new 令和元年 男性の育児休業取得促進について · 2019. 12. 17. ·...

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厚生労働省説明資料② 資料3

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Page 1: New 令和元年 男性の育児休業取得促進について · 2019. 12. 17. · 男性が育児休業や育児目的休暇を取得しやすい職場風土づくりに取り組み、その取組によって男性労働者に育児休業や育児目

厚生労働省説明資料②

資料3

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男性の育児休業取得促進

について

厚生

労働

省雇用環境・均等

局職業生活両立課

令和元年

12月

16日

1

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育児・介護休業法の概要(育児関係)

子が1歳(保育所に入所できないなど、一定の場合は、最長2歳)に達するまでの育児休業の権利を保障

父母ともに育児休業を取得する場合は、子が1歳2か月に達するまでの間の1年間【パパ・ママ育休プラス】

父親が出産後8週間以内に育児休業を取得した場合、再度の育児休業の取得が可能

育児

休業

小学校就学前の子を養育する場合に年5日(2人以上であれば年10日)を限度として取得できる(1日又は半日単位)

子の

看護

休暇

3歳に達するまでの子を養育する労働者が請求した場合、所定外労働を制限

小学校就学前までの子を養育する労働者が請求した場合、月

24時間、年

150時間を超える時間外労働を制限

小学校就学前までの子を養育する労働者が請求した場合、深夜業(午後10時から午前5時まで)を制限

所定

外労

働・

時間

外労

働・

深夜

業の

制限

3歳に達するまでの子を養育する労働者について、短時間勤務の措置(1日原則6時間)を義務づけ

短時

間勤

務の

措置

事業主が、育児休業等を取得したこと等を理由として解雇その他の不利益取扱いをすることを禁止

事業主に、上司・同僚等からの育児休業等に関するハラスメントの防止措置を講じることを義務付け

不利

益取

扱い

の禁

止等

苦情処理・紛争解決援助、調停

勧告に従わない事業所名の公表

実効

性の

確保

※有期契約労働者は、下記の要件を満たせば取得可能

①同一の事業主に引き続き1年以上雇用

②子が1歳6か月(2歳まで休業の場合は2歳)に達するまでに、労働契約(更新される場合には、更新後の契約)の期間が満了することが明らかでないこと

※育児・介護休業法の規定は最低基準であり、事業主が法を上回る措置をとることは可能

子が

1歳

(保

育所

に入

所で

きな

いな

ど、

一定

の場

合は

、最

長2

歳)

に達

する

まで

の育

児休

業の

権利

を保

2

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〇小学校就学

に達するまでの子

を養育する場合に、育児に関する目的で利用できる休暇制度。

例:配偶者出産

休暇制

度、

入園式等の行

事参加も含めた育児にも利用できる多目的な休暇制度

など

育児

目的休暇制度(努

力義務)

〇母(父)だけでなく父

(母)も

育児休業を取得する場合、休業可能期間が1歳2か月に達するま

で(2か月分は父(母

)のプラス分)に

延長される制度。

パパ

・ママ育休プラス

育児休業

育児休業

産休

8週

1年間

2か月

〇配偶者の出

産後8週間

以内

の期間内に、父親が育児休業を取得した場合には、特別な事情

がなくても、再度の取得

が可

能。

出産

後8週間以内の父

親の

育児

休業取得の促進(パ

パ休暇)

育児休業

育児休業

産休

8週間

1年間

育休

男性の育児休業の取得促進のための諸制度

3

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0.12

0.42

0.33

0.56

0.5

1.56

1.23

1.72

1.38

2.63

1.89

2.03

2.3

2.65

3.16

5.14

6.16

0510

811

1416

1719

2021

2223

2425

2627

2829

301

2

○育児休業取得率は、女性は8割台で推移している一方、男性は低水準ではあるものの上昇傾

向にある(平成

30年度:

6.16%)。

資料出所:厚生労働省「雇用均等基本調査」

(※)

平成

22年度調査までは、調査前年度

1年間。

(注)

平成

23年度の[

]内の割合は、岩手県、宮城県及び福島県を除く全国の結果。

育児休業取得率=

出産者のうち、調査年の

10月1日までに育児休業を開始した者(開始予定の申出をしている者を含む。)の数

調査前年の9月30日までの

1年間(※)の出産者(男性の場合は配偶者が出産した者)の数

(%)

(年度)

[]

男性の育児休業取得率の推移

13%

(202

0年・目

標)

(平成)

(令和)

4

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令和

元年

度活

動案

イクメンプロジェクト(男性の育児休業取得促進事業)

■「

イクメン

プロ

ジェ

クト

」と

は(

H22年

度か

ら実施

○積

極的に育児をする「イ

クメン」の仕事との両立に取り組

む「イクメン企

業」を

支援し、好事

例等を周

知・広報

するプロジェクト

○表彰や参加型の公

式サイトなどを通

じて、企

業及

び個人

に対し仕事

と育

児の両

立に関する情報・好

事例等

を提供し、

男性の仕事と育児

の両立

の促

進を図るとともに、男

性の

育児休

業取得

に関する社会的

な気運の

醸成を図

る。

■「

イクメン

プロ

ジェ

クト

」の

ねらい

○男

性の育児休業の

取得や

育児

短時間

勤務の

利用を契

機とした、職

場内

の業

務改善

や働き方

の見直

しによるワーク・ラ

イフ・バ

ランスの

実現

○男性の育児に参画したいという希望の

実現や

育児

休業の

取得促

進、女性の

継続就

業率と出生

率の向上

★男

性の

育児

休業

取得

率6

.16%

(201

8年

度)

