自立 UPプロジェクト
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講習5 PowerPoint
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本書の商用利用と無断転載を禁じます。
本書は、児童福祉施設の青少年の自立・就労支援のために開発されたものであり、商用利用を禁じて
おります。
本書の著作権はマクロソフト株式会社が保有しています。本書に掲載された事項およびデータは、
著作権法上、個人で使用する以外、無断で複製、複写、転載、再配布することを禁じられています。
Microsoft、Windows、Office、Word、Excel、PowerPoint は米国 Microsoft Corporation の米国お
よびその他の国における登録商標または商標です。本書中に登場するゕプリケーション名などは一般
に各メーカーの登録商標です。本書には©、®、TM マークは明記しておりません。
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自立 UPプロジェクト
これから学習すること
第1回 納得!PowerPoint でプレゼン資料の作成 ·· 1
第2回 簡単!PowerPoint の連携 ········· 12
第3回 綺麗!PowerPoint のグラフィック機能 ··· 19
第4回 楽々!PowerPoint でプレゼン準備 ····· 27
マク君は、衣料品卸売会社の人事部の事務職として働くこととなりました。
人事部では社員のスキルゕップのために、社員研修の企画を行っています。稟議を上
げるためには、提案用資料を作成しなければなりません。
上司の素案をもとにマク君がその提案用資料の作成を行うことになりました。
PowerPoint 2010 を使って、発表資料であることを意識して効率的に見栄えの良いプ
レゼン資料を作成していきましょう。
第1回 第1回 納得!PowerPoint でプレゼン資料の作成
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PowerPoint 2010 の特徴を理解しよう
PowerPoint 2010 を使うと、プレゼンテーションで使用するデータや資料を効率よく作成でき
ます。
プレゼンテーションとは、一般的には、商品や企画、調査結果などについて、視覚的な効果を
利用して人前で発表することをさします。(※PowerPoint では、フゔルそのものを「プレゼンテ
ーション」とよぶ場合があります。)
効果的なプレゼンテーションを行うためには、相手に情報を正確に伝えるだけでなく、視覚的
に訴えて説得力のある内容にする必要があります。PowerPoint では、文字や図解した内容に
画面切り替えやゕニメーションをつけて、ンパクトのある発表資料を作成できます。
◎PowerPoint 2010 を起動して、画面を確認しましょう。
スタート → すべてのプログラム → Microsoft Office → Microsoft PowerPoint 2010を
クリックする
PowerPoint 2010 の起動画面
ス ラ ド:PowerPoint では 1 つ 1 つの画面を「スラド」と呼びます。
スラドには文字や図、グラフを配置したり、動画や音声も貼り付けることが
できます。
プレースホルダー:スラドに配置され、デザンに合わせたフォントやフォント サズなどの書
式が設定できます。
スラドペン:スラドを 1 枚ずつ表示してスラドのさまざまな編集や図・グラフの挿入、
特殊効果の設定を行います。
ノートペン:発表者用の補足説明やメモを入力しておくことができます。
[スラド] タブ:すべてのスラドのサムネル(縮小表示)が表示されます。
[ゕウトラン] タブ:すべてのスラドのテキストのみが表示されます。
[スライド] タブ
[アウトライン] タブ
スライドペイン
ノートペイン 表示選択ボタン
プレースホルダー
やってみよう!
第1回 第1回 納得!PowerPoint でプレゼン資料の作成
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プレゼンテーションの企画から発表までの手順を理解しよう
プレゼンテーションの企画・立案から発表するまでの基本的な作業手順は、次のとおりです。
社員研修企画
7.発表
6.リハーサル
5..配布資料や発表用ノートの作成
5.効果的に動きをつける
4.名前を付けて保存する
3.文字の入力や図・図形・グラフなどの挿入と編集
2.全体のデザインを決める
1.説明の順番やアイディアを整理
上書き保存しないと、 せっかく作った内容が消えちゃうことがあるよ。 まめに上書き保存しよう!
第1回 第1回 納得!PowerPoint でプレゼン資料の作成
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スライドを作成しよう
◎タトルスラドに次のようにテキストを入力しましょう。
・タトル:2011 年度社員研修プラン
・サブタトル:人事部 研修企画プロジェクト
[クリックしてタイトルを入力] と書かれたプレースホルダーをクリックする
カーソルが表示されたことを確認して、「2011 年度社員研修プラン」と入力
[クリックしてサブタイトルを入力] と書かれたプレースホルダーをクリックする
カーソルが表示されたことを確認して、「人事部 研修企画プロジェクト」と入力する
◎新しいスラドを追加して次のようにテキストを入力しましょう。
・スラド 2 ・スラド 3
・スラド 4
やってみよう!
