会社案内 | jx日鉱日石開発 · 2016. 5. 20. · level 51, menara 3 petronas, persiaran...

16

Upload: others

Post on 10-Sep-2020

2 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

事業所 2016年4月1日現在

リオデジャネイロ(ブラジル)

JX Nippon Oil & Gas Exploration (Brasil) Ltda.Rua Teixeira de Freitas, 31 - 9° andar20021-350 Centro Rio de Janeiro _ RJ BrazilTEL: +55-21-2127-4248

その他の拠点

東京(本社)

JX石油開発株式会社東京都千代田区大手町1-1-2 JXビルTEL: 03-6257-6000 FAX: 03-6213-3511

ヒューストン(米国)

JX Nippon Oil Exploration (U.S.A.) LimitedOne Riverway, Suite 1600, Houston, TX 77056, U.S.A.TEL: +1-713-260-7400 FAX: +1-713-978-7800

ブンタウ(ベトナム)

[Vietnam Office (Vung Tau)]Japan Vietnam Petroleum Company, LimitedPetroVietnam Towers 7th Floor, No.8 Hoang Dieu St., Vung Tau, S.R. VietnamTEL: +84-(0)64-3856937 FAX: +84-(0)64-3856943

クアラルンプール(マレーシア)

[Kuala Lumpur Office]JX Nippon Oil & Gas Exploration (Deepwater Sabah) LimitedLevel 51, Menara 3 PETRONAS, Persiaran KLCC, Kuala Lumpur City Centre, 50088 Kuala Lumpur, MalaysiaTEL: +60-(0)3-2168-3838 FAX: +60-(0)3-2168-3806

ドーハ(カタール)

[Doha Office]JX Nippon Oil& Gas Exploration (Qatar) Limited6th Floor, Al Gassar Tower, West Bay, Doha QatarTEL: +974-4485-0465 FAX: +974-4483-7638

ロンドン(英国)

JX Nippon Exploration and Production (U.K.) Limited 8th Floor, 199Bishopsgate, London EC2M 3TY, U.K.TEL: +44-(0)20-7309-7650 FAX: +44-(0)20-7309-7676

ホーチミン(ベトナム)

[Ho Chi Minh Office]JX Nippon Oil & Gas Consulting Services (Mekong) Limited15th Floor, Green Power Building, 35 Ton Duc Thang St., Ben Nghe Ward, Dist. 1, Ho Chi Minh City, S.R. VietnamTEL: +84-(0)8-2222-4488 FAX: +84-(0)8-2222-4466

ミリ(マレーシア)

[Miri Office]JX Nippon Oil & Gas Exploration (Malaysia) Limited Lot 1168, 3rd Floor, Wisma Interhill, Miri Waterfront Commercial Centre 98000 Miri, Sarawak, MalaysiaTEL: +60-(0)85-444111 FAX: +60-(0)85-422963

ジャカルタ(インドネシア)

[Jakarta Office]JX Nippon Oil & Gas Exploration CorporationMidPlaza2, 22nd Fl., Jl. Jend. Sudirman Kav. 10-11, Jakarta 10220, IndonesiaTEL: +62-(0)21-570-7659 FAX: +62-(0)21-570-7661

中条油業所(日本)

JX石油開発株式会社中条油業所新潟県胎内市村松浜1873番地 TEL: 0254-45-3123 FAX: 0254-45-3320

石油精製販売事業JXエネルギー

石油開発事業JX石油開発

JXホールディングス

金属事業JX金属

上場関係会社共通機能・個別事業会社

当社は、日本を代表する「総合エネルギー・資源・素材企業グ

ループ」であるJXグループにおいて、石油・天然ガス開発事業を

担う中核事業会社です。

 現在、当社は、世界14カ国において石油・天然ガス開発事業を

展開しております。この中でも、ベトナム、マレーシア、英国の3カ

国については、重点的に資本投下するコア事業国と位置付け、

オペレータープロジェクトを中心に探鉱・開発・生産事業に取り

組んでおります。また、インドネシアのタングーLNGプロジェクト

当社は、日本を代表する「総合エネルギー・資源・素材企業グループ」であるJXグループにおいて、石油・天然ガス開発事業を担う中核事業会社です。

JXグループの中核事業会社の1つとして、グローバルな事業基盤を強化し、持続的な成長を目指します。

Shunsaku Miyake

JX石油開発株式会社代表取締役社長 三宅 俊作

に加え、パプアニューギニアにおいては同国初のLNGプロジェク

トに参画しており、2014年5月にLNGの出荷を開始いたしまし

た。さらに、世界最大の産油地域である中東のアラブ首長国連

邦においても、40年以上の長きにわたり原油生産プロジェクトを

推進してまいりました。

 近年、石油・天然ガス開発業界においては、資源獲得をめぐる

競争が一段と厳しさを増しており、また、資機材や人件費の高騰

に加え、深海域の開発など高度な技術を要するプロジェクトの

増加などにより、探鉱・開発事業に要するコストは増大傾向が継

続しております。

 当社は、この様な環境においても持続的に成長するため、

2020年における生産量目標を原油換算で日量20万バレルと定

め、その達成に向けて、「探鉱を中心とした埋蔵量・生産量の拡

大」、「地域・技術のフォーカスによる優位性の確立」、「資産組み

換えの機動的かつ効果的な実施」を柱とした中期経営計画を策

定し、鋭意、諸施策に取り組んでおります。

 こうした取組みは、マレーシアやカタールをはじめとした各国

における有望な探鉱事業のオペレーター権益の取得、英国北海

での油田・ガス田権益の買収やアブダビでの油田権益の更新な

ど、着実に成果を上げており、また、既存資産の価値最大化を目

的とするマレーシアや英国北海での開発作業も順調に進んでお

ります。これらに加え、当社の重点技術分野を活かし、ベトナム・

ランドン油田において、炭化水素ガスを用いた原油増進回収法

(HCG EOR)の導入を決定するなど、重点技術分野の活用と知

見の蓄積に取り組んでおります。

今後とも、JXグループの一翼を担う中核事業会社として皆様の

ご期待に応えるべく積極的に事業を展開してまいりますととも

に、事業活動を通じて産油・産ガス国の発展に貢献し、わが国と

の関係強化の一助となるべく鋭意努力する所存でありますの

で、皆様におかれましては、当社に対するご理解とご支援を賜り

たく、よろしくお願い申し上げます。

【JXグループシンボルマーク】

【JXグループスローガン】

【JXグループ理念】

【JXグループ行動指針】

社名の「JX」は、グループの基本的な理念を象徴しており、「J」は日本を代表する世界有数の「総合エネルギー・資源・素企業グループ」を、「X」は未知への挑戦、未来への成長・発展、創造性・革新性などをそれぞれ表しています。

【JXについて】

1

石油精製販売事業JXエネルギー

石油開発事業JX石油開発

JXホールディングス

金属事業JX金属

上場関係会社共通機能・個別事業会社

当社は、日本を代表する「総合エネルギー・資源・素材企業グ

ループ」であるJXグループにおいて、石油・天然ガス開発事業を

担う中核事業会社です。

 現在、当社は、世界14カ国において石油・天然ガス開発事業を

展開しております。この中でも、ベトナム、マレーシア、英国の3カ

国については、重点的に資本投下するコア事業国と位置付け、

オペレータープロジェクトを中心に探鉱・開発・生産事業に取り

組んでおります。また、インドネシアのタングーLNGプロジェクト

当社は、日本を代表する「総合エネルギー・資源・素材企業グループ」であるJXグループにおいて、石油・天然ガス開発事業を担う中核事業会社です。

JXグループの中核事業会社の1つとして、グローバルな事業基盤を強化し、持続的な成長を目指します。

Shunsaku Miyake

JX石油開発株式会社代表取締役社長 三宅 俊作

に加え、パプアニューギニアにおいては同国初のLNGプロジェク

トに参画しており、2014年5月にLNGの出荷を開始いたしまし

た。さらに、世界最大の産油地域である中東のアラブ首長国連

邦においても、40年以上の長きにわたり原油生産プロジェクトを

推進してまいりました。

 近年、石油・天然ガス開発業界においては、資源獲得をめぐる

競争が一段と厳しさを増しており、また、資機材や人件費の高騰

に加え、深海域の開発など高度な技術を要するプロジェクトの

増加などにより、探鉱・開発事業に要するコストは増大傾向が継

続しております。

 当社は、この様な環境においても持続的に成長するため、

2020年における生産量目標を原油換算で日量20万バレルと定

め、その達成に向けて、「探鉱を中心とした埋蔵量・生産量の拡

大」、「地域・技術のフォーカスによる優位性の確立」、「資産組み

換えの機動的かつ効果的な実施」を柱とした中期経営計画を策

定し、鋭意、諸施策に取り組んでおります。

 こうした取組みは、マレーシアやカタールをはじめとした各国

における有望な探鉱事業のオペレーター権益の取得、英国北海

での油田・ガス田権益の買収やアブダビでの油田権益の更新な

ど、着実に成果を上げており、また、既存資産の価値最大化を目

的とするマレーシアや英国北海での開発作業も順調に進んでお

ります。これらに加え、当社の重点技術分野を活かし、ベトナム・

ランドン油田において、炭化水素ガスを用いた原油増進回収法

(HCG EOR)の導入を決定するなど、重点技術分野の活用と知

見の蓄積に取り組んでおります。

今後とも、JXグループの一翼を担う中核事業会社として皆様の

ご期待に応えるべく積極的に事業を展開してまいりますととも

に、事業活動を通じて産油・産ガス国の発展に貢献し、わが国と

の関係強化の一助となるべく鋭意努力する所存でありますの

で、皆様におかれましては、当社に対するご理解とご支援を賜り

たく、よろしくお願い申し上げます。

【JXグループシンボルマーク】

【JXグループスローガン】

【JXグループ理念】

【JXグループ行動指針】

社名の「JX」は、グループの基本的な理念を象徴しており、「J」は日本を代表する世界有数の「総合エネルギー・資源・素企業グループ」を、「X」は未知への挑戦、未来への成長・発展、創造性・革新性などをそれぞれ表しています。

【JXについて】

1

05

01

13

081006

09

07

040302

12

11

上流開発・生産

鉱区取得

探鉱のための、鉱区権益の取得を目指します。権益の取得には、産油国・産ガス国政府が実施する新規鉱区公開の際に入札あるいは交渉によって取得する方法、既に他の石油開発会社が保有する鉱区権益を取得する方法などがあります。

探鉱

探鉱とは、地下の石油・天然ガスを探す活動です。取得した鉱区内で地質調査や重磁力探査、地震探査などの物理調査を行い、得られたデータを総合的に解析した後、有望と目される地点で試掘を行います。試掘が成功し、地下に石油・天然ガス等の存在が確認できた場合は、それら油層・ガス層の広がりなどを把握するため、試掘井の周辺に評価井を掘削します。

開発・生産

油層、ガス層評価の結果、商業生産可能と判断された場合、開発作業を行います。具体的には、原油・天然ガス生産・貯蔵・出荷施設等の設計・建設、パイプライン敷設、生産井の掘削などを行います。天然ガスの場合は、LNG(液化天然ガス)として生産するかどうかなども検討します。

