ユーザーズマニュアル fmpfmp- ---01 release …...2.1...

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ユーザーズマニュアル ユーザーズマニュアル ユーザーズマニュアル ユーザーズマニュアル FMP FMP FMP FMP-01 Release 2.0 01 Release 2.0 01 Release 2.0 01 Release 2.02

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ユーザーズマニュアルユーザーズマニュアルユーザーズマニュアルユーザーズマニュアル

FMPFMPFMPFMP----01 Release 2.001 Release 2.001 Release 2.001 Release 2.02222

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!!!!!!!!ご注意ご注意ご注意ご注意!!!!!!!!

(1) 本ソフトウェアおよび本書の一部または全部を弊社に無断で転載する事は禁止されていま

す。

(2) 本ソフトウェアの仕様および本書に記載されている事柄は、将来予告なしに変更する事があ

りますのでご了承ください。

(3) 本製品の内容につきましては万全を期していますが、ご不審の点や誤り、本書の記載漏れな

ど、お気付きの点がございましたら、弊社までご連絡ください。

(4) 本製品を使用した事によりシステムや機器に万一トラブルや故障が発生しても弊社は原因

の如何に関わらず一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

登録商標について登録商標について登録商標について登録商標について

・・・・Windows 2000、Windows XP、Windows Server 2003、Windows Vista、Windows Server 2008、

Windows 7、Windows 8、Windows Server 2012、Windows 8.1、Windows 10、Windows ロゴおよ

びMCSは、Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。

・・・・Solaris、AIX、Linux、HACMPは米国およびその他の国における登録商標です。

・・・・その他すべての商標、製品名、および社名はそれぞれの会社の所有物であり、ここでは

情報のみの目的で使用させて頂いております。

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ソフトウェア使用許諾契約書ソフトウェア使用許諾契約書ソフトウェア使用許諾契約書ソフトウェア使用許諾契約書

本契約はサンケン電気株式会社(以下「サンケン」という)が提供するソフトウェア、ソフトウェアに付随す

るマニュアルおよび関連資料等(以下「本件ソフトウェア」という)に関し、お客様(以下「使用者」という)

に対する使用許諾についての条件を定めるものです。サンケンのホームページ上でダウンロードする場合は下

記の「同意する」ボタンをクリックすることで、CD-ROMの形態で提供した場合には本件ソフトウェアのプログ

ラムをインストールすることで、使用者は本契約の条件に合意したものとします。なお、一般の個人消費者の

方による本件ソフトウェアの使用は予定されておりませんので、本件ソフトウェアの利用はご遠慮下さい。

第1条(サンケンの権利)

A.本件ソフトウェアに関し、日本国内外の著作権その他の知的財産権に関する法令および条約等諸規則によ

り保護される一切の権利はサンケンが保有しています。

B.サンケンは、時期を問わず独自の判断でかつ使用者に対する事前の通知なしに本件ソフトウェアに含まれ

るプログラムのバージョンアップその他本件ソフトウェアの仕様、内容または記載の変更、修正または改訂等

を行うことがありますが、本条A項に定める権利は、かかる変更後の本件ソフトウェアについても及ぶものと

します。

第2条(使用許諾)

A.サンケンは、本契約に定める条件の下に、使用者に対し本件ソフトウェアの非独占的な使用権を許諾する

ものとします。

B.使用者は、本契約に基づき、特定の1台のサンケン製無停電電源装置に電気的に接続されている単一の

UPSユニット(マスターおよびスレーブ)に関わるコンピュータ端末上で、本件ソフトウェアに含まれるプログ

ラムを使用することができるものとします。複数のUPSユニットに関わるコンピュータでの使用に対しは、使

用UPSユニット同数のライセンスを必要とする。なお、本件ソフトウェアの入手または購入時にサンケンがラ

イセンス数を指定した場合には、その許諾したライセンス数の範囲内で使用することができるものとします。

C.使用者は、本件ソフトウェアの一部でも有償無償を問わず、また期間の長短を問わず、いかなる第三者に

も配布、貸与または譲渡することはできません。本条A項に定める使用権は、第三者に使用権を再許諾する権

利を含むものではありません。

D.使用者は、本件ソフトウェアの一部でも複製することはできません。但し、使用者は、自己の使用を目的

としたバックアップ用に限り本件ソフトウェアに含まれるプログラムの複製物を1部作成する事ができます。

また当該複製物についても本契約が適用されます。

E.使用者は、本件ソフトウェアに関わる全ての著作権、商標権その他の知的財産権および所有権等の表示

ならびに本件ソフトウェアに含まれるプログラム内の使用目的などの表示を除去または改変することはできま

せん。

F.使用者は本件ソフトウェアに含まれるプログラムの修正、翻案、リバースエンジニアリング、逆コンパイ

ルまたは逆アセンブルを行うことはできません。

第3条(保証)

A.サンケンは、本件ソフトウェアおよびこれに含まれるプログラムの動作、性能または特定目的への適合性、

使用結果についての的確性または信頼性、第三者の権利侵害および瑕疵の不存在につき、明示か黙示かを

問わず何らの保証もいたしません。

B.サンケンは、本件ソフトウェアに関する如何なる瑕疵、その使用に起因するデータの喪失もしくは欠陥、

第三者の権利侵害またはこれらにより生じた損害(利益の逸失を含む)について、原因の如何を問わず、また直

接的か間接的かを問わず、何らの責任も負うものではありません。

C.前B項にかかわらずサンケンが賠償責任を負う場合においても、サンケンは本件ソフトウェアに支払われ

た対価(無償で提供された場合はサンケンの想定販売価格)を越える賠償責任を負うものではありません。

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第4条(譲渡の禁止)

使用者は、サンケンの書面による同意のある場合を除き、本契約に基づく権利義務を第三者に譲渡し、また

は使用者の本契約上の地位を第三者に移転する事はできません。

第5条(解除)

A.サンケンは使用者が本契約に違反した場合、または解除する合理的な理由があるとサンケンが判断した場

合は何らの通知を行うことなく直ちに本契約を解除し、本件ソフトウェアの使用を終了させる事ができるもの

とします。使用者は、理由の如何を問わず、本契約の終了についてサンケンに対しいかなる名目でも金銭の支

払を請求することはできないものとします。

B.使用者は本契約が解除された場合は本件ソフトウェアに含まれるプログラムをアンインストールの上、そ

の複製物がある場合はそれと共に廃棄するものとします。

第6条(輸出等)

使用者が本件ソフトウェアを日本国外へ持ち出す場合は、日本国および関係する諸外国の輸出管理法令を遵

守するものとします。

第7条(準拠法)

本契約に係る準拠法は日本法とし、本契約に関連してサンケンと使用者間で紛争が生じた場合には、東京

地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

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- i-1 -

目目目目 次次次次

1.1.1.1. はじめにはじめにはじめにはじめに

1.1 はじめに 1-1

1.2 マニュアルの表記法 1-1

1.3 使用条件 1-2

2.2.2.2. 主な機能主な機能主な機能主な機能

2.1 複数コンピュータの運用管理 2-1

2.2 マルチプラットホーム 2-1

2.3 集中管理 2-1

2.4 充実したシャットダウン機能 2-1

2.5 自在なスケジュール機能 2-2

2.6 警告とイベント 2-2

2.7 ログ管理 2-2

2.8 分割給電機能 2-2

2.9 接点式 UPS の対応 2-3

2.10 UPS モデル別の機能 2-3

3.3.3.3. インストール手順インストール手順インストール手順インストール手順

3.1 SXU-ZA シリーズ以外の UPS を使用する場合 3-1

3.2 SXU-ZA シリーズの UPS を使用する場合 3-1

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- i-2 -

4.4.4.4. コンピュータとコンピュータとコンピュータとコンピュータと UPSUPSUPSUPS の接続の接続の接続の接続

4.1 UPS との通信に RS-232C ポートを使用する場合 4-1

4.2 UPS との通信に USB ポートを使用する場合(Windows Vista/7/8/8.1/10) 4-2

4.3 UPS との通信に USB ポートを使用する場合(Windows XP) 4-4

5.5.5.5. WindowsWindowsWindowsWindows OSOSOSOS へのへのへのへのインストールインストールインストールインストール

5.1 インストール 5-1

5.1.1 マスター(シリアル式 UPS)のインストール 5-1

5.1.2 マスター(接点式 UPS)のインストール 5-7

5.1.3 スレーブのインストール 5-14

5.2 アップグレードの手順 5-19

5.3 アンインストール 5-20

5.3.1 FULLBACK Manager Pro のアンインストール 5-20

5.3.2 USB ドライバのアンインストール(Windows Vista/7/8/8.1/10) 5-22

5.3.3 USB ドライバのアンインストール(Windows XP) 5-23

5.4 インストール終了後の設定状態 5-25

6.6.6.6. WindowsWindowsWindowsWindows OSOSOSOS でのでのでのでの各種設定操作方法各種設定操作方法各種設定操作方法各種設定操作方法

6.1 電源モニタの表示 6-1

6.2 電源コンソールの起動 6-2

6.3 シャットダウン手順の設定方法 6-3

6.4 起動遅延と停止遅延の設定方法 6-11

6.5 計測情報画面による UPS の状態確認 6-13

6.6 計測ログによる動作確認 6-14

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- i-3 -

6.7 ログファイルの設定 6-18

6.8 スケジュールの設定方法 6-20

6.8.1 週間スケジュ-ル 6-21

6.8.2 個別スケジュ-ル 6-22

6.9 ユニットの選択方法 6-23

6.10 UPS ユニット単位のシャットダウン/再起動 6-25

6.11 ブロックの設定方法 6-26

6.12 ブロックのシャットダウン/再起動 6-29

6.13 警報とイベントのカスタマイズ 6-31

6.13.1 メッセージとアイコンのカスタマイズ方法 6-31

6.13.2 コマンドの実行方法 6-33

6.13.3 メールの設定方法 6-35

6.14 COM ポートの変更 6-37

6.15 SNMP による監視 6-38

6.16 Web ブラウザによる監視 6-39

6.17 その他の設定方法 6-41

6.17.1 しきい値の設定 6-41

6.17.2 ハードウェアテストの設定 6-42

6.17.3 UPS 設定 6-44

6.17.4 UPS 情報表示 6-45

6.17.5 ユニット名・ユニットパスワードの変更 6-45

6.17.6 UPS オートリスタート/オートリブート設定 6-46

6.17.7 終了と再起動 6-46

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7.7.7.7. UNIX/LinuxUNIX/LinuxUNIX/LinuxUNIX/Linux OSOSOSOS へのへのへのへのインストールインストールインストールインストール

7.1 インストール 7-1

7.1.1 マスター(シリアル式 UPS)のインストール 7-1

7.1.2 マスター(接点式 UPS) のインストール 7-5

7.1.3 スレーブのインストール 7-9

7.2 アップグレードの手順 7-12

7.3 アンインストール 7-13

7.4 インストール終了後の設定状態 7-14

8.8.8.8. UNIX/LinuxUNIX/LinuxUNIX/LinuxUNIX/Linux OSOSOSOS での各種設定操作方法での各種設定操作方法での各種設定操作方法での各種設定操作方法

8.1 電源モニタの表示 8-1

8.2 電源コンソールの起動 8-2

8.3 シャットダウン手順の設定方法 8-3

8.4 起動遅延と停止遅延の設定方法 8-11

8.5 計測情報画面による UPS の状態確認 8-13

8.6 計測ログによる動作確認 8-14

8.7 ログファイルの設定 8-18

8.8 スケジュ-ルの設定方法 8-20

8.8.1 週間スケジュ-ル 8-21

8.8.2 個別スケジュ-ル 8-22

8.9 ユニットの選択方法 8-23

8.10 UPS ユニット単位のシャットダウン/再起動 8-25

8.11 ブロックの設定方法 8-26

8.12 ブロックのシャットダウン/再起動 8-29

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8.13 警報とイベントのカスタマイズ 8-31

8.13.1 メッセ-ジとアイコンのカスタマイズ方法 8-31

8.13.2 コマンドの実行方法 8-33

8.13.3 メ-ルの設定方法 8-35

8.14 tty ポ-トの変更 8-37

8.15 SNMP による監視 8-38

8.16 Web ブラウザによる監視 8-39

8.17 その他の設定方法 8-41

8.17.1 しきい値の設定 8-41

8.17.2 ハ-ドウェアテストの設定 8-42

8.17.3 UPS 設定 8-44

8.17.4 UPS 情報表示 8-45

8.17.5 ユニット名・ユニットパスワ-ドの変更 8-45

8.17.6 UPS オ-トリスタ-ト/オ-トリブ-ト設定 8-46

8.17.7 終了と再起動 8-46

9.9.9.9. APPENDIXAPPENDIXAPPENDIXAPPENDIX

9.1 使用イベント一覧 9-1

9.2 代入変数 9-7

9.3 使用スクリプト一覧 9-9

9.4 CUI 操作 9-10

9.5 Web ブラウザ画面 9-13

9.6 用語集 9-15

9.7 よくある質問 9-18

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1.1.1.1. はじめにはじめにはじめにはじめに

1.11.11.11.1 はじめにはじめにはじめにはじめに

この度は UPS 用電源管理ソフトウェア「FULLBACK Manager Pro」をお買い上げいただき、誠にありが

とうございます。

本製品はサンケン電気製 UPS を制御・監視するための UPS 用電源管理ソフトウェアです。

本製品の性能を充分にご理解のうえ、電源障害対策のツールとしてご利用ください。

1.21.21.21.2 ママママニュアルの表記法ニュアルの表記法ニュアルの表記法ニュアルの表記法

設定内容や選択内容、および操作をおこなう上で、設定を間違えた

場合動作が不定になるような場所に表されています。

設定内容や選択内容、および操作をおこなう事で便利に利用できる

事などの説明場所に表されています。

内容を確認していただく場所に表されています。

PointPointPointPoint

CheckCheckCheckCheck

注意!注意!注意!注意!

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1.31.31.31.3 使用条件使用条件使用条件使用条件

メモリ 64MB 以上推奨(使用 OSにより異なります。)

ハードディスク 100MB 以上の空き容量(ログファイルサイズの設定により異なります。)

CRT 800×600(High Color(16 ビット))以上

対応 OS インストールマニュアルまたは以下の URL を参照してください。

http://www.sanken-ele.co.jp/prod/powersp/ups/support/os.htm

対応 UPS インストールマニュアルまたは以下の URL を参照してください。

http://www.sanken-ele.co.jp/prod/powersp/ups/support/ups.htm

使用環境条件使用環境条件使用環境条件使用環境条件

項目 内容

マスターとなる

コンピュータ

固有の IPアドレスが割り当てられている事

ネットワークにおける名前解決ができる事

下記表のネットワークポートが使用できる事

SXU-ZA シリーズ

UPS を使用する場合

RS-232C ポート(Dsub9 ピンコネクタ)、または USB ポ

ート(USB A コネクタ:USB2.0 規格)が使用できる事

※USB 通信(USB ポート)対応外の OSをマスターとす

る場合は、RS-232C通信(RS-232Cポート)となります。

(対応状況については、対応OSを参照してください。)

上記以外の UPS

を使用する場合

RS-232Cポート(Dsub9ピンコネクタ)が使用できる事

スレーブとなる

コンピュータ

固有の IPアドレスが割り当てられている事

ネットワークにおける名前解決ができる事

下記表のネットワークポートが使用できる事

本製品をインストールしたコンピュータで使用するネットワークポート番号本製品をインストールしたコンピュータで使用するネットワークポート番号本製品をインストールしたコンピュータで使用するネットワークポート番号本製品をインストールしたコンピュータで使用するネットワークポート番号

項目 通信機能 HTTP 機能 SNMP 機能 メール機能

マスター

UDP 2000~2100

UDP 3000

UDP 7050~7051

UDP 9100~9105

TCP 8080

UDP 8161

UDP 2201~2205

TCP 2001~2003

スレーブ - -

ユーザーズマニュアルは CDメディアの Manual フォルダに PDF 形式

で保存されておりますので参照してください。

インストール、アンインストール、電源コンソールの起動は管理者

権限(管理者アカウント)でおこなってください。

注意!注意!注意!注意!

CheckCheckCheckCheck

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2.2.2.2. 主な機能主な機能主な機能主な機能

2.12.12.12.1 複数コンピュータの運用管理複数コンピュータの運用管理複数コンピュータの運用管理複数コンピュータの運用管理

1 台の UPS で 1台のコンピュータのシャットダウンはもとより、マスター/スレーブ機能を使って複

数台のコンピュータをシャットダウン停止させる事ができる UPS 用電源管理ソフトウェアです。

本製品は 1台の UPS で管理している構成を UPS ユニットと定義しています。またその UPS ユニット

の集まりを UPS ブロックと定義しています。

UPS ユニット単位でシャットダウンさせる事や、UPS ブロック単位でシャットダウンさせる事がで

きます。

なお、本製品がインストールされているコンピュータであれば異なる UPS ユニットの監視・設定・

制御が可能となります。(設定・制御にはパスワードが必要になります。)

UPS と専用通信ケーブルで接続されているコンピュータをマスター

と呼び、ケーブル接続されずに管理されているコンピュータをスレー

ブと呼びます。

2.22.22.22.2 マルチプラットホームマルチプラットホームマルチプラットホームマルチプラットホーム

異なった OS 環境のコンピュータを運用管理する事ができます。

本製品をインストールする事が可能なコンピュータであれば、UPS ユニットまたは UPS ブロックを

構成するコンピュータは同一の OSである必要はありません。

2.32.32.32.3 集中管理集中管理集中管理集中管理

SNMP エージェント機能、Web サーバ機能をサポートしているので、NMS やブラウザからの集中管理

も可能です。

2.42.42.42.4 充実したシャットダウン機能充実したシャットダウン機能充実したシャットダウン機能充実したシャットダウン機能

・予め設定した手順に従って、自動的にシステムのシャットダウンをおこないます。

・停電時のシャットダウン手順と、スケジュール停止時などの通常運用時のシャットダウン手順を

個別に設定できます。

これにより、素早くシャットダウン停止を開始させたい停電時と、バックアップ処理をおこなっ

てからシャットダウン停止をさせたい通常運用時などの場合分けが可能です。

・OS のシャットダウンをおこなう前に 2段階に分けてコマンドを実行することができます。

CheckCheckCheckCheck

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2.52.52.52.5 自在なスケジュール機能自在なスケジュール機能自在なスケジュール機能自在なスケジュール機能

UPS のスケジュール運転により、システムの自動運用が可能です。

・週間スケジュール

週単位で繰り返しのスケジュール設定がおこなえます。

・個別スケジュール

カレンダー表示により、西暦 2036 年までのスケジュール設定が可能です。

・同日の複数スケジュール

同一日に複数回のスケジュールが設定可能です。

一部のコンピュータ(ソフトスイッチ使用)では自動起動できない場合

があります。

週間スケジュールと個別スケジュールでは、個別スケジュールが優先

されます。

2.62.62.62.6 警告とイベント警告とイベント警告とイベント警告とイベント

警告やイベントの発生時に、コマンドの実行やメール送信、UPS ブロック間通知がおこなえます。

また、表示されるメッセージをシステムに応じて変更する事ができます。

2.72.72.72.7 ログ管理ログ管理ログ管理ログ管理

UPS のステータスや警告を常に監視し、イベント毎に情報を記録します。電気量測定データも記録

し、問題の解決に効果を発揮します。

・イベントログ 停電やシャットダウン開始などのイベント発生毎に発生時刻とその内容

を逐時ログに記録します。

・測定ログ 入力電圧、負荷率などの UPS 計測データを記録します。

・状態しきい値管理 入力電圧と負荷率にしきい値が設定できます。

しきい値を超える異常値はイベントログに記録し通知します。

2.82.82.82.8 分割給電機能分割給電機能分割給電機能分割給電機能

出力分割機能を持つ SMU-HA/EA/HB シリーズの UPS では、給電開始と給電停止のタイミングを出力

毎に設定する事ができます。

これにより、時間差起動および停止が必要なシステム(RAID とサーバ等の関係)に対して、1 台の UPS

でおこなう事ができます。

また、ネットワーク機器が接続されている出力は給電を継続させ、コンピュータが接続されている

出力はスケジュールにより起動/停止させる等、ネットワーク機器の組み合わせに対しても適した

運用ができます。

CheckCheckCheckCheck

注意!注意!注意!注意!

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2.92.92.92.9 接点式接点式接点式接点式 UPSUPSUPSUPS の対応の対応の対応の対応

本製品は接点式 UPS にも対応しています。

接点式 UPS を使用される場合は、本製品の機能が制限されます。

以下の機能は使用できませんのでご注意ください。

・ スケジュール機能

・ 起動遅延機能

・ 停止遅延機能

・ 計測値表示等の UPS の計測に関する機能

・ 故障表示等の UPS の警報と故障に関する機能

・ UPS のバッテリ残寿命に関する機能

・ 分割出力機能

2.102.102.102.10 UPSUPSUPSUPS シリーズ別の機能シリーズ別の機能シリーズ別の機能シリーズ別の機能

UPS シリーズ別の機能の有無を下表に示します。

ただし、シリアル式 UPS のインストールを行った場合です。

○:有 ×:無

UPS シリーズ

SMU-

HA/EA/HB

SMU-HD SCU-A SAU

SRU

SAU-A

SMU-HF

SXU-ZA

入力電圧 ○ ○ ○ ○ ○ ○

出力電圧 ○ ○ ○ ○ ○ ○

負荷率 ○ ○ ○ ○ ○ ○

入力周波数 ○ ○ × ○ ○ ○

出力周波数 ○ ○ × ○ ○ ○

バックアップ時間 ○ ○ × × × ×

バッテリ電圧 ○ ○ ○ ○ ○ ○

UPS 内部温度 ○ ○ × ○ ○ ×

バッテリ残期間 ○ ○ × ○ ○ ○

スケジュール機能 ○ ○ ○ ○ ○ ○

分割給電機能 ○ × × × × ×

起動遅延機能 ○ ○ ○ × ○ ○

停止遅延機能 ○ ○ ○ × ○ ○

接点式 UPS でマスターをインストールした場合、

UPS シリーズに関わらず上記の全ての機能が使用できません。

注意!注意!注意!注意!

注意!注意!注意!注意!

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- 3-1 -

3.3.3.3. インストール手順インストール手順インストール手順インストール手順

本製品のインストール手順について説明します。

UPS シリーズに応じて、以下の手順で行ってください。

3.13.13.13.1 SXUSXUSXUSXU----ZZZZAAAAシリーズシリーズシリーズシリーズ以外の以外の以外の以外のUPSUPSUPSUPSを使用する場合を使用する場合を使用する場合を使用する場合

①コンピュータと UPS の接続を行います。

「4.1 UPS との通信に RS-232C ポートを使用する場合」を参照してください。

②本製品をインストールします。

Windows の場合:「5. Windows OS へのインストール」を参照してください。

UNIX/Linux の場合:「7. UNIX/Linux OS へのインストール」を参照してください。

3.23.23.23.2 SXUSXUSXUSXU----ZAZAZAZAシリーズシリーズシリーズシリーズののののUPSUPSUPSUPSを使用する場合を使用する場合を使用する場合を使用する場合

①コンピュータと UPS の接続を行います。

SXU-ZA シリーズ UPS との通信方法に応じて、以下のいずれかの手順で行ってください。

a)UPS との通信に RS-232C ポートを使用する場合

「4.1 UPS との通信に RS-232C ポートを使用する場合」を参照してください。

b)UPS との通信に USB ポートを使用する場合(マスターが Windows Vista/7/8/8.1/10)

「4.2 UPS との通信に USB ポートを使用する場合(Windows Vista/7/8/8.1/10)」

を参照してください。

c)UPS との通信に USB ポートを使用する場合(マスターが Windows XP)

「4.3 UPS との通信に USB ポートを使用する場合(Windows XP)」

を参照してください。

USB通信(USBポート)対応外のOSをマスターとする場合は、RS-232C

通信(RS-232C ポート)となります。

(対応状況については、対応 OSを参照してください。)

②本製品をインストールします。

Windows の場合:「5. Windows OS へのインストール」を参照してください。

UNIX/Linux の場合:「7. UNIX/Linux OS へのインストール」を参照してください。

注意!注意!注意!注意!

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- 4-1 -

4.4.4.4. コンピュータとコンピュータとコンピュータとコンピュータと UPSUPSUPSUPS の接続の接続の接続の接続

コンピュータと UPS との接続手順について説明します。

4.14.14.14.1 UPSUPSUPSUPSとの通信にとの通信にとの通信にとの通信にRSRSRSRS----232C232C232C232Cポートを使用するポートを使用するポートを使用するポートを使用する場合場合場合場合

①専用通信ケーブルの Dsub9 ピン(オス)側を、UPS 背面または UPS オプションボードの通信用コネ

クタに接続します。UPS の通信コネクタがオスの場合は変換アダプタ(CAD-03)を UPS の通信コネク

タに取付けて接続します。

②専用通信ケーブルの Dsub9 ピン(メス)側を、マスターとなるコンピュータの COM(tty)ポートに接

続します。

③コンピュータの電源プラグを UPS 背面にあるコンセントに接続します。

以下に 2 台のコンピュータと 1台の UPS を専用ケーブルで接続した例を示します。

専用通信ケーブル

電源ケーブル 電源ケーブル

ネットワーク

UPSマスター スレーブ

出力分割機能を使用する場合は、コンピュータを接続した UPS の出

力番号にご注意してください。

出力分割機能設定時にコンピュータが接続されている UPS の出力番

号を誤ると正常にシャットダウン停止がおこなえません。

注意!注意!注意!注意!

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- 4-2 -

4.24.24.24.2 UPSUPSUPSUPSとの通信にとの通信にとの通信にとの通信にUSBUSBUSBUSBポートを使用する場合ポートを使用する場合ポートを使用する場合ポートを使用する場合(Windows Vista/7(Windows Vista/7(Windows Vista/7(Windows Vista/7/8/8/8/8/8.1/8.1/8.1/8.1/10/10/10/10))))

SXU-ZAシリーズUPSとの通信にUSBポートを使用する場合の手順で

す。専用通信ケーブルはまだコンピュータに接続しないでください。

①コンピュータの電源プラグを UPS 背面にあるコンセントに接続します。

②本製品の CD-ROM をマスターとなるコンピュータの CD-ROM ドライブにセットします。

③USB ドライバのセットアッププログラムを起動します。

セットアッププログラムは、下記になります。

Windows Vista/7

32 ビット OS \SXU-ZA_USB_Driver\Windows\dpinst_x86.exe

64 ビット OS \SXU-ZA_USB_Driver\Windows\dpinst_amd64.exe

Windows 8/8.1/10

32 ビット OS \SXU-ZA_USB_Driver\Windows8\dpinst_x86.exe

64 ビット OS \SXU-ZA_USB_Driver\Windows8\dpinst_amd64.exe

④[次へ]ボタンを左クリックします。

⑤[完了]ボタンを左クリックします。

注意!注意!注意!注意!