第1回 第1回 納得!PowerPoint でプレゼン資料の作成
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[ホーム] タブの [スライド] グループの [新しいスライド] ボタンの上側をクリックする
スライド 2 が表示されたら、タイトルを入力する
テキストの入力
「コンピュータ系」と入力して Enterで改行する
[ホーム] タブの [段落] グループにある [ [インデントを増やす] をクリックする
「業務改善と作業の効率化」から「PC 入れ替えに伴う Office 系の差分研修」を入力する
[ホーム] タブの [段落] グループにある [インデントを減らす] をクリックする
「ヒューマンスキル系」を入力する
同様の操作でスライド 3、4 を追加し、テキストを入力する
入力が終わったら、「社員研修企画.pptx」というファイル名で保存する
スライドの作成
PowerPoint を起動すると、タトルスラドが表示されます。タトルスラドには、タ
トルとサブタトルを入力する 2 つのプレースホルダーが用意されています。
プレースホルダーに文字を入力するときは、プレースホルダーの中でクリックします。すると、
プレースホルダー内でカーソルが点滅し、枠線が (点線)になり、ハンドル ○ □ が
表示されます。この状態は、編集モードであることを示しています。プレースホルダーの外で
クリックすると、選択は解除されます。
プレースホルダーの中でカーソルが点滅した状態
新しいスラドを挿入するには、[ホーム] タブの [スラド] グループにある [新しいスラ
ド] ボタンの上側をクリックします。上側をクリックするとタトルとコンテンツが挿入され
ます。
[新しいスライド] ボタン
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下側をクリックすると、11 種類のレゕウトの一覧が表示されるので、挿入するレゕウトの
上でクリックします。
レイアウトの一覧
レベルの設定
PowerPoint では、箇条書きの行頭文字は自動的に設定されます。箇条書きは、段落ごとに階
層(レベル)を設定できます。
レベルの設定方法は次のとおりです。
操作方法
レベル下げ [ホーム] タブの [段落] グループにある [ンデントを増やす] を
クリック
キーボードから TAB キーを押す
レベル上げ [ホーム] タブの [段落] グループにある [ンデントを減らす] を
クリック
キーボードから Shift + TAB キーを押す
レベル
第1回 第1回 納得!PowerPoint でプレゼン資料の作成
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プレゼンテーション全体のデザインを設定しよう
◎作成しているプレゼンテーションに、社内で発表する資料であることを意識してテーマを設
定しましょう。
【設定例】
[デザイン] タブの [テーマ] グループからリアルタイムプレビューを確認しながら適切
なテーマを選択する
[テーマ] グループの右側のほうにある をクリックすると、すべてのテーマがギャ
ラリーで表示される
テーマを設定したら、上書き保存する
やってみよう!
第1回 第1回 納得!PowerPoint でプレゼン資料の作成
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本書の商用利用と無断転載を禁じます。
PowerPoint だけでなく、Word や
Excel でもテーマを使うことができ
るんだよ。
つまり、どのゕプリケーションを使
用しても、統一された書式やデザ
ンによる洗練されたドキュメント
を簡単に作成することができると
いうことだね
テーマ
PowerPoint には、スラドの背景のデザンや配色、フォントの種類や色などの書式、行頭
文字などのスタルがあらかじめ設定されたテーマが豊富に用意されています。
テーマを適用すると、統一された書式設定などが自動的に行われるので、効率的な作業で見栄
えのよいプレゼンテーションを作成できます。
テーマは、[デザン] タブの [テーマ] グループの一覧で設定します。リゕルタムプレビュ
ーを使って、結果を確認しながら、目的に応じた適切なテーマを選択しましょう。
[デザイン] タブの [テーマ] グループでのリアルタイムプレビュー
[テーマ] グループの右側のほうにある [その他] ボタンをクリックすると、すべてのテーマ
がギャラリーで表示されます。
テーマは、配色・フォント・効果といった書式設定をセットにして名前が付いています。[テー
マ] グループの [配色]、[フォント]、[効果] ボタンを使って、違う組み合わせに変えること
もできます。
[テーマ] グループの [その他]、[配色]、[フォント]、[効果] ボタン
第1回 第1回 納得!PowerPoint でプレゼン資料の作成
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本書の商用利用と無断転載を禁じます。
スライドを見栄えよく編集しよう
◎作成しているプレゼンテーションのスラドに、次の作業を行いましょう。
スライド 1(タイトルスライド)
読みやすいようにプレースホルダーのサイズや配置を変更したり、フォントサイズや図
形の塗りつぶしなどを工夫する
スライド 2
タイトルの「目的」という文字列が強調されるように文字書式を設定する
スライド 3
箇条書きの部分が読みやすくなるように、フォントサイズや行間、行頭文字を工夫する
スライド 4
スライドのレイアウトを「2 つのコンテンツ」に変更
変更したレイアウトに適切なフォントサイズに変更する
編集が完了したら、上書き保存する
【設定例】※下のスラドは設定例です。このとおりでなくてもかまいません。
スラド 1 スラド 2
スラド 3 スラド 4
やってみよう!
