2010 年 IT 計画ご参考資料【保存版】

July | 2010

知って得する PC、Office の

クライアント更改プロジェクトのヒント集

拝啓 ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

さて、このたびはクライアント移行に関するご紹介の機会を賜り誠にありがとうございます。

今日、Windows® 7 や Microsoft® Office 2010 が出荷される中、クライアント環境をどのように整備していくか、移行するのか、するとすれば、どのように実施するのか、考慮すべき点は、多くあります。

そのような中、どのような移行の選択肢があるのか、移行にあたって注意すべき点はどのような点があるかなど、参考となる情報をまとめさせていただきました。

本書をきっかけに、Windows 7 への移行、また、Office 2010 への移行プロジェクトの計画立案のヒントにしていただければと存じます。

ぜひこの機会に、Windows 7 と Office 2010 への移行について検討機会を賜りますようお願い申し上げます。

敬具

マイクロソフト株式会社

ごあいさつ

2

クライアント更改プロジェクトのヒント集

PC 更改プロジェクトの全体像 PC 更改プロジェクトの詳細 Office 2010 への移行のポイント Office の異なるバージョンの共存方法 最適な Office 2010 展開手法を選択 最適な Office 2010 の展開手法は ? Office カスタマイズ ツールで Office をより使いやすく Office 2010 レーニング キットを活用する

04

05

06

07

08

09

10

11

CO

NTE

NTS

3

PC 更改プロジェクトの全体像

PC 入れ替え、OS 入れ替え、Office の入れ替え、互換性確認などのプロジェクトのポイントを押さえる

全体像

移行

共存環境

展開方法

展開詳細

カスタマイズ

トレーニング

Microsoft® Enterprise Desktop Virtualization (MED-V)

Microsoft® Application Virtualization (App-V)

SharePoint Access Services など

社内アプリ

マクロ

計画

現状環境の棚卸 ・互換性が必要なプログラムの洗い出し ・Internet Explorer®、Web アプリ ・マクロ ・ユーザー プロファイル データ量の調査

計画 ・Office 移行期間の共存、相互運用方法 ・OS 移行、導入方法

検証 移行と展開

検証と移行方法の方針 互換性や移行の王道は 新しい Windows® や Office に対応するためにプログラムを改修することが基本ですが、改修費、移行期間などの問題が発生する場合に、仮想化技術の採用を検討します。

OS の移行 ・USMT を使ってプロファイル データの退避 ・新規 PC への自動キッティング ・Windows® 7 対応 PC は OS の入れ替え ・ Microsoft® System Center Configuration Manager 2007 (SCCM) で自動化が可能

Internet Explorer® (IE) 6 の仮想化 ・ Windows 7 標準の IE 8 に対応ができない場合は、MED-V を利用して、Windows 7 から IE 6 を利用し、改修コストを削減できます。

Office のバージョン同居 ・ アプリケーションの仮想化、App-V を利用すると、同一 PC で複数のバージョンの Office を利用でき、移行期間やマクロの互換性などの問題を吸収できます。 また Microsoft® SharePoint® 2010 には、Excel® や Access® の機能の一部が Web ベースで利用できるので、そちらの利用も検討します。

トレーニング

トレーニング キットの活用 ・今後、順次公開される Office の Web サイト上のトレーニング キットなどを活用し、ユーザーに新しいユーザー インターフェイスに早く慣れてもらうことができます。 ・Microsoft® Office 2010 では Office カスタマイズ ツールを使ってユーザー インターフェイスや既定のファイルの保存形式を変更できるので、トレーニングのコストや時間を短縮することができます。

運用と管理

運用と管理の自動化 ・SCCM でソフトウェア、サービス パック、月例セキュリティ更新プログラムの配布の自動化を実現できます。 ・App-V は、中央管理できる機能が備わっており、SCCM との連携も可能です。 ・MED-V は、管理が難しい、PC の中の仮想 PC を中央管理することができます。これによりセキュリティ更新プログラムや仮想環境へのソフトウェア配布を自動化できます。 ・運用の自動化と管理の自動化を行うことで、クライアント管理にかかわるコストを大幅に削減することが可能です。

