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- 139 - 資 料 編

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資 料

- 139 -

資 料 編

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資料1 循環型社会形成のための目標(北海道循環型社会形成推進基本計画)

区 分 基準年度

(H14)

目 標

(H31) 現 状

(1)物質フロー指標 循環利用率 約12% 16% 14.5%(H24)

終処分量 275万t 86万t以下 112万t(H24)

(2)取組指標 ①環境に配慮した取組の推進

道 民 ごみ減量化、再使用・再利用のための具

体的行動

意識度:79.9%

実践度:15.6%

意識度:95%以上

実践度:60~80%以上

意識度:94.9%(H26)

実践度:35.5~78.8%

(H26)

事業者 環境管理システムの認証取得事業所数 297件 780件(H29) 569件(H28)

市町村

H19~H26

組織的なグリーン購入の実施市町村

※H26~H31

グリーン購入の全庁的実施市町村

約27%(H16) 全市町村 179市町村(100%)

※167市町村(H29)

②廃棄物の適正処理の推進

排出量

一般廃棄物 283万t 180万t以下 190万t(H28)

一般廃棄物1人1

日当たり排出量 1,306g/人・日 940g/人・日以下 970g/人・日(H28)

産業廃棄物 4,106万t 3,900万t以下 3,733万t(H27)

リサイクル率

再生利用率

一般廃棄物 11.9% 30%以上 24.3%(H28)

産業廃棄物 51.0% 57%以上 56.0%(H27)

終処分量

一般廃棄物 121万t 29万t以下 35万t(H28)

産業廃棄物 154万t 57万t以下 71万t(H27)

③バイオマスの利活用の推進 廃棄物系バイオマス利活用率(発生量ベース) 約80% 炭素換算で90%以上 90.2%(H27)

未利用バイオマス利活用率(発生量ベース) 約40% 炭素換算で70%以上 60.1%(H27)

バイオマス活用推進計画等策定市町村数

(H19~H25バイオマスタウン構想策定数) - 50市町村 51市町村(H29)

④リサイクル関連産業を中心とした循環型社会ビジネスの振興

廃棄物の適正処理の推進に関する目標(再掲)

排出量

一般廃棄物 283万t 180万t以下 190万t(H28)

産業廃棄物 4,106万t 3,900万t以下 3,733万t(H27)

リサイクル率

再生利用率

一般廃棄物 11.9% 30%以上 24.3%(H28)

産業廃棄物 51.0% 57%以上 56.0%(H27)

認定リサイクル製品数 - 220製品以上 182製品(H29)

(3)補助指標※

資源生産性(道内総生産/天然資源等投入量) - - 13.3万円/t(H24)

出口(排出)側の循環利用率 - - 55.8%(H24)

3Rの認知度 - -

聴いたことがあり

①内容もよく知っている

11.0%(H26)

②内容もある程度知っている

27.8%(H26)

レジ袋辞退率 - -

スーパーマーケット:

75.8%

コンビニエンスストア:

55.2%(H26)

道におけるグリーン購入調達率 - - 92.4%(H27)

市町村における資源ごみの分別回収状況 - - 右表のとおり

使用済小型電子機器等の回収市町村数 - - 158市町(88.8%)(H29.7)

使用済小型電子機器等の回収実施人口割合 - - 98.6%(H29.7)

一般廃棄物焼却施設における発電施設数 - - 16施設(H28)

一般廃棄物焼却施設における発電設備容量 - - 69MW(H28)

一般廃棄物焼却施設における総発電量 - - 295GWh/年(H28)

一般廃棄物焼却施設における熱利用施設数 - - 30施設(H28)

一般廃棄物焼却施設における総熱利用量 - - 826TJ(H28)

産業廃棄物処理業者の優良認定業者数 - - 46者(H28)

バイオガスプラント施設数 - - 137施設(H30.3)

産業廃棄物処理業者(処分業)数 - -

産廃:855者

特管:48者

(H28)

※ 補助指標:計画の進行管理や施策の進捗状況の参考とするため、指標に関する「補助指標」を設定し、その推移を把握する

こととしています。

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資 料

- 141 -

補助指標 市町村における資源ごみの分別回収状況

区 分 資源ごみ分別回収実施市町村数

H26 H27 H28

容器包装リサイクル法対象

スチール缶 162 179 179アルミ缶 162 179 179ペットボトル 166 179 179ワンウエイびん 159 177 177リターナルびん 147 177 177段ボール 149 178 178紙パック 152 178 178その他プラ 135 172 172白色トレイ 121 171 171その他紙製品 113 166 166

上記対象外

古新聞 147 176 176古雑誌 147 176 176蛍光管(電球) 115 153 153廃乾電池 110 160 160発泡スチロール 111 147 147生ごみ 86 90 90鉄くず 86 154 154非鉄くず 61 131 131廃食用油 54 100 100古着・衣類 61 142 142その他 55 48 48

資料2 道及び政令市が把握した産業廃棄物の不法投棄件数

年 度 H24 H25 H26 H27 H28

道及び政令市分 10 12 10 11 8

札幌市 2 2 2 1 2

函館市 0 0 0 0 0

旭川市 0 0 0 0 0

北海道 8 10 8 10 6

建設系廃棄物 8 8 7 6 4

廃プラスチック類 2 1 0 3 2

動物のふん尿 0 0 0 0 0

動植物性残さ 0 0 0 0 0

その他 0 3 3 2 2

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- 142 -

資料3 生物多様性の保全に係る関連指標(北海道生物多様性保全計画)

No. 指標名称 基準年度等 現状 数値目標 等 達成目標年度等

1 ◎森林所有者等が生物多様性の保全のた

めに特に森林の整備・保全を行う面積 7 万 ha(H25) 7.6 万 ha (H28) 11 万 ha H34

2 ◎多様な樹種・林齢で構成された森林の

造成面積 56 万 ha(H23) 58 万 ha(H26) 65 万 ha -

3 ◎北海道らしい里山林*の箇所数 74 か所(H25) 77 か所(H29) 100 か所 H34

4 ◎健全な水循環確保のための流域環境保

全計画策定数 6 流域(H24) 10 流域(H29) 13 流域 H29

5 ◎クリーン農業に取り組む生産集団数 390 生産集団(H24)412 生産集団

(H29) 650 生産集団 H29

6 ◎有機農業に取り組む農家戸数 341 戸(H24) 641 戸(H28) 1,800 戸 H29

7 ◎一人当たり広域都市公園面積 2.5m2/人(H24) 2.6 ㎡/人(H29) 3.0m2/人 H30

8 ◎北海道東部地域におけるエゾシカ個体

数指数

150(137~195)

(H25)

114(101~167)

(H29) 50 H33

9 ◎北海道西部地域におけるエゾシカ個体

数指数

253(206~310)

(H25)

268(199~354)

(H29) 150 H33

10 ◎特別天然記念物タンチョウの生息数 1,034 羽(H22~

H24 平均)

1,231 羽

(H27~H29 平均)1,305 羽 H27~29

11 ◎アライグマ生息市町村と「アライグマ

防除実施計画」の策定市町村数

生息確認:147 市町

計画策定:127(H26)

生息確認:151 市

町村

計画策定:136

(H29)

全市町村 H29

12 ◎開放系での遺伝子組換え作物の栽培計

画調査回数 年1回(H25) 年1回(H29) 年1回(継続) H21 以降

13 ◎「生物多様性」の認知度

意味を知ってい

る:26.0%

聞いたことがあ

る:33.4%

(H26)

意味を知ってい

る:26.0%

聞いたことがあ

る:33.4% (H26)

75%以上 H31

14 ◎環境教育に取り組んでいる学校の割合 小学校 48.1%、

中学校 41.1%(H24)

小学校 96.1%、

中学校 95.6%

(H28)

100% H29

15 ◎道民との協働による森林づくりの参加

者数 49 万人(H24) 43 万人(H26) 66 万人 -

16 ◎青少年向け森林教室等の実施校 253 校(H25) 291 校(H26) 418 校 -

17 ◎青少年の森林・林業に関する学習活動

を支える指導者数 823 人(H25) 840 人(H26) 962 人 -

18 ◎道民との協働により植え・育てる樹木

の本数 67 万本(H24) 52 万本(H26) 200 万本 -

※指標の2,15~18については、H28.3に「北海道森林づくり計画」が改正され、数値目標が廃止されたことから、平成26年度の数値が 終データとなります。

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資 料

- 143 -

○参考データ

No. 指標名称 基準年度等 現状

1 ○自然保護監視員等の人数と監視延べ日数 人数:487 人(H26)

延べ日数:9,040 日(H26)

人数:425 人(H29)

延べ日数:7.780 日(H29)

2 ○森林認証*面積 88 万 ha(H25) 108 万 ha(H29)

3 ○湿原のモニタリング調査の実施地区数 4 地区(H26) 1 地区(H29)

4 ○ラムサール条約*登録湿地箇所数 13 か所 36,632ha(H26) 13 か所 36,632ha(H29)

5 ○自然再生事業実施箇所数(湿原) 3 地区(H26) 3 地区(H29)

6 ○北のクリーン農産物(YES!clean)の作付

け面積 14,690ha(H23) 18,390ha(H29)

7 ○道内のエコファーマー認定数 7,166 件(H24) 4,149 件(H29)

8 ○緑の基本計画策定市町村数 42 市町(H25) 45 市町(H29)

9 ○国定公園及び道立自然公園の計画見直し件数 予定3公園、検討3公園(H26) 検討 3 公園(H29)

10 ○エゾシカ捕獲数と農林業被害額 約 13万頭、

約 56 億円(H25)

約 12 万頭(H29)

約 39 億円(H28)

11 ○道指定鳥獣保護区の指定面積、[特別保護地

区]

298 か所 262,775ha、

[88 か所 17,392ha] (H24)

297 か所 262,456ha、

[88 か所 17,417ha] (H29)

12 ○狩猟免許所持者数 10,215 人(H24) 11,811 人(H29)

13 ○特別天然記念物タンチョウ飛来情報のあった

振興局数

H21:6, H22:7,

H23:9, H24:7 H27:8, H28:8, H29:8

14 ○野生動植物の目録を作成した分類群の数 0 群(H26) 6 群(H29)

15 ○指定希少野生動植物の指定種数 植物 24 種、動物 5 種(H26) 植物 24 種、動物 5 種(H29)

16 ○指定希少野生動植物のモニタリング調査種数 24 種(H26) 24 種(H29)

17 ○天然記念物の指定件数(特別天然記念物) 国:41、道:33,(国:6)

(H25) 国:41、道:34(国:6)(H29),

18 ○アライグマ捕獲数と農業等被害額 農業被害額約 8,400 万円,

捕獲数約 6,313 頭(H24)

農業被害額約 9,100 万円,

捕獲数約 12,354 頭(H28)

19 ○指定外来種の指定 未指定(H26) 動物 10 種、植物 2 種(H29)

20 ○セイヨウオオマルハナバチバスターズの登録

者数 700 人(H25) 605 人(H29)

21 ○特定移入動物の指定種数 2 種(フェレット、プレーリードック) (H26) 2 種(フェレット、プレーリードック) (H29)

22 ○GM条例に基づく許可等の件数 H26.3 現在ゼロ H30.3 現在ゼロ

23 ○ボランティア・レンジャー育成研修会参加者

13 人(H26)

累計 1,030 人(H26)

25 人(H29)

累計 1,075 人(H29)

24 ○アウトドアガイドの資格認定者 18 人(H25)、

累計 731 人(H25)

32 人(H29)、

累計 878 人(H29)

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- 144 -

資料4 PRTR法に基づく化学物質の排出量・移動量の集計結果

1 業種別の届出状況(平成28年度)

業 種 名 届出数 業 種 名 届出数 業 種 名 届出数

金属鉱業 1

窯業・土石製品製造業 4 倉庫業 8

原油・天然ガス鉱業 1 鉄鋼業 11 石油卸売業 93

食料品製造業 39 非鉄金属製造業 6 鉄スクラップ業 0

飲料・たばこ・飼料製造業 4 金属製品製造業 18 自動車卸売業 0

酒類製造業 0 一般機械器具製造業 7 燃料小売業 1,031

たばこ製造業 0 電気機械器具製造業 13 洗濯業 20

繊維工業 2 電子応用装置製造業 0 写真業 0

衣服・その他の繊維製品製造業 0 電機計測器製造業 0 自動車整備業 17

木材・木製品製造業 4 輸送用機械器具製造業 6 機械等修理業 1

家具・装備品製造業 0 鉄道車両・同部分品製造業 0 商品検査業 0

パルプ・紙・紙加工品製造業 18 船舶製造・修理業・船用機関製造業 6 計量証明業 0

出版・印刷・同関連産業 7 精密機械器具製造業 2 一般廃棄物処理業 122

化学工業 28 医療用機械器具製造業 3 産業廃棄物処理業 25

塩製造業 0 武器製造業 1 特別管理産業廃棄物処分業 2

医薬品製造業 1 その他の製造業 0 医療業 48

農薬製造業 4 電気業 11 高等教育機関 2

石油製品・石炭製品製造業 53 ガス業 0 自然科学研究所 32

プラスチック製品製造業 18 熱供給業 2 国の機関又は地方公共団体の公務 0

ゴム製品製造業 4 下水道業 182 合 計 1,873

なめし革・同製品・毛皮製造業 0 鉄道業 16 全 国 34,668

2 届出排出量・移動量(平成28年度) (単位:t)

区 分 排 出 量 移動量 合計

大気 水域 土壌 埋立 計 廃棄物 下水道 計 構成比

北 海 道 1,743 378 3 149 2,121 1,701 1 1,702 3,823 全国比1.0%

構成比 45.6% 9.9% 0.0% 0.0% 55.5% 47.5% 0.0% 44.5% 100%

全 国 136,646 7,281 3 7,500 151,430 223,316 1,178 224,494 375,924

構成比 36.4% 1.9% 0.0% 2.0% 40.3% 59.4% 0.3% 59.7% 100%

3 届出排出量・移動量の多い物質(上位5物質)(平成28年度) (単位:t)

区分 排 出 量 移動量 合計

大気 水域 土壌 埋立 計 廃棄物 下水道 計 構成比

マンガン及びその化合物 0 42 0 0 43 974 0 974 1,017 26.6%

トルエン 677 0 0 0 677 80 0 80 757 19.8%

キシレン 359 0 0 0 359 53 0 53 412 10.8%

エチルベンゼン 233 0 0 0 233 30 0 30 264 6.9%

ほう素化合物 0 232 0 0 232 1 0 1 233 6.1%

上位5物質の計 1,270 274 0 0 1,544 1,139 0 1,139 2,683 70.2%

合 計 1,743 378 0 0 2,121 1,701 1 1,702 3,823

4 届出排出量・移動量の多い業種(上位5業種)(平成28年度) (単位:t)

区分 排 出 量 移動量 合計

大気 水域 土壌 埋立 計 廃棄物 下水道 計 構成比

鉄鋼業 44 0 0 0 44 1,113 0 1,113 1,158 30.3%

プラスチック製品製造業 390 0 0 0 390 9 0 9 399 10.4%

下水道業 0 357 0 0 357 0 0 0 357 9.3%

船舶製造・修理業、舶用

機関製造業 224 0 0 0 224 54 0 54 278 7.3%

繊維工業 245 0 0 0 245 0 0 0 245 6.4%

上位5業種の計 903 357 0 0 1,260 1,177 0 1,177 2,436 63.7%

合 計 1,743 378 0 0 2,121 1,701 1 1,702 3,823

5 届出外排出量(推計値)(平成28年度) (単位:t)

区分 対象業種 非対象業種 移動体 家 庭 合 計

構 成

北 海 道 1,649 6,144 3,287 1,257 12,337 全国比 5.0%

構成比 13.4% 49.8% 26.6% 10.2% 100.0%

全 国 45,289 87,233 68,683 45,524 246,729

構成比 18.4% 35.4% 27.8% 18.5% 100.0%

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資 料

- 145 -

資料5 ダイオキシン類調査測定結果

1 大気

(1) 一般環境調査(平成29年度)

調査

機関

調査

市町村 調査地点名

調査月 測定結果(pg-TEQ/m3)

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 平均値 測定値

北海道

江別市 美原地区(美原自治会館) ○ ○ 0.016 0.0076 ~ 0.024

千歳市 富丘測定局 ○ ○ 0.0099 0.0058 ~ 0.014

小樽市 勝納地区 ○ ○ 0.0077 0.0072 ~ 0.0082

岩見沢市 空知総合振興局 ○ ○ 0.0099 0.0098 ~ 0.0099

北見市 北見市役所 ○ ○ 0.033 0.011 ~ 0.055

室蘭市 蘭西下水ポンプ場 ○ ○ 0.0060 0.0060 ~ 0.0060

帯広市 緑ヶ丘測定局 ○ ○ 0.012 0.0073 ~ 0.017

釧路市 春採測定局 ○ ○ 0.0099 0.0047 ~ 0.015

石狩市 石狩市 花川北地区 ○ ○ 0.035 0.0071 ~ 0.062

千歳市 千歳市 東雲測定局 ○ 0.0078 0.0078

苫小牧市 苫小牧市 明野公園局 ○ ○ ○ ○ 0.012 0.0074 ~ 0.019

登別市 登別市 幌別中学校 ○ 〇 0.0030 0.0027 ~ 0.0033

※環境基準:0.6 pg-TEQ/m3

(2) 固定発生源調査(平成29年度)

調査

機関

調査

市町村 調査地点名

調査月 測定結果(pg-TEQ/m3)

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 平均値 測定値

北海道

江別市 角山地区 ○ ○ 0.014 0.0052 ~ 0.022

苫小牧市 沼ノ端地区 ○ ○ 0.018 0.0056 ~ 0.031

石狩市 新港地区 ○ ○ 0.012 0.0089 ~ 0.015

室蘭市

輪西測定局 ○ ○ ○ ○ 0.0099 0.0066 ~ 0.015

御前水地区測定局 ○ ○ ○ ○ 0.013 0.0074 ~ 0.019

白鳥台地区測定局 ○ ○ ○ ○ 0.015 0.0079 ~ 0.027

東地区 ○ ○ ○ ○ 0.013 0.011 ~ 0.017

祝津地区 ○ ○ ○ ○ 0.011 0.0062 ~ 0.017

江別市 江別市 工栄町地区 ○ ○ 0.018 0.0068 ~ 0.029

苫小牧市 苫小牧市 糸井局 ○ ○ 0.0080 0.0067 ~ 0.0092

沼ノ端公園局 ○ ○ 0.024 0.011 ~ 0.036

※環境基準:0.6 pg-TEQ/m3

(3)沿道調査(平成29年度)

調査

機関

調査

市町村 調査地点名

調査月 測定結果(pg-TEQ/m3)

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 平均値 測定値

北海道 北広島市 国道 36 号(大曲小学校) ○ ○ 0.0093 0.0075 ~ 0.011

江別市 江別市 高砂町地区 ○ ○ 0.018 0.0094 ~ 0.027

※環境基準:0.6 pg-TEQ/m3

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- 146 -

2 水質・底質

(1) 一般環境調査(平成29年度)

調査機関 水系名 河川名 採取地点

調査月 水質 底質

水質 底質 測定結果

(pg-TEQ/L)

測定結果

(pg-TEQ/g)

北海道

開発局

石狩川 石狩川 大雪ダム -

10月 - 0.37

石狩川 忠別川 忠別ダム 10月 10月 0.067 0.66

石狩川 空知川 金山ダム - 10月 - 0.61

石狩川 石狩川 永山橋 10月 10月 0.073 0.24

石狩川 石狩川 砂川大橋 10月 10月 0.37 0.77

石狩川 石狩川 石狩大橋 10月 10月 0.18 1.4

石狩川 石狩川 石狩河口橋 - 10月 - 2.2

石狩川 豊平川 中沼 10月 10月 0.069 0.70

常呂川 常呂川 忠志橋 10月 10月 0.11 0.45

尻別川 尻別川 名駒 10月 10月 0.067 1.1

後志利別川 後志利別川 今金橋 11月 11月 0.067 0.23

後志利別川 後志利別川 兜野橋 - 11月 - 0.25

鵡川 鵡川 鵡川橋 10月 10月 0.069 0.21

沙流川 沙流川 長知内橋 10月 10月 0.067 0.21

十勝川 十勝川 茂岩橋 10月 10月 0.070 0.22

十勝川 十勝川 十勝河口橋 - 10月 - 0.27

釧路川 釧路川 愛国浄水場取水口 10月 10月 0.067 0.21

網走川 網走川 治水橋 10月 10月 0.069 0.86

網走川 網走湖 St-2 10月 10月 0.069 3.9

湧別川 湧別川 中湧別橋 10月 10月 0.067 0.53

渚滑川 渚滑川 ウツツ橋 10月 10月 0.067 0.22

天塩川 天塩川 中川 10月 10月 0.068 1.6

天塩川 天塩川 天塩大橋 10月 10月 0.072 1.3

留萌川 留萌川 16線橋 10月 10月 0.069 1.3

留萌川 チバペリ川 留萌ダム 10月 10月 0.069 2.0

北海道

佐呂間別川 佐呂間別川 佐呂間大橋 9月 9月 0.043 0.34

安平川 安平川 勇払橋 10月 10月 0.059 0.10

室蘭海域 室蘭海域 ST-4 6月

12月6月

0.045

(0.044~0.045) 3.6

苫小牧海域 苫小牧海域 ST-21 10月 10月 0.041 0.090

北見市 常呂川 水木川 第2水木橋 9月 - 0.048 -

石狩市 石狩川 茨戸川 樽川合流前 9月 - 0.044 -

石狩川 石狩川 石狩川河口橋 9月 - 0.069 -

江別市 石狩川 千歳川 ゆめみ野地区 8月

1月 -

0.012

(0.067~0.17) -

千歳市 石狩川 千歳川 長都・根志越地区 10月 - 0.062 -

※環境基準:水質1pg-TEQ/L、底質150pg-TEQ/g

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資 料

- 147 -

3 地下水・土壌

(1) 一般環境調査(平成29年度)