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- 4-3 -

⑥専用通信ケーブルの USB B コネクタ側を、UPS 背面の USB コネクタに接続します。

専用通信ケーブルのUSB Aコネクタ側を、マスターとなるコンピュータのUSBポートに接続します。

以下に 2 台のコンピュータと 1台の UPS を専用ケーブルで接続した例を示します。

⑦デバイスマネージャーのポートに「STMicroelectronics Virtual COM Port(COM*)」

(*は COM ポート番号で、ご使用の環境によって違います。)が追加されたことを確認します。

「STMicroelectronics Virtual COM Port(COM*)」で表示された COM

番号を本製品のマスターのインストール時の「シリアルポート設定」

で指定してください。

CheckCheckCheckCheck

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- 4-4 -

4.34.34.34.3 UPSUPSUPSUPSとの通信にとの通信にとの通信にとの通信にUSBUSBUSBUSBポートを使用する場合ポートを使用する場合ポートを使用する場合ポートを使用する場合(Windows XP)(Windows XP)(Windows XP)(Windows XP)

SXU-ZAシリーズUPSとの通信にUSBポートを使用する場合の手順で

す。専用通信ケーブルはまだコンピュータに接続しないでください。

①コンピュータの電源プラグを UPS 背面にあるコンセントに接続します。

②専用通信ケーブルの USB B コネクタ側を、UPS 背面の USB コネクタに接続します。

専用通信ケーブルのUSB Aコネクタ側を、マスターとなるコンピュータのUSBポートに接続します。

以下に 2 台のコンピュータと 1台の UPS を専用ケーブルで接続した例を示します。

③マスターとなるコンピュータに以下の画面が表示されたら「いいえ、今回は接続しません。」を

選択し、「次へ」ボタンを左クリックします。

注意!注意!注意!注意!

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- 4-5 -

④「一覧または特定の場所からインストールする」を選択し、「次へ」ボタンを左クリックします。

⑤本製品の CD-ROM をマスターとなるコンピュータの CD-ROM ドライブにセットします。

⑥「参照」ボタンを左クリックして「CD-ROM ドライブ\SXU-ZA_USB_Driver\Windows」を選択し、

「次へ」ボタンを左クリックします。

⑦「完了」ボタンを左クリックします。

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- 4-6 -

⑧デバイスマネージャのポートに「STMicroelectronics Virtual COM Port(COM*)」

(*は COM ポート番号で、ご使用の環境によって違います。)が追加されたことを確認します。

「STMicroelectronics Virtual COM Port(COM*)」で表示された COM

番号を本製品のマスターのインストール時の「シリアルポート設定」

で指定してください。

CheckCheckCheckCheck

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- 5-1 -

5.5.5.5. WindowsWindowsWindowsWindows OSOSOSOS へのへのへのへのインストールインストールインストールインストール

5.15.15.15.1 インストールインストールインストールインストール

本製品のインストール手順について説明します。

以下にマスターまたはスレーブのインストール手順を示します。

UPS と専用通信ケーブルで接続されているコンピュータをマスターと

呼び、ケーブル接続されずに管理されているコンピュータをスレーブ

と呼びます。

“Windows ファイアウォール”を“有効”にしている場合は

「9.7 よくある質問」の「“Windows ファイアウォール”が“有効”

の場合の OS 側の設定は・・・」を参照してください。

5.1.15.1.15.1.15.1.1 ママママスタースタースタースター((((シリアル式シリアル式シリアル式シリアル式 UPS)UPS)UPS)UPS)のインストールのインストールのインストールのインストール

①本製品の CD-ROM を CD-ROM ドライブにセットします。

②セットアッププログラムを起動します。

セットアッププログラムは、

\Windows\Setup.exe

になります。

③画面で[日本語]または[英語]を選択し、[OK]ボタンを左クリックします。

本製品が対応している日本語の文字コードは EUC、 JIS、 SJIS です。

マスター/スレーブの何れかの OS 環境が EUC、 JIS、 SJIS 以外の日本語

OS 環境や英語 OS 環境等の場合には、「英語」を選択してください。

CheckCheckCheckCheck

注意!注意!注意!注意!

注意!注意!注意!注意!

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- 5-2 -

④画面のメッセージを確認し、[次へ(N)]ボタンを左クリックします。

⑤ユーザの情報画面が表示されます。

[ユーザ名(U)]および[会社名(C)]を入力し、[次へ(N)]ボタンを左クリックします。

お使いになっている PCの情報が初期値として入力されています。

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- 5-3 -

⑥インストール先の選択画面が表示されます。

標準では C:\Program Files\Sanken\FULLBACK Manager Pro にフォルダを作成します。インス

トール先を指定しない場合は、[次へ(N)]ボタンを左クリックします。インストール先を指定

する場合は、[参照(R)]ボタンを左クリックし、フォルダを指定してください。

インストール先のドライブは必ずローカルディスクを指定してくだ

さい。

⑦プログラムフォルダの選択画面が表示されます。

標準では FULLBACK Manager Pro を作成します。プログラムフォルダ先を指定し、[次へ(N)]ボ

タンを左クリックします。

注意!注意!注意!注意!

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- 5-4 -

⑧マスター/スレーブの設定画面が表示されます。ラジオボタンによりマスターを選択し、

[次へ(N)]ボタンを左クリックします。

⑨シリアルポート設定画面が表示されます。

UPS を接続するコンピュータのポートを選択し、[次へ(N)]ボタンを左クリックします。

インストール時に指定できるCOMポート番号はCOM1~COM9までです。

それ以外の COM ポート番号を指定する場合は、インストール完了後

に電源コンソールより COM ポートの変更をおこなってください。

SXU-ZA シリーズ UPS との通信に USB を使用する場合は、「デバイスマ

ネージャーのポートに表示されている「STMicroelectronics Virtual

COM Port(COM*)」の COM ポート番号を選択してください。

注意!注意!注意!注意!

CheckCheckCheckCheck

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- 5-5 -

⑩ UPS との接続タイプ設定画面が表示されます。

ラジオボタンにより[シリアル接続]を選択し、[次へ(N)]ボタンを左クリックします。

⑪ コンピュータの設定画面が表示されます。

表示内容を確認し、[次へ(N)]ボタンを左クリックします。

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- 5-6 -

⑫ユニット名/ユニットパスワードの設定画面が表示されます。コンピュータのユニット名およ

びユニットパスワードを入力し、[次へ(N)]ボタンを左クリックします。

ユニットパスワードは設定および制御をおこなう場合に必要になり

ます。登録したユニットパスワードを忘れないようにしてください。

ユニットパスワードを忘れてしまった場合は、再インストールが必

要になります。

なお、ユニットパスワードなしでも設定する事ができます。

⑬デスクトップとスタートアップフォルダにアイコンを追加するかどうかを選択します。

⑭本製品を今すぐ起動させる場合は[はい(Y)]ボタンを、そうでない場合は[いいえ(N)]ボタンを

左クリックします。

注意!注意!注意!注意!

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5.1.25.1.25.1.25.1.2 マスターマスターマスターマスター((((接点式接点式接点式接点式 UPS)UPS)UPS)UPS)のインストールのインストールのインストールのインストール

①本製品の CD-ROM を CD-ROM ドライブにセットします。

②セットアッププログラムを起動します。

セットアッププログラムは、

\Windows\Setup.exe

になります。

③画面で[日本語]または[英語]を選択し、[OK]ボタンを左クリックします。

本製品が対応している日本語の文字コードは EUC、 JIS、 SJIS です。

マスター/スレーブの何れかの OS 環境が EUC、 JIS、 SJIS 以外の日本語

OS 環境や英語 OS 環境等の場合には、「英語」を選択してください。

④画面のメッセージを確認し、[次へ(N)]ボタンを左クリックします。

注意!注意!注意!注意!

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- 5-8 -

⑤ユーザの情報画面が表示されます。

[ユーザ名(U)]および[会社名(C)]を入力し、[次へ(N)]ボタンを左クリックします。

お使いになっている PCの情報が初期値として入力されています。

⑥インストール先の選択画面が表示されます。

標準では C:\Program Files\Sanken\FULLBACK Manager Pro にフォルダを作成します。インス

トール先を指定しない場合は、[次へ(N)]ボタンを左クリックします。インストール先を指定

する場合は、[参照(R)]ボタンを左クリックし、フォルダを指定してください。

インストール先のドライブは必ずローカルディスクを指定してくだ

さい。

注意!注意!注意!注意!

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- 5-9 -

⑦プログラムフォルダの選択画面が表示されます。標準では FULLBACK Manager Pro を作成しま

す。プログラムフォルダ先を指定し、[次へ(N)]ボタンを左クリックします。

⑧マスター/スレーブの設定画面が表示されます。ラジオボタンによりマスターを選択し、

[次へ(N)]ボタンを左クリックします。

Page 31: ユーザーズマニュアル FMPFMP- ---01 Release …...2.1 複数ケヱヒャヺソの運用管理 2-1 2.2 ボラタフョチテベヺマ 2-1 2.3 集中管理 2-1 2.4 充実したサメチテゾイヱ機能

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⑨シリアルポート設定画面が表示されます。

UPS を接続するコンピュータのポートを選択し、[次へ(N)]ボタンを左クリックします。

インストール時に指定できるCOMポート番号はCOM1~COM9までです。

それ以外の COM ポート番号を指定する場合は、インストール完了後

に電源コンソールより COM ポートの変更をおこなってください。

⑩UPS との接続タイプ設定画面が表示されます。

ラジオボタンにより接点接続を選択し、[次へ(N)]ボタンを左クリックします。

注意!注意!注意!注意!

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⑪インターフェース電圧の設定をします。

停電検出信号、バッテリ電圧低下信号、UPS 停止信号をご使用になる UPS の構成にしたがって

設定します。各信号を設定したら、[次へ(N)]ボタンを左クリックして進んでください。

インターフェース電圧に関しては

UPS または UPS オプションの取扱説明書を参照してください。

注意!注意!注意!注意!

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⑫コンピュータの設定画面が表示されます。表示内容を確認し、[次へ(N)]ボタンを左クリック

します。

⑬ユニット名/ユニットパスワードの設定画面が表示されます。コンピュータのユニット名およ

びユニットパスワードを入力し、[次へ(N)]ボタンを左クリックします。

ユニットパスワードは設定および制御をおこなう場合に必要になり

ます。登録したユニットパスワードを忘れないようにしてください。

ユニットパスワードを忘れてしまった場合は、再インストールが必

要になります。

なお、ユニットパスワードなしでも設定する事ができます。

注意!注意!注意!注意!

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⑭デスクトップとスタートアップフォルダにアイコンを追加するかどうかを選択します。

⑮本製品を今すぐ起動させる場合は[はい(Y)]ボタンを、そうでない場合は[いいえ(N)]ボタンを

左クリックします。

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5.1.35.1.35.1.35.1.3 スレーブのインストールスレーブのインストールスレーブのインストールスレーブのインストール

① 本製品の CD-ROM を CD-ROM ドライブにセットします。

② セットアッププログラムを起動します。

セットアッププログラムは、

\Windows\Setup.exe

になります。

③画面で[日本語]または[英語]を選択し、[OK]ボタンを左クリックします。

本製品が対応している日本語の文字コードは EUC、 JIS、 SJIS です。

マスター/スレーブの何れかの OS 環境が EUC、 JIS、 SJIS 以外の日本語

OS 環境や英語 OS 環境等の場合には、「英語」を選択してください。

④画面のメッセージを確認し、[次へ(N)]ボタンを左クリックします。

注意!注意!注意!注意!

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- 5-15 -

⑤ユーザの情報画面が表示されます。

[ユーザ名(U)]および[会社名(C)]を入力し、[次へ(N)]ボタンを左クリックします。

お使いになっている PCの情報が初期値として入力されています。

⑥インストール先の選択画面が表示されます。

標準では C:\Program Files\Sanken\FULLBACK Manager Pro にフォルダを作成します。インス

トール先を指定しない場合は、[次へ(N)]ボタンを左クリックします。インストール先を指定

する場合は、[参照(R)]ボタンを左クリックし、フォルダを指定してください。

インストール先のドライブは必ずローカルディスクを指定してくだ

さい。

注意!注意!注意!注意!

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⑦プログラムフォルダの選択画面が表示されます。

標準では FULLBACK Manager Pro を作成します。プログラムフォルダ先を指定し、[次へ(N)]ボ

タンを左クリックします。

⑧マスター/スレーブの設定画面が表示されます。ラジオボタンによりスレーブを選択し、

[次へ(N)]ボタンを左クリックします。

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⑨マスター/スレーブ設定画面が表示されます。

マスター/スレーブの IPアドレスを入力したら、[次へ(N)]ボタンを左クリックします。

⑩ユニット名/ユニットパスワードの設定画面が表示されます。デフォルトのユニット名は自ホ

ストに-unit が付いた状態になっております。接続するマスターのユニット名およびユニット

パスワードを入力し、[次へ(N)]ボタンを左クリックします。

⑨、⑩の設定で、マスター/スレーブの IPアドレス、ユニット名およ

びユニットパスワードを間違えた場合は、本製品を起動しても通信が

確立されませんので正確な情報を入力してください。

注意!注意!注意!注意!

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⑪デスクトップとスタートアップフォルダにアイコンを追加するかどうかを選択します。

⑫本製品を今すぐ起動させる場合は[はい(Y)]ボタンを、そうでない場合は[いいえ(N)]ボタンを

左クリックします。

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5.25.25.25.2 アップグレードの手順アップグレードの手順アップグレードの手順アップグレードの手順

本製品のアップグレード手順について説明します。

①タスクトレイにある電源モニタアイコンを右クリックし、[電源モニタの終了(Z)]を選択し、確

認メッセージで[OK]ボタンを左クリックしてください。

②本製品の CD-ROM を CD-ROM ドライブにセットします。

③セットアッププログラムを起動します。

\Windows\Setup.exe

④画面で、[OK]ボタンをマウスで左クリックします。

⑤デスクトップとスタートアップフォルダにアイコンを追加するかどうかを選択します。

⑥本製品を今すぐ起動させる場合は[はい(Y)]ボタンを、そうでない場合は[いいえ(N)]ボタンを左

クリックします。

アップグレード機能は、インストールされているバージョンが以下の

バージョンの場合に行うことができます。

FMP-01 Release 1.18 以降、FMP-01W Release 1.14 以降のバージョン

注意!注意!注意!注意!

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5.35.35.35.3 アンインストールアンインストールアンインストールアンインストール

管理者権限で、操作をおこなってください。

a)本製品(FULLBACK Manager Pro)のアンインストール

「5.3.1 FULLBACK Manager Pro のアンインストール」を参照してください。

b) SXU-ZA シリーズ UPS の USB ドライバのアンインストール

SXU-ZA シリーズ UPS との通信に「STMicroelectronics Virtual COM Port」を使用している場合、

以下を参照してマスターの USB ドライバのアンインストールをおこなってください。

Windows Vista/7/8/8.1/10 の場合:

「5.3.2 USB ドライバのアンインストール(Windows Vista/7/8/8.1/10)」

Windows XP の場合:「5.3.3 USB ドライバのアンインストール(Windows XP)」

5.3.15.3.15.3.15.3.1 FULLBACK Manager ProFULLBACK Manager ProFULLBACK Manager ProFULLBACK Manager Pro のアンインストールのアンインストールのアンインストールのアンインストール

本製品のアンインストール手順について説明します。

①タスクトレイにある電源モニタアイコンを右クリックし、[電源モニタの終了(Z)]を選択し、

確認メッセージで[OK]ボタンを左クリックします。

②タスクマネージャのプロセスに“UO92NT.exe”が表示されていない事を確認してください。

タスクマネージャのプロセスに“UO92NT.exe”が表示されている場合には、

“UO92NT.exe”の表示が消えるまでお待ちください。

③Windows のスタートメニューから[設定(S)]を選択して、[コントロールパネル(C)]を左クリッ

クします。

④[アプリケーションの追加と削除]アイコンを左クリックします。

⑤[インストールと削除]タブで FULLBACK Manager Pro を選択し、[追加と削除(R)]ボタンを左ク

リックすると、確認メッセージが表示されます。

[はい(Y)]ボタンを左クリックして削除します。

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実行中に以下のダイアログが出てきた場合は、[次回からこのメッセージを表示しない。]にチ

ェックを入れ、[はい(Y)]ボタンを左クリックします。

さらに、以下のダイアログが出てきた場合は、[次回からこのメッセージを表示しない。]にチ

ェックを入れ、[再起動(R)]ボタンを左クリックします。

⑥インストール時にインストール先の選択画面で指定したフォルダを全て削除してください。標

準では C:\Program Files\Sanken フォルダ以下になります。

上記の手順でアンインストールをおこなわなかった場合は、正常にア

ンインストールされません。

注意!注意!注意!注意!

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5.3.25.3.25.3.25.3.2 USBUSBUSBUSB ドライバのアンインストールドライバのアンインストールドライバのアンインストールドライバのアンインストール((((Windows VistaWindows VistaWindows VistaWindows Vista////7777/8/8/8/8/8.1/8.1/8.1/8.1/10/10/10/10))))

USB ドライバのアンインストール手順について説明します。

専用通信ケーブルを接続したまま以下の操作をおこなってください。

本製品(FULLBACK Manager Pro)を停止、またはアンインストールした

状態で、USB ドライバのアンインストールは行ってください。

Windows の設定でドライバの自動更新が有効になっている場合は、

無効に設定してください。

有効に設定されている場合、ドライバのアンインストール直後に再度

ドライバが自動的にインストールされます。

①デバイスマネーシャーのポート「STMicroelectronics Virtual COM Port(COM*)」

(*は COM ポート番号で、ご使用の環境によって違います。)を右クリックし、「削除」を選択しま

す。

②「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除する」にチェックを付けて、「OK」ボタンを

左クリックします。

注意!注意!注意!注意!

注意!注意!注意!注意!

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5.3.35.3.35.3.35.3.3 USBUSBUSBUSB ドライバのアンインストール(ドライバのアンインストール(ドライバのアンインストール(ドライバのアンインストール(Windows XPWindows XPWindows XPWindows XP))))

USB ドライバのアンインストール手順について説明します。

専用通信ケーブルを接続したまま以下の操作をおこなってください。

本製品(FULLBACK Manager Pro)を停止、またはアンインストールした

状態で、USB ドライバのアンインストールは行ってください。

①[スタート]-[検索]を起動し、以下のように入力して「検索」ボタンを左クリックします。

ファイルに含まれる単語または句: STM Virtual COM Port

探す場所: C:\Windows\inf

②検索してファイルが見つかった場合は、「C:\Windows\inf」フォルダを開き、③へ移ります。

検索してファイルが見つからない場合は、④へ移ります。

③検索して見つかったファイル(画面では oem3.inf)と、見つかったファイル名称で拡張子が PNF

となっているファイル(画面では oem3.PNF)を削除します。

注意!注意!注意!注意!

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④デバイスマネーシャーのポート「STMicroelectronics Virtual COM Port(COM*)」

(*は COM ポート番号で、ご使用の環境によって違います。)を右クリックし、「削除」を選択しま

す。

⑤「OK」ボタンを左クリックします。

⑥下記の画面が表示された場合には、「キャンセル」ボタンを左クリックします。

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5.45.45.45.4 インストール終了後の設定状態インストール終了後の設定状態インストール終了後の設定状態インストール終了後の設定状態

インストール直後の状態は以下のように設定されています。

①シャットダウンパラメータ(停電時)

停電検出時間(5秒)/停電シャットダウン待機時間(60秒)/ユーザコマンド実行時間(0秒)/アプリ

ケーション停止時間(30 秒)/UPS 給電停止時間(120 秒)

②シャットダウンパラメータ(通常時)

通常シャットダウン待機時間(60秒)/ユーザコマンド実行時間(0秒)/アプリケーション停止時間

(30 秒)/UPS 給電停止時間(120 秒)

③起動遅延/停止遅延

起動遅延/停止遅延は、0秒に設定されています。

④一括/分割出力

一括出力に設定されています。

⑤オートリスタート/オートリブート

オートリスタート/オートリブートは ONに設定されています。

⑥しきい値

入力電圧下限値は 0V に設定されています。

入力電圧上限値は 250V に設定されています。

負荷率上限値は 100%に設定されています。

⑦HTTP サービス

起動状態ではありません。

⑧SNMP サービス

起動状態ではありません。

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- 6-1 -

6.6.6.6. WindowsWindowsWindowsWindows OSOSOSOS でのでのでのでの各種設定操作方法各種設定操作方法各種設定操作方法各種設定操作方法

6.16.16.16.1 電源モニタの表示電源モニタの表示電源モニタの表示電源モニタの表示

電源モニタは停電やスケジュール等でシャットダウンが開始されるなどのイベントが発生すると

ユーザにそのイベントを知らせるためにポップアップします。

電源モニタには今までに発生したイベントが時系列で表示されます。

電源モニタは、タスクトレイに格納されているアイコンをダブルクリックする事により表示されま

す。

電源モニタプログラムが停止している場合(タスクトレイにアイコンが無い場合)は、スタートアッ

プメニューまたはデスクトップ上に登録した「FULLBACK Manager Pro 電源モニタ」にて起動してく

ださい。

アイコン色は最後に表示されたメッセージと連動しています。

FULLBACK Manager Pro

電源モニタ起動アイコン

CheckCheckCheckCheck

FULLBACK Manager Pro

電源モニタアイコン

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- 6-2 -

6.26.26.26.2 電源コンソールの起動電源コンソールの起動電源コンソールの起動電源コンソールの起動

各種操作、設定をするには電源コンソールを起動します。

電源コンソールではUPSの運転状態が確認できます。

電源コンソールは電源モニタの[電源コンソールの起動]ボタン、またはスタートアップメニューの

「FULLBACK Manager Pro 電源コンソール」より起動できます。

電源コンソールの起動直後はセキュリティのため、設定や制御等の

メニューが無効になっています。設定や制御等のメニューを有効に

するには、[ファイル(F)]メニューより[ユニットのパスワード入力

(Y)]でユニットパスワードを入力します。

電源モニタに表示された最後のメッセージが画面左下に表示されま

す。

電源コンソールの起動は管理者権限(管理者アカウント)でおこなっ

てください。

CheckCheckCheckCheck

注意!注意!注意!注意!

CheckCheckCheckCheck

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- 6-3 -

6.36.36.36.3 シャットダウン手順の設定方法シャットダウン手順の設定方法シャットダウン手順の設定方法シャットダウン手順の設定方法

コンピュータを安全にシャットダウンするため、各設定をおこないます。

設定手順は以下の順のとおりです。

①ユニットパスワードの入力

②分割出力の設定

③UPS の出力番号とノードの接続関係設定

④シャットダウンパラメータの設定

⑤ユーザコマンドの登録

①①①① ユニットパスワードの入力ユニットパスワードの入力ユニットパスワードの入力ユニットパスワードの入力

電源コンソールの起動直後やユニット選択の直後はセキュリティのため、設定や制御等のメ

ニューが無効になっています。

設定や制御等をおこなうにはユニットのパスワードが必要になります。

パスワードは本製品をインストールする時に設定したユニットパスワードです。

(ユニットパスワードを変更している場合は、それに従います。)

パスワードを入力していない状態では、以下の項目が使用できない

ようになっています。

設定、メンテナンス、シャットダウン、スケジュール、ログファイ

ルの設定

ユニットのパスワードの入力方法ユニットのパスワードの入力方法ユニットのパスワードの入力方法ユニットのパスワードの入力方法

a)電源コンソールの[ファイル(F)]メニューより[ユニットのパスワード入力(Y)]を選択し

ます。

b) ユニットパスワードを入力し、[OK]ボタンを左クリックしてください。各設定項目が有効

になります。

CheckCheckCheckCheck

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②②②② 分割出力の設定分割出力の設定分割出力の設定分割出力の設定

本製品は分割出力機能を有している(出力系統が複数ある)UPS に対応しています。

この機能を使用する事により出力毎に時間差を付けて給電開始および給電停止をおこなう

事ができます。

設定方法設定方法設定方法設定方法

a) 電源コンソールの[設定(E)]メニューより[分割出力/シャットダウンパラメータ/起動遅

延(Y)]を選択します。

b) [分割出力]タブを選択し、[一括(I)]または[分割(B)]のラジオボタンを選択します。

[一括(I)] : UPS の出力は全て同じ動作となります。

[分割(B)] : UPS の出力を個別に動作させる事ができます。

c)ラジオボタン選択後、[変更(H)]ボタンを左クリックし、確認画面で[OK]ボタンを左クリ

ックすると設定が完了します。

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d)変更が完了すると電源コンソールに反映されます。

③③③③ UPSUPSUPSUPS の出力番号とノードの接続関係設定の出力番号とノードの接続関係設定の出力番号とノードの接続関係設定の出力番号とノードの接続関係設定

分割出力設定にて分割出力を設定した場合、各ノードが UPS のどの出力(1~2)に接続されて

いるかを設定します。

分割出力設定にて一括を設定した場合、全ての出力は同一の動作となるためこの設定は不要

です。

設定方法設定方法設定方法設定方法

a)電源コンソールの[設定(E)]メニューより[分割出力/シャットダウンパラメータ/起動遅

延(Y)]を選択します。

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b)初期状態では全てのノードは分割出力 1にリストされています。はじめに移動したいノー

ドを右クリックで選択し、左ボタンでドラッグして移動先の分割出力にドロップします。

分割出力時には UPS の出力番号とノードの接続関係を誤ると、ノー

ドのシャットダウンが完了する前に UPS が停止する事がありますの

でご注意ください。

設定をおこなう前に全てのノードが表示されている事を確認してく

ださい。起動していないノード、あるいはネットワークのトラブル等

によりノードが認識できない状態では、そのノードは表示されません。

マスターは分割出力1に固定です。分割出力2へ移動できません。

④④④④ シャットダウンパラメータの設定シャットダウンパラメータの設定シャットダウンパラメータの設定シャットダウンパラメータの設定

シャットダウンパラメータには以下の 5種類があり、停電が発生したときに使用するパラメ

ータとスケジュールなどで通常使用するパラメータの 2種類を設定します。

停電検出時間停電検出時間停電検出時間停電検出時間

停電が発生してから停電と認識させるまでの時間です。

シャットダウン待機時間シャットダウン待機時間シャットダウン待機時間シャットダウン待機時間

シャットダウンをおこなう現象が発生(停電確定、スケジュール、手動操作)してから実際

にシャットダウンを開始するまでの時間です。

停電シャットダウンではシャットダウン待機時間中に復電した場合

は、シャットダウンはキャンセルされます。

注意!注意!注意!注意!

注意!注意!注意!注意!

CheckCheckCheckCheck

CheckCheckCheckCheck

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シャットダウン待機時間中にバッテリ電圧低下が発生した場合は、

即座にユーザコマンド実行時間に移ります。

マスター/スレーブ構成の場合、シャットダウン待機時間は同じパラ

メータにしてください。違う場合は、復電のタイミングによっては

スレーブが停止したままになる事があります。

ユーザコマンド実行時間ユーザコマンド実行時間ユーザコマンド実行時間ユーザコマンド実行時間

ユーザコマンドの実行に必要となる時間です。ユーザコマンド実行時間を経過すると次の

アプリケーション停止時間に移ります。

アプリケーション停止時間アプリケーション停止時間アプリケーション停止時間アプリケーション停止時間

アプリケーション停止に必要となる時間です。アプリケーション停止時間を経過すると次

の OSシャットダウンに移ります。

UPSUPSUPSUPS 停止時間停止時間停止時間停止時間

OS のシャットダウンが開始されてから UPS を停止させるまでの時間です。

停電シャットダウンパラメータ停電シャットダウンパラメータ停電シャットダウンパラメータ停電シャットダウンパラメータ

項目 初期値(秒) 許容範囲(秒)

停電検出時間 5 0~99999

停電シャットダウン待機時間 60 0~99999

ユーザコマンド実行時間 0 0~99999

アプリケーション停止時間 30 30~99999

UPS 給電停止時間 120 30~99999

通常シャットダウンパラメータ通常シャットダウンパラメータ通常シャットダウンパラメータ通常シャットダウンパラメータ

項目 初期値(秒) 許容範囲(秒)

通常シャットダウン待機時間 60 0~99999

ユーザコマンド実行時間 0 0~99999

アプリケーション停止時間 30 30~99999

UPS 給電停止時間 120 30~99999

停電が発生してから UPS を停止させるまでのトータル時間は UPS の

バックアップ能力を超えないように設定してください。

UPS のバックアップ能力を超えた設定をおこなうとデータの喪失や

システムが破損する場合があります。

マスターは一番最初に起動し、一番最後に停止するように設定して

ください。

注意!注意!注意!注意!

