yùy-y y · 2016. 10. 31. · ~ ¬8 - è $4j kja o¢ ¹ o£ ~ qþÒÜ É ot ja o ~fw a Âj yÌawk w...
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損 益 計 算 書(単位:千円)
科 目平成27年度
(平成28年2月29日現在)平成26年度
(平成27年2月28日現在)科 目
平成27年度(平成28年2月29日現在)
平成26年度(平成27年2月28日現在)
1 事業総利益 5,966,242 5,763,474 ⑼ 直売事業収益 1,213,199 1,164,112
⑴ 信用事業収益 2,893,001 2,757,989 ⑽ 直売事業費用 1,082,688 1,046,227
資金運用収益 2,607,588 2,543,516 直売事業総利益 130,510 117,885
(うち預金利息) (1,071,585) (962,811) ⑾ 農業倉庫事業収益 19,251 20,091
(うち有価証券利息) (172,656) (154,445) ⑿ 農業倉庫事業費用 7,375 8,092
(うち貸出金利息) (1,051,656) (1,120,987) 農業倉庫事業総利益 11,875 11,999
(うちその他受入利息) (311,689) (305,272) ⒀ 加工事業収益 89,400 97,078
役務取引等収益 75,562 75,144 ⒁ 加工事業費用 53,534 58,801
その他事業直接収益 8,786 - 加工事業総利益 35,865 38,277
その他経常収益 201,064 139,328 ⒂ 利用事業収益 669,648 697,552
⑵ 信用事業費用 324,595 308,364 ⒃ 利用事業費用 511,726 549,668
資金調達費用 201,795 168,460 (うち貸倒引当金戻入益) (△131) (13)
(うち貯金利息) (193,794) (160,741) 利用事業総利益 157,922 147,883
(うち給付補填備金繰入) (7,794) (7,469) ⒄ 観光事業収益 6,204 6,172
(うち借入金利息) (199) (237) 観光事業総利益 6,204 6,172
(うちその他支払利息) (6) (12) ⒅ 有線放送事業収益 9,778 11,927
役務取引等費用 25,962 25,170 ⒆ 有線放送事業費用 9,278 11,309
その他事業直接費用 - - 有線放送事業総利益 500 617
その他経常費用 96,837 114,732 ⒇ 農用地利用事業収益 1,891 1,456
(うち貸倒引当金戻入益) (△80,227) (△69,962) 農用地利用事業費用 1,891 1,456
信用事業総利益 2,568,406 2,449,624 農用地利用事業総利益 - -
⑶ 共済事業収益 1,546,671 1,548,109 福祉事業収益 36,590 37,047
共済付加収入 1,452,891 1,491,090 福祉事業費用 14,418 14,839
共済貸付金利息 12,622 12,418 福祉事業総利益 22,171 22,207
その他の収益 81,158 44,600 その他経済事業収益 26,341 54,748
⑷ 共済事業費用 84,731 89,134 その他経済事業費用 23,042 39,797
共済借入金利息 12,622 12,418 その他経済事業総利益 3,299 14,950
共済保全費 22,794 23,811 指導事業収入 62,057 51,355
その他の費用 49,314 52,904 指導事業支出 63,866 66,486
(うち貸倒引当金繰入額) (39) (1) 指導事業収支差額 △1,809 △15,131
共済事業総利益 1,461,940 1,458,975 2 事業管理費 4,866,556 4,901,423
⑸ 購買事業収益 8,173,265 8,958,662 ⑴ 人件費 3,351,526 3,356,656
購買品供給高 7,940,994 8,736,917 ⑵ 業務費 510,711 504,979
その他の収益 232,270 221,745 ⑶ 諸税負担金 187,683 183,505
⑹ 購買事業費用 6,740,411 7,590,160 ⑷ 施設費 797,529 842,147
購買品供給原価 6,272,438 7,069,699 ⑸ その他事業管理費用 19,105 14,135
購買品供給費 304,871 309,232 事業利益 1,099,686 862,051その他の費用 163,100 211,228
(うち貸倒引当金戻入益) (△25,949) (17,746)
(うち貸倒損失) (41) (45)
購買事業総利益 1,432,853 1,368,502
⑺ 販売事業収益 435,404 463,579
販売品販売高 287,630 310,858
販売手数料 118,651 119,565
その他の収益 29,122 33,155
⑻ 販売事業費用 298,903 322,069
販売品販売原価 277,699 300,092
販売費 21,160 22,033
その他の費用 43 △56
(うち貸倒引当金繰入額) (43) (△56)
販売事業総利益 136,500 141,510
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(単位:千円)
科 目平成27年度
(平成28年2月29日現在)平成26年度
(平成27年2月28日現在)
3 事業外収益 296,020 297,216
⑴ 受取雑利息 682 823
⑵ 受取出資配当金 135,267 134,924
⑶ 賃貸料 122,156 112,071
⑷ 雑収入 37,913 49,396
4 事業外費用 24,997 14,889
⑴ 寄付金 1,627 2,220
⑵ 賃貸資産等減価償却費 15,224 11,549
⑶ 雑損失 8,147 1,118
⑷ 貸倒引当金戻入益 △2 2
経常利益 1,370,709 1,144,378
5 特別利益 113,334 48,997
⑴ 固定資産処分益 2,228 29,759
⑵ 圧縮特別勘定戻入 45,197 -
⑶ 地震災害助成金 48,454 -
⑷ その他の特別利益 17,455 19,238
