はい りょ て び 配慮 手引き - sendai1 2 周 まわ りの人 ひと が、情 じょう...

12
避難所 における 障害 ある方 への なん じょ しょう がい かた P1 P3 P7 P9 P11 障害のある方が、避難所で直面する 情報面、心理面、環境面の困りごとについて、 支援のポイントをまとめました。 支援の際に活用ください。 しょうがい かた ひ なんじょ ちょくめん じょうほうめん しん り めん かんきょうめん こま し えん し えん さい かつよう 情報面の困りごとと支援のポイント 心理面の困りごとと支援のポイント 環境面の困りごとと支援のポイント 障害のある方に関する相談窓口 付録 コミュニケーションボード じょうほうめん こま し えん しん り めん こま し えん かん きょうめん こま し えん しょうがい かた かん そうだん まどぐち ふ ろく 目 次 もく 仙台市 せん だい 配慮手引き はい りょ

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Page 1: はい りょ て び 配慮 手引き - Sendai1 2 周 まわ りの人 ひと が、情 じょう 報 ほう を教 おし えてくれると助 たす かります。また、自

避難所における障害のある方へのひ なん じょ しょう がい かた

P1P3P7P9P11

障害のある方が、避難所で直面する

情報面、心理面、環境面の困りごとについて、

支援のポイントをまとめました。

支援の際に活用ください。

しょうがい かた ひ なんじょ ちょくめん

じょうほうめん しん り めん かんきょうめん こま

し えん

し えん さい かつよう

情報面の困りごとと支援のポイント

心理面の困りごとと支援のポイント

環境面の困りごとと支援のポイント

障害のある方に関する相談窓口

付録 コミュニケーションボード

じょうほうめん こま し えん

しん り めん こま し えん

かん きょうめん こま し えん

しょうがい かた かん そうだんまどぐち

ふ ろく

目 次もく じ

仙台市せん だい し

配慮の手引きはい りょ て び

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情じょう

報ほう

面めん

の困こま

りごと

1 避ひ

難なん

者しゃ

へのお知し

らせはアナウンスや貼は

り紙がみ

など、複ふく

数すう

の方ほう

法ほう

で伝つた

えましょう

支し

援えん

ポイント

視し

覚かく

障しょう

害がい

の方かた

は、掲けい

示じ

板ばん

の情じょう

報ほう

を読よ

むことが困こん

難なん

なので、大たい

切せつ

な情じょう

報ほう

を確かく

認にん

できないのではという不

安あん

が大おお

きいです。視し

覚かく

に障しょう

害がい

があることに気き

がついてもらえず「あちらにトイレがあります」というような説

せつ

明めい

をされても戸と

惑まど

ってしまいます。障しょう

害がい

の程てい

度ど

は、日にち

常じょう

生せい

活かつ

で不ふ

自じ

由ゆう

を強し

いられるほど視し

覚かく

が「弱よわ

い方かた

」、「まったく見み

えない方かた

」などさまざまです。

聴ちょう

覚かく

障しょう

害がい

の方かた

は、音おん

声せい

による指し

示じ

や案あん

内ない

を認にん

識しき

することや、音おん

声せい

による会かい

話わ

が困こん

難なん

なことが多おお

いです。また、自

分ぶん

の状じょう

況きょう

を伝つた

えたい場ば

合あい

でも、障しょう

害がい

の程てい

度ど

の違ちが

いによって、コミュニケーションの取

り方かた

もさまざまであることから、手しゅ

話わ

ができない方かた

や筆ひつ

談だん

では理り

解かい

することが難

むずか

しい方かた

もいます。

視し

覚かく

と聴ちょう

覚かく

の両りょう

方ほう

に障しょう

害がい

がある状じょう

態たい

を盲もう

ろうといいます。それぞれの障

しょう

害がい

の程てい

度ど

によって、状じょう

況きょう

が大おお

きく異こと

なり、コミュニケーションの仕し

方かた

