category 2: it's not mystery, but... japanese organization culture

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~日本の組織文化について~“It’s not mystery, but…

Japanese organization culture”

ちかふじりゅう

2009年11月20日版

(2009年11月3日初版)

Category #2

❖日米の比較では、日本はホモジニアス(均一)、米国はヘテロジニアス(不均一)と表現されることがある。

❖日米の組織の間に挟まれて仕事する前は、その表現は当たり前に思えた。

❖もちろん、外見や数字で表される表面的な事柄では、その通りと今も納得できる。

❖しかし、ディスカッションや交渉のプロセス

に直接影響するのは、外見や数値でなく、

個人や組織の行動・判断につながる性格

や性質だ。

❖ まじめな観察者が日本人以外の他の国民について書く時、そしてその国民が類例ないくらい礼儀正しい国民であるという時、「しかしまた彼らは不遜で尊大である」とつけ加えることはめったにない.

❖ある国の人びとがこの上なく固陋(ころう)であるという時、「しかしまた彼らはどんな新奇な事柄にも容易に順応する」とつけ加えはしない.

❖ある国民が従順であるという時、同時にまた彼らは上からの統制になかなか従わない、と説明したりはしない.

・・・中略・・・

❖美を愛好し、俳優や芸術家を尊敬し、菊作りに秘術を尽くす国民に関する本を書く時、同じ国民が刀を崇拝し武士に最高の栄誉を帰する事実を述べた、もう一冊の本によってそれを補わなければならないというようなことは、普通はないことである.

❖ Ruth Benedict, 『菊と刀』第1章よりー 長谷川松治 訳

❖様々な批評はあるかもしれないが、ルース・ベネディクトの著書『菊と刀』は、その観察力の鋭さにおいて驚嘆させられる。

❖先祖代々、日本で生まれ育ち、日本で教育を受け、日本企業で働いていた私もしばしば彼女と同じような疑問を抱いてきた。

❖それでも、日本の中だけで仕事していた時は、さしたる心的混乱もなく過ごしたので、複雑だけれども、推量・予測可能な法則があるはずだ。

❖本カテゴリーでは、日本の組織文化について事例を取り入れながら多面的に論じ、海外の方に日本の組織との付き合い方のヒントを提供できればと思っている。一方、日本の方には、海外の方からの誤解を未然に防ぐヒントになればと思っている。

❖今後、掲載するテーマに関しては、まだ未定であるが、以下のページでは、イメージとして仮のテーマ名と概要を記載する。

❖あくまで”仮”なので、掲載しないかもしれないし、あるいは、まったく別のテーマに変更する可能性もある。

❖本スライドは、 随時、 アップデートする。

“Mutualists or Raiders”~ A History of Digital Camera~

❖デジタルカメラは、つい最近まで日本メーカーの世界シェアが90%を超えていた市場である。

❖そして、稀に見る多分野混成の激戦地であった。

❖この分野の歴史を振り返ることで、日本企業の組織的な性格を概観する。

“Behind the Mystery”

❖日本人の多くは、自分は無宗教だと思っている。信仰するものがあるか、という質問ではそうだろう。一方、考え方や行動は、実は宗教から影響を受けている。宗教だけでなく、武士道や茶道等、”道”の付く文化からも影響を受けている。特に組織文化への影響は大きい。

❖これらを概説する。

“It’s not a labyrinth, but…”~Decision Making Process~

❖意思決定プロセスは、もっとも謎に思われるプロセスである。そもそも、だれが、意思決定の責任者かさえ不明瞭。責任者が出てきたと思ったら、情報が伝わってなく、最初から説明しなければならない状況。。。

❖日本企業の意思決定プロセスの説明、それにどうやって付き合えばよいかを論じる。

・・・

ターゲット読者

❖日本企業や大学、その他の組織との交流やコラボレーションを考えている方。

❖あるいは、日本の組織の方で海外の組織との交流を考えている方。

❖日本の組織文化に疑問や興味のある方。

❖本カテゴリに関する著作は英語で作成され、www.frombayarea.comの下記に投稿される予定です.

✎ Category: “English”

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