JX石油開発 事業領域

精製・販売

輸送

JXグループ中流下流

0

5

10

15

20

2012 2013 2014 2016 2018 2020(年)

石油天然ガスの生産スケジュール万BD 20.0

開発中

生産中

開発検討中

探鉱案件の推進ほか

11.7 11.5

石油業界の事業内容は、大別すると、石油・天然ガスの探鉱・開発・生産、大型タンカーによる輸送、精製・販売等に分けられます。

この探鉱から販売に至るまでの一連のサプライチェーンを川の流れに例えて、上流(探鉱・開発・生産)、

中流・下流(輸送、精製・販売)ということがあります。

当社はJXグループの石油・天然ガス開発部門(上流部門)を一手に担っています。

以下は、当社が展開する石油・天然ガス開発事業の基本的な流れを示したものです。

●実績

確認および推定埋蔵量 平均生産量(日量)

Business AreaBusiness AreaBusiness Area事業エリアBusiness DummyBusiness FieldBusiness Field事業領域

グローバルな事業基盤を強化技術蓄積とともに、産油国政府・事業パートナーとの関係強化

事業環境の変化に柔軟に対応しながら、持続的な成長へリスク管理の徹底を図りつつ、積極的な投資

Business DummyBusiness StrategyBusiness Strategy事業戦略

各事業所の詳しい活動については、当社Webサイトでご確認いただけます。JX石油開発Webサイト 事業活動http://www.nex.jx-group.co.jp/activity/WEB

2010 2011 2012 20142013 (年)

千BOED200

150

100

50

0

(年)2010 2014201320122011

百万BOE1,000

750

500

250

0

BusinessActivitiesBusinessActivitiesBusinessActivities

事業活動 英国 JX Nippon Exploration and Production (U.K.) Ltd.01 P 04

ベトナム 日本ベトナム石油(株)04 P 04

UAE・カタール アブタビ石油(株)合同石油開発(株) JXカタール石油開発(株)

02 03 P 04

P 06インドネシア 日石ベラウ石油開発(株)08

P 06オーストラリア JX Nippon Oil & Gas Exploration (Australia) Pty Ltd. 09

日本 JX石油開発(株)13 P 08

P 07パプアニューギニア Merlin Petroleum Company/Nippon PNG LNG LLC Nippon Oil Exploration (Niugini) Pty Ltd.

10

P 07アメリカ・メキシコ湾 JX Nippon Oil Exploration (U.S.A.) Ltd.11

カナダ 日本カナダ石油(株)/Mocal Energy12 P 08

ミャンマー JXミャンマー石油開発(株)05 P 05

タイ JX石油開発(株)06 P 05

P 05マレーシア JXマレーシア石油開発(株)JXサラワク石油開発(株)JXサバ深海石油開発(株)JX Nippon Oil & Gas Exploration (Offshore Malaysia) Sdn. Bhd.

07

▼プロジェクト会社名 生産中  開発中  探鉱中  

05

06 04

08

10

07

32

05

01

13

081006

09

07

040302

12

11

上流開発・生産

鉱区取得

探鉱のための、鉱区権益の取得を目指します。権益の取得には、産油国・産ガス国政府が実施する新規鉱区公開の際に入札あるいは交渉によって取得する方法、既に他の石油開発会社が保有する鉱区権益を取得する方法などがあります。

探鉱

探鉱とは、地下の石油・天然ガスを探す活動です。取得した鉱区内で地質調査や重磁力探査、地震探査などの物理調査を行い、得られたデータを総合的に解析した後、有望と目される地点で試掘を行います。試掘が成功し、地下に石油・天然ガス等の存在が確認できた場合は、それら油層・ガス層の広がりなどを把握するため、試掘井の周辺に評価井を掘削します。

開発・生産

油層、ガス層評価の結果、商業生産可能と判断された場合、開発作業を行います。具体的には、原油・天然ガス生産・貯蔵・出荷施設等の設計・建設、パイプライン敷設、生産井の掘削などを行います。天然ガスの場合は、LNG(液化天然ガス)として生産するかどうかなども検討します。

JX石油開発 事業領域

精製・販売

輸送

JXグループ中流下流

0

5

10

15

20

2012 2013 2014 2016 2018 2020(年)

石油天然ガスの生産スケジュール万BD 20.0

開発中

生産中

開発検討中

探鉱案件の推進ほか

11.7 11.5

石油業界の事業内容は、大別すると、石油・天然ガスの探鉱・開発・生産、大型タンカーによる輸送、精製・販売等に分けられます。

この探鉱から販売に至るまでの一連のサプライチェーンを川の流れに例えて、上流(探鉱・開発・生産)、

中流・下流(輸送、精製・販売)ということがあります。

当社はJXグループの石油・天然ガス開発部門(上流部門)を一手に担っています。

以下は、当社が展開する石油・天然ガス開発事業の基本的な流れを示したものです。

●実績

確認および推定埋蔵量 平均生産量(日量)

Business AreaBusiness AreaBusiness Area事業エリアBusiness DummyBusiness FieldBusiness Field事業領域

グローバルな事業基盤を強化技術蓄積とともに、産油国政府・事業パートナーとの関係強化

事業環境の変化に柔軟に対応しながら、持続的な成長へリスク管理の徹底を図りつつ、積極的な投資

Business DummyBusiness StrategyBusiness Strategy事業戦略

各事業所の詳しい活動については、当社Webサイトでご確認いただけます。JX石油開発Webサイト 事業活動http://www.nex.jx-group.co.jp/activity/WEB

2010 2011 2012 20142013 (年)

千BOED200

150

100

50

0

(年)2010 2014201320122011

百万BOE1,000

750

500

250

0

BusinessActivitiesBusinessActivitiesBusinessActivities

事業活動 英国 JX Nippon Exploration and Production (U.K.) Ltd.01 P 04

ベトナム 日本ベトナム石油(株)04 P 04

UAE・カタール アブタビ石油(株)合同石油開発(株) JXカタール石油開発(株)

02 03 P 04

P 06インドネシア 日石ベラウ石油開発(株)08

P 06オーストラリア JX Nippon Oil & Gas Exploration (Australia) Pty Ltd. 09

日本 JX石油開発(株)13 P 08

P 07パプアニューギニア Merlin Petroleum Company/Nippon PNG LNG LLC Nippon Oil Exploration (Niugini) Pty Ltd.

10

P 07アメリカ・メキシコ湾 JX Nippon Oil Exploration (U.S.A.) Ltd.11

カナダ 日本カナダ石油(株)/Mocal Energy12 P 08

ミャンマー JXミャンマー石油開発(株)05 P 05

タイ JX石油開発(株)06 P 05

P 05マレーシア JXマレーシア石油開発(株)JXサラワク石油開発(株)JXサバ深海石油開発(株)JX Nippon Oil & Gas Exploration (Offshore Malaysia) Sdn. Bhd.

07

▼プロジェクト会社名 生産中  開発中  探鉱中  

05

06 04

08

10

07

32

プロジェクト会社

株主構成(出資比率)

JX石油開発

*日本ベトナム石油

JX石油開発(97.1%)、三菱商事(2.9%)

15-2鉱区 05-1b/c鉱区

生産量(保有権益分)

状況 探鉱探鉱/開発/生産

保有権益比率 35.0%46.5%

8,300 BOED

パートナー(権益比率)PVEP(17.5%)、PERENCO(36.0%)*出光オイルアンドガス開発(35.0%)、国際石油開発帝石(30.0%)

*オペレーター

  ベトナム●15-2鉱区(ランドン油田他)1992年の鉱区取得以来、当社子会社の日本ベトナム石油(JVPC)がオペレーターを務める、当社の基幹プロジェクトの1つです。世界でも例の少ないフラクチャー(岩石の割れ目)が貯留層(石油の溜まっている地層)となっている油田で、当社のフラクチャー評価技術は国際的に高い評価を受けています。また社会福祉活動や温室効果ガスの削減にも積極的に取り組んでいます。

●05-1b/c鉱区2004年10月に05-1b/c鉱区の権益を取得し、探鉱活動を進めています。

04

  英国●キヌール、アンドリュー、ブレイ油田他英国北海は、当社の生産量の約10%を支える事業エリアであり、現在生産中の主な油ガス田は10件以上に上ります。また、探鉱/開発/生産等、さまざまな事業に関わる機会が多く、こうした機会を戦略的に捉えることで、事業基盤を堅固にしていきます。現在、カリーンガス田やマリナー油田など、大型油ガス田の開発に参画しており、将来の生産量に貢献していきます。

01

*オペレーター

プロジェクト会社

保有権益比率

状況

パートナー(権益比率)

JX石油開発

探鉱

40.0%

*PTTEPサイアム(60.0%)

B6/27鉱区

  タイ●B6/27鉱区鉱区内に当社が得意とする基盤岩貯留層と類似する貯留層の油田を含んでおり、現在、探鉱活動に取り組んでいます。

06

プロジェクト会社

株主構成(出資比率)

状況

保有権益比率

パートナー(権益比率)*オペレーター

JXミャンマー石油開発(株)

JX石油開発(40.0%)、日本国(50.0%)、三菱商事(10.0%)

探鉱/開発/生産

*ペトロナス・チャリガリ(40.9%)、MOGE(20.5%)、PTTEPインターナショナル(19.3%)

19.3%

M-12、13、14鉱区

  ミャンマー●M-12、13、14鉱区当社は探鉱段階から参画し、埋蔵量の評価作業、生産・出荷設備建設(パイプラインを含む)を経て、安定した生産段階に移行しています。現在は、天然ガス・コンデンセートの生産、販売ともに堅調に推移しています。

05

状況

プロジェクト会社

保有権益比率

パートナー(権益比率)国際石油開発帝石(37.5%)、ペトロナス・チャリガリ(25.0%)

*JXサバ深海石油開発

探鉱

37.5%

サバ州沖深海R鉱区

*オペレーター

状況

プロジェクト会社

保有権益比率

パートナー(権益比率)

*JX Nippon Oil & Gas Exploration (Offshore Malaysia) Sdn. Bhd.

探鉱

40.0%

ペトロナス・チャリガリ(40.0%)GDF Suez E&P Malaysia B.V.(20.0%)

サラワク州沖深海2F鉱区

JX Nippon Oil & Gas Exploration (Offshore Malaysia) Sdn. Bhd.

*ペトロナス・チャリガリ(40.0%)GDF Suez E&P Malaysia B.V.(20.0%)

探鉱

40.0%

サラワク州沖深海3F鉱区

プロジェクト会社

株主構成(出資比率)

状況

保有権益比率

*JXマレーシア石油開発

JX石油開発(78.7%)、国際石油開発帝石(15.0%)、三菱商事(6.3%)

探鉱/開発/生産

75.0%

パートナー(権益比率)

生産量(保有権益分) 20,000 BOED

JXサラワク石油開発

JX石油開発(76.5%)、国際石油開発帝石(15.0%)、三菱商事(8.5%)

生産

37.5%

18,500 BOED

ペトロナス・チャリガリ(25.0%)

ヘラン・ガス田他(SK10) ジンタン・ガス田、チリパディ・ガス田他(SK8)

*シェル(37.5%)、ペトロナス・チャリガリ(25.0%)

07  マレーシア●SK10鉱区(ヘラン・ガス田他)、SK8鉱区SK10事業はオペレーターとして探鉱・開発・生産まで手がけてきた、当社の基幹プロジェクトの1つです。当社が生産する天然ガスは液化天然ガス(Liquefied Natural Gas:LNG)として日本にも輸出されています(マレーシアLNGティガプロジェクト)。

●Deepwater Block-R鉱区、2F鉱区、3F鉱区2012年1月にサバ州沖深海R鉱区、2013年9月にサラワク州沖深海2F鉱区および2013年12月にサラワク州沖深海3F鉱区を取得し、探鉱活動を進めています。

油田※生産量は2013年実績 ガス田 油パイプライン ガスパイプライン

世界各地でグローバルに石油や天然ガスの開発プロジェクトを推進しています。

状況

プロジェクト会社

株主構成(出資比率)

保有権益比率

JX Nippon Exploration and Production(U.K.)Ltd.

