Download - 藤沢市教育委員会 - city.fujisawa.kanagawa.jp · 1 学校施設再整備実施計画策定の目的藤沢市教育委員㆟では、「藤沢市公共施設再整備基本方釘」に基づき、学校施設の老朽施

藤沢市立学校施設再整備第１期実施計画

【平成28年度～平成32年度】

2016年（平成28年）２月

藤沢市教育委員会

1 　学校施設再整備実施計画策定の目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2 　第１期実施計画

(1) 基本方針１　老朽施設の解消・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

事業優先度の比較検討・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

① 鵠南小学校・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

② 六会中学校・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

③ 鵠沼中学校・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

④ 辻堂小学校・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

⑤ 鵠洋小学校・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

⑥ 片瀬小学校・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(2) 基本方針２　既存施設の適正な管理、運営・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

年次計画表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(3) 基本方針３　学校規模の適正化・学校の統廃合の検討・・・・・・・・・・・・・・・・

31

32

21

25

30

1

5

9

13

17

3

目　次

1

１　学校施設再整備実施計画策定の目的

　藤沢市教育委員会では、「藤沢市公共施設再整備基本方針」に基づき、学校施設の老朽施

設の解消、維持保全、環境整備等を計画的に実施するため、学校施設における分野別計画と

して、平成２６年度に「藤沢市立学校施設再整備基本方針」を策定し、学校施設整備の基本

的な考え方を整理しました。

　この基本方針では、再整備の実施にあたり、計画期間を５年ごとに区切り、財源を含めた

実施計画を策定するなかで再整備を進めていくこととしておりますことから、今回、第１期

（平成２８年度～平成３２年度）実施計画を策定するものです。

２　第１期実施計画

(1) 基本方針１　老朽施設の解消

　平成２７年度に施設の老朽化の状況を把握するため、築後４０年を経過した建物を有する

小学校４校、中学校２校の耐力度調査を実施しました。この調査結果及び各学校の個別の状

況を基に整備手法及び優先順位を検討し、５ページから２８ページに記載のとおり、計画事

業を学校別に整理しました。

　なお、各事業における想定事業費については、現段階による概算金額であり、人件費や資

材費等の変動により増減することが想定されますので、詳細な事業費は基本構想、基本・実

施設計の中で詰めていきます。

　また、本計画では、耐力度調査を実施した６校について事業優先度を決めておりますが、

今後、現時点で築後４０年を経過した建物を有する学校について、平成２８年度から平成３

０年度にかけて順次耐力度調査を実施し、その結果に基づき、既に優先度を決定した学校と

比較検討し、より優先度が高いと判断した場合には、優先順位を入れ替えるなど継続的な見

直しを行っていきます。

1

耐力度調査及び耐力度評点による改築要件

　公立学校施設の老朽化の度合いは、公立学校施設費国庫負担金等に関する関係法令等の

　運用細目（以下「運用細目」という。）に定められている耐力度調査に基づく耐力度で

　表示し、小中学校の鉄筋コンクリート造の建物では、4,500点以下で改築の国庫補助対

　象となる要件（以下「改築要件」という。）が満たされる。

耐力度調査とは

公立学校施設における ①建物の構造耐力、②経年による耐力低下、③立地条件による影響

の３点の項目を総合的に調査し、建物の老朽化を総合的に評価するもの。

耐力度点数　＝　①構造耐力　×　②健全度　×　③立地条件

(10,000点満点)　　　(100点満点)　　 (100点満点)　　 (指数1.0～0.82)