注意!注意!注意!注意!

注意!注意!注意!注意!

CheckCheckCheckCheck

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設定方法設定方法設定方法設定方法

a)電源コンソールの[設定(E)]メニューより[分割出力/シャットダウンパラメータ/起動遅

延(Y)]を選択します。

b)[停電シーケンスバーグラフ]タブを選択すると、停電時のシャットダウンパラメータ設定

画面が表示されます。

シャットダウンパラメータの設定はそれぞれのノードに対しておこないます。

マウスの左ボタンで設定を実行したいノードを選択し、画面下部に表示されているパラメ

ータを設定してください。

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c)[通常シーケンスバーグラフ]タブを選択すると、通常時のシャットダウンパラメータ設定

画面が表示されます。

シャットダウンパラメータの設定はそれぞれのノードに対しておこないます。

マウスの左ボタンで設定を設定したいノードを選択し、画面下部に表示されているパラメ

ータを設定してください。

d)シャットダウンパラメータの設定を完了したら画面下部の[OK]ボタンを左クリックし、確

認画面に対して[OK]ボタンを左クリックすると設定完了です。

各パラメータはシステムの動作環境で異なります。

十分余裕を持った値を設定してください。

始めに各パラメータを十分長い時間に設定し、実際に通常時のシャ

ットダウン動作をおこなわせる事により動作時間の確認ができます。

PointPointPointPoint

注意!注意!注意!注意!

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⑤⑤⑤⑤ ユーザコマンドユーザコマンドユーザコマンドユーザコマンドの登録の登録の登録の登録

OS シャットダウン前にユーザコマンドを実行させる場合には、シャットダウンパラメータの

「ユーザコマンド実行時間」又は「アプリケーション停止時間」にユーザコマンドを登録し

ます。

登録方法については、「6.13 警報とイベントのカスタマイズ」を参照してください。

ユーザコマンドを登録するイベント№ユーザコマンドを登録するイベント№ユーザコマンドを登録するイベント№ユーザコマンドを登録するイベント№

シャットダウンパラメータ イベント№(タイミング)

ユーザコマンド実行時間

停電時 33(停電時ユーザコマンド)

通常時 32(通常ユーザコマンド)

アプリケーション停止時間 18(アプリケーション停止開始時)

ユーザコマンド実行時間のイベントには停電時と通常時の 2種類が

用意されています。

通常時は時間のかかるデータのバックアップをしてからシャットダ

ウンを実行し、停電時は未保存のデータだけを保存してすぐにシャ

ットダウンを実行させるなどの場合分けができます。

PointPointPointPoint

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6.46.46.46.4 起動遅延と停止遅延の設定方法起動遅延と停止遅延の設定方法起動遅延と停止遅延の設定方法起動遅延と停止遅延の設定方法

本製品は分割出力可能なUPSに対応しており、各出力に起動遅延時間および停止遅延時間の設定が

できます。

この機能により、順次起動やコンピュータが接続されていない出力に対して出力停止タイミングが

設定できます。RAID、サーバ、クライアントの順次起動やネットワーク機器の電源制御に有効です。

起動遅延起動遅延起動遅延起動遅延////停止遅延のパラメータ停止遅延のパラメータ停止遅延のパラメータ停止遅延のパラメータ

項目 初期値(秒) 許容範囲(秒)

起動遅延 0 0~99999

停止遅延 0 -1~99999

なお、「-1」は無限大を意味しております。

コンピュータが接続されていない出力に対して停止遅延(「-1」は除

く)を使用した場合は以下のように動作します。

停電時:「停電検出時間」+「停止遅延」+10 秒後に出力が停止する。

通常時:「停止遅延」+10 秒後に出力が停止する。

停止遅延に「-1」を設定した場合、設定した出力は ON のままとなりま

す。ただし、停電時は UPS のバックアップ可能な時間までとなりま

す。

遅延機能を使用するには、UPS がその機能に対応している必要があり

ます。

SAU、SHU シリーズの UPS は対応していませんのでご注意ください。

CheckCheckCheckCheck

注意!注意!注意!注意!

CheckCheckCheckCheck

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設定方法設定方法設定方法設定方法

a)電源コンソールの[設定(E)]メニューより[分割出力/シャットダウンパラメータ/起動遅延(Y)]

を選択します。

画面右側に遅延時間を設定する部分が表示されています。

b)遅延を設定したい出力に遅延時間を入力します。

遅延時間を入力したら、[OK]ボタンを左クリックして設定を完了します。

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6.56.56.56.5 計測情報画面による計測情報画面による計測情報画面による計測情報画面による UPSUPSUPSUPS の状態確認の状態確認の状態確認の状態確認

計測情報画面によりUPSの運転状態を詳細に確認する事ができます。

操作方法操作方法操作方法操作方法

a) 電源コンソールの[計測情報(I)]ボタンを左クリックします。

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6.66.66.66.6 計測ログによる動作確認計測ログによる動作確認計測ログによる動作確認計測ログによる動作確認

計測ログ画面により UPS の運転状態の履歴を確認する事ができます。

入力電圧や負荷の変動状態等をイベントログと合わせて確認する事により問題の解析や予防に役

立ちます。

操作方法操作方法操作方法操作方法

a) 電源コンソールの[ログ(L)]メニューより[測定ログ(Y)]を選択します。

b)表示項目の選択

一度に表示できる表示項目は 5つまでです。

表示項目のプルダウンキーにより表示項目を選択します。

(計測ログ画面の左下部分の拡大表示)

必要に応じて以下の表示項目が選択できます。

[なし]、 [入力電圧]、 [入力周波数]、

[出力電圧]、 [出力周波数]、 [負荷率]、

[バッテリ電圧]、 [UPS 内部温度]

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c)縦軸スケールの選択

グラフを見やすくするため、縦軸スケールを選択する事ができます。

縦軸スケールは 2 箇所(左右)に設定でき、表示項目毎にどちらのスケールで表示するかをラジ

オボタンで選択します。

スケールはプルダウンキーにより、[15]、[30]、[60]、[100]、[150]、[300]、[450]、[600]

から選択します。

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d)表示位置の移動

グラフ上で、マウスを右ドラッグしたまま動かすとグラフの表示位置が移動します。

計測値とイベント情報はグラフ画面中央のバーに一番近い情報が表示されます。

e)グラフの拡大

拡大 : マウスを左上から右下に左ドラッグするとドラッグされた範囲が拡大されます。

解除 : マウスを右下から左上に左ドラッグすると拡大表示が解除されます。

なお、これらの説明は[操作方法(M)]ボタンを左クリックする事によって画面上で参照する事

ができます。

解除

拡大

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f)データのファイル出力

測定データを CSV ファイル形式に変換して保存する事ができます。

[データ出力(O)]ボタンを左クリックします。

抜き出したい測定データを日付、時間、分、秒で範囲を指定します。

[CSV(S)]ボタンを左クリックすると、ファイルの保存画面が表示されます。

ファイル名と保存先を入力して[保存(S)]ボタンを左クリックしてください。

g)最新データに更新する

[最新に更新(U)]ボタンを左クリックすると、測定データ、イベント情報を最新データに更新

します。

測定値の正常範囲は、ご使用している UPS により異なります。

UPS の取扱説明書を参照ください。

表示データの精度は、ご使用している UPS に依存します。

UPS の計測値表示は目安としてお使いください。

停電または通常シャットダウンにより UPS を停止し、再度起動した

場合の計測ログ開始時刻は、本製品の起動時刻になります。

このため、UPS が実際起動した時刻と計測ログ上の起動時刻とでは、

OS 起動時間分遅れますのでご了承ください。

CheckCheckCheckCheck

CheckCheckCheckCheck

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6.76.76.76.7 ログファイルの設定ログファイルの設定ログファイルの設定ログファイルの設定

各ログファイルの保存期間や測定ログにおけるサンプリング周期を設定する事ができます。この設

定により、ログファイルが不用意に大きくなる事を防ぎます。

必要に応じて、ログ保存期間の上限を設定してください。

操作方法操作方法操作方法操作方法

a)電源コンソールの[ログ(L)]メニューより[ログファイル設定(Z)]を選択します。

b)イベントログ

各ノード(マスターとスレーブ)に発生するイベントログの保存期間の設定です。

ユニットを構成しているノードをプルダウンメニューより選択し、[ログの保存期間(D)]、[ロ

グファイル上限値]を設定します。

[表示行数(G)]は、電源モニタに表示させるメッセージ数です。

一日に発生するイベント数は不定になります。保存期間の他にファイ

ルサイズの上限を設けて制限をおこなっています。

先に上限に達した方で制限されます。

CheckCheckCheckCheck

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c)測定ログ

測定ログのサンプリング周期と保存期間を設定する事ができます。

各計測値を保存するかどうかを、[ON(N)/OFF(F)]のラジオボタンで選択して、測定ログの[サ

ンプリング周期(S)]と[ログの保存期間(D)]を入力します。ログファイルの上限値は、[ログの

保存期間(D)]の設定にともない変化します。

d)計測情報

計測情報に表示される入力電圧最大/最小値の判断期間を設定します。最新の測定時刻から設

定された期間をさかのぼり、その間における最大/最小値を表示します。

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6.86.86.86.8 スケジュールの設定方法スケジュールの設定方法スケジュールの設定方法スケジュールの設定方法

ユニット単位でスケジュールを設定する事ができます。

スケジュール運転には週間スケジュールと個別スケジュールがあり、必要に応じて使い分ける事が

できます。

週間スケジュールと個別スケジュールでは、個別スケジュールが優

先されます。

設定方法設定方法設定方法設定方法

電源コンソールの[スケジュール(C)]メニューより[スケジュール(Z)]を選択します。この画面か

ら週間スケジュール、個別スケジュール設定画面を表示する事ができます。

この画面では、カレンダーで選択した日付の週間/個別スケジュールが表示されます。

青(ON)表示は、開始時刻に UPS が起動し、終了時刻に停止処理をおこないます。

赤(OFF)表示は、開始時刻に停止処理をおこない、終了時刻に UPS が起動します。

白(設定なし)表示はスケジュールが設定されていない時間を示します。

CheckCheckCheckCheck

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6.8.16.8.16.8.16.8.1 週間スケジュール週間スケジュール週間スケジュール週間スケジュール

一週間の繰り返しでスケジュール運転の設定ができます。

青(ON)表示は、開始時刻に UPS が起動し、終了時刻に停止処理をおこないます。

白(設定なし)表示はスケジュールが設定されていない時間を示します。

・スケジュールの追加

曜日、時間を設定し、[追加(T)]ボタンを左クリックします。表に設定したスケジュールが表

示されます。

・スケジュールの修正

表で修正したいスケジュールを左クリックで選択し、曜日、時間を再設定して[修正(M)]ボタ

ンを左クリックします。

・スケジュールの削除

表で削除したいスケジュールを左クリックで選択し、[削除(D)]ボタンを左クリックします。

上記いずれかで設定を変更した場合は、画面下部の[適用(A)]ボタンまたは[OK]ボタンを左ク

リックし、確認画面に対して[OK]ボタンを左クリックすると設定完了です。

週間スケジュールで設定できるスケジュールは、運転期間の指定の

みです。

CheckCheckCheckCheck

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6.8.26.8.26.8.26.8.2 個別スケジュール個別スケジュール個別スケジュール個別スケジュール

特定日を指定してスケジュールを設定する事ができます。これにより突発的に発生した運用にも

対応できます。また、個別スケジュールは ON 期間と OFF 期間を指定する事ができます。夏期休

暇などの長期休業期間に OFF 期間を設定する事により、特定期間中の週間スケジュールを無効に

する事ができます。

(OFF 期間を設定した場合は、OFF 期間終了後 ON動作となります。)

・・・・スケジュールの追加

①設定するスケジュール期間を運転期間にするかまたは停止期間にするかを[UPS スイッチ]

の[ON(N)/OFF(F)]のラジオボタンで選択します。

②日付、時間を設定後に[追加(A)]ボタンを左クリックします。

表に設定したスケジュールが表示されます。

・スケジュールの修正

①表で修正したいスケジュールを左クリックで選択し、設定するスケジュール期間を運転期

間にするかまたは停止期間にするかを[UPS スイッチ]の[ON(N)/OFF(F)]のラジオボタンで

選択します。

②日付、時間を再設定後に[修正(M)]ボタンを左クリックします。

・スケジュールの削除

表で削除したいスケジュールを左クリックで選択し、[削除(D)]ボタンを左クリックします。

上記いずれかで設定を変更した場合は、画面下部の[適用(A)]ボタンまたは[OK]ボタンを左ク

リックし、確認画面に対して[OK]ボタンを左クリックすると設定完了です。

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- 6-23 -

6.96.96.96.9 ユニットの選択方法ユニットの選択方法ユニットの選択方法ユニットの選択方法

[ユニットの選択]により UPS ユニットを切り替える事で、他ユニットの監視、設定、制御をおこな

う事ができます。

設定方法設定方法設定方法設定方法

a)電源コンソールの[ファイル(F)]メニューより[ユニットの選択(X)]を選択します。

b)[参照すべきネットワークアドレス]に対象となるネットワークアドレスがリストされていない

場合は、画面下部の[追加(A)]ボタンを左クリックしてネットワークアドレスを追加します。

[IP アドレス(N)]には、対象となる UPS ユニットマスターの IP アドレスを入力し、[ネットマス

ク(M)]には、対象ノードのネットマスクまたはサブネットマスクを入力します。

[参照すべきネットワークアドレス]は対象となるUPSユニットマスターが属するネットワークま

たはサブネットを示す事になります。

例)

対象ノードの IP アドレス : 192.168. 10.100

対象ノードのネットマスク : 255.255. 0. 0

参照すべきネットワークアドレス : 192.168.255.255

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例では上位 16ビット(192.168)が一致するノードの UPSユニットマスターが検出対象となります。

検出をおこなうノードが属するネットワークと異なるネットワー

ク(異なるネットマスク)にユニット検出をおこなう場合は検出に

時間がかかります。

異なるネットワークに対する検出時間を短くしたい場合は、ネット

マスクを 255.255.255.0 等としてください。

c)[参照すべきネットワークアドレス]にリストされているネットワークアドレスを選択します。

d)画面下部の[ユニット検出(S)]ボタンを左クリックすると、UPS ユニットが検出されます。

e)[検出された UPS ユニット]から対象とするノードを選択し、[ユニットを選択(U)]ボタンを左ク

リックすると、対象とするユニットの情報が電源コンソールに表示されます。

f)電源コンソールの[ファイル(F)]メニューより[ユニットのパスワード入力(Y)]でパスワードを

入力します。(「6.3 ①ユニットパスワードの入力」を参照してください。)

注意!注意!注意!注意!

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6.106.106.106.10 UPSUPSUPSUPS ユニット単位のシャットダウンユニット単位のシャットダウンユニット単位のシャットダウンユニット単位のシャットダウン////再起動再起動再起動再起動

「6.9 ユニットの選択方法」で選択したユニットに対してパスワードを入力する事により、UPS ユニ

ット単位のシャットダウン/再起動をおこなう事ができます。

操作方法操作方法操作方法操作方法

a) 電源コンソールの[シャットダウン(S)]メニューより[UPS ユニット単位のシャットダウン/再

起動(P)]を選択します。

b)[シャットダウン(S)]または[再起動(R)]のラジオボタンを選択して、画面下部にある[OK]ボタ

ンを左クリックするとシャットダウン操作または再起動操作がおこなわれます。

他ユニットに対して、シャットダウン操作または再起動操作をおこ

なった場合に次の注意点があります。

①電源コンソールの左下にはメッセージが表示されますが、電源モ

ニタには他ユニットのメッセージは表示されません。

②対象とする他ユニットが停止している場合は、「ユニットマスタ

ーと接続できません。」のメッセージが電源コンソールの左下に

表示されます。

注意!注意!注意!注意!

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6.116.116.116.11 ブロックの設定方法ブロックの設定方法ブロックの設定方法ブロックの設定方法

対象とするユニットをブロックに登録する事によって、リモートから制御(ブロックのシャットダ

ウン/再起動)をおこなう事ができます。

設定方法設定方法設定方法設定方法

[[[[ブロックの追加ブロックの追加ブロックの追加ブロックの追加]]]]

a)電源コンソールの[ファイル(F)]メニューより[ユニットの選択(X)]を選択します。

b)[参照すべきネットワークアドレス]のアドレスを選択して、画面下部の[ユニット検出(S)]ボ

タンを左クリックすると、UPS ユニットが検出されます。

c)[検出された UPS ユニット]のプルダウンキーより、[すべてのユニット]から[ブロック未登録

ユニット]に変更します。

d)[現在設定されている UPS ブロック]のプルダウンキーで[新規のブロック]または[既存のブロ

ック]を選択し、登録対象となるユニットを選択します。

e)[ブロックへの追加(B)]の[>>]ボタンを左クリックすると、ユニットのパスワード入力画面が

表示されます。ここでパスワードを入力してください。

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f)パスワードを入力すると、新規のブロックの場合はUPSブロック新規登録画面が表示されます。

ここで[新規ブロック名(N)]と[パスワード(P)]と[パスワード確認(V)]を入力してください。

選択したユニットがブロックに登録されます。

g)既存のブロックの場合は、UPS ブロックパスワード入力画面が表示されます。ここで[パスワー

ド(P)]を入力してください。選択したユニットがブロックに登録されます。

[[[[ブロックの削除ブロックの削除ブロックの削除ブロックの削除]]]]

a)電源コンソールの[ファイル(F)]メニューより[ユニットの選択(X)]を選択します。

b)[参照すべきネットワークアドレス]のアドレスを選択して、画面下部の[ユニット検出(S)]ボ

タンを左クリックすると、UPS ユニットが検出されます。

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c)[現在設定されている UPS ブロック]のプルダウンキーより、削除するユニットが属するブロッ

クを選択し、[検出された UPS ユニット]のプルダウンキーより、[すべてのユニット]から[ブ

ロック未登録ユニット]に変更します。

d)ブロックから削除対象となるユニットを選択し、[ブロックからの開放(K)]の[<<]ボタンを左

クリックすると、ユニットのパスワード入力画面が表示されます。ここで[パスワード(P)]に

ユニットパスワードを入力してください。

e)ユニットのパスワードを入力すると、UPS ブロックパスワード入力画面が表示されます。ここ

で[パスワード(P)]にブロックパスワードを入力してください。選択したユニットがブロック

から開放されます。

UPS ブロックから全てのユニットが開放されると UPS ブロックは削

除されます。

CheckCheckCheckCheck

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6.126.126.126.12 ブロブロブロブロックのシャットダウンックのシャットダウンックのシャットダウンックのシャットダウン////再起動再起動再起動再起動

ブロックに対してパスワードを入力する事により、UPS ブロック単位のシャットダウン/再起動をお

こなう事ができます。

操作方法操作方法操作方法操作方法

a)電源コンソールの[シャットダウン(S)]メニューより[UPS ブロック単位のシャットダウン/再

起動(U)]を選択します。

b)[ブロック名一覧]の中から対象となるブロックを左クリックしてください。

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c)UPS ブロックパスワードを入力してください。選択したブロックの左側に[*]が表示されます。

d)[再起動(R)]または[シャットダウン(S)]ボタンを左クリックし、確認画面に対して[OK]ボタン

を左クリックすると再起動操作またはシャットダウン操作がおこなわれます。

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6.136.136.136.13 警報とイベントのカスタマイズ警報とイベントのカスタマイズ警報とイベントのカスタマイズ警報とイベントのカスタマイズ

警報メッセージとイベントメッセージの表示内容をUPS管理に合わせてユーザの分かりやすい表現

に変えたり、警報やイベントの発生時に指定したメッセージをポップアップさせるなど、ユーザの

必要に応じてカスタマイズする事ができます。この他、指定した警報やイベントに対して、コマン

ドの実行やメッセージを E-mail で送信する事ができます。

6.13.16.13.16.13.16.13.1 メッセージとアイコンのカスタマイズ方法メッセージとアイコンのカスタマイズ方法メッセージとアイコンのカスタマイズ方法メッセージとアイコンのカスタマイズ方法

a)電源コンソールの[設定(E)]メニューより[警報とイベント(W)]を選択します。

b)画面右上で対象とするノードを選択します。

対象とするノード毎に設定が必要になります。

c)[警報と故障]タブまたは[イベント]タブにおいて、カスタマイズする[タイミング]を左クリッ

クします。a)の画面は[UPS 故障中]を左クリックしたものです。

d)[メッセージ文字列]を変更したい場合は、[メッセージ文字列]にあるデフォルト表示を削除し、

表示させたいメッセージを入力してください。

e)メッセージをポップアップしたい場合は、[メッセージ出力]のプルダウンキーで[あり]を選択

してください。

f)メッセージの色またはタスクトレイの電源モニタアイコンの色を変えたい場合は、[メッセー

ジ色]または[アイコン色]のプルダウンキーより、[赤]、[緑]、[黄]から選択してください。

注意!注意!注意!注意!

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g)ブロックへメッセージを通知したい場合は、[ブロックへの同報通知]のプルダウンキーより、

[あり]を選択し、[ブロック一覧]で対象とするブロックにチェックを入れてください。

[ブロックへの同報通知]は、ブロック登録がされている事を前提と

します。ブロックの設定に関しては、「6.11 ブロックの設定方法」

を参照してください。

h)画面右部にある[OK]ボタンを左クリックし、確認画面に対して[OK]ボタンを左クリックすると

設定完了です。

注意!注意!注意!注意!

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6.13.26.13.26.13.26.13.2 コマンドの実行方法コマンドの実行方法コマンドの実行方法コマンドの実行方法

a)電源コンソールの[設定(E)]メニューより[警報とイベント(W)]を選択します。

b)画面右上で対象とするノードを選択します。

対象とするノード毎に設定が必要になります。

c)[警報と故障]タブまたは[イベント]タブにおいて、コマンドを実行したい[タイミング]を左ク

リックします。a)の画面は[UPS 故障中]を左クリックしたものです。

d)[コマンド]のチェックボックスをチェックします。

e)実行したいコマンドを対象とするノード上の絶対パスで指定します。

f) 画面右部にある[OK]ボタンを左クリックし、確認画面に対して[OK]ボタンを左クリックすると

設定完了です。

[テスト(X)]ボタンまたは選択したイベントが発生したときに、選択したコマンドを実行する

事ができます。

コマンドに引数が必要なときは以下のように登録してください。

"command " 引数1 引数2 引数3 ・・・

インストール時の設定に戻したいときは、画面右部にある[初期化(I)]

ボタンを左クリックし、確認画面に対して[OK]ボタンを左クリックして

ください。

注意!注意!注意!注意!

注意!注意!注意!注意!

PointPointPointPoint

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ログインユーザ(ログオフ状態時:SYSTEM ユーザ)でコマンドを実行した

いときは以下のように登録してください。

"本製品のインストールパス\ CmdLogOnUser.bat" "command "

ただし、Windows 2000/XP/2003(R2)では本機能は使用できません。

[設定例:ログインユーザでコマンドを実行]

本製品のインストール先 : C:\Program Files\Sanken\FULLBACK Manager Pro

実行するコマンド : D:\stop.bat

のようにコマンドを登録してください。

任意ユーザ(認証失敗時:SYSTEM ユーザ)でコマンドを実行したいときは

以下のように登録してください。

"本製品のインストールパス\ CmdAnyUser.bat" "command " ユーザ名 パ

スワード

ただし、Windows 2000/XP/2003(R2)では本機能は使用できません。

[設定例:任意ユーザでコマンドを実行]

本製品のインストール先 : C:\Program Files\Sanken\FULLBACK Manager Pro

実行するコマンド : D:\stop.bat

コマンド実行するユーザ名: sanken

ユーザのパスワード : passwd

のようにコマンドを登録してください。

PointPointPointPoint

PointPointPointPoint

"C:\Program Files\Sanken\FULLBACK Manager Pro\CmdAnyUser.bat" "D:\stop.bat" sanken passwd

"C:\Program Files\Sanken\FULLBACK Manager Pro\CmdLogOnUser.bat" "D:\stop.bat"

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6.13.36.13.36.13.36.13.3 メールの設定方法メールの設定方法メールの設定方法メールの設定方法

a)電源コンソールの[設定(E)]メニューより[警報とイベント(W)]を選択します。

b)画面右上で対象とするノードを選択します。

対象とするノード毎に設定が必要になります。

c)[メール設定(M)]ボタンを左クリックします。

d)[SMTP サーバ]の設定をします。

[IP アドレス(I)]、[発信元メールアドレス(A)]を入力してください。

[発信元メールアドレス(A)]が未入力の場合は、UPS Manager

Message がアカウント名になります。

e)[宛先メールアドレス]の設定をします。

送信したいメールアドレスを入力してください。3つまでのアドレスに送信する事ができます。

CheckCheckCheckCheck

注意!注意!注意!注意!

