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Copyright 2009 FUJITSU LIMITED

低コストで高信頼・TCO削減を追求! 止まらないビジネスを支える

無停止型PCサーバ「PRIMERGY FTモデル」

2009年10月

富士通株式会社

Copyright 2009 FUJITSU LIMITED1

2台の標準PCサーバを用い、ソフトウェアFT仮想化技術により、1台に仮想化(業務は仮想サーバ上で動作)

2台の標準PCサーバのいずれか1台において、ハード障害が発生した場合でも、システムダウンすることなく業務の継続が可能

Windows Server 2003 R2採用により、Windowsパッケージの流用が可能

2台の標準PCサーバを用い、ソフトウェアFT仮想化技術により、1台に仮想化(業務は仮想サーバ上で動作)

2台の標準PCサーバのいずれか1台において、ハード障害が発生した場合でも、システムダウンすることなく業務の継続が可能

Windows Server 2003 R2採用により、Windowsパッケージの流用が可能

PRIMERGY FTモデルPRIMERGY FTモデル

FTモデル

[標準PCサーバ#1] [標準PCサーバ#2]

[仮想サーバ]

FTモデルは、CPU(ﾌﾟﾛｾｯｻ)やマザーボード

のハード故障にも対応。ビジネスを止めません。


PCサーバの利用状況


基幹への広がりと24時間運用基幹への広がりと24時間運用

部門での情報・ＯＡ適用

集中型基幹システム

分散型基幹システム／各種業務システム各種業務システム

・部門に分散された業務サーバ・アプリケーションサーバ

－業務切り出し／アドオン・各種監視サーバ

・ファイル／プリンタ共用・グループウェア・ＤＢ検索

M -1 9 0 0M -1 9 0 0 M -1 9 0 0M -1 9 0 0 M -1 9 0 0M -1 9 0 0

Internet

・ERP、全社CRM・センター集中のサーバ

・３階層システム･サーバ

オープン化の流れ

オープン化の流れ

連続運転の拡大連続運転の拡大

プレゼンター

プレゼンテーションのノート

当初は部門内のOA業務等のファイル／プリンタ共有中心の小規模なシステムとして適用されていたIAサーバですが、OSの機能向上、および、ハード性能の向上に伴い、年々、より大規模なシステムへの適用の要件が増加しています。ホストコンピュータへのゲートウェイサーバや、アプリケーションサーバとしての適用といったように、基幹業務の一部を切り出して、そのシステムにIAサーバを適用する形態から、今日では、基幹システムすべてをIAサーバのみで構成する形態でも運用されはじめています。更に、インターネット／イントラネットを中心としたネットワークコンピューティングへの適用が浸透しつつあります。


信頼性を求めるサーバ市場の拡大信頼性を求めるサーバ市場の拡大

社会基盤システム金融システム,交通運行システム

グローバル化⇒世界規模での商取引⇒24時間365日の稼働

インターネット技術革新⇒ブロードバンドなどの

インフラの整備が整う

[適用サーバ]

PCサーバの圧倒的なコストパフォーマンスの良さ⇒ムーアの法則で性能アップ⇒信頼性の急速な向上

・24時間店舗・住民サービス・インタネット販売・荷物集配信

[市場環境][サーバ環境]