※10,000点満点の減点法で採点

①構造耐力の評価項目・・水平耐力、コンクリート圧縮強度、層間変形角、基礎構造、地震による被災

　　　　　　　　　　　　履歴

②健全度の評価項目・・・経過年数、コンクリート中性化深さ及び鉄筋かぶり厚さ、鉄筋腐食度、駆体

　　　　　　　　　　　　等の状態、構造使用材料、不同沈下量、コンクリート圧縮強度、火災による

　　　　　　　　　　　　疲弊度

③立地条件の評価項目・・地震地域係数、地盤種別、敷地条件、積雪寒冷地域、海岸からの距離

平成27年度耐力度調査実施校

　小学校4校、中学校2校について、棟ごとに実施。

※1　棟番号※1　棟番号※1　棟番号※1　棟番号

学校施設は、文部科学省の定める「公立学校施設台帳」にて管理されており、台帳に記載をした順で、

棟ごとに付番された番号。

棟数

　　　上段：校舎棟

　　　下段：屋内運動場

4棟 ①-1、⑳-1、⑳-2、⑬

1棟 ③

6棟 ①-1、①-2、①-3、②-1、②-2、③

1棟 ⑨

6棟 ①-1、①-2、①-3、②、㉖、㉗

1棟 ③

5棟 ①、⑱-1、⑱-2、㊵、㊱

1棟 ⑪

3棟 ①、㉔、⑰

－－

－－

1棟 ③

24棟

5棟

六会中学校

鵠沼中学校

合計

学校名棟番号

※1

鵠南小学校

鵠洋小学校

辻堂小学校

片瀬小学校

2

事業優先度の比較検討

　各再整備事業の優先度の検討にあたっては、次の事項を総合的に比較し決定しています。

・耐力度調査結果に基づく耐力度評点（棟別）

・現状の保有面積と必要面積との比較

・運用細目に規定されている要件による国庫補助の可否

・学校規模及び児童生徒数の動向

・その他特別な要因（津波避難対策等）

・各校における近年の施設整備実施状況

・校地内の全体配置と棟別の施設の状況

：鵠南小学校改築事業【平成29年度～平成33年度事業実施（計画）】

　六会中学校屋内運動場改築事業【平成29年度～平成32年度事業実施（計画）】

① 鵠南小学校

　耐力度調査の結果、主要校舎棟・屋内運動場ともに評点が低く、機能面においても必要面

　積の不足を生じている。また、津波浸水予測エリア内に位置し、近隣の保育園・児童クラ

　ブとの一体整備による津波避難対策の必要性及び緊急性が高く、国庫補助を受ける要件も

　満たしている。

② 六会中学校

　屋内運動場は、経年により耐力度評点が低く、機能面においても生徒数に対して必要面積

　の著しい不足を生じており、学校行事等に支障をきたしている状況から、防災機能面の充

　実を含め緊急性が高く、国庫補助を受ける要件も満たしている。また、校舎棟改築時に屋

　内運動場の建設予定場所も確保されている。

：鵠沼中学校校舎棟改築事業

　辻堂小学校改築・改修事業

③ 鵠沼中学校

　耐力度調査の結果、校舎棟の大半でコンクリート強度の低下や中性化の進行により評点が

　低く、機能面においての必要面積の不足も生じている。一部を除き国庫補助を受ける要件

　も満たしているが、仮設校舎のリース期間が終了する時期と生徒数推計のピーク時期が一

　致していることもあり、その時期を見越し、優先度２とした。

優先度１

優先度２

3

④ 辻堂小学校

　耐力度調査の結果、北校舎を構成する４棟で評点が低いが、保有面積比率で63％の南校

　舎棟の状態はよく、機能面においての必要面積の不足は生じているものの他校と比べ優先

　度は低い。しかし、現状、過大規模となっている状況や今後も過大解消となる要素が推計

　上見込まれず仮設校舎の解消の見込みも立たないなど、教育環境整備の観点から優先度２

　とした。

：鵠洋小学校改築事業

⑤ 鵠洋小学校

　建築後56年経過の市内で最も古い校舎棟を有しているとともに、屋内運動場も経年及び

　必要面積不足を生じている学校であり、優先度は高い。しかし、耐力度調査の結果、保有

　面積比率61％の校舎棟で改築要件を満たしていない状況があり、配置計画上、部分改築

　の手法も困難なことから、経年減点により全面改築の要件が満たされる時期を待って整備

　することを選択し、優先度３とした。

：片瀬小学校改築事業

⑥ 片瀬小学校

　耐力度調査の結果、校舎棟の大半で評点が低く、屋内運動場も経年及び必要面積の不足を

　生じているが、平成25年度に保有面積比率の65％を占める南校舎棟の外壁改修工事を実

　施していること、また、校地の４分の３が借地であり、地権者との事前協議に十分な期間

　を確保する必要から優先度４とした。

◆本計画は、社会情勢や本市財政状況により計画変更が生じる可能性があります。

◆各事業の事業スケジュール「ｎ年度」について、平成28年度以降、短期プランの

　明確化に合わせて決定していきます。

◆各事業の想定事業費についても、人件費や資材費等の変動により変更が生じる可能

　性があります。

優先度３

優先度４

4

① 鵠南小学校

既存施設の状況

・校地面積 10,908㎡、第一種低層住居専用地域・第四号湘南海岸風致地区

・湘南海岸に面し、校地北側に引地川を抱えた津波浸水予測エリア内（浸水深 3～4m）

・校舎棟は昭和45年3月建設が最も古く、平成6年3月の増築を最後に4棟で構成

・平成17年3月に2教室、平成22年3月に2教室分の仮設校舎を設置している

・屋内運動場は昭和47年建設で、面積は633㎡

・プールは昭和48年8月建設で、グラウンド南東角に配置（鋼板プール）

