する。

会長 1 名 喜連川優(NII/東大)

総務担当副会長 1 名 飯沢篤志(リコー)

副会長 4 名 灘本明代(SIGMOD-J:甲南大)、小口正人(お茶大)、

櫻井一貴(リクルート)、宮崎純(東工大)

特命副会長 4 名 山名早人(早大)、橋本隆子(千葉商科大)、

木俵豊(NICT)、森嶋厚行(筑波大)

監事 2 名 北川博之(筑波大)、清木康(慶応大)

理事 30 名

天笠俊之(DBS:筑波大)、石川佳治(名古屋大)、

上田真由美(流通科学大)、梅本和俊(東大)、大塚真吾(神奈川工大)、

柿沼太一(STORIA)、小山聡(北大)、小杉尚子(東京医療保健大)、

佐々木史織(慶応大)、佐藤哲司(筑波大)、角谷和俊(関西学院大)、

中島伸介(京産大)、中野美由紀(津田塾大)、横田治夫(東工大)、

吉川正俊(京大)、吉田尚史(DE:駒澤大)、横山昌平(都立大)、

若宮翔子(奈良先端大学院大)、渡辺知恵美(筑波技術大)、

Xiaoyong Du(Renmin University of China)、榎美紀(IBM)、

倉林修一(Cygames)、下道高志(日本オラクル)、白石雅己(NEC)、

高橋翼(LINE)、武中隆宏(富士通)、西岡秀一(NTT)、

浪岡保男(東芝)、平手勇宇(楽天)、藤原真二(日立)

[第 1 号報告]

2021 年度 役員(継続)

― 11 ―

1. 概況

2. 会員数について

3. 会議等に関する事項

4. 実施事業 1:一般社団法人化

5. 実施事業2:コロナ対策(学生企画)

6. 実施事業3:DB 関連シラバス調査

7. 実施事業4:最強データベース講義プロジェクト

8. 実施事業5:データ作法(セミナー等)

9. 実施事業6:DEIM

10.実施事業7:企画

11.実施事業8:産学連携推進

12.実施事業9:論文誌編集

13.実施事業10:表彰

14.実施事業11:情報システム

15.実施事業12:電子広報編集

16.実施事業13:ダイバーシティ推進

[第 2 号報告]

2-1. 2021 年度事業計画書

― 12 ―

2021 年度事業計画書

1.概況

当法人は、前身である任意団体日本データベース学会の事業を切れ目なく引き継ぐと共

に、定款第3条に定める「データ、データベースならびにデータ高度応用・システムを主

軸とした科学・技術の振興と人材の育成を図り、国内外のデータベース関連学術団体と連

携しつつ、フットワーク軽く、産学連携、国際的協調、新領域開拓を先導し、学術、文

化、産業、ならびに社会の発展に寄与すること」を目的として活動を進める。

2021 年度は、一般社団法人日本データベース学会としての事業を行う初年度となるた

め、任意団体における事業を継続しつつ、本会の目的にそって定款第4条第1項に定める

事業を滞りなく行っていく。特に、同事業を行うにあたり、現時点で整備が十分ではない

規程や内規の制定を進めると共に、現在の各々の事業について、本会の目的に沿って見直

しを行っていく。また、国内外のデータベース関連学術団体との間で協定の締結を進め、

連携を深めていく。

具体的には、下記に示す重点活動項目の活動を通じて学術、文化、産業、ならびに社会

の発展に寄与する。

2.会員数について

2021 年 4 月 1 日時点で会員数は 41 名であった。

これは、2021 年 3 月 18 日に開催した第 1 回理事会の決議により、現理事及び監事は 4

月 1 日時点で一般社団法人日本データベース学会正会員あるいは維持会員となるように会

員の移行を進めた結果である。

その後、日本データベース学会の全会員に対し移行意志の確認を進め、移行意志を確認

できた者を会員とした結果、2021 年 6 月 24 日 16 時時点の会員数は、以下の通りとなっ

ている。

正会員 484 名

学生会員 74 名

維持会員 21 社

今後もセミナーやフォーラムの機会を通じて、会員増加に努めていく。

― 13 ―

3.会議等に関する事項

下記の会議を計画する。遠隔会議システム等を利用し効率的な運用に努める。

3.1 2021 年度 定時総会

2021 年 6 月 24 日(木)にオンラインで開催する。

3.2 理事会および各種委員会

理事会および各種委員会はオンライン開催を基本とし、理事会は年度内に 6 回以上開催

し、学会活動に関する諸事項を審議する。また、各種委員会は必要に応じて開催し、諸活

動における諸事項を審議する。

4.実施事業 1:一般社団法人としての活動の整理(定款第 4 条第1項 8 号)

