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隔月発行 1部10円 平成28年10・11月号 (1) 第583号 佐 賀 県 P T A 新 聞 佐賀県PTA連合会ホームページ http://www.saga-pta.jp/  E-mail [email protected] 発行責任者 発 行 所 佐賀市与賀町 1-24 佐賀県PTA連合会 ☎0952-2276 印刷 佐 賀 印 刷 社 会長 倉光 健二 26 ランドセル 使PPTAPTA1296PTAPTA2015PTAP1県教育委員会PTA連合会合同研修会 平成28年8月29日 (月) 於 グランデはがくれ 4ICTPPTAPTA使PTAPPP調調PTAPTA調調PTAPTAPTA

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隔月発行 1部10円 平成28年10・11月号(1) 第583号 佐 賀 県 P T A 新 聞

佐賀県PTA連合会ホームページ http://www.saga-pta.jp/  E-mail [email protected]

語り合おう!

(毎月第三日曜日)

「家庭の日」

発行責任者

発 行 所佐賀市与賀町 1-24佐賀県PTA連合会☎0952-○2 2 7 6印刷 佐賀印刷社

会長 倉光 健二

26

ランドセル 子どもの頃、小学校から

の帰り道にランドセルを背

負ったまま道草をしました。

 田んぼへ水を引くために

張り巡らせた用水路に笹舟

を浮かべて皆で競争をした

り、稲の収穫時期には稲穂

を乾燥させるために積み上

げられた藁の陰に隠れての

かくれんぼ。時には度を過

ぎて、叱られたりしました

(苦笑)。道草の味わいは誰

もが経験したものです。

 さて、現在のスクールカ

ウンセラー制度の確立に尽

力された河合隼雄氏(一九二

八〜二〇〇七)の講話集の中

に「道草」の必要性が書かれ

ています。「道草」によって

いろいろと豊かな経験をす

るという内容で、例えば普

段はお決まりのことにエネ

ルギーを使っているのだけ

ど何か違うことをやってみ

て、それをきっかけに、道

が開けたり全体が好循環す

ることにつながったり、病

気など人生のまわり道をし

てやりたいときにやりたい

ことをできなかった苦しさ

や体験などが、後の人生を

考えると結局大きな意味を

得るという内容です。

 また、夏目漱石は晩年の

集大成に「道草」という作品

を執筆しています。漱石は

道草が人生の王道であると

メッセージを意識したのか

もしれません。

 視野を広げるために、大

事なもの。そう思うと改め

て子どもも大人も「道草」の

必要性を感じました。

三根東小P

 山田 直美

第六十四回

 日本PTA全国研究大会

第四十五回

 日本PTA四国ブロック研究大会

平成二十八年八月二十日(土)〜二十一日(日)

 う

〜まけまけいっぱいの愛を注ぎ込もう!〜

徳島発!渦巻く力を

これからの社会に巣立つ子どもたちのために

優秀広報紙集の紹介

一冊

¥1296(税込)

申込/日本PTA全国協議会

 全国小・中学校PTA新聞

コンクールの入賞作品を紹介

している「2015優秀広報

紙集」(日本PTA全国協議会

編)が発行されました。

 広報委員の方々にも参考に

なると思いますので各単Pに

1冊いかがですか。

県教育委員会と県PTA連合会の合同研修会平成28年8月29日(月) 於 グランデはがくれ

【発達障害のある児童生徒の支援に

ついて】

 特別支援学級の児童生徒への支援

の充実は大命題であり、次のような

ことをしている。

(一)校内の支援体制の整備

・特別支援教育コーディネーターの

指名。

・特別支援教育校内委員会の開催。

・特別支援教育に関する計画的な研

修。

(二)教職員の発達障害児童生徒につ

いての理解と支援。

・特別支援教育スキルアップ研修会

年4回

・特別支援教育地区別連絡協議会

等々開催

 その他

【人権同和教育について】

【食育について】

【本県の部活動について】

【ICT活用の成果と課題】

【小学校における英語活動の推進に

ついて】

【県立高校再編整備計画】

【教職員の多忙間の軽減について】

【子どもの貧困対策について】

 等々の質問に答えていただき、意

見交換をしました。

 県P連合会の理事は市郡連の会長

であり、市町教育委員会との研修会

や意見交換会なども行われていると

思います。

 今回の会議を是非市町の意見交換

会などに生かしていただけたらと思

います。

アドバイスをする事業をしてい

る。

(三)学習環境の改善充実のために、

少人数学級や複数教員による指導

を選択してもらって、小学校や中

学校の初めにキメの細かい授業を

展開している。

(四)家庭や地域の教育力の向上に向

け学力向上フォーラムの開催や

PTA新聞を利用した保護者への

啓発、PTAの母親研修会やリー

ダー研修会での説明をしている。

(佐賀の子どもたちの課題)

