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  • 組み込みアクセスポイントの設定

    • 組み込みアクセスポイントについて, 1 ページ

    組み込みアクセスポイントについてコントローラソフトウェア 7.0.116.0以降のリリースでは、組み込みアクセスポイント AP802および AP801をサポートしています。これらは、Cisco 880シリーズサービス統合型ルータ(ISR)の統合されたアクセスポイントです。このアクセスポイントはルータの Cisco IOSイメージとは別の Cisco IOSソフトウェアイメージを使用します。これらのアクセスポイントは、ローカルに設定および管理される自律アクセスポイントとして動作することも、CAPWAPまたは LWAPPプロトコルを使用する、中央管理型のアクセスポイントとして動作することもできます。AP801および AP802アクセスポイントは、自律 Cisco IOSリリースと、統合モードのリカバリイメージの両方にプリロードされます。

    次に、組み込みアクセスポイントの注意事項を示します。

    •コントローラソフトウェアリリース 7.0.116.0以降のリリースでAP801またはAP802シリーズ Lightweightアクセスポイントを使用する前に、Cisco IOS 151-4.M以降は、次世代 Cisco880シリーズサービス統合型ルータ(ISR)のソフトウェアをアップグレードする必要があります。

    リリース 7.4では、ブリッジング(メッシュに必要)を除くすべての APモードが AP801および AP802の両方でサポートされます。リリース 7.5以降では、すべての APモードは AP802でサポートされます。ただし、ブリッジングは AP801ではサポートされません。

    (注)

    •コントローラで AP801または AP802を使用する場合、ルータ上の特権 EXECモードでservice-module wlan-ap 0 bootimage unifiedコマンドを入力して、アクセスポイント上の統合モードのリカバリイメージを有効にする必要があります。

    • service-module wlan-ap 0 bootimage unifiedコマンドが動作しない場合は、ソフトウェアライセンスが有効かどうかを確認してください。

    Cisco ワイヤレス LAN コントローラ構成ガイドリリース 8.1 1

  • •リカバリイメージを有効にした後、ルータ上で service-module wlan-ap 0reloadコマンドを入力し、アクセスポイントのシャットダウンとリブートを行います。アクセスポイントはリ

    ブート後にコントローラを検知し、完全な CAPWAPまたは LWAPPソフトウェアリリースをコントローラからダウンロードして Lightweightアクセスポイントとして動作します。

    前述の CLIコマンドを使用するには、ルータが Cisco IOS Release 12.4(20)T以降のリリースを実行している必要があります。

    (注)

    • CAPWAPまたは LWAPPをサポートするには、ルータがアクティブ化されており、CiscoAdvanced IP Services IOSのライセンスグレードイメージを保持している必要があります。ルータ上の Cisco IOSイメージをアップグレードするには、ライセンスが必要です。ライセンス情報については、http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/routers/access/sw_activation/SA_on_ISR.htmlを参照してください。

    • AP801または AP802が統合モードのリカバリイメージと共にブートすると、コントローラと通信し、統合イメージと設定をコントローラからダウンロードするため、IPアドレスが必要です。ルータは DHCPサーバ機能、コントローラにアクセスするための DHCPプール、および DHCPプール設定におけるコントローラ IPアドレスのためのセットアップオプション 43を提供できます。このタスクを実行するには、次の設定を使用します。

    ip dhcp pool pool_name

    networkip_address subnet_mask

    dns-serverip_address

    default-routerip_address

    option 43 hexcontroller_ip_address_in_hex

    例:

    ip dhcp pool embedded-ap-poolnetwork 60.0.0.0 255.255.255.0

    dns-server 171.70.168.183default-router 60.0.0.1option 43 hex f104.0a0a.0a0f /* single WLC IP address(10.10.10.15) in hex format*/

    • AP801およびAP802 802.11n無線は、CiscoAironet 1250シリーズアクセスポイントの 802.11n無線よりも低い電力レベルをサポートします。 AP801および AP802アクセスポイントは、無線電力レベルを保存し、アクセスポイントがコントローラに joinしたときにそれらの電力レベルをコントローラに渡します。コントローラは与えられた値を使用してユーザ設定を制

    限します。

    • AP801と AP802アクセスポイントは FlexConnectモードで使用できます。

    AP801の詳細は、http://www.cisco.com/c/en/us/support/routers/800-series-routers/tsd-products-support-series-home.htmlで Cisco 800シリーズ ISRについてのマニュアルを参照してください。

    Cisco ワイヤレス LAN コントローラ構成ガイドリリース 8.12

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    組み込みアクセスポイントについて

    http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/routers/access/sw_activation/SA_on_ISR.htmlhttp://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/routers/access/sw_activation/SA_on_ISR.htmlhttp://www.cisco.com/c/en/us/support/routers/800-series-routers/tsd-products-support-series-home.htmlhttp://www.cisco.com/c/en/us/support/routers/800-series-routers/tsd-products-support-series-home.html

  • AP802の詳細は、http://www.cisco.com/c/dam/en/us/td/docs/routers/access/800/860-880-890/software/configuration/guide/SCG_880_series.pdfで次世代 Cisco 880シリーズ ISRについてのマニュアルを参照してください。

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    http://www.cisco.com/c/dam/en/us/td/docs/routers/access/800/860-880-890/software/configuration/guide/SCG_880_series.pdfhttp://www.cisco.com/c/dam/en/us/td/docs/routers/access/800/860-880-890/software/configuration/guide/SCG_880_series.pdf

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