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平成30年度公共職業訓練と求職者支援訓練の 実施状況について 資料 1

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平成30年度公共職業訓練と求職者支援訓練の実施状況について

資料 1

NAHYIA
テキストボックス
資料No.7
Page 2: 資料1 資料No - mhlw...412人 99.4% - - 412人 99.4% ※就職率は、平成29年度中に訓練を修了した者の1ヶ月後の就職状況。 平成29年度公共職業訓練(学卒者訓練)の実施状況

離職者訓練

合計 高齢・障害・求職者雇用支援機構 都道府県

受講者数 就職率 受講者数 就職率 受講者数 就職率

離職者訓練 82,440人 - 20,026人 - 62,414人 -

うち施設内訓練 26,304人 84.6% 20,026人 85.4% 6,278人 77.9%

うち委託訓練 56,136人 72.7% - - 56,136人 72.7%

※ 受講者数は、平成30年4月~平成30年11月末。※ 就職率は、施設内訓練は平成30年8月末まで、委託訓練は平成30年7月末までに訓練を修了した者の3ヶ月後の就職状況。※ 都道府県が自治事務として行う施設内訓練及び都道府県単独の委託訓練の実績も含む。

在職者訓練

合計 高齢・障害・求職者雇用支援機構 都道府県

受講者数 受講者数 受講者数

在職者訓練 95,654人 57,177人 38,477人

※ 受講者数は、平成30年4月~平成30年11月末。

平成30年度公共職業訓練の実施状況

資1-1

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分野別受講者数(合計)

施設内訓練 委託訓練

合計高齢・障害・求職者雇用支援機構 都道府県 合計

高齢・障害・求職者雇用支援機構 都道府県

受講者数 就職率 受講者数 就職率 受講者数 就職率 受講者数 就職率 受講者数 就職率 受講者数 就職率

農業・林業系 866人 527人 94.7% - - 527人 94.7% 339人 50.0% - - 339人 50.0%

建設系 4,946人 4,759人 83.4% 3,685人 83.5% 1,074人 81.4% 187人 100% - - 187人 100%

製造系 9,728人 9,498人 86.7% 8,063人 86.7% 1,435人 86.2% 230人 91.3% - - 230人 91.3%

事務系 25,844人 616人 84.9% 446人 84.8% 170人 85.7% 25,228人 72.6% - - 25,228人 72.6%

情報系 15,001人 288人 82.8% 47人 87.0% 241人 80.5% 14,713人 69.9% - - 14,713人 69.9%

サービス系 12,770人 8,063人 83.7% 6,206人 84.9% 1,857人 74.1% 4,707人 54.2 % - - 4,707人 54.2 %

介護系 10,008人 837人 82.3% - - 837人 82.2% 9,171人 85.4% - - 9,171人 85.4%

その他 3,277人 1,716人 4.3% 1,579人 - 137人 4.3% 1,561人 68.9% - - 1,561人 68.9%

総計 82,440人 26,304人 84.6% 20,026人 85.4% 6,278人 77.9% 56,136人 72.7% - - 56,136人 72.7%

【参考】 施設内訓練 委託訓練

「雇用期間の定めのない就職者数」の「就職者数」に対する割合

76.5% 54.8%

「関連就職者数」の「就職者数」に対する割合 75.3% 69.3%

※ 受講者数は、平成30年4月~平成30年11月末。※ 就職率は、施設内訓練は平成30年8月末まで、委託訓練は平成30年7月末までに訓練を修了した者の3ヶ月後の就職状況。※ 高齢・障害・求職者雇用支援機構の実施する施設内訓練のうち、「その他」分野の橋渡し訓練については、他の職業訓練を連続して受講するため、受講者数のみ計上。※ 都道府県が自治事務として行う施設内訓練及び都道府県単独の委託訓練の実績も含む。※ 「雇用期間の定めのない就職者数」とは、正社員就職者数並びにパート・アルバイト及び派遣社員で雇用期間の定めの無い就職者数を計上。

平成30年度公共職業訓練(離職者訓練)の実施状況(詳細)

資1-2

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学卒者訓練

合計 高齢・障害・求職者雇用支援機構 都道府県

在学者数 就職率 在学者数 就職率 在学者数 就職率

学卒者訓練 17,418人 96.8% 5,687人 99.6% 11,731人 96.0%

専門課程 5,955人 99.4% 3,875人 99.4% 2,080人 99.3%

応用課程 1,754人 99.8% 1,751人 99.8% 3人 100.0%

普通課程(高卒) 9,297人 95.3% 61人 100.0% 9,236人 95.2%

普通課程(中卒) 412人 99.4% - - 412人 99.4%

※ 就職率は、平成29年度中に訓練を修了した者の1ヶ月後の就職状況。

平成29年度公共職業訓練(学卒者訓練)の実施状況

資1-3

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障害者訓練

合計 高齢・障害・求職者雇用支援機構 都道府県

受講者数 就職率 受講者数 就職率 受講者数 就職率

障害者訓練 5,560人 - 567人 - 4,993人 -

障害者職業能力開発校における職業訓練 1,856人 - 567人 - 1,289人 -

離職者訓練 1,599人 69.2% 465人 69.0% 1,134人 69.2%

在職者訓練 257人 - 102人 - 155人 -

障害者の多様なニーズに対応した委託訓練 3,704人 - - - 3,704人 -

離職者訓練 3,503人 49.7% - - 3,503人 49.7%

在職者訓練 201人 - - - 201人 -

※ 就職率は、平成29年度中に訓練を修了した者の3ヶ月後の就職状況。

平成29年度公共職業訓練(障害者訓練)の実施状況

資1-4

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求職者支援訓練の修了者等の就職状況(訓練終了3か月後時点)

コース数 受講者数①

修了者等数②

就職者数就職率(②/①)

基礎コース 82 628人 539人 328人 61.4%

実践コース 158 1,417人 1,236人 789人 64.3%

※ 平成30年4月に終了した訓練コースの平成30年12月20日時点の数値。※ 「修了者等数」は、就職理由中退者数と修了者数の合計(基礎コースは、次の訓練を受講中である者又は受講決定した者を除く)。※ 平成28年4月以降に開講したコースより訓練終了日に65歳以上の者は雇用保険適用就職率の算定から除外していること。

求職者支援訓練受講者数(平成30年4月~平成30年11月)

受講者数

合計 15,598人

基礎コース 4,667人

実践コース 10,931人

平成30年度求職者支援訓練の実施状況

資1-5

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平成30年度求職者支援訓練の分野別実施状況

平成30年度求職者支援訓練の分野別就職状況(実践コース)

分野 IT 営業・販売・事務 医療事務 介護福祉 デザイン その他 合計

コース数 13コース 47コース 13コース 26コース 25コース 34コース 158コース

受講者数 140人 392人 121人 199人 286人 279人 1,417人(割合) (9.9%) (27.7%) (8.5%) (14.0%) (20.2%) (19.7%) (100.0%)

修了者等 116人 363人 105 人 178人 227人 247人 1,236人

就職者数 82人 232人 66人 124人 140人 145人 789人

就職率 70.6% 63.8% 62.8% 70.1% 62.0% 60.6% 64.3%

関連就職割合 75.6% 77.1% 75.7% 94.3% 71.4% 77.2% 78.5%

※ 平成30年4月に終了した訓練コースの平成30年12月20日時点の数値。※ 「修了者等数」は、就職理由中退者数と修了者数の合計(基礎コースは、次の訓練を受講中である者又は受講決定した者を除く)。※「関連就職割合」は、就職者が就職状況報告の時に訓練コースの内容に関連した業種または職種への就職と自己申告した割合。※ 平成28年4月以降に開講したコースより訓練終了日に65歳以上の者は雇用保険適用就職率の算定から除外していること。

資1-6

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求職者支援訓練の直近の実施状況

平成30年度の申請状況・認定状況は、平成28年度及び29年度の申請状況・認定状況同様、基礎コース:実践コース≒30%:70%となっている。

1 申請・認定状況

(平成30年度の基礎と実践の割合)(平成29年度の基礎と実践の割合)

≪参考≫平成28年度よりコース設計の見直しを踏まえて、基礎・実践コースの割合を3:7から5:5としたこと。

申請 認定 申請 認定

資1-7

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2 都道府県別申請状況(平成30年度)

実践コースについては、認定上限値を超える申請があるものの、基礎コースについては認定上限値を下回った(設定基礎コースと実践コースの比率は4:6)。

※ 平成31年1月8日時点※ 申請率・・・認定上限値(定員)に占める認定申請があったコースの定員総数に占める割合。基礎コース:92%、実践コース124%(平成29年度実績)※ 基礎比率・・・認定上限値に占める基礎コースの割合※ 当該認定期間において認定されなかった定員及び開講されずに中止となった訓練の定員は、次の認定期間に繰り越すことが可能であること。

北 海 道 820 738 706 90% 1,780 2,186 1,827 123% 32%

青 森 365 579 434 159% 365 550 360 151% 50%

岩 手 325 216 216 66% 325 549 505 169% 50%

宮 城 388 353 344 91% 582 453 428 78% 40%

秋 田 240 315 240 131% 300 442 310 147% 44%

山 形 182 215 215 118% 228 272 270 119% 44%

福 島 373 280 280 75% 437 508 508 116% 46%

茨 城 405 453 438 112% 405 447 447 110% 50%

栃 木 220 364 242 165% 330 645 375 195% 40%

群 馬 480 366 366 76% 490 575 575 117% 49%

埼 玉 412 343 343 83% 618 735 717 119% 40%

千 葉 740 397 397 54% 1,110 1,497 1,486 135% 40%

東 京 1,900 812 812 43% 4,440 5,282 4,532 119% 30%

神 奈 川 580 514 501 89% 1,290 1,388 1,368 108% 31%

新 潟 195 207 168 106% 425 608 529 143% 31%

富 山 148 133 118 90% 222 307 292 138% 40%

石 川 130 100 90 77% 100 139 139 139% 57%

福 井 160 150 150 94% 200 225 225 113% 44%

山 梨 120 93 93 78% 270 297 297 110% 31%

長 野 440 509 471 116% 550 664 577 121% 44%

岐 阜 225 210 210 93% 225 171 171 76% 50%

静 岡 200 157 157 79% 420 608 532 145% 32%

愛 知 385 176 176 46% 715 931 931 130% 35%

三 重 150 144 144 96% 220 208 208 95% 41%

滋 賀 180 132 132 73% 180 138 138 77% 50%

基礎コース 実践コース

上限値 申請数 認定数 上限値 申請数 認定数申請率 申請率

基礎

コース

比率

京 都 475 607 562 128% 635 542 513 85% 43%

大 阪 3,014 2,524 2,280 84% 6,706 7,542 6,382 112% 31%

兵 庫 720 372 291 52% 1,290 1,406 1,207 109% 36%

奈 良 260 270 210 104% 300 567 402 189% 46%

和 歌 山 240 308 250 128% 300 364 315 121% 44%

鳥 取 180 205 170 114% 270 328 306 121% 40%

島 根 165 162 162 98% 230 260 260 113% 42%

岡 山 190 279 205 147% 290 447 322 154% 40%

広 島 356 324 324 91% 434 510 510 118% 45%

山 口 120 105 105 88% 190 205 205 108% 39%

徳 島 190 309 225 163% 285 331 295 116% 40%

香 川 270 300 285 111% 270 270 270 100% 50%

愛 媛 255 215 211 84% 375 440 420 117% 40%

高 知 165 90 90 55% 245 320 320 131% 40%

福 岡 858 818 775 95% 1,592 2,642 1,634 166% 35%

佐 賀 185 87 87 47% 205 149 134 73% 47%

長 崎 355 356 356 100% 355 414 414 117% 50%

熊 本 225 105 105 47% 525 654 639 125% 30%

大 分 205 310 215 151% 255 370 270 145% 45%

宮 崎 456 802 493 176% 684 1,070 777 156% 40%

鹿 児 島 250 160 160 64% 370 537 512 145% 40%

沖 縄 472 741 454 157% 708 700 519 99% 40%

合 計 19,369 17,405 15,458 90% 32,741 39,893 34,373 122% 37%

基礎コース 実践コース

上限値 申請数 認定数

基礎

コース

比率申請率申請率 上限値 申請数 認定数

資1-8

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3 定員・応募・受講状況

下半期の方が、上半期に比べ応募者数・受講者数が少ないことから、中止率が高くなっているが、上半期も含め、近年は、横ばいもしくは改善傾向にある。

<基礎コース> <実践コース>

H28上半期 H28下半期 H29上半期 H29下半期 H30上半期

応募倍率 0.71 0.62 0.63 0.59 0.65

定員充足率 58.5% 51.5% 53.6% 50.2% 55.6%

認定コース数 758 773 638 676 538

中止コース数 125 210 141 182 103

中止率 16.5% 27.2% 22.1% 26.9% 19.1%

H28上半期 H28下半期 H29上半期 H29下半期 H30上半期

応募倍率 0.78 0.68 0.78 0.68 0.77

定員充足率 60.6% 55.9% 61.2% 55.1% 60.8%

認定コース数 1,300 1,553 1,167 1312 1044

中止コース数 264 394 240 314 215

中止率 20.3% 25.4% 20.6% 23.9% 20.6%

資1-9

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4 分野別受講状況

全体的に応募倍率は低いが、デザイン分野は安定した応募倍率を維持しており、他の分野よりも

高い。また、下半期より上半期の方が応募倍率・定員充足率が高い傾向にある。

H28上半期 H28下半期 H29上半期 H29下半期 H30上半期

応募倍率 0.72 0.64 0.75 0.66 0.76

定員充足率 58.0% 53.1% 61.0% 55.5% 61.6%

H28上半期 H28下半期 H29上半期 H29下半期 H30上半期

応募倍率 0.63 0.57 0.56 0.53 0.55

定員充足率 53.3% 48.7% 47.7% 45.1% 47.5%

H28上半期 H28下半期 H29上半期 H29下半期 H30上半期

応募倍率 0.80 0.68 0.76 0.61 0.76

定員充足率 65.7% 58.2% 60.8% 52.7% 63.2%

H28上半期 H28下半期 H29上半期 H29下半期 H30上半期

応募倍率 0.73 0.65 0.73 0.67 0.73

定員充足率 59.3% 55.8% 60.5% 55.0% 60.9%

資1-10

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H28上半期 H28下半期 H29上半期 H29下半期 H30上半期

