dual vacuum tube preamplifier w/digital outdual vacuum tube preamplifier w/digital out...
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Dual Vacuum Tube PreamplifierW/Digital Out
株式会社サウンドハウス株式会社サウンドハウス株式会社サウンドハウス株式会社サウンドハウスProfessional Sound Equipment SpecialistProfessional Sound Equipment SpecialistProfessional Sound Equipment SpecialistProfessional Sound Equipment Specialist〒286-0044 千葉県成田市不動ケ岡 1958TEL:0476-22-9333 FAX:0476-22-9334
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はじめに
この度は、DBX社製のステレオ・チューブ・プリアンプ 376をお買い上げ頂き、誠に有り難うござ
います。
376 の性能をフルに発揮させ、末永くお使い頂く為に、ご使用になる前にこの取り扱い説明書を
必ずお読み下さい。尚、お読みになった後は、保証書と一緒に大切に保管して下さい。
ご使用の前に
1. この取り扱い説明書にしたがって操作して下さい。
2. 水には大変弱いので、雨などがかからないよう充分ご注意下さい。
3. 内部には精密な電子部品が多数実装されています。移動及び輸送時には大きな衝撃が加わらな
いようにして下さい。
4. 本機の設置場所は直射日光の当たる場所やストーブの直前など、高温になりやすい場所を避け、
なるべく通気性の良い場所で御使用下さい。
5. 定格電圧 AC100V,50/60Hz で御使用下さい。
6. 電源コードは機材への挟みこみ等、無理な力が加わらない様御注意下さい。
7. 信号の入出力端子に、許容範囲を越える異常電圧が加わらない様にして下さい。
8. 故障や感電事故を防止すると共に、性能を維持する為にも、ケースを開けて内部に触れたりし
ないでください。修理が必要な時には、販売店、もしくは輸入代理店までお問い合わせ下さい。
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SECTIONSECTIONSECTIONSECTION1111機能説明機能説明機能説明機能説明
2.1. リア・パネル
電源
376 の電源の入/切を行います。
IEC電源コード・コンセント376 の電源コード用のコンセントです。IEC コードは商品に同梱されています。
AES/EBUデジタル・コネクター376 には XLR・コネクターを使った AES/EBUデジタル出力フォーマットが装備されています。必ず標準の XLR-XLRのケーブルよりも短めのデジタルケーブル(110Ω)を使用してください。適切なケーブルを使用すれば、デジタル信号の欠落やその他の内部接続における不具合は避け
られます。
S/PDIFデジタル・コネクター376 にはピンのコアキシャル・コネクターを使った S/PDIFデジタル出力フォーマットが装備されています。必ず標準のピン-ピンのケーブルよりも短めのデジタルケーブル(75Ω)または
ビデオケーブル(75Ω)を使用してください。
適切なケーブルを使用すれば、デジタル信号の欠落やその他の内部接続における不具合は避け
られます。
注意:デジタル信号は XLRとピン・ジャックの両方から同時に流れてきます。例えば、AES/EBUフォーマットを選択している場合、AES/EBUフォーマットの信号はキャノン及びピン・コネクターの両方から出力されます。また、S/PDIFフォーマットを選択している場合は S/PDIFフォーマットの信号がピンと XLR・コネクターの両方から出力されます。
SYNC入出力コネクターBNCコネクターはクロック入出力の両方についています。376 のクロック・チップは dbx製のVCXO チップで、ロー・ジッターで作動するよう規格されています。他の機材を接続して 376をメインのクロックソースに使用したり、376 のクロックを他のワード・クロックソースの機材
に接続したりして使用します。
アナログ入力コネクター
376 のアナログ入力セクションには XLR(マイク入力)とバランスのステレオフォン(ライン
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入力)がついています。ステレオフォンはバランス、またはアンバランスで使用します。フォ
ンコネクターを使用するとアンバランス対応となります。
アナログ出力コネクター
