snowballUSB microphone ユーザーガイド

Blue MicrophonesのSnowball USBコンデンサー・マイクロフォンは名実共に今世界で最も人気の高いUSBマイクロフォンです。Blue独自開発のコンデンサーカプセルをユニークなデザインのボディに内蔵したSnowballはポッドキャストからインストゥルメントまであらゆる用途において卓越したクオリティを発揮します。プロオーディオ市場でトップブランドとして確立されたBlueの比類のない技術が汎用性の高いUSBマイクに結集された製品、それがSnowballです。

トランスデューサー

指向特性

サンプリングレート/ワード

Condenser, pressure gradient with USB digital output

技術仕様

単一指向性（ポジション1）、10dB減衰付き単一指向性（ポジション2）、無指向性（ポジション3）

44.1 kHz/16 bit

ポジション1

ポジション2

ポジション3

単一指向性カプセル有効

単一指向性カプセル有効、10dBの減衰パッド付き無指向性カプセル有効

スピーチ、ボーカル、ポッドキャスト

ライブ演奏、コンサート等大音響の録音

会議、面接、全方向から同じ感度で収音

1, 2, 3 …

設定 用途ポジション

この周波数特性チャートは、あくまでも参考資料としてお使いください。用途は同じでもマイクロフォンの特性は様々な条件により大きく変化します。ルームアコースティックス、音源からの距離、インストゥルメトのチューニング、マイクのケーブリングなど、その他に特性に影響を与える要因は数多く存在します。アーティストやエンジニアにとってこのような条件はサウンドのベースを決定する重要な要素です

周波数特性 指向特性

設定方法Snowballは本体底面の中央部分に回転式のジョイントが装備され、マイクロフォンの収音方向をあらゆる角度に調整することができます。Snowballはデスクトップ用の三脚または標準ネジ装備カウンターウエイトのマイクスタンドにマウントした場合にのみ回転します。設置オプションとして、BlueのRingerに設置して低周波の轟音を低減することもできます。転倒を避けるためにSnowballはRingerの三脚の中心真上に適切に配置し、音源の前に置きます。Snowball本体を前後に旋回させて最適に収音できる方向に向けます。

適切に設置した後、USBケーブルでSnowballをコンピューターのUSB端子に接続します。（SnowballはUSB2.に対応しています）。Snowballの正面が音源に向いていることを確認します。Blueのロゴは正面中心にあります。Snowballに電源が供給されると、Blueロゴの上にあるLEDが赤色に点灯し、Snowballの使用を開始することができます。Snowballの詳しい設定方法、FAQやソフトウェア互換情報、最新情報についてはBlueのウェブサイト<www.bluemmic.com/snowball>で確認してください。

Macintosh Setup Procedure• Mac OSX> Appleメニーから「システム環境設定」を開きます。• 「サウンド」をダブルクリックします。• 「入力」タブをクリックします。 • 「サウンドを入力する装置の選択」のリストからBlue Micを選択します。• 入力音量スライダーで入力レベルを適切なレベルに設定します。最初に低いレベルに設定して、音量が充分で

ない場合、徐々に上げます。• システム環境設定を終了します。

Windows 8:• コントロールパネル」を開きます。• ハードウェアとサウンド」から「サウンド」を選択し、「録音」タブをクリックします。• 既定の入力デバイス」にBlue Micを選択します。• プロパティ」から「レベル」のタブをクリックして入力レベルを設定します。.

Windows 7:• スタート」メニューから「コントロールパネル」を開き、「ハードウェアとサウンド」をクリックします。 • ハードウェアとサウンド」ウィンドウで「録音」タブをクリックします。• 既定の入力デバイス」にBlue Micを選択します。• プロパティ」から「レベル」をクリックして入力レベルを設定します。

最小システム要件MacintoshMac OSX 10.4以降USB 1.0または2.064MB以上のRAM

WindowsWindows 7/Windows 8USB 1.0または2.064MB以上のRAM64 MB RAM (Minimun)

Snowball を設定する

推奨する用途

ポッドキャスト ホームビデオのボイスオーバー

インスタントメッセージ ミュージックボーカル、ギター、ドラム、

ベース、木管楽器 推奨アクセサリーThe Ringer：Snowball用ユニバーサル・ショックマウント

ソフトウェアでSnowballのオーディオ入力を設定するGarabeBand• Snowballがコンピューターに接続されていることを確認し、「環境設定」で「オーディオ」から」入力デバイスに「Blue Mic」 を選択します。　　　　　　　　 • ディストーション（音割れ）が発生する場合は、コントロールパネルからSnowballの入力レベルを調整してください。

Sonar ®• オーディオトラックでUSB Audio Device（1, in, 0 out）を選択します。 • 3つのサブカテゴリー（Left USB Audio Device、Right USB Audio Device、Stereo USB Audio De-vice） •このうちからLeftまたはRightを選択します（Snowballはモノラルなので左/右のいずれかを選択）。 • 「R」を押して録音待機状態にします。 • 録音を開始します。

Snowballのよくある質問と回答My Snowballの音が遠く聞こえづらくなります。また、ルームノイズが多く混入しています。 • コンピューターに内蔵のマイクが使用されているようです。コンピューターとソフトウェアの両方でサウンドの入力設定をチェックして、既定の入力デバイスにSnowballが選択されていることを確認してください。