第1回 第1回 納得!PowerPoint でプレゼン資料の作成
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スライドの編集
テーマを設定したあとで、読みやすさや見栄えを意識して文字列の折り返しや配置、書式など
を変更することがあります。
作業する手順は、次のとおりです。
① [スラド] タブで編集するスラドを選択する
② 編集したいプレースホルダーを選択する
プレースホルダーの枠線上でクリックすると、枠線が (実線)になります。一部の文字
に書式を設定する場合は、Word と同じように、設定する文字列を範囲選択します。
プレースホルダー全体を選択した状態 一部の文字を選択した状態
プレースホルダーのサズ変更は、枠線のハンドルをドラッグします。移動は、ハンドル以外
の枠線上でドラッグします。
書式設定は、[ホーム] タブの [フォント] グループや [段落] グループにあるボタンを使いま
す。また、プレースホルダーの塗りつぶしなどは、[描画] ツールの [書式] タブのボタンを使
います。
プレースホルダー全体に対する設定なのか、一部分への設定なのかに気を付けて作業しましょう。
[ホーム] タブの [フォント] グループと [段落] グループ
[描画] ツールの [書式] タブ
第1回 第1回 納得!PowerPoint でプレゼン資料の作成
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また、[ホーム] タブの [スラド] グループにある [レゕウト] ボタンを使うと、作成した
スラドのレゕウトを変更することができます。その場合も、変更したいスラドを選択し
て作業することが大切です。
[ホーム] タブの [スライド] グループにある [レイアウト] ボタン
第1回 第1回 納得!PowerPoint でプレゼン資料の作成
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第 1 回のまとめと復習問題
第 1 回では、PowerPoint でプレゼンテーション資料を作成するための最初の一歩、スラド
の作成とテーマの設定を行いました。
新しくプレゼンテーション資料を作成するときに大切な内容です。しっかり身に付けましょう。
☆新しいプレゼンテーションを開き、次のようにスラド 1 から 3 まで作成しましょう。
スラド 1 スラド 2
スラド 3
☆作成しているプレゼンテーションに、社内で発表する資料であることを意識してテーマを
設定しましょう。(必要があれば、配色やフォント、効果の設定も行いましょう。)
☆スラド 2 のレゕウトを「2 つのコンテンツ」に変更しましょう。
☆作成しているプレゼンテーションのスラドを、読みやすさや見栄えを意識して文字列の
折り返しや配置、書式などを変更しましょう。
☆「新入社員オリエンテーション」という名前で保存しましょう。
復習問題
第 2 回 簡単!PowerPoint の連携
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以前に作成したスライドを活用しよう
◎第 1 回目までに作成した「社員研修企画.pptx」を開き、スラド 4 の後ろに、「2010 年度
研修フロー.pptx」からすべてのスラドを挿入しましょう。
スライド 4 を選択しておく
[ホーム] タブの [スライド] グループの
[新しいスライド] の下側をクリックする
一番下の [スライドの再利用] をクリック
する
左側に表示される [スライドの再利用] 作業
ウィンドウの [参照]-[ファイルの参照] を
クリックする
[参照] ダイアログボックスで「2010 年度研
修フロー.pptx」を選択し、[開く] をクリック
する
作業ウィンドウのスライド上で右クリック
して [すべてのスライドを挿入] をクリック
する
スライドが挿入されたことを確認して、上書
き保存する
やってみよう!
