平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

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平成28年度 3臨床研究に関する研修会3 平成281012日(水) 臨床研究センター

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Page 1: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

平成28年度第3回 臨床研究に関する研修会3

平成28年10月12日(水)

臨床研究センター

Page 2: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

研究者向けの書籍が増えてきました!

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Page 3: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

臨床(医療)と臨床研究は異なる

医療は for individual (個人)

原則であって、ケースバイケースで対応!

大原則であって、ケースバイケースはまれ!

※SOP : Standard Operating Procedures (標準業務手順書)

絶対に知るべき臨床研究の進め方 PMDAで得た研究者の心構え48より

臨床研究は for public (集団)

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Page 4: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

介入とは

• 研究目的で、人の健康に関する様々な事象に影響を与える要因(健康の保持増進につながる行動及び医療における傷病の予防、診断又は治療のための投薬、検査等を含む。)の有無又は程度を制御する行為(通常の診療を超える医療行為であって、研究目的で実施するものを含む。)をいう。

人を対象とする医学系研究に関する倫理指針・ガイダンスより4

Page 5: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

介入とは

• 研究目的で、人の健康に関する様々な事象に影響を与える要因(健康の保持増進につながる行動及び医療における傷病の予防、診断又は治療のための投薬、検査等を含む。)の有無又は程度を制御する行為(通常の診療を超える医療行為であって、研究目的で実施するものを含む。)をいう。

5人を対象とする医学系研究に関する倫理指針・ガイダンスより

• 研究目的で、人の健康に関する様々な事象に影響を与える要因(健康の保持増進につながる行動及び医療における傷病の予防、診断又は治療のための投薬、検査等を含む。)の有無又は程度を制御する行為(通常の診療を超える医療行為であって、研究目的で実施するものを含む。)をいう。

• 研究目的で、人の健康に関する様々な事象に影響を与える要因(健康の保持増進につながる行動及び医療における傷病の予防、診断又は治療のための投薬、検査等を含む。)の有無又は程度を制御する行為(通常の診療を超える医療行為であって、研究目的で実施するものを含む。)をいう。

• 研究目的で、人の健康に関する様々な事象に影響を与える要因(健康の保持増進につながる行動及び医療における傷病の予防、診断又は治療のための投薬、検査等を含む。)の有無又は程度を制御する行為(通常の診療を超える医療行為であって、研究目的で実施するものを含む。)をいう。

看護ケア、生活指導、栄養指導、食事療法、

作業療法なども

作為又は無作為の割り付けを行う

未承認医薬品・医療機器の使用、承認範囲を超える使用、その他新規の医療議技術による医療行為

Page 6: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

侵襲とは

• 研究目的で行われる、穿刺、切開、薬物投与、放射線照射、心的外傷に触れる質問等によって、研究対象者の身体又は精神に障害又は負担が生じることをいう。

• 侵襲のうち、研究対象者の身体及び精神に生じる障害及び負担が小さいものを「軽微な侵襲」という。

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人を対象とする医学系研究に関する倫理指針・ガイダンスより