376 のアナログ出力セクションには XLR(マイク入力)とバランスのステレオフォン(ライン入力)がついています。ステレオフォンはバランス、またはアンバランスで使用します。フォ
ンコネクターを使用するとアンバランス対応となります。
インサート・ジャック
ステレオ・フォンのインサート・ジャック(チップ=センド,リング=リターン)が 376 の信号
経路にダイレクトにエフェクト・ループを加えます。このインサーション・ポイントはチュー
ブ・セクションの後、出力段の前です。
2.2. フロントパネル・コントロール
楽器入力
このアンバランスのハイ・インピーダンス入力を使って、楽器の信号をダイレクトにプリアン
プに送ります。LINE スイッチを押して楽器入力、又はリア・パネルのライン入力をオンにします。楽器用端子に差し込むとリアパネルのフォン入力端子は無効になります(必ずライン入
力を選択してください)。
ライン選択スイッチ
このスイッチを使ってスイッチが点灯している時に、リアのライン入力またはフロントパネル
の楽器入力を 376 の信号ソースとして選択します。
ドライブ・コントロール
このコントロールをは、真空管入力ステージに流れる信号のゲイン・レベルをコントロールし
ます。+30~+60dBの範囲で設定します(ライン入力を選択している場合は-15~+15dB)。
ピーク LEDこの LEDは 376 の内部信号レベルが 3dB以上クリッピングした時点で赤く点灯します。
+48Vスイッチコンデンサー・マイクを使用する場合にはファンタム電源が必要になります。このスイッチを
押してONにすると、コンデンサー・マイクを接続したXLRマイク・インプットのPIN2とPIN3に+48V のファンタム電源が供給されます。必ずファントム電源を ON にする前にコンデンサ
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ー・マイクを接続して下さい。これを怠るとマイクの故障の原因となりますのでご注意下さい。
+48Vスイッチを使用する前には必ずレベルを下げておいてください。
20dB PADスイッチこのスイッチを押して ON にすると、MIC INPUTの信号経路に 20dBのアッテネーターが挿入されます。
位相スイッチ(フェーズ・スイッチ)
このスイッチを押して ON にすると、XLR マイク入力の PIN2 と PIN3 の位相が反転します。注意:+48V/20dBパッド/位相スイッチ機能はマイク入力を使用している場合のみ使用できます。
LOW CUTスイッチこのスイッチを押して ONにすると、信号ラインに 75Hz,12dB/octのハイ・パス・フィルターが挿入され、マイク入力信号からのハンドリング・ノイズや低域の雑音を除去する効果があります。
ローコントロール
低域をコントロールします。ゲインのレンジ幅は-15~+15dBでローシェルビング・タイプのフィルターが 80Hzに設定されています。
ミッドコントロール
中域をコントロールします。ゲインのレンジ幅は-15~+15dBでミッドのフィルターは可変タイプの仕様となっています。
ミッド・スイープ
このコントロールで中域フィルターの中心値をスイープします。周波帯のレンジは 100Hz~8kHzです。
ハイ・コントロール
高域をコントロールします。ゲインのレンジ幅は-15~+15dBでローシェルビング・タイプのフィルターが 12kHzに設定されています。
EQクリップ LED376の EQがクリップした際に点灯します。
スレッシュホールド(コンプレッサー)
コンプレッサーのスレッシュホールド・レベルを-40dBu(7.8Vms)から+20dBu(7.8Vms)の間
で設定します。
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スレッシュホールド・メーター(コンプレッサー)
3連の LEDがコンプレッサーのスレッシュホールド・レベルに対する入力信号のレベルを表示します。緑色 LEDはスレッシュホールド下、赤の LEDはスレッシュホールド上、そして 376がオーバーイージーのモードに設定された場合、黄色の LEDは信号がオーバーイージーのモードに入っていることを表示します。
Overersy(コンプレッサー)このボタンでオーバーイージー・コンプレッションの設定をします。
レシオ(コンプレッサー)
このボタンで信号のかけるコンプレッションの量を設定します。レンジは 1:1(コンプレッション無し)から無限大のコンプレッションであり、∞:1 の出力レベルは入力レベルに関係なく出力レベルがスレッシュホールドのレベルを超えることはありません
ゲイン・リダクション・メーター
この 8連のメーターがコンプレッサーによるゲインの減少の度合を表示します。
スロー(コンプレッサー)
このボタンを使ってコンプレッサーのアタック/リリースタイムを SLOW もしくは FAST に切替えます。