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f)画面下部にある[OK]ボタンを左クリックし、確認画面に対して[OK]ボタンを左クリックすると

警報とイベント画面に戻ります。

g)[警報と故障]タブまたは[イベント]タブにおいて、メールを送信したい[タイミング]を左クリ

ックします。a)の画面は[UPS 故障中]を左クリックしたものです。

h)[メール]のチェックボックスをチェックします。

i)画面右部にある[OK]ボタンを左クリックし、確認画面に対して[OK]ボタンを左クリックすると

設定完了です。

[テスト(Y)]ボタンまたは選択したイベントが発生したときに、メール送信する事ができます。

インストール時の設定に戻したいときは、画面右部にある[初期化

(I)]ボタンを左クリックし、確認画面に対して[OK]ボタンを左クリッ

クしてください。

PointPointPointPoint

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6.146.146.146.14 COCOCOCOMMMM ポートの変更ポートの変更ポートの変更ポートの変更

UPS と接続される COM ポートの設定を変更する事ができます。

設定方法設定方法設定方法設定方法

a)電源コンソールの[設定(E)]メニューより[COM ポート(C)]を選択します。

b)プルダウンキーより、COM ポートを選択します。

選択したい COM ポートがプルダウンメニューに存在しない場合は、上記メニューより

[Custom]を選択し、COM ポートを入力します。画面は[COM15]を使用する場合の例です。

c)画面右部にある[OK]ボタンを左クリックし、確認画面に対して[OK]ボタンを左クリックする

と設定完了です。

UPS との接続タイプを変更する場合は、一度本製品をアンインスト

ールし、再インストール時に UPS との接続タイプを変更してくださ

い。

CheckCheckCheckCheck

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6.156.156.156.15 SNMPSNMPSNMPSNMP による監視による監視による監視による監視

対象とするユニットを SNMP マネージャによってリモート監視、制御する事ができます。

世界標準の UPS-MIB、日本標準の JEMA-MIB、SANKEN-MIB(拡張 MIB)に対応しております。

設定方法設定方法設定方法設定方法

a)電源コンソールの[設定(E)]メニューより[SNMP 設定(S)]を選択します。

b) SNMP マネージャの権限を[read/write]プルダウンキーにより、[read]、[write]、[read/write]

から選択します。

c) [Community Name(C)]を入力してください。

d) [SNMP マネージャ(T)]の IP アドレスを入力してください。

e) イベント発生時に SNMP マネージャにトラップをあげる場合は、[Trap]のチェックボックスに

チェックを入れてください。

f) SNMP サービスを起動します。[SNMP サービスの開始/停止]ボタンは交互に表示されます。SNMP

サービスが停止している状態では、[SNMP サービス開始(S)]、開始されている状態では、[SNMP

サービス停止(S)]と表示されます。

g) 画面下部にある[OK]ボタンを左クリックし、確認画面に対して[OK]ボタンを左クリックすると

設定完了です。

UPS-MIB、JEMA-MIB、SANKEN-MIB(拡張MIB)の詳細は、本製品のCDメディ

アのSNMP-MIBディレクトリにPDF形式で保存されておりますので参照し

てください。

CheckCheckCheckCheck

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6.166.166.166.16 WebWebWebWeb ブラウザによる監視ブラウザによる監視ブラウザによる監視ブラウザによる監視

対象とするユニットを Web ブラウザによってリモート監視、制御する事ができます。

設定方法設定方法設定方法設定方法

a)電源コンソールの[設定(E)]メニューより[HTTP サーバの設定(T)]を選択します。

b)[ポート番号(P)]、[接続タイムアウト(T)]を設定してください。初期値としてポート番号には

8080、接続タイムアウトには 60 秒が入っています。

c)[HTML 更新周期(L)]を設定します。データの更新タイミングを設定します。初期値として 30秒

が入っています。

更新周期を早く設定するとデータ更新のタイミングがあがりますが、

その分マシン使用率も高くなります。

d)[認証]の設定をおこないます。

[ユーザ名(N)]、[パスワード(V)]を入力してください。ここで設定した認証のもとに、Web ブ

ラウザからユニットの監視、制御をおこなう事ができます。

[匿名を許可(B)]のチェックボックスにチェックを入れると、パスワ

ード無しで Web ブラウザからユニットの監視、制御をおこなう事がで

きます。

このため、第三者が勝手に制御する事もできるので注意してくださ

い。

CheckCheckCheckCheck

注意!注意!注意!注意!

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e)HTTP サービスを起動します。[HTTP サービスの開始/停止]ボタンは交互に表示されます。HTTP

サービスが停止している状態では、[HTTP サービス開始(S)]、開始されている状態では、[HTTP

サービス停止(S)]と表示されます。

f)画面下部にある[OK]ボタンを左クリックし、確認画面に対して[OK]ボタンを左クリックすると

設定完了です。

ポート番号の競合などにより、HTTP サービスが起動しない場合が

あります。HTTP サービスの起動に失敗した場合は、ポート番号を確

認して、HTTP サービスを起動しなおしてください。

注意!注意!注意!注意!

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6.176.176.176.17 その他の設定方法その他の設定方法その他の設定方法その他の設定方法

6.17.16.17.16.17.16.17.1 しきい値の設定しきい値の設定しきい値の設定しきい値の設定

入力電圧の上限値/下限値、負荷率の上限値を設定する事ができます。

実測値が設定したしきい値の範囲外になった場合に、メッセージがポップアップされます。

また、ここで設定されたしきい値は計測情報画面にも反映されます。

設定方法設定方法設定方法設定方法

a) 電源コンソールの[設定(E)]メニューより[しきい値設定(X)]を選択します。

b)各しきい値を設定し、[OK]ボタンを左クリックすると設定を完了します。

しきい値のパラメータしきい値のパラメータしきい値のパラメータしきい値のパラメータ

項目 初期値 許容範囲

入力電圧下限値 0(V) 0~300(V)

入力電圧上限値 250(V) 0~300(V)

負荷率上限値 100(%) 0~500(%)

実測値がしきい値の範囲外になった場合に、メールやモデムなどを使

用してUPSから離れた場所にいるUPS管理者に状態を知らせる事もで

きます。設定方法は、「6.13 警報とイベントのカスタマイズ」を参照

してください。

PointPointPointPoint

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6.17.26.17.26.17.26.17.2 ハードウェアテストの設定ハードウェアテストの設定ハードウェアテストの設定ハードウェアテストの設定

対象とするユニットの UPS で、バッテリ交換が必要かどうかをハードウェアテストで確認する事

ができます。

バッテリ交換が必要な場合は、電源モニタにメッセージがポップアップされます。

また、ハードウェアテストをスケジュールとして管理する事もできます。

ハードウェアテストの実施方法ハードウェアテストの実施方法ハードウェアテストの実施方法ハードウェアテストの実施方法

a)ユニット選択画面でユニットの検出をおこないます。

(「6.9 ユニットの選択方法」を参照してください。)

[ユニット検出(S)]をおこなわないと[ハードウェアテスト(Z)]

メニューは開けません。

b)電源コンソールの[メンテナンス(M)]メニューより[ハードウェアテスト(Z)]を選択します。

c)[IP アドレス]または[ユニット]のリストから対象とするアドレスまたはノードを選択しま

す。

d)[開始(S)]ボタンを左クリックし、UPS ユニットパスワード入力画面でパスワードを入力する

と、対象とするユニットに対してハードウェアテストがおこなわれます。

CheckCheckCheckCheck

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ハードウェアテストのスケジュール設定方法ハードウェアテストのスケジュール設定方法ハードウェアテストのスケジュール設定方法ハードウェアテストのスケジュール設定方法

ハードウェアテストをスケジュールとして管理する事もできます。

a)「6.17.2 ハードウェアテストの実施方法」の a)~c)をおこなってください。

b)[スケジュール設定(A)]ボタンを左クリックし、UPS ユニットパスワード入力画面でパスワード

を入力します。

c)[自動実行(J)]を[ON]にし、[基準日時(K)]にハードウェアテストをおこないたい時間を設定し

てください。

d)[周期(日数)(D)]を設定してください。基準日時より指定された周期で繰り返しハードウェア

テストをおこないます。

e)画面下部の[OK]ボタンを左クリックして設定を完了します。

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6.17.36.17.36.17.36.17.3 UPSUPSUPSUPS 設定設定設定設定

バッテリ交換時にご使用するバッテリに合せて、バッテリ残期間を設定します。

バッテリの交換時以外はバッテリ残期間の設定をおこなわないでく

ださい。正確なバッテリ寿命判定ができなくなります。

設定設定設定設定方法方法方法方法

a)電源コンソールの[設定(E)]メニューより[UPS 設定(U)]を選択します。

b)[バッテリ残期間(B)]を設定し、[OK]ボタンを左クリックすると設定を完了します。

バッテリの残期間についてはご使用のUPS取扱説明書を参照してく

ださい。

注意!注意!注意!注意!

注意!注意!注意!注意!

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6.17.46.17.46.17.46.17.4 UPSUPSUPSUPS 情報表示情報表示情報表示情報表示

ご使用になっている UPS の情報が確認できます。

電源コンソールの[表示(V)]メニューより[UPS 情報(U)]を選択します。

6.17.56.17.56.17.56.17.5 ユニット名・ユニットパスワードの変更ユニット名・ユニットパスワードの変更ユニット名・ユニットパスワードの変更ユニット名・ユニットパスワードの変更

ユニット名とユニットパスワードを変更する事ができます。

設設設設定方法定方法定方法定方法

a)電源コンソールの[設定(E)]メニューより[ユニット名・ユニットパスワード変更(Z)]を選択

します。

b)各項目を入力し、[OK]ボタンを左クリックすると設定を完了します。

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- 6-46 -

6.17.66.17.66.17.66.17.6 UPSUPSUPSUPS オートリスタートオートリスタートオートリスタートオートリスタート////オートリブート設定オートリブート設定オートリブート設定オートリブート設定

停電が発生してから停電シャットダウン待機時間経過後に復電した場合や、停電により UPS 停止

後に復電した場合に、UPS を自動起動させるかどうかを選択する事ができます。

設定方法設定方法設定方法設定方法

a)電源コンソールの[設定(E)]メニューより[オートリスタート/オートリブート(A)]を選択し

ます。

b)自動起動させる場合は[ON(S)]、自動起動させない場合は[OFF(F)]を選択し、[OK]ボタンを

左クリックすると設定を完了します。インストール直後は[ON(S)]に設定されています。

6.17.76.17.76.17.76.17.7 終了と再起動終了と再起動終了と再起動終了と再起動

本製品を終了させるには、タスクトレイに格納されているアイコンをマウスで右クリックし、

メニューより[電源モニタの終了(Z)]を選択してください。

また本製品を再起動させるには、タスクトレイに格納されているアイコンをマウスで右クリック

し、メニューより[FULLBACK Manager Pro の再起動(F)]を選択してください。

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- 7-1 -

7.7.7.7. UNIX/LinuxUNIX/LinuxUNIX/LinuxUNIX/Linux OSOSOSOS へのへのへのへのインストールインストールインストールインストール

7.17.17.17.1 インストールインストールインストールインストール

本製品のインストール手順について説明します。

以下にマスターまたはスレーブのインストール手順を示します。

UPS と専用通信ケーブルで接続されているコンピュータをマスター

と呼び、ケーブル接続されずに管理されているコンピュータをスレー

ブと呼びます。

Linux OS では「libstdc++-libc6.1-1.so.2」ライブラリがインスト

ールされていない場合には、本製品のインストールが途中で停止し

ます。

「9.7 よくある質問」の「Linux OS でインストールが途中で停止

してしまうのですが・・・」を参照してください。

7.1.17.1.17.1.17.1.1 マスターマスターマスターマスター((((シリアルシリアルシリアルシリアル式式式式 UPSUPSUPSUPS))))のインストールのインストールのインストールのインストール

① 本製品の CD-ROM を CD-ROM ドライブにマウントします。

CD が自動マウントされない場合は「9.7 よくある質問」の「CDがマ

ウントできないのですが・・・」を参照してください。

②インストールスクリプトを起動します。

インストールスクリプトは、OS 共通になります。

root 権限で次の操作をおこなってください。

# cd CD マウントポイント マウントポイントに移動します。

# ./install.sh インストールスクリプトを実行します。

③FULLBACK Manager Pro install start

Install start? (y/n) : [y]

インストールスクリプトの開始メッセージです。

Enter キー(Return キー)または「y」を押してください。

「n」を入力するとインストール作業が中断します。

CheckCheckCheckCheck

CheckCheckCheckCheck

注意!注意!注意!注意!

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- 7-2 -

④The default install path for this software is /usr/fmp

Do you want to change the install path? (y/n) : [n]

インストール先の path 名を指定します。デフォルトでは「/usr/fmp」が設定されています。

変更が無い場合は Enter キー(Return キー)または「n」を押してください。

変更する場合は「y」を押します。

インストール先のドライブは必ずローカルディスクを指定してくだ

さい。

⑤ Please select Event/Alert message type.

(1) Japanese

(2) English

Please enter code number [1] :

使用する言語を選択します。

デフォルトでは(1)が選択されているので変更が無い場合は Enter キー(Return キー)を

押してください。(1)が選ばれたときは⑥へ、(2)が選ばれたときは⑦へ移ります。

本製品が対応している日本語の文字コードは EUC、 JIS、 SJIS です。

マスター/スレーブの何れかの OS 環境が EUC、 JIS、 SJIS 以外の日本語

OS 環境や英語 OS 環境等の場合には、「English」を選択してください。

⑥Please select character-code.

(1) EUC

(2) SJIS

(3) JIS

Please enter code number [1] :

使用する文字コードを選択します。

デフォルトでは(1)が選択されているので変更が無い場合は Enter キー(Return キー)を

押してください。

⑦Automatically run FULLBACK Manager Pro power monitor daemon on startup? (y/n) : [y]

OS 起動時に本製品を自動起動させる場合はEnterキー(Returnキー)または「y」を押して

ください。「n」を選択した場合は、手動による起動となります。

注意!注意!注意!注意!

注意!注意!注意!注意!

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- 7-3 -

⑧Which is this computer, the Master or the Slave? (M/S) [M] :

インストールするコンピュータにマスターとしてインストールするかスレーブとして

インストールするかを選択します。

ここではマスターとしてインストールしますので Enter キー(Return キー)または「M」を

押してください。

⑨Standard UPS Ports

(1) /dev/ttya

(2) /dev/ttyb

(3) /dev/ttyc

(4) [None of the Above]

Please enter the UPS Port [1] :

使用する tty を選択します。上記は Solaris の場合の表示例です。

代表的な tty ポートが表示されますが、設定する tty ポートがリストに無い場合は「4」

を選択して使用するポートを入力してください。

デフォルトでは(1)が選択されているので変更が無い場合は Enter キー(Return キー)を

押してください。

⑩Which is UPS connection type, Serial or DryContact? (S/D) [S] :

使用する UPS がシリアル式 UPS か接点式 UPS かの選択です。

ここではシリアル式 UPS として登録するので「S」または Enter キー(Return キー)を押し

てください。

⑪Please enter the IP address of Master [192.168.10.102] :

インストールをおこなっているコンピュータの IPアドレスを登録します。

デフォルトでは自動的に IP アドレスを読み出して表示しています。

複数の IPアドレスを持っている場合は 1番目の IPアドレスが表示されます。

変更が無い場合は Enter キー(Return キー)を押してください。

変更したい場合は IP アドレスを入力して Enter キー(Return キー)を押してください。

⑫Please enter the unit name [HOSTNAME-unit] :

ユニット名を登録します。

複数の UPS ユニットが存在する場合に UPS ユニットを識別するために使用します。

変更が無い場合は Enter キー(Return キー)を押してください。

変更する場合はユニット名を入力して Enter キー(Return キー)を押してください。

デフォルトでは「HOSTNAME-unit」となっています。

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- 7-4 -

⑬Please enter the unit password

(characters will not appear when typed) :

ユニットパスワードを設定します。

本製品で管理する際に必要なパスワードです。

ユニットパスワードなしでも設定する事ができます。

Enter キー(Return キー)を押してください。

⑭Please re-enter the unit password :

再度ユニットパスワードを設定します。

ユニットパスワードで入力したパスワードをもう一度入力してください。

パスワード入力後 Enter キー(Return キー)を押してください。

ユニットパスワードは設定および制御をおこなう場合に必要になり

ます。登録したユニットパスワードを忘れないようにしてください。

ユニットパスワードを忘れてしまった場合は、再インストールが必

要になります。

⑮----------------------------------------------------------------------------

Message type :Japanese � ⑤で設定した内容を表示

Install Path :/usr/fmp � ④で設定した内容を表示

Role :master � ⑧で設定した内容を表示

Master :192.168.10.102 � ⑪で設定した内容を表示

Slave :

CommPort :/dev/ttya � ⑨で設定した内容を表示

CommKind :Serial � ⑩で設定した内容を表示

UnitName :UNIT02 � ⑫で設定した内容を表示

UnitPassword : � ⑬で設定した内容を表示

----------------------------------------------------------------------------

Are you ready ?(y/n)y

上記の設定で間違いないかを選択します。

⑯Start daemon by now ? [y]

すぐに起動するかどうかを選択します。

⑰-------------------------------------------------------------------

FULLBACK Manager Pro was successfully installed on your system.

-------------------------------------------------------------------

正常にインストールが終了すると上記のメッセージが表示されます。

注意!注意!注意!注意!

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- 7-5 -

7.1.27.1.27.1.27.1.2 マスターマスターマスターマスター((((接点式接点式接点式接点式 UPS)UPS)UPS)UPS)のインストールのインストールのインストールのインストール

① 本製品の CD-ROM を CD-ROM ドライブにセットします。

CD が自動マウントされない場合は「9.7 よくある質問」の「CDがマ

ウントできないのですが・・・」を参照してください。

②インストールプログラムを起動します。

インストールプログラムは、OS 共通になります。

root 権限で次の操作をおこなってください。

# cd CD マウントポイント マウントポイントに移動します。

# ./install.sh インストールスクリプトを実行します。

③FULLBACK Manager Pro install start

Install start? (y/n) : [y]

インストールスクリプトの開始メッセージです。

Enter キー(Return キー)または「y」を押してください。

「n」を入力するとインストール作業が中断します。

④The default install path for this software is /usr/fmp

Do you want to change the install path? (y/n) : [n]

インストールするインストール先のpath名を指定します。デフォルトでは「/usr/fmp」が

設定されています。

変更が無い場合は Enter キー(Return キー)または「n」を押してください。

変更する場合は「y」を押します。

インストール先のドライブは必ずローカルディスクを指定してくだ

さい。

⑤Please select Event/Alert message type.

(1) Japanese

(2) English

Please enter code number [1] :

使用する言語を選択します。

デフォルトでは(1)が選択されているので変更が無い場合は Enter キー(Return キー)を

押してください。(1)が選ばれたときは⑥へ、(2)が選ばれたときは⑦へ移ります。

注意!注意!注意!注意!

CheckCheckCheckCheck

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- 7-6 -

本製品が対応している日本語の文字コードは EUC、 JIS、 SJIS です。

マスター/スレーブの何れかの OS 環境が EUC、 JIS、 SJIS 以外の日本語

OS 環境や英語 OS 環境等の場合には、「English」を選択してください。

⑥Please select character-code.

(1) EUC

(2) SJIS

(3) JIS

Please enter code number [1] :

使用する文字コードを選択します。

デフォルトでは(1)が選択されているので変更が無い場合は Enter キー(Return キー)を

押してください。

⑦Automatically run FULLBACK Manager Pro power monitor daemon on startup? (y/n) : [y]

OS 起動時に本製品を自動起動させる場合はEnterキー(Returnキー)または「y」を押して

ください。「n」を選択した場合は、手動による起動となります。

⑧Which is this computer, the Master or the Slave? (M/S) [M] :

インストールするコンピュータにマスターとしてインストールするかスレーブとして

インストールするかを選択します。

ここではマスターとしてインストールしますので Enter キー(Return キー)または「M」を

押してください。

⑨Standard UPS Ports

(1) /dev/ttya

(2) /dev/ttyb

(3) /dev/ttyc

(4) [None of the Above]

Please enter the UPS Port [1] :

使用する tty ポートを選択します。上記は Solaris の場合の表示例です。

表示されるリストには代表的な tty ポートが表示されますが、設定する tty ポートがリ

ストに無い場合は「4」を選択して使用する tty ポートを入力してください。

⑩Which is UPS connection type, Serial or DryContact? (S/D) [S] :

使用する UPS がシリアル式 UPS か接点式 UPS かの選択です。

ここでは接点式 UPS として登録するので「D」を押してください。

注意!注意!注意!注意!

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- 7-7 -

⑪DryContact Signal:

(1) High (Plus)

(2) Low (Minus)

(0) None

Please enter the power failure signal [1] :

使用 UPS の停電検出信号の論理を設定します。

DryContact Signal:

(1) High (Plus)

(2) Low (Minus)

(0) None

Please enter the battery low signal [1] :

使用 UPS のバッテリ電圧低下信号の論理を設定します。

DryContact Signal:

(1) High (Plus)

(2) Low (Minus)

(0) None

Please enter the UPS Stop signal [1] :

使用 UPS の UPS 停止信号の論理を設定します。

インターフェース電圧に関しては

UPS または UPS オプションの取扱説明書を参照してください。

⑫Please enter the IP address of Master [192.168.10.102] :

インストールをおこなっているコンピュータの IPアドレスを登録します。

デフォルトでは自動的に IP アドレスを読み出して表示しています。

複数の IPアドレスを持っている場合は 1番目の IPアドレスが表示されます。

変更が無い場合は Enter キー(Return キー)を押してください。

変更したい場合は IP アドレスを入力して Enter キー(Return キー)を押してください。

⑬Please enter the unit name [HOSTNAME-unit] :

ユニット名を登録します。

複数の UPS ユニットが存在する場合に UPS ユニットを識別するために使用します。

変更が無い場合は Enter キー(Return キー)を押してください。

変更する場合はユニット名を入力して Enter キー(Return キー)を押してください。

デフォルトでは「HOSTNAME-unit」となっています。

注意!注意!注意!注意!

Page 100: ユーザーズマニュアル FMPFMP- ---01 Release …...2.1 複数ケヱヒャヺソの運用管理 2-1 2.2 ボラタフョチテベヺマ 2-1 2.3 集中管理 2-1 2.4 充実したサメチテゾイヱ機能

- 7-8 -

⑭Please enter the unit password

(characters will not appear when typed) :

ユニットパスワードを設定します。

本製品で管理する際に必要なパスワードです。

ユニットパスワードなしでも設定する事ができます。

Enter キー(Return キー)を押してください。

⑮Please re-enter the unit password :

再度ユニットパスワードを設定します。

ユニットパスワードで入力したパスワードをもう一度入力してください。

ユニットパスワード入力後 Enter キー(Return キー)を押してください。

ユニットパスワードは設定および制御をおこなう場合に必要になり

ます。登録したユニットパスワードを忘れないようにしてください。

ユニットパスワードを忘れてしまった場合は、再インストールが必

要になります。

⑯----------------------------------------------------------------------------

Message type :Japanese � ⑤で設定した内容を表示

Install Path :/usr/fmp � ④で設定した内容を表示

Role :master � ⑧で設定した内容を表示

Master :192.168.10.102 � ⑫で設定した内容を表示

Slave :

CommPort :/dev/ttya � ⑨で設定した内容を表示

CommKind :DryContact � ⑩で設定した内容を表示

DryContactSignal :1,1,2 � ⑪で設定した内容を表示

UnitName :UNIT02 � ⑬で設定した内容を表示

UnitPassword : � ⑭で設定した内容を表示

----------------------------------------------------------------------------

Are you ready ?(y/n)y

上記の設定で間違いないかを選択します。

⑰Start daemon by now ? [y]

すぐに起動するかどうかを選択します。

⑱--------------------------------------------------------------------------

FULLBACK Manager Pro was successfully installed on your system.

--------------------------------------------------------------------------

正常にインストールが終了すると上記のメッセージが表示されます。

注意!注意!注意!注意!

Page 101: ユーザーズマニュアル FMPFMP- ---01 Release …...2.1 複数ケヱヒャヺソの運用管理 2-1 2.2 ボラタフョチテベヺマ 2-1 2.3 集中管理 2-1 2.4 充実したサメチテゾイヱ機能

- 7-9 -

7.1.37.1.37.1.37.1.3 スレーブスレーブスレーブスレーブのインストールのインストールのインストールのインストール

①本製品の CD-ROM を CD-ROM ドライブにセットします。

CD が自動マウントされない場合は「9.7 よくある質問」の「CDがマ

ウントできないのですが・・・」を参照してください。

②インストールプログラムを起動します。

インストールプログラムは、OS 共通になります。

root 権限で次の操作をおこなってください。

# cd CD マウントポイント マウントポイントに移動します。

# ./install.sh インストールスクリプトを実行します。

③FULLBACK Manager Pro install start

Install start? (y/n) : [y]

インストールスクリプトの開始メッセージです。

Enter キー(Return キー)または「y」を押してください。

「n」を入力するとインストール作業が中断します。

④The default install path for this software is /usr/fmp

Do you want to change the install path? (y/n) : [n]

インストールするインストール先のpath名を指定します。デフォルトでは「/usr/fmp」が

設定されています。

変更が無い場合は Enter キー(Return キー)または「n」を押してください。

変更する場合は「y」を押します。

インストール先のドライブは必ずローカルディスクを指定してくだ

さい。

⑤Please select Event/Alert message type.

(1) Japanese

(2) English

Please enter code number [1] :

使用する言語を選択します。

デフォルトでは(1)が選択されているので変更が無い場合は Enter キー(Return キー)を

押してください。(1)が選ばれたときは⑥へ、(2)が選ばれたときは⑦へ移ります。

注注注注意!意!意!意!

CheckCheckCheckCheck

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本製品が対応している日本語の文字コードは EUC、 JIS、 SJIS です。

マスター/スレーブの何れかの OS 環境が EUC、 JIS、 SJIS 以外の日本語

OS 環境や英語 OS 環境等の場合には、「English」を選択してください。

⑥Please select character-code.

(1) EUC

(2) SJIS

(3) JIS

Please enter code number [1] :

使用する文字コードを選択します。

デフォルトでは(1)が選択されているので変更が無い場合は Enter キー(Return キー)を

押してください。

⑦Automatically run FULLBACK Manager Pro power monitor daemon on startup? (y/n) : [y]

OS 起動時に本製品を自動起動させる場合はEnterキー(Returnキー)または「y」を押して

ください。「n」を選択した場合は、手動による起動となります。

⑧ Which is this computer, the Master or the Slave? (M/S) [M] :

インストールするコンピュータにマスターとしてインストールするかスレーブとして

インストールするかを選択します。

ここではスレーブとしてインストールしますので「S」を押してください。

⑨Please enter the IP address of the Master :

接続するマスターコンピュータの IP アドレスを登録します。

マスターコンピュータの IP アドレスを入力して Enter キー(Return キー)を押してくだ

さい。

⑩Please enter the IP address of Slave [192.168.10.103] :

インストールをおこなっているコンピュータの IPアドレスを登録します。

デフォルトでは自動的に IP アドレスを読み出して表示しています。

複数の IPアドレスを持っている場合は 1番目の IPアドレスが表示されます。

変更が無い場合は Enter キー(Return キー)を押してください。

変更したい場合は IP アドレスを入力して Enter キー(Return キー)を押してください。

⑪Please enter the unit name:

接続するマスターコンピュータのユニット名を登録します。

マスターコンピュータのユニット名を入力してEnterキー(Returnキー)を押してくださ

い。

注意!注意!注意!注意!

Page 103: ユーザーズマニュアル FMPFMP- ---01 Release …...2.1 複数ケヱヒャヺソの運用管理 2-1 2.2 ボラタフョチテベヺマ 2-1 2.3 集中管理 2-1 2.4 充実したサメチテゾイヱ機能

- 7-11 -

⑫Please enter the unit password

(characters will not appear when typed) :

接続するマスターコンピュータのユニットパスワードを登録します。

マスターコンピュータのユニットパスワードを入力してEnterキー(Returnキー)を押し

てください。

⑬Please re-enter the unit password :

接続するマスターコンピュータのユニットパスワードを再度入力します。

マスターコンピュータのユニットパスワード入力後 Enter キー(Return キー)を押して

ください。

⑭----------------------------------------------------------------------------

Message type :Japanese � ⑤で設定した内容を表示

Install Path :/usr/fmp � ④で設定した内容を表示

Role :slave � ⑧で設定した内容を表示

Master :192.168.10.102 � ⑨で設定した内容を表示

Slave :192.168.10.103 � ⑩で設定した内容を表示

CommPort :

CommKind :

DryContactSignal :

UnitName : � ⑪で設定した内容を表示

UnitPassword :UNIT02 � ⑫で設定した内容を表示

----------------------------------------------------------------------------

Are you ready ?(y/n)y

上記の設定で間違いないかを選択します。

⑮Start daemon by now ? [y]

すぐに起動するかどうかを選択します。

⑯--------------------------------------------------------------------------

FULLBACK Manager Pro was successfully installed on your system.