高信頼は一部の特別なシステムではなく、幅広い一般システムで求められている

信頼が利益に直結

PCサーバ

UNIXサーバ

汎用ｺﾝﾋﾟｭｰﾀ

基幹サーバ

中・小規模・

部門サーバ

止められない要望の急増

PCサーバの市場拡大


もし、サーバが止まったら…

[社内への影響]・受発注作業の停止

・出入庫作業の停止

・社内業務の停止

・メール等通信手段の停止

・復旧作業の工数

[取引先への影響]・データ送受信不可（取引き中断）・製品の流通停止・Web取引きなどによる機会損失

[信用問題]・ブランドイメージの低下

どのようなシステムにも

高信頼な対策は必要！


止まらないためのPCサーバ冗長機能止まらないためのPCサーバ冗長機能

[主要部品の冗長（二重）化]・ディスクのRAID構成、スペアディスク・メモリのミラーリング、スペアメモリ・冗長電源・冗長ファン

※モデルにより異なります。

例えば、PRIMERGYTX300 S５では、

単体サーバのみでは、プロセッサやシステムボードまでの冗長化は行っていません。


PRIMERGY FTモデル概要


＜特長＞

・インテル

Xeonプロセッサを搭載、高性能で信頼性の高いシステムを構築

・タワータイプ、ラックマウントタイプにより、様々な設置場所へＦＴモデルを導入可能。

＜適用分野＞

・ERPパッケージ、物流管理、受発注システムや

電子カルテなど業務システム系サーバに最適

TX300FT S5

高信頼サーバ

FTモデル高信頼サーバ

FTモデル

タワータイプラックマウントタイプ


FTモデルの動作

FTモデルは、止まると困るシステムへお奨めします。・販売管理システム

・ｸﾞﾙｰﾌﾟｳｪｱ/ﾒｰﾙサーバ

・受発注システム・流通/生産管理システム

・電子カルテシステム

など


Windowsパッケージをそのまま活用⇒特に利用シーンの多いデータベースやバックアップなどは富士通にて

動作を検証済み。例えば、Oracle,SQL,ARCServe,VERITAS Backup,ServerProtect,著名な販売管理,富士通製ミドルウェアなど

[ご参考]主要な適応ソフト一覧http://primeserver.fujitsu.com/primergy/ftserver/inspection_soft.html

システムの切換え時間なし⇒止まっては困るPCサーバだからこそ、FTモデルにはフェールオーバ時間

はありません。

システム復旧時の計画停止なし⇒修理後の組込みの際にも、運用中の業務を止めることはありません。

FTモデル推奨のポイント


FTモデルの比較FTモデルの比較

単体サーバ並の容易な導入/運用単体サーバ並の容易な導入/運用

単体サーバ

FTモデル

クラスタ

価格耐

ハード故障

耐ソフト障害

故障時切換え

ｼｽﾃﾑ管理

復旧作業

構築工数

◎ ◎ × × －－ ◎

◎○ ◎ × ◎ ◎ ◎

△ △ ◎ ◎ △ △ △


PRIMERGY FTモデル詳細


米国マラソンテクノロジーズ社のソフトウェアFT仮想化技術を世界で初めて採用した高信頼サーバ

2台の標準のPCサーバをソフトウェアで1台に仮想化し、ハードウェアの完全冗長化を実現

万が一いずれか1台のサーバでハードウェア障害が発生した場合でもシステムダウンすることのない可用性の高いシステムを提供

米国マラソンテクノロジーズ社のソフトウェアFT仮想化技術を世界で初めて採用した高信頼サーバ

2台の標準のPCサーバをソフトウェアで1台に仮想化し、ハードウェアの完全冗長化を実現

万が一いずれか1台のサーバでハードウェア障害が発生した場合でもシステムダウンすることのない可用性の高いシステムを提供

Gigabit Ethernet 接続

1台の仮想サーバ

PRIMERGY FTモデルとはPRIMERGY FTモデルとは


ハードウェア冗長構成をシングル・イメージに仮想化

大切なお客様のアプリケーション及びデータをハードウェア障害から保護

OS、アプリケーション、ネットワーク環境も通常のものをそのまま利用可能

特殊なハードウェアを一切排除し、ソフトウェアのみで仮想化

標準PCサーバの長所（低価格、新技術の追随）を大限活用

特殊な保守サービスの購入不要

高信頼アーキテクチャを実現する仮想化

連続運転を可能にする故障箇所検出、ディスクのホットスワップ化

修理からの再同期完全自動化

I/O処理を独立仮想化し、高信頼性を実現

世界初

ソフトウェアFT仮想化技術世界初

ソフトウェアFT仮想化技術

シングル・イメージシングル・イメージ

仮想化仮想化

高信頼を高信頼を

実現する仮想化実現する仮想化

ソフトによるソフトによる

仮想化仮想化

FTFT仮想化コンセプト仮想化コンセプト


I/O処理を分離し、仮想化した業務処理部(APPL)と、入出力部(I/O)の２つのOSイメージをそれぞれ２台のサーバで動作

外部に対してはシングル・イメージに仮想化

各I/Oは、独立して非同期で処理を行い、アプリケーションとOSに対しては、I/O処理を仮想化し、ソフト的なタイミング障害やハードウェアのI/OエラーなどからアプリケーションとOSを保護(他社にない当社独自の高信頼化を達成）

無停止型の同期並行動作

コアコア(APPL)(APPL)

コアコア(I/O)(I/O)