JX石油開発(100%)

探鉱/開発/生産

4.0%~100%

パートナー *BP、*シェル、*マラソン、*スタトイル 他

生産量(保有権益分)12,500 BOED

キヌール、アンドリュー、ブレイ油田他

*一部の鉱区におけるオペレーター

マレーシア07

JXマレーシア石油開発権益保有ガス田JXサラワク石油開発権益保有ガス田JXサバ深海石油開発保有鉱区

日本ベトナム石油権益保有鉱区JX石油開発権益保有鉱区

ベトナム04

ミャンマー05

JXミャンマー石油開発(株)権益保有鉱区

JX石油開発保有鉱区

タイ06

A

JX Nippon Exploration and Production(U.K.)権益保有油・ガス田

英国01

*オペレーター

状況

プロジェクト会社

株主構成(出資比率)

保有権益比率

*アブダビ石油

JX石油開発(32.1%)、コスモエネルギー開発(64.2%)、中部電力(1.9%)、関西電力(1.9%)

探鉱/開発/生産

100%

アブダビ石油プロジェクト-ムバラス&西ムバラス鉱区(共同オペレータプロジェクト)

合同石油開発(*ブンドク社)

JX石油開発(45%)、コスモエネルギー開発(45%)、三井石油開発(10%)

探鉱/開発/生産

97%

パートナー(権益比率) BP(3%)

ブンドクプロジェクトーエル・ブンドク油田

JXカタール石油開発

JX石油開発(51%)、JOGMEC(49%)

探鉱

100%

Block A鉱区(プレ・クフ層)

   UAE・カタール●アブダビ石油(ADOC)プロジェクトUAEアブダビ首長国海上での原油生産プロジェクトです。ムバラス油田、ウム・アル・アンバー油田、ニーワット・アル・ギャラン油田から生産される原油は、ムバラスブレンドとして出荷されています。原油に随伴して生産される高濃度の酸性ガス(サワーガス)の大気放散量を削減するプロジェクトにより、アブダビ国営石油株式会社の2000年度環境安全最優秀賞を受賞しました。

●ブンドクプロジェクト�アブダビ首長国とカタール国の国境線上沖合に位置するエル・ブンドク油田から生産される原油をダス原油として出荷しています。

●Block A鉱区(プレ・クフ層)�2011年、海上鉱区・Block A鉱区(プレ・クフ層)の探鉱権益を取得しました。プレ・クフ層とは、カタールにおける主な天然ガス産出層であるクフ層より、更に深部に分布する地層です。クフ層には、世界最大のガス田であるノースフィールドガス田が広がっており、Block A鉱区においても、新たなガス田の発見が期待されています。

02 03UAE・カタール02 03

54

プロジェクト会社

株主構成(出資比率)

JX石油開発

*日本ベトナム石油

JX石油開発(97.1%)、三菱商事(2.9%)

15-2鉱区 05-1b/c鉱区

生産量(保有権益分)

状況 探鉱探鉱/開発/生産

保有権益比率 35.0%46.5%

8,300 BOED

パートナー(権益比率)PVEP(17.5%)、PERENCO(36.0%)*出光オイルアンドガス開発(35.0%)、国際石油開発帝石(30.0%)

*オペレーター

  ベトナム●15-2鉱区(ランドン油田他)1992年の鉱区取得以来、当社子会社の日本ベトナム石油(JVPC)がオペレーターを務める、当社の基幹プロジェクトの1つです。世界でも例の少ないフラクチャー(岩石の割れ目)が貯留層(石油の溜まっている地層)となっている油田で、当社のフラクチャー評価技術は国際的に高い評価を受けています。また社会福祉活動や温室効果ガスの削減にも積極的に取り組んでいます。

●05-1b/c鉱区2004年10月に05-1b/c鉱区の権益を取得し、探鉱活動を進めています。

04

  英国●キヌール、アンドリュー、ブレイ油田他英国北海は、当社の生産量の約10%を支える事業エリアであり、現在生産中の主な油ガス田は10件以上に上ります。また、探鉱/開発/生産等、さまざまな事業に関わる機会が多く、こうした機会を戦略的に捉えることで、事業基盤を堅固にしていきます。現在、カリーンガス田やマリナー油田など、大型油ガス田の開発に参画しており、将来の生産量に貢献していきます。

01

*オペレーター

プロジェクト会社

保有権益比率

状況

パートナー(権益比率)

JX石油開発

探鉱

40.0%

*PTTEPサイアム(60.0%)

B6/27鉱区

  タイ●B6/27鉱区鉱区内に当社が得意とする基盤岩貯留層と類似する貯留層の油田を含んでおり、現在、探鉱活動に取り組んでいます。

06

プロジェクト会社

株主構成(出資比率)

状況

保有権益比率

パートナー(権益比率)*オペレーター

JXミャンマー石油開発(株)

JX石油開発(40.0%)、日本国(50.0%)、三菱商事(10.0%)

探鉱/開発/生産

*ペトロナス・チャリガリ(40.9%)、MOGE(20.5%)、PTTEPインターナショナル(19.3%)

19.3%

M-12、13、14鉱区

  ミャンマー●M-12、13、14鉱区当社は探鉱段階から参画し、埋蔵量の評価作業、生産・出荷設備建設(パイプラインを含む)を経て、安定した生産段階に移行しています。現在は、天然ガス・コンデンセートの生産、販売ともに堅調に推移しています。

05

状況

プロジェクト会社

保有権益比率

パートナー(権益比率)国際石油開発帝石(37.5%)、ペトロナス・チャリガリ(25.0%)

*JXサバ深海石油開発

探鉱

37.5%

サバ州沖深海R鉱区

*オペレーター

状況

プロジェクト会社

保有権益比率

パートナー(権益比率)

*JX Nippon Oil & Gas Exploration (Offshore Malaysia) Sdn. Bhd.

探鉱

40.0%

ペトロナス・チャリガリ(40.0%)GDF Suez E&P Malaysia B.V.(20.0%)

サラワク州沖深海2F鉱区

JX Nippon Oil & Gas Exploration (Offshore Malaysia) Sdn. Bhd.

*ペトロナス・チャリガリ(40.0%)GDF Suez E&P Malaysia B.V.(20.0%)

探鉱

40.0%

サラワク州沖深海3F鉱区

プロジェクト会社

株主構成(出資比率)

状況

保有権益比率

*JXマレーシア石油開発

JX石油開発(78.7%)、国際石油開発帝石(15.0%)、三菱商事(6.3%)

探鉱/開発/生産

75.0%

パートナー(権益比率)

生産量(保有権益分) 20,000 BOED

JXサラワク石油開発

JX石油開発(76.5%)、国際石油開発帝石(15.0%)、三菱商事(8.5%)

生産

37.5%

18,500 BOED

ペトロナス・チャリガリ(25.0%)

ヘラン・ガス田他(SK10) ジンタン・ガス田、チリパディ・ガス田他(SK8)

*シェル(37.5%)、ペトロナス・チャリガリ(25.0%)

07  マレーシア●SK10鉱区(ヘラン・ガス田他)、SK8鉱区SK10事業はオペレーターとして探鉱・開発・生産まで手がけてきた、当社の基幹プロジェクトの1つです。当社が生産する天然ガスは液化天然ガス(Liquefied Natural Gas:LNG)として日本にも輸出されています(マレーシアLNGティガプロジェクト)。

●Deepwater Block-R鉱区、2F鉱区、3F鉱区2012年1月にサバ州沖深海R鉱区、2013年9月にサラワク州沖深海2F鉱区および2013年12月にサラワク州沖深海3F鉱区を取得し、探鉱活動を進めています。

油田※生産量は2013年実績 ガス田 油パイプライン ガスパイプライン

世界各地でグローバルに石油や天然ガスの開発プロジェクトを推進しています。

状況

プロジェクト会社

株主構成(出資比率)

保有権益比率

JX Nippon Exploration and Production(U.K.)Ltd.

JX石油開発(100%)

探鉱/開発/生産

4.0%~100%

パートナー *BP、*シェル、*マラソン、*スタトイル 他

生産量(保有権益分)12,500 BOED

キヌール、アンドリュー、ブレイ油田他

*一部の鉱区におけるオペレーター

マレーシア07

JXマレーシア石油開発権益保有ガス田JXサラワク石油開発権益保有ガス田JXサバ深海石油開発保有鉱区

日本ベトナム石油権益保有鉱区JX石油開発権益保有鉱区

ベトナム04

ミャンマー05

JXミャンマー石油開発(株)権益保有鉱区

JX石油開発保有鉱区

タイ06

A

JX Nippon Exploration and Production(U.K.)権益保有油・ガス田

英国01

*オペレーター

状況

プロジェクト会社

株主構成(出資比率)

保有権益比率

*アブダビ石油

JX石油開発(32.1%)、コスモエネルギー開発(64.2%)、中部電力(1.9%)、関西電力(1.9%)

探鉱/開発/生産

100%

アブダビ石油プロジェクト-ムバラス&西ムバラス鉱区(共同オペレータプロジェクト)

合同石油開発(*ブンドク社)

JX石油開発(45%)、コスモエネルギー開発(45%)、三井石油開発(10%)

探鉱/開発/生産

97%

パートナー(権益比率) BP(3%)

ブンドクプロジェクトーエル・ブンドク油田

JXカタール石油開発

JX石油開発(51%)、JOGMEC(49%)

探鉱

100%

Block A鉱区(プレ・クフ層)

   UAE・カタール●アブダビ石油(ADOC)プロジェクトUAEアブダビ首長国海上での原油生産プロジェクトです。ムバラス油田、ウム・アル・アンバー油田、ニーワット・アル・ギャラン油田から生産される原油は、ムバラスブレンドとして出荷されています。原油に随伴して生産される高濃度の酸性ガス(サワーガス)の大気放散量を削減するプロジェクトにより、アブダビ国営石油株式会社の2000年度環境安全最優秀賞を受賞しました。

●ブンドクプロジェクト�アブダビ首長国とカタール国の国境線上沖合に位置するエル・ブンドク油田から生産される原油をダス原油として出荷しています。

●Block A鉱区(プレ・クフ層)�2011年、海上鉱区・Block A鉱区(プレ・クフ層)の探鉱権益を取得しました。プレ・クフ層とは、カタールにおける主な天然ガス産出層であるクフ層より、更に深部に分布する地層です。クフ層には、世界最大のガス田であるノースフィールドガス田が広がっており、Block A鉱区においても、新たなガス田の発見が期待されています。

02 03UAE・カタール02 03

54

状況

パートナー

プロジェクト会社

株主構成(出資比率)

保有権益比率

Nippon Papua New Guinea LNG LLC/Merlin Petroleum Company 他

JX石油開発(79%)、丸紅(21%)

探鉱/生産

4.7%~73.5%

生産量(保有権益分)15,800 BOED

Nippon Oil Exploration(Niugini)Pty Ltd.

