新しい血管指標arterial velocity pulse index およびarterial arterial … · 2014. 12....

第第第第７７７７回日本血流血管学会回日本血流血管学会回日本血流血管学会回日本血流血管学会・・・・第第第第13131313回日本回日本回日本回日本ASASASAS学会学会学会学会合同学術集会合同学術集会合同学術集会合同学術集会

新新新新しいしいしいしい血管血管血管血管指標指標指標指標 arterial arterial arterial arterial velocity pulse velocity pulse velocity pulse velocity pulse index index index index 新新新新しいしいしいしい血管血管血管血管指標指標指標指標 arterial arterial arterial arterial velocity pulse velocity pulse velocity pulse velocity pulse index index index index

およびおよびおよびおよび arterial arterial arterial arterial pressure volume pressure volume pressure volume pressure volume index index index index のののの

臨床的臨床的臨床的臨床的意義意義意義意義をををを考考考考えるえるえるえる

久留米大学附属医療久留米大学附属医療久留米大学附属医療久留米大学附属医療センターセンターセンターセンター循環器内科循環器内科循環器内科循環器内科

池池池池田田田田久久久久雄雄雄雄池池池池田田田田久久久久雄雄雄雄

平成平成平成平成25252525年年年年11111111月月月月30303030日日日日ルークホールルークホールルークホールルークホール東京都新宿区東京都新宿区東京都新宿区東京都新宿区

背景背景背景背景

・・・・動脈動脈動脈動脈硬化危険因子硬化危険因子硬化危険因子硬化危険因子のののの集積集積集積集積はははは内皮機能障害内皮機能障害内皮機能障害内皮機能障害やややや動脈弾性動脈弾性動脈弾性動脈弾性低下低下低下低下などのなどのなどのなどの

血管血管血管血管機能障害機能障害機能障害機能障害をををを惹起惹起惹起惹起しししし、、、、動脈硬化動脈硬化動脈硬化動脈硬化のののの進展進展進展進展とともにとともにとともにとともに心筋梗塞心筋梗塞心筋梗塞心筋梗塞などなどなどなど血管血管血管血管機能障害機能障害機能障害機能障害をををを惹起惹起惹起惹起しししし、、、、動脈硬化動脈硬化動脈硬化動脈硬化のののの進展進展進展進展とともにとともにとともにとともに心筋梗塞心筋梗塞心筋梗塞心筋梗塞などなどなどなど

のののの臓器臓器臓器臓器障害障害障害障害をををを引引引引きききき起起起起こすこすこすこす．．．．

・・・・従来従来従来従来、、、、心血管病発症心血管病発症心血管病発症心血管病発症リスクはリスクはリスクはリスクは動脈硬化動脈硬化動脈硬化動脈硬化のののの危険因子危険因子危険因子危険因子などをなどをなどをなどを用用用用いていていていて

評価評価評価評価してしてしてしてきたきたきたきたがががが、、、、症例症例症例症例ごとにごとにごとにごとに危険因子危険因子危険因子危険因子のののの影響影響影響影響にににに差差差差がありがありがありがあり、、、、

リスクリスクリスクリスク評価評価評価評価がががが困難困難困難困難なこともなこともなこともなことも多多多多かったかったかったかった．．．．リスクリスクリスクリスク評価評価評価評価がががが困難困難困難困難なこともなこともなこともなことも多多多多かったかったかったかった．．．．

・・・・近年近年近年近年、、、、血管機能血管機能血管機能血管機能をををを客観的客観的客観的客観的にににに評価評価評価評価するするするする検査法検査法検査法検査法がががが臨床応用臨床応用臨床応用臨床応用されるされるされるされる・・・・近年近年近年近年、、、、血管機能血管機能血管機能血管機能をををを客観的客観的客観的客観的にににに評価評価評価評価するするするする検査法検査法検査法検査法がががが臨床応用臨床応用臨床応用臨床応用されるされるされるされる

ようになりようになりようになりようになり、、、、心血管病発症心血管病発症心血管病発症心血管病発症リスクのリスクのリスクのリスクの推定推定推定推定のみならずのみならずのみならずのみならず治療効果治療効果治療効果治療効果