--------------------------------------------------------------------------

正常にインストールが終了すると上記のメッセージが表示されます。

⑨、⑩、⑪、⑫、⑬の設定で、マスター/スレーブの IP アドレス、ユ

ニット名およびユニットパスワードを間違えた場合は、本製品を起動

しても通信が確立されませんので正確な情報を入力してください。

注意!注意!注意!注意!

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7.27.27.27.2 アップグレードの手順アップグレードの手順アップグレードの手順アップグレードの手順

本製品のアップグレード手順について説明します。

①本製品を停止させます。

root 権限で次の操作をおこなってください。

# cd /usr/fmp インストールディレクトリに移動します。

# ./uo92stop.sh 本製品を停止します。

②本製品の CD-ROM を CD-ROM ドライブにセットします。

CD が自動マウントされない場合は「9.7 よくある質問」の「CDがマ

ウントできないのですが・・・」を参照してください。

③インストールプログラムを起動します。

インストールプログラムは、OS 共通になります。

root 権限で次の操作をおこなってください。

# cd CD マウントポイント マウントポイントに移動します。

# ./install.sh インストールスクリプトを実行します。

④FULLBACK Manager Pro install start

Install start? (y/n) : [y]

インストールスクリプトの開始メッセージです。

Enter キー(Return キー)または「y」を押してください。

「n」を入力するとインストール作業が中断します。

⑤The default install path for this software is /usr/fmp

Do you want to change the install path? (y/n) : [n]

インストールするインストール先のpath名を指定します。デフォルトでは「/usr/fmp」が設定さ

れています。

変更が無い場合は Enter キー(Return キー)または「n」を押してください。

変更する場合は「y」を押します。

インストール先のドライブは必ずローカルディスクを指定してくだ

さい。

CheckCheckCheckCheck

注意!注意!注意!注意!

Page 105: ユーザーズマニュアル FMPFMP- ---01 Release …...2.1 複数ケヱヒャヺソの運用管理 2-1 2.2 ボラタフョチテベヺマ 2-1 2.3 集中管理 2-1 2.4 充実したサメチテゾイヱ機能

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⑥FULLBACK Manager Pro is installed.

Version upgrade/reinstall start? (y/n):[y]

アップグレードを開始します。

Enter キー(Return キー)または「y」を押してください。

⑦Start daemon by now ? [y]

すぐに起動するかどうかを選択します。

⑧--------------------------------------------------------------------------

FULLBACK Manager Pro was successfully installed on your system.

--------------------------------------------------------------------------

正常にインストールが終了すると上記のメッセージが表示されます。

アップグレード機能は、インストールされているバージョンが以下の

バージョンの場合に行うことができます。

FMP-01 Release 1.18 以降のバージョン

7.37.37.37.3 アンインストールアンインストールアンインストールアンインストール

root 権限で次の操作をおこなってください。

# cd /usr/fmp インストールディレクトリに移動します。

# ./uo92stop.sh 本製品を停止します。

# ./uninstall.sh アンインストールスクリプトを実行します。

以上でアンインストールは完了です。

注意!注意!注意!注意!

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7.47.47.47.4 インストール終了後の設定状態インストール終了後の設定状態インストール終了後の設定状態インストール終了後の設定状態

インストール直後の状態は以下のように設定されています。

① シャットダウンパラメータ (停電時)

停電検出時間(5 秒)/停電シャットダウン待機時間(60 秒)/ユーザコマンド 1実行時間(0 秒)

/ユーザコマンド 2実行時間(30 秒)/UPS 給電停止時間(120 秒)

②シャットダウンパラメータ(通常時)

通常シャットダウン待機時間(60秒)/ユーザコマンド 1実行時間(0秒)/ユーザコマンド 2実行

時間(30 秒)/UPS 給電停止時間(120 秒)

③ 起動遅延/停止遅延

起動遅延/停止遅延は、0秒に設定されています。

④ 一括/分割出力

一括出力に設定されています。

⑤ オートリスタート/オートリブート

オートリスタート/オートリブートは ONに設定されています。

⑥ しきい値

入力電圧下限値は 0V に設定されています。

入力電圧上限値は 250V に設定されています。

負荷率上限値は 100%に設定されています。

⑦ HTTP サービス

起動状態ではありません。

⑧ SNMP サービス

起動状態ではありません。

⑨ログ

測定ログは ONに設定されています。

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- 8-1 -

8.8.8.8. UNIX/LinuxUNIX/LinuxUNIX/LinuxUNIX/Linux OSOSOSOS でのでのでのでの各種設定操作方法各種設定操作方法各種設定操作方法各種設定操作方法

8.18.18.18.1 電源電源電源電源モニタモニタモニタモニタの表示の表示の表示の表示

電源モニタは停電やスケジュール等でシャットダウンが開始されるなどのイベントが発生すると

ユーザにそのイベントを知らせるためにポップアップします。

電源モニタには今までに発生したイベントが時系列で表示されます。

root 権限で次の操作をおこなってください。

# cd /usr/fmp インストールディレクトリに移動します。

# ./uo92pop.sh 電源モニタを起動します。

アイコン色は最後に表示された画面と連動しています。

Linux OS では「libXp.so.6」ライブラリがインストールされていな

い場合には、電源モニタは起動できません。

「9.7 よくある質問」の「Linux OS で電源モニタと電源コンソー

ルが起動できないのですが・・・」を参照してください。

電源モニタ起動アイコン

CheckCheckCheckCheck

注意!注意!注意!注意!

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- 8-2 -

8.28.28.28.2 電源コンソー電源コンソー電源コンソー電源コンソールの起動ルの起動ルの起動ルの起動

各種操作、設定をするには電源コンソールを起動します。

電源コンソールではUPSの運転状態が確認できます。

電源コンソールは電源モニタの[電源コンソールの起動]ボタンより起動がおこなえます。あるいは

root 権限で次の操作をおこなってください。

# cd /usr/fmp インストールディレクトリに移動します。

# ./uo92con.sh 電源コンソールを起動します。

電源コンソールの起動直後はセキュリティのため、設定や制御等の

メニューが無効になっています。設定や制御等のメニューを有効に

するには、[ファイル(F)]メニューより[ユニットのパスワード入力

(Y)]でユニットパスワードを入力します。

電源モニタに表示された最後の画面が画面左下のステータスバーに

表示されます。

Linux OS では「libXp.so.6」ライブラリがインストールされていな

い場合には、電源コンソールは起動できません。

「9.7 よくある質問」の「Linux OS で電源モニタと電源コンソー

ルが起動できないのですが・・・」を参照してください。

CheckCheckCheckCheck

注意!注意!注意!注意!

CheckCheckCheckCheck

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8.38.38.38.3 シャットダウン手順の設定方法シャットダウン手順の設定方法シャットダウン手順の設定方法シャットダウン手順の設定方法

コンピュータを安全にシャットダウンするため、各設定をおこないます。

設定手順は以下の順のとおりです。

①ユニットパスワードの入力

②分割出力の設定

③UPS の出力番号とノードの接続関係設定

④シャットダウンパラメータの設定

⑤ユーザコマンドの登録

①①①① ユニットパスワードの入力ユニットパスワードの入力ユニットパスワードの入力ユニットパスワードの入力

電源コンソールの起動直後やユニット選択の直後はセキュリティのため、設定や制御等のメ

ニューが無効になっています。

設定や制御等をおこなうためにはユニットのパスワードが必要になります。

パスワードは本製品をインストールする時に設定したユニットパスワードです。

(ユニットパスワードを変更している場合は、それに従います。)

パスワードを入力していない状態では、以下の項目が使用できない

ようになっています。

設定、メンテナンス、シャットダウン、スケジュール、ログファイ

ルの設定

ユニットのユニットのユニットのユニットのパパパパスワードの入力方法スワードの入力方法スワードの入力方法スワードの入力方法

a)電源コンソールの[ファイル (F)]メニューより[ユニットのパスワード入力(Y)]を選択し

ます。

b)ユニットパスワードを入力し、[OK]ボタンを左クリックしてください。各設定項目が有効

になります。

CheckCheckCheckCheck

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②②②② 分割出力の設定分割出力の設定分割出力の設定分割出力の設定

本製品は分割出力機能を有している(出力系統が複数ある)UPS に対応しています。

この機能を使用する事により出力毎に時間差を付けて給電開始および給電停止をおこなう

事ができます。

設定方法設定方法設定方法設定方法

a)電源コンソールの[設定(E)]メニューより[分割出力/シャットダウンパラメータ/起動遅

延(Z)]を選択します。

b)[分割出力]タブを選択し、[一括(I)]または[分割(B)]のラジオボタンを選択します。

[一括(I)] : UPS の出力は全て同じ動作となります。

[分割(B)] : UPS の出力を個別に動作させる事ができます。

c)ラジオボタン選択後、[変更(H)]ボタンを左クリックします。

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d)選択が完了すると電源コンソールに反映されます。

③③③③ UPSUPSUPSUPS の出力番号とノードの接続関係設定の出力番号とノードの接続関係設定の出力番号とノードの接続関係設定の出力番号とノードの接続関係設定

分割出力設定にて分割出力を設定した場合、各ノードが UPS のどの出力(1~2)に接続されて

いるかを設定します。

分割出力設定にて一括を設定した場合、全ての出力は同一の動作となるためこの設定は不要

です。

設定方法設定方法設定方法設定方法

a)電源コンソールの[設定(E)]メニューより[分割出力/シャットダウンパラメータ/起動遅

延(Z)]を選択します。

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b)初期状態では全てのノードは分割出力 1 にリストされています。移動したいノードを右ク

リックで選択し[分割 1へ移動]、[分割 2へ移動]ボタンで移動先の分割出力に変更します。

分割出力時には UPS の出力番号とノードの接続関係を誤ると、ノード

のシャットダウンが完了する前に UPS 出力が停止する事があります

のでご注意ください。

設定をおこなう前に全てのノードが表示されている事を確認してくだ

さい。起動していないノード、あるいはネットワークのトラブル等に

よりノードが認識できない状態では、そのノードは表示されません。

マスターは分割出力1に固定です。分割出力2へ移動できません。

④④④④ シャットダウンパラメータの設定シャットダウンパラメータの設定シャットダウンパラメータの設定シャットダウンパラメータの設定

シャットダウンパラメータには以下の 5種類があり、停電が発生したときに使用する

パラメータとスケジュールなどで通常使用するパラメータの 2 種類を設定します。

停電検出時間停電検出時間停電検出時間停電検出時間

停電が発生してから停電と認識させるまでの時間です。

シャットダウン待機時間シャットダウン待機時間シャットダウン待機時間シャットダウン待機時間

シャットダウンをおこなう現象(停電確定、スケジュール、手動操作)が起きてか

らシャットダウンを開始するまでの時間です。

停電シャットダウンではシャットダウン待機時間中に復電した場合

は、シャットダウンはキャンセルされます。

注意!注意!注意!注意!

注意!注意!注意!注意!

CheckCheckCheckCheck

CheckCheckCheckCheck

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シャットダウン待機時間中にバッテリ電圧低下が発生した場合は、

即座にユーザコマンド 1実行時間に移ります。

マスター/スレーブ構成の場合、シャットダウン待機時間は同じパラ

メータにしてください。違う場合は、復電のタイミングによっては

スレーブが停止したままになる事があります。

ユーザコマンドユーザコマンドユーザコマンドユーザコマンド 1111 実行実行実行実行時間時間時間時間

ユーザコマンド1の実行に必要となる時間です。ユーザコマンド1実行時間を経過

すると次のユーザコマンド 2 実行時間に移ります。

ユーザコマンドユーザコマンドユーザコマンドユーザコマンド 2222 実行実行実行実行時間時間時間時間

ユーザコマンド2に必要となる時間です。ユーザコマンド2実行時間を経過すると

次の OS シャットダウンに移ります。

UPSUPSUPSUPS 停止時間停止時間停止時間停止時間

OS のシャットダウンが開始されてから UPS を停止させるまでの時間です。

停電シャットダウン停電シャットダウン停電シャットダウン停電シャットダウンパパパパラメータラメータラメータラメータ

項目 初期値(秒) 許容範囲(秒)

停電検出時間 5 0~99999

停電シャットダウン待機時間 60 0~99999

ユーザコマンド 1 実行時間 0 0~99999

ユーザコマンド 2 実行時間 30 30~99999

UPS 給電停止時間 120 30~99999

通常シャットダウンパラメータ通常シャットダウンパラメータ通常シャットダウンパラメータ通常シャットダウンパラメータ

項目 初期値(秒) 許容範囲(秒)

通常シャットダウン待機時間 60 0~99999

ユーザコマンド 1 実行時間 0 0~99999

ユーザコマンド 2 実行時間 30 30~99999

UPS 給電停止時間 120 30~99999

停電が発生してから UPS を停止させるまでのトータル時間は UPS の

バックアップ能力を超えないように設定してください。

UPS のバックアップ能力を超えた設定をおこなうとデータの喪失や

システムが破損する場合があります。

マスターは一番最初に起動し、一番最後に停止するように設定して

ください。

注意!注意!注意!注意!

注意!注意!注意!注意!

注意!注意!注意!注意!

CheckCheckCheckCheck

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設定方法設定方法設定方法設定方法

a)電源コンソールの[設定(E)]メニューより[分割出力/シャットダウンパラメータ/起動遅

延(Z)]を選択します。

b)[停電シーケンスバーグラフ]タブを選択すると、停電時のシャットダウンパラメータ設定

画面が表示されます。

シャットダウンパラメータの設定はそれぞれのノードに対しておこないます。

マウスの右ボタンで設定をおこなうノードを選択し、画面下部に表示されているパラメー

タを設定してください。

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c)[通常シーケンスバーグラフ]タブを選択すると、通常時のシャットダウンパラメータ設定

画面が表示されます。

シャットダウンパラメータの設定はそれぞれのノードに対しておこないます。

マウスの右ボタンで設定をおこなうノードを選択し、画面下部に表示されているパラメー

タを設定してください。

d)シャットダウンパラメータの設定を完了したら画面下部の[OK]ボタンを左クリックし、確

認画面に対して[OK]ボタンを左クリックすると設定完了です。

各パラメータはシステムの動作環境で異なります。

十分余裕を持った値を設定してください。

始めに各パラメータを十分長い時間に設定し、実際に通常時のシャ

ットダウン動作をおこなわせる事により動作時間の確認ができま

す。

PointPointPointPoint

注意!注意!注意!注意!

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⑤⑤⑤⑤ ユーザコマンドの登録ユーザコマンドの登録ユーザコマンドの登録ユーザコマンドの登録

OS シャットダウン前にユーザコマンドを実行させる場合には、シャットダウンパラメータの

「ユーザコマンド 1実行時間」又は「ユーザコマンド 2実行時間」にユーザコマンドを登録

します。

登録方法については、「8.13 警報とイベントのカスタマイズ」を参照してください。

ユーザコマンドを登録するイベント№ユーザコマンドを登録するイベント№ユーザコマンドを登録するイベント№ユーザコマンドを登録するイベント№

シャットダウンパラメータ イベント№(タイミング)

ユーザコマンド 1 実行時間

停電時 33(停電時ユーザコマンド 1)

通常時 32(通常ユーザコマンド 1)

ユーザコマンド 2 実行時間 18(ユーザコマンド 2 開始時)

ユーザコマンド 1 実行時間のイベントには停電時と通常時の 2 種類

が用意されています。

通常時は時間のかかるデータのバックアップをしてからシャットダ

ウンをおこない、停電時は未保存のデータだけを保存してすぐにシ

ャットダウンをおこなわせるなどの場合分けができます。

PointPointPointPoint

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8.48.48.48.4 起動遅延と停止遅延の設定方法起動遅延と停止遅延の設定方法起動遅延と停止遅延の設定方法起動遅延と停止遅延の設定方法

本製品は分割出力可能なUPSに対応しており、各出力に起動遅延時間および停止遅延時間の設定が

できます。

この機能により、順次起動やコンピュータが接続されていない出力に対して出力停止タイミングが

設定できます。RAID、サーバ、クライアントの順次起動やネットワーク機器の電源制御に有効です。

起動遅延起動遅延起動遅延起動遅延////停止遅延の停止遅延の停止遅延の停止遅延のパラメータパラメータパラメータパラメータ

項目 初期値(秒) 許容範囲(秒)

起動遅延 0 0~99999

停止遅延 0 -1~99999

なお、「-1」は無限大を意味しております。

コンピュータが接続されていない出力に対して停止遅延(「-1」は除

く)を使用した場合は以下のように動作します。

停電時:「停電検出時間」+「停止遅延」+10 秒後に出力が停止する。

通常時:「停止遅延」+10 秒後に出力が停止する。

停止遅延に「-1」を設定した場合、設定した出力は ON のままとなりま

す。ただし、停電時は UPS のバックアップ可能な時間までとなりま

す。

遅延機能を使用するには、UPS がその機能に対応している必要があり

ます。

SAU、SHU シリーズの UPS は対応していませんのでご注意ください。

CheckCheckCheckCheck

注意!注意!注意!注意!

CheckCheckCheckCheck

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設定方法設定方法設定方法設定方法

a)電源コンソールの[設定(E)]メニューより[分割出力/シャットダウンパラメータ/起動遅延(Z)]

を選択します。

画面右側に遅延時間を設定する部分が表示されています。

b)遅延を設定したい出力に遅延時間を入力します。

遅延時間を入力したら、[OK]ボタンを左クリックして設定を完了します。

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8.58.58.58.5 計測情報画面による計測情報画面による計測情報画面による計測情報画面による UPSUPSUPSUPS の状態確認の状態確認の状態確認の状態確認

計測情報画面によりUPSの運転状態を詳細に確認する事ができます。

操作方法操作方法操作方法操作方法

a)電源コンソールの[計測情報(I)]ボタンを左クリックします。

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8.68.68.68.6 計測ログに計測ログに計測ログに計測ログによる動作確認よる動作確認よる動作確認よる動作確認

計測ログ画面により UPS の運転状態の履歴を確認する事ができます。

入力電圧や負荷の変動状態等をイベントログと合わせて確認する事により問題の解析や予防に役

立ちます。

操作方法操作方法操作方法操作方法

a)電源コンソールの[ログ(L)]メニューより[測定ログ(Y)]を選択します。

b)表示項目の選択

一度に表示できる表示項目は 5つまでです。

表示項目のプルダウンキーにより表示項目を選択します。

(計測ログ画面の左下部分の拡大表示)

必要に応じて以下の表示項目が選択できます。

[なし]、 [入力電圧]、 [入力周波数]、

[出力電圧]、 [出力周波数]、 [負荷率]、

[バッテリ電圧]、 [UPS 内部温度]

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c)縦軸スケールの選択

グラフを見やすくするため、縦軸スケールを選択する事ができます。

縦軸スケールは 2 箇所(左右)に設定でき、表示項目毎にどちらのスケールで表示するかをラジ

オボタンで選択します。

スケールはプルダウンキーにより、[15]、[30]、[60]、[100]、[150]、[300]、[450]、[600]

から選択します。

d)表示位置の移動

グラフ下のスクロールバーを動かすとグラフの表示位置が移動します。

計測値とイベント情報はグラフ画面中央のバーに一番近い情報が表示されます。

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e)グラフの拡大

拡大 : [▲拡大(B)]ボタンを左クリックしてください。

解除 : [▼縮小(S)]ボタンを左クリックしてください。

f)データのファイル出力

測定データを CSV ファイル形式に変換して保存する事ができます。

[データ出力(O)]ボタンを左クリックします。

抜き出したい測定データを日付、時間、分、秒で指定します。

[CSV(S)]ボタンを左クリックすると、ファイル選択画面が表示されます。

保存先とファイル名を入力して[OK]ボタンを左クリックしてください。

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g)最新データに更新する

[最新に更新(U)]ボタンを左クリックすると、測定データ、イベント情報を最新データに更新

します。

測定値の正常範囲は、ご使用している UPS により異なります。

UPS の取扱説明書を参照してください。

表示データの精度は、ご使用している UPS に依存します。

UPS の計測値表示は目安としてお使いください。

停電または通常シャットダウンにより UPS を停止し、再度起動した

場合の計測ログ開始時刻は、本製品の起動時刻になります。

このため、UPS が実際起動した時刻と計測ログ上の起動時刻とでは、

OS 起動時間分遅れますのでご了承ください。

CheckCheckCheckCheck

CheckCheckCheckCheck

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8.78.78.78.7 ログファイルの設定ログファイルの設定ログファイルの設定ログファイルの設定

各ログファイルの保存期間や測定ログにおけるサンプリング周期を設定する事ができます。この設

定により、ログファイルが不用意に大きくなる事を防ぎます。

必要に応じて、ログ保存期間の上限を設定してください。

操作方法操作方法操作方法操作方法

a)電源コンソールの[ログ(L)]メニューより[ログファイル設定(Z)]を選択します。

b)イベントログ

各ノード(マスターとスレーブ)に発生するイベントログの保存期間の設定です。

ユニットを構成しているノードをリストより選択し、[ログの保存期間(D)]、[ログファイル上

限値]を設定します。

[表示行数(G)]は、電源モニタに表示させるメッセージ数です。

一日に発生するイベント数は不定になります。保存期間の他にファイ

ルサイズの上限を設けて制限をおこなっています。

先に上限に達した方で制限されます。

CheckCheckCheckCheck

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c)測定ログ

測定ログのサンプリング周期と保存期間を設定する事ができます。

各計測値を保存するかどうかを、[ON(N)/OFF(F)]のラジオボタンで選択して、測定ログの[サ

ンプリング周期(S)]と[ログの保存期間(D)]を入力します。ログファイルの上限値は、[ログの

保存期間(D)]の設定にともない変化します。

d)計測情報

計測情報に表示される入力電圧最大/最小値の判断期間を設定します。最新の測定時刻から設

定された期間をさかのぼり、その間における最大/最小値を表示します。

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8.88.88.88.8 スケジュールの設定方法スケジュールの設定方法スケジュールの設定方法スケジュールの設定方法

ユニット単位でスケジュールを設定する事ができます。

スケジュール運転には週間スケジュールと個別スケジュールがあり、必要に応じて使い分ける事が

できます。

週間スケジュールと個別スケジュールでは、個別スケジュールが

優先されます。

設定方法設定方法設定方法設定方法

電源コンソールの[スケジュール(C)]メニューより[スケジュール(Z)]を選択します。この画面か

ら週間スケジュール、個別スケジュール設定画面を表示する事ができます。

この画面では、日付選択で選択した日付の週間/個別スケジュールが表示されます。

青(ON)表示は、開始時刻に UPS が起動し、終了時刻に停止処理をおこないます。

赤(OFF)表示は、開始時刻に停止処理をおこない、終了時刻に UPS が起動します。

白(設定なし)表示はスケジュールが設定されていない時間を示します。

CheckCheckCheckCheck

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8.8.1.8.8.1.8.8.1.8.8.1. 週間スケジュール週間スケジュール週間スケジュール週間スケジュール

一週間の繰り返しでスケジュール運転の設定ができます。

青(ON)表示は、開始時刻に UPS が起動し、終了時刻に停止処理をおこないます。

白(設定なし)表示はスケジュールが設定されていない時間を示します。

・・・・スケジュールの追加

曜日、時間を設定し、[追加(T)]ボタンを左クリックします。表に設定したスケジュールが表

示されます。

・・・・スケジュールの修正

表で修正したいスケジュールを左クリックで選択し、曜日、時間を再設定して[修正(M)]ボタ

ンを左クリックします。

・・・・スケジュールの削除

表で削除したいスケジュールを左クリックで選択し、[削除(D)]ボタンを左クリックします。

上記いずれかで設定を変更した場合は、画面下部の[適用(A)] ボタンまたは[OK]ボタンを左ク

リックし、確認画面に対して[OK]ボタンを左クリックすると設定完了です。

週間スケジュールで設定できるスケジュールは、運転期間の指定の

みです。

CheckCheckCheckCheck

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8.8.2.8.8.2.8.8.2.8.8.2. 個別スケジュール個別スケジュール個別スケジュール個別スケジュール

特定日を指定してスケジュールを設定する事ができます。これにより突発的に発生した運用にも

対応できます。また、個別スケジュールは ON 期間と OFF 期間を選択する事ができます。夏期休暇

などの長期休業期間に OFF 期間を設定する事により、特定期間中の週間スケジュールを無効にす

る事ができます。

(OFF 期間を設定した場合は、OFF 期間終了後 ON動作となります。)

・・・・スケジュールの追加

①設定するスケジュール期間を運転期間にするかまたは停止期間にするかを[UPS スイッチ]

の[ON(N)/OFF(F)]のラジオボタンで選択します。

②日付、時間を設定後に[追加(T)]ボタンを左クリックします。

表に設定したスケジュールが表示されます。

・・・・スケジュールの修正

①表で修正したいスケジュールを左クリックで選択し、設定するスケジュール期間を運転期

間にするかまたは停止期間にするかを[UPS スイッチ]の[ON(N)/OFF(F)]ラジオボタンで選

択します。

②日付、時間を再設定後に[修正(M)]ボタンを左クリックします。

・・・・スケジュールの削除

表で削除したいスケジュールを左クリックで選択し、[削除(D)]ボタンを左クリックします。

上記いずれかで設定を変更した場合は、画面下部の[適用(A)]ボタンまたは[OK]ボタンを左ク

リックし、確認画面に対して[OK]ボタンを左クリックすると設定完了です。

設定期間の“年”には西暦の下 2 桁を入力してください。

注意!注意!注意!注意!

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8.98.98.98.9 ユニットの選択方法ユニットの選択方法ユニットの選択方法ユニットの選択方法

[ユニットの選択]により UPS ユニットを切り替える事で、他ユニットの監視、設定、制御をおこな

う事ができます。

設定方法設定方法設定方法設定方法

a)電源コンソールの[ファイル(F)]メニューより[ユニットの選択(X)]を選択します。

b)[ノードの検出範囲]に対象となるネットワークアドレスがリストされていない場合は、画面下

部の[追加(A)]ボタンでネットワークアドレスを追加します。

[IP アドレス(N)]には、対象となる UPS ユニットマスターの IP アドレスを入力し、[ネットマス

ク(M)]には、対象ノードのネットマスクまたはサブネットマスクを入力します。

[参照すべきネットワークアドレス]は対象となるUPSユニットマスターが属するネットワークま

たはサブネットを示す事になります。

例)

対象ノードの IP アドレス : 192.168. 10.102

対象ノードのネットマスク : 255.255. 0. 0

参照すべきネットワークアドレス : 192.168.255.255

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例では上位 16ビット(192.168)が一致するノードの UPSユニットマスターが検出対象となります。

検出をおこなうノードが属するネットワークと異なるネットワー

ク(異なるネットマスク)にユニット検出をおこなう場合は検出に

時間がかかります。

異なるネットワークに対する検出時間を短くしたい場合は、ネット

マスクを 255.255.255.0 等としてください。

c) [ノードの検出範囲]にリストされているネットワークアドレスを選択します。

d) 画面下部の[ユニット検出(S)]ボタンを左クリックすると、UPS ユニットが検出されます。

e) [検出された UPS ユニット]から対象とするノードを選択し、[ユニットを選択(U)]ボタンを

左クリックすると、対象とするユニットの情報が電源コンソールに表示されます。

f) 電源コンソールの[ファイル(F)]メニューより[ユニットのパスワード入力(Y)]でパスワー

ドを入力します。(「8.3 ①ユニットパスワードの入力」を参照してください。)

注意!注意!注意!注意!