JX石油開発50%(議決権ベース)

探鉱

20.0%~25.0%

オイルサーチ、エクソンモービル、MRDC 他

Kutubu、Moranを含む陸上鉱区 PNG LNGプロジェクト PPL219、239、244、260鉱区

オイルサーチ 他

  パプアニューギニア●Kutubu、Gobe、Moranを含む陸上鉱区他、PNG LNGプロジェクト1990年以降クツブ、ゴベ、モラン等各油田で探鉱段階から原油の生産に取り組んできました。ガスの商業化については、PNG LNGプロジェクトの事業化検討段階から参画し、2009年12月の最終投資決定、その後の開発作業を経て、2014年5月にLNGの第一船を出荷しました。パプアニューギニア政府から、全面的支援を得ており、将来の当社収益に貢献する事業として期待しています。

状況

プロジェクト会社

株主構成(出資比率)

保有権益比率

日石ベラウ石油開発

JX石油開発(51.0%)、JOGMEC(49.0%)

パートナー(権益比率)

*BP(37.2%)、MIベラウ(16.3%)、CNOOC(13.9%)、ケージーベラウ/ケージーウィリアガール(10.0%)、LNGジャパン(7.3%)、タリスマン(3.1%)

探鉱/開発/生産

13.4%(日石ベラウ分12.2%、ケージーベラウ分1.2%)

生産量(保有権益分) 18,400 BOED

タングーLNGプロジェクト(ベラウ鉱区、ウィリアガール鉱区、ムツリ鉱区の統合エリア)

*オペレーター

ケージーベラウ

JOGMEC(49.2%)、JX石油開発(14.2%) 他

10

  インドネシア●タングーLNGプロジェクト当社は探鉱段階から参画し、2009年6月にLNG生産を開始しました。マレーシアLNGティガプロジェクトに次ぐ第2のLNGプロジェクトとして、長期安定的な収益、生産量確保への貢献を期待しています。

●サンガサンガ鉱区1990年6月にサンガサンガ鉱区、2009年11月にサンガサンガCBM(コールベッドメタン)鉱区の権益を取得し、探鉱活動を進めています。

08

日石ベラウ石油開発権益保有鉱区ベラウ鉱区、ウィリアガール鉱区、ムツリ鉱区の統合エリア

インドネシア08

Merlin権益保有鉱区(SE Gobeはサザンハイランド石油開発も保有)

マーレイ石油権益保有鉱区NOEX(Niugini)権益保有鉱区

パプアニューギニア10

油田※生産量は2013年実績 ガス田 油パイプライン ガスパイプライン

プロジェクト会社

株主構成(出資比率)

状況

保有権益比率

JX Nippon Oil Exploration(U.S.A.)Ltd.、JX Nippon Oil Exploration(Gulf)Ltd.

JX石油開発(100%)

探鉱/開発/生産

11.6%~62.5%

パートナー *アナダルコ、*ヒルコープ、*フィールドウッド 他

生産量(保有権益分) 3,600 BOED

Orchard North(陸上)、K2 他海上各鉱区

*一部の鉱区におけるオペレーター

  アメリカ・メキシコ湾比較的、事業機会が多いことから、陸上、浅海(200m以浅)、深海(200m以深)にて、生産・開発事業を行っています。

11

●主な資産

アメリカ・メキシコ湾11

CO2-EOR プロジェクト●当社は2014年7月に、石炭火力発電プラントの排ガスから回収される温室効果ガス(CO2)を利用したCO2-EORプロジェクトを開始いたしました。

●本プロジェクトは、米国の大手電力会社であるNRG Energy, Inc. (NRG) 社との合弁会社を通じて事業を推進します。この合弁会社は、ヒューストン南西部に位置するW.A.パリッシュ発電所(米国最大規模の石炭火力発電所)に世界最大級のCO2回収装置*を建設し、回収したCO2をW.A.パリッシュ発電所から約130km離れたテキサス州ウェスト・ランチ油田までパイプラインで運び、地下に圧入することで原油の増産を図ります。

●このCO2回収装置は2016年第4四半期に商業運転を開始する予定です。ウェスト・ランチ油田の生産量は、現状の日量約500バレルから、日量約12,000バレル(プロジェクト期間平均)まで、飛躍的に伸びる見込みです(原油の累積増産量は約6,000万バレルの見込み)。同時に、本プロジェクトにおいて、これまでW.A.パリッシュ発電所から大気中に放出されていたCO2を年間約160万トン削減することができます。●本プロジェクトは、老朽化した油田における原油生産量の飛躍的な増加と、石炭火力発電所から大気中へ排出する温暖化ガス(CO2)の低減を同時に実現できる画期的なプロジェクトです。* 三菱重工業などが建設。CO2 回収能力は日量4,776トンで、燃焼排ガスからCO2 を回収するプラントとしては世界最大規模です。

09  オーストラリア●ムティニア・エクセター油田、フィヌケイン・サウス油田他非常に生産性の高い貯留層から低硫黄の良質な原油を生産しています。当油田から得た収益は、オーストラリアにおける新たな探鉱活動に振り向けています。

●WA-290-P/WA-49-R鉱区、WA-435-P鉱区/WA-437-P鉱区、WA-320-P鉱区/WA-155-P(2)鉱区、WA-517-P鉱区

2005年12月にWA-290 -P鉱区、2012年10月にWA-435 -P鉱区、WA-437-P鉱区、2013年6月にWA-320-P鉱区、2015年8月にWA-517-P鉱区を取得し、探鉱活動を進めています。

オーストラリア09

JX Nippon Oil Exploration(Austlaria)権益保有鉱区

状況

状況

プロジェクト会社

株主構成(出資比率)

パートナー(権益比率)

保有権益比率

生産量(保有権益分)

JX Nippon Oil & Gas Exploration (Australia) Pty Ltd

生産 探鉱

ムティニア・エクセター油田

900 BOED

JX石油開発(100%)

*サントス(37.5%)、クフペック(37.5%)

フィヌケイン・サウス油田

700 BOED

WA-191-P鉱区

25.0%

プロジェクト会社

株主構成(出資比率)

保有権益比率

パートナー(権益比率)

25.0%

WA-498-P鉱区

*サントス(75.0%)

15.00%

WA-290-P鉱区/WA-49-R鉱区

*クアドラント(30.25%)、サントス(24.75%)、OMV(20.00%)、タップ(10.00%)

JX Nippon Oil & Gas Exploration (Australia) Pty Ltd

JX石油開発(100%)

探鉱

20.0%

*クアドラント(40.0%)、ファインダー(20.0%)、カナーボン(20.0%)

WA-435-P鉱区/WA-437-P鉱区

*オペレーター

状況

プロジェクト会社

株主構成(出資比率)

保有権益比率

パートナー(権益比率)

10.0%

WA-320-P鉱区

*クアドラント(40.7%)、タップ(9.8%)、OMV(39.5%)

7.0%

WA-155-P(2)鉱区

*クアドラント(40.7%)、タップ(6.5%)、OMV(27.1%)、INPEX(18.7%)

JX Nippon Oil & Gas Exploration (Australia) Pty Ltd

JX石油開発(100%)

探鉱

50.0%

*サントス(50.0%)

WA-517-P鉱区

76

状況

パートナー

プロジェクト会社

株主構成(出資比率)

保有権益比率

Nippon Papua New Guinea LNG LLC/Merlin Petroleum Company 他

JX石油開発(79%)、丸紅(21%)

探鉱/生産

4.7%~73.5%

生産量(保有権益分)15,800 BOED

Nippon Oil Exploration(Niugini)Pty Ltd.

JX石油開発50%(議決権ベース)

探鉱

20.0%~25.0%

オイルサーチ、エクソンモービル、MRDC 他

Kutubu、Moranを含む陸上鉱区 PNG LNGプロジェクト PPL219、239、244、260鉱区

オイルサーチ 他

  パプアニューギニア●Kutubu、Gobe、Moranを含む陸上鉱区他、PNG LNGプロジェクト1990年以降クツブ、ゴベ、モラン等各油田で探鉱段階から原油の生産に取り組んできました。ガスの商業化については、PNG LNGプロジェクトの事業化検討段階から参画し、2009年12月の最終投資決定、その後の開発作業を経て、2014年5月にLNGの第一船を出荷しました。パプアニューギニア政府から、全面的支援を得ており、将来の当社収益に貢献する事業として期待しています。

状況

プロジェクト会社

株主構成(出資比率)

保有権益比率

日石ベラウ石油開発

JX石油開発(51.0%)、JOGMEC(49.0%)

パートナー(権益比率)

*BP(37.2%)、MIベラウ(16.3%)、CNOOC(13.9%)、ケージーベラウ/ケージーウィリアガール(10.0%)、LNGジャパン(7.3%)、タリスマン(3.1%)

探鉱/開発/生産

13.4%(日石ベラウ分12.2%、ケージーベラウ分1.2%)

生産量(保有権益分) 18,400 BOED

タングーLNGプロジェクト(ベラウ鉱区、ウィリアガール鉱区、ムツリ鉱区の統合エリア)

*オペレーター

ケージーベラウ

JOGMEC(49.2%)、JX石油開発(14.2%) 他

10

  インドネシア●タングーLNGプロジェクト当社は探鉱段階から参画し、2009年6月にLNG生産を開始しました。マレーシアLNGティガプロジェクトに次ぐ第2のLNGプロジェクトとして、長期安定的な収益、生産量確保への貢献を期待しています。

●サンガサンガ鉱区1990年6月にサンガサンガ鉱区、2009年11月にサンガサンガCBM(コールベッドメタン)鉱区の権益を取得し、探鉱活動を進めています。

08

日石ベラウ石油開発権益保有鉱区ベラウ鉱区、ウィリアガール鉱区、ムツリ鉱区の統合エリア

インドネシア08

Merlin権益保有鉱区(SE Gobeはサザンハイランド石油開発も保有)

マーレイ石油権益保有鉱区NOEX(Niugini)権益保有鉱区

パプアニューギニア10

油田※生産量は2013年実績 ガス田 油パイプライン ガスパイプライン

プロジェクト会社

株主構成(出資比率)

状況

保有権益比率

JX Nippon Oil Exploration(U.S.A.)Ltd.、JX Nippon Oil Exploration(Gulf)Ltd.