・給食調理場は、平成6年3月に昭和45年3月建設の校舎棟の一部を取り込み整備

　保有普通教室 19室　特別支援学級 3室、仮設教室4室

　保有面積　校舎：4,558㎡　　屋内運動場：633㎡

　H27学級数 20学級、特別支援学級3学級　→　H31学級数推計 17学級＋特別支援学級

文部科学省基準

　必要面積

※2

（平成31年度推計　17学級＋特別支援学級3学級）

　　校舎：5,320㎡　整備資格面積

※3

：762㎡

　　屋内運動場：1,215㎡　整備資格面積：582㎡

耐力度調査結果

・校舎棟保有面積の65%を占める①-1棟で耐力度評点が3,112点と低く、文部科学省が定

　める改築要件を満たしている。建物の状況としては、コンクリート強度の低下、中性化

※4

　の進行が見られ、鉄筋の腐食や構造体のクラック

※5

も多く確認されているとともに不同沈

　下も見られる。

※２　必要面積※２　必要面積※２　必要面積※２　必要面積

当該学校の学級数に応ずる必要面積。面積の算定基準については、運用細目で定められている。

※３　整備資格面積※３　整備資格面積※３　整備資格面積※３　整備資格面積

必要面積から保有面積（現況の建物面積）を控除した面積。増築する際に、補助金を受ける事ができる面積。

※４　コンクリートの中性化※４　コンクリートの中性化※４　コンクリートの中性化※４　コンクリートの中性化

コンクリートがアルカリ状態から、酸性へと傾くことを言い、進行すると鉄筋の腐食保護機能の低下等を引き起こす。

※５　クラック※５　クラック※５　クラック※５　クラック

建物の外壁や内壁、基礎などにできる亀裂やひび割れのこと。

【校舎棟】

(A) 構造耐力 (B) 健全度 (C) 立地条件評点

①-1 RC4 S45.3 2,953 91.0 38.0 0.90 3,112

⑳-1 RC4 S52.3 331 84.0 62.0 0.90 4,687

⑳-2 RC3 S56.2 888 84.0 71.0 0.90 5,368

⑬ RC2 H6.3 276 84.0 86.0 0.90 6,502

【屋内運動場】


③ RC2 S47.3 588 94.0 48.0 0.90 4,061

棟番号構造階建築年月面積

調査結果


調査結果

5

・⑳-1棟（保有率7%）は、現時点の評点が4,687点であるが、2年後には経年減点で改築

　要件を満たす。

・その他の2棟は、鉄筋の部分的な腐食やクラック、不同沈下の発生などが一部見られるが、

　改築要件は満たしていない。

・屋内運動場は、必要面積に対し保有面積率が52%であるとともに耐力度評点が4,061点

　と低く、改築要件を満たしている。建物の状況としては、コンクリート強度は保たれてい

　るものの、構造体のクラックが多く確認されており、不同沈下の発生や経年によって減点

　されている。

整備手法及び優先度

◎当該校は、海岸に面し、北には引地川を抱えた津波浸水予測エリアに位置していることか

　ら、整備にあたっては児童・教職員・近隣住民等の津波避難対策の観点から仮設校舎によ

　る対応を図ることができない。よって、現校舎を使用した状態での改築を選択する。　　

　現状の校舎棟、屋内運動場、プールなどの施設の状態からも全面改築による整備を選択す

　る。改築にあたっては、既存校舎棟、屋内運動場及び給食調理室を使用しながら、プール

　を解体後、現状のグラウンドに新施設を建設し、新施設の供用開始後に既存施設を解体す

　る手法が望ましい。

　また、当該校の近隣に位置する浜見保育園とよつば児童クラブについて、津波対策や他機

　能施設との複合化を推進する観点から、両施設と一体的に整備する。

◎当該校は、主要校舎棟と屋内運動場の耐力度評点が低いこと、また、津波浸水予測エリア

　内に位置しており、近隣の保育園や児童クラブ、住民の津波避難施設としての役割を担う

　必要からも整備の優先度は高い。

【事業スケジュール案及び想定事業費】

優先度１整備手法：全面改築

（単位：百万円）

4,315想定事業費 35 200 1,456 2,424

国庫補助金 0 0 235 352 0 587

33年度想定事業費

基本構想 4月 5

基本設計 6月 30

事業区分期間 29年度 30年度 31年度 32年度

実施設計 10月 120

仮設校舎解体 2月 20

既存校舎・屋内運動場・

給食調理室解体

6月 240

グラウンド外構整備 6月 200

プール・体育倉庫等解体 6月 60

建設工事 18月 3,640

200

地　方　債 0 0 908 1,363 0 2,271

一般財源 35 200 313 709 200 1,457

6

【既存配置図】

【整備後配置イメージ】

園庭 500㎡

R2-2791

1F 保育園

1403㎡

2F屋内運動場

1388㎡

R4-6442

校舎棟(給食調理室、プールを含む）

グラウンド 5223㎡

①-1 ⑳-1

⑳-2⑬

③


プ

仮

仮

屋

＜凡例＞

屋内運動場

プール

仮設校舎

屋

プ

仮

・・・耐力度調査

　　４５００点以下

7

61 ㎡＊広さは普通教室を基準とし、1とする　7m×8.6m=60.2㎡＊広さは普通教室を基準とし、1とする　7m×8.6m=60.2㎡＊広さは普通教室を基準とし、1とする　7m×8.6m=60.2㎡＊広さは普通教室を基準とし、1とする　7m×8.6m=60.2㎡