判定判定判定判定にもにもにもにも応用応用応用応用されるようになったされるようになったされるようになったされるようになった．．．．判定判定判定判定にもにもにもにも応用応用応用応用されるようになったされるようになったされるようになったされるようになった．．．．

動脈硬化動脈硬化動脈硬化動脈硬化のののの各各各各ステージにステージにステージにステージに関連関連関連関連するするするする血管血管血管血管機能機能機能機能検査検査検査検査

早期早期早期早期のののの動脈硬化動脈硬化動脈硬化動脈硬化内皮機能内皮機能内皮機能内皮機能

・・・・FMDFMDFMDFMD

内皮機能内皮機能内皮機能内皮機能

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・・・・局所局所局所局所：：：：血圧血圧血圧血圧によるによるによるによる血管口径変化血管口径変化血管口径変化血管口径変化・・・・局所局所局所局所：：：：血圧血圧血圧血圧によるによるによるによる血管口径変化血管口径変化血管口径変化血管口径変化

・・・・区域区域区域区域：：：：PWVPWVPWVPWV

・・・・全身全身全身全身：：：：PWAPWAPWAPWA

形態形態形態形態

・・・・IMTIMTIMTIMT・・・・IMTIMTIMTIMT

進展進展進展進展したしたしたした動脈動脈動脈動脈硬化硬化硬化硬化

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AvestAvestAvestAvest E. T. et al. Clinical E. T. et al. Clinical E. T. et al. Clinical E. T. et al. Clinical Science Science Science Science 112112112112, , , , 507507507507––––516, 2007516, 2007516, 2007516, 2007

目的目的目的目的

新新新新しいしいしいしい血管指標血管指標血管指標血管指標であるであるであるである arterial arterial arterial arterial velocity pulse velocity pulse velocity pulse velocity pulse 新新新新しいしいしいしい血管指標血管指標血管指標血管指標であるであるであるである arterial arterial arterial arterial velocity pulse velocity pulse velocity pulse velocity pulse

index (AVI) index (AVI) index (AVI) index (AVI) およびおよびおよびおよび arterial pressure volume arterial pressure volume arterial pressure volume arterial pressure volume index (AVI) index (AVI) index (AVI) index (AVI) およびおよびおよびおよび arterial pressure volume arterial pressure volume arterial pressure volume arterial pressure volume

index index index index (API)(API)(API)(API)のののの臨床的臨床的臨床的臨床的意義意義意義意義についてについてについてについて検討検討検討検討したしたしたした．．．．index index index index (API)(API)(API)(API)のののの臨床的臨床的臨床的臨床的意義意義意義意義についてについてについてについて検討検討検討検討したしたしたした．．．．

対象対象対象対象

外来通院患者外来通院患者外来通院患者外来通院患者

（（（（n= 468n= 468n= 468n= 468））））

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年齢年齢年齢年齢（（（（歳歳歳歳）））） 69.5 69.5 69.5 69.5 ±±±±11.311.311.311.3 70.7 70.7 70.7 70.7 ±±±±15.215.215.215.2年齢年齢年齢年齢（（（（歳歳歳歳）））） 69.5 69.5 69.5 69.5 ±±±±11.311.311.311.3 70.7 70.7 70.7 70.7 ±±±±15.215.215.215.2

男性男性男性男性////女性女性女性女性 213/255213/255213/255213/255 46/3946/3946/3946/39男性男性男性男性////女性女性女性女性 213/255213/255213/255213/255 46/3946/3946/3946/39

方法方法方法方法

１１１１））））午前中午前中午前中午前中、、、、安静安静安静安静・・・・空腹時空腹時空腹時空腹時にににに血流依存性血管拡張血流依存性血管拡張血流依存性血管拡張血流依存性血管拡張反応反応反応反応

方法方法方法方法

(flow(flow(flow(flow----mediated mediated mediated mediated ddddilation: FMD)ilation: FMD)ilation: FMD)ilation: FMD)をををを測定測定測定測定しししし、、、、そのそのそのその後後後後、、、、