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8.108.108.108.10 UPSUPSUPSUPS ユニット単位のシャットダウンユニット単位のシャットダウンユニット単位のシャットダウンユニット単位のシャットダウン////再起動再起動再起動再起動

「8.9 ユニットの選択方法」で選択したユニットに対してパスワードを入力する事により、UPS ユニ

ット単位のシャットダウン/再起動をおこなう事ができます。

操作方法操作方法操作方法操作方法

a)電源コンソールの[シャットダウン(S)]メニューより[UPS ユニット単位のシャットダウン/再

起動(P)]を選択します。

b)[シャットダウン(S)]または[再起動(R)]のラジオボタンを選択して、画面下部にある[OK]ボタ

ンを左クリックするとシャットダウン操作または再起動操作がおこなわれます。

他ユニットに対して、シャットダウン操作または再起動操作をおこ

なった場合に次の注意点があります。

①電源コンソールの左下に画面が表示されます。電源モニタには他

ユニットのメッセージは表示されません。

②対象とする他ユニットが停止している場合は、「ユニットマスタ

ーと接続できません。」のメッセージが電源コンソールの左下に

表示されます。

注意!注意!注意!注意!

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8.118.118.118.11 ブロックの設定方法ブロックの設定方法ブロックの設定方法ブロックの設定方法

対象とするユニットをブロックに登録する事によって、リモートから制御(ブロックのシャットダ

ウン/再起動)をおこなう事ができます。

設定方法設定方法設定方法設定方法

[[[[ブロックの追加ブロックの追加ブロックの追加ブロックの追加]]]]

a)電源コンソールの[ファイル(F)]メニューより[ユニットの選択(X)]を選択します。

b)[ノードの検出範囲]のアドレスを選択して、画面下部の[ユニットの検出(S)]ボタンを左クリ

ックすると、UPS ユニットが検出されます。

c)[検出された UPS ユニット]のリストボックスより、[すべてのユニット]から[ブロック未登録

ユニット]に変更します。

d)[現在設定されている UPS ブロック]のリストボックスで[新規のブロック]または[既存のブロ

ック]を選択し、登録対象となるユニットを選択します。

e)[ブロックへの追加(B)]の[>>]ボタンを左クリックすると、ユニットのパスワード入力画面が

表示されます。ここでパスワードを入力してください。

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f)パスワードを入力すると、新規のブロックの場合はUPSブロック新規登録画面が表示されます。

ここで[新規ブロック名(N)]と[パスワード(P)]と[パスワード確認(V)]を入力してください。

選択したユニットがブロックに登録されます。

g)既存のブロックの場合は、UPS ブロックパスワード入力画面が表示されます。ここで[パスワー

ド(P)]を入力してください。選択したユニットがブロックに登録されます。

[[[[ブロックの削除ブロックの削除ブロックの削除ブロックの削除]]]]

a)電源コンソールの[ファイル(F)]メニューより[ユニットを選択(X)]を選択します。

b)[ノードの検出範囲]のアドレスを選択して、画面下部の[ユニット検出(S)]ボタンを左クリッ

クすると、UPS ユニットが検出されます。

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c)[現在設定されている UPS ブロック]のプルダウンキーより、削除するユニットが属するブロッ

クを選択し、[検出された UPS ユニット]のプルダウンキーより、[すべてのユニット]から[ブ

ロック未登録ユニット]に変更します。

d)ブロックから削除対象となるユニットを選択し、[ブロックからの開放(K)]の[<<]ボタンを左

クリックすると、ユニットのパスワード入力画面が表示されます。ここで[パスワード(P)]にユ

ニットパスワードを入力してください。

e)ユニットのパスワードを入力すると、UPS ブロックパスワード入力画面が表示されます。ここ

で[パスワード(P)]にブロックパスワードを入力してください。選択したユニットがブロック

から開放されます。

UPS ブロックから全てのユニットが開放されるとUPSブロックは削

除されます。

CheckCheckCheckCheck

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8.128.128.128.12 ブロックのシャットダウンブロックのシャットダウンブロックのシャットダウンブロックのシャットダウン////再起動再起動再起動再起動

ブロックに対してパスワードを入力する事により、UPS ブロック単位のシャットダウン/再起動をお

こなう事ができます。

操作方法操作方法操作方法操作方法

a)電源コンソールの[シャットダウン(S)]メニューより[UPS ブロック単位のシャットダウン/再

起動(U)]を選択します。

b)[ブロック一覧]の中から対象となるブロックを右クリックして選択してください。

c)UPS ブロックパスワードを入力してください。選択したブロックの左側に[*]が表示されます。

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d)[再起動(R)]または[シャットダウン(S)]ボタンを左クリックし、確認画面に対して[OK]ボタン

を左クリックすると再起動操作またはシャットダウン操作がおこなわれます。

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8.138.138.138.13 警報とイベントのカスタマイズ警報とイベントのカスタマイズ警報とイベントのカスタマイズ警報とイベントのカスタマイズ

警報メッセージとイベントメッセージの表示内容をUPS管理に合わせてユーザの分かりやすい表現

に変えたり、警報やイベントの発生時に指定したメッセージをポップアップさせるなど、ユーザの

必要に応じてカスタマイズする事ができます。この他、指定した警報やイベントに対して、コマン

ドの実行やメッセージを E-mail で送信する事ができます。

8.13.18.13.18.13.18.13.1 メッセージメッセージメッセージメッセージとアイコンのカスタマイズ方法とアイコンのカスタマイズ方法とアイコンのカスタマイズ方法とアイコンのカスタマイズ方法

a)電源コンソールの[設定(E)]メニューより[警報とイベント(X)]を選択します。

b)画面右上で対象とするノードを選択します。

対象とするノード毎に設定が必要になります。

c)[警報と故障]タブまたは[イベント]タブにおいて、カスタマイズする[タイミング]を右クリッ

クします。a)の画面は[UPS 故障中]を右クリックしたものです。

d)[メッセージ文字列]を変更したい場合は、[メッセージ文字列]にあるデフォルト表示を削除し、

表示させたいメッセージを入力してください。

e)メッセージをポップアップしたい場合は、[メッセージ出力]のプルダウンキーで[あり]を選択

してください。

f)メッセージの色またはタスクトレイの電源モニタアイコンの色を変えたい場合は、[メッセー

ジ色]または[アイコン色]のプルダウンキーより、[赤]、[緑]、[黄]から選択してください。

注意!注意!注意!注意!

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g)ブロックへメッセージを通知したい場合は、[ブロックへの同報通知]のプルダウンキーより、

[あり]を選択し、[ブロック一覧]で対象とするブロックにチェックを入れてください。

[ブロックへの同報通知]は、ブロック登録がされている事を前提と

します。ブロックの設定に関しては、「8.11 ブロックの設定方法」

を参照してください。

h) 画面右部にある[OK]ボタンを左クリックし、確認画面に対して[OK] ボタンを左クリックする

と設定完了です。

注意!注意!注意!注意!

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8.13.28.13.28.13.28.13.2 コマンドの実行方法コマンドの実行方法コマンドの実行方法コマンドの実行方法

a)電源コンソールの[設定(E)]メニューより[警報とイベント(X)]を選択します。

b)画面右上で対象とするノードを選択します。

対象とするノード毎に設定が必要になります。

c)[警報と故障]タブまたは[イベント]タブにおいて、コマンドを実行したい[タイミング]を右ク

リックします。a)の画面は UPS 故障中を右クリックしたものです。

d)[コマンド]のチェックボックスをチェックします。

e)実行したいコマンドを対象とするノード上の絶対パスで選択します。

f)画面右部にある[OK]ボタンを左クリックし、確認画面に対して[OK]ボタンを左クリックすると

設定完了です。

[テスト(X)]ボタンまたは選択したイベントが発生したときに、選択したコマンドを実行する

事ができます。

インストール時の設定に戻したいときは、画面右部にある[初期化

(I)]ボタンを左クリックし、確認画面に対して[OK] ボタンを左ク

リックしてください。

PointPointPointPoint

注意!注意!注意!注意!

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任意ユーザ(認証失敗時:root ユーザ)でコマンドを実行したいときは

以下のように登録してください。

本製品のインストールパス/cmdanyuser.sh command ユーザ名 パスワー

[設定例:任意ユーザでコマンドを実行]

本製品のインストール先 : /usr/fmp

実行するコマンド : /usr/stop.sh

コマンド実行するユーザ名: sanken

ユーザのパスワード : passwd

のようにコマンドを登録してください。

PointPointPointPoint

/usr/fmp/cmdanyuser.sh /usr/stop.sh sanken passwd

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8.13.38.13.38.13.38.13.3 メールの設定方法メールの設定方法メールの設定方法メールの設定方法

a)電源コンソールの[設定(E)]メニューより[警報とイベント(X)]を選択します。

b)画面右上で対象とするノードを選択します。

対象とするノード毎に設定が必要になります。

c)[メール設定(M)]ボタンを左クリックします。

d)[SMTP サーバ]の設定をします。

[IP アドレス(I)]、[発信元メールアドレス(A)]を入力してください。

[発信元メールアドレス(A)]が未入力の場合は、UPS Manager

Message がアカウント名になります。

CheckCheckCheckCheck

注意!注意!注意!注意!

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e)[宛先メールアドレス]の設定をします。

送信したいメールアドレスを入力してください。3つまでのアドレスに送信する事ができます。

f)画面下部にある[OK]ボタンを左クリックし、確認画面に対して[OK]ボタンを左クリックすると

警報とイベント画面に戻ります。

g)[警報と故障]タブまたは[イベント]タブにおいて、メールを送信したい[タイミング]を右クリ

ックします。a)の画面は[UPS 故障中]を右クリックしたものです。

h)[メール]のチェックボックスをチェックします。

i)画面右部にある[OK]ボタンを左クリックし、確認画面に対して[OK]ボタンを左クリックすると

設定完了です。

[テスト(Y)]ボタンまたは選択したイベントが発生したときに、メール送信する事ができます。

インストール時の設定に戻したいときは、画面右部にある[初期化

(I)]ボタンを左クリックし、確認画面に対して[OK] ボタンを左クリ

ックしてください。

PointPointPointPoint

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8.148.148.148.14 ttyttyttytty ポートの変更ポートの変更ポートの変更ポートの変更

UPS と接続している tty ポートの設定を変更する事ができます。

設定方法設定方法設定方法設定方法

a)電源コンソールの[設定(E)]メニューより[tty ポート(C)]を選択します。

b)[tty ポート(P)]のプルダウンキーより、tty ポートを選択します。

選択したい tty ポートがプルダウンメニューに存在しない場合は、上記メニューより

[Custom]を選択し、tty ポートを入力します。画面は[/dev/ttyb]を使用する場合の例です。

c)画面右部にある[OK]ボタンを左クリックし、確認画面に対して[OK] ボタンを左クリックする

と設定完了です。

UPS との接続タイプを変更する場合は、一度本製品をアンインスト

ールし、再インストール時に UPS との接続タイプを変更してくださ

い。

CheckCheckCheckCheck

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8.158.158.158.15 SSSSNMPNMPNMPNMP による監視による監視による監視による監視

対象とするユニットを SNMP マネージャによってリモート監視、制御する事ができます。

世界標準の UPS-MIB、日本標準の JEMA-MIB、SANKEN-MIB(拡張 MIB)に対応しております。

設定方法設定方法設定方法設定方法

a)電源コンソールの[設定(E)]メニューより[SNMP 設定(S)]を選択します。

b)SNMP マネージャの権限を[read/write]プルダウンキーにより、[read]、[write]、[read/write]

から選択します。

c)[Community Name(C)]を入力してください。

d)[SNMP マネージャ(T)]の IP アドレスを入力してください。

e)イベント発生時に SNMP マネージャにトラップをあげる場合は、[Trap]のチェックボックスに

チェックを入力してください。

f)SNMPサービスを起動します。[SNMPサービスの開始/停止]ボタンは交互に表示されます。SNMPサ

ービスが停止している状態では、[SNMP サービス開始(S)]、開始されている状態では、[SNMP

サービス停止(S)]と表示されます。

g)画面下部にある[OK]ボタンを左クリックし、確認画面に対して[OK]ボタンを左クリックすると

設定完了です。

UPS-MIB、JEMA-MIB、SANKEN-MIB(拡張MIB)の詳細は、本製品のCDメディ

アのSNMP-MIBディレクトリにPDF形式で保存されておりますので参照し

てください。

CheckCheckCheckCheck

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8.168.168.168.16 WebWebWebWeb ブラウザによる監視ブラウザによる監視ブラウザによる監視ブラウザによる監視

対象とするユニットを Web ブラウザによってリモート監視、制御する事ができます。

設定方法設定方法設定方法設定方法

a)電源コンソールの[設定(E)]メニューより[HTTP サーバの設定(H)]を選択します。

b)[ポート番号(P)]、[接続タイムアウト(T)]を設定してください。初期値としてポート番号には

8080、接続タイムアウトには 60 秒が入っています。

c)[HTML更新周期(L)]を設定します。データの更新タイミングを設定します。初期値として30秒が

入っています。

更新周期を早く設定するとデータ更新のタイミングがあがりますが、

その分マシン使用率も高くなります。

d) [認証]の設定をおこないます。

[ユーザ名(N)]、[パスワード(V)]を入力してください。ここで設定した認証のもとに、Web

ブラウザからユニットの監視、制御をおこなう事ができます。

[匿名を許可(B)]のチェックボックスにチェックを入れると、パスワ

ード無しで Web ブラウザからユニットの監視、制御をおこなう事が

できます。

このため、第三者が勝手に制御する事もできるので注意してくださ

い。

e)HTTP サービスを起動します。[HTTP サービスの開始/停止]ボタンは交互に表示されます。HTTP

サービスが停止している状態では、[HTTP サービス開始(S)]、開始されている状態では、[HTTP

サービス停止(S)]と表示されます。

CheckCheckCheckCheck

注意!注意!注意!注意!

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f)画面下部にある[OK]ボタンを左クリックし、確認画面に対して[OK]ボタンを左クリックすると

設定完了です。

ポート番号の競合などにより、HTTP サービスが起動しない場合が

あります。HTTP サービスの起動に失敗した場合は、ポート番号を確

認して、HTTP サービスを起動しなおしてください。

注意!注意!注意!注意!

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8.178.178.178.17 その他の設定方法その他の設定方法その他の設定方法その他の設定方法

8.17.18.17.18.17.18.17.1 しきい値の設定しきい値の設定しきい値の設定しきい値の設定

入力電圧の上限値/下限値、負荷率の上限値を設定する事ができます。

実測値が設定したしきい値の範囲外になった場合に、メッセージがポップアップされます。

また、ここで設定されたしきい値は計測情報画面にも反映されます。

設定方法設定方法設定方法設定方法

a)電源コンソールの[設定(E)]メニューより[しきい値設定(Y)]を選択します。

b)各しきい値を設定し、[OK]ボタンを左クリックすると設定を完了します。

しきい値のパラメータしきい値のパラメータしきい値のパラメータしきい値のパラメータ

項目 初期値 許容範囲

入力電圧下限値 0(V) 0~300(V)

入力電圧上限値 250(V) 0~300(V)

負荷率上限値 100(%) 0~500(%)

実測値がしきい値の範囲外になった場合にメールやモデムなどを使

用してUPSから離れた場所にいるUPS管理者に状態を知らせる事もで

きます。設定方法は、「8.13 警報とイベントのカスタマイズ」を参照

してください。

PointPointPointPoint

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8.17.28.17.28.17.28.17.2 ハードウェアテストの設定ハードウェアテストの設定ハードウェアテストの設定ハードウェアテストの設定

対象とするユニットの UPS で、バッテリ交換が必要かどうかをハードウェアテストで確認する

事ができます。

バッテリ交換が必要な場合は、電源モニタにメッセージがポップアップされます。

また、ハードウェアテストをスケジュールとして管理する事もできます。

ハードウェアテストの実施方法ハードウェアテストの実施方法ハードウェアテストの実施方法ハードウェアテストの実施方法

a)ユニット選択画面でユニットの検出をおこないます。

(「8.9 ユニットの選択方法」を参照してください)

[ユニット検出(S)]をおこなわないと[ハードウェアテスト(Z)]メニ

ューは開けません。

b)電源コンソールの[メンテナンス(M)]メニューより[ハードウェアテスト(Z)]を選択します。

c)[IP アドレス]または[ユニット]のリストから対象とするアドレスまたはノードを選択しま

す。

d)[開始(S)]ボタンを左クリックし、UPS ユニットパスワード入力画面でパスワードを入力する

と、対象とするユニットに対してハードウェアテストがおこなわれます。

ハードウェアテストのスケジュール設定方法ハードウェアテストのスケジュール設定方法ハードウェアテストのスケジュール設定方法ハードウェアテストのスケジュール設定方法

ハードウェアテストをスケジュールとして管理する事もできます。

a)「8.17.2 ハードウェアテストの実施方法」の a)~c) をおこなってください。

b)[スケジュール設定(A)]ボタンを左クリックし、UPS ユニットパスワード入力画面でパスワード

を入力します。

CheckCheckCheckCheck

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c)[自動実行(J)]を[ON]にし、[基準日時(K)]にハードウェアテストをおこないたい時間を設定し

てください。

d)[周期(日数)(D)]を設定してください。基準日時より選択された周期で繰り返しハードウェア

テストをおこないます。

e)画面下部の[OK]ボタンを左クリックして設定を完了します。

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8.17.38.17.38.17.38.17.3 UPSUPSUPSUPS 設定設定設定設定

バッテリ交換時にご使用するバッテリに合せて、バッテリ残期間を設定します。

バッテリの交換時以外はバッテリ残期間の設定をおこなわないでく

ださい。正確なバッテリ寿命判定ができなくなります。

設定方法設定方法設定方法設定方法

a)電源コンソールの[設定(E)]メニューより[UPS 設定(U)]を選択します。

b)[バッテリ残期間(B)]を設定し、[OK]ボタンを左クリックすると設定を完了します。

バッテリの残期間についてはご使用の UPS 取扱説明書を参照して

ください。

注注注注意!意!意!意!

注意!注意!注意!注意!

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8.17.48.17.48.17.48.17.4 UPSUPSUPSUPS 情報情報情報情報表示表示表示表示

ご使用になっている UPS の情報が確認できます。

電源コンソールの[表示(V)]メニューより[UPS 情報(U)]を選択します。

8.17.58.17.58.17.58.17.5 ユニット名ユニット名ユニット名ユニット名・ユニットパスワードの変更ユニットパスワードの変更ユニットパスワードの変更ユニットパスワードの変更

ユニット名とユニットパスワードを変更する事ができます。

設定方法設定方法設定方法設定方法

a)電源コンソールの[設定(E)]メニューより[ユニット名・ユニットパスワード変更(Z)]を選択

します。

b)各項目を入力し、[OK]ボタンを左クリックすると設定を完了します。

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8.17.68.17.68.17.68.17.6 UPSUPSUPSUPS オートリスタートオートリスタートオートリスタートオートリスタート////オートリブート設定オートリブート設定オートリブート設定オートリブート設定

停電が発生してから停電シャットダウン待機時間経過後に復電した場合や、停電により UPS 停止

後に復電した場合に、UPS を自動起動させるかどうかを選択する事ができます。

設定方法設定方法設定方法設定方法

a) 電源コンソールの[設定(E)]メニューより[オートリスタート/オートリブート(A)]を選択し

ます。

b)自動起動させる場合は[ON(S)]、自動起動させない場合は[OFF(F)]を選択し、[OK]ボタンを

左クリックすると設定を完了します。インストール直後は[ON]に設定されています。

8.17.78.17.78.17.78.17.7 終了と終了と終了と終了と再起動再起動再起動再起動

本製品を終了させるには、電源モニタ画面の[電源モニタの終了]を選択してください。

あるいは root 権限で次の操作をおこなってください。

# cd /usr/fmp インストールディレクトリに移動します。

# ./uo92stop.sh 電源モニタを終了します。

また本製品を再起動させるには、電源モニタ画面の[FULLBACK Manager Pro の再起動]を

選択してください。

あるいは root 権限で次の操作をおこなってください。

# cd /usr/fmp インストールディレクトリに移動します。

# ./uo92restart.sh 電源モニタを再起動します。

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9.9.9.9. APPENDIXAPPENDIXAPPENDIXAPPENDIX

9.19.19.19.1 使用イベント一覧使用イベント一覧使用イベント一覧使用イベント一覧

WindowsWindowsWindowsWindows 版で発生する「版で発生する「版で発生する「版で発生する「イベント」一覧イベント」一覧イベント」一覧イベント」一覧

No タイミング メッセージ文字列

メッセージ

ポップ

アップ

アイコン

接点式

UPS

1 起動時 FULLBACK Manager Proが起動しました。 緑 × 緑 ○

2

停電からの復帰

(停電検出時間中の復電)

復電しました。 緑 ○ 緑 ○

3

復電でシャットダウンがキャンセルされた

時(停電中の復電)

復電でシャットダウンはキャンセルされました。 緑 ○ 緑 ○

4 停電時(検出時) 停電が検出されました。 赤 × 黄 ○

5 スケジュールでの停止時 スケジュールで停止します。 緑 ○ 黄 ×

6 FULLBACK Manager Proによる起動 FULLBACK Manager Proによる起動がおこなわれました。 緑 ○ 緑 ×

7 停止操作がされた時 UPSの停止操作によりシャットダウンを開始します。 赤 ○ 黄 ×

8 起動操作がされた時 UPSの起動操作がされました。 緑 ○ 緑 ×

9 UPSブロック一斉シャットダウン時

コンソールからBlock(%BlockName%)の一斉シャットダウン

を開始します。

赤 ○ 黄 ×

10 UPSユニットのシャットダウン時

コンソールからUnit(%UnitName%)のシャットダウンを開始し

ます。

赤 ○ 黄 ×

11

起動操作によりシャットダウンがキャンセ

ルされた時

UPSの起動操作によりシャットダウンがキャンセルされまし

た。

緑 ○ 緑 ×

12 あと5分でユーザコマンドを開始時 あと5分でシャットダウンを開始します。 緑 ○ 黄 ○

13 あと4分でユーザコマンドを開始時 あと4分でシャットダウンを開始します。 緑 ○ 黄 ○

14 あと3分でユーザコマンドを開始時 あと3分でシャットダウンを開始します。 緑 ○ 黄 ○

15 あと2分でユーザコマンドを開始時 あと2分でシャットダウンを開始します。 緑 ○ 黄 ○

16 あと1分でユーザコマンドを開始時 あと1分でシャットダウンを開始します。 赤 ○ 黄 ○

17 ユーザコマンド終了時 ユーザコマンドを終了しました。 赤 ○ 黄 ○

18 アプリケーション停止開始時 アプリケーション停止実行中です。 赤 ○ 黄 ○

19 アプリケーション停止終了時 アプリケーション停止を終了しました。 赤 ○ 黄 ○

20 OSシャットダウン開始時 OSシャットダウン中です。 赤 ○ 黄 ○

21 UPSユニットマスターに接続できない時 UPSユニットマスターに接続できませんでした。 赤 ○ 赤 ○

22 UPSユニットマスターに接続できた時 UPSユニットマスターに接続できました。 緑 × 緑 ○

23 ハードウェアテストの開始時 ハードウェアテストの実行。 緑 ○ 緑 ×

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- 9-2 -

No タイミング メッセージ文字列

メッセージ

ポップ

アップ

アイコン

接点式

UPS

24 UPSとの通信ができない時 UPSと通信ができません。 赤 ○ 赤 ×

25 UPSと通信できた時 UPSと通信できました。 緑 × 緑 ×

26 ログファイルサイズ上限になった時 ログファイルのサイズが上限値になりました。 緑 × 緑 ○

27 バッテリ電圧低下 バッテリ電圧低下が発生しました。 赤 ○ 赤 ○

28 バッテリ電圧低下からの復帰 バッテリ電圧低下から復帰しました。 緑 × 緑 ○

29 しきい値上限 しきい値の上限を超えました。 赤 ○ 黄 ×

30 しきい値下限 しきい値の下限を下回りました。 赤 ○ 黄 ×

31 負荷率 負荷率の上限を超えました。 赤 ○ 黄 ×

32 通常ユーザコマンド 通常ユーザコマンドを実行します。 赤 ○ 黄 ○

33 停電時ユーザコマンド 停電ユーザコマンドを実行します。 赤 ○ 黄 ○

34 停電確定時 停電が確定しました。 赤 ○ 黄 ○

35 システムタイマの時刻同期 システムタイマとの時刻同期がおこなわれました。 緑 × 緑 ○

36 ハードウェアテストが問題なしの時 ハードウェアテストの結果は「問題なし」でした。 緑 × 緑 ×

37 Reserve 緑 × 緑 ×

38 ポップアップによる終了時 FULLBACK Manager Proが終了されました。 緑 × 緑 ×

39 パネル操作による起動 パネル操作により ONされました。 緑 ○ 緑 ×

40 連動による起動 連動によりONされました。 緑 ○ 緑 ×

41 コンソールによるブロックの一斉再起動

コンソールからBlock(%BlockName%)の一斉再起動を開始し

ます。

赤 ○ 赤 ×

42 コンソールによる再起動 コンソールからUnit(%UnitName%)の再起動を開始します。 赤 ○ 赤 ×

43 HTTPによる停止 HTTPからUnit(%UnitName%)のシャットダウンを開始します。 赤 ○ 赤 ×

44 HTTPによる再起動 HTTPからUnit(%UnitName%)の再起動を開始します。 赤 ○ 赤 ×

45 SNMPによる停止

SNMPからUnit(%UnitName%)のシャットダウンを開始しま

す。

赤 ○ 赤 ○

46 SNMPによる再起動 SNMPからUnit(%UnitName%)の再起動を開始します。 赤 ○ 赤 ○

47 シャットダウンキャンセル シャットダウンをキャンセルしました。 緑 ○ 緑 ○

48 バイパス給電 バイパス給電中です。 赤 ○ 赤 ×

49 バイパス給電からの復帰 バイパス給電中から復帰しました。 緑 × 緑 ×

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UNIX/LinuxUNIX/LinuxUNIX/LinuxUNIX/Linux 版で発生する「版で発生する「版で発生する「版で発生する「イベント」一覧イベント」一覧イベント」一覧イベント」一覧

No タイミング メッセージ文字列

メッセージ

ポップ

アップ

アイコン

接点式

UPS

1 起動時 FULLBACK Manager Proが起動しました。 緑 × 緑 ○

2

停電からの復帰

(停電検出時間中の復電)

復電しました。 緑 ○ 緑 ○

3

復電でシャットダウンがキャンセルされた

時(停電中の復電)

