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総合情報学部 ホームページhttp://www.kansai-u.ac.jp/Fc_inf/URL
本冊子掲載の学生のエピソードを違った角度からより詳しくCheckできるのが「総合情報学部ホームページ」。総情生のキャンパスライフを紹介するコンテンツ“SOJO TODAY”など最新情報満載です。コンテンツの充実だけでなく、できるだけ多くの方が閲覧できるよう国際的なガイドラインに沿って制作しています。
http://www.kansai-u.ac.jp/nyusi/入試イベント情報やキャンパスライフなど受験生を応援するコンテンツが満載! イベント情報以外にもキャンパスを動画で見られるAirCampusや、研究紹介、学生インタビューなどを随時更新しています。
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関西大学入学試験情報総合サイト
http://www.kansai-u.ac. jp/mobi/モバイルサイト「Kan-Dai web Mobile」はこちら
大阪駅または京都駅から、JR京都線で高槻駅(新快速約15分)、または摂津富田駅(約20分)下車。
JRでのアクセス
梅田駅または河原町駅から、阪急京都線で富田駅または高槻市駅(約20~25分)下車後、徒歩でJR摂津富田駅または高槻駅へ。(徒歩約5~10分)
阪急電鉄でのアクセス
JR摂津富田駅からは「関西大学」・「萩谷」・「萩谷総合公園」行のいずれか、JR高槻駅からは「関西大学」行に乗車し、キャンパス内の「関西大学」で降車。(約20分)
〈 高槻市営バス 〉
オープンキャンパスや入試説明会など、入試イベントの最新情報と参加メリットをいち早くお伝えします。受験生は必見!
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〈イベント情報〉1
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〈入試情報〉2
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〈学部別 入試一覧〉3
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〈 Kan-Dai Everyday〉4
大阪府 関西国際空港
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京都府
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三重県
和歌山県
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摂津富田
高槻
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高槻市JR京
都線
阪急京都線
至大阪(梅田)
至京都
摂津峡公園
関西大学高槻
キャンパス
名神高速道路
関西大学高槻ミューズキャンパス
N
高槻ミューズキャンパス
滋賀県 高槻キャンパス
総合情報学部 〒569‐1095大阪府高槻市霊仙寺町2‐1‐1
■総合情報学部オフィス/ TEL(072)690‐2151 FAX(072)690‐2491■高槻キャンパスオフィス/ TEL(072)690‐2161 FAX(072)690‐2134
Faculty of Informatics
学部案内 2 014
│ 総 合 情 報 学 科
総合情報学部
Faculty of Informatics
0201 Faculty of Informatics
「情報」にアプローチする方法は自 分次第。文系・理系の枠を超えて、自在な学 びが広がる。総合情報学部は、文系・理系という枠組みにとらわれず
人文・社会・自然科学分野を横断的に学べる文理総合型の学部です。
多彩な学問領域におよぶ科目群から、
興味・関心にあわせて自由に科目選択することで、現代社会のあらゆるテーマを多面的に探究可能。
さらに進路をイメージしやすいように、履修の指針として〈3つの系〉を提示。
確かな情報フルエンシー(利活用能力)を備え、情報の本質を見通す能力と柔軟な専門性を養います。
インターネットをはじめ多様化が進む情報メディアとコミュニケーションに関する専門分野を中心に学びます。 心理・言語・文化・社会・教育など多角的視点から情報学に関する知識・理論を身につけるとともに、最新のマルチメディア機器を利用した制作実習などによって知識と技能をバランスよく養います。
Contents 科目紹介教員紹介施設紹介
070911
就職・進学卒業生からのメッセージ/Q&A
13
14
総合情報学部 学びの特長カリキュラム〈3つの系〉〈3つの系〉活用イメージ
010305
メディア情報系
企業や自治体などの組織を経営・管理・運営するにあたって「情報」をどのように活用していくかを中心に学びます。多彩な科目を通して情報リテラシーを身につけるとともに、情報という視点から経営や経済、政治を考察し、社会が抱えるさまざまな課題を解決するための実践力を養います。
社会情報システム系高度化が進む情報社会に求められる最新技術を考察するとともに、人間と共存・協調できるコンピュータの可能性を追求していきます。プログラミング、アルゴリズム、コンピュータシミュレーション、CG、Web、モバイル技術など、コンピュータとインターネットの技術分野を中心に幅広く学び、理論と活用術を身につけていきます。
コンピューティング系
将来の目標に向けてフレキシブルに学ぶ
総合情報学部 学びの特長
「情報」に関する知識と合わせて、確かな情報フルエンシーを備えるための実践的な科目として、1年次から3年次まで多様な実習科目を配置。身につけたいスキルを基礎から段階的に習得できます。また、講義科目とも相互に関連する科目が配置されているので、学習効果を高めながら自然と興味が広がるように工夫されています。そして少人数で行う演習(ゼミナール)で、学びの成果を卒業論文(作品)として完成させます。
多彩な実習科目のなかから身につけたいスキルを段階的に習得。
多彩な科目群から構成されている総合情報学部のカリキュラム。系統的かつ複合的な学びを実現するための、学習の指針が〈3つの系〉と呼ばれるカリキュラム体系です。「メディア情報系」「社会情報システム系」「コンピューティング系」という3つの方向性から、自分がめざす未来ビジョンに合わせて科目を選択しながら、必要に応じて〈系〉を複合させて学ぶ、自分のためのカリキュラムを組み立てることができます。
〈3つの系〉を指針に、自らの進路をイメージできる。
横断的に学べる
実践的に学べる
体系的に学べる
1 2 3