広さ広さ広さ広さ必要数必要数必要数必要数

普通教室普通教室 1111 18181818 1,098 普通学級 17

多目的スペース多目的スペース 2222 2222 244

指導教室 0.50.50.50.5 3333 92

プレイルーム 1111 1111 61

特学準備室 0.50.50.50.5 1111 31

用具庫、シャワールーム等 0.50.50.50.5 1111 31

特学相談室 0.50.50.50.5 1111 31

通級指導学級通級指導教室 1111 0000 0

少人数教室 1111 3333 183 2学年に1室（可動間仕切りで2室利用可）

理科室・準備室 2222 1111 122

家庭科室・準備室 2222 1111 122

図工室・準備室 2222 1111 122

音楽室・準備室 2222 1111 122

視聴覚室・準備室 2222 1111 122

PC室・準備室 2222 1111 122 図書室と隣接設置

図書室 3333 1111 183 PC室と隣接設置

放送室・スタジオ 1111 1111 61

児童更衣室 0.50.50.50.5 4444 122 男女別に2室ずつ

相談室 0.50.50.50.5 4444 122 ※各階に1室

焼窯庫 0.250.250.250.25 1111 15

リソースルーム 0.50.50.50.5 1111 31

パブリックスペース PTA室 1111 1111 61

昇降口 1.251.251.251.25 2222 153

外来者用玄関 0.250.250.250.25 1111 15

トイレ(男子・女子) 1111 8888 488 ※各階に1室ずつ、2系統

みんなのトイレ 0.250.250.250.25 4444 61 ※各階に1つ

エレベーター 0.250.250.250.25 1111 15

校長室 0.50.50.50.5 1111 31

職員室 2222 1111 122

会議室(大) 1111 1111 61

会議室(小) 0.50.50.50.5 1111 31

休憩室 0.250.250.250.25 2222 31 男女別に1室ずつ

教職員更衣室 1111 2222 122 男女別に1室ずつ

事務室 0.50.50.50.5 1111 31

教職員用トイレ 0.50.50.50.5 1111 31

用務員室 1111 1111 61

教材室 0.50.50.50.5 4444 122 ※各階に1室

倉庫 0.50.50.50.5 4444 122 ※各階に1室

印刷室 0.50.50.50.5 1111 31

保健室 1111 1111 61 温水シャワーブース設置

カウンセリング室 0.50.50.50.5 1111 31

防災関係防災備蓄倉庫 1111 2222 122 住民用、学校用

廊下、階段等供用空間 967 20%

5,801

ランチルーム 1111 1111 61

調理場 4444 1111 244

配膳室 1111 4444 244

549

体育館 19191919 1111 1,159 アリーナ、ステージ、便所、更衣室含む

体育器具庫 1111 1111 61

開放用玄関 0.250.250.250.25 1111 15

開放用会議室 1111 1111 61

1,296

プール機械室 0.250.250.250.25 1111 15

更衣室（プール関係） 0.50.50.50.5 2222 61

トイレ（プール関係） 0.250.250.250.25 1111 15

92

屋外運動施設体育倉庫 1111 1111 61 トイレ含む

61

放課後児童クラブ 2222 1111 122

浜見保育園 21212121 1111 1,281

放課後子ども教室 2222 0000 0

1,403

9,202㎡

7,799㎡

1,403㎡保育園、児童クラブ

給食

給食調理室　計

屋内運動施設

屋内運動場　計

プール

プール附属室　計

屋外運動施設　計

複合化施設

複合化施設　計

建物面積　計

学校施設

備考

特別支援学級

校舎棟　計

種別室名

標準諸室標準諸室標準諸室標準諸室整備計画面積

特別教室

その他学習関係諸室

共通空間

管理諸室

保健室

【【【【鵠南小学校鵠南小学校鵠南小学校鵠南小学校】】】】整備計画面積（案）整備計画面積（案）整備計画面積（案）整備計画面積（案）

8

② 六会中学校


・校地面積 27,689㎡、第一種低層住居専用地域

・校地は、六会の低層住宅地内で北面は接道しているが東・南・西面は民地に面している。

・校舎棟は平成21年9月に全面改築済

・屋内運動場は昭和42年3月建設で、面積は614㎡

・プールは昭和50年7月建設で、校地西側に配置（アルミ製）、平成21年12月に循環浄

　化装置更新、及び缶体塗装、プールサイド改修済（給水は直結でポンプなし）

※よって、校舎棟、プールは整備対象から除外し、屋内運動場改築、武道場・開放用施設・

　防災備蓄倉庫の整備を検討

　保有面積　屋内運動場：658㎡


　必要面積（平成31年度推計　20学級）


　　武道場：300㎡　　開放用施設：300㎡


・屋内運動場は、コンクリート強度は保たれているものの、鉄筋の部分的な腐食や多数のク

　ラックが認められ、経年とともに文部科学省の改築要件を満たしている。また、当該屋内

　運動場は、生徒数に対し著しく面積不足を生じており、学校行事等に支障を生じている状

　況や避難施設機能強化を含めた改築要望が毎年ＰＴＡからあがっている。



③ RC2 S42.3 614 90.0 46.0 0.92 3,809


調査結果

9


◎当該校の校舎棟が平成21年9月に改築済みであり、同時期にプールの設備を含め改修を実

　施しており、その際に屋内運動場の建設予定場所を確保している状況から、当該建設予定

　場所で整備を行う。

◎整備手法としては、屋内運動場建設予定場所に武道場、開放用施設、備蓄倉庫を併設した

　屋内運動場を建設した後に既存屋内運動場を解体し、跡地を多目的広場等（緑化面積の確

　保を含む）に活用することが望ましいと考える。また、施設の狭隘により、学校行事等に

　支障をきたしている現状からも優先度は高い。


整備手法：屋内運動場改築優先度１


870想定事業費 70 288 472 40

既存屋内運動場解体 6月

多目的広場整備 6月

40

40

基本・実施設計 10月

建設工事 14月

想定事業費

70

720

事業区分期間 29年度 30年度 31年度 32年度

一般財源 70 15 62 40 187

国庫補助金 0 67 101 0 168

地　方　債 0 206 309 0 515

10



③

屋

＜凡例＞

屋内運動場屋

R1-293

武道場

R1-1511

屋内運動場

多目的（防災）広場

1600㎡

・・・耐力度調査４５００点以下

11

65 ㎡＊広さは普通教室を基準とし、1とする　7.2m×9m=64.8㎡＊広さは普通教室を基準とし、1とする　7.2m×9m=64.8㎡＊広さは普通教室を基準とし、1とする　7.2m×9m=64.8㎡＊広さは普通教室を基準とし、1とする　7.2m×9m=64.8㎡



130


体育器具庫 1111 2222 130

武道場 4.54.54.54.5 1111 293

開放用玄関 0.250.250.250.25 1111 16

開放用会議室 1111 1111 65

1,804

1,934㎡

1,934㎡学校施設

種別室名

建物面積　計


備考

校舎棟　計

屋内運動施設


【【【【六会中学校六会中学校六会中学校六会中学校】】】】整備計画面積（案）整備計画面積（案）整備計画面積（案）整備計画面積（案）

12

③ 鵠沼中学校



・校地は、鵠沼の低層住宅地内で東・南・西面は接道しているが北面は遊歩道（学校敷地）

　を挟み小田急線に接している

・校舎棟は昭和45年3月建設が最も古く、昭和56年3月の増築を最後に3棟で構成

・平成25年3月に4教室分の仮設校舎を設置している

・屋内運動場は平成5年3月改築済で面積は1,201㎡、武道場264㎡、開放用施設を併設し、

　屋上にプール（アルミ製）を配している

　保有普通教室 24室　特別支援学級 2学級、仮設教室4室

　保有面積　校舎：6,504㎡　　屋内運動場：1,201㎡

　H27学級数20学級、特別支援学級 2学級　→　H31学級数推計 22学級＋特別支援学級


　必要面積（平成31年度推計　22学級＋特別支援学級 2学級）

　　校舎：7,292㎡　整備資格面積：788㎡


・校舎を構成する3棟のうち2棟で耐力度評点が低く、文部科学省が定める改築要件を満た

　しており、残る1棟も5年後に経年減点で改築要件を満たす。（保有面積比率100%）

・施設の状況は、コンクリート強度が低くなっているとともに、中性化の進行や鉄筋の部分

　的腐食、多数のクラックも確認されている。

・屋内運動場は、格技場や開放用施設を併設し、プールを屋上に配した形で改築済み。

【校舎棟】


① RC4 S45.3 3,791 91.0 40.0 0.90 3,276

㉔ RC4 S45.3 1,214 97.0 41.0 0.90 3,579

⑰ RC3 S56.3 1,424 87.0 65.0 0.90 5,090


調査結果

13


◎当該校は、校舎棟の大半でコンクリート強度の低下や中性化の進行などにより改築要件を

　満たしており、残る⑰棟も5年後に改築要件を満たす状況で、校地の有効利用の観点から

　も校舎棟のみ全面改築を実施する手法を選択する。また、屋内運動場棟については、改築

　済みであるが、築後23年を経過しており、プール関連設備の老朽化も見られることから、

　内外装・設備機器等の改修を並行して実施することが望ましい。

◎当該校は、校舎棟の大半で耐力度評点が低い状況となっており、事業の優先度は高い。

　ただし、⑰棟が改築要件を満たす時期と平成2４年度末に設置した仮設校舎のリースが終

　了する時期が一致していることから、この時期を目安に事業実施することが望ましい。


整備手法：校舎棟改築優先度２


建設解体


想定事業費 35 175 1,632 2,174 129 4,145

建設工事 18月 3,060

体育館棟改修工事 8月 250

既存仮設校舎解体 2月 10

既存校舎解体 6月 320

仮設校舎 34月 250

ｎ＋４年度想定事業費

基本構想 4月 5


事業区分期間ｎ年度ｎ＋１年度ｎ＋２年度ｎ＋３年度


国庫補助金 0 0 236 354 0 590

地　方　債 0 0 982 1,473 0 2,455

一般財源 35 175 414 347 129 1,100

14



R3-7651

校舎棟


①

⑰

㉔


屋

仮

プ

＜凡例＞

屋内運動場仮設校舎

プール

屋

プ

仮


15

65 ㎡＊広さは普通教室を基準とし、1とする　7.2m×9m=64.8㎡＊広さは普通教室を基準とし、1とする　7.2m×9m=64.8㎡＊広さは普通教室を基準とし、1とする　7.2m×9m=64.8㎡＊広さは普通教室を基準とし、1とする　7.2m×9m=64.8㎡