Page 7: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

研究計画書作成時の注意点、ポイント

Page 8: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

1. 研究の名称

2. 研究の実施体制

3. 研究の目的及び意義

4. 研究の方法及び期間

5. 研究対象者の選定方針

6. 研究の科学的合理性の根拠

7. 第12の規定によるインフォームド・コンセントを受ける手続等

8. 個人情報等の取り扱い

9. 研究対象者に生じる負担並びに予測されるリスク及び利益、こ

れらの総合的評価並びに当該負担及びリスクを最小化する対策

10. 試料・情報の保管及び廃棄の方法

11. 研究機関の長への報告内容及び方法

12. 研究の資金源等、研究期間の研究に係る利益相反及び個人の収

益等、研究者等の研究に係る利益相反に関する状況

13. 研究に関する情報公開の方法

14. 研究対象者等及びその関係者からの相談等への対応

15. 代諾者等からインフォームド・コンセントを受ける場合には、

第13の規定による手続

16. インフォームド・アセントを得る場合には、第13の規定による

手続

17. 第12の5の規定による研究を実施しようとする場合には、同規定

に掲げる要件の全てを満たしていることについて判断する方法

18. 研究対象者等に経済的負担又は謝礼が有る場合には、その旨及び

その内容

19. 侵襲を伴う研究の場合には、重篤な有害事象が発生した歳の対応

20. 侵襲を伴う研究の場合には、当該研究によって生じた健康被害に

対する補償の有無及びその内容

21. 研究の実施に伴い、研究対象者の健康、子孫に受け継がれ得る遺

伝的特徴等に関する重要な知見が得られる可能性がある場合には、

研究対象者に係る研究結果の取扱い

22. 研究に関する業務の一部を委託する婆愛には、当該業務内容及び

委託先の監督方法

23. 研究対象者から取得された試料・情報について、研究対象者等か

ら同意を受ける時点では特定されない将来の研究のために用いら

れる可能性又は他の研究期間に提供する可能性がある場合には、

その旨と同意を受ける時点においてそうていされる内容

24. 第20の規定によるモニタリング及び監査を実施する場合には、そ

の実施体制及び実施手順

研究計画書の記載事項

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研究課題名

• 略語は可能な限り使用しない

• 長くてもいいので課題名から研究の内容が解るようにする

• 研究計画書の内容と目的と課題名が矛盾しないようにする

研究課題名を記載

・〇〇〇疾患に対する××療法・〇〇〇疾患に対する●●薬の使用について・××時の痛みの評価について

BAD EX

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10

研究の背景

• 対象疾患の従来の治療法とその問題点

• 海外との比較など

研究を計画するに至った背景/経緯と、解決しようとする問題点を記載

・科学的合理性の根拠を明記する。・過去の研究成果を引用する場合は、当該文献を明示する。・文献番号を当該箇所の右肩に付し、末尾の「文献・参考資

料」に一括して記載する。

POINT

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1111

研究の目的/意義

• 最も見たいものを一つに絞る

• 曖昧ではなく、具体的に記載する

研究の目的/意義を記載

・一つのプロジェクトに複数の臨床研究が必要であることが多い(一度にたくさんのことはわからない)。

・研究で得られた結果をどのように現場、社会に反映させることができるかを意識する。

・PI(E)CO ( Patient, Intervention(Exposure), Comparison, Outcome )にあてはめてみる。

(誰に、何をすると(何によって)、何と比較して、どうなるのか)

POINT

Page 12: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

1212

研究の概要

• どのように割り付けるのか、各群が何を行うのか図示するとわかりやすい

• プラセボを使用する場合は、その旨明記する

• アンケート調査などを行う場合は、その旨記載する

研究の概要、全体の流れについて記載研究の概略を図示

研究の概略と、スケジュール表(および研究で収集する項目)で、具体的な実施方法が明確にわかるようにする

POINT

Page 13: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

介入研究のデザイン

• ランダム化比較試験

(RCT : Randomized Clinical Trial)

• ランダム化並行群間比較試験

• クロスオーバー試験

• 非ランダム化比較試験(non RCT)

• シングルアーム介入研究

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Page 14: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

ランダム化並行群間比較試験

研究対象集団

ランダム

介入B

介入A

• 複数の群へランダムに割付

→ 治療・処置を制御 → 介入

• 盲検化することが多い

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クロスオーバー試験

研究対象集団

ランダム

介入B

介入A

• 同一の研究対象者が複数の介入を受ける

• どの介入をどの順番で受けるかランダムに割り付ける

• 並行群間比較試験より少ないサンプルサイズですむ

• 研究の進め方・統計解析方法が難しい

介入B

介入A

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シングルアーム介入研究

介入後介入前

• ランダム化はおこなわない

• 治療・処置を制御 → 介入

• 介入前やヒストリカルコントロールと比較する

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Page 17: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

