commvaultを使った - hpe...2019/06/26 · azure stack へ移行可能 9 microsoft azure...
TRANSCRIPT
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顧客数約26,000社
企業買収ゼロ
100%自社開発
1996年設立
創業23年目7年連続リーダーとして評価
(Gartner)
Commvault について 本社所在地: 米国ニュージャージー州ティントン・フォールズ
圧倒的に多くのプラットフォーム / アプリケーションに対応
250以上のストレージに対応30以上のストレージスナップショット連携に対応60以上クラウドストレージ対応20以上のAPPS & DBに対応
14のハイパーバイザーに対応4
Commvault Vision機能 x 対応プラットーフォームの特長を活かし、全社的なデータ保護・管理基盤を提供
物理環境 クラウド
PC
バックアップ & リカバリ
可視化 / 分析災害対策データ削減 クラウド
サービス基盤
ワークロードポータビリテコンプライアンス 6
仮想化環境
Commvaultを使えば、あらゆる場所からAzure Stack へ移行可能
9
MicrosoftAzure
物理環境その他
パブリッククラウド vSphere
ハイパーバイザーに触れない仮想化環境
MicrosoftAzureStack
Hyper-V
Windows のみ
Windows のみ
もう少々お待ち下さい
Commvaultが提供するAzure Stack への移行• Commvaultは主に下記2種類の移行機能を提供します
‣ 物理 -> 仮想マシン(Azure含む)各仮想マシンにエージェントをインストールして、データを取得
‣ 仮想マシン -> Azure / Azure Stackそれぞれの仮想マシンを丸ごと取得し、移行先のプラットフォームに仮想マシンを作成
物理 -> 仮想マシン(Azure含む)の場合• 各サーバーにエージェントをインストール
※フィルタードライバーのインストールは選択可
• システム状態や各ドライブのデータをブロックレベルで取得
• 移行先は vSphere / Hyper-V / Azure
• 移行にあたって、ディスクの選択やネットワークの設定が可能
仮想マシン -> Azure / Azure Stack の場合• 仮想マシンがオンライン / オフラインのどちらでも可
※VMware Tools / 統合サービスの利用を推奨※vSphereはVADP、Hyper-VはVSS(Hyper-V Writer)を利用
• 各仮想マシンへのCommvaultのコンポーネントはインストール不要
• 移行先は Azure / Azure Stack(vSphereからのみ)
• 仮想マシンサイズ、仮想ネットワーク、ネットワークセキュリティグループ管理 / 非管理ディスク、パブリックIPの付与などの各種設定が可能
アーキテクチャ概要 ~VMwareからの移行例ファイル変換 -> blobストレージへアップロード-> ディスク変換、仮想マシンの作成
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Azure / Azure Stack
業務サーバー取り込み
オンプレミス
Virtual Machine
vmdk vmdk
vhd
ストレージアカウント
Blob ストレージ
vhd
物理 仮想 クラウド どこでもOK
Commvaultの移行の4つの特長
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移行対象VM単位低コスト
Azure仮想マシンの保護
使い続けられる
機能、構成のシンプルさ
オンプレからダイレクトに変換 簡単な操作 ウェブベースの
簡単なコンソール
構成パターン 1オンプレに仮想 or 物理でサーバーを用意
仮想マシンデータの取り込み
オンプレミス
Virtual Machine
AzureVirtual Machine仮想マシンの作成まで
Commvaultが実施
物理マシンデータを小さくしてストレージに保存
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CS
MA
VSA
Azure / Azure Stack
構成パターン1のメリット / デメリット
• オンプレの余剰資産を活用出来る• Azureへはhttps通信なので、一般的なインターネット回線だけあればOK
• インターネット越しにデータを送るので大量の業務サーバーの移行には不向き
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構成パターン 2Azure上からデータを取得
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仮想マシン
オンプレミス
Virtual Machine
AzureVirtual Machine
オンプレにあるサーバーをAzure上から取り込み
データを小さくして転送量を抑制
物理マシン
Azure Storage
データを小さくしてストレージに保存
VSACS
MA
VSA
オンプレにあるサーバーをAzure上から取り込む際
データを小さくして転送量を抑制
Azure / Azure Stack
構成パターン2のメリット / デメリット
• オンプレに用意するリソースは最小限で済む• 構成パターン1に比べてオンプレからAzureに流れるデータ量が少ない• Azureへの移行処理が高速• データの格納先としてBlobが使える
• VPNでも良いが、より多くのサーバーの移行を考える場合Express Routeの契約が好ましい
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構成パターン 3オンプレ / Azureのサーバー間でデータを複製
