目次
目次
· エクセルのカスタマイズ
・アドインの方法
・ツールバーに様々なボタンを追加・削除する
・ウィンド枠の固定
・グラフの色の順序を指定する
★表示
・セルの表示形式の作成方法
・分数の表示形式
・(1)と表示させたい場合
・セル内で改行
・列の表示/非表示を簡単に行う
・すべての数式を一括表示する
・指定以上の数値のセル色を変更
・行列番号の表示を数字とアルファベットの表示に変えたい
・「表示形式を追加できません」の回避方法
・立方メートルを表示する
・表示されている数値で計算したい
・ROUND関数と表示桁数
★日付・時間の計算
・8桁の数字を日付型に変換
・8桁の数値を日付データに変換する
・日付を縦に表示させる
・曜日の表示
・日付になってしまう数字を正しく入力したい
・勤務時間集計表などで時間をマイナスにする方法
・現在の日付と時刻の表示方法
・日付の入力
・日付の計算
・DATEDIF関数について
・時間の計算
・目標日までの日数を求める
・生年月日から年齢を求める
・出生年度に関係なく2月生まれの人を抽出する
★有効数字
・有効数字を用いた四捨五入
・計算結果の桁落ち
・有効な数字桁数
★セル
・セルの保護
・点線の太線や二重線を引く
・#N/A を表示しない方法
・エラー値の種類と意味
・桁区切りを含めて計算結果を全角で表示する
★集計
・数える
・文字を数える
・空白セルを数える
・空白セルとは
・不要なスペースを取り除く
・データ数のカウント
・加える
・一度に一定の数を足し込む方法
・シートをまたがっての足し算
・ステータスバーの活用!演算確認法
・複数の計算を一度に行う(配列数式)
・飛び飛びのセルの合計
・3D集計(串刺し集計:同一ブック)
・複数ファイルのデータを集計する(データの統合:複数ブック)
・RIGHT関数で取り出した数値を合計するには
・並べる
・成績の上位30%をAランクと表示する
・数値の並び替えがうまく行われない
・4つ以上の並べ替えの設定方法
・入れ替える
・列と行の入れ替え(リンクなし)
・縦方向のデータを横方向に表示する(リンクあり)
・縦方向に入力しているデータを別シートの横方向にリンクして表示する
・表を組替える
・取り出す
・フィルターの詳細な設定を行う
・大量のデータから任意の数をランダム抽出する
・文字列をバイト単位で取り出す
・行列を指定して表から値を取り出す
・半角全角の区別なしに抽出する
・文字列中のスペースを取り除く
・調べる
・指定の文字列の有無を判定する
・変換する
・郵便番号変換ウィザード
・郵便番号変換ウィザードが見あたらない
・全角文字を関数で半角に変換する
・複数シートを同時に変更する
・自動保存の間隔を変更する(Excel 2000)
・PHONETIC関数
・表示したふりがなの間違いを訂正する
★印刷
・複数のシートを一度に印刷
・印刷の表見出しを設定する
・異なるサイズの表を、まとめて印刷する
★コピー
・データに併せて、印刷余白の情報もコピーする
・シートのコピー
・簡単なセルコピーと移動
・行単位で書式コピーをオートフィルで行う
★保存
・バージョンが違う同士のエクセル間で利用する
★その他
・データを2つにわける
・行の削除や移動があっても通し番号を崩さないようにする
・半円の描き方
・上書き保存したファイルの復活
・プルダウンメニューの作成
・データが入力されているセルのみ選択する方法
・ファイルを開くときに必要なパスワードを設定する
・特殊文字の扱い
・WIN でも Mac でも同じように EXCEL ファイルを編集する
・列の空白を上行の文字で埋める方法
・グラフのデータラベルを表示
・オブジェクトがシートからはみ出す
・セルに表示されたファイル名をクリックしてファイルを開く
・クリップアートの図形を回転させる方法
・グラフに新しくデータを追加する。
★エクセルのカスタマイズ
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Q. アドインの方法
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アドインとはなんですか
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アドインとはExcel にコマンドや関数を追加するために、各種コンポーネント類を組み込む事をいいます。
コンポーネントでよく使用されるのは「自動保存」「Lookupウィザード」「分析ツール」
「条件付き合計式ウィザード」「郵便番号変換ウィザード」「Microsoft AccessLinks」などがあります。
また、いろいろな所からエクセルに付加機能を与える拡張ソフトとしてアドイン・プログラム(コンポーネント類)が有料・無料にて提供されています。
エクセルの初期設定では、ソフト的に重くならないようにこれらの機能は組み込まれておらず、必要に応じてユーザーが自分で組み込む必要があります。
アドインを組み込む方法は、
(1)メニューの [ツール(T)]→[アドイン(I)] をクリックします。
(2)[アドイン] ボックスの、登録するアドイン名[希望するコンポーネント]のチ
ェックボックスをオンにし[OK]を押します。
(3)[OK]をクリックします。
これで、希望するコンポーネントをエクセルで使うことが出来るようになります。
組み込まれた機能はそれぞれのメニューバーから呼び出して使うことができます。
上記コンポーネント類は通常インストール時にコピーされていることが多いのですが、見あたらない場合にはインストールしたCDから再度インストールしてください。
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Q.ツールバーに様々なボタンを追加・削除する
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他の人のパソコンのエクセルをみるとツールバーのボタンが全然違います。
あれはどうやって変えるのですか?
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エクセルでいろいろなコマンドを指定する時、メニュー欄から選択し、コマンドを指定して実行させますが、よく使うコマンドはツールバーに登録しておけば1クリックで起動できます。また、必要でないコマンドは削除(ツールバーの中だけ)でき、スッキリさせることもできます。
エクセルのメイン画面での各名称の呼び方を示します。
ツールバーは上段下段どちらも配置可能です。ちなみに私は両方に配置しており、以下のような構成を作っています。
ツールバーに様々なボタンを追加・削除するには次のように行います。
(1)メニューバーから「表示(V)」→「ツールバー(T)」を選びます。
ここで、標準から図形描写まで(表作成は私が勝手に作ったものです)並んで
いますが、代表的なツールバーを示しています。
ここでは更にこれらの詳細を表示させるため、「ユーザー設定(C)」を選びま
す。
これはツールバーの左右の空きの部分を右クリックしても呼び出せます。
(2)ここのツールバーで示されている部分が詳細なツールバー類です。
ツールバーだけを追加したい場合はここでチェックを入れます。
ここでは、コマンドボタンを追加したいので「コマンド」を選びます。
(3)分類の中はメニューバと同じ項目ですが、コマンド欄をみるとメニューバーを
クリックしたときに見られるよりも多くのコマンドが用意されています。
今、仮に追加したいコマンドを「編集」内にある「形式選択貼付」とします。
「分類(G)」→「編集」を選ぶと「編集」の中から追加可能なコマンド類が右
のコマンド枠の中に表示されます。
この中から“形式を選択して貼り付け”を選び、クリックしたままメイン画面
のコマンドメニューの追加したい位置までドラッグします。
(4)これで、希望するコマンドボタンが追加されます。更に追加したいボタンがあ
れば、このまま続けます。
(5)「閉じる」を押して終了させます。
コマンドボタンを移動したり、削除する場合は(1)で行ったように「ユーザー設定(C)」を表示させます。
この状態でコマンドボタンの移動が可能です。削除する場合は欄外にドラッグするだけで削除されます。
コマンドは同じものをいくらでも配置出来ますので、私はピボットテーブルの欄に“コピーボタン”を追加して入れていますし“塗りつぶしの色”を上下の欄に配置しています。
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Q.ウィンド枠の固定
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上下、左右に大きい表があるのですが、スクロールするとA列・行の項目が見えなくなるのでいちいち確認するのに手間がかかります。A列・行を固定する方法はありませんか?