文化、社会、ビジネス、ネットワーク、ソフトウェアなどあらゆる領域の問題を「情報」の視点から探究・解明します。そして、情報・メディア・コンピュータについての理論的知識だけでなく、人間と社会に対する広い視野と確かな情報フルエンシー(利活用能力)を養う実践的な教育を行っています。文系・理系という枠にとらわれることなく、幅広い視点から情報について学ぶことができます。
文系・理系の枠組みを超える幅広く多彩なカリキュラム。
●統計学●基礎数学(確率・統計)
メディア表現論メディアアート論プリント・メディア制作論広告表現論デザイン論エンターテインメント論メディアイベント論ネットジャーナリズム論
情報・文化・コミュニケーション情報メディア論メディア産業論ポピュラーカルチャー論地域メディア論
科学リテラシー実習制作実習(映像基礎)制作実習(映像応用)制作実習(映像プロフェッショナル)制作実習(マルチメディア)制作実習(メディアクリエイティヴ)制作実習(広告)制作実習(地域コンテンツ)ネットジャーナリズム実習
科学倫理・科学哲学コミュニケーション論コミュニケーションと能力情報行動論インターネットと心理言語情報論マルチメディア教育論情報デザイン
●哲学●言語学●心理学●社会学
ビジネスと情報Webマーケティングマーケティング・リサーチベンチャービジネス論会計情報論
組織意思決定論経営戦略と組織経営行動分析経営情報モデル経営情報システム論ビジネス・イノベーションリスクマネジメント論
パブリック・ アドミニストレーション論非営利組織論政府システム論政策過程論公共政策論ミクロ政治分析マクロ政治分析
法情報処理実習ミクロ政治データ分析実習マクロ政治データ分析実習経済情報処理実習経営情報処理実習モデル分析実習ビジネスプランニング実習
●情報と職業●法学●日本国憲法●政治学●経済学●経営学
音声情報処理画像情報処理地球観測の情報処理
モバイル・コンピューティングインテリジェント・コンピューティングブレイン・コンピューティング知的情報処理ファジィ情報処理人工知能
ネットワーク実習情報通信ネットワークシステム実習システムプログラミング実習アプリケーション開発実習
プログラミング方法論プログラミング言語(C)オブジェクト指向プログラミング(Java)
プログラミング実習(C)オブジェクト指向プログラミング実習(Java)アルゴリズム実習
ハードウェアアーキテクチャオペレーティング・システムCADソフトウェアアーキテクチャソフトウェア設計・開発インタフェース工学
●基礎数学(解析)●基礎数学(線形代数)●基礎数学(代数)●基礎数学(幾何)
応用数学(解析)応用数学(幾何)ベクトル解析関数解析解析応用情報伝送の物理
数理意思決定論数理計画法数値・数量解析情報理論数理言語論アルゴリズム解析・設計データベース
現代社会論社会心理学環境情報論事故・災害リスク情報論ネットワーク社会論ネットワーク産業論メディア法制と倫理文書処理 グラフィックス基礎実習
CG実習(制作基礎)CG実習(制作応用)CG実習(Cプログラミング)CG実習(Javaプログラミング)CG実習(CAD)インタラクティブアート実習デジタルアーカイブ実習
認知科学認知心理学認知ロボティクスヒューマンエージェントインタラクション
Web情報システム論コンピュータ・グラフィックス視覚情報処理音声科学景観デザインデジタルアーカイブ論◆情報社会論
◆情報と倫理
◆情報処理◆コンピュータの言語◆コンピュータの物理◆コンピュータネットワークの基礎◆情報システムの基礎
■導入ゼミ■Enjoy Computing
■ソフトウェア実習 プログラミング基礎実習
▲専門演習▲卒業研究
プログラミング入門ソフトウェアの法的保護知的財産法情報技術の現代史
シミュレーション実習ビジネスデータベース実習プログラミング実習(VBA)オブジェクト指向モデリング実習(UML)
ゲーム理論コンピュータ・シミュレーション情報セキュリティ論コンピュータ犯罪一般システム論
データリテラシー実習データ分析実習質的調査実習行動科学実習
社会調査入門社会調査方法論調査データ分析質的調査法
ミクロ経済モデルマクロ経済モデル金融論国際経済学経済システム論経済政策論経済政策シミュレーション
サウンドインタラクション実習ロボットブレインコンピューティング実習
大学での学び方を実践的に身につける。
専門的な知識とスキルを自ら選んで学ぶ。
ゼミでの研究活動を深めるために、より広く深い知識を修得する。
研究テーマを卒業論文、卒業作品としてまとめる。
春学期は演習型・実習型の導入教育によって大学での学びを理解し、専門分野への興味を高めます。コンピュータの基本的な扱い方からスタートするため、初心者も安心して学べます。秋学期になると展開科目、実習科目を選択して、情報学の多様な分野の入口に立ちます。
ゼミに所属して2年間の研究活動がスタート。まずはゼミ全体の研究テーマを学びながら、自分の研究テーマを絞り込んでいきます。メディア、経営、情報処理などの多様なテーマを扱う展開科目を、自分の研究テーマにあわせて選択し、複数の「系」にまたがって横断的、複合的に学ぶこともできます。
〈3つの系〉を意識しながら、複数の分野から科目を選んで興味のありかを探ることも、1つの系を集中的に学ぶことも可能です。1年次で身につけた基礎的なリテラシー(知識と能力)を生かし、作品制作やデータ分析、新たなプログラミング言語など、より高度なスキル習得にチャレンジします。
文献の輪読、ディスカッション、フィールドワーク、システムの開発など、手法は研究テーマによって異なりますが、個人もしくはグループワークで研究を深めていきます。3・4年次生、大学院生合同でゼミを行い、必要なスキルを指導することも。4年間の学びの集大成として、最終的に卒業論文・作品をまとめます。
0403
総合情報学部カリキュラム〈3つの系〉
Faculty of Informatics
1年次
2年次
3年次
4年次
卒業
Curriculum
総合情報学部で取得できる資格
■社会調査士社会調査協会が認定する資格で、社会調査に関する基礎的な知識と技能、倫理観をもつ人材に与えられる資格です。所定の単位を修得し、申請することで取得可能です。
■教員免許 高等学校一種 情報・数学・公民
カリキュラム〈3つの系〉
講義で学んだ知識や理論を、自分自身のスキルとして身につけるための科目です。最新の情報機器、プロ仕様のスタジオなどを活用しながら、基礎的なスキルからステップアップ科目まで、段階的にブラッシュアップできます。プログラミング、映像、データ分析など多種多様なスキルを身につけ、情報技術を活用して複合的な問題の解決を図る実践力を養います。
担当教員のもとで2年間、10数名の少人数で研究を進めます。3年次は主にゼミ全体のテーマを学び、参考文献や論文の輪読などを通して、フィールドワークや研究に必要な知識・スキルを習得します。4年次には自分のテーマを絞り込み、研究の中間発表を行うことで内容をブラッシュアップ。そして研究活動の集大成として、卒業論文(作品)を完成させます。