4.1 関連学会との協定締結の推進

電子情報通信学会、情報処理学会、海外の学会等との関係について、協定締結を通

して関係構築を進めていく。

4.2 代表会員選挙制度の策定

本会では代議制をとっており、2022 年3月末までに 2022 年度の代表会員(社員)

の選挙を実施する。定款第6条第2項に記載の通り、概ね正会員及び維持会員総数

の 1/30 を代表会員(社員)とすることとする。

4.3 会費制度の検討

現在、電子情報通信学会データ工学研究専門委員会及び情報処理学会データベース

システム研究会の会員について会費を無料としているが、4.1 で進める関連学会と

の関係整理にあわせ、新たな会員制度の検討を行っていく。

4.4 本会活動の継続的検討

一般社団法人日本データベース学会として、本会の活動全体を定款第 4 条第 1 項の

各号の内容にそって、継続的に見直しを進めていく。

― 14 ―

5.実施事業2:コロナ対策(学生企画)(定款第 4 条第1項4号)

本事業の目的は、コロナで困難な状況にある学生を支援することである。いわゆる一般的

な支援ではなく、DBSJ として、学生が成長できる活動の機会を提供する。学生自身が興味

を持てる企画を自ら立案し、実行する。

委員長:橋本隆子、副委員長:中島伸介 、委員:塩川浩昭

学生(運営): 清⽔洸希(東大)、真次彰平(筑波大)、加藤郁之(京大)、高木駿(京大)、

田中涼太郎(京都産業大)、田澤彩紀(千葉商科大)

【活動概要】

(1) 学生によるライブ配信プロジェクト「学生企画:***を***教授に聞く!」(例)

① 「アフターコロナ(With コロナ)」を始めとするさまざまな話題について、

学生と DBSJ 内の重鎮、若手の研究者・技術者が熱く議論する

② 7 月 2 日:産総研、金 京淑さん 登壇

③ その他、学生のアイディアで企画を検討予定

(2) コロナ禍の中で学生支援として、アルバイトという形で学生支援を行う。

6.実施事業3:DB 関連シラバス調査(定款第 4 条第 1 項 8 号)

本事業の目的は、日本の大学における DB 教育の実態を調査し、DBSJ として貢献できる

部分があるかなどを考えることである。今年度は、DEIM に参加している大学を皮切りに、

DB に関連するシラバスの状況を調査し、現状を理解するとともに、今後の活動計画を明確

化する。

委員:橋本隆子、梅本和俊、中島伸介

【活動概要】

(1) 大学の DB に関連する講義(シラバス)の調査

① まずは DEIM に参加している 74 大学から調査開始(済)

② シラバスリストの評価

③ 評価結果によって、今後のさらなる調査を実施

(2) シラバスリストの作成には、学生アルバイトを活用

― 15 ―

7.実施事業4:最強データベース講義プロジェクト(定款第 4 条第 1 項 1 号

および第 7 号)

本事業の目的は、DB 関連分野の各項目について、その道の第一人者ならではの「面白く」

「わかりやすい」講義コンテンツを提供し、大学の枠を超えた最強のデータベース講義コン

テンツライブラリを構築する事である。

委員長:森嶋厚行、副委員長:渡辺知恵美

【活動概要】

(1) 基本方針:コンテンツの定期的な追加とコンテンツ活用の推進

(2) 具体内容

① 講義コンテンツの作成と配信

② 講義コンテンツ活用に向けた広報や調査

③ タグ付けや講義間の関係などの整備

④ コンテンツを利用した勉強会等派生イベントの検討

8.実施事業5:データ作法(セミナー等)(定款第 4 条第 1 項 1 号および 5 号)