応募倍率 1.19 0.85 1.01 0.78 0.96

定員充足率 76.4% 64.9% 72.2% 62.3% 70.8%

H28上半期 H28下半期 H29上半期 H29下半期 H30上半期

応募倍率 0.47 0.52 0.70 0.68 0.57

定員充足率 44.3% 45.6% 67.1% 60.0% 50.9%

H28上半期 H28下半期 H29上半期 H29下半期 H30上半期

応募倍率 0.52 0.60 0.39 0.56 0.33

定員充足率 42.0% 50.0% 39.3% 44.0% 26.7%

H28上半期 H28下半期 H29上半期 H29下半期 H30上半期

応募倍率 0.78 0.68 0.86 0.71 0.81

定員充足率 62.3% 55.6% 67.0% 56.5% 62.2%

資1-11

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職業訓練実施計画で重点分野としている「介護福祉」、「IT」、「医療事務」のうち、「IT」の割合は微増だ

が、「医療事務」・「介護福祉」が縮小傾向にある。集計中の中止率は前年度より低いが、上半期の中止率は例年低い傾向にあるため、要経過観察。

①受講者割合(平成29年度)

②受講者割合(平成30年度)

③認定コース数・中止状況※平成30年11月開講分まで

IT営業・販売・

事務医療事務 介護福祉 農林業 旅行・観光 デザイン 美容 その他 実践合計

認定コース数 202 813 222 470 17 10 315 196 234 2,479

中止コース数 40 180 44 175 7 6 27 23 52 554

中止率 19.8% 22.1% 19.8% 37.2% 41.2% 60.0% 8.6% 11.7% 22.2% 22.3%

認定コース数 128 478 128 222 10 5 155 130 156 1,412

中止コース数 14 131 29 80 5 3 5 13 16 296

中止率 10.9% 27.4% 22.7% 36.0% 50.0% 60.0% 3.2% 10.0% 10.3% 21.0%

平成29年度

平成30年度

(11月開講分まで)

資1-12

Page 14: 資料1 資料No - mhlw...412人 99.4% - - 412人 99.4% ※就職率は、平成29年度中に訓練を修了した者の1ヶ月後の就職状況。 平成29年度公共職業訓練(学卒者訓練)の実施状況

介護福祉分野は他の分野と比較して受講年齢層が高い傾向にあり、IT、医療事務、デザイン分野は

20代の受講率が高い傾向にある。

分野別年齢階層(平成30年受講者)

5 受講者属性

年齢階層20歳

未満

20歳~

24歳

25歳~

29歳

30歳~

34歳

35歳~

39歳

40歳~

44歳

45歳~

49歳

50歳~

54歳

55歳~

59歳

60歳~

64歳

65歳

以上合計

受講者数 28人 202人 309人 251人 153人 122人 82人 54人 22人 14人 6人 1,243人

割合 2.3% 16.3% 24.9% 20.2% 12.3% 9.8% 6.6% 4.3% 1.8% 1.1% 0.5% 100.0%

受講者数 50人 310人 393人 406人 400人 448人 475人 349人 191人 141人 59人 3,222人

割合 1.6% 9.6% 12.2% 12.6% 12.4% 13.9% 14.7% 10.8% 5.9% 4.4% 1.8% 100.0%

受講者数 31人 149人 163人 159人 132人 120人 100人 73人 20人 7人 2人 956人

割合 3.2% 15.6% 17.1% 16.6% 13.8% 12.6% 10.5% 7.6% 2.1% 0.7% 0.2% 100.0%

受講者数 36人 93人 88人 94人 101人 156人 175人 166人 127人 92人 42人 1,170人

割合 3.1% 7.9% 7.5% 8.0% 8.6% 13.3% 15.0% 14.2% 10.9% 7.9% 3.6% 100.0%

受講者数 30人 279人 452人 324人 221人 173人 143人 103人 66人 40人 13人 1,844人

割合 1.6% 15.1% 24.5% 17.6% 12.0% 9.4% 7.8% 5.6% 3.6% 2.2% 0.7% 100.0%

受講者数 50人 171人 205人 193人 154人 127人 107人 69人 32人 12人 4人 1,124人

割合 4.4% 15.2% 18.2% 17.2% 13.7% 11.3% 9.5% 6.1% 2.8% 1.1% 0.4% 100.0%

受講者数 19人 134人 201人 188人 165人 171人 169人 127人 81人 85人 32人 1,372人

割合 1.4% 9.8% 14.7% 13.7% 12.0% 12.5% 12.3% 9.3% 5.9% 6.2% 2.3% 100.0%その他

理容・美容

IT

営業・販売

・事務

医療事務

介護福祉

デザイン

※平成30年11月開講分まで

資1-13

Page 15: 資料1 資料No - mhlw...412人 99.4% - - 412人 99.4% ※就職率は、平成29年度中に訓練を修了した者の1ヶ月後の就職状況。 平成29年度公共職業訓練(学卒者訓練)の実施状況

受講生の7割超を女性が占め、実践コースでは男性比率が7ポイント程度高くなる。

分野別では特に医療事務、理美容分野で女性比率が高いが、IT分野では男性が約7割を占めている。

※平成30年11月開講分まで

コース別・男女比率(平成30年受講者)

実践コース分野別・男女比率(平成30年受講者)

基礎コース 実践コース 計

男 性 1,048 3,254 4,302

(割 合) 22.46% 29.77% 27.58%

女 性 3,619 7,677 11,296

(割 合) 77.54% 70.23% 72.42%

IT営業・販売・

事務医療事務 介護福祉 デザイン 理美容 その他

男 性 853 777 20 434 623 14 533

(割 合) 68.62% 24.12% 2.09% 37.09% 33.79% 1.25% 38.85%

女 性 390 2,445 936 736 1,221 1,110 839

(割 合) 31.38% 75.88% 97.91% 62.91% 66.21% 98.75% 61.15%

資1-14

Page 16: 資料1 資料No - mhlw...412人 99.4% - - 412人 99.4% ※就職率は、平成29年度中に訓練を修了した者の1ヶ月後の就職状況。 平成29年度公共職業訓練(学卒者訓練)の実施状況

※括弧内は平成30年度の予算額等

訓練規模

約1,277億円(約1,258億円)

約32.8万人(約32.7万人)

-   17.0万人(17.4万人)

施設内訓練 約640億円(約640億円)

約3.3万人(約3.5万人)

委託訓練 約637億円(約618億円)

約13.7万人(約13.9万人)

(※1)約13.6万人

(約13.2万人)

(※1)約2.1万人

(約2.1万人)約0.8万人

(約0.8万人)

離職者訓練約0.7万人

(約0.7万人)

施設内訓練約40億円

(約40億円)約0.3万人

(約0.3万人)

平成31年度予算案について

予算額

公共職業訓練

離職者訓練

在職者訓練

学卒者訓練

障害者訓練約54億円

(約54億円)約54億円

(約54億円)

資 料 2

KNUHC
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資2-1
Page 17: 資料1 資料No - mhlw...412人 99.4% - - 412人 99.4% ※就職率は、平成29年度中に訓練を修了した者の1ヶ月後の就職状況。 平成29年度公共職業訓練(学卒者訓練)の実施状況

委託訓練 約14億円(約14億円)

約0.4万人(約0.4万人)

在職者訓練約0.1万人

(約0.1万人)

施設内訓練 (※2)約0.1万人

(約0.1万人)

委託訓練 (※2)約0.02万人

(約0.02万人)

約69億円(約83億円)

求職者支援制度全体 169億円             (209億円)

約3.0万人(約3.6万人)

   20.0万人(21.0万人)

求職者支援訓練

公共職業訓練(離職者訓練)+

求職者支援訓練-

※1 公共職業訓練のうち、離職者訓練(施設内訓練)、在職者訓練及び学卒者訓練の予算は切り分けができないため、  予算額については、離職者訓練(施設内訓練)に含んで記載。※2 障害者訓練のうち、在職者訓練の施設内訓練及び委託訓練の予算は切り分けができないため、  予算額については、離職者訓練に含んで記載。

KNUHC
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資2-2
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長期高度人材育成コース

○ 国家資格の取得等ができる1~2年の長期の離職者訓練を推進

訓練期間

3ヶ月 6ヶ月 1年 2年

公共職業訓練(委託訓練)において、これまで能力開発機会に恵まれなかった非正規雇用労働者等を対象として、国家資格の取得等を目指す長期の訓練コースを拡充し、高い可能性で正社員就職に導くことができる充実した訓練を実施する。

これまでの委託訓練コース

訓練期間

3ヶ月 6ヶ月 1年 2年

○ 離職者訓練の期間は、主に原則3~6ヶ月の短期の訓練

早期再就職

資格取得資格取得

※対象者はハローワークに求職登録している非正規雇用労働者等。

さらに、就職後の定着指導やフォローアップの支援を行う。

非正規雇用労働者等への長期高度人材育成コースの推進

平成31年度予定額 39,502,057( 37,869,120)千円

コース例:介護福祉士、保育士、社会福祉士、精神保健福祉士、栄養士、ITSSレベル3以上のITスキル講座 など

正社員就職を目指す!!

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資2-3
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●離職によるブランクに対応するためには、実践的な職業能力の開発への支援が必要。●民間教育訓練機関や学校教育機関等の多様な訓練委託先を活用し、子育て女性等のリカレント教育に資する職業訓練を実施し、早期の就職を支援する。

○子育て女性等のリカレント教育に資する職業訓練の実施<想定する内容>・女性が活躍している分野への就職を想定した訓練コース・再就職・キャリアアップのため、多くの女性に活用されている訓練コース・離職した保育士等の職場復帰を支援するための訓練コース

○短時間訓練コースの実施育児等でキャリアを中断した女性の再就職を支援するため、育児等の時間

に配慮し1日の訓練時間数を短く設定した短時間訓練コース(育児と職業訓練の両立が可能)の設定を推進する。

○託児サービスの実施保育所に預けられない子の育児のため職業訓練を受講することが困難な求

職者に対する、受講の際の託児サービスの提供を推進する。

子育て中の女性のためのリカレント教育の充実

出産・育児を理由とする離職後の再就職に向けた能力開発の充実

平成31年度予定額 16,794,281(16,616,997)千円

KNUHC
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資2-4
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◆ 第4次産業革命による産業構造の変化や人材の流動化に対応するため、労働者の能力開発が一層重要となる中、特にITリテラシーはIT業界に限らず、ITを活用する全産業の人材に求められている。◆ 「未来投資戦略2017」(平成29年6月9日未来投資会議決定)においても「年代・職種を問わず、様々な人材が多様な機会を通じて基礎的なIT・データスキルを身につけることは重要」とされている。◆ このため、基礎的なITリテラシーを習得するための職業訓練を開発・実施し、働く人々のIT力の強化を図る。

第4次産業革命による技術革新に対応した基礎的ITリテラシー習得のための職業訓練の実施

平成31年度予定額 1,561,380(1,047,612)千円

◇ 開発した職業訓練コースの実施

・ 民間機関等への委託により全国の生産性向上人材育成支援センターで実施

・ 平成31年度計画数:13,000人(平成30年度から3年間で3万人)

中小企業や製造現場等で働く方々を対象とした職業訓練(在職者訓練) 855,444( 354,511)千円

基礎的ITリテラシーを習得できる機会に乏しい中小企業や製造現場等で働く人向けの基礎的ITリテラシー習得のための職業訓練コースを開発し、民間機関等を活用して実施する。

様々な職業への就職を希望する方々を対象とした職業訓練(離職者訓練) 705,936( 693,101)千円

これからの社会人が標準的に装備しておくべき基礎的ITリテラシーを習得する職業訓練コースを設定し、他の公的職業訓練との連続受講も可能とすることにより、希望の職業への就職を実現する。

◇ 訓練の概要

・ 実施機関及び内容:民間機関を活用し、職種を問わず必要となる基礎的ITリテラシーを習得するカリキュラム

・ 受講対象者 :あらゆる職種への就職を希望する求職者

・ 平成31年度計画数:5,348人

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資2-5
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障害者人材開発行政の推進~平成31年度障害者人材開発施策予算案のポイント~

平成31年度予定額:67.0(61.9)億円

37.1(37.3 )億円○一般の公共職業能力開発施設で職業訓練を受けることが困難な重度障害者等に対して、その態様に配慮した

職業訓練を以下13校で実施

①(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構営(2校:埼玉、岡山)

② 都道府県営(11校:北海道、宮城、東京、神奈川、石川、愛知、大阪、兵庫、広島、福岡、鹿児島 )

○企業、社会福祉法人、NPO法人、民間教育訓練機関等の地域の訓練委託先を活用し、障害者が住む身近な地域で

多様な職業訓練を実施

○求職障害者が増加している中で更なる就職の促進を図るため、以下の取組を実施

・就職率の高い(※)実践能力習得訓練コースの重点的な実施(2,140人/全体3,800人)

※実践能力習得訓練コースのH29就職率 70.4%(全体 49.7%)

・知識・技能習得訓練コースでは、就職支援に伴い訓練修了後の安定的な雇用に係る就職者数に応じて委託費(1人当たり2万円)を追加で支給

14.0(14.1)億円

4.国立障害者職業能力開発校の修繕・設備整備等

12.6(7.4)億円○東京障害者職業能力開発校の解体のほか、安全面や維持管理面で緊急性の高い改修工事を実施するとともに、

障害の多様化等に対応した訓練科目の整備、耐用年数が経過した訓練機器の更新等を実施

3.障害者の多様なニーズに対応した委託訓練の実施

2.国立障害者職業能力開発校の運営

1.職業能力開発校(一般校)における精神障害者等の受入体制の整備

○一般の職業能力開発校への精神保健福祉士等の配置

・都道府県の全ての職業能力開発校(152校)における精神保健福祉士等の配置を拡充し、訓練生や訓練指導員に対する相談体制を強化

○職業能力開発校(一般校)における精神障害者受入モデル事業の実施

・一般校の中からモデル事業実施校を選定し、精神障害者を対象とした6か月の職業訓練をモデル事業として実施

3.4(3.1)億円

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資2-6
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資 3-1