実習科目
演習科目(ゼミ)自分自身で学び方を選び、興味の幅を広げ、知識を深めること ができます。
現代社会は、文系・理系で区別することができない複合的な問題を多く抱えています。その解決を図るためには、文理の枠を超えた知識や技術が必要となります。総合情報学部では、哲学、心理学から政治、経済、環境、工学にいたるまで、多面的な分野から、情報・メディア・コンピュータの理論的知識を学ぶことができます。また、広告業界やベンチャー企業、ネットやメディアの第一線で活躍する実務家を講師とした科目も用意しています。
多彩な講義科目
●演習型科目「導入ゼミ」レポート作成やプレゼンテーションの要領、図書館やデータベースの利用法などのスタディスキルを身につけ、受動型から発信型へと意識を切り替えていきます。
●実習型科目「Enjoy Computing」プログラミングやデジタル画像の編集を楽しみながら学ぶことで、情報学の可能性を実感し、専門分野への興味を自然に高めていきます。
導入教育大学では、自らが学ぶ姿勢を持つことが何より大切です。しかし、入学後に高校までと大きく異なる学習環境に戸惑う学生は少なくありません。そのため、総合情報学部では、大学での学びにスムーズに適応できるよう、導入教育に力を注いでいます。
文系・理系の枠を超えて、幅広い分野を網羅する情報学。そのなかで学生一人ひとりが自分に合った学び方を実現できるように、総合情報学部では〈3つの系〉をカリキュラムの指針として用意しています。これは、いずれかの系に分属して専門領域を限定するものではなく、興味・関心を広げ深めることをサポートするものです。自分の興味はどこにあるのか、何にスポットをあてて学んでいくのか、そのために必要な領域はどの組み合わせなのか。年次が進むとともに、自分の可能性を発見し、深め、関連付けていく自由度の高いカリキュラム体系です。
段階的なスキルアップを実現。
少人数の環境で研究に打ち込む。
企業や社会組織において情報を活用し、さまざまな問題を解決する力を養う。
社会や人間と共存・協調できるコンピュータ・システムの可能性を追究する。
言語・教育・文化など多面的な視点から、情報メディアとコミュニケーションについて学ぶ。
社会情報システム系
メディア情報系
コンピューティング系
上記以外に、共通教養科目・外国語科目・教職科目等があります。
導 入 科 目(■)
基 礎 科 目(●)
基 幹 科 目(◆)
展開科目(無印)
実習科目(青字)
演 習 科 目(▲)
/高校教育と大学教育の橋渡しとなる新入生対象の科目/専門的な科目を学習していくうえで必要な基礎知識として配置された科目/総合情報学部で情報学を学んでいくうえでコアとなる科目(必修)/各系における専門性の高い科目/基幹・展開科目で学んだ理論を実践する科目(■は必修)/各自の研究テーマを卒業論文・作品にまとめる科目(必修)
各系における基幹科目・展開科目を18科目(36単位)以上修得した場合は、成績証明書に「○○系修了」と記載されます。「系」の修了については卒業要件ではありませんが、各自の専門性を深めるべく積極的に履修の指針としてください。
「系」の修了について
0605
総合情報学部〈3つの系〉活用イメージ
Faculty of Informatics
映像や音響など、メディア関連の設備の素晴らしさに魅力を感じて入学
しました。エンターテインメント論などメディア情報系を中心に学ぶ一方
で、おもしろそうだと感じる科目は積極的に履修。その結果、マーケティ
ングや商品開発の分野に対する興味が特に大きくなり、社会情報シス
テム系のゼミを選択しました。現在は、ネーミングやパッケージデザインを
含めた商品企画について、他のゼミ生と議論を重ねながら実践的に学
んでいます。例えば、店舗の経営者やお客様に取材をして、実際に何が
売れているのか、なぜ売れるのかを考えたこともあります。研究が進むに
つれて、メディア情報系のスキルや知識が商品開発を考える際に生き
てくることを実感。視野を広げるきっかけがたくさんある、このキャンパス
で学んでよかったと思っています。
興味の範囲を広げて学んでいくうちに、マーケティングのおもしろさを見つけました。
全国22大学29ゼミ、100以上のチームが商品企画に挑戦する「スチューデント・イノベーション・カレッジ 2012」にグループ参加。商品のパッケージからロゴマーク、さらには発表用の映像にもこだわったユニークな商品の提案ができたと思います。
研究テーマ ヒット商品の開発
テレビ局の撮影現場を見たことがきっかけで番組制作に興味をもち、
総合情報学部に進学しました。現在は、ドキュメンタリー映像をつくるこ
とを目標にキャンパスの内外で学びを深めています。映像制作には、撮
影技術、編集スキルなどに加え、世の中の動きを考察する視点が求め
られます。そこで社会について幅広く知っておこうと思い、メディア情報
系の科目と並んで、社会心理学や現代情報論など社会情報システム
系の科目を積極的に履修。とくに質的調査法という科目を通じ、インタ
ビューの方法や作品のテーマ設定について学んだことは、映像制作を
進めるうえで役立ちました。3年次からはゼミで実際の映像制作に取り
組んでいます。低年次から横断的に学んできたことを活用して、観る人
の心を動かす作品を完成させたいですね。
さまざまな知識を横断的に学びながら、本格的な映像作品制作に挑戦しています。
ゼミ活動では、関西大学で毎年開催されている「地方の時代」映像祭に出展するため、地元・高槻で酒づくりと農業に取り組む女性や仲間たちの活動を描いたドキュメンタリー映像を制作中。人のつながりの温かさが伝わる作品をめざしています。
研究テーマ ドキュメンタリー映像の制作
子どもの頃から使ってきたPCの原理を知りたい、しかしコンピュータ技
術だけを学ぶのではなく、技術を通じて社会に貢献したいという思いで、
総合情報学部に入学。低年次からコンピューティング系に加え、統計
学を通じたデータ分析など社会情報システム系の科目も学んできまし
た。3年次からはコンピューティング系の研究室でグループ研究に携わ
りながら、大学発のベンチャー企業に参加。ビジネスの現場でコミュニ
ケーションやプレゼンテーションの力を身につけるとともに、研究と実務
の両面からシステム開発を進めています。将来は新しい技術を開発でき
る研究者になることが目標。情報処理だけでなく、経営についても幅広
く学べ、社会で求められる技術力とマネジメント感覚が身につくカリキュ
ラムに満足しています。
情報処理を理論・技術、応用範囲まで幅広く学べるカリキュラムは、本当に魅力的。
卒業研究では、データマイニングという手法を使って、新たな価値を生み出すようなアイデアを検討中。まだテーマは絞り切れていませんが、誰もが生活するうえで身近に感じるような課題に取り組みたいですね。