医用電子血圧計医用電子血圧計医用電子血圧計医用電子血圧計AVEAVEAVEAVE----1500 PASSESA1500 PASSESA1500 PASSESA1500 PASSESAをををを用用用用いていていていてAVIAVIAVIAVIおよびおよびおよびおよび医用電子血圧計医用電子血圧計医用電子血圧計医用電子血圧計AVEAVEAVEAVE----1500 PASSESA1500 PASSESA1500 PASSESA1500 PASSESAをををを用用用用いていていていてAVIAVIAVIAVIおよびおよびおよびおよび

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喫煙喫煙喫煙喫煙))))、、、、服薬服薬服薬服薬内容内容内容内容をををを調査調査調査調査しししし、、、、血液生化学検査血液生化学検査血液生化学検査血液生化学検査をををを施行施行施行施行したしたしたした．．．．

３３３３））））FMDFMDFMDFMD：：：：早期早期早期早期のののの動脈硬化動脈硬化動脈硬化動脈硬化状態状態状態状態

IMT(intima media thickness)IMT(intima media thickness)IMT(intima media thickness)IMT(intima media thickness)：：：：進展進展進展進展したしたしたした動脈硬化状態動脈硬化状態動脈硬化状態動脈硬化状態IMT(intima media thickness)IMT(intima media thickness)IMT(intima media thickness)IMT(intima media thickness)：：：：進展進展進展進展したしたしたした動脈硬化状態動脈硬化状態動脈硬化状態動脈硬化状態

AVIAVIAVIAVI：：：：平均平均平均平均24.224.224.224.2 ±±±± 7.77.77.77.7 APIAPIAPIAPI：：：：平均平均平均平均27.0 27.0 27.0 27.0 ±±±± 7.87.87.87.8

n= 468n= 468n= 468n= 468 n= 468n= 468n= 468n= 468（（（（人人人人））））（（（（人人人人））））

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AVIAVIAVIAVIととととAPIAPIAPIAPIとのとのとのとの関係関係関係関係AVIAVIAVIAVIととととAPIAPIAPIAPIとのとのとのとの関係関係関係関係

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性別性別性別性別におけるにおけるにおけるにおけるAVIAVIAVIAVIおよびおよびおよびおよびAPIAPIAPIAPIのののの比較比較比較比較

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AVIAVIAVIAVIおよびおよびおよびおよびAPIAPIAPIAPIとととと身長身長身長身長およびおよびおよびおよび体重体重体重体重とのとのとのとの関係関係関係関係

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体重体重体重体重（（（（kgkgkgkg））））

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体重体重体重体重（（（（kgkgkgkg））））

AVIAVIAVIAVIおよびおよびおよびおよびAPIAPIAPIAPIとヘモグロビンとのとヘモグロビンとのとヘモグロビンとのとヘモグロビンとの関係関係関係関係

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ヘモグロビンヘモグロビンヘモグロビンヘモグロビン（（（（g/dlg/dlg/dlg/dl））））ヘモグロビンヘモグロビンヘモグロビンヘモグロビン（（（（g/dlg/dlg/dlg/dl））））ヘモグロビンヘモグロビンヘモグロビンヘモグロビン（（（（g/dlg/dlg/dlg/dl））））

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FMDFMDFMDFMDととととIMTIMTIMTIMTとのとのとのとの関係関係関係関係FMDFMDFMDFMDととととIMTIMTIMTIMTとのとのとのとの関係関係関係関係

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n= 51n= 51n= 51n= 51

r= 0.33r= 0.33r= 0.33r= 0.33

p< 0.02p< 0.02p< 0.02p< 0.02

n= 51n= 51n= 51n= 51

r= 0.28r= 0.28r= 0.28r= 0.28

p< 0.05p< 0.05p< 0.05p< 0.05

40404040 40404040

p< 0.02p< 0.02p< 0.02p< 0.02 p< 0.05p< 0.05p< 0.05p< 0.05

AV

IA

VI

AV

IA

VI

AP

IA

PI

AP

IA

PI

20202020 20202020

AV

IA

VI

AV

IA

VI

AP

IA

PI

AP

IA

PI

00000000 0.50.50.50.5 1.01.01.01.0 1.51.51.51.5 0000 0.50.50.50.5 1.01.01.01.0 1.51.51.51.5