6 特別損失 201,577 38,177
⑴ 固定資産処分損 47,251 3,253
⑵ 固定資産圧縮損 48,590 1,759
⑶ 減損損失 2,036 -
⑷ 外部出資償却 9,127 -
⑸ 出荷物運賃支援対策費 41,442 -
⑹ 圧縮特別勘定繰入 - 23,647
⑺ その他の特別損失 53,130 9,517
税引前当期利益 1,282,466 1,155,198
7 法人税、住民税及び事業税 330,877 287,889
8 法人税等調整額 △21,418 19,366
法人税等合計 309,459 307,255
当期剰余金 973,007 847,941
当期首繰越剰余金 392,048 326,389
会計方針の変更による累積的影響額 △99,846 -
会計方針の変更を反映した当期首繰越剰余金 292,201 -
農業開発積立金取崩額 4,045 -
税効果調整積立金取崩額 - 19,366
当期未処分剰余金 1,269,254 1,193,697
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注 記 表
Ⅰ 重要な会計方針に係る事項に関する注記1 有価証券の評価基準及び評価方法 有価証券の評価基準及び評価方法は、有価証券の保有区分毎に次により行っています。・売買目的有価証券……該当ありません・満期保有目的債券……償却原価法(定額法)・子会社株式……………移動平均法による原価法・その他有価証券………① 時価のあるもの:期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法
により処理し、売却原価は移動平均法により算定) ② 時価のないもの:移動平均法による原価法
2 棚卸資産の評価基準及び評価方法 棚卸資産の評価基準及び評価方法は、次により行っています。・購買品…………………………………………………………売価還元法による低価法・宅地等…………………………………………………………個別法による原価法(収益性の低下に基づく簿価切下げ
の方法)・その他の棚卸資産(半製品、仕掛品)……………………総平均法による原価法(収益性の低下に基づく簿価切下
げの方法)・その他の棚卸資産(原材料、貯蔵品、買取販売品)……最終仕入原価法による原価法(収益性の低下に基づく簿
価切下げの方法)
3 固定資産の減価償却の方法⑴ 有形固定資産 建物 a)平成10年3月31日以前に取得したもの 旧定率法によっております。 b)平成10年4月1日から平成19年3月31日までに取得したもの 旧定額法によっております。 c)平成19年4月1日以後に取得したもの 定額法によっております。 建物以外 a)平成19年3月31日以前に取得したもの 旧定率法によっております。 b)平成19年4月1日以降に取得したもの 定率法によっております。 なお、耐用年数および残存価額については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっています。また、取得価額10万円以上20万円未満の少額減価償却資産については、法人税法の規定に基づき、3年間で均等償却を行っています。
⑵ 無形固定資産 定額法によっております。 また、自組合利用ソフトウェアについては、当組合における利用可能期間(5年)に基づく定額法により償却しています。
4 引当金の計上基準⑴ 貸倒引当金 貸倒引当金は、予め定めている資産査定規程、経理規程及び資産の償却・引当処理規程に則り、次のとおり計上しています。 破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(破綻先)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(実質破綻先)に係る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しています。 また、現在は経営破綻の状況にはないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(破綻懸念先)に係る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断して必要と認められる額を計上しています。 上記以外の債権については、貸倒実績率で算定した金額と税法繰入限度額のいずれか多い金額を計上しています。なお、この基準に基づき当事業年度は租税特別措置法57条の9により算定した金額に基づき計上しています。
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すべての債権は、資産査定規程に基づき、資産査定部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した監査室が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っています。 破綻懸念先に対する債権のうち債権の元本の回収に係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権については、当該キャッシュ・フローと債権の帳簿価格から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額との差額を引き当てています。⑵ 賞与引当金 職員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額のうち当期事業年度負担分を計上しています。⑶ 退職給付引当金 ( )は26年度です。 職員の退職給付に備えるため当事業年度末における退職給付債務及び特定退職共済制度の見込み額に基づき、当事業年度に発生していると認められる額を計上しています。① 退職給付見込額の期間帰属方法 退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準(期間定額基準)によっています。② 数理計算上の差異の費用処理方法 数理計算上の差異については、各事業年度の発生時における職員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定額法により按分した額を、それぞれ発生した事業年度から費用処理することとしています。
⑷ 役員退職慰労引当金 役員の退職慰労金の支払に備えるため、役員退職慰労金積立規程に基づく期末要支給額を計上しています。