・平日や土日の家庭学習時間が少な

い。

・図やグラフ、または数字を見て情

報を取り出し分析し、自分の意見

として述べるのが苦手。

・自分の考えを複数の条件や意図に

合わせて、意見を述べるのが苦手。

・十一月十九日(土)佐賀市文化会

館で今年度の学力向上フォーラム

を予定。

【道徳教育について】

 従来の道徳教育の諸課題やいじめ

問題などの克服のために以下の点に

ついて道徳が変わる。

(一)検定許可書を使用し全国平均的

な教材を提供できる。

(二)いじめ問題の指導に発達段階に

応じた体験を重視した教材を整備

する。

(三)座学だけでなく、体験学習や体

験活動を多く取り入れる。

(四)学習指導要録に記録を記載す

る。文章で記載するようになる。

【不登校対策について】

 不登校の対応には、早期発見早期

対応の観点から学級担任の存在は大

きいが、学級担任のみで抱えるので

はなく、学校全体の課題として対応

するように指導している。

 専門家や専門機関の意見を聞きな

がら対応している。また、スクール

カウンセラーやスクールソーシャル

ワーカー、生徒指導支援員等を配置

して、学校や教職員の負担軽減のた

めの施策をしている。

 平成二十八年八月二十九日、「グラ

ンデはがくれ」において、県教育委

員会と県PTA連合会との合同研修

会が開催されました。

 「平成二十八年佐賀県教育施策実

施計画」をもとに県P連合会の理事

が質問や意見を出し、それに対して

県教育委員会各課より回答する形で

の研修会。

 今年度は県教委からは熊﨑副教育

長をはじめ十三名、県P連合会から

は二十三名の合計三十六名の参加で

した。

 県P連合会の理事さんたちの質問

に、県教育委員会の皆さん方も丁寧

にわかりやすく、回答していただき

ました。

 以下研修内容の一部をお知らせし

ます。

【学力向上について】

 「継続と徹底」を最重要課題として

四つの課題に取り組んでいる。

(一)全国、県の学力調査の現状把握

と課題の把握、学校への訪問支援、

課題に応じた学校への取り組みの

支援をしている。

(二)教員の指導力の向上と指導方法

の改善のための研究指定校を指定

し研修をしてもらっている。

  学力向上推進教員十名を配置し

て先生たちの指導力向上のための

 今年は例年以上に猛暑日が多く、

熱中症で体調を崩す人が全国的に

増加した夏でした。

 そんな猛暑の中、全国から四八

〇〇名の会員が集まり徳島県にお

いて、「日本PTA全国研究大会う

ずしお大会、第四十五回日本

PTA四国ブロック研究大会」が

熱く、盛大に開催されました。

 初日(二十日)の分科会は、徳

島県内六市、七分科会十領域で開

催され、各分科会で基調講演、実

践発表、パネルディスカッション、

ミニコンサートなどが行われまし

た。一人芝居で参加者に自らの思

いを伝える方、ミニコンサート形

式で基調講演をされる方など、そ

れぞれに工夫を凝らした内容でし

た。

 また、アトラクションでは人形

浄瑠璃、阿波踊り、阿波木偶「三

番叟回し」等多彩な伝統芸能が盛

りだくさんに紹介されました。

 その後、PTAが抱える今日的

な課題を、組織運営、広報活動、

人権教育、環境教育、地域連携な

ど様々な立場から熱い論議が巻き

起こりました。

 徳島県は、四国八十八か所のお

遍路参りのスタート地点で、「おせ

ったいの文化」が根付いており、

どの分科会でも、全国から集まっ

たPTAの仲間を温かい声掛けと

笑顔で、心からもてなしていただ

きました。

 また二日目の全体会のアトラク

ションの「阿波踊り」では私たち

が想像していた以上に、男踊りは

勇壮であり、女踊りは煌びやかで

あり、子供踊りは可愛らしく、お

囃子は小気味よく、掛け声は賑や

かで粋であり、目と耳を奪われ「徳

島の熱さ」を体感できました。

 全体会の京都精華大学学長の武

宮恵子様の記念公演では、主題「輝

く未来をひらくために大切なこ

と」副題「子どもたち、そして私

たちが自立するために」と題して、

漫画家としての出発点である出身

地、徳島市とのかかわり、家族と

のかかわり、漫画家を志しながら

自立の道を歩み始めた自らの生い

立ちを熱く語られました。

 二日間にわたり、子どもたちが

抱える様々な課題を解決し、輝く

未来の社会を築くために子どもに

とって親はどうあるべきかを考え、

子どもとともに保護者として一人

の大人として成長する「親学」の

機会となり、交流の場となったも

のと思います。

 徳島県PTA連合会の皆様に感

謝の気持ちを表したいと思います。

 平成二十九年度は仙台大会です。

四国とはまた違った人情や教育に

対する思い、熱さなどに触れ交流

の渦が広がることを期待します。

隔月発行 1部10円 平成28年10・11月号(3) 第583号 佐 賀 県 P T A 新 聞 平成28年10・11月号 隔月発行 1部10円 第583号 (2)佐 賀 県 P T A 新 聞

我が校の自慢

 市郡連活動費の一助として

本年度も書き損じハガキ(PT

A基金)の募集をすることにな

りました。これは佐賀県独自

の取り組みです。

 皆様のご協力をお願いいた

します。

○募集方法

・期間 平成28年12月1日(木)

 〜平成29年1月31日(火)

・各家庭に呼びかけ、保護者

や児童生徒を通じて各単P

で回収する。(制限なし)

・各単Pで、百枚単位で輪ゴ

ムで括り、2月17日(金)ま

でに市郡連事務局に届ける。

・不明な点等は、県P事務局

へお尋ねください。

☎0952丨26丨2276

市郡連活動費の捻出のために

書き損じ

 

ハガキ募集

「いじめ防止

標語コンテスト」

 PTA連合

会では児童生

徒のいじめ防

止を啓発する

内容の標語を

募集します。

募集期間

 平成28年11月1日(火)〜

 平成29年1月16日(月)

表彰など

 最優秀作品入賞者は保護者と

共に春休みに東京での表彰式に

出席の上、表彰状・副賞(図書券)