0000

IMTIMTIMTIMT (mm)(mm)(mm)(mm) IMTIMTIMTIMT (mm)(mm)(mm)(mm)

0000 0.50.50.50.5 1.01.01.01.0 1.51.51.51.5 0000 0.50.50.50.5 1.01.01.01.0 1.51.51.51.5

内服薬服用内服薬服用内服薬服用内服薬服用のののの有無有無有無有無におけるにおけるにおけるにおけるAVIAVIAVIAVIおよびおよびおよびおよびAPIAPIAPIAPIとととと冠危険因子保有数冠危険因子保有数冠危険因子保有数冠危険因子保有数とのとのとのとの関係関係関係関係

内服薬服用群内服薬服用群内服薬服用群内服薬服用群

60606060n= 370n= 370n= 370n= 370


n= 370n= 370n= 370n= 370


内服薬服用群内服薬服用群内服薬服用群内服薬服用群

60606060

20202020

40404040

AVI

AVI

AVI

AVI

API

API

API

API

20202020

40404040

冠冠冠冠危険危険危険危険因子保有数因子保有数因子保有数因子保有数

00001111 2222 3333 4444 5555 0000 1111 2222 3333 4444 5555


00000000


内服薬非服用群内服薬非服用群内服薬非服用群内服薬非服用群

40404040

60606060 60606060

AVI

AVI

AVI

AVI

API

API

API

API 40404040

n= 42n= 42n= 42n= 42


n= 42n= 42n= 42n= 42

r= 0.62r= 0.62r= 0.62r= 0.62

p< 0.01p< 0.01p< 0.01p< 0.01

20202020

AVI

AVI

AVI

AVI

API

API

API

API

20202020


00000000 1111 2222 3333 4444 5555 0000 1111 2222 3333 4444 5555

0000


冠動脈疾患冠動脈疾患冠動脈疾患冠動脈疾患のののの有無有無有無有無におけるにおけるにおけるにおけるAVIAVIAVIAVIおよびおよびおよびおよびAPIAPIAPIAPIのののの比較比較比較比較

p< 0.05p< 0.05p< 0.05p< 0.05 p= NSp= NSp= NSp= NS

40404040 40404040

30303030 30303030

AVI

AVI

AVI

AVI

API

API

API

API

20202020 20202020

AVI

AVI

AVI

AVI

API

API

API

API

0000

10101010 10101010

00000000 0000

冠動脈冠動脈冠動脈冠動脈疾患疾患疾患疾患

なしなしなしなし(n= 338)(n= 338)(n= 338)(n= 338)

ありありありあり(n= 75)(n= 75)(n= 75)(n= 75)

なしなしなしなし(n= 338)(n= 338)(n= 338)(n= 338)

ありありありあり(n= 75)(n= 75)(n= 75)(n= 75)

冠動脈冠動脈冠動脈冠動脈疾患疾患疾患疾患冠動脈冠動脈冠動脈冠動脈疾患疾患疾患疾患冠動脈冠動脈冠動脈冠動脈疾患疾患疾患疾患

入院入院入院入院治療治療治療治療患者患者患者患者のののの背景背景背景背景

入院加療患者入院加療患者入院加療患者入院加療患者 (n= 85)(n= 85)(n= 85)(n= 85)

年齢年齢年齢年齢（（（（歳歳歳歳）））） 71 71 71 71 ±±±±15151515

性別性別性別性別（（（（男性男性男性男性////女性女性女性女性）））） 46/3946/3946/3946/39性別性別性別性別（（（（男性男性男性男性////女性女性女性女性）））） 46/3946/3946/3946/39

入院加療期間入院加療期間入院加療期間入院加療期間（（（（日日日日）））） 25 25 25 25 ±±±±16161616

高血圧高血圧高血圧高血圧 n= 26n= 26n= 26n= 26 (31%)(31%)(31%)(31%)