もさまざまです。

避ひ

難なん

所じょ

で連れん

絡らく

事じ

項こう

が貼は

り出だ

されたが、アナウンスが無

かったので気き

づきませんでした。

避ひ

難なん

所じょ

でアナウンスがあったが、聞

こえなかったため、必ひつ

要よう

な支し

援えん

や物ぶっ

資し

が得え

られませんでした。

⃝�音おん声せいで伝

つたえたことは文

も字じにして、い

つでも見みえるよう掲

けい示じするなど、複

ふく

数すうの方ほう法ほうを使

し用ようしましょう。

⃝�困こまりごとについて本

ほん人にんや家

か族ぞくなどに

確かく認にんしましょう。

⃝�障しょう害がいのある方

かたにも情

じょう報ほうが伝

つたわるよう、�

周まわりの方

かたに協

きょう力りょくをお願

ねがいしましょう。

1

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2

周まわ

りの人ひと

が、情じょう

報ほう

を教おし

えてくれると助たす

かります。また、自じ

分ぶん

の障しょう

害がい

のことを知し

っている知し

り合あ

いが近

ちか

くにいるとコミュニケーションが取と

りやすいです。

仙せん台だい市し聴ちょう覚かく障しょう害がい者しゃ協きょう会かいから

やさしい言こと

葉ば

で絵え

なども活かつ

用よう

してわかりやすく伝

つた

えましょう

支し

援えん

のポイント

知ち

的てき

障しょう

害がい

・発はっ

達たつ

障しょう

害がい

の方かた

の中なか

には、難むずか

しい表ひょう

現げん

や抽ちゅう

象しょう

的てき

な表ひょう

現げん

を理り

解かい

することが苦にが

手て

な方かた

がいます。

聴ちょう

覚かく

障しょう

害がい

の方かた

の中なか

には、障しょう

害がい

の程てい

度ど

の違ちが

いによって文も

字じ

を理り

解かい

することが苦にが

手て

な方かた

がいます。

失しつ

語ご

症しょう

や高こう

次じ

脳のう

機き

能のう

障しょう

害がい

の方かた

の中なか

には、長なが

い文ぶん

章しょう

や難むずか

しい表ひょう

現げん

が苦にが

手て

な方かた

がいます。

⃝�どのようにすると、伝つたわりやすいか本

ほん人にんや

家か族ぞくなどに確

かく認にんしましょう。

⃝�文も字じだけでなく、簡

かん単たんな絵

えや、写

しゃ真しんで示

しめす

といった工く夫ふうをしましょう。

⃝�ゆっくり、短みじかく話

はなしましょう。情

じょう報ほうをわか

りやすく書かいて伝

つたえましょう。

⃝�手しゅ話わなどの特

とく別べつな技

ぎ術じゅつがなくても、身

み振ぶり手

て振ぶりの工

く夫ふうで伝つたえることもできます。

※�本ほん冊さっ子し裏うら面めんの「コミュニケーションボード」を活

かつ用ようしてみてください。

言こと

葉ば

や文も

字じ

を素す

早ばや

く理り

解かい

することが苦にが

手て

です。

仙せん台だい市し障しょう害がい理り解かい促そく進しんキャラクター

『ココロン』 2

:順じゅん

番ばん

に渡わた

しています。:ここに並

なら

んでください。具

体たい

的てき

に示しめ

すと伝つた

わりやすいね。

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心しん

理り

面めん

の困こま

りごと①

支し

援えん

のポイント

知ち

的てき

障しょう

害がい

・発はっ

達たつ

障しょう

害がい

の方かた

の中なか

には災さい

害がい

時じ

の緊きん

急きゅう

事じ

態たい

であることを十じゅう

分ぶん

に認にん

識しき

できない場

合あい

や、人ひと

との関かか

わりや、今こん

後ご

の見み

通とお

しが持も

てなくなることがとても苦にが

手て

な方かた

がいます。また、このような状

じょう

態たい

を周まわ

りの方かた

に理り

解かい

してもらえず、親おや

のしつけや本ほん

人にん

の努ど

力りょく

不ぶ

足そく

が原げん

因いん

と誤ご

解かい