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2通りのやり方があります。やりやすい方で行ってください。
【ウインド枠の固定(F)を行う方法】
(1)固定したい箇所を考えてセルを選択します。
この場合まずA列を固定したいのでセル2行目が決まります。
次にA行を固定したいので、B列が決まります。
二つの交差するセルB列二行目のセルを選択します。
(2)メニュー欄の「ウインドウ(W)」→「ウインド枠の固定(F)」を選びます。
固定される箇所はセルを選択した場所によって決まります。
選択されたセルの上側の行
左側の列が固定されます。
解除は「ウインドウ(W)」
→「ウインド枠の固定(F)」
を選ぶと解除できます。
横スクロールした場合
縦スクロールした場合
【表の分割表示を行う方法】
表の分割表示を行うには、縦スクロールバーの上と横スクロールバーの右端にマウスを移動させると〓マーク(上下矢印付き)が出ますので、それぞれをドラッグで動かしながら分割ポイントを調整します。分割ポイントはドラッグしたときに出る線が交わる点です。
元に戻すには分割線を元の位置にドラッグし直せば戻ります。
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Q. グラフの色の順序を指定する
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グラフを作成したときに自動的に色が割り当てられますが、変更出来ませんか?
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エクセルのグラフの配色はデフォルト(初期設定)では固定されていますが、自分の好きなように変更できますよ。
(1)メニューの「ツール(T)」→「オプション(O)」を選択します。
(2)オプションの設定画面が出ますので、「色」を選択します。
初期設定時の“標準の色”“グラフの塗りつぶし”“線の色”が載っています。
標準の色 :塗りつぶしのカラーパレットの色
グラフの色:グラフの配色(左順に配色されます)
線の色 :実践・点線のカラーパレットの色
を表しています。
変更するには、変更したい色をクリックし「変更(M)」をクリックします。
“色の設定”画面が表れます
ので、好きな色を指定します。
OKを押します。
この中になければ、ユーザー
設定を選ぶと細かく作成出来
ます。
順次このようにして指定し変更
していきます。
元に戻す場合はオプション画面
で「リセット(R)」を押します。
★表示形式
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Q.セルの表示形式の作成方法
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セルのユーザー定義の表示形式を作成したい場合そのやり方を教えて下さい。
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用意されている表示形式に必要なものがない場合に、目的に応じて、表示形式を新しく作成することができます。それを、ユーザー定義の表示形式の作成といいます。
ここでは数値と文字列の表示形式に関する一般的な決まりごとを書きます。
日付・時刻の表示形式に関しては日付・時間の項を参照してください。
セルの表示形式を作成するには、
表示を変えたいセルを選択しアクティブ状態(黒く反転した状態)にします。
[様式]→[セル]を指定するか、あるいは右クリックで[セルの様式設定]をクリックします。セルの様式設定の画面が表れたら、分類の一番最後にある“ユーザー定義”を指定します。
【表示形式の構造】
表示形式は;(セミコロン)で区切られた4つの部分で構成されています。
種類(T)の下にある窓の中(テキストボックス)に直接入力します。
(記号や数字は半角で入力します。)
--------------------------------------------------------------------------
例) #,###; [赤]-#,###; "-" ; "評価"@
↓ ↓ ↓ ↓
正の数の書式 ; 負の数の書式 ; ゼロの書式 ; 文字列の書式
-------------------------------------------------------------------------
もちろん、必ずしも4つの部分に区切る必要はありません。必要に応じて正の数の書式だけでも、正の数・負の数の書式だけでも指定することができます。
上記の例の表示形式を設定した場合は、下記のように表示されます。
入力データ 表示
--------------------------------------
1234 → 1,234
-1234 → -1,234 ※赤字で表示
0 → -
A → 評価A
また、AをNGと入力すると
NG → 評価NG
と表示されます。
【表示形式で使用する主な記号】
# 1桁の数字を示します。
0 1桁の数字を示すが、指定したゼロの桁数だけ常にゼロが表示されます。
[赤] セル内の文字色を指定します。他に黒・青・水・緑・紫・白・黄を含め
た8色の指定が可能です。
" " この記号で囲まれたものは文字列としてそのまま表示されます。
¥ や -(マイナス)は " " をつけずに入力します。
_ この記号(アンダーバー)の後ろに入力した文字数分だけ空白を表示。
* この記号の後ろに入力した文字をセル幅だけ繰り返します。
@ この記号が置かれている位置に入力された文字列が挿入されます。
【いろいろな例】
表示形式 入力データ 表示
------------------------------------------------------------------------
#,###, 10000000 → 10,000
0000.00 123.4 → 0123.40
#,###"円""也" 1000 → 1,000円也
#,###_) 1000 → 1,000
(セルの右端から半角1つ分空白があく)
\* #,### 1000 → \ 1,000
(セルの左端に\を表示。\と数字の間はセル幅分空白を繰り返す)
@"部" 管理 → 管理部
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Q.分数の表示形式
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セルに1.6666と入力し、[セルの書式設定]で分数を設定したのですが、12/3と表示されてしまうのです。5/3と表示させるにはどうしたらよいのでしょうか?
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分母を指定する欄に適当なものが無い場合、表示形式を作成すれば可能です。
(1)「1.6666」が入力されているセルを選択します。
(2)メニューの[書式(O)]-[セル(E)]をクリックします。
(3)[セルの書式設定]の[表示形式]タブで、
[分類(C)] ユーザー定義を選択します。
[種類(T)] ?/? と入力します。
*必ず半角で入力してください。
(4)[OK]をクリックします。
5/3と表示されます。
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Q.(1)と表示させたい場合
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セルに(1)と入力すると
-1
と表示してしまいます。(1)と表示させたいのですがどうすればよいですか。****************************************************************************
エクセルでは()括弧で囲んだ数字は負の数字として認識します。セルの表示形式を変更してから入力するか、または、 '(アポストロフィ)を頭につけることで()を文字列として認識させることにより表示させることができます。
セルの表示形式の変更は、メニューの[書式(O)]→[セル(E)]を選択し、[表示形式]タブ内で[文字列]を選択し、(1)などと入力します。この表示形式は数字を文字列として認識させたい場合に使用します。
通常良く用いられるやり方は、先頭に '(アポストロフィ)をつける方法かスペースキーで、空白を挿入する方法があります。
(1)
と入力せずに
'(1)
と入力します。
'(アポストロフィ)を頭につけることにより、表示形式に関係なく、文字列として認識されます。もちろん '(アポストロフィ)は表示されません。
空白の挿入を行った場合は1文字分スペースが挿入されて表示されることになります。
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Q.セル内で改行
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セルの長さを変えず、セルの中で、改行を行うにはどうすればよいのでしょうか?
