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DNA RNA DNA RNA DNA RNA DNA HOCH2 OH OH OH H H H H O

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Page 1: DNA RNA DNA RNA DNA核酸(DNAとRNA)についての記述で最も不適切なものを,①~⑧から二つ選びなさい。 ① ヌクレオチドが縮合したポリマーである。②

Theme 核酸に関する問題 芝浦工業大学(2019 システム理工 建築)一部改

 核酸は,五炭糖・有機塩基・リン酸からなるポリ「 ア 」であり,DNAとRNAに大別される。

DNAは五炭糖としてデオキシリボース,RNAは五炭糖としてリボースを含む。また,DNAに含まれる

有機塩基は,「 イ 」・「 ウ 」・シトシン・チミンであり,「 イ 」とチミン,「 ウ 」

とシトシンで「 エ 」結合をつくり,塩基対を形成しており,2本のポリ「 ア 」鎖が二重

らせん構造を形成している。また,RNAに含まれる有機塩基は,「 イ 」・「 ウ 」・シトシン

の有機塩基はDNAと共通であるが,チミンのかわりに「 オ 」が含まれている。

(1) 空欄「 ア 」~「 オ 」に当てはまる最も適当な語句を解答群から選び,記号で答えよ。

〔解答群〕 

① アミド  ② エステル  ③ ヌクレオチド  ④ ウラシル  ⑤ アラニン

⑥ グアニン ⑦ チロシン  ⑧ アデニン  ⑨ 共有  ⑩ イオン  

⑪ 水素  ⑫ 酸素

(2) リボースは図のような構造をもつ。

   デオキシリボースの構造式を示せ。

HOCH2

OH OH

OH

HH

HH

O

リボース

Page 2: DNA RNA DNA RNA DNA核酸(DNAとRNA)についての記述で最も不適切なものを,①~⑧から二つ選びなさい。 ① ヌクレオチドが縮合したポリマーである。②

Theme 核酸に関する問題 慶應義塾大学(2013 薬)①

核酸は,塩基,糖,及びリン酸から構成される。糖の1位に ア が結合したものをヌクレオシドと呼び,それに イ がエステル結合したものをヌクレオチドと呼ぶ。ヌクレオチドの イ 部分と,別のヌクレオチドの糖部分の ウ 基が縮合重合したものはポリヌクレオチドと呼ばれる。DNAでは,糖部分はデオキシリボースであり,塩基には,ピリミジン塩基であるシトシン(C)とチミン(T),プリン塩基であるグアニン(G)とアデニン(A)の4種類がある。細胞内では,ヌクレオチドの縮合重合反応が繰り返されて高分子DNAが合成される。一般の2本鎖DNAでは,向かい合う塩基同士が水素結合を介して塩基対を形成している。グアニンはシトシン,アデニンはチミンと塩基対を形成し,これにより安定な エ 構造が維持されている。 高分子である核酸は,水溶液中では親水コロイドとして存在している。中性付近(pH7~8)の水溶液中では,核酸に含まれるリン酸のヒドロキシ基が電離するため,核酸全体としては オ を持つ。そのため,中性付近の緩衝液を用いた電気泳動において,DNAは カ 側に移動する。 コロイド状の核酸は全体として帯電しているため,高分子の核酸同士は反発しあって凝集しにくくなっている。そこに適量の食塩水などを加えると,核酸に含まれるリン酸の電荷が中和され,核酸同士が凝集し易くなる。このような親水コロイドの キ 現象を利用した方法は,核酸の精製過程で汎用される。

問1 ア ~ キ に入る適切な語を下記の語群から選びなさい。

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問3 一般に,2本鎖DNA水溶液(中性付近)に熱を加えていくと,水中の2本鎖DNAが1本鎖に解離   する。このとき,グアニンとシトシンの含有割合が高い2本鎖DNAの方が,アデニンとチミン   の含有割合が高い2本鎖DNAよりも解離しにくいと言われる。その理由としてもっとも適切   な説明を下記から1つ選びなさい。      1 熱により,アデニンが分解するから。   2 熱により,チミンが分解するから。   3 A-T塩基対よりもG-C塩基対の方が分子量が大きいから。   4 A-T塩基対よりもG-C塩基対の方が水素結合の数が多いから。   5 グアニンに水素イオンが結合して塩基対が保護されるから。   6 アデニンに水素イオンが結合して塩基対を形成できないから。