Frequency(ディエッサー)このコントロールを使ってディエッサー回路のハイパス周波帯の位置付けを決めます。4~8kHzでの設定がボーカル用として最も良い結果をもたらします。またそれ以上の高い設定はボーカル以外の用途に使われます。
出力レベル
アナログ出力信号の全体のレベルを-15~+15dB の幅でコントロールします。
メーター選択スイッチ
デジタル出力信号とアナログ・デジタル信号のメーター表示を切換えるスイッチです。デジタル
信号は dBFSで表示され、アナログ信号は dBuで表示されます。
ライトパイプ・メーター
アナログ出力信号、またはデジタル出力信号を表示します。
デジタル出力
A/Dコンバーターに送られる信号を-15~+15dBの幅でコントロールします。
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2.3. ロントパネル(タイプ IV コンバージョン・システム・コントロール)DITHERスイッチこのスイッチを押して TPDF、SNR2、Noneのディザー・タイプ・アルゴリズムを選択します。DITHERとは歪音を効果的に消去するために、オーディオ信号に加えられるランダムなノイズのことです。索引の D2にある“Truncation”グラフを参照してください。SNR2では LEDが赤く点灯し、TPDFでは緑色に点灯します。LEDが点灯していない場合は、Ditheringは使用されていないことになります。
SHAPEスイッチこのスイッチを押して SHAPE1、SHAPE2、Noneからタイプを選択します。SHAPE1はゆるやかなアコースティック・カーブを、SHAPE2ではよりアグレッシブなカーブを使用します。索引の D1にある“Noise Shaping”グラフを参照してください。SHAPE1では LEDは緑色に点灯し、SHAPE2 では赤色に点灯します。LED が点灯していない場合は、Noise-shaping は使用されていないことになります。
サンプルレート・スイッチ
このスイッチを押してデジタル出力のサンプルレートを 44.1、48、88.2、96kHzの中で選択します。LED は 44.1 kHzでは点灯せず、48kHzで緑色に点灯、88.2 kHzでは赤色、そして 96kHzでは黄色に点灯します。
WORD LENGTHスイッチ出力のWORD LENGTHを 16、20、24 ビットの中で選択します。LEDは 16 ビットでは点灯せず、0ビットで緑色に点灯、24 ビットで赤色に点灯します。
出力フォーマット
AES/EBU または S/PDIF のどちらかのデジタル出力フォーマットを選択します。LED はAES/EBUでは赤色に、S/PDIFでは緑色に点灯します。
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SECTION2アナログ・アプリケーション
2.1. 376 アナログ接続の基本操作
接続を行う前に全ての機材のスイッチを切ります。
付属のネジを使って 376 をラックにマウントします。ラックマウントする際に大切なことは換気がきちんとできるように充分なスペースをとることです(ユニットの上下に少なくとも 1cmのスペースを取ってください)。また、376 の上下には過剰な熱をだす機材等をマウントしないで下さい。機材の使用中は周辺の温度が 45 度を超えないようにします。ユニットはラジオの周波や電気機器の妨害を受けないようになっていますが、過度に高い RF や EMI がないところに配置してください。
キャノン、ステレオフォン、モノラルフォンのいずれかを使ってオーディオを接続します。376は応用が利くので色々な接続が可能です。入力接続にはキャノンのマイク入力か、フォンのライン入力またはフォンの楽器入力(フロントパネル)を使用します。アナログ出力で接続する場合は、キャノン出力またはフォンのライン出力を使用します。出力において一度に2つ以上のコネクターを使用するとバランスのラインをアンバランスにしたり、位相ができなかったり、グランドへの伝動体をショートさせたり、あるいは 376 に接続しているその他の機材に損傷を及ぼす可能性がありますのでやめてください。
376 の電源を入れます。AC 電源コードをユニットの後ろにあるコンセントにつなげます。オーディオラインから離れた場所にあるコンセントに AC 電源コードを差し込みます。ユニットの電源のオン/オフはリアパネルにある電源スイッチを使って操作します。あるいはメインとなる機材の電源スイッチを使って操作してください。
2.2. ミキサーに接続する
1. マイク・ケーブルを 376 のマイク入力に接続します(次のページの図 1を参照)。注意:別の電源供給でマイクを使用している場合は(例えば真空管マイク)、マイクに両方