5 リース取引の処理方法 リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引のうち、会計基準適用初年度開始前に取引を行ったものについては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっています。
6 消費税等の会計処理 消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっています。ただし、固定資産に係る控除対象外消費税等は雑資産に計上し、5年間で均等償却を行っております。
7 記載金額の端数処理 記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しており、金額千円未満の科目については「0」で表示をしております。
(27年度)8 会計方針の変更に関する注記 退職給付に関する会計基準等の適用 「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第26号 平成24年5月17日。以下、「退職給付会計基準」といいます。)及び「退職給付に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第25号 平成24年5月17日)が平成26年4月1日以後開始する事業年度の期首から適用されることになったことに伴い、当事業年度よりこれらの会計基準等を適用しています。 これに伴い、退職給付債務及び勤務費用の計算方法を見直し、退職給付見込額の期間帰属方法を期間定額基準から給付算定式基準へ変更するとともに、割引率の決定方法についても、職員の平均残存勤務期間に近似した年数に基づく割引率から、退職給付の支払見込期間及び支払見込期間ごとの金額を反映した単一の加重平均割引率を使用する方法へ変更しました。 退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基準第37項に定める経過的な扱いに従って、当事業年度の期首において、退職給付債務及び勤務費用の計算方法の変更に伴う影響額を当事業年度の期首の利益剰余金に加減しています。 この結果、当事業年度の期首の利益剰余金が99,846千円減少しています。また、当事業年度の事業利益、経常利益及び税引前当期利益はそれぞれ10,327千円増加しています。
(26年度)
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Ⅱ 貸借対照表に関する注記1 資産に係る減価償却累計額又は圧縮記帳額を直接控除した場合における各資産の資産項目別の減価償却累計額又は圧縮記帳額 国庫補助金等の適用を受けて、有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は2,081,045千円であり、その内訳は、次のとおりです。
(単位:千円)
種 類 27 年 度 圧 縮 記 帳 額 26 年 度 圧 縮 記 帳 額
建 物 886,724 861,554
機 械 装 置 505,176 588,829
土 地 689,145 665,725
合 計 2,081,045 2,116,108
2 リース契約により使用する重要な固定資産 ( )は26年度です。 貸借対照表に計上した固定資産のほか、OTM8台(8台)、複写機・業務用自動車355台(376台)については、リース契約により使用しております。
3 担保に供している資産 土地 88,037千円 上記のほか、為替決済等の代用として預金10,000,000千円を差し入れています。
4 子会社に対する金銭債権及び金銭債務の総額 ( )は26年度です。 金銭債権 138千円( 41千円) 金銭債務 371,020千円(378,903千円)
5 役員に対する金銭債権・金銭債務の総額 ( )は26年度です。 理事、監事に対する金銭債権の総額 21,459千円(25,187千円) 理事、監事に対する金銭債務の総額 ありません
6 貸出金のうちリスク管理債権の合計額及びその内訳 ( )は26年度です。 貸出金のうち、破綻先債権額は119,700千円(186,201千円)、延滞債権額は761,879千円(949,530千円)です。 なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払い遅延が相当期間継続していること、その他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして、未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金です。 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払いを猶予した貸出金以外の貸出金です。 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額はありません。 なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払いが約定支払日の翌日から3ヵ月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものです。 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額はありません。 なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建または支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないものです。 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計は881,579千円(1,135,732千円)です。 なお、上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額です。
7 劣後特約付貸出金 貸出金には、他の債権よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された長野県信用農業協同組合連合会に対する劣後特約付貸出金5,100,000千円が含まれています。