仮想化仮想化

標準サーバ標準サーバ標準サーバ標準サーバ

ミラーミラー



同期同期同期

APPLAPPLOSOS

1台の仮想サーバを構成


内部(OS、ｱﾌﾟﾘｹｰｼｮﾝ)のシングルイメージ化

「業務OS」は2台のサーバ間で同期しプロセッサレベルで全く同じ動作を行う

同期制御は「I/O処理OS」側で行うため、「業務OS」およびこの上で動作するアプリケーションは単体サーバ上と同じイメージで動作

外部(ﾈｯﾄﾜｰｸ)からみたシングルイメージ化

ネットワークについては運用/待機による切替

IPアドレス、MACアドレス(仮想)は1つ

シングル・イメージ化


ミラーミラー

同期同期同期

APPLAPPL業務業務OSOS

同一I/O処理

同一IP,MACアドレスでの切替 LAN

仮想化仮想化

1台の物理サーバ上で、I/O処理を仮想化した

「業務OS」と物理デバイスにアクセスする

「I/O処理OS」の2つのOSが動作

I/OI/O処理処理OSOS I/OI/O処理処理OSOS






単一障害点のない完全冗長構成単一障害点のない完全冗長構成

独立でも動作する2台の標準PCサーバの組み合わせによる完全冗長構成

ハード障害発生時には問題の片側サーバを切り離し。システムとしては動作を継続

切り離しのみで、処理の引き継ぎは発生しない。

プロセッサプロセッサ(APPL(APPL))

仮想化仮想化


ミラーミラー

同期同期同期

APPLAPPLOSOS

ＨＷ障害⇒切り離しコアコア(APPL)(APPL)



動作継続


容易な運用容易な運用故障発生時には問題デバイスを修理/交換し、修理したサーバの電源再投入

再同期処理はFT機能が自動的に実施。

再同期の間も業務は停止せず

継続可能。

必要なのはハードの修理のみ。クラスタのような複雑な手順は不要

片側のサーバ内でもハードウェアRAIDを採用し、ディスク故障時にはホットスワップ可能

標準のPCサーバを冗長化コンポーネントとして使用しているため、故障サーバの修理も全国のCEが対応でき、復旧を迅速に実施。


プロセッサプロセッサ(I/O(I/O))

仮想化仮想化


ミラーミラー


プロセッサプロセッサ(IO(IO))

再同期再同期

APPLAPPLOSOS

動作継続

交換交換((修理修理))


プロセッサプロセッサ(I/O(I/O))

故障

ホットスワップホットスワップ


各モデルの仕様各モデルの仕様


FTモデルの特長


完全冗長構成の高可用システム完全冗長構成の高可用システム

ハードウェア障害が発生しても運用を継続ハードウェア障害が発生しても運用を継続

同

期

故障故障

復旧復旧同

期

再同期

切離切離

障害発生修理

動作継続

①

2台のサーバで同期並行動作を行い、1台のサーバを構成。

②

障害発生時には該当サーバを切り離し、残る1台で動作を継続。

③

1台で動作を継続中に、故障サーバを修理。

④

接続後、同期処理を行い再度冗長構成となる。

①

2台のサーバで同期並行動作を行い、1台のサーバを構成。

②

障害発生時には該当サーバを切り離し、残る1台で動作を継続。

③

1台で動作を継続中に、故障サーバを修理。

④

接続後、同期処理を行い再度冗長構成となる。


優れた耐ハードウェア障害性優れた耐ハードウェア障害性

PRIMERGYPRIMERGY（標準サーバ）（標準サーバ）

PRIMERGYPRIMERGY（クラスタ構成）（クラスタ構成）

ハードウェア障害発生！

障害調査

対策検討

対策検討

待機運用

復旧作業

運用

待機

障害調査

対策検討

組み込み

運用ハードウェア障害発生！


同期運用

運用

PRIMERGYPRIMERGYFTFTモデルモデル

同期運用

業務停止時間業務停止時間

復旧作業

障害調査

業務引継

単独運用

同期運用

同期運用

引き継ぎ中は引き継ぎ中は業務が止まる業務が止まる

復旧作業

運用サーバの変更には運用サーバの変更には

業務停止が必要業務停止が必要

ネットワークネットワーク切り替え時間だけ切り替え時間だけ

処理性能の処理性能の低下なし低下なし

切り離し

ハードウェア障害に対する耐性はクラスタより上ハードウェア障害に対する耐性はクラスタより上


容易な導入/運用容易な導入/運用

OSとして Windows Server® 2003､R2 Enterprise Edition を採用

アプリケーションからは単体サーバとして見えるためWindows Server 2003対応のソフトウェアは、

そのまま動作(クラスタのような特別な対応は不要)