1. 封筒法

楽、公平性が疑われる、古い

2. 乱数表

楽、群間で偏りがでやすい

ランダム割付の方法(1/4)

登録順

A A A AB B B B

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3. ブロックランダム化

ブロックの中でランダム化

偏りがでづらい

ランダム割付の方法(2/4)

登録順

A A B AB B A B

ブロック ブロック

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Page 19: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

4. 層別ランダム化

ランダム割付の方法(3/4)

登録順

A B B A

登録順

登録順

A AB B

男性

女性

性別

層別(割付)因子 アウトカムに影響を与える因子で層別し、ランダム化

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Page 20: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

5. 層別ブロックランダム化

ブロックランダム化と層別ランダム化を組み合わせたもの

サンプルサイズが大きい研究にはおすすめ

6. 最小化法

群間の偏り、登録症例の情報により、割付群を決定する

登録ごとにコンピュータを動かす必要がある

がんの臨床試験で多い

ランダム割付の方法(4/4)

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1. 主要評価項目(Primary endpoint)

• 研究の最も大事な仮説を検証するための評価項目

• 項目なので文章(仮説)は書かない

2. 副次評価項目(Secondary endpoint)

• 主要評価項目の次に大事な評価項目

• 複数あってもよい

評価項目

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1. ITT(Intention To Treat)

• 全てのランダム化された研究対象者が対象

• 割り付けられた介入にもとづき、解析する

• A群に割り付けられて、B群の介入をしても、解析す

るときはA群として解析する

2. FAS(Full Analysis Set), modified ITT

• ITTよりゆるい

• 主要評価項目が一つ以上得られた研究対象者が対象

• 実施された介入にもとづき解析

解析対象集団(1/2)

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Page 23: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

3. PPS(Per Protocol Set)

• 研究計画書の規定を遵守した集団

• きれいな集団

解析対象集団(2/2)

研究者が、

研究計画書で解析対象集団を定義するのが重要

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Page 24: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

• 介入研究は、症例数の設計が重要

• 効果が統計学的に得られる最小限の症例数を計算する必

要がある

• 統計学的な算出根拠が必要

• 文献、先行研究から、効果量、ばらつきを予想する必要

がある

• 上記の情報がないときは、パイロット試験の実施を考え

• よく分からない症例数計算サイトは使わない

症例数設計

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Page 25: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

• 研究の最も大事な仮説を検証するための、

統計解析方法は必ず記載する

• データを得てから統計解析方法を考えるのはいけない

統計解析方法

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Page 26: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

データ収集(1/2)

カルテ Excel直接入力

• 何をExcelに入力すればよいのか混乱する

• 入力ミスしやすい

1. 直接入力

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Page 27: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

データ収集(2/2)

カルテ

• 症例報告書とは、研究対象者ごとに、研究に必要な評価

項目をまとめる冊子

• 症例報告書を作成することで、本当に研究に必要な項目

を振り返ることができる

Excel

2. 症例報告書を用いたデータ収集

症例報告書

転記 入力

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Page 28: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

データマネジメント

• データ収集が終わったら、即、統計解析ではありません

• データは必ず間違っています

• データマネジメントが必要

• 入力ミスがないか?

• おかしな値がないか?

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Page 29: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

日程:11/11(金)

講師:製薬会社、医療機器メーカー、

CROが作る 団体(臨床評価研究会)

内容:データ収集、データマネジメント、

治験の流れ

次回予告

データ収集・データマネジメントについて詳しい説明を行ないます

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Page 30: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

インフォームド・コンセント

• アセント、代諾者を要する場合、最終的な決定権が誰にあるかを明記

研究対象者が16歳以上で十分な判断能力を有すると判断される場合は、本人と代諾者の両者より同意が必要

同意取得の方法、説明及び同意に関する事項

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研究対象者(未成年) OK OK NG NG

代諾者 OK NG OK NG

参加の可否 参加可 参加不可 参加可?不可 参加不可

・16歳未満の対象者の場合はアセントの有無、方法の記載も 必要です。・代諾者と代筆者を混同しないように注意して下さい。

CAUTION

Page 31: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

予想される利益、不利益

• 薬剤や医療機器を用いる場合は添付文書に記載されている副作用、不具合を全て記載(別紙対応可)

