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21 広報こまつ[2013.520 小松市市民協働推進会議 会長 中出 繁男さん 小松市市民協働推進会議のメンバーとして、こまつ幸せへの「道しるべ」 推進プランの作成に協力させていただきました。 私なりに幸せとは何かを考えたときに、幸せは案外身近にあるものでは ないか、と思いました。私は日常生活の中で人と関わっているときに、自分 の何気ない声掛けや笑顔によって、周りの人が笑顔になったり、また、周り の人から思いやりの言葉を言われたりすると、小さな喜びや幸せを感じる ことに気付きました。もし、住民一人ひとりが、人と人とのふれあいの中か ら生まれる小さな喜びや幸せに気付くことができれば、きっと町いっぱい に幸せがあふれるのではないでしょうか。 この道しるべが、皆さんにとっての身近にある幸せに気付くきっかけと なればと願っています。 ○生涯学習環境     4.5点 ○スポーツ活動実施率  3.6点 ○芸術・文化活動実施率 1.4点 市ホームページでダウンロー ドできるほか、市民協働課でも 閲覧できます。 URL:http://www.city.komatsu.lg.jp/6843.htm ●自主防災組織結成率 (県内2位、9点) ○生活支援安心度(6.2点) ●特定健診受診率 (県内3位、8点) ○食生活関心度(6.4点) ○睡眠充実度(6.3点) ○全国大会・世界大会に出場した 選手数(9.4点、680人) ○文化財指定件数(9.3点) ●1万人当たり製造品出荷額等 (県内2位、9点) ○仕事のやりがい(6.5点) ●出生率(県内2位、9点) ●介護老人福祉施設充足率(県内2位、9点) ○友達づきあい満足度(7.1点) ※●はランキング指標、○はオリジナル指標を示し、各分野の主な ものを掲載しています。各項目10点満点です。 ランキング指標 169.0点 オリジナル指標 191.5点 平均値 7.21点/10点 ※主観的幸福感とは、アンケート調査で「あな たは、現在どの程度幸せですか?」の問い に、幸せを10点、不幸せを0点として10点満 点で評価してもらい、平均したものです。 参考 平成23年度国民生活選好度調査 平均値6.41点 120 60 住みやすさ 76.2/120点 生きがい・学び 73.1/120点 働 く 71.1/120点 健やか 69.0/120点 あんしん 71.1/120点 出産・子育てしやすいまち 高齢者に優しいまち 健康への意識が高いまち いざという時に 安心できるまち ものづくりを誇れるまち Q.小松市に対して愛着を感じていますか。 地域愛着度 81.6% (とても感じている、ある程度感じている) Q.今後も小松市に住み続けたいですか。 定住意思  72.9% (できればずっと住み続けたい) 【その他アンケートから見える幸せ】 伸ばして 幸せ・満足度アップ! 総合得点 360.5総合得点アップで、 「主観的幸福感」10点満点! 数値で見える 小松の「 度」 総合得点 360.5/600点 ランキング指標 169.0点 オリジナル指標 191.5点 2012年度 ランキング指標 191.0点 オリジナル指標 229.0点 総合得点 420.02020年度 足もとにある小さな幸せに気付く 目指せ! 【市民の主観的幸福感】 目 標 問い合わせ 市民協働課 ☎24・8217 金沢大学人間科学系 眞鍋 知子准教授 「家族との食事や団らんを日々楽しんでいる」「趣味や娯楽などプライベ ートな時間が充実している」など、そこに住む人やまちの豊かさを「幸福度」 で表現しようとする取り組みが各自治体で広がりつつあります。 小松市と金沢大学の連携プロジェクトの一環として、この度、小松市独 自の「幸せ度」を調査研究する機会をいただきました。その結果からうかが えることとして、少子化・核家族化が進み、地域におけるコミュニティづ くりが次第に難しくなってきている中、「共助」や「パートナーシップ」がこ れからのまちづくりのキーワードになります。例えば、小松市においても これまで行われてきた児童の登下校時の見守り活動や、自主防災組織の活 動など、人との関わりの中から生まれる絆や思いやりの心は、自分達の住 むまちの愛着度をより高めます。 幸せの形は様々ですが、一人ひとりが自分の喜びや幸せを分かち合う気 持ちを持つことにより、そのまちのここちよさや幸福感を更に感じられる ことになると思います。 本当の幸せに向かって 20~24ページは、24ページからご覧ください。 こまつせへの「しるべ」推進プランを 詳しく知りたい人は?