1 2 3

4 5 6

問2 DNAに含まれるデオキシリボースの構造は,下記の1~6のうちどれか。

01 α-ヘリックス 02 陰極 03 塩基 04 塩析 05 凝析 06 正電荷07 疎水 08 二重らせん 09 ヒドロキシ 10 負電荷 11 メチル12 陽極 13 リン酸

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解 答解 答

Theme 核酸に関する問題 早稲田大学(2013 理系(B方式) 人間科)①

核酸(DNAとRNA)についての記述で最も不適切なものを,①~⑧から二つ選びなさい。① ヌクレオチドが縮合したポリマーである。② 塩基は構成元素に窒素を含む。③ 塩基と糖の結合は共有結合である。④ RNAはデオキシリボースを含む。⑤ チミンを共通に含む。⑥ RNAにはリン酸と糖の結合が含まれる。⑦ DNAの二重鎖には塩基間の水素結合が含まれる。⑧ 伝令RNA(mRNA)は一本の鎖状である。

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解 答解 答

Theme 核酸に関する問題 日本大学(2013 歯)①

つぎの(1)~(8)の中から誤りのある記述を二つ選び,解答欄にその記号を記しなさい。(1) 核酸は,C,H,O,N,P,Sの6種の元素で構成されている。(2) 核酸は,ヌクレオチドがエステル結合でつながったポリヌクレオチドである。(3) ヌクレオチドは,塩基,糖,リン酸からなる構成単位でできている。(4) RNAを構成する塩基は,アデニン,グアニン,シトシン,ウラシルの4種である。(5) 二重らせん構造のDNAを構成する塩基の数として,アデニンが22%であれば,シトシンは28%   である。(6) 二重らせん構造のDNAの二本の鎖が形成する結合は,水素結合である。(7) DNAとRNAを構成するそれぞれの糖の分子量の違いは,18である。(8) DNAの連続した3個の塩基配列が,タンパク質を構成する1個のアミノ酸に対応している。

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解 答解 答

Theme 核酸に関する問題 鳥取大学(2012 工 農 )

細胞には,糖類,タンパク質,脂質などの他,核酸とよばれる酸性の高分子化合物が存在する。核酸は大きく分けて2種類あり,一方はデオキシリボ核酸(DNA),もう一方はリボ核酸(RNA)という。核酸は ア を構成単位とし, ア は塩基,糖, イ より構成されている。DNAは ウ 構造を形成している。その構造では,アデニンと エ , オ と カ がそれぞれ キ 結合を形成している。DNAは ク を伝える働きがあるのに対し,RNAは ケ 合成に関与している。

問1 文中の ア ~ ケ に当てはまる最適な語句を,以下の語群から選んで書け。   語 群:   アラニン, ウラシル, グアニン, シトシン, チミン, α-ヘリックス, β-シート,� 二重らせん, 水素, 共有, 配位, 塩酸, 酢酸, リン酸, ヌクレオチド, 遺伝情報,   タンパク質, アミノ酸, 糖類問2 核酸を構成する元素名を全て書け。問3 RNAを構成する糖とDNAを構成する糖の構造の違いを,50字程度で説明せよ。

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解 答解 答

Theme 核酸に関する問題 新潟大学(2012 教育 理 医 歯 工 農)①

生物の遺伝をつかさどる核酸は,五炭糖に塩基とリン酸が結合した構造をもつヌクレオチドを構成単位とした高分子化合物である。(a)ひとつのヌクレオチドの五炭糖のヒドロキシ基と,別のヌクレオチドのリン酸部分が結合して鎖状分子となっている。(b)DNAとRNAでは,構成する五炭糖の構造が異なる。また,DNAには略号でA,C,GおよびTと表す4種類の塩基があり,その配列順序が遺伝情報となる。RNAにも4種類の塩基があるが,1種類だけがDNAとは異なっており,DNAの (1) のかわりにRNAには (2) が含まれている。DNAは,(c)2本のポリヌクレオチド鎖の塩基が特定の組み合わせで対をつくって存在している。