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Ⅲ 損益計算書に関する注記1 子会社等との事業取引による取引高の総額 ( )は26年度です。⑴ 子会社との取引による収益総額 15,385千円(10,195千円) うち事業取引高 8,527千円( 5,935千円) うち事業取引以外の取引高 6,856千円( 4,260千円)⑵ 子会社との取引による費用総額 72,872千円(79,525千円) うち事業取引高 5,816千円( 444千円) うち事業取引以外の取引高 67,055千円(79,080千円)
2 減損会計に関する事項(27年度)⑴ グルーピングの方法と共用資産の概要 当組合では、投資の意思決定を行う単位として、事業用店舗等については地区グループ(北部地区、中部地区、さいがわ地区、裾花地区)及び、事業グループ(生活委託店舗、自動車事業)に、また、賃貸資産、遊休資産については各固定資産単独でグルーピングを実施しました。 営農センター・経済センターは、各地区グループの共用資産として、また、本所については、独立したキャッシュ・フローを生み出さない為、JA全体の共用資産としています。⑵ 当期に減損損失を計上した固定資産は、下記のとおりです。
資産または資産グループ 用 途 種 類
旧福井店跡地 遊休資産 土 地
⑶ 減損損失の金額及びその内訳 飯綱(旧福井店跡地)の土地 2,036千円 遊休資産については、回収可能額で評価しその差額を減損損失として認識しました。⑷ 回収可能額の計算方法 遊休資産の回収可能額は正味売却価格を採用しており、その時価は固定資産税評価額による正味売却見込額から算出しています。
Ⅳ 金融商品に関する注記1 金融商品の状況に関する事項⑴ 金融商品に対する取組方針 当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合員や地域内の企業や団体等などへ貸付け、残った余裕金を長野県信用農業協同組合連合会等へ預けているほか、国債や地方債などの債券の有価証券による運用を行っています。⑵ 金融商品の内容及びそのリスク 当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に対する貸出金及び有価証券であり、貸出金は、組合員・利用者の契約不履行によってもたらされる信用リスクに晒されています。 また、有価証券は、主に債券であり、満期保有目的及び純投資目的(その他有価証券)で保有しています。これらは発行体の信用リスク、金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクに晒されています。⑶ 金融商品に係るリスク管理体制 ( )は26年度です。① 信用リスクの管理 当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定しています。また、通常の貸出取引については、本所に審査管理課を設置し各支所・支店との連携を図りながら、与信審査を行っています。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っています。貸出取引において資産の健全性の維持・向上を
(26年度) 当期の減損損失の計上はありません。
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図るため、資産の自己査定を厳正に行っています。不良債権については管理・回収方針を作成・実践し、資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金については「資産の償却・引当基準」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。② 市場リスクの管理 当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールすることにより、収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析などを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。 とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当組合の保有有価証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を定めるとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された方針などに基づき、有価証券の売買を行っています。運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行を行っているかどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。 (市場リスクに係る定量的情報) 当組合で保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品です。当組合において、主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、有価証券のうちその他有価証券に分類している債権、貸出金、貯金及び借入金です。 当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合理的な予想変動幅を用いた経済価値の変動額を、金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用しています。 金利以外の全てのリスク変数が一定であると仮定し、当事業年度末現在、指標となる金利が0.1%上昇したものと想定した場合には、経済価値が191,898千円(192,834千円)減少するものと把握しています。 当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他のリスク変数の相関を考慮していません。 また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影響が生じる可能性が有ります。③ 資金調達に係る流動性リスクの管理 当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成し、安定的な流動性の確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資判断を行う上での重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握したうえで、運用方針などの策定の際に検討を行っています。