調査機関 振興局 調査市町村 採取試料

調査月 調査地点名 土壌 水質

土壌 地下水 測定結果(pg-TEQ/g) 測定結果(pg-TEQ/L)

北海道

空知

歌志内市 1 - 9月 歌志内小学校 1.0 -

岩見沢市 1 - 9月 孫別公園 1.6 -

妹背牛町 - 1 8月 遊水公園 - 0.040

石狩

当別町 1 - 9月 遊遊公園 0.0082 -

札幌市 - 1 9月 南区石山地区 - 0.040

札幌市 - 1 9月 北区屯田地区 - 0.040

胆振 室蘭市 1 - 9月 中島本町公園 3.5 -

室蘭市 1 - 9月 白鳥台公園 0.86 -

日高 えりも町 1 - 9月 歌別地区 0.72 -

浦河町 - 1 9月 東栄地区 - 0.040

※環境基準:土壌1,000pg-TEQ/g、水質1pg-TEQ/L

(2) 固定発生源調査 (平成29年度)

調査機関 振興局 調査市町村 採取試料

調査月 調査地点名 土壌 水質

土壌 地下水 測定結果(pg-TEQ/g) 測定結果(pg-TEQ/L)

江別市 石狩 江別市 1 - 8月 角山地区 0.32 -

北見市 オホーツク

北見市 1 - 9月 仁頃地区 0.039 -

大空町 大空町 4 - 11月 東藻琴地区 0.0014~0.16 -

幕別町 十勝 幕別町 1 - 11月 豊岡地区 6.6 -

※環境基準:土壌1,000pg-TEQ/g、水質1pg-TEQ/L

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- 148 -

資料6 ダイオキシン類対策特別措置法に基づく自主測定結果

1 大気基準適用施設における排出ガスのダイオキシン類測定結果(平成29年度)

特定施設種別 施設数 報 告

施設数

未報告 測定結果

新 設

施設数

休止等

施設数

廃 止

施設数

測定実施

施設数

測定未実施

施設数

小値~ 大値

(ng-TEQ/m3N)

基準超過

施設数

焼結鉱製造用焼結炉 1 1 0 0 0 0 0 0.0060~0.024 0

製鋼用電気炉 2 2 0 0 0 0 0 0.0015~0.11 0

アルミニウム合金製造施設 16 13 0 2 0 0 1 0~0.096 0

廃棄物

焼却炉

焼却

能力

4t/h以上 17 17 0 0 0 0 0 0~0.46 0

2t/h~4t/h 25 25 0 0 0 0 0 0.00024~3.1 0

2t/h未満 185 150 0 29 0 0 6 0~5.5 0

小 計 227 192 0 29 0 0 6 - 0

合 計 246 208 0 31 0 0 7 - 0

※1 「施設数」は、平成30年3月31日現在の施設数に平成29年度中に廃止した施設を含む数値である。

※2 「未報告」中、「新設施設数」は、平成29年度中に設置(工事着手予定を含む。)された施設で、報告期限未到来等

により報告のなかった施設数を、「休止等施設数」は、平成29年度を通じて休止したため報告がなかった施設数を、

「測定実施施設数」は、平成29年度中に測定を実施したが、測定結果待ち等により、平成29年度中に報告がなかっ

た施設数を示す。

2 水質基準適用事業場における排出水のダイオキシン類測定結果(平成29年度)

特定施設種別 事業場数 報 告

事業場数

未報告 測定結果

新 設

事業場数

休 止 等

事業場数

廃 止

事業場数

測定実施

事業場数

測定未実施

事業場数

小値~ 大値

(pg-TEQ/L)

基準超過

事業場数

クラフトパルプ製造の用に

供する塩素漂白施設 6(6) 5 0 1 0 0 0 0.00012~1.8 0

アセチレン製造の用に供す

るアセチレン洗浄施設 2(0) - - - - - - - -

廃棄物焼却炉の廃ガス洗浄

施設 26(10) 6 1 2 1 0 0 0~0.41 0

下水道終末処理施設 5(5) 4 0 1 0 0 0 0.00011~0.00047 0

PCB処理施設 1(1) 1 0 0 0 0 0 0.00066~0.026 0

合 計 40(22) 16 1 4 1 0 0 - 0

※1 「事業場数」は、平成30年3月31日現在の事業場数に平成29年度中に廃止した事業場を加えた数値である。また、ひと

つの事業場に複数の種類の施設が設置されている場合は、主たる施設で分類した。( )内の数値は、特定施設から汚水を

公共用水域に排出する事業場数を示す。

※2 「未報告」中、「新設事業場数」は、平成29年度中に設置(工事着手予定を含む。)された施設で、報告期限未到来等によ

り報告のなかった施設数を、「休止等事業場数」は、平成29年度を通じて休止したため報告がなかった施設数を、「測定実

施事業場数」は、平成29年度中に測定を実施したが、測定結果待ち等により、平成29年度中に報告がなかった施設数を示

す。

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資 料

- 149 -

資料7 ばい煙及び一般粉じんの発生施設数(※電気事業法等含む)

1 ばい煙発生施設数(平成28年度)

大気汚染防止法

施行令別表第1

の項番号

施 設 種 類 施 設 数

1 ボイラー(熱風ボイラーを含む) 12,667

2 水性ガス、油ガス発生用ガス発生炉、加熱炉 5

3 金属精錬、無機化学工業品製造用焙焼炉、焼結炉、か焼炉 6

4 金属製錬用溶鉱炉、転炉、平炉(14項を除く) 3

5 金属精製、鋳造用溶解炉(こしき炉、14項、24項から26項を除く) 37

6 金属鋳造、圧延、熱処理用加熱炉 138

7 石油製品等加熱炉 40

8 石油精製用流動接触分解装置のうち触媒再生塔 2

8-2 石油ガス洗浄装置付属硫黄回収装置のうち燃焼炉 4

9 窯業製品製造用焼成炉、溶融炉 48

10 無機化学工業品、食料品製造用反応炉、直火炉(26項を除く) 2

11 乾燥炉(14項を除く) 872

12 製銑、製鋼、合金鉄、カーバイド製造用電気炉 11

13 廃棄物焼却炉 192

14 銅、鉛又は亜鉛の製錬用焙焼炉、焼結炉、溶鉱炉、転炉、溶解炉、乾燥炉 0

15 カドミウム系顔料又は炭酸カドミウムの製造用乾燥施設 0

16 塩素化エチレン製造用塩素急速冷却施設 0

17 塩化第2鉄製造用溶解槽 1

18 活性炭製造(塩化亜鉛を使用するものに限る)用反応炉 0

19 化学製品製造用塩素反応施設、塩化水素反応施設、塩化水素吸収施設 16

20 アルミニウム製錬用電解炉 0

21 燐、燐酸、燐酸質肥料又は複合肥料製造用反応施設、濃縮施設、焼成炉、溶解炉 1

22 弗酸製造用凝縮施設、吸収施設、蒸溜施設 0

23 トリポリ燐酸ナトリウム製造用反応施設、乾燥炉、焼成炉 0

24 鉛第2次精錬又は鉛の管、板、線製造用溶解炉 1

25 鉛蓄電池製造用溶解炉 0

26 鉛系顔料製造用溶解炉、反射炉、反応炉、乾燥施設 0

27 硝酸製造用吸収施設、漂白施設、濃縮施設 0

28 コークス炉 2

29 ガスタービン 318

30 ディーゼル機関 1,671

31 ガス機関 114

32 ガソリン機関 0

計 16,151

届出工場・事業場数 7,949

2 一般粉じん発生施設数(平成28年度末現在)

大気汚染防止法

施行令別表第2

の項番号

施 設 名 施 設 数

1 コークス炉 2

2 堆積場 1,748

3 コンベア 1,596

4 破砕機、摩砕機 597

5 ふるい 258

計 4,201

届出事業場・工場数 1,077

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- 150 -

資料8 公共用水域水質測定結果

1 BOD・COD -環境基準未達成水域及び測定地点- (平成29年度)

水 域 名 地 点 名 所在市町村 類 型 x/y 75%値 小~ 大 平均

(河川4水域)

篠津川 篠津橋 江別市 河川A 3/4 2.5 1.9~2.5 2.3

茨戸川上流 生振8線排水路南側地先 石狩市 河川B 8/12 5.1 0.8~7.8 3.9

茨戸川中流 樽川合流前 石狩市 河川B 10/12 5.1 1.5~6.5 4.3

茨戸川下流 生振3線北側地先 石狩市 河川B 7/12 4.3 0.7~4.5 3.0

(湖沼5水域)

大沼 ST-1

ST-2 湖沼A

2/4

4/4

3.2

4.4

2.7~4.9

3.1~5.5

3.5

4.2

阿寒湖

ST-1

ST-2

ST-3

湖沼AA

4/4

4/4

4/4

2.0

2.1

2.0

1.9~2.6

1.8~2.1

1.8~2.1

2.1

2.0

2.0

屈斜路湖 ST-1

ST-2 湖沼AA

4/4

4/4

1.6

1.6

1.4~1.7

1.4~2.1

1.6

1.7

春採湖 ST-1

ST-2 湖沼B

8/8

8/8

8.3

8.7

5.9~10

6.7~10

7.6

7.9

網走湖 ST-2

ST-3 湖沼A

4/4

4/4

6.6

6.7

3.2~8.8

3.1~7.6

6.2

5.9

(海域12水域)

サロマ湖 ST-3 海域A 3/4 2.3 1.9~4.6 2.7

厚岸湖 ST-1

ST-2 海域B

3/4

2/4

3.4

3.9

2.3~5.3

2.6~6.0

3.6

3.9

風蓮湖 ST-1

ST-2 海域A

4/4

4/4

4.9

3.7

3.7~5.0

2.2~5.4

4.5

3.4

網走海域(1) ST-7 海域B 3/4 5.2 2.9~5.5 4.2

網走海域(4) ST-3 海域A 2/4 2.2 1.5~2.3 2.0

網走海域(5) ST-2 海域A 2/4 2.2 1.6~2.3 2.0

根室海域(2) ST-1 海域A 2/4 2.1 1.5~3.4 2.2

釧路海域(4) ST-4 海域B 2/4 3.2 1.2~4.2 2.9

釧路海域(5) ST-3 海域A 3/4 4.3 1.0~5.9 3.6

釧路海域(6) ST-1

ST-2 海域A

3/4

3/4

4.0

2.3

1.3~4.3

0.6~3.2

3.3

2.1

苫小牧海域(6) ST-21 海域B 2/4 3.2 2.4~3.8 3.1

函館海域(2) ST-2 海域A 2/6 2.2 1.0~2.7 1.6

※1 単位:mg/L

※2 河川はBOD、湖沼及び海域はCODの値を示す。

※3 「y」は年間の総測定日数を、「x」はyのうち環境基準値を超えた日数を表す。

※4 BOD・CODの評価は、水域ごとに行い、同一水域内における環境基準点の75%値が1地点でも基準値を超えた場合は未

達成。

※5 「75%値」とは、年間の日間平均値の全データ(n個)を、小さい値から順に並べた0.75×n番目(端数切上げ)の値を

指す。

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資 料

- 151 -

2 健康項目 -環境基準未達成水域及び地点名一覧- (平成 29 年度)

水 域 名 地 点 名 市町村 項 目 m/n 大値 年平均値

石狩川水系豊平川上流 札幌市上水白川浄水場取水口 札幌市 砒素 6/12 0.025 0.013

石狩川水系豊平川中流 東橋 札幌市 砒素 7/12 0.015 0.011

登別川水系登別川 登別川橋上流 登別市 砒素 3/3 0.027 0.022

長流川水系長流川下流 洞爺発電所取水口 壮瞥町 砒素 2/3 0.017 0.012

矢尻川水系矢尻川 矢尻川橋 函館市 砒素 2/3 0.016 0.012

矢尻川水系赤井川 赤井橋 函館市 砒素 3/3 0.042 0.029

矢尻川水系冷水川 椴法華浄水場取水口 函館市 砒素 3/3 0.020 0.019

常盤川水系常盤川 河口(常盤橋) 函館市 ほう素 1/1 1.5 1.5

宮沢の川水系宮沢の川 宮沢の川末流 寿都町 鉛 1/3 0.043 0.018

神社の川水系神社の川 神社の川末流 寿都町 鉛 3/3 0.019 0.016

屈斜路湖 ST-4 弟子屈町

カドミウム

砒素

1/2

1/2

1/2

0.0061

0.021

0.098

0.0032

0.013

0.052

※1 単位:mg/L

※2 「n」は総検体数、「m」は環境基準値を超える検体数を表す。

3 全窒素、全燐 -環境基準未達成水域及び地点名一覧

(1) 湖沼(平成29年度)

水域名 地点名 類型 全 窒 素 全 燐

m/n 小~ 大 平均 基準値 m/n 小~ 大 平均 基準値

糠平ダム湖 ST-1

湖沼Ⅱ

( 指 定 外 )

2/4 0.007~0.019 0.013 0.01

ST-2 2/4 0.008~0.016 0.012

網走湖 ST-2

湖沼Ⅳ 4/4 1.0~1.7 1.3

0.6 3/4 0.044~0.16 0.079

0.05ST-3 4/4 0.82~1.7 1.3 3/4 0.050~0.16 0.078

※1 単位:mg/L

※2 「n」は総検体数、「m」は環境基準値を超える検体数を表す。

※3 湖沼における全窒素及び全燐の評価は水域毎に行い、同一水域内における基準点の年間平均値が1地点でも環境基準

値を超えた場合に未達成となる。

(2) 海域(平成29年度)

水域名 類型 全 窒 素 全 燐

m/n 小~ 大 平均 基準値 m/n 小~ 大 平均 基準値

サロマ湖 海域Ⅰ 5/16 0.09~0.88 0.26 0.2 12/16 0.012~0.054 0.030 0.02

函館海域(2) 海域Ⅰ 8/18 0.11~0.54 0.23 0.2 9/18 0.007~0.042 0.023 0.02

※1 単位:mg/L

※2 「n」は総検体数、「m」は環境基準値を超える検体数を表す。

※3 海域における全窒素及び全燐の評価は水域毎に行い、同一水域内における全環境基準点の年間平均値を平均した値が

環境基準値を超えた場合に未達成となる。

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- 152 -

資料9 公共用水域の類型別環境基準達成状況(BOD・COD)

区 分 河 川 湖 沼 海 域

合計類 型

河川(BOD) 計

湖沼(COD)計

海域(COD) 計

AA A B C D E AA A B A B C

25

環境基準

類型指定

水 域 数

達成期間

イ 58 81 18 - 1 -186

(187)

4 5 -

11

21 13 19

65 262

(263)ロ - 7 18 - - 1 - - - 4 7 1

ハ - - 2 - - (1) 1 - 1 - - -

達 成

水 域 数

達成期間

イ 58 80 18 - 1 -

182

2 3 -

6

13 11 19

51 239ロ - 7 16 - - 1 - - - 2 5 1

ハ - - 1 - - - 1 - - - - -

達成率(%)

達成期間

イ 100 98.8 100 - 100 -

97.8

50.0 60.0 -

54.5

61.9 84.6 100

78.5 91.2ロ - 100 88.9 - - 100 - - - 50.0 71.4 100

ハ - - 50.0 - - - 100 - - - - -

26

環境基準

類型指定

水 域 数

達成期間

イ 58 81 18 - 1 -186

(187)

4 5 -

11

21 13 19

65

262

(263)

ロ - 7 18 - - 1 - - - 4 7 1

ハ - - 2 - - (1) 1 - 1 - - -

達 成

水 域 数

達成期間

イ 57 79 18 - 1 -

180

2 3 -

6

15 12 19

54 240ロ - 7 16 - - 1 - - - 2 5 1

ハ - - 1 - - - 1 - - - - -

達成率(%)

達成期間

イ 98.3 97.5 100 - 100 -

96.8

50.0 60.0 -

54.5

71.4 92.3 100

83.1 91.6ロ - 100 88.9 - - 100 - - - 50.0 71.4 100

ハ - - 50.0 - - - 100 - - - - -

27

環境基準

類型指定

水 域 数

達成期間

イ 58 81 18 - 1 -

186

(187)

4 5 -

11

21 13 19

65

262

(263)

ロ - 7 18 - - 1 - - - 4 7 1

ハ - - 2 - - (1) 1 - 1 - - -

達 成

水 域 数

達成期間

イ 57 80 18 - 1 -

181

2 3 -

6

17 11 19

56 243ロ - 7 16 - - 1 - - - 3 5 1

ハ - - 1 - - - 1 - 0 - - -

達成率(%)

達成期間

イ 98.3 98.8 100 - 100 -

97.3

50.0 60.0 -

54.5

81.0 84.6 100

86.2 92.7ロ - 100 88.9 - - 100 - - - 75.0 71.4 100

ハ - - 50.0 - - - 100 - 0 - - -

28

環境基準

類型指定

水 域 数

達成期間

イ 58 81 18 - 1 -

186

4 5 -

11

21 13 19

65

262

(263)

ロ - 7 18 - - 1 - - - 4 7 1

ハ - - 2 - - - 1 - 1 - - -

達 成

水 域 数

達成期間

イ 57 81 18 - 1 -

182

2 2 -

4

14 12 19

53 239ロ - 7 16 - - 1 - - - 2 5 1

ハ - - 1 - - - 0 - 0 - - -

達成率(%)

達成期間

イ 98.3 100 100 - 100 -

97.8

50.0 40.0 -

36.4

66.7 92.3 100

81.5 91.2ロ - 100 88.9 - - 100 - - - 50.0 71.4 100

ハ - - 50.0 - - - 0 - 0 - - -

29

環境基準

類型指定

水 域 数

達成期間

イ 58 81 18 - 1 -

186

(187)

4 5 -

11

21 13 19

65

262

(263)

ロ - 7 18 - - 1 - - - 4 7 1

ハ - - 2 - - (1) 1 - 1 - - -

達 成

水 域 数

達成期間

イ 58 80 18 - 1 -

182

2 3 -

6

15 11 19

53 241ロ - 7 16 - - 1 - - - 2 5 1

ハ - - 1 - - - 1 - 0 - - -

達成率(%)

達成期間

イ 100 98.8 100 - 100 -

97.8

50.0 60.0 -

54.5

71.4 84.6 100

81.5 92.0ロ - 100 88.9 - - 100 - - - 50.0 71.4 100

ハ - - 50.0 - - - 100 - 0 - - -

※1 複数の環境基準点をもつ水域では、同一水域内の全ての環境基準点が環境基準に適合している場合に、当該水域が環境

基準を達成しているとなる。

※2 環境基準を達成するとは、(環境基準値を超える日数)/(年間の総測定日数)が 25%以下の場合をいう。

※3 達成期間は、イは「直ちに達成すべき水域」、ロは「5年以内で可及的速やかに達成すべき水域」、ハは「5年を超える

期間で可及的速やかに達成すべき水域」を示す。

※4 ( )内の数字は、環境基準点が欠損となっている別途前川を含む数値を示す。

※5 海域には、サロマ湖、能取湖、厚岸湖、風蓮湖を含む。

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資 料

- 153 -

資料10 地下水の水質測定結果の概要

1 概況調査(平成29年度)

2 汚染井戸周辺地区調査(平成29年度)

市町村名

調

環境基準

項目未検

出井戸数

環境基準項目検出井戸数

環境基準値超過井戸数

項目別井戸数(( )内は年間平均値 mg/L)

※複数井戸があるものについては 大の数値

環境基準項目 As PCE

札幌市 51 13 38 As 、 TCM 、 VCM 、 1,1,2-TCA 、

PCE、NO3-N 等、F、B 9 9(0.11)