4

旧環境

新環境

MED-V

App-V

パッチ配布 クライアント管理

SCCM

最適な移行方法の選択。 ・Windows 7 の移行 ユーザー データを退避して、キッティング ツールで新 PC へ新しい環境を流し込む。 System Center Configuration Manager 2007 (SCCM) には強力なキッティング ツールが備わっており、あらかじめ設定すれば、ゼロタッチ (PC に一切触れず) で PC の環境を整えることが可能です。ユーザー プロファイルの移行には、マイクロソフトから無償ダウンロードできる USMT を SCCM と一緒に利用することができます。Office 2010 も一緒にイメージに入れてしまえば、Office の配布に悩む必要もありません。 ・比較的新しい PC の利用 2008年前後移行の PC は買い替えずに、OS の入れ替えだけで十分に対応できる可能性があります。新規 PC を購入するのではなく、Windows 7 のボリューム ライセンスを導入し、OS のアップグレードを行うことで、PC 購入費用を抑えることができます。 ・Office 2010 の展開 DVD で配布する方法から、SCCM で自動化する方法、さらには、App-V の仮想化技術で対応する方法など複数の選択肢があり、自社の状況に合った移行方法を十分に検討し適切な方法を選択します。

PC 更改プロジェクトの詳細

PC 入れ替え、OS 入れ替え、Office の入れ替え、互換性確認などのプロジェクトのポイントを押さえる

計画 検証 移行と展開 トレーニング 運用と管理

移行先バージョンを決定する。 考慮点 ・ サポート期間をチェック ・利用する新機能 ・PC の TCO 削減 ・PC の TCO について クライアント PC は通常 3 - 4 年で故障率が上がり、サポート コストが跳ね上がります。TCO を考慮に入れると、3 - 4 年で PC の更改を検討するのが効果的です。

移行方法を決定する。 ・アプリケーションの互換性チェックが基本 ・アプリケーションの仮想化、デスクトップの仮想化技術を使って、移行にかかるコストや手間を軽減する検討も必要。

検証ポイントを洗い出す。 ・バージョンアップは、アプリケーションやマクロなど IT 部門が把握しきれていない、情報を把握し、棚卸をする良い機会です。PC 更改を計画的に行えば、社内の余分なコストを洗い出し、よりスリムで効率的な IT システムを構築するチャンスとなります。

社内アプリケーションの洗い出しを行う。 ・棚卸を行い、捨てるアプリケーションを決め、互換性チェックや改修作業を大幅に圧縮する。 ・棚卸をしたアプリケーションに優先順位づけを行い、優先度の高いものだけ、改修作業を行う。低いものは、仮想化技術を利用するなどし、改修作業と検証作業工数の削減を行います。

社内ユーザーへのトレーニング計画を立てる。 ・Windows 7 や Office 2010 の基本的な使い方から便利な使い方まで、トレーニング ツールや Tips 集などを利用します。マイクロソフトから提供されるトレーニング ツールや情報を活用し、ユーザーへのトレーニング計画を立案します。 ・Office 2010 のリボン ユーザー インターフェイスでは、より効率的に使用していただくために、簡単にカスタマイズをすることが可能。必要に応じて、業務に合わせたカスタマイズをしていただくことで、ユーザーがいち早く新しい環境に慣れることができます。

Windows 7 と Office 2010 の運用管理。 ・Windows 7 の運用管理は SCCM で修正プログラム適用からインベントリ収集、ネットワーク帯域に配慮したソフトウェアの配布など、総合的な Windows の管理とメンテナンスが可能になります。 ・Office 2010 の修正プログラムの配布は Windows 7 と同様 SCCM で実施し自動化できます。