資料3

平成3130年度における全国職業訓練実施計画(案)

平成 3130年4月1日

第一 総則

一 計画のねらい

産業構造の変化、技術の進歩その他の経済的環境の変化の中で、職業の安定、

労働者の地位の向上及び経済社会の発展を図るためには、これらによる業務の

内容の変化に対する労働者の適応性を増大させ、及び転職に当たっての円滑な

再就職に資するよう、労働者に対して適切な職業能力開発を行う必要がある。こ

のため、都道府県、事業主等が行う職業能力開発に関する自主的な努力を尊重し

つつ、雇用失業情勢等に応じて、国が、職業能力開発促進法(昭和 44年法律第

64号。以下「能開法」という。)第 16条第1項の規定に基づき設置する公共職

業能力開発施設(以下「公共職業能力開発施設」という。)において実施する職

業訓練(能開法第 15条の7第3項の規定に基づき実施する職業訓練(以下「委

託訓練」という。)を含む。以下「公共職業訓練」という。)及び職業訓練の実

施等による特定求職者の就職の支援に関する法律(平成 23 年法律第 47 号。以

下「求職者支援法」という。)第4条第1項の規定により厚生労働大臣の認定を

受けた職業訓練(以下「求職者支援訓練」という。)の充実を図ることにより、

労働者の十分な職業能力開発の機会を確保する必要がある。

本計画は、現下の雇用失業情勢等を踏まえ、本計画の対象期間(以下「計画期

間」という。)中における公共職業訓練及び求職者支援訓練(以下「公的職業訓

練」という。)の対象者数等を明確にし、計画的な公的職業訓練の実施を通じて

、職業の安定、労働者の地位の向上等を図るものである。また、公共職業能力開

発施設は、本計画を実施する際に、都道府県労働局、公共職業安定所、地方公共

団体等関係機関との連携を図り、効率的かつ効果的な公共職業訓練の実施を図

るものとする。

二 計画期間

計画期間は、平成 3130年4月1日から平成 3231年3月 31日までとする。

三 計画の改定

本計画は、公的職業訓練の実施状況等を踏まえ、必要な場合には改定を行うも

のとする。

第二 労働市場の動向と課題等

一 労働市場の動向と課題

労働市場の状況をみると、最近の雇用情勢は、着実に改善が進んでいるものの

、少子高齢化・人口減少社会が進展する中、我が国の持続的な経済成長のために

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資 3-2

は、働き方改革の推進等を通じた非正規雇用労働者の処遇改善、長時間労働の是

正、安全で健康に働くことができる職場づくり、柔軟な働き方がしやすい環境整

備、賃金引き上げのための支援、雇用吸収力、付加価値の高い産業への転換・再

就職支援、人材育成の強化・人材確保対策・地方創生の推進などにより、労働環

境の整備・生産性の向上を図ることが喫緊の課題である。

こうした中、企業が付加価値の高い分野又は医療・情報通信分野等の今後成長

が見込まれる分野への展開を図ることが重要であり、そのために必要となる人

材の育成を行っていけるよう、公的職業訓練のあり方を不断に見直していくこ

とが重要である。特にとりわけ、第 4 次産業革命による技術革新に対応する人

材の育成が急務となっている。

このため、これらの課題等に的確に対応するため、基礎的 ITリテラシーをは

じめとする離職者の再就職の実現に資する公的職業訓練を実施するとともに、

産業界や地域の人材ニーズに合致した在職者の生産性の向上等、多様な職業能

力開発の機会を確保・提供することが重要である。

特に、若年者については、完全失業率が年齢計に比べて相対的に高水準で推移

し、フリーターの数については、平成 2928 年で 152155 万人と43年連続で減

少している一方、フリーターと同属性の 35~44歳の層は平成 24年以降 50万人

~60 万人台の水準で推移してと高止まりの状態となっている。また、ニートで

ある若年者もいまだ多い状況となっている。こうしたことから、今後の我が国の

社会を支えていく若年者が職業能力を高めることができるよう、若年者にとっ

て良好な雇用機会の創出やその育成のための施策を重点的に実施する必要があ

る。あわせて、能開法第 15条の4第1項に規定する職務経歴等記録書(以下「

ジョブ・カード」という。)を活用し、若年者の職業能力向上を図り、安定的な

雇用への円滑な移行を促進することが重要である。

また、女性については、出産・子育ての時期にある年齢層の就業率が低い状況

にあり、女性の活躍を促進するため、出産等でキャリアを中断した女性の再就職

を支援することが重要である。

高齢者については、人生 100 年時代を迎え、より長いスパンで個々人の人生

の再設計が可能となる社会を実現するため、何歳になっても学び直し、職場復帰

、転職が可能となるリカレント教育を拡充していくことが求められている。現に

60 歳を過ぎても多くの高齢者が就業しており、年齢に関わりなくいつまでも働

き続けたいという者も多い状況であることを踏まえれば、。生涯現役社会の実現

に向けて、高齢者の継続雇用や再就職に向けた職業能力開発施策を一層充実さ

せ推進していくことがも重要である。

我が国の持続的な経済成長のためには、企業が付加価値の高い分野又は医療・

情報通信分野等の今後成長が見込まれる分野への展開を図ることが重要であり

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資 3-3

、そのために必要となる人材の育成を行うことが必要である。

また、我が国の基幹的な産業であるものづくり現場を支えてきた熟練技能者

が、徐々に職業生活からの引退過程を迎えているため、ものづくり現場を支える

熟練した技能及びこれに関する知識が若年者に円滑に継承されるよう、当該現

場の戦力となる人材の育成を図ることが重要であるとともに。、産業界や地域の

人材ニーズに合致した在職者の生産性の向上を図っていくことが求められる。

このため、事業主等による多様な職業能力開発を一層推進するほか、公共職業能

力開発施設においては、職業訓練指導員を派遣する等、事業主等による職業能力

開発を支援するとともに、中小企業事業主等の人材ニーズに対応した公的職業

訓練及びものづくり現場の戦力となる若年技能労働者の育成を一層推進する必

要がある。

さらに、我が国の産業構造や資源には地域特性があることから、地域のニーズ

を踏まえた公的職業訓練を実施することが必要である。

障害者については、障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法

律(平成 25年法律第 46号)により、平成 28年4月からは事業主に対して、雇

用の分野における障害を理由とした差別的取扱いが禁止され、また、障害者が職

場で働くに当たっての支障を改善するための合理的配慮の提供が義務づけられ

るとともに、平成 30年度からは精神障害者がを法定雇用率の算定基礎に加えら

れたこと、法定雇用率が 0.2%引き上げられたること等を背景として、その就労

意欲が高まっており、新規求職申込件数が年々増加している。このため、障害者

が自らの能力を最大限発揮し自己実現できるよう支援することが求められてい

る。また、障害者の福祉から就労への移行を促進するため、障害者雇用促進施策

と障害者福祉施策が有機的な連携を図りつつ、個々の障害者の就業ニーズに即

した職業能力開発を推進し、障害者の職業の安定を図る必要がある。

母子家庭等支援施策、生活保護制度や生活困窮者の自立支援施策については、

母子家庭、父子家庭、生活保護法(昭和 25年法律第 144号)の規定により保護

を受けている世帯や生活困窮者(生活困窮者自立支援法(平成 25 年法律第 105

号)第2条第1項に規定する生活困窮者をいう。以下同じ。)の自立・就労を支

援する必要性が高まっていることから、地方公共団体等関係機関との連携を強

化した上で、母子家庭の母、父子家庭の父、生活保護法第6条第1項に規定する

被保護者や生活困窮者に対する職業能力開発を含めた就労支援の充実を図るこ

とが必要である。

二 平成 3029年度における公的職業訓練をめぐる状況

平成 3029年度の新規求職者は平成 30年 11月末現在で 3,260,797人であり、

そのうち、求職者支援法第2条に規定する特定求職者に該当する可能性のある

者の数は平成 3029年 11月末現在で 1,469,0601,545,738人であった。

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資 3-4

そうした中、平成 3029年度の公的職業訓練の受講者数は、公共職業訓練(離

職者訓練)については、平成 3029年 11月末現在で 71,55780,192人であり、求

職者支援訓練については、同月末現在で 15,59818,113人であった。

また、平成 3029年度の就職率は、公共職業訓練(離職者訓練)の施設内訓練

(公共職業能力開発施設内で実施する訓練をいう。以下同じ。)が 85.485.8パ

ーセント、委託訓練が 73.373.7 パーセント、求職者支援訓練の基礎コースが

61.459.1パーセント、実践コースが 64.366.3パーセントであった。

注 求職者支援訓練については、平成 26年4月に開講した職業訓練コースから

雇用保険適用就職率を目標設定に用いている。

注 施設内訓練は平成 3029年8月末までの、委託訓練は同年7月末までの、

求職者支援訓練の基礎コース及び実践コースは同年4月末までの訓練修了

者等の訓練修了後3箇月の就職率である。

さらに、在職者訓練の受講者数は、平成 3029 年 11 月末現在で 57,17753,342

人であり、学卒者訓練については、同年 10月末現在で 5,7235,690人であった。

第三 計画期間中の公的職業訓練の対象者数等

離職者を対象とする公的職業訓練については、人材不足が深刻な分野、成長が見

込まれる分野等における人材育成に重点を置きつつ実施する。

また、公的職業訓練が計画的かつ効果的に実施できるよう、引き続き、地域の関

係者が連携・協力関係を強化するための連絡・協議の場を設けるとともに、産業界

・教育訓練機関団体等の協力も得ながら、職業能力評価制度、民間教育訓練機関に

おける職業訓練サービスガイドライン等の更なる整備及び普及も進めていくことと

する。

一 公共職業訓練(離職者訓練)の対象者数等

(1) 対象者数及び就職率に係る目標

計画期間中に実施する離職者訓練の対象者数は、160,686163,942 人とす

る。

離職者訓練の対象者数のうち、23,50025,000人については、施設内訓練と

して実施するものとする。施設内訓練のうち、2,2502,500人については、企

業実習と座学を一体的に組み合わせた訓練(以下「日本版デュアルシステム

」という。)として実施するものとする。

また、離職者訓練の対象者数のうち、137,186138,942人については、委

託訓練として実施するものとする。委託訓練については、人材不足が深刻

な建設、保育、介護等の分野や、今後成長が見込める医療、情報通信分野

等において充実を図るものとし、その対象者数のうち、11,000人について

は実践的職業能力の付与が必要な者に対する日本版デュアルシステムとし

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資 3-5

て、それぞれ実施するものとする。

就職率は施設内訓練で 80パーセント、委託訓練で 75パーセントを目指す

(2) 離職者訓練の内容

離職者訓練については、職業能力に係る労働力需給のミスマッチを解消す

るため、知識の付与及び実習による技能の習得など、訓練の内容に応じた様

々な民間教育訓練機関を活用した多様な職業能力開発の機会を都道府県又

は市町村が能開法第 16 条第1項又は第2項の規定に基づき設置する施設(

障害者職業能力開発校を除く。)において実施する職業訓練との役割分担を

踏まえつつ提供し、地域における離職者等の多様な就業ニーズ及び企業の人

材ニーズに応じた支援を実施するものとする。

施設内訓練として実施する職業訓練については、民間教育訓練機関では実

施できないものづくり分野において実施する。

また、雇用のセーフティネットとして、母子家庭の母等のひとり親、刑務

所を出所した者、定住外国人等特別な配慮や支援を必要とする求職者に対し

て、それぞれの特性に応じた職業訓練を実施するものとする。出産・育児を

理由とする離職者については、育児と職業訓練の両立を支援するため、短時

間の訓練コース及び託児サービス付き訓練コースの設定を推進する。あわせ

て、多様な民間教育訓練機関等を活用し、育児中の女性等のリカレント教育

に資する職業訓練を実施し、早期就職を支援する。さらに、これまで能力開

発の機会に恵まれなかった非正規雇用労働者等を対象としたて、国家資格の

取得等を目指す長期の訓練コースについては、対象となる者の受講促進の明

確化等に努めながら、を推進し、正社員就職に導くことができる充実した訓

練の実施を一層推進実施するものとする。

また、第4次産業革命による産業構造の変化や人材の流動化に対応するた

め、これから社会人として標準的に習得を求められる基礎的なITリテラシ

ーを習得する訓練を実施するほか、地域レベルのコンソーシアムにより開発

した職業訓練の設定促進を図る新設する。

(3) 効果的な離職者訓練の実施のための取組

産業界及び地域の人材ニーズを把握し、訓練コースの見直しを行うものと

する。離職者訓練の訓練コースのうち、定員の充足状況や修了者の就職実績

が低調なものについては、その原因の把握及び分析を行った上で、その内容

等の見直しを図るほか、当該離職者訓練の受講者に対し、公共職業安定所と

の連携強化の下、ジョブ・カードを活用したキャリアコンサルティング(能

開法第 2条第 5項のキャリアコンサルティングをいう。以下同じ。)、求人

情報の提供等の計画的な就職支援を実施する。

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資 3-6

また、安定的な雇用への円滑な移行を実現するためには、これまで以上に

高い職業能力が求められることから、就職の実現に必要とされる知識・技能

を習得するための長期間の訓練を積極的に設定することで、就職率の向上を

図るものとする。

さらに、訓練修了前から就職まで一貫した支援のため、都道府県労働局と

都道府県等で受講者の就職状況等の共有を図り、訓練修了時点で就職が決ま

らない可能性のある受講生に対しては、訓練修了前から公共職業安定所に誘

導するなど就職支援の徹底を図る。

委託訓練については、就職実績に応じた委託費の支給を行うほか、都道府

県労働局、地方公共団体、労使団体等関係機関の協働により、産業界や地域

の人材ニーズに即した訓練カリキュラムの開発・検証等を推進することによ

り、就職率の向上を図るものとする。

二 公共職業訓練(在職者訓練)の対象者数等

(1) 対象者数