第 2 回 簡単!PowerPoint の連携
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既存スライドの活用
作成中のプレゼンテーションに、別のフゔルからスラドを挿入して活用することができま
す。すでにあるデータの再利用や複数のメンバーでスラドを分担して作成している場合など
に使うと効率的です。
新しいスラドを挿入する手順は、次のとおりです。
① 挿入する位置のスラドを選択する
② [ホーム] タブの [スラド] グループにある [新しいスラド] の下側をクリックする
③ 一番下の [スラドの再利用] をクリックする
④ 左側に表示される [スラドの再利用] 作業ウゖンドウ の [参照]〓[フゔルの参照]
をクリックする
⑤ [参照] ダゕログボックスで挿入したいスラドのフゔルを選択し、[開く] をクリッ
クする
⑥ 挿入したいスラドをクリックする
(全スラドを挿入する場合)スラド上で右クリックして [すべてのスラドを挿入]
をクリック
[スライドの再利用] 作業ウィンドウ
挿入したスラドには、現在のプレゼンテーションのテーマが適用されます。元のテーマのま
まで挿入したい場合は、[スラドの再利用] 作業ウゖンドウの下にある [元の書式を保持す
る] をオンにしてから挿入する必要があります。
作業が終わったら、作業ウゖンドウの右上にある [×](閉じる) をクリックして閉じておき
ましょう。
挿入したスライド
[元の書式を保持す
[スライドの再利用]
作業ウィンドウ
第 2 回 簡単!PowerPoint の連携
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Excel で作成したグラフを活用しよう
◎作成しているプレゼンテーションのスラドに、次の作業を行いましょう。
・スラド 2 の次に [タトルのみ] のスラドを挿入し、タトルに「社内ゕンケート結果」
と入力する
・「ゕンケート結果.xlsx」のグラフを、図として貼り付ける
【設定例】
スライド 2 を選択し、[ホーム] タブの [スライド] グループにある [新しいスライド] の
▼をクリックし、一覧から「タイトルのみ」をクリックする
挿入されたスライド 3 にタイトルを入力する
「アンケート結果.xlsx」を開いてグラフを選択しコピーする
「社員研修企画.pptx」に切り替えてスライド 3 を選択し、図として貼り付ける
サイズや配置を整える
上書き保存する
やってみよう!
第 2 回 簡単!PowerPoint の連携
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Excel のグラフ活用
Excel の表やグラフなど、ほかのゕプリケーションのデータを活用することもできます。ほか
のゕプリケーションのデータでも、貼り付ける前に [貼り付けのオプション] を使ってプレビ
ューすることができます。
貼り付けるときには、見栄えだけでなく、Excel の機能を使うのか図として貼り付けるかなど
を考えて操作すると良いでしょう。
[貼り付けのオプション] で [元の書式を保持しブックを埋め込む] を選択
[貼り付けのオプション] で [図] を選択
Excelと同じ作業が
可能になる
画像と同じような
編集ができる
第 2 回 簡単!PowerPoint の連携
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スライドに表を作成しよう
◎作成しているプレゼンテーションのスラドに、次の作業を行いましょう。
・スラド 3 の次に、「研修プラン」というタトルの「タトルとコンテンツ」のスラド
を作成する
・2 列 9 行の表を挿入し、次の内容を入力する
・表にデザンを設定したり、サズを調整して読みやすいように工夫する
【設定例】※下のスラドは設定例です。このとおりでなくてもかまいません。
スライド 3 を選択し、[ホーム] タブの [スライド] グループにある [新しいスライド] の
▼をクリックし、一覧から「タイトルとコンテンツ」をクリックする
挿入されたスライド 4 にタイトルを入力する
プレースホルダーの [表の挿入] ボタンを
クリックする
[表の挿入] ダイアログボックスで 列数:2、行数:9 に
設定し、[OK] をクリックする
表に文字を入力する
表にデザインを設定したり、サイズを調整する
表が完成したら、上書き保存をする
やってみよう!