5

全体像

移行

共存環境

展開方法

展開詳細

カスタマイズ

トレーニング

Office 2010 への移行のポイント

Office の移行のツボを押さえる

6

全体像

移行

共存環境

展開方法

展開詳細

カスタマイズ

トレーニング

XMLをベースとしたファイル フォーマットの採用

新しい Office では Open XML ファイル形式にフォーマットを一新しました(* Office 2007 より採用) 。標準化されたファイル フォーマットの採用により、各種アプリケーションとの相互運用性が格段に向上しています。同時に通常文書と、マクロを含む文書に別の拡張子を割り当てることによりセキュリティ面も強化しています。また、ZIP 形式の圧縮技術の採用により、ファイル サイズを大幅に削減。同容量のファイル ストレージにより多くのファイルを格納することが可能です。

以前のフォーマットとアイコンおよび拡張子が異なるため、見分けが簡単です。

同内容のファイルでも新フォーマットは、ファイル サイズを削減できます。

Office 97 – 2003 互換形式

Open XML 形式

(2010 形式)

旧バージョンとの相互運用をサポート

Office 2010 で Office 97 – 2003 形式のファイルを開くと自動的に「互換モード」が選択され、ファイルを開くことができます。また、旧バージョンのファイル形式で保存をする場合には「互換性チェック機能」が自動起動。旧バージョンの Office で開いた際に起こりうる問題点をあらかじめ確認することが可能です。

<Office 2010 をご利用のユーザー様>

<旧バージョンの Office をご利用のユーザー様>

旧バージョンから最新の Open XML 形式のファイルを開く場合には無償配布の「互換機能パック」が利用可能。新しいバージョンの新機能以外であれば新しいファイル形式のまま編集することが可能です。

互換性チェックで事前に問題点を確認可能です。

Office 2010 がなくても旧バージョンの Office で Open XML 形式のファイルを開くことが可能です。

VBA エンジンの強化

Office 2010 では、VBA を実行するプログラムの 64 ビット対応が行われたため、バージョン番号がアップされ、バージョン 7.x を使用します。VBA エンジンのセキュリティ強化も行われています。

細かなオブジェクト モデルの変更点は、わかりやすくヘルプに記載しています。

ファイル拡張子の変更

セキュリティ強化のため Office Open XML Format では、マクロが有効化され動作するための別の拡張子が準備されています。また。バイナリ フォーマットでは、97-2003 形式の拡張子のまま運用が可能です。

Excel の場合、マクロ有効ワークシートでは拡張子が「xlsm」となる。

Microsoft® Access® 2010

Access 2010 は Access 2000 移行の mdb ファイル フォーマットをサポート。もちろん、Access プロジェクト (adp ファイル フォーマット ) もサポートしているのでデータベースを SQL Server® にアップサイジングした後も安心してご利用いただくことができます。

Microsoft Office デベロッパー センター

デベロッパー センターでは、製品および技術ごとに分けられた情報をポータル サイトで公開しています。それぞれの製品および技術に関する、ニュース、概要、 Web キャスト等学習コンテンツから、ダウンロード ツール、技術資料、キャンペーン情報などを提供。開発者必見です。 http://msdn.microsoft.com/ja-jp/office/

移行支援パートナーのご紹介

Windows 7、Office 2010 の導入を検討しているお客様に導入/展開パートナー、サポート パートナー、導入後のユーザー教育を支援するトレーニングパートナーをご紹介しています。ぜひご利用ください。 http://www.microsoft.com/japan/business/deployment/partners/

Office の異なるバージョンの共存方法

Office の入れ替え期間中の互換性や相互運用を実現する、App-V、SharePoint® Server 2010、Office Web Apps

7

アプリケーション仮想化 (App-V) を使った Office の共存

アプリケーション仮想化例 上の画面は、Excel 2003、2007、2010 を仮想化して、Windows 7 上で、異なるバージョンを使い分けている例です。App-V の設定で、ファイルを開く際に、既定のバージョンを設定することも可能です。 Office だけなく、Java を仮想化して異なるバージョンを同居させるために配信したり、Windows アプリケーションを仮想化して配信し、OS へのインストール作業を省力化することも可能です。