⑷ 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含まれています。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもあります。
2 金融商品の時価等に関する事項⑴ 金融商品の貸借対照表計上額および時価等 当事業年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず⑶に記載しています。(27年度) (単位:千円)
貸借対照表計上額 時 価 差 額
預 金 177,102,090 177,604,790 502,699
有価証券 11,034,038 11,224,592 190,553
満期保有目的の債券 1,297,524 1,488,078 190,553
その他の有価証券 9,736,514 9,736,514 -
貸 出 金 69,569,412
貸出引当金(※1) △ 720,688
貸倒引当金控除後 68,848,723 73,168,002 4,319,278
資 産 計 256,984,852 261,997,384 5,012,530
貯 金 252,145,872 252,529,328 383,455
負 債 計 252,145,872 252,529,328 383,455
(※1)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。
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(26年度) (単位:千円)
貸借対照表計上額 時 価 差 額
預 金 165,048,601 165,451,681 403,080
有 価 証 券 9,865,584 9,907,193 41,608
満期保有目的の債券 697,163 738,772 41,608
そ の 他 有 価 証 券 9,168,420 9,168,420 -
貸 出 金 71,438,010
貸倒引当金(※1) △ 800,916
貸倒引当金控除後 70,637,093 74,310,697 3,673,603
資 産 計 245,551,278 249,669,571 4,118,293
貯 金 241,165,097 241,227,645 62,548
負 債 計 241,165,097 241,227,645 62,548
(※1)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しています。
⑵ 金融商品の時価の算定方法【資産】① 預金 満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっています。満期のある預金については、期間に基づく区分ごとにリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定しています。② 有価証券 債券は取引金融機関等から提示された価格によっています。③ 貸出金 貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっています。 一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた額から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定しています。 また、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除した時価に代わる金額としています。【負債】① 貯金 要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価格)を時価とみなしています。また、定期性貯金については、期間に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フローをリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定しています。
⑶ 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは⑴の金融商品の時価情報には含まれていません。 貸借対照表計上額 ( )は26年度です。 外部出資(*) 9,080,787千円(9,028,210千円)(*)外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものについては、時価を把握することが極めて困難であると認められるた
め、時価開示の対象とはしていません。
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(27年度)⑷ 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
(単位:千円)
1年以内1 年 超2年以内
2 年 超3年以内
3 年 超4年以内
4 年 超5年以内
5 年 超
預 金 174,102,090 - - - - 3,000,000
有価証券
満期保有目的の債券 - - - - - 1,300,000
その他有価証券のうち満期があるもの
2,613,000 3,260,000 1,201,150 800 8,000 2,319,370
貸 出 金(*1,2) 8,366,960 3,474,410 6,313,656 1,905,159 3,662,014 45,569,493
合 計 185,082,050 6,734,410 7,514,806 1,905,959 3,670,014 52,188,863
(*1)貸出金のうち、貸借対照表上の当座貸越 589,319千円については「1年以内」に含めています。また期限の無い劣後特約付き貸出金4,100,000千円については「5年超」に含めています。
(*2)貸出金のうち、3カ月以上延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権277,716千円は償還の予定が見込まれないため、含めていません。
⑸ 有利子負債の決算日後の返済予定額(単位:千円)