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21 広報こまつ[2013.5] 20

小松市市民協働推進会議会長 中出 繁男さん

 小松市市民協働推進会議のメンバーとして、こまつ幸せへの「道しるべ」推進プランの作成に協力させていただきました。 私なりに幸せとは何かを考えたときに、幸せは案外身近にあるものではないか、と思いました。私は日常生活の中で人と関わっているときに、自分の何気ない声掛けや笑顔によって、周りの人が笑顔になったり、また、周りの人から思いやりの言葉を言われたりすると、小さな喜びや幸せを感じることに気付きました。もし、住民一人ひとりが、人と人とのふれあいの中から生まれる小さな喜びや幸せに気付くことができれば、きっと町いっぱいに幸せがあふれるのではないでしょうか。 この道しるべが、皆さんにとっての身近にある幸せに気付くきっかけとなればと願っています。

○生涯学習環境     4.5点○スポーツ活動実施率  3.6点○芸術・文化活動実施率 1.4点

市ホームページでダウンロードできるほか、市民協働課でも閲覧できます。

URL:http://www.city.komatsu.lg.jp/6843.htm

●自主防災組織結成率(県内2位、9点)

○生活支援安心度(6.2点)

●特定健診受診率(県内3位、8点)

○食生活関心度(6.4点)○睡眠充実度(6.3点)

○全国大会・世界大会に出場した選手数(9.4点、680人)○文化財指定件数(9.3点) ●1万人当たり製造品出荷額等

(県内2位、9点)○仕事のやりがい(6.5点)

●出生率(県内2位、9点)●介護老人福祉施設充足率(県内2位、9点)○友達づきあい満足度(7.1点)

※●はランキング指標、○はオリジナル指標を示し、各分野の主なものを掲載しています。各項目10点満点です。

ランキング指標 169.0点オリジナル指標 191.5点

平均値 7.21点/10点

※主観的幸福感とは、アンケート調査で「あなたは、現在どの程度幸せですか?」の問いに、幸せを10点、不幸せを0点として10点満点で評価してもらい、平均したものです。

参考 平成23年度国民生活選好度調査平均値6.41点

120

60

住みやすさ76.2点/120点

生きがい・学び73.1点/120点

働 く71.1点/120点

健やか69.0点/120点

あんしん71.1点/120点

出産・子育てしやすいまち高齢者に優しいまち

健康への意識が高いまちいざという時に安心できるまち

ものづくりを誇れるまち

Q.小松市に対して愛着を感じていますか。     地域愛着度 81.6%  (とても感じている、ある程度感じている)

Q.今後も小松市に住み続けたいですか。     定住意思  72.9%    (できればずっと住み続けたい)

【その他アンケートから見える幸せ】

伸ばして幸せ・満足度アップ!

総合得点 360.5点

   総合得点アップで、「主観的幸福感」10点満点!

数値で見える小松の「幸せ度」

総合得点360.5点/600点ランキング指標 169.0点オリジナル指標 191.5点

2012年度

ランキング指標 191.0点オリジナル指標 229.0点総合得点 420.0点

2020年度

足もとにある小さな幸せに気付く

目指せ! 【市民の主観的幸福感】

目 標

 問い合わせ 市民協働課 ☎24・8217

金沢大学人間科学系眞鍋 知子准教授

 「家族との食事や団らんを日々楽しんでいる」「趣味や娯楽などプライベートな時間が充実している」など、そこに住む人やまちの豊かさを「幸福度」で表現しようとする取り組みが各自治体で広がりつつあります。 小松市と金沢大学の連携プロジェクトの一環として、この度、小松市独自の「幸せ度」を調査研究する機会をいただきました。その結果からうかがえることとして、少子化・核家族化が進み、地域におけるコミュニティづくりが次第に難しくなってきている中、「共助」や「パートナーシップ」がこれからのまちづくりのキーワードになります。例えば、小松市においてもこれまで行われてきた児童の登下校時の見守り活動や、自主防災組織の活動など、人との関わりの中から生まれる絆や思いやりの心は、自分達の住むまちの愛着度をより高めます。 幸せの形は様々ですが、一人ひとりが自分の喜びや幸せを分かち合う気持ちを持つことにより、そのまちのここちよさや幸福感を更に感じられることになると思います。

本当の幸せに向かって

20~24ページは、24ページからご覧ください。

こまつ幸せへの「道しるべ」推進プランを           詳しく知りたい人は?