計画期間中に実施する在職者訓練の対象者数は、66,00062,000人とする。

このほかまた、民間人材を活用した企業の生産性向上のための支援について

は 23,500 人を、基礎的な IT リテラシーを習得するための支援については

13,000人を対象とする。

(2) 在職者訓練の内容

在職者訓練については、産業構造の変化、技術の進歩等による業務の変化

に対応する高度な技能及びこれに関する知識を習得させる真に高度な職業

訓練であって、都道府県等又は民間教育訓練機関において実施することが困

難なものを実施するものとする。

また、能開法第 15 条の7第1項第4号に規定する職業能力開発促進セン

ター(ポリテクセンター)等に設置した生産性向上人材育成支援センターに

よる在職者訓練のコーディネート等や生産性向上のための支援、基礎的なI

Tリテラシーを習得するための事業主支援等を行い、民間人材等を活用した

在職者訓練を拡充することにより、中小企業等の労働生産性向上等に向けた

人材育成を支援する。

(3) 効果的な在職者訓練の実施のための取組

地域の中小企業事業主等の人材ニーズを把握した上で、真に必要とされて

いる在職者訓練の訓練コースの設定を行うとともに、個々の中小企業事業主

等の具体的なニーズに即した実施方法等により行うものとする。

三 公共職業訓練(学卒者訓練)の対象者数等

(1) 対象者数

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資 3-7

計画期間中に実施する学卒者訓練の対象者数は、5,800人とする。

学卒者訓練の対象者数のうち、4,000人については専門課程による公共職

業訓練として、1,700人については応用課程による公共職業訓練として、100

人については普通課程による公共職業訓練として、それぞれ実施するものと

する。専門課程による公共職業訓練の対象者数のうち、300人については、

日本版デュアルシステムとして実施するものとする。

(2) 学卒者訓練の内容

学卒者訓練については、新規高等学校卒業者等を対象に、ものづくりの現

場の戦力となる高度な実践技能者の育成を図るため、職業に必要な技能及び

これに関する知識を習得させることを目的とした比較的長期間の公共職業

訓練を実施するものとする。

(3) 効果的な学卒者訓練の実施のための取組

産業界及び地域の人材ニーズを把握し、訓練コースの見直しを行うものと

する。学卒者訓練の訓練コースのうち、定員の充足状況や修了者の就職実績

が低調なものについては、その原因の把握及び分析を行った上で、その内容

等の見直しを図るものとする。

四 障害者等に対する公共職業訓練の対象者数等

(1) 対象者数及び就職率に係る目標

計画期間中に実施する障害者等に対する公共職業訓練の対象者数は、

6,7806,980人とする。

障害者等に対する公共職業訓練の対象者数のうち、2,980人については、

施設内訓練として、3,8004,000人については、委託訓練として実施するもの

とする。

また、就職率は施設内訓練で 70パーセント、委託訓練で 55パーセントを

目指す。

(2) 障害者等に対する公共職業訓練の内容

障害者職業能力開発校においては、精神障害者を始めとする職業訓練上特

別な支援を要する障害者を重点的に受け入れて、個々の受講者の障害の特性

等に応じた公共職業訓練を一層推進するものとする。

またなお、平成 30年度から、都道府県が能開法第 16条第1項の規定に基

づき設置する職業能力開発校において、精神保健福祉士等の配置を更に進め

るとともに、精神障害者を対象とした職業訓練をモデル的に一部で実施し、

精神障害者等を受け入れるための体制整備に努めるを図ることとする。

さらに、 また、民間企業等に対して委託する障害者委託訓練の設定につい

てでは、就職に結びつきやすい実践能力習得訓練コースにの定員の重点を置

き化を踏まえて、精神障害者向けの訓練コース設定を促進しつつ、委託元で

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資 3-8

ある都道府県が関係機関と連携を図り、対象となる障害者の確保、特に法定

雇用率が未達成である企業や、障害者の雇用の経験の乏しい企業を含めた委

託先の新規開拓に取り組む等を開拓する。また、さらに、障害者委託訓練の

うち知識・技能習得訓練コースにおいて就職した場合の経費の追加支給を実

施するなど、訓練内容や就職支援の充実を図りながら、引き続き推進するも

のとする。

(3) 障害者に対する効果的な公共職業訓練の実施のための取組

障害者の就業ニーズ及び企業の人材ニーズを踏まえ、訓練コースの見直し

を行うものとする。障害者に対する公共職業訓練の訓練コースのうち、定員

の充足状況や修了者の就職実績が低調なものについては、その原因の把握及

び分析を行った上で、その内容等の見直しを図るほか、当該公共職業訓練の

受講者に対し、公共職業安定所等との連携強化の下、当該公共職業訓練の開

始時から計画的な就職支援を実施し、就職率の向上を図るものとする。

また、地域における雇用、福祉、教育等の関係機関と連携を図りながら職

業訓練を推進するとともに、平成 28 年7月に取りまとめた「職業能力開発

施設における障害者職業訓練の在り方について」(障害者職業能力開発校の

在り方に関する検討会報告書)を踏まえた取組を推進する。

五 求職者支援訓練の対象者数等

(1) 対象者数及び就職率に係る目標

計画期間中に実施する求職者支援訓練の対象者数は、非正規雇用労働者自

営廃業者等の雇用保険の基本手当を受けることができない者に対する雇用

のセーフティネットとしての機能が果たせるよう、29,96436,407 人に訓練

機会を提供するため、訓練認定規模 53,50063,870人を上限とする。

また、雇用保険適用就職率は、基礎コースで 55 パーセント、実践コース

で 60パーセントを目指す。

(2) 求職者支援訓練の内容

求職者支援訓練については、基礎的能力を習得する職業訓練(基礎コース

)及び実践的能力を習得する職業訓練(実践コース)を設定する。

その際、成長分野、人材不足分野とされている分野・職種に重点を置くと

ともに、地域における産業の動向及び求人ニーズを踏まえたものとする。育

児中の女性等で再就職を目指す者、東日本大震災の被災者、未就職のまま卒

業することとなった新規学卒者、コミュニケーション能力等の課題を有する

生活困窮者、さらには短時間労働者等不安定な就労者など、等である対象者

のについて、その特性・訓練ニーズに応じた職業訓練の設定にも努めること

とする。特に出産・育児を理由とする離職者については、育児と職業訓練の

両立を支援するため、短時間の訓練コース及び託児サービス付き訓練コース

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資 3-9

の設定を推進する。

訓練認定規模は、次のとおりとする。

イ 基礎コース 訓練認定規模の 50パーセント程度

ロ 実践コース 訓練認定規模の 50パーセント程度

実践コースのうち、介護系、医療事務系及び情報系の3分野の割合は、地

域の実情に応じて設定するものとする。ただし、実践コース全体の訓練認定

規模に占める各分野の下限の目安として、介護系 20 パーセント程度、医療

事務系5パーセント程度及び情報系5パーセント程度として設定するもの

とする。

より安定した就職の実現に資するよう、各地域の状況や工夫に応じて主

体的に独自の訓練分野、特定の対象者又は特定の地域を念頭に置いた訓練

等を設定する地域ニーズ枠を全ての都道府県の地域職業訓練実施計画で設

定するものとする。地域ニーズ枠の設定に当たっては、公共職業訓練(離

職者訓練)の訓練規模、分野及び時期も踏まえた上で、都道府県の認定規

模の 10パーセント以内で設定をするものとする。

求職者支援訓練のうち、次の値を上限として地域職業訓練実施計画で定め

た割合以下の範囲で当該都道府県で求職者支援訓練に新規参入となる職業

訓練を認定する。

イ 基礎コース 20パーセント

ロ 実践コース 20パーセント

注 求職者支援訓練は、地域職業訓練実施計画に則して、1箇月ごと又

は4半期ごとに認定する(地域職業訓練実施計画で定めたコース別・

分野別の訓練実施規模を超えては認定しない。)ものとする。

申請対象期間の設定数を超える認定申請がある場合は、次のとおり認定す

るものとする。

イ 新規参入枠については、職業訓練の案等が良好なものから認定する

ものとする。

ロ イ以外については、求職者支援訓練の就職実績等が良好なものから

認定するものとする。

注 本計画において示した内容は、全国での目標であり、地域職業訓練

実施計画においては、次の(イ)又は(ロ)に掲げる事項を除き、地域訓練

協議会での議論を踏まえ、地域の実情に応じて異なる設定とするこ

とができる。

(イ) 都道府県別の訓練認定規模を超えてはならないこと。

(ロ) 新規参入枠は右に掲げた値を超えてはならないこと及び全く

新規参入枠を設定しないものとしてはならないこと。ただし、地

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資 3-10

域ニーズ枠については、全て新規参入枠とすることも可能とする

こと。また、一の申請対象期間における新規参入枠以外の設定数

(以下「実績枠」という。)に対する認定申請が、当該実績枠の

上限を下回る場合は、当該実績枠の残余を、当該申請対象期間内

の新規参入枠とすることも可能とすること。

第四 公的職業訓練の実施に当たり留意すべき事項等

一 関係機関との連携

公的職業訓練全体の訓練規模、分野及び時期において公的職業訓練の機会及

び受講者を適切に確保するとともに、公的職業訓練を効果的に実施し、訓練修了

者の就職を実現していく上で、国及び都道府県の関係行政機関はもとより、地域

の訓練実施機関の団体、労使団体等の幅広い理解・協力が求められる。また、そ

の際、訓練カリキュラム等の見直しも含め、訓練の実施結果や地域の人材ニーズ

を踏まえた改善のための不断の取組が必要である。

このため、平成 3130年度においても、地域訓練協議会を開催して、関係者の

連携・協力の下に、地域の実情を踏まえた、計画的で実効ある職業訓練の推進に

資することとするほか、 地域訓練協議会においては、必要に応じ、地域の産業

ニーズを踏まえて訓練内容の検討を行うワーキングチームを開催する。

また、公共職業能力開発施設は、公共職業訓練を実施するに当たっては、都

道府県労働局、公共職業安定所、地方公共団体、労使団体等関係機関により構

成される協議の場を活用し、人材ニーズに応じた効果的な職業訓練が質及び量

の両面において十分に実施されるよう検討、協議及び必要な調整を行うものと

する。

さらに、公共職業能力開発施設は、都道府県労働局及び公共職業安定所と連携

し、公共職業訓練の受講者の就職支援を実施するものとする。

二 公的職業訓練の受講生の能力及び適性に応じた公的職業訓練の実施

ジョブ・カードを活用したキャリアコンサルティングなど、労働者のキャリア

形成に資する情報提供及び相談援助を行い、公的職業訓練の受講者の能力及び

適性に応じた公的職業訓練を実施するものとする。

このほか、公的職業訓練におけるジョブ・カードを活用したキャリアコンサルティン

グの着実な実施等に資するため、地域ジョブ・カード運営本部において、効果的な周

知・啓発の在り方を検討し、関係機関を通じた周知を図る。

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平成30年度地域訓練協議会(10月~12月実施分)で出された主な意見(主なポイント)

1.制度周知について♦ 労働局と関係機関のSNSだけでなく、専門的な発信を行っているネット媒体を活用することも一つの手ではないか。

♦ 訓練修了後の就職率について、もっとアピールしてはどうか。♦ 受講ニーズ・訓練ニーズについて、若者関係支援機関等にヒアリングしてはどうか。

2.地域の特性を踏まえた訓練設定について♦ 県産業人材育成強化会議において、県の経済戦略に沿った全体的な産業人材育成のあり方について検討している。併せて役割分担や連携体制も構築。

♦ 地域人材ニーズの実態把握はもちろんのこと、訓練実施機関の状況も考慮し、訓練コース・訓練数を考えるべきではないか。

3.人材不足分野について

♦ 介護分野については、誰にでもできる仕事ではないので、人手不足だからと言って受講生を誘導するのではなく、適性をしっかり見る必要がある。

♦ 人手不足分野では人手に代わる機械やシステムの導入という話もあるが、設備投資するにも多くのお金がかかるため職業訓練でスキルアップした人を採用、又は社員に在職者向け訓練で技能・技術を習得してもらうほうが現実的。

資料4

資4-1

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平成30年度地域訓練協議会(10月~12月実施分)で出された主な意見(主なポイント)

4.受講者属性等を踏まえた訓練設定について♦ 人生100年時代の今、ニーズの高い在職者訓練へのシフト、高齢者科目の充実等、雇用情勢の変化を踏まえた科目の見直しを行うべきではないか。

♦ 働く女性が増えているが、職場復帰するにも非常に苦労が伴っている。潜在的なニーズを把握するため、このような方々を対象にした調査も必要ではないか。

5.訓練実施機関について 長期高度人材育成コースは、非常に手厚い制度であり、就職に繋がる可能性も高い。県と各種学校連合会で連携していただければ。

託児付きコースを増やしたことで選択肢が広がり、その好印象による相乗効果もあって実施機関の掘り起こしに繋がっている。

6.総論的意見について◆ 溶接分野や介護分野など、例え充足率が悪くても、社会的なニーズから考え必要不可欠な訓練分野もある。定員枠(予算)を確保し、訓練を実施し、就職(求人充足)に結びつけることが必要。

♦ 中小企業振興、企業支援といった観点から、地場の中小零細企業で就業しておられる方々のスキルの向上、また、研修の機会を確保するためにも、在職者訓練に力を入れるべき。

資料4

資4-2

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有識者 産業界(労使) 訓練実施機関 行政機関等

1 制度の周知について

生活保護受給者が就職に結びついた好事例もあり、市町村や県の福祉担当、NPOなどの福祉関係の担当者と意見交換し、就職できそうだけど自信がないといったような人を掘り起こすような取り組みもいいのではないか(秋田)

「職業訓練に関するアンケート調査結果」の中で、周知不足という意見も寄せられているが、様々な工夫ををした取組、周知を行って、認知された中で計画を立てていくことが、適切な対応に繋がると思われる(岩手)

ハローワークを利用されていない方が、訓練制度を知る機会はまだ少ないと思う(滋賀)

今、訓練に興味がない方に、ポケットティッシュ、折込のリーフレットを配布して、幅広く見ていただくという周知の方法は良い方法だと思う(岩手)