されることがあります。

3 スケジュールなど今こん

後ご

の見み

通とお

しがわかると安あん

心しん

します落

ち着つ

くことができる場ば

所しょ

があると助たす

かります

急きゅう

に慣な

れない場ば

所しょ

にきたので、どうして良よ

いか分

かりません…

⃝�「そのような困こまりごとを感

かんじている方

かたがいる」ということを理

り解かいすることが、

障しょう害がいがある方

かたの負

ふ担たん軽けい減げんに繋つながります。

⃝�パーテーション等などを使

し用ようして、落

おち着

つくこ

とができる場ば所しょを確かく保ほすると効

こう果か的てきです。

⃝�スケジュールを貼はりだすなど、必

ひつ要ような行

こう動どう

を具ぐ体たい的てきに示しめすとわかりやすいです。

仙せん台だい市し知ち的てき障しょう害がい者しゃ関かん係けい団だん体たい連れん絡らく協きょう議ぎ会かいから

知ち

的てき

障しょう

害がい

のある方かた

とそのご家か

族ぞく

は、最さい

初しょ

から避ひ

難なん

所じょ

利り

用よう

を諦あきら

めている方かた

たちも多おお

いと思おも

います。大おお

きな声こえ

を出だ

してしまったり、動うご

きが激はげ

しくなってしまったりすることにより、周

しゅう

囲い

の皆みな

さんに迷めい

惑わく

をかけてしまうことを恐おそ

れてのことです。それは、慣

れない環かん

境きょう

下か

の戸と

惑まど

いにより心こころ

が落お

ち着つ

かなくなることが原げん

因いん

です。誰だれ

でもそうだとは思おも

いますが、「慣な

れない環かん

境きょう

」への順じゅん

応のう

は、知ち

的てき

障しょう

害がい

のある方かた

たちにとって特

とく

に難むずか

しいことだと言い

えます。市し

民みん

の皆みな

様さま

へは、どうか知ち

的てき

障しょう

害がい

のある方かた

を「受じゅ

容よう

」いただくことで、「心こころ

のバリアフリー」が、たくさんの方

かた

々がた

へ広ひろ

がるようお願ねが

い申もう

し上あ

げます。

3

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⃝�精せい神しん障しょう害がいの方

かたの困

こまりごとはさまざまです。必

ひつ要よう

な配はい慮りょを個

こ別べつに聞

ききましょう。

⃝�配はい慮りょできること、難

むずかしいことを丁

てい寧ねいに説

せつ明めいする

ことで、精せい神しん障しょう害がいの方

かたの不

ふ安あんを軽

けい減げんすることが

できます。

⃝�服ふく薬やくの確

かく認にんや具

ぐ合あいが悪わるくなった時

ときにどうしてほしいかなどを確

かく認にんしましょう。

⃝�障しょう害がい特とく性せいにより、大

おお声ごえを出

だしてしまったり、落

おち着

つきのない行

こう動どうをしてしまう

こともあります。見み守まもりながら、できる範

はん囲いで困

こまっていることや不

ふ安あん等などを聞

きき

取とりましょう。

⃝�「ダメ」ではなく、「 しよう」や「 します」など、肯こう定てい的てきな言

いい方

かたを工

夫ふうしましょう。

精せい

神しん

障しょう

害がい

の方かた

は、統とう

合ごう

失しっ

調ちょう

症しょう

やうつ病びょう

などの精せい

神しん

疾しっ

患かん

により、日ひ

々び

の生せい

活かつ

や対たい

人じん

関かん

係けい

において、さまざまな生せい

活かつ

のしづらさを抱かか

えています。疾しっ

患かん

の症しょう

状じょう

が原げん

因いん

となる困こま

りごとのほかに、病びょう

気き

に対たい

する偏へん

見けん

や誤ご

解かい

によって生しょう

じる困こん

難なん

もあります。

知ち

的てき

障しょう

害がい

・発はっ

達たつ

障しょう

害がい

の方かた

の中なか

には、環かん

境きょう

の変へん

化か

への対たい

応おう

が難むずか

しく、大おお

きな声こえ

やたくさんの人

ひと

、騒そう

音おん

、光ひかり

、刺し

激げき

等など

に敏びん

感かん

で、パニックになってしまう方かた