函館市 8 8 PCE、NO3-N 等、 F、B 1 1(0.018)

旭川市 9 9 Cd、As、 NO3-N 等 1 1(0.014)

恵庭市 1 1 NO3-N 等、F、B

福島町 1 1 NO3-N 等

江差町 1 1 NO3-N 等、F、B

仁木町 1 1 Pb、NO3-N 等

余市町 1 1 Cd、NO3-N 等、B

赤井川村 1 1 NO3-N 等

妹背牛町 1 1 NO3-N 等、B

沼田町 1 1 NO3-N 等

深川市 1 1 NO3-N 等、B

名寄市 1 1 Cd、Pb、NO3-N 等

士別市 1 1 NO3-N 等

下川町 1 1 NO3-N 等、B

増毛町 1 1 NO3-N 等

稚内市 1 1 Cd、NO3-N 等、B

美幌町 1 1 NO3-N 等

津別町 1 1 NO3-N 等

伊達市 1 1 NO3-N 等、B

壮瞥町 1 1 NO3-N 等、F、B

様似町 1 1 NO3-N 等、B

更別村 1 1 NO3-N 等、B

中札内村 1 1 NO3-N 等

浜中町 1 1 NO3-N 等、B

標津町 1 1 B

26市町村 91 13 78 11 10(0.11)

1(0.018)

※ Cd:カドミウム、Pb:鉛、As:砒素、TCM:四塩化炭素、VCM:クロロエチレン、1,1,2-TCA:1,1,2-トリクロロ

エタン、PCE:テトラクロロエチレン、NO3 -N 等:硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素、F:ふっ素、B:ほう素

市町村名

調

査井

戸数

環境基準

項目未検

出井戸数

環境基準項目検出井戸数

検出井戸のうち環境基準値超過井戸数

項目別井戸数

(( )内は年間平均値の 大値mg/L)

環境基準項目 As

札幌市 28 12 16 As、PCE、NO3-N 等、F、B 5 5(0.042)

1 市 28 12 16 5 5(0.042)

※ As:砒素、 PCE:テトラクロロエチレン

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- 154 -

3 継続監視調査(平成29年度)

市町村名

調査井戸数

環境基準項目

未検出井戸数

環境基準項目

検出井戸数

検出井戸のうち環境基準値超過井戸数

項目別井戸数(( )内は年間平均値の 大値mg/L)

環境基準項目 As TCM 1,2-DCE TCE PCE NO3-N等 F B

札幌市 51 4 47 As、VCM、1,2-DCE、

TCE、PCE、NO3-N等、F 26 15(0.17) 1(0.2) 9(0.35) 1(19)

函館市 9 9 TCE、PCE、NO3-N等 4

2(0.037) 2(13)

旭川市 25 4 21 As、1,2-DCE、TCE、

PCE、NO3-N 等 10 4(0.022) 1(0.13) 1(0.018) 3(0.15) 3(21)

江別市 1 1 TCM 1 1(0.004)

千歳市 1 1 MC

恵庭市 3 3 As、TCE

北広島市 2 2 NO3-N 等 1 1(11)

石狩市 2 2 As、NO3-N 等 2 1(0.012) 1(12)

北斗市 1 1 NO3-N 等

森町 2 2 NO3-N 等 1 1(18)

長万部町 1 1 As 1 1(0.022)

江差町 1 1 PCE 1 1(0.02)

小樽市 3 3 1,2-DCE、TCE、PCE 1 1(0.12)

京極町 1 1 NO3-N 等 1 1(17)

余市町 3 3 NO3-N 等

岩見沢市 1 1 NO3-N 等

芦別市 1 1 NO3-N 等

三笠市 1 1 NO3-N 等 1 1(12)

砂川市 2 2 NO3-N 等

奈井江町 2 1 1 TCM 1 1(0.0041)

長沼町 1 1 As 1 1(0.012)

新十津川町 1 1 PCE

妹背牛町 1 1 As

雨竜町 1 1 NO3-N 等

名寄市 1 1 As、B 1 1(0.11) 1(1.5)

富良野市 2 2 NO3-N 等

東川町 1 1 NO3-N 等

中富良野町 1 1 F 1 1(1.3)

南富良野町 1 1 NO3-N 等

北見市 17 17 1,2-DCE、TCE、

PCE、NO3-N 等 8 1(0.021) 7(36)

網走市 3 3 NO3-N 等 2 2(23)

美幌町 4 4 NO3-N 等 2 2(19)

津別町 3 3 NO3-N 等 1 1(17)

小清水町 1 1 NO3-N 等 1 1(13)

訓子府町 2 2 NO3-N 等 2 2(17)

遠軽町 4 1 3 PCE、NO3-N 等 3 1(0.016) 2(17)

湧別町 3 3 NO3-N 等 2 2(14)

大空町 2 2 NO3-N 等 1 1(12)

苫小牧市 3 3 NO3-N 等,B 1 1(1.1)

伊達市 7 7 TCE、PCE、NO3-N 等 4 1(0.019) 3(27)

厚真町 1 1 NO3-N 等

安平町 3 3 NO3-N 等 2 2(15)

帯広市 4 1 3 PCE 1 1(0.028)

音更町 4 4 NO3-N 等 2 2(17)

清水町 2 2 NO3-N 等 1 1(11)

芽室町 1 1 NO3-N 等

幕別町 2 2 NO3-N 等 1 1(21)

池田町 1 1 F 1 1(0.9)

豊頃町 1 1 PCE 1 1(0.011)

足寄町 1 1 As 1 1(0.1)

根室市 1 1 NO3-N 等

51

市町村 193 11 182 91 24(0.17) 2(0.0041) 2(0.2) 1(0.018) 21(0.35) 40 (36) 2(1.3) 2(1.5)

※ As:砒素、TCM:四塩化炭素、VCM:クロロエチレン、1,2-DCE:1,2-ジクロロエチレン、MC:1,1,1-トリクロロエタン、

TCE:トリクロロエチレン、PCE:テトラクロロエチレン、NO3-N等:硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素、F:ふっ素、B:ほう素

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資 料

- 155 -

資料 11 水質汚濁防止法に係る業種別特定事業場数(平成 29 年度)

令別表

番 号 業種名

特定事業場数 令別表

番 号業種名

特定事業場数

所管分

政令市

所管分計

所管分

政令市

所管分計

1 鉱業又は水洗炭業 6 1 751の2

更生タイヤ製造業又はゴム

板製造業 3 3

1の2 畜産農業サービス業 683 27 710

2 畜産食料品製造業 132 7 139 52 皮革製造業 1 1

3 水産食料品製造業 986 37 1,02353

ガラス又はガラス製品製造

業 9 9

4 農業保存食料品製造業 113 8 121

5 みそ・しょう油等製造業 17 2 19 54 セメント製品製造業 68 1 69

7 砂糖製造業 8 8 55 生コンクリート製造業 242 23 265

8 パン・菓子又は製あん業 14 14 56 有機質砂かべ材製造業 1 1

9 米菓又はこうじ製造業 4 4 59 採石業 37 3 40

10 飲料製造業 62 5 67 60 砂利採取業 149 5 154

11 動物系飼料又は有機質肥料

製造業 48 2 50 61 鉄鋼業 6 1 7

12 動植物油脂製造業 13 1 1462 非鉄金属製造業 4 5 9

63 金属製品製造業又は機械器

具製造業 17 17

13 イースト製造業 1 1

14 でん粉製造業 22 22 64の2 水道施設・工業用水道施設 37 3 40

15 ぶどう糖又は水あめ製造業 1 165

酸又はアルカリによる表面

処理施設 39 2 41

16 めん類製造業 47 1 48

17 豆腐又は煮豆製造業 112 7 119 66 電気めっき施設 15 15

18 インスタントコーヒー製造

業 1 1

66の2

エチレンオキサイド又は

1,4-ジオキサンの混合施

6 6

18の2 冷凍調理食品製造業 11 1 12

19 紡績業又は繊維製品製造業 1 1 2 66の3 旅館業 1,239 132 1,371

20 洗毛業 2 2 66の4 共同調理場 18 1 19

21の2 一般製材業又は木材チップ

製造業 1 1 66の5 弁当仕出屋又は弁当製造業 22 7 29

21の3 合板製造業 11 1 1266の6 飲食店 60 5 65

67 洗濯業 183 23 206

21の4 パーティクルボード製造業 1 1 68 写真現像業 43 2 45

22 木材薬品処理業 20 1 21 68の2 病院(病床数300以上) 11 2 13

23 パルプ・紙又は紙加工品製造

業 11 1 12

69 と畜業又は死亡獣畜取扱業 24 2 26

69の3 地方卸売市場 1 1 2

23の2 新聞業・出版業・印刷業又は

製版業 11 2 13

70 廃油処理施設 2 2

70の2 自動車分解整備事業 23 6 29

24 化学肥料製造業 2 271 自動式車両洗浄施設 267 46 313

71の2

科学技術に関する研究・試

験・検査又は専門教育を行

う事業場

89 11 10026 無機顔料製造業 1 1

27 上記以外の無機化学工業製

品製造業 6 6

71の3一般廃棄物処理施設である

焼却施設 23 23

30 発酵工業 3 371の4 産業廃棄物処理施設 19 5 24

31 メタン誘導品製造業 1 1 72 し尿処理施設 230 23 253

33 合成樹脂製造業 7 7 73 下水道終末処理施設 185 12 197

36 合成洗剤製造業 1 1

74 特定事業場から排出される

水の処理施設 29 1 30

46 上記以外の有機化学工業製

品製造業 3 3

47 医薬品製造業 4 4 合計 5,470 434 5,904

48 火薬製造業 1 1 有害物質使用特定事業場 83 174 257

49 農薬製造業 3 1 4 有害物質貯蔵指定事業場 76 11 87

50 政令第2条各号に掲げる物質を含有する試薬の製造業

1 1

51 石油精製業 2 2

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- 156 -

資料12 鉱山関係の水質調査結果(平成29年度)

鉱 山 名 市町村名 関連水域 調 査 地 点

水素イオン

濃度(pH)

健康項目(年平均値 単位:mg/L)

カドミウム 鉛 砒素 総水銀

基準値 0.003 0.01 0.01 0.0005

伊達 伊達市 気門別川 関内橋 7.3~7.4 <0.0003 <0.005 <0.005 -

虻田 洞爺湖町 赤川 赤川橋 7.1~7.7 - <0.005 <0.005 -

南白老バライト 白老町 白老川

白老橋 6.9~7.1 <0.0003 <0.005 <0.005 <0.0005

日鉄白老 森野橋 4.4~5.3 <0.0003 <0.005 <0.005 <0.0005

幌別硫黄 壮瞥町 長流川

長流橋 7.1~7.7 <0.0003 <0.005 0.006 -

洞爺発電所取水口 7.2~7.5 <0.0003 <0.005 0.012 -

弁景川合流前 7.0~7.4 <0.0003 <0.005 0.008 -

弁景橋 6.2~7.1 <0.0003 <0.005 0.010 -

落合橋 7.2~7.7 <0.0003 <0.005 <0.005 -

洞爺湖 ST-7 7.5~8.0 <0.0003 <0.005 <0.005 -

長万部 長万部町 長万部川 栄橋 7.6~7.6 <0.0003 <0.005 <0.005 <0.0005

八雲 八雲町 遊楽部川 遊楽部捕獲場 7.2~7.8 <0.0003 <0.005 <0.005 <0.0005

鉛川 鉛川橋(遊楽部川合流前) 7.6~8.0 <0.0003 <0.005 <0.005 <0.0005

精進川 七飯町 雨鱒川 雨鱒川橋 3.3~3.9 0.0022 0.009 0.008 <0.0005

折戸川 折戸川橋 6.6~7.0 0.0007 <0.005 <0.005 <0.0005

上国

上ノ国町

石崎川 農業用水取水口 7.7~7.7 <0.0003 <0.005 <0.005 <0.0005

小砂子川合流前 7.7~7.7 <0.0003 <0.005 <0.005 <0.0005

小砂子川 小砂子橋 7.4~7.4 <0.0003 <0.005 <0.005 <0.0005

日鉄桂岡

厚志内川 農業用水取水口 7.1~7.9 0.0006 <0.005 <0.005 <0.0005

天の川 小森大橋 7.2~7.2 <0.0003 <0.005 <0.005 <0.0005

宮越橋 7.2~7.2 <0.0003 <0.005 <0.005 <0.0005

寿都 寿都町 神社の川 神社の川末流 5.1~7.0 0.0029 0.016 <0.005 <0.0005

宮沢の川 宮沢の川末流 7.1~8.0 0.0022 0.018 <0.005 <0.0005

国富 共和町

堀株川

国富頭首工 7.2~7.2 <0.0003 <0.005 <0.005 -

学橋 7.8~7.8 <0.0003 <0.005 <0.005 -

10号橋(セトセ川合流前) 7.7~7.7 <0.0003 <0.005 <0.005 -

シマツケナイ川 島付内橋 7.5~7.5 0.0009 <0.005 <0.005 <0.0005

セトセ川 セトセ橋 7.6~7.6 <0.0003 <0.005 <0.005 <0.0005

玉川 泊村 玉川 玉川橋 7.9~7.9 <0.0003 <0.005 <0.005 -

余市 余市町 湯内川

湯内橋 7.1~7.5 0.0023 <0.005 <0.005 <0.0005

鉱山廃水流入前 7.2~7.4 0.0015 <0.005 <0.005 <0.0005

湯の沢川 湯の沢上流 7.2~7.5 0.0011 <0.005 <0.005 <0.0005

小樽松倉 小樽市 勝納川 高砂橋 7.7~7.9 <0.0003 <0.005 <0.005 <0.0005

本庫 枝幸町 徳志別川 徳志別捕獲場 6.6~7.2 <0.0003 <0.005 <0.005 <0.0005

オフンタルマナイ川 新開橋 6.1~6.8 <0.0003 <0.005 <0.005 <0.0005

竜昇殿

紋別市

中渚滑豊盛川 ※竜昇殿鉱山坑水流入後 7.5~7.9 <0.0003 <0.005 <0.005 ※0.0006

蛍雪橋(渚滑川合流前) 7.5~7.8 <0.0003 <0.005 <0.005 <0.0005

鴻之舞 モベツ川 桜橋(沈殿池排水流入後) 7.3~7.4 <0.0003 <0.005 <0.005 <0.0005

宝生橋 7.2~7.3 <0.0003 <0.005 <0.005 <0.0005

沼の上 シブノツナイ川 沼の上簡水取水口 7.0~7.0 <0.0003 <0.005 <0.005 <0.0005

イトムカ 北見市 イトムカ川

イトムカ鉱山坑水流入後 7.3~7.4 - - <0.005 <0.0005

イトムカ鉱山坑水流入前 7.3~7.3 - - <0.005 <0.0005

無加川 富士見橋 7.5~7.6 0.0004 <0.005 <0.005 <0.0005

日鉄仲洞爺 壮瞥町 洞爺湖 ST-2 7.3~7.5 <0.0003 <0.005 <0.005 -

常磐松

函館市

矢尻川 矢尻川橋 6.7~6.8 <0.0003 <0.005 0.012 <0.0005

赤井川 赤井橋 3.4~3.5 <0.0003 <0.005 0.029 <0.0005

冷水川 椴法華浄水場取水口 7.0~7.6 <0.0003 <0.005 0.019 <0.0005

古都硫黄 新世川 新世橋 3.5~3.6 0.0003 <0.005 0.008 <0.0005

日鉄銭亀沢 汐泊川 河口(汐泊川) 7.3~7.3 <0.0003 <0.005 <0.005 <0.0005

※健康項目の環境基準値 カドミウム:0.003mg/L 以下、鉛:0.01mg/L 以下、砒素:0.01mg/L 以下、総水銀:

0.0005mg/L 以下(竜昇殿鉱山坑水流入後地点の総水銀は、国の総水銀の評価方法(超過検体が総数の37%未満で達

成)により、今回は「達成」と評価されている)

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資 料

- 157 -

資料13 湖沼等閉鎖性水域における環境基準達成状況及び保全対策等(平成29年度)

区分

水域名 湖沼型 水域類型

環境基準の達成状況(COD・BOD)

(mg/L・年度) 主な人為的

汚染源

現在講じている

主な水質保全対策

主な

利水

これまでの

アオコ等

発生の有無

窒素、燐の

類型指定状況25 26 27 28 29

支笏湖 貧栄養 湖沼

AA(1)

0.5

0.7

0.7

0.7

0.6

旅館、飲食

特環公共下水道

(58年度一部供用

開始)、上乗せ排水

基準

水産 なし 湖沼Ⅰ(Pのみ)

59年度指定

洞爺湖 貧栄養 湖沼

AA(1)

0.9

1.0

0.9

×

1.2

1.0

旅館、飲食

店、一般家

庭、家畜

公共下水道(62年

度一部供用開始)、

上乗せ排水基準

水道、

水産、

発電

なし 湖沼Ⅰ(Pのみ)

59年度指定

屈斜路湖 貧栄養 湖沼

AA(1)

×

2.0

×

1.7

×

1.5

×

1.9

×

1.6

旅館、飲食

店、一般家

上乗せ排水基準 なし 湖沼Ⅰ(Pのみ)

59年度指定

阿寒湖 中栄養 湖沼

AA(1)

×

2.4

×

2.3

×

2.3

×

2.4

×

2.1

旅館、飲食

店、一般家

特環下水道(普及

率:99.0%)、

上乗せ排水基準

水産、

発電 あり

湖沼Ⅲ

60年度指定

大沼 富栄養 湖沼

A (3)

×

3.8

×

4.6

×

4.0

×

4.0

×

4.4

農地、家

畜、一般家

特環公共下水道(元

年度供用開始)、

上乗せ排水基準、

重点対策湖沼

水産、

発電、

農業

あり 湖沼Ⅲ(Pのみ)

62年度指定

網走湖 富栄養 湖沼

A (3)

×

6.2

×

7.2

×

6.6

×

6.8

×

6.7

旅館、一般

家庭、家

畜、工場

公共下水道(52年

度一部供用開始)、

網走川水域に上乗せ

排水基準

水産 あり 湖沼Ⅳ

60年度指定

然別湖 貧栄養 湖沼

A (3)

1.7

1.8

1.4

1.9

1.7

旅館、飲食

十勝川水域に上乗せ

排水基準

水道、

水産、

発電

なし 湖沼Ⅱ(Pのみ)

59年度指定

糠 平

ダム湖 中栄養

湖沼

A (3)

2.3

2.8

2.6

×

4.4

2.5旅館

十勝川水域に上乗せ

排水基準

水産、

発電 なし

湖沼Ⅱ(Pのみ)

59年度指定

春採湖 富栄養 湖沼

B (5)

×

8.0

×

7.6

×

9.0

×

7.5

×

8.7一般家庭

公共下水道(普及率

99.8%)、

重点対策湖沼

あり 湖沼Ⅴ

59年度指定

倶多楽湖 貧栄養 湖沼

AA(1)

0.9

1.0

1.0

1.0

0.9なし 水産 なし

湖沼Ⅰ(Pのみ)

元年度指定

佐幌ダム

貯水池 中栄養

湖沼

A (3)

1.9

1.8

2.1

2.0

2.3

レクリエーシ

ョン施設、家

水産 なし 湖沼Ⅲ(Pのみ)

10年度指定

サロマ湖 貧~

中栄養

海域

A (2)

1.9

×

2.1

1.7

×

2.2

×

2.3

ホテル、一般

家庭、家畜、

工場

上乗せ排水基準 水産 なし 海域Ⅰ

10年度指定

能取湖 貧~

中栄養

海域

B (3)

1.9

2.2

2.5

2.1

2.3

旅館、一般家

庭、家畜、工

上乗せ排水基準 水産 なし

厚岸湖 富栄養 海域

B (3)

×

4.1

×

3.9

×

4.3

×

3.3

×

3.9

一般家庭、家

畜、工場 上乗せ排水基準 水産 なし

風蓮湖 富栄養 海域

A (5)※3

×

6.5

×

5.3

×

5.2

×

6.1

×

4.9農地、家畜 水産 なし

茨戸川 富栄養 河川

B(3)

×

3.3

×

5.2

×

5.5

×

4.1

×

5.1

都市排水 石狩川水域に上乗せ

排水基準 水産 あり

×

4.1

×

5.1

×

3.4

×

5.2

×

5.1

×

3.8

×

3.6

×

3.4

×

3.7

×

5.2

※1 環境基準達成状況欄中、○印は達成、×印は未達成を表す。同欄の数値は、当該年度の環境基準点における測定値の

75%値を示し、環境基準点が複数あるときは、その 大値を示す。

※2 水域類型欄の( )内の数値は、湖沼及び海域においてはCODの基準値、河川においてはBODの基準値を示す。

※3 風蓮湖は海域A類型であるが、自然由来を考慮し、CODの基準値は5mg/Lと定めているが、国の通常の基準値が

3mg/Lであるため、H29の達成状況は、データ集計上、未達成となっている。

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- 158 -

資料14 騒音規制法、振動規制法に基づく規制地域の指定市町(平成29年度)