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仮想マシン静止点の確保とキャプチャ
オンプレミス
Virtual Machine
AzureVirtual Machine
物理マシン
MA
VSA
CS
MA
VSA
Azure / Azure StackコピーされてきたデータをAzure上で処理して移行
構成パターン3のメリット / デメリット
• データの取り込みと移行処理の負荷が分散し移行したいサーバーが多くても大丈夫
• オンプレからAzur間に流れるデータ量を最小限に抑えることができる• オンプレ / Azure間の差分同期機能が使える(仮想マシンのみ)
• Commvaultをインストールするサーバーが2台必要• VPNでも構わないが、多くのサーバーの移行を考える場合
Express Routeの契約が好ましい
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まるごと移行以外のパターンも• 移行元と移行先にそれぞれサーバーを立ててアプリケーションのデータだけ移行するパターン
• システムボリュームだけを仮想マシンを移行してデータボリュームは後からレプリケーションなどでカバーするパターン
• 災害対策パターン• やっぱりPaaSに移行するパターン
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など色々なパターンがありますので是非ご相談下さい。
Commvaultが提供するAzure Stack VMのバックアップ• Commvaultは下記2種類のバックアップ方法を
Azure Stack VMに提供します‣ Azure Stack上の仮想マシン内のデータをバックアップ各仮想マシンにエージェントをインストールして、ファイルやフォルダ、アプリケーションデータなどをバックアップ
‣ Azure Stack上の仮想マシンをバックアップ※それぞれの仮想マシンを丸ごとバックアップ
※Azure Stack VM丸ごとのバックアップ機能につきましては、現在MS社の修正待ちとなっています
#1 Azure Stack上の仮想マシン内のデータをバックアップ / リストア
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Azure Stack
Virtual Machine
Virtual Machine
Virtual Machine
仮想マシン内のファイルやフォルダ各種アプリケーションデータをバックアップ
仮想マシン内に各種データをリストア
仮想マシン内のデータをエージェントでバックアップエージェント
#1 Azure Stack上の仮想マシン内のデータをバックアップ / リストア
【利用できる機能】•増分 / フル / 合成バックアップ※データの種類により変わります
•アプリケーションのオンライン / オフラインバックアップ•ブロックレベルバックアップ•システムバックアップ•重複排除(バックアップデータの取得先がBlobでも利用可能)•マルチテナント•帯域制御 / ポート制御•暗号化
#1 Azure Stack上の仮想マシン内のデータをバックアップ / リストア
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Azure Stack
•基本構成 #1)CommvaultのサーバーはAzure Stack外にシングル構成
CS
MA重複排除でデータ量を削減
Virtual Machine
Virtual Machine
Virtual Machine
エージェント エージェント側で重複排除を実施し転送データ量を削減
#1 Azure Stack上の仮想マシン内のデータをバックアップ / リストア
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•基本構成 #2)CommvaultのサーバーはAzure Stack外で複数台構成
MA
重複排除でデータ量を削減
CS
Azure Stack
Virtual Machine
Virtual Machine
Virtual Machine
エージェント
エージェント側で重複排除を実施し転送データ量を削減
#2 Azure Stack上の仮想マシンのバックアップ仮想マシン / ファイル / フォルダ単位でリストア
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Azure Stack
Virtual Machine
Virtual Machine
Virtual Machine
仮想マシンのバックアップ
仮想マシン単位ファイル / フォルダ単位でリストア※
※ファイル / フォルダ単位でのリストアには、Virtual Machineにエージェントのインストールが必要です
Azure Stack上の仮想マシンを丸ごとバックアップ
vhd etc
#2 Azure Stack上の仮想マシンのバックアップ仮想マシン / ファイル / フォルダ単位でリストア
【利用できる機能】•増分 / フル / 合成バックアップ(整合性レベルはCrash Consistent)•重複排除(バックアップデータの取得先がBlobでも利用可能)• IntelliSnap(Azureのディスクに対するスナップショット作成機能との連携)•マルチテナント•帯域制御 / ポート制御•暗号化
#2 Azure Stack上の仮想マシンのバックアップ仮想マシン / ファイル / フォルダ単位でリストア
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Azure Stack
Virtual Machine