第 2 回 簡単!PowerPoint の連携
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表の作成と編集
PowerPoint でも、Word とおなじように表を作成することができます。挿入方法は、いくつか
ありますが、プレースホルダー内の [表の挿入] ボタンを使うと便利です。[表の挿入] ボタン
をクリックして表示される [表の挿入] ダゕログボックスで列数と行数を指定すれば、表が
挿入されます。
プレースホルダー内の [表の挿入] ボタンと [表の挿入] ダイアログボックス
表を挿入すると、[表] ツールが表示されます。列幅の変更などの編集方法は Word の表と変わ
りませんが、PowerPoint では、よりグラフゖカルな書式設定をすることができます。
[表] ツール [デザイン] タブの [表のスタイル] グループにある [効果] ボタン
第 2 回 簡単!PowerPoint の連携
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第 2 回のまとめと復習問題
第 2 回では、以前に作成したスラドの活用、Excel で作成したグラフの活用、Word と同じ
操作である表の作成を行いました。
以前に作成したり、他の人が作成したスラドや Excel のデータを活用し連携すると、時間短
縮につながります。しっかり、身に付けましょう。
☆第 1 回の復習問題で作成した、「新入社員オリエンテーション.pptx」を開きましょう。
☆スラド 3 の後ろに、「懇親会について.pptx」からスラドを挿入しましょう。
(書式は作成しているプレゼンテーションに合わせる)
☆スラド 2 の次に [タトルのみ] のスラドを挿入し、タトルに「過去 5 年間の実績」
と入力しましょう。
☆作成したスラドに「過去 5 年業績.xlsx」のグラフを、図として貼り付け、グラフのサズ
や配置を調整しましょう。
☆スラド 3 の次に、「新入社員研修スケジュール」というタトルの「タトルとコンテン
ツ」のスラドを作成しましょう。
☆作成したスラドに、2 列 7 行の表を挿入し、次の内容を入力しましょう。
研修名 開催日
入社式・会社について 4 月 2 日
ビジネスコミュニケーション 4 月 3 日
OA 研修 Word 4 月 4 日
OA 研修 Excel 4 月 5 日
OA 研修 Excel 4 月 6 日
職種別研修 (営業・事務) 4 月 9 日~4 月 13 日
☆表にデザンを設定したり、サズを調整して読みやすいように工夫しましょう。
☆完成したら、上書き保存してフゔルを閉じましょう。
復習問題
第 3 回 綺麗!PowerPoint のグラフィック機能
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SmartArt グラフィックで図解しよう
◎第 2 回目までに作成した「社員研修企画.pptx」を開き、スラド 2、7、8 の箇条書きを、
適切な SmartArt に変換して見栄えよく編集しましょう。
【設定例】※下のスラドは設定例です。このとおりでなくてもかまいません。
スラド 2
スラド 7 スラド 8
【操作例】
スライド 2 の箇条書きのプレースホルダーを選択する
[ホーム] タブの [段落] グループの [SmartArt に変換] をクリックする
適切なスタイルを選択する
[デザイン] タブの [SmartArt のスタイル] グループより色や 3-D など、見栄えよく編集
する
スライド 7、8 も同様に編集する
上書き保存する
やってみよう!
第 3 回 綺麗!PowerPoint のグラフィック機能
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SmartArt グラフィック
SmartArt グラフゖックを使うと、短いステップで図解化することができます。Power Point
では、箇条書きを簡単に SmartArt に変えることができます。
はじめに SmartArt を挿入し、[テキスト ウゖンドウ] から文字列を入力することも可能です。
[ホーム] タブの [段落] グループにある [SmartArt に変換] ボタン
ギャラリーに適切な SmartArt がない場合は、[その他の SmartArt グラフゖック] をクリッ
クして表示される [SmartArt グラフゖックの選択] ダゕログボックスで、より多くの種類
から選択することができます。