研究テーマ データマイニングの活用
活用イメージ
見る人を魅了する映像作品をつくりたい。
総合情報学科 4年次生
宗片 大輝卒業研究のテーマを検討中の宗片さん。アイコンの配置や配色などを工夫することで、スマートフォン上でも操作しやすいwebサイトを実現したいと考えているようです。
総合情報学科 4年次生
蒲原 秀彬企画、撮影から編集までドキュメンタリー制作のすべてに携わる蒲原さん。学部での学びを生かし、所属する軽音楽サークルのPRムービーにも挑戦したいそうです。
総合情報学科 4年次生
梅原 喜政ゼミ活動の一環で、プログラミング技術の入門書の執筆にも取り組んでいる梅原さん。理解した内容を文章にまとめ直すことで、知識がより深く定着して、自分自身にもプラスになるそうです。
Practical Use3つの系
コンピュータを通じてビジネス社会を前に進めたい。
コンピュータを通じてビジネス社会を前に進めたい。
興味や将来ビジョンにあわせて、自分自身で学びをデザインできます。
メディア情報系で映像づくりの理論・スキルを磨きながら、社会情報システム系の科目を履修。社会に対して柔軟な見方ができるよう意識しています。
蒲原さんの活用イメージ
メディア情報系から学びをスタートし、社会情報システム系の幅広い科目群に興味をもつように。メディア情報系で学んだ心理学なども、現在の研究にとても役立っています。
海野さんの活用イメージ
コンピューティング系を中心に幅広く履修。社会情報システム系で学んだデータ分析などは、自分の研究だけでなく、ベンチャー企業での活動にも大いに役立っています。
梅原さんの活用イメージ
モバイル端末でも操作しやすいwebデザインを探究したい。
モバイル端末でも操作しやすいwebデザインを探究したい。 商品の楽しさを
表現するパッケージをデザインしたい。
商品の楽しさを表現するパッケージをデザインしたい。
総合情報学科 4年次生
海野 貴見パッケージデザインの仕事に関わりたいと考え、さまざまなメーカーの情報を集めているという海野さん。マーケティングについての知識を生かし、使う人が楽しくなるようなモノやサービスを開発したいと考えている。
入学して最初に興味をもったのは、自分で映像をつくるメディア情報系
の実習でした。しかし学びを深める中で、中学の頃から独学で続けてきた
プログラミングの知識を生かして、何か新しいことができないかと考えるよ
うになりました。そこで、コンピューティング系の科目も履修して、メディア
とコンピューティング両方の知識を広げてきました。現在は、スマートフォ
ンやタブレット端末で「情報をいかにわかりやすく表示するか」を研究中。
映像制作で学んだレイアウトのスキルを生かしつつ、より直感的に操作
できるwebデザインを模索しています。サイト制作やwebサービスを提供
する企業に勤め、いつかは起業することが目標なので、社会情報システ
ム系の経営関連の科目も、関心をもって学んでいます。
3つの系から幅広く知識や経験を身につけ、将来の目標に向かって挑戦したいです。
堺市の魅力を伝えるプロモーションサイトを制作しました。堺市が発信したいと考える情報を収集、分類するところから始まり、コンテンツ整理、デザイン制作まで、すべてゼミの仲間と協力して進めました。努力した成果が世の中にリリースされたときはうれしかったですね。
研究テーマ 自治体のwebサイト制作
入学時の興味の中心はメディア情報系でしたが、コンピューティングの実習にも関心をもつように。今はメディア情報系に軸足を置きながら、社会情報システム系の科目も幅広く学んでいます。
宗片さんの活用イメージ
Start
★
幅広く学ぶ!
★main
★Start
発見!
★main
知識を生かす!
視野を広げる!
0807
総合情報学部科目紹介
Faculty of Informatics
ショートムービーの制作に、3人1組のチームで取り組みました。今回は「応援」というテーマのもと、3人共同で作った映像を作品として完成させます。
8種類のドラム音が出せる「仮想ドラムセット」に挑戦。音が鳴ったときにLEDが光るようにして、視覚的な演出も取り入れました。
ヒット商品の背後にある「売れる仕組み」を考える。
最新の情報環境を駆使して「情報」の可能性を切り拓く。
多面的な分野から幅広く選択できるラインナップ。
情報に関する幅広いスキルを段階的に身につけられる。
演習科目(ゼミナール)
■制作フロー紹介■制作フロー紹介
マーケティング・リサーチ
インターネットをキーワードに、ヒット商品やロングセラーブランド、またそれらを生み出す企業など、学生にとっても非常に身近なテーマについて学びます。なぜこの商品を買ってしまうのかを考えながら、その背後にある「売れるメカニズム」を考察。マーケティングの理論を用いて、社会事象を分析する力を身につけることをめざします。
ショートムービーなどの制作を通じて、映像作品づくりの基礎を学ぶ。
制作実習(映像基礎)
この実習では、家庭用のハンディカメラと、パソコンを利用した映像編集ソフトを活用した映像作品の制作に取り組みます。与えられたテーマに基づき、30~60秒ほどのスライドショーとショートムービーを作成。企画から撮影、編集までの作業を通じて、映像作品制作の基礎を学ぶとともに、メディアリテラシーの基本を身につけます。
音づくりから音の入出力装置制作まで、電子楽器の基礎を体験します。
サウンドインタラクション実習
今回の実習課題は「新しい楽器」を提案すること。録音や編集など、音声データの扱い方を理解した後、プログラミングソフトを使って、出したい音を作成する技法を身につけます。さまざまなセンサで音を鳴らす課題に取り組み、マウスやキーボード以外のサウンドコントローラを創り、新しい楽器にすることをめざしています。
世界各国に広がる「教育の情報化」について理解する。
マルチメディア教育論
パソコンをはじめとしたICT機器を取り入れて情報活用能力を養う、「教育の情報化」について学ぶ講義です。先進地域での実践や方向性、また、日本における教育目的や実態について理解を深め、情報化教育に対して明確な意見をもつことをめざします。
インタフェースのあるべき姿を追究し解釈と位置付けができる知識を養う。
インタフェース工学
ICTの普及・発展に伴い、私たちはさまざまな場面で機器によるサービスや支援(インタフェース)を得られるようになりました。この講義ではその設計指針や技術について解説し、理想のインタフェースについてともに考え、議論します。 総合情報学科 4年次生
河村 絢香
まずは企画書を書き、それを元に絵コンテ・構成表を作成します。
プログラムを組んで、ドラム音を設定。
映像編集ソフト「プレミアプロ」で編集を行います。
ハンディカメラで撮影。納得できる映像が撮れるまであきらめません!