振興局名 指 定 市 町 指定数 振興局名 指 定 市 町 指定数

空知

夕張市、岩見沢市、美唄市、芦別市、赤平市、

三笠市、滝川市、砂川市、歌志内市、深川市、

栗山町、奈井江町、由仁町、新十津川町、長沼

町、浦臼町、月形町、南幌町

10市

8町上川

旭川市、士別市、名寄市、富良野市、美瑛町、

上富良野町、鷹栖町、東神楽町、東川町、当麻

町、下川町、美深町

4市

8町

石狩 札幌市、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、

石狩市、当別町

6市

1町留萌 留萌市、羽幌町、増毛町

1市

2町

後志 小樽市、倶知安町、共和町、岩内町、余市町、

古平町

1市

5町宗谷 稚内市、枝幸町

1市

1町

胆振 室蘭市、苫小牧市、登別市、伊達市、洞爺湖町、

壮瞥町、白老町、安平町、厚真町、むかわ町

4市

6町オホーツク

網走市、北見市、紋別市、美幌町、遠軽町、大

空町、斜里町、興部町、雄武町

3市

6町

日高 新ひだか町、浦河町、日高町 3町

十勝

帯広市、音更町、士幌町、芽室町、幕別町、本

別町、清水町、池田町、足寄町、新得町、広尾

町、大樹町、浦幌町

1市

12町

渡島 函館市、北斗市、七飯町、森町、八雲町、

松前町、福島町、長万部町

2市

6町釧路

釧路市、釧路町、白糠町、厚岸町、標茶町、弟

子屈町

1市

5町

檜山 江差町、今金町、せたな町 3町 根室 根室市、中標津町、別海町 1市

2町

計 35市

68町

※1 上記市町は騒音に係る環境基準の地域類型市町でもある。

資料15 騒音規制法及び振動規制法に基づく工場・特定施設等の届出状況

騒音規制法(工場数・特定施設数)(平成28年度) 振動規制法(工場数・特定施設数)(平成28年度)

騒音規制法

振動規制法

年度

作業の種類 H26 H27 H28

く い 打 機 等 を 使 用 す る 作 業 268 287 267

鋼 球 を 使 用 し て 破 壊 す る 作 業 0 0 0

舗 装 版 破 壊 機 を 使 用 す る 作 業 10 4 13

ブ レ ー カ ー を 使 用 す る 作 業 506 473 452

計 784 764 732

施設数

騒音の種類 工場等実数 施設数

金 属 加 工 機 械 503 1,462

空 気 圧 縮 機 等 3,119 16,168

土 石 用 破 砕 機 等 97 296

織 機 0 1

建 設 用 資 材 製 造 機 械 110 155

穀 物 用 製 粉 機 19 57

木 材 加 工 機 械 399 1,564

抄 紙 機 5 34

印 刷 機 械 390 1,612

合成樹脂用射出成型機 24 170

鋳 型 造 型 機 11 26

合 計 4,677 21,545

施設数

振動の種類 工場等実数 施設数

金 属 加 工 機 械 447 1,445

圧 縮 機 1,368 3,400

土 石 用 破 砕 機 等 95 307

織 機 1 1

コンクリートブロックマシン等 38 72

木 材 加 工 機 械 99 170

印 刷 機 械 238 618

ロ ー ル 機 7 38

合成樹脂用射出成型機 22 141

鋳 型 造 型 機 33 107

合 計 2,348 6,299

年度

作業の種類 H26 H27 H28

く い 打 機 等 を 使 用 す る 作 業 190 223 217

び ょ う 打 機 を 使 用 す る 作 業 1 0 0

さ く 岩 機 を 使 用 す る 作 業 979 1,000 1096

空 気 圧 縮 機 を 使 用 す る 作 業 30 33 39

コンクリートプラント等を設けて行う作業 2 0 2

バ ッ ク ホ ウ を 使 用 す る 作 業 77 104 110

トラクターショベルを使用する作業 12 7 4

ブ ル ド ー ザ ー を 使 用 す る 作 業 15 10 7

計 1,306 1,377 1,475

資料16 騒音規制法及び振動規制法に基づく特定建設作業の届出件数

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資 料

- 159 -

資料17 航空機騒音の測定結果及び環境基準の類型指定地域(平成29年度)

空港名 測定点所在地 地域の類型 評価値 測定機関 測 定 期 間

千歳市北斗1丁目3 Ⅰ 51

千歳市

4月1日~3月31日

千歳市里美3丁目4 Ⅰ 41

千歳市住吉1丁目11 Ⅱ *63

千歳市寿1丁目12 Ⅱ 61

千歳市青葉丘2015 Ⅱ *64

千歳市東雲町3丁目3-1 Ⅱ 60

千歳市駒里849 Ⅱ 47

千歳市根志越19 Ⅱ 57

苫小牧市植苗129 Ⅱ 54

苫小牧市

苫小牧市植苗282 Ⅱ 59

苫小牧市沼ノ端18 Ⅱ 54

苫小牧市沼ノ端中央4丁目11-3 Ⅱ 53

苫小牧市植苗40-55 Ⅱ 52

千歳市富丘3丁目22 Ⅰ 53

北海道

千歳市梅ヶ丘1丁目 Ⅱ 59

千歳市東郊1丁目 Ⅱ 59

千歳市根志越66-2 Ⅱ 57

千歳市旭が丘4丁目3 Ⅱ 61

千歳市駒里2212-2 Ⅱ 50

千歳市日の出1丁目1-23 Ⅱ 58

千歳市弥生3丁目8 Ⅱ 59

千歳市稲穂4丁目3-1 Ⅱ 59

苫小牧市植苗190 Ⅱ 58

苫小牧市ウトナイ北7丁目12 Ⅱ 53

苫小牧市植苗93 Ⅱ 47

苫小牧市美沢10 Ⅱ 48

苫小牧市植苗150-3 Ⅱ 58

苫小牧市植苗227 Ⅱ 55

苫小牧市勇払21 Ⅱ 50

苫小牧市ウトナイ南6丁目1 Ⅱ 54

苫小牧市勇払27-23 Ⅱ 51

女満別

空港

大空町女満別西4条1丁目 Ⅰ 44北海道 7月11日~7月17日

美幌町字報徳447-7 Ⅱ 51

帯広

空港

帯広市昭和町東7線122 Ⅱ 48北海道 7月20日~7月26日

更別村字勢雄272 Ⅱ 49

※1 評価値の単位:Lden[dB]

※2 評価値の「*」は、環境基準が未達成であることを示す。

※3 環境基準:類型Ⅰの地域57以下、類型Ⅱの地域では62以下。

資料18 公害苦情処理事務を行う職員数(平成28年度)

受理

機関 合計

公害苦情相談員 その他の

公害主管課職員

計 専任 兼任 計 専任 兼任

道 94 15 0 15 79 0 79

市町村 617 12 0 12 605 0 605

計 711 27 0 27 684 0 684

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- 160 -

資料19 悪臭防止法に基づく規制地域の指定市町(平成29年度)

振興局名 指 定 市 町 指定数 振興局名 指 定 市 町 指定数

空知

夕張市、岩見沢市、美唄市、芦別市、赤平市、

三笠市、滝川市、砂川市、歌志内市、深川市、

栗山町、奈井江町、長沼町、南幌町

10市

4町上川

旭川市、士別市、名寄市、富良野市、美瑛町、

上富良野町、鷹栖町、東神楽町

4市

4町

石狩 札幌市、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、

石狩市、当別町

6市

1町留萌 留萌市、羽幌町

1市

1町

後志 小樽市、倶知安町、共和町、岩内町、余市町 1市4町

宗谷 稚内市 1市

胆振 室蘭市、苫小牧市、登別市、伊達市、洞爺湖町、

白老町、安平町、厚真町、むかわ町

4市

5町オホーツク

網走市、北見市、紋別市、美幌町、遠軽町、大

空町、斜里町

3市

4町

日高 新ひだか町、浦河町、日高町 3町十勝

帯広市、音更町、士幌町、芽室町、幕別町、豊

頃町、本別町、清水町、池田町、足寄町、新得

町、鹿追町、広尾町、浦幌町

1市

13町

渡島 函館市、北斗市、七飯町、八雲町 2市

2町 釧路釧路市、釧路町、白糠町、厚岸町、標茶町、弟

子屈町

1市

5町

檜山 0 根室 根室市、中標津町、別海町 1市2町

計 35市

48町

資料20 土壌汚染対策法施行状況(平成28年度)

関 連

条 文 法第3条 法第4条 法第6条 法第11条

法 第 14

区 分

有 害 物 質

使 用 特 定

施 設 の 廃

止件数

うち、一時

的 免 除 件

調査結果

報告件数

形質変更

届出件数

うち、調

査命令件

調査結果

報告件数

要措置区

域件数

(区域数)

形 質 変 更 時

要 届 出 区 域

指定件数

(区域数)

要措置等

への申請

件数

北海道 6 3 0 1,007 0 0 0

(1)

(24)

3

札幌市 7 7 3 105 1 1 1

(5)

(13)

函館市 0 0 0 16 0 0 0

(0)

(1)

0

旭川市 1 1 1 29 0 0 1

(1)

0

(0)

0

合 計 14 7 4 1,157 1 1 2

(7)

(38)

区 分 指定調査機関数 (環境省指定)

汚染土壌処理業者数(施設数)

北海道 45

(22) 3

(3)

札幌市 - 0

(0)

函館市 - 0 (0)

旭川市 - 1

(2)

合 計 45 (22)

4 (5)

資料 21 指定調査機関数及び汚染土壌処理業者数(平成 28 年度)

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資 料

- 161 -

資料22-1 特定調達品目調達実績(公共工事を除く)(平成28年度)

特定調達品目 単位 調達目標 調達実績 総調達量 特定物品調達量

紙類(7) 枚・個 100% 95.5% 575,248,440 573,481,168

文具類(83) 本・個・枚・冊・㎏ 100% 96.2% 6,165,450 6,093,611

オフィス家具等(10) 脚・台・個 100% 98.1% 10,882 10,732

画像機器等(10) 台・個 100% 98.7% 162,419 158,144

電子計算機器等(4) 台・個 100% 94.0% 66,698 66,423

オフィス機器等(5) 台・個 100% 96.6% 75,411 74,965

移動電話(3) 台 100% 97.8% 60 58

家電製品(6) 台 100% 96.5% 709 702

エアーコンディショナー等(3) 台 100% 86.0% 143 131

温水器等(4) 台 100% 77.8% 11 7

照明(5)

蛍光灯照明器具 台 100% 96.6% 5,469 5,285

LED照明器具 台 100% 98.7% 467 461

LEDを光源とした内相式表示灯 台 100% 100.0% 2 2

蛍光ランプ 本 100% 94.0% 28,585 26,872

電球形状ランプ 個 100% 84.6% 4,277 3,619

自動車等(5)

自動車 台 100% 98.1% 157 154

ETC対応車載器 個 100% 100.0% 7 7

カーナビゲーションシステム 個 100% 92.9% 28 26

乗用車用タイヤ 本 100% 97.2% 7,898 7,674

2サイクルエンジン油 ㍑ 100% 97.3% 983 956

消火器(1) 台 100% 100.0% 484 484

制服・作業服(3) 着 100% 74.4% 6,556 5,846

インテリア・寝装寝具(11) 枚・台・m2 100% 96.6% 1,119 1,071

作業手袋(1) 組 100% 84.3% 28,242 23,816

その他繊維製品(7) 台・枚・個 100% 96.9% 2,674 2,556

防災備蓄用品(10) 本・個・台 100% 99.9% 18,673 18,589

役務

省エネルギー診断 件 100% 100.0% 612 612

印刷 件 生ゴミ再生排出に努める 99.4% 19,490 19,369

食堂 件 100% 100.0% 7 7

自動車専用タイヤ更生 件 100% 76.5% 17 13

自動車整備 本 再生品の使用に努める 72.7% 9,589 6,974

庁舎管理 件 100% 100.0% 105 105

植栽管理 件 100% 100.0% 18 18

清掃 件 100% 98.2% 223 219

機密文書処理 件 100% 100.0% 51 51

害虫防除 件 100% 100.0% 17 17

輸配送 件 100% 66.1% 10,302 6,813

旅客輸送 件 100% 100.0% 81 81

蛍光灯機能提供業務 件 100% 100.0% 3 3

庁舎等において営業を行う 件 100% 82.4% 17 14

クリーニング 件 100% 99.2% 4,978 4,937

飲料自動販売機設置 件 100% 100.0% 99 99

引越輸送 件 100% 100.0% 12 12

会議運営 件 100% 0.0% 6 0

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- 162 -

資料22-2 特定調達品目調達実績(公共工事)(平成28年度)

品目分類 品目名 単位 数量 数量割合

(%) 特定調達品目 類似品目 合計

盛土材等

建設汚泥から再生した処理土 m3 803

21,649 23,113 6.3% 土工用水枠スラグ m3 649

銅スラグを用いたケーソン中詰め材 m3 12

フェロニッケルスラグを用いたケーソン中詰め材 m3 0

地盤改良材 地盤改良用製鋼スラグ m3 1,131 632 1,763 64.2%

コンクリート用スラグ骨材

高炉スラグ骨材 m3 14

12 181 93.4%フェロニッケルスラグ骨材 m3 0

銅スラグ骨材 m3 155

電気炉酸化スラグ骨材 m3 0

アスファルト混合物

再生加熱アスファルト混合物 m3 90,351

2,316 92,667 97.5%鉄鋼スラグ混入アスファルト混合物 m3 0

中温化アスファルト混合物 m3 0

路盤材 鉄鋼スラグ混入路盤材 m3 4,741

24,106 284,032 91.5%

再生骨材 m3 255,185

小径丸太材 間伐材 m3 3,784 3,784 100.0%

混合セメント

高炉セメント t 41,920

2,725 44,837 93.9%

フライアッシュセメント t 192

生コンクリート(高炉) m3 158,906

6,817 167,745 95.9%

生コンクリート(フライアッシュ) m3 2,022

セメント エコセメント m3 25 25 100.0%

コンクリート及びコンクリート製品 透水性コンクリート m3 54 54 100.0%

吹付けコンクリート フライアッシュを用いた吹付けコンクリート m3 45 0 45 100.0%

塗料

下塗用塗料(重防食) kg 9,214 0 9,214 100.0%

低揮発性有機溶剤型の路面標示用水性塗料 kg 223 15,009 15,232 1.5%

高日射反射率塗料 kg 4 0 4 100.0%

防水 高日射反射率防水 kg 1,140 0 1,140 100.0%

舗装材

再生材料を用いた舗装用ブロック(焼成) kg 0

0 21 100.0%再生材料を用いた舗装用ブロック類

(プレキャスト無筋コンクリート製品) kg 21

園芸資材 バークたい肥 m3 1,849

120 1,978 93.9%

下水汚泥を使用した汚泥発酵肥料(下水汚泥コンポスト) m3 9

道路照明 環境配慮型道路照明 基 286 0 286 100.0%

タイル 陶磁器質タイル m2 1,544 32 1,576 98.0%

建具

断熱サッシ 個数 820 820 100.0%

断熱ドア 個数 141 141 100.0%

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資 料

- 163 -

品目分類 品目名 単位 数量 数量割合

(%) 特定調達品目 類似品目 合計

製材等

製材 m3 3,164 3,164 100.0%

集成材 m3 60 60 100.0%

合板 m3 2,829 2,829 100.0%

単板積層材 m3 5 5 100.0%

フローリング フローリング m2 4,627 119 4,746 97.5%

再生木質ボード パーティクルボード m2 1,270 398 1,668 76.1%

木質系セメント板 m2 2,668 0 2,668 100.0%

ビニル系床材 ビニル系床材 m2 8,326 0 8,326 100.0%

断熱材 断熱材 m2 20,552 20,552 100.0%

照明機器 照明制御システム 工事数 8 1 9 88.9%

変圧器 変圧器 台 24 0 24 100.0%

空調用機器

吸収冷温水器 台 3 0 3 100.0%

氷蓄熱式空調機器 台 1 0 1 100.0%

ガスエンジンヒートポンプ式空気調和機 台 5 0 5 100.0%

送風機 台 6 2 8 75.0%

ポンプ 台 9 10 19 47.4%

配管材 排水・通気用再生硬質塩化ビニル管 m 3,928 36,451 40,379 9.7%

衛生器具

自動水栓 工事数 47 1 48 97.9%

自動洗浄装置及びその組み込み小便器 工事数 16 1 17 94.1%

洋風便器 工事数 32 1 33 97.0%

コンクリート用型枠 再生材料を使用した型枠 m2 9,329

105,056 100.0%

合板型枠 m2 95,727

建設機械

排出ガス対策型建設機械 工事数 776 4 780 99.5%

低騒音型建設機械 工事数 529 3 532 99.4%

低騒音・排出ガス対策型建設機械 工事数 2,218 9 2,227 99.6%

工法

低品質土有効利用工法 工事数 9 0 9 100.0%

建設汚泥再生処理工法 工事数 7 0 7 100.0%

コンクリート塊再生処理工法 工事数 202 5 207 97.6%

路上表層再生工法 工事数 13 13 100.0%

路上再生路盤工法 工事数 23 23 100.0%

伐採材又は建設発生土を活用した法面緑化工法 工事数 57 3 60 95.0%

目的物 排水性舗装 工事数 7 7 100.0%

透水性舗装 工事数 2 2 100.0%

※1 公共工事関係の調達目標については「可能な限り調達に努めること」としている。 ※2 表中の「数量割合」は特定調達品目と類似品目の合計数量に占める特定調達品目の割合である。 ※3 類似品目の特定が困難な品目については、特定調達品目の調達量のみを表示している。 ※4 調達実績がなかった品目については、除いている。

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- 164 -

資料23 持続可能な開発目標(SDGs)

持続可能な開発目標(SDGs) 2015年9月に国連サミットにおいて、2030年までの国際社会の目指すべき目標として「持

続可能な開発のためのアジェンダ2030」が採択されました。その中核をなす「持続可能な開発

目標」いわゆるSDGs(エスディージーズ)は、貧困、教育、水資源やエネルギー対策などに関

する17の目標(ゴール)と、具体的な達成目標である169のターゲットを、先進国を含むすべ

ての国の共通の目標として示したものです。

あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。

飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し持続可能な農業を促進する。

あらゆる年齢の全ての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。

全ての人々への包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し生涯学習の機会を促進する。

ジェンダー平等を達成し、全ての女性及び女児の能力強化を行う。

全ての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。

全ての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。

包括的かつ持続可能な経済成長及び全ての人々の完全か生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用を促進する。

強靱なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。

各国内及び各国間の不平等を是正する。

包摂的で安全かつ強靱で持続可能な都市及び人間居住を実現する。

持続可能な生産消費形態を確保する。

気候変動及びその影響を軽減するための救急対策を講じる。

持続可能な開発の為に海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。

陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、並びに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。

持続可能な開発の為の平和で包摂的な社会を促進し、全ての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。

持続可能な開発の為の実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。

出展:外務省H.P.より

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資 料

- 165 -

わが国においては、2016年5月に内閣総理大臣を本部長、全閣僚を本部員とする「推進本

部会合」が設置され、同年12月には、「あらゆる人々の活躍の推進」、「健康、長寿の達成」、

「成長市場の創出」、「持続可能で強靱な国土」、「気候変動対策」などの8つの優先課題と各省

庁の具体的な施策を盛り込んだ「実施方針」が策定されています。

◎国の「持続可能な開発目標(SDGs)実施指針の概要」より ・ビジョン 「持続可能で強靱、そして誰一人残さない、経済、社会、環境の統合的向上

が実現された未来への先駆者を目指す。」

・実施原則 ①普遍性、②包摂性、③参画型、④統合性、⑤透明性と説明責任

・フォローアップ 2019年までを目処に 初のフォロー

① あらゆる人々の活躍の推

■一億総活躍社会の実現 ■女性活躍の推進

■子供の貧困対策

■障害者の自立と社会参加支援 ■教育の充実

② 健康・長寿の達成 ■薬剤耐性対策

■途上国の感染症対策や保健システム強化、公衆衛生危

機への対応

■アジアの高齢化への対応

③ 成長市場の創出、地域活

性化、科学技術イノベー

ション

■有望市場の創出 ■農山漁村の振興 ■生産性向上

■科学技術イノベーション ■持続可能な都市

④ 持続可能で強靱な国土と

質の高いインフラの整備

■国土強靱化の推進・防災

■水資源開発と水循環の取組

■質の高いインフラ投資の推進

⑤ 省・再生可能エネルギ

ー、気候変動対策、循環

型社会

■省・再生可能エネルギーの導入・国際展開の推進

■気候変動対策 ■循環型社会の構築

⑥ 生物多様性、森林、海洋

等の環境の保全

■環境汚染の対応 ■生物多様性の保全

■持続可能な森林・海洋・陸上資源

⑦ 平和と安全・安心社会の

実現

■組織犯罪・人身取引・児童虐待等の対策推進

■平和構築・復興支援 ■法の支配の促進

⑧ SDGs実施推進の体制

と手段

■マルチステークホルダーパートナーシップ

■国際協力におけるSDGsの主流化

■途上国のSDGs実施体制支援

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- 166 -

環 境 行 政 の 歩 み

昭和 6. 4 「国立公園法」の制定

9.12 阿寒、大雪山国立公園の指定

24. 5 支笏洞爺国立公園の指定

25. 8 「北海道立公園条例」の制定

襟裳道立公園の指定

29. 4 「清掃法」の制定

30. 4 厚岸、富良野芦別道立公園の指定

32. 6 「自然公園法」の制定(国立公園法の廃止)