が贈られます。

募集要項

 各学校に別途お知らせします。

地域との絆で

  伸びゆく基里小

会長 近藤 信也

基里小P

 基里小学校は、鳥栖市の東部

に位置し、流通の盛んな交通の

町基里地区にある小学校です。

歴史は古く、明治七年学制発布

直後に開校し、今年で一四四年

目を迎えました。

 我が校の自慢は色々あります

が、二点挙げたいと思います。

 一点目は、基里中との絆が強

いということです。基里小は、

平成二十二年度から基里中と連

携し、児童生徒の九年間の成長

を見据えた小中一貫教育を行っ

ています。例えば、基里中の理

科や家庭科等の先生が基里小の

授業に入り、専門的な知識を小

学生に教えるなどの乗り入れ授

業を行っています。中学校の先

生が小学校の授業に入られるこ

とで、子どもたちは目を輝かせ、

意欲的に学習に取り組むように

なってきました。その他、中学

生が小学生に読み聞かせをした

り、中学生が手作りのおもちゃ

で小学生を遊ばせたりするなど

の交流活動も行っています。中

学生が小学生の世話をする機会

ができたことで、中学生にも自

信が見られるようになってきま

した。児童会と生徒会が協力し

て毎月第一水曜日の朝、校区内

三ヶ所に立ち、小中合同あいさ

つ運動も行っています。中学生

がよい手本になってくれるので、

小学生が中学校に入学した際の

負担感や緊張感が少なく、中学

校生活になじみ易い利点があり

ます。

 二点目は、地域の方の協力です。

様々な場面で多くの地域の方が

協力して下さる点も、我が校の

自慢です。例えば、三年生の茶

摘みの学習では、老人クラブの

方々が茶の葉の摘み方だけでな

く、手揉みの過程も教えて下さ

いました。子どもたちは、自分

が摘んだお茶の葉で淹れたお茶

を味わう貴重な体験をさせてい

ただきました。五年生の餅つき

では、JAの職員の方が田植え

から稲刈り、餅つきまでの過程

を丁寧に教えて下さいました。

 このように、基里小学校は、

地域や地域の学校との強い絆に

支えられ、伸びやかに育ってい

ます。十一月十八日(金)には、

小中一貫教育研究発表会を開催

します。ご都合のつかれる方は

是非ご参観下さい。お待ちして

おります。

心と思いを伝える

     有田小学校

会長 青木 正安

有田小P

わが校自慢会

長 小八重 徳郎

北鹿島小P

大好き!!山内

会長 大石 隆聖

山内東小P

我が校の自慢会

長 畑瀬 次郎

北山東部小育

 北山東部小学校は、佐賀市の

北部の富士町にあります。生徒

数は市内で一番少なく十三人し

かいません。

 しかし、行事は他の学校より

も多く、常に生徒、先生、親が

一緒になって活動しています。

特に運動会、鬼火小屋作りは、

人数が必要になる為地域の方に

も協力してもらっています。人

数の多い学校での運動会だった

ら親はテントの中で応援し、自

分の子どもが競技に出る時は撮

影したりとかが普通ですが、我

が校は親、子どもが一人一役、

二役といった感じでゆっくりテ

ントに座って見るという事があ

まりできません。というのも親

が出る競技もけっこうあり、皆

で運動会を盛り上げ、皆で楽し

ませてもらっているからです。

テントよりも、もっと近い所で

子どもを見る事が出来るので成

長ぐあいを実感できます。また

障害物競走は、地域の方を巻き

込んで行いますので、子どもの

社交性にも驚かされます。普通

の子だったらもじもじする所を

我が校の生徒は大きな声を出し

て呼びかけ探し回ります。私が

子どもの頃は恥ずかしがってで

きてなかったなど考えさせられ

ます。

 我が校では、佐賀県で唯一の

山村留学を行っています。今年も、

佐賀県内外から六人来てくれて

います。皆さんこの北山東部小

学校に魅力を感じてきてくれて

いるのでとてもうれしいです。

山村留学は、平成六年から始ま

り平成二十八年現在で一〇二名

を受け入れています。私自身も

北山東部小学校の卒業生で、四

年生の時に始まりました。だか

ら私にとって山村留学とは当た

り前の存在で共に育ってきまし

た。

 山村留学で来た子どもたちは、

一年後に帰る時には見違える程

成長しています。見た目も変わ

ったりしますが一番成長してい

るのは内面がしっかりして、表

情に表れています。我が校では

週に一回全校スピーチがあり皆

の前で話す事で自信がつき、質

問されたり答えたりで考える力

も身に付きどこに行っても学生

と話せます。もしよかったら一

度学校を見に来てみませんか?