若者関係支援機関などに、どこへ行ったら仕事していない人がいるか、どういった訓練ニーズがあるかなど、ヒアリングして聞いてみるのもいいのではないか(秋田)

訓練終了後の就職率が、高いことをもっとアピールするべきである(福井)

ポリテクの入所率は前年度比15%位落ちており、入所率向上に向けて、ハローワーク担当者を集めた勉強会の実施、郵便局への掲示やミニコミ誌を活用した広報を行っている(秋田)

ハロトレアンバサダーについて、AKB48はハロートレーニングと何が結びつくのかよくわからない(山梨)

求職者支援訓練の充実や、長期失業者など真に訓練が必要な者を導いて、確実に就職させるという取組みは欠かせない。しっかりと誘導するような対策を強化してほしい(長野)

市内路線バスの車内広告(デジタルサイネージ)に、ポリテクセンターの訓練概要、WEBサイト、電話番号等の広告を12月に出す予定(栃木)

各委員所属団体では、ポスター、リーフレット、広報紙等への掲載等、引き続き周知に全面的に協力するので、当協議会の枠組みを活用していただきたい(茨城)

「制度の周知にSNSを積極的に活用」とあるが、労働局と関係機関だけのSNSで発信してもなかなかヒットしない。専門的な発信のネット媒体を活用すると周知できるのではないか(宮崎)

ハローワークアンバサダーとしてAKB48Team8を委嘱。トップアイドルを目指して頑張る姿が、職業訓練を受けながら就職を目指す若者・女性につながり、マスコミの取材を通して広くPRする。各都道府県担当のメンバーがいるので、可能性あればPRに活用していきたい(山梨)

メディアツアーについて、労働局とポリテクセンターの共催で、来月の人材開発促進月間に開催する。訓練内容をマスコミに体験してもらい、報道してもらう。また、今回は報道されなかったとしても、今後の訓練関係の取材やPRにつながるきっかけをつくる(山梨)

雇用保険受給者説明会で職業訓練を説明するとともに、単独でも訓練説明会を励行している(岐阜)

平成30年11月22日にポリテクセンターでハロトレメディアツアーを開催(岐阜)

働き手の減少、人口流出が顕在化しているので、「30歳になったら●●県!」生まれた川に戻ってくる魚のように、30歳前後で一生の仕事を見つけたり、生涯のパートナーを見つけたり、帰ってほしい旨のロゴマークやキャッチコピーつけSNSにより情報発信。今後、地域の職場・仕事・企業情報を発信したい(静岡)

平成30年度地域訓練協議会(10月~12月実施分)で出された主な意見資料4

1

KNUHC
テキスト ボックス
資4-3
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有識者 産業界(労使) 訓練実施機関 行政機関等

平成30年度地域訓練協議会(10月~12月実施分)で出された主な意見資料4

今年度の目玉としては、12/7に「ハロトレ体験フェスティバル」の開催を予定している。また、11/30には事前告知イベントを実施する予定としている(兵庫)

ポリテクや人材センターと連携し、毎週セミナーを開催している。また毎週開催している雇用保険説明会の際にも訓練の説明をする時間を設けている(鳥取)

求職者数の減少により受講者数も減少しており、ハローワーク利用者のみならず、ハローワーク利用者以外の者に対して、公的職業訓練に関する認知度及び関心度向上を図る必要があり、今年度においてはメディアツアーの開催及び民間広報誌への広告掲載を実施する予定である(福岡)

機構支部において、今年度よりラジオを活用した周知を開始し、来年1月からは郵便局ディスプレイを活用した制度周知を開始。また、来月13日にメディア向けツアーを開催する(宮崎)

ハローワーク未利用への周知広報について 平成29年度、30年度ともにハローワークにおきましては35歳以下の求職者の大幅な減少傾向を受けまして、基礎コースの応募者が苦戦している状況のことから、ハローワークの未利用者に対する周知広報の実施につきまして、労働局、ハローワークを挙げて特に強化して実施している(東京)

2 地域特性を踏まえた訓練設定について

「基礎的ITリテラシー習得のための職業訓練」について、実施の際は、ビックデータに関すること(概念や活用事例など)をカリキュラムに盛り込むほうがよい(北海道)

訓練コースが硬直化している部分について、何とかならないものかという思いがある。ニーズがあったとしても、実際の受講者がある程度いないと新たなコースを作ることも難しいとは思う(秋田)

人材不足感が強い状況のもと、求職者支援訓練の実施計画について、計画定員数をもっと増やすべきではないか(滋賀)

都市部から訓練事業者に来ていただき、自治体から無償・安価で施設を借用するか地域の介護事業者の協力により訓練を行い、修了生が、そのまま地域で働ける連携ができないか模索中である(千葉)

既存の施設や空いている施設を活用して訓練を実施することも一つの手である。また、放送大学のようにネット動画を通して学習し、スクーリングでの訓練は行えないか。そうすれば訓練受講機会の少ない地域でも受講できる(千葉)

支援訓練の認定割合について、ハローワークでの就活が長期化する求職者の増加と、その職業レベルを考慮した基礎コースの増加。一方で、求職者ニーズ(定員充足実績)と多彩なコース設定の必要性を考え合わせると、基礎45%、実践55%は妥当と思う(栃木)

●●地方では完全失業率が2%を切る地域なので、訓練希望者はハローワークでもそれほど多くない状況である。求人・求職者ニーズに沿った訓練コースの設定や求人・求職のマッチングも重要だが、指導者や民間機関の状況を顧慮し、訓練数・訓練コースを抜本的に考えてもいいのではないか(石川)

 本省が示した求職者支援訓練の平成31年度定員予定数が、昨年度に比べ半数程になっている。 しかし、訓練受託事業所や求職者のニーズ調査結果を勘案し計画は立てるべき(福井)

受講者が減少傾向であり、科目によってはかなり減っているコースもあるため、地域の人材ニーズの実態を把握して、コースの改廃をを行っていくべき(富山)

女性のリカレント教育に力を入れている(岐阜)

訓練分野の設定については地域のニーズを参考に、ワーキングチームで検討のうえ、訓練協議会で報告したい(静岡)

農業などもできる講座をつくれば面白いかもしれない(山梨)

地域創生人材育成支援事業において、「●●●くに地域創生人材育成協議会」を設置し、農業と医療の連携による精神障害者向け雇用型職業訓練や、定住外国人の向け訓練・就業支援を実施(静岡)

2

KNUHC
テキスト ボックス
資4-4
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有識者 産業界(労使) 訓練実施機関 行政機関等

平成30年度地域訓練協議会(10月~12月実施分)で出された主な意見資料4

地域の製造業者を回ると機械系のエンジニアが採用できないとの声を聞く。ワーカーではなくエンジニア。応募が少ないからといってものづくり系は外してはいけないと思う(兵庫)

短期、普通課程とも対象業種、業界に就職している。来年度よりロボットやIT関連など企業ニーズに合わせた既存訓練コース(電気制御科等)を見直しを検討中である(三重)

雇用労働の一番、最大の課題は、雇用のミスマッチにどう対応するかで、バランスシートについて離職者、年齢層を合わせて分析すれば数字的にも方向性が見えてくるのではないか。そうなると必要な訓練、課題が見えてくるのではないか(高知)

県産業人材育成強化会議において、県の経済戦略に沿った全体的な産業人材育成のあり方について検討している。併せて役割分担や連携体制も構築。人材センターの見直しや今後の産業人材育成施策に反映したいと考えている(鳥取)

「託児サービス」付訓練を実施機関へ推奨しているが、利用者は低調。託児内容、例えば託児先が無認可であったり、利用者が託児先を選べない等、利用者のニーズに合った制度となっていないのではないかと考えている(香川)

求人・求職者ニーズに沿った訓練コースの設定や求人・求職のマッチングも重要だが、指導者や民間機関の状況を考慮し、訓練数・訓練コースを抜本的に考えてもいいのではないか(石川)

重点分野について 重点分野の介護、医療、情報系は、就職率は良いところで、営業・販売・事務についても正社員の就職率が良く、また、全体的に求人・求職者ニーズが高いことから、この分野も加えて重点にすることが、訓練受講後の正社員就職に結びつけるのではないかと考える(東京)

3 人材不足分野について

介護現場へ就職するのに、訓練を受けて資格を得た上で就職する者が少ないと考えられます(静岡)

県の委託訓(長期高度人材育成訓練)において新たに設定された「保育士養成科」の応募者が少ないのは、周知不足が要因か 【県からの回答】会計上の委託契約時期等もあり、募集時期の設定が短期間となることも要因の一つと考えている。各機関連携し周知に努めたいところ(山形)

介護業界として資格を持たない人を雇用して働きながら資格を取得させる方向にシフトしていると思われる。また、業界全体として若年者と高齢者の二極化が出てきていると思われる(秋田)

介護系の充足が苦戦している。託児付きの女性向けコースを設定しても、充足しない状況(栃木)

情報IT系訓練については、ポリテクセンターのICTサポート訓練には受講生が集まっていることから、その訓練内容等を検討していくべき(広島)

人手不足分野では人手に代わる機械やシステムの導入という話もあるが、設備投資するにも多くのお金がかかる。職業訓練でスキルアップした人を採用、又は社員に在職者向け訓練で技能・技術を習得してもらうほうが現実的(栃木)

調理業界は人手不足感が強い。今は新卒よりも社会人も多く学んでおり、教育訓練給付が充実しているため、給付金を利用しての通学が増えている(千葉)

介護系訓練の受講者が減ってきているが、県としては高齢者、女性、障害者の方たちに訓練枠を広げていきたいと考えている(福井)

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Page 37: 資料1 資料No - mhlw...412人 99.4% - - 412人 99.4% ※就職率は、平成29年度中に訓練を修了した者の1ヶ月後の就職状況。 平成29年度公共職業訓練(学卒者訓練)の実施状況

有識者 産業界(労使) 訓練実施機関 行政機関等

平成30年度地域訓練協議会(10月~12月実施分)で出された主な意見資料4

求職者支援訓練の介護・IT報系について民間施設から実施したいという申請が少ないようだが全国も同じ状況なのか?介護・ITともに、いずれも成長分野であるので、ニーズがあるようなコースになるよう工夫ができないだろうか?そのうえで、指標が伸びるのか見てみたい。介護やIT枠を無くして、その他にしてしまうと埋没してしまう気がする(広島)

超少子高齢化社会では、白モノ家電、自動車の売り上げは減少するが、ケータイは増加。IT、IOTも今は人材不足だが、近い将来人あまりとなる。雇用は絶対的ではないこと、社会や産業、経済の変化予測について、労働者に対する十分な周知が必要(栃木)

外国人の就労が増えていることから、介護など訓練の中に日本語の訓練が含まれているものがあるのはありがたい(神奈川)

産業技術短期大学の学生の男女比について、正確な数字は不明だが男性の方が多い状況。(理系ではないが)観光ビジネス科については女性が多い(山梨)

現在の雇用情勢は求職者側にとって有利であるため、企業側は「多少、トレーニングが不足していてもかまわない」ということで採用に踏み切っている。 このように、企業側が人材の見極めをあまり考慮せずに採用を急いでいるため、潜在的なニーズはハローワークで把握しにくいと思われる。 このような情勢の変化に対して、潜在的なニーズを汲み取る何らかの仕組みが必要である(福岡)

このような時だからこそ訓練規模縮小ではなく、きちんと訓練して資格取得など達成するまで教育してほしい(神奈川)

介護現場での人材確保が年々タイトになっており、資格取得講座も目に見える形で受講者が減っている。現従業員の口コミで、とにかく現場を見てもらう、体験してもらうということをやっている(兵庫)

今年4月から「人材確保就職支援コーナー」を設置して人手不足の業種に特化した相談を実施。未経験者に職業訓練への誘導を促している(岐阜)

建設・保育・看護・介護分野は慢性的な労働力不足が続いている。公的職業訓練では、介護福祉分野のニーズが高いが受講者が少ない。 また、結婚・出産等を契機に離職した方が職場復帰しやすいように「保育士・看護師の職場復帰を支援するコース」が設定されており、潜在的なニーズも高いと思われるが、今のところ、認定コースがなく、開講まで至っていない。 考えられる要因として、現実的なニーズに対して訓練内容が合っていない可能性があるため対策の検討をお願いしたい(福岡)

非正規雇用者の正社員雇用への育成のためにも「長期高度人材育成訓練コース」の規模や対象施設等の拡充をお願いする(三重)

介護関連職の就業率が改善されているといわれているが、ハローワークに行けば介護職の求人ばかりが目につきます。介護職を離職される方の原因がコミュニケーション、苦情対応が、うまくいかない理由が多い。本当に介護の基礎しか学んでいない。上司が不在時には、上司の代理として対応しなければならない。介護関連の訓練に申込者が少なくても苦情対応等を組み入れた訓練をぜひとも開講してほしい(和歌山)

中小企業の在職労働者向け能力開発セミナーはコース数、申込者数、受講者数も着実に増加し目標を半期で達成している。好調の要因は人手不足の中で多能工化を図るニーズと合致。また、組織的な生産性向上を図る生産性向上支援訓練も順調に推移している。約5割が西部地域(静岡)

介護職の方を全員正規雇用にしたところ、圧倒的に離職者が少なくなったと聞いている。訓練というよりは、雇用主側の工夫の一つだと思うが(宮崎)

中小企業は「働き方改革」を進める中で、ITが必要とわかっていながら導入が進まない。労働分野だけでなく、経済産業省になるだろうが、助成金などの導入支援も併せて行っていただければ、ミスマッチが減ると思う(兵庫)

介護分野は受講生が集まらない状況が続いているため、コース数や定員を減らせばよいのではないかという議論があるが、業界ニーズは踏まえていただきたい(難波)

人手不足が続いている観光分野における訓練として「おもてなし&IT基礎科」を新設した。観光業等に必要なスキルを身に付ける訓練(鳥取)

介護分野について、 介護分野については、誰でもできる仕事ではないように思う。向いている、向いていないっていうものがある。今、介護分野の人材が足りないというのはそうなのですが、じゃあ失業している方を介護分野に誘導していけば良いかというと決してそうではないと思う。適性に合った仕事を見つけていくのが必要である(東京)