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セルの中で改行を行うには、[Alt]キーを押しながら、[Enter]キーを押します。
セル内の任意の位置で改行することができます。
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Q.列の表示/非表示を簡単に行う。
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列A~Gまでデータが入っており、列C~Eは非表示にしています。列Cを参照したいので、列Cのみを表示したい場合があります。
いま行っている方法は、列と列の間にカーソルを合わせダブルクリックする、又は、メニューの[書式(O)]→[列(C)]→[選択範囲にあわせる(A)]です。
ただ、この方法だと、不必要な列まで開けざるを得なく、ロス時間が多くて困ります。
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通常見たい列(この場合列C)を挟むように範囲選択して、マウスの右クリックの[再表示(U)]を選択して、見終わったら、再び、マウスの右クリックの[表示しない(H)]を選択すると列Cだけ開けます。ただ、このように複数の列を非表示にしていて、真ん中の列だけを見たいときは結構手間がかかります。
この手間を省くために、表示/非表示する列が毎回同じであれば、グループ化機能を使うことでかなり手間を省きことができます。
この機能は、列名のABCD・・の上側に小さな+や-のボタンが現れ、それをクリッ
クすることにより、列を表示したり、隠したりする機能です。また、入れ子にもでき
るので、グループ化の中をさらにグループ化する事が出来ます。さらに行についても、同様に同時に行えます。
非表示にしたい列を選択します。この場合では列C~Eを選択します。
メニューの[データ(D)]→[グループとアウトラインの設定(G)]→[グループ化(G)]を選択します。
列名のABCD・・の上側に横長のラインと「-(マイナス)マーク」の小さなボタンが現れます。この「-マーク」のボタンをクリックすれば、列C~Eが畳まれて、隠れてしまいます。このとき「-マーク」のボタンは「+マーク」のボタンに変わります。再度列を表示させるには+マークのボタンを押します。
左端に数字のついた小さなボタンがありますが、これを押すと、表示と非表示を一気に行うことが出来ます。グループ化がいくつもある場合に便利な機能です。
更にC列だけを開閉させたい場合(D、E列は閉じた状態で)は再度C、D列を選択して、同じようにメニューの[データ(D)]→[グループとアウトラインの設定(G)]→[グループ化(G)]を選択します。これが入れ子状態です。
右端の数字のボタンが1つ増えました。
このボタンを押すことにより、列Cだけの開閉を自由に行うことができます。
ボタン1を選択した場合C~E列は非表示となります。
ボタン2を選択した場合C列のみ表示されます。
ボタン3を選択すると非表示が解除されます
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Q.すべての数式を一括表示
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入力されている数式を一覧でみれますか?。表示されている数字が数式の結果なのか、単に数字が入力されているか、簡単に知る方法はありませんか?(数式一覧表示)
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オプションの設定で数式を指定すれば、入力された数式が一覧で判ります。単なる数字入力の場合は数字でしか表示されていません。
メニューの[ツール(T)]→[オプション(O)]を選択し、[表示]タブ内の[数式(R)]にチ
ェック印をいれて、[OK]を押します。
この設定はショートカットキーを使うと、大変便利です。[CTRL]キーと[SHIFT]キ
ーを押しながら、[@]キーを押します。押す毎に数式表示と通常の表示が入れ替わり
ます。
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Q.指定以上の数値のセル色を変更
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ある表があって、その中にはいろんな数字が入っています。その中のある値以上の
数値のセル色を変えるにはどうしたらよいのでしょうか?
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条件付き書式の設定を行います。
書式を設定するセルを範囲選択し、メニューの[書式(O)]→[条件付き書式(D)] を選
択します。
この場合は、ある値以上の場合に対して書式を設定するので、[セルの値が]→[次の値以上]→[(基準となる数値)]と設定し、[書式(F)]を押します。
[パターン]タブ内でセルの色を選択し、[OK]を押します。
条件は同時に3つまでしか設定することが出来ませんが、大変便利な機能です。
この機能はExcel97から、搭載されている機能です。
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Q.行列番号の表示を数字とアルファベット表示に変えたい
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行と列の両方が数字で表示されているファイルを渡されました。
このファイルを使いやすいように数字とアルファベットの表示に変えたいのですがどのようにしたらよいでしょうか?
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設定がR1C1参照形式になっていますので、設定を解除することで解決できます。
メニューの[ツール(T)]→[オプション(O)]を選択し、全般タブ内の[設定]で[R1C1参照形式を使用する(C)]のチェック印をはずし、[OK]をクリックします。
【R1C1参照形式について】
R1C1参照形式では、"R"に続けて行番号を指定し、"C"に続けて列番号を指定して、
セルの位置を表します。たとえば、絶対参照R5C2は、A1参照形式の絶対参照$B$5と同じです。アクティブ セルがA1の場合、相対参照R[1]C[1]は、セルA1の1つ下の行で1つ右の列のセルB2を参照します。Rはrow、Cはcolumnの頭文字です。
絶対参照
数式が入力されているセルの位置に関係なく、参照するセルの絶対的なアドレスを指定する形式。絶対参照はA1形式では$A$1、R1C1形式ではR1C1のように表されます。
相対参照
数式が入力されているセルを基点として他のセルの位置を指定する形式。A1形式ではA1、R1C1形式ではR[-1]C[-1]のように表されます。相対参照は、"2ブロック分進み、その1ブロック向こう側" という指示のような、現在位置から目的地への道順の説明に似ています。
次の表は、R1C1参照形式の例です。
参照
内容
R[-2]C
同じ列で2行上のセルを表す相対参照
R[2]C[2]
2行下で2列右のセルを表す相対参照
R2C2
行2の列2にあるセルを表す絶対参照
R[-1]
アクティブセルの1つ上の行全体を表す相対参照
R
アクティブセルのある行を表す絶対参照
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Q.「表示形式を追加できません」の回避方法
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シ-トをたくさんコピ-をすると「表示形式を追加できません」とメッセ-ジが出てそれ以降そのファイルを開こうとするたびにそのメッセ-ジが表示されファイルが開けなくなる場合があります。その対処法です。
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この現象はブック内でセルの書式の組み合わせが約 4,000 を超える場合に発生します。この状態でセルまたはセル範囲に書式を設定すると、以下のエラーメッセージが表示される場合があります。
「表示形式を追加できません。」
書式設定は1 つのセルに適用されている複数の書式の組み合わせごとに数えられます。
この組み合わせには、すべての文字設定 (フォント、フォント サイズ、斜体太字、下線など)、罫線 (位置、太さ、色など)、セル パターン、数値の表示形式、配置、セルの保護などが含まれます。
注意:まったく同じ書式を複数のセルが共用している場合、それらのセルは 1 つの書式の組み合わせを使用していると認識されます。しかし、各セルの書式に違いがある場合、それらのセルは異なる組み合わせを使用していることになります。
【回避方法】
書式設定を少なくする。またはシートを別ブックに分ける。
頻繁に使用するフォントはスタイルで標準フォントに設定、罫線の種類はできるだけ統一するなどし、セルの書式を少なくする。
【開く方法】
Word や Access で Excel ファイルを開くことでデータだけは取り戻すことができる場合があります。
また、他のブックのセルに ='C:\My Documents\[Book1.xls]Sheet1'!A1などの数式を入力してデータを取り出すことができる場合があります。
(開けないファイルがMy DocumentsにあるBook1.xlsというファイル名の場合)
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Q.立方メートルを表示する
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立方メートルを記号表示したい場合どうすればいいでしょうか
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3だけを上付き文字にします。
任意のセルにm3と入力し、3だけを上付き文字にすると立方メートルになります。
1.任意のセルに
m3
と入力します。
2.m3の3を選択します。
3.メニューの[書式(O)] → [セル(E)]をクリックします。
セルの書式設定ダイアログボックスが表示されます。
4.文字飾りで [上付き(E)]を選択し、OKボタンをクリックします。
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Q.表示されている数値で計算したい
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掛け算するときに、表示されていない小数点以下までを計算してしまいます。
掛け算する前にこの小数点以下を切捨てする方法は無いのでしょうか?