の電源供給から+48Vのファンタム電源を送らないように必ず確認してください。そのマイクの電源供給からのみ+48Vを送ってください。ファンタム電源が必要な他のすべてのマイクには 376 のファンタム電源スイッチ(+48V)を使用します。
2. 376 のフロント・パネルの設定(ファンタム電源、パッド、フェーズ等)を行います。ミキサーのライン入力に 376 のライン出力を接続します。ミキサーの入力スイッチが“ライン”に設
定されているかどうか確認し、ミキサーのゲイン・コントロールを適切なローレベルに設定し
ます。
3. 376 のドライブ・コントロールを一番低い位置にします。出力レベル・コントロールを 12 時の位置にして、電源を供給します。必ずミキサーのゲイン・フェーダーが通常のレベルになっ
ていることを確認し、ドライブ・コントロールを使って 376 のゲインをゆっくりと上げていき
ます。ミキサーが通常の入力信号レベルで作動するまでゲインを上げてください。
4. パラメトリック EQのロー、ミッド、ミッドスィープ、ハイを使って最良のイコライジングをします。
5. スレッシュホールド、レシオ、オーバーイージー及びスローコントロールを使ってコンプレッサー機能を設定します。
6. もし 376 をボーカル用としてお使いになるなら周波帯を AMOUNT のディエッサー機能を設定します。
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2.3. レコーダーへのダイレクト接続
1. ドライブ・コントロールを一番低い位置(+30dB)にしてからマイクの接続を行います。2. 376 のライン出力をレコーダーのオーディオ入力に直接接続します。3. レコーダーの特定のトラックのレコード機能をオンにして、376 を接続しているトラックに対
応しているミキサーのテープ・トラック・リターンをオープンにします。ドライブ・コント
ロールの設定をあげていくのにあわせて、レコーダーを通し、テープ・リターンとしてミキ
サーに戻ってくる 376 の入力を聞いてください。
4. パラメトリック EQ のロー、ミッド、ミッドスィープ、ハイを使って最良のイコライジングをします。
5. スレッシュホールド、レシオ、オーバーイージー及びスローコントロールを使ってコンプレッサー機能を設定します。
6. もし376をボーカル用としてお使いになるなら周波帯をAMOUNTのディエッサー機能を設定します。
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SECTION3デジタル・アプリケーション
3.1 デジタル出力のフロントパネル機能
Ditherスイッチこのスイッチを押して TPDF、SNR2、Noneのディザー・タイプ・アルゴリズムを選択します。DITHER とは歪音を効果的に消去するためにオーディオ信号に加えられるランダムなノイズのことです。索引の D2にある“Truncation”グラフを参照してください。SNR2では LEDが赤く点灯し、TPDFでは緑色に点灯します。LEDが点灯していない場合は、Ditheringは使用されていないことになります。
SHAPEスイッチこのスイッチを押して SHAPE1、SHAPE2、Noneからタイプを選択します。SHAPE1はゆるやかなアコースティック・カーブを、SHAPE2ではよりアグレッシブなカーブを使用します。索引の D1にある“Noise Shaping”グラフを参照してください。SHAPE1では LEDが緑色に点灯し、SHAPE2 では赤色に点灯します。LED が点灯していない場合は、Noise-shaping は使用されていないことになります。
サンプルレート・スイッチ
このスイッチを押してデジタル出力のサンプルレートを 44.1、48、88.2、96kHzの中で選択します。LEDは 44.1kHzでは点灯せず、48 kHz で緑色に点灯、88.2kHzでは赤色、そして 96kHzでは黄色に点灯します。
WORD LENGTHスイッチ出力のWORD LENGTHを 16、20、24 ビットの中で選択します。LEDは 16 ビットでは点灯せず、20 ビットで緑色に点灯、24 ビットで赤色に点灯します。
出力フォーマット
AES/EBU または S/PDIF のどちらかのデジタル出力フォーマットを選択します。LED はAES/EBUでは赤色に、S/PDIF では緑色に点灯します。
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3.2 デジタル出力・リアパネル接続
AES/EBUデジタル・コネクター376 にはキャノン・コネクターを通して AES/EBU デジタル出力フォーマットが装備されています。
必ず標準のキャノン-キャノンのケーブルよりも短めのデジタルケーブル(110Ω)を使用して
ください。適切なケーブルを使用すれば、デジタル信号の欠落やその他の内部接続における不
具合は避けられます。