33. 4 「北海道立自然公園条例」の制定(北海道立

公園条例の廃止)

33. 7 大沼、網走国定公園の指定

33. 9 北海道立自然公園審議会の設置

33.12 「公共用水域の水質の保全に関する法律」及

び「工場排水等の規制に関する法律」の制定

35. 4 檜山道立自然公園の指定

36. 6 恵山道立自然公園の指定

36.12 北海道ばい煙対策審議会の設置

37. 4 暑寒別道立自然公園の指定

37. 5 「ばい煙の排出の規制等に関する法律」の制

37.12 野付風蓮道立自然公園の指定

38. 3 「狩猟法」を「鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律」

に改正

38. 7 ニセコ積丹小樽海岸国定公園の指定

38.12 北海道鳥獣保護審議会の設置

「第1次北海道鳥獣保護事業計画」の策定

39. 2 北海道公害対策審議会の設置(北海道ばい

煙対策審議会の廃止)

天売焼尻道立自然公園の指定

39. 3 石狩川上流部における水稲被害問題の解決

39. 6 知床国立公園の指定

40. 5 「支庁公害対策連絡協議会設置要領」の制定

40.11 北海道無煙燃料開発促進協議会の設置

北海道地方行政連絡会議に公害部会の設置

41.11 「ばい煙の排出の規制等に関する法律」に基

づき室蘭市を指定地域に指定

42. 1 「第2次北海道鳥獣保護事業計画」の策定

42. 8 「公害対策基本法」の制定

43. 5 松前矢越、北オホーツク道立自然公園、道

立自然公園野幌森林公園の指定

43. 6 「大気汚染防止法」の制定(ばい煙の排出の

規制等に関する法律の廃止)

「騒音規制法」の制定

44. 2 「公害対策基本法」に基づき二酸化硫黄に

係る環境基準を設定

44.10 「北海道公害防止条例」の制定

44.11 「騒音規制法」に基づき札幌市など8市を指

定地域に指定

44.12 「大気汚染防止法」に基づき札幌市を指定地

域に指定

45. 2 「公害対策基本法」に基づき一酸化炭素に係

る環境基準を設定

45. 4 北海道公害防止研究所の設置(衛生研究所

公害部の昇格)

45. 6 「公害紛争処理法」の制定

45. 7 北海道公害防止施設改善資金貸付制度の創

45. 8 北海道公害対策本部の設置(北海道地方行

政連絡会議公害部会の廃止)

45. 9 「公害対策基本法」に基づく水質環境基準生

活環境項目)を石狩川等3水域に類型指定

45.10 小樽市(花園交差点)に自動車排出ガスに

よる汚染問題起こる

「北海道自然保護条例」の制定

道議会公害対策特別委員会の設置

「北海道公害紛争処理条例」の制定

45.11 北海道公害審査会の設置

支庁、保健所等に公害苦情相談員の設置

45.12 共和村等にカドミウム汚染の問題起こる

水質汚濁防止法の制定

大気汚染防止法の改正等公害関係14法の

改正、整備(公共用水域の水質の保全に関す

る法律及び工場排水等の規制に関する法律

の廃止、大気汚染防止法に基づく指定地域制

の廃止)

「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」の制

46. 1 北海道自然保護審議会の設置

46. 3 室蘭保健所にテレメータの設置(49.4 室

蘭市に移管)

46. 6 「悪臭防止法」の制定

「大気汚染防止法」に基づき札幌市を燃料規

制地域に指定(51.9 旭川市指定)

「騒音規制法」に基づき自動車騒音の大きさ

の許容限度を設定

46. 7 環境庁の発足

46.10 「北海道公害防止条例」の全部改正

栗山地区において六価クロム汚染問題起こ

46.12 北海道水質審議会の設置

「公害対策基本法」に基づく水質環境基準(健

康項目)の設定

47. 1 「公害対策基本法」に基づく浮遊粒子状物質

に係る環境基準の設定

47. 3 「支庁管内環境保全対策連絡協議会設置要領」

の制定(支庁公害対策連絡協議会設置要領の廃止)

苫小牧アルミナ工場の赤泥処理問題解決

余市岳等36地区を環境緑地保護地区等に

指定

「第3次北海道鳥獣保護事業計画」の策定

47. 4 水質汚濁防止法第3条第3項の規定に基づ

く上乗せ排水基準を石狩川等7水域に指定

47. 5 全国にPCB汚染問題起こる

47. 6 「自然環境保全法」の制定

狩場茂津多道立自然公園の指定

47. 7 公害監視委員の設置

北海道公害防止基金制度の発足(北海道公

害防止施設改善資金貸付制度の廃止)

47. 9 「公害防止推進計画」の作成10地域

47.12 自動車排出ガスの量の許容限度を設定

48. 3 北海道苫小牧公害防止セン夕一の設置

(55.3 苫小牧市に移管)

48. 5 「公害対策基本法」に基づき二酸化窒素及び

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環境行政の歩み

- 167 -

光化学オキシダントに係る環境基準を設定

48.10 「公害健康被害補償法」の制定

48.11 北海道地方行政連絡会議に環境保全部会

の設置(北海道公害対策本部の廃止)

48.12 「北海道自然環境等保全条例」の制定(北海

道自然保護条例の廃止)

49. 1 北海道自然環境等保全審議会の設置(北海

道 自然公園審議会、北海道鳥獣保護審議会、

北海道自然保護審議会の廃止)

49. 4 「公害対策基本法」に基づく騒音環境基準を

札幌市等32市9町に類型指定

朱鞠内道立自然公園の指定

49. 5 北海道特定開発行為審査会の設置

「北海道公害苦情処理要綱」の制定(公害苦

情処理要綱の廃止)

生活環境部にアセスメント担当主査の設置

伊達地方環境監視室の設置

49. 6 「国土利用計画法」の制定

49. 7 「悪臭防止法」に基づき函館市等10市5町を

規制地域に指定

49. 9 北方圏環境会議の開催

利尻礼文サロベツ国立公園の指定

49.10 「北海道自然環境保全基本方針」の策定

49.11 「国立、国定公園内における各種行為に関す

る審査指針」の策定

49.12 「苫小牧地域公害防止計画」の策定

支庁に土地利用係を設置

「産業廃棄物処理計画」の策定

50. 1 「北海道公害防止条例施行規則」の一部を改

正(粉じん発生施設に係る構造等の基準の設

定)

50. 3 「公害対策基本法」に基づく航空機騒音環境

基準を札幌市等9市23町に類型指定

江別市等13地域で「緑化推進計画」を作成

50. 7 「北海道土地利用基本計画」の決定

51. 2 「室蘭地域公害防止計画」の策定

51. 5 7地域(大千軒岳、静狩礼文華、松山ピヤ

シリ、以久科海岸、尾幌、落石岬、ユルリ島)

を道自然環境保全地域に指定

51. 6 「振動規制法」の制定

52. 1 「札幌地域公害防止計画」の策定

52. 3 「第4次北海道鳥獣保護事業計画」の策定

52.12 「自然環境保全法」に基づき、十勝川源流部

原生自然環境保全地域、大平山自然環境保全

地域を指定

53. 1 天塩岳道立自然公園の指定

53. 3 「振動規制法」に基づき札幌市等11市5町を

指定地域に指定

53. 7 「北海道環境影響評価条例」の制定

53.10 北海道環境影響評価審議会の設置

54. 1 北海道環境影響評価条例の全面施行

55. 2 自然環境保全法に基づき、遠音別岳原生自

然環境保全地域を指定

55. 3 「りんを含む合成洗剤対策推進要綱」の制定

55. 4 苫小牧地方環境監視センターの設置

55. 6 釧路湿原をラムサール条約湿地に登録

55.11 斜里岳道立自然公園の指定

56.10 日高山脈襟裳国定公園の指定

57. 1 「札幌地域公害防止計画」の策定(第2次計画)

57. 3 「第5次北海道鳥獣保護事業計画」の策定

57. 4 「みどりの環境構想」の策定

57.12 湖沼の窒素及びりんに係る環境基準の設定

58. 4 「北海道緑化指針」の策定

「北海道開拓の村」の開村

59. 1 「北海道スパイクタイヤ使用自粛指導に関す

る実施要綱」の制定(59年4月1日から施行)

59. 3 「官能試験法による悪臭防止対策指導要綱」

の制定

59. 7 「湖沼水質保全特別措置法」の制定

59. 8 「環境影響評価実施要綱」の閣議決定

60. 5 湖沼の窒素及びりんに係る排水基準の設定

61. 1 北海道公害防止条例の一部改正に伴い、北

海道水質審議会を北海道公害対策審議会に

統合

61. 2 「泊発電所周辺の安全確保及び環境保全に関

する協定」の締結

61. 4 北海道原子力環境センターの設置

61. 8 北海道公害審査会における「スパイクタイ

ヤの販売停止を求める調停申請事件」の解決

62. 1 「札幌地域公害防止計画」策定(第3次計画)

62. 4 「第6次北海道鳥獣保護事業計画」の策定

62. 7 釧路湿原国立公園の指定

63. 5 「特定物質の規制等によるオゾン層の保護に

関する法律」の制定

63. 6 公害等調整委員会における「スパイクタイ

ヤ粉じん被害等調停申請事件」の解決

63. 7 「アスベスト問題対策基本方針」の制定

平成元. 2 「北海道環境管理計画(豊かな自然とよりよ

い環境をめざして)」の策定

元. 4 「悪臭防止法」に基づき大野町ほか2町を規制

地域に指定

元. 7 「北海道自然環境保全指針」の策定

窒素及びりんに係る排水基準の適用対象湖

沼の追加

クッチャロ湖をラムサール条約湿地に登

元.10 「北海道脱スパイクタイヤ推進条例」の制定

「北海道湖沼環境保全基本指針」の策定

元.11 ゴルフ場で使用される農薬による養殖魚等

のへい死事故の発生

2. 3 「ゴルフ場で使用される農薬等に関する環境

保全指導要綱」の制定

「北海道環境保全基金」の創設

2. 6 スパイクタイヤ粉じんの発生の防止に関す

る法律」の制定

2. 8 暑寒別天売焼尻国定公園の指定

2. 9 第3回北方圏会議(米国アンカレッジ市で開

催)への参加

暑寒別道立自然公園及び天売焼尻道立自然

公園の指定の解除

2.10 「地球温暖化防止行動計画」の策定

「北海道快適環境づくり指針」の策定

2.11 「ゴルフ場開発の規制に関する要綱」の策定

「北海道リゾート開発指針」の策定

2.12 北海道湖沼環境保全基本指針に基づき春採

湖を重点対策湖沼に指定

3. 3 「スパイクタイヤ粉じんの発生の防止に関す

る法律」に基づき札幌市など6市1町を指定

地域に指定(第1次指定)

「ゴルフ場における芝の病害虫・雑草防除指

針(暫定版)」の策定

3. 4 「再生資源の利用の促進に関する法律」の制

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- 168 -

3. 5 北海道公害防止研究所を北海道環境科学研

究センターに組織改正

3. 8 「公害対策基本法」に基づく土壌の汚染に関

する環境基準の設定

3.10 「再生資源の利用の促進に関する法律」の全

面施行

3.12 ウトナイ湖をラムサール条約湿地に登録

4. 3 「第3次北海道産業廃棄物処理計画」の策定

「北海道みどりの環境づくり計画」の策定

「札幌地域公害防止計画」の策定(第4次計画)

4. 4 「北海道湖沼環境保全基本指針」に基づきク

ッチャロ湖を重点対策湖沼に指定

「第7次北海道鳥獣保護事業計画」の策定

4. 6 「環境と開発に関する国連会議(地球サミッ

ト)」がブラジルのリオデジャネイロで開催

「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存

に関する法律」の制定

4. 8 「第34回自然公園大会」を支笏湖畔で開催

「湿原保全国際フォーラム」を浜中町、釧路

市、札幌市で開催

4.10 「北方圏フォーラム」理事会の開催( 道提

案プロジェクトの実施計画の採択)

「アジア湿原シンポジウム」を釧路市で開催

4.11 「廃棄物の減量化・リサイクルアクションプ

ラン」の策定

4.12 「スパイクタイヤ粉じんの発生の防止に関す

る法律」に基づき旭川市など20市65町を指

定地域に追加指定(第2次指定)

5. 3 水質汚濁に係る環境基準及び地下水の評価

基準の改正並びに要監視項目の設定

「ゴルフ場における芝の病害虫・雑草防除指

針」の策定

5. 4 地球環境問題、環境教育、湿原保全など新た

な環境問題に対応するための組織の一部強

「トリクロロエチレン及びテトラクロロエチ

レンに係る大気環境指針(暫定値)」の制定

「環境アドバイザー」制度の創設

5. 5 「生物多様性条約」を日本が締結

5. 6 「ラムサール条約第5回締約国会議」が釧路

市で開催

霧多布湿原、厚岸湖・別寒辺牛湿原をラムサ

ール条約湿地に登録

5. 7 「北方圏フォーラム環境関連プロジェクト委

員会」、「北方圏環境・野生動物シンポジウ

ム」を札幌市で開催

5.11 「環境基本法」制定(「公害対策基本法」廃止)

5.12 「水道水の水質基準に関する省令」の施行

「アジェンダ21行動計画」の策定

「生物多様性条約」発効

6. 3 「特定水道利水障害の防止のための水道水源

水域の水質の保全に関する特別措置法」制定

「水道原水水質保全事業の実施の促進に関

する法律」制定

「スパイクタイヤ粉じんの発生の防止に関す

る法律」に基づき留萌市など5市5町を指定

地域に追加指定(第3次指定)

6. 6 「北海道湿原保全マスタープラン」の策定

6. 7 「北海道における高度技術の利用に伴う化学

物質等の管理に関する環境保全指針」の策定

6. 8 「北海道環境審議会条例」を施行

北海道公害対策審議会を廃止し、北海道環境

審議会を設置

6.12 「環境基本法」に基づく「環境基本計画」を

閣議決定

7. 6 保健環境部に環境室を設置(環境政策課、環

境対策課、環境整備課、自然保護課)

「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促

進等に関する法律」の制定

7. 9 北海道環境審議会から「北海道の環境行政の

あり方」について答申

7.10 「北方圏フォーラム総会」の開催( 札幌市、

赤井川村)、「北方圏フォーラム環境関連プ

ロジェクト委員会」の開催(札幌市)

「生物多様性国家戦略」を閣議決定

7.11 「北海道湖沼環境保全基本指針」に基づき大

沼を重点対策湖沼に指定

8. 1 北海道環境基本条例素案骨子を公表。広く道

民意見を公募

8. 3 「北海道環境配慮指針(オフィス編)」の策

「釧路湿原保全プラン」の策定

8. 4 「北海道地球環境保全行動指針(アジェンダ

21北海道)」の策定

8. 5 「大気汚染防止法」の改正

8. 7 「スパイクタイヤ粉じんの発生の防止に関す

る法律」に基づき小樽市など3市9町2村を指

定地域に追加指定(第4次指定)

8. 9 北方圏フォーラムにおいて「北方圏野生動物

保護管理指針」を策定

8.10 「北海道環境基本条例」の制定

北海道環境基本条例の制定に伴う「北海道

公害防止条例」及び「北海道自然環境等保全

条例」の一部改正

「北海道野生動物保護管理指針」の策定

8.12 「北海道環境配慮指針(公共事業編)」の策

「環境基本法」に基づきベンゼン、トリクロ

ロエチレン、テトラクロロエチレンに係る環

境基準を設定

9. 2 「札幌地域公害防止計画」の策定

(第5次計画)

9. 3 地下水の水質汚濁に係る環境基準の設定

9. 4 (財)北海道環境財団の設立

北海道環境基本条例に基づき「環境保全推

進委員」(300名)を設置(公害監視委員の

廃止)

北海道環境審議会から「北海道の水道水源

の保全の基本的な考え方について」答申

「第8次北海道鳥獣保護事業計画」策定

9. 5 「全道みな下水道構想」の策定

保健環境部から環境生活部に組織改正

9. 6 環境科学研究センターに道東地区野生生物

室を設置

「環境影響評価法」の制定

9.12 「ごみ処理の広域化計画」の策定

10. 2 「北海道新エネルギー・ローカルエネルギー

ビジョン」の策定

10. 3 「北海道環境基本計画」策定

「道東地域エゾシカ保護管理計画」策定

「サロベツ湿原群保全プラン」策定

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環境行政の歩み

- 169 -

「北海道の水道水源保全に関する基本方針」

策定

10. 4 環境科学研究センターに道南地区野生生物

室を設置

10. 6 「特定家庭用機器再商品化法」の制定

10.10 「地球温暖化対策の推進に関する法律」の制

「北海道環境影響評価条例」の全面改定

11. 2 公共用水域及び地下水の水質汚濁に係る環

境基準の改正

11. 3 「家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促

進に関する法律」の制定

11. 4 (財)北海道環境財団を「北海道地球温暖化

防止活動推進センター」に指定

「クッチャロ湖湿原保全プラン」策定

11. 6 「北海道の内分泌かく乱化学物質問題に関す

る取組方針」(北海道環境ホルモン取組方針)

の策定

11. 7 「ダイオキシン類対策特別措置法」の制定

「特定化学物質の環境への排出量の把握及び

管理の改善の促進に関する法律」の制定

11.12 「環境基本法」に基づきダイオキシン類に

係る環境基準を設定

12. 3 「ごみゼロ・プログラム北海道」策定

「雨竜沼湿原保全プラン」策定

12. 4 「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促

進等に関する法律」の全面施行

北海道自然環境保全審議会と北海道環境審

議会を統合し、新たな北海道環境審議会を設

12. 5 「建設工事に係る資材の再資源化等に関する

法律」の制定

「国等による環境物品等の調達の推進等に関

する法律」公布

12. 6 「北海道地球温暖化防止計画」策定

「循環型社会形成推進基本法」の制定

「食品循環資源の再生利用等の促進に関する

法律」の制定

「再生資源の利用の促進に関する法律」の一

部改正(「資源の有効な利用の促進に関する

法律」に名称変更)

「北海道環境管理システム」の運用開始

「エコランド北海道21プラン」の策定

12. 9 「エゾシカ保護管理計画(第1期)」の策定

12.11 「北海道環境管理システム」がISO14001

認証取得

13. 2 「渡島半島地域ヒグマ保護管理計画」の策定

13. 3 「北海道希少野生動植物の保護に関する条例」

の制定

「北海道動物の愛護及び管理に関する条例」

の制定

「北海道レッドデータブック2001」を公表

13. 4「環境基本法」に基づきジクロロメタンに係

る環境基準を設定

「特定家庭用機器再商品化法」の全面施行

「資源の有効な利用の促進に関する法律」の

全面施行

「国等による環境物品等の調達の推進等に関

する法律」の施行

北海道立野幌森林公園自然ふれあい交流館

の設置

13. 5 「食品循環資源の再生利用等の促進に関する

法律」の全面施行

「北海道地球温暖化防止活動推進員」制度の創

13. 6 「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の

推進に関する特別措置法」の制定

「特定製品に係るフロン類の回収及び破壊の

実施の確保等に関する法律」(フロン回収・

破壊法)の制定

13. 7 「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の

推進に関する特別措置法」の施行

13. 8 「北海道グリーン購入基本方針」の策定

13. 9 「札幌地域公害防止計画」の策定(第6次計画)

13.12 「北海道廃棄物処理計画」の策定

14. 3 「第9次北海道鳥獣保護事業計画」策定

「エゾシカ保護管理計画(第2期)」の策定

「北海道希少野生動植物の保護に関する条

例」に基づき指定希少野生動植物種12種を

指定

「新・生物多様性国家戦略」を閣議決定

「北海道森林づくり条例」制定

14. 4 出先機関における北海道環境管理システム

の準用開始

「自然公園法」の一部改正( 生物の多様性の

確保の観点を明示)