JX石油開発(100%)

探鉱/開発/生産

11.6%~62.5%

パートナー *アナダルコ、*ヒルコープ、*フィールドウッド 他

生産量(保有権益分) 3,600 BOED

Orchard North(陸上)、K2 他海上各鉱区

*一部の鉱区におけるオペレーター

  アメリカ・メキシコ湾比較的、事業機会が多いことから、陸上、浅海(200m以浅)、深海(200m以深)にて、生産・開発事業を行っています。

11

●主な資産

アメリカ・メキシコ湾11

CO2-EOR プロジェクト●当社は2014年7月に、石炭火力発電プラントの排ガスから回収される温室効果ガス(CO2)を利用したCO2-EORプロジェクトを開始いたしました。

●本プロジェクトは、米国の大手電力会社であるNRG Energy, Inc. (NRG) 社との合弁会社を通じて事業を推進します。この合弁会社は、ヒューストン南西部に位置するW.A.パリッシュ発電所(米国最大規模の石炭火力発電所)に世界最大級のCO2回収装置*を建設し、回収したCO2をW.A.パリッシュ発電所から約130km離れたテキサス州ウェスト・ランチ油田までパイプラインで運び、地下に圧入することで原油の増産を図ります。

●このCO2回収装置は2016年第4四半期に商業運転を開始する予定です。ウェスト・ランチ油田の生産量は、現状の日量約500バレルから、日量約12,000バレル(プロジェクト期間平均)まで、飛躍的に伸びる見込みです(原油の累積増産量は約6,000万バレルの見込み)。同時に、本プロジェクトにおいて、これまでW.A.パリッシュ発電所から大気中に放出されていたCO2を年間約160万トン削減することができます。●本プロジェクトは、老朽化した油田における原油生産量の飛躍的な増加と、石炭火力発電所から大気中へ排出する温暖化ガス(CO2)の低減を同時に実現できる画期的なプロジェクトです。* 三菱重工業などが建設。CO2 回収能力は日量4,776トンで、燃焼排ガスからCO2 を回収するプラントとしては世界最大規模です。

09  オーストラリア●ムティニア・エクセター油田、フィヌケイン・サウス油田他非常に生産性の高い貯留層から低硫黄の良質な原油を生産しています。当油田から得た収益は、オーストラリアにおける新たな探鉱活動に振り向けています。

●WA-290-P/WA-49-R鉱区、WA-435-P鉱区/WA-437-P鉱区、WA-320-P鉱区/WA-155-P(2)鉱区、WA-517-P鉱区

2005年12月にWA-290 -P鉱区、2012年10月にWA-435 -P鉱区、WA-437-P鉱区、2013年6月にWA-320-P鉱区、2015年8月にWA-517-P鉱区を取得し、探鉱活動を進めています。

オーストラリア09

JX Nippon Oil Exploration(Austlaria)権益保有鉱区

状況

状況

プロジェクト会社

株主構成(出資比率)

パートナー(権益比率)

保有権益比率

生産量(保有権益分)

JX Nippon Oil & Gas Exploration (Australia) Pty Ltd

生産 探鉱

ムティニア・エクセター油田

900 BOED

JX石油開発(100%)

*サントス(37.5%)、クフペック(37.5%)

フィヌケイン・サウス油田

700 BOED

WA-191-P鉱区

25.0%

プロジェクト会社

株主構成(出資比率)

保有権益比率

パートナー(権益比率)

25.0%

WA-498-P鉱区

*サントス(75.0%)

15.00%

WA-290-P鉱区/WA-49-R鉱区

*クアドラント(30.25%)、サントス(24.75%)、OMV(20.00%)、タップ(10.00%)

JX Nippon Oil & Gas Exploration (Australia) Pty Ltd

JX石油開発(100%)

探鉱

20.0%

*クアドラント(40.0%)、ファインダー(20.0%)、カナーボン(20.0%)

WA-435-P鉱区/WA-437-P鉱区

*オペレーター

状況

プロジェクト会社

株主構成(出資比率)

保有権益比率

パートナー(権益比率)

10.0%

WA-320-P鉱区

*クアドラント(40.7%)、タップ(9.8%)、OMV(39.5%)

7.0%

WA-155-P(2)鉱区

*クアドラント(40.7%)、タップ(6.5%)、OMV(27.1%)、INPEX(18.7%)

JX Nippon Oil & Gas Exploration (Australia) Pty Ltd

JX石油開発(100%)

探鉱

50.0%

*サントス(50.0%)

WA-517-P鉱区

76

  カナダ●シンクルード・プロジェクト

膨大な埋蔵量を有するオイルサンド(油分を含む砂)から合成原油を生産するシンクルード・プロジェクトに参画しています。カナダでは、約17百億バレルのビチュメン(アスファルトに似た重質油)の回収が可能と言われ、長期にわたる安定的生産が可能となる十分な鉱床を確保しています。

12

Mocal Energy※権益保有鉱区※Mocal Energyは日本カナダ石油の100%出資による現地子会社

カナダ12

状況

プロジェクト会社 JX石油開発

三陸沖、襟裳沖

探鉱

保有権益比率 50%~100%

状況

プロジェクト会社 JX石油開発

四国沖、西九州沖、佐渡沖、富山湾、陸上鉱区

探鉱

保有権益比率 100%

  日本●探鉱エリア

三陸沖、襟裳沖、四国沖、西九州沖、佐渡沖、富山湾、その他、陸上エリアに鉱業権を有し、また鉱業出願を行っています。日本の有望地域での探鉱活動を継続的に行い、エネルギーの安定供給を目指しています。

●中条油業所�

当社の国内唯一の天然ガス、原油の生産拠点です。ここで生産される天然ガスは家庭用のガスや産業用の原料、燃料として、地域の皆様に使用されています。

●ヨウ素事業

中条油業所では、水溶性天然ガスに付随して産出する地下水(かん水)に含まれるヨウ素分を回収し、世界各国にヨウ素製品を輸出しています。

13

襟裳沖

三陸沖

中条油業所

東京

四国沖

西九州沖

日本

日本13

JX石油開発保有 鉱業権と鉱業出願エリア

状況

プロジェクト会社

株主構成(出資比率)

保有権益比率

日本カナダ石油/Mocal Energy

JX石油開発(100%)

5.0%

パートナー(権益比率)カナディアン・オイルサンド(36.7%)、インペリアル(25.0%)、サンコール(12.0%)、シノペック(9.0%)、ネクセン(7.2%)、マーフィー(5.0%)

生産量(保有権益分) 13,300 BOED

シンクルード・プロジェクト

開発/生産

※当プロジェクトは他の共同事業形態とは異なり、権益比率に応じて出資・設立したシンクルード・カナダ社がオペレーターとして操業管理しています。なお、権益比率については、四捨五入の関係で合計が100%になりません。

環境・安全・衛生に関わる方針

基本方針

私たち、JX石油開発は、エネルギー・資源・素材における創造と革新

を通じて、持続可能な経済・社会の発展に貢献することを理念とす

るJXグループの一員として、グループのコア事業の1つである石油・

天然ガスの開発・生産を担っています。

地域社会の一員として、私たちは当社の社員、請負会社および地域

住民を事故・疾病から守るとともに、地球環境との調和を保ちつつ

社会が必要とする石油・天然ガスを供給することを約束します。

方策

・衛生・安全・環境(HSE)に対する配慮を、他のすべての事項より優

先します。

・あらゆる関係法規および同意したその他の必要事項を遵守します。

・HSE活動の継続的な向上を達成するため、厳格な目標を設定し、

定期的に監査・見直しを実施するなどして、体系的にHSEの管理を

行います。

・社員へのリスクを最小化する労働環境を計画するとともに、リスクを

合理的に可能な限り軽減できるように業務方法を向上させます。

・可能な限り最善の技術の活用を促進し、企業活動による環境へ

の影響を減少させます。特に、エネルギー・資材を効率的に使用し、

廃棄物を極力減少させ、環境汚染を防止することを目指します。

・社員に、それぞれの業務を実施するための十分な力量を持たせ、

さらにHSEに関するリスクを的確に管理するためのトレーニングや

意識向上プログラムに今後も力を入れます。

・当社の社員、請負会社の社員、お客様のすべてにHSE方針とその

目的を理解してもらい、彼らのインプットおよびフィードバックを積極

的に得るために、コミュニケーションのルートを構築します。

運用

JX石油開発の社長は、HSE方針を確実に実施し、その有効性を毎

年見直すことに対して責任を負います。

JX石油開発の操業管理下で活動するJX石油開発グループ会社の

すべての社員および請負会社は、HSE方針の運用に責任を負いま

す。2016年1月

JX石油開発株式会社代表取締役社長 三宅 俊作

HSEマネジメントシステム

石油・天然ガス開発事業は、探鉱・開発・生産および廃鉱と、段階的

に進められます。その各段階において、従業員、請負会社社員、周辺

住民等の健康被害や、地球環境影響を及ぼすリスクをはらんでい

ます。当社は、それらの労働衛生・安全・環境(HSE:Health, Safety

and Environment)に関わるリスク管理を事業遂行上の最優先事項と

位置づけ、ISO14001※1やOHSAS18001※2などの国際規格に則った

労働衛生安全環境マネジメントシステム(HSE-MS:HSE Management

System)を制定し、労働災害の防止と環境負荷の低減に向けこれ

を継続的に改善する事を定めるとともに、東京本社から操業現場

に至る組織全体にわたって運用しています。

注記 ※1 環境マネジメントシステム ※2 労働安全衛生マネジメントシステム

安全な操業体制

過去、当社においては死亡事故や複数人の休業災害、大規模な油濁事故等は発

生しておらず、良好な実績を達成しています。

石油・天然ガス開発事業における各作業は、それらに特有なHSEリスクをはらん

でいます。各作業に関わるHSEリスクは、作業計画書などの計画段階における

様々なHSEリスク評価過程において評価され、HSEリスク軽減のための対策を

策定しています。

特定されたHSEリスクおよび対策は、操業現場で勤務している全員に、HSE訓

練、HSE会議、また作業前打ち合わせなどにおいて周知され、対策の実行をより

確実なものにしています。また、STOP※3、JSA※4、PTW※5などの作業管理システ

ムにより、さらにHSEリスク軽減を図っています。

各操業事務所の管理者は、操業現場に勤務する人員の作業実行能力を評価し、

環境保全しつつ安全に作業遂行する為の必要な教育・訓練を実施しています。

注記 ※3 Safety Training Observation Program cards※4 Job Safety Analysis※5 Permit-to-Work

労働時間(100万時間)

休業災害・労働災害の度数率

(100万労働時間あたりの件数)

0.5

3.0

2.5

2.0

1.5

1.0

0.0

1.0

6.0

5.0

4.0

3.0

2.0

0.0

2011 2012 2013 2014 2015 (年)

労働災害・度数率(※2)休業災害・度数率(※1) 労働時間

2011年から2015年における当社の労働災害・休業災害の実績

98

  カナダ●シンクルード・プロジェクト

膨大な埋蔵量を有するオイルサンド(油分を含む砂)から合成原油を生産するシンクルード・プロジェクトに参画しています。カナダでは、約17百億バレルのビチュメン(アスファルトに似た重質油)の回収が可能と言われ、長期にわたる安定的生産が可能となる十分な鉱床を確保しています。

12

Mocal Energy※権益保有鉱区※Mocal Energyは日本カナダ石油の100%出資による現地子会社

カナダ12

状況

プロジェクト会社 JX石油開発

三陸沖、襟裳沖

探鉱

保有権益比率 50%~100%

状況

プロジェクト会社 JX石油開発

四国沖、西九州沖、佐渡沖、富山湾、陸上鉱区

探鉱

保有権益比率 100%

  日本●探鉱エリア

三陸沖、襟裳沖、四国沖、西九州沖、佐渡沖、富山湾、その他、陸上エリアに鉱業権を有し、また鉱業出願を行っています。日本の有望地域での探鉱活動を継続的に行い、エネルギーの安定供給を目指しています。

