国税庁消費税 053.ai 20/07/21(19/07/05)国税庁消費税_059.ai 20/07/31(19/07/08)...

15
令和5 令和5 令和5 令和5 58 事業者は以下の ものを 55

Upload: others

Post on 26-Sep-2020

1 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

Page 1: 国税庁消費税 053.ai 20/07/21(19/07/05)国税庁消費税_059.ai 20/07/31(19/07/08) 適格返還請求書に記載する「売上げに係る対価の返還等の基となった課税資産の譲渡等を行

令和5

令和5

令和5

令和5

58

事業者は以下の

ものを

55

国税庁消費税 _053.ai  20/07/21(19/07/05)

Page 2: 国税庁消費税 053.ai 20/07/21(19/07/05)国税庁消費税_059.ai 20/07/31(19/07/08) 適格返還請求書に記載する「売上げに係る対価の返還等の基となった課税資産の譲渡等を行

令和7 令和8

令和5

令和3 令和5 令和5

令和3 令和5

令和5

令和5

 適格請求書発行事業者の登録を受けている事業者において、翌課税期間の

基準期間における課税売上高が1,000万円以下となった場合の納税義務

所定

所定

56

国税庁消費税 _054.ai  20/07/07(19/07/08)

Page 3: 国税庁消費税 053.ai 20/07/21(19/07/05)国税庁消費税_059.ai 20/07/31(19/07/08) 適格返還請求書に記載する「売上げに係る対価の返還等の基となった課税資産の譲渡等を行

この電磁的記録の保存に当たり、

ん。(クラウド上に電磁的記録を保存することもできます。)

記録事項の訂正若しくは

《提供した適格請求書に係る電磁的記録の保存方法》

《電子取引を行った場合の電磁的記録の保存要件を緩和(選択肢の追加)する見直し》

削除についての要件を満たすシステムを使用する、

② を すること

すること。

 適格請求書発行事業者には、次の①から④の義務が課されます。

① 適格請求書を交付又は適格請求書に係る電磁的記録を提供する義務

 (適格請求書を交付することが困難な一定の場合を除きます。)

② 適格返還請求書の交付又は適格返還請求書に係る電磁的記録を提供する義務

③ 修正した適格請求書の交付又は修正した適格請求書に係る電磁的記録を提供する義務

④ 上記①から③の写し又は電磁的記録を保存する義務

(注) 「上記①から③の写し」とは、交付した書類そのものを複写したものに限らず、例えば、適格簡

易請求書に係るレジのジャーナルなど、その適格請求書等の記載事項が確認できる程度の記載が

されているものもこれに含まれます。

令和2年度改正により、電磁的記録の保存要件が緩和されました。具体的には、改正前は、タイムスタンプ

について、発行者側で付与している場合も、受領者側が付与する必要がありましたが、改正後は、発行者側の

みの付与でも要件を満たすこととなります。

 また、自由にデータを訂正又は削除できない一定のシステム等を利用している場合、タイムスタンプの付与

を不要とするなど、選択肢が追加されています。

57

国税庁消費税 _055-0709.ai  20/07/31(19/07/05)

Page 4: 国税庁消費税 053.ai 20/07/21(19/07/05)国税庁消費税_059.ai 20/07/31(19/07/08) 適格返還請求書に記載する「売上げに係る対価の返還等の基となった課税資産の譲渡等を行

名称を問わず、また、手書きであっても、

(下線の項目が、区分記載請求書の記載事項(P28 参照)に追加される事項です。)

区分して 区分して

ビール

××年11月30日

××年11月30日

T012345・・・

T123456・・・

区分した消費税額等

等の取引について、

58

国税庁消費税 _056.ai  20/07/30(19/07/17)

Page 5: 国税庁消費税 053.ai 20/07/21(19/07/05)国税庁消費税_059.ai 20/07/31(19/07/08) 適格返還請求書に記載する「売上げに係る対価の返還等の基となった課税資産の譲渡等を行

登録番号 T12345………

登録番号 T12345………

59

国税庁消費税 _057.ai  20/07/07(19/07/05)

Page 6: 国税庁消費税 053.ai 20/07/21(19/07/05)国税庁消費税_059.ai 20/07/31(19/07/08) 適格返還請求書に記載する「売上げに係る対価の返還等の基となった課税資産の譲渡等を行

交付した適格請求書等に誤りがあった場合は…?