問1 下線部(a)の共有結合の名称を書け。問2 下線部(b)について,DNAおよびRNAを構成する五炭糖のそれぞれの名称を書け。問3 空欄 (1) および (2) にあてはまる塩基の名称を書け。問4 下線部(c)について,対となる塩基間の結合の名称を書け。問5 ある細菌のDNAを分離して塩基の組成を分析したところ,表2に示す結果となった。 表2の x はDNAの4種類の塩基のうち,GとCの数の合計が全体の中で占める比率を表しており, 細菌の分類の指標として利用されている。x を有効数字2桁で求めよ。

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Theme 核酸に関する問題 明治大学(2012 全学部統一 政治経済 文 理工他)①

核酸の構造について以下の問に答えなさい。(1) デオキシリボ核酸(DNA)とリボ核酸(RNA)は,これらを構成する糖の違いにより付けられた名前である。下のA~Eのうち,

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DNAを構成する糖は 1 である。RNAを構成する糖は 2 である。1 と 2 の解答群 

(2) 図5はDNAを構成する塩基の構造を示している。④はRNAには含まれない塩基である。   これら4種の塩基は,特定の塩基間において水素結合を形成することが知られている。   水素結合に関与する原子を下の図において*で示した。   ①から④の塩基の名称の正しい組み合わせは 3 である。

 3 の解答群      ①�     ②    ③     ④A  アデニン  グアニン  シトシン  チミンB  アデニン  グアニン チミン   シトシンC  アデニン  シトシン グアニン  チミンD  アデニン  チミン   グアニン  シトシンE  グアニン  アデニン シトシン  チミンF  グアニン  アデニン チミン   シトシンG  グアニン  シトシン アデニン チミンH  グアニン  チミン   アデニン シトシンI   シトシン アデニン  グアニン チミンJ   シトシン  グアニン  アデニン チミンK  チミン   アデニン  グアニン シトシンL  チミン�   グアニン  アデニン� シトシン

A B C

D E

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解 答解 答

Theme 核酸に関する問題 福岡大学(2012 医 理)① 一部略

核酸はヌクレオチドと呼ばれる構造単位からなり,ヌクレオチドはさらに,リン酸・糖・塩基の3つの部分から構成されている。核酸のうち,DNAを構成するヌクレオチドは糖部分に ア を,RNAを構成するヌクレオチドは糖部分にリボースを含む。 ア は,(A)リボースのヒドロキシ基-OHの1つが-Hに置換された化合物である。一方,塩基部分を構成する元素は炭素,水素,酸素および イ である。DNAは4種のヌクレオチドで構成され,それぞれ塩基としてアデニン,シトシン,チミン, ウ のいずれかを含む。RNAの場合には,これらのうちチミンの代わりに エ が含まれる。 DNAおよびRNAは,(B)ヌクレオチドどうしが糖部分のヒドロキシ基とリン酸部分のヒドロキシ基との間で脱水縮合した鎖状の高分子化合物である。DNAの場合は,向かい合った2本の分子鎖が,アデニンとチミン,シトシンと ウ の間で水素結合による塩基対をつくり,二重らせん構造を形成している。らせん1回転分のDNAは10個の塩基対を含み,長さ3.4×10-9mである。ヒトの細胞1個には,(C)合計1.2×1010個のヌクレオチドで構成されたDNAが含まれている。それは1つの二重らせんではなく,46本の染色体に分かれて存在している。問1 文中の空欄 ア に適する化合物名を答えよ。問2 文中の空欄 イ ~ エ に適するものを次の(1)~(8)から選び,番号で答えよ。   (1) 窒 素� (2) リ ン� (3) 硫 黄� (4) 塩 素   (5) アラニン� (6) ウラシル� (7) グアニン� (8) グリシン問3 RNAを構成するリボースの構造(図1)中で文中の下線部(A)に当てはまるヒドロキシ基   (1)~(4)から選び,番号で答えよ。

