Download - 20140731 Movable Type Seminar
2014 年 7 月 31 日シックス・アパート株式会社
長内 毅志
Movable Type で構築されたサイトのSEO 対策
当セッションについて
•Google が推奨する SEO の最適化方法を、ポイントを抜き出して再確認
•Movable Type ではどのように実装するか、を実践的に解説
•ある程度 Movable Type をご存知のかた向けの内容となります
スライドの見方
•SEO の解説 => 青
•Movable Type の実装方法 => 緑
アジェンダ
•Google が推奨する SEO 技術の確認とMovable Type の実装–Maile Ohye
–Google I/O 2014
–Matt Cutts
•Movable Type の紹介
Google が推奨する SEO 技術の
確認と Movable Type の実装
リソース
•YouTube Google チャンネル
•Google ウェブマスターブログ ( 日英 )
•検索エンジン最適化スターターガイド
SEO in under 10 minutes for Startupshttps://www.youtube.com/watch?v=El3IZFGERbM
•新ドメインを www あり、なしを決める–相互に 301 でリダイレクトで片寄せする
•ウェブマスターツールへの登録
•ドメインのチェック
Google ウェブマスターツールへの URL 登録
Movable Type で sitemap.xml を実装する
•検索エンジン用サイトマップの作成
http://www.movabletype.jp/documentation/appendices/sitemap.html
•サイト設計について–サイト構造は適切か
–ナビゲーションは適切か
–トピックごとに別ページに分ける
Movable Type における実装
•ウェブサイト - ブログによる構造
•コンバージョンを明確にする–問い合わせをもらう
–営業担当者に連絡をもらう
•商品に関する評判を載せる–ユーザーの評価を掲載
–ユーザーのコメントを掲載
Movable Type における実装
•ユーザーからのフィードバックはコメント機能を有効活用
•「 ZenBack 」も便利–Facebook や Twitter などの SNS の反応をマージするオンラインサービス
–シックス・アパートが販売
Movable Type の標準テーマ「 Rainier 」
•ユニークなトピック、タイトル
•meta description に解説を記述する–meta keywords は参考にしていないとのこと
Movable Type の標準テンプレート
•「 meta description 」の入力が可能
「概要」欄に記述した文章は<$MTEntryExcerpt$>
<$MTPageExcerpt$>
というタグで出力できる<meta name=“description”
content="<$mt:EntryExcerpt
remove_html="1"$>">
•静的なファイルの場合、キーワード、小文字、ハイフンを含める–ベースネームは SEO に関連する、と明言してる
ページ速度
•ユーザーが許容できるページ読み込み時間は 2 秒まで(EC ページ、アカマイ調べ )
•Google は 0.5 秒を目安にしている
•表示速度は SEO に明確に影響がある
Movable Type の出力プロファイル
•標準で静的 html 生成
•ダイナミックパブリッシングのための「キャッシュ」機能を標準で実装
etc
•疑わしい SEO 会社の利用は要注意–検索結果の順位保証を唄う会社は信用できない
–リンクプログラムを購入したりするのは NG
Best practices and common mistakes in SEO
モバイルサイトの SEO
モバイルサイトの SEO でありがちなエラー
•モバイルサイトのありがちなエラー–モバイルページで見れないコンテンツが多い、ビデオなど
–動作確認をしよう
–何についてのコンテンツ ( ビデオ ) か、サマリを記述しよう
モバイルサイトの SEO でありがちなエラー
•ブロックされたコンテンツ–robots.txt の設定により、 Google bot がモバイルサイトをクロールできないことが多い
–robots.txt を確認しよう
•Google bot を普通のユーザーとして考え、特殊な対応はしないこと
モバイルサイトの SEO でありがちなエラー
•PC からモバイルへの誘導が 404 になっている場合が多い–www.natinoalwide.com/news =>
m.nationalwide.com/news
•モバイルと PC の URL が異なる場合はリンクエラーチェックを
•PC の各ディレクトリからモバイルのトップページへのリンクは NG
•ユーザーフレンドリーではない
ベストプラクティス
•これからモバイルを始めるならレスポンシブで–今まで説明したエラーが発生する可能性が低い
Movable Type の実装
•Movable Type のテーマはレスポンシブデザイン対応
•オープンソースライセンス (MIT) で、改変・再頒布自由
•カスタマイズして販売しても、クライアントに納品しても OK
•すでにモバイルサイトを持っているなら、 bidirectional annotations をソースコードに加えることをおすすめする
PC:
<link rel="alternate" media="only screen
and (max-width: 640px)"
href="http://mobile.example.com/" />
モバイル:<link rel=“canonical“
href="http://example.com" />
参考 : レスポンシブが SEO に有利なのか?