普通教室普通教室 1111 22222222 1,430 普通学級 22


指導教室 0.750.750.750.75 2222 98

プレイルーム 1111 1111 65

特学準備室 0.50.50.50.5 1111 33

用具庫、シャワールーム等 0.50.50.50.5 1111 33

特学相談室 0.50.50.50.5 1111 33



理科室・準備室 2222 2222 260

家庭科調理室・準備室 2222 1111 130

家庭科被服室・準備室 2222 1111 130

技術科木工室・準備室 2222 1111 130

技術科金工室・準備室 2222 1111 130

音楽室・準備室 2222 2222 260

美術室・準備室 2222 1111 130

視聴覚室・準備室 2222 1111 130



放送室 0.50.50.50.5 1111 33

生徒会室 0.50.50.50.5 1111 33

生徒更衣室 0.50.50.50.5 4444 130 男女別に2室ずつ

相談室 0.50.50.50.5 4444 130

部室 2222 1111 130

焼窯庫 0.250.250.250.25 1111 16

リソースルーム 0.50.50.50.5 1111 33


昇降口 2.52.52.52.5 1111 163

外来者用玄関 0.250.250.250.25 1111 16

トイレ(男子・女子) 1111 8888 520

みんなのトイレ 0.250.250.250.25 4444 65

エレベーター 0.250.250.250.25 1111 16

校長室 0.50.50.50.5 1111 33

職員室 2.52.52.52.5 1111 163

会議室(大) 1111 1111 65

会議室(小) 0.50.50.50.5 1111 33

休憩室 0.250.250.250.25 2222 33 男女別に1室ずつ


事務室 0.50.50.50.5 1111 33

教職員用トイレ 0.50.50.50.5 1111 33

用務員室 1111 1111 65

教材室 0.50.50.50.5 4444 130

倉庫 0.50.50.50.5 4444 130

印刷室 0.50.50.50.5 1111 33


カウンセリング室 0.50.50.50.5 1111 33


廊下、階段等供用空間 1,232 20%

7,391

給食配膳室配膳室 1111 4444 260

260

7,651㎡

7,651㎡学校施設

種別室名

建物面積　計


備考

特別教室


共通空間

管理諸室

保健室

校舎棟　計

給食配膳室　計

特別支援学級

【【【【鵠沼中学校鵠沼中学校鵠沼中学校鵠沼中学校】】】】整備計画面積（案）整備計画面積（案）整備計画面積（案）整備計画面積（案）

16

④ 辻堂小学校



・校地は、辻堂の低層住宅地内で四方接道しているが、新たな津波想定ではグラウンドの

　一部が浸水予測エリアとなった（浸水深 0.3m）

・校舎棟は昭和43年12月建設が最も古く、昭和61年３月の増築を最後に7棟で構成

・平成16年3月に5教室、平成25年3月に4教室分の仮設校舎を設置している


・プールは昭和62年3月建設で、校地北側に配置（アルミプール）

・給食調理場は、昭和61年3月に整備

　保有普通教室 27室　特別支援学級なし、仮設教室9室


　H27学級数 31学級、特別支援学級なし　→　H31学級数推計 33学級＋特別支援学級


　必要面積（平成31年度推計　33学級＋特別支援学級なし）

　　校舎：7,595㎡　整備資格面積：1,565㎡



・北校舎を構成する4棟で耐力度評点が低く、文部科学省が定める改築要件を満たしてい

　るが、南校舎の2棟及び渡り廊下棟では、経年が浅く改築要件を満たしていない。北校

　舎の建物の状況としては、コンクリート強度の低下、鉄筋の腐食や不同沈下も発生して

　いる。

・南校舎の2棟は、建築後30年であるが、新耐震建物

※6

であり、コンクリート強度を含め

　建物の状態は悪くない。

※6　新耐震建物※6　新耐震建物※6　新耐震建物※6　新耐震建物

新耐震基準（昭和56年6月から適用されている現行の耐震基準）による建物。新耐震基準とは、中規模の地震（震度5

強程度）に対しては、ほとんど損害を生じず、極めて稀にしか発生しない大規模の地震（震度6から7程度）に対しても

人命に危害を及ぼすような倒壊等の被害を生じない基準。

【校舎棟】


①-1 RC3 S43.12 840 84.0 47.0 0.90 3,553

② RC2 S47.3 373 67.0 54.0 0.90 3,256

①-2 RC3 S52.2 345 84.0 66.0 0.90 4,990

①-3 RC3 S52.2 318 84.0 65.0 0.90 4,914

㉖ RC3 S61.3 1,701 94.0 66.0 0.90 5,584

㉗ RC2 S61.3 1,515 94.0 72.0 0.90 6,091



③ RC2 S40.12 589 94.0 43.0 0.90 3,638


調査結果


調査結果

17






◎当該校は、北校舎棟の経年劣化が進んでいるとともに、屋内運動場も経年及び面積不足の

　状況であるが、南校舎棟の状況がいいことから南校舎棟は改修により継続使用することと

　し、南校舎棟以外について部分改築を選択する。給食調理室、プールも極端な経年施設で

　はないが、整備の施設配置上及び校地の有効活用の観点から改築することとし、プールに

　ついては新施設の屋上配置が望ましい。

　整備にあたっては、南校舎棟を残した整備が必要であることから、プール解体後に現状の

　グラウンドに仮設校舎を建設し、北校舎棟、屋内運動場、給食調理室、渡り廊下棟、現仮

　設校舎を解体し、新施設の建設及び南校舎棟の改修工事を実施する。

◎当該校は、現状、過大規模

※7

となっているが、「藤沢市学校適正配置検討部会」において

　検討したなかでも、今後も過大規模の解消は見込めない推計となっている。

　耐力度調査結果による優先度では、他校よりは優先度は低いが、仮設校舎の解消の見込み

　も立たない状況もあり、教育環境整備の観点からは優先度が高い。


※7　過大規模※7　過大規模※7　過大規模※7　過大規模

法令上、学校規模の標準は、学級数により設定されており、小・中学校ともに「12学級以上18学級以下」が標準と

されているが、この標準は「特別の事情があるときはこの限りではない」という弾力的なものとなっていて、本市では

12学級以上24学級以下を適正規模としており、過大規模とは31学級以上をいう。

整備手法：部分改築・改修優先度２


建設解体


想定事業費 35 175 982 2,614 179 3,985

建設工事 18月 2,460

南校舎棟改修工事 12月 804

既存仮設校舎解体 2月 10

既存北校舎・屋内運動

場・プール・給食調理場

解体

6月 156


仮設校舎 34月 250


基本構想 4月 5



国庫補助金 0 0 211 412 0 623

地　方　債 0 0 624 1,496 0 2,120

一般財源 35 175 147 706 179 1,242

18



①-1

①-2

③

②

①-3

㉖㉗


プ

仮

仮

屋

給

＜凡例＞


プール給食調理場

屋

プ

仮

給

R2-1388

屋内運動場

プール

R1-549給食調理室棟

R4-4234

校舎棟



19


広さ広さ広さ広さ必要数必要数必要数必要数既存控除後

普通教室普通教室 1111 33333333 2,013 普通学級 33