箇条書きの内容や伝えたいことを考えて、適切な SmartArt を選択しましょう。
[SmartArt グラフィックの選択] ダイアログボックス
第 3 回 綺麗!PowerPoint のグラフィック機能
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本書の商用利用と無断転載を禁じます。
SmartArt を挿入すると、[SmartArt] ツールが表示されます。[デザン] タブや [書式] タ
ブのボタンを使って高度な設定ができます。SmartArt 全体に設定するときは、SmartArt の枠
の部分をクリックして全体を選択してから作業しましょう。
[SmartArt] ツール [デザイン] タブにある [SmartArt のスタイル] の [色の変更] ボタン
また、[テキスト ウゖンドウ] を使うと文字の追加・削除などの作業を効率的に行うことがで
きます。
[テキスト ウゖンドウ] は、SmartArt の枠の左側にある をクリックして表示します。
[テキスト ウィンドウ]
箇条書きを SmartArt に変換できるのは、PowerPoint 独自の機能なんだよ。
Word や Excel では、はじめに SmartArt を挿入して、[テキスト ウゖンドウ] から文
字列を入力するんだよ。
SmartArt の一部の図形だけに書式設定することもできるよ。その場合は、設定したい
図形を選択してハンドルを表示させてから作業するよ。
第 3 回 綺麗!PowerPoint のグラフィック機能
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本書の商用利用と無断転載を禁じます。
図を挿入して視覚的なスライドを作ろう
◎作成しているプレゼンテーションのスラド 6 の右側のプレースホルダーに、「会議室」で
検索したクリップゕートを挿入し、編集しましょう。
◎スラド 3 に図として貼り付けたグラフに、見栄えを考えて図の効果を設定しましょう
【設定例】※下のスラドは設定例です。このとおりでなくてもかまいません。
スラド 6 スラド 3
【操作例】
スライド 6 を選択し、プレースホルダーの [クリップアート]
をクリックする
[クリップアート] 作業ウィンドウの [検索] ボックスに「会
議室」と入力し、[検索] ボタンをクリックする
表示された一覧から任意の画像をクリックする
※作業が終わったら、[クリップアート] 作業ウィンドウは閉じて
おきましょう。
[図] ツールの [書式] タブで効果を設定する
※[書式] タブにある [図の効果] ボタンを使うと、影・反射・
3D 回転などのより詳細な効果を設定する
スライド 3 を選択し、グラフを選択する
[図] ツールの [書式] タブで効果を設定する
完成したら、上書き保存する
やってみよう!
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図の挿入と編集
スラドに写真やラストといった図を挿入して、より視覚的に訴える効果的なプレゼンテー
ションを作成することができます。挿入した図には、[図] ツールの [書式] タブを使って、プ
ロ並みの高度なスタルや効果を設定することができます。
挿入方法は、いくつかありますが、表と同じようにプレースホルダー内の [図をフゔルから
挿入] や [クリップゕート] ボタンを使うと便利です。
[図] ツール [書式] タブの [図のスタイル] ギャラリー
図の挿入と編集については、Word や Excel でも行うことができるよ。
操作方法は PowerPoint と同じなので、Word や Excel でも試してみてね。
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図形を作図しよう
◎作成しているプレゼンテーションのスラド 5 の右側に、設定例を参考に 3 つの図形を配置
し、文字を入力して、書式を設定しましょう。
【設定例】※下のスラドは設定例です。このとおりでなくてもかまいません。
スラド 5
【操作例】
スライド 5 選択する
[挿入] タブの [図形] をクリックし、[下矢印吹き出し] をクリックする
作図したい場所でマウスを左上から右下へドラッグする
図形が選択されていることを確認して文字「アンケートの
反映」を入力する
同様に設定例を参考に、図形を挿入し文字を入力する
[描画ツール] の [書式] タブを利用して、図形のスタイル
やワードアートのスタイルを編集する
上書き保存する
やってみよう!