S/PDIFデジタル・コネクター376 にはピンのコアキシャル・コネクターを通して S/PDIFデジタル出力フォーマットが装備されています。必ず標準のピン-ピンのケーブルよりも短めのデジタルケーブル(75Ω)または
ビデオケーブル(75Ω)を使用してください。
適切なケーブルを使用すれば、デジタル信号の欠落やその他の内部接続における不具合は避け
られます。
注意:デジタル信号はキャノンとピン・ジャックの両方から同時に出力されます。例えば、
AES/EBUフォーマットを選択している場合、AES/EBUフォーマットの信号はキャノン及びピン・コネクターの両方から出力されます。また、S/PDIF フォーマットを選択している場合はS/PDIFフォーマットの信号がピンとキャノン・コネクターの両方から出力されます。
SYNC 入出力コネクターBNCコネクターはクロック入出力の両方についています。376 のクロック・チップは dbx製のVCXO チップで、ロー・ジッターで作動するよう規格されています。他の機材を接続して 376をメインのクロックソースに使用したり、376 のクロックを他のワード・クロックソースの機材
に接続したりして使用します。
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3.3 シンク入力のサンプルレートを選択する
376 のシンク入力にマスター機器やその他の機材を接続する際、376 が自動的にマスター機器のサンプルレートをロックします。そのサンプルレートは“SAMPLE RATE”の選択ボタンに表示されます。
マスター機器がシンク入力接続につながっていない場合、内部のサンプル・レートが選択されるまで“SAMPLE RATE”の選択ボタンが点滅します。
3.4 DAW(CPU)に直接接続する
リア・パネル接続 ステレオフォンまたはキャノン入力にソースを接続します。 376の AES/EBUまたは S/PDIF出力を、DAW(CPU)の AES/EBUまたは S/PDIF入力インターフェースにつなげます。
フロント・パネルデジタル出力機能1. “METER”スイッチでデジタル出力のメーターを選択します。2. “DITHER”スイッチで DITHERのタイプを選択します。3. “SHAPE”スイッチでノイズ・シェーピングのタイプを選択します。4. “SAMPLE RATE”スイッチで正しいサンプリング・レートを選択します。5. “WORD LENGTH”スイッチで正しいWORD LENGTHを選択します。6. “OUTPUT FORMAT”スイッチで適切なデジタル出力フォーマットを選択します。
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3.5 デジタル・ミキサーに直接接続する
リアパネル接続 ステレオフォンまたはキャノン入力にソースを接続します。 376の AES/EBUまたは S/PDIF出力をデジタル・ミキサーにつなげます。
フロント・パネルデジタル出力機能1. “METER”スイッチでデジタル出力のメーターを選択します。2. “DITHER”スイッチで DITHERのタイプを選択します。3. “SHAPE”スイッチでノイズ・シェーピングのタイプを選択します。4. “SAMPLE RATE”スイッチで正しいサンプリング・レートを選択します。5. “WORD LENGTH”スイッチで正しいWORD LENGTHを選択します。6. “OUTPUT FORMAT”スイッチで適切なデジタル出力フォーマットを選択します。
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3.6 A/D コンバージョンに接続する
リアパネル接続 ステレオフォンまたはキャノン入力にソースを接続します。 376の AES/EBUまたは S/PDIF出力を、DAW(CPU)の AES/EBUまたは S/PDIFの入力インターフェースにつなげます。
フロント・パネルデジタル出力機能1. “METER”スイッチでデジタル出力のメーターを選択します。2. “DITHER”スイッチで DITHERのタイプを選択します。3. “SHAPE”スイッチでノイズ・シェーピングのタイプを選択します。4. “SAMPLE RATE”スイッチで正しいサンプリング・レートを選択します。5. “WORD LENGTH”スイッチで正しいWORD LENGTHを選択します。6. “OUTPUT FORMAT”スイッチで適切なデジタル出力フォーマットを選択します。
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3.7 マルチ・トラッキングからデジタルミキサーへ接続する
リアパネル接続 ステレオフォンまたはキャノン入力にソースを接続します。 376の AES/EBUまたは S/PDIF出力をデジタル・ミキサーの AES/EBUまたは S/PDIF入力につなげます。