指導教室 0.50.50.50.5 2222 61

プレイルーム 1111 1111 61

特学準備室 0.50.50.50.5 1111 31

用具庫、シャワールーム等 0.50.50.50.5 1111 31

特学相談室 0.50.50.50.5 1111 31



理科室・準備室 2222 1111 122

家庭科室・準備室 2222 2222 244

図工室・準備室 2222 1111 122

音楽室・準備室 2222 2222 244

視聴覚室・準備室 2222 1111 122



放送室・スタジオ 1111 1111 61

児童更衣室 0.50.50.50.5 4444 122 男女別に2室ずつ

相談室 0.50.50.50.5 4444 122

焼窯庫 0.250.250.250.25 0000 0

リソースルーム 0.50.50.50.5 1111 31


昇降口 1.251.251.251.25 2222 153

外来者用玄関 0.250.250.250.25 1111 15


みんなのトイレ 0.250.250.250.25 4444 61 ※各階に1つ

エレベーター 0.250.250.250.25 1111 15

校長室 0.50.50.50.5 1111 31

職員室 3333 1111 183

会議室(大) 1111 1111 61

会議室(小) 0.50.50.50.5 1111 31

休憩室 0.250.250.250.25 2222 31 男女別に1室ずつ


事務室 0.50.50.50.5 1111 31

教職員用トイレ 0.50.50.50.5 1111 31

用務員室 1111 1111 61

教材室 0.50.50.50.5 4444 122

倉庫 0.50.50.50.5 4444 122

印刷室 0.50.50.50.5 1111 31

保健室 1.51.51.51.5 1111 92 温水シャワーブース設置

カウンセリング室 0.50.50.50.5 1111 31


廊下、階段等供用空間 1,541 25%（既存取り合い見込み5%増）

7,702 4,234

ランチルーム 1111 1111 61

調理場 4444 1111 244

配膳室 1111 4444 244

549 549


体育器具庫 1111 1111 61

開放用玄関 0.250.250.250.25 1111 15

開放用会議室 1111 1111 61

1,296 1,296

プール機械室 0.250.250.250.25 1111 15

更衣室（プール関係） 0.50.50.50.5 2222 61

トイレ（プール関係） 0.250.250.250.25 1111 15

92


61 61

放課後児童クラブ 3333 1111 183

0000 0000 0


183 183

9,883㎡ 6,323㎡

9,700㎡ 6,140㎡

183㎡ 183㎡児童クラブ

給食


屋内運動施設


プール



複合化施設


建物面積　計

学校施設

備考

特別支援学級

校舎棟　計

種別室名


特別教室


共通空間

管理諸室

保健室

【【【【辻堂小学校辻堂小学校辻堂小学校辻堂小学校】】】】整備計画面積（案）整備計画面積（案）整備計画面積（案）整備計画面積（案）

20

⑤ 鵠洋小学校


・校地面積 17,420㎡、第一種低層住居専用地域・第三号鵠沼風致地区（高さ制限15m）

・校地は、鵠沼の低層住宅地内で東・北・西面は接道しているが南面は民地に接している

・校舎棟は昭和35年3月建設が最も古く、昭和63年3月の増築を最後に6棟で構成

・平成14年3月に2教室、平成21年10月に2教室、平成25年3月に4教室分の仮設校舎を

　設置している

・屋内運動場は昭和40年建設で、面積は589㎡

・プールは昭和47年7月建設で、グラウンド北西角に配置（鋼板プール）


　保有普通教室 27室　特別支援学級なし、仮設教室8室


　H27学級数 30学級、特別支援学級なし　→　H31学級数推計 29学級＋特別支援学級


　必要面積（平成31年度推計　29学級＋特別支援学級なし）

　　校舎：6,903㎡　整備資格面積：1,081㎡



・建築後56年経過建物（②-1）、52年経過（②-2）、49年経過（①-1）の3棟で耐力度

　評点が低く改築要件を満たしており、コンクリート強度の低下、中性化の進行、鉄筋の腐

　食、構造体のクラックなどが見受けられている。

・この3棟は文部科学省が定める改築要件を満たすが、校舎棟の保有面積比率では39%で、

　残る61%の3棟では耐力度評点が高く改築要件を満たさない。

【校舎棟】


②-1 RC2 S35.3 825 94.0 44.0 0.90 3,722

②-2 RC2 S39.3 310 83.0 43.0 0.90 3,212

①-1 RC3 S42.3 1,017 94.0 48.0 0.90 4,061

①-2 RC3 S53.3 1,308 94.0 63.0 0.90 5,330

①-3 RC2 S55.3 192 94.0 66.0 0.90 5,584

③ RC3 S63.3 1,864 89.0 71.0 0.90 5,687



⑨ RC2 S40.3 589 84.0 43.0 0.90 3,251


調査結果


調査結果

21

・①-2棟（保有率24%）は、現時点の評点が5,330点であるが、７年後に経年減点で改築

　要件を満たす。

・改築要件を満たさない3棟を残存させ、改築要件を満たす3棟を改築することも考えられ

　るが、要件を満たす3棟を挟む配置で建設されていることから、部分改築後の配置計画が

　立たない。






◎当該校は、築後56年経過、52年、４９年と経年している3棟を有しており、早期に整備

　を図る必要があるが、改築要件を満たしていない建物の保有面積率が61%となっている

　ことから、経年減点による改築要件が満たされる7年後を待って全面改築することを選択

　する。

　また、現状、過大規模となっているが、平成31年度以降では過大規模が解消される推計

　となっていることからも、この時期での整備が望ましい。

　改築にあたっては、プール及び仮設校舎を解体後、新施設を建設し、新施設の供用開始後

　に既存施設を解体する手法を選択する。


整備手法：全面改築優先度３


540 4,215想定事業費 35 180 1,384 2,076

国庫補助金 0 0 167 251 0 418

既存校舎・屋内運動場・

給食調理室解体

6月 340


プール・体育倉庫等解体 6月 40

建設工事 18月 3,460


基本構想 4月 5


事業区分期間ｎ年度ｎ＋１年度ｎ＋２年度ｎ＋３年度ｎ＋４年度想定事業費


地　方　債 0 0 959 1,439 0 2,398

一般財源 35 180 258 386 540 1,399

22



R2-1296

屋内運動場

R3-7358

校舎棟（給食調理室、プールを含む）


①-1

②-1

②-2

①-2①-3

③

⑨


屋

プ

仮

仮

仮

給

＜凡例＞


プール給食調理場

屋

プ

仮

給・・・耐力度調査４５００点以下

23



普通教室普通教室 1111 30303030 1,830 普通学級 29


指導教室 0.50.50.50.5 2222 61

プレイルーム 1111 1111 61

特学準備室 0.50.50.50.5 1111 31

用具庫、シャワールーム等 0.50.50.50.5 1111 31

特学相談室 0.50.50.50.5 1111 31



理科室・準備室 2222 1111 122