求職者支援訓練の雇用創出分野である情報分野への応募者が少ないということであったが、時代に合ったAIやIOTのような、これから伸びていく部分を訓練内容に取り込んでいったらどうか(広島)

介護について、長期高度人材育成コースと求職者支援訓練、県の委託訓練それぞれで取り組んでいるため、求職者が分散してしまい充足が図り難い(宮崎)

介護IT訓練そのものが成りたたない状況下で、実際の現場の実情を取材することで、訓練内容の方向性が探れると思う(広島)

保育士養成のためのコースを新たに設定したい。大型自動車一種免許取得コースは検討中。建設人材育成コースは、定員充足率が低調だが、一定のニーズがあり定員数を縮小して引き続き実施予定。(広島)

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Page 38: 資料1 資料No - mhlw...412人 99.4% - - 412人 99.4% ※就職率は、平成29年度中に訓練を修了した者の1ヶ月後の就職状況。 平成29年度公共職業訓練(学卒者訓練)の実施状況

有識者 産業界(労使) 訓練実施機関 行政機関等

平成30年度地域訓練協議会(10月~12月実施分)で出された主な意見資料4

人手不足で計画生産ができないだけでなく、生産の縮小を余儀なくされている事業所、さらには事業所の廃止を検討している事業所からも厳しい声を聞くことがある(香川)

介護分野は、求人者ニーズが高いため、訓練就職後の当該分野への就職率が事務系に比して高く、人材確保に寄与しており、現状維持で実施したい(広島)

若い方が生き生きと働いて、管理職もつらい仕事ばかりでなくて楽しいこともあるということを、現場から発信していく、また、フルタイム、パートタイム、障害をお持ちの方などが(活躍できる)多様な働き方があることの情報発信をする(森田)

介護分野の訓練申込について訓練に申し込めば就職に結びつきやすいことはあるものの、議長からの話のとおり、誰でもできる仕事ではないし、賃金面の自分自身の生活設計というものが当然出てくると思うので、その辺は、ハローワークで、じっくり相談していって、本当にその求職者の方が訓練の仕事に就きたいという意思を確認してから、応募させるようにしている(東京)

ハローワークにおける人材確保対策コーナーや職業訓練のチラシ等情報発信に感謝(森田)

4 受講者属性等を踏まえた訓練設定について

AIの導入状況によっては、職種転換に合わせた訓練内容の見直しが近い将来必要ではないか。また、在職者向け訓練も増やす必要が出てくると思われる(栃木)

高障求機構の訓練の受講生の平均年齢はどうか 【高障求機構より回答】  施設内訓練で平均39歳。近年は高年齢の受講者が多くなっている傾向がある(山形)

求職者支援訓練を実施しているが、8割は女性。出席要件が厳しく、意欲も能力もある女性が子どもの病気等で欠席が増えリタイアするケースがある。補習という形を取れなくもなり、そういった救済措置がない。もう少し幅を持たせた運営をお願いしたい(鳥取)

定員充足ということが一番難しい問題となっており、地域で訓練数を確保するには、定員充足の方策を変える必要がある。民間訓練機関に協力を求めるなどの工夫をする必要がある(石川)

受講者年齢構成比で60歳以上が2.4%。いつも思うが、70歳定年になろうとしている状況で、人口も減少し、この年代に頼らざるを得ない。今度は別の仕事をしてみたいという意欲のある高齢者もいるが、この年齢構成比を見ると(訓練は)若い人を対象としている。これから60歳以上の方に職業訓練という場をどう与えていくのか(山梨)

外国人に関して、就労だけでなく訓練受講や教育についても、早期の環境整備や基準作りが必要(栃木)

全国的な話にもなるが、求職者支援訓練の場合はパソコン系が多い。60歳以上でパソコンを学びたいという方もいると思うが、応募してくる求職者は若い方が中心。受講生は年齢層が広く、年齢が上の方から見れば子どものような人と一緒に授業を受ける。それなりにうまくやってはいるが、教える側も苦労がある様子(山梨)

高齢者だけのコースを作るというのはどうか。若い人と一緒というのに抵抗がある人が多い。高齢者のための、というものがあれば行く。ある程度年を取ると恥をかくのが苦手、耐えられなくなる。だからこそ新しい分野で学びたいという意識があるので、高齢者向けの訓練があったら良いと思う(山梨)

子育てに配慮した短時間の訓練も必要(神奈川)

シニア向けの訓練については、厚労省の委託事業で、受講期間が短く高齢者が受講しやすい技能講習も行っている。分野としては警備、運輸、介護が55歳以上の方の就職先として多い。それに合わせた講習を設定して実証していく(山梨)

既存の枠だけではなく、本当に第4次産業革命に伴い労働者の能力開発が一層重要視される中、母子家庭の母、子育て中の方、介護による離職者などに対応するため、これまでの枠を維持しつつ大胆なカリキュラムの変更も考えてもらいたい(和歌山)

当社で高齢者の技能講習の委託事業を行っているが、55歳以上での就職先は限られる。年齢不問の求人でも実際は履歴書を出した段階で不可。就職率は50%弱で、正社員就職は厳しい。正社員でなくてもアルバイト等でも就職できるように支援している(山梨)

(高齢者の受講について)求訓の場合は就職率を問われ、雇用保険適用でないと就職にカウントされないという面もある(山梨)

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有識者 産業界(労使) 訓練実施機関 行政機関等

平成30年度地域訓練協議会(10月~12月実施分)で出された主な意見資料4

働く女性が増えているが、職場復帰するにも非常に苦労が伴っている。そこでの、潜在的なニーズを把握するため、このような方々を対象にした調査も必要である。 託児所にお願いして調査の場を提供してもらうこともひとつの方法かもしれない(福岡)

離職者・在職者は別にして、シルバー・中高年の学び直しは企業の中でも非常に求められている(兵庫)

求職者支援訓練という給付付きの訓練について、厳格にすべきだという意見が創設当時あった。その一方で、子育て中の女性のための訓練の充実であったり、幅の広い特例的なものを認めても良いのではないかという意見もある。県でもそういった意見があったという事を伝えていきたい(鳥取)

今は、雇用情勢が回復し、さらに、インターネットでも多様な求人サイトが乱立しているため、必ずしも、マザーズハローワークを利用するとは限らず、今後も、このような傾向が続くと思われる(福岡)

訓練を受けて就職されても3年ももたずに離職される事が多いような現状。新卒者にも同じような傾向がある。在職者訓練に重点を置くという目標を持っていただけると良いと思う(鳥取)

生産性人材育成センターを設置し、事業主支援を強化していくという流れは正に在職者に力を入れているというもの(鳥取)

求人情報は、わざわざ、ハローワークに足を運ばなくても、インターネットで収集可能なため、ニーズの把握は難しくなっている(福岡)

有効求職者と就職者数に、どの業種を見ても大きな開きがある。例えば就職に繋がっていない方をいかに職業訓練に導くか。もう一つは、定員充足率の向上が課題で、具体的な行動に繋がるような問題意識があって、それを踏まえた訓練計画があってもいいのではないか(高知)

「託児サービス付き訓練」を実施するのであれば、訓練終了後の就職に向け、引き続き託児先の確保が出来るような体制作りが必要ではないか(香川)

企業が求める人材としては、ここ10年ぐらいは「コミュニケーション能力」が1位か2位を占めていたが、最近は「チャレンジ精神がある人」が急浮上している(福岡)

商工会会員企業から、簿記を習得できる訓練設定をお願いしたいとの要望あり(沖縄)

「託児サービス付き訓練」を実施する場合には、訓練修了後、スムーズに就職=保育所入所となるよう、時期的な設定も念頭に入れて調整していくこととしている(香川)

訓練事業が縮小していく状況下で、幅広い訓練生を求める時代になりつつあり、年齢を問わず訓練受講対象とするなど(受講者確保に向けて)努力をしていくことが必要である(鹿児島)

IT分野については、プログラマー養成の訓練を開講して欲しい(沖縄)

どの局も人口減少の中、求職者の確保が難しい。いろいろなニーズがあって、効果が得られるものに見直すこと、他府県の事例にもあるように、受講しやすい訓練時間とするなどワーキングチームで検討していくことが必要(高知)

求職者のニーズはどんどん変わっていくので、新しいニーズにマッチするコース設定を行っていくことも重要(滋賀)

学生等は労働条件面に興味を持っている。労働力の絶対数が足りていないので、働き方改革の前提としての生産性向上への取組がおろそかにならないよう、男性、女性、障害をお持ちの方など属性を問わず皆が色々活躍ができるよう訓練設定にお力添えをいただきたい(茨城)

事務系、OAのコースにおいては、直接的に事務職には結びつくのは低調である、介護コースは他のコースに比べると就職率は高いが、受講生が少ない(茨城)

受講者属性等を踏まえた訓練設定について 離職者訓練の入校者数が減少している一方で、長期高度人材育成コース、リカレント教育の充実、それから人生百年時代が社会的に叫ばれている状況下において、ニーズの高い在職者訓練へのシフト、高齢者科目の充実等、雇用情勢の変化を踏まえた科目の見直しを行いながら、全体の総枠は維持していく(東京)

5 訓練実施機関について

託児付きコースを増やしたことで、選択肢が広がり好印象による相乗効果もあり掘り起こしに繋がっている(岐阜)

企業の生産性向上のため、ITやIOTを活用すると同時に基本的な知識を再習得が出来る訓練カリキュラムの計画も必要(三重)

委託訓練を実施する場合など、ジョブ・カードの作成支援に必要なキャリアコンサルタントの確保にとても苦労している。(労働局で、キャリアコンサルタントの登録等を把握しているのか?)(北海道)

受託したものの受講生が集まらずに中止となるケースもある。少人数であっても、業者が無理することなく開講できるように、従来の委託費の積算方法を見直し、少人数でも訓練機会を作れるような方法はないものかという思いがある(秋田)

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Page 40: 資料1 資料No - mhlw...412人 99.4% - - 412人 99.4% ※就職率は、平成29年度中に訓練を修了した者の1ヶ月後の就職状況。 平成29年度公共職業訓練(学卒者訓練)の実施状況

有識者 産業界(労使) 訓練実施機関 行政機関等

平成30年度地域訓練協議会(10月~12月実施分)で出された主な意見資料4

県立高等技術専門校の入校率低下については何らかの対策を講じるべきではないか(滋賀)

5年10年すぐ経ってしまう中、既存の機関だけを中心にやるには限界が来ている。長期的なものも見ていかないといけないと思う(鳥取)

長期コースについては、長期の実践的な専門性の高い教育訓練の実施で就職につながる可能性が非常に高い。我々の各種学校連合会も関係してくるので、うまく利用していただきたい(長野)

長期高度人材育成コースは非常に手厚い制度なので、県がやろうとしても民間の学校がやりたいとならないと難しいと思うので、ぜひ学校関係の方によろしくお願いしたい(埼玉)

長期コースは委託先の専門学校等の通常の授業に離転職者が入ることになり、新卒者と同じレベルでないと勉強ができないため、離転職者は選考で不合格となってしまう。専門学校においては、広い視野で合格させていただけるとありがたい(長野)

生産性向上支援センターから業務委託を受けた民間教育訓練機関等が中小企業や製造現場等で働く在職者を受講生として基礎的ITセミナーを実施。静岡県ではカりキュラムの策定について各地域の信用金庫の協力を得た(静岡)

民間教育機関に委託して実施する分野について、常に実施機関と相談させていただいている。設定できるものについては来年度の計画にコース名として立ち上げて参りたい。アンケート集計をして立ち上げたという所までは至っていないが、そういう方向性で動いている(鳥取)

【地域ニーズ枠】での「短時間訓練コース」について、実施機関としては、就職率をリスクと考えると思う。ただでさえ就職率が厳しい中、短時間訓練受講希望者は短時間就職を希望する可能性が高く、リスクが高い(香川)

求職者減少に伴い、訓練受講申込者も減少しており、昨年度においては開講コースのうち4分の1が中止となっており、受講生が少数の場合、講師や機材等の経費が訓練施設への奨励金等では賄えず、訓練施設の負担が発生することとなっている。 受講生から受講生に対するクレームが増加傾向にあり、訓練実施機関としても対処に苦慮してい

求職者支援訓練と県委託訓練が同時期にかつ同一の訓練実施機関に委託するなどして、一方が中止になる状況もあることからお互い調整をしたい(沖縄)

求職者訓練実施機関について 地域ニーズ枠にある託児サービス付きについては、保育の受入れ先の確保が難しいということあり、申請には至っていない。また、東京五輪枠の求職者訓練実施機関についても、訓練の実施について検討している実施機関もあるものの申請には至っていない。また、全体的な傾向についても、認定申請数が減少傾向にあるので、今後も民間教育訓練機関にタイムリーな情報提供等を行い、認定申請の働きかけを行っていく(東京) 7

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Page 41: 資料1 資料No - mhlw...412人 99.4% - - 412人 99.4% ※就職率は、平成29年度中に訓練を修了した者の1ヶ月後の就職状況。 平成29年度公共職業訓練(学卒者訓練)の実施状況

有識者 産業界(労使) 訓練実施機関 行政機関等

平成30年度地域訓練協議会(10月~12月実施分)で出された主な意見資料4

6 総論的意見について

高齢者で、農業や商売をやりたいが教えてくれるところはないかと聞かれることがある。本格的でなくても、今までと違うことをやってみたいが、どこへ行って指導を受けたらいいのかわからないという方が多い(山梨)

正規雇用を希望し離職者訓練をする人が実際にどれだけ正規雇用されたかも、事業の効果として重視されるべきと考える。 (修了者の正規雇用割合を把握すべき。)(北海道)

大型自動車運転コースに関連して、運輸業界は、職業訓練だけではなく、国土交通省を中心とした様々な対策をしている。今後も注視していきたい(岩手)

訓練科目の定員未充足について 現下の雇用情勢では、訓練を受けなくても就職先は見つかる。それが定員に満たないという結果になっていると思う。訓練を受けずに就職できるというのがいいのだろうと思うが、ただ基礎的な仕事に対する態度がなくて就職すると、就職した先でトラブルを起こしたりして結局辞めてしまうことになりかねないことから、ある程度の基礎的な訓練は受けてもらって、そのうえで、正社員としての就職へ結びつけていくというのが理想的かなと思う(東京)