アプリケーション仮想化とは App-V は、アプリケーションの実行に必要な、DLL などのファイルをシーケンスという作業でパッケージ化 （仮想化） します。そのパッケージをサーバーから、クライアント PC へストリーミング配信します。ターゲット PC へアプリケーションをインストールしないので、OS に新しい DLL などがインストールされることはありません。仮想パッケージのみで動作するため、異なるバージョンを同時に動作させることが可能になります。 修正プログラム適用の場合も、サーバーの仮想アプリケーションに 1 回適用するだけで、その差分だけが PC に配信されるため、メンテナンスも非常に簡略化されます。

全体像

移行

共存環境

展開方法

展開詳細

カスタマイズ

トレーニング

Office Web Apps

Excel、Word、PowerPoint®、OneNote® が利用可能です。ブラウザーを通して利用するため、Office のバージョンや利用環境を問わずに、情報の共有が可能です。Excel Web Apps と OneNote Web Apps では同時編集をサポートしており、リアルタイムに操作を反映させることができます。

Office 2010 が導入されていない PC でも同時編集が可能

リッチ クライアント

Office Web Apps

基本的な編集機能を提供し、Office 2010 と同じリボン UI を提供

Microsoft SharePoint Server 2010

Microsoft SharePoint Server 2010 を利用すれば Office 2010 のファイルを web パーツとして利用することができます。Office Web Apps 同様、ブラウザーを通して利用するため、Office の有無や利用環境は問いません。Excel Services と Visio® Services ではリッチ クライアントの環境があれば SharePoint 2010 のポータルからボタン 1 つでファイルを開いて編集することができます。

Excel Services Excel 2010

Excel Services で Office 2010 形式のファイルを共有し、必要に応じボタン 1 つでリッチ クライアントで編集することが可能です。

Access Services では、簡単に Web アプリケーションを作成し SharePoint 2010 のポータル サイトに公開することが可能です。

Visio Services では、Visio の図を共有したり表示するだけでなく、データが接続された Microsoft Visio 2010 の図をさまざまなリソースから更新することができます。

最適な Office 2010 展開手法を選択

Office 2010 の展開手法一覧

8

展開方法 必要なもの メリット 備考

メディア配布 記憶メディア (CD、DVD)

ネットワーク環境が整備されていなくても利用可能。

メディアの配布が必須。自動化が困難で、人海戦術になる。人手に頼るため、人件費や工数増大を見込む必要がある。

ショートカット 共有フォルダー 展開ツールが不要 導入状況の進捗状況は、ユーザーにゆだねられ、管理できない。

Active Directory® Active Directory 共有フォルダー

グループ ポリシーでコンピューター単位で Office のインストールをコントロール可能。

ネットワーク帯域を制御できないため、配布できる PC 台数は限られ、大規模展開や同時展開には不向き。

ディスク イメージの作成 イメージング ツール (ImageX など)

OS のキッティング時に導入するので、確実に展開可能。

Windows 7 では標準でイメージング ツールを利用可能。Windows Server® の標準機能である WDS を利用すると、短時間で、一斉導入可能。ただし、ネットワーク帯域を考慮する必要がある。

System Center Configuration Manager 2007 R2 (SCCM)

SCCM を導入する必要あり。

OS の高性能なキッティング ツールとして、また、帯域を考慮したソフトウェア配布ツールとしても利用可能であり、ほとんどのシナリオに対応可能。

さまざまな展開シナリオ対応可能。小規模から大規模問わず、対応可能。展開イメージをネットワーク経由だけでなく、キッティング済みイメージを DVD などのメディアにて配布も可能。

Office の仮想化

Microsoft Application Virtualization (App-V)

クライアントに直接展開が不要。複数のバージョンの Office を利用する場合は、必須。

リモート デスクトップ サービス (旧ターミナル サービス)

サーバーへの Office の 展開作業だけですむ。

クライアント側に、App-V クライアントの事前展開が必要。SCCM で自動配布が可能。アプリケーションを仮想化する際に十分な検証が必要。

サーバー OS のため、利用できるアプリケーションが限られる場合がある。

全体像

移行

共存環境

展開方法

展開詳細

カスタマイズ

トレーニング

Office 2010 の展開に最適な System Center Configuration Manager 2007 R2 (SCCM)

最適な Office 2010 の展開手法は ?

