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宗次ホールチケットセンター TEL:052(265)1718 ●チケットぴあ TEL:0570(02)9999 ●栄プレチケ 92 TEL:052(953)0777 ●芸文 P.G. TEL:052(972)0430 ●ヤマハ P.G. TEL:052(201)5152  ●中日サービスセンター TEL:052(263)7282 http://www.munetsuguhall.com 〒460-0008 名古屋市中区栄 4-5-14 地下鉄栄駅⑫番出口より東へ徒歩 4 分 営業時間: 10:00~18:00 年中無休 (年末年始、施設メンテナンス日を除く) ※やむをえず、曲目などに変更がある場合がございます。あらかじめご了承ください。 ※未就学児のご入場は、お断りする場合がございます。 チケットの お求めは 2011 1 17 日( )  18 :45 開演  18 :00 開場 全自由席 一般 ¥4,000 友の会 ¥3,500 学生 ¥2,400 友の会会員発売 10 10 日(日)  一般発売 10 17 日(日) アドリアン・ユストゥス ヴァイオリンリサイタル 主催:宗次ホール  後援:アカデミア・ユリコ・クロヌマ 在日メキシコ大使館 ラファエル・ゲーラ (ピアノ) ADRIAN JUSTUS VIOLIN RECITAL イザイ: ソナタ 第2番 (無伴奏ヴァイオリンのための) Eugen Ysaye Sonata No.2 para violin solo “Obsession” ベートーヴェン: ソナタ 第9番 イ長調 “ クロイツェル ” L.v. Beethoven Sonata No.9 en La mayor "Kreutzer" ポンセ ソナタ・ブレーヴェ Manuel Maria Ponce Sonata Breve para violin y piano パガニーニ カプリス 第 5、2、17、 23 & 1番 無伴奏ヴァイオリンのための Niccolo Paganini Caprichos para violin solo No. 5 ,2 ,17 , 23 & 1 6 0 ハーフ 2,400 (後半当日券は一般料金の 60%!) ※前半終了後にご入場下さい。 「友の会」、「ハーフ60」のチケットに関しては、宗次ホールチケットセンターでのみ取扱います。 アカデミア・ユリコ・クロヌマから生まれた メキシコが誇るヴァイオリニスト 「歌うヴィルトゥオーゾ」 2011 年 1 17 日(月) 18:45 開演 18:00 開場 全自由席 一般 ¥4,000 友の会 ¥3,500 学生 ¥2,400 アドリアン・ユストゥス ヴァイオリンリサイタル 主催:宗次ホール  後援:アカデミア・ユリコ・クロヌマ 在日メキシコ大使館 ラファエル・ゲーラ(ピアノ) ADRIAN JUSTUS VIOLIN RECITAL ¥2,400 (後半当日券は一般料金の 60%!) ※前半終了後にご入場下さい。 「友の会」、「ハーフ60」のチケットに関しては、宗次ホールチケットセンターでのみ取扱います。 イザイ:ソナタ 第2番 (無伴奏ヴァイオリンのための) Eugen Ysaye:Sonata No.2 para violin solo “Obsession” ベートーヴェン:ソナタ 第9番 イ長調 “ クロイツェル ” L.v. Beethoven:Sonata No.9 en La mayor "Kreutzer" ポンセ:ソナタ・ブレーヴェ Manuel Maria Ponce:Sonata Breve para violin y piano パガニーニ:カプリス 第 5、2、17、 23 & 1番 (無伴奏ヴァイオリンのための) Niccolo Paganini :Caprichos para violin solo No. 5 ,2 ,17 , 23 & 1

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宗次ホールチケットセンター TEL:052(265)1718

●チケットぴあ TEL:0570(02)9999 ●栄プレチケ92 TEL:052(953)0777 ●芸文P.G. TEL:052(972)0430●ヤマハP.G. TEL:052(201)5152  ●中日サービスセンター TEL:052(263)7282 http://www.munetsuguhall.com

〒460-0008 名古屋市中区栄4-5-14 地下鉄栄駅⑫番出口より東へ徒歩4分営業時間:10:00~18:00 年中無休(年末年始、施設メンテナンス日を除く)

※やむをえず、曲目などに変更がある場合がございます。あらかじめご了承ください。 ※未就学児のご入場は、お断りする場合がございます。

チケットのお求めは

2011年1月17日(月) 18:45開演 18:00開場全自由席 一般 ¥4,000 友の会 ¥3,500 学生 ¥2,400

友の会会員発売10月10日(日) 一般発売10月17日(日)