→ 1

3%(2

020年

度)

数値

目標

1イ

クメ

ン20

20キ

ャン

ペー

ンの

実施

【新

規】

子が

出生

して

8週

間以内

に男

性が

育児の

ため

に休

みを

取る

こと

を勧

奨し

、男

性の

育児

参加

を促

すた

め、

全国

的な普

及啓

キャ

ンペ

ーン

を実

施する

2企

業等

への

働き

かけ

の実

施企

業担

当者

や企

業に

働き

かけ

を行

う自治

体を

対象

とし

たセ

ミナ

ーの

開催

、職

場内

研修

資料

等の

周知

広報

等を

通じ、

男性

育児

休業

取得

に対

する職

場の

理解

や支援

を促

進さ

せる

3企

業表

彰・

イク

ボス

表彰

の実

施男

性の

育児

と仕

事の

両立

を推

進す

る企業

を表

彰す

る「

イク

メン

企業

アワ

ード

」を

実施

し、

男性

の育

児休

業取

得促進

に係

る模

範的

な取

組・

労務

管理を

周知

する

ととも

に、

部下

の育

休取

得や

短時

間勤

務等

に際

し、

業務

を滞

りな

く進

める

ための

工夫

をし

つつ

、自

らも

仕事

と生活

を充

実さ

せてい

る男

女管

理職

を表

彰す

る「

イク

ボス

アワ

ード

」を

実施

し、

部下

の仕

事と育

児の

両立

を支

援し

てい

る管

理職の

モデ

ルを

周知す

る。

4「

イク

メン

プロ

ジェ

クト

」公

式サ

イト

の運

営等

企業

の好

事例

集や

パンフ

レッ

ト等

関係資

料の

作成

・掲

載、

仕事

と育

児の

両立

体験

談の

掲載

自治

体の

取組

情報

の収集

・発

信等

により

広く

情報

提供

を図

る。

5イ

クメ

ンプ

ロジ

ェク

ト推

進委

員会

の設

置・

運営

有識

者等

によ

る「

推進委

員会

」を

設置し

、プ

ロジ

ェク

トの

内容

・実

施方

法に

つい

て協

議す

る。

5

Page 8: New 令和元年 男性の育児休業取得促進について · 2019. 12. 17. · 男性が育児休業や育児目的休暇を取得しやすい職場風土づくりに取り組み、その取組によって男性労働者に育児休業や育児目

男性が育児休業や育児目的休暇を取得しやすい職場風土づくりに取り組み、その取組によって男性労働者に育児休業や育児目

的休暇を取得させた事業主に対して助成する。

※育児目的休暇とは、目的の中に育児又は配偶者の出産支援を目的とするものであることが明らかにされている休暇制度。

◆関

連す

る政

府目

標:

男性の

育児

休業

取得

率→

13%

以上

(2020年

まで

)(

日本

再興

戦略2016)

①②

男性

労働

者の

育休

取得

●男性が育児休業を取得しやすい職場風土づくりのため、★のような取組を行うこと。

●男性が子の出生後

8週間以内に開始する連続

14日以上

(中小企業は連続

5日以上

)の育児休業

を取得すること。

③育

児目

的休

暇の

導入

・利

用●子の出生前後に育児や配偶者の出産支援のために取得できる休暇制度を導入すること。

●男性が育児目的休暇を取得しやすい職場風土づくりのため、★に準じた取組を行うこと。

●上記の新たに導入した育児目的休暇制度を、男性が、子の出生前6週間または出生後8週

間以内に合計して8日以上(中小企業は5日以上)取得すること。

令和元年度予算額

35.9(

36.4)億円(雇用勘定)

①は当

該事

業主

の下

で初め

て生

じた育

児休

業取

得者

。②

は1

企業

当た

り1

年度10人ま

で支給

。(

支給

初年

度の

み9人

まで

。支

給初

年度

にお

いて

①に

該当す

る労

働者

がい

ない

場合

は、②

のみ

の支給

)③

は1

企業

1回

まで。

主な支給要件

中小企業

中小企業以外

①1人目の育休

取得

57万円

<72万円

>28

.5万円

<36万円

>

②2人目以降の

育休取得

a 育休

5日以上:

14.2

5万円

<18万円

>b 育休

14日以上:

23.7

5万円

<30万円

>c 育休

1ヶ月以上:

33.2

5万円

<42万円

>

a 育休

14日以上:

14.2

5万円

<18万円

>b 育休

1ヶ月以上:

23.7

5万円

<30万円

>c 育休

2ヶ月以上:

33.2

5万円

<42万円

>

③育児目的休暇

の導入・利用

28.5万円

<36万円

>14

.25万

円<

18万円

>

★「職場風土づくりの取組」とは・・・

職場

風土

作り

①1

人目

すで

に男

性の

育児

休業

取得

実績

があ

る企

制度

導入

・周

制度

利用

支給の流れ

男性

労働

者の

育児

休業

1年

度10

人ま

で支

育児

目的

休暇

②2

人目

以降

1事

業主

1回

まで

支給

支給額

※生

産性

要件

を満

たした

場合

は<

>の額

を支

・子

が生

まれ

た男性

に対

して

、管

理職

によ

る育

休取得

の勧

奨を

行う

・管

理職

に対

して、

男性

の育

休取

得に

つい

ての

研修を

実施

する

など

の取

組を

いいま

す。

両立支援等助成金(出生時両立支援コース

:「子育てパパ支援助成金」)

6