がいます。

支し

援えん

のポイント

これから、私わたし

はどうなってしまうのか不ふ

安あん

です。

環かん

境きょう

の変へん

化か

によるストレスを強つよ

く感かん

じて不

安あん

になりやすい人ひと

もいます4

仙せん台だい市し障しょう害がい理り解かい促そく進しんキャラクター

『ココロン』 4

災さい

害がい

時じ

の急きゅう

な環かん

境きょう

の変へん

化か

は、誰だれ

もがストレスに感かん

じるけど、障

しょう

害がい

の特とく

性せい

によっては、より敏びん

感かん

に感かん

じてしまうんだね。

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心しん

理り

面めん

の困こま

りごと②

内ない

部ぶ

障しょう

害がい

や難なん

病びょう

、高こう

次じ

脳のう

機き

能のう

障しょう

害がい

の方かた

の多おお

くは、見み

た目め

だけでは、その障しょう

害がい

や病びょう

状じょう

が分わ

かりません。普ふ

通つう

に過す

ごしていても、痛いた

みやしびれ、だるさがあったり、いつ自じ

分ぶん

の体からだ

が動うご

かなくなるか分

からない、など不ふ

安あん

を抱かか

えながら、過す

ごしています。また、朝

あさ

できたことが夜よる

できなかったり、その時とき

によって状じょう

態たい

が大おお

きく変へん

化か

します。見み

た目め

では分わ

からないので、避ひ

難なん

所じょ

にいても横よこ

になっていると、怠なま

けているように誤ご

解かい

されることがあります。

高こう

次じ

脳のう

機き

能のう

障しょう

害がい

の方かた

の中なか

には、疲つか

れやすい、イライラしやすい、集しゅう

団だん

や騒そう

音おん

が苦にが

手て

な方かた

がいます。

5 見み

た目め

ではわかりにくい障しょう

害がい

もあります

見み

た目め

だと、障しょう

害がい

を持も

っていることが分わ

かりにくいので誤

解かい

されやすく、つらいです。

宮みや城ぎ県けん患かん者じゃ・家

か族ぞく団だん体たい連れん絡らく協きょう議ぎ会かいから

上うえ

にも書か

かれているように、見み

た目め

で障しょう

害がい

と分わ

からない方かた

は多おお

く、東ひがし

日に

本ほん

大だい

震しん

災さい

の時とき

には、避ひ

難なん

所じょ

ではいづらさを感かん

じて、被ひ

災さい

した家いえ

に戻もど

った方かた

もいました。定てい

期き

的てき

に薬くすり

を飲の

むことも不ふ

可か

欠けつ

です。病びょう

気き

のためにトイレや食しょく

事じ

・水すい

分ぶん

等など

で特とく

別べつ

の配はい

慮りょ

が必ひつ

要よう

な方かた

も少すく

なくありません。2018年

ねん

から仙せん

台だい

市し

でもヘルプマークが使つか

われるようになり、見み

た目め

では分わ

からなくても、手

伝つだ

いが必ひつ

要よう

な人ひと

がわかるようになりましたが、まだまだ普ふ

及きゅう

していません。少すこ

し様よう

子す

が変へん

だと思おも

ったら、ぜひ声こえ

をかけて下くだ

さい。

⃝�具ぐ合あいが悪

わるそうだったり、様

よう子すが変

へんだなと思

おもったら、

「何なにか手

て伝つだうことがありますか?」「困

こまったことが

あったら言いってください」などと、声

こえ掛がけしてみて

ください。

⃝�静しずかな場

ば所しょで休やすんでもらうようにしてください。

⃝�個こ別べつの支

し援えんについては、当

とう事じ者しゃしか分

わからないことが多

おおいので、本

ほん人にんの話

はなしを

聞きいた上

うえで、必

ひつ要ような医

い療りょう機き関かんなどへの連

れん絡らく等などについて、サポートをお願

ねがいし

ます。

支し

援えん

のポイント

5

Page 7: はい りょ て び 配慮 手引き - Sendai1 2 周 まわ りの人 ひと が、情 じょう 報 ほう を教 おし えてくれると助 たす かります。また、自