人形浄瑠璃の継承

校長 増本 淳子

入野小P

 入野小学校では、平成二十三

年度から、小学三年生に、人形

浄瑠璃を体験させてきました。

 この取り組みは、子どもたち

に人形浄瑠璃という素晴らしい

日本の伝統的文化を楽しみなが

ら身に付けさせると共に、やれ

ばできるという自信を持たせよ

うとスタートしました。

 幸い、新学習指導要領にも、

新しく「古典などの伝統的な文

化について」の学習内容が示さ

れたこともあり、導入すること

となりました。

 実施にあたっては、唐津人形

浄瑠璃保存会の竹本鳴子先生を

はじめ、会員の皆様の熱心なご

指導を受けています。

 年間三十時間、今年度も三年

生は、五月から取り組み九月段

階で、義太夫の本もスラスラ読

めるようになり、人形を操作し

ながら、難しい親子の情愛を表

現できるようになりました。そ

の上達ぶりは、驚くばかりです。

 毎年その成果を、学校・地域

や市民文化祭に参加し上演して

きました。昨年度は、九州人形

フェスティバルの大舞台で、多

くの観客に大きな感動と勇気を

与え、感謝の手紙や電話を沢山

いただきました。

 子どもたちは、「楽しかった、

もっとやりたい。」「喜んでもらえ

て嬉しかった。」と、自信と充実

感を実感し、大変貴重な体験と

なりました。

 伝統や文化を尊重することは、

その地域に住み、生活してきた

人々の思いや願いを共有すると

いう大きな教育的意義がありま

す。本校児童が文化継承の役目

を立派に果たしていることを誇

りに思っています。

 有田小学校はやきものの町有

田に創立し今年で一四五年を迎

えます。山に囲まれた自然豊か

な環境の中で子どもたちは元気

いっぱいに毎日を過ごしていま

す。そんな有田小学校の自慢は

二つあります。まず一つめは母

親部の行事「誕生給食会」です。

二か月に一度、該当する子ども

たちをランチルームに招き、保

護者や誕生月の先生方と一緒に

食事をし、お祝いをする会です。

その月のイメージに合った器や

テーブルクロスをテーブルコー

ディネーターの方に飾りつけて

いただいています。この会で使

う器は製作が難しいといわれる

有田泉山の土が使われ、作り手

は焼き物づくりに従事する保護

者です。絵付けは子どもたちの

手で行われます。大きさや形、

強度は給食室の調理員さんと話

し合いを重ね、完成したもので

す。子どもの健やかな成長を願

う保護者、先生方、調理員さん

の思いが詰まったすてきな会で

す。

 二つめは、伝統文化部による

焼き物づくりの授業です。毎年

六月に今年のテーマを決めて製

作に取りかかります。この授業

の先生は保護者です。焼き物づ

くりに従事する保護者が先生と

なり、楽しみながらも有田の伝

統を伝えていける大切な時間で

す。使う粘土にもこだわりがあ

ります。わが有田小学校は磁器

発祥の地の学校ということもあ

り、一年生から六年生まで磁器

を製作しています。毎年子ども

たちの作品を見て、発想とアイ

デアの豊かさに驚かされます。

人形や恐竜を作りながらも器と

しての要素を取り入れ、揃いの

食器や大きな壺、底に高台を付

けたものを作る子など…さすが

は小さい頃から焼き物を見て、

また身近に触れ、感じながら育

った有小っ子だな、と思います。

絵付けのセンスもまたすばらし

いです。豊富な焼き物用の絵の

具を使い、個性豊かに絵付けを

行っています。高学年は難しい

と言われる釉薬がけにも挑戦し

ます。まさに世界にたった一つ

の自分だけの焼き物です。毎年

二月には校内焼き物展が開かれ、

著名な作家の方々に審査をして

頂きます。賞を受賞した子はと

ても喜んでいます。

 有田小学校は生徒数も年々少

なくなっていますが、少ないか

らこそできることをがんばって

います。これが我が校の自慢です。

 「やーまうっちゃーほんなご

ってよかまちばい。」

 毎年運動会で踊る山内音頭で

は、全員で踊りながら声高らか

に唄うのが恒例となっています。

その踊りを教えるのは、先生や

婦人会の方々です。保護者も子

どもたちも先生も一緒に踊り唄

うのが山内ならではの光景です。

 来年でPTA発足七十年とな

る歴史ある山内東小学校で長い

間続いている行事は、『米作り』

『ふれあい祭り』です。地元の方

のご好意で田んぼを借り、施設

部が中心となって水や草や稲を

管理していきます。子どもたち

は総合学習の中で先生たちと一

緒に田植えの時の土のヌルヌル

や稲刈りの時鎌でザクッと切る

感触、蒸した米を杵でつくホン

モノ体験を味わいます。今では

貴重になっている体験が出来る

のも、学校と保護者のつながり

が強い証だと思います。ふれあ

い祭りでは、地区の子供会の役

員さんのお世話の元、ついた餅

を地域の人と一緒に秋の実りを

味わいます。また、母親部によ

るバザーも一緒に行います。そ

こでは子どもたちも参加する三

百円のお買い物体験が人気です。

「○○ちゃん。みかん安かよ。」

「大丈夫ね。しっかい持っとか

んば。」

 知っている子も知らない子も、

大人がみんなで声をかけ合って

いくうちに、大人も子どもも笑

顔になっていきます。

 季節の行事を重ねるごとに、

友だちと一緒だと楽しいな。や

さしく声をかけてくれるおじさ

ん、おばさんがいて心地いいな。

居心地がいいな。と感じること

が『大好き!!山内』へつながっ

ていると感じます。また、先生

方も子どもたちの中に入り一緒

に遊び、学び、励まし合ってく

ださり、子どもたちの為なら、

と毎日向き合ってくださってい

ます。そんな、子どもを真ん中に、

先生や親とのタテの関係、友だ

ち同士のヨコの関係、おじさんや

おばさん、地域の方とのナナメ

の関係を強く太くむすんでいく

ことがPTA活動の醍醐味です。

人の子も我が子を同じようにま

なざしを注ぐことのできるあた

たかな大人が活動によって増え

ていき、豊かなつながりの中で

大人も子どもも笑顔になれる山

内で子育てできる幸せを感じつ

つ、これからも地域の為に出来

ることを少しずつ頑張ります。

 わが北鹿島小学校は鹿島市の

北東部に位置し自然豊かな場所

にあります。

 全校生徒は一八六人、先生十

九名、毎日楽しく勉強や遊びに

がんばっています。

 また肥前鹿島干潟は、塩田川、

鹿島川の河口と海岸に発達する

干潟で二十七年六月にラムサー

ル条約湿地に条約されました。

 わが校の地区にありますこの

宝の海、湿地(干潟)を一度は見

に来てください。シギ、ズグロ

カモメなど沢山の水鳥が来てい

ます。又ムツゴロウにも会える

かもしれませんよ!

 北鹿島小学校は一年を通して

いろんな行事があり、すべてを

紹介しきれず残念ですが、大き

な行事としては、平成二十二年

に韓国の大西(テソ)初等学校と

の姉妹校締結があり、それから

毎年いろいろな交流をしていま

す。(鹿島市日韓子ども交流事業)

