西宮市教育委員会事務局 -...
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西宮市教育委員会事務局
なぜ西宮浜で「義務教育学校」なのか
西宮浜開発の歴史
昭和46年 埋め立て開始
昭和58年
平成2年西宮マリナ計画
発表
年間客数 ・・・ 万人
駐 車 場 ・・・ 台
戸のコンドミニアム
高島屋を核とした 店のショッピングセンター
山側からの鳥瞰図
平成4年
平成3年 平成5年~
平成7年
「 街づくり 」を
平成7年3月
「 と のある街づくり」
産業団地住宅地区
ヨットハーバー
西宮浜の人口推移
年少人口
生産人口
老齢人口
(0才~14才)
(15才~64才)
(65才~)
H12年 人
H12年 人
H12年 人
H31年 人
H31年 人
H31年 人
西宮浜 人口推移総人口 年少人口
(西宮市役所政策局提供資料より)
1年生 2年生 3年生 4年生 5年生 6年生 合計
H20
H31
H39
西宮浜小学校 クラス数の推移
8
1年生 2年生 3年生 合計
H20
H31
H39
西宮浜中学校 クラス数の推移
7
ますます西宮浜の両校は小規模校化が進み、
このまま何も手を打たなければ……
やがてほとんどの学年が 単学級 に
適正な教育環境や学習環境の維持
統廃合 の対象に
大きな課題:
・運動会や音楽会等の集団教育活動に制約
・多様な考え方に触れる機会が減少
・人間関係や相互の評価の固定化(クラス替えなし)
・切磋琢磨する機会が減少
西宮浜小学校・中学校20年の歩み
西宮浜中学校
西宮浜小学校
なぎさ保育所
いるか幼稚園
平成10年(震災から3年後)
「西宮マリナパークシティ」街開き
義務教育学校の課題
同時に「西宮浜小学校」開校 市内で44番目の小学校( 現在市内41校 )
「西宮浜中学校」開校 市内で20番目の中学校( 現在市内20校 )
全く地域コミュニティのないところに突如学校が設置されることに……
その開校当時の職員は、
義務教育学校の課題
開校時、全ての児童生徒が、異なる小・中学校からの転入学震災により心に傷を負った児童生徒も少なくなかった。
教職員が共有していた学校づくりの「基本的な考え方」
街づくりの拠点としての使命
① 震災を受け、街に移り住んでくる人たちが、意欲を持って街づくりに取り組めるよう、住民の夢や希望のシンボルとなる学校を創造する。
② 日常生活圏に、小学校と中学校があることで、住民が西宮マリナパークシティというニュータウンに安心感と愛着を持つことができる。
③ 文教住宅都市「西宮」における先導的街づくりと先導的学校づくりを同時に実現する。
④1小1中の特徴を生かし、小学校と中学校の連携・共同化を進める。
そこで、開校と同時に、
当時としては、全国的にも珍しい極めて先見性に富んだ決断
小学校と中学校が、ともに手を携え、子供を育てるという理念の下、合同で実施する行事から「小中連携教育」が進められた。
平成23年度 両校を「小中一貫教育のモデル校」に指定(西宮市教委)
・9年間を見通した「教育課程編成」「学習指導方法等の研究」
小中連携教育 小中一貫教育
「市内でも例を見ない取組」を開始。
西宮型小中一貫教育
平成22年度 「小中一貫教育研究委員会」立ち上げ「小中一貫教育」の取組について検討開始
平成25年度 市内20中学校ブロックを設定し、全市的に「西宮型小中一貫教育」開始
【概要・内容】
・全市的な取組の3本柱 (教科等指導、人権教育、生徒指導)
・小中一貫ブロックを設定 (中学校区をもとに20ブロック)
・地区ごとの教育課題に沿った取組の推進
・それぞれの学校における「責任の継承」を重視
・小、中学校間の滑らかな接続の中で「生きる力」を醸成
西宮型小中一貫教育
西宮浜小学校・西宮浜中学校
開校以来20年間
西宮市における「小中一貫教育」のパイオニア
学齢期の児童生徒の減少 学校存亡の危機
統廃合となった場合:最も近い小中学校まで片道約4キロ
・日々の通学の問題
・学校を失うことによる街の衰退
西宮浜小・中学校の魅力、特色、実績
小中連携教育・小中一貫教育
「文教住宅都市西宮」初の「小中一貫校」へ
統廃合の議論となる前に…
小中一貫型小学校・中学校 義務教育学校