Virtual Machine
Virtual Machine
•基本構成 #1)CommvaultのサーバーはAzure Stack外にシングル構成
CS
MA
VSA
重複排除でデータ量を削減
VSA側で重複排除を実施し転送データ量を削減
※VSA = Virtual Server Agent仮想化環境やクラウドにアクセスするためのコンポーネント
#2 Azure Stack上の仮想マシンのバックアップ仮想マシン / ファイル / フォルダ単位でリストア
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Azure Stack
Virtual Machine
Virtual Machine
Virtual Machine
•基本構成 #2)CommvaultのサーバーはAzure Stack外で複数台構成
MA
VSA
重複排除でデータ量を削減
CS
VSA側で重複排除を実施し転送データ量を削減
Commvaultを使ったAzure Stack VMのバックアップクラウドを意識させない仮想マシンのバックアップ / リストア操作バックアップやリストアしたいAzure上の仮想マシンにチェックを入れる、リストア先を指定するなどオンプレと同じようにシンプルなオペレーション
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仮想マシンのバックアップ ファイル単位のリストア仮想マシン単位のリストア
【参考】CommvaultへのAzure Stackの登録• Azure Stackの登録画面 2/2
Resource Manager URLにはhttps://management.<retion>.<FQDN>
を登録します
Azure ADのディレクトリ IDを入力します
割り当てているサブスクリプションのIDを入力します
サブスクリプションに共同作成者として割り当てたアプリケーションのIDとキーを
登録します
Virtual Server Agent(VSA)をインストールしたAzure Stack上のVirtual Machineを
登録します
Azure Stack VMのバックアップ時の流れ
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Azure Stack
Virtual Machine
Virtual Machine
Virtual Machine
仮想マシンを問い合わせ
1. CommvaultがVSAを通じAzure Stackに問い合わせバックアップ対象の仮想マシンを探し出します
VSA
VSA
Azure Stack VMのバックアップ時の流れ
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Azure Stack
Virtual Machine
Virtual Machine
Virtual Machine
ディスク
2. Azure Stack VMのディスクにスナップショットを作成し、静止点を作成します
ディスクのスナップショットを作成
Azure Stack VMのバックアップ時の流れ
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Azure Stack
Virtual Machine
Virtual Machine
Virtual Machine
ディスク
3. ディスクのバックアップを行いますディスクのバックアップを
実施
VSA
VSAで重複排除が行われ、転送データ量を削減
Azure Stack VMのバックアップ時の流れ
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Azure Stack
Virtual Machine
Virtual Machine
Virtual Machine
ディスク
4. ディスクのバックアップ完了後、スナップショットを削除します
VSA
ディスクのスナップショットを削除
Azure Stack VMのバックアップ時の流れ• Azure Stack VMのバックアップ ~管理ディスクのスナップショット
CommvaultがAzure Stack VMのバックアップを行う際には管理 / 非管理ディスクに対してスナップショットを作成します
静止点はI/Oベースですので、データベースなどは別途、データベースレベルで静止点を持ったバックアップを検討下さい
Commvaultを使ったAzure Stack VMのリストア• AzureVMのリストア画面 #1
元とは異なる場所にリストアするにはインプレース のチェックを外します
異なるサブスクリプションの環境へリストアすることも可能です
Commvaultを使ったAzure VMのリストア• AzureVMのリストア画面 #2
宛先のリソースグループを指定します
表示名の変更が可能です データが送られるストレージアカウントを指定します
Commvaultを使ったAzure VMのリストア• AzureVMのリストア画面 #3
VMサイズの変更が可能です
仮想ネットワークやネットワークセキュリティグループパブリックIPの指定が可能です
※最新のSPでは管理ディスクでのリストアも可能
仮想マシンのバックアップにスナップショット機能を活用可能Commvaultからスナップショットの作成をキック管理ディスク / 非管理ディスクのスナップショット機能と連携しバックアップ時にスナップショットを作成可能。スナップショット作成後、別途、外部デバイスへ書き出し可能。
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スナップショットをキック
スナップショット作成
必要に応じて、定期的にスナップショットを基に外部デバイスへバックアップ
0:00 1:12 2:24 3:36 4:48 6:00 7:12 8:24