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「切り捨てる」のではないですが、表示されている数字で計算をさせる方法があります。
[ツール(T)]→[オプション(O)]の[計算方法]タブの[ブックオプション]で [表示桁数で計算する(P)]にチェックを入れます。
これで不都合が生じる場合(シートによっては表示桁数の計算では困るシートがある場合)は、ROUND関数を用いて四捨五入をしてから、その数値を用いて計算して下さい。(有効数字の項参照)
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Q.ROUND関数と表示桁数
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ROUND関数を使い、桁数を2に指定しても小数第1位までしか表示しません。
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桁数を指定した際によく起こるケースです。
数値的には小数第2位までの数値になっていますが、表示形式が小数第1位となっているため、小数第1位までしか表示しないだけです。
セルの表示形式を変更します。
(1) 表示形式を変更したい範囲を選択する。
(2) メニューの [書式(O)]→[セル(E)]とクリックする。[表示形式]タブ内の
[分類(C)]で[数値]を選択し、右側の[小数点以下の桁数]に
2 (小数点以下で表示したい桁数の数字)
と入力し、[OK]をクリックする。
以上の操作で、小数第2位まで表示されます。
★日付・時間の計算
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Q.8桁の数字を日付型に変換
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19990707
をセルの書式設定で、日付に変更をすると
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になります。
下記のような表示に変更する方法はありますか?
1999/7/7
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「19990707」は日付ではなく、ふつうの数値として認識されているため、セルの表示形式を日付にした場合、********************** の表示となります。この表示は適正な日付として表示できないというエラー表示です。
これを1999を年に、07を月に、07を日付として認識させることを行います。
メニューの[データ(D)]-[区切り位置(E)]を選択し一括して変換することができます。
入力するときに
99/7/7や
99-7-7
などと入力すればよいのですが、既に入力され、大量にある場合は次のような方法で一括して変換することができます。
変換する範囲を選択し、メニューの[データ(D)]→[区切り位置(E)]を選択します。
[スペースによって右または左に揃えられた固定長フィールドのデータ(W)]を選択して[次へ]を押します。
フィールドの幅は「指定せず」に[次へ]を押します。列のデータ形式で[日付(D)を選択し、[YMD]を選んで、[完了(F)]を押します。
例題のような表示になります。
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Q.8桁の数値を日付データに変換する
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システムからデーターを取り出すと日付が”20010228”と出てきます。
これを”2001/2/28”に変換できないでしょうか?
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前述と同じように2001を年に、02を月に、28を日付として認識させることをこんどは関数を使用してyyyy/mm/ddの日付に変換する場合を紹介します。
DATEVALUE関数、LEFT関数、MID関数、RIGHT関数、&(CONCATENATE関数)を使います。
セルB1に、
=DATEVALUE(LEFT(A1,4)&"/"&MID(A1,5,2)&"/"&RIGHT(A1,2))
と入力します。
DATEVALUE関数
形式:DATEVALUE(日付文字列)
意味:日付を表す文字列をシリアル値に変換します。
LEFT関数
形式:LEFT(文字列,文字数)
意味:文字列の先頭から指定された数の文字を返します。
MID関数
形式:MID(文字列,開始位置,文字数)
意味:文字列の任意の位置から指定された数の文字を返します。
RIGHT関数
書式:RIGHT(文字列,文字数)
意味:文字列の末尾から指定された数の文字を返します。
CONCATENATE関数
書式:CONCATENATE(文字列)
意味:複数の文字列をまとめます。
「&」はCONCATENATE関数の代用です。
関数名を指定するかわりに「&」を使用することができます。
上記の関数を入力した結果は「シリアル値」で表示されます。
EXCELでは日付や時刻は全てシリアル値で管理し、計算できるようになっています。
日付の表示に変更するには、下記の手順で行います。
(1)メニューの[書式(O)]→[セル(E)]をクリックします。
(2)[表示形式]タブ
・分類(C) 日付
・種類(T) yyyy/mm/dd の種類を選択
(3)[OK]をクリックします。
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Q.日付を縦に表示させる
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縦書きで1セル内に年号等を打ち込む場合、
右図のように 表示させたいのですが、どうす
ればよいのでしょうか。
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文字として認識させる方法で可能です。ただしあとの調整が少し面倒ですが。
日付型の状態では、12や28が縦に並んでしまって失敗します。文字として認識させるには、頭に'(シングルコーテーション、Shift+7)をつけます。
次のように入力します。
'平成12年2月29日
(2は全角、12と29は半角で入力します)
メニューの[書式(O)]→[セル(E)]を選択し、[配置]タブ内の[折り返して全体を表示する(W)]にチェック印をつけて、[OK]を押します。
セルの幅を全角1文字程度に調整し、行の高さも全体が収まるように調整すれば例題のような縦型の表示となります。
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Q.曜日の表示
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曜日表示を日・月・火などと日本語で表示したいのですが、何か方法はありますか?Weekday()関数を使うのでしょうか?
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Weekday関数は曜日を数字で表すときに使用する関数です。この関数を使わず、セルの表示形式のみで曜日表示をすることができます。
曜日を表示したいセルでメニューの[書式(O)]→[セル(E)]を選択します。
[表示形式]タブ内の[分類(C)]で[ユーザー定義]を選択します。右側の[種類(T)]に日本語の曜日表記ならば、
aaaa
と入力し、[OK]をクリックします。
同じように曜日関係の表示形式をまとめると、次のようになります。
ddd 例:Mon 英字3文字の曜日
dddd 例:Monday フルスペルの英語曜日
aaa 例:月 日本語1文字の曜日
aaaa 例:月曜日 "曜日"を付加した日本語曜日
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Q.日付になってしまう数字を正しく入力したい
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セルに「1-1-6」と入力すると、自動的に「2001/1/6」となってしまい、セルの表
示型式を確認すると「日付」に変更されているようです。
自動的に日付にならないようにしたいのですが、どうしたら良いのでしょうか?