アドリアン・ユストゥス ヴァイオリンリサイタル主催:宗次ホール  後援:アカデミア・ユリコ・クロヌマ 在日メキシコ大使館

ラファエル・ゲーラ(ピアノ)

ADRIAN JUSTUS VIOLIN RECITALイザイ:ソナタ 第2番(無伴奏ヴァイオリンのための)Eugen Ysaye:Sonata No.2 para violin solo “Obsession”

ベートーヴェン:ソナタ 第9番 イ長調 “クロイツェル”L.v. Beethoven:Sonata No.9 en La mayor "Kreutzer"

ポンセ:ソナタ・ブレーヴェManuel Maria Ponce:Sonata Breve para violin y piano

パガニーニ:カプリス 第5、2、17、 23 &1番(無伴奏ヴァイオリンのための)Niccolo Paganini:Caprichos para violin solo No. 5 ,2 ,17 , 23 & 1

60%

の料金でご覧いただけま

す。

宗次ホ

ールの特別割引チケット

ハーフ ¥2,400 (後半当日券は一般料金の60%!) ※前半終了後にご入場下さい。

「友の会」、「ハーフ60」のチケットに関しては、宗次ホールチケットセンターでのみ取扱います。

アカデミア・ユリコ・クロヌマから生まれた     

メキシコが誇るヴァイオリニスト「歌うヴィルトゥオーゾ」

2011年1月17日(月) 18:45開演 18:00開場全自由席 一般 ¥4,000 友の会 ¥3,500 学生 ¥2,400

アドリアン・ユストゥス ヴァイオリンリサイタル主催:宗次ホール  後援:アカデミア・ユリコ・クロヌマ 在日メキシコ大使館

ラファエル・ゲーラ(ピアノ)

ADRIAN JUSTUS VIOLIN RECITAL

¥2,400 (後半当日券は一般料金の60%!) ※前半終了後にご入場下さい。

「友の会」、「ハーフ60」のチケットに関しては、宗次ホールチケットセンターでのみ取扱います。

イザイ:ソナタ 第2番(無伴奏ヴァイオリンのための)Eugen Ysaye:Sonata No.2 para violin solo “Obsession”

ベートーヴェン:ソナタ 第9番 イ長調 “クロイツェル”L.v. Beethoven:Sonata No.9 en La mayor "Kreutzer"

ポンセ:ソナタ・ブレーヴェManuel Maria Ponce:Sonata Breve para violin y piano

パガニーニ:カプリス 第5、2、17、 23 &1番(無伴奏ヴァイオリンのための)Niccolo Paganini:Caprichos para violin solo No. 5 ,2 ,17 , 23 & 1

■交通アクセス 地下鉄栄駅⑫番出口より東へ徒歩4分

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アドリアン・ユストゥスヴァイオリンリサイタルADRIAN JUSTUS VIOLIN RECITAL

 メキシコ・シティー生まれ。幼少より父親からヴァイオリンの手ほどきを受け、11歳より<アカデミア・ユリコ・クロヌマ>で黒沼ユリ子に師事。全メキシコ学生コンクール優勝。オーケストラとデビュー後、ロチェスター大学の<イーストマン音楽学校>でツヴィ・ザイトリン教授に師事し、栄誉賞つきで学位を取得。その後、<マンハッタン音楽院>にてピンカース・ズッカーマンのもとでも研鑽を積んだ。 第一回国際ヘンリック・シェリング・コンクールで1位金メダル、メキシコの「モーツァルト・メダル」、ニューヨークの国際演奏家コンクールで受賞。カーネギー・ホール、ウイグモアホール、バービカン・センター、テルアビブのアート・ミュージアム、メキシコの国立芸術宮殿、プラハ城のスペイン宮殿など国際舞台で演奏、各地で高評を得る。ロンドンのフィルハーモニア・オーケストラとシベリウスのヴァイオリン協奏曲、メキシコのケレタロ・フィルハーモニーとエンリッケスのヴァイオリン協奏曲第1番、アメリカで現代室内楽アルバム「タペストリー」、イスラエルでのリサイタルのライブなどのCD録音がある。 東京・紀尾井ホールでの「メキシコ音楽祭2010」では、弦楽合奏団「ソリスタス・メヒコ・ハポン」と共演し、完璧なテクニックに裏付けされた「歌うヴァイオリニスト」として絶賛を浴びる。1985年の初来日以来、今回で6回目の訪日となる。 使用楽器:グアルネリ デル ジェス Lord Coke 1744年製