 適格請求書発行事業者は、交付した適格請求書等に誤りがあった場合には、修正した適格請求書等

を交付しなければなりません。

 修正した適格請求書等の交付方法については、例えば、次の①又は②のいずれの方法によることも

可能です。

① 誤りがあった事項を訂正の上、改めて記載事項の全てを記載した書類を交付する方法

② 当初に交付した適格請求書等との関連性を明らかにしたうえで、修正した事項を明示した書類等

 を交付する方法

【例】 当初の適格請求書において、10%対象の売上金額及び消費税額等が誤っていた場合

              ○ 当初の適格請求書

(注) 修正した適格請求書等を交付した事業者(売手)は、当初の適格請求書の写し及び修正した

   適格請求書等(①又は②)の写しの保存が必要となります。

 交付を受けた事業者(買手)は、修正され

た適格請求書(①)のみ保存する。

① 修正点を含め全ての事項を記載 ② 修正事項のみを明示

 交付を受けた事業者(買手)は、当初の適

格請求書と修正事項が記載された書類(②)

を合わせて保存する。

請求書≪4月分≫

○年○月○日

(株)△△登録番号:T123456・・・

月 日 商品

※は軽減税率対象

菓子

菓子

売上金額

100,000円

100,000円

合計

8%対象

10%対象

消費税額等

8,000円

10,000円

4 3

4

7

5,900

30,000

30,000

売上金額(税抜)

●● (株)御中

誤り箇所

請求書≪4月分・修正≫

○年○月×日

(株)△△登録番号:T123456・・・

月 日 商品

※は軽減税率対象

菓子

菓子

売上金額

100,000円

110,000円

合計

8%対象

10%対象

消費税額等

8,000円

11,000円

4 3

4

7

5,900

30,000

30,000

売上金額(税抜)

●● (株)御中

≪修正事項の通知≫

○年○月×日

(株)△△

(注)当初の適格請求書と合わせて保存願います。

合計

10%対象

売上金額

100,000円

消費税額等

10,000円

合計

10%対象

売上金額

110,000円

消費税額等

11,000円

●● (株)御中

○年○月○日付4月分請求書について、

下記のとおり誤りがありましたので、修正

いたします。関連性を明記

修正箇所

60

Page 7: 国税庁消費税 053.ai 20/07/21(19/07/05)国税庁消費税_059.ai 20/07/31(19/07/08) 適格返還請求書に記載する「売上げに係る対価の返還等の基となった課税資産の譲渡等を行

  -

 1

万円未満の

税込価額が 3

等が

61

国税庁消費税 _058.ai  20/07/16(19/07/05)

Page 8: 国税庁消費税 053.ai 20/07/21(19/07/05)国税庁消費税_059.ai 20/07/31(19/07/08) 適格返還請求書に記載する「売上げに係る対価の返還等の基となった課税資産の譲渡等を行

このように

②、

をもって 必要な

及び

対価の返還等を控除した後の金額を

登録番号 T12345………

………

※ 適格返還請求書は、売手が買手に交付することが原則となります。この点、買手が適格返還請

求書の必要事項を記載した「仕入明細書」を作成し、売手の確認を受けるのであれば、売手の適

格返還請求書の交付は不要となります。

62

国税庁消費税 _059.ai  20/07/31(19/07/08)

Page 9: 国税庁消費税 053.ai 20/07/21(19/07/05)国税庁消費税_059.ai 20/07/31(19/07/08) 適格返還請求書に記載する「売上げに係る対価の返還等の基となった課税資産の譲渡等を行

適格返還請求書に記載する「売上げに係る対価の返還等の基となった課税資産の譲渡等を行

った年月日」として、例えば、10月中に返品を受けた商品は、前月である9月中に販売したも

のの返品として処理している場合には、「9月末日」を記載することも認められるでしょうか。

返品等の処理を合理的な方法により継続して行っているのであれば、当該返品等の処理に

基づき合理的と認められる年月日を記載することとしても差し支えありません。

したがって「前月末日」や「最終販売年月日」を「売上げに係る対価の返還等の基となっ

た課税資産の譲渡等を行った年月日」として記載することも、そのような処理が合理的な方

法として継続して行われているのであれば、認められることとなります。

業務を委託する事業者(委託者)が

を記載した

受託者(媒介者等)

63

国税庁消費税 _060_1.ai  20/07/16(19/07/05)

Page 10: 国税庁消費税 053.ai 20/07/21(19/07/05)国税庁消費税_059.ai 20/07/31(19/07/08) 適格返還請求書に記載する「売上げに係る対価の返還等の基となった課税資産の譲渡等を行

