cisco hyperflex 3.5 with citrix cloud and nvidia tesla m10

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Cisco dCloud © 2018 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. This document is Cisco Confidential. 1/37 ページ Cisco Hyperflex 3.5 with Citrix Cloud and Nvidia Tesla M10 GPU v1 最終更新日:2018 10 26 このデモンストレーションについて この事前設定済みデモンストレーションの内容は次のとおりです。 要件 このシスコ ソリューションについて トポロジ はじめに シナリオ 1:環境について シナリオ 2NVIDIA 搭載時のアプリケーションのパフォーマンス シナリオ 3:オフィスの生産性へのメリットのデモンストレーション シナリオ 43D グラフィック アプリケーションのデモンストレーション シナリオ 5Citrix Cloud Director シナリオ 6Citrix Cloud Studio 制限 このデモはインスタント デモのため、ここで仮想デスクトップをカスタマイズしても、その内容は以降の接続時には保持されません。 セッションは、最大 3 時間までに制限されています。 利用可能なハードウェアに制約があるため、このデモンストレーションでは Nvidia Tesla M10 GPU 2 つのコンピューティン ノードに搭載しています(どちらのノードも Hyperflex クラスタのメンバーです)。実稼働 VDI 環境では、すべてのクラスタ メン バーに GPU カードを搭載する必要があります。 デモンストレーションのデスクトップを使用する場合は、Citrix 接続品質指標(CQI)を参照して、当該環境への接続で実現される 遅延/帯域幅品質を判断してください。通知エリアに、標準通知として通知が表示されます。このデモンストレーションを Wi-Fi ネッ トワークで実施するのはお勧めできません。

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Cisco Hyperflex 3.5 with Citrix Cloud and Nvidia Tesla M10 GPU v1

最終更新日:2018 年 10 月 26 日

このデモンストレーションについて

この事前設定済みデモンストレーションの内容は次のとおりです。

要件

このシスコ ソリューションについて

トポロジ

はじめに

シナリオ 1:環境について

シナリオ 2:NVIDIA 搭載時のアプリケーションのパフォーマンス

シナリオ 3:オフィスの生産性へのメリットのデモンストレーション

シナリオ 4:3D グラフィック アプリケーションのデモンストレーション

シナリオ 5:Citrix Cloud Director

シナリオ 6:Citrix Cloud Studio

制限

このデモはインスタント デモのため、ここで仮想デスクトップをカスタマイズしても、その内容は以降の接続時には保持されません。

セッションは、最大 3 時間までに制限されています。

利用可能なハードウェアに制約があるため、このデモンストレーションでは Nvidia Tesla M10 GPU を 2 つのコンピューティン

グ ノードに搭載しています(どちらのノードも Hyperflex クラスタのメンバーです)。実稼働 VDI 環境では、すべてのクラスタ メン

バーに GPU カードを搭載する必要があります。

デモンストレーションのデスクトップを使用する場合は、Citrix 接続品質指標(CQI)を参照して、当該環境への接続で実現される

遅延/帯域幅品質を判断してください。通知エリアに、標準通知として通知が表示されます。このデモンストレーションを Wi-Fi ネッ

トワークで実施するのはお勧めできません。

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要件

次の表に、このデモンストレーションの要件の概要を示します。

表 1. デモンストレーション要件

必須 オプション

● ラップトップ ● Cisco AnyConnect

このシスコ ソリューションについて

Citrix Cloud サービス向け Cisco Hyperflex は、オンプレミスで仮想アプリケーション サーバと仮想デスクトップのワークロードを実行し

ながら Citrix Workspace サブスクリプション サービスを活用することを選択したお客様にとって、最適のツールです。Hyperflex によって、

アプリケーションとデータが存在するセキュリティ レイヤ背後のオンプレミス環境の管理を維持しながら、VDI プラットフォームの管理負荷

を軽減することができます。

従来、VDI ワークロードを実行するためのインフラストラクチャ要件は複雑でした。仮想化が主流になったのに伴い、各企業では、VDI

ワークロードに対応可能な拡張性ある仮想インフラストラクチャを構築するために、ストレージやネットワークに関して考慮すべき課題が増

えています。多くの企業は、社内に専門の技術者を配置していません。あるいは、IT 部門全体の縦割り型チームからさまざまなリソースを

集めてくる必要があります。さらに、基盤となるインフラストラクチャで相応のパフォーマンスを実現するために、IOPS や遅延を考慮する必

要があります。また、環境を拡張した場合のパフォーマンスへの影響も考慮しなければなりません。

Cisco HyperFlex が、インフラストラクチャに関するこれらの課題を解決します。それにより、従来サイロ化していた異種のストレージ、ス

トレージ ネットワーキング、コンピューティングを統合して高性能の VDI 環境を簡単に導入できるようになります。Cisco HyperFlex を活用

することで、管理のシンプル化、自動化、オーケストレーションが実現します。それと同時に、重複排除および圧縮機能によってストレージ

が最適化され、効果的な拡張が可能になります。Cisco HyperFlex の拡張性、シンプル性、パフォーマンスによって、インフラストラクチャ

への初期投資と運用コストを削減しながら、投資を最大限に活かした高密度インフラストラクチャの構築が確保されます。

Citrix Cloud サービスのシンプルさ/柔軟性を Cisco HyperFlex のパフォーマンス/拡張性と統合することで、Citrix Workspace 向けハイ

ブリッド クラウドを強化するための強力な組み合わせが実現します。Cisco HyperFlex と Citrix Cloud サービスの連携により、拡張性を備

えたシンプルなインフラストラクチャと VDI 管理が実現し、フル統合型のフルサポート付きソリューションが配備されたことを確信できます。

新しいグラフィック処理機能を持つ Nvidia Tesla GPU を追加したことにより、組織のエンジニアリング部門、デザイン部門、イメージング

部門、マーケティング部門でアプリケーションを利用する際に、デスクトップ仮想化によるメリットを感じられるようになります。また、

Microsoft Windows 10 や Office 2016 以降のグラフィックが強化されたバージョンで、Cisco UCS C240 M5 ラック サーバや Cisco