避ひ

難なん

所じょ

に来く

ることができない方かた

もいます

被ひ

災さい

地ち

域いき

の自じ

宅たく

や自じ

家か

用よう

車しゃ

の中なか

で生せい

活かつ

を送おく

っている障しょう

害がい

児じ

者しゃ

やその家か

族ぞく

には、食しょく

料りょう

、生せい

活かつ

用よう

品ひん

の配はい

給きゅう

やその他ほか

の必ひつ

要よう

な支し

援えん

の情じょう

報ほう

が行ゆ

き届とど

いていない可か

能のう

性せい

があります。このため、避

難なん

所じょ

以い

外がい

で生せい

活かつ

している障しょう

害がい

児じ

者しゃ

の把は

握あく

に努つと

めていただき、避ひ

難なん

が長ちょう

期き

化か

する場ば

合あい

には、必ひつ

要よう

な支し

援えん

や情じょう

報ほう

伝でん

達たつ

を行おこな

えるようにお願ねが

いいたします。

TOPIC

感かん

染せん

症しょう

対たい

策さく

を行おこな

う場ば

合あい

の配はい

慮りょ

について

聴ちょう

覚かく

障しょう

害がい

のある方かた

にとって、マスクの着ちゃく

用よう

は、相あい

手て

の口くち

の動うご

きや顔かお

の表ひょう

情じょう

が読よ

み取と

りにくくなるため、意

思し

が伝つた

わりにくくなります。そのような場ば

合あい

は、筆ひつ

談だん

に加くわ

えてマスクの代か

わりにフェイスシールドを着

ちゃく

用よう

したり、透とう

明めい

のビニール袋ぶくろ

を使つか

って仕

切き

りを作つく

るなどの対たい

応おう

をしてみましょう。障しょう

害がい

特とく

性せい

によっては感かん

覚かく

過か

敏びん

などが理り

由ゆう

でマスクの着

ちゃく

用よう

が難むずか

しい方かた

もいます。その場ば

合あい

には、避ひ

難なん

者しゃ

同どう

士し

の距きょ

離り

を保たも

つ、別べっ

室しつ

を準じゅん

備び

するなどの対たい

応おう

が有ゆう

効こう

です。アルコール消

しょう

毒どく

液えき

の設せっ

置ち

や手て

洗あら

いの喚かん

起き

を行う場ば

合あい

は、視し

覚かく

障しょう

害がい

の方かた

にもわかりやすいように音おん

声せい

で案あん

内ない

する、わかりやすい内ない

容よう

で掲けい

示じ

するなど、さまざまな方

かた

にわかりやすい方ほう

法ほう

で行おこな

いましょう。

TOPIC

6

Page 8: はい りょ て び 配慮 手引き - Sendai1 2 周 まわ りの人 ひと が、情 じょう 報 ほう を教 おし えてくれると助 たす かります。また、自

環かん

境きょう

面めん

の困こま

りごと

支し

援えん

ポイント

手て

足あし

が不ふ

自じ

由ゆう

な方かた

は、自じ

力りき

歩ほ

行こう

や素す

早ばや

い避ひ

難なん

行こう

動どう

が困こん

難なん

なことが多おお

いです。車くるま

いすや杖つえ

、松まつ

葉ば

杖づえ

を使し

用よう

している方かた

は、段だん

差さ

や、狭せま

いスペースが苦にが

手て

です。低ひく

いいすからは立た

てないことや、ぶつかられてバランスを崩くず

して転てん

倒とう

してしまうこともあります。

視し

覚かく

障しょう

害がい

は、日にち

常じょう

生せい

活かつ

で不ふ

自じ

由ゆう

を強し

いられるほど視し

覚かく

が「弱よわ

い方かた

」、「まったく見み

えない方

かた

」など、障しょう

害がい

の程てい

度ど

はさまざまです。

視し

覚かく

障しょう

害がい

があるので、障しょう

害がい

物ぶつ

があると通

とお

れません。

6 通とお

りやすい通つう

路ろ

を確かく

保ほ

しましょう

車くるま

いすだと段だん

差さ

を越こ

えられません。

⃝�車くるまいすや、視

し覚かく障しょう害がいの方

かたが通

とおりやすいよう

通つう路ろの幅はばを確かく保ほしましょう。

⃝�通つう路ろに段だん差さがないか、車

くるまいすが通

とおれるスペー

スが確かく保ほされているか確

かく認にんしましょう。

電でん

源げん

の確かく

保ほ

について

例たと

えば、視し

覚かく

障しょう

害がい

の方かた

のために、文ぶん

章しょう

の読よ

み上あ

げ機き

能のう

がある、携けい

帯たい

電でん

話わ

やタブレット等

など

便べん

利り

なツールがありますが、災さい

害がい

時じ

の避ひ

難なん

所じょ

では、充じゅう

電でん

等など

の問もん

題だい

があり、十じゅう

分ぶん

に活かつ

用よう

できない場ば

合あい

があります。機き

器き

の充じゅう

電でん

にも配はい

慮りょ

すると、視し

覚かく

に障しょう

害がい

のある方かた

が情じょう

報ほう

を得え

やすくなります。また、懐

かい

中ちゅう

電でん

灯とう

など、視し

覚かく

が確かく

保ほ

できるものを準じゅん

備び

しておきましょう。聴ちょう

覚かく

障しょう

害がい

の方かた

は視し

覚かく

を中ちゅう

心しん

に情じょう

報ほう

を得え

ています。明あ

かりがない場ば

合あい

は携けい

帯たい

電でん

話わ

、非ひ

常じょう

灯とう

などでも代だい

用よう

できます。医い

療りょう

機き

器き

を使し

用よう

する場ば

合あい

にも電でん

源げん

が必ひつ

要よう

です。

TOPIC

7

Page 9: はい りょ て び 配慮 手引き - Sendai1 2 周 まわ りの人 ひと が、情 じょう 報 ほう を教 おし えてくれると助 たす かります。また、自