総合情報学科 3年次生
小林 沙綾夏
FINISH!
FINISH!
参加型学習の方法や環境を実践から学びとる。
久保田ゼミ★
与えられ、教えられる受け身の教育ではなく、能動的な参加型学習を実践する方法と、そのために必要な環境のあり方を研究しています。大人が学ぶ生涯学習や、アジア、アフリカ、ラテンアメリカなど世界の国々における学習環境に関しても研究を行っています。
★
企業の経営状況を財務諸表から読み解く。
北島ゼミ
「企業の公表情報と経営行動の分析」をテーマとして、財務諸表に何が書かれているのか、そしてどの部分を見れば、その会社の経営状況がわかるのかについて、実例をもとに学んでいきます。さらに、関心のある企業や業界について調査、研究を行い、自ら分析する力を養います。
★
ユーザ目線に立ったデザイン、モノ作りを考える。
堀ゼミ
「ユーザの意見を取り入れながら、使いやすさに配慮してモノをデザインしていく」ことがゼミのテーマです。ソフトウェアやWebサイトを提案、制作するだけでなく、ユーザが作り手の意図を理解していることを認知科学的な知見も取り入れて評価する方法についても研究しています。
絵コンテ・構成表作成
編集
撮影圧力センサーを押して、ねらい通りの音を出力!
Subject科 目 紹 介講義科目 実習科目
グループでアイデアを出し、企画書を作成します。
青山 千彰
●事故データベースの構築●登山者の空間認知能力●医療情報セキュリティ
浅野 晃
●「形」を扱う数学●医用画像処理●視て感じる情報科学
阿辻 茂夫
●経営学●組織マネジメント●組織事故・災害
伊藤 光利
●政治過程●政策ネットワーク●政治経済学
政治過程論
上島 紳一
●マルチメディア 情報システム●データベース●柔らかな情報ベース
情報システム論
鵜飼 康東
●情報システム●効率性分析●クラウド・ コンピューティング
ソシオネットワーク戦略
江澤 義典
●知能システムの構築●プログラミング パラダイムの再検討●情報倫理教育
コンピュータ科学
桑原 尚史
●社会的判断●感情喚起過程●会話過程
認知社会心理学
福島 力洋
●表現の自由●プライバシー●個人情報保護
憲法、情報法
松本 渉
●調査データの収集と 解析の方法論●市民活動の 国際比較調査●NPOの組織論
社会調査、組織論
米澤 朋子
●ヒューマン-メディア・ コミュニケーション●音/音楽の インタラクティブシステム●知的コミュニケーション ロボットの行動デザイン
コミュニケーションメディア科学
村田 忠彦
●機械学習●自然言語処理●グリッドコンピューティング
ソフトコンピューティング
森尾 博昭
●喫煙などへの 社会的態度●自己愛と 傷つきやすい自己●インターネットの心理
社会心理学
吉田 宣章
●原子核理論●量子情報理論●いろいろな計算の プログラミング
物理学、数値解析
岡田 朋之
●メディア・ コミュニケーション●ウェブとケータイの革新●ネット時代の メディアイベント
メディア論、文化社会学
加藤 隆
●ヒューマンインタフェース●認知心理学●認知と感情のかかわり
認知科学
加藤 敏幸
●コンピュータ犯罪●情報犯罪●インターネットにおける 法的問題
経済刑法、情報法
喜多 千草
●インターネット史●コンピューティングの歴史●科学技術と社会の関わり
技術史、技術社会論
北島 治
●経営管理会計●企業分析・産業分析●会計情報と経営行動
経営行動分析
木谷 晋市
●行政管理●予算制度●地方分権
行政学、地方自治
広兼 道幸
●システムの知能化●センシング情報処理●災害における安全知
応用情報学
古田 均
●ファジィ理論●ニューラルネットワーク●遺伝的アルゴリズム
ソフトコンピューティング
堀 雅洋
●ヒューマンコンピュータ インタラクション●ユーザー中心デザイン●人にやさしいWeb
知識情報学
古賀 広志
●ナレッジマネジメント●ITマネジメント●ITマーケティング
経営情報システム論
施 學昌
●情報通信技術●組織ネットワーク●経営組織における 情報技術の活用と その影響
経営情報システム論
塩村 尊
●情報理論の 社会科学への応用●数値計算アルゴリズムの 社会科学への応用●経済モデルの数理
理論経済学、数値解析
田中 成典
●知識工学●社会基盤情報学●アプリケーション システムの実践開発
知的情報処理
ノーマン・D.クック
●和音認識●逆遠近法による錯覚●プロソディと イントネーション
認知神経心理学
久保田 賢一
●教育システム開発●国際協力と コミュニケーション●情報教育
学習環境デザイン
久保田 真弓
●文化とコミュニケーション●非言語コミュニケーション●異文化理解
コミュニケーション論
谷本 奈穂
●マスメディアの内容分析●近現代文化の考察●ポピュラーカルチャー論
文化社会学
伊達 悦朗
●ソリトン●可解格子模型●無限次元代数の表現
可積分系
黒上 晴夫
●情報教育●メディア教育●カリキュラム・ 授業のデザイン
教育工学
辻 光宏
●オブジェクト指向 ソフトウェア開発●モデル評価●統計解析による ビジュアル表現
ソフトウェア開発と統計
中河 伸俊
●構築主義●質的研究の方法●コミュニケーションを 通じて作られる社会問題
社会問題の社会学
仲川 勇二
●アルゴリズム●組合せ最適化●マネジメント・サイエンス
計算機科学
本多 佑三
●お金と経済の関係●経済の政策による誘導●経済政策の効果の 検証・数量的計測
金融論と計量経済学
牧野 由香里
●思考と表現●対話と物語●学びのデザイン