大型自動車運転コースは5年間ということだが、今後の課題として引続き検討してほしい(岩手)

国は、正社員就職(定着)を5か年計画で推進する一方で、働き方改革では非正規や短時間労働を含む多様な働き方もうたっている。今は、産業構造の変化や労働者の意識変化も含めて、過渡期にある(栃木)

最近の求人企業側の傾向として、最初から正社員で採用しているケースが多い。定着率UPを視野に入れた目標設定や評価も要るのでは(栃木)

障害者訓練のうち委託訓練について、就職率が芳しくない。県としても課題と認識しているので、労働局と協議しながら進めていきたい(兵庫)

溶接や介護のコースで充足率が低いという説明があったが、充足率が悪くても、就職率の目標達成できなくても、社会的なニーズでやらなくてはならない訓練分野もある。定員枠(予算)を確保し、訓練を実施し、就職(求人充足)に結びつけることが必要(栃木)

離職者訓練も当然大事であるが、在職者訓練の重要性が言われている。地場の中小零細企業で就業しておられる方々のスキルの向上、研修の機会という事も含めて、失業者対策としての職業訓練のみならず、中小企業振興、企業支援といった意味合いでの在職者訓練が求められている(鳥取)

訓練を受講しなくても再就職できる状況である。また業種によってはある程度のスキルがないと受け入れられない会社もある。訓練を受講しても即戦力としては物足りない等、様々の状況が混在している。雇用環境の変化が大きくなってきている。また、今後10年の間に事業継承できない企業が約3割あり、訓練を経て起業することも支援していく必要がある(石川)

相談の過程で職歴・今後の希望を確認していき、必要なスキルがわかれば訓練という方法があるということを案内している。保険受給者のうち早期就職の割合が4割を超えている状況なので多くはないと思われるが、必要な方には「知らなかったから行けなかった」ということがないように周知している(徳島)

雇用保険適用就職率が低い状況が見受けられるので、県内に住む方々が良質な職に就けるような対策も強化してほしい(長野)

相談窓口等での各種情報を提供することを含め、求職者の方に伝わるよう周知用リーフレットを作成するなど工夫し、関係機関と連携して上げていきたいと考えている(高知)

長期高度人材の強化について、ミスマッチが無いよう、きちんと能力を蓄えて就職まで結びつけるというところにひと工夫いるのでは(兵庫)

訓練協議会の下部組織としてワーキングチームを開催の上、高障求機構や県と協議し、開催時期の調整等、介護職員初任者研修等が厳しい状況も踏まえ31年度の充足に向けスケジュールを検討している(高知)

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Page 42: 資料1 資料No - mhlw...412人 99.4% - - 412人 99.4% ※就職率は、平成29年度中に訓練を修了した者の1ヶ月後の就職状況。 平成29年度公共職業訓練(学卒者訓練)の実施状況

有識者 産業界(労使) 訓練実施機関 行政機関等

平成30年度地域訓練協議会(10月~12月実施分)で出された主な意見資料4

在職者訓練を除き企業にとってメリットのある内容が少ないと感じる。中小企業の人材確保につながるような取組みを強化してほしい(滋賀)

求職者支援訓練の開講率が前年度に比べ悪くなっている。今後は入口部分の充足率の向上に向け、労働局・ハローワークの更なる協力をお願いしたい(沖縄)

7 その他(上記1~6以外の意見)

ジョブ・カード取得者数の年間目標数について、達成のためには、現状で多数を占めると思われる離職者への取得促進のみならず、学生のエントリーシート作成や企業の人事管理に活用できるといった、新たな切り口で周知することも必要と思われる(北海道)

ジョブ・カード制度はすごくいいものなので、どうアピールしていくかが非常に大きいと思われる(北海道)

長期高度人材コースについて、専門学校ではリカレントとして学び直しをしている社会人が増えているが、この制度を知らない人が非常に多い。県からの認定が下りるまで広報が出来ないため、訓練を受けたい人が必要な情報を得られない状況である。認定、広報について早めに周知できるようにしてほしい(新潟)

31年度の公共訓練の計画数については、30年度の実績を踏まえて介護系の訓練を減らす方向で考えているが、介護分野は希望者が減ったとは言え、大事な分野であるので希望者がいれば、少人数でも対応していきたい(福井)

訓練を活用した就職事例は、好事例なので、ホームページで公表するとか、ハローワークや訓練校で活用するなど、多くの求職者等に訓練受講後の再就職に向けたイメージを高めるために是非活用してほしい(秋田)

女性の雇用保険適用就職率が高い理由として、女性は正社員就職だけでなく非正規を含め多様な働き方を選ぶという話があったが、雇用保険の書類で雇用形態について分析が出来ているのか(埼玉)

公的職業訓練に関する職業訓練サービスガイドライン適合事業所認定について、適合事業所とはどういうものか。認定を受けないと来年度から訓練は受託できないのか。審査の方の旅費も含め60~70万円かかると聞いている。詳細を知りたい(山梨)

求職者支援訓練の基礎コースで「職業能力開発講習」により、当訓練受講者にはビジネス能力は向上している(三重)

規模も年々縮小しており、世の中に大きく活用されるよう訓練の仕組みを変えて魅力あるものにする必要がある(神奈川)

雇用保険適用になる働き方であるにもかかわらず、企業が加入手続きをしていないという実態があるのなら、これは解決をしなければならない(埼玉)

平成31年度の訓練認定定員数について、30年度の540人から約13%減の470人の定員数になっていますが、訓練実施施設が一度撤退し、事業を廃止されると地方においては、再度参入が困難な状況です。もう少し緩やかな減少になるようご配慮願いたい(和歌山)

介護養成訓練等で数名の外国人の訓練受講者がいるが、外国人対象の訓練カリキュラムが無いことや個々の日本語の会話能力のレベルが課題である(三重)

労働生産性人口の減少を食い止めるためには、女性と高齢者の活躍が必要。女性を掘り起こして職業訓練へ誘導することも重要な取組(岐阜)

知的障害者、精神障害者が社会に順応して、より良い就職ができるよう体制づくりをお願いしたい(石川)

長期高度人材育成コースの対象学科について、3年課程や4年課程も対象としていただき、当該課程の最初の2年間の受講料を県が負担して、残りの期間を自己負担とするなど、対象学科の拡充のため柔軟な運用が可能となるよう本省へ要望いただきたい(鹿児島)

県内就職者を増やす目的で、高等学校を中心に働きかけ、県内企業を知ってもらう機会を増やす取組みを進めている。その中の一つとして県が進めている「ものづくり総合技術展」に年々参加者を増やし、今年度2,000人を超える高校生の参加があった(高知)

今日、明日の問題というわけではないが、これからの社会を考える時、今使える技能は明日には陳腐化してしまうといった科学技術のスピード、あるいはロボットやAIなしに考えられない時代の到来、それら先を見据え、人間の雇用をどうするか、人材育成をどうするか、あるいは生産性向上をどう図っていくかを考えていく必要がある(岡山)

刑務所内で訓練を受講した出所者を労働力として活用すべきと考える(石川)

外国人留学生の学校が増えてきており、日本語を学び日本で働きたい留学生への就職支援や訓練受講あっせんが可能となれば、労働力確保につながると考えているので検討いただきたい(鹿児島)

本日の協議会においては、主に離職者訓練等について協議を行ったところであるが、在職者等に対して技能向上を図るため実施している技能五輪等において当県では参加者が減少している現状にある。離職者対策も必要であるが、在職者についても技能継承等が危惧されるところであり、在職者訓練等も含めて今後の取組み等について教えていただきたい(大分)

大企業の採用担当者の話で、応募してくる学生に何に興味を持っているか?質問すると、休日だったり労働時間の話になって、仕事内容は二の次になっている。「働き方改革」の前提となる生産性向上があるのに、結局中身がない中で短い時間で効率を上げようということになるので、資源のない日本でそういうのが蔓延していくのだろうという意見が多かった(茨城)

使用者側として、採用後のことを考えると、職業訓練を受けて、ある程度スキルアップしてから就職していただくと助かる(福井)

少子高齢化の伸展というのがあり、労働力人口全体が減ってきていることが大きい。今まであまり活躍されて来なかった、高齢者、女性の方々もどんどん労働市場に出てきてもらって、経済全体を活性化していくためには「働き方改革」が不可欠(茨城)

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Page 43: 資料1 資料No - mhlw...412人 99.4% - - 412人 99.4% ※就職率は、平成29年度中に訓練を修了した者の1ヶ月後の就職状況。 平成29年度公共職業訓練(学卒者訓練)の実施状況

有識者 産業界(労使) 訓練実施機関 行政機関等

平成30年度地域訓練協議会(10月~12月実施分)で出された主な意見資料4

公的職業訓練について 東京労働局、東京都、機構東京支部、民間の訓練実施機関など、それぞれの連携、協力によって成り立っています。今後は、この制度が有意義なものとなるように、本協議会での意見等を参考に、引き続き取り組みをお願いしたい(東京)

スマートフォンやネット世代の現代の若者のコミュニケーション能力の不足が危惧される。基礎的な労働講習や社会的ルールを取り組んだ訓練カリキュラムへの設定をお願いしたい(三重)

現状の人手不足問題は、職業訓練で全て解決できるわけではなく、外国人労働者の話も含めて考えていかないといけないと思えた(広島)

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Page 44: 資料1 資料No - mhlw...412人 99.4% - - 412人 99.4% ※就職率は、平成29年度中に訓練を修了した者の1ヶ月後の就職状況。 平成29年度公共職業訓練(学卒者訓練)の実施状況

公的職業訓練の実施状況及び新規求職者数と公的職業訓練受講者の状況について

資 料 5

Page 45: 資料1 資料No - mhlw...412人 99.4% - - 412人 99.4% ※就職率は、平成29年度中に訓練を修了した者の1ヶ月後の就職状況。 平成29年度公共職業訓練(学卒者訓練)の実施状況

公共職業訓練(離職者訓練)の実施状況

○ 平成27年度は約11.7万人、平成28年度は約11万人、平成29年度は約10.3万人、平成30年度は11月までで約7.2万人が公共職業訓練を受講している。

○ 就職率については、施設内訓練は現時点で事業目標を上回っている。委託訓練についても、事業目標を上回る見込み。

訓練計画数(予算上) 訓練定員 受講者数 充足率 就職率

平成27年度

合計 141,000 119,135 116,832 82.7% -施設内訓練 27,000 27,007 28,838 83.8% 87.2%委託訓練 114,000 92,128 87,994 82.3% 75.6%

平成28年度

合計 134,014 112,265 110,095 82.2% -施設内訓練 26,000 25,990 27,815 84.3% 88.4%委託訓練 108,014 86,275 82,280 81.5% 75.1%

平成29年度

合計 155,151 105,695 102,864 80.9% -

施設内訓練 25,500 25,500 27,081 83.3% 87.9%委託訓練 129,651 80,195 75,783 80.1% 75.5%

平成30年度

合計 163,942 75,835 71,557 75.0% -施設内訓練 25,000 16,902 20,026 84.7% 85.4%委託訓練 138,942 58,933 51,531 72.3% 73.3%

平成31年度

合計 160,686 - - - -施設内訓練 23,500 - - - -委託訓練 137,186 - - - -

※ 受講者数は前年度繰越者と当該年度入校者数の合計。

※ 平成30年度の実績は、平成30年11月末までの速報値であること。また、施設内訓練の就職実績は平成30年8月末まで、委託訓練の

就職実績は平成30年7月末までに修了したコースの3ヶ月後の速報値であること。

※ 都道府県が自治事務として行う施設内訓練及び都道府県単独の委託訓練の実績を除く。

※ 充足率は、受講者数のうち当該年度入校者数を訓練定員で除して算出する。

(参考)平成28年度までの事業目標:就職率 〔施設内訓練〕80% 〔委託訓練〕70%

平成29年度以降の事業目標:就職率 〔施設内訓練〕80% 〔委託訓練〕75%

資5-1

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予算上の定員 開講率 開講コースの

(認定上限値) (中止率) 充足率

139,200 79.3% 基礎:83.5%

(199,000) (20.7%) 実践:84.5%

77,000 83.0% 基礎:53.0%

(118,500) (17.0%) 実践:57.6%

54,000 81.9% 基礎:56.4%

(83,080) (18.1%) 実践:60.9%

53,454 77.3% 基礎:58.9%

(82,220) (22.7%) 実践:63.8%

39,654 76.9% 基礎:58.0%

(63,950) (23.1%) 実践:65.0%

36,407 79.3% 基礎:61.4%

(63,870) (20.7%) 実践:64.3%

29,964

(53,500)―

就職率

30年度 33,381 15,598 58.2%

31年度 ― ― ― ―

61.7%

28年度 72,427 32,306 57.2%

29年度 61,594 26,822 56.0%

25年度 156,094 74,933 59.5%

26年度 104,974 55,002 62.0%

27年度 79,394 40,587

認定定員 受講者数

○ 平成23年度(下半期)は約5.1万人、平成24年度は約9.9万人、平成25年度は約7.5万人、平成26年度は約5.5万人、平成27年度は約4.1万人、平成28年度は約3.2万人、平成29年度は約2.7万人、平成30年度は約1.6万人が求職者支援訓練の受講を開始した。○ 就職率については、平成25年度までは基礎コース・実践コースともに事業目標を上回っていたが、雇用保険適用就職率を評価指標とした平成26年度は、事業目標を若干下回った。なお、平成27年度以降については、事業目標を上回っている。

(※1)

(※3)

(※2)

(※2)

(※2)