みやぎ盲もうろう児

じ・者

しゃ友ともの会

かいから

視し

覚かく

と聴ちょう

覚かく

に障しょう

害がい

がある盲もう

ろう者しゃ

は、目め

と耳みみ

の状じょう

態たい

により、困こま

りごとやコミュニケーション方

ほう

法ほう

、情じょう

報ほう

の送そう

受じゅ

信しん

方ほう

法ほう

、支し

援えん

のニーズが一ひとり

人一ひとり

人違ちが

います。まずは本

ほん

人にん

に確かく

認にん

してみましょう。難なん

聴ちょう

で少すこ

し聞き

こえる方かた

であれば、耳みみ

元もと

ではっきり、ゆっくりめに話はな

しかけてください。弱

じゃく

視し

で少すこ

し見み

える場ば

合あい

は、サインペンなどを使つか

い、大おお

きめの文も

字じ

などで筆ひつ

談だん

します。全まった

く見み

えず聞き

こえない人ひと

には、手て

のひらにひらがな等など

を一ひと

文も

字じ

ずつ書か

いて話はな

す方ほう

法ほう

もあります。手しゅ

話わ

を使つか

う方かた

には、盲もう

ろう者しゃ

の見み

え方かた

に配はい

慮りょ

して接せっ

近きん

手しゅ

話わ

で伝つた

えたり、全まった

く見み

えない方かた

には手しゅ

話わ

を触さわ

って読よ

み取と

る触しょく

手しゅ

話わ

で伝つた

えてください。一ひとり

人でいると孤こ

独どく

で不ふ

安あん

になるので、声こえ

がけをしてもらったり、トイレへの移い

動どう

の支し

援えん

や食しょく

事じ

の介かい

助じょ

、目め

の前まえ

の状じょう

況きょう

を説せつ

明めい

してもらえると助たす

かります。

7 居きょ

住じゅう

スペースに配はい

慮りょ

しましょう

視し

覚かく

障しょう

害がい

があるので、トイレの場

所しょ

がわかりづらいです。

仙せん台だい市し視し覚かく障しょう害がい者しゃ福ふく祉し協きょう会かいから

日にち

常じょう

の生せい

活かつ

と異こと

なる環かん

境きょう

下か

では、周まわ

りの状じょう

況きょう

が把は

握あく

できない視し

覚かく

障しょう

害がい

者しゃ

は大たい

変へん

な苦く

労ろう

を強し

いられます。避ひ

難なん

所じょ

建たて

物もの

の出で

入いり

口ぐち

に近ちか

いスペースを確かく

保ほ

することや、トイレ内ない

の構こう

造ぞう

を明めい

確かく

にすると利り

用よう

しやすくなります。

⃝�トイレや食しょく事じ場ば所しょに近

ちかい居

きょ住じゅう場ば所しょを確

かく保ほ

しましょう。

⃝�いすを準じゅん備びするなど、避

ひ難なん所じょ内ないの備

び品ひんを

活かつ用ようしましょう。

支し

援えん

ポイント

足あし

が不ふ

自じ

由ゆう

で、直じか

に座すわ

ることが苦にが

手て

です。

視し

覚かく

障しょう

害がい

の方かた

は、日にち

常じょう

の生せい

活かつ

と異こと

なる場ば

所しょ

では、周まわ

りの状じょう

況きょう

を把は

握あく

することが困こん

難なん

です。

手て

足あし

が不ふ

自じ

由ゆう

な方かた

は、立た

ち座すわ

りが不ふ

自じ

由ゆう

な場ば

合あい

があります。

WC

8

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自じ

分ぶん

から困こま

りごとを伝つた

えにくい方かた

もいます

ヘルプカード障しょう

害がい

のある方かた

が緊きん

急きゅう

時じ

や災さい

害がい

時じ

、困こま

った際さい

に、周しゅう

囲い

の配はい

慮りょ

や手て

助だす

