nit news -vol.166- 平成23年10月 - nagoya institute …学園だよりvol.166 2...

NIT NEWS -vol.166- 平成23年10月

ＩＮＤＥＸ

10月 ─ 後期授業開始（3日）　　　後期履修登録期間（11日～17日）　　　東海地区国立大学文化祭（22日～23日）

11月 ─ 本学記念日（1日）　　　工大祭（18日～19日）

12月 ─ 企業研究セミナー（13日～14日）　　　冬期休業（24日～1月6日）

1月 ─ 大学入試センター試験（14日～15日）

2月 ─ 個別学力検査前期日程（25日）

3月 ─ 個別学力検査後期日程（12日）　　　学位記授与式（23日）

キャンパスダイアリー

学生生活に寄せて（学長）（副学長）

クラス担当委員名簿

設備紹介（メイちゃん、ヨット艇庫）

トピックス（22年度後期～23年度前期）

平成22年度卒業・修了者進路（進学・就職）状況

平成23年度就職・キャリア形成事業（平成23年4月～平成24年3月）就職相談員から，インターンシップ参加状況

学生なんでも相談室・学生相談員から

保健センター，学生への支援

名古屋工業大学後援会、名古屋工業会（同窓会）

学園だより165号アンケート結果，必ず確認を（学生ポータル及び掲示、保険加入、授業料の振替口座、学生相談の窓口、奨学金受給者の義務、外国人留学生の義務）

防災・日本再生シンポジウムのご案内，編集後記

1

2

3・4

3・4

5・6

7・8

9・10

11

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表紙写真／第47回全国国立工業大学柔剣道大会

キャンパスダイアリー（後期分）

2学園だより vol.166

学生生活に寄せて

名古屋工業大学長　髙橋　実

　秋本番の候になりました。　学部生、院生の皆さんはそれぞれ目標を立て、年度後半を有意義に過ごしてください。学部新入生は大学という新しい環境下で進むべき分野を決める時期であり、２，３年生はしっかりと基礎を学びさらに専門を修得する時期、４年生は卒業論文作成へのチャレンジに加えて大学院進学あるいは就職へと大きな岐路を迎えています。本学学部生の約70%は大学院に進学しますが、幸いながら就職戦線においても高い就職率を維持しています。　さて、東日本大震災は発生後半年以上を経ましたが、本格復興には程遠い状況が続いています。工学は他分野と比べて授業に出席しないと実践的な知識や技術の習得が難しい面がありますが、このような環境の中で震災直後から夏季休暇に亘り少なからぬ学生諸君が被災地のボランティア活動に参加しました。本学としても、政府、自治体や国立大学協会等と連携し、可能な限りの支援活動を行ってまいります。　本学は、明治３８年中部地域初の高等工業教育機関となる官

立名古屋高等工業学校として創設され、幾多の優れた人材を輩出し、我が国の産業社会の礎を築きその繁栄を支えてきました。この伝統と実績に驕ることなく21世紀に相応しい大学の革新へ向けて教職員一丸となって取り組んでいます。その礎とすべき「名古屋工業大学憲章」を自分たちの問題としてとらえて頂きたく学内のパブリックコメント募集を実施し、憲章の策定準備を進めています。　今年に入り、本学の研究成果が新聞やテレビなどのマスメディアを通してかなり頻繁に報道されています。また、学生対象の種々のコンペや学会発表などでの幾多の受賞、さらには課外活動での上位入賞など学生活動も活性化しています。昨今取り沙汰されている海外留学も、本学では参加学生が年々増えています。今からでも遅くありません。既に諸活動に関わっている学生は更に上を、まだ縁の無い学生もこれから挑戦し、悔いのない学園生活を堪能してください。

名古屋工業大学　教育・大学連携担当副学長　鵜飼　裕之

　去る３月１１日に発生した東日本大震災では多くの尊い命が奪われました。衷心より哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。教職員一同、一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げております。本学では、震災発生以来様々な形で支援活動を行ってまいりましたが、義援金の募金活動をはじめ、救援物資やICT機器の発送などでは学生の皆さんのご協力を頂きました。また、今夏の電力供給不足に対応した節電対策にもご協力を頂きました。改めて感謝申し上げますとともに、今後も引き続き復興に向けた本学の支援活動などに対してご協力をお願い申し上げます。　さて、長い夏期休業期間が終わりましたが、皆さんは有意義に過ごすことができましたか？就職し社会人となってからは、これほど長い豊かな時間をもつ機会はめったにありません。春夏の休業期間を利用してインターンシップ、海外研修、ボランティア活動などに参加し、自らの「キャリア形成」に役立ててください。「キャリア形成」とは、社会的責任を果たすための職業意識・職業能力

の涵養のみならず、自分の生き方・ライフスタイルを見つけたり、社会に出てから突き当たる問題への解決能力を身につけるなど、実社会で必要となる能力を社会経験を通して修得していくことです。本学では、そのための学生支援をキャリアサポートオフィス、学生生活チームで行っていますので有効に活用してください。もちろん、こうした「社会人基礎力」とともに、本学に入学した皆さんは、基礎から専門科目、卒業研究そして大学院教育科目という教育カリキュラムに沿って工学技術を修得することで、高度工学的専門職業人としての力量を身につけることが期待されています。昨今の社会・経済情勢の変化、皆さんに深く関係するところでは就活に関する不確実な情報に惑わされずに、日々の勉学の積み重ねに全力を尽くすことが皆さんの将来に繋がる確実な道です。学生センターでは、皆さんの相談に応えられるよう学習相談室、就職情報室、学生なんでも相談室などの窓口を設けています。名工大を卒業してよかったなあ！と振り返ることのできる学生生活を送ってください。

3

クラス担当委員名簿

設備紹介

　平成23年4月6日、名工大キャンパス正門にて、世界初の双方向音声案内デジタルサイネージ（電子看板）の除幕式が行われました。このデジタルサイネージは、等身大3Dキャラクター”メイちゃん”が、学内イベント情報や学内建物マップ等を音声案内します。来校者が聞きたい情報をたずねると”メイちゃん”が来校者の音声を認識し、まるで生きているかのようにジェスチャーやパネル表示を交えて音声で案内するという、世界初の全天候型デジタルサイネージです。除幕式には多くの報道陣が集まり、メイちゃんは、すっかり有名人となりました。まだメイちゃんと話していない人は、ぜひ一度話しかけてみてください。

　学生生活を送る中で様々な問題に直面したときに、適切な指導をうけられるよう各学科の教員をクラス担当委員に充てています。進んで相談をもちかけ、有意義で充実した学生生活を送ってください。　なお、学部１年次は、学生生活案内を参照してください。