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Excelは数字を入力すると、どのような形式であるのか自動で判断し、最適な表示形
式に勝手に変更します。
例題のような「1-1-6」は2001年1月6日と判断してしまいます。他の表示形式では、時刻・パーセント・日本円、などにするときもあります。
この表示形式を勝手に変更されたくない場合は、あらかじめ、表示形式を「文字列」
にしておきます。
対象の範囲を選択し、メニューの[書式(O)]→[セル(E)]を選択します。[表示形式]
タブ内の[分類(C)]で[文字列]を選択し、[OK]を押します。
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Q.勤務時間集計表などで時間をマイナスにする方法
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勤務時間の計算で代休を取得した場合、休日出勤時間をマイナス7時間40分と入力したいのですが、エラーとなります。
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Excel で使用する日付や時刻は「正の値」である必要があります。
時間的に早い日付や時刻から遅い日付や時刻を減算すると、計算結果が「負の値」になり、セルに "####" が表示されます。
勤務時間集計表などで時間のマイナスをする場合は列を1つ挿入し、その列に減算する時間を「正の値」で入力し、最後に合計欄にて減算するのが一般的なやり方です。
次のような表が一般的な例です。
※D列を新たに作成してそこに減算する時間を「正の値」で入力するのがミソ
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Q.現在の日付と時刻の表示方法
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データーを保存した時にその最新の日付・時間をセル上に表示する事は出来ますか?
いつデーターを入力したのかわからなくなったり、FDにコピーするとどれが最新なのか分からなくなるので、困っています。
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2通りの方法があります。
方法1 現在の日付と時刻を表すnow関数を用いる。
[ツール(T)]→[オプション(O)]をクリックする。
[計算方法]タブ内の[計算方法]を[手動]に選択し、
[保存前に再計算]のチェックを入れ[OK]を押します。
表示したいセルに =now() と入力します。
すると現在の日付と時刻(例 2000/12/15 10:29)が表示されます。
この方法ですとブックを保存する前に日付と時刻が最新のものに置換えられますので入力忘れはありません。
(注意!)
[計算方法]を[自動]にしていても NOW関数は機能しますが[自動]のままですとブックを開くたびに再計算がされ、最新の日付と時刻に置換わってしまいますので、見るだけとか、更新日付を確認するためにブックを開く使い方をする場合には[手動]に選択する必要があります。
方法2 ショートカットキーにて現在の日付と時刻を入力。
シートごとに更新日が違う場合や[計算方法]を[手動]にしたくない場合は下記のショートカットキーにて入力します。
日付を入力したいセルに移動します。
現在日付のショートカットキー [Ctrl]+[;](セミコロン)
現在時刻のショートカットキー [Ctrl]+[:](コロン)
現在日付と時刻を続けて入力したい場合は
[Ctrl]+[;]と[Ctrl]+[:]を連続して押す。
※その場合は間にスペースを入れると見やすくなります
使用目的によって使い分けると良いでしょう。
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Q.日付の入力
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EXCEL97を使用しています。
セルの書式設定で、日付を
「00/01/01」→「平成12年1月1日」と表示されてたものを
「01/01/01」→「平成13年1月1日」と表示させたいのですが、
「昭和64年1月1日」と表示されてしまいます。
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EXCEL97の場合は、初期のEXCEL97・EXCEL97 ServiceReleaseと、EXCEL97 Service Release2では日付を認識する規則が異なります。
バージョンに依存せず日付を入力する場合、いちばん確実な方法としては下記の通りです。
a)西暦の場合は4桁から入力する
b)和暦は先頭に元号(昭和はS、平成はHなど)をつけて入力する
この規則に関してはMicrosoft社のサポート技術情報サイトで公開されていますので参考にしてください。
[XL97]日付の2桁入力と和暦入力について(文書番号:J023433)
http://www.microsoft.com/japan/support/kb/articles/J023/4/33.htm
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Q.日付の計算
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あるセル内の日付から別のセル内の日付までの年数(日数でも可)を表示させたいのですが、どうすればよいですか。
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DATEDIF関数を使って計算することが出来ます。
ただし、このDATEDIF関数は[関数貼り付け(EXCEL95は[関数ウィザード])]ボタンからの入力が出来ませんので、セルに直接入力します。(次項参照)
例)セルA1に入社年月日、B1に今日の日付(TODAY関数)が入力されており、C1にDATEDIF関数で勤続年数を求める。
C1を選択し、 =DATEDIF(A1,B1,"Y") と入力します。
関数の引数では文字列を指定する時にダブルクォーテーション(")で囲むという決まりがあるので必ず入力してください。
「Y」は大文字・小文字どちらでも問題ありません。
DATEDIF関数
書式:DATEDIF(開始日,終了日,単位)
意味:指定された期間の年数、月数、日数を求めます。
開始日:期間の開始日を指定します。
終了日:期間の終了日を指定します。
単 位:期間の単位を指定します。
"Y" 期間内の満年数
"M" 期間内の満月数
"D" 期間内の満日数
"MD" 1ヶ月未満の日数
"YM" 1年未満の月数
"YD" 1年未満の日数
TODAY関数
書式:TODAY()
意味:現在の日付を求めます。引数を指定する必要はありません。
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Q.DATEDIF関数について
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(DATEDIF)を使う場合,関数の貼り付け→関数名の中には(DATE)だけしかありません。
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DATEDIF関数は、Lotus1-2-3関数との互換を保つために用意された関数なので関数貼り付けボタンをクリックしても一覧には表示されてきません。
通常このような関数を隠し関数と呼ぶこともあります。
隠し関数を使用する際は、数式バーに直接関数を入力するか、足りない文字を加えるかしてください。(小文字で入力しても自動的に変換されます)
DATEDIF関数
書式:=DATEDIF(開始日,終了日,単位)
意味:指定された期間内の日数、月数、または年数を返します。
※読み方(デートディフ)---英語 DATE Difference の略
開始日:期間の開始日を指定します。
日付は
クォーテーション マークを前後に付けた文字列
(たとえば "2001/1/30" など)、
シリアル値 (たとえば 1900年日付システムを採用している場合に 2001
年1月30日を表す 36921 など)、
または他の関数の結果 (たとえば DATEVALUE("2001/1/30")など) の形式
で入力します。
終了日:期間の終了日を指定します。
単位:戻り値の種類を指定します。
単位 戻り値
"Y" ------ 期間内の満年数
"M" ------ 期間内の満月数
"D" ------ 期間内の日数
"MD" ----- 開始日から終了日までの日数。
この場合、月と年は考慮されません。
"YM" ----- 開始日から終了日までの月数。
この場合、日と年は考慮されません。
"YD" ----- 開始日から終了日までの日数。
この場合、年は考慮されません。
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Q.時間の計算
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出発時刻が10時35分で、到着時刻が13時30分の場合、所要時間を求めるにはどうすればよいのでしょうか?
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時間として認識させれば、容易に時間計算ができます。
時間と認識させるには、.(ピリオド)でなく、:(コロン)を使い、時間を入力します。
あとは、普通の計算と同じく足し算や引き算を行ないます。
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Q.目標日までの日数を求める
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目標日を設定して、・・・まであと何日?という表示をさせることはできますか?