コミュニケーション能力
松下 光範
●インタラクションデザイン●知的情報編纂●情報の要約と視覚化
インタラクティブシステムデザイン
荻野 正樹
●神経モデル●赤ちゃんロボット●コミュニケーションロボット
認知ロボティクス
小林 孝史
●インターネット・セキュリティ●コンピュータ・セキュリティ●安全に利用できる 情報システム
情報工学
大堀 秀一
●環境・エネルギー問題●持続可能な社会●経済のグローバル化
環境経済学
黒葛 裕之
●会計学●知的所有権●著作権
会計情報論
桑門 秀典
●プライバシー保護●安全な暗号●暗号解読
情報セキュリティ
林 勲
●脳学習●神経回路網モデル●ブレイン・コンピュータ・ インタフェース
脳知能情報学
林 武文
●視覚情報処理●情報の可視化●感性ヒューマン インタフェース
ヒューマンインタフェース
名取 良太
●デモクラシーの機能●政治制度と合理的行動●政治データベースと 統計分析
現代政治分析
田頭 茂明
●ネットワークソフトウェア●コンテキストアウェアネス●位置情報を用いた アプリケーション
モバイルコンピューティング
徳山 美津恵
●商品・サービスが 売れる仕組み●消費者の行動●ブランドづくり
マーケティング
研谷 紀夫
●デジタルカルチュラル ヘリテージ●アーカイブ情報学●表象文化研究
文化資源情報学
西田 晃一
●社会と自己との関係●ソーシャル・ アイデンティティ●対人関係
心理学
植原 亮
●科学的世界観と人間●能力増強の技術をめぐる 倫理●脳と情報と社会
哲学・科学倫理学
堀井 康史
●高周波デバイス開発●高周波用人工媒質●無線通信を支える技術
無線情報通信
危機情報論 画像科学・感性科学 意思決定論
伊佐田 文彦
●経営戦略・技術戦略●イノベーション・ マネジメント●国際経営・ 新興国市場戦略
経営戦略・技術戦略
伊藤 俊秀
●地球科学●リモートセンシング●鉱物資源とエネルギー 資源の安定供給
応用地質学氏 名
●キーワード
専門領域
社会と将来にリンクした学びを実践する優れたスタッフが集結。幅広いジャンルの学びを展開する総合情報学部では、各分野の第一線で活躍する教員を多数配置しています。多彩なキーワードから興味・関心のある学びを発見し、探究することで、未来への可能性が大きく広がっていきます。
卒業生の研究テーマ(例)
●キャラクター消費からみるソーシャルゲーム課金 ―「物語」を必要としないキャラクター―●新しい広告メディア「デジタルサイネージ」について●ボランティア実践における 学生間の関係性が形成される要因●複数の文化で構成された小集団での意思決定 ―異文化シュミレーションゲーム「エコトノス」による分析―●教科書に準拠したタブレット端末向け 英語語彙学習アプリケーションの開発●アイドルのPR方法 ―AKB48とGoogle+の関連性―●恋愛マンガにおけるケータイ ―物語の契機となるケータイ―●対人依存欲求と独自性欲求、及び他者意識との関連性●情報化社会におけるコミュニケーションと 子どもの人格形成の関係性●音声合成ソフトVOCALOIDと ユーザーの相互進化の可能性と未来
●脱原発を踏まえた代替エネルギーの現状と課題●Facebookにおける著作権、肖像権の問題について●生活保護制度における受給問題と改善点●日本のアパレル小売業界におけるSPAの独自性 ―ユニクロと代表的セレクトショップ2社の事例―●投票率の低下と有権者の政治に対する期待の関係●デジタルデバイドと所得の関係について●企業現場におけるヒューマンエラーの未然防止活動の効果●スイーツ男子がもたらす市場拡大の可能性の検討 ―スイーツ男子尺度の開発を通じて―●地域ブランドによる「まちおこし」 ―京都府の地域団体商標が地域社会に与える影響―●クラウドコンピューティングを用いた地方自治体の 橋梁維持管理業務支援に関する研究
●性差に見る空間認知能力が道迷い問題に与える影響●ライフログを用いた未来予測による スマートフォン利用の支援●和音が人に与える心理効果 ―様々なコード進行のもたらす印象の差異―●NGNを利用したホームICTサービスによる 近未来の生活形態のプロトコルデザイン●大阪市パノラマ地図の3DCG再現●ロボットを用いた論理的思考能力を育む 学習プログラムの実践と評価●スマートフォンにおける閲覧頻度を考慮した ターゲットコンテンツエリアの自動ズーム方式●マイクロ波加温植物育成支援システムの 統合管理アプリケーションの構築●スパムメールの識別率の検証と データの可視化による時系列予測●発想を促し快適さをもたらす インタラクティブサウンドスケープデザイン
下村 健一 地域メディア論、 制作実習(地域コンテンツ)
藤代 裕之 ネットジャーナリズム論、 ネットジャーナリズム実習
谷 雅徳 エンターテインメント論、 制作実習(映像プロフェッショナル)
特任教授・客員教授
※教員紹介は平成25年4月現在のものです。
凡 例
〈メディア 情 報 系 〉
〈社会情報システム系〉
〈コンピューティング系〉
総合情報学部教員紹介
1009 Faculty of Informatics
Professor教 員 紹 介
教 授Professors
准教授AssociateProfessors
井浦 崇
●映像と音楽●メディアデザイン●芸術表現
メディア・アート
最先端のPC環境やフルハイビジョン収録が可能なTVスタジオなど、IT環境の充実度は関西屈指。各ゼミ1室の演習室を擁した演習棟も新たに完成!