家庭科室・準備室 2222 1111 122

図工室・準備室 2222 1111 122

音楽室・準備室 2222 1111 122

視聴覚室・準備室 2222 1111 122



放送室・スタジオ 1111 1111 61

児童更衣室 0.50.50.50.5 4444 122 男女別に2室ずつ

相談室 0.50.50.50.5 4444 122

焼窯庫 0.250.250.250.25 1111 15

リソースルーム 0.50.50.50.5 1111 31


昇降口 1.251.251.251.25 2222 153 施設規模等に応じて

外来者用玄関 0.250.250.250.25 1111 15

トイレ(男子・女子) 1111 8888 488

みんなのトイレ 0.250.250.250.25 4444 61

エレベーター 0.250.250.250.25 1111 15

校長室 0.50.50.50.5 1111 31

職員室 3333 1111 183

会議室(大) 1111 1111 61

会議室(小) 0.50.50.50.5 1111 31

休憩室 0.250.250.250.25 2222 31 男女別に1室ずつ


事務室 0.50.50.50.5 1111 31

教職員用トイレ 0.50.50.50.5 1111 31

用務員室 1111 1111 61

教材室 0.50.50.50.5 4444 122

倉庫 0.50.50.50.5 4444 122

印刷室 0.50.50.50.5 1111 31


カウンセリング室 0.50.50.50.5 1111 31


廊下、階段等供用空間 1,120 20%

6,717

ランチルーム 1111 1111 61

調理場 4444 1111 244

配膳室 1111 4444 244

549


体育器具庫 1111 1111 61

開放用玄関 0.250.250.250.25 1111 15

開放用会議室 1111 1111 61

1,296

プール機械室 0.250.250.250.25 1111 15

更衣室（プール関係） 0.50.50.50.5 2222 61

トイレ（プール関係） 0.250.250.250.25 1111 15

92


61

放課後児童クラブ 3333 1111 183

0000 0000 0


183

8,898㎡

8,715㎡

183㎡児童クラブ

給食


屋内運動施設


プール



複合化施設


建物面積　計

学校施設

備考

特別支援学級

校舎棟　計

種別室名


特別教室


共通空間

管理諸室

保健室

【【【【鵠洋小学校鵠洋小学校鵠洋小学校鵠洋小学校】】】】整備計画面積（案）整備計画面積（案）整備計画面積（案）整備計画面積（案）

24

⑥ 片瀬小学校


・校地面積 12,468㎡、第一種低層住居専用地域であるが、うち 9,707㎡（77.8%）が

　借地を使用している

・校地は、片瀬の低層住宅地内であるが、東側は泉蔵寺の墓地であり、急傾斜地でもある

・校舎棟は昭和39年3月建設が最も古く、平成3年3月の増築を最後に5棟で構成

・南校舎棟は平成２５年度に外壁改修工事を実施している

・平成17年3月に3教室分の仮設校舎を設置している


・プールは昭和46年7月建設で、校地西側に配置（鋼板プール）


　保有普通教室 24室　特別支援学級 2学級、仮設教室3室


　H27学級数 24学級、特別支援学級 2学級　→　H31学級数推計 21学級＋特別支援学級


　必要面積（平成31年度推計　21学級＋特別支援学級 2学級）

　　校舎：5,855㎡　整備資格面積：672㎡



・校舎を構成する5棟のうち3棟で耐力度評点が低く、文部科学省が定める改築要件を満た

　しており、残る2棟のうち㊵棟が3年後に経年減点で改築要件を満たす。

　（保有面積比率82%）

・建物の状態としては、①棟では築52年の経年とともに、コンクリート強度の低下、中性

　化の進行、鉄筋の腐食や多数のクラックも見られている。⑱-1、⑱-2、㊵棟はコンクリ

【校舎棟】


① RC2 S39.3 830 90.0 43.0 0.90 3,483

⑱-1 RC4 S48.3 1,589 81.0 58.0 0.90 4,228

⑱-2 RC4 S49.3 438 75.0 60.0 0.90 4,050

㊵ RC4 S55.3 1,264 88.0 60.0 0.90 4,752

㊱ RC2 H3.3 910 94.0 78.0 0.90 6,599



⑪ RC2 S44.2 588 84.0 45.0 0.90 3,402


調査結果


調査結果

25

　ート強度の低下や鉄筋の部分的な点食が見られているが、平成25年度に外壁改修工事を

　実施していることから、躯体のひび割れなどは見られない。

・屋内運動場は必要面積に対し保有面積比率が51%であるとともに耐力度評点も3,402点

　と低く、経年とともに鉄筋の部分的な点食や壁に多くのクラックが認められている。

・給食調理室、プールも経年しており、一体整備が望ましい。


◎当該校は、校地の成形が悪く面積も十分でないこと、また、校舎棟の大半で改築要件を

　満たしているとともに屋内運動場も経年及び面積不足の状況から、校地の有効活用のた

　めの効率的な配置を含めた全面改築を選択する。

　整備にあたっては、既存屋内運動場、プールを解体後、現グラウンドにプールを屋上に

　配した新施設を建設し、新施設供用開始後に既存校舎棟・給食調理室を解体する手法が

　望ましい。

◎当該校は、校地の約4分の3が借地であるため、施設整備にあたっては、地権者との事前

　協議が必要であり、承諾を得るための十分な協議を行う時間を確保する必要がある。

　また、南校舎棟は、平成25年度に外壁改修工事を地域の元気臨時交付金を活用して実施

　していることから、他校との比較からは優先度はやや低い。


整備手法：全面改築優先度４


470 3,848想定事業費 35 183 1,264 1,896

地　方　債 0 0 820 1,230 0 2,050

既存校舎・給食調理室解

体

6月 270


屋内運動場・プール・体

育倉庫等解体

6月 53

建設工事 18月 3,160




基本構想 4月 5



国庫補助金 0 0 250 375 0 625

一般財源 35 183 194 291 470 1,173

26




R4-6534

校舎棟（給食調理室を含む）

①

⑱-1

⑱-2

⑪

㊱

㊵


屋

プ

給

仮

＜凡例＞

屋内運動場

プール

仮設校舎

給食調理場

屋

プ

仮

給

・・・耐力度調査

　　４５００点以下

27



普通教室普通教室 1111 21212121 1,281 普通学級 21


指導教室 0.50.50.50.5 2222 61

プレイルーム 1111 1111 61

特学準備室 0.50.50.50.5 1111 31

用具庫、シャワールーム等 0.50.50.50.5 1111 31

特学相談室 0.50.50.50.5 1111 31



理科室・準備室 2222 1111 122

家庭科室・準備室 2222 1111 122

図工室・準備室 2222 1111 122

音楽室・準備室 2222 1111 122

視聴覚室・準備室 2222 1111 122



放送室・スタジオ 1111 1111 61

児童更衣室 0.50.50.50.5 4444 122 男女別に2室ずつ

相談室 0.50.50.50.5 4444 122

焼窯庫 0.250.250.250.25 1111 15

リソースルーム 0.50.50.50.5 1111 31