1年以内1 年 超2年以内
2 年 超3年以内
3 年 超4年以内
4 年 超5年以内
5 年 超
貯 金 (*1) 206,985,750 26,189,169 12,374,792 2,866,511 2,862,931 866,717
(*1)貯金のうち、要求払貯金については「1年以内」に含めて開示しています。
(26年度)⑷ 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
(単位:千円)
1年以内1 年 超2年以内
2 年 超3年以内
3 年 超4年以内
4 年 超5年以内
5 年 超
預 金 162,548,601 - - - - 2,500,000
有価証券
満期保有目的の債券 - - - - - 700,000
その他有価証券のうち満期があるもの
103,000 2,600,000 3,260,000 1,201,150 800 1,608,500
貸 出 金(*1,2) 6,181,506 4,952,757 5,229,261 3,994,258 3,852,889 46,845,896
合 計 168,833,107 7,552,757 8,489,261 5,195,408 3,853,689 51,654,396
(*1)貸出金のうち、貸借対照表上の当座貸越584,831千円については「1年以内」に含めています。また期限の無い劣後特約付き貸出金4,100,000千円については「5年超」に含めています。
(*2)貸出金のうち、3カ月以上延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権381,440千円は償還の予定が見込まれないため、含めていません。
⑸ 有利子負債の決算日後の返済予定額(単位:千円)
1年以内1 年 超2年以内
2 年 超3年以内
3 年 超4年以内
4 年 超5年以内
5 年 超
貯 金 (*1) 194,280,225 28,270,858 12,258,981 2,824,856 2,596,212 933,964
(*1)貯金のうち、要求払貯金については「1年以内」に含めて開示しています。
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Ⅴ 有価証券に関する事項1 有価証券の時価及び評価差額に関する事項は次のとおりです。(27年度)① 満期保有目的の債券で時価のあるもの 満期保有目的の債券において、種類ごとの貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりです。 (単位:千円)
貸借対照表計上額 時 価 差 額
時価が貸借対照表計上額を超えるもの
国 債 797,524 934,403 136,878
政府保証債 200,000 223,558 23,558
社 債 300,000 330,117 30,117
小 計 1,297,524 1,488,078 190,553
合 計 1,297,524 1,488,078 190,553
② その他有価証券で時価のあるもの その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上額及びこれらの差額については、次のとおりです。 (単位:千円)
取得原価又は償却原価 貸借対照表計上額 評 価 差 額
貸借対照表計上額が取得原価又は償却原価を超えるもの
国 債 3,023,046 3,196,722 173,676
地 方 債 1,759,927 1,804,995 45,068
政府保証債 1,599,535 1,654,120 54,584
社 債 1,799,944 1,861,806 61,861
受 益 証 券 1,100,000 1,218,870 118,870
小 計 9,282,453 9,736,514 454,060
合 計 9,282,453 9,736,514 454,060
上記評価差額から繰延税金負債125,593千円を差し引いた額328,467千円が「その他有価証券評価差額金」に含まれています。
(26年度)① 満期保有目的の債券で時価のあるもの 満期保有目的の債券において、種類ごとの貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりです。 (単位:千円)
貸借対照表計上額 時 価 差 額
時価が貸借対照表計上額を超えるもの
国 債 597,163 634,323 37,159
社 債 100,000 104,449 4,449
合 計 697,163 738,772 41,608
② その他有価証券で時価のあるもの その他有価証券において、種類ごとの取得原価又は償却原価、貸借対照表計上額及びこれらの差額については、次のとおりです。 (単位:千円)
取得原価又は償却原価 貸借対照表計上額 評 価 差 額
貸借対照表計上額が取得原価又は償却原価を超えるもの
国 債 3,112,232 3,282,569 170,337
地 方 債 1,759,868 1,833,397 73,528
政府保証債 1,499,307 1,565,193 65,885
社 債 1,899,908 1,982,161 82,252
受 益 証 券 500,000 505,100 5,100
合 計 8,771,317 9,168,420 397,103
上記評価差額から繰延税金負債109,839千円を差し引いた額287,264千円が「その他有価証券評価差額金」に含まれています。
2 当年度中に売却した満期保有目的の債券はありません。
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3 当年度中に売却したその他有価証券は次のとおりです。(27年度) (単位:千円)
売 却 額 売 却 益 売 却 損
国 債 506,262 8,786 0
合 計 506,262 8,786 0
(26年度)ありません
4 当年度中において、保有目的が変更となった有価証券はありません。
5 当事業年度中において、9,127千円減損処理を行っています。 合理的に算定された価額のある外部出資のうち、当該外部出資の実質価額が取得原価に比べて著しく下落しており、実質価額が取得原価まで回復する見込みがあると認められないものについては、当該実質価額をもって貸借対照表価額とするとともに、当該差額を減損処理しています。