14. 5 「土壌汚染対策法」の制定

「建設工事に係る資材の再資源化等に関する

法律」の全面施行

14. 6 「北海道希少野生動植物の保護に関する条例」

に基づき指定希少野生動植物種12種のうち、

7種を特定希少野生動植物種に指定

「鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律」を「鳥獣の

保護及び狩猟の適正化に関する法律」に改正

14. 7 「使用済自動車の再資源化等に関する法律

(自動車リサイクル法)の制定

14. 8 「持続可能な開発に関する世界サミット」開

14.11 宮島沼をラムサール条約湿地に登録

15. 3 「北海道空き缶等の散乱の防止に関する条例」

の制定

「循環型社会形成推進基本法」に基づく「循

環型社会形成推進基本計画」を閣議決定

「北海道アライグマ対策基本方針」、「アラ

イグマ対策行動計画」の策定

15. 6 循環型社会の構築を推進するための組織の

一部強化

15. 7 「環境の保全のための意欲の増進及び環境教

育の推進に関する法律」の制定

16. 3 「北海道希少野生動植物の保護に関する条例」

に基づきヒダカソウ生育地保護区を指定

「北海道の外来種リスト~北海道ブルーリス

ト2004~」の作成

「全道みな下水道構想リニューアルプラン」

の策定

16. 4 「循環的利用施設の整備促進に向けた基本的

な考え方」の策定

16. 5 「北海道希少野生動植物の保護に関する条例」

に基づき指定希少野生動植物種8種を指定

16. 6 「特定外来生物による生態系等に係る被害の

防止に関する法律」の制定

16. 7 「北海道PCB廃棄物処理事業に係る広域協

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- 170 -

議会」の設置

16.11 「家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の

促進に関する法律」の全面施行

16.12 「北海道再生品利用拡大方針」の策定及び

「北海道リサイクル製品認定及び利用推進要

綱(リサイクル製品認定制度)」の創設

17.1 「自動車リサイクル法」の本格施行

17.2 「京都議定書」の発効

17.3 「北海道循環型社会推進基本計画」の策定及

び「北海道廃棄物処理計画」の改定

「北海道ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理計画」

の変更

「循環型社会の形成に向けたリサイクル関連

産業支援方針」の策定

17.5 「北海道希少野生動植物の保護に関する条

例」に基づき指定希少野生動植物種2種を指

17.6 「地球温暖化対策推進法」の改正

「特定外来生物による生態系等に係る被害の

防止に関する法律」の施行

「動物の愛護及び管理に関する法律」の一部

改正(動物取扱業の登録制、特定動物の飼養

許可制の新設)

「湖沼水質保全特別措置法」の改正

17.7 「知床」の世界自然遺産登録

17.9 「北海道PCB廃棄物処理事業監視円卓会議」

の設置

17.10 環境室に参事(知床遺産)を設置

17.11 雨竜沼湿原、サロベツ原野、濤沸湖、阿寒

湖、風蓮湖・春国岱、野付半島・野付湾をラ

ムサール条約湿地に登録

「北海道PCB廃棄物処理事業に係る安全

確保及び環境保全に関する協定」の締結

17.12 「北海道環境教育基本方針」の策定

「北海道循環資源利用促進税条例」の制定

「北海道ゼロ・エミ大賞表彰制度」の創設

18.2 「石綿による健康被害の救済に関する法律」

の制定

「建築物における吹付けアスベスト等の飛散

防止措置に関する指導指針」の策定

18.3 「北海道PCB廃棄物処理事業に係る環境モ

ニタリング計画」の策定

18.4 組織機構改正により環境室から環境局へ

18.7 「北海道リサイクルブランド認定及び利用

推進要綱」(北海道リサイクルブランド認定

制度)の創設

18.10 「北海道循環資源利用促進税条例」の施行

18.12 「北海道PCB廃棄物収集運搬実務要領」の

作成

19.3 「第9次北海道鳥獣保護事業計画」の変更

(計画期間の延長)

「エゾシカ保護管理計画(第2期)」の変更

(計画期間の延長)

19.4 「北海道希少野生動植物の保護に関する条

例」に基づき指定希少野生動植物種2種を指

19.5 横津岳及び袴腰岳を恵山道立自然公園に編

19.6 野幌森林公園事務所の廃止

「エコツーリズム推進法」の制定

19.11 「第3次生物多様性国家戦略」を閣議決定

20.2 「北海道動物愛護管理推進計画」の策定

20.3 「北海道環境基本計画[第2次計画]」の策

「第10次北海道鳥獣保護事業計画」の策定

「エゾシカ保護管理計画(第3期)」の策定

苫小牧地方環境監視センターの廃止

「北海道における高度技術の利用に伴う化学

物質等の管理に関する環境保全指針」の廃止

「北海道の内分泌かく乱化学物質問題に関す

る取組方針」の改訂(「北海道の化学物質問

題に関する取組方針」と名称変更)

20.4 自然環境課と参事(知床遺産)を統合

「北海道PCB廃棄物処理事業に係る環境モ

ニタリング計画」の変更

20.5 北海道PCB廃棄物処理事業の操業開始

20.7 北海道洞爺湖サミットの開催

20.10 「北海道循環型社会形成の推進に関する条

例」の制定

21.3 「北海道地球温暖化防止対策条例」の制定

「北海道環境行動計画(どうみん グリーン

アクション)」の策定

北海道脱スパイクタイヤ推進条例を見直し

「北海道スパイクタイヤ対策条例」に改題

21.4 「土壌汚染対策法」の改正

21.9 「環境基本法」に基づきPM2.5に係る環境

基準を設定

22.3 「生物多様性国家戦略2010」を閣議決定

22.4 環境生活部に地球温暖化対策室を設置

環境政策課と環境保全課を統合し、環境

推進課を設置

「北海道総合振興局及び振興局の設置に関

する条例」の施行

「北海道循環型社会形成推進基本計画」の

策定

22.5 「北海道地球温暖化対策推進計画」の策定

「北海道希少野生動植物の保護に関する条

例」に基づき指定希少野生動植物種2種を

指定

22.6 「北海道の外来種リスト~北海道ブルーリ

スト2010~」の作成

22.7 「北海道生物多様性保全計画」の策定

「渡島半島地域ヒグマ保護管理計画(第2

期)」の策定

22.10 「生物多様性条約第10回締約国会議」が愛

知県名古屋市で開催

23.2 「北海道海岸漂着物対策推進計画」の策定

23.6 環境生活部にエゾシカ対策室を設置

24.2 「北海道希少野生動植物の保護に関する条

例」に基づき指定希少野生動植物種2種を指

24.3 「エゾシカ保護管理計画(第4期)」の策定

「第11次北海道鳥獣保護事業計画」の策定

24.7 大沼をラムサール条約湿地に登録

24.9 「生物多様性国家戦略2012-2020」を閣

議決定

25.3 「北海道PCB廃棄物処理事業に係る環境モ

ニタリング計画」の変更

「北海道PCB廃棄物処理事業に係る安全

確保及び環境保全に関する協定」の一部改

「北海道生物の多様性の保全等に関する条例」

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環境行政の歩み

- 171 -

の制定(「北海道希少野生動植物の保護に関

する条例」の廃止)

「北海道環境影響評価条例」の一部改正(環

境影響評価配慮書の追加、対象事業に風力発

電を追加)

25.4 「使用済小型電子機器等の再資源化の促進

に関する法律」の施行

環境生活部にエゾシカ対策課を設置

自然環境課を生物多様性保全課に改称

25.12 「北海道生物の多様性の保全等に関する

条例」に基づき指定希少野生動植物種1種

を指定

26.1 「北海道希少野生動植物保護基本方針」の

変更

26.3 「北海道エゾシカ対策推進条例」の制定

「北海道外来種対策基本方針」の策定

「北海道ヒグマ保護管理計画」の策定

「北海道環境教育等行動計画」の策定

26.4 「北海道生物多様性保全活動連携支援センター

(HoBiCC)」の設立

26.5 「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化

に関する法律」の改正

26.8 「北海道PCB廃棄物処理事業に係る安全確

保及び環境保全に関する協定」の一部改定

27.2 「北海道PCB廃棄物処理事業に係る環境モ

ニタリング計画」の変更

27.3 「北海道ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理計画」

の変更

「北海道アザラシ管理計画」の策定

「北海道循環型社会形成推進基本計画[改訂

版]」の策定

「北海道廃棄物処理計画(第4次)」の策定

27.4 「フロン排出抑制法」の全面施行

27.5 「第11次北海道鳥獣保護管理事業計画」の

変更(名称の変更等)

「北海道エゾシカ管理計画(第4期)」の変

27.9 「北海道生物多様性保全計画」の一部変更

27.12 「パリ協定」の採択

「エゾシカ肉処理施設認証制度」の創設

「北海道生物の多様性の保全等に関する条

例」に基づき指定外来種12種を指定

28.1 「北海道水素社会実現戦略ビジョン」の策

28.3 「北海道環境影響評価条例」の一部改正

「北海道知床世界自然遺産条例」の制定

「北海道環境基本計画[第2次計画]」の改

「北海道海岸漂着物対策推進計画(第2次

計画)」の策定

28.4 「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処

理推進に関する特別措置法」の改正

環境推進課を環境政策課に、地球温暖化対策

室を低炭素社会推進室に改称

28.7 「水素サプライチェーン構築ロードマップ」

の策定

28.7 阿寒国立公園が「国立公園満喫プロジェ

クト」の対象に選定

28.11 「パリ協定」の発効

29.3 「北海道ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理

計画」の変更

「第12次北海道鳥獣保護管理事業計画」

の策定

「北海道ヒグマ管理計画」の策定

「北海道エゾシカ管理計画(第5期)」の策

「北海道アザラシ管理計画(第2期)」の

策定

29.8 水銀に関する水俣条約が発効

阿寒国立公園から「阿寒摩周国立公園」へ名

称変更

30.3 「北海道災害廃棄物処理計画」の策定

「第2次北海道動物愛護管理推進計画(バ

ーライズプラン2018)」の策定

30.4 低炭素社会推進室を気候変動対策課に改組

エゾシカ対策課を生物多様性保全課に統合

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- 172 -

環 境 用 語 解 説

あ ●ISO14001

国際標準化機構(ISO)で制定した環境管理と改善の手

法を標準化・体系化した国際規格。①計画(Plan)、②実

行(Do)、③点検(Check)、④見直し(Act)というPDCA

サイクルを構築し、 継続的に実施することで、 環境への

負荷の軽減を図る。

●アオコ

淡水性赤潮ともいわれ、湖沼において藍藻類等の植物プ

ランクトンが異常発生して水面が濃い緑色を呈する現象。

●悪性中皮腫

肺を取り囲む胸膜等にできる悪性の腫瘍。若い時期にア

スベストを吸い込んだ人のほうが悪性中皮腫になりやすい

ことが知られており、潜伏期間は20~50年といわれて

いる。

●一般廃棄物処理計画

ごみと生活排水(し尿、浄化槽汚泥を含む。)の発生量

や処理量の見込み、排出抑制のための方策、分別収集する

種類、処理施設の整備などについて、廃棄物処理法の規定

に基づき市町村が定めるもの。

●エコスクール

太陽光や風力の活用、雨水・中水の利用など各種の省エ

ネルギー対策を施すことによって省資源化を図っている学

校施設や、学校内外の自然生態系を保護・育成できる工夫

をしている学校施設、さらにこれらの対策を環境教育にも

活用できるように配慮している学校施設。

●エコドライブ

環境にやさしい自動車の運転方法のこと。具体的には

「ふんわりアクセル」、「加減速の少ない運転」、「駐停

車時のアイドリングストップ」、「タイヤの空気圧の適正

化」などがあり、自動車運転者一人ひとりの心がけが燃料

消費量や温室効果ガスの削減につながる。

●エコツーリズム

観光旅行者が、自然観光資源について知識を有する者か

ら案内又は助言を受け、当該自然観光資源の保護に配慮し

つつ当該自然観光資源とふれあい、これに関する知識及び

理解を深めるための活動。

●エコビジネス

環境への負荷の少ない製品・サービスや環境保全に資す

る技術やシステムを提供する産業。

●エコランド北海道21プラン

企業の技術や施設を活用し、「ゼロ・エミッション」を

基軸として循環型社会の構築を具現化するためのアクショ

ンプラン(平成12年6月策定)。豊かな自然環境と共生

するリサイクル社会の形成などを基本コンセプトとしてい

る。

●ESCO事業

ESCOは、Energy Service Company の略。省エネ

ルギーに関する包括的なサービスを提供し、その顧客の省

エネルギーメリット(光熱費の削減等)の一部を報酬とし

て享受する事業。顧客が事業資金を調達する「ギャランテ

ィード・セイビングス契約」とESCO事業者が事業資金

を調達する「シェアード・セイビングス契約」の2種類の

契約形態があり、顧客のニーズに応じた対応が可能。

●SDGs(エスディージーズ)

持続可能な開発目標(Sustinable Development of

Goals)のこと。2015年9月に国連サミットで採択され

た、2030年までの先進国を含む全ての国の共通の目

標。貧困、教育、水資源やエネルギー対策などに関する

17の目標と、具体的な達成目標である169のターゲット

などで構成されている。わが国においては、2016年5月

に内閣総理大臣を本部長に、全閣僚を本部員とする推進本

部が設置され、同年12月に「持続可能な開発目標

(SDGs)実施指針」が策定されている。

●オフセット・クレジット制度

直接削減できない二酸化炭素の排出分を、その排出量に

見合った温室効果ガスの削減・吸収活動に投資すること等

により埋め合わせる「カーボン・オフセット」を促進し、

これを通じて国内における温室効果ガス排出削減・吸収量

を、市場を流通する「オフセット・クレジット(J-

VER)」として認証するための制度。

●温室効果ガス

太陽から地表に届いた熱を受けて地表から放射される赤

外線を吸収し、吸収した熱を再び地表に向かって放射する

ことで、地表を暖める効果を有するガス。

●外来種

野生生物が、本来の移動能力を超えて国内外の他の地域

から人為によって意図的あるいは非意図的に導入された生

物種。近年、国内外において、外来種が地域固有の生態系

などに大きな脅威となる事例がクローズアップされてい

る。本道においては、ペットとして導入されたアライグマ

などによる生態系への影響などが懸念されている。

●家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法:平成

13年4月施行)

特定家庭用機器廃棄物について、収集・運搬に関する小

売業者の義務、再商品化等に関する製造業者等の義務、排

出者の責務等を定め、廃棄物の適正な処理及び資源の有効

な利用の確保を図る法律。

現在、エアコン、テレビ、冷蔵庫及び冷凍庫、洗濯機及

び衣類乾燥機の4品目を特定家庭用機器として指定。

●カーボン・オフセット

日常生活や経済活動によって排出される温室効果ガス排

出量のうち、どうしても削減できない量の全部又は一部を

他の場所での排出削減量や森林吸収量(クレジット)を用

いて埋め合わせ(オフセット)すること。

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環境用語解説

- 173 -

●カーボンニュートラル

植物は燃やすと化石燃料と同様に二酸化炭素を排出する

が、成長過程では光合成により大気中の二酸化炭素を吸収

するので、収支はプラスマイナスゼロになる、という炭素

循環の考え方。

●環境影響評価(環境アセスメント)

道路やダム、鉄道、発電所の建設、さらに宅地開発やゴ

ルフ場などを造成する際に、あらかじめその事業が環境に

及ぼす影響について科学的な調査、予測、評価を行い、そ

の過程や結果を公表して、住民や行政機関、専門家などの

意見を聴き、これらを踏まえて、より環境保全に配慮した

事業を作り上げる制度。

●環境管理システム(環境マネジメントシステム)

事業者等が環境に与える負荷を軽減するための方針等を

自ら設定し、これらの達成に取り組んでいくための仕組

み。このシステムの国際規格が「ISO14001」。

●環境基準

人の健康保護と生活環境を保全する上で維持されること

が望ましい基準。現在、大気の汚染、水質の汚濁、土壌の

汚染、騒音に係る基準が定められている。

●環境負荷

人が環境に与える負担のこと。単独では環境への悪影響

を及ぼさないが、集積することで悪影響を及ぼすものも含

み、環境基本法では、「人の活動により、環境に加えられ

る影響であって、環境の保全上の支障の原因となるおそれ

のあるもの」としている。

●揮発性有機化合物(VOC)

常温常圧で空気中に容易に揮発する有機化合物の総称

で、主に人工合成されたものを指す。比重は水よりも重

く、粘性が低くて難分解性であることが多いため、地層粒

子の間に浸透して土壌・地下水を汚染する。また、大気中

に放出され、光化学反応によってオキシダントや浮遊粒子

状物質(SPM)の発生に関与していると考えられてい

る。

●共同実施

京都メカニズムの1つ。先進国間で温室効果ガス削減事

業を実施した場合、事業が実施されたホスト国で生じる削

減量の全部または一部に相当する量の排出枠を、事業に投

資した国がホスト国から獲得し、自国の削減目標の達成に

利用することが出来る制度。

●京都議定書

平成9(1997)年12月に京都で開催された第3回気候

変動枠組条約締約国会議(COP3)において、二酸化炭素

など温室効果ガス排出の先進国の削減目標として採択され

たもの。削減対象の温室効果ガスを二酸化炭素(CO2)、

メタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)、ハイドロフルオ

ロカーボン(HFC)、パーフルオロカーボン(PFC)、六

フッ化硫黄(SF6)の6種と定め、削減率は先進国全体で総

排出量の1990年基準比で少なくても5%以上、かつ国別

にそれぞれ具体的な数値を割り当てて、これを2008年か

ら2012年にかけて達成すべき義務を課すとともに、京都

メカニズムが導入された。平成17(2005)年2月発効。

●京都メカニズム

京都議定書において導入された、国際的に協調して目標

を達成するための仕組み。「排出量取引」、「共同実

施」、「クリーン開発メカニズム」のこと。

●クリーン開発メカニズム(CDM)

京都メカニズムの1つ。先進国が途上国において実施し

た温室効果ガスの排出削減事業から生じる削減分を獲得

し、自国の削減目標の達成に利用することができる制度。

●グリーン購入

商品やサービスを購入する際に必要性をよく考え、価格

や品質、デザインだけでなく、環境への負荷ができるだけ

小さいものを優先的に購入すること。

●グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等

に関する法律:平成12年5月31日公布)

国等の機関にグリーン購入を推進するための方針(調達

方針)の作成と「調達方針」に基づく環境負荷の低減に資

する物品、役務の調達を義務付け、国等が率先してグリー

ン購入を推進しようとする法律。

●グリーンツーリズム

ファームイン(農家が経営する民宿)や農村体験など、

農村地域に滞在し、農山村の自然・文化・人々との交流な

どを楽しむ滞在型の余暇活動。

●公共用水域

河川、湖沼、港湾、沿岸海域その他公共の用に供される

水域及びこれに接続する公共溝渠、かんがい用水路その他

公共の用に供される水路(下水道法 (昭和三十三年法律

第七十九号)第二条第三号 及び第四号 に規定する公共下

水道及び流域下水道であって、同条第六号 に規定する終

末処理場を設置しているもの(その流域下水道に接続する

公共下水道を含む。)を除く。)をいう。

●建設リサイクル法(建設工事に係る資材の再資源化等に

関する法律:平成12年5月31日公布)

特定の建設廃棄物を再資源化し、廃棄物の減量化を図る

法律。建築物等の分別解体及び再資源化を義務付け、ま

た、適正な解体工事の実施を図るために、解体工事業者の

登録制度及び解体工事現場への技術管理者の配置が義務付

けられている。

●小型家電リサイクル法(使用済小型電子機器等の再資源

化の促進に関する法律:平成24年8月10日公布)

デジタルカメラやゲーム機等の使用済小型電子機器等の

再資源化を促進するため、主務大臣による基本方針の策定

及び再資源化事業計画の認定、当該認定を受けた再資源化

事業計画に従って行う事業についての廃棄物処理業の許可

等に関する特例等について定めた法律。

●小形二次電池

二次電池とは、充電して何度も使える電池で、家電、事

務機器、通信機器、防災機器、雑貨など様々な製品におい

て使用されている。このうち、主に家庭用機器に使用され

ている小形二次電池(ニカド電池、ニッケル水素電池、リ

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- 174 -

チウムイオン二次電池、小形シール鉛蓄電池)について

は、電池製造事業者、機器製造事業者等によってリサイク

ルが行われている。

●固定価格買取制度(FIT)