広さ約200平方メートルのスタジオは、3コーナーがたっぷり確保できます。照明、ホリゾント、背景パネル、クロマキーバック、平台やキャスター台などの大道具をそろえ、放送仕様の防音を施した本格的なスタジオです。
ハイビジョン高画質のビデオ編集やDVD作成が簡単に行えます。
2つの教室に、マルチモードの情報を扱えるパソコンが95台設置されています。
260台のワークステーションを配置。ネットワーク、サーバマシンを経て基幹LANに接続されています。
新しいインタフェースやメディアアートを創りだす“モノづくり”のための実習室です。
5教室に配置されている260台のパソコンは、基幹LANに接続しています。
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1
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遠くまで見渡せるパノラマも魅力。夜景の美しさは必見。
丘陵地に位置する高槻キャンパスからは、大阪平野が遠くまで広がる風景を楽しむことができます。一日中研究に打ち込んだ日は、ロマンチックな夜景が心にしみること間違いなし。
全ての実習授業を行う設備が整った建物です。最新鋭のパソコンシステムやワークステーションなどとともに、プロフェッショナル仕様のTVスタジオやマルチメディアコンテンツ制作のシステムも備わっており、あらゆる情報の教育に活用されています。授業で使用していないパソコン教室は自習にも利用することができ、授業支援を行うSE、TAが常駐しています。
C棟(スタジオ棟)
●スタジオ/調整室 ●編集室 ●パソコン教室●マルチメディア教室 ●ワークステーション教室●アクティブコンピューティング実習室
1
S棟 ●ステューデントハウス
アイスアリーナ
体育会の活動の場であるとともに、大学の地域連携を担う役割を果たしています。また、髙橋大輔選手、織田信成選手をはじめ、世界で活躍する選手の練習拠点となっています。
共同談話室1室、ミーティングルーム2室、サークル用倉庫などがあります。休み時間には多くの学生が集まり、談話やサークル活動を楽しんでいます。
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マルチメディア教室
アイスアリーナ
ステューデントハウス
スタジオ/調整室
D棟は大学院総合情報学研究科の教育・研究の場です。1階には講義室やセミナー室があります。2階、3階には教員の指導のもと、大学院生が共同研究を行うスペースがオープンフロア形式で配置されています。
D棟 ●大学院教室●プロジェクトルーム
6
大学院棟
定食、麺類、丼類、アラカルトなど豊富なメニューがそろいます。
喫茶コーナーと書籍、文房具などを販売している売店があります。
L棟(厚生棟)
●1F 食堂●2F 購買コーナー・テラス
L棟は学生の生活スペースです。天気の良い日には、2階テラスで軽食を取りながら眼下に広がる茨木・高槻市内の眺めを楽しむことができ、多くの学生で賑わっています。
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2F 購買コーナー1F 食堂
編集室
B棟(図書・教室棟)
●図書室●大・中・小教室
講義用教室と図書室のある建物で、学生生活の中心となるスペースの1つです。1階は語学の授業などを行う小教室と中教室のフロア、2階は中教室とゼミ教室のフロア、3階には大教室があります。
図書室
総合情報学部生向けに特化した学習書、研究書、教養書など、およそ5万冊の図書、人権資料およびAV資料が配架されています。本学図書館データベースから蔵書を検索できるシステムなどITを駆使した最新設備も完備しています。
4
高槻キャンパスにおいて最大の収容人数(605名)を誇るホール教室です。PC・ブルーレイをはじめ、さまざまな映像フォーマットに対応した300インチ2画面のスクリーンに表示するAVシステム卓は、プレゼンターのあらゆる要求に応えます。
E棟(教室棟)
●メディアホール●中・小教室
メディアホール
5
3~4年次のゼミナールで利用する演習室が各ゼミに1室完備。研究活動はもちろん、ともに研究する仲間が自由に集えるスペースです。北館には制作作品などを発表するギャラリーのほか、保健室、心理相談室、キャリアセンター高槻分室などがあります。
K棟(情報演習棟)
●ギャラリー●キャリアセンター
2
総合情報学部オフィスと高槻キャンパスオフィスの2つの事務室などが1階にあります。2、3階は個人研究室、会議室などがあります。また、学割証や各種証明書の自動発行機や、銀行のATMが設置されており、学生にとってなくてはならないスペースです。
A棟(管理・研究棟)
●事務オフィス●教員研究室
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演習・実習において最新鋭のスタジオ設備やメディア機器を駆使して制作した映像作品やデジタルコンテンツを、150インチの大型スクリーンに投影することが可能です。
ギャラリー
キャリアセンターでは就職活動の支援だけでなく、1年次生の段階から、学生1人ひとりの就職・進路に関してさまざまなサポートを行っています。
キャリアセンター
パソコン教室
アクティブコンピューティング実習室ワークステーション教室
4
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総合情報学部施設紹介
Faculty of Informatics
Facility施 設 紹 介高槻キャンパス
情報通信業24.4%
13.6%製造業
卸売業・小売業
15.1%
20.2%
教育・広告・その他サービス業
卒業後に広がる夢の実現を力強くサポート。 身につけたITの知識と技術を生かし、社会で活躍するOB・OG。
情報のスペシャリストの養成を目標に、 実践的なカリキュラムと画期的な教育システムを展開。
文系の「社会情報学専攻」と理系の「知識情報学専攻」の2専攻で構成される研究科で、高度な専門知識を有する「職業人=情報スペシャリスト」の養成を目的としています。カリキュラムは、情報化社会や先端技術など、最新の課題について院生が共同で研究する独創的なスタイルを採用。また、「昼夜開講制」を採用し、すでに各分野で活躍する社会人が働きながら学べる環境を整備しています。
博士課程後期課程では、次代に求められる新しい情報環境の創出に向けて、文系と理系の分野にまたがる文理総合の1専攻を設置。「高度情報システム」などの最先端のテーマを幅広くカヴァーする5つの領域を中心に研究し、急激に発展・拡大しつつある情報分野で活躍する人材、「情報パイオニア」を養成します。
未踏の領域を切り拓いていく情報パイオニアの養成をめざす。
総合情報学専攻
博士課程後期課程
情報メディアシステムとその発展が、社会や人間行動の変化とどう関わるのかを学際的に研究しています。特に「教育」「情報」「産業」「公共領域」という4つの分野を中心に、情報メディア環境の整備とシステムの構築をめざせる実践的教育を実施。多様な分野で指導的な役割を果たす「情報スペシャリスト」を養成します。
情報メディア環境と社会や人間行動などとの関係を学際的に研究する。
社会情報学専攻
博士課程前期課程
「知識情報学」とは、情報処理システムの高度な利用を目的に、新しい情報環境と社会システムを模索する学問です。本専攻では人間の認知能力に着目し、高度情報化社会に対応する、より使いやすい情報処理システムの構築を研究。先端的な技術と幅広い視点をもった「技術系情報スペシャリスト」を養成します。
新しい情報環境と社会システムの構築を追究する。
知識情報学専攻
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総合情報学部就職・進学/卒業生からのメッセージ/ Q&A
Faculty of Informatics
現 在在学中 視聴者に親切な番組づくり
キーワード 現 在在学中 顧客満足を考えたアプリ開発
キーワード
Career OB・OG就職・進学 卒業生からのメッセージ
大 学 院
主な就職先〈2012年度〉
朝日メディアインターナショナル、NECシステムテクノロジー、NSD、エヌ・ティ・ティ・コムウェア、エヌ・ティ・ティ・データ・セキスイシステムズ、エヌ・ティ・ティマーケティングアクト、関電システムソリューションズ、ケイ・オプティコム、サイバーエージェント、セゾン情報システムズ、ソフトバンクモバイル、TIS、東映シーエム、ニッセイコム、富士通アドバンストソリューションズ、富士通システムズ・ウエスト、富士通マーケティング、マイナビ、ヤフー、楽天
エレコム、グローリー、ジェイテクト、住友電気工業、TOTO、日本電気、マルホ、美津濃、雪印メグミルク、LIXIL、ワコール
製造業
情報業
人とコンピュータの親和性を高め、使いやすいシステムづくりをめざす松下研究室に所属しています。私の研究テーマは、赤外光を利用した影絵のシステム。シンプルなシステム設計とともに、うちわ型のツールを動かすと木の形の影ができるという内容の楽しさが評価され、影絵システムは情報処理学会主催のエンタテインメントコンピューティングシンポジウムで奨励賞を受賞しました。この成果は米国での学会でも発表しました。今後も英語のプレゼンテーション能力を磨き、影絵システムの魅力を十分にアピールしたいと思います。
楽しく、夢のある影絵のシステムを完成させました。
大学のコンピュータは自由に使えるの?