●中条油業所�

当社の国内唯一の天然ガス、原油の生産拠点です。ここで生産される天然ガスは家庭用のガスや産業用の原料、燃料として、地域の皆様に使用されています。

●ヨウ素事業

中条油業所では、水溶性天然ガスに付随して産出する地下水(かん水)に含まれるヨウ素分を回収し、世界各国にヨウ素製品を輸出しています。

13

襟裳沖

三陸沖

中条油業所

東京

四国沖

西九州沖

日本

日本13

JX石油開発保有 鉱業権と鉱業出願エリア

状況

プロジェクト会社

株主構成(出資比率)

保有権益比率

日本カナダ石油/Mocal Energy

JX石油開発(100%)

5.0%

パートナー(権益比率)カナディアン・オイルサンド(36.7%)、インペリアル(25.0%)、サンコール(12.0%)、シノペック(9.0%)、ネクセン(7.2%)、マーフィー(5.0%)

生産量(保有権益分) 13,300 BOED

シンクルード・プロジェクト

開発/生産

※当プロジェクトは他の共同事業形態とは異なり、権益比率に応じて出資・設立したシンクルード・カナダ社がオペレーターとして操業管理しています。なお、権益比率については、四捨五入の関係で合計が100%になりません。

環境・安全・衛生に関わる方針

基本方針

私たち、JX石油開発は、エネルギー・資源・素材における創造と革新

を通じて、持続可能な経済・社会の発展に貢献することを理念とす

るJXグループの一員として、グループのコア事業の1つである石油・

天然ガスの開発・生産を担っています。

地域社会の一員として、私たちは当社の社員、請負会社および地域

住民を事故・疾病から守るとともに、地球環境との調和を保ちつつ

社会が必要とする石油・天然ガスを供給することを約束します。

方策

・衛生・安全・環境(HSE)に対する配慮を、他のすべての事項より優

先します。

・あらゆる関係法規および同意したその他の必要事項を遵守します。

・HSE活動の継続的な向上を達成するため、厳格な目標を設定し、

定期的に監査・見直しを実施するなどして、体系的にHSEの管理を

行います。

・社員へのリスクを最小化する労働環境を計画するとともに、リスクを

合理的に可能な限り軽減できるように業務方法を向上させます。

・可能な限り最善の技術の活用を促進し、企業活動による環境へ

の影響を減少させます。特に、エネルギー・資材を効率的に使用し、

廃棄物を極力減少させ、環境汚染を防止することを目指します。

・社員に、それぞれの業務を実施するための十分な力量を持たせ、

さらにHSEに関するリスクを的確に管理するためのトレーニングや

意識向上プログラムに今後も力を入れます。

・当社の社員、請負会社の社員、お客様のすべてにHSE方針とその

目的を理解してもらい、彼らのインプットおよびフィードバックを積極

的に得るために、コミュニケーションのルートを構築します。

運用

JX石油開発の社長は、HSE方針を確実に実施し、その有効性を毎

年見直すことに対して責任を負います。

JX石油開発の操業管理下で活動するJX石油開発グループ会社の

すべての社員および請負会社は、HSE方針の運用に責任を負いま

す。2016年1月

JX石油開発株式会社代表取締役社長 三宅 俊作

HSEマネジメントシステム

石油・天然ガス開発事業は、探鉱・開発・生産および廃鉱と、段階的

に進められます。その各段階において、従業員、請負会社社員、周辺

住民等の健康被害や、地球環境影響を及ぼすリスクをはらんでい

ます。当社は、それらの労働衛生・安全・環境(HSE:Health, Safety

and Environment)に関わるリスク管理を事業遂行上の最優先事項と

位置づけ、ISO14001※1やOHSAS18001※2などの国際規格に則った

労働衛生安全環境マネジメントシステム(HSE-MS:HSE Management

System)を制定し、労働災害の防止と環境負荷の低減に向けこれ

を継続的に改善する事を定めるとともに、東京本社から操業現場

に至る組織全体にわたって運用しています。

注記 ※1 環境マネジメントシステム ※2 労働安全衛生マネジメントシステム

安全な操業体制

過去、当社においては死亡事故や複数人の休業災害、大規模な油濁事故等は発

生しておらず、良好な実績を達成しています。

石油・天然ガス開発事業における各作業は、それらに特有なHSEリスクをはらん

でいます。各作業に関わるHSEリスクは、作業計画書などの計画段階における

様々なHSEリスク評価過程において評価され、HSEリスク軽減のための対策を

策定しています。

特定されたHSEリスクおよび対策は、操業現場で勤務している全員に、HSE訓

練、HSE会議、また作業前打ち合わせなどにおいて周知され、対策の実行をより

確実なものにしています。また、STOP※3、JSA※4、PTW※5などの作業管理システ

ムにより、さらにHSEリスク軽減を図っています。

各操業事務所の管理者は、操業現場に勤務する人員の作業実行能力を評価し、

環境保全しつつ安全に作業遂行する為の必要な教育・訓練を実施しています。

注記 ※3 Safety Training Observation Program cards※4 Job Safety Analysis※5 Permit-to-Work

労働時間(100万時間)

休業災害・労働災害の度数率

(100万労働時間あたりの件数)

0.5

3.0

2.5

2.0

1.5

1.0

0.0

1.0

6.0

5.0

4.0

3.0

2.0

0.0

2011 2012 2013 2014 2015 (年)

労働災害・度数率(※2)休業災害・度数率(※1) 労働時間

2011年から2015年における当社の労働災害・休業災害の実績

98

社会貢献活動

当社が事業活動を行なっている国内外のさまざまな地域において、社会事業・イベント等に対する寄付や、地元行事への参加、ボランティア活動の実施など、地域社会に根差した活動を展開しています。

▲日本/森林保全活動

学校の建設

ベトナムの将来を担う子供たちが、より良い環境で勉学に励むことが出来るよう、学校建設を中心とした教育支援に力を注いでいます。これまでに、ベトナム各地で合計6件の学校の建設に対して寄付を実施しています。

リハビリ施設の建設 

ベトナム戦争中に散布された枯葉剤(ダイオキシン)の影響で障害を負った方々のため、ベトナム中部においてリハビリ施設の建設資金を寄付しています。2005年11月に完成したクアン・チー省ジオリン地区のリハビリ施設では、多くの子供たちがリハビリに励んでいます。また、2012年8月には、ハ・ティン省カム・シュエン地区に、障害の残る青少年の社会参加(職業訓練)を支援するリハビリ施設が完成しました。

地域イベント等への貢献

オペレーターとして事業を展開しているサラワク州を中心に、ボルネオジャズフェスティバルやサラワクレガッタ大会など、地域の各種スポーツ・文化イベント等に対してスポンサーシップを通じた支援を行うなど、様々な社会貢献活動を継続して行っています。

森林保全活動

中条油業所が所在する地域では、松くい虫の被害により砂防林である松林の荒廃が進んでいます。このため同所では、1998年から構内および周辺の松林の保全活動に取り組んでおり、2004年以降は毎年役員・社員およびその家族が社員ボランティアとして、この活動に参加しています。

中条油業所の温泉の供給

中条油業所において生産されるかん水を、温泉水として公営温泉「塩の湯温泉」等へ供給しており、地域の皆様から好評を得ています。

震災復興支援/事業展開国・地域での支援

JXグループが実施する、東日本大震災の被災地での復興支援ボランティア活動に参加してきました。また、当社が事業展開する国・地域においても、災害被災者支援のために義援金を贈りました。

▲ベトナム/リハビリの様子

▲ベトナム/学校の建設

▲マレーシア/ボルネオジャズフェスティバルへの協賛

ベトナム

マレーシア

日本

被災地支援

JXグループの価値観

JXホールディングスでは、JXグループ理念である「エネルギー・資源・

素材における創造と革新を通じて、持続可能な経済・社会の発展に貢

献すること」を実現するために「EARTH-5つの価値観」を行動指針と

して掲げています。当社は、JXグループの中核会社として、行動指針

の一つである「地球環境との調和」を念頭に置き、以下の活動を通じ

て、環境を重視した取り組みを行っています。

温室効果ガスの排出量削減

当社の石油・天然ガス開発事業における温室効果ガスは、主に、原油

の生産に伴う随伴ガスの燃焼により発生する二酸化炭素や、ガスプロ

セス設備から継続的に放散されているメタンガスなどです。当社が操

業する主たる油ガス田であるマレーシアのヘランガス田、ベトナムのラ

ンドン油田、中東のブンドク油田、ムバラス油田等では、これらの温室

効果ガスの抜本的な排出削減対策を立案し、実行しています。

ヘランガス田においては、2009年度に、ガスプロセス設備からの放散

ガスの排出量の約50%削減(過去3年間の平均値に対して)を達成しま

した。これは、放散ガスラインの圧力管理および生産設備の保守点検

を徹底し、計画にない設備停止を減らし安定的な生産を維持するな

どの地道な操業管理によるものです。

ランドン油田においては、過去、原油の生産に伴って産出される随伴

ガスを燃焼処理していました。2001年9月より、随伴ガスを海底パイプ

ラインで陸上へ輸送し、ベトナム国内の発電所向け燃料として利用し

ています。当社グループは、このガス有効利用事業をCDMとして、京

都議定書関係機関であるCDM理事会に申請し、2006年2月4日に承

認を受けました。さらに、ランドン油田のいくつかの海洋施設には、太

陽光発電機または風力発電機が搭載され、当該施設で使用される電

力需要の一部を賄っています。

また、当社が株主として参加し、アラブ首長国連邦でムバラス油田等

の海底油田を操業しているアブダビ石油(株)においては、2000年に

受賞したサワーガス圧入プロジェクトに対する環境安全最優秀賞を

始めとして数々のHSE表彰を、アブダビ国営石油会社(ADNOC)から

受賞してきましたが、2015年には年間を通じ最も優れたHSE活動に取

り組んだ企業として「HSEパフォーマンス賞」を受賞しました。

当社では、これらの主たる温室効果ガスの排出量削減活動に加えて、

陸上資機材基地から海洋施設へ各種資機材等を運搬するための船

舶の運航最適化を図ることにより、船舶燃料使用量の削減努力を継

続的に実施しています。

緊急事態および油濁対応

▲ヘラン・ガス田の海上消火訓練▲操業事務所での緊急事態対応訓練

当社は、HSE-MSの一環として全社的な緊急事態対応要領を策定し、

さらに各操業事務所に即した緊急事態・油濁対応計画に基づく体制

を構築しています。当該計画では、緊急事態の重大性に基づき、事故

発生現場、操業事務所、本社と、階層的に対応に必要な組織および機

材等を動員し、人および環境への影響を最小限にとどめることとして

います。また、その実効性について、定期的に社内または関係する請

負会社と合同の訓練を通して確認し、必要な改善を実施しています。

大規模油濁対応については、マレーシアでは石油業界の相互援助組織に加盟、その他の国においては石油業界で評価を得ている油濁対応

サービス会社と契約を締結するなど、対応に必要な人員および資機材を迅速に動員できる体制を整えています。

1110

社会貢献活動

当社が事業活動を行なっている国内外のさまざまな地域において、社会事業・イベント等に対する寄付や、地元行事への参加、ボランティア活動の実施など、地域社会に根差した活動を展開しています。