HyperFlex ハイパー コンバージド サーバに装着可能な NVIDIA M10 高密度グラフィック カードを利用できます。

NVIDIA GRID vGPU により、複数の仮想デスクトップで単一の物理 GPU を共有し、また、論理的に複数 GPU を単一の物理 PCI カード

上に定義することができます。それらはすべて vDGA パススルー グラフィックに関して 100 % のアプリケーション互換性があり、複数の

デスクトップで単一のグラフィック カードを共有できるため、コストが抑えられます。Citrix XenDesktop の場合は一元化やプールが可能

で、従来の複雑で高価なワークステーション/デスクトップを複数台利用することと比べて、より容易に管理できます。すべてのユーザ グ

ループが、このような仮想化の利点を活用できるようになります。

Citrix Virtual Apps and Desktops(旧 XenApp and XenDesktop)の HDX 3D Pro 機能により、グラフィック処理ユニット(GPU)を使用し

てハードウェアの速度を向上させ、高パフォーマンスのデスクトップとアプリケーションを実現することができます。その中には、OpenGL や

DirectX をベースにした 3D 専用のグラフィック アプリケーションも含まれます。

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トポロジ

このデモンストレーションの主要なオンプレミス インフラストラクチャ コンポーネントを次に示します。

Cisco UCS Manager 3.2

Cisco Hyperflex 3.5

VMware Virtual Center Server 6.5 アプライアンス

VMware ESXi 6.5 が稼働する Cisco Hyperflex HX240c または HX220c ノード X 4

VMware ESXi 6.5 が稼働する Nvidia Tesla M10 GPU 搭載 Cisco UCS C240c M4 X 2

Citrix Virtual Delivery Agent(VDA)が稼働する Windows 10 仮想デスクトップ

Active Directory が稼働する Windows Server 2012

Windows Server 2012 上で稼働する Citrix Connector サーバ X 2

注:新バージョンが使用可能になると、インフラストラクチャ コンポーネントが更新されます。デモ ガイドの更新については、このデモのイン

フラストラクチャをホストしている dCloud ロケーションがすべてアップグレードされるまで遅れる場合があります。

このデモンストレーションでは、Citrix Cloud を使用します。Citrix Cloud は、組織のエンド ユーザにクラウドホスト型デスクトップとアプリ

ケーションを配備できるクラウド管理プラットフォームです。

Studio は、Citrix Virtual Apps and Desktops サイトを管理するための主要な管理コンソールです。この使いやすい Windows コンソー

ルは、サイトの初期設定、マシンのプロビジョニング、アプリケーションやデスクトップのパブリッシングなどのタスクに使用されます。

Citrix Gateway(NSGaaS)では、ラップトップ、デスクトップ、シン クライアント、タブレット、スマート フォンなどのさまざまなデバイスから

VPN を使用して Citrix Virtual Apps and Desktops アプリに安全にアクセスすることができます。

Director は、Citrix Virtual Apps and Desktops サービスのモニタリングとトラブルシューティングを実施するためのコンソールです。 StoreFront は、リソースをホストするサイトに対してユーザを認証し、ユーザがアクセスするアプリケーションやデスクトップの保存

域を管理します。

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はじめに

プレゼンテーションの前に

Cisco dCloud では、実際の対象者の前でプレゼンテーションを行う前に、アクティブなセッションを使用して、このドキュメントのタスクを

実施しておくことを強く推奨します。そうすることで、ドキュメントとコンテンツの構成に慣れることができます。

場合によっては、環境を元の構成にリセットするため、このガイドに従った後に新しいセッションをスケジュールする必要があります。

プレゼンテーションを成功させるためには、入念な準備が不可欠です。

デモンストレーション プラットフォームへのアクセス

1. [dCloud Catalog] にアクセスし、[Instant Demos] タグをフィルタします。検索フィールドに「hyperflex」と入力すると、「Cisco

HyperFlex 3.5 with Citrix Cloud and Nvidia GPU v1」というデモンストレーションが表示されます。

注:どのデータセンターも使用できますが、最も近くにあるデータセンターを選択することを推奨します。

2. [表示(View)] をクリックします。

3. 表示された画面から、セッション用の一意のクレデンシャルを取得します。このブラウザ タブは閉じないでください。画面には以下の情報

が表示されます。

一意のユーザ ID(CEC ID)

8 桁の一意のセッション パスワード

カウントダウン タイマー

ユーザ名とパスワードの両方の右側にあるアイコン。ユーザ名とパスワードをクリップボードにコピーします(パスワードはクリップ

ボードにコピーすることを推奨します)

4. [こちら(HERE)] と記載されたハイパーリンクをクリックしてタブを開き、Citrix VDI 環境にログインします。

5. 左側のメニューで [デスクトップ(Desktops)] を展開し、[すべてのデスクトップ(All Desktops)] をクリック後、[vGPU 搭載 Windows10

(Windows 10 with vGPU)] をクリックします。

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注:このデモは、[vGPU未搭載Windows 10(Windows 10 with no vGPU)] イメージを使用して実行することもできます。vGPU 未搭載

のイメージは、vGPU 搭載時とのパフォーマンスの比較対象として用意しています。これは、シナリオ 2、3、4 に関連します。

6. [Citrix Workspace Launcher.appを開く(Open Citrix Workspace Launcher.app)] ボタンをクリックします。

注:このデモを実行するには Citrix Workspace アプリが必要なので、ローカル マシンにまだインストールしていない場合はインストールして

ください。次の URL から最新バージョンを取得してください。https://www.citrix.com/products/workspace-app/download-citrix-workspace-

app.html [英語]