糖尿病糖尿病糖尿病糖尿病 n= 19 (22n= 19 (22n= 19 (22n= 19 (22％％％％))))糖尿病糖尿病糖尿病糖尿病 n= 19 (22n= 19 (22n= 19 (22n= 19 (22％％％％))))

脂質代謝異常脂質代謝異常脂質代謝異常脂質代謝異常 n= 12n= 12n= 12n= 12 ((((14141414％％％％))))

冠動脈疾患冠動脈疾患冠動脈疾患冠動脈疾患 n= 26n= 26n= 26n= 26 (31%)(31%)(31%)(31%)

心不全心不全心不全心不全 n= 18n= 18n= 18n= 18 ((((21212121％％％％))))

入院治療前後入院治療前後入院治療前後入院治療前後のののの血圧血圧血圧血圧およびおよびおよびおよび血液生化学検査血液生化学検査血液生化学検査血液生化学検査のののの変化変化変化変化

項目項目項目項目入院時入院時入院時入院時退院時退院時退院時退院時 pppp値値値値

SBPSBPSBPSBP 123 123 123 123 ±±±± 23232323 110 110 110 110 ±±±±19191919 p< 0.01p< 0.01p< 0.01p< 0.01SBPSBPSBPSBP 123 123 123 123 ±±±± 23232323 110 110 110 110 ±±±±19191919 p< 0.01p< 0.01p< 0.01p< 0.01

DBPDBPDBPDBP 67 67 67 67 ±±±± 14141414 61 61 61 61 ±±±± 12121212 p< 0.01p< 0.01p< 0.01p< 0.01

脈拍脈拍脈拍脈拍 70 70 70 70 ±±±± 13131313 70 70 70 70 ±±±± 12121212 p= NSp= NSp= NSp= NS脈拍脈拍脈拍脈拍 70 70 70 70 ±±±± 13131313 70 70 70 70 ±±±± 12121212 p= NSp= NSp= NSp= NS

総総総総コレステロールコレステロールコレステロールコレステロール 172 172 172 172 ±±±± 37373737 161 161 161 161 ±±±± 30303030 p< 0.01p< 0.01p< 0.01p< 0.01

中性脂肪中性脂肪中性脂肪中性脂肪 117 117 117 117 ±±±± 69696969 113 113 113 113 ±±±± 58585858 p= NSp= NSp= NSp= NS中性脂肪中性脂肪中性脂肪中性脂肪 117 117 117 117 ±±±± 69696969 113 113 113 113 ±±±± 58585858 p= NSp= NSp= NSp= NS

HDLHDLHDLHDLコレステロールコレステロールコレステロールコレステロール 48 48 48 48 ±±±± 15151515 42 42 42 42 ±±±± 11111111 p< 0.01p< 0.01p< 0.01p< 0.01

LDLLDLLDLLDLコレステロールコレステロールコレステロールコレステロール 103 103 103 103 ±±±± 30303030 93 93 93 93 ±±±± 23232323 p< 0.01p< 0.01p< 0.01p< 0.01

L/HL/HL/HL/H 2.3 2.3 2.3 2.3 ±±±± 1.01.01.01.0 2.3 2.3 2.3 2.3 ±±±± 0.80.80.80.8 p= NSp= NSp= NSp= NS

空腹時血糖空腹時血糖空腹時血糖空腹時血糖 115 115 115 115 ±±±± 43434343 97 97 97 97 ±±±± 28282828 p< 0.01p< 0.01p< 0.01p< 0.01

HbA1c (NGSP)HbA1c (NGSP)HbA1c (NGSP)HbA1c (NGSP) 6.3 6.3 6.3 6.3 ±±±± 1.21.21.21.2 6.1 6.1 6.1 6.1 ±±±± 0.90.90.90.9 p< 0.05p< 0.05p< 0.05p< 0.05