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問4 リボースにアデニンとリン酸が1つずつ結合したアデノシン-リン酸の分子量は347である。   3分子のアデノシン-リン酸が下線部(B)で示すように脱水縮合して生じる直鎖状分子の   分子量を求めよ。問5 ヒトの細胞1に下線部(C)の状態で含まれるDNAを1つの二重らせんにつないだと仮定す   ると,その長さは何mになるか。有効数字2桁で答えよ。

図1

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解 答解 答

Theme 核酸に関する問題 北里大学(2011 医)

2本のヌクレオチド鎖からなるDNA(デオキシリボ核酸)は,一方の分子鎖の塩基が他方の分子鎖の決まった塩基と水素結合し(このような塩基どうしの関係を相補性という),二重らせん構造を形成している。相補性が保たれている2本鎖のDNAの塩基組成(各塩基数の割合)を調べたところ,あるDNAではRNA(リボ核酸)にはない塩基が20%含まれていた。したがって,このDNAにはグアニンが( ア )%含まれている。グアニンを多く含む2本鎖のDNAは,グアニンの少ない同じ長さの2本鎖のDNAより水素結合の数が( イ ),熱を加えることによる1本鎖のDNAへの変化が( ウ )。空欄( ア )~( ウ )に当てはまるものが順に並んでいるものはどれか。ただし,2本鎖のDNAでは相補性が保たれ,すべての塩基が水素結合しているものとする。

① 20, 多く, 起こりにくい� ② 20, 多く, 起こりやすい③ 20, 少なく, 起こりにくい�④ 20, 少なく, 起こりやすい⑤ 30, 多く, 起こりにくい� ⑥ 30, 多く, 起こりやすい⑦ 30, 少なく, 起こりにくい�⑧ 30, 少なく, 起こりやすい⑨ 40, 多く, 起こりにくい� ⑩ 40, 少なく, 起こりやすい

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Theme 核酸に関する問題 金沢大学(2011 後期日程 理工)一部略①

核酸には,デオキシリボ核酸(DNA)とリボ核酸(RNA)の2種がある。 ア は分子量が106~109に達する巨大分子であるのに対して, イ の分子量は104~106程度と小さい。いずれも五炭糖と窒素を含む有機塩基と ウ からなる構造単位の エ が鎖状に重合した形をとっている。 イは通常1本鎖の構造をもち, ア は通常2本鎖が塩基対をつくり二重らせん構造をとっている。

問1  ア ~ エ にあてはまる適切な語句または物質名を記入しなさい。問2 ある生物のDNAの塩基組成(モル分率)を調べたら,アデニン(A)が31%を占めていた。   このDNAのグアニン(G)の割合は何%になるか,求めなさい。問3 次の記述(1)~(5)について,DNAのみに該当するものを(a),RNAのみに該当するものを   (b),両方に該当するものを(c),どちらにも該当しないものを(d)に分類し,   記号(a)~(d)を記入しなさい。   (1) 構成塩基は,アデニン,グアニン,シトシン,ウラシルの4種である。   (2) 糖とリン酸がエステル結合で交互に結びつき鎖状になっている。   (3) 主に核の中に存在する。   (4) C,H,O,Nの4種類の元素のみからできている。   (5) 遺伝子の本体である。

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解 答解 答

Theme 核酸に関する問題 京都薬科大学(2011 薬)

 高分子化合物は,人間を含む生命体を構成し,「生命」を維持する物質である。また,食品・衣料・材料などとして人間の「生活」を支えている物質でもある。 生物の細胞には核酸という高分子化合物が存在し,遺伝情報の伝達の中心的な役割を果たしている。下図に示すように,窒素を含む有機塩基と五炭糖とリン酸が共有結合した核酸の単量体を〔 ア 〕といい,その中の窒素を含む有機塩基と五炭糖が共有結合した部分を〔 イ 〕という。(a)核酸には糖部分が〔 ウ 〕であるRNAと糖部分が〔 エ 〕であるDNAがある。