• 研究に参加しなかった場合と比較して、精神的、身体的、金銭的に不利益と考えられるものを可能性を含めて記載

• 起こりうる不利益がある場合はその対策、研究を行うにあたり研究対象者の身体、治療効果などに支障がないと判断している旨を記載

研究対象者に生じる負担並びに予測されるリスク及び利益、これらの総合的評価並びに当該負担及びリスクを最小化する対策

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Page 32: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

重篤な有害事象の対応

• 侵襲(軽微な侵襲を除く)を伴う研究の場合は必ず記載

• 多施設共同研究、受託研究等で独自の運用を行う必要がある場合はその旨を記載

重篤な有害事象が発生した際の対応、報告体制

重篤な有害事象の報告の失念は重大な倫理指針違反になります。

CAUTION

原則、定型文を使用実施体制に応じて変更

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Page 33: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

健康被害に対する補償

• 保険適応外、未承認薬を用いる場合は必ず検討

『あり』⇒詳細な補償内容について記載

『なし』⇒補償を行わない理由、健康被害が起き

た場合の対応を記載

研究によって生じた健康被害に対する補償の有無及びその内容

健康被害に対する医療の「内容」については必ずしも金銭の支払いではなく、健康被害に対する医療の提供等も含みます。

≪臨床研究保険の見積もり依頼≫研究国際室(内線:2513)

POINT

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Page 34: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

研究に係る試料及び情報等の保管

【保管する資料、情報等】

倫理委員会資料:申請書類の控え、研究機関の長からの通知文書、各種申請書類、報告書の控え…

研究に用いられる情報に係るもの:同意書、症例報告書、アンケート、検査結果、研究のために採取した試料、 研究データ、テータ修正履歴、解析結果、実験ノート…

対応表

その他(研究責任者が決定)

保管する試料・情報(研究に用いられる情報に係る資料も含む)の内容、保管期間、保管方法(媒体、場所)、廃棄の方法

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Page 35: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

【保管期間】

• 当該研究の終了について報告された日から5年を経過した日又は結果の公表について報告された日から3年を経過した日のいずれか遅い日までは最低限保管

【保管媒体】

• 上書き、書き換えが出来ない状態で保管(紙、DVD-Rを推奨)

• 個人の所有物(パソコン、USB等)での保管は不可

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研究計画書に記載した保管期間後は、研究責任者、診療科の責任の元で可能な限り保管する事も可能です。

POINT

Page 36: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

【保管場所】

• 研究者等が共有できる場所に保管(研究に係る重要書類

は一元管理する事を推奨)

【廃棄方法】

• 保管媒体に適した方法で廃棄

・保管期間中は保管資料等の問い合わせがあった場合、全ての研究者が対応できる保管体制を検討すること。

・「担当者が異動したからどこにあるか解らない・・・」という事がないように保管すること。(各診療科、研究グループで統一する事が望ましい)

CAUTION

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Page 37: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

研究に関する情報の公開方法

• 研究対象者等、研究者等またそれらの関係者の権利利益の保護のために非公開とすることが必要な場合はその旨を記載

研究に関する登録の有無、登録先

データベース登録先 国立大学附属病院長会議:UMIN 一般財団法人日本医薬情報センター:JAPIC 公益社団法人日本医師会:JMA CCT

POINT

定型文に加えて、登録先を記載

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研究計画書の変更及び進捗に応じて適宜更新すること

CAUTION

Page 38: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

研究結果の公表

• 未定の場合は『発表予定』または『投稿予定』と記載

• 公表の方法については学会発表、論文掲載、公開データベースの登録など、研究者等で適切に検討

研究結果の公開方法、公開場所

・限られた者しか閲覧できないような公表方法は適切とは言えません

・期待する結果が得られなかった場合も公開すること

POINT

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Page 39: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