復電でシャットダウンはキャンセルされました。 緑 ○ 緑 ○

4 停電時(検出時) 停電が検出されました。 赤 × 黄 ○

5 スケジュールでの停止時 スケジュールで停止します。 緑 ○ 黄 ×

6 FULLBACK Manager Proによる起動 FULLBACK Manager Proによる起動がおこなわれました。 緑 ○ 緑 ×

7 停止操作がされた時 UPSの停止操作によりシャットダウンを開始します。 赤 ○ 黄 ×

8 起動操作がされた時 UPSの起動操作がされました。 緑 ○ 緑 ×

9 UPSブロック一斉シャットダウン時

コンソールからBlock(%BlockName%)の一斉シャットダウン

を開始します。

赤 ○ 黄 ×

10 UPSユニットのシャットダウン時

コンソールからUnit(%UnitName%)のシャットダウンを開始し

ます。

赤 ○ 黄 ×

11

起動操作によりシャットダウンがキャンセ

ルされた時

UPSの起動操作によりシャットダウンがキャンセルされまし

た。

緑 ○ 緑 ×

12 あと5分でユーザコマンド1を開始時 あと5分でシャットダウンを開始します。 緑 ○ 黄 ○

13 あと4分でユーザコマンド1を開始時 あと4分でシャットダウンを開始します。 緑 ○ 黄 ○

14 あと3分でユーザコマンド1を開始時 あと3分でシャットダウンを開始します。 緑 ○ 黄 ○

15 あと2分でユーザコマンド1を開始時 あと2分でシャットダウンを開始します。 緑 ○ 黄 ○

16 あと1分でユーザコマンド1を開始時 あと1分でシャットダウンを開始します。 赤 ○ 黄 ○

17 ユーザコマンド1終了時 ユーザコマンド1を終了しました。 赤 ○ 黄 ○

18 ユーザコマンド2開始時 ユーザコマンド2実行中です。 赤 ○ 黄 ○

19 ユーザコマンド2終了時 ユーザコマンド2を終了しました。 赤 ○ 黄 ○

20 OSシャットダウン開始時 OSシャットダウン中です。 赤 ○ 黄 ○

21 UPSユニットマスターに接続できない時 UPSユニットマスターに接続できませんでした。 赤 ○ 赤 ○

22 UPSユニットマスターに接続できた時 UPSユニットマスターに接続できました。 緑 × 緑 ○

23 ハードウェアテストの開始時 ハードウェアテストの実行。 緑 ○ 緑 ×

24 UPSとの通信ができない時 UPSと通信ができません。 赤 ○ 赤 ×

25 UPSと通信できた時 UPSと通信できました。 緑 × 緑 ×

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No タイミング メッセージ文字列

メッセージ

ポップ

アップ

アイコン

接点式

UPS

26 ログファイルサイズ上限になった時 ログファイルのサイズが上限値になりました。 緑 × 緑 ○

27 バッテリ電圧低下 バッテリ電圧低下が発生しました。 赤 ○ 赤 ○

28 バッテリ電圧低下からの復帰 バッテリ電圧低下から復帰しました。 緑 × 緑 ○

29 しきい値上限 しきい値の上限を超えました。 赤 ○ 黄 ×

30 しきい値下限 しきい値の下限を下回りました。 赤 ○ 黄 ×

31 負荷率 負荷率の上限を超えました。 赤 ○ 黄 ×

32 通常ユーザーコマンド1 通常ユーザーコマンド1を実行します。 赤 ○ 黄 ○

33 停電時ユーザーコマンド1 停電ユーザーコマンド1を実行します。 赤 ○ 黄 ○

34 停電確定時 停電が確定しました。 赤 ○ 黄 ○

35 システムタイマの時刻同期 システムタイマとの時刻同期がおこなわれました。 緑 × 緑 ○

36 ハードウェアテストが問題なしの時 ハードウェアテストの結果は「問題なし」でした。 緑 × 緑 ×

37 Reserve 緑 × 緑 ×

38 ポップアップによる終了時 FULLBACK Manager Proが終了されました。 緑 × 緑 ×

39 パネル操作による起動 パネル操作により ONされました。 緑 ○ 緑 ×

40 連動による起動 連動によりONされました。 緑 ○ 緑 ×

41 コンソールによるブロックの一斉再起動

コンソールからBlock(%BlockName%)の一斉再起動を開始し

ます。

赤 ○ 赤 ×

42 コンソールによる再起動 コンソールからUnit(%UnitName%)の再起動を開始します。 赤 ○ 赤 ×

43 HTTPによる停止 HTTPからUnit(%UnitName%)のシャットダウンを開始します。 赤 ○ 赤 ×

44 HTTPによる再起動 HTTPからUnit(%UnitName%)の再起動を開始します。 赤 ○ 赤 ×

45 SNMPによる停止

SNMPからUnit(%UnitName%)のシャットダウンを開始しま

す。

赤 ○ 赤 ○

46 SNMPによる再起動 SNMPからUnit(%UnitName%)の再起動を開始します。 赤 ○ 赤 ○

47 シャットダウンキャンセル シャットダウンをキャンセルしました。 緑 ○ 緑 ○

48 バイパス給電 バイパス給電中です。 赤 ○ 赤 ×

49 バイパス給電からの復帰 バイパス給電中から復帰しました。 緑 × 緑 ×

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「警報と故障」一覧「警報と故障」一覧「警報と故障」一覧「警報と故障」一覧(Windows(Windows(Windows(Windows、、、、UNIX/LinuxUNIX/LinuxUNIX/LinuxUNIX/Linux 版共通版共通版共通版共通))))

No タイミング メッセージ文字列

メッセージ

ポップ

アップ

アイコン

接点式

UPS

1 UPS故障中 UPSが故障しました。 赤 ○ 赤 ×

2 UPS故障中からの復帰 UPSが故障から復帰しました。 緑 ○ 緑 ×

3 直流過電圧 直流過電圧が発生しました。 赤 ○ 赤 ×

4 直流過電圧からの復帰 直流過電圧から復帰しました。 緑 ○ 緑 ×

5 直流不足電圧 直流不足電圧が発生しました。 赤 ○ 赤 ×

6 直流不足電圧からの復帰 直流不足電圧から復帰しました。 緑 ○ 緑 ×

7 出力過電圧 出力過電圧が発生しました。 赤 ○ 赤 ×

8 出力過電圧からの復帰 出力過電圧から復帰しました。 緑 ○ 緑 ×

9 出力不足電圧 出力不足電圧が発生しました。 赤 ○ 赤 ×

10 出力不足電圧からの復帰 出力不足電圧から復帰しました。 緑 ○ 緑 ×

11 ヒューズ断 ヒューズ断が発生しました。 赤 ○ 赤 ×

12 ヒューズ断からの復帰 ヒューズ断から復帰しました。 緑 ○ 緑 ×

13 オーバーヒート オーバーヒートが発生しました。 赤 ○ 赤 ×

14 オーバーヒートからの復帰 オーバーヒートから復帰しました。 緑 ○ 緑 ×

15 初期充電異常 初期充電異常が発生しました。 赤 ○ 赤 ×

16 初期充電異常からの復帰 初期充電異常から復帰しました。 緑 ○ 緑 ×

17 バッテリ充電異常 バッテリ充電異常が発生しました。 赤 ○ 赤 ×

18 バッテリ充電異常からの復帰 バッテリ充電異常から復帰しました。 緑 ○ 緑 ×

19 素子短絡故障 素子短絡故障が発生しました。 赤 ○ 赤 ×

20 素子短絡故障からの復帰 素子短絡故障から復帰しました。 緑 ○ 緑 ×

21 コネクタ断線 コネクタ断線が発生しました。 赤 ○ 赤 ×

22 コネクタ断線からの復帰 コネクタ断線から復帰しました。 緑 ○ 緑 ×

23 寿命判定故障 寿命判定故障が発生しました。 赤 ○ 赤 ×

24 寿命判定故障からの復帰 寿命判定故障から復帰しました。 緑 ○ 緑 ×

25 バッテリ過電圧 バッテリ過電圧が発生しました。 赤 ○ 赤 ×

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No タイミング メッセージ文字列

メッセージ

ポップ

アップ

アイコン

接点式

UPS

26 バッテリ過電圧からの復帰 バッテリ過電圧から復帰しました。 緑 ○ 緑 ×

27 その他の故障 その他の故障が発生しました。 赤 ○ 赤 ×

28 その他の故障からの復帰 その他の故障から復帰しました。 緑 ○ 緑 ×

29 出力過負荷 出力過負荷が発生しました。 赤 ○ 赤 ×

30 出力過負荷からの復帰 出力過負荷から復帰しました。 緑 ○ 緑 ×

31 温度異常 温度異常が発生しました。 赤 ○ 赤 ×

32 温度異常からの復帰 温度異常から復帰しました。 緑 ○ 緑 ×

33 入力電圧異常 入力電圧異常が発生しました。 赤 ○ 赤 ×

34 入力電圧異常からの復帰 入力電圧異常から復帰しました。 緑 ○ 緑 ×

35 アラーム発生 アラームが発生しました。 赤 ○ 赤 ×

36 アラームからの復帰 アラームから復帰しました。 緑 ○ 緑 ×

37 非同期運転中 非同期運転中です。 赤 ○ 赤 ×

38 非同期運転からの復帰 非同期運転から復帰しました。 緑 ○ 緑 ×

39 バッテリ交換必要 バッテリの交換が必要です。 赤 ○ 赤 ×

40 バッテリ交換必要からの復帰 バッテリ交換がおこなわれました。 緑 ○ 緑 ×

41 カレンダ電池交換必要 カレンダ電池交換が必要です。 赤 ○ 赤 ×

42 カレンダ電池交換必要からの復帰 カレンダ電池交換がおこなわれました。 緑 ○ 緑 ×

43 その他のアラーム その他のアラームが発生しました。 赤 ○ 赤 ×

44 その他のアラームからの復帰 その他のアラームから復帰しました。 緑 ○ 緑 ×

45 ハードウェアテストがキャンセルの時 ハードウェアテストは実行できませんでした。 赤 ○ 赤 ×

46 ハードウェアテストが問題ありの時 ハードウェアテストの結果は「問題あり」でした。 赤 ○ 赤 ×

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9.29.29.29.2 代入変数代入変数代入変数代入変数

使用できる代入変数について使用できる代入変数について使用できる代入変数について使用できる代入変数について

No 代入変数名 代入変数

メッセージ

利用

Html

利用

1 ブロック名 BlockName ○ ○

2 ユニット名 UnitName ○ ○

3 ユニット構成 UpsType ○ ○

4 入力電圧1 InputVoltage1 ○ ○

5 入力電圧2 InputVoltage2 ○ ○

6 入力電圧3 InputVoltage3 ○ ○

7 出力電圧1 OutputVoltage1 ○ ○

8 出力電圧2 OutputVoltage2 ○ ○

9 出力電圧3 OutputVoltage3 ○ ○

10 運転モード OutputSource ○ ○

11 モデル名 UpsModel ○ ○

12 アラーム状態 UpsAlert ○ ○

13 バッテリ状態 BatteryStatus ○ ○

14 バッテリ情報1 EstimatedMinutesRemaining ○ ○

15 バッテリ情報2 BatteryLifeTimeRemaining ○ ○

16 負荷率 LoadFactor ○ ○

17 入力周波数 InputFreq ○ ○

18 出力周波数 OutputFreq ○ ○

19 入力電圧最小値 MinHistory ○ ○

20 入力電圧最大値 MaxHistory ○ ○

21 バッテリ電圧 BatteryVoltage ○ ○

22 UPS内部温度 InternalTemperature ○ ○

23 バッテリ交換警告 BatteryReplaceIndicator ○ ○

24 入力相数 InputPhase ○ ○

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No 代入変数名 代入変数

メッセージ

利用

Html

利用

25 出力ライン数 OutputNumLines ○ ○

26 出力電流値 OutputVoltage ○ ○

27 出力電力値 OutputPower ○ ○

28 出力ライン状態 OutputStatus ○ ○

29 出力相数 OutputPhase ○ ○

30 出力電流1 OutputCurrent1 ○ ○

31 出力電流2 OutputCurrent2 ○ ○

32 出力電流3 OutputCurrent3 ○ ○

33 アラーム内容 AlarmFatalFaultDetail ○ ○

34 バッテリテスト TestId ○ ○

35 出力停止ディレー ShutdownAfterDelay ○ ○

36 出力開始ディレー StartupAfterDelay ○ ○

37 出力再起動ディレー RebootWithDuration ○ ○

38 公称入力電圧 ConfigInputVoltage ○ ○

39 公称入力周波数 ConfigInputFreq ○ ○

40 公称出力電圧 ConfigOutputVoltage ○ ○

41 公称出力周波数 ConfigOutputFreq ○ ○

42 公称電力定格(VA) ConfigOutputVA ○ ○

43 公称電力定格(W) ConfigOutputPower ○ ○

44 通常シャットダウン

name="shut"

記述例:

<INPUT type="submit"

name="shut"value="通常シャットダウン">

× ○

45 再起動

name="wake"

記述例:

<INPUT type="submit"

name="wake"value="再起動">

× ○

46 ハードウェアメンテナンス

name="hard"

記述例:

<INPUT type="submit"

name="hard"value="ハードメンテナンス">

× ○

使用できる代入変数は UPS の機能に依存します。

接点式 UPS では計測値関係、公称値関係、制御関係は使用できません。

注意!注意!注意!注意!

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9.39.39.39.3 使用スクリプト一覧使用スクリプト一覧使用スクリプト一覧使用スクリプト一覧

UNIX/Linux で使用するスクリプト一覧です。

スクリプト 内容

install.sh インストールを実行する。

uninstall.sh アンインストールを実行する。

uo92boot.sh 電源モニタデーモンを起動する。

uo92start.sh 電源モニタデーモン、電源モニタを起動する。

uo92restart.sh 電源モニタデーモン、電源モニタを再起動する。

uo92stop.sh 電源モニタデーモン、電源モニタを停止させる。

uo92pop.sh 電源モニタを起動する。

uo92con.sh 電源コンソールを起動する。

uo92cui.sh キャラクタベースの電源コンソールを起動する。

usrcmd1.sh

インストール直後登録されているユーザコマンド

ユーザコマンド 1 実行イベント(イベント 32、33 番)で呼ばれる。

実行したいユーザコマンドがある場合はここに登録してください。

(現在は未登録です。)

usrcmd2.sh

インストール直後登録されているユーザコマンド

ユーザコマンド 2 実行イベント(イベント 18 番)で呼ばれる。

実行したいユーザコマンドがある場合はここに登録してください。

(現在は未登録です。)

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9.49.49.49.4 CUICUICUICUI 操作操作操作操作

本製品では、キャラクターベースの電源コンソール(CUI)でも各種操作、設定をすることができます。

UNIX/Linux の場合、root 権限で次の操作をおこなってください。(Windows の場合、インストール先の UO92Cui.exe を起動してください。)

# cd /usr/fmp インストールディレクトリに移動します。

# ./uo92cui.sh キャラクタベースの電源コンソールを起動します。

CUICUICUICUI メニューリストメニューリストメニューリストメニューリスト

Main Menu Menu 内容

[ 1] Information [ 1] UPS Status UPS の状態表示

[ 2] UPS Information UPS 情報の表示

[ 2] Unit Setup [ 1] Show Address 参照ネットワークアドレスの表示

[ 2] Add Address 参照ネットワークアドレスの追加

[ 3] Delete Address 参照ネットワークアドレスの削除

[ 4] Search Unit ユニット検出

[ 5] Select Unit 制御するユニットを選択

[ 3] Block Setup [ 1] Show Block 検出したブロックの表示

[ 2] Show Unit In Block 検出したブロックに所属するユニットの表示

[ 3] Show NonBlock 検出したブロック未所属のユニットの表示

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Main Menu Menu 内容

[ 3] Block Setup [ 4] Join In Block ブロック未所属のユニットをブロックに追加

[ 5] Free Block ブロックに属すユニットを解放

[ 4] Main Setup [ 1] Setup TTY Port [ 1] Connect Type 接続方法を表示

[ 2] Setup TTY Port 接続ポートを設定

[ 3] Show DryContact Signal 接点時の信号設定を表示

[ 2] Setup Alert and Event [ 1] Alert [ 1] Show Alert Configuration 1 [警報と故障]の№1~12 までの表示

[ 2] Show Alert Configuration 2 [警報と故障]の№13~24 までの表示

[ 3] Show Alert Configuration 3 [警報と故障]の№25~36 までの表示

[ 4] Show Alert Configuration 4 [警報と故障]の№37~46 までの表示

[ 5] Setup Alert [警報と故障]の設定

[ 6] Initialize Alert [警報と故障]の設定を初期化

[ 2] Event [ 1] Show Event Configuration 1 [イベント]の№1~13 までの表示

[ 2] Show Event Configuration 2 [イベント]の№14~26 までの表示

[ 3] Show Event Configuration 3 [イベント]の№27~39 までの表示

[ 4] Show Event Configuration 4 [イベント]の№40~49 までの表示

[ 5] Setup Event [イベント]の設定

[ 6] Initialize Event [イベント]の設定を初期化

[ 3] Modem モデム設定

[ 4] Mail [ 1] Show Mail Configuration メール設定内容を表示

[ 2] Setup Mail メール設定

[ 3] Setup Threshold Value [ 1] Show Threshold Value しきい値の表示

[ 2] Setup Threshold Value しきい値の設定

[ 4] Setup Shutdown Parameter [ 1] Setup Detected Time 停電検出時間の設定

[ 2] Setup Shutdown Parameter シャットダウンパラメータの設定

[ 3] Setup DelayTime 起動遅延、停止遅延の設定

[ 4] Setup Output 分割出力機能(一括・分割)の変更

[ 5] Structure 各ノードの構成変更

[ 5] Setup Unit Name ユニット名変更

[ 6] Setup Unit Password ユニットパスワード変更

[ 7] Setup UPS Auto Restart/Auto Reboot オートリスタート設定

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Main Menu Menu 内容

[ 4] Main Setup [ 8] Setup HTTP [ 1] Show Http Configuration HTTP サーバの表示

[ 2] Setup Http HTTP サーバの設定

[ 3] HTTP Service HTTP サービスの開始/停止

[ 9] Setup SNMP [ 1] Show SNMP Configuration SNMP 設定の表示

[ 2] Setup SNMP1 SNMP の設定 1

[ 3] Setup SNMP2 SNMP の設定 2

[ 4] Setup SNMP3 SNMP の設定 3

[ 5] Setup SNMP4 SNMP の設定 4

[ 6] Setup SNMP5 SNMP の設定 5

[ 7] SNMP Service SNMP サービスの開始/停止

[ 10] Setup Log File [ 1] Show Event Log メッセージログ設定の表示

[ 2] Setup Event Log メッセージログ設定の設定

[ 3] Show Measure Log 測定ログ設定の表示

[ 4] Setup Measure Log 測定ログ設定の設定

[ 11] Setup Battery UPS 設定(バッテリ設定)

[ 12] Setup Hardware Test [ 1] Show Hardware Test ハードウェアテスト設定の表示

[ 2] Setup Hardware Test ハードウェアテスト設定

[ 5] Shutdown [ 1] Setup UPS Block Shutdown UPS ブロックシャットダウンの実行

[ 2] Setup UPS Unit Shutdown UPS ユニットシャットダウンの実行

[ 6] Schedule [ 1] Setup Weekly Schedule [ 1] Show Weekly Schedule 週間スケジュールの表示

[ 2] Add Weekly Schedule 週間スケジュールの追加

[ 3] Delete Weekly Schedule 週間スケジュールの削除

[ 2] Setup Spot Schedule [ 1] Show Spot Schedule 個別スケジュールの表示

[ 2] Add Spot Schedule 個別スケジュールの追加

[ 3] Delete Spot Schedule 個別スケジュールの削除

[ 7] Log [ 1] Save Measure Log 測定ログを CSV ファイルに保存

[ 2] Save Event Log イベントログを CSV ファイルに保存

[ 8] Exit CUI の終了

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9.59.59.59.5 WWWWebebebeb ブラウザ画面ブラウザ画面ブラウザ画面ブラウザ画面

Webブラウザでは対象とするユニットの[UPS情報]/[計測情報]/[測定ログ]/[イベントログ]のリモ

ート監視や[シャットダウン]/[再起動]/[ハードウェアメンテナンス]のリモート制御ができます。

Web ブラウザに、次の URL を入力して更新ボタンを左クリックして下さい。

http://マスターの IP アドレス:ポート番号(デフォルト:8080)/

①①①①UPSUPSUPSUPS 情報画面情報画面情報画面情報画面

②計測情報画面②計測情報画面②計測情報画面②計測情報画面

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③測定ログ画面③測定ログ画面③測定ログ画面③測定ログ画面

④イベントログ画面④イベントログ画面④イベントログ画面④イベントログ画面

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9.69.69.69.6 用語集用語集用語集用語集

・・・・シャットダウンタイミングシャットダウンタイミングシャットダウンタイミングシャットダウンタイミング(Windows)(Windows)(Windows)(Windows)

商用電源

UPS出力

コンピュータ

正常

UPS運転中

正常動作

停電

停電発生

停電検出

時間

停電確定

シャットダウン

待機時間

OSシャットダウン開始

ユーザコマンド

実行時間

アプリケーション

停止時間

UPS給電

停止時間

UPS停止

シャットダウン コンピュータ停止

UPS停止

時間

シャットダウン開始

・・・・シャットダウンタイミングシャットダウンタイミングシャットダウンタイミングシャットダウンタイミング(UNIX/Linux)(UNIX/Linux)(UNIX/Linux)(UNIX/Linux)

商用電源

UPS出力

コンピュータ

正常

UPS運転中

正常動作

停電

停電発生

停電検出

時間

停電確定

シャットダウン

待機時間

OSシャットダウン開始

ユーザコマンド1

実行時間

ユーザコマンド2

実行時間

UPS給電

停止時間

UPS停止

シャットダウン コンピュータ停止

UPS停止

時間

シャットダウン開始

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・・・・RAIDRAIDRAIDRAID 接続例接続例接続例接続例

UPS

出力1 出力2

192.168.10.10

RAIDRAIDRAIDRAID

192.168.10.10

分割出力1:コンピュータ(マスター)分割出力1:コンピュータ(マスター)分割出力1:コンピュータ(マスター)分割出力1:コンピュータ(マスター)

分割出力2:RAID分割出力2:RAID分割出力2:RAID分割出力2:RAID

動作例

項目 動作内容

起動時

① RAID を立ち上げる。

② RAID 立ち上げ開始から 30 秒後にコンピュータを立ち上げる。

停止時

① コンピュータを停止させる。

② コンピュータが停止してから 30 秒後に RAID を停止させる。

上記の動作をさせるためには、以下のように起動遅延、停止遅延を設定する。

出力 起動遅延(秒) 停止遅延(秒)

出力 1 30 0

出力 2 0 (停電時の分割出力1トータル時間)-(停電検出時間)-10+30

※コンピュータが接続されていない出力は

停電時:「停電検出時間」+「停止遅延」+10 秒後

に出力が停止します。

このように設定すると以下のシャットダウンシーケンスを実行します。

UPSバックアップ運転中

正常動作

停電

シャットダウン 

商用電源

UPS

分割出力1

(コンピュータ)

停電発生

30秒

正常

UPS運転中

正常動作

復電

正常動作 正常動作

30秒

分割出力2

(RAID)

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・・・・UPUPUPUPSSSS ユニットユニットユニットユニット

UPS ユニットは、UPS と専用ケーブルで接続された 1 台のマスターと UPS から電源供給だけを

受ける複数のスレーブで構成されます。

マスターは UPS の起動停止および監視をおこない、ネットワークを介してスレーブのシャット

ダウン制御をおこないます。(マスターは必ず 1 台存在しますが、スレーブは必ずしも存在する

必要はありません。)

・・・・UPSUPSUPSUPS ブロックブロックブロックブロック

幾つかの UPS ユニットを関連付けて一まとめにしたものを、UPS ブロックと呼びます。

UPS ブロックを構成する事により、複数 UPS ユニットの一斉シャットダウンや、UPS ブロック

内の全ノードに対して警報やイベントを通知する事ができます。

・・・・オートリスタートオートリスタートオートリスタートオートリスタート////オートリブートオートリブートオートリブートオートリブート

停電により UPS の停止がおこなわれた場合、復電により UPS を自動起動する事をオートリスタ

ートと呼びます。

シャットダウン中に復電した場合、シャットダウンを完了してから UPS の停止と起動を自動的

におこない、OS の再起動をおこないます。この事をオートリブートと呼びます。

・・・・シリアルシリアルシリアルシリアル式式式式 UPSUPSUPSUPS

シリアル通信により高度の制御・監視が可能な UPS をシリアル式 UPS と呼んでいます。

・・・・接点式接点式接点式接点式 UPS(UPS(UPS(UPS(接接接接点接続点接続点接続点接続))))

コンピュータに接点式 UPS を接続する事を接点接続と呼んでいます。

・・・・ノードノードノードノード

本製品では、UPS に接続されるコンピュータ機器をノードと呼びます。

・・・・ブロックパスワードブロックパスワードブロックパスワードブロックパスワード

UPS ブロックに対して制御をおこなう場合、セキュリティのためパスワードが必要になります。

このパスワードをブロックパスワードと呼びます。

・・・・ユニットパスワードユニットパスワードユニットパスワードユニットパスワード

UPS ユニットに対して制御および設定をおこなう場合、セキュリティのためパスワードが必要

になります。このパスワードをユニットパスワードと呼びます。

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9.79.79.79.7 よくある質問よくある質問よくある質問よくある質問

9.7.19.7.19.7.19.7.1 ネットワークに参加していないマシンで使いたいのですが・・・ネットワークに参加していないマシンで使いたいのですが・・・ネットワークに参加していないマシンで使いたいのですが・・・ネットワークに参加していないマシンで使いたいのですが・・・

本製品は、ネットワークに参加していなくてもネットワークカードがある場合は TCP/IP 設定を

おこなう事でご利用になれます。またネットワークカードを装着していない場合でもループバッ

クモジュールを追加した OS 環境であれば本製品は 127.0.0.1 を使ってご利用になれます。

この場合はマスターのみの構成にしてください。

9.7.29.7.29.7.29.7.2 クラスタで使いたいのですが・・・クラスタで使いたいのですが・・・クラスタで使いたいのですが・・・クラスタで使いたいのですが・・・

クラスタ構成でご使用の場合は、インストール時に固定 IP アドレス(動的に変化しない IP アド

レス)を設定してください。

固定 IP アドレスが使用できない場合には、インストール時にループバックアドレス 127.0.0.1

を設定してください。ループバックアドレスの場合はマスターのみの構成にしてください。

9.7.39.7.39.7.39.7.3 DHCPDHCPDHCPDHCP サーバでサーバでサーバでサーバで IPIPIPIP アドレスが自動取得される環境の場合はアドレスが自動取得される環境の場合はアドレスが自動取得される環境の場合はアドレスが自動取得される環境の場合は・・・・・・・・・・・・

DHCP サーバでご使用の場合は、インストール時にループバックアドレス 127.0.0.1 を設定してく

ださい。この場合はマスターのみの構成にしてください。

9.7.49.7.49.7.49.7.4 トークンリング、トークンリング、トークンリング、トークンリング、FDDIFDDIFDDIFDDI ななななどで使いたいのですが・・・どで使いたいのですが・・・どで使いたいのですが・・・どで使いたいのですが・・・

本製品はイーサネットでなくても、TCP/IP プロトコルが設定されていればご利用になれます。

9.7.59.7.59.7.59.7.5 ネットワーク通信で使用するポート番号はネットワーク通信で使用するポート番号はネットワーク通信で使用するポート番号はネットワーク通信で使用するポート番号は・・・・・・・・・・・・