Intellisnap vs 通常バックアップ
Intellisnap 通常バックアップ
1/3に短縮
仮想マシン
仮想マシンのバックアップにスナップショット機能を活用可能• Azure Stack VMのバックアップ ~スナップショット連携
Commvaultは、Azure Stackのディスクスナップショット機能と連携し平日:ディスクのスナップショット / 週次:外部デバイスへスナップショットからバックアップといった運用が可能です
作成したディスクのスナップショットは、Commvaultのコンソールからも確認が可能です
Commvaultを使ったAzure Stack VMのバックアップ【その他】• ファイル / フォルダ単位のリストアのためには、各VMにインストールしたエージェントとCommServe、MediaAgent間で通信する必要があるため通信環境は要確認
• Azure Stack VMの増分バックアップはCommvaultが各ディスクをスキャンして変更ブロックを検出
※Azure Stack VM丸ごとのバックアップ機能につきましては、現在MS社の修正待ちとなっています
Azure Stack VMのリストア時の制御 1/2【VMタイプ】•リストア時のプルダウンより指定可能【リージョン】•リストアするAzure VMが所属するリソースグループにてリージョンを指定【ディスクタイプ】•リストア時に利用するストレージアカウントのタイプによってStandard HDD か Premium SSDかが来まるストレージアカウントがスタンダードの場合は、Standard HDDストレージアカウントがPremiumの場合でVMタイプがSSDを利用可能であればPremium SSD
Azure VMのリストア時の制御 2/2【パブリックIP】•リストア時のチェックボックスで制御【仮想ネットワーク】•プルダウンより指定【ネットワークセキュリティグループ】•プルダウンより指定可能【管理 / 非管理】•リストア時のチェックボックスで制御
マルチテナント環境のけるAzure Stackの保護の課題•各テナント毎の管理が求められる
•特定のテナントに負荷が偏るまた、その負荷を制御出来ない
•テナント毎にデータを管理したい、もしくはその逆を求められる
Commvaultのマルチテナント機能
マルチテナント機能により、Azure Stack上の各テナント毎のVMを各テナントの管理者にセルフで行わせることが可能です
権限の割り当てにより、担当するリソースへの限定アクセス、およびオペレーションを可能としセキュアな運用管理を実現
管理者B
システムBの仮想マシンとファイルのリストア
テナントB
テナントA管理者A
システムAの仮想マシンとファイルのリストア
Azure StackAzure Stack 環境全体の仮想マシンとファイルのリストア
全体管理者C
マルチテナント時の構成例 #1
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Azure Stack
Virtual Machine
Virtual Machine
•各テナント毎にVSAとMAを用意し、バックアップ処理の分散を図るさらにオペレーションも各テナント毎の管理者に一部委任
MA
VSACSテナントA
テナントB
VSA
MA
Virtual Machine
テナントC
VSA
MA
Virtual Machine
Virtual Machine
Virtual Machine
管理者B
管理者A全体管理者
管理者C
マルチテナント時の構成例 #2
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Azure Stack
Virtual Machine
Virtual Machine
• MAをプール化し、バックアップデータや重複排除処理を集中化することで、バックアップデータの効率的な保持を可能に
MA
VSACSテナントA
テナントB
VSA
MA
Virtual Machine
テナントC
VSA
MA
Virtual Machine
Virtual Machine
Virtual Machine
管理者B
管理者A全体管理者
管理者C
冗長化
Commvaultを使ったマルチテナント構成
•テナント毎の各管理者にも適切な権限を付与し、セルフサービス化を実現
•必要なコンポーネントをテナント毎に分散配置
• VSA -> MA間の帯域制御やストリーム数の制御が可能バックアップ負荷を各テナント毎に制御することができる
•全テナントのデータを集約し、重複排除を一つのプール上で処理することで効率よくバックアップデータを保持することも可能
さらに、、、将来はAIによるスマートオペレーションを実現
順応前回の実行結果から、SLAを満たすように次回の実行を調整
最適化最大のパフォーマンスが発揮されるよう自動的にリソースを調整しインフラコストを低減します
検出潜在的な問題を検出し自動的に予防策を実施
回避運用の拡大や規模の拡大に伴う急激な習熟曲線を回避しシステムの精度と信頼性を維持
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まとめ• Commvaultは、移行からバックアップまで
Azure Stack環境に幅広いソリューションを提供します
• Azure Stackにはオンプレの物理サーバー、仮想マシン問わず移行することが可能です
• Commvaultが持っている高い拡張性に加えマルチテナント機能を活用し、Azure Stack環境に最適なデータ保護を実現可能です
WWW.COMMVAULT.COM/JA-JP | 03-5747-9610 | [email protected]© 2019 COMMVAULT SYSTEMS JAPAN, K.K. ALL RIGHTS RESERVED.