モニタリング・監査

• 実施可能性(人員、資金)を考慮した上で実施体制を決定

• 実施手順を別途作成する場合は、計画書に『手順書に準じて実施する』と記載

モニタリング及び監査を実施する場合はその実施体制及び実施手順

対象:侵襲(軽微な侵襲を除く。)を伴う介入研究の場合

必要性 実施者

モニタリング 必須 特に規定なし

監査 任意(必要に応じて)当該研究の実施、モニタリングに係るもの

以外

POINT

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Page 40: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

添付資料

• 計画書内に『別紙参照』『添付資料参照』と記載する場合は必ず番号を付けて添付資料として提出

• 研究のために使用する薬剤、医療機器、試薬等がある場合は必ずその添付文書、製品概要等を提出

上記資料等の添付がない申請はそのまま差し戻します。

CAUTION

研究計画書内に記載した 『別紙』の種類、資料名

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Page 41: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

倫理申請に関するお知らせ

1.研究の概要を登録する研究について

2.研究者の教育研修の確認について

Page 42: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

1.研究の概要を登録する研究

• データベースへの登録を予定している研究については、事務局がデータベースへの登録完了を確認してから許可書を発行する事になりました。

• 多施設共同研究の場合は研究デザインに関係なく必ず主幹施設へデータベース登録の有無、登録状況を確認して下さい。

• 登録内容の変更及び進捗状況は適宜更新して下さい。

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Page 43: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

登録状況 旧 新

登録済 特になし申請時に、CTポータル(倫理審査申請書)の『その他』の欄に登録番号を入力(※)

登録予定

・倫理審査後、定期的に登録状況を確認

・未登録の研究については登録を促すメールを個別に送信

・倫理審査後、事務局の指示に従い研究者等は研究の概要をデータベースへ登録

・事務局が登録完了を確認した後、許可書発行

*詳細な手順については事務局より個別に連絡

登録は行わない 理由を確認 理由を確認

※ 多施設共同研究の場合は必ず主幹施設へ登録状況を確認の上、申請すること43

Page 44: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

研究責任者

*研究者等は期限内にデータベースに登録をおこない、登録完了を証明(登録票、画面コピー等)できるものを院内便またはメールで送付

介入研究以外の『データベース登録予定』の研究も同様 『登録済み』の場合は申請時に登録番号を『その他』の欄に入力し、

申請

問い合わせ先:研究国際室(内線:2513)

(研究国際室)

倫理委員会事務局

データベース登録確認状況のながれ(介入研究)

① 審査の結果を通知と共にデータベース登録の依頼

② データベース登録完了を報告(*)

③ 登録を確認後、研究許可書発行

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Page 45: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

教育研修の確認

• 申請時に研究者の教育研修状況が解るようになりました。

• 申請者は研究分担者の教育研修状況を確認の上、申請して下さい。

OK

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Page 46: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

【未受講】と表示される場合

• 【未受講】と表示された方は研究者としての要件を満たしていません。研究分担者から外すか、教育研修が終了したのを確認してから申請して下さい。

• すでに他の施設で『CITI-JAPAN』の受講を終了している方、長崎大学以外で教育研修に該当する研修等を受講している方はその修了証、あるいは受講証の写しを研究国際室へ提出して下さい。

注)未受講者がいるまま申請されている研究は

そのまま差し戻します。

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Page 47: 平成28年度 第3回 臨床研究に関する研修会3

【登録なし】と表示される場合

• 苗字と名前の間にスペースを入れる

• 正式な漢字が使用されているか?(崎/﨑? 高/髙?)

• 旧姓で登録されていないか?

• 長崎大学の職員か?(他施設の分担者は入力不要)

• それでも【登録なし】と表示される場合は研究国際室(内線:2513)へ連絡して下さい。

スペース

嶋 ⇒ 島

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