▲日本/森林保全活動

学校の建設

ベトナムの将来を担う子供たちが、より良い環境で勉学に励むことが出来るよう、学校建設を中心とした教育支援に力を注いでいます。これまでに、ベトナム各地で合計6件の学校の建設に対して寄付を実施しています。

リハビリ施設の建設 

ベトナム戦争中に散布された枯葉剤(ダイオキシン)の影響で障害を負った方々のため、ベトナム中部においてリハビリ施設の建設資金を寄付しています。2005年11月に完成したクアン・チー省ジオリン地区のリハビリ施設では、多くの子供たちがリハビリに励んでいます。また、2012年8月には、ハ・ティン省カム・シュエン地区に、障害の残る青少年の社会参加(職業訓練)を支援するリハビリ施設が完成しました。

地域イベント等への貢献

オペレーターとして事業を展開しているサラワク州を中心に、ボルネオジャズフェスティバルやサラワクレガッタ大会など、地域の各種スポーツ・文化イベント等に対してスポンサーシップを通じた支援を行うなど、様々な社会貢献活動を継続して行っています。

森林保全活動

中条油業所が所在する地域では、松くい虫の被害により砂防林である松林の荒廃が進んでいます。このため同所では、1998年から構内および周辺の松林の保全活動に取り組んでおり、2004年以降は毎年役員・社員およびその家族が社員ボランティアとして、この活動に参加しています。

中条油業所の温泉の供給

中条油業所において生産されるかん水を、温泉水として公営温泉「塩の湯温泉」等へ供給しており、地域の皆様から好評を得ています。

震災復興支援/事業展開国・地域での支援

JXグループが実施する、東日本大震災の被災地での復興支援ボランティア活動に参加してきました。また、当社が事業展開する国・地域においても、災害被災者支援のために義援金を贈りました。

▲ベトナム/リハビリの様子

▲ベトナム/学校の建設

▲マレーシア/ボルネオジャズフェスティバルへの協賛

ベトナム

マレーシア

日本

被災地支援

JXグループの価値観

JXホールディングスでは、JXグループ理念である「エネルギー・資源・

素材における創造と革新を通じて、持続可能な経済・社会の発展に貢

献すること」を実現するために「EARTH-5つの価値観」を行動指針と

して掲げています。当社は、JXグループの中核会社として、行動指針

の一つである「地球環境との調和」を念頭に置き、以下の活動を通じ

て、環境を重視した取り組みを行っています。

温室効果ガスの排出量削減

当社の石油・天然ガス開発事業における温室効果ガスは、主に、原油

の生産に伴う随伴ガスの燃焼により発生する二酸化炭素や、ガスプロ

セス設備から継続的に放散されているメタンガスなどです。当社が操

業する主たる油ガス田であるマレーシアのヘランガス田、ベトナムのラ

ンドン油田、中東のブンドク油田、ムバラス油田等では、これらの温室

効果ガスの抜本的な排出削減対策を立案し、実行しています。

ヘランガス田においては、2009年度に、ガスプロセス設備からの放散

ガスの排出量の約50%削減(過去3年間の平均値に対して)を達成しま

した。これは、放散ガスラインの圧力管理および生産設備の保守点検

を徹底し、計画にない設備停止を減らし安定的な生産を維持するな

どの地道な操業管理によるものです。

ランドン油田においては、過去、原油の生産に伴って産出される随伴

ガスを燃焼処理していました。2001年9月より、随伴ガスを海底パイプ

ラインで陸上へ輸送し、ベトナム国内の発電所向け燃料として利用し

ています。当社グループは、このガス有効利用事業をCDMとして、京

都議定書関係機関であるCDM理事会に申請し、2006年2月4日に承

認を受けました。さらに、ランドン油田のいくつかの海洋施設には、太

陽光発電機または風力発電機が搭載され、当該施設で使用される電

力需要の一部を賄っています。

また、当社が株主として参加し、アラブ首長国連邦でムバラス油田等

の海底油田を操業しているアブダビ石油(株)においては、2000年に

受賞したサワーガス圧入プロジェクトに対する環境安全最優秀賞を

始めとして数々のHSE表彰を、アブダビ国営石油会社(ADNOC)から

受賞してきましたが、2015年には年間を通じ最も優れたHSE活動に取

り組んだ企業として「HSEパフォーマンス賞」を受賞しました。

当社では、これらの主たる温室効果ガスの排出量削減活動に加えて、

陸上資機材基地から海洋施設へ各種資機材等を運搬するための船

舶の運航最適化を図ることにより、船舶燃料使用量の削減努力を継

続的に実施しています。

緊急事態および油濁対応

▲ヘラン・ガス田の海上消火訓練▲操業事務所での緊急事態対応訓練

当社は、HSE-MSの一環として全社的な緊急事態対応要領を策定し、

さらに各操業事務所に即した緊急事態・油濁対応計画に基づく体制

を構築しています。当該計画では、緊急事態の重大性に基づき、事故

発生現場、操業事務所、本社と、階層的に対応に必要な組織および機

材等を動員し、人および環境への影響を最小限にとどめることとして

います。また、その実効性について、定期的に社内または関係する請

負会社と合同の訓練を通して確認し、必要な改善を実施しています。

大規模油濁対応については、マレーシアでは石油業界の相互援助組織に加盟、その他の国においては石油業界で評価を得ている油濁対応

サービス会社と契約を締結するなど、対応に必要な人員および資機材を迅速に動員できる体制を整えています。

1110

沿革概要

組織図

会社情報C o r p o r a t e P r o f i l e

●社名

JX石油開発株式会社

●本社所在地

東京都千代田区大手町1-1-2 JXビル

●設立年月日

1991年6月26日

●資本金

98億円1,500万円 

●株主

JXホールディングス(100%)

●代表取締役社長

三宅 俊作

●事業内容

石油、天然ガスその他の鉱物資源の探鉱および開発石油、天然ガスその他の鉱物資源およびそれらの副産物の採取、加工、貯蔵、売買および輸送

●従業員数

949名(2016年3月31日時点)

●URL

http://www.nex.jx-group.co.jp/

JXグループについて

新日本石油株式会社と新日鉱ホールディングス株式会社は、共同して株式移転を行うことにより、2010年4月1日、統合持株会社「JXホールディングス」を設立し、両社グループの全事業を統合持株会社(JXホールディングス)の傘下に統合・再編・整理いたしました。当社は、2010年7月1日より、「JX日鉱日石開発株式会社」としてJX日鉱日石エネルギー株式会社、JX日鉱日石金属株式会社とともにJXグループ中核事業会社の一つとなりました。2016年1月1日より、「JX石油開発」に商号変更をいたしました。 

2009

2008

2007

2006

2005

2004

2003

2002

2000

1998

1997

1994

1992 ~94

インドネシア:タングーLNGプロジェクト生産開始。英国:22/25a鉱区カリーン構造にて天然ガスを発見。パプアニューギニア:オイルサーチ社から探鉱鉱区を取得。

パプアニューギニア:AGL社保有権益を取得。ベトナム:フンドン油田より生産開始。ベトナム:ランドン油田において累計原油生産量1億5千万バレルを達成。経済産業大臣が保有する日本ノースシー石油(株)株式を取得。米国:WC552鉱区において天然ガスを発見。マレーシア:マレー半島沖PM308A鉱区を取得。パプアニューギニア:LNGプロジェクトの共同事業契約を締結。

タイ:タイ湾沖合B6/27鉱区を取得。マレーシア:サラワク州陸上SK333鉱区を取得。ベトナム:南部海上16-2鉱区を取得。英国:ブレイン油田より生産開始。米国:アナダルコ社保有権益を取得。

ベトナム:ランドン油田随伴ガス回収・有効利用プロジェクトがCDMとして登録(2008年2月に排出権発行)。

リビア:2-1/2、40-3/4鉱区を取得。ベトナム:ランドン油田において累計原油生産量1億バレルを達成。米国:デボン社保有権益を取得。オーストラリア:ムティニア、エクセター油田より生産開始。旧石油公団が保有する当社関連会社4社の株式を取得。

マレーシア:セライ・ガス田、ジンタン・ガス田より生産開始。

マレーシア:ヘラン・ガス田より生産開始。

英国:ブレイ油ガス田の権益を取得。

ミャンマー:イェタグン・ガス田より生産開始。

ベトナム:ランドン油田より生産開始。オーストラリア:WA-26-L鉱区においてムティニア油田を発見(後に近隣WA-27-L鉱区においてエクセター油田を発見)。

インドネシア:ベラウ鉱区においてフォルワタ・ガス田を発見。

ベトナム:15-2鉱区においてランドン油田を発見。英国:ペトロフィナ社より複数の鉱区権益を取得。

マレーシア:SK8鉱区においてジンタン・ガス田、セライ・ガス田を発見。

JX石油開発の沿革

2016

2014

2013

JX日鉱日石開発からJX石油開発へ商号変更。

パプアニューギニア:PNGLNGプロジェクト生産開始。

デンマーク領グリーンランド:カヌマス鉱区権益を取得。ベトナム:15-2鉱区ランドン油田の権益を5年延長。マレーシア:サラワク州沖深海DW2F、DW3F鉱区権益の取得。ベトナム南部海上05-1b and 05-1c探鉱鉱区でにて油ガスを発見。オーストラリア:WA-320-P、WA-155-P鉱区権益を取得。オーストラリア:フィヌケイン・サウス油田の商業生産開始。アラビア石油株式会社の子会社の株式譲受け完了

2012

2011

2010

英国:Eni社より複数の油ガス田権益を取得。オーストラリア:WA-435-P、WA-437-P鉱区権益を取得。英国北海におけるピアース油田権益とキヌール油田権益の交換を実施。ベトナム洋上ランドン油田におけるCO2-EORパイロットテストが成功。マレーシア:サバ州沖深海R鉱区の取得。

オーストラリア北西大陸棚WA-191-P鉱区において原油を発見。カタール海上:Block-A鉱区 の取得。オーストラリア北西大陸棚WA-290-P鉱区における天然ガスの発見。パプアニューギニアPPL219鉱区における原油の発見。ベトナム南部海上05-1b & 05-1c探鉱鉱区で試掘に成功。

英国:オペレーター鉱区2鉱区を含む、12件の探鉱鉱区の権益を取得。JX日鉱日石開発 発足。

新日本石油開発の沿革

1992

1990

ミャンマー:M12/13/14鉱区においてイェタグン・ガス田を発見。パプアニューギニア:クツブ油田より生産開始。カナダ:シンクルード・プロジェクトの権益を取得。

米国:オーチャードノース・ガス田の権益を取得。マレーシア:SK-10鉱区においてヘラン・ガス田を発見。

ジャパンエナジー石油開発の沿革

2008

1998

1993

1984

1973

1949

1935

1933

1914

1905

マレーシア:マレー半島沖PM308A鉱区を取得。西オーストラリア州WA-412-P鉱区を取得。

パプアニューギニアの陸上油田、生産開始。

中国の海上油田、生産開始。(~2009年)