本事業の目的は、セミナーを通じて、研究者や技術者がデータに関する法律を熟知し、法

律に準拠したデータの取り扱いやデータを活用した研究開発の推進を支援することである。

委員長:木俵豊、委員:柿沼太一、上田真由美、榎美紀、平手勇宇

【活動概要】

「私達は法に準拠してデータをどうやって集めてどのように使えばよいのか?」という

研究者や技術者の疑問を解消するためのセミナーを 2019 年度から開催しており、2020 年

度はデータ利活用時の法的課題をテーマに基づいてオンラインで 3 回の無料セミナーを開

催している。2021 年度においても最新のデータに関する政策などを対象とした法律の専門

家による法的な話題の講演に加えて、企業などからの実践的な課題に対する講演、さらには

参加者を交えた深掘りの議論するためのパネルディスカッションで構成されるセミナーを

複数回開催する予定である。

― 16 ―

9.実施事業6:DEIM(定款第 4 条第 1 項 1 号)

本事業の目的は、DB コミュニティの活性化及び拡大化のための中核をなすイベントとす

ることである。2021 年度はコロナ禍において DEIM2021 はハイブリッドかを進めると共

に、コミュニティの活性化をはかる。

委員長:灘本明代、委員:宮崎純、吉田尚史、小口正人、合田和生、櫻井一貴、平手勇宇

DEM2022 幹事団:吉田尚史、的野晃整、鈴木優

【活動概要】

短期的計画(2022 年開催)と長期的計画(定常的な流れ)の 2 段階に分けて DEIM のあ

り方について検討していく。

(1) DEIM2021 からの変更項目

① DEIM2021 は現地とオンラインのハイブリッドでの開催を目指していたが、新型

コロナウイルスの感染急増を受け、オンライン開催を行った。

② 財源を DE 研から DBSJ に移行

③ 主催はこれまで通り DBSJ、DE 研、DBS 研 3 団体

④ 聴講参加費無料、また発表者(希望学生 3 名)への参加費補助を行った

⑤ 参加者が聴講者を含め、初めて 1000 人越

(2) DEIM2022 トピック

① 「ネット利用も可能にし、3 密を避けた学会運営」を目指す。

② 現地とオンラインのハイブリッドを予定

10.実施事業7:企画(定款第 4 条第 1 項 1 号)

本事業の目的は、DB コミュニティのメンバー間の情報交換・情報共有を促進するため、

様々な形態のイベントを実施することである。2021 年度は、社会状況とイベントの規模等

を勘案して、現地とオンラインのハイブリッド開催またはオンライン開催とする。

委員長:小口正人、副委員長:角谷和俊

【活動概要】

(1) 第 12 回ソーシャルコンピューティングシンポジウム

The 12th Social Computing Symposium (SoC 2021)

日時:2021 年 7 月 24 日(土)

― 17 ―

場所: 神奈川工科大学 IT エクステンションセンター(ハイブリッド開催)

主催:日本データベース学会(DBSJ)

電子情報通信学会 データ工学研究専門委員会

ACM SIGMOD-J

協賛:情報処理学会 データベースシステム研究会

ARG Web インテリジェンスとインタラクション研究会

招待講演:2 件

一般講演:12 件

実行委員長:鷹野 孝典(神奈川工大)

(2) 第 39 回 先端的データベースと Web 技術動向講演会

(ACM SIGMOD 日本支部第 76 回支部大会)

日時:2021 年 7 月 24 日(土)

場所:神奈川工科大学 IT エクステンションセンター(ハイブリッド開催)

(3) Web とデータベースに関するフォーラム(WebDB Forum)

WebDB サマーワークショップとしてリニューアル

日時:2021 年 9 月 16 日(木)~17 日(金)

場所:オンライン開催

(4) Korea-Japan (Japan-Korea) Database Workshop (KJDB)

10~11 月頃開催、今年度は未定

11.実施事業8:産学連携推進(定款第 4 条第 1 項 3 号)

本事業の目的は、アカデミアとインダストリアルの間における技術的ないしは人的な交

流を促進することで、産業全体の発展を目指すことにある。本年度も引き続きインダストリ

アルからプロダクトやデータを提供し、それらを活用頂くプログラムやイベントを開催、そ

れらの場を通じた交流を図る。

委員長:櫻井一貴(リクルート)、副委員長:小口正人(お茶の⽔女子大)、

委員:榎 美紀(日本 IBM)、倉林 修一(Cygames)、下道 高志(日本オラクル)、

白石 雅己(日本電気)、高橋翼(LINE)、武中隆宏(富士通)、西岡秀一(NTT)、

浪岡保男(東芝)、平手勇宇(楽天)、藤原真二(日立)