Office の最適な展開手法の詳細

9

アプリケーション仮想化による Office 2010 の展開と運用保守

多様なシナリオに対応する、SCCM によるキッティングとソフトウェア配布

新規 PC へ OS のクリーン インストール

既存 PC の OS の入れ替えとユーザー プロファイル移行

PC の入れ替えとユーザー プロファイル移行

ネットワーク ブート ユニキャスト、マルチキャストによるネットワーク展開

既存 PC に旧バージョンの Office アンインストールと Office 2010 のインストール

GUI によるタスク シーケンスにより、簡単にキッティング設定が可能

キッティング手法として、メディア、ネットワークを選択可能です。さらに、Active Directory の参加や BitLocker® のハードディスク暗号化、必要なソフトウェアのインストールまでを全自動で設定することが可能です。いったん設定すると、メディアまたはネットワーク経由で、PC に OS、ソフトウェアを流し込むことが可能になり、キッティング作業の負荷が大幅に軽減されます。

SCCM のタスクシーケンス GUI

シーケンス作業 アプリケーションの

パッケージ化(仮想化)

App-V サーバー 仮想パッケージ 配信サーバー

パッケージをストリーミング配信 (ネットワークに負荷をかけない配布

VPN や Proxy も利用可能)

App-V クライアントにパッケージを キャッシュし、仮想アプリケーションの実行

App-V の動作イメージ

アプリケーション仮想化、App-V の応用例と運用例 Active Directory や SCCM と連携して、特定の人やグループ、特定の部署の PC など配信する対象を選択して、仮想化されたアプリケーションを配信することが可能です。 さらに、アプリケーションのアップデートや更新プログラムは、サーバー側のパッケージに適用するだけで、App-V クライアントには、差分のみ配信され、ネットワークの負荷を最小限に、かつメンテナンス工数を最小化します。

シーケンサー用 PC

営業部 外部とのやり取りが発生するため 複数の Office を配信

経理部 Office 2010 の標準環境を配信

更新プログラムの適用は、仮想パッケージのみの 1 回。 差分は自動的に、サーバーからクライアントへ配信されます。

全体像

移行

共存環境

展開方法

展開詳細

カスタマイズ

トレーニング

Office カスタマイズ ツールで Office をより使いやすく

Office 2010 を柔軟にカスタマイズしてから展開を検討

10

全体像

移行

共存環境

展開方法

展開詳細

カスタマイズ

トレーニング

配布前に Office のカスタマイズを完了

Office カスタマイズ ツールを使えば、インストール後の設定を配布前に行うことができます。プロダクト キーの設定 (KMS キー、MAK キー いずれも設定可能) やインストールするアプリケーション変更、アプリケーションのオプション設定変更、セキュリティ設定の変更、複数の Outlook® 電子メール アカウントの追加などをサポートしています。

保存するファイル形式を設定可能 他にもさまざまなオプションを事前設定することが可能です。

ライセンス認証は、 KMS キー、MAK キー いずれも事前設定が可能です。

追加モジュールも同時にインストール

追加モジュールを簡単な操作で追加し、ユーザーに意識させずにインストールさせることが可能です。(*) (*) 更新モジュールなどの exe ファイルは、 exe ファイルの Full パス/extract コマンドを実行し MSP ファイルとして解凍してから Updates フォルダーに入れる必要があります。