学科クラス職名氏名内線番号連絡場所

森　　　秀　樹

長　津　雄一郎

神　取　秀　樹

井　上　圭　一

吉　水　広　明

杉　本　英　樹

早　川　知　克

浅　香　　　透

濱　中　　　泰

小　山　敏　幸

木　村　高　志

濵　口　孝　司

井　門　康　司

田　中　由　浩

牛　島　達　夫

齋　木　　　悠

壬　生　　　攻

加　藤　正　史

安　井　晋　示

小　坂　　　卓

平　野　　　智

榊　原　久二男

田　坂　修　二

布　目　敏　郎

和田山　　　正

竹　内　一　郎

徳　田　恵　一

南　角　吉　彦

梅　村　　　恒

藤　岡　伸　子

藤　田　素　弘

鈴　木　弘　司

孫　　　　　晶

橋　本　芳　宏

教　授

助　教

教　授

助　教

准教授

准教授

准教授

助　教

准教授

准教授

准教授

助　教

教　授

助　教

准教授

助　教

教　授

准教授

准教授

准教授

准教授

准教授

教　授

助　教

教　授

准教授

教　授

助　教

准教授

教　授

教　授

准教授

助　教

教　授

5233

5213

5207

5224

5272

5270

5110

5643

7197

5124

5381

5561

5321

7443

5358

5337

7904

5581

5427

5420

5454

5416

5422

7785

5087

7524

5404

5474

5205

5182

5492

7962

5196

5378

1号館

1号館

1号館

1号館

2号館

2号館

2号館

2号館

1号館

1号館

2号館

2号館

3号館

21号館

3号館

3号館

21号館

6号館

6号館

6号館

6号館

6号館

20号館

20号館

2号館

2号館

2号館

2号館

16号館

17号館

11号館

11号館

16号館

16号館

410B

412B

508B

510B

1024A

1112B

615A

1018B

706A

708A

516B

318B

906

420

626

526

407

513

312

212

914

1102

602

608

424A

420A

406A

402A

125

332

424

422

305

301

4階

4階

5階

5階

10階

11階

6階

10階

7階

7階

5階

3階

9階

4階

6階

5階

4階

5階

3階

2階

9階

11階

6階

6階

4階

4階

4階

4階

1階

3階

4階

4階

3階

3階

生命・物質工学科

環境材料工学科

機械工学科

電気電子工学科

情報工学科

建築・デザイン工学科

都市社会工学科

第一部・第2年次

ＤＷa

ＤＷb

ＤＷc

ＫＺa

ＫＺb

ＭＥa

ＭＥb

ＭＥc

ＥＥa

ＥＥb

ＥＥc

ＣＳa

ＣＳb

ＣＳc

ＡＤa

ＡＤb

ＣＭa

ＣＭb


小　野　克　彦

志　田　典　弘

伊　藤　　　宏

宮　川　　　淳

高　須　昭　則

永　田　謙　二

春　日　敏　宏

小　幡　亜希子

西　野　洋　一

井　手　直　樹

種　村　眞　幸

馮　　　　　偉

萩　原　正　弥

牧　野　武　彦

古　谷　正　広

保　浦　知　也

曽　我　哲　夫

田　中　雅　章

鵜　飼　裕　之

森　田　良　文

王　　　建　青

平　山　　　裕

石　橋　　　豊

福　嶋　慶　繁

新　谷　虎　松

大　囿　忠　親

佐　藤　　　淳

坂　上　文　彦

兼　田　敏　之

堀　越　哲　美

小　畑　　　誠

ウィスニー・ウィセットジンダフッド

加　藤　雄一郎

仁　科　　　健

准教授

准教授

准教授

助　教

准教授

准教授

教　授

助　教

教　授

助　教

教　授

准教授

教　授

助　教

准教授

准教授

教　授

助　教

教　授

教　授

教　授

助　教

教　授

助　教

教　授

准教授

教　授

助　教

教　授

教　授

教　授

助　教

准教授

教　授

5407

5165

5674

5239

7159

5257

5288

5400

5306

5311

5379

5384

5395

5367

5355

7795

5532

7529

5451

5412

5457

5448

5440

5113

5471

5467

7138

7308

5511

5509

5491

7423

7454

5396

1号館

19号館

53号館

19号館

11号館

2号館

2号館

2号館

1号館

1号館

11号館

2号館

2号館

3号館

3号館

11号館

11号館

21号館

16号館

6号館

6号館

6号館

6号館

6号館

2号館

2号館

20号館

20号館

16号館

11号館

24号館

24号館

19号館

2号館

516B

617

216A

524

616

918A

702A

709A

804B

808B

302

506B

816B

702

406

324

508

401

328

508

913

1108

808

806

206A

202A

302

308

424

406

203

218

217

808B

5階

6階

2階

5階

6階

9階

7階

7階

8階

8階

3階

5階

8階

7階

4階

3階

5階

4階

3階

5階

9階

11階

8階

8階

2階

2階

3階

3階

4階

4階

2階

2階

2階

8階



機械工学科


情報工学科




ＤＷa

ＤＷb

ＤＷc

ＫＺa

ＫＺb

ＭＥa

ＭＥb

ＭＥc

ＥＥa

ＥＥb

ＥＥc

ＣＳa

ＣＳb

ＣＳc

ＡＤa

ＡＤb

ＣＭa

ＣＭb

（１）メイちゃん


学科職名氏名内線番号連絡場所

山　本　　　靖

米　谷　昭　彦

竹　下　隆　晴

青　柳　倫太郎

シャヒン　ホサイン

助　教

准教授

教　授

助　教

准教授

5212

5380

5441

5419

7525

1号館

2号館

6号館

1号館

16号館

514B

320B

213

504A

226

5階

3階

2階

5階

2階

物質工学科

機械工学科

社会開発工学科

電気情報工学科

第二部・第2年次


安　井　孝　志

伊　藤　　　桂

桜　井　　　優

岸　　　直　希

増　田　理　子

助　教

准教授

教　授

助　教

准教授

5248

5152

7226

5147

7449

1号館

53号館

6号館

11号館

1号館

308B

308A

916

517

210A

3階

3階

9階

5階

2階

物質工学科

機械工学科





猪　股　智　彦