ヘモグロビンヘモグロビンヘモグロビンヘモグロビン 12.712.712.712.7±±±± 2.32.32.32.3 12.7 12.7 12.7 12.7 ±±±± 2.22.22.22.2 p= NSp= NSp= NSp= NS

入院治療前後入院治療前後入院治療前後入院治療前後のののの栄養評価栄養評価栄養評価栄養評価およびおよびおよびおよび運動指標運動指標運動指標運動指標のののの変化変化変化変化

項目項目項目項目入院時入院時入院時入院時退院時退院時退院時退院時 pppp値値値値

MNAMNAMNAMNA 11.6 11.6 11.6 11.6 ±±±± 2.32.32.32.3 10.6 10.6 10.6 10.6 ±±±±3.33.33.33.3 p< 0.01p< 0.01p< 0.01p< 0.01

CONUTCONUTCONUTCONUT 1.91.91.91.9 ±±±±1.71.71.71.7 1.81.81.81.8 ±±±±1.51.51.51.5 p= NSp= NSp= NSp= NS

10m10m10m10m歩行時間歩行時間歩行時間歩行時間（（（（秒秒秒秒）））） 9.6 9.6 9.6 9.6 ±±±±1.91.91.91.9 8.9 8.9 8.9 8.9 ±±±±1.41.41.41.4 p< 0.01p< 0.01p< 0.01p< 0.0110m10m10m10m歩行時間歩行時間歩行時間歩行時間（（（（秒秒秒秒）））） 9.6 9.6 9.6 9.6 ±±±±1.91.91.91.9 8.9 8.9 8.9 8.9 ±±±±1.41.41.41.4 p< 0.01p< 0.01p< 0.01p< 0.01

BarthelBarthelBarthelBarthel IndexIndexIndexIndex 92.9 92.9 92.9 92.9 ±±±± 6.06.06.06.0 96.196.196.196.1±±±± 5.05.05.05.0 p< 0.01p< 0.01p< 0.01p< 0.01

嫌気性代謝閾値嫌気性代謝閾値嫌気性代謝閾値嫌気性代謝閾値嫌気性代謝閾値嫌気性代謝閾値嫌気性代謝閾値嫌気性代謝閾値

(mL/kg/min)(mL/kg/min)(mL/kg/min)(mL/kg/min)10.3 10.3 10.3 10.3 ±±±± 2.12.12.12.1 10.810.810.810.8±±±± 2.02.02.02.0 p= NSp= NSp= NSp= NS

最大酸素摂取量最大酸素摂取量最大酸素摂取量最大酸素摂取量14.4 14.4 14.4 14.4 ±±±± 3.33.33.33.3 15.415.415.415.4±±±± 3.43.43.43.4 p< 0.01p< 0.01p< 0.01p< 0.01

最大酸素摂取量最大酸素摂取量最大酸素摂取量最大酸素摂取量

(mL/kg/min)(mL/kg/min)(mL/kg/min)(mL/kg/min)14.4 14.4 14.4 14.4 ±±±± 3.33.33.33.3 15.415.415.415.4±±±± 3.43.43.43.4 p< 0.01p< 0.01p< 0.01p< 0.01

MNA: MNA: MNA: MNA: MMMMini Nutritional Assessmentini Nutritional Assessmentini Nutritional Assessmentini Nutritional Assessment （（（（摂食量摂食量摂食量摂食量、、、、体重変化体重変化体重変化体重変化、、、、歩行能力歩行能力歩行能力歩行能力、、、、BMIBMIBMIBMIなどなどなどなど））））MNA: MNA: MNA: MNA: MMMMini Nutritional Assessmentini Nutritional Assessmentini Nutritional Assessmentini Nutritional Assessment （（（（摂食量摂食量摂食量摂食量、、、、体重変化体重変化体重変化体重変化、、、、歩行能力歩行能力歩行能力歩行能力、、、、BMIBMIBMIBMIなどなどなどなど））））

CONUT: Controlling Nutritional Status CONUT: Controlling Nutritional Status CONUT: Controlling Nutritional Status CONUT: Controlling Nutritional Status （（（（血清血清血清血清アルブミンアルブミンアルブミンアルブミン値値値値、、、、リンパリンパリンパリンパ球数球数球数球数、、、、総総総総コレステロールコレステロールコレステロールコレステロール値値値値））））