フロント・パネルデジタル出力機能1. “METER”スイッチでデジタル出力のメーターを選択します。2. “DITHER”スイッチで DITHERのタイプを選択します。3. “SHAPE”スイッチでノイズ・シェーピングのタイプを選択します。4. “SAMPLE RATE”スイッチで正しいサンプリング・レートを選択します。5. “WORD LENGTH”スイッチで正しいWORD LENGTHを選択します。6. “OUTPUT FORMAT”スイッチで適切なデジタル出力フォーマットを選択します。
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3.8 アナログ/デジタル出力の応用
376 にはユニークな機能がついており、アナログ出力とデジタル出力を同時に出力可能にします。これはアナログ出力部分を使って、デジタル信号のモニターができるようにと作られたものです。アナログ/デジタル出力は、共に独立した出力コントロールがついているので、同時に両方のレベルをすべて個別にコントロールしながら、デジタル信号を受信機器(DAW やデジタル・レコーダー)に送り、アナログ信号をモニター機器(ミキサーやヘッドホン・アンプ)に送ることが可能です。
リアパネル接続 ステレオフォンまたはキャノン入力にソースを接続します。 376の AES/EBUまたは S/PDIF出力を DAW(CPU)の AES/EBUまたは S/PDIF入力インターフェースにつなげます。
376 のステレオフォンまたはキャノン出力をモニター機器(デジタルミキサー等)のステレオフォンまたはキャノン入力につなげます。
フロント・パネルデジタル出力機能1. “METER”スイッチでデジタル出力のメーターを選択します。2. “DITHER”スイッチで DITHERのタイプを選択します。3. “SHAPE”スイッチでノイズ・シェーピングのタイプを選択します。4. “SAMPLE RATE”スイッチで正しいサンプリング・レートを選択します。5. “WORD LENGTH”スイッチで正しいWORD LENGTHを選択します。6. “OUTPUT FORMAT”スイッチで適切なデジタル出力フォーマットを選択します。
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仕様
マイク入力端子:2 番ホット XLRメス,バランス/アンバランス推奨マイク・インピーダンス:330Ω最大入力レベル:-9dBu、20dBパッド使用時は+11 dBu
ライン入力(リア・パネル)端子:1/4”TRS,バランス/アンバランスインピーダンス:バランス 40kΩ,アンバランス 20kΩ最大入力レベル:-21dBu,バランス/アンバランス
楽器入力(フロント・パネル)端子:1/4”TS,アンバランスインピーダンス:470kΩ最大入力レベル:+21dBu,アンバランス
アナログ出力端子:2 番ホット XLR, 1/4”TRS,サーボ・バランス/アンバランスインピーダンス:バランス 120Ω,アンバランス 60Ω最大出力レベル:+21dBu, +20dBm(600Ωロード中)
インサート端子:1/4”TRS,アンバランスインピーダンス:SEND100Ω,RETURN20kΩ
アナログ出力端子:XLR(AES/EBU),フォン(S/PDIF)インピーダンス:110Ω(AES/EBU),75Ω(S/PDIF)
システム・レスポンスドライブ・コントロール・レンジ:+30dB~+60dB(マイク入力)
-15dB~+15dB(ライン入力および楽器入力)レベル・コントロール・レンジ:-15dB~+15dB(アナログ→デジタル)ライン:マイク入力とライン入力間で選択ファンタム電源:48Vパッド:20dBパッド位相変換:マイク入力(XLR)の 2 番/3 番の変換ローカット:75Hz,12dB/オクターブ,ハイパス・フィルター周波数特性:10Hz~75kHz(アナログ)全高調波歪:0.35%,+4dB,1kHz,40dBゲイン
アナログ-デジタル変換型式:dbx typeIV A/D CONVERSION SYSTEMサンプル・レート:96,88.2,48,44.1kHzで選択WORDLENGTH:24,20,16ビットで選択DITHERタイプ:TPDF, SNR2,NONENOISE SHAPE:SHAPE1, SHAPE2, NONE出力フォーマット:S/PDIF,AES/EBUコンバーター・ダイナミックレンジ:107dB,A-weighted,22kHz bandwidth
パワー・サプライ動作電圧:120V AC 60Hz, 100V AC 50/60Hz(EUROPE/230V AC 50/60Hz)消費電力:35W
外形寸法:48.5cm(W)×4.5cm(H)×19.7cm(D)重量:3.3kg