通常のハード故障発生時にはCEで対応可能

標準サーバ並の容易な導入/運用標準サーバ並の容易な導入/運用


販売管理システム、財務会計システム、

メールサーバ、グループウェアサーバ

ファイルサーバ

業種共通

総合行政システム、文書管理システム

安全監視システム

地方自治体

物流管理システム、店舗システム、POSｻｰﾊﾞ流通業

工場内制御システム、生産管理システム（ＳＣＭ）製造業

営業店支援ｻｰﾊﾞ金融機関

次のようなシステムのサーバとして有効次のようなシステムのサーバとして有効

－サーバダウンによる日常業務への影響が大きいサーバ(メール、ファイル、アプリサーバ)－サービス拠点から遠い

－専任の保守要員やSEを維持できないが、業務はなるべくストップさせたくない

－大規模なアプリ開発がなくソフトウェアとしては安定している

－スケーラビリティを要求しないエントリークラス

PRIMERGY ＦＴモデルの適用分野PRIMERGY ＦＴモデルの適用分野


クラスタシステムとの比較


クラスタシステムとの特長比較クラスタシステムとの特長比較

PRIMERGY FTモデルクラスタシステム

冗長性ハードウェアのみ ◎ ハードウェアおよびソフトウェア

切替時間/処理 ◎ 数ミリから数秒(切り離し処理のみ)FT制御ソフト以外は切り離し処理は影響しない

あり切替時間が必要

スケーラビリティ 1wayDisk 中容量(～2.25TB)

◎ ～8way×2node共有ディスク利用タイプであれば

大容量ディスク対応

アプリケーション ◎ 対応不要サポートは個別に確認

対応必要（メジャーISVはMSCSに対応）

OSライセンス ◎ 1ライセンス(プレインストール) 2ライセンスが必要

システム設計 ◎ 易しい難しい

導入 ◎ 導入が容易専用のサービスが必要

運用 ◎ ハード障害に対してはCEで対応可能サポート契約。障害時の復旧作業は運用管理者が対

応


実現する可用性実現する可用性

PRIMERGYPRIMERGY（標準サーバ）（標準サーバ）

or or 単体単体

PRIMERGYPRIMERGY（クラスタ構成）（クラスタ構成）

故障による業務停止を限りなく『ゼロ』に近づけます。故障による業務停止を限りなく『ゼロ』に近づけます。


障害調査

対策検討

対策検討

待機運用

復旧作業

運用

待機

障害調査

対策検討

組み込み

運用ハードウェア障害発生！


同期運用

運用

PRIMERGYPRIMERGYFTFTモデルモデル

同期運用

業務停止時間業務停止時間

復旧作業

障害調査

業務引継

単独運用

同期運用

同期運用

引き継ぎ中は引き継ぎ中は業務が止まる業務が止まる

復旧作業

運用サーバの変更に運用サーバの変更に

は業務停止が必要は業務停止が必要

ネットワークネットワーク切り替え時間だけ切り替え時間だけ

処理性能の処理性能の低下なし低下なし

切り離し


システム規模による適用のポイントシステム規模による適用のポイント

導入／運用コストFTモデル

クラスタ

システム規模

ハードウェア

アプリケーション

OS

適用規模多重化範囲

クラスタ

クラスタ

ＦＴＦＴ

小規模でハードウェアの可用性が問われるシステム

→ PRIMERGY FTモデル

小規模でハードウェアの可用性が問われるシステム

→ PRIMERGY FTモデル

大規模基幹業務システム、小規模でもソフトウェア障害が許されないシステム→ クラスタシステム


PRIMERGY FTモデル適用のポイントPRIMERGY FTモデル適用のポイント

PRIMERGY FTモデル

専任の管理者を常時置くことのできないシステム

ソフトウェアに特別な対応が不要なため、短期での開発が可能

導入後数年経ち、ソフトウェア環境が安定し、ハードウェアの冗長性を更に高めたいシステム(既存システムへの適用）

小～中規模システム

メール／グループウェアサーバ、中小規模データベース等

クラスタシステム

ソフトウェア障害に対しても対応が必要な場合

中～大規模システム

データベースサーバ等

PRIMERGY FTモデルは、導入／運用が容易

PRIMERGY FTモデルは、導入／運用が容易

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