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Page 1: Vol - CANPAN€¦ · Asia Pacific Net work of Dyslexics アジア太平洋ディスレクシア フェスティバル2017 Asia Pacific Dyslexia Festival 2017 日 時 2017年10月21日(土)、22日(日)

EDGEは…�

ディスレクシアの正しい認識の普及と教育的な支援を目的とした特定非営利活動法人(NPO)として、

2001年 10月に設立・認定され、活動しています。

ディスレクシア(Dyslexia)とは……

知的には問題がなく、聴覚、視覚の知覚的機能は正常なのに、

読み書きに関して特徴のあるつまずきや学習の困難を示す症状のことをいいます。

Vol.442017.6.25

※�本紙の本文はディスレクシアの方々がわかりやすく読みやすい丸ゴシック・12級以上の書体を使用しております

アポーグループは NPO 法人 EDGE の活動を支援しています。

 グッズを購入してエッジの活動を応援ください。500円以上のお買い物で瑛士くんの小冊子がもらえる。(啓発に役立て下さい)エッジのショップではマッケンジーソープ氏のハートふぇるとのモチーフを使ったトートバッグ、」T- シャツ、マグカップ、缶バッジの他、ソープさんの絵葉書セット、ダニーカルヴァルホ君のスラックギターのCD(日本では未発売)、10月来日予定のビンスロ―くんのプリントを販売しています。ぜひ、ご訪問ください。http://shop.npo-edge.jp/

MOOCの翻訳テキスト「読み書きの困難がある子どもの支援」実践ガイド(翻訳版) Coursera の中にあるロンドン大学が提供しているディスレクシアインターナショナルが作成した教員向けのコースの内容を日本語に翻訳したものをテキストにまとめました。元は英語のものですが、まずそちらに登録ください。そのうえで翻訳されたものはエッジのホームページにご登録の上ダウンロードしていただけます。10月 1日の本格稼働に向けて精査中です。

エッジの活動ご支援のお願い

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EDGE44号 2017年6月25日発行/発行(仮)認定NPO法人エッジ東京都港区芝3-6-5 第2佐山ビル/ Tel.03-6435-0402 / http://www.npo-edge.jp / E-mail : [email protected] /制作 株式会社信英堂

5月12日 第11回夜間DX会

(成人ディスレクシアの会)13日 ジョリーフォニックス復習講座20日 第25回ディスレクシアセミナー

6月 10日 第26回ディスレクシアセミナー /ジョリーフォニックス復習講座

活 動 (2017 年)6月 11日 第72回DX会

7月14日 第12回夜間DX会

15日 第27回ディスレクシアセミナー /ジョリーフォニックス復習講座

8月 9 ~10日 ジョリーフォニックス講座10日 第28回ディスレクシアセミナー

アジア太平洋のディスレクシアがつながりますAsia Pacific Net work of Dyslexics

アジア太平洋ディスレクシアフェスティバル2017

Asia Pacific Dyslexia Festival 2017

日 時 2017年10月21日(土)、22日(日) 場  所  日本財団会議室(東京都港区赤坂1-2-2) 参加対象  教員、支援者、保護者、本人、アジア太平洋地域の教育やLDに興味のある方ならどなたでも

アジア太平洋地域のディスレクシアの理解啓発の推進と連携アジア太平洋諸国と日本のディスレクシアの若者の交流アジア太平洋地域の教育の事情ティーチャートレーニング言語を超えてディスレクシアへの支援ワークショップ:絵画、建築など一流の先輩たちとのワークショップ支援機器他ブースディスレクシアの才能展開催

内 容

主催:APDF2017 実行委員会 共催:NPO法人エッジ、日本発達性ディスレクシア研究会後援:厚生労働省*、文部科学省*、東京都*、東京都教育委員会*、日本 LD 学会、    全国 LD 親の会、JDDnet、ユネスコ(ACCU)、YMCA、ブリティッシュ   カウンシル、シンガポール大使館(*は予定)助成:日本財団、国際交流基金アジアセンター

問い合わせ先:[email protected]

http://www.npo-edge.jp/APDF/

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Report from the EDGEReport from the EDGE