 今年は八月に大西(テソ)初等

学校の児童十六名がホームステ

イに来られ言葉や文化はお互い

違いますが、色々な交流ができ、

私たち保護者も勉強になり楽し

かったです。

 誰でも出来る経験ではないの

で大きな自慢の一つです。

 また来年は北鹿島小学校の児

童が韓国に行きホームステイを

体験し学んで来てくれる事でし

ょう。大きな発見や驚きを持ち

帰ってもらいたいです。

 九月には運動会があり、私た

ちの学校は十二年前から地区の

運動会と合同になっていて、若

者からお年寄り、はたまた消防

団まで参加し、運動会を盛り上

げてくれています。子どもたち

の為に、その一人一人が率先し

て動いてくれています。

 十一月には、地区の沢山のお

年寄りとのふれあいタイムがあ

り、昔からある遊びや老人会の

出し物、各学年の発表があります。

その後に行われる母親部による

バザーでは保護者生産の野菜や、

保護者飲食店から提供されたお

にぎり等の販売などが行われ毎

年好評をいただいています。

 私たち、北鹿島小学校PTA

は(P

arent-Teacher A

ssociation

というむずかしい言葉ではなく

「P・パッと、T・楽しく、A・集

まろう」の精神で保護者と保護

者のつながりを大切しています。

 北鹿島の色んな人たちが繋が

り助け合い北小の児童を育み、

見守ってくれています。

 一番の自慢は北鹿島地区の地

域及び人々が輝いていることで

す。PTAからPTCAへ地域

(Community

)を含めた温かい学

校が北鹿島小学校です。

 佐賀県小中学校校長会と佐賀県PTA連合会理事・母親委員の合同

研修会を開催しました。

 小・中学校校長先生三十八名、佐賀県PTA連合会理事・母親委員

二十八名、合計六十四名の参加でした。

 主題に沿って小・中学校別に校長先生より提言があり、地域と学校

の連携を通じての学校づくりで成果をあげたことが報告されました。

小学校部会提言

県校長会・県PTA連合会

主題「みんなで育てよう!未来を担う子どもたち!地域のたからもの」

平成二十八年九月九日(金) 於 グランデはがくれ

合同研修会

一、PTA活動目標

①スマホ、携帯に頼らない家庭生活

②強い心と体を作る自力登校

③元気なあいさつができるPTA

④保護者と教師が手をつなぐPTA

⑤早寝・早起き・朝ごはん

二、本校PTAの特徴的な取り組み

①携帯不要の学校づくり

②ノーテレビ、ノーゲーム、ノース

マホデー

③親子ふれあい行事

④小中合同地区懇談会

⑤ドッジビー大会

⑥風の子マラソン

⑦餅つき大会

⑧朝の読み聞かせ、お話し会

⑨親子のふれあい登下校

三、その他の活動

①自力登校推奨

②体育大会における面浮立

③県P大会カレンダー

四、終わりに

 学校という立場か

らPTAは学校の応

援団、先生たちのサ

ポーターであると考

えてきた。しかし今

は、私たちの活動を改

めて見つめなおすと、

PTA活動はまさに

「町づくり」の一環で

あり、そのための「人

づくり」を担っている

と思えます。

PTA活動と連帯した学校づくり

一、学校教育目標

『確かな学力・豊かな心・健やかな

体の育成』

〜夢の実現のために明るく活気に

 満ちた学校を目指して〜

重点目標

※キャリア教育の推進

・キャリア教育を意識した授業

 の創造

・生徒同士の交流を大切にする

・部活動の充実

・生徒理解に立った寄り添う

 指導

二、PTA活動

①PTAの組織について

②PTA活動の活性化に向けて

③PTA活動を通じた地域との

 連帯

・教育懇談会

・牛津産業まつり

・津の里こどもまつり

三、終わりに

〇成果

・PTA活動や子ども

の姿を地域へ発信

・自己肯定感・自己

効力を育む場

・地域に愛着を持つ

子どもの育成

〇課題

・PTA活動への積極

的参加者の減少

・子どもの地域での

活躍を保護者へ発信

校長 川﨑 健二

江北町立江北小学校

中学校部会提言

校長 島 一満

小城市立牛津中学校

テーマ

「PTA活動を通した

  地域との連帯について」

テーマ

〜子どもが地域で活躍する場づくり〜

隔月発行 1部10円 平成28年10・11月号(3) 第583号 佐 賀 県 P T A 新 聞 平成28年10・11月号 隔月発行 1部10円 第583号 (2)佐 賀 県 P T A 新 聞

我が校の自慢

 市郡連活動費の一助として

本年度も書き損じハガキ(PT

A基金)の募集をすることにな

りました。これは佐賀県独自

の取り組みです。

 皆様のご協力をお願いいた

します。

○募集方法

・期間 平成28年12月1日(木)

 〜平成29年1月31日(火)

・各家庭に呼びかけ、保護者

や児童生徒を通じて各単P

で回収する。(制限なし)

・各単Pで、百枚単位で輪ゴ

ムで括り、2月17日(金)ま

でに市郡連事務局に届ける。

・不明な点等は、県P事務局

へお尋ねください。

☎0952丨26丨2276

市郡連活動費の捻出のために

書き損じ

 

ハガキ募集

「いじめ防止

標語コンテスト」

 PTA連合

会では児童生

徒のいじめ防

止を啓発する

内容の標語を

募集します。

募集期間

 平成28年11月1日(火)〜

 平成29年1月16日(月)

表彰など

 最優秀作品入賞者は保護者と

共に春休みに東京での表彰式に

出席の上、表彰状・副賞(図書券)

が贈られます。

募集要項

 各学校に別途お知らせします。

地域との絆で

  伸びゆく基里小

会長 近藤 信也

基里小P

 基里小学校は、鳥栖市の東部

に位置し、流通の盛んな交通の

町基里地区にある小学校です。

歴史は古く、明治七年学制発布

直後に開校し、今年で一四四年

目を迎えました。

 我が校の自慢は色々あります

が、二点挙げたいと思います。

 一点目は、基里中との絆が強

いということです。基里小は、

平成二十二年度から基里中と連

携し、児童生徒の九年間の成長

を見据えた小中一貫教育を行っ

ています。例えば、基里中の理

科や家庭科等の先生が基里小の

授業に入り、専門的な知識を小

学生に教えるなどの乗り入れ授

業を行っています。中学校の先

生が小学校の授業に入られるこ

とで、子どもたちは目を輝かせ、

意欲的に学習に取り組むように

なってきました。その他、中学

生が小学生に読み聞かせをした

り、中学生が手作りのおもちゃ

で小学生を遊ばせたりするなど

の交流活動も行っています。中

学生が小学生の世話をする機会

ができたことで、中学生にも自

信が見られるようになってきま

した。児童会と生徒会が協力し

て毎月第一水曜日の朝、校区内

三ヶ所に立ち、小中合同あいさ

つ運動も行っています。中学生

がよい手本になってくれるので、

小学生が中学校に入学した際の

負担感や緊張感が少なく、中学

校生活になじみ易い利点があり

ます。

 二点目は、地域の方の協力です。

様々な場面で多くの地域の方が

協力して下さる点も、我が校の

自慢です。例えば、三年生の茶

摘みの学習では、老人クラブの

方々が茶の葉の摘み方だけでな

く、手揉みの過程も教えて下さ

いました。子どもたちは、自分

が摘んだお茶の葉で淹れたお茶

を味わう貴重な体験をさせてい

ただきました。五年生の餅つき

では、JAの職員の方が田植え

から稲刈り、餅つきまでの過程

を丁寧に教えて下さいました。

 このように、基里小学校は、

地域や地域の学校との強い絆に

支えられ、伸びやかに育ってい

ます。十一月十八日(金)には、

小中一貫教育研究発表会を開催

します。ご都合のつかれる方は

是非ご参観下さい。お待ちして

おります。

心と思いを伝える

     有田小学校

会長 青木 正安

有田小P

わが校自慢会

長 小八重 徳郎

北鹿島小P

大好き!!山内

会長 大石 隆聖

山内東小P

我が校の自慢会

長 畑瀬 次郎

北山東部小育

 北山東部小学校は、佐賀市の

北部の富士町にあります。生徒

数は市内で一番少なく十三人し

かいません。

 しかし、行事は他の学校より

も多く、常に生徒、先生、親が

一緒になって活動しています。

特に運動会、鬼火小屋作りは、

人数が必要になる為地域の方に

も協力してもらっています。人

数の多い学校での運動会だった

ら親はテントの中で応援し、自

分の子どもが競技に出る時は撮

影したりとかが普通ですが、我

が校は親、子どもが一人一役、

二役といった感じでゆっくりテ

ントに座って見るという事があ

まりできません。というのも親

が出る競技もけっこうあり、皆

で運動会を盛り上げ、皆で楽し

ませてもらっているからです。

テントよりも、もっと近い所で

子どもを見る事が出来るので成

長ぐあいを実感できます。また

障害物競走は、地域の方を巻き

込んで行いますので、子どもの

社交性にも驚かされます。普通

の子だったらもじもじする所を

我が校の生徒は大きな声を出し

て呼びかけ探し回ります。私が

子どもの頃は恥ずかしがってで

きてなかったなど考えさせられ

ます。

 我が校では、佐賀県で唯一の

山村留学を行っています。今年も、

佐賀県内外から六人来てくれて

います。皆さんこの北山東部小

学校に魅力を感じてきてくれて

いるのでとてもうれしいです。

山村留学は、平成六年から始ま

り平成二十八年現在で一〇二名

を受け入れています。私自身も

北山東部小学校の卒業生で、四

年生の時に始まりました。だか

ら私にとって山村留学とは当た

り前の存在で共に育ってきまし

た。

 山村留学で来た子どもたちは、

一年後に帰る時には見違える程

成長しています。見た目も変わ

ったりしますが一番成長してい

るのは内面がしっかりして、表

情に表れています。我が校では

週に一回全校スピーチがあり皆

の前で話す事で自信がつき、質

問されたり答えたりで考える力

も身に付きどこに行っても学生

と話せます。もしよかったら一

度学校を見に来てみませんか?