ありがとうございました。
各種リソース【CommServe(CS) / MediaAgent(MA)それぞれにサイジングのガイドがあります】• CommServe
http://documentation.commvault.com/commvault/v11/article?p=1645.htm※主にバックアップ対象台数がサイジングのメーターになります
• MediaAgenthttp://documentation.commvault.com/commvault/v11/article?p=1647.htm※主にバックアップ対象データ量がサイジングのメーターになります
【オンラインマニュアル】Microsoft Azure Stackhttp://documentation.commvault.com/commvault/v11_sp16/article?p=86486.htm
※VM丸ごとのバックアップ機能につきましては、現在MS社の修正待ちとなっています 5月~6月頃を目途に修正完了予定です
Commvaultを使ったAzure Stack VMのDR• Commvaultは、Live Sync機能により、Auzre Stack VMの増分バックアップとリストアを自動化することで、スタンバイ仮想マシンを用意しておくことが可能です
Azure Stack #1
Virtual Machine
Virtual Machine
Virtual Machine
仮想マシンの初回フルバックアップ 仮想マシンの初回自動リストア / Azure Stack上にVM作成
Azure Stack #2
Virtual Machine
仮想マシンの増分バックアップ
増分バックアップを含むディスクのアタッチ
Azure上のVMをDRターゲットにすることも可能•広域災害に備え、Azure上にVMを用意しておく構成も実現可能
Azure Stack #1
Virtual Machine
Virtual Machine
Virtual Machine
Azure
Virtual Machine
CS
MA
VSA
構成例)一台のCommvaultサーバーですべて処理Azureへはインターネット越し or Express Routeでデータを送信
CommvaultによるAzureを利用した仮想マシンのDR
【必要なコンポーネント】• Azure上の仮想マシンをバックアップ、リストアするためにVirtual Server Agent(VSA)をインストールしたコンピューターを用意※Commvaultの他サーバーと同居も可
• オンプレ / Azure上にCommvaultのサーバーを用意 ※2台もしくは1台
【機能概要】• オンプレ / Azure上の仮想マシンのバックアップをAzure VMに自動的にリストア•増分バックアップの反映も可能で、災害時には同期されたAzure VMをすぐに利用可能•同期タイミングはバックアップ直後から一般的なスケジュールまで設定可能
Commvaultを使ったAzure Stack VMのDR【LiveSync機能動作概略】•初回のフルバックアップを取得します。•初回フルバックアップ後、LiveSyncを設定すると、Azure上にバックアップを取得した仮想マシンがリストアされます。また、ディスクに対してスナップショットが作成されます
•増分バックアップを取得します• Azure上の仮想マシンが一旦削除され、また、ディスクはスナップショットまでリバートされます。
• VHDファイルをデタッチ後、増分バックアップを含む最新のVHDをアタッチします。• ディスクにスナップショットを作成し、仮想マシンを再度作成します。
Live Sync機能動作イメージ Azure / Azure Stack1. まずは、フルバックアップが実行されますフルバックアップ完了後、設定した同期のタイミングでAzure上に同期用の仮想マシンを自動作成します
Azure
AzureVirtual Machine
CS
MA
VSABlob ストレージ
重複排除でデータ量を削減
東日本
同期用マシンをAzure上に作成ディスクは移行元の形式によらず非管理ディスクを作成
※管理ディスクの作成も対応予定
フルバックアップ
AzureVirtual Machine
米国東部
AzureVirtual Machine
米国東部
Live Sync機能動作イメージ Azure / Azure Stack2. 同期用マシンのディスクにスナップショットを作成しますこれは、同期先の仮想マシンを起動させたり、変更を加えた場合前回の同期時点に戻せるようにするためです
Azure
AzureVirtual Machine
CS
MA
VSABlob ストレージ
東日本
スナップショットを作成
Live Sync機能動作イメージ Azure / Azure Stack3. 増分バックアップを実行します
Azure
AzureVirtual Machine
CS
MA
VSA
東日本Azure
Virtual Machine
米国東部
増分バックアップ
Blob ストレージ
Live Sync機能動作イメージ Azure / Azure Stack4. 設定した同期タイミングで、レプリケーションジョブが開始されますまずは、同期先の仮想マシンのディスクのスナップショットまでディスクが巻き戻されます
Azure
AzureVirtual Machine
CS
MA
VSABlob ストレージ
東日本Azure
Virtual Machine
米国東部
スナップショット時点までディスクを巻き戻し
Live Sync機能動作イメージ Azure / Azure Stack5. 同期先の仮想マシンからVHDファイルをデタッチした後変更されたエクステントを適用した最新のVHDファイルをアタッチしなおします
Azure
AzureVirtual Machine
CS
MA
VSABlob ストレージ
東日本Azure
Virtual Machine
米国東部
ディスクをデタッチ後増分バックアップの内容を含む
最新の状態のVHDファイルから作られた非管理ディスクを同期先のVMにアタッチ
同期先のVMから一旦ディスクをデタッチ