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シナリオ 1. 環境について

このシナリオでは、Cisco Hyperflex、VMware vCenter、UCS Manager を含む、オンプレミスのインフラストラクチャを確認します。

Hyperflex クラスタは 6 つのメンバーで構成されています。最初の 4 つ(hx-01.dcv.svpod ~ hx-04.dcv.svpod)は HyperFlex ストレージ

ノードで、残りの 2 つ(hx-05.dcv.svpod および hx-06.dcv.svpod)はコンピューティング ノード(ストレージのないノード)です。US East と

EMEA では、それぞれのコンピューティング ノードに NVIDIA Tesla M10 GPU グラフィック カードが 2 枚装着されています。APJ のコン

ピューティング ノードには、サーバ 1 台につき 1 枚の GPU カードが装着されています。

このシナリオでは、いくつかの箇所で、Windows デスクトップのコンピュータ名が必要になります。コンピュータ名を取得するには、デスクトッ

プ上の [このPC(This PC)] を右クリックして、ドロップダウン メニューから [プロパティ(Properties)] を選択します。

表示されたウィンドウで [コンピュータ名(Computer name)] を確認します。

VMware vCenter

1. wkst1 デスクトップの [vSphere Webクライアント(vSphere Web Client)] アイコンをダブルクリックします。

2. [関連アプリでこのタイプのリンクを常に開く(Always open these types of links in the associated app)] チェックボックスをオン

にし、[VMware-cip-launcherを開く(Open VMware-cip-launcher)] をクリックします(アラート ボックスに表示される実際のメッ

セージは異なる場合があります)。

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3. ランチャーが開いたら、[Windowsセッションのクレデンシャルを使用する(Use Windows session credentials)] チェックボックスをオン

にします。

4. [クライアント統合アクセスコントロール(Client Integration Access Control)] のポップアップで、[許可(Allow)] をクリックします。

5. [ログイン(Login)] をクリックして VMware vSphere Web クライアントを開きます。[VMとテンプレート(VMs and Templates)] ビュー

が表示されない場合は、ナビゲーション ペインで [VMとテンプレート(VMs and Templates)] タブをクリックします。

6. [dCloud-HX-DC] > [Citrix] の順に展開し、Windows デスクトップのコンピュータ名に対応する VM を見つけます。見つけた VM を

クリックします。

7. [サマリー(Summary)] タブをクリックし、[設定の編集(Edit Settings)] をクリックします。

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8. 表示されたウィンドウのナビゲーション ペインで [PCIデバイス0(PCI Device 0)] を展開し、PCI デバイス(NVIDIA カード)と [GPUプ

ロファイル(GPU Profile)] を表示します。

注:

それぞれの物理 GPU が、数種類の仮想 GPU をサポートできます。仮想 GPU タイプには、フレーム バッファの定量、対応可能なディスプ

レイ ヘッドの数、最大解像度が設定されています。これらは、対象とするワークロードのクラスによって、さまざまなシリーズにグループ化され

ます。各シリーズは、vGPU タイプ名の最後の文字で識別されます。

Q シリーズの仮想 GPU タイプは、デザイナーやパワー ユーザを対象としています。

B シリーズの仮想 GPU タイプは、パワー ユーザを対象としています。

A シリーズの仮想 GPU タイプは、仮想アプリケーション ユーザを対象としています。

vGPU タイプ名のボード タイプの後ろの数字は、そのタイプの vGPU に割り当てられているフレーム バッファの量を示しています。たとえ

ば、M10-1B タイプの vGPU では、Tesla M10 ボードに 1024 MB のフレーム バッファが割り当てられています。

1 つの物理 GPU に同時に作成できる vGPU の最大数は、リソース要件の違いに基づいて vGPU タイプごとに異なります。たとえば、M10-

1B vGPU の場合は、1 枚の Tesla M10 ボードの 4 つの物理 GPU がそれぞれ最大 8 つ、つまり合計 32 個の vGPU をサポートできます

が、M10-4Q vGPU の場合は 1 つの物理 GPU につき 2 つしかサポートできず、vGPU の数は全部で 8 つとなります。

9. [キャンセル(Cancel)] をクリックして [設定(Settings)] ウィンドウを閉じ、[サマリー(Summary)] タブに戻ります。

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10. VM が存在しているホストをクリックします。

11. [設定(Configure)] タブをクリックします。ナビゲーション ペインで下にスクロールして [ハードウェア(Hardware)] を展開し、[グラフィック

(Graphics)] をクリックします。

12. [グラフィックデバイス(Graphics Devices)] タブが開き、[NVIDIA Tesla M10] GPU が表示されます。

注:各 Nvidia Tesla M10 グラフィック ボードには 4 つの Nvidia Maxwell GPU が搭載されています。したがって、US および EMEA 域内

の拠点については、リストに 8 つの GPU が表示されます。APJ の場合は、各サーバにつきボード 1 枚なので、4 つ表示されます。

13. [ホストグラフィック(Host Graphics)] タブをクリックして、グラフィック タイプが [共有パススルー(Shared passthrough)] になっているこ

とを確認します。

注:パススルー モードでは、vGPU が設定されている複数の仮想マシンで GPU を共有することができます。Nvidia Tesla M10 ボードは、

最大 64 ユーザをサポートし、各 GPU が16 個の vGPU に対応します。

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14. [モニタ(Monitor)] タブをクリックし、[パフォーマンス(Performance)] を選択します。

15. [詳細(Advanced)] をクリックし、[表示(View)] ドロップダウンから [GPU] を選択します。

16. サーバに搭載されている GPU の使用率を確認します。

注:他のシナリオを実行している間も、必要に応じてこのエリアに戻り、各アクティビティ実施中の使用率の変化を確認してください。

17. [vCenter Webクライアント(vCenter Web Client)] に戻ります。[ホーム(Home)] アイコンの上にマウス ポインタを置いて、メニューの [イ

ンベントリリスト(Inventory Lists)] をクリックします。

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18. [Cisco HXデータプラットフォーム(Cisco HX Data Platform)] をクリックします。