第 3 回 綺麗!PowerPoint のグラフィック機能
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図形の作成と編集
基本図形やフローチャート、吹き出し、星とリボンなどの図形を作図すると、表現力のあるス
ラドが作成できます。作成した図形には、図や SmartArt と同じようにさまざまな書式設定
を行えます。
図形は、[挿入] タブの [図] グループにある [図形] ボタンをクリックして表示される一覧で
選択します。
[挿入] タブの [図] グループにある [図形] ボタン
作図するときは、左上から右下へドラッグします。作成した図形には、既定の塗りつぶしの色
が設定されています。作図した図形をコピーすると同じサズの図形を効果的に活用すること
ができます。
また、図形に文字を入力する場合は、図形を選択してそのままキーボードから入力しましょう。
第 3 回 綺麗!PowerPoint のグラフィック機能
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第 3 回のまとめと復習問題
第 3 回では、グラフゖック機能について学習しました。より視覚的に訴える効果的なプレゼン
テーションを作成するための内容です。しつかり、身に付けましょう。
☆第 2 回の復習問題で作成した、「新入社員オリエンテーション.pptx」を開きましょう。
☆スラド 3 の次に [タトルとコンテンツ] のスラドを挿入し、タトルに「組織・各部
署の説明」と入力しましょう。
☆作成したスラドに、設定例を参考に SmartArt を挿入し見栄えよく編集しましょう。
【設定例】※下のスラドは設定例です。このとおりでなくてもかまいません。
☆スラド 6、7 の箇条書きを、適切な SmartArt に変換して見栄えよく編集しましょう。
☆スラド 2 の右側のプレースホルダーに、「説明」で検索したクリップゕートを挿入し、
編集しましょう。
☆スラド 3 に図として貼り付けたグラフに、見栄えを考えて図の効果を設定しましょう。
☆スラド 3 に設定例を参考に、図形を配置し、文字を入力して、書式を設定しましょう。
【設定例】※下のスラドは設定例です。このとおりでなくてもかまいません。
☆完成したら、上書き保存してフゔルを閉じましょう。
復習問題
第 4 回 楽々!PowerPoint でプレゼン準備
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画面切り替え効果を設定し、スライドショーを実行しよう
◎第 3 回目までに作成した「社員研修企画.pptx」を開き、すべてのスラドに適切な画面切
り替えを設定し、スラド ショーで確認しましょう。
【操作例】
スライド 1 を選択する
[画面切り替え] タブの [画面切り替え] より、プレビューを確認しながら、
適切な表示効果を選択する
同様にすべてのスライドに適切な画面切り替えを設定する
上書き保存する
[スライドショー] タブの [スライドショーの開始] グループの [最初から] をクリック
しスライドショーを実行する
クリックしてスライドショーを進め、すべてのスライドに画面切り替えが設定された
ことを確認する
やってみよう!
第 4 回 楽々!PowerPoint でプレゼン準備
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画面切り替えの設定とスライドショー
「画面切り替え」とは、プレゼンテーションをスクリーンなどに投影してスラド ショーを実
行するとき、スラドを切り替える効果のことです。画面切り替えには、いろいろな表示効果
が用意されており、切り替え速度やサウンドなども設定することができます。
画面切り替えの設定は、[画面切り替え] タブで行います。
[画面切り替え] タブ
[画面切り替え] タブの [画面切り替え] にあるボタンをクリックすると、選択しているスラ
ドに切り替え効果のプレビューが表示されます。また、[スラド] タブのスラド番号の下に
[ゕニメーションの再生] ゕコン が表示されます。
画面切り替え効果は、選択したスラドごとに設定することも、すべてのスラドに一括で設
定することもできます。一括で設定する場合は、[タミング] グループの [すべてに適用] を
クリックします。
画面切り替えのタミングは、初期の設定ではスラド ショーの実行中にマウスをクリックす
ると画面が切り替わるようになっています。[タミング] グループの [自動的に切り替え] を
オンにしてボックスに時間を設定し、設定した時間に自動的に切り替えることもできます。
画面切り替えは [プレビュー] グループの [プレビュー] ボタンでも確認できますが、すべて
のスラドの確認を行うには、スラ ドショーに切り替えると良いでしょう。
「スラド ショー」とは、スラドを 1 枚ずつ画面全体に表示する機能です。パソコンをプ
ロジェクタや大型モニタに接続し、全画面で発表することもできます。
スラド ショーの実行方法は、次のとおりです。
開始位置 方法
スライド1から実行 ・[スラド ショー] タブの [スラド ショーの開始] グルー
プにある [最初から] ボタンをクリック
・[表示選択] ボタンの [スラド ショー] をクリック
・[F5] キー
選択しているスラ
イドから実行
・[スラド ショー] タブの [スラド ショーの開始] グルー
プにある [現在のスラドから] ボタンをクリック
・[Shift]〒[F5] キー
スラドショーを進めていくには、マウスをクリックする、[Enter] キーを押すなどの方法が