大　北　雅　一

山　本　勝　宏

五　味　　　学

橋　本　　　忍

吉　成　　　修

日　原　岳　彦

籠　宮　　　功

林　　　昭　二

奥　村　圭　二

安　田　和　人

大　原　繁　男

岩　崎　　　誠

青　木　　　睦

菊　間　信　良

安　在　大　祐


和　田　幸　一

泉　　　泰　介

犬　塚　信　博

加　藤　昇　平

梅　崎　太　造

田　口　　　亮

犬　塚　信　博

市之瀬　敏　勝

前　田　健　一

菊　本　　　統

竹　野　忠　弘

越　島　一　郎

助　教

准教授

准教授

教　授

准教授

教　授

准教授

准教授

教　授

准教授

教　授

教　授

教　授

准教授

教　授

助　教

教　授

教　授

准教授

教　授

准教授

教　授

助　教

教　授

教　授

准教授

助　教

准教授

教　授

5673

5604

5277

5279

5291

5304

5298

7368

5308

5305

5435

5156

5455

7231

5443

5389

5156

5438

5567

5050

5625

7450

5552

5050

5514

5497

7157

5460

7177

19号館

19号館

2号館

2号館

2号館

1号館

1号館

2号館

1号館

1号館

6号館

21号館

6号館

16号館

6号館

6号館

21号館

20号館

20号館

2号館

2号館

19号館

19号館

2号館

16号館

16号館

16号館

16号館

16号館

402

612

811A

524A

713A

624B

616B

504A

720B

718B

702

206

304

326

1106

913

206

402

406

324A

220B

231

236

324A

423

232

230

303

304

4階

6階

8階

5階

7階

6階

6階

5階

7階

7階

7階

2階

3階

3階

11階

9階

2階

4階

4階

3階

2階

2階

2階

3階

4階

2階

2階

3階

3階



機械工学科


情報工学科




ＤＷa

ＤＷb

ＤＷc

Ｄｗa（過年度）

ＤＷb（過年度）

ＤＷc（過年度）

Ｋｚb（過年度）

（過年度）

（過年度）

（過年度）

（過年度）

Ｋｚa（過年度）

ＫＺa

ＫＺb

ＭＥa

ＭＥb

ＭＥc

ＥＥa

ＥＥb

ＥＥc

ＣＳa

ＣＳb

ＣＳc

ＡＤa

ＡＤb

ＣＭa

ＣＭb

(過年度）CMa

(過年度）CMb


加　藤　禎　人

中　村　美　浩

ニラウラ　マダン

後　藤　富　朗

張　　　　　鋒

准教授

准教授

准教授

助　教

教　授

5242

5141

5605

5190

7923

1号館

53号館

6号館

6号館

16号館

306B

612A

704

910

224

3階

6階

7階

9階

2階

物質工学科

機械工学科





舩　橋　靖　博

岡　本　英　二

林　　　靖　彦


喜　岡　　　渉

准教授

准教授

准教授

教　授

教　授

5259

5452

5104

5156

5487

19号館

6号館

11号館

21号館

24号館

408

1008

515

206

318

4階

10階

5階

2階

3階

物質工学科

物質工学科（過年度）

機械工学科

機械工学科（過年度）


社会開発工学科（過年度）


電気情報工学科（過年度）


各研究室指導教員



准教授以上全員

准教授以上全員

過年度生は３年次担当者

過年度生は４年次担当者


学生ごとに別途指名


過年度生は4年次担当者








　この施設は蒲郡市海陽町の三河湾沿いにあります。昭和32年に常滑に建設されたヨット艇庫が平成14年5月に蒲郡に移転されました。蒲郡には日本でも有数のマリーナがあり、各大学の艇庫が連なっています。その中でもひと際目を引く「名工大」という文字。スクールカラーの青が海と空の青にマッチしてとても爽やかです。

（２）ヨット艇庫

5

学長表彰

副学長表彰

トピックス（平成22年度後期～23年度前期）

（１）東国祭に参加　第55回東海地区国立大学文化祭が、本学を当番校に平成22年10月16日(土)、17日（日）に開催されました。演劇・美術・音楽の３部門で、８大学の学生が練習成果を披露し、本学も絵画・写真、バンド・合唱・合奏に参加しました。

（２）工大祭の開催　21年度に引き続き、隣接する鶴舞公園も会場として、公園と大学、市民と大学が一体となってにぎやかに開催されました。テーマは、「Enter 」、このテーマは、4つの「Enter」と5つの意味があります。1.Entertainment[もてなす・たのしませる]工大祭を楽しんでもらう。2.Enterprise[冒険心]新しいことに挑戦する。3.Enter[地域・来訪者に入り込む]地域や来訪者にもっと工大祭に親しんでもらう。4.Enter Key[実行]自分自身の決断で、実行する。5.Enter key[改行]常に前を見て進んでいく、というものです。特に、地域との連携を重視、事前のあいさつ回りから、鶴舞公園での声掛け等を積極的に行った結果、多くの市民の入場があり、11月19日（金）、20日（土）の二日間で昨年を上回るおよそ18,000人の来場者がありました。　後夜祭では、鶴舞公園屋外ステージで「Ｂ－ＤＡＳＨ」のライブが開催されました。迫力あるステージに通りがかりの人たちも引き込まれ、まるで屋外ロックフェスティバルのように盛り上がりました。　今年度は、平成23年11月18日（金）、19日（土）に「華楽結合」のテーマで開催します。

（３）企業研究セミナーの開催　キャリア教育事業の一環として、学生に企業研究の機会を提供することを目的とした「企業研究セミナー2010」を平成22年11月30日(火)・12月1日(水)の2日間、吹上ホールで開催しました。学生・企業ともに参加希望が多く、企業347社、学生延べ約2161名の参加があり、終始大盛況でした。今年度は平成23年12月13日(火)・14日(水)に同所で開催します。

（４）学生表彰の実施　学生生活の充実と活性化を図ることを目的として、平成23年3月11日(金)に学生表彰を開催しました。

①学術活動部門◆計10名：博後7名、博前3名

②課外活動部門ソーラーカー部　ソーラーカーレース鈴鹿2010オリンピアクラス第3位ロボコン工房NHK大学ロボコン2010ABUアジア・太平洋ロボコン代表選考会アイデア賞

③特別功労部門カイトサーフィンアジア大会2010フリースタイル部門第1位、コースレース部門総合2位◆計3件：団体2件、個人1名

①学術活動部門◆計40名：博後11名、博前29名②課外活動部門陸上競技部4名、水泳部3名　団体1件、硬式野球部1件、男子バレーボール部1件、馬術部１件、ヨット部１件、ロボコン工房1名　団体１件　　◆計14件：団体6件、個人8名