19. デモンストレーションが実行されている dCloud データセンターの HX-Cluster プラットフォームをクリックし、[サマリー(Summary)]

タブをクリックします。

20. [サマリー(Summary)] タブには、クラスタ内のノード数、クラスタで使用されている Hyperflex のバージョン、クラスタ内のノードのタイ

プが表示されています。

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21. [モニタ(Monitor)] タブを確認します。ここには [パフォーマンス(Performance)] と [イベント(Events)] という 2 つのタブがあります。

[パフォーマンス(Performance)] タブには、HX ストレージ クラスタ、ホスト、データストアの読み取り/書き込みのパフォーマンス

が表示されます。

[イベント(Events)] タブでは、HX ストレージ クラスタ、ホスト、データ ストアで発生するユーザ アクションやシステム アクションに

よる HX ストレージ クラスタの状態の変化に関する情報が表示されます。このタブで、クラスタのパフォーマンスに関する情報が

提供されます。

22. [管理(Manage)] タブをクリックします。ここには [クラスタ(Cluster)] と [データストア(Data stores)] という 2 つのタブがあります。

[クラスタ(Cluster)] ] タブでは、クラスタ内のホスト、ディスク、および PSU の詳細が表示されます。

23. [データストア(Data stores)] をクリックします。[データストア(Data stores)] タブには、HX ストレージ クラスタ内のすべてのデータス

トアを記載した表が表示され、データストアを管理することができます。このビューは、データ ストアのプロビジョニング、サイズ変更、

マウント、削除に使用します。この画面からクラスタ内のデータストアの追加、削除、変更を行うことが可能です。データ ストアはすべ

てのクラスタ メンバーにマウントされます。

24. vSphere を(閉じずに)最小化します。

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HyperFlex Connect

このセクションでは、すべての管理対象オブジェクトの管理ビューを表示可能な読み取り専用アカウントを使用してログインし、HyperFlex

Connect の機能についての理解を深めます。

1. wkst1 デスクトップで [HyperFlex Connect] アイコン をダブルクリックして、Cisco HyperFlex Connect にログインします

(dcv\demouser / C1sco12345)。

2. クラスタのヘルス メトリック、ストレージ情報、および詳細なチャートが表示されます。

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3. サイド メニューが表示されない場合は、メニュー アイコンをクリックして表示します。

4. サイド メニューで [パフォーマンス(Performance)] をクリックして、[IOPS]、[スループット(Throughput)]、および [遅延(Latency)] メト

リックの詳細を表示します。チャートの上にマウス ポインタを置くと、特定の期間の情報が表示されます。

5. サイド メニューの [レプリケーション(Replication)] 機能に注目します。レプリケーション ネットワークが設定されていないため、このデモ

ンストレーションではレプリケーションは取り扱いません。レプリケーション ネットワークが存在している場合は、このインターフェイスから

レプリケーション機能を実行できます。

6. サイド メニューで [システム情報(System Information)] をクリックし、HyperFlex クラスタの各メンバーについて利用可能な情報を

表示します。コンピューティング ノードが表示されるまで、下方向にスクロールしていきます。必要に応じて、作業ペインで [ノード

(Nodes)] および [ディスク(Disks)] タブをクリックして詳細情報を取得します。

注:dCloud HX220 には、キャッシュ SSD ディスクが 1 台と、永続データを保持する HDD が 6 台装着されています。これは実際のシス

テムなので、ハードウェアの障害が報告される場合があります。これらは無視してかまいません。

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7. [ノード(Nodes)] をクリックして、ハイパーバイザおよびコントローラのアドレスやハイパーバイザのステータスなど、ノードに関する詳

細情報を表示します。

8. サイド メニューの [データストア(Datastores)] をクリックすると、クラスタ内でマウント済みのすべてのデータストアが表示されます。

これは共有環境なので、一部のデータストアは他のユーザに属しています。

9. サイド メニューの [仮想マシン(Virtual Machines)] をクリックすると、クラスタ内に含まれるすべての VM のリストが表示されます。

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10. [アカウント(Account)] アイコンをクリックして、メニューから [ログアウト(Logout)] を選択します。HyperFlex Connect を閉じます。

UCS Manager

このセクションでは、UCS Manager でモニタされる HyperFlex クラスタの物理インフラストラクチャおよび、そのインフラストラクチャに関

連するサービス プロファイルとアップリンクについて理解を深めます。

1. セッション ダッシュボードで、[UCS Manager HX] アイコンをダブルクリックし、ログインします(demouser/C1sco12345)。セ

キュリティの警告が出た場合は、そのまま続行します。

2. [保留中のアクティビティ(Pending Activities)] アラートが表示される場合は、[再度表示しない(Do Not Show Again)] をクリックして

ウィンドウを閉じます。

3. [機器(Equipment)] タブに、HyperFlex クラスタに含まれているサーバが表示されます。

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4. [機器(Equipment)] > [ラックマウント(Rack Mounts)] > [サーバ(Servers)] の順にクリックすると、ハードウェアに関する詳細情報が表

示されます。

5. [サーバ(Servers)] を展開し、Nvidia カードが含まれている [UCSC-C240-M4S2] サーバのいずれかをクリックします。

6. 作業ペインで [インベントリ(Inventory)] タブをクリックした後 [GPUs] サブタブをクリックし、NVIDIA Tesla M10 グラフィック カードに関

する情報を表示します。

7. 縦長のメニューで [サーバ(Servers)] アイコンをクリックし、6 台のサーバとそのサービス プロファイルに関する情報を表示します。

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8. サイド メニューの [LAN] アイコンをクリックします。

9. [ポート チャネルおよびアップリンク(Port Channels and Uplinks)] リストの下部で、[LANアップリンクマネージャ(LAN Uplinks