アドリアン・ユストゥス(ヴァイオリン)

 メキシコ北部のシナロア州生まれ。メキシコシティーにて今日のメキシコを代表するピアニスト ホルヘ・フェデリコ・オソリオに師事する。その後マンハッタン音楽院にて、アルカディ・アロノフ、オハイオ州立シンシナティ大学にてピアノを故 ウィリアム・ブラックに、室内楽をジェームス・トッコ、サンドラ・リバースに師事。ニューオリンズ・ピアノコンクールにて第1位、コンサート・アーティスト・ギルド(ニューヨーク)ファイナリスト、サン・アントニオ・ピアノコンクールにて委嘱作品最優秀賞を受賞。メキシコ、アメリカを中心にソロおよび室内楽演奏で活躍後、1997年より日本に拠点を移し、アマデウス・アンサンブル・オーケストラ、モーツァルト・アンサンブル・オーケストラとの共演やリサイタル、また黒沼ユリ子、名倉淑子、平松英子、浦川宜也とのデュオ、クライネス・コンツェルト・ハウス室内楽シリーズに出演など、意欲的に演奏活動を行っている。2008年には客員教授としてフェリス女学院大学に招かれている。

ラファエル・ゲーラ(ピアノ)

 偶然にも私の息子と同名だからかどうかは定かでないが、私にとってのアドリアンは言語の介在が不要な、あたかも二人目の息子にも似た不思議な存在だ。少年時代にレッスンに通って来ていた頃の彼の外観は、ごく当たり前の、または少々のんびり型の男の子にも見えたが、実は、ずば抜けた集中力の持ち主で、どんな説明にも超スピーディーな理解を示し、驚かされたものだ。 テニスに夢中で、そのトレーニングやトーナメントへの参加に向けた情熱は、どう見てもヴァイオリンへのソレを抜いていたように見えたが、その彼がある月を境に完全にヴァイオリンの虜(とりこ)になってしまったのである。「1985年4月」そう断言できるほど明確に決定的な証拠を残して。 <アカデミア・ユリコ・クロヌマ>の12名の生徒と共に初訪日した彼はツィゴイネルワイゼンを独奏し、言語では不可能だった日本人とのコミュニケーションがヴァイオリンを通せば可能であることを発見、初体験し、その不可思議な力に打ちのめされるほど魅了されてしまったのだ。メキシコへの帰途の機内ですでに将来はヴァイオリニストになる決意を固めたと言う。 幼い頃、ハイドンの弦楽四重奏曲のLPをかければ兄弟喧嘩も即座に止むことを知っていた歯科医の父親の手ほどきでヴァイオリンを弾き始めたが、それはテニスと同量の重みでしかなかった。つまり、アドリアンは日本の聴衆から受けた暖かい拍手によって今日の彼が在ると言っても過言ではない“メイド・イン・ジャパン”なのである。 「天性の音楽家」という表現には、いささかマユツバの響きも否定できないが、私はアドリアンを「歌うヴァイオリニスト」と呼びたい。彼にとっての音楽とは歌そのものであり、どんなに超絶技巧なパッセージを弾いていても、そこには必ず彼の歌う心が同席しているからだ。そして彼のヴァイオリンの音には「ヴァイオリニストに成れた人間」としての幸福感が、どの音にも満ちあふれている。この世に「音楽」という掴める実体のない不思議なモノが存在するということへの感謝の気持ちも、ヴァイオリンを通して常に振り撒きながら、音楽の歓びを共に分かち合う演奏が自然に生まれ、聴く者をも幸せにしてしまう音楽が流れ出てくるからだ。  「ヴァイオリンを弾いて人々を幸せにすることが、神から与えられた自分の使命」ということを信じて疑わないアドリアン・ユストゥスの音楽は、説明抜きに人間を感動させる自然界の景観の美のように、普遍的にヒューマンな感性から生まれ、聴く者の誰にも生きる歓びを与えてしまう。今や彼は私にとっての二人目の息子以上の存在であり、メキシコが誇る宝物のひとつでもある。

「歌うヴァイオリニスト」アドリアン・ユストゥス     黒沼 ユリ子