Feed-in Tariff。再生可能エネルギーにより発電された

電気の買取価格(タリフ)を法令で定める制度で、主に再

生可能エネルギーの普及拡大を目的としている。再生可能

エネルギー発電事業者は、発電した電気を電力会社など

に、一定の価格で、一定の期間にわたり売電できる。ドイ

ツ、スペインなどでの導入の結果、風力や太陽光発電が大

幅に増加した実績などが評価され、採用する国が増加して

いる。一方で、国民負担の観点にも配慮が必要である。

●こどもエコクラブ

全国の幼児から高校生を対象に、子どもたちが興味や関

心に基づいて自主的に環境に関する学習・活動を行うクラ

ブ。子ども(1名以上)とその活動を支える大人(サポー

ター)で構成される。

●コプラナーPCB

狭義のダイオキシン(PCDD)と似た構造を持つ物質

で、ダイオキシン類対策特別措置法において、PCDD及

びPCDF にコプラナーPCBを含めて「ダイオキシン類」

と定義している。

● 終処分場

一般廃棄物及び産業廃棄物を埋立処分するのに必要な場

所及び施設・設備の総体。産業廃棄物の 終処分場には、

遮断型(有害物質を埋立基準以上含む廃棄物)、安定型

(がれき等)、管理型(汚泥等)の三つのタイプに分けら

れる。

●産業廃棄物

事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、燃え殻、汚泥、

廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類など20種類

の廃棄物及び輸入された廃棄物をいう。

●酸性雨

化石燃料などの燃焼で生じる硫黄酸化物や窒素酸化物な

どが大気中に取り込まれて生じる酸性の雨、雪、ガス、粒

子などの降下物。通常pH(水素イオン濃度指数)5.6以

下のものをいう。欧米では、湖沼や森林などの生態系に深

刻な影響を与え、国境を越えた国際問題となっている。

●三ふっ化窒素(NF3)

無色で臭気のある不燃性の安定な気体。半導体や液晶の

製造等に使用される。京都議定書で規定された温室効果ガ

スには含まれなかったが、使用量が増加傾向にあることか

ら、「地球温暖化対策の推進に関する法律」の改正(平成

27年4月1日施行)により、温室効果ガスの1つとして

規定された。二酸化炭素の1万7千2百倍の非常に強力な

温室効果をもつ。

●COD(化学的酸素要求量)

水中の有機物を酸化分解するのに必要な酸化剤の量を酸

素量に換算したもので、値が大きいほど水が汚れているこ

とを表し、湖沼及び海域の有機汚濁の代表的指標として用

いられている。

●循環型社会形成推進基本法:平成12年6月2日公布

資源の消費が抑制され、環境への負荷の少ない「循環型

社会」の形成に向けた取組の基本的な枠組みとなる法律。

廃棄物の発生を抑制し、発生した廃棄物等のうち有用なも

のを「環境資源」としてとらえ再使用、再生利用、熱回収

という循環的な利用を規定し、 後に適正処理を行う優先

順位を初めて法定化した。また国、地方公共団体、事業者

及び国民の責務を規定し、事業者、国民の「排出者」責任

の明確化、生産者が自ら生産する製品等について使用され

廃棄物となった後まで一定の責任を負う「拡大生産者責

任」一般原則を確立した。

●傷病鳥獣保護ネットワークシステム

各(総合)振興局が保護収容した傷病鳥獣(ケガや病気

などで弱っている野生の鳥獣)を、道内の各地域の指定動

物診療施設、動物園等で治療、リハビリテーション等を行

い、野生復帰を目指すネットワーク。ただしカラス等の有

害捕獲対象鳥獣やアライグマ等の外来動物は対象としな

い。

●食品リサイクル法(食品循環資源の再生利用等の促進に

関する法律:平成12年6月7日公布)

食品関連事業者「判断の基準」に従った再生利用等の実

施を行い、食品循環資源の再生利用等の促進を図る法律。

食品関連事業者等の食品循環資源の再生利用への取組を促

進するため、「登録再生利用事業者制度」と「再生利用事

業計画の認定制度」を設けている。

●GIS(地理情報システム)

電子地図をデータベースとして、地理的な位置情報や空

間情報を、属性データ(例えば、動植物分布など)と合わ

せて統合的に処理、分析、表示するシステム。

●水域

河川における上流や下流など水面上の一定の区域。

●水系

同じ流域(降雨や降雪がその河川に流入する全地域)内

にある本川(流量、長さ、流域の大きさなどが も重要と

考えられる、あるいは 長の河川)、支川(本川に合流す

る河川)、派川(本川から分かれて流れる河川)およびこ

れらに関連する湖沼を総称して「水系」という。

●水源かん養

森林土壌が雨水を吸収・貯留し、地下水として少しずつ

川に流し、洪水や渇水を防止する機能。

●3R

廃棄物等の発生抑制(リデュース)、再使用(リユー

ス)及びリサイクルのこと。リサイクルとは、再生利用

(廃棄物等を原材料として再利用すること、マテリアルリ

サイクル)及び熱回収(廃棄物等から焼却に伴う熱エネル

ギーを回収すること、サーマルリサイクル)をいう。

●生活排水

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環境用語解説

- 175 -

人の生活に伴い公共用水域に排出される水であり、トイ

レから排出されるし尿を含んだ水と、台所や風呂場などか

ら排出される生活雑排水をいう。

●生態系サービス

生物多様性によりもたらされる自然の恵み。基盤サービ

ス(大気や水、栄養の循環)、供給サービス(食料や原材

料等の生産)、文化的サービス(風土・文化・芸術の源

泉、レクリエーション資源)、調整サービス(気候の安

定、洪水の調整、土地の保全)に分類することができる。

●生物多様性

それぞれの地域の自然環境に応じた様々な生態系が存在

すること並びに生物の種間及び種内に様々な差異が存在す

ることをいう(生態系の多様性、種の多様性、種内(遺伝

子)の多様性)。生物多様性は、全ての生物の「固有種」

と「つながり」によって成り立っている。

●清流ルネサンス

国土交通省が、水質汚濁の著しい河川や湖沼の水質改善

を目的として、河川事業や下水道事業を重点的に実施する

ため、地域協議会の設置や行動計画を策定し、10年をめど

に地域の取組と一体となった総合的な水環境改善策を実施

するもので、全国の選定地域で、水環境改善緊急行動計画

(清流ルネサンス21、H5~H12)、第2期水環境改善緊

急行動計画(清流ルネサンスⅡ、H13~)が策定されてい

る。

●世界遺産条約(世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関

する条約)

世界の文化遺産及び自然遺産を保護するため、昭和47

(1972)年、フランス・パリで採択された条約で、ユネ

スコ(国連教育科学文化機関)内にある事務局のもとで、

保護を図るべき遺産を登録し、保護していく活動を進めて

いる。日本は平成4(1992)年に批准し、平成30(2018)

年7月現在、締約国は193か国となっている。遺産には「文

化遺産」、「自然遺産」及び文化遺産と自然遺産の両面を

有する「複合遺産」の3つのカテゴリーがある。

●世界自然遺産

世界遺産条約により登録される遺産のカテゴリーの一つ。

自然遺産は、世界的な見地から見て鑑賞上、学術上又は保

存上顕著な普遍的価値を有する特徴ある自然の地域、脅威

にさらされている動植物種の生息地、自然の風景地等を対

象としている。平成30(2018)年7月現在、209ヶ所が

登録されている。日本国内では、平成5(1993)年に「屋

久島」と「白神山地」、平成17(2005)年に「知床」、

平成23(2011)年に「小笠原諸島」の計4ヶ所が登録さ

れている。

●ゼロ・エミッション

ある産業から出るすべての廃棄物を新たに他の分野の原

料として活用し、社会全体であらゆる廃棄物をゼロにする

ことを目指すという、国連大学が提唱している構想。

●ダイオキシン類

人の生命や健康に重大な影響を与えるおそれがある物質

で、平成12年1月に施行された「ダイオキシン類対策特別

措置法」では、ポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン

(PCDD)、ポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)及びコプ

ラナーポリ塩化ビフェニル(コプラナーPCB)をあわせて、

ダイオキシン類とし、発生源となる廃棄物焼却炉などから

の排出が規制されている。

●多自然川づくり

国土の保全のために必要とされる治水上の安全性を確保

しつつ、多様な河川の環境を保全したり、できるだけ改変

しないようにし、また、改変する場合でも 低限の改変に

とどめるとともに、良好な自然環境の復元を可能とする川

づくり。

従来、「多自然型川づくり」と称していたが、この考え

方は、すべての川づくりの基本であることから、モデル事

業のような誤解を与える「型」から脱却するため取組の名

称を変更した(国土交通省が設置した「多自然型川づくり

レビュー委員会」の提言による(平成18年5月))。

●窒素酸化物(NOx)

物の燃焼に伴い、主に空気中の窒素が酸素と結合して発

生する物質であり、工場などの固定発生源や自動車などの

移動発生源による大気汚染の指標として用いられる。この

うち、二酸化窒素は、呼吸器疾患の原因となるほか、光化

学オキシダントの生成原因にもなる。

●低公害車

窒素酸化物(NOx)や粒子状物質(PM)等の大気汚染

物質の排出が少ない、または全く排出しない、燃費性能が

優れているなどの環境にやさしい自動車。燃料電池自動

車、電気自動車、天然ガス自動車、ハイブリッド自動車、

低燃費かつ低排出ガス認定車などをいう。

●底質

河川、湖沼、海洋などの水底を形成する表層土及びその

上の堆積物を合わせたもので、外観等の違いで「底泥」、

「ヘドロ」などと呼ばれることもある。

●特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する

法律

平成17年(2005)年施行。侵略的な外来種として指定

される「特定外来生物」の飼養等を規制するとともに、野

生化した特定外来生物の防除を行う等により、特定外来生

物による生態系、人の生命若しくは身体又は農林水産業に

係る被害を防止することを目的とする。

●特定建設作業

騒音規制法第2条及び振動規制法第2条で定める、建設

作業のうち、著しい騒音・振動を発生させるもので、政令

で定めるもの。くい打機を使用する作業などが該当する。

●特定施設

大気汚染防止法、水質汚濁防止法、騒音規制法、振動規

制法及びダイオキシン類対策特別措置法等で定める法令の

規制対象となる施設。

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- 176 -

●二酸化炭素の回収・貯留(CCS)

CCSは、Carbon Dioxide Capture and Storage

の略。大規模な二酸化炭素発生源から排出されるガス中の

二酸化炭素を分離・回収し、それを地中深くに貯留・隔離

することにより、大気中に二酸化炭素が放出されるのを抑

制する技術。

●バイオガス

家畜ふん尿や生ごみ等に含まれる有機物からメタン発酵

により発生するガスで、メタンガス、炭酸ガス、硫化水

素、水素、窒素などで構成される。近年では化石燃料に替

わるエネルギー源として、特に発電用燃料として利用され

ている。

●バイオマス

再生可能な生物由来の有機性資源で化石資源を除いたも

の。廃棄物系バイオマスとしては、廃棄される紙、家畜排

せつ物、食品廃棄物、建設発生木材、黒液、下水汚泥など

が、未利用バイオマスとしては、農作物非食用部、林地残

材などがある。

主な活用方法としては、農業分野における飼肥料のほ

か、燃焼して発電を行ったり、アルコール発酵、メタン発

酵による燃料化など、エネルギー利用などもある。

●ハイドロフルオロカーボン(HFC)

水素、フッ素、炭素から構成される化合物で、オゾン層

を破壊するクロロフルオロカーボン(CFC)やハイドロク

ロロフルオロカーボン(HCFC)の規制に対応して、オゾ

ン層を破壊しない代替物資として1991年ころから用い

られている。京都議定書に規定された温室効果ガスの1つ

で二酸化炭素の数百から1万数千倍の非常に強力な温室効

果をもつ。

●排出量取引

京都メカニズムのひとつ。温室効果ガスの排出削減・抑

制の義務を負う国の間で排出枠の一部の移転(又は獲得)

を認める制度。

●バーライズプラン

「動物愛護法」第6条第1項の規定に基づき、北海道に

おける動物の愛護及び管理に関する施策を推進するため

に、平成20年2月に策定した北海道動物愛護管理推進計

画の別称。この計画では、人と動物とのより良い関係づく

りの推進と、生命尊重や友愛等の情操面の豊かさの実現を

目標としている。

●東アジア酸性雨モニタリングネットワーク

国境を越える問題である酸性雨問題の解決のために、東

アジア13か国(日本を含む)が協力し、各国共通の手法で

酸性雨のモニタリングを行い、情報交換等を実施する組織。

2001年1月より本格稼働。

●BOD(生物化学的酸素要求量)

水中の比較的分解されやすい有機物が、好気性の微生物

によって、酸化分解される時に消費される酸素の量で、値

が大きいほど水が汚れていることを表す河川の有機汚濁の

指標として用いられる。

●PCB(ポリ塩化ビフェニル)

有機化合物の一つ。不燃性で、熱に強く、絶縁性にすぐ

れ、化学的にも安定していて分解されにくく、動物の脂肪

組織に蓄積されやすい。従来、熱媒体、絶縁油、塗料に使

用されていたが、人に対し皮膚障害、肝臓障害を引き起こ

す毒性を持つことが判明したため、現在、国内で製造は禁

止されている。

●PRTR制度(環境汚染物質排出移動登録制度)

人の健康や生態系に有害なおそれのある化学物質につい

て、その環境中への排出量及び廃棄物に含まれ事業所の外

に移動する量を事業者が自ら把握し、行政に報告を行い、

行政は事業者からの報告や統計資料等を用いた推計に基づ

き、対象化学物質の環境中への排出量や廃棄物に含まれて

移動する量を把握し、集計し、公表する仕組みをいう。

●富栄養化

工場排水、生活排水、農業排水などに含まれる窒素、燐

などの栄養塩類が湖沼や内湾などへ流れ込み、水中のプラ

ンクトンや水生植物が増殖、繁茂すること。

●ファシリティマネジメント

企業・団体等が組織活動のために施設とその環境を総合

的に企画、管理、活用する経営活動

●フミン質

植物などが微生物によって分解されるときの 終分解生

成物で、直鎖炭化水素と多環芳香族化合物(分子量数千か

ら1万程度)の難分解性高分子化合物である。土壌と同じ

褐色のフミン酸やフルボ酸などがあり、腐食質ともいう。

●浮遊粒子状物質(SPM)

大気中の粒子状物質のうち、粒径10マイクロメートル

以下のもの。人の気道や肺胞に沈着し、呼吸器疾患の増加

を引き起こすおそれがあるため、環境基準が設定されてい

る。

●分別基準適合物

市町村の分別収集計画に基づき分別収集されたもので、

適切な保管施設(指定保管施設)に保管されているもの

(ガラスびん、PETボトル、紙製容器包装、プラスチッ

ク製容器包装)。

●閉鎖性水域

湖沼や内湾など、地形等により水の交換が行われにくい

水域をいう。汚濁物質の蓄積により水質汚濁が進みやす

く、また、容易に回復できない特徴がある。

●防除実施計画

外来生物法に基づき「特定外来生物」の種ごとに作成

し、国の確認・認定を受けることにより、野生化した個体

の運搬が可能になるなど、計画的監視・駆除を行うための

計画。

●北海道アライグマ対策基本方針

平成15(2003)年3月策定、平成18年(2006)

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環境用語解説

- 177 -

4月改正。ペットとして導入されたアライグマが野生化

し、道央部を中心に繁殖し、急速にその分布域を全道に拡

大しており、生態系の攪乱等の影響が懸念されていること

から、 終目標を「野外からの排除」とした対策の基本的

方針を定めたもの。

●北海道ブルーリスト2010

平成16(2004)年3月に作成した北海道ブルーリスト

2004を改訂して平成22(2010)年6月作成。本道にお

ける外来種の実態を把握し、対策の基礎資料とすることを

目的とする。国内移動種を含む全860種について、導入の

経緯、生態学的特性、分布状況、生態系等への影響がまと

められている。

●北海道レッドデータブック

北海道の野生動植物を対象として、絶滅のおそれのある

種・亜種などを選定し、絶滅のおそれの度合い、分布や生

態などの現状を取りまとめたもの。

●無害化処理認定制度

人の健康や生活環境に係る被害を生ずるおそれがある産

業廃棄物について、高度な技術を用いた無害化処理を行う

ことができる者として、環境大臣から認定を受けられる制

度。平成21年に低濃度PCB廃棄物が対象として追加さ

れた。

●メトヘモグロビン血症

飲料水などに硝酸性窒素が含まれていると、その一部は

消化器系内の微生物により還元され亜硝酸塩として吸収さ

れ、血液中のヘモグロビンと反応して酸素運搬能力のない

メトヘモグロビンを生成する。この血中濃度が高くなると、

体内の酸素供給が不十分となり酸欠状態になる(メトヘモ

グロビン血症)。硝酸性窒素の一部は生体内で還元菌によ

って亜硝酸塩に還元されることが知られ、この菌は酸性条

件下では活動が抑制されるため、胃酸のpHが2~3であ

る大人ではほとんど起こらない。しかし、乳児では胃酸の

分泌が少ないため、亜硝酸塩が生成しやすい。乳幼児のメ

トヘモグロビン血症は、欧米において死亡例も含め多数報

告されている。

●容器包装リサイクル法(容器包装に係る分別収集及び再

商品化の促進に関する法律:平成7年6月16日公布)

容器包装廃棄物について、消費者が分別排出し、市町村

による分別収集を行い、事業者による再商品化等を促進す

る法律。ガラス製容器、PET容器、プラスチック製容器

包装、飲料用紙パック及び段ボール以外の紙製容器包装の

4品目の再商品化を特定業者に義務付けている。

●ラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要

な湿地に関する条約)

昭和46(1971)年にイランのラムサールで開催された

「湿地及び水鳥の保全のための国際会議」において採択さ

れた。この条約は、特に水鳥の生息地等として国際的に重

要な湿地及びそこに生息・生育する動植物の保全を促進す

ることを目的としている。また、産業や地域の人々の生活

とバランスのとれた保全を進めるために、湿地の賢明な利

用(ワイズユース)を提唱している。昭和50(1975)年

に条約を発効し、日本は昭和55(1980)年に締約国とな

った。

●リサイクルプラント

家電リサイクル法で規定する、製造業者等が再商品化等

(リサイクル)を実施する場所。製造業者等によって、道

内に3か所の処理拠点が設けられている(平成29年3月

現在)。

●林地未利用材

立木を伐採して丸太にする過程で発生する枝葉、木の根

元や先端部及び伐採後に森林外に搬出されない間伐材等の

林地内に残された未利用資源のこと。

●類型指定

水質汚濁の生活環境項目および騒音の環境基準について

は、全国一律の環境基準値を設定していない。国において

類型別に基準値が示され、これに基づき都道府県が河川等

の状況、騒音に関係する地域の土地利用状況や時間帯等に

応じてあてはめ、指定していく方式となっている。これ

を、「類型あてはめ」または「類型指定」という。

●六ふッ化硫黄(SF6)

無色、無臭、不燃性の安定な気体。絶縁性能が高く、ガ

ス変圧器、ガス遮断器、ガス絶縁開閉装置などの電力機器

の絶縁媒体などに用いられている。京都議定書に定められ

た温室効果ガスの1つで、二酸化炭素の2万2千8百倍の

非常に強力な温室効果をもつ。

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- 178 -

参 考 文 献 等 一 覧 表 <参考文献等>

文献等名 著者・ 発行者

発行 年度

概 要 問い合わせ先

担 当 内線 ホームページ

<法令・計画・方針など>

北海道環境基本計画

[第2次計画]

北海道

環境生活部

環境局

環境政策課

H28

北海道環境基本条例に基づき、環境の保全・創造に

関する長期的な目標や施策の基本方向などを明記

した、道の環境政策推進における基本的な計画。

環境生活部環境局

環境政策課

環境企画グループ

24-

205

http://www.pre

f.hokkaido.lg.jp/

ks/ksk/nijikeika

ku.htm

北海道環境教育等行動計

北海道

環境生活部

環境局

環境政策課

H26

「環境教育等による環境保全の取組に関する法律」

第8条の規定に基づき、道において環境教育等を総

合的・体系的に進めるため策定した計画。

環境生活部環境局

環境政策課

環境企画グループ

24-

205

http://www.pre

f.hokkaido.lg.jp/

ks/ksk/kkkoud

oukeikaku/gaiy

ou.htm

廃棄物の処理及び清掃に

関する法律施行細則 北海道規則

H6

(H18

改定)

廃棄物処理法の運用に必要な手続等について定め

た道の規則。

環境生活部環境局

循環型社会推進課

適正処理推進グループ

24-

308

北海道廃棄物処理計画

[第4 次計画]