Manager)] リンクをクリックします。

10. [LANアップリンクマネージャ(LAN Uplinks Manager)] からアクセス可能なコンポーネントはすべて読み取り専用です。必要に応じ

て各タブを参照し、インフラストラクチャを確認します。[キャンセル(Cancel)] をクリックして、[LANアップリンクマネージャ(LAN

Uplinks Manager)] ウィンドウを閉じます。

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シナリオ 2. NVIDIA GRID 搭載時のアプリケーションのパフォーマンス

このシナリオでは、下記の Web ベース アプリケーションを NVIDIA GRID 搭載環境で使用した場合のパフォーマンスをデモンストレーション

します。

WebGL を使用した Water Simulation:HTML5 アプリケーションをリモートから実行

WebGL を使用した HelloRacer™ 3D Driving Simulation:HTML5 アプリケーションをリモートから実行

WebGL と Google Books API を使用した HTML5 Bookcase:このブックケースのデモは、Google Experiment の 1 つであ

り、WebGL と Google Books API を組み合わせて使用し、Web データを美しくかつ動的に表示します。

YouTube High-Performance Video:YouTube は、最も人気のあるビデオ ストリーミング Web サイトで、毎分 100 時間分のビデオ

がアップロードされています。ほとんどのコンテンツがオンラインのストリーミング ビデオを介して配信されており、その割合はさらに増

えています。円滑にオンライン ストリーミング ビデオを観られることが、エンド ユーザ エクスペリエンスにおいて重要になっています。

デスクトップの Nvidia フォルダ内に、これらのアプリケーションへのリンクがあります。

HTML5 Water Simulation

このセクションでは、WebGL を使用して、水の動きをシミュレーションします。

1. デスクトップの Nvidia フォルダ内から Water (WebGL) シミュレーションを起動します。

2. ブラウザ ペインを最大化します。

3. マウスを使って水の上に波紋を「描画」して、インタラクティブなデモを行います。

4. 球体の上でマウスをクリックしてドラッグし、水の中で球体を動かします。

5. 球体を水からいったん出してまた戻し、水面のリアルな動きを再現します。

6. 黒い背景部分をクリックすると、画像全体が回転します。

7. デモを操作するには、キーボードを使用します。

L キー:照明方向の切り替え

G キー:重力の切り替え スペースバー

HelloRacer™ 3D Driving Simulation

このセクションでは、WebGL を使用して、3D レーシングカーの基本的な運転シミュレーションを行います。

1. デスクトップの Nvidia フォルダ内から HelloRacer (WebGL) シミュレーションを起動します。

2. ウィンドウの右上にあるボックスを選択して、ブラウザ ペインを最大化します。

3. デモでは、キーボードの「W」、「A」、「S」、「D」のキーを使用してレーシングカーを運転します。

W = 前進

A = 左

D = 右

S = バック

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HTML5 Bookcase

このセクションでは、一般的な多くのアクションを 3D によって拡張する方法を紹介します。

1. デスクトップの Nvidia フォルダ内から Bookcase (WebGL) シミュレーションを起動します。

2. ウィンドウの右上にあるボックスを選択して、ブラウザ ペインを最大化します。

3. デモでは、ビュー ポート内で本棚をドラッグして移動します。

4. [テーマを見る(Browse Subjects)] ボックスをクリックすると、分類された本棚の区画にすばやく移動できます。

5. 本をクリックすると大きく表示されます。

6. カバーをクリックして本を開き、サンプル ページを表示します。

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Google YouTube

このセクションでは、NVIDIA GRID を使って YouTube ビデオを視聴する場合のパフォーマンスの向上について紹介します。

1. Nvidia フォルダにある YouTube フォルダを開きます。

2. 関心を持った任意のビデオを開きます。

3. ビデオ ウィンドウの右隅にある設定アイコン をクリックします。

4. ビデオを HD 高画質で観るには、表示されたメニューで 720pHD 以上の解像度を選択します。接続品質によっては、それより低い

設定のほうがよい場合もあります。

5. 全画面表示になるようにビデオを最大化します。

6. 通常のビデオ表示に戻るには Esc を押します。

7. 実行中のグラフィック アプリケーションをすべてそのままにして、次のシナリオに進みます。実行中のアプリケーションによってプラット

フォームに負荷をかけることで、後続のシナリオの実施環境を、より現実的な条件に近づけることができます。

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シナリオ 3. オフィスの生産性へのメリットのデモンストレーション

このシナリオでは、下記のリソース集約型ビジネス アプリケーションを NVIDIA GRID 搭載環境で使用した場合のパフォーマンスをデモン

ストレーションします。

Microsoft Office PowerPoint:この例では、GPU 強化 GRID VM を使うことにより、スライドショーにおける高度な画面遷移を

すべて円滑に処理できることを示します。

Google Earth:このデモでは、有名な観光地を表示しながら、GRID 強化 VM を使用した場合に期待できる高パフォーマンスを

デモンストレーションします。

Microsoft PowerPoint

Microsoft PowerPoint は、オフィスの生産性を向上させるために現在最も広く使用されているアプリケーションの 1 つです。高度な画面

遷移効果を活用して、プレゼンテーションにインパクトを加えることができます。

このセクションでは、NVIDIA GRID 搭載環境で PowerPoint を実行すると複雑な画面遷移をする際のパフォーマンスが向上することを示

します。

1. デスクトップの Nvidia フォルダから、Nvidia-Transitions Powerpoint プレゼンテーションを開きます。

2. スライドショーが自動的に始まります。スライド間がスムーズに遷移していることに着目します。

Google Earth

1. デスクトップの Google Earth Pro アイコンをダブルクリックして、表示環境を開きます。

2. ウェルカム スプラッシュ ページを閉じます。

3. サイドバーの [観光ツアー(Sightseeing Tour)] を展開します。

注:観光ツアーでは、「地球を一周する」ことができ、別の場所に移るときに速度と解像度が表示されます。

エッフェル塔

1. [マイプレイス(My Places)] メニューの [エッフェル塔(Eiffel Tower)] をダブルクリックします。カメラが自動的にエッフェル塔の方向に

