webカメラとamazon rekognitionを用いた - aws

WebカメラとAmazon Rekognitionを用いた空港混雑度の可視化事例

AWS AI/ML@Tokyo #8

© JAL Information Technology Co., Ltd. 1

会社概要

社名株式会社JALインフォテックJAL Information Technology Co., Ltd.

設立 1978年従業員数 926名（2019年3月31日現在）売上高 231億円（2018年度）事業内容 JALグループ並びに一般企業向けの

・システムインテグレーション事業・ネットワークソリューション事業・ITサービス事業・カスタマーサービス事業


自己紹介

樋口寛之株式会社JALインフォテック（JIT）

ソリューション事業本部ビジネスソリューション事業部ビジネスソリューション部技術・品質事業部クラウド戦略推進部（兼）

職種ソリューションプランナー、スクラムマスター、PM、SE

日々考えていることJALのDXを推進するため何か役に立ちそうな技術がないか探している今はAmazon Forecastがねらい目

趣味・特技AmazonでウィンドウショッピングすることAmazonですぐポチってしまうこと


DX推進チーム

担当している業務

RPA“ロボット”で人間の業務プロセスを自動化

PaaS活用ローコードプラットフォームを活用したアプリケーション開発

Scratch“アジャイル開発”で

新しいサービスを提案・開発

(兼)クラウド戦略推進クラウドCoEとして戦略立案、制度策定、技術支援など


本日伝えたいこと

安くて早い・あるものは使う

ボトムアップDX

初期消火


AWSのサービス使えばできると思いますよ。とりあえず確認してみます

とあるMTGで

LambdaとRekognitionで即座に技術確認

JAL担当者

コロナ禍なので、カウンターとかの混雑度が自動的にわかるものないかな？

自分


Rekognitionでできること

Lambdaですぐ検証

AWS Amazon Rekognitionサイトより転載https://aws.amazon.com/jp/rekognition/

物体認識とシーン検出が可能


次のMTGで

AWSのサービス使えばできると思いますよ。とりあえず確認してみます。


簡単な技術確認

技術確認はしましたので、こんな感じのことはできます。

費用システム概要セキュリティプライバシー保護


サーバ

手荷物預かり

カウンター

セキュリティゲート

Lambda Function DynamoDB

Fargate

ECS

混雑手荷物預かり

カウンター


普通空き

混雑状況

混雑状況登録

Rekognition

物体認識

画像取得

Event (time-based)

混雑状況取得

ApplicationLoad

BalancerContainer

定期起動

API Gateway

Webカメラ

Webカメラ

Webカメラ

こんなことができます（システム概要）

月額ｘ万円


あとで課題になるなら先に

セキュリティプライバシー保護を押さえておく

コンプライアンスとガバナンスを順守





技術確認はしましたので、こんな感じのことはできます

各部に紹介してみるよ

空港で使いたいと言っているけど、どのぐらいで構築できそう？

JAL各部門へ紹介

空港部門からフィードバック

次のMTGで


サーバ

手荷物預かり

カウンター


Lambda Function DynamoDB

Fargate

ECS

混雑手荷物預かり

カウンター


普通空き

混雑状況

混雑状況登録

Rekognition

物体認識

画像取得

Event (time-based)

混雑状況取得

ApplicationLoad

BalancerContainer

定期起動

API Gateway

Webカメラ

Webカメラ

Webカメラ

コーディング

既存資産どのぐらいで作れる？

設定

Lambda２つ、画面１つ、AWSの設定2名の開発者なら２週間で十分作れる

※開発者はAWS初心者



ここまでトントン拍子コロナ禍なので、カウンターとかの混雑度が自動的にわかるものないかな？


技術確認はしましたので、こんな感じのことはできます

各部に紹介してみるよ

各部に紹介⇒空港部門からフィードバック

空港で使いたいと言っているけど、どのぐらいで構築できそう？

2週間ぐらいでできると思います

PoCできる程度に作っておきます

じゃあ進めてもらえる


なぜボトムアップでできたのか？

安く早くできるソリューション提供（JITからJALへ）

JAL社内で紹介（各業務部門へ）

費用対効果が出しやすい（業務部門が判断しやすい）


羽田空港にてPoCを実施

安心・安全に空港をご利用いただく

サイネージにて表示空いているカウンターや保安検査場へ誘導


PoCで困ったこと

Rekognitionの仕様がブラックボックス

9月4連休初日の様子


どうしたらいい？

チューニング

2名？！（課題）

チューニング前

仕様は変えられないアプリをチューニング

問題解消


次の考えは・・・

2回目のPoC実施と更なる精度向上

Amazon Forecastを使って混雑度予測


まとめ

エンジニアからJALへ発信 × JAL IT部門から広く紹介

低コスト × スピード感 × 初期消火

AWSサービス × アプリケーションチューニング

エンジニアがアイデアを出せばボトムアップでのDX推進は可能


ご清聴ありがとうございました

DX推進に必要なPoC実施や見積もりに必要な計画作成までは執行枠を持ち、投資対効果をしっかり踏まえて本番化を判断、実施しています。コロナ禍の投資困難な状況でも、対応必須な案件は効率的に進めてまいります。

最後に

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