けをお願

ねが

いしやくするものです。かかりつけの医い

療りょう

機き

関かん

や必ひつ

要よう

な支し

援えん

などについて書

き込こ

むことができます。

ヘルプマーク外がい

見けん

からはわからなくても周しゅう

囲い

の方かた

に配はい

慮りょ

を必ひつ

要よう

としていることを知

らせるマークです。

上じょう

記き

の窓まど

口ぐち

でも配はい

布ふ

しています。

保ほ

健けん

福ふく

祉し

センター(総そう

合ごう

相そう

談だん

窓まど

口ぐち

障しょう

害がい

に関かん

する専せん

門もん

相そう

談だん

窓まど

口ぐち

障しょう

害がい

のある方かた

に関かん

する相そう

談だん

窓まど

口ぐち

障しょう

害がい

のある方かた

の地ち

域いき

での生せい

活かつ

を支し

援えん

するための総そう

合ごう

相そう

談だん

窓まど

口ぐち

です。

それぞれの障しょう

害がい

に関かん

する専せん

門もん

相そう

談だん

窓まど

口ぐち

です。

名めい    称

しょう電でん話わ番ばん号ごう

ファクス番ばん号ごう

青あお葉ば区く障しょう害がい高こう齢れい課か ※ 電

でん話わ�225-7211 ファクス 211-5117

宮みや城ぎ総そう合ごう支し所しょ障しょう害がい高こう齢れい課か ※ 電

でん話わ�392-2111 ファクス 392-0571

宮みや城ぎ野の区く障しょう害がい高こう齢れい課か ※ 電

でん話わ�291-2111 ファクス 298-0717

若わか林ばやし区く障しょう害がい高こう齢れい課か ※ 電

でん話わ�282-1111 ファクス 282-1280

太たい白はく区く障しょう害がい高こう齢れい課か ※ 電

でん話わ�247-1111 ファクス 247-3824

秋あき保う総そう合ごう支し所しょ保ほ健けん福ふく祉し課か

電でん話わ�399-2111 ファクス 399-2580

泉いずみ区く障しょう害がい高こう齢れい課か ※ 電

でん話わ�372-3111 ファクス 372-8005

※手しゅ話わ通つう訳やく者しゃがいます。(曜

よう日び、時

じ間かん帯たいについては、各

かく窓まど口ぐちにご確

かく認にんください)

名めい  称

しょう(対たい象しょうとする障

しょう害がい) 電

でん話わ番ばん号ごう

ファクス番ばん号ごう

障しょう害がい者しゃ総そう合ごう支し援えんセンター(ウェルポートせんだい)

� (身しん体たい ※、難

なん病びょう、高こう次じ脳のう機き能のう障しょう害がい)電でん話わ�771-6511 ファクス 371-7313

北ほく部ぶ発はっ達たつ相そう談だん支し援えんセンター(北

ほく部ぶアーチル)

� (発はっ達たつ、知

ち的てき、重

じゅう症しょう心しん身しん障しょう害がい、障

しょう害がいのある児

じ童どう)電でん話わ�375-0110 ファクス 375-0142

南なん部ぶ発はっ達たつ相そう談だん支し援えんセンター(南

なん部ぶアーチル)

� (発はっ達たつ、知

ち的てき、重

じゅう症しょう心しん身しん障しょう害がい、障

しょう害がいのある児

じ童どう)電でん話わ�247-3801 ファクス 247-3819

精せい神しん保ほ健けん福ふく祉し総そう合ごうセンター(はあとぽーと仙

せん台だい)

� (精せい神しん障しょう害がい、こころの悩

なやみ)

電でん話わ�265-2191 ファクス 265-2190

※身しん体たい障しょう害がい(視し覚かく障しょう害がい、聴

ちょう覚かく障しょう害がい、盲もうろう、肢

し体たい不ふ自じ由ゆう、内ない部ぶ障しょう害がい)

TOPIC

9

Page 11: はい りょ て び 配慮 手引き - Sendai1 2 周 まわ りの人 ひと が、情 じょう 報 ほう を教 おし えてくれると助 たす かります。また、自