パンします。

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4. 樹木や建物も 3D で表示される、Google Earth でのエッフェル塔の鳥瞰画像表示の速さをデモンストレーションします。

5. クリックしたりドラッグしたりしてビュー ポート内を移動します。

6. ビュー ポートの右側にあるナビゲーション コントロールを使用して、ビュー ポート ウィンドウに対し [周囲を見る(Look Around)]、

[回転する(Rotate)]、[移動する(Move)]、[ズームする(Zoom)] などの操作を行うことができます。

観光ツアー

1. [レイヤ(Layers)] メニューの [3Dビルディング(3D Buildings)] チェック ボックスをオンにします。その他のチェックボックスはすべてオフ

になっていることを確認します。

2. [観光ツアー(Sightseeing Tour)] フォルダをまだ開いていない場合は、展開します。

3. [ここからツアーを始める(Start tour here)] リンクをダブルクリックし、エッフェル塔からツアーを開始します。

4. それぞれの場所のツアーが終わったら、表示バーの再生ボタンをクリックして、次の場所にズームします。場合によっては、コントロー

ルを表示するためにウィンドウ下部の [ツアーガイド(Tour Guide)] を最小化する必要が生じることもあります。

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シナリオ 4. 3D グラフィック アプリケーションのデモンストレーション

このシナリオでは、下記の 3D グラフィック アプリケーションを NVIDIA GRID 搭載環境で使用した場合のパフォーマンスをデモンストレー

ションします。

FaceWorks:デジタル Ira は、FaceWorks ライブラリを使用して開発された NVIDIA デモ アプリケーションです。顔のリアルタイム アニ

メーションをリアルに作成するために設計された FaceWorks は、高品質スキン シェーダなどの高度な GPU 強化機能をサポートしてい

ます。スキンシェーダ機能には、肌のサブサーフェス スキャタリングや深層スキャタリング(薄い皮膜を通る光の透過)が含まれます。

Catzilla:音楽付きの高解像度グラフィック シミュレーション。

Redway 3D:独自の技術(Redsdk)をベースにした OpenGL 3D モデリング ベンチマーク。グラフィックのベンチマークではター

ビン モデルが表示され、Redsdk 2.0 レンダリングのさまざまな機能を確認できます。

Dassault Solidworks eDrawings Viewer:専門家ではない CAD ユーザ向けの主要な 3D 表示ツール。eDrawings、

SOLIDWORKS、AutoCAD の DWG ファイルや DXF ファイルを、誰でも簡単にすばやく表示、印刷、確認できます。このアプリケー

ションはインストール済みですが、使用するためには、ユーザが製品登録を完了する必要があります。デスクトップの Nvidia フォルダ

にある eDrawings Samples フォルダに描画サンプルがあります。

注:モニタによっては、[再生(Play)] ボタンや [実行(Run)] ボタンが見えていない場合があります。そのような場合は、下方向にスクロール

する必要があります。

FaceWorks:デジタル Ira

注:デジタル Ira は複雑なデモのため、ロードするのに通常 30 秒から 1 分かかります。

1. Nvidia フォルダ をダブルクリックして、Faceworks を選択し、FaceWorks デモを開きます。

2. シミュレーション内の任意の場所をクリックし、マウスをドラッグして Ira の頭を回転させます。

3. 左上隅の > アイコンをクリックし、変更できるオプションをいくつか試します。

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ALLPlayer Group ALLBenchmark Catzilla

このセクションでは、NVIDIA GRID K2 ボード搭載システムでベンチマーキングのデモを表示するときのパフォーマンスの向上について紹介

します。

注:このデモは、コンピュータのスピーカーをオンにして行ってください。

1. Horizon デスクトップで Catzilla アイコン をダブルクリックして Catzilla デモを開きます。

2. メイン メニューで [テスト(Test)] をクリックします。

3. [720p](1280 X 720)を選択します(リストに含まれる低性能デスクトップ コンピュータのテストに使用)。

4. [ALL_BENCHMARKを実行(RUN ALL_BENCHMARK)] をクリックします。

5. 画面上にマウス ポインタを重ね、[1秒あたりのフレーム数(FPS)(Frames Per Second (FPS))] を表示します。

6. Esc を押してアプリケーションを停止します。

注:表示される FPS の値は、データ センター内の GPU によって 1 秒間で描画されるフレームの数を示しています。

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REDWAY3D Turbine のデモンストレーション

このセクションでは、REDWAY3D Turbine のデモンストレーションを実施して、リソース集約型の設計/エンジニアリング アプリケーショ

ンを NVIDIA GRID で実行した場合のパフォーマンスを紹介します。それを通して、産業市場向け Redsdk グラフィックによるリアルタイ

ム 2D、3D、高品質イメージングの性能を明らかにします。

注:別の設計/エンジニアリング アプリケーションのデモをお客様が希望されている場合は、PTC Creo や Dassault Systems

SOLIDWORKS のフリーウェア バージョンがすべてのデスクトップにインストールされています。

REDWAY3D® 3D Turbine デモンストレーションを実行するには、次の手順を実施します。

1. デスクトップの Nvidia フォルダで、Turbine Demo アイコンをダブルクリックしてデモを開始します。

2. 必要に応じて [FPS表示(Display FPS)] チェックボックスをオンにして FPS 表示に切り替え、[開始(Start)] をクリックします。

3. デモンストレーションを実行し、右上隅に表示された FPS に着目します。

注:表示される FPS の値は、データ センター内の GPU によって 1 秒間で描画されるフレームの数を示しています。

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シナリオ 5. Citrix Cloud Director

Citrix Director は、Citrix Virtual Apps and Desktops サービスのモニタリングとトラブルシューティングを実施するためのコンソールです。

Director ダッシュボードでは、サイトのリアルタイムおよび過去の状態や使用状況を一元的にモニタできます。サイト関連のメトリックには、

以下のような項目があります。

ユーザ セッション数とセッションの使用状況

ログオン パフォーマンス

接続数とマシン数(失敗含む)