Snowballを使用するのにソフトウェアが必用ですか？ドライバーをインストールする必用はありますか？ • 技術的にはソフトウェアもドライバーも必用ありませんが、ソフトウェアには多くの機能が搭載されSnowballのフル活用に役立つものもあります。USB経由でオーディオシグナルを受信してDSPやノン・リニア編集が可能なGarageBand、Skype等 のソフトウェアを使用すればSnowballを最大限に活用できます。 Windows XP、Windows 7、VistaやApple Mac OS Xで使用する場合にはドライバーのインストールは必用ありません。

Blue SnowballをProToolsで使用できますか？• SnowballはUSBデバイスです。現在のところProToolsソフトウェアにリアルタイムでオーディオを入力するためには特別なハードウェアが必用です。この文書が作成された時点ではProToolsのハードウェアにはUSB入力が不可能な状態です。重要：Snowballを使用して録音済みのファイルをProToolsセッションにインポートすることができます。Snowballのデジタル出力は16-bit/44.1kHzの固定値です。

Snowballが接続されているのに、音が出力されている気配がありません。• 以下の点を確認してください。• Snowball iCEの正面にあるLEDが赤色に点灯している。 • Snowball iCEは直接コンピューターのUSB端子に接続されている。USBハブではSnowballの動作に充分な電源を供給できません。• コンピューターと録音ソフトウェアの両方の入力設定にSnowball iCEが既定のデバイスとして選択されている。

• 音量が適切に設定されている。使用している録音ソフトウェアがUSB入力をサポートしている。

Snowball iCEはWindows7とWindows Vistaに対応していますか？2007年8月以降に製造されたシリアル番号65-065000以上のSnowballはVistaに対応しています。それ以下のシリアル番号のSnowballはVistaに互換性がありません。

Snowball iCEを従来のアナログ・オーディオミキサーに接続して使用できますか？• できません。Snowball iCEの出力はデジタルシグナルのみです。デジタル接続にはUSBケーブルを使用します。

Snowball iCEのサンプリングレートと量子化ビット数をおしえてください。• Snowball iCEのデジタル出力の解像度はオーディオCDと同じで16-bit /44.1 kHzです。サンプリングレートは変更できますか?• Snowball iCEは設定や操作が簡単にできるようデザインされていますが、サンプリングレートやビット数は変更できません。

Snowball iCEを同時に2本以上使用することはできますか？ • オーディオソフトウェアによっては複数のUSB機器を接続可能なものもあります。ソフトウェアの設定/操

作に関しての詳細は、それぞれのソフトウェアの取扱説明書を参照してください。

単一指向性、無指向性について教えてください。•指向性（極性）とはマイクがどの方向から音を収音できるかという特性で、単一指向性と無指向性はSnowballに用意されている指向性です。無指向性（または全指向性）とはマイクロフォンを中心に全方向360度からの音声を同じ感度で収音します。単一指向性はマイク正面の音声を最も優れた感度で収音し、それ以外の音は音源がマイクの中心から離れる（オフアクシス）に従い感度が劇的に低くなります。単一指向性と無指向性は数或る極性の中で最も良く使われるパターンです。極性を理解して捉えたい音を最大限に拾える最適な設置位置を決めることは録音に重要な役割を果たします。

Snowball iCEの使用方法ですが、Snowball iCEはボーカル用のマイクですか？それともインストルゥルメント用ですか？両方に使用できますか？ • Snowballは高品質のトランスデューサーが必用とされる多様な用途で使用できるようデザインされています。 プロフェッショナルのサウンドエンジニアは用途によってマイクロフォンを使い分けますが、Snowball iCEは設定や使用方法が簡単であるにも関わらず、これ1本で多様な音源に対応できるようデザインされています。推奨する用途は以下の通りです：ボーカルやインストゥルメントの録音、ポッドキャスト、ホームムービーのナレーション、効果音、インターネット会議、チャット、講義の録音、詩の朗読、スポークンワード・パフォーマンス、政治家のスピーチ等、簡単に使えるマイクロフォンが必用なシーンでUSB端子を装備するコンピューターに接続すればどんな場所でも使用できます。可能性は無限大です。

©2016 Blue Microphones. 無断複写・転載を禁じます。Snowball、The RingerはBlue Microphonesの商標または登録商標です。その他の商標または登録商標はそれぞれの所有者に属します。

Baltic Latvian Universal Electronics（BLUE）では、製品改良のため製品の仕様及び外観は予告なく変更することがあります。

製品の保証Blue Microphonesは、Blue Microphones正規ディーラーにて購入されたハードウェア製品につき、正常な使用における状況下で発生した不具合に対して、製品の購入日より2年間の無償保証期間を設けております。無償保証期間内でも製品に改造や操作ミス、過度な消耗等が認められた場合や、Blue Microphonesが認定したサーヒスセンター以外の場所でサービスを受けたものに関しては、保証外となりますのでご注意ください。本保証には、事前に合意がない限りサービスを受けるための運送費や交通費は含まれません。Blue Microphonesは製品改良のため、予告なく製品の仕様や外観を変更する権利を有します。また製品仕様に変更が行われた場合、変更前に製造された製品に対して、これらの変更を反映/適用する義務を負いません。製品の保証や免責事項に関しては、Blue Microphones（米国 +1-818-879-5200）までお問い合わせください。

アメリカで設計。中国製

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