（８）柔剣道大会の開催　全国国立工業大学柔剣道大会が、本学を当番校として平成23年8月21日に愛知県武道館で開催されました。この大会は、全国の国立工業大学六校（北見工業大学、室蘭工業大学、東京工業大学、名古屋工業大学、京都工芸繊維大学、九州工業大学、）で毎年行われている大会で、今年で47回目を迎える大変伝統のある大会です。会場の愛知県武道館は、全国から集まった学生の熱気であふれ、ＯＢや父母の応援のもと、熱戦がくりひろげられました。柔道男子個人戦で機械工学科１年の北門駿一さんが３位、剣道女子個人戦で都市社会工学科２年の鈴木歩実さんが３位入賞を果たしました。

（９）キャンパスミーティングの開催　学生の希望や意見を反映させるために、学長と学生が対話する「意見交換の場」であるキャンパスミーティングを、平成23年9月30日（金）に開催しました。当日は多くの学生の参加があり、活発な意見が交わされました。学生からは、大学の方針がわかった、学長の考えが聞けて良かった等の声が寄せられました。

（５）学位記授与式の挙行　平成22年度学位記授与式を平成23年3月23日(水)に名古屋市公会堂で挙行しました。　工学部第一部 884名、第二部 115名の卒業者に学士学位記が、大学院工学研究科博士前期課程666名の修了者に修士学位記が、同じく博士後期課程39名の修了者に博士学位記が、それぞれ授与されました。　今年度は平成24年3月23日(金)に同所で挙行の予定です（詳細は未定）。

（６）入学式の挙行　平成23年度入学式を平成23年4月6日(水)に名古屋市公会堂で挙行しました。　工学部の第一部に1006名、第二部に23名、大学院工学研究科の博士前期課程に 643名、博士後期課程に70名の入学・編入学が許可されました。　次年度は平成24年4月6日(金)に同所で挙行の予定です（詳細は未定）。

（７）東国体に参加　第60回東海地区国立大学体育大会が平成23年5月22日から7月18日の土日に開催され、全20種目に8大学の約3,500名以上の学生が競い合いました。本学の総合順位は昨年と同じで、男子６位、女子７位でしたが、硬式テニス部が団体で３位、個人では、水泳100ｍ背泳ぎ、200ｍ背泳ぎで都市社会工学科２年の杉浦啓太さんが３位に、陸上男子100ｍで情報工学専攻1年の今枝智明さんが第２位、男子5000ｍで物質工学専攻2年の上田泰輔さんが1位、環境材料工学科3年の三浦修さんが2位、男子400ｍハードルで都市社会工学科2年の和田拓己さんが１位、男子4×400ｍリレーで今枝、黒川、和田、澤村チームが2位、走幅跳で情報工学専攻1年の金田純弥さんが1位入賞を果たしました。

平成22年度卒業・修了者に関する進路（進学・就職）状況

出身区分卒業・修了者進学者就職者現職者の職場復帰帰国・その他

工学部第一部（４年制）

第二部（５年制）

大学院工学研究科博士前期課程（２年制）

博士後期課程（３年制）

合　　　　　　　計

（１）就職率

出身区分求職者求人倍率就職者就職率

工学部第一部 287 名

71 名

630 名

26 名

★21.8 倍 276 名

58 名

617 名

23 名

96.2%

81.7%

97.9%

88.5%

第二部 ★21.8 倍

大学院工学研究科博士　前期課程 10.1 倍

博士　後期課程－

１　概要

３　就職状況

※１　大学院工学研究科における早期修了者（産業戦略専攻短期在学コース及び平成２２年９月期修了）を含む。※２　＊は就職進学者４名含む。（進学者数と就職者数の双方に示す。）※３　進学者に海外の大学を含む。※４　博士後期課程の「帰国・その他」のうち１１名は任期付研究員。

※　就職者は，正規雇用者のみ。ただし，博士後期課程のうち１１名は博士研究員。

21.9 倍

910 名

120 名

691 名

56 名

1777 名

598 名

33 名

46 名

0名

677 名

276 名

58 名

* 617 名

12 名

963 名

0名

7名

5名

23 名

35 名

36 名

22 名

27 名

21 名

106 名

出身区分卒業・修了者進学者進学率

工学部第一部 65.7%

27.5%

6.7%

598 名

33 名

46 名

910 名

120 名

691 名

第二部

大学院工学研究科（博士前期課程）

（１）進学率

（２）進学先

出身▶ 学部大学院計

進学先第一部第二部博士前期

名古屋工業大学

名古屋大学

東京工業大学

東京大学

岐阜大学

東北大学

豊橋技術科学大学

名古屋市立大学

奈良先端科学技術大学院大学

大阪大学

542

26

8

4

2

3

1

1

2

1

611

29

8

5

4

3

2

2

2

1

26

3

2

1

1

* 43

1

計

２　進学状況

※　学部の進学先は大学院博士前期（修士）課程，大学院博士前期課程の進学先は大学院博士後期課程とする。　　＊は就職進学者 4名含む。（進学者数と就職者数の双方に示す。うち1名は現職者）


進学先第一部第二部博士前期

お茶の水女子大学

京都大学

千葉大学

筑波大学

東京芸術大学

豊田工業大学

広島大学

北陸先端科学技術大学院大学

その他（海外の大学）

1

1

1

1

1

1

1

1

598

1

1

1

1

1

1

1

1

2

67733

1

1

46

7

］く除を者帰復場職［先職就な主）２（

４．応募別内訳［職場復帰者を除く］


就職先第一部第二部博士前期博士後期

◆ 産業界〔以下内訳，３名以上〕 250 50 592 4 896デンソートヨタ自動車アイシン精機中部電力アイシン・エィ・ダブリュ豊田自動織機トヨタ車体ブラザー工業トヨタ紡織アドヴィックス東海旅客鉄道日本ガイシ富士通中部システムズマキタ三菱電機ヤマザキマザックリンナイＮＴＮ川崎重工業ジェイテクト新日本製鐵東海理化電機製作所浜松ホトニクス三菱重工業イビデンＪＳＲセイコーエプソン東海ゴム工業トーエネックパナソニック三菱自動車工業愛知製鋼小糸製作所清水建設スズキダイキン工業竹中工務店東芝豊田合成日本特殊陶業ノリタケカンパニーリミテド本田技研工業モビテックＬＩＸＩＬＩＨＩアイシン・コムクルーズインテック大林組キヤノン小島プレス工業小松製作所ジェイアール東海コンサルタンツ大日本印刷高砂電気工業千代田化工建設ＴＹＫデンソーＩＴソリューションズ戸田建設トヨタコミュニケーションシステムトヨタテクニカルディベロップメントトヨタデジタルクルーズ西日本旅客鉄道