負荷の評価

過去のトレンド

このシナリオでは、ヘルプ デスク ユーザとしてログインして、Nvidia アプリケーションによる負荷の生成や、Citrix Cloud Director のチャート

やグラフでの違いの考察などを行い、Citrix Cloud Director のモニタリング機能を説明します。

Citrix Cloud Director による基本的なモニタリング

1. wkst1 デスクトップの Citrix Cloud アイコンをダブルクリックしてログインします([email protected]

/C1sco12345)。

2. デモを実行している場所に対応した顧客サイトをクリックします。US East または US West のデータセンターの場合は、Cisco

dCloud US を選択します。EMEAR のデータセンターの場合は、Cisco dCloud EMEAR を選択します。APJ または GC のデータ

センターの場合は、Cisco dCloud APJ を選択します。

注:いずれかの時点で顧客サイトの変更が必要になった場合には、プロファイルの矢印をクリックし、[顧客変更(Change Customer)] を選択

して選択画面に戻ってください。

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3. [Citrix Cloudへようこそ(Welcome to Citrix Cloud)] ウェルカム メッセージを閉じ、[マイサービス(My Services)] の下にある [Virtual

Apps and Desktops] ボックスの [管理(Manage)] をクリックします。

注:表示された画面で、Citrix Cloud サービスを新規データセンター ロケーション内の仮想デスクトップ インフラストラクチャに接続するため

のリンクがあることを、確認してください。

4. [モニタ(Monitor)] をクリックし、ヘルプ デスク ユーザが使用できるグラフや情報を確認します。

5. [接続セッション(Connected Sessions)] の数をクリックします(数値は異なる場合があります)。

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6. さまざまなビューやフィルタを切り替えて、使用できる情報のタイプや、それらがどのように体系化されているかを確認します。

7. [セッション(Sessions)] ビューに戻り、[エンドポイント名(Endpoint Name)] リンクをクリックします。このリンクは、ローカル マシンへのリ

ンクです。

8. 表示される [Citrix Cloud] ウィンドウに、現在ワークステーションで実行されているアプリケーションが表示されます。

9. [Citrix Cloud] ウィンドウを閉じずに最小化します。

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リソース使用率のモニタリング

1. wkst1 のデスクトップで、Nvidia フォルダ へのショートカットをダブルクリックします。

2. いくつかのアプリケーションをダブルクリックして開きます(この時点では Catzilla や Faceworks は開かないでください)。([全画面

(fullscreen)] ではなく)[ウィンドウで表示(Display windowed)]、[ベンチマーク(Benchmark)] オン、[FPS表示(Display FPS)] の

オプションが利用できる場合は、必ずそれらを選択します。

3. アプリケーションをバックグラウンドで実行させたまま、wkst1 の Citrix Cloud ウィンドウに戻ります。開いているアプリケーション

は、[アクティビティマネージャ(Activity Manager)] に表示されています。

4. [プロセス(Processes)] タブをクリックしてプロセス ビューを表示します。

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5. トップ メニューの [トレンド(Trends)] をクリックして、管理対象ワークステーションの過去のトレンドを確認します。この情報

には、dCloud デモを実行したことのある全ユーザの仮想デスクトップがすべて含まれています。

6. 時間やお客様の関心に応じてタブを切り替えます。

[セッション(Sessions)]:選択した期間、配信グループ、終了時刻における同時セッション数を表示します。

[障害(Failures)]:接続、デスクトップ OS マシン、サーバ OS マシンの障害に関する情報を表示します。そのほか、グラフや詳細情報も表示

されます。

[ログオンパフォーマンス(Logon Performance)]:ログイン プロセス中の経過時間に関する情報を表示します。

[負荷評価指標(Load Evaluator Index)]:ネットワークのパフォーマンスが低下していないか評価し、追加リソースの必要の有無を示します。

配信グループ、サーバ OS マシン、期間で絞り込むことができます。

[キャパシティ管理(Capacity Management)]:ホステッド アプリケーションの使用状況、デスクトップ OS の使用状況、サーバ OS の使用状

況に関する情報を表示します。フィルタリングによって単一のアプリケーションまたはマシンに絞り込むことが可能です。また、サーバ 1 台あ

たりの最適なアプリケーション インスタンス数を評価することもできます。

[マシンの使用状況(Machine Usage)]:デスクトップやサーバについて、マシンの状態および使用状況に関する情報を配信グループ別に表

示します。

[リソース使用率(Resource Utilization)]:サーバおよびデスクトップのリソース使用率情報(CPU、メモリ、IOPS、ディスク遅延)を表示しま

す。時刻や配信グループで絞り込むことができます。マシン 1 台あたりのピーク時の同時セッション数や詳細なマシン統計情報へのリンクも

表示されます。

7. [リソース使用率(Resource Utilization)] タブをクリックして、マシン名のリストが表示されるまで下方向にスクロールします。このデモン

ストレーション環境に割り当てられているワークステーションの名前をクリックします。

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注:ある把握済みの問題に起因して、モニタリング ダッシュボードではなく検索画面がポップアップする場合があります。その場合は、 [検索対象

(Search for)] ドロップダウンで [マシン(Machine)] を選択し、[検索対象マシン(Search for machine)] フィールドに(マイコンピュータの)マシン名を

入力します。

8. 当該ワークステーションのリソース使用率を確認します。

9. [マシン使用率(Machine Utilization)] グラフをモニタして、CPU と IOPS のデータを探します。見つかったら、ドロップダウンをク

リックし、[GPU使用率(GPU Utilization)] を選択します。

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10. [GPU使用率(GPU Utilization)] グラフを表示したまま、wkst1 デスクトップの Nvidia フォルダに戻ります。

11. FaceWorks をダブルクリックし、アプリケーションがロードされるまで待機します。

12. [リソース割り当て(Resource Allocation)] グラフに戻り、GPU 使用率グラフに FaceWorks アプリケーションの負荷が反映され始め

