ITTOとITTA亜熱帯農林環境科学科 2年次

166217B 上原 千佳

ITTOとITTAとは●ITTA＝国際熱帯木材協定

•協定に基づいて1986年に設立された国際機関●ITTO＝国際熱帯木材機関

•熱帯木材の貿易と森林保全に関する国際協定• 1983年 国連貿易開発会議において採択

国際熱帯木材協定(ITTA)●背景• 1980年代初頭、熱帯雨林の前途に対する懸念が強まり、国際社会の行動が求められた。

•当時は熱帯雨林の保全と貿易に対してほぼ同じ程度の重点が置かれていた。

『ITTOの歴史』 ITTO公式HPより

森林資源の持続的な管理を前提として、

熱帯木材の貿易が盛んになれば、

地域の持続的な開発も可能になる。

国際熱帯木材協定(ITTA)●背景

『ITTOの歴史』 ITTO公式HPより

●成立について• 1983年 国連貿易開発会議(UNCTED)において採択

1994年・2006年に改定

•国連の一次産品総合計画の一環として位置づけられていた。

国際熱帯木材協定(ITTA)

2006年の国際熱帯木材協定

•持続可能な森林経営、合法伐採からの木材輸出

•非差別的貿易、生産国の貧困軽減

•生産国の能力向上のための制度や知識、資金の援助

•違法伐採への対策 など…

●第一条 目的 (一部)

• 1986年、ITTAに基いて国際連合によって設立•日本に本部を置く唯一の国連条約機関 横浜•欧州連合(EU)を含め、世界72カ国が加盟•加盟国は、加盟生産国と加盟消費国に分かれる

•組織構成、運営などについてITTAに明記されている

『ITTOについて』 ITTO公式HPより

国際熱帯木材機関(ITTO)

●組織構成①• 理事会…最高機関、すべての加盟国で構成

議長・副議長各1名ずつ選出(生産国と消費国より)少なくとも年1回は通常会合を開く

• 委員会…林産業に関する委員会経済、統計及び市場に関する委員会造林及び森林経営に関する委員会財政及び運営に関する委員会

『二千六年の国際熱帯木材協定』 外務省公式ＨＰより

国際熱帯木材機関(ITTO)

●組織構成②•事務局長…機関主席管理職員、議決により任命

•職員…事務局長が任命

国際熱帯木材機関(ITTO)

『二千六年の国際熱帯木材協定』 外務省公式ＨＰより

●活動•持続的な森林経営と森林保全を促進するための政策文書作成

•熱帯木材の生産と貿易に関するデータの収集や分析、広報

•開発途上国における地域や業界のプロジェクトや活動に資金援助

国際熱帯木材機関(ITTO)

『ITTOの活動』 ITTO公式HPより

ITTOとITTAとは●ITTA＝国際熱帯木材協定

•協定に基づいて1986年に設立された国際機関●ITTO＝国際熱帯木材機関

•熱帯木材の貿易と森林保全に関する国際協定• 1983年 国連貿易開発会議において採択

まとめ熱帯諸国での森林乱伐や森林破壊に世界的な懸念

しかし、熱帯諸国の経済発展に熱帯木材の貿易は欠かせない

持続可能な森林経営＋熱帯木材の貿易＝地域の持続的な開発

参考文献

• ITTO公式HP http://www.itto.int/ja/about_itto/『ITTOについて』『ITTOの歴史』『ITTOの活動』

•外務省公式HPhttp://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/treaty166_12.html『二千六年の国際熱帯木材協定』

http://www.itto.int/ja/about_itto/http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/treaty166_12.html

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