64

国税庁消費税 _064-0707.ai  20/07/31(19/07/08)

(P27参照)

66

61

3

 適格請求書等保存方式においても、買手が作成する一定の事項が記載された仕入明細書等を保存

することにより仕入税額控除の適用を受けることができます。

 その場合、記載する登録番号は課税仕入れの相手方(売手)のものとなる点や、課税仕入れの相

手方(売手)の確認を受けたものに限られる点に留意が必要です。

 適格請求書等保存方式の導入前において、仕入先から交付された請求書等に「軽減税率の対象品

目である旨」や「税率ごとに区分して合計した税込対価の額」の記載がないときは、これらの項目

に限って、交付を受けた事業者自らが、その取引事実に基づき追記することができますが、適格請

求書等保存方式の導入後は、このような追記をすることはできません。

仕入明細書等による対応

仕入明細書等の記載事項

① 仕入明細書等の作成者の氏名又は名称

② 課税仕入れの相手方の氏名又は名称

  及び登録番号

③ 課税仕入れを行った年月日

④ 課税仕入れの内容(軽減税率の対象品目である旨)

⑤ 税率ごとに区分して合計した課税仕入れに係る

  支払対価の額及び適用税率

⑥ 税率ごとに区分した消費税額等

② 課税仕入れの

相手方の登録番号

参 考

 電磁的記録の提供を受けた事業者(買手)は、電磁的記録を一定の要件を満たした方法で保存する

ことで、仕入税額控除の適用を受けることができます(令和2年度改正は、P57参照)。

 提供した(提供を受けた)電磁的記録の保存要件や具体的な保存方法については、「適格請求書等

保存方式に関するQ&A」をご覧ください。

課税仕入れの相手方

の確認を受ける方法

として、この例のよ

うな文言を記載し、

相手方の了承を得る

ことも可能です。

仕入明細書

○送付後一定期間内に連絡がない場合確認済とします。

【記載例】

○年○月○日

(株)△△登録番号:T123456・・・

月 日 取引

※印は軽減税率対象商品

食品※

日用品

食品※

支払金額(税抜)

100,000円

110,000円

合計

8%対象

10%対象

8%

10%

8%

消費税額等

8,000円

11,000円

4 1

3

2,000

500

5,900

支払金額(税抜)

支払金額合計 229,000円

●● (株)御中≪4月分≫

Page 11: 国税庁消費税 053.ai 20/07/21(19/07/05)国税庁消費税_059.ai 20/07/31(19/07/08) 適格返還請求書に記載する「売上げに係る対価の返還等の基となった課税資産の譲渡等を行

① 見積額が記載された適格請求書の交付を受ける場合

取引の相手方から見積額が記載された適格請求書の交付を受ける場合、これを保存することで見積

額による仕入税額控除が認められます。(注1)

その後、確定額と見積額が異なる場合には、確定額が記載された適格請求書(対価の額を修正した

適格請求書)の交付を受けた上で、これを保存する必要があります。

 適格請求書等保存方式の導入前においては、例えば水道光熱費など、検針等に一定期間を要し、課

れを行う事業者が課税期間の末日の現況により適正に対価の額を見積もることにより仕入税額控除を

税仕入れを行った課税期間の末日までに支払対価の額が確定しない課税仕入れについては、課税仕入

行うことが認められています。

適格請求書等保存方式の下で、課税期間の末日までにその支払対価の額が確定せず、見積額で仕入

税額控除を行う場合の取扱いについては、以下の①又は②のとおりとなります。

なお、以下の①又は②のいずれの場合も、その後確定した対価の額が見積額と異なるときは、その差

額は、その確定した日の属する課税期間における課税仕入れに係る支払対価の額に加算し、又は当該課

税仕入れに係る支払対価の額から控除することとなります。

課税期間の末日までに支払対価の額が確定しないとき、仕入税額控除はどうするの…?