求職者支援訓練の実施状況

※1 平成26年度の就職率:平成26年度中に開始し、終了したコースの訓練修了3か月後までの就職状況(平成30年12月27日時点の数値)。

※2 平成27年度、平成28年度、平成29年度の就職率:当年度中に終了したコースの訓練修了3か月までの就職状況(平成30年12月27日時点の数値)。

※3 平成30年度は、平成30年12月27日時点の数値。就職率は平成30年4月に終了した訓練の就職状況

(参考)平成25年度までの事業目標 : 就職率〔基礎コース〕60% 〔実践コース〕70%

平成26年度以降の事業目標 : 雇用保険適用就職率〔基礎コース〕55% 〔実践コース〕60%

資5-2

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公共職業訓練(在職者訓練)の実施状況

○ 平成27年度は約5.7万人、平成28年度は約6.1万人、平成29年度は約6.5万人、平成30年度は平成30年11月末までで約5.7万人が在職者訓練を受講している。

訓練計画数(予算上) 訓練定員 受講者数

平成27年度 57,000 85,820 56,873

平成28年度 57,000 90,421 61,005

平成29年度 59,000 93,391 65,309

平成30年度 62,000 78,649 57,177

平成31年度 66,000 - -

※ 平成30年度の実績は、平成30年11月末までの速報値であること。

※ 都道府県が自治事務として行う在職者訓練の実績は含まない。

資5-3

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公共職業訓練(学卒者訓練)の実施状況

○ 平成27年度から平成30年度まで、毎年度約5.7千人前後が学卒者訓練を受講している。

訓練計画数(予算上) 訓練定員 在学者数 就職率

平成27年度

合計 5,860 5,835 5,655 99.3%専門課程 - 4,080 3,884 98.9%応用課程 - 1,695 1,708 99.6%普通課程 - 60 63 100.0%

平成28年度

合計 5,860 5,783 5,583 99.5%専門課程 - 4,043 3,817 99.3%応用課程 - 1,680 1,703 99.8%普通課程 - 60 63 100.0%

平成29年度

合計 5,800 5,751 5,687 99.6%専門課程 - 4,011 3,875 99.4%応用課程 - 1,680 1,751 99.8%普通課程 - 60 61 100.0%

平成30年度

合計 5,800 5,754 5,723 -専門課程 - 4,004 3,900 -応用課程 - 1,690 1,762 -普通課程 - 60 61 -

平成31年度

合計 5,800 - - -専門課程 - - - -応用課程 - - - -普通課程 - - - -

※ 在学者数には前年度繰越者を含む。

※ 都道府県が自治事務として行う学卒者訓練の実績は含まない。※ 就職率は、当年度中に訓練を修了した者の1ヶ月後の就職状況。※ 平成30年度の在学者数は、平成30年10月末現在の実績。

資5-4

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公共職業訓練(障害者訓練)の実施状況

○ 平成27年度は約7.0千人、平成28年度は約6.2千人、平成29年度は約5.6千人が障害者職業訓練を受講している。

訓練計画数訓練定員 受講者数 充足率 就職率

(予算上)

平成27年度

合計 11,325 11,325 7,002 - -

施設内訓練

小計 3,995 3,995 2,618 - -

離職者訓練 2,995 2,995 2,371 79.2% 73.3%

在職者訓練 1,000 1,000 247 24.7% -

委託訓練

小計 7,330 7,330 4,384 - -

離職者訓練 7,130 7,130 4,218 59.2% 47.9%

在職者訓練 200 200 166 83.0% -

平成28年度

合計 10,325 10,325 6,248 - -

施設内訓練

小計 3,995 3,995 2,403 - -

離職者訓練 2,995 2,995 2,178 72.7% 73.7%

在職者訓練 1,000 1,000 225 22.5% -

委託訓練

小計 6,330 6,330 3,845 - -

離職者訓練 6,130 6,130 3,698 60.3% 42.4%

在職者訓練 200 200 147 73.5% -

平成29年度

合計 8,510 8,510 5,560 - -

施設内訓練

小計 2,980 2,980 1,856 - -

離職者訓練 1,980 1,980 1,599 80.6% 69.2%

在職者訓練 1,000 1,000 257 25.7% -

委託訓練

小計 5,530 5,530 3,704 - -

離職者訓練 5,330 5,330 3,503 65.7% 49.7%

在職者訓練 200 200 201 100.5% -

資5-5

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公共職業訓練(障害者訓練)の実施状況

訓練計画数訓練定員 受講者数 充足率 就職率

(予算上)

平成30年度

合計 6,980 6,980 - - -

施設内訓練

小計 2,980 2,980 - - -離職者訓練 1,980 1,980 - - -在職者訓練 1,000 1,000 - - -

委託訓練

合計 4,000 4,000 - - -離職者訓練 3,850 3,850 - - -在職者訓練 150 150 - - -

平成31年度

合計 6,780 6,780 - - -

施設内訓練

小計 2,980 2,980 - - -離職者訓練 1,980 1,980 - - -在職者訓練 1,000 1,000 - - -

委託訓練

合計 3,800 3,800 - - -離職者訓練 3,650 3,650 - - -在職者訓練 150 150 - - -

※1 受講者数には前年度繰越者を含む。※2 都道府県が自治事務として行っている障害者訓練は訓練計画数に計上していない(平成29年度から)。

資5-6

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○ 公共職業訓練の応募倍率は1倍超、定員充足率は約8割である。

※ 平成30年度の「新規求職者数」及び「受講者数」は、4月~11月の実績に3/2を乗じて得た推計値。※ 都道府県が自治事務として行う施設内訓練及び都道府県単独の委託訓練の実績を除く。

新規求職者数と公共職業訓練受講者の状況

26年度 27年度 28年度 29年度30年度

(4月~11月)

1.20 1.17 1.14 1.11 1.00

82.6% 82.7% 82.2% 80.9% 75.0%

公共職業訓練

応募倍率

定員充足率

資5-7

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○ 求職者支援訓練の応募倍率は0.8倍未満、定員充足率は約6割である。

新規求職者数と求職者支援訓練受講者の状況

※ 平成30年度の「新規求職者数」及び「受講者数」は、4月~11月の実績に3/2を乗じて得た推計値。

26年度 27年度 28年度 29年度30年度

(4月~11月)

0.79 0.79 0.71 0.69 0.73

62.0% 61.7% 57.2% 56.0% 58.2%

求職者支援訓練

応募倍率

定員充足率

資5-8

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○ 新規求職者数のうち雇用保険受給者数、特定求職者数とも、前年同月比で減少傾向で推移。

新規求職者数の推移

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月

前年同月比(%) ▲ 4.8 ▲ 1.7 ▲ 8.1 1.7 ▲ 1.3 ▲ 9.7 5.7 2.6 ▲ 2.2

前年同月比(%) 0.2 ▲ 1.9 ▲ 10.5 ▲ 4.1 ▲ 6.4 ▲ 16.4 2.0 ▲ 4.6 ▲ 5.0

126,461人 99,413人 953,923人

265,943人 204,415人 170,179人 161,386人 164,720人 157,801人 186,094人

平成30年

全国

175,011人 130,906人 104,217人 110,649人 109,129人 98,137人

158,522人 1,469,060人

特定求職者数(新規求職者数のうち雇用保険非受給者数【一般(パート含む)】・在職者を除く)

新規求職者数のうち雇用保険受給者数【一般(パート含む)】

資5-9

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参資1-1

第21回中央訓練協議会出席者名簿

平成 31年 1月 30日(水)14:00~16:00

於:中央合同庁舎第5号館 11 階 共用第 8 会議室

【労使団体】

佐久間 一浩 全国中小企業団体中央会事務局次長・労働政策部長

村上 陽子 日本労働組合総連合会総合労働局総合労働局長

杉崎 友則 日本商工会議所産業政策第二部副部長

【教育訓練関係団体】

関口 正雄 全国専修学校各種学校総連合会常任理事総務委員長

森 信介 一般社団法人全国産業人能力開発団体連合会専務理事・総務委員長

【学識経験者】

○ 今野 浩一郎 学習院大学名誉教授

堀 有喜衣 独立行政法人労働政策研究・研修機構人材育成部門主任研究員

【地方自治体】

鈴木 一弥 京都府商工労働観光部長

(代理出席:小山 哲史 商工労働観光部雇用政策監)

【訓練認定事務実施機関】

真下 和雄 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構求職者支援訓練部長

【政府】

厚生労働省 吉 本 人材開発統括官

青 山 人材開発統括官付人材開発総務担当参事官

相 本 人材開発統括官付人材開発政策担当参事官

立 石 人材開発統括官付政策企画室長

佐 藤 人材開発統括官付特別支援室長

田 畑 審議官(職業安定担当)

國 分 職業安定局総務課訓練受講者支援室長

参考資料1

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参資1-2

柴 田 社会・援護局福祉基盤課福祉人材確保対策室長

(代理主席:谷内 社会・援護局福祉基盤課福祉人材確保対策室長

補佐)

文部科学省 廣 野 総合教育政策局生涯学習推進課専修学校教育振興室長

農林水産省 佐 藤 経営局就農・女性課長

(代理出席:松本 経営局就農・女性課経営専門職)

経済産業省 能 村 経済産業政策局産業人材政策室長

(代理出席:町野 経済産業政策局産業人材政策室係長)

国土交通省 細 田 海事局船員政策課雇用対策室長

観 光 庁 田 村 観光産業課観光人材政策担当参事官

(代理出席:日下部 観光産業課観光人材政策室課長補佐)

(オブザーバー)

全国社会福祉協議会 加藤 法人振興部長

(敬称略)

※ ○は座長。

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参資2-1

中央訓練協議会開催要綱

1 趣旨

産業構造の変化、技術の進歩その他の経済的環境の変化の中で、職業の

安定、労働者の地位の向上及び経済社会の発展を図るためには、これらによ

る業務の変化に対する労働者の適応性を増大させ、及び転職に当たっての円

滑な再就職に資するよう、労働者に対して、適切な職業能力開発を行う必要が

ある。

このため、新規の成長や雇用吸収の見込まれる産業分野における人材ニ

ーズを的確に踏まえ、職業訓練の実効ある展開に資するため、公共職業訓練

及び求職者支援訓練(以下「公的職業訓練」という。)の重点分野及びその実

施規模、人材が定着・能力発揮できる環境整備の方策等について検討する中

央訓練協議会(以下「協議会」という。)を開催する。

2 構成

(1)協議会の構成は、別紙のとおりとする。

(2)人材開発統括官は、構成員の中から座長を依頼する。

(3)協議会は、必要に応じ、関係者の出席を求めることができる。

3 ワーキングチーム

協議会は、必要に応じ、産業分野ごとのワーキングチームを設置・開催する

ことができる。

4 協議事項

(1)全国における公的職業訓練の訓練実施分野及び規模の設定に関すること

(2)公的職業訓練の効果的な実施に関すること

(3)その他必要な事項に関すること

5 庶務

協議会の庶務は、関係行政機関の協力を得て、厚生労働省人材開発統括

官付参事官(人材開発政策担当)付訓練企画室において処理する。

参考資料2

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参資2-2

6 その他

協議会の議事については、別に協議会において申し合わせた場合を除き、

公開とする。

この要綱に定めるもののほか、協議会の運営に関する事項その他必要な

事項は、厚生労働省人材開発統括官が定める。

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参資2-3

(別紙)

中央訓練協議会構成員

【労使団体】

佐久間 一浩 全国中小企業団体中央会事務局次長・労働政策部長

村上 陽子 日本労働組合総連合会総合労働局長

遠藤 和夫 一般社団法人日本経済団体連合会労働政策本部副本部長

杉崎 友則 日本商工会議所産業政策第二部副部長

【教育訓練関係団体】

関口 正雄 全国専修学校各種学校総連合会常任理事総務委員会委員長

森 信 介 一般社団法人全国産業人能力開発団体連合会専務理事

【学識経験者】

○ 今野 浩一郎 学習院大学名誉教授

堀 有喜衣 独立行政法人労働政策研究・研修機構人材育成部門主任研究員

【地方自治体】

鈴 木 一 弥 京都府商工労働観光部長

【訓練認定事務実施機関】

真 下 和 雄 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構求職者支援訓練部長

【政府】

厚生労働省

文部科学省

農林水産省

経済産業省

国土交通省

観 光 庁

環 境 省

(オブザーバー)

業種別団体(情報通信、介護・福祉、農業の団体等)

(敬称略) ※ ○は座長。構成員・オブザーバーについては、今後、追加もあり得る。

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参資 3-1

参考資料3

ハロートレーニングアンバサダーを活用した人材開発施策の広報について(平成 30年度)

人材開発統括官

政策企画室

1.概要

平成 30年9月、希望する職業への就職やキャリアアップのために必要な職業スキルや

知識の習得の支援策であるハロートレーニングなど人材開発施策全体の周知・広報活動

を行う「ハロートレーニングアンバサダー」を設置し、AKB48チーム8へ委嘱。

2.委嘱の理由

わかもの・女性に人気の高いAKB48グループの中で、地域密着型のチームで各都道

府県にメンバーが所在。歌、ダンス、芝居などのトレーニングを通じ、トップアイドル

を目指し常に学びがんばっている姿が、就職やキャリアアップを支援する人材開発施策

との親和性が高く、若者・女性への訴求効果を期待。

3.アンバサダーのミッション

● 生涯を通じた能力開発の機運を醸成すること

● 人材開発施策(企業による人材育成支援、個人のキャリア形成支援、ものづくり

職種の訓練等)に対する理解を促し、認知度を向上させること

● 若者、女性に対し「技能のかっこよさ」を伝えること

4.活動状況(マスコミの報道状況は別添1参照)

(1)厚生労働大臣表敬訪問

(本 省)9月 18日

(2)メディアツアー(職業訓練施設見学、職業訓練体験など)

・大阪府:10月 2日

・宮城県:11月 21日

・徳島県:11月 28日

・青森県:12月 11日

・福岡県:12月 13日

・東京都:12月 18日

(3)各種技能競技大会のステージイベント出演

・沖縄県:11月 3日:技能五輪全国大会併催イベント

・愛知県:11月 25日:少年少女技能大会(アイチータ杯)併催イベント

(4)その他

・長崎県:12月 25日:ハロートレーニング PR動画配信開始

5.広報媒体

(1)ポスター(別添2参照)を労働局・ハローワーク、JEED、全都道府県へ配布

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参資 3-2

(2)厚生労働省 HPに特設ページを開設

(3)厚生労働省ツイッターの活用

(4)ハロートレーニングアンバサダーからの SNSによる活動状況の発信