• Matt Cutts も、 PC とモバイルでページをわけていても問題ない、と言っている
• レスポンシブだと一つの URL で PC ・モバイルの両PageRank 評価を受けるのは事実
https://www.youtube.com/watch?v=D03wRb4s7MU#t=17
多言語サイトの SEO
•複数言語サイトを作っているときに、US と UK で違う結果が出る場合がある
• rel=”alternate” hreflang=”x”
グローバルサイト
<link rel=“alternate” hreflang=“x-default”
href=“http://www.natinoalwide.com/”>
US サイト
<link rel=“alternate” hreflang=“en-us”
href=“http://www.natinoalwide.com/en-us”>
Movable Type の実装
•Head 内のコードで条件分岐
<MTSetVar name=“bname”
value=“<$MTBlogName$>”>
<MTIf name=“bname” eq=“US”>
US 向けのコード
<MTElseIf name=“bname” eq=“UK”>
UK 向けのコード
</MTIF>
スパムに注意
•ページ内にスパムサイトからの改ざん
•スパムサイトへのリンクは SEO 的にマイナス
•ページ内キーワードが突然変化=>SEO 的にマイナス
Matt Cutts Videos
バックリンクの有用性
•バックリンクは有用だが、将来的にはオーサーランクやコンテンツそのものも重要になる。
https://www.youtube.com/watch?v=NCY30WhI2og
Movable Type の実装
•Head 内に Google+ へのリンクを記述
<link rel=“author”
href=“https://plus.google.com/ほげほげ " />
YouTube のビデオ埋め込みには構造化マークアップを
• YouTube など動画の embed の場合、 schema.org や他による構造状態のマークアップをしたほうが拾われやすい
https://www.youtube.com/watch?v=ePG5YYHU5Jo
http://static.googleusercontent.com/media/www.google.co.jp/ja/jp/intl/ja/webmasters/docs/search-engine-optimization-starter-guide-ja.pdf
検索エンジン最適化スターターガイド
nofollow 要素の記述
•コメントなどには「 nofollow 」を
Movable Type の実装
• [ 設定 ] => [ コミュニケーション ] の設定で自動的にコメントに対して nofolow が設定される
•ご紹介した
検索エンジン最適化スターターガイド
は、 Google 用の SEO 対応方法が網羅的に記述されていて、お勧めです。
Movable Type 最新情報
最新バージョン
Movable Type 6.0.3
5 つの新機能
•Data API
•Chart API
•非公開日指定
•Google Analytics との連携
•メッセージセンター
Data API
•JSON形式でデータを取得•PHP 、 JavaScript など言語を問わず拡張
Google Analytics の連携
• Google Analytics と連携してアクセスデータをダッシュボード上に表示
レスポンシブウェブデザインテーマ
•Rainier–ブログ向けテーマ
•Eiger–企業サイト向けテーマ
Apex
•追加テーマ「 Apex 」http://plugins.movabletype.jp/
movable_type/apex.html
Rainier と Eiger 、 Apex のライセンス
•MIT ライセンス ( オープンソース )–自由にカスタマイズ、再頒布可能
–ビジネス利用も可能、オープンソース頒布も
パフォーマンス改善
Movable Type クラウド版
•クラウド環境で MT を提供
•サーバー保守、メンテナンスはシックス・アパートが担当
•月額 5000円~
サーバー配信機能
•外部サーバーへ html送信
•ステージング構成が簡単
バックアップ機能
•1 日に 1 度データをバックアップ
•いつでも復旧可能
MT on AWS
•AWS marketplace で提供
•T1micro は無料 (AWS使用料別 )