るのを確認します。

注:FaceWorks はリソース集約型のアプリケーションなので、グラフの GPU の折れ線は一時的な急上昇を描きます。エンド ユーザのリソー

ス要件に応じて、さまざまな GPU プロファイルを利用できます。

13. トップメニューで をクリックし、多くのサーバやデスクトップが存在する複雑な運用に利用できるフィルタをすべて表示します。

14. をクリックして、表示されるアラートを確認します。なお、アラートが表示されない場合もあります。

15. をクリックして、表示されるアプリケーション分析を確認します。デモンストレーション環境ではアプリケーション分析がレ

ポートされない場合もあります。

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シナリオ 6. Citrix Cloud Studio

Studio は、Citrix Virtual Apps and Desktops サイトを管理するための主要な管理コンソールです。この使いやすい Windows コンソール

は、サイトの初期設定、マシンのプロビジョニング、アプリケーションおよびデスクトップのパブリッシングなどのタスクに使用されます。

Studio では以下のことが可能です。

2 つのガイド付き画面だけを使ってユーザにアプリケーションを配信する。

5 つのシンプルなガイド付き画面を使用して、数百から数千台に及ぶマシンをゴールデン イメージからプロビジョニングする。

関連するオブジェクトを適切な権限で確実に制御できるよう管理を委任する。

ほとんどの Windows マシンから環境を管理する。または、パブリッシュされたアプリとして、もしくはパブリッシュされたデスク

トップ内で、環境にアクセスする。

手順

注:前のシナリオのまま Citrix Cloud への接続が維持されている場合は、手順 4 に進みます。

1. デスクトップの Citrix Cloud アイコンをダブルクリックしてログインします([email protected]/C1sco12345)。

2. デモを実行している場所に対応した顧客サイトをクリックします。US East または US West のデータセンターの場合は、Cisco

dCloud US を選択します。EMEAR のデータセンターの場合は、Cisco dCloud EMEAR を選択します。APJ または GC のデータ

センターの場合は、Cisco dCloud APJ を選択します。

3. [Citrix Cloudへようこそ(Welcome to Citrix Cloud)] ウェルカム メッセージを閉じ、[マイサービス(My Services)] の下にある [Virtual

Apps and Desktops] ボックスの [管理(Manage)] をクリックします。([最新情報...(What’s New …)] バナーが表示された場合は、

閉じてください)。

4. [管理(Manage)] をクリックして Citrix Studio を開き、デモ環境に導入されている [マシンカタログ(Machine catalogs)] と [配信グ

ループ(Delivery groups)] を確認します。

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マシンカタログ:物理マシンまたは仮想マシンのグループが、マシン カタログと呼ばれる 1 つのエンティティとして管理されます。同一カタロ

グ内のすべてのマシンに、同じタイプのオペレーティング システム(サーバまたはデスクトップ)が導入されます。サーバ OS マシンを含むカ

タログは、Windows または Linux マシンのいずれかを含むことができます。両者の混在はできません。このデモンストレーション用に 2 つ

のマシン カタログを作成しています。

配信グループ:1 つまたは複数のマシン カタログから選択されたマシンのグループ。配信グループでは、それらのマシンを使用できるユー

ザを指定したり、そのユーザが使用できるアプリケーションやデスクトップを指定したりすることもできます。

5. [マシン カタログ(Machine Catalogs)] を選択します。ここで、マシン カタログの作成/管理を実施します。

MCS カタログ作成の概要

マシン カタログが作成されている場合、VM を導入するにはいくつかの方法があります。今回の例では、Citrix Machine Creation Services

(MCS)を使用します。独自のツールを使用して VM をプロビジョニングすることも可能です。Citrix MCS は、選択した VM テンプレートのフ

ル コピーを作成し、Active Directory 内にコンピュータ アカウントを作成します。

MCS VM には 2 つの仮想ディスク(「identity」ディスクと「difference」ディスク)があります。ただし、スナップショットのフル コピーも参照し

ます。これは読み取り専用で、作成された VM 間で共有されます。identity ディスクは、16 MB の一意のディスクであり、各 VM に一意の

ID を提供します。一意の difference ディスクは、VM に対する書き込みを保管します。このディスクはシン プロビジョニングされ(ホスト スト

レージでサポートされている場合)、必要に応じてマスター イメージの最大サイズまで拡張されます。difference ディスクには、セッション中

に加えられた変更が保持されます。専用デスクトップの場合、その変更は永続的に保持されます。プールされたデスクトップの場合は、いっ

たん削除され、再起動するごとに新たに作成されます。

6. [配信グループ(Delivery Groups)] を選択し、いずれかの配信グループを選んで設定を確認します。

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7. [ポリシー(Policies)] を選択し、この環境に適用されるポリシーを確認します。

ポリシーとは、セッション、帯域幅、セキュリティをユーザ、デバイス、接続タイプごとに管理する方法を定義する、一連の設定の集まりです。

ポリシー設定は、物理マシンおよび仮想マシン、またはユーザに適用できます。ローカル レベルの各ユーザまたは Active Directory のセ

キュリティ グループに設定を適用できます。コンフィギュレーションによって、特定の基準とルールが定義されます。ポリシーを明示的に割り

当てていない場合、この設定がすべての接続に適用されます。

[dCloud]:セッション期間を制限し、ログオフ時にユーザ プロファイルをクリアします。

[HDグラフィック(HD Graphics)]:仮想デスクトップのパフォーマンスを最適化して、グラフィック、音声、ビデオの質を向上させます。

[WAN最適化(Optimised for WAN)]:低帯域幅ロケーションのユーザ向けにデスクトップ エクスペリエンスを最適化します。

8. [コンフィギュレーション(Configuration)] > [ゾーン(Zones)] の順に選択し、オンプレミスの dCloud Hyperflex/VMware 環境への接続

を確認します。

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この資料の記載内容は 2018 年 12 月現在のものです。

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