入院治療前後入院治療前後入院治療前後入院治療前後のののの血管機能検査指標血管機能検査指標血管機能検査指標血管機能検査指標 (AVI, API, FMD,(AVI, API, FMD,(AVI, API, FMD,(AVI, API, FMD, IMTIMTIMTIMT))))のののの変化変化変化変化

30303030

40404040n= 85n= 85n= 85n= 85

p< 0.01p< 0.01p< 0.01p< 0.01

30303030

40404040n= 85n= 85n= 85n= 85

p< 0.01p< 0.01p< 0.01p< 0.01

10101010

20202020

30303030

AV

IA

VI

AV

IA

VI

AP

IA

PI

AP

IA

PI

10101010

20202020

30303030

入院時入院時入院時入院時退院時退院時退院時退院時0000

10101010

0000

10101010

入院時入院時入院時入院時退院時退院時退院時退院時

8888 1.21.21.21.2

p< p< p< p< 0.050.050.050.05 p= NSp= NSp= NSp= NS

FM

D (

%)

FM

D (

%)

FM

D (

%)

FM

D (

%)

IMT

(m

m)

IMT

(m

m)

IMT

(m

m)

IMT

(m

m)

4444

6666

8888

0.80.80.80.8

1.21.21.21.2

n= 83n= 83n= 83n= 83 n= 80n= 80n= 80n= 80

FM

D (

%)

FM

D (

%)

FM

D (

%)

FM

D (

%)

IMT

(m

m)

IMT

(m

m)

IMT

(m

m)

IMT

(m

m)

2222

4444

0.40.40.40.4

0000

入院時入院時入院時入院時退院時退院時退院時退院時0000

入院時入院時入院時入院時退院時退院時退院時退院時

まとめまとめまとめまとめ

１１１１））））AVI AVI AVI AVI ははははAPIAPIAPIAPIとととと有意有意有意有意にににに相関相関相関相関したしたしたした....

２２２２））））AVIAVIAVIAVI、、、、APIAPIAPIAPI、、、、FMDFMDFMDFMDおよびおよびおよびおよびIMTIMTIMTIMTはいずれもはいずれもはいずれもはいずれも年齢年齢年齢年齢とととと有意有意有意有意にににに相関相関相関相関したしたしたした....２２２２））））AVIAVIAVIAVI、、、、APIAPIAPIAPI、、、、FMDFMDFMDFMDおよびおよびおよびおよびIMTIMTIMTIMTはいずれもはいずれもはいずれもはいずれも年齢年齢年齢年齢とととと有意有意有意有意にににに相関相関相関相関したしたしたした....

３３３３））））FMDFMDFMDFMDははははAVIAVIAVIAVIとととと相関相関相関相関したがしたがしたがしたが、、、、APIAPIAPIAPIとはとはとはとは相関相関相関相関しなかったしなかったしなかったしなかった....

４４４４））））IMTIMTIMTIMTははははAVIAVIAVIAVIおよびおよびおよびおよびAPIAPIAPIAPIとととと相関相関相関相関したしたしたした....

５５５５））））内服薬服用群内服薬服用群内服薬服用群内服薬服用群ののののAVI AVI AVI AVI およびおよびおよびおよびAPIAPIAPIAPIはははは冠危険因子保有数冠危険因子保有数冠危険因子保有数冠危険因子保有数とはとはとはとは相関相関相関相関しなしなしなしなかったかったかったかった....

内服薬非服用群内服薬非服用群内服薬非服用群内服薬非服用群ののののAVI AVI AVI AVI はははは冠危険因子保有数冠危険因子保有数冠危険因子保有数冠危険因子保有数とととと相関相関相関相関したがしたがしたがしたが、、、、

APIAPIAPIAPIとはとはとはとは相関相関相関相関しなかったしなかったしなかったしなかった....APIAPIAPIAPIとはとはとはとは相関相関相関相関しなかったしなかったしなかったしなかった....