人形浄瑠璃の継承

校長 増本 淳子

入野小P

 入野小学校では、平成二十三

年度から、小学三年生に、人形

浄瑠璃を体験させてきました。

 この取り組みは、子どもたち

に人形浄瑠璃という素晴らしい

日本の伝統的文化を楽しみなが

ら身に付けさせると共に、やれ

ばできるという自信を持たせよ

うとスタートしました。

 幸い、新学習指導要領にも、

新しく「古典などの伝統的な文

化について」の学習内容が示さ

れたこともあり、導入すること

となりました。

 実施にあたっては、唐津人形

浄瑠璃保存会の竹本鳴子先生を

はじめ、会員の皆様の熱心なご

指導を受けています。

 年間三十時間、今年度も三年

生は、五月から取り組み九月段

階で、義太夫の本もスラスラ読

めるようになり、人形を操作し

ながら、難しい親子の情愛を表

現できるようになりました。そ

の上達ぶりは、驚くばかりです。

 毎年その成果を、学校・地域

や市民文化祭に参加し上演して

きました。昨年度は、九州人形

フェスティバルの大舞台で、多

くの観客に大きな感動と勇気を

与え、感謝の手紙や電話を沢山

いただきました。

 子どもたちは、「楽しかった、

もっとやりたい。」「喜んでもらえ

て嬉しかった。」と、自信と充実

感を実感し、大変貴重な体験と

なりました。

 伝統や文化を尊重することは、

その地域に住み、生活してきた

人々の思いや願いを共有すると

いう大きな教育的意義がありま

す。本校児童が文化継承の役目

を立派に果たしていることを誇

りに思っています。

 有田小学校はやきものの町有

田に創立し今年で一四五年を迎

えます。山に囲まれた自然豊か

な環境の中で子どもたちは元気

いっぱいに毎日を過ごしていま

す。そんな有田小学校の自慢は

二つあります。まず一つめは母

親部の行事「誕生給食会」です。

二か月に一度、該当する子ども

たちをランチルームに招き、保

護者や誕生月の先生方と一緒に

食事をし、お祝いをする会です。

その月のイメージに合った器や

テーブルクロスをテーブルコー

ディネーターの方に飾りつけて

いただいています。この会で使

う器は製作が難しいといわれる

有田泉山の土が使われ、作り手

は焼き物づくりに従事する保護

者です。絵付けは子どもたちの

手で行われます。大きさや形、

強度は給食室の調理員さんと話

し合いを重ね、完成したもので

す。子どもの健やかな成長を願

う保護者、先生方、調理員さん

の思いが詰まったすてきな会で

す。

 二つめは、伝統文化部による

焼き物づくりの授業です。毎年

六月に今年のテーマを決めて製

作に取りかかります。この授業

の先生は保護者です。焼き物づ

くりに従事する保護者が先生と

なり、楽しみながらも有田の伝

統を伝えていける大切な時間で

す。使う粘土にもこだわりがあ

ります。わが有田小学校は磁器

発祥の地の学校ということもあ

り、一年生から六年生まで磁器

を製作しています。毎年子ども

たちの作品を見て、発想とアイ

デアの豊かさに驚かされます。

人形や恐竜を作りながらも器と

しての要素を取り入れ、揃いの

食器や大きな壺、底に高台を付

けたものを作る子など…さすが

は小さい頃から焼き物を見て、

また身近に触れ、感じながら育

った有小っ子だな、と思います。

絵付けのセンスもまたすばらし

いです。豊富な焼き物用の絵の

具を使い、個性豊かに絵付けを

行っています。高学年は難しい

と言われる釉薬がけにも挑戦し

ます。まさに世界にたった一つ

の自分だけの焼き物です。毎年

二月には校内焼き物展が開かれ、

著名な作家の方々に審査をして

頂きます。賞を受賞した子はと

ても喜んでいます。

 有田小学校は生徒数も年々少

なくなっていますが、少ないか

らこそできることをがんばって

います。これが我が校の自慢です。

 「やーまうっちゃーほんなご

ってよかまちばい。」

 毎年運動会で踊る山内音頭で

は、全員で踊りながら声高らか

に唄うのが恒例となっています。

その踊りを教えるのは、先生や

婦人会の方々です。保護者も子

どもたちも先生も一緒に踊り唄

うのが山内ならではの光景です。

 来年でPTA発足七十年とな

る歴史ある山内東小学校で長い

間続いている行事は、『米作り』

『ふれあい祭り』です。地元の方

のご好意で田んぼを借り、施設

部が中心となって水や草や稲を

管理していきます。子どもたち

は総合学習の中で先生たちと一

緒に田植えの時の土のヌルヌル

や稲刈りの時鎌でザクッと切る

感触、蒸した米を杵でつくホン

モノ体験を味わいます。今では

貴重になっている体験が出来る

のも、学校と保護者のつながり

が強い証だと思います。ふれあ

い祭りでは、地区の子供会の役

員さんのお世話の元、ついた餅

を地域の人と一緒に秋の実りを

味わいます。また、母親部によ

るバザーも一緒に行います。そ

こでは子どもたちも参加する三

百円のお買い物体験が人気です。

「○○ちゃん。みかん安かよ。」

「大丈夫ね。しっかい持っとか

んば。」

 知っている子も知らない子も、

大人がみんなで声をかけ合って

いくうちに、大人も子どもも笑

顔になっていきます。

 季節の行事を重ねるごとに、

友だちと一緒だと楽しいな。や

さしく声をかけてくれるおじさ

ん、おばさんがいて心地いいな。

居心地がいいな。と感じること

が『大好き!!山内』へつながっ

ていると感じます。また、先生

方も子どもたちの中に入り一緒

に遊び、学び、励まし合ってく

ださり、子どもたちの為なら、

と毎日向き合ってくださってい

ます。そんな、子どもを真ん中に、

先生や親とのタテの関係、友だ

ち同士のヨコの関係、おじさんや

おばさん、地域の方とのナナメ

の関係を強く太くむすんでいく

ことがPTA活動の醍醐味です。

人の子も我が子を同じようにま

なざしを注ぐことのできるあた

たかな大人が活動によって増え

ていき、豊かなつながりの中で

大人も子どもも笑顔になれる山

内で子育てできる幸せを感じつ

つ、これからも地域の為に出来

ることを少しずつ頑張ります。

 わが北鹿島小学校は鹿島市の

北東部に位置し自然豊かな場所

にあります。

 全校生徒は一八六人、先生十

九名、毎日楽しく勉強や遊びに

がんばっています。

 また肥前鹿島干潟は、塩田川、

鹿島川の河口と海岸に発達する

干潟で二十七年六月にラムサー

ル条約湿地に条約されました。

 わが校の地区にありますこの

宝の海、湿地(干潟)を一度は見

に来てください。シギ、ズグロ

カモメなど沢山の水鳥が来てい

ます。又ムツゴロウにも会える

かもしれませんよ!

 北鹿島小学校は一年を通して

いろんな行事があり、すべてを

紹介しきれず残念ですが、大き

な行事としては、平成二十二年

に韓国の大西(テソ)初等学校と

の姉妹校締結があり、それから

毎年いろいろな交流をしていま

す。(鹿島市日韓子ども交流事業)