ファクシミリ等、

確認

参 考

■ 仕入明細書に対価の返還等について記載(適格返還請求書について仕入明細書で対応)する場合

   返品や値引き等、対価の返還等が行われた場合において、買手が適格返還請求書の必要事項を

記載した仕入明細書を作成し、売手の確認を受けるのであれば売手の適格返還請求書の交付は不

要となります。

   なお、仕入明細書と適格返還請求書の必要事項を、一の書類で記載することは差し支えありま

せん。この場合、事業者ごとに継続して課税仕入れに係る支払対価の額から対価の返還等の金額

を相殺して表示することも認められます。

65

国税庁消費税 _065-0707.ai  20/07/31(19/07/17)

Page 12: 国税庁消費税 053.ai 20/07/21(19/07/05)国税庁消費税_059.ai 20/07/31(19/07/08) 適格返還請求書に記載する「売上げに係る対価の返還等の基となった課税資産の譲渡等を行

導入後

一定の事項が

適格請求書等保存方式の導入前においては、 (税込み)

(P69参照)。

原則として仕入税額控除の適用を受けることはできません。

課税仕入れは、

61

簡易課税制度を選択している場合は…?

 簡易課税制度とは 、課税売上高から納付する消費税額を計算する制度です。

 具体的には、課税期間における課税標準額に対する消費税額にみなし仕入率(例えば、卸売業は

90%など)を掛けて計算した金額が仕入控除税額となります。

 したがって、簡易課税制度を選択している場合、適格請求書などの請求書等の保存は、仕入税額

控除の要件ではありません。

(注)1 見積額を記載した仕入明細書を自ら作成し、相手方の確認を受けた場合は、これを保存す

ることで見積額による仕入税額控除が認められます。確定額と見積額が異なる場合の取扱い

は、上記と同様です。

2 このほか、例えば、機械等の保守点検、弁護士顧問契約のように契約等に基づき継続的に課

税資産の譲渡等が行われ、金額が確定した際に適格請求書の交付を受ける蓋然性の高い取引

がこれに該当します。

② 見積額が記載された適格請求書の交付を受けられない場合

見積額が記載された適格請求書の交付を受けられない場合であっても、電気・ガス・水道水の供給

のような継続して行われる取引(注2)については、見積額が記載された適格請求書や仕入明細書の保

存がなくとも、その後、金額が確定したときに交付される適格請求書を保存することを条件として、

課税仕入れを行う事業者が課税期間の末日の現況により適正に見積もった金額で、仕入税額控除を行

うこととして差し支えありません。

66

Page 13: 国税庁消費税 053.ai 20/07/21(19/07/05)国税庁消費税_059.ai 20/07/31(19/07/08) 適格返還請求書に記載する「売上げに係る対価の返還等の基となった課税資産の譲渡等を行

令和5

課税売上げ

実施に伴い、消費税率が標準税率(10%)と軽減税率(8%)の複数となったことか

ら、売上げと仕入れ

(税込み)

課税期間中の

計算等

課税標準額 税率

67

国税庁消費税 _067-0707.ai  20/07/21(19/07/17)

Page 14: 国税庁消費税 053.ai 20/07/21(19/07/05)国税庁消費税_059.ai 20/07/31(19/07/08) 適格返還請求書に記載する「売上げに係る対価の返還等の基となった課税資産の譲渡等を行

等(税込み)

等(税込み)

68

国税庁消費税 _068-0707.ai  20/07/27(19/07/05)

Page 15: 国税庁消費税 053.ai 20/07/21(19/07/05)国税庁消費税_059.ai 20/07/31(19/07/08) 適格返還請求書に記載する「売上げに係る対価の返還等の基となった課税資産の譲渡等を行

価額の合計額から算出したそれぞれの課税

課税資産の譲渡等の税込

の合計額

 適格請求書等保存方式の導入後は、免税事業者や消費者など、適格請求書発行事業者以外の者

(以下「免税事業者等」といいます。)から行った課税仕入れは、原則として仕入税額控除の適用

を受けることができません。

 ただし、制度導入後6年間は、免税事業者等からの課税仕入れについても、仕入税額相当額の一

定割合を仕入税額として控除できる経過措置が設けられています。

 なお、この経過措置による仕入税額控除の適用に当たっては、免税事業者等から受領する区分記

載請求書等と同様の事項が記載された請求書等の保存とこの経過措置の適用を受ける旨(80%控

除・50%控除の特例を受ける課税仕入れである旨)を記載した帳簿の保存が必要です。

免税事業者等からの課税仕入れに係る経過措置

免税事業者等からの課税仕入れにつき

全額控除可能

区分記載請求書等保存方式

免税事業者等からの課税仕入れにつき

80%控除可能免税事業者等からの課税仕入れにつき

50%控除可能 控除不可

令和元年10月1日

軽減税率制度の実施

令和5年10月1日令和8年10月1日 令和11年10月1日

適格請求書等保存方式の導入

4年

3年

3年

69

国税庁消費税 _069-0707.ai  20/07/27(19/07/05)