日本車輌製造日立ハイテクノロジーズ富士機械製造富士通テン北陸電力三菱電機エンジニアリング

11

333223

333333

25533

41611152

2433

2

2

1

23

2

232

21

2

1

1

11

2

1

1

1

1

1

2

1

1

2014911* 9127103654256533366666345525442144441* 43212331231312221223133

1

2

1

1

1

2219141413131111977777777666666655555554444444444444333333333333333333


就職先第一部第二部博士前期博士後期

愛知県（高校教員）愛知大学宇宙航空研究開発機構超高温材料研究センター東北大学多元物質科学研究所徳島大学 Jomo Kenyatta University of Agriculture and TechnologyUniversity Teknikal Malaysia Melaka中国科学院ナノ科学技術センター中南大学南京航空航天大学無錫城市学院愛知医科大学(事務職）名古屋大学(技術職）同済大学(技術職）トヨタ名古屋教育センター

1

1

1

11

1

11

1

11

11111

1111111111111111

◆ 教育・研究機関〔以下内訳〕 1 2 5 8 16

名古屋市愛知県豊田市国土交通省防衛省・自衛隊大垣市岡崎市三重県静岡地方検察庁出雲市消防本部一宮市稲沢市大府市尾張旭市春日井市可茂消防事務組合刈谷市京都府滋賀県静岡県島根県高浜市知多市知立市名古屋港管理組合日進市碧南市四日市市

712

1212

1

1

1

1

111

1

1

1

1

11

34111

1

1

1

1

111

1

10531222211111111111111111111

◆ 官公庁〔以下内訳〕 23 6 18 0 47

計 276 58 617 12 963

※　産業界は，同人数の社名は五十音順とする。官公庁は，教育・研究機関を除く。＊は就職進学者１名を含む。（進学先と就職先の双方に示す。）

※　小数点第３位を四捨五入しているため、合計が１００％にならない場合あり

，

毛製品検査協会日本放送協会日本品質保証機構非開示

1

1

11

1111

◆非営利法人〔以下内訳〕 2 0 2 0 4

出身区分大学推薦自由応募その他（起業等）計人数％人数％人数％

工学部第一部 74名

9名

262名

1名

346名

26.8%

15.5%

42.5%

8.3%

35.9%

200名

48名

346名

10名

604名

72.5%

82.8%

56.1%

83.3%

62.7%

2名

1名

9名

1名

13名

276名

58名

617名

12名

963名

0.7%

1.7%

1.5%

8.3%

1.3%

第二部

大学院博士　前期課程

博士　後期課程

合計


平成23年度就職・キャリア形成事業（平成２３年４月～平成２４年３月）

＊主として第一部３年，第二部４年，博士前期課程１年，博士後期課程２年対象

４．就職ガイダンス

開催日・時間

５１号館５１１１講義室

10月5日［水］15:00 ～16:30

就職活動の開始を前に講師：井戸智子（学生生活チーム特任職員）

２号館０２１１講義室

10月12日［水］15:00 ～16:30

公務員の仕事とは ①講師：官公庁採用担当者


12月7日［水］15:00 ～16:30

進路の迷いと多様なキャリア講師：本学卒業・修了の企業幹部　２名


10月19日［水］15:00 ～16:30

企業が求める人材とは講師：本学卒業・修了の企業幹部　２名◆ (社)名古屋工業会主催　名工大ＯＢトップセミナー


11月30日［水］15:00 ～16:3017 :00 ～18:30

業界研究・企業研究・職種研究とは　－企業研究セミナー直前対策－講師：株式会社マイナビ


1月11日［水］15:00 ～16:3017 :00 ～18:30

エントリーシート対策　－概要と注意すべきポイント－講師：井戸智子（学生生活チーム特任職員）


1月18日［水］15:00 ～16:3017 :00 ～18:30

面接対策１／２〔ノウハウ〕　－基本的知識と重要なポイント－講師：株式会社リクルート

５１号館５１１１講義室他，各講義室

2 月 1 日［水］14:00 ～17:00

面接対策２／２〔模擬面談〕＜この回は予約制＞　－グループ面接実践編－講師：株式会社リクルート


11月2日［水］15:00 ～16:30

公務員の仕事とは ②講師：官公庁採用担当者

＊第１回は全学生対象、第２回・３回は主として第一部１～３年，第二部１～４年対象，博士前期課程１年対象


２３号館２３１１講義室


１．キャリア形成ガイダンス

開催日・時間

4月27日［水］15:00 ～16:30

5月11日［水］15:00 ～16:30

5月18日［水］15:00 ～16:30

第１回　本学の就職・キャリア形成事業の取り組み～ジェネラルインターンシップを中心とした就職・キャリア形成事業に関する説明～講師：山下キャリアサポートオフィス長、前名古屋工業大学インターンシップコーディネーター菅田芳恵氏

第２回　今やるべきことから考える～自分史作りとグループワークを通して，キャリアパスについて考えてみよう～講師：井戸智子（学生生活チーム特任職員）

第３回　将来の自分のとらえ方～キャリアデザインと職業について～講師：井戸智子（学生生活チーム特任職員）

場　

所





＊主としてインターンシップ希望者及び派遣者対象

２．インターンシップガイダンス

開催日・時間

7 月 6 日［水］15:00 ～16:30

第１回　事前研修会　－本学独自のインターンシップ制度－～ジェネラルインターンシップを中心とした就職・キャリア形成事業に関する説明～講師：山下キャリアサポートオフィス長、前名古屋工業大学インターンシップコーディネーター菅田芳恵氏

7月13日［水］15:00 ～16:30

第２回　事前研修会　インターンシップでのマナー～自分史作りとグループワークを通して，キャリアパスについて考えてみよう～講師：井戸智子（学生生活チーム特任職員）

10月26日［水］15:00 ～16:30

第１回　事後研修会　インターンシップ経験の活用方法～キャリアデザインと職業について～講師：井戸智子（学生生活チーム特任職員）

12月21日［水］15:00 ～16:30

第１回　事後研修会　インターンシップ経験の活用方法～キャリアデザインと職業について～講師：井戸智子（学生生活チーム特任職員）

場　

所

場　

所

吹上ホール（名古屋市中小企業振興会館）

３．企業研究セミナー開催日・時間

場　

所

キャリア教育としての企業研究の２日間－著名企業が個別ブースで本学学生のみに説明－＜スーツ等着用のこと＞

＊主として第一部３年，第二部４年，博士前期課程１年，博士後期課程２年対象

12月13日［火］12月14日［水］10:00 ～17:00

9

◆ 就職相談員から

就職相談員　井戸　智子

　就職は、皆さんにとって大きなスタートです。様々な希望と不安を抱えていることと思います。社会へ出るときには、大学で何を学んだかが大きな武器になりますので、学業とともにそれ以外でも多くのことに挑戦し視野を広げてください。１、２年生の方は、大学生活の中で一生懸命取り組めることをみつけてください。いよいよ就職活動を始める方は、大学生活を振り返るとともに将来のキャリアを描いてください。　就職相談室では、１０月より就職ガイダンスを実施しています。さらに、ミニ講座を数多く設け、面接等のレベルアップを目指していきます。その他、個別の相談は、月・火・木・金曜日の９時から１５時（１２月から３月の木曜日と