 今年は八月に大西(テソ)初等

学校の児童十六名がホームステ

イに来られ言葉や文化はお互い

違いますが、色々な交流ができ、

私たち保護者も勉強になり楽し

かったです。

 誰でも出来る経験ではないの

で大きな自慢の一つです。

 また来年は北鹿島小学校の児

童が韓国に行きホームステイを

体験し学んで来てくれる事でし

ょう。大きな発見や驚きを持ち

帰ってもらいたいです。

 九月には運動会があり、私た

ちの学校は十二年前から地区の

運動会と合同になっていて、若

者からお年寄り、はたまた消防

団まで参加し、運動会を盛り上

げてくれています。子どもたち

の為に、その一人一人が率先し

て動いてくれています。

 十一月には、地区の沢山のお

年寄りとのふれあいタイムがあ

り、昔からある遊びや老人会の

出し物、各学年の発表があります。

その後に行われる母親部による

バザーでは保護者生産の野菜や、

保護者飲食店から提供されたお

にぎり等の販売などが行われ毎

年好評をいただいています。

 私たち、北鹿島小学校PTA

は(P

arent-Teacher A

ssociation

というむずかしい言葉ではなく

「P・パッと、T・楽しく、A・集

まろう」の精神で保護者と保護

者のつながりを大切しています。

 北鹿島の色んな人たちが繋が

り助け合い北小の児童を育み、

見守ってくれています。

 一番の自慢は北鹿島地区の地

域及び人々が輝いていることで

す。PTAからPTCAへ地域

(Community

)を含めた温かい学

校が北鹿島小学校です。

 佐賀県小中学校校長会と佐賀県PTA連合会理事・母親委員の合同

研修会を開催しました。

 小・中学校校長先生三十八名、佐賀県PTA連合会理事・母親委員

二十八名、合計六十四名の参加でした。

 主題に沿って小・中学校別に校長先生より提言があり、地域と学校

の連携を通じての学校づくりで成果をあげたことが報告されました。

小学校部会提言

県校長会・県PTA連合会

主題「みんなで育てよう!未来を担う子どもたち!地域のたからもの」

平成二十八年九月九日(金) 於 グランデはがくれ

合同研修会

一、PTA活動目標

①スマホ、携帯に頼らない家庭生活

②強い心と体を作る自力登校

③元気なあいさつができるPTA

④保護者と教師が手をつなぐPTA

⑤早寝・早起き・朝ごはん

二、本校PTAの特徴的な取り組み

①携帯不要の学校づくり

②ノーテレビ、ノーゲーム、ノース

マホデー

③親子ふれあい行事

④小中合同地区懇談会

⑤ドッジビー大会

⑥風の子マラソン

⑦餅つき大会

⑧朝の読み聞かせ、お話し会

⑨親子のふれあい登下校

三、その他の活動

①自力登校推奨

②体育大会における面浮立

③県P大会カレンダー

四、終わりに

 学校という立場か

らPTAは学校の応

援団、先生たちのサ

ポーターであると考

えてきた。しかし今

は、私たちの活動を改

めて見つめなおすと、

PTA活動はまさに

「町づくり」の一環で

あり、そのための「人

づくり」を担っている

と思えます。

PTA活動と連帯した学校づくり

一、学校教育目標

『確かな学力・豊かな心・健やかな

体の育成』

〜夢の実現のために明るく活気に

 満ちた学校を目指して〜

重点目標

※キャリア教育の推進

・キャリア教育を意識した授業

 の創造

・生徒同士の交流を大切にする

・部活動の充実

・生徒理解に立った寄り添う

 指導

二、PTA活動

①PTAの組織について

②PTA活動の活性化に向けて

③PTA活動を通じた地域との

 連帯

・教育懇談会

・牛津産業まつり

・津の里こどもまつり

三、終わりに

〇成果

・PTA活動や子ども

の姿を地域へ発信

・自己肯定感・自己

効力を育む場

・地域に愛着を持つ

子どもの育成

〇課題

・PTA活動への積極

的参加者の減少

・子どもの地域での

活躍を保護者へ発信

校長 川﨑 健二

江北町立江北小学校

中学校部会提言

校長 島 一満

小城市立牛津中学校

テーマ

「PTA活動を通した

  地域との連帯について」

テーマ

〜子どもが地域で活躍する場づくり〜

平成28年10・11月号 隔月発行 1部10円 第583号 (4)佐 賀 県 P T A 新 聞

子育て応援メッセージ 

PTA役員にお誘い頂くまで

は仕事の都合で、子育ては家内

に任せ、自分は恥ずかしながら

常々「子どもがどうすれば喜ぶ

のか」を考えるだけのダメな父

親でした。それが転職を期に学

校行事にも参加出来る様になり、

子育てとは無縁に近かった自分

が生意気にも、子育てについて

語ろうとしてます。皆目見当も

つかない中、自分の幼少時代を

思い起こしてみると、いつも近

くには叱ったり褒めたり励まし

てくれる「地域」の方々がいらっ

しゃいました。最近息子が言い

ました。「あそこのおばちゃんは

怖い」と。「何で?」と尋ねると、

「道を渡ろうとして怒られた」と。

車道を渡ろうとした息子を叱っ

て下さった方に心から感謝しま

す。他人に叱られる事に免疫の

ない子どもたちを救えるのは、

親祖父母恩師に限らず、我々を

含む「地域」の人々の温かい子育

てが必要だと感じます。

    赤松小P

佐藤

 正臣

親子でがまん日々前進

家族の絆は日々食育

子育て楽しみ日々発見

言葉・しぐさで日々反省

あいさつ習慣日々努力

 出産後に〝子育ていちばん〞と

仕事を辞め専業主婦になりまし

た。周りは仕事と子育てを両立

させて日々忙しくしながらも生

き生き眩しいママさんが多くな

ってきました。

 私は子育てを通して育友会活