DX会報告

DXセミナー 「マッケンジー・ ソープと現代アーティストによるチャリティ絵画展」同時開催「ディスレクシアの才能展」のお礼

 第 71 回 DX 会は 4/29(土 ・ 祝日)、チャリティ絵画展の会場で行われました。飛び入りで、一般参加者が多数ありました。今回講師を務める M 氏が制作した、なぞの紙を机に乗せました。この紙に、天然素材(墨、貝殻、木の実、石等)で作った絵具を葉っぱの筆で絵付けをしていきました。大人も子どものように夢中になって絵を描きました。一人の一筆が全体を支えました。何ができるか、この時点ではわかりません。最後に DX 会に継続参加されている T 氏が「会」を書きました。なぞの紙は DX の形をしていました。「会」を加えました。71回続いてきた DX 会の立派な飾りが出来上がりました。すばらしい! DX 会の参加者は緩やかなつながりで例会を続けています。

ディスレクシアを活かす~個性の磨き方・輝かせ方~ ディスレクシアの理解の第一歩として月一回のペースで継続開催している DX セミナーですが、4月は銀座のセントラルミュージアムで8名をお迎えして行われました。今回はディスレクシアのメカニズム、どのような対応が求められるか、そしてどのような可能性があるのかを会場で開催中の「ディスレクシアの才能展」に出展してくれているマレーシアのビンス・ロ―くん、濱口瑛士くん、藤堂高直くん、河高素子さんのお話を踏まえながらお伝えしました。読み書きが困難なのは不便です、が、不幸ではありません。本来の力を活かす方法はいっぱいあります。

 4月 25 日~ 30 日に「マッケンジー・ソープと現代アーティストによるチャリティ絵画展」同時開催「ディスレクシアの才能展」が開催されました。 ディスレクシアの啓発と支援を目的とした今回のイベントは延べ 450 人の方々に足を運んでいただき、会期中には 17 万円の寄付が集まりました。 心からお礼を申し上げます。寄付して頂いたお金は下記のような活動に使われます。

濱口瑛士君が 描いた冊子の紹介 アナログゲーム 濱口瑛士君が、4月 25 日~ 30 日のチャリティ絵画展の為に自分の体験を元にしたディスレクシアに関する冊子を作ってくれました。 冊子は2部構成になっていて、「書けなくたって、読めなくたって」はディスレクシアの人々に希望を与える内容で、

「ディスレクシアあるある」はディスレクシアを知らない方々に正しい理解をしてもらえるように描かれています。とても分かり易い一冊です。 啓発目的も含め、絵画展の期間後も500 円以上のグッズのお買い上げ、又は寄付をされた方には冊子を差し上げております。

 4/30(日)、同絵画展会場で 10:00 から男 2 名、女2 名で行われました。ゲームマスター松本太一さんとアシスタント藤城祐子さんの先導で、楽しそうな歓声が聞こえてきました。使われたゲームは「カヤナック」でした。参加者がサイコロをふって、数によって駒を動かします。氷に見立てた白紙に穴を空け、磁石の釣り糸で、下に居る魚(鉄のたま)を釣り上げるゲームです。穴が開いていないのに釣りの指示が出ます。魚を釣りたくても、歩く命令が出たりします。思ったことが常にできないことを学びます。他に「インカの黄金」というゲームも使われました。制限時間が惜しくなるほどでした。ゲームに関しては詳しくは下記参照。

「アナログゲーム療育のススメ」:www.gameryouiku.com

Special Thanks to : Vince Low、濱口瑛士、藤堂高直 

http://www.npo-edge.jp/about/support-us/Special Thanks to: 濱口瑛士協力:日本財団

その子にあった教材作成に◦ BEAM◦ Jolly Phonics

気づきのチャンスに◦ DXセミナー◦ DXフェスティバル◦ イベント各種

新たなサポーターの育成に◦ LSA(学習支援員)養成講座◦ MOOC

協力団体:セントラルミュージアム銀座、アート・プランドゥ、江夏画廊、日本財団、公益財団法人 世界こども財団、学校法人国際学園 星槎大学・大学院、星槎高等学校、星槎国際高等学校、星槎中学校、星槎もみじ中学校、SLD ガーディアンズ、新宿区立新宿福祉作業所、翼学院グループ、社会福祉法人 障がい者総合施設運営、スポーツ塾ハートフルデイ、発達支援サークル で・こぼ、新宿スイッチ、黎明学園、金のいぶき、株式会社 ブックマン社


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