UAEとカタールの境界にある海上油田、生産再開。

アブダビの海上油田、生産開始。

戦後、北日本で石油・ガス上流部門の事業を再開。新潟県の中条においてガス田の発見。

雄物川油田(原油の日産量6,000バレル、ガスの日産量30百万立方フィート)を発見。この地域一帯の構造を、最新の地震探鉱技術を用いて解明。近傍の船川の製油所を買収。(後のジャパンエナジー船川製油所)

北日本で油田の探鉱井の掘削を開始。

国内各地の石油開発事業に進出。テキサス(米国)、サハリン(ロシア)、ボルネオ(イギリス植民地:当時)、台湾、ビルマ、ジャワに拡大。台湾でのガス田の開発、サハリンにおける石油の権益を獲得。(後の三井、三菱、日本石油との合弁による、北サハリンにおける油田の発見に繋がる)

久原房之助(日本鉱業の創立者)が、日立の銅鉱山を買収。非鉄金属鉱業のビジネスを開始。

技術管理部

国際法務部

総務部

人事部

経理部

事業1部

技術1部

事業2部

技術2部

技術戦略部

企画部

CSR推進部

HSE統括部

第1事業本部

副社長執行役員

常務執行役員

執行役員

監査役事務室監査役

社長取締役会株主総会

第2事業本部

沿革概要

組織図

会社情報C o r p o r a t e P r o f i l e

●社名

JX石油開発株式会社

●本社所在地

東京都千代田区大手町1-1-2 JXビル

●設立年月日

1991年6月26日

●資本金

98億円1,500万円 

●株主

JXホールディングス(100%)

●代表取締役社長

三宅 俊作

●事業内容

石油、天然ガスその他の鉱物資源の探鉱および開発石油、天然ガスその他の鉱物資源およびそれらの副産物の採取、加工、貯蔵、売買および輸送

●従業員数

949名(2016年3月31日時点)

●URL

http://www.nex.jx-group.co.jp/

JXグループについて

新日本石油株式会社と新日鉱ホールディングス株式会社は、共同して株式移転を行うことにより、2010年4月1日、統合持株会社「JXホールディングス」を設立し、両社グループの全事業を統合持株会社(JXホールディングス)の傘下に統合・再編・整理いたしました。当社は、2010年7月1日より、「JX日鉱日石開発株式会社」としてJX日鉱日石エネルギー株式会社、JX日鉱日石金属株式会社とともにJXグループ中核事業会社の一つとなりました。2016年1月1日より、「JX石油開発」に商号変更をいたしました。 

2009

2008

2007

2006

2005

2004

2003

2002

2000

1998

1997

1994

1992 ~94

インドネシア:タングーLNGプロジェクト生産開始。英国:22/25a鉱区カリーン構造にて天然ガスを発見。パプアニューギニア:オイルサーチ社から探鉱鉱区を取得。

パプアニューギニア:AGL社保有権益を取得。ベトナム:フンドン油田より生産開始。ベトナム:ランドン油田において累計原油生産量1億5千万バレルを達成。経済産業大臣が保有する日本ノースシー石油(株)株式を取得。米国:WC552鉱区において天然ガスを発見。マレーシア:マレー半島沖PM308A鉱区を取得。パプアニューギニア:LNGプロジェクトの共同事業契約を締結。

タイ:タイ湾沖合B6/27鉱区を取得。マレーシア:サラワク州陸上SK333鉱区を取得。ベトナム:南部海上16-2鉱区を取得。英国:ブレイン油田より生産開始。米国:アナダルコ社保有権益を取得。

ベトナム:ランドン油田随伴ガス回収・有効利用プロジェクトがCDMとして登録(2008年2月に排出権発行)。

リビア:2-1/2、40-3/4鉱区を取得。ベトナム:ランドン油田において累計原油生産量1億バレルを達成。米国:デボン社保有権益を取得。オーストラリア:ムティニア、エクセター油田より生産開始。旧石油公団が保有する当社関連会社4社の株式を取得。

マレーシア:セライ・ガス田、ジンタン・ガス田より生産開始。

マレーシア:ヘラン・ガス田より生産開始。

英国:ブレイ油ガス田の権益を取得。

ミャンマー:イェタグン・ガス田より生産開始。

ベトナム:ランドン油田より生産開始。オーストラリア:WA-26-L鉱区においてムティニア油田を発見(後に近隣WA-27-L鉱区においてエクセター油田を発見)。

インドネシア:ベラウ鉱区においてフォルワタ・ガス田を発見。

ベトナム:15-2鉱区においてランドン油田を発見。英国:ペトロフィナ社より複数の鉱区権益を取得。

マレーシア:SK8鉱区においてジンタン・ガス田、セライ・ガス田を発見。

JX石油開発の沿革

2016

2014

2013

JX日鉱日石開発からJX石油開発へ商号変更。

パプアニューギニア:PNGLNGプロジェクト生産開始。

デンマーク領グリーンランド:カヌマス鉱区権益を取得。ベトナム:15-2鉱区ランドン油田の権益を5年延長。マレーシア:サラワク州沖深海DW2F、DW3F鉱区権益の取得。ベトナム南部海上05-1b and 05-1c探鉱鉱区でにて油ガスを発見。オーストラリア:WA-320-P、WA-155-P鉱区権益を取得。オーストラリア:フィヌケイン・サウス油田の商業生産開始。アラビア石油株式会社の子会社の株式譲受け完了

2012

2011

2010

英国:Eni社より複数の油ガス田権益を取得。オーストラリア:WA-435-P、WA-437-P鉱区権益を取得。英国北海におけるピアース油田権益とキヌール油田権益の交換を実施。ベトナム洋上ランドン油田におけるCO2-EORパイロットテストが成功。マレーシア:サバ州沖深海R鉱区の取得。

オーストラリア北西大陸棚WA-191-P鉱区において原油を発見。カタール海上:Block-A鉱区 の取得。オーストラリア北西大陸棚WA-290-P鉱区における天然ガスの発見。パプアニューギニアPPL219鉱区における原油の発見。ベトナム南部海上05-1b & 05-1c探鉱鉱区で試掘に成功。

英国:オペレーター鉱区2鉱区を含む、12件の探鉱鉱区の権益を取得。JX日鉱日石開発 発足。

新日本石油開発の沿革

1992

1990

ミャンマー:M12/13/14鉱区においてイェタグン・ガス田を発見。パプアニューギニア:クツブ油田より生産開始。カナダ:シンクルード・プロジェクトの権益を取得。

米国:オーチャードノース・ガス田の権益を取得。マレーシア:SK-10鉱区においてヘラン・ガス田を発見。

ジャパンエナジー石油開発の沿革

2008

1998

1993

1984

1973

1949

1935

1933

1914

1905

マレーシア:マレー半島沖PM308A鉱区を取得。西オーストラリア州WA-412-P鉱区を取得。

パプアニューギニアの陸上油田、生産開始。

中国の海上油田、生産開始。(~2009年)

UAEとカタールの境界にある海上油田、生産再開。

アブダビの海上油田、生産開始。

戦後、北日本で石油・ガス上流部門の事業を再開。新潟県の中条においてガス田の発見。

雄物川油田(原油の日産量6,000バレル、ガスの日産量30百万立方フィート)を発見。この地域一帯の構造を、最新の地震探鉱技術を用いて解明。近傍の船川の製油所を買収。(後のジャパンエナジー船川製油所)

北日本で油田の探鉱井の掘削を開始。

国内各地の石油開発事業に進出。テキサス(米国)、サハリン(ロシア)、ボルネオ(イギリス植民地:当時)、台湾、ビルマ、ジャワに拡大。台湾でのガス田の開発、サハリンにおける石油の権益を獲得。(後の三井、三菱、日本石油との合弁による、北サハリンにおける油田の発見に繋がる)

久原房之助(日本鉱業の創立者)が、日立の銅鉱山を買収。非鉄金属鉱業のビジネスを開始。

技術管理部

国際法務部

総務部

人事部

経理部

事業1部

技術1部

事業2部

技術2部

技術戦略部

企画部

CSR推進部

HSE統括部

第1事業本部

副社長執行役員

常務執行役員

執行役員

監査役事務室監査役

社長取締役会株主総会

第2事業本部

事業所 2016年4月1日現在

リオデジャネイロ(ブラジル)

JX Nippon Oil & Gas Exploration (Brasil) Ltda.Rua Teixeira de Freitas, 31 - 9° andar20021-350 Centro Rio de Janeiro _ RJ BrazilTEL: +55-21-2127-4248

その他の拠点

東京(本社)

JX石油開発株式会社東京都千代田区大手町1-1-2 JXビルTEL: 03-6257-6000 FAX: 03-6213-3511

ヒューストン(米国)

JX Nippon Oil Exploration (U.S.A.) LimitedOne Riverway, Suite 1600, Houston, TX 77056, U.S.A.TEL: +1-713-260-7400 FAX: +1-713-978-7800

ブンタウ(ベトナム)

[Vietnam Office (Vung Tau)]Japan Vietnam Petroleum Company, LimitedPetroVietnam Towers 7th Floor, No.8 Hoang Dieu St., Vung Tau, S.R. VietnamTEL: +84-(0)64-3856937 FAX: +84-(0)64-3856943

クアラルンプール(マレーシア)

[Kuala Lumpur Office]JX Nippon Oil & Gas Exploration (Deepwater Sabah) LimitedLevel 51, Menara 3 PETRONAS, Persiaran KLCC, Kuala Lumpur City Centre, 50088 Kuala Lumpur, MalaysiaTEL: +60-(0)3-2168-3838 FAX: +60-(0)3-2168-3806

ドーハ(カタール)

[Doha Office]JX Nippon Oil& Gas Exploration (Qatar) Limited6th Floor, Al Gassar Tower, West Bay, Doha QatarTEL: +974-4485-0465 FAX: +974-4483-7638

ロンドン(英国)

JX Nippon Exploration and Production (U.K.) Limited 8th Floor, 199Bishopsgate, London EC2M 3TY, U.K.TEL: +44-(0)20-7309-7650 FAX: +44-(0)20-7309-7676

ホーチミン(ベトナム)

[Ho Chi Minh Office]JX Nippon Oil & Gas Consulting Services (Mekong) Limited15th Floor, Green Power Building, 35 Ton Duc Thang St., Ben Nghe Ward, Dist. 1, Ho Chi Minh City, S.R. VietnamTEL: +84-(0)8-2222-4488 FAX: +84-(0)8-2222-4466

ミリ(マレーシア)

[Miri Office]JX Nippon Oil & Gas Exploration (Malaysia) Limited Lot 1168, 3rd Floor, Wisma Interhill, Miri Waterfront Commercial Centre 98000 Miri, Sarawak, MalaysiaTEL: +60-(0)85-444111 FAX: +60-(0)85-422963

ジャカルタ(インドネシア)

[Jakarta Office]JX Nippon Oil & Gas Exploration CorporationMidPlaza2, 22nd Fl., Jl. Jend. Sudirman Kav. 10-11, Jakarta 10220, IndonesiaTEL: +62-(0)21-570-7659 FAX: +62-(0)21-570-7661

中条油業所(日本)

JX石油開発株式会社中条油業所新潟県胎内市村松浜1873番地 TEL: 0254-45-3123 FAX: 0254-45-3320