動をしてきたことから、素敵な

ママ友に囲まれ、地域の皆さん

との関わりが増えたことが何よ

り私の財産となっています。子

どもの成長と同じだけ悩みも喜

びもあり、同じ子育て時代のマ

マ友や地域の先輩ママさんとの

繋がりで助け合って、子どもも

地域の方に見守られ、日々安心

と感謝で子育てしています。

 PTAや育友会役員というと

はじめは敬遠されがちですが、

子どもの為に活動できて良かっ

た、楽しかったとの声が多く聞

かれるのが現状です。

 私も今後は地域の先輩ママさ

んになって、助け合い楽し

い子育てを応援していきま

す!

相知中育

 木下

 明子

 豊太閤の夢の跡、名護屋の城

山から見おろすと、海を背に、

亡き天守閣をながめる本校。歴

史を思わせる諸大名の陣跡に囲

まれた学び舎で、児童たちはの

びのびと過ごしています。そん

な我が校には本年で六十二回を

数える相撲大会がございまして、

毎年五月になると、学校と各地

区で練習が始まります。地域の

皆様の支援の中で立派な土俵と

会場が仕上がり、五月の末には

老若男女を問わず賑わいます。

近年は子どもが減って、女子も

取り組みますが、男子に負けな

いねばりと、戦う姿勢に驚かさ

れます。勝負に熱くなるのもこ

の大会ならではの事ですが、負

けて涙を流している友だちの土

をはらい、肩をたたき背中をさ

する光景もございます。子ども

たちのあたたかい一場面に胸が

熱くなりました。もうひとつ我

が校ならではの一大行事が「韓

国交流」夏休みの七月に韓国の

萬徳初等学校の四〜六年生が訪

日。波戸岬少年自然の家で本校

の五、六年生が共に一夜をすご

し、明くる日は各家庭でホーム

ステイと、充実した日本での

日々。次は私たちの番。八月に

韓国の南西部にある大徳という

町へ五、六年生が訪韓。異国の

友との再会に喜ぶ子どもたちを

目の当たりにし、この交流にお

ける疲れが吹き飛んだ瞬間でし

た。平成十二年から続く交流は、

資金面、国の情勢など大変な事

もございますが、保護者、地域、

そして先生方と共に、子どもた

ちに良い経験をさせることが出

来るこの二つの行事は、本校の

宝であります。

 PTA活動を通して、子ども

たちの成長よりも、私の方がい

い勉強をさせてもらっている気

がした一学期でございました。

子どもも親も共に育ててもらう、

PTA活動に感謝いたします。

『循循然として善く人を誘う』

 この言葉は、孔子の教育法を

説いた言葉で、『人は心身の発

達に応じて教育をしていくこと

が必要である』という意味があ

り、循誘小学校の校名の由来と

なっています。昨年度は校舎も

新しくなり、屋外トイレの新設、

中庭には綺麗な芝生が敷き詰め

られ休み時間には子どもたちの

憩いの場として活用されていま

す。今回はそんな循誘小学校の

PTA活動を紹介したいと思い

ます。循誘小学校PTAは全員

役員制を導入し、

体育委員会、バ

ザー委員会、父

親だけで構成さ

れるふれあい委

員会など8つの

委員会を設置し、

全ての保護者の

方に少しでも

PTA活動に参

加してもらえる

環境づくりを行っています。今

年度初の試みとして4月に入学

してきた一年生を対象に歓迎バ

ーベキュー大会を開催しました。

循誘校区にはたくさんの幼稚園、

保育園などがあり様々な所から

子どもたちが入学してきます。

子どもたちは勿論ですが保護者

同士のつながりを作るために

PTAとして何か出来ないかと

思い企画しました。まずは参加

者のリサーチをするために入学

式の時にアンケートを配布した

ところ、嬉しいことにほとんど

の家庭が参加したいとの返答が

ありました。企画段階では初め

ての事なので様々な苦労もあり

ましたが、ふれあい委員会が主

軸となり企画会議を重ね開催当

日を迎えることが出来ました。

集合時間が近づくと約一五〇名

の子どもたちと保護者の方々が

続々と集まってきました。焼き

場の前には笑顔の子どもたちや

その様子を微笑ましく見ている

保護者さんの姿が見受けられ、

飲食スペースのテントでも保護

者さん同士が子どもたちを通じ

てあいさつをする光景など沢山

の笑顔が溢れる素晴らしい時間

になりました。今後も子どもた

ちの成長の一助となる様PTA

活動を行っていきたいと思いま

す。

名護屋小学校の

   PTA活動

会長 石井 洋司

名護屋小P

会長 中村 政寿

循誘小P

特色ある単Pの活動特色ある単Pの活動特色ある単Pの活動

~唐津地区・佐賀市編~Vol.44

循誘小学校の

   PTA活動

佐賀県PTA連合会推薦 小中学生総合保障制度(こども総合保険)について

お子様を取り巻く様々なリスクに対応します。●学校内はもちろん、放課後の遊戯中・クラブ活動中や 休日のレジャー中の事故など様々なケガを補償します。

●他人にケガを負わせたり、他人のものを壊したりして法律上の損害賠償 責任が生じた場合に補償します。所定の条件を満たした場合、借り物の 損害も補償します。ご家族の方も対象です。

0120-228-553○制度に関するお問い合わせ先 : 佐賀県PTA連合会保障制度事務局(取扱代理店:株式会社コーリン)受付時間:平日午前9時~午後5時                                  (土・日・祝日、年末年始を除く。)

○制度引受保険会社 : AIU損害保険株式会社 東京海上日動火災保険株式会社 損害保険ジャパン日本興亜株式会社 2016年8月現在の内容です。

※保険商品の概要を説明したものです。詳細につきましては取扱代理店にお問い合せください。

承認番号 A-000618  2017-02