金曜日は１７時まで）に実施しています。就職相談の予約は、学生センター１０番窓口で常時受け付けています。求人情報の提供、進路状況の把握等も行っております。　大学には先輩方の情報が蓄積されています。就職も事前の準備が重要ですから、是非大学の就職支援を活用してください。皆さんの将来を探すために、そして皆さんの能力が発揮できるように一緒に勉強していきましょう。

（１）全体［平成２３年度については９月３０日現在の判明分］

（２）ジェネラルインターンシップ参加状況［本学独自の制度平成２０年度から実施上記の内数］

年度等▶

区　分

工学部第一部

工学部第二部

大学院博士前期課程

大学院博士後期課程

計

インターンシップ参加状況

▶年度等平成20年度

区　分

工学部第一部

工学部第二部

大学院博士前期課程

大学院博士後期課程

計

平成 19年度

受入企業参加人数

賛同企業受入企業参加人数

20 名

0 名

45 名

0名

65 名

55 名

4名

20 名

0名

79 名

平成 20年度


91 社

91 社

62 名

5名

72 名

0名

139 名

平成 21年度


138 社

138 社

95 名

3名

103 名

1名

202 名

平成 22年度


149 社

149 社

118 名

6名

103 名

0名

227 名

平成 23年度


109 社

109 社

98 名

5名

48 名

0名

151 名

各講義室（５～３０名程度）

５．就職情報ミニ講座開催日・時間

場所・参加人数

・エントリーシート対策・面接対策

（随時開催予定）

※１　正課外活動（学生の自由参加）により実施（一部正課分を含む）

※２　上記の他，学生の自己開拓（自由応募）による参加者多数

49 社

49 社

85 社

85 社

56 社

56 社

平成21年度


78 名

3 名

18 名

0名

99 名

83 社 72 社

平成22年度


104 名

6 名

16 名

0名

126 名

106 社 84 社

平成23年度


80 名

5 名

25 名

0名

110 名

104 社 84 社

83 社 72 社 106 社 84 社 104 社 84 社


学生なんでも相談室

◆ 学生相談員から

　学生なんでも相談室は学生生活でわからないことや不安なこと

を相談できる窓口です。窓口は１９号館１階にある学生センター

のなかにあります。

　いつもスタッフがみなさんの相談を受け付けています。相談内

容は「教室の場所がわからない」という簡単なものから「街で

キャッチセールスに声をかけられた」など生活に関すること、

「学生生活が楽しくない」「研究がうまくいかない」など学生生

活における悩みまで広く対応をしています。また、本学にはみな

さんを支えるさまざまな取り組みがあるので、そのなかから適切

なサポートを紹介することもしています。

　相談だけではなく、みんなで一緒に昼食を食べるCounselor’s

Cafeや、料理をつくったり、出かけたりすることで交流を深める

RoomCなど少人数のイベントも行っています。学生生活を充実

させたいなと感じたら気軽に声をかけてください。

　山下啓司先生に代わって昨年度から学生なんでも相談室の室長に

なりました犬塚です。普段は情報工学科の教員です。よろしくお願

いします。もう夏休みは終わって、後期の勉強に励んでくれている

ことと思います。

　毎年、４月のガイダンスでもお話をしていますが、１年に一回は

自分の生活を見直してください。ボケボケしているとすぐに卒業が

迫ってきます。将来のことをじっくり考えずに時間が過ぎてしまう

と焦ります。1年の皆さんは、もう名工大になれましたね。だんだ

んと専門の勉強が増えてきましたが、興味をもって勉強できていま

すか？クラブにも打ち込めていますか？２年生は生活のリズムをも

う一度取り戻しましょう。朝はすっきりと起きられていますか？３

年生の皆さん、進路は見定めていますか？４年生、そして大学院生

の皆さん、研究が忙しいと思いますが、将来のことも同時に考えな

いといけませんね。リズムを崩して留年をしてしまった人は、立て

直しになんでも相談を利用しましょう。

　学生なんでも相談室のことは、もうよく知っていると思います

が、まだよく知らない人のために少し、紹介しますね。大学は４年

間、５年間、あるいは大学院に進む人も多いですからさらに長い年

月を過ごします。その間にはだれでもいろいろあります。もちろ

ん、勉強や進路で迷うことも、クラブや友達づきあいで悩むこと

も、家族のこと、先生とのつきあい方、自分の健康のこと、あるい

は、厄介な団体に引っかかってしまうこともあるかもしれません。

そういうときは一人で考えずに、とにかくどこかに相談することを

お勧めします。学生なんでも相談室に是非、寄ってください。特に

相談はないけど、もやもやするときもです。学生なんでも相談室へ

の入り口はいくつかありますが、学生センターの⑤窓口がいいと思

います。専門のカウンセラーがいますし、学習相談や保健センター

等、他の相談窓口にもつないでくれますから。

　大学での生活は皆さんが専門的知識

を備えた高度な技術者になるだけでな

く、一生涯付き合ってゆく友達をつく

る時間でもあります。よい時間を過ご

し、友人とともに未来をつくるための

道具として、学生なんでも相談室を活

用してください。

学生なんでも相談室　室長　犬塚　信博

学生のみなさんへ

　「今までは成績やお金の使い方などに口出ししてきたけれど、

もう大学生になったのだし・・・」と急にお子さんの生活に無関

心になっていませんか？大学生は誘惑が多く、ささいなことを

きっかけに目標を見失ってしまうことがあります。高校生までと

はかたちが異なりますが、大学生になってもご家族のサポートは

必要不可欠です。お子さんの学生生活で気になる点がありました

ら、まずは学生なんでも相談室へご連絡ください。

保護者のみなさんへ

電話番号　052-735-5068　または　052-735-5640メールアドレス　[email protected]返事はメールをいただいた翌日になります（休日をはさみますとその分お時間をいただきます）学生相談員（カウンセラー）早川　由美