Ⅵ 退職給付に関する注記(27年度)1 退職給付に係る事項① 採用している退職給付制度の概要 職員の退職給付にあてるため、退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用しています。また、この制度に加え、同規程に基づき退職給付の一部にあてるため一般社団法人長野県農林漁業団体共済会との契約による退職金共済制度を採用しています。② 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表 期首における退職給付債務 3,358,428千円
勤務費用 164,627千円利息費用 10,243千円数理計算上の差異の発生額 89,164千円退職給付の支払額 △ 280,704千円 期末における退職給付債務 3,341,758千円
③ 年金資産の期首残高と期末残高の調整表 期首における年金資産 1,697,373千円
期待運用収益 9,132千円数理計算上の差異の発生額 △ 401千円特定退職共済制度への拠出金 98,336千円退職給付の支払額 △ 171,087千円 期末における年金資産 1,633,353千円
④ 退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金の調整表退職給付債務 3,341,758千円特定退職共済制度 △ 1,633,353千円 未積立退職給付債務 1,708,405千円未認識数理計算上の差異 △ 335,349千円 貸借対照表計上額純額 1,373,056千円 退職給付引当金 1,373,056千円
⑤ 退職給付費用及びその内訳項目の金額勤務費用 164,627千円利息費用 10,243千円期待運用収益 △ 9,132千円数理計算上の差異の費用処理額 47,148千円 小 計 212,886千円出向者に係る出向先負担額 △ 525千円 合 計 212,361千円※出向者に係る出向先負担額を勤務費用から控除しています。
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⑥ 年金資産の主な内訳 年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりです。 預 金 90.4% その他 9.6% 合 計 100%⑦ 長期期待運用収益率の設定方法に関する記載 年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と年金資産を構成する資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しています。⑧ 割引率その他の数理計算上の計算基礎に関する事項 割引率 0.00% 長期期待運用収益率 0.538% 数理計算上の差異の処理年数 10年
2 特例業務負担金の将来見込額 人件費(うち福利厚生費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律附則第57条に基づき、旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠出した特例業務負担金39,024千円を含めて計上しています。 なお、同組合より示され平成27年3月現在における平成44年3月までの特例業務負担金の将来見込額は、601,182千円となっています。
(26年度)1 退職給付に係る事項① 採用している退職給付制度の概要 職員の退職給付にあてるため、退職給与規程に基づき、退職一時金制度を採用しています。また、この制度に加え、同規程に基づき退職給付の一部にあてるため一般社団法人長野県農林漁業団体共済会との契約による退職金共済制度を採用しています。② 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表期首における退職給付債務 3,251,123千円 勤務費用 163,141千円 利息費用 25,033千円 数理計算上の差異の発生額 109,682千円 退職給付の支払額 △ 328,576千円 期末における退職給付債務 3,220,403千円
③ 年金資産の期首残高と期末残高の調整表期首における年金資産 1,784,196千円 期待運用収益 9,527千円 数理計算上の差異の発生額 △ 794千円 特定退職共済制度への拠出金 103,151千円 退職給付の支払額 △ 198,707千円 期末における年金資産 1,697,373千円
④ 退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金の調整表退職給付債務 3,220,403千円特定退職共済制度 △ 1,697,373千円 未積立退職給付債務 1,523,030千円未認識数理計算上の差異 △ 292,932千円 貸借対照表計上額純額 1,230,098千円退職給付引当金 1,230,098千円
⑤ 退職給付費用及びその内訳項目の金額勤務費用 163,141千円 うち特定退職共済制度への拠出金 △ 103,151千円利息費用 25,033千円期待運用収益 △ 9,527千円数理計算上の差異の費用処理額 34,674千円 小 計 110,170千円出向者に係る出向先負担額 △ 1,728千円 合 計 108,442千円
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⑥ 年金資産の主な内訳 年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりです。預金 100%
⑦ 長期期待運用収益率の設定方法に関する記載 年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と年金資産を構成する資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しています。⑧ 割引率その他の数理計算上の計算基礎に関する事項割引率 0.60%長期期待運用収益率 0.534%数理計算上の差異の処理年数 10年
2 特例業務負担金の将来見込額 人件費(うち福利厚生費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律附則第57条に基づき、旧農林共済組合(存続組合)が行う特例年金等の業務に要する費用に充てるため拠出した特例業務負担金40,748千円を含めて計上しています。 なお、同組合より示され平成26年3月現在における平成44年3月までの特例業務負担金の将来見込額は、627,714千円となっています。