入学時にIDが付与されてメールもインターネットも自由に使えます。C棟のPC・WSは、授業期間中は21:30まで利用可能。授業の空き時間に、ネットで情報収集したり、授業で出された課題やレポート作成などに活用しています。
Q
A
技術論だけではない“映像のあり方”をさまざまな観点から追究しました。
地元局ならではの番組づくりをめざし、企画から撮影まで制作全般に携わっています。毎週生放送を行う情報番組のほか、自治体の情報番組、地元スポーツイベントなど、特別番組のディレクションも担当。企画段階から撮影本番の進行まで番組制作全般に関わっています。日々心がけているのは、視聴者に親切な番組づくりに徹すること。地元密着をモットーとするテレビ局の一員として「地元局ならではの話題だ」と喜んでもらえる番組を、これからも発信していきます。
〈 2010年3月卒業 〉都築 綾乃
関電システムソリューションズ株式会社
現在の仕事の基礎となる専門知識を幅広く学ぶことができました。
お客様のニーズを実現する、質の高いシステム構築をめざして毎日が勉強です。Webアプリケーションシステムを開発する部署で、クライアント企業の車両を管理するシステムの開発・維持管理にあたっています。まだ実務経験が少なく技術面で難しい点も多々ありますが、思い通りにプログラムができあがったときの喜びは格別で、やりがいがあります。今後はプロジェクトを自ら管理し、お客様との交渉も責任をもって進められるようになることが目標です。
文系出身の私でも心配ないですか?
「情報」=コンピュータ・理系と考える人が多いですが、この学部は「総合情報」です。カリキュラムは、例えば文化や経営、コンピュータなど、多様な分野を複合的に扱った科目ばかり。もちろん理系科目も強ければ選択肢は増えますが、自由に科目を選択できるので、どう学んでいくかは自分で組み立てていけます。
Q
A
総合情報学部の就職先は?
総合情報学部では約半数がIT関連の企業へ就職しています。これは学生の希望した就職活動の結果ですが、文理総合型の情報系学部の学生として視野を広くもつことで、どの業界や職種においても可能性が広がります。今、社会のあらゆる分野で情報リテラシーを備えた人材が求められているのです。
Q
A
クラブ・サークル活動について教えてください。
関西大学には、体育会、文化会、学術研究会などたくさんのクラブ・サークルがあり、そのほとんどは、千里山で活動しています。総合情報学部生もその活動に参加し、活躍していますが、高槻で活動している総合情報学部独自のサークルに参加している学生が多いです。
Q
A
それぞれのスタイルで学んだ総合情報学部生たちは、卒業後、幅広いジャンルで活躍しています。社会のさまざまな領域を「情報」という視点から探究できる文理総合型の総合情報学部。自由度の高いカリキュラムで、ひとつのジャンルにとらわれることなく多角的に学ぶことができ、将来への可能性も無限に広がっています。IT関連の企業はもちろん、マスコミ関連、製造業、公務員など、活躍のフィールドも多彩。
就職実績 総合情報学部生の就職状況〈2012年度〉 (2013年4月8日現在)
■規模別就職状況
(注1)上記の数値には、公務員・教員は含まない。(注2)2012年度・規模別分類は従業員区分により 次のとおり。 ●巨大企業=従業員3,000人以上 ●大企業=従業員500人~ 2,999人 ●中企業=従業員100人~ 499人 ●小企業=従業員99人以下
大企業33.2%
巨大企業18.5%
中企業30.9%
小企業17.4%
■業種別就職状況
2.3%
建設業5.3%
4.5%
2.5%運輸業・郵便業
公務員・教員
0.3%電気・ガス・熱供給・水道業
3.0%不動産・物品賃貸業
その他
金融・保険業8.8%
阪口 紗季
総合情報学研究科知識情報学専攻博士課程前期課程 2年次生
〈 2010年3月卒業 〉藤澤 良真
株式会社サンテレビジョン
映像全般について幅広く学びました。映像編集の意義、SNSなどのITメディアも視野に入れたテレビ番組制作のあり方など、技術論に終わらない深く幅広い内容が心に残っています。また、経済学・経営学などの幅広い知識を身につけたことも、スポンサー企業の考えや行動を理解するにあたって、大いに役立っています。
CGを中心に学び、卒業論文では3DCGの写真合成に取り組みました。業務上でCGを作ることはありませんが、使いやすさや見え方などインタフェースについて学んだ内容は、Webアプリを開発する際にも生きています。授業で身につけたプログラミングの基礎知識は職場でも必須。今でも迷ったときには教科書で再確認しています。
エイチ・アイ・エス、ジェイアール西日本コミュニケーションズ、JTB西日本、高見、東洋テック、日建技術コンサルタント、ヒューマンアカデミー
アメリカンファミリー生命保険会社、池田泉州銀行、SMBCフレンド証券、関西アーバン銀行、京都銀行、日本生命保険、野村證券、みずほフィナンシャルグループ、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行
大阪府教員、大阪府警察官、大阪府職員、神戸市職員、奈良県教員、広島県教員、防衛省 自衛隊
教育・広告・その他のサービス業
公務員
金融・保険業