学生なんでも相談室

11

保健センター未曽有の就職氷河期に負けないで！

　千年に 1 回の 3.11 東日本大震災は、今年 1200 名を採用した東電

が来春の新卒採用がゼロとなったように就職戦線にも大きな影を落

としています。本学が大企業就職率で常にトップ 10 以内を維持し

ているのは、技術革新と経営に尽力された先輩諸氏のお蔭です。し

かし、その恩恵にいつまであずかれるか、予断は許しません。基本

的には、技術者としてのシーズ（個性と技術力）を如何にアピール

出来るかが問われています。

自己分析を的確に行ってください

　非社交的で大人しい性格は必ずしも欠点ではありません。出しゃ

ばらず控えめという良い性格とも評価できます。楽観的な人は無鉄

砲という欠点にもなり、悲観的な人は冒険をしないので失敗しない

という長所もあるのです。皆さんの個性は、技術者として活躍する

上で、適材適所で十分力を発揮することが可能です。

GPA の高得点は、知的探求の原動力か？

　GPA が高いと大学院も超一流企業も推薦で入れる可能性が高まり

ますが、研究開発力の源泉は、知的好奇心と飽くなき探求心・忍耐

力です。ノーベル化学賞に輝いた田中耕一さんの学業成績がどう

だったか知りませんが、過去の知識の吸収と、新しい知識の生産と

は、まったく異なる脳の活動です。GPA が 3.0 以下であっても、諦

めないで実験し続ける忍耐力を持っている人こそ、技術者として相

応しいと自己評価を変える必要があります。企業側も GPA の高い

人を 90%採用しても、10％は全国大会で活躍したボート選手、オー

ケストラの指揮者、皆の嫌がる馬の世話をした馬術部部員といった

学業以外で力を発揮した人達も積極的に採用して欲しいと思ってい

ます。事実、各分野で活躍している著名人は、成績優秀者ばかりで

はありません。

就活とソー活には、ビジョンが不可欠

　就活第一歩は、エントリーシートの

送付から始まりますが、企業情報を入

手するツールに、iPad や iPhone など

social network を活用する「ソー活」が

注目されています。ソーシャルのソー

活という訳です。企業研究は、歴史を良く知ることと十年先を見通

す視点が不可欠です。

即戦力か大器晩成か？

　人間には、早熟型と大器晩成型があります。早熟型は入社早々仕

事に適応して重宝がられますが、意外にも早く燃え尽きたりします。

企業の人事担当者によれば、大卒者は専門学校卒と違って即戦力に

はならないけれども、3 年ぐらいするとじわりと力を発揮してくれ

ると評価しています。文学、哲学、経済学、音楽、海外旅行などの

広い見識が、技術者として開花する時がくるので、趣味や教養を大

切にすることです。

十分な睡眠は風邪の予防にも就活面接にも不可欠

　今年はインフルエンザの大流行が予測されています。早目にイン

フルエンザの予防接種をしてください。ワクチン接種をすれば

100% 予防できる訳ではありません。免疫力を低下させないように

十二分に睡眠を取ることが肝心です。たっぷりと眠って、決して寝

酒など飲まずに、すっきりした頭で就活に臨んでください。「自分

は世の中で必要な存在」という自己肯定感を保持して、内定を勝ち

取るまで決して諦めないでください。

保健センター長　粥川　裕平

学生への支援

　奨学制度は経済的理由により修学に困難がある優れた学生に対

し、学資の貸与を行い学業に専念できるよう設けられた制度です。

本学で取り扱っている奨学金には、（独）日本学生支援機構・地方

公共団体並びに民間育英団体の奨学金があります。

　名古屋工業大学後援会による学生対策・援助基金の制度もありま

す。名古屋工業大学後援会では、「学生対策・援助基金」として本

学の学生を対象に経済的理由により学費の納入が困難な者に対し、

学費相当額を融資することにより修学を援助すること及び災害等緊

急時の援助を行っています。

　名古屋工業大学基金は，本学における教育研究，社会貢献及び国

際交流に関する活動等の推進を図るとともに，教育研究環境の整備

充実を目的として設立され、学生への支援を行っています。募集

は、その都度掲示により行います（大学奨学金事業を除く）。

　名古屋工業会は名古屋工業大学(前身校を含む)の全学科･全専攻にわたる

唯一の母校の支援組織であり、教職員･在校生および卒業生を会員として

います。講演会の開催、会誌「ごきそ」の刊行のほか、学生への支援とし

て、奨学金の給付、留学生後援会への援助、課外活動の支援、工大祭の支

援、単科会との共催による懇談会を通じた就職支援等を行っています。

本学ではさまざまなかたちで学生への支援を行っています。

イノベーションマーケティング

エンジニア

エンジニア

エンジニア

エンジニア

シューカツ


名古屋工業会（同窓会）への途中入会

入会の手続きゆうちょ銀行（郵便局）から「学科専攻・入学年度・住所・学生氏名・電話番号」を明記

の上，直接会費を振込んでください。

郵便振替口座記号番号　00830－8－5864　　口座名義 ( 社 ) 名古屋工業会

終身会費（在学中を含め、一生涯会員資格あり）新入学者 60,000 円、２年次以降の在学者 80,000 円

学生会員（在学中のみ会員資格あり）学部在学者 10,000円、大学院在学者 7,000 円

Tel：052-731-0780Fax：052-732- 5298E-mail：[email protected]