【活動概要】

(1) プロダクト提供型アカデミック支援プログラム

下記プロダクト活用を通じた研究を支援すると共に、研究を通じて人的交流も図る。

― 18 ―

① 日立:uCSDP (uCosminexus Stream Data Platform)

② 東芝デジタルソリューションズ:GridDB

(2) DBSJ Data Challenge (データ提供型アカデミック支援プログラム)

2021 年度からは当該プログラム名は廃し、NII IDR が主催する「IDR ユーザフォー

ラム」に完全統合する(2021/11~12 月頃の開催予定)。同フォーラムを DBSJ として

後援(DBSJ 特別賞を設置。副賞として同年度の DEIM に招待するなど)、DBSJ 維持

会員以外の企業との交流も図る。その他、with コロナ時代ならではの産学連携・交流

の在り方や進化形を模索する。

12.実施事業9:論文誌編集(定款第 4 条第 1 項 2 号)

本事業の目的は、論文誌の発行を通じて、データベース、メディアコンテンツ、情報マネ

ジメント、ソーシャルコンピューティングに関する科学・技術の振興を図り、もって学術、

文化、ならびに産業の発展に寄与するという本学会の目的に貢献することである。

委員長:横田治夫、石川佳治、副委員長:小杉尚子、編集幹事:張建偉、義久智樹

【活動概要】

日本データベース学会論文誌(和文・英文)の発行に加え、新たな切り口での新しい論文

の企画と立ち上げを行う。

(1) 日本データベース学会論文誌(和文・英文)の発行

① 自由投稿および DEIM 2021 からの推薦論文を対象

② 和文論文誌(Vol. 20-J)と英文論文誌(Vol. 20)の発行

③ 論文賞の選定

(2) 新たな論文誌の企画・立ち上げ

① 既存の和文・英文論文誌とは別個の新たな切り口での論文誌

② データ駆動型のアプローチに基づく研究開発を主軸とする幅広いトピック

③ 新規性よりもインパクト(有用性)を重視:新たな査読基準の策定

13.実施事業10:表彰(定款第 4 条第 1 項 8 号)

本事業では、功労賞、若手功績賞、上林奨励賞、業績賞を選定し、表彰を行う。

委員長:中野美由紀、(委員は非公開)

【活動概要】

― 19 ―

2021 年度表彰として、例年通り功労賞、若手功績賞、上林奨励賞、業績賞を選定し、表

彰を行う。

14.実施事業11:情報システム(定款第 4 条第 1 項 6 号)

本事業の目的は、会員データベースシステム、会員メーリングリスト dbjapan 等の情報シ

ステムに加えて、本会ホームページ、本会 Facebook などの電子広報用のシステムやサービ

スの安定運用と維持管理を行い、本会の運営をサポートすることである。2021 年度は、一

般社団法人化に対応するため、会員データベースシステムの再設計・構築を行い、より安定

的な運用をはかる。

委員長:宮崎純、委員:梅本和俊、大塚真吾、吉田尚史、横山昌平、若宮翔子、鈴木優、

アドバイザ:国島丈生

【活動概要】

(1) 会員システムの改修・再設計

① 一般社団化に向けた現行会員システムの一部改修

② 会員システムの再設計・構築

③ 専用システムから汎用ソフト・クラウドサービス利用への転換

④ セキュリティ対策

(2) Web・会員 DB の運用・維持

① 会員システムの安定運用

② 各種メディアを利用した広報

15.実施事業12:電子広報編集(定款第 4 条第 1 項 2 号)

本事業の目的は、国内外の DB 関連技術の研究動向および DB コミュニティの活動動向

を電子的に広報することである。

委員長:佐藤哲、委員:小山聡、宮森恒、国島丈生、藤原靖宏、北山大輔

【活動概要】

2021 年度は、以下の Newsletter の定期刊行を行う。

① Vol. 14、No. 1~8

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② 定期(隔月)6 号、 企画 2 号発行を計画

企画①:DBSJ 各賞 受賞者の声

企画②:若手研究者の声

16.実施事業 13:ダイバーシティ推進(定款第 4 条第 1 項 4 号および 8 号)

本事業の目的は、DBSJ 内のダイバーシティ&インクルージョンを推進し、ハラスメント

を防止するための活動を通して、DBSJ に関わる全ての人の基本的人権および尊厳を守り、

各自が安心して快適に学会活動に従事できるようにすることである。今年度は、ダイバーシ

ティ推進のための各種活動の支援・展開、さらに DEIM を中心とした学会におけるハラス

メント防止などの活動を実施する。

【活動概要】

(1) ダイバーシティ推進事業

委員長:橋本隆子、委員:上田真由美、佐々木史織

① 後援予定:IEEE WIE 2021 他

② Web サイト上での広報活動の強化

③ 男女共同参画関連の新たな活動の検討(学生企画との連携など)