昇降口 1.251.251.251.25 2222 153

外来者用玄関 0.250.250.250.25 1111 15


みんなのトイレ 0.250.250.250.25 4444 61 ※各階に1つ

エレベーター 0.250.250.250.25 1111 15

校長室 0.50.50.50.5 1111 31

職員室 2222 1111 122

会議室(大) 1111 1111 61

会議室(小) 0.50.50.50.5 1111 31

休憩室 0.250.250.250.25 2222 31 男女別に1室ずつ


事務室 0.50.50.50.5 1111 31

教職員用トイレ 0.50.50.50.5 1111 31

用務員室 1111 1111 61

教材室 0.50.50.50.5 4444 122

倉庫 0.50.50.50.5 4444 122

印刷室 0.50.50.50.5 1111 31


カウンセリング室 0.50.50.50.5 1111 31


廊下、階段等供用空間 998 20%

5,985

ランチルーム 1111 1111 61

調理場 4444 1111 244

配膳室 1111 4444 244

549


体育器具庫 1111 1111 61

開放用玄関 0.250.250.250.25 1111 15

開放用会議室 1111 1111 61

1,296

プール機械室 0.250.250.250.25 1111 15

更衣室（プール関係） 0.50.50.50.5 2222 61

トイレ（プール関係） 0.250.250.250.25 1111 15

92


61

放課後児童クラブ 3333 1111 183

0000 0


183

8,166㎡

7,983㎡

183㎡児童クラブ

給食


屋内運動施設


プール



複合化施設


建物面積　計

学校施設

備考

特別支援学級

校舎棟　計

種別室名


特別教室


共通空間

管理諸室

保健室

【【【【片瀬小学校片瀬小学校片瀬小学校片瀬小学校】】】】整備計画面積（案）整備計画面積（案）整備計画面積（案）整備計画面積（案）

28

(2) 基本方針2　既存施設の適正な管理、運営

　「老朽施設の解消」の対象とならない既存施設において、適正に管理、運営するため必要

となる各整備事業について、次のとおり年次計画を策定しました。

各事業の実施計画の検討

　各整備事業の実施計画の検討にあたっては、建物、建物設備、工作物などの耐用年数をも

とに、本市の学校の状況に合わせた更新サイクルが一定の目安となります。

　施設の維持保全の向上を図る観点から、健全な状態を維持した中で、更新サイクルに応じ

た改修計画を策定し、実施していくことが望ましいのですが、現状の施設にこの更新サイク

ルをあてはめていくと、毎年、莫大な事業費が必要となり、事実上、計画事業の実施が困難

となることが想定されます。

　第１期実施事業の計画については、過去の改修工事の実施期間や施設の状況を考慮しつつ

適正な管理、運営に支障のない範囲で、可能な限り更新サイクルに近づけるための計画の検

討を行いました。

　この更新サイクルをもとに、各校における近年の事業実施状況や施設の状態、安全確保な

どの観点から、総合的に比較検討した中で優先順位を検討するとともに、予算の平準化を図

ることで、実現可能な計画となるよう考慮し、計画を策定しています。

○本市の学校施設における更新サイクルの目安

外壁・防水

※屋上防水,サッシまわりのシーリングを

含む

グラウンド

※ダスト→グリーンサンド

スプリンクラー更新,芝生化

空調設備

※ＥＨＰ(電気),ＧＨＰ(ガス),冷温水発生

機(ガス)など

全面塗装ろ過機ポンプ

４０年２０年２０年２０年

放送設備

※ＡＶ調整卓撤去,放送卓,総合警報盤更

新など

給排水設備

受水槽

３０年

４０年

更新

エレベーター

ポンプ

小３５年／中３０年

２０年

プール

※荷物用→人荷用,乗用に変更

２０年

２５年

オーバーホール

※缶体塗装,プールサイドシート貼,配管,

ろ過機,ポンプ等の更新

３０年

※受水槽更新,高架水槽撤去,飲料水の直

結化,ポンプ交換など

２０年

30

第１期実施計画年次計画表


施設の安全対策・維持保全

外壁・屋上防水

エレベーター（更新）

　　〃　　　（改修）

給排水改修

プール改修

　〃　缶体塗装

　〃　ろ過機更新

放送設備リース

教育・学校生活環境整備

トイレ（1系統目）

トイレ（2系統目）

空調（普通教室）

〃（管理諸室等）

照明のLED化

小学校LAN整備

中学校給食配膳室整備

防災対策（津波対策）

事業費想定

国庫補助金

地　方　債

一般財源

674 388 547 605

312 278 382 571

財源内訳

502 513

446 369

178 257 475 506 482 464

特別支援学級の整備(通級)

年度平成27年度平成28年度平成29年度平成30年度平成31年度

実施計画期間実施計画期間実施計画期間実施計画期間第１期

実施整備区分

平成32年度

1校 1校 1校 1校

1校 1校 2校 2校 2校

1校

2校

1校 2校 2校

1校 1校

1校

3校 1校 1校

1校 1校

1校

1校

6校 3校 3校 3校 3校

2校 1校

3校

2校

7校 1校 3校 3校 3校

3校 2校 4校 7校 4校

3校 3校

11校

1校グラウンド（体育倉庫）改修 2校 2校 1校 1校

1校

新たな教育ニーズに対応する諸整備

５校(体育館) 1校(体育館) 2校(体育館）１校(体育館） 2校(体育館）

１校１校１校(１校）

１校(体育館）

3校 4校 3校 3校 4校

5校 28校

1,164 923 1,404 1,682 1,430 1,346

1校 1校

31

(3) 基本方針３　学校規模の適正化・学校の統廃合の検討

　全国的には児童生徒数が減少傾向にあるなか、本市においては大幅な減少は当面見込まれ

ず、適切な教育活動を行うためにも学校規模の適正化が喫緊の課題であり、藤沢市学校適正

配置検討部会で検討しているところです。

　現在、過大規模となっている学校については、隣接する学校の学区を変更することが過大

規模を解消する手段として効果的ではありますが、現状では該当地域での開発行為等により

児童生徒数の減少は見込めていないことから、学区変更の実施は困難な状況となっておりま

す。

　また、学区変更は、学校を中心に活動されてきた社会体育活動や地域の事業に大きな変化

をもたらすことから、自治会・町内会など地域の皆様の理解が不可欠なものと考えておりま

す。

　したがいまして、今後も児童生徒数の推移を見ながら、学校の統廃合を含め、通学区域の

再編・見直しの可能性について慎重に見極め、学校規模の適正化を図るための継続的な検討

を進めていきます。

32

藤沢市立学校施設再整備藤沢市立学校施設再整備藤沢市立学校施設再整備藤沢市立学校施設再整備第１期第１期第１期第１期実施計画実施計画実施計画実施計画

【【【【平成平成平成平成28282828年度～平成年度～平成年度～平成年度～平成32323232年度年度年度年度】】】】

発行藤沢市教育委員会

編集教育部学校施設課

〒251-8601 神奈川県藤沢市朝日町１番地の１

電話：0466-25-1111（内線5121）

FAX：0466-50-8424

E-mail：[email protected]

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