Updates フォルダーに モジュールを置くだけ

インストール ソースのルートに、 Updates フォルダーを作成

セキュリティ アップデートや各種アドオンも、Office 配布と同時にインストールできます。

Active Directory のグループ ポリシーを利用して配布可能

Active Directory に登録済みのコンピューターに対して Office アプリケーションを割り当てることにより、ユーザー側に管理者権限を不えることなく組織単位の自動インストールを行うことができます(※)。 ※ネットワーク帯域を考慮した配布が丌可のため、大多数の PC への展開は丌向きです。

グループ ポリシー コンピューターの配布から Office アプリケーションの割り当て設定を実施

リボンのカスタマイズも可能

Office 2010 はリボンのカスタマイズも可能。設定ファイルをインポート/エクスポートできます。 Office カスタマイズ ツールでは 開発タブの表示、非表示のコントロールが可能です。

Office 2010 トレーニング キットを活用する

Office 2010 の豊富なトレーニング情報を活用し、社内教育コストを軽減

11

全体像

移行

共存環境

展開方法

展開詳細

カスタマイズ

トレーニング

すぐにお使いいただける無償のトレーニング コンテンツ

マイクロソフトでは Office 2010 をご利用いただくユーザー様のためにさまざまなトレーニング コンテンツをご用意しております。ユーザー様のスキルや対象のソフトウエアなどに合わせトレーニング教材やビデオをご利用いただくことができます。 http://office.microsoft.com/ja-jp/training/FX100565001041.aspx

Office 2010 トレーニング ビデオ

Office 2010 の実際の操作をビデオ収録してあり、音声による詳細な解説をお聞きいただきながらトレーニングを行っていただくことができます。

Office 2010 活用 TIPS

マイクロソフト社内で Office 製品部から毎日配信された、Microsoft Office 2010 の TIPS (使いこなしに役立つヒント集)。製品担当者が、実際に日常業務で使った中から便利と感じた機能をご紹介しています。

Office 2010 クイック ガイド

Office 2010 を使用する際に、まずこれだけ知っておきたいという機能を 1 枚にまとめました。あらかじめ印刷し配布しておくと、操作のポイントをすぐに参照でき便利です。

トレーニング キットを無償で手に入れることができます。

「Office 2010 クイック ガイド」「Office 2010 トレーニング ビデオ」「Office 2010 活用 TIPS」がまとめられたトレーニング キットを無償でご利用いただくことができます。 申し込みは下記まで。 http://www.microsoft.com/japan/office/2010/business/trainingkit-landing.mspx 数に限りがございますので、お早めにお申し込みください。

本書は情報提供のみを目的としており、本書の内容について、Microsoft は、明示的あるいは非明示的ないかなる保証もいたしません。本書に記載した情報は、将来予告なしに変更することがあります。本書を使用する場合の全体的なリスクまたは本書の使用による結果について、Microsoft はいかなる責務も負うものではありません。本書に記載されている会社、組織、製品、人物、イベントの例は架空のものです。実在の会社、組織、製品、人物、またはイベントとの関連を示唆するものではありません。適用可能な著作権法すべてにお客

様は準拠する必要があります。著作権上の権利に限定されることなく、本書の一部または全部を無断で使用、複製することはできません。

※Microsoft、Microsoft ロゴ、Access、Active Directory、BitLocker、Excel、Internet Explorer、OneNote、Outlook、PowerPoint、SharePoint、SQL Server、Visio、Windows、Windows Server は、米国 Microsoft Corporation および、またはその関連会社の商標です。

※その他記載されている、会社名、製品名、ロゴ等は各社の登録商標または商標です。 ※本書の内容は 2010 年 7 月現在のものです。

※製品仕様は、予告なく変更することがあります、予めご了承ください。

Windows 7 および Office 2010 に関する詳細な情報は、弊社 Web サイト http://www.microsoft.com/japan/windows/windows-7/

http://www.microsoft.com/office/2010/ja/

または担当営業までお問い合わせください。

本資料は Microsoft® PowerPoint® 2010 で作成しました。 111001-01