本製品をインストールしたコンピュータは下記のポート番号を使用しています。

項目 通信機能 HTTP 機能 SNMP 機能 メール機能

マスター

UDP 2000~2100

UDP 3000

UDP 7050~7051

UDP 9100~9105

TCP 8080

UDP 8161

UDP 2201~2205

TCP 2001~2003

スレーブ - -

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9.7.69.7.69.7.69.7.6 ファイアウォールファイアウォールファイアウォールファイアウォールをまたいだマスタをまたいだマスタをまたいだマスタをまたいだマスターーーー////スレーブ構成を作りたいのですが・・・スレーブ構成を作りたいのですが・・・スレーブ構成を作りたいのですが・・・スレーブ構成を作りたいのですが・・・

「9.7 よくある質問」の「ネットワーク通信で使用するポート番号は・・・」を参照してポートを開

けてください。

HTTP/SNMP 機能のポートについては、HTTP/SNMP 機能を利用する場合にのみ開けてください。

9.7.79.7.79.7.79.7.7 ““““WindowsWindowsWindowsWindows ファイアウォール”が“有効”の場合のファイアウォール”が“有効”の場合のファイアウォール”が“有効”の場合のファイアウォール”が“有効”の場合の OSOSOSOS 側の設定は側の設定は側の設定は側の設定は・・・・・・・・・・・・

Windows ファイアウォール経由で通信できるように本製品のプログラムを例外(許可)として設定

する必要があります。

例外(許可)として設定するのは UO92NT.exe、UO92Console.exe(電源コンソール)、UO92Httpd.exe、

UO92Snmpd.exe の4つです。

【Windows 7/8/8.1/10、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012 の場合】

①[コントロールパネル]-[システムとセキュリティ]で[Windows ファイアウォール]をクリック

してください。

②画面の左メニューの[Windows ファイアウォールを介したプログラムまたは機能を許可する]

をクリックしてください。

③[別のプログラムの許可]ボタンをクリックしてください。

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④[参照]ボタンをクリックしてください。

⑤本製品のインストール先の「UO92NT.exe」を選択して、[開く]ボタンをクリックしてください。

(デフォルトのインストール先は C:\Program Files\Sanken\FULLBACK Manager Pro です)

⑥「UO92NT.exe」を選択して、[ネットワークの場所の種類]ボタンをクリックしてください。

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⑦[ドメイン]、[ホーム/社内(プライベート)]、[パブリック]にチェックを入れ、[OK]ボタンをクリ

ックしてください。

ただし、ドメインに参加していない環境の場合は[ドメイン]は表示されませんので、[ホーム/社内

(プライベート)]と[パブリック]の二つにチェックを入れてください。

⑧「UO92NT.exe」を選択して、[追加]ボタンをクリックしてください。

⑨[OK]ボタンをクリックしてください。

⑩以上で「UO92NT.exe」を Windows ファイアウォール経由で通信できるようにする設定は完了で

す。同様に「UO92Console.exe」、「UO92Httpd.exe」、「UO92Snmpd.exe」についても設定を行って

ください。

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【Windows XP、Windows Vista、Windows Server 2008 の場合】

①[コントロール パネル]で[Windows ファイアウォール]をクリックしてください。

②[例外]タブを選択し、[プログラムの追加]ボタンをクリックしてください。

③[参照]ボタンをクリックしてください。

④本製品のインストール先の「UO92NT.exe」を選択して、[開く]ボタンをクリックしてください。

(デフォルトのインストール先は C:\Program Files\Sanken\FULLBACK Manager Pro です)

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⑤「UO92NT.exe」を選択して、[OK]ボタンをクリックしてください。

⑥[OK]ボタンをクリックしてください。

⑦以上で「UO92NT.exe」を Windows ファイアウォール経由で通信できるようにする設定は完了で

す。同様に「UO92Console.exe」、「UO92Httpd.exe」、「UO92Snmpd.exe」についても設定を行って

ください。

9.7.89.7.89.7.89.7.8 CDCDCDCD がマウントできないがマウントできないがマウントできないがマウントできないのですが・・・のですが・・・のですが・・・のですが・・・

最近の商用 UNIX ではボリューム管理機能などで CD-ROM が自動的にマウントされますが、オート

マウントを無効にしている場合は手動でマウントを実行する必要があります。次にオプションの

例を示します。詳細につきましては、OSのマニュアルを参照してください。

OS mount コマンドの例

Solaris mount -F hsfs /dev/dsk/c0t6d0s0 /cdrom

AIX mount -v cdrfs -r /dev/cd0 /cdrom

Linux mount -r -o check=r /dev/cdrom /cdrom

9.7.99.7.99.7.99.7.9 複数のネットワークカードを持った複数のネットワークカードを持った複数のネットワークカードを持った複数のネットワークカードを持ったコンピュータコンピュータコンピュータコンピュータにインストールしたいのですが・・・にインストールしたいのですが・・・にインストールしたいのですが・・・にインストールしたいのですが・・・

本製品のインストーラは自動的に機器の IPアドレスを読み出して表示しますが、複数の IP アド

レスを持っている場合は 1 つ目の IP アドレスしか表示しないので、2 番目以降の IP アドレスで

設定したい時は本製品のインストール時に IP アドレスを入力してください。

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9.7.109.7.109.7.109.7.10 インストール時に選択する言語についてインストール時に選択する言語についてインストール時に選択する言語についてインストール時に選択する言語について・・・・・・・・・・・・

本製品が対応している日本語の文字コードは EUC、 JIS、 SJIS です。

①[マスターのみ構成の場合]

EUC、 JIS、 SJIS 以外の日本語 OS 環境や英語 OS 環境等にインストールする場合には「英語

(English)」を選択してください。

②[マスター/スレーブ構成の場合]

マスター/スレーブの何れかの OS 環境が EUC、 JIS、 SJIS 以外の日本語 OS 環境や英語 OS 環境等

の場合には、マスター/スレーブで使用する言語を「英語(English)」に統一してください。

9.7.119.7.119.7.119.7.11 Linux OSLinux OSLinux OSLinux OS でインストールが途中で停止してしまうのですがでインストールが途中で停止してしまうのですがでインストールが途中で停止してしまうのですがでインストールが途中で停止してしまうのですが・・・・・・・・・・・・

Linux OS では「libstdc++-libc6.1-1.so.2」ライブラリがインストールされていない場

合には、下記のメッセージが表示され本製品のインストールが途中で停止します。

上記ライブラリのインストールを行ってください。

# ./install.sh

FULLBACK Manager Pro install start

Install start? (y/n):[y]

!!! error

'libstdc++-libc6.1-1.so.2' is not installed.

Please install 'libstdc++-libc6.1-1.so.2'.

「/usr/lib/libstdc++-libc6.2-2.so.3」ライブラリがインストール

されている場合には、下記のようにライブラリのシンボリックリンク

を張ることで、「libstdc++-libc6.1-1.so.2」の代替となります。

# cd /usr/lib

# ln -s libstdc++-libc6.2-2.so.3 libstdc++-libc6.1-1.so.2

9.7.129.7.129.7.129.7.12 アップデート実行後に、“プログラム互換性アシスタント”ダイアログが表示されるアップデート実行後に、“プログラム互換性アシスタント”ダイアログが表示されるアップデート実行後に、“プログラム互換性アシスタント”ダイアログが表示されるアップデート実行後に、“プログラム互換性アシスタント”ダイアログが表示されるのののの

ですが・・・ですが・・・ですが・・・ですが・・・

「このプログラムは正しくインストールされました」を選択して、ご使用ください。

CheckCheckCheckCheck

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9.7.139.7.139.7.139.7.13 UPSUPSUPSUPS と通信できないと通信できないと通信できないと通信できないのですがのですがのですがのですが・・・・・・・・・・・・

以下をご確認ください。

①通信ケーブルが正しく接続されているかどうか。

②UPS に電源が入っているかどうか。

③指定したシリアルポートが使用できるかどうか。

④指定したシリアルポートが他アプリケーションに使われていないかどうか。

⑤UPS をリセットしてください。

9.7.149.7.149.7.149.7.14 通信ケーブル通信ケーブル通信ケーブル通信ケーブル(USB)(USB)(USB)(USB)をををを一度取り外し一度取り外し一度取り外し一度取り外してから、てから、てから、てから、取り付け直し取り付け直し取り付け直し取り付け直したらたらたらたら UPSUPSUPSUPS と通信できないと通信できないと通信できないと通信できない

のですがのですがのですがのですが・・・・・・・・・・・・

本製品が稼働中に通信ケーブル(USB)をパソコン(または UPS)から取り外すと、再度パソコン(ま

たは UPS)に取り付けても本製品の通信が復旧しない場合があります。

本現象が発生した場合は、次の操作を行ってください。

①もう一度、パソコン(または UPS)から通信ケーブルを取り外し、取り付け直してください。

②1 分ほど経過しても通信が復旧しない場合は、もう一度①の操作を行ってください。

③①の操作を数回行っても通信が復旧しない場合は、パソコンを再起動してください。

9.7.159.7.159.7.159.7.15 スレーブのインストール後に、「ユニットマスターに接続できません。」が表示されるスレーブのインストール後に、「ユニットマスターに接続できません。」が表示されるスレーブのインストール後に、「ユニットマスターに接続できません。」が表示されるスレーブのインストール後に、「ユニットマスターに接続できません。」が表示される

のですが・・・のですが・・・のですが・・・のですが・・・

以下をご確認ください。

①スレーブから ping がマスターに対して通るかどうか。

②インストール時にマスター、スレーブの IP アドレスを正しく設定したかどうか。

間違って設定した場合には、本製品を再インストールしてください。

③スレーブインストール時にユニット名、ユニットパスワードをマスターと同じ設定にしたかど

うか。間違って設定した場合には、本製品を再インストールしてください。

④ファイアウォールが間にあるかどうか。

ファイアウォールが間にある場合には、「9.7 よくある質問」の「ファイアウォールをまたいだマ

スター/スレーブ構成を作りたいのですが・・・」を参照してください。

⑤Windows ファイアウォールが設定されているかどうか。

Windows ファイアウォールが設定されている場合には、「9.7 よくある質問」の「"Windows ファ

イアウォール"が"有効"の場合の OS側の設定は・・・」を参照してください。

9.7.169.7.169.7.169.7.16 スレーブが増減したときのマスタスレーブが増減したときのマスタスレーブが増減したときのマスタスレーブが増減したときのマスターーーー側の認識方法側の認識方法側の認識方法側の認識方法はははは・・・・・・・・・・・・

スレーブの追加/削除をした場合は、電源コンソールの[設定(E)]メニューの[分割出力/シャット

ダウンパラメータ/起動遅延(Y)]画面でノードの増減を確認して[OK]ボタンを左クリックしてく

ださい。これによりマスター側が設定を再認識します。

上記を実施しない場合は、正常にシャットダウンがおこなえません。

注意!注意!注意!注意!

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9.7.179.7.179.7.179.7.17 IPIPIPIP アドレスを変更したいのですがアドレスを変更したいのですがアドレスを変更したいのですがアドレスを変更したいのですが・・・・・・・・・・・・

本製品をインストール後に PC自体の IPを変更した場合、以下の操作を行ってください。

①[マスターの PC 自体の IP アドレスを変えた場合]

同一ユニット内に存在するマスターとスレーブの本製品を再インストールしてください。

②[スレーブの PC 自体の IP アドレスを変えた場合]

スレーブの本製品を再インストールしてください。

9.7.189.7.189.7.189.7.18 インストール後、電源コンソールに何も表示されないインストール後、電源コンソールに何も表示されないインストール後、電源コンソールに何も表示されないインストール後、電源コンソールに何も表示されない・・・・・・・・・・・・

以下をご確認ください。

①DNS や hosts において名前解決ができているかどうか。

本製品は名前解決ができていないと正常に動作しません。DNS、hosts の設定を確認してください。

②インストール時に IPアドレスを正しく設定したかどうか。

間違って設定した場合には、本製品を再インストールしてください。

③ファイアウォールが間にあるかどうか。

ファイアウォールが間にある場合には、「9.7 よくある質問」の「ファイアウォールをまたいだマ

スター/スレーブ構成を作りたいのですが・・・」を参照してください。

9.7.199.7.199.7.199.7.19 電源コンソールを開くと、次のエラーが頻繁に発生するのですが電源コンソールを開くと、次のエラーが頻繁に発生するのですが電源コンソールを開くと、次のエラーが頻繁に発生するのですが電源コンソールを開くと、次のエラーが頻繁に発生するのですが・・・・・・・・・・・・

BDE(Borland Database Engine)がインストールされている環境で、下記のエラーが発生する場合

には BDE をアップデートしてください。

「Borland Database Engine の初期化中にエラーが発生しました。」

「tblSeq: データセットは閉じているため、この操作はできません。」

BDE パッチは、CD メディアの\options\winp001 フォルダに入っております。手順は Readme を参

照してください。

BDE がインストールされていない場合には、BDE パッチは当てないでください。

9.7.209.7.209.7.209.7.20 Windows OSWindows OSWindows OSWindows OS で電源モニタから電源コンソールが起動しないのですがで電源モニタから電源コンソールが起動しないのですがで電源モニタから電源コンソールが起動しないのですがで電源モニタから電源コンソールが起動しないのですが・・・・・・・・・・・・

管理者権限のないユーザーで操作を行った場合、電源コンソールは起動しません。

管理者権限のあるユーザーで電源コンソールを起動させてください。

または、スタートアップメニューの「FULLBACK Manager Pro 電源コンソール」より直接電源コ

ンソールを起動させてください。

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9.7.219.7.219.7.219.7.21 電源コンソールを起動すると、“電源コンソールを起動すると、“電源コンソールを起動すると、“電源コンソールを起動すると、“WindowsWindowsWindowsWindows セキュリティの重要な警告”ダイアログがセキュリティの重要な警告”ダイアログがセキュリティの重要な警告”ダイアログがセキュリティの重要な警告”ダイアログが

表示されるのですが表示されるのですが表示されるのですが表示されるのですが・・・・・・・・・・・・

ダイアログに対して、[ブロックを解除する]ボタンをクリックしてください。

9.7.229.7.229.7.229.7.22 XXXX----WindowsWindowsWindowsWindows 環境がな環境がな環境がな環境がないので、電源コンソール画面を起動できないのですがいので、電源コンソール画面を起動できないのですがいので、電源コンソール画面を起動できないのですがいので、電源コンソール画面を起動できないのですが・・・・・・・・・・・・

キャラクタベースの電源コンソール uo92cui.sh があります。コマンドラインから uo92cui.sh を

実行してください。英語表示なので日本語環境でなくても使えます。

9.7.239.7.239.7.239.7.23 電源コンソールを起動すると、“ユーザーアカウント制御”ダイアログが電源コンソールを起動すると、“ユーザーアカウント制御”ダイアログが電源コンソールを起動すると、“ユーザーアカウント制御”ダイアログが電源コンソールを起動すると、“ユーザーアカウント制御”ダイアログが

表示されるのですが表示されるのですが表示されるのですが表示されるのですが・・・・・・・・・・・・

ダイアログに対して、[はい]ボタンをクリックしてください。

9.7.249.7.249.7.249.7.24 電源コンソール電源コンソール電源コンソール電源コンソール画面などのフォントが大きいの画面などのフォントが大きいの画面などのフォントが大きいの画面などのフォントが大きいのですがですがですがですが・・・・・・・・・・・・

Linux などで電源コンソール uo92con.sh や電源モニタ uo92pop.sh のフォントが大きい時があり

ます。その時は、インストールしたディレクトリの中にあるリソースファイル(uo92popX.euc、

uo92conX.euc など)の最初のフォントサイズ指定を変更してください。

変更例

変更前 変更後

*FontList: *-14-*:

*fontList: *-14-*:

*FontList: *-12-*:

*fontList: *-12-*:

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9.7.259.7.259.7.259.7.25 Linux OSLinux OSLinux OSLinux OS で電源モニタと電源コンソールが起動できないのですがで電源モニタと電源コンソールが起動できないのですがで電源モニタと電源コンソールが起動できないのですがで電源モニタと電源コンソールが起動できないのですが・・・・・・・・・・・・

Linux OS では「libXp.so.6」ライブラリがインストールされていない場合には、

電源モニタと電源コンソールは起動できません。

上記ライブラリのインストールを行ってください。

上記ライブラリがインストールされていない状態で、電源モニタの起動スクリプト

「uo92pop.sh」、電源コンソールの起動スクリプト「uo92con.sh」を実行した場合には、

下記のメッセージが表示されます。

!!! error

'libXp.so.6' is not installed.

Please install 'libXp.so.6'.

9.7.269.7.269.7.269.7.26 UnUnUnUnix OSix OSix OSix OS でででで電源コンソールが起動できな電源コンソールが起動できな電源コンソールが起動できな電源コンソールが起動できないいいい時があるのですが時があるのですが時があるのですが時があるのですが・・・・・・・・・・・・

Solaris などで電源コンソール uo92con.sh が起動できない事がまれにあります。その時は他 X ア

プリ(ヘルプビューアなど)を停止させてから、電源コンソール uo92con.sh を起動してください。

その後は他Xアプリを起動させていても電源コンソール uo92con.sh は正常に停止/起動が出来る

ようになります。

9.7.279.7.279.7.279.7.27 スケジュールは何件まででしょうか・・・スケジュールは何件まででしょうか・・・スケジュールは何件まででしょうか・・・スケジュールは何件まででしょうか・・・

個別スケジュールは合計で 200 件です。週間スケジュールの合計は 50件です。

9.7.289.7.289.7.289.7.28 スケジュールはスケジュールはスケジュールはスケジュールは何年先まででしょうか・・・何年先まででしょうか・・・何年先まででしょうか・・・何年先まででしょうか・・・

西暦 2036 年まで可能です。

9.7.299.7.299.7.299.7.29 スケジュール起動スケジュール起動スケジュール起動スケジュール起動時刻を過ぎても時刻を過ぎても時刻を過ぎても時刻を過ぎても起動しない起動しない起動しない起動しないのですが・・・のですが・・・のですが・・・のですが・・・

スケジュールで起動する時刻になっても UPS が起動しない場合は、スケジュールが設定されて

いない可能性があります。以下をご確認ください。

①スケジュール設定(曜日、日付、時刻)が間違っていないかどうか。

②本製品から停止操作を実行せず、OS 標準のシャットダウンを実行したかどうか。OS 標準のシ

ャットダウンを実行した場合は、OS を強制終了させるため本製品で設定した起動時刻にスケジュ

ールは動作しません。スケジュールで停止させるか、電源コンソール画面の[シャットダウン(S)]

メニューの[UPS ユニット単位のシャットダウン/再起動(P)]の[ユニットのシャットダウン]を手

動で実行してください。

9.7.309.7.309.7.309.7.30 UPSUPSUPSUPS のリモートスイッチで起動のリモートスイッチで起動のリモートスイッチで起動のリモートスイッチで起動////停止をしたいのですが・・・停止をしたいのですが・・・停止をしたいのですが・・・停止をしたいのですが・・・

リモートスイッチ ON で起動し、次回のスケジュール停止時刻になると停止します。

リモートスイッチ OFF で停止し、次回のスケジュール起動時刻になると起動します。

UPS モデルが SMU の場合はリモートスイッチを装着できませんが、それに相当する操作をおこな

う事が出来ます。この機能の設定方法は SMU 取扱説明書をご参照ください。

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9.7.319.7.319.7.319.7.31 SNMPSNMPSNMPSNMP のバージョンは・・・のバージョンは・・・のバージョンは・・・のバージョンは・・・

SNMPv1.0 に対応しています。v1.0 は暗号化されていませんが、SNMP マネージャを IP アドレス指

定する事で、セキュリティのガードをかけています。

9.7.329.7.329.7.329.7.32 HTTPHTTPHTTPHTTP のバージョンは・・・のバージョンは・・・のバージョンは・・・のバージョンは・・・

HTTP は 1.0 準拠です。

9.7.339.7.339.7.339.7.33 HTTPHTTPHTTPHTTP から管理する時に、どのブラウザが使えるのでしょう・・・から管理する時に、どのブラウザが使えるのでしょう・・・から管理する時に、どのブラウザが使えるのでしょう・・・から管理する時に、どのブラウザが使えるのでしょう・・・

ログ表示には JavaScript1.2 以降に対応したブラウザが必要です。HTTP で使うポート番号も変更

できます。Internet Explorer は 5.0 以降、Netscape Navigator は 4.5 以降で動作確認していま

す。

9.7.349.7.349.7.349.7.34 スレーブは何台までスレーブは何台までスレーブは何台までスレーブは何台まで接続接続接続接続できるのでしょうか・・・できるのでしょうか・・・できるのでしょうか・・・できるのでしょうか・・・

127 台までです。

9.7.359.7.359.7.359.7.35 UPSUPSUPSUPS を停止状態から運転状態に変えたときに、を停止状態から運転状態に変えたときに、を停止状態から運転状態に変えたときに、を停止状態から運転状態に変えたときに、UPSUPSUPSUPS の出力は出ているが、コンピの出力は出ているが、コンピの出力は出ているが、コンピの出力は出ているが、コンピ

ュータが自動起動しないュータが自動起動しないュータが自動起動しないュータが自動起動しないのですが・・・のですが・・・のですが・・・のですが・・・

コンピュータ側の設定が必要になります。コンピュータメーカーにお問い合わせください。

9.7.369.7.369.7.369.7.36 ネットワーク負荷について・・・ネットワーク負荷について・・・ネットワーク負荷について・・・ネットワーク負荷について・・・

本製品のネットワーク通信は UDP ですが、500msec で 3 回のリトライ再送をしています。ネットワ

ークの負荷率が 40%程度以下であれば、ほぼ通信保証される仕様になっています。

9.7.379.7.379.7.379.7.37 電源異常を離れた場所にいる管理者に通知したい電源異常を離れた場所にいる管理者に通知したい電源異常を離れた場所にいる管理者に通知したい電源異常を離れた場所にいる管理者に通知したい・・・・・・・・・・・・

停電や故障といった「警報とイベント」が発生したことを離れた場所にいる管理者に通知するに

は本製品の「メール送信」機能が有効です。

この機能は電源コンソールの[設定(E)]メニューの[警報とイベントのカスタマイズ(W)]で設

定できます。

9.7.389.7.389.7.389.7.38 停電時に停電時に停電時に停電時に UPSUPSUPSUPS を停止させたくない場合はを停止させたくない場合はを停止させたくない場合はを停止させたくない場合は・・・・・・・・・・・・

電源コンソールの[設定(E)]メニューの[分割出力/シャットダウンパラメータ/起動遅延(Y)]で

“停止遅延”を「-1」に設定すると、UPS のバッテリがなくなるまで稼動します。

9.7.399.7.399.7.399.7.39 接点接続で起動時に接点接続で起動時に接点接続で起動時に接点接続で起動時にケーブルが抜けていた場合ケーブルが抜けていた場合ケーブルが抜けていた場合ケーブルが抜けていた場合についてについてについてについて・・・・・・・・・・・・

接点接続の場合、起動時にケーブルが抜けた状態などにより本製品が停止する場合があります。

ケーブルが正しく接続されているのを確認してから本製品を起動してください。

9.7.409.7.409.7.409.7.40 接点接点接点接点 UPSUPSUPSUPS で使っている時に「通信ができませんで使っている時に「通信ができませんで使っている時に「通信ができませんで使っている時に「通信ができません。。。。」と表示されるのですが・・・」と表示されるのですが・・・」と表示されるのですが・・・」と表示されるのですが・・・

シリアルポート設定が正しくない時に発生します。

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9.7.419.7.419.7.419.7.41 Windows Windows Windows Windows でででで OSOSOSOS 起動時に即シャットダウンしてしまうのですが起動時に即シャットダウンしてしまうのですが起動時に即シャットダウンしてしまうのですが起動時に即シャットダウンしてしまうのですが・・・・・・・・・・・・

UPS サービス(uninterruptible power supply)が動作している可能性があります。UPS サービス

を停止させ、次回から起動しないように設定してください。

例:Windows2000 の場合

①「コントロールパネル」→「管理ツール」→「サービス」を起動します。

②「Uninterruptible Power Supply」を選択します。

③状態を「停止」、スタートアップの種類を「手動」としてください。

9.7.429.7.429.7.429.7.42 設定した起動遅延時間が設定した起動遅延時間が設定した起動遅延時間が設定した起動遅延時間が UPSUPSUPSUPS に働かないのですがに働かないのですがに働かないのですがに働かないのですが・・・・・・・・・・・・

本製品で設定した起動遅延時間は、本製品から停止操作(シャットダウン、再起動)または停電シ

ャットダウンを実行した後に有効になります。

OS 標準のシャットダウンを実行した場合は、本製品に設定した起動

遅延時間が次回 UPS 起動時に働かない場合がありますのでご注意く

ださい。

9.7.439.7.439.7.439.7.43 UPSUPSUPSUPS の設定はの設定はの設定はの設定は・・・・・・・・・・・・

①SCU、SMU シリーズの UPS をご使用の場合

シリアル接続の場合は、工場出荷時設定でご使用ください。

接点接続の場合は、UPS の取扱説明書を参照してください。

②SAU シリーズの UPS をご使用の場合

スケジュール設定が“カンリソフトユウコウ”に設定されている必要があります。

設定に関しては、SAU の取扱説明書を参照してください。

“カンリソフトユウコウ”に設定されていないと、

本製品による UPS の出力停止はできません。

③その他のシリーズの UPS をご使用の場合

UPS の取扱説明書を参照してください。

9.7.449.7.449.7.449.7.44 MotifMotifMotifMotif のバージョンはのバージョンはのバージョンはのバージョンは・・・・・・・・・・・・

Motif は 2.1 で、X は X11R6 です。

9.7.459.7.459.7.459.7.45 ポートポートポートポートのののの形状がケーブルと合わないのですが形状がケーブルと合わないのですが形状がケーブルと合わないのですが形状がケーブルと合わないのですが・・・・・・・・・・・・・・・・

接点接続の場合、起動時にケーブルが抜けた状態などにより本製品が停止する場合があります。

ケーブルが正しく接続されているのを確認してから本製品を起動してください。

注意!注意!注意!注意!

注意!注意!注意!注意!

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9.7.469.7.469.7.469.7.46 マスター・スレーブを順次停止させるにはマスター・スレーブを順次停止させるにはマスター・スレーブを順次停止させるにはマスター・スレーブを順次停止させるには・・・・・・・・・・・・

マスター・スレーブを順次停止させる場合には、[ユーザコマンド実行時間]と[アプリケーショ

ン停止時間]で時間差が付くようにパラメータ設定をします。

下記の例では、スレーブ2(mc-4)のシャットダウンを開始してから 30 秒後にスレーブ1(mc-6)

のシャットダウンを開始し、その 30 秒後にマスター(mc-5)をシャットダウンするように設定し

ています。その際、シャットダウン待機時間はマスター・スレーブで同じパラメータにしてくだ

さい。

【設定画面】

【シャットダウンシーケンス】

マスター

スレーブ1

スレーブ2

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FULLBACK Manager Pro ユーザーズマニュアル 2016 年3 月 J 版

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但し、保守サービスなどのご契約をして頂いている場合は

その契約条項に基づき対応させて頂きます。

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