例えば、いついつまでに10キロ減量したいとき、その最終日まで、あと何日ある
かを表示させたいのですが。
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目標日と今日の日付の差を求めて計算します。
結果は、今日が2001年8月16日であれば、77 となります。
(表示形式に注意してください。標準か数値となっていること)
(あと、パソコンの日付の設定が間違っていると当然答えも変わります。)
この数式は目標日と今日の日付の差を求めています。今日の日付は TODAY関数で取
得します。
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Q.生年月日から年齢を求める
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あるセルに入力されている生年月日から、別のセルに年齢を表示する。
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いろいろな方法が使われていますが、今回は簡単に関数で求める方法を紹介します。
DATEDIF関数を用いて求める場合は前述のDATEDIF関数の使い方を参照して下さい。
ここではROUNDDOWN関数とTODAY関数を用います。
TODAY()-A2 で求めた、生まれてから今日までの日数を、うるう年が4年に1回あるので 365.25 で割り算した結果を、整数以下を切り捨てをすることによって、年齢を求めています。
ROUNDDOWN関数
書式:ROUNDDOWN(数値,桁位置)
数 値 切り捨てを行う数値
桁位置 切り捨てを行う桁位置
正数の場合 小数点以下の桁数
0か省略時 もっとも近い整数に四捨五入
負数の場合 小数点左側の常に0となる桁数
意味:切り捨てを行う
TODAY関数
書式:TODAY()
意味:現在の日付に対応するシリアル値を返す。
シリアル値とは、Excel で日付や時刻の計算に使用されるコードのことです
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Q.出生年度に関係なく2月生まれの人を抽出する
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次のようなデータで、2月生まれの人だけ(年度に関係無く2月生まれの人)を抽出したいのですが何かよい方法があったら教えて下さい。
この中で抽出したいのは、○○○子・△△△子・☆☆☆子です。
出生の年度の関係無く、2月に生まれた人だけを抽出したいのです。
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列 C を作業列として用い、MONTH関数を用いることで、簡単に抽出が出来ます。
セル C2 に次の式を入力し、範囲 C3:C6 にコピーします。
列 C に月が表示されたあと、範囲 A1:C6 を選択後、メニューの[データ(D)]→[フィルタ(F)]→[オートフィルタ(F)]とクリックで選択すると、オートフィルタが設定されます。
セル C1 にある ▼ をクリックし、“2”をクリックすれば、2月生まれの人だけが表示されます。
MONTH関数
書式:MONTH(シリアル値)
シリアル値:検索する月の日付を指定する。日付には、半角のダブルク
ォーテーション (") で囲んだ文字列 ("1/30/1998" や
"1998/01/30"など)、シリアル値 (日付連番。1900 年か
ら計算する場合は 1998 年 1 月 30 日を表す 35825)、ま
たは他の数式や関数の結果 (DATEVALUE("1/30/1998")など)
を指定する。
意味:シリアル値の月を返す。戻り値は 1(月)~ 12(月)の範囲の整数となる。
★有効数字
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Q.有効数字を用いた四捨五入
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任意の数を決まった有効桁数で丸めて表示するにはどうしたら良いでしょう。
有効数字3桁で四捨五入する場合、次の様な結果にしたいのです。
1234.24 → 1230
25.665 → 25.7
0.1256 → 0.126
0.005564 → 0.00556
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LOG10関数、INT関数、ROUND関数を用います。
INT(LOG10([ 元の数値 ])) で、数値を a×10^b (a掛ける10のb乗
:1≦a≦10)で表したときのbを求めます。
[ 元の数値 ]×10^(-b) によって、元の数値の a の部分だけにしたあ
と、ROUND(a,[ 有効数字 - 1 ]) で、指定の有効数字で四捨五入します。
ROUND(a,[ 有効数字 - 1 ])×10^b で、元の数値の位取りに戻します。
LOG10関数は引数が正の数なので、負の数に関してはABS関数を用いて正の数
にしたあと、符号をつけなおして下さい。
ROUNDDOWN関数
書式:ROUNDDOWN(数値,桁位置)
数 値 切り捨てを行う数値
桁位置 切り捨てを行う桁位置
正数の場合 小数点以下の桁数
0か省略時 もっとも近い整数に四捨五入
負数の場合 小数点左側の常に0となる桁数
意味:切り捨てを行う
LOG10関数
書式:LOG10(数値)
数 値 10 を底とする対数 (常用対数) を求める正の実数
意味:10 を底とする数値の対数 (常用対数) を返します。
INT関数
書式:INT(数値)
数 値 整数に丸める実数
意味:数値を超えない最大の整数を返します。
ROUND関数
書式:ROUND(数値, 桁数)
数 値 四捨五入の対象となる数値
桁 数 数値 を四捨五入した結果の桁数
桁 数 正数の場合 小数点以下の桁数
0か省略時 最も近い整数
負数の場合 小数点の左側の常に0となる桁数
意味:数値 を四捨五入して指定された 桁数 にします。
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Q.計算結果の桁落ち
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セルA1 109720.00、セルA2 109702.85 と入力し、セルB1=A1-A2 で計算します。
答えは 17.15のはずなのですが、表示桁を13桁までしていくと、 17.1499999999942
となっています。
ちなみにセルA1の値を 720.00、セルA2の値を 702.85 にしますと、きちんと
17.1500000000000 となります。 これはどうしてでしょう?
この セルB1 を使用して、様々な計算をしますので、このような「桁落ち」があると統計処理には支障をきたします。
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コンピューターの内部処理上、小数点以下の微少誤差が発生する事があります。
このような場合、ユーザ側にて関数を使用し、正しく補正する必要があります。
ROUND関数で四捨五入を行い、正しい値にします。このような数値の誤差の補正を適宜行わなければ、内部で誤差が累積し計算間違いの元となります。
ROUND関数
書式:ROUND(数値,桁位置)
数 値 四捨五入を行う数値
桁位置 四捨五入を行う桁位置
正数の場合 小数点以下の桁数
0か省略時 もっとも近い整数に四捨五入
負数の場合 小数点左側の常に0となる桁数
意味:四捨五入を行う。
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Q.有効な数字桁数
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エクセルで計算可能な桁数について教えてください。
掛け算で、
=1111111111*1111111111
を計算したいのですが、結果が
1.23457E+18
という変な数字?になってしまいます。エクセルで計算可能な桁数はいくつですか?