④ 学会における託児設備など

(2) ハラスメント防止委員会

委員長:橋本隆子、委員:若宮翔子、梅本和俊、灘本明代、中野美由紀、木俵豊、

アドバイザー:小口正人

① Web サイト上での広報活動

② DEIM などでの啓蒙活動

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1. 一般会計

2. 特別会計 国際会議基金

3. 特別会計 事業積立金

[第 2 号報告]

2-2. 2021 年度収支予算書

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1.一般会計

【一般会計】 (単位:円)

Ⅰ.収入の部

 1.論文誌収入 600,000

   2020年度論文誌収入 600,000

    論文掲載料 600,000

    論文別刷料 0

   2019年度論文誌収入 0

 2.会費収入 4,780,000

   維持会員年会費 4,600,000 23社(2021年3月31日時点)

   正会員年会費 180,000 54名(2021年3月31日時点)

 3-1.参加費(DEIM以外) 0

 3-2.DEIM参加費・寄付金 32,000,000 DEIM2022参加費、スポンサー費用

 4.受託研究費 0

 5.基本財運用収入 100

 6.その他 37,417,399 任意団体DBSJの一般会計からの寄付

 当期収入合計(A) 74,797,499

 前期繰越収支差額 0

 収入合計(B) 74,797,499

Ⅱ.支出の部

 1.論文誌刊行業務費 0 別刷代としては、不要と考える

 2.研究・教育推進業務費 360,000 DB講義ライブラリ整備

 3.表彰業務費 450,000 前年実績から、2019年度繰越しを除く

 4-1.企画業務費(DEIM以外) 7,250,000

SIGMOD-J補助金 500千円セミナー実施費用 450千円DBSJ Data Challenge 300千円VLDB関連シンポジウム 6,000千円

 4-2.DEIM企画業務費 34,000,000

 5.国内連携推進業務費 10,000

 6.大会業務費 150,000 前年度実績並み

 7.会議費 100,000 オンライン開催継続

 8.電子情報システム費 840,000 HP及びサーバ保守費用等

 9.コンテンツ整備費 100,000 英文化支援費等

10.会員DB整備事業費 4,500,000 会員DB改修費用(440万円)

11. オープンイノベーション推進費 500,000 中国との連携など

12.事務局運営費 1,600,000事務局代・学会封筒・事務員人件費等(2020年度実績には、一般社団法人化に伴う事務費増加分が含まれる)

13.事業積立金 500,000

14.予備費(コロナ対策) 1,000,000 コロナ対策委員会(学生企画)の事業費

15.その他 2,660,000弁護士費用66万円一般社団法人設立記念事業 200万円

 当期支出合計(C) 54,020,000

 当期収支差額(A)-(C) 20,777,499

 次期繰越収支差額(B)-(C) 20,777,499

科目 予算額 備考欄

科目 予算額 備考欄

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2.特別会計 国際会議基金

3.特別会計 事業積立金

【特別会計(国際会議基金)】

Ⅰ.収入の部

 1.入金 2,389,206 任意団体DBSJの国際会議基金から寄付

 2. 利息 20

 当期収入合計(A) 2,389,226

 前期繰越収支差額 0

 収入合計(B) 2,389,226

Ⅱ.支出の部 1.国際会議支援金 0

 当期支出合計(C) 0

 当期収支差額(A)-(C) 2,389,226

 次期繰越収支差額(B)-(C) 2,389,226

備考欄科目 予算額

【特別会計(事業積立金)】 (単位:円)

Ⅰ.収入の部

 1.当該年度積立金 500,000

 2. 入金 3,517,469 任意団体DBSJの国際会議基金から寄付

 3. 利息 300

 当期収入合計(A) 4,017,769

 前期繰越収支差額 0

 収入合計(B) 4,017,769

Ⅱ.支出の部

 1.事業積立金費用 0

 2. 定期解約 0

 当期支出合計(C) 0

 当期収支差額(A)-(C) 4,017,769

 次期繰越収支差額(B)-(C) 4,017,769

科目 予算額 備考欄