障しょう

害がい

者しゃ

相そう

談だん

支し

援えん

事じ

業ぎょう

所しょ

その他た

の相そう

談だん

支し

援えん

障しょう

害がい

のある方かた

やご家か

族ぞく

、地ち

域いき

の方かた

などのさまざまな困こま

りごとをお聞き

きして、解かい

決けつ

方ほう

法ほう

を一いっ

緒しょ

に考かんが

えていく、地ち

域いき

の相そう

談だん

窓まど

口ぐち

です。

名めい    称

しょう電でん話わ番ばん号ごう

ファクス番ばん号ごう

青あお

葉ば

区く

障しょう害がい者しゃ相そう談だん支し援えん事じ業ぎょう所しょ ふらっと青

あお葉ば

電でん話わ�265-5320 ファクス 265-5320

障しょう害がい者しゃ相そう談だん支し援えん事じ業ぎょう所しょ ほっとすぺーす 電

でん話わ

225-6551 ファクス�212-2520障しょう害がい者しゃ相そう談だん支し援えん事じ業ぎょう所しょ とびら 電

でん話わ

261-3664 ファクス�261-3661宮みや

城ぎ

野の

区く

障しょう害がい者しゃ相そう談だん支し援えん事じ業ぎょう所しょ ハンズ宮

みや城ぎ野の

電でん話わ�295-7440 ファクス�295-7440

障しょう害がい者しゃ相そう談だん支し援えん事じ業ぎょう所しょ つるがや地

ち域いき生せい活かつ支し援えんセンター 電

でん話わ�388-4388 ファクス�388-4377

障しょう害がい者しゃ相そう談だん支し援えん事じ業ぎょう所しょ 宮みや城ぎ野の雲きらら母倶

く楽ら部ぶ+ぶらすららiいふふ

電でん話わ�254-6757 ファクス�254-6757

障しょう害がい者しゃ相そう談だん支し援えん事じ業ぎょう所しょ 「ホープ」 電

でん話わ�293-1051 ファクス�295-7194

若わか

林ばやし

区く

障しょう害がい者しゃ相そう談だん支し援えん事じ業ぎょう所しょ ぴあら若

わか林ばやし

電でん話わ�282-5188 ファクス�282-5188

障しょう害がい者しゃ相そう談だん支し援えん事じ業ぎょう所しょ てれんこ 電

でん話わ�716-8152 ファクス�716-8118

障しょう害がい者しゃ相そう談だん支し援えん事じ業ぎょう所しょ くれよん 電

でん話わ�282-4671 ファクス�282-4672

太たい

白はく

区く

障しょう害がい者しゃ相そう談だん支し援えん事じ業ぎょう所しょ ハンズ太

たい白はく

電でん話わ�308-8834 ファクス�308-8834

障しょう害がい者しゃ相そう談だん支し援えん事じ業ぎょう所しょ 向

ひまわり日葵ライフサポートセンター 電

でん話わ�741-2880 ファクス�741-3735

障しょう害がい者しゃ相そう談だん支し援えん事じ業ぎょう所しょ サポートはぎ 電

でん話わ�302-7460 ファクス�746-6882

泉いずみ

区く

障しょう害がい者しゃ相そう談だん支し援えん事じ業ぎょう所しょ ふらっと泉

いずみ電でん話わ�771-2728 ファクス�771-2728

障しょう害がい者しゃ相そう談だん支し援えん事じ業ぎょう所しょ ソキウス 電

でん話わ�718-0768 ファクス�718-0769

障しょう害がい者しゃ相そう談だん支し援えん事じ業ぎょう所しょ ピース・スマイル 電

でん話わ�378-3630 ファクス�342-5662

名めい  称

しょう電でん話わ番ばん号ごう

ファクス番ばん号ごう

仙せん台だい市し視し覚かく障しょう害がい者しゃ支し援えんセンター(アイサポート仙

せん台だい)

●視し覚かく障しょう害がいのある方

かたに対たいし相そう談だん・支

し援えんを行

おこないます。

電でん話わ�341-1728 ファクス�341-1729

はあとライン(平へい日じつ10:00 ~ 12:00、13:00 ~ 16:00(12/29 ~ 1/3 は休

やすみ))

電でん話わ�265-2229

ナイトライン(18:00 ~ 22:00(年ねん中じゅう無む休きゅう))

●こころの悩なやみに関

かんする相

そう談だんを電でん話わでお受

うけいたします。

電でん話わ�217-2279

仙せん台だい市し難なん病びょうサポートセンター

●難なん病びょう患かん者じゃの方かたやご家

か族ぞくの相そう談だん・支

し援えんを行

おこないます

電でん話わ�796-9131 ファクス�211-1781

宮みや城ぎ県けん聴ちょう覚かく障しょう害がい者しゃ情じょう報ほうセンター(みみサポみやぎ)※

●聴ちょう覚かく障しょう害がいに関かんする情

じょう報ほう提てい供きょうや相そう談だん事じ業ぎょうなどを行

おこないます

電でん話わ�393-5501 ファクス�393-5502

【相そう談だん専せん用よう】電でん話わ・ファクス�393-5503

※手しゅ話わで対たい応おうできる相

そう談だん員いんがいます

10

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コミュニケーションボードあなたの伝

つた

えたいことをおしえてください

お問と

い合あ

わせ

仙せん

台だい

市し

健けん

康こう

福ふく

祉し

局きょく

障しょう

害がい

企き

画かく

課か

〒 980-8671 仙せん

台だい

市し

青あお

葉ば

区く

国こく

分ぶん

町ちょう

3丁ちょう

目め

7-1電でん

話わ

:022-214-8163 ファクス:022-223-3573 メールアドレス:[email protected]

「避ひ難なん所じょにおける障

しょう害がいのある方

かたへの配

はい慮りょの手

て引びき」は

仙せん台だい市しホームページからもダウンロードできます。

仙台市 ひなんじょ はいりょせんだい し けん さく

は い

たべたい

ぐあいがわるい いたい くすり

のみたい トイレ

いいえ わかりません