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Excelの仕様上、有効桁数は15桁です。結果が有効桁数を超えると、10のべき乗を
使った表記方法に変わります。
1.23457E+18 は 1.23457×10の18乗で、1234570000000000000 となります。
有効桁数は15桁ですが、セルの表示形式を変更すれば、べき乗を使わない表記方法
にすることができます。
メニューの[書式(O)]→[セル(E)]を選択します。[表示形式]タブ内の[分類(C)]で[
数値]を選択し、[OK]を押します。
★セル
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Q.セルの保護
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エクセルで計算したものをDeleteキーを押して消えないようにするにはどうすれば良いのでしょうか。
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数式が入力されているセルにだけ[セルの保護]をかければ、Deleteキーを押しても消えません。
以下の順に操作を行います。
すべてのセルのロックを解除します。
(ワークシートの初期設定では、すべてのセルに[保護]の[ロック]がかかっています。
[数式が入力されている]セルだけに[ロック]をかけて保護するには、全てのセルの
[ロック]を解除する必要があります)
(1)[全セル選択] ボタン(ワークシートの行番号と列番号が交差している部分)を
クリックします。
すべてのセルが選択されます。
(2)メニューの [書式(O)]→[セル(E)] をクリックし、[保護] タブをクリック
します。
(3)[ロック(T)] チェック ボックスをオフにします。
(4)[OK]ボタンをクリックします。
数式が入力されているセルを選択します。
(1)メニューの [編集(E)]→[ジャンプ(G)] をクリックします。
[ジャンプ]ダイアログボックスが表示されます。
(2)[セル選択(S)]ボタンをクリックします。
(3)[選択オプション]で[数式(F)]を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
数式の入力されているセルすべてが選択されます。
最後に選択されているセル範囲にロックを設定します。
(1)メニューの [書式(O)]→[セル(E)] をクリックし、[保護] タブをクリック
します。
(2)[ロック(T)] チェック ボックスをオンにします。
(3)[OK]ボタンをクリックします。
(4)メニューの [ツール(T)]→[保護(P)] をポイントし、[シートの保護(P)]
をクリックします。
(5)他のユーザーが保護を解除できないようにするには、[シート保護]ダイアログ
ボックスの[パスワード]テキストボックスにパスワードを入力し、[OK] をクリ
ックして [パスワードの確認(R)] ダイアログボックスにもう一度パスワード
を入力します。
(6)[OK]ボタンをクリックします。
パスワードでは、大文字と小文字が区別されますので、大文字と小文字を区別し、指定したパスワードを正確に入力してください。
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Q.点線の太線や二重線を引く
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罫線ですが、実線の細線・太線は引けますが、点線の太線や二重線をどうやって引くのでしょうか。
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[書式設定]ツールバーの[罫線]ボタンの右端にある ▼ をクリックし、選択すれば、二重線の罫線をセル下端になら引けますが、他の場所に引くことはできません。また、点線の太線は[罫線]ボタンからは引けません。
点線の太線や二重線の罫線を引くには、セルの表示形式を利用します。
(1) 表示形式を変更したい範囲を選択する。
(2) メニューの [書式(O)]→[セル(E)]とクリックする。
(3) [罫線]タブ内の[線]フレーム内の[スタイル(S):]で希望の罫線を選択した後、
[プリセット]もしくは[罫線]をクリックし、[OK]をクリックするとその場所に
罫線が引かれる。
罫線そのもののカスタマイズはできない仕様になっていますので、「二重線の点線」など、[線]フレーム内の[スタイル(S):]に無い罫線は引けません。
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Q.#N/A を表示しない方法
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セル D11 にVLOOKUPの式を入力した場合に、セル C11 が空白だと、#N/A が表示されてしまいます。
列 C に入力されたら、列 D に結果が表示されるようにしたいですが、#N/A がたくさん表示されると見苦しいので、。#N/A を表示しないようにできないものでしょうか?
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数式の結果が #N/A であるかをチェックする、ISNA 関数(後述)を利用する方法もありますが、セルが空白であるかをチェックして、空白でなければ VLOOKUP 関数を実行するという方法が一般的ですのでこれを紹介します。
次の式を、セル D11 に入力して下さい。
= IF(C11="","",VLOOKUP(C11,$H$2:$K$85,3,))
「セル C11 が空白であれば、空白を表示する。そうでなければ VLOOKUP 関数を実行する」という意味の IF 関数です。これをセル C12 以降にコピーして下さい。
ISNA 関数
書式:ISNA(テストの対象)
テストの対象:テストするデータを指定する。引数には、空白セル、
エラー値、論理値、文字列、数値、セル参照、または対象となるデー
タを参照する名前を指定することができる。
意味:テストの対象 がエラー値 #N/A (使用する値がない) を参照するとき TRUE
を返す。
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Q.エラー値の種類と意味
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エラー値の種類と意味、原因について教えてください。
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エクセルで関数などを使っていて、遭遇するエラー値。これは正しい計算が行われなかった場合だけでなく、参照セルの値が有効でない場合やセル幅が狭いなどの場合にも表示されます。
エラー値の種類
意味
原因
#VALUE!
引数やセル参照、定義済みの名前などが正しくない。
数値が入っていなければ行けない場所に文字列が入力されている場合などに表示される。
#DIV/0!
数式で0(ゼロ)による割り算が行われた。
割り算の式で、何も入力されていないセルが指定されていたり、0で割った場合に表示される。
#NAME?
エクセルで認識できない名前が使われている。
数式中に正しくない名前を指定したり、関数名が正しくない時に表示される。
#RFF?
数式の中に無効なセル参照がある。
数式で指定されたセルが削除されたため、正しく参照出来ない。
#NUM!
数式または関数の数値に問題がある。
関数などで数値を指定する際に、数値以外の値を使ったり、エクセルで処理できない大きな値や小さな値が計算結果となる数式を入力している。
#NULL
上記#NUM!と同じ
上記#NUM!と同じ
#N/A
関数や数式に空欄など使用できる値がない。または無効な関数を使用している。
引数検索値に不適切な値を指定している。
#######
セルで表示する数値が大きすぎたりして表示できない。
日付や時間の計算結果が負の値となっている
数式の大きさ、長さが不適切。
又は誤った数式を使用している
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Q.桁区切りを含めて計算結果を全角で表示する
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計算結果の全角表示についてですが、見積書などに使いたいときに、桁区切りも表示させたいのですが。
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半角文字を全角文字で表示するときには、JIS 関数を用います。また、桁区切りの“,”(コンマ)を JIS 関数に引き渡す方法として、TEXT 関数と FIXED 関数の2つの関数があります。
セル A1 の数値を桁区切りまで含めて表示するには、
=JIS(TEXT(A1,"#,0"))
=JIS(FIXED(A1,0))
のどちらでもできます。
FIXED 関数
意味:数値を指定した桁数に四捨五入し、“.”(ピリオド:小数点で用いる)と
“,”(カンマ:)を使って書式設定した文字列に変換します。
書式:FIXED(数値, 桁数, 桁区切り)
数値 四捨五入して文字列に変換する数値を指定します。
桁数 小数点以下の桁数を指定します。
桁区切り 計算結果をカンマ (,) で桁区切りするかどうかを、論理値で
指定します。TRUE を指定すると、桁区切りは行われません。
FALSE を指定するかまたは省略すると、カンマで桁区切りされた文字列が
返されます。
★集計
◎数える
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Q.文字を数える
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セルの中のある文字をカウントすることは関数で出来ますか?
例えば、
このように、H列に店舗数を求めたい場合です。
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COUNTIF関数を使って、指定の文字をカウントすることができます。
セルH2に
=COUNTIF(B2:G2,"*店")
セルH3に
=COUNTIF(B3:G3,"*店")
セルh4に
=COUNTIF(B4:G4,"*店")
と入力します。
*はワイルドカードと呼ばれ、任意の文字を指定する場合に用いられます。
**と2つ付けると任意の文字列を指定することができます。
COUNTIF関数で、「~店」となっている文字列を数えています。
COUNTIF関数
書式:COUNTIF(セル範囲,条件)
意味:セル範囲内で条件を満たすセルを数えます。
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Q.空白セルを数える
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空白セルの数を計算させるにはどうすれば良いのですか?