466-0062 名古屋市昭和区狭間町４（正門出て左の信号左角）

照会先　社団法人名古屋工業会

主な活動内容

主な活動内容

本学後援会への途中入会

入会の手続きゆうちょ銀行（郵便局）から「学科専攻・学生番号・

学生氏名・父又は母の住所・氏名・電話番号」を明記の上，直接

会費を振込んでください。

郵便振替口座記号番号 00840－8－37095

口座名義名古屋工業大学後援会

会　費（入会・進学時各１回のみ）

学部 14,000 円（第３年次編入学者 7,000 円）

博士前期 5,000円（学部在学時の加入者も同額）

博士後期 5,000円（博士前期在学時の加入者は不要）

照会先名古屋工業大学後援会

Tel：052－735－5553

　この会は本学の全学科・全専攻にわたる唯一の母校の支援家族組織であり，在学者の父母等（保護者）を会員としています。

当会は昭和 36 年から現在の形になり，本学の教育に協力し，学生生活向上のために学生を援助することを目的とし，精力的に

活動しています。

　本会の幅広い学生援助事業は，本学の教育に対して大きく貢献しており，その実績は学内外から高く評価されています。これ

らの活動に必要な運営資金は，在学者のご家族からの会費（入会・進学時各１回のみ）によって賄われています。

　この会は本学の全学科・全専攻にわたる唯一の母校の支

援同窓会組織であり，教職員・在学者及び卒業・修了者を会

員としています。同窓会の創立は大正 4年であり，大正 10 年

に名古屋工業会と改称し，昭和 42 年に社団法人として許可

され，現在に至っています。

　本会は母校における教育研究の振興を図るとともに会員

相互の連絡啓発を行い，学術文化の発展に寄与することを目

的とし，精力的に活動しています。本会を通じた幅広い交流

はビジネス面でも重視され，各方面で実績が評価されていま

す。これらの活動に必要な運営資金は同窓会員からの会費や

企業からの賛同会費等によって賄われています。

　就職関係書籍の購入（就職情報室で貸出），就職・キャリ

ア形成や相談事業費の助成，課外活動・工大祭への助成，授

業料免除不許可者への融資，遠隔地での事故救助費の援助，

正課教育・課外活動中の疾病の医療費補助，見舞金の給付，

公衆電話の維持，会誌「後援会だより」の刊行，役員会・定期

総会の開催等

　このように名古屋工業大学後援会は幅広い教育協力・

学生援助を行っており，事業規模の拡大を図っています。

　対象を加入者のみに限定できない事業も多く，大学院学

生の比率の高まりから収入減も見込まれます。未加入の場

合はぜひこの機会に入会してください。

　本学学位記授与式で優秀者に名古屋工業会賞を進呈，学

生に対する就職支援，名古屋工業会奨学金の給付，本学留

学生後援会への援助，課外活動奨学金の給付，工大祭の支

援，教員への学術研究助成金の進呈，本学研究協力会の支

援，本学の各種事業の支援，特別学術講演会の開催，全国

22 支部活動による会員交流，会誌「ごきそ」の刊行，ＨＰに

よる情報の発信，ＨＰを補完するメールマガジンの配布。

　本会は，本学の期待に応え事業規模を拡大するため，会員の増

強中です。未加入の場合はぜひこの機会に入会してください。

（本学学生センター４番窓口内）

13

１　学生ポータル及び掲示２　保険加入３　授業料の振替口座

４　学生相談の窓口５　奨学金受給者の義務６　外国人留学生の義務

必ず確認を

１

５６４

２３学生への通知・連絡は学生ポータルサイト

の掲示板に一元化しています（ゆめ空間・第

二部事務室前・各学科での紙掲示も併用）。

最低１日１回は確認すること。掲示の確認ミ

スは自己責任です。統一デー

タベース（自分や家族の異動

情報）の更新も忘れずに。ま

た，照会は学生本人が窓口で。

学生教育研究災害傷害保険（学研災）・付帯

賠償責任保険（学研賠）は，学校行事，正課・

正課外活動及び通学途中等での事故に備え，

本学が全員に加入を強く勧めている保険で

す（両保険は同時加入）。インターンシップや

対外試合の参加時に保険加入証明書が義務

づけられることもあります。確認や照会先

は，学生センター６番窓口です。

奨学金は本人の願い出により金銭の貸与・

給付を受ける制度で，途中学年でも，多くの

手続義務が課されています。奨学団体に迷惑

をお掛けしないよう，すべての期限を厳守し

なければなりません。照会先は，学生セン

ター６番窓口です。

本学は学生相談の充実強化を進めています。

クラス担当委員の他に，心身面は保健センター

に，修学指導面は学生なんでも相談室等に，就

職・キャリア形成面は就職情報室に，それぞれ

専門の相談員がいます。まずは，学生センター

５番窓口でどんなことでも相談しましょう。

本学では授業料の納入方法を，全員「口座振替

制度」に限っています。前期分は４月，後期分

は 10 月の，それぞれ 25 日頃には「残高を必

ず確認」すること（引落日は掲示で通知）。授業

料免除や休学等に関係なく，口座振替の未手

続者は直ちに手続きすること（これらの申請・

決定による停止・解除は大学側で実施）。確認

や照会先は経理チーム（本部棟２階）です。

留学生は法務省や文科省等から多くの手続

義務が課されています。特に一時帰国（国外

旅行を含む），資格外活動（全てのアルバイ

ト），転居（外国人登録の変更），国費留学生の

在学確認（毎月）等は，怠ると大きな不利益を

受けます。

学園だより vol.165 アンケート結果

2　参考にならなかった、よくなかった紙面や内容なし

1　参考になった、よかった紙面や内容（複数回答、賛同を得た割合）

記事▶

割合（％）

1

表紙

20%

2キャンパスダイアリー

30%

3学生生活に寄せて

10%

4

トピックス

30%

5

進路状況

90%

6就職キャリア形成事業

50%

7就職相談員から

30%

8インターンシップ案内

30%

9

施設紹介

10%

10保健センターから

40%

11

後援会

0%

12

工業会

0%

13

必ず確認を

0%

3　学園だよりへのご意見、ご感想、今後取り上げて欲しいテーマ、　その他、名古屋工業大学の諸活動に対する意見等なんでもご自由にお書きください。

①　地方では、なかなか大学の様子がわからないので、大変ありがたく思っております。単科大学ならではの親身のこころづかいが伝わってきます。

②　近年、就職率が悪い中、名工大はとても良いのにはビックリしました。

③　就職情報、国際交流関連

④　年に発行される回数を増やしてほしい。大学の様子をもっと知りたい。

⑤　子供が通っているにもかかわらず、知らない事が多いので、何でも情報を流して欲しいという気持ちです（母）

　学園だより vol.165 号で、アンケートを実施したところ、たくさんの貴重なご意見をいただきました。ご協力ありがとうござ

いました。以下にアンケート集計結果を掲載します。今号ではアンケート結果をふまえ、できるだけ多くの学生の情報や就職

情報を掲載しました。


●この印刷物は，FSC 森林認証用紙を使用しています．

●大気中に影響を与える物質を抑え，用紙のリサイクルにも

適した大豆油インクを使用しています．

名古屋工業大学　学園だより平成23年10月学園だより編集委員会・学生生活チーム名古屋市昭和区御器所町（〒466-8555 ）

E-mail: [email protected]

15 学園だより vol.166

防災・日本再生シンポジウムのご案内

現在、大学会館の改修工事が行われています。長年慣れ親しんだ建物が取壊されていく

様子を見るとちょっと寂しい気持ちになりますが、来年４月には新しい大学会館が誕生

します。どんな建物になるか想像するとワクワクしますね。（H.K）

nit news -vol.166- 平成23年10月 - nagoya institute …学園だよりvol.166 2...

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