６６６６））））冠動脈疾患群冠動脈疾患群冠動脈疾患群冠動脈疾患群ののののAVIAVIAVIAVIはははは非冠動脈疾患群非冠動脈疾患群非冠動脈疾患群非冠動脈疾患群にににに比比比比べべべべ、、、、有意有意有意有意にににに高値高値高値高値であったがであったがであったがであったが、、、、

APIAPIAPIAPIではではではでは差差差差はなかったはなかったはなかったはなかった....

７７７７））））入院入院入院入院治療治療治療治療（（（（包括的医療包括的医療包括的医療包括的医療））））によりによりによりにより、、、、AVIAVIAVIAVIおよびおよびおよびおよびAPIAPIAPIAPIはははは有意有意有意有意にににに低下低下低下低下しししし、、、、

FMDFMDFMDFMDはははは有意有意有意有意にににに増加増加増加増加したしたしたした....

動脈硬化動脈硬化動脈硬化動脈硬化のののの各各各各ステージにステージにステージにステージに関連関連関連関連するするするする血管血管血管血管機能機能機能機能検査検査検査検査

早期早期早期早期のののの動脈硬化動脈硬化動脈硬化動脈硬化内皮機能内皮機能内皮機能内皮機能

・・・・FMDFMDFMDFMD

内皮機能内皮機能内皮機能内皮機能

AVIAVIAVIAVI

血管血管血管血管のののの硬硬硬硬ささささ

・・・・局所局所局所局所：：：：血圧血圧血圧血圧によるによるによるによる血管口径変化血管口径変化血管口径変化血管口径変化・・・・局所局所局所局所：：：：血圧血圧血圧血圧によるによるによるによる血管口径変化血管口径変化血管口径変化血管口径変化

・・・・区域区域区域区域：：：：PWVPWVPWVPWV

・・・・全身全身全身全身：：：：PWAPWAPWAPWA

APIAPIAPIAPI

形態形態形態形態

・・・・IMTIMTIMTIMT

APIAPIAPIAPI

・・・・IMTIMTIMTIMT

・・・・CTCTCTCT

・・・・MRIMRIMRIMRI

AvestAvestAvestAvest E. T. et al. Clinical E. T. et al. Clinical E. T. et al. Clinical E. T. et al. Clinical Science Science Science Science 112112112112, , , , 507507507507––––516, 2007516, 2007516, 2007516, 2007

進展進展進展進展したしたしたした動脈動脈動脈動脈硬化硬化硬化硬化

結論結論結論結論

AVIAVIAVIAVIおよびおよびおよびおよびAPIAPIAPIAPIはははは血管血管血管血管のののの機能機能機能機能およびおよびおよびおよび形態形態形態形態をををを反映反映反映反映しししし、、、、AVIAVIAVIAVIおよびおよびおよびおよびAPIAPIAPIAPIはははは血管血管血管血管のののの機能機能機能機能およびおよびおよびおよび形態形態形態形態をををを反映反映反映反映しししし、、、、

両指標両指標両指標両指標をををを組組組組みみみみ合合合合わせることによりわせることによりわせることによりわせることにより、、、、リスクリスクリスクリスクのののの層別層別層別層別両指標両指標両指標両指標をををを組組組組みみみみ合合合合わせることによりわせることによりわせることによりわせることにより、、、、リスクリスクリスクリスクのののの層別層別層別層別

化化化化やややや治療効果判定治療効果判定治療効果判定治療効果判定などのなどのなどのなどの臨床応用臨床応用臨床応用臨床応用がががが可能可能可能可能でででであるあるあるあるここここ化化化化やややや治療効果判定治療効果判定治療効果判定治療効果判定などのなどのなどのなどの臨床応用臨床応用臨床応用臨床応用がががが可能可能可能可能でででであるあるあるあるここここ

とがとがとがとが示唆示唆示唆示唆されされされされたたたた．．．．とがとがとがとが示唆示唆示唆示唆されされされされたたたた．．．．

新しい血管指標arterial velocity pulse index およびarterial arterial … · 2014. 12....

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