あります。
スラド ショーを途中で終了するには、[Esc] キーを押します。
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アニメーションを設定をしよう
◎作成しているプレゼンテーションのスラドの文字列や図・SmartArt などに、適切な
ゕニメーションを設定し、スラド ショーで確認しましょう。
【操作例】(スラド 3 のグラフに図形のゕニメーションを設定する例)
スライド 3 を選択する
グラフをクリックして選択する
[アニメーション] タブの [アニメーション] グルーブから [図形] をポイントしてプレ
ビューを確認する
効果を確認したら、[図形] をクリックして、アニメーションを確定する
同様に、その他のスライドの文字列や図、SmartArt などに適切なアニメーションを設定
する
上書き保存する
スライドショーを実行して表示効果を確認する
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アニメーションの設定
「ゕニメーション」とは、スラドに入力したタトルや箇条書きテキスト、挿入した図、
SmartArt、作成した図形などに動きやサウンドをつけて表示する効果のことです。ゕニメーシ
ョンを設定すると、重要な箇所を強調してプレゼンテーションに、さらにンパクトを与える
ことができます。
ゕニメーションの設定は、設定したいプレースホルダーや図を選択して [ゕニメーション] タ
ブで行います。
[アニメーション] タブの [アニメーション] グループにあるボタンをポイントしてプレビュー
ゕニメーションの種類は、次の 4 つに分類されています。
・開始(ゕコン:緑)…テキストやオブジェクトを表示するときのゕニメーション効果
・強調(ゕコン:黄)…テキストやオブジェクトが表示中のゕニメーション効果
・終了(ゕコン:赤)…テキストやオブジェクトを非表示にするときのゕニメーション効果
・ゕニメーションの軌跡…テキストやオブジェクトの動きを軌跡で指定する
設定したゕニメーションは、[ゕニメーションの詳細設定] グループの [ゕニメーションのコピ
ー/貼り付け]
ボタンを使って、コピーすることも可能です。
また、[ゕニメーションの詳細設定] グループにある [ゕニメーション
ウゖンドウ]をクリックすると、より詳細なゕニメーションの設定をま
とめて行うことができます。
ゕニメーションをつけすぎてしまうと、動きばかりに意識が向いて内容
を聞いてもらえないということが発生するかもしれません。説明内容や
強調すべき点などをよく考えて設定するように心がけましょう。
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配布資料を準備しよう
◎スラドを 1 ページに 3 スラドが印刷できる配布資料に設定し、プレビューで確認しま
しょう。確認が終わったら、上書き保存して閉じましょう。
【操作例】
[ファイル] タブをクリックする
[印刷] をクリックする
画面右側にフル ページサイズのスライドの印刷プレビューが表示されていることを
確認する
[フル ページサイズのスライド] をクリックし、[3 スライド] を選択する
印刷プレビューが 3 スライドに変更されたことを確認する
上書き保存する
ファイルを閉じる
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配布資料の印刷
発表用資料として、スラド ショーを実行するための編集は、ここまでで終了しました。作成
したプレゼンテーションの配布資料の印刷設定を行って、プレゼンテーションの発表に備えま
しょう。
PowerPoint では、プレゼンテーションを印刷するときに用途に応じて印刷対象を選択するこ
とができます。
選択できる印刷対象は、次の 4 種類です。
・スラド:1 枚の用紙に 1 スラドを印刷
・配布資料:1 枚の用紙にスラドを 1・2・3・4・6・9 枚並べて印刷
・ノート:スラドの下部にノートに入力した内容を印刷
・ゕウトラン:ゕウトランペンと同じように文字だけが印刷
印刷に関する設定は、Word や Excel と同じように、[フゔル] タブをクリックして表示され
る Back stage ビューの[印刷] にまとめられています。[印刷] で表示される一覧で、どのよ
うに印刷するかを指定することができます。
[ファイル] タブをクリックして表示される Back stage ビューの [印刷] で配布資料 2 スライドを選択
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第 4 回のまとめと復習問題
第 4 回では、重要な箇所を強調してプレゼンテーションに、さらにンパクトを与えることが
できる、画面切り替え、ゕニメーションについて学習しました。また、配布資料の印刷設定学
習しプレゼンテーションの発表の準備を行いました。効果的なプレゼンテーションを行うため
の大切な内容です。しっかり、身に付けましょう。
☆第 3 回の復習問題で作成した、「新入社員オリエンテーション.pptx」を開きましょう。
☆すべてのスラドに適切な画面切り替えを設定し、スラド ショーで確認しましょう。
☆スラドの文字列や図・SmartArt などに、適切なゕニメーションを設定し、スラド ショ
ーで確認しましょう。
☆スラドを、用紙の横方向、1 ページに 4 スラド(横)が印刷できる配布資料に設定し、
プレビューで確認しましょう。
☆確認が終わったら、上書き保存して閉じましょう。
復習問題