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2223 広報こまつ[2013.5]

 「あなたは今、幸せですか?」と聞かれたら、皆さんはどう答えますか。「そういえば幸せって何だろう」と改めて考える人も多いのではないでしょうか。経済的な豊かさ、家族とのひととき、趣味を楽しんでいるときなど、きっと幸せは人それぞれの価値観によって大きく異なります。 日本は豊かな国だと言われています。それはこれまで、その国が豊かであるかどうかは主に経済的に豊かであるかどうかで考えられてきたためです。しかし、経済的に豊かであっても、そこに住む人々が幸せだと感じられなければ、本当に豊かな国だと言えないのではないでしょうか。 この度、市では「みんなの笑顔いっぱいのまち」を目指し、金沢大学の協力のもと「こまつ幸せへの『道しる

べ』推進プラン」を策定しました。今後、この道しるべをきっかけに、皆さんが物だけでなく心の豊かさを実感できるまちづくりを進めていきます。 この機会に皆さんも一度、幸せについて考えてみてはいかがでしょうか。

  幸せを実感できるまちへ特集②

金子さん一家(若杉町)

関東から引っ越してきて、2年ほど経ちました。小松市の素晴らしさは、お旅まつりなどの市を挙げての伝統的な祭りが根付いていることと、町や地域単位での祭りがたくさんあることです。近所の皆さんも温かい人ばかりで、家族みんなで一緒に参加して楽しんでいます。

小松市はのんびりしていて心穏やかな人が多いと思います。アートフラワーの講師をしているのですが、生徒の皆さんと音楽を聞きながら、一緒に作品を作っている時間がとても充実しています。

家族の元気な笑顔を見ているとほっとします。家族みんなでおいしいご飯を食べて、楽しくおしゃべりしているときがとても幸せです。

小松市ソフトボール協会に所属し、選手や審判員として楽しんでいます。子供やシニアが元気に競技する姿を見ると自分も元気がもらえます。小松市にはスカイパークこまつ翼などスポーツ施設がたくさんあり、仲間と一緒に楽しく健康的な体作りができてありがたいです。

太田京子さん(幸町)吉田義男さん(小寺町)

分野ごとの「幸せ度」は次のページ→

【住みやすさ】出生率                   9点/10点

【あんしん】出火件数                   4点/10点

※「とてもそう思う:3点」「ある程度そう思う:2点」「あまりそう思わない:1点」「全くそう思わない:0点」の合計点を有効回答数で平均し、10点満点で評価しています。

※ランキング指標の得点は、県内11市において、順位1位を10点、2位を9点とし、順に1点ずつ減じていく方法で得点化しました。

【健やか】あなたは、睡眠が十分にとれていると思いますか?  6.3点/10点

 市民の皆さんが何に幸せを感じ、何に幸せでないと感じているかを知ることができれば、その原因を探し課題の解決に向けた方法を検討することができます。 こまつ幸せへの「道しるべ」は、市民の皆さんが感じる幸せを目に見える形で分かりやすくするために、「住みやすさ」「働く」「あんしん」「健やか」「生きがい・学び」の5つの分野について数値化したものです。数値化に当たっては、県内11市の社会経済統計などと比較して作成した「ランキング指標」と、主観的に感じる幸せとは何かについてのアンケート調査を基に作成した「オリジナル指標」を用いています。 今よりもっと幸せになるためには何が必要かということについて、市民の皆さんと一緒に考え、意見を反映させながらよりよい市民サービスの向上に役立てていきます。

Q.小松に住んでいて幸せと思うときは? Q.小松に住んでいて幸せと思うときは?市民の皆さんに聞いてみた!

こまつ幸せへの「道しるべ」について

酒井明日生さん(塩原町)

ランキング指標 得点計算例

オリジナル指標 得点計算例

とてもそう思う148人

ある程度そう思う385人

あまりそう思わない153人

全くそう思わない 36人

小松市5.05%(県内平均4.70%) 県内順位  位 2

小松市2.27件(県内平均2.76件)県内順位  位7(1万人当たり)