例えば、訪問の日を入力しているセルで空白セル(未訪問の意味)の個数を数える
ような場合です。
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COUNTBLANK関数を利用します。
合計のセルにCOUNTBLANK関数をいれて空白セルを数えています。
COUNTBLANK関数
書式:COUNTBLANK(範囲)
意味:範囲内の空白セル数を求めます。スペースは空白に数えられません。
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Q.空白セルとは? DElキーやBackSpaceキーを使用するのとは違い
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データを削除する時、通常ですとDELキーやBackSpaceキーを使いますが、Spaceキーを使っても空白にすることができます。DElキーやBackSpaceキーを使用するのとは違いがあるのでしょうか?ただたんにSpaceを入力することによって、上書きしているのでしょうか? Spaceキーを数回押した後、数字を入力し、確定すると空白は無視されて数字のみが入ります。もし、Spaceキーを空白として認識させたい時はどこかで設定が必要なのでしょうか?
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データーを消す時にSpaceを押のは結論から言うと通常はDELキーなどと同じ結果になります。これはこのようなからくりです。
まず何か入力してあるセルに対してカーソルを持ってきて何かキーを押すと、今まで入力してあったデーターが消え、新しく入力した文字が入力されます。ここでEnterを押すと新しい文字にかわります。
スペースの時も同じ様に空白という文字が入力されます。しかし通常ではセルの表示形式が標準になっているので、空白しか入力されていないセルはデーターが入っていないと判断し、何もデーターが入っていないセルとなってしまいます。
そのため結果的にはDELキーやBackSpaceを押したときと同じようになります。
しかし、表示形式が文字タイプだとそのまま空白が残り、空のセルと言うわけにはいきません。
そして空白を認識させるためには表示形式(メニューの書式の中にあるセルを選択する)を文字列にするか、あるいはデーターの頭に ’ (Shiftを押しながら7のキーを押す)を付けると文字として認識します。
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Q.不要なスペースを取り除く
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あるアプリケーションからテキストファイルでデータを取り出し、Excelに読み込んだところ、データの後ろにスペースが入っており、他のデータとの合算ができません。
つまり、「ABCD」と言うデータなら「ABCD□□□□」とスペースが入っています。
このスペースを簡単に除去する方法はありませんか?
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不要なスペースを取り除く関数を使用して、単語後ろのスペースを除去することができます。
このTRIM関数で求めた結果を元の位置に「値貼り付け」すれば、単語の後ろについ
ているスペースを除去することができます。また、単語と単語の間の連続した複数の
スペースは1つになります。
TRIM関数
書式:TRIM(文字列)
意味:文字列の最後のスペースを除去、また、単語と単語の間の連続した複数の
スペースを1つのスペースに変換。
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Q.データ数のカウント
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名簿一覧表の中に名前を入れたら、人数をカウントしてくれるような関数ってありますか? 以下のような表にしたいのですが。
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文字列のデータ数をカウントするには、COUNTA関数を用います。
集計結果を全角文字で表すには、JIS関数を用います。
JIS関数の表示結果に"人"をつけて表すには、& を用います。
COUNTA関数
書式:COUNTA(値1, 値2, ...)
値1, 値2, ... :値、あるいは値を含む名前、配列、またはセル参照を指定する。
引数は 1 ~ 30 個まで指定できる。
意味:引数リストの各項目に含まれるデータの個数の合計を返す。
引数リストの各項目には、値、名前、配列、またはセル参照を指定できる項
目にセル参照を指定すると、その範囲内でデータが入力されているセルの個
数を調べることができる。
ただし、セル参照に空白セルが含まれる場合は、その空白セルは個数には数
えられない。
JIS関数
書式:JIS (文字列)
文字列:文字列または変更する文字列を含むセルの参照を指定する。
文字列に半角の英数カナ文字が含まれない場合は、文字列は変更されない。
意味:文字列内の半角 (1 バイト) の英数カナ文字を全角 (2 バイト) の文字に変
換する。
&
意味:セルのデータや、" "で囲んだ文字列を連結する。
CONCATENATE関数と同じ結果を出すことができる。
◎加える
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Q.一度に一定の数を足し込む方法
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下記のような表で、各数値に50を足した数字に変更したい場合、どのようにすればいいのでしょうか。
変更前 変更後
また、下記のような表で行方向に5を足した数字に変更したい場合もどのようにすればよいでしょうか?
なお、変更させる値は決まったものではありません。足し算だけでなく、引き算の場合もあります。
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コピーと貼り付けで一定の数値を演算することができます。
変動数値を表と無関係なセルに入力しておき、(例題の場合であれば、50や5のことです。)メニューの[編集(E)]→[コピー(C)]を選択し、コピーをとります。
値を変更したいセルを範囲選択し、メニューの[編集(E)]→[形式を選択して貼り付け(S)]を選びます。[加算(D)]に印をつけ、[OK]を押します。
変動数値が元の数値に
加えられました。
同じように、演算項目を選ぶことにより、引き算・掛け算・割り算ができます。
また、行の場合でも変更したいセル範囲を選び同様にして行う事ができます。
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Q.シートをまたがっての足し算
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Sheet1、Sheet2、Sheet3のそれぞれに、ある数値が入力されています。それらを足し
算し、Sheet4に合計金額として表示したいのですが、どのようにすれば良いのでしょ
うか?
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Sheet1、Sheet2、Sheet3のそれぞれセルB2に、ある数値が入力されているとします。
Sheet4の合計を表示したいセルで
=Sheet1!B2 + Sheet2!B2 + Sheet3!B2
と数式を入力すれば、完了です。
しかし、これだけの入力をするのは大変なので、マウスで簡単に入力する方法が便利でしょう。
Sheet4の合計を表示したいセルで
=
を入力し、シートをSheet1に切り替え、セルB2をクリックすると、
=Sheet1!B2
となります。そのまま、
+
と入力し、Sheet2に切り替え、セルB2をクリックします。
=Sheet1!B2 + Sheet2!B2
となり、以下、同じことを繰り返せば、シートをまたがった、または、ファイルをま
たがった数式をつくる事が出来ます。
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Q.ステータスバーの活用!演算確認法
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Excelでいろいろな数値を合計することが多いです。そのとき、いろいろな組み合わせで合計を求めるのですが、とにかく、SUM関数や+を打ったりしていて、手間がかかります。簡単に合計を求める方法はないのでしょうか?
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合計や平均の一時的な結果を、常にステータスバーに表示させることができます。
これは、単なる確認やチェックの際非常に役立つ機能です。
ステータスバーはメニューの[表示(V)]→[ステータスバー(S)]を選択し、チェック
印をつければ、Excelのウィンドウ最下行に表示されます。
数値のセルを範囲選択するか、複数選択します。複数選択は始点のセルに移動して
から、[SHIFT]キーを押しながら終点のセルを選ぶか、[CTRL]キーを押しながら、各
セルを選びます。
合計したいセルを選択するだけで、ステータスバーに結果が表示されます。計算方法を変更するには、ステータスバー上で右クリックし選びます。
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Q.複数の計算を一度に行う(配列数式)
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例えば
という表を作り、セルC100に1月の合計金額、セルD100に2月の合計金額を算出しますが、数式が
=($B2*C2) + ($B3*C3) + ・・・・
のように長くなってしまいます。何か良い方法はないでしょうか?
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通常商品毎に各月の金額を求めてから、それらを合計する方法がもっとも一般的です。
しかし、商品毎の各月金額を求めるための計算用の作業列が必要になります。1月から12月であれば、新たに12列を計算用として用意することになります。
この計算用の列を必要とせず、一つの数式のみで合計金額を求めるには、「配列数式」を使います。
行99まで「商品名」「単価」「1月数量」「