Ⅶ 税効果会計に関する注記(27年度)1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の主な内訳等繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳は次のとおりです。繰延税金資産 貸倒引当金超過額 185,672千円 退職給付引当金 379,787千円 賞与引当金 65,913千円 役員退職慰労引当金 15,891千円 繰越宅地 64,922千円 代物弁済 9,080千円 減損損失 31,688千円 未払費用否認額 11,462千円 その他 50,626千円 繰延税金資産 小計 815,045千円 評価性引当額 △ 315,480千円 繰延税金資産 合計A 499,564千円繰延税金負債 未収預金利息(信連奨励金) 21,271千円 その他有価証券評価差額金 125,593千円 資産除去費用 565千円 繰延税金負債 合計B 147,430千円
繰延税金資産の純額 A-B 352,134千円
2 法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因法定実効税率 27.66%(調整)交際費等永久に損金に算入されない項目 0.50 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △ 2.95 法人税額の特別控除 △ 0.21 住民税均等割額 0.41 評価性引当額の増減 △ 1.65 その他 0.37 税効果会計適用後の法人税等の負担率 24.13%
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(26年度)1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の主な内訳等 繰延税金資産及び繰延税金負債の内訳は次のとおりです。繰延税金資産 貸倒引当金超過額 212,541千円 退職給付引当金 340,245千円 賞与引当金 55,762千円 役員退職慰労引当金 12,023千円 繰越宅地 64,106千円 代物弁済 9,078千円 減損損失 32,083千円その他 48,555千円 繰延税金資産 小計 774,395千円 評価性引当額 △ 336,625千円 繰延税金資産 合計A 437,770千円繰延税金負債 未収預金利息(信連奨励金) 19,042千円 その他有価証券評価差額金 109,838千円 資産除去費用 596千円 繰延税金負債 合計B 129,477千円
繰延税金資産の純額 A-B 308,293千円
2 法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因法定実効税率 29.40%(調整) 交際費等永久に損金に算入されない項目 0.63 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 △ 2.57 法人税額の特別控除 △ 0.29 住民税均等割額 0.45 評価性引当額の増減 △ 1.41 税率変更による期末繰延税金資産の修正 0.57 その他 △ 0.19 税効果会計適用後の法人税等の負担率 26.60%
3 税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債への影響額 「所得税法等の一部を改正する法律」(平成26年法律第10号)が平成26年3月31日に公布され、平成26年4月1日以後に開始する事業年度から復興特別法人税が廃止されることとなりました。また、地方法人課税の偏在是正として、平成26年10月1日以後に開始する事業年度より、法人住民税法人税割改正、地方法人税の創設、地方法人特別税率の改正、法人事業税率の改正が実施されることとなりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用した法定実効税率は、平成27年3月1日に開始する事業年度に解消が見込まれる一時差異等については前事業年度の29.40%から27.66%に変更され、平成28年3月1日以後に開始する事業年度に解消が見込まれる一時差異等については前事業年度の27.61%から27.66%に変更されました。 その結果、繰延税金資産が6,787千円、その他有価証券評価差額金が198千円それぞれ減少し、法人税等調整額が6,589千円増加しています。
Ⅷ 重要な後発事象に関する注記<合併に関する後発事象> 当組合は、ちくま農業協同組合、須高農業協同組合、志賀高原農業協同組合及び北信州みゆき農業協同組合と合併する旨の総会決議を平成28年3月24日にしました。この決議に基づき、当組合を存続組合として平成28年9月1日に合併します。
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Ⅸ その他の注記(27年度)1 資産除去債務のうち貸借対照表に計上しているもの⑴ 当該資産除去債務の概要 当組合の一部施設等に使用されている有害物質を除去する義務に関して、資産除去債務を計上しております。⑵ 当該資産除去債務の金額の算定方法 資産除去債務の見積もりにあたり、支出までの見込期間は30年、割引率は2.1%を採用しています。⑶ 当事業年度末における当該資産除去債務の総額の増減 期首残高 26,987千円 時の経過による調整額 85千円 期末残高 27,072千円
2 特別損失計上に関する注記 特別損失に計上している「出荷物運賃支援対策費」は、農業生産物販売にかかる運賃の高止まりへの支援対策として、平成27年度農畜産物出荷販売額に対し0.7%の助成(総額41,442千円)を行うものです。
(26年度)1 資産除去債務のうち貸借対照表に計上しているもの⑴ 当該資産除去債務の概要 当組合の一部施設等に使用されている有害物質を除去する義務に関して、資産除去債務を計上しております。⑵ 当該資産除去債務の金額の算定方法 資産除去債務の見積もりにあたり、支出までの見込期間は30年、割引率は2.1%を採用しています。⑶ 当事業年度末における当該資産除去債務の総額の増減期首残高 26,904千円 時の経過による調整額 83千円期末残高 26,987千円
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