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問1 〔 ア 〕~〔 エ 〕に入る最も適当な語句を記せ。問2 下線部(a)について,次の問に答えよ。(ⅰ) RNAを構成する有機塩基の名称を4つ記せ。(ⅱ) DNAがとる特徴的な立体構造は一般に何とよばれるか。(ⅲ) RNAには含まれず,DNAに含まれる有機塩基の名称を記せ。

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解 答解 答

Theme 核酸に関する問題 香川大学(2011 医 教育 工 農 )①

計算問題では計算過程も示し,有効数字2桁まで求めなさい。核酸は,リン酸,塩基,( ア )からなるヌクレオチドという構成単位が連なった高分子化合物であり,DNAと( イ )がある。DNAと( イ )では( ア )の種類が異なり,DNAでは( ウ ),( イ )では( エ )である。(A)DNAを構成する塩基はA,G,T,Cの略号で示した4種類である。2本の鎖状のDNA分子は,一方の鎖中の塩基と,他方の鎖中の塩基との間で塩基対を形成し,( オ )構造と呼ばれる立体構造をとる。

問1 文章中の( ア )~( オ )に,適切な語句を入れなさい。問2 下線部(A)について,A,G,T,Cの略号で示される塩基の名称をそれぞれ示しなさい。問3 ある生物由来の2本鎖DNA分子の塩基組成を調べたところ,Aの割合は30%であった。   このDNAのG,T,Cの割合はそれぞれ何%か求めなさい。問4 上記,問3の2本鎖DNA分子は,2.0×106塩基対から構成されていた。A,G,T,Cの塩基を   含むヌクレオチドの分子量を,それぞれ300,320,290,280とした場合,この2本鎖DNAの   分子量はいくらになるか求めなさい。ただし,ここで与えたヌクレオチドの分子量は,   DNA鎖を構成している各ヌクレオチド単位のものとする。

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解 答解 答

Theme 核酸に関する問題 日本大学(2011 薬)

次の記述a~dの正誤について,正しい組合せはどれか。a.核酸は,糖,リン酸および核酸塩基からなる構造単位が鎖状に重合した分子である。b.デオキシリボ核酸(DNA)に含まれる糖はリボースである。c.DNAには4種類の塩基があり,塩基部分が水素結合により特定の塩基と対をなし,二重らせん  構造をしている。d.細胞の中ではDNAの遺伝情報にもとづいてタンパク質が合成されている。

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解 答解 答

Theme 核酸に関する問題 早稲田大学(2011 一般(B方式) 人間科)①

核酸はヌクレオチドを繰り返し単位とする高分子化合物であり,単糖,リン酸,塩基からなる。図1はデオキシリボ核酸DNAに含まれる糖の構造と,この糖に含まれる炭素原子の位置をア~オで示している。ヌクレオチドの塩基は図1の糖の( A )の炭素原子と結合し,リン酸は( B )の炭素原子と結合する。( A ),( B )に最も適しているものを,A群の①~⑤から一つ,B群の⑥~⑩から一つ,それぞれ選びなさい。

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問 次のデオキシリボ核酸DNAとリボ核酸RNAについての①~⑦の記述で最も不適切なものを  二つ選びなさい。アデニン,グアニン,シトシン,チミン,ウラシルの各塩基はそれぞれ  A,G,C,T,Uとする。① 二重らせん構造をとるDNAの一方の鎖の塩基配列が-C-C-T-A-G-C-A-の部分を考  えたとき,この部分の二重らせんの中で形成される水素結合は18個である。② リン酸と糖の結合はエーテル結合である。③ 塩基と糖の結合は共有結合である。④ 伝令RNAの塩基は,鋳型となるDNAの塩基と水素結合する。⑤ RNAの構成元素はC,H,N,O,Sである。⑥ 運搬RNAはペプチド結合の形成に関係する。⑦ ある細胞の核内のDNAに含まれるGの個数が全ての塩基の個数の24%であるとき,Aの個数の  比率は26%である。

A群:① ア ② イ ③ ウ ④ エ ⑤ オB群:⑥ ア ⑦ イ ⑧ ウ ⑨ エ ⑩ オ

H

OH

H

HOH2C

OH H

H HO

ウ イア

図1

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