北海道

環境生活部

環境局

循環型社会推進課

H27

「北海道循環型社会形成推進基本計画」の廃棄物に

係る個別計画として位置付けている「北海道廃棄物

処理計画」の内容を記載。

環境生活部環境局

循環型社会推進課

適正処理推進グループ

24-

308

http://www.pre

f.hokkaido.lg.jp/

ks/jss/kikaku/s

yori-

keikaku.htm

豊かな自然とよりよい環境

廃 棄 物 処 理 法 の 概 要

2015

北海道

環境生活部

環境局

循環型社会推進課

H27

(改訂)

これまで改正された内容を含めて、廃棄物の処理

及び清掃に関する法律の概要について、産業廃棄

物を中心に取りまとめたもの。

環境生活部環境局

循環型社会推進課

適正処理推進グループ

24-

308

http://www.pre

f.hokkaido.lg.jp/

ks/jss/kaisetu_

menu.htm

北海道循環型社会形成推

進基本計画[改訂版]

北海道

環境生活部

環境局

循環型社会推進課

H27

「3Rの推進」、「廃棄物の適正処理」、「バイオマス

の利活用の推進」及び「循環型社会ビジネスの振興」

による循環型社会の形成を目的に策定した「北海道

循環型社会形成推進基本計画」の内容を掲載。

環境生活部環境局

循環型社会推進課

循環調整グループ

24-

304

http://www.pre

f.hokkaido.lg.jp/

ks/jss/kikaku/ju

nkan-

keikaku.htm

第5期エゾシカ管理計画

北海道

環境生活部

環境局

生物多様性保全課

H28

エゾシカの増加に伴う農林業被害の増大が大きな

社会問題となっている状況から、平成28年度に第

11次北海道鳥獣保護事業計画に基づきエゾシカ保

護管理計画(第5期)を策定した。その内容を掲載。

環境生活部環境局

生物多様性保全課

エゾシカ対策グループ

24-

359

http://www.pre

f.hokkaido.lg.jp/

ks/est/ezosikah

ogokanrikeikak

u.htm

北海道エゾシカ対策推進

条例

北海道

環境生活部

環境局

生物多様性保全課

H26

「北海道エゾシカ対策推進条例」の内容について、

道民、狩猟者等の理解の推進を図るため、条例の基

本的な内容について紹介。

環境生活部環境局

生物多様性保全課

エゾシカ対策グループ

24-

359

http://www.pre

f.hokkaido.lg.jp/

ks/est/jyoureinit

uite.htm

北海道地球温暖化防止対

策条例

北海道

環境生活部

環境局

気候変動対策課

H21

「北海道地球温暖化防止対策条例」の内容につい

て、道民、事業者等の理解の推進を図るため、条例

の基本的な内容について紹介。

環境生活部環境局

気候変動対策課

温暖化対策グループ

24-

231

http://www.pre

f.hokkaido.lg.jp/

ks/tot/jourei-

top.htm

北海道地球温暖化対策推

進計画

北海道

環境生活部

環境局

気候変動対策課

H22

地球温暖化対策について、総合的かつ計画的に推進

するため策定した「北海道地球温暖化対策推進計

画」の内容を紹介。

環境生活部環境局

気候変動対策課

温暖化対策グループ

24-

232

http://www.pre

f.hokkaido.lg.jp/

ks/tot/ontaikeik

akukaitei.htm

<情報提供・事例紹介など>

エコキッズ・

アクションプログラム集

1自然編

「北海道の自然に親しむプロ

グラム」

2身近な生活環境編

「ごみ・水・空気のことを考え

るプログラム」 3地球環境・エコライフ編

「エネルギーや地球温暖化を

考えるプログラム」

北海道

環境生活部

環境室

環境政策課

H17 H18 H19

子どもたちが、家庭、学校、地域等の身近な場所で

楽しみながら、自然や身近な環境について学べるよ

う、調査や実験・観察などの様々なプログラムを掲

載。自然編、生活環境編、地球環境・エコライフ編

の3分冊。

環境生活部環境局

環境政策課

環境企画グループ

24-

205

http://www.pre

f.hokkaido.lg.jp/

ks/ksk/ecokids_

actionprogram.

htm

環境教育読本

みんなと地球の未来のために

~3R~

北海道

環境生活部

環境局

環境政策課

H24

物の生産・流通、消費、廃棄のあらゆる段階で発生

する廃棄物の抑制(リデュース)、積極的な再使用(リ

ユース)、再生利用(リサイクル)など、環境負荷の低

減を目指す「循環型社会」の構築に関連した、環境

について学べる環境教育読本。

環境生活部環境局

環境政策課

環境企画グループ

24-

205

http://www.pre

f.hokkaido.lg.jp/

ks/ksk/tokuhon

/pe-ji.htm

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参考文献等一覧表

- 179 -

参考文献

等一覧表

文献等名 著者・ 発行者

発行 年度

概 要 問い合わせ先

担 当 内線 ホームページ

環境教育プログラム集

地球のいろいろオモシロ循環

ナビ

北海道

環境生活部

環境局

環境政策課/

北海道

教育庁

学校教育局

義務教育課

H25

子どもたちが楽しみながら環境への視点を育める

よう、地球上の循環を5つのテーマ「水、空気、生

命、エネルギー、資源」に分け、実験や体験などの

プログラムを具体的に紹介。

環境生活部環境局

環境政策課

環境企画グループ

24-

205

http://www.pre

f.hokkaido.lg.jp/

ks/ksk/kankyop

rogram/pe-

ji.htm

3Rハンドブック2016

北海道

環境生活部

環境局

循環型社会推進課

H28

道民、団体、事業者、市町村などがゴミの減量・

リサイクルを取り組むための一助となることを目

的に、さまざまなの事例やリサイクルの実態、そ

の他基礎的な情報を掲載。

(引用)市町村における資源ゴミ回収状況

環境生活部環境局

循環型社会推進課

循環調整グループ

24-

320

http://www.pre

f.hokkaido.lg.jp/

ks/jss/top_page

/3r.htm

再生可能エネルギーなど

を活用した低炭素地域づ

くりハンドブック

北海道

環境生活部

環境局

気候変動対策課

H24

道内の地域特性を活かした再生可能エネルギー等

の導入を通じて、資源等の域内循環や産業・雇用

の創出、コミュニティの創造など、地域の活性化

につなげる「低炭素地域づくり」を提案。

環境生活部環境局

気候変動対策課

地域資源活用グループ

24-

314

http://www.pre

f.hokkaido.lg.jp/

ks/tot/teitanso

handbook.htm

エコ&セーフティドライブ

はじめましょう!!

北海道

環境生活部

環境局

気候変動対策課

H28 ふんわりアクセルやアイドリング・ストップな

ど、エコドライブのコツについて紹介。

環境生活部環境局

気候変動対策課

温暖化対策グループ

24-

233

http://www.pre

f.hokkaido.lg.jp/

ks/tot/ecodrive.

htm

北海道らしい水素社会の

実現に向けて

北海道

環境生活部

環境局

気候変動対策課

H28 水素エネルギーの特性や、道内における取組、水

素の利活用の地域における取組を紹介。

環境生活部環境局

気候変動対策課

地域資源活用グループ

24-

209

http://www.pre

f.hokkaido.lg.jp/

ks/tot/suisopag

e.htm

北の大地から発進!!

カーボン・アクション

道産クレジットを活用し

たカーボン・オフセット

のススメ

北海道

環境生活部

環境局

気候変動対策課

H26

カーボン・オフセットの仕組みや、北海道で創出

されたカーボン・クレジットを活用したオフセッ

ト事例について紹介。

環境生活部環境局

気候変動対策課

温暖化対策グループ

24-

233

http://www.pre

f.hokkaido.lg.jp/

ks/tot/carbonf

orum.htm

<環境基準等>

環境基準等名 問い合わせ先

担 当 内線 ホームページ(環境省・北海道)

大気汚染に係る環境基準

環境生活部環境局

循環型社会推進課

環境保全グループ

24-254

http://www.env.go.jp/kijun/taiki.html

騒音に係る環境基準 http://www.env.go.jp/kijun/oto1-1.html

航空機騒音に係る環境基準 http://www.env.go.jp/kijun/oto2.html

水質汚濁に係る環境基準

24-255

http://www.env.go.jp/kijun/mizu.html

地下水の水質汚濁に係る環境基準 http://www.env.go.jp/kijun/tika.html

土壌の汚染に係る環境基準 http://www.env.go.jp/kijun/dojou.html

ダイオキシン類による大気の汚

染、水質の汚濁及び土壌の汚染に

係る環境基準について 24-261

http://www.env.go.jp/kijun/dioxin.html

大気汚染に係る緊急時発令基準 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/jss/khz/

contents/top_page/taiki-kinkyu.htm

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- 180 -

北海道環境基本条例 (平成八年十月十四日条例第三十七号)

平成十一年十二月十七日条例第五十九号

(北海道環境基本条例等の一部を改正する条例第1条によ

る改正)

平成二十一年三月三十一日条例第十五号

(北海道条例の整備に関する条例第二十七条による改正)

北海道環境基本条例をここに公布する

目 次

前 文

第一章 総則(第一条—第八条)

第二章 良好な環境の保全並びに快適な環境の維持

及び創造に関する基本的施策

第一節 施策の基本方針(第九条)

第二節 環境基本計画(第十条)

第三節 道が講ずる良好な環境の保全並びに快適

な環境の維持及び創造のための施策等

(第十一条—第二十九条)

第四節 地球環境保全のための施策(第三十条・

第三十一条)

附 則

北海道は、さわやかな空気、清らかな水、広大な緑の大

地、そこに息づく様々な野生生物など豊で優れた自然環境

に恵まれた地域であり、この自然の恵みの下に、北国らし

い生活を営み、個性ある文化を育んできた。

人類の存続基盤として欠くことのできない環境は、自然

の生態系の微妙な均衡の下に成り立つものであり、これま

でのような大量生産、大量消費、大量廃棄型の社会経済活

動を続けていくことは、私たちを取り巻く地域の環境のみ

ならず地球全体の環境をも脅かすものであることが広く理

解されてきた。

私たちは、健康で文化的な生活を営むため、良好で快適

な環境の恵みを享受する権利を有するとともに、現在と将

来の世代が共有する限りある環境を、良好で快適なものと

して将来に引き継ぐ責務を有している。

このため、私たちは、環境への負荷が人の様々な活動か

ら生じているということを心に留め、自らの行動を負荷の

少ないものに変えていき、社会経済活動のあり方や生活様

式を見直すことが求められており、自然とのかかわりの中

で育まれてきたアイヌ民族の豊かな知恵や、現代に生きる

私たちが見落としてきた先人たちの物を大切に使い回して

いくといった生活の知恵に学びながら、人と自然との共生

を基本として、環境への負荷の少ない社会を築いていくこ

とが必要である。

また、都市化の進展により身近な自然が減少する中で、

自然とのふれあいや快適な環境づくりへの関心が高まって

きており、失われた自然を回復し、北海道の風土にふさわ

しい、うるおい、やすらぎ、ゆとりなどの心の豊かさが感

じられる快適な環境の積極的な創造に取り組むことが重要

である。

このような考え方に立って、良好な環境を保全し、快適

な環境を維持し、創造することにより、環境への負荷の少

ない持続的発展が可能な循環型の社会をつくり上げるた

め、道民の総意として北海道環境基本条例を制定する。

第一章 総則

(目 的)

第一条 この条例は、良好な環境の保全並びに快適な環境

の維持及び創造(以下「環境の保全及び創造」とい

う。)について、

基本理念を定め、並びに道、事業者及び道民の責務を

明らかにするとともに、環境の保全及び創造に関する施

策の基本となる事項を定めることにより、環境の保全及

び創造に関する施策を総合的かつ計画的に推進し、もっ

て現在及び将来の道民の 健康で文化的な生活の確保に

寄与することを目的とする。

(定 義)

第二条 この条例において「環境への負荷」とは、人の活

動により環境に加えられる影響であって、環境の保全上

の支障の原因となるおそれのあるものをいう。

2 この条例において「地球環境保全」とは、人の活動に

よる地球全体の温暖化又はオゾン層の破壊の進行、海洋

の汚染、野生生物の種の減少その他の地球の全体又はそ

の広範な部分の環境に影響を及ぼす事態に係る環境の保

全であって、人類の福祉に貢献するとともに道民の健康

で文化的な生活の確保に寄与するものをいう。

3 この条例において「公害」とは、環境の保全上の支障

のうち、事業活動その他の人の活動に伴って生ずる相当

範囲にわたる大気の汚染、水質の汚濁(水質以外の水の

状態又は水底の底質が悪化することを含む。)、土壌の

汚染、騒音、振動、地盤の沈下(鉱物の掘採のための土

地の掘削によるものを除く。)及び悪臭によって、人の

健康又は生活環境(人の生活に密接な関係のある財産並

びに人の生活に密接な関係のある動植物及びその生育環

境を含む。以下同じ。)に係る被害が生ずることをい

う。

(基本理念)

第三条 環境の保全及び創造は、人類の存続基盤である限

りある環境の恵沢を現在及び将来の世代が享受するとと

もに、良好で快適な環境が将来にわたって確保されるよ

う、適切に推進されなければならない。

2 環境の保全及び創造は、人と自然との共生を基本とし

て、環境への負荷の少ない持続的発展が可能な社会の構

築に向けて、すべての者の自主的かつ積極的な取組によ

って行われなければならない。

3 地球環境保全は、地域の環境が地球全体の環境と深く

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北海道環境基本条例

- 181 -

関わっていることにかんがみ、地域での取組として進め

られるとともに、国際的な協力の下に推進されなければ

ならない。

(道の責務)

第四条 道は、環境の保全及び創造に関する総合的かつ計

画的な施策を策定し、及び実施する責務を有する。

2 道は、環境の保全及び創造を図る上で市町村が果たす

役割の重要性にかんがみ、市町村が行う環境の保全及び

創造に関する施策について総合調整を行うとともに、市

町村が環境の保全及び創造に関する施策を策定し、及び

実施しようとする場合には、助言その他の必要な支援を

行うものとする。

第五条 削除(平成一一年条例五九条)

(事業者の責務)

第六条 事業者は、その事業活動を行うに当たっては、こ

れに伴って生ずる公害の防止又は自然環境の適正な保全

のために、その責任において必要な措置を講ずる責務を

有する。

2 事業者は、環境の保全上の支障を防止するため、物の

製造、加工又は販売その他の事業活動を行うに当たっ

て、その事業活動に係る製品その他の物が廃棄物となっ

た場合にその適正な処理が図られることとなるよう必要

な措置を講ずる責務を有する。

3 前二項に定めるもののほか、事業者は、環境の保全上

の支障を防止するため、物の製造、加工又は販売その他

の事業活動を行うに当たって、その事業活動に係る製品

その他の物が使用され又は廃棄されることによる環境へ

の負荷の低減に資するよう製品の開発、廃棄物の減量等

に努めるとともに、その事業活動において、再生資源そ

の他の環境への負荷の低減に資する原材料、役務等を利

用するよう努めなければならない。

4 前三項に定めるもののほか、事業者は、その事業活動

に関し、環境の保全及び創造に資するよう自ら積極的に

努め、及びその事業活動に係る環境の保全及び創造に関

する情報の自主的な提供に努めるとともに、道又は市町

村が実施する環境の保全及び創造に関する施策に協力す

る責務を有する。

(道民の責務)

第七条 道民は、環境の保全上の支障を防止するため、そ

の日常生活に伴う環境への負荷の低減に努めなければな

らない。

2 前項に定めるもののほか、道民は、環境の保全及び創

造に自ら積極的に努めるとともに、道又は市町村が実施

する環境の保全及び創造に関する施策に協力する責務を

有する。

(年次報告)

第八条 知事は、毎年、議会に、環境の状況並びに環境の

保全及び創造に関して講じた施策に関する報告を提出し

なければならない。

第二章 良好な環境の保全並びに快適な環境の維持及

び創造に関する基本的施策

第一節 施策の基本方針

第九条 道は、基本理念にのっとり、次に掲げる基本方針

に基づく施策を総合的かつ計画的に推進するものとす

る。

一 人の健康の保護及び生活環境の保全が図られ、健康

で安全に生活できる社会を実現するため、大気、水、

土壌等を良好な状態に保持すること。

二 人と自然とが共生する豊かな環境を実現するため、

野生生物の種の保存その他の生物の多様性の確保を図

るとともに、森林、農地、水辺地等における多様な自

然環境を保全すること。

三 潤い、安らぎ、ゆとり等の心の豊かさが感じられる

社会を実現するため、良好な環境の保全を図りつつ、

身近な緑や水辺との触れ合いづくり等を推進するこ

と。

四 環境への負荷の少ない循環型社会を構築し、地球環

境保全に資する社会を実現するため、廃棄物の処理の

適正化を推進するとともに、廃棄物の減量化、資源の

循環的な利用及びエネルギーの適正かつ有効な利用を

推進すること。

第ニ節 環境基本計画

第十条 知事は、環境の保全及び創造に関する施策の総合

的かつ計画的な推進を図るため、環境の保全及び創造に

関する基本的な計画(以下「環境基本計画」という。)

を定めなければならない。

2 環境基本計画は、環境の保全及び創造に関する長期的

な目標及び施策の基本的事項について定めるものとす

る。

3 知事は、環境基本計画を定めるに当たっては、あらか

じめ、道民の意見を反映させることができるよう必要な

措置を講じなければならない。

4 知事は、環境基本計画を定めるに当たっては、あらか

じめ、北海道環境審議会の意見を聴かなければならな

い。

5 知事は、環境基本計画を定めたときは、遅滞なく、こ

れを公表しなければならない。

6 前三項の規定は、環境基本計画の変更について準用す

る。

第三節 道が講ずる良好な環境の保全並びに快適

な環境の維持及び創造のための施策等

(環境への配慮等)

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- 182 -

第十一条 道は、環境に影響を及ぼすと認められる施策を

策定し、及び実施するに当たっては、良好な環境の保全

を図る見地から、環境への影響が低減されるよう十分配

慮するものとする。

2 道は、道が行う環境に影響を及ぼすと認められる事業

の実施に当たって環境に配慮するための指針を定め、率

先してこれに基づき実行するよう努めるものとする。

3 知事は、環境の保全上の支障を防止するために特に必要

があるときは、事業者と良好な環境の保全等に関する協定

を締結する等の措置を講ずるよう努めなければならない。

(環境影響評価の推進)

第十二条 道は、環境に著しい影響を及ぼすおそれのある

事業を行おうとする者が、その事業の実施に当たりあら

かじめその事業に係る環境への影響について自ら適正に

調査、予測及び評価を行い、その結果に基づき、その事

業に係る良好な環境の保全について適正に配慮すること

を効果的に推進するため、必要な措置を講ずるものとす

る。

(規制等の措置)

第十三条 道は、公害を防止するため、その原因となる物

質の排出等に関する規制その他の必要な規制の措置を講

じなければならない。

2 道は、自然環境の保全等を図るため、自然環境の適正

な保全等に支障を及ぼすおそれがある行為に関し、自然

公園の区域内における行為の規制その他の必要な規制の

措置を講じなければならない。

3 前二項に定めるもののほか、道は、環境の保全上の支

障を防止するため、指導、助言その他の必要な措置を講

ずるよう努めなければならない。

(助成の措置等)

第十四条 道は、環境の保全上の支障を防止するため、事

業者がその事業活動に係る環境への負荷の低減に資する

施設の整備等を行うに当たっては、必要かつ適正な助成

又は技術的な助言を行うよう努めるものとする。

(良好な環境の保全に関する施設の整備等)

第十五条 道は、緩衝地帯、下水道、廃棄物の公共的な処

理施設その他の環境の保全上の支障の防止に資する公共

的施設の整備及び森林の整備その他の環境の保全上の支

障の防止に資する事業を推進するため、必要な措置を講

ずるものとする。

2 道は、公園その他の公共的施設の整備その他の自然環

境の適正な整備及び健全な利用のための事業を推進する

ため、必要な措置を講ずるものとする。

(廃棄物の減量の促進等)

第十六条 道は、環境への負荷の低減を図るため、廃棄物

の処理の適正化を推進するとともに、事業者及び道民に

よる廃棄物の減量、資源の循環的な利用及びエネルギー

の適切かつ有効な利用が促進されるよう必要な措置を講

ずるものとする。

2 道は、環境への負荷の低減を図るため、道の施設の建

設及び維持管理その他の事業の実施に当たっては、廃棄

物の減量、資源の循環的な利用及びエネルギーの適切か

つ有効な利用に努めるものとする。

(野生生物の保護管理)

第十七条 道は、野生生物の多様性を損なうことなく適正

に保護管理するため、その生息環境の保全その他の必要

な措置を講ずるものとする。

(森林及び緑地の保全等)

第十八条 道は、人と自然とが共生できる基盤としての緑

豊かな環境を形成するため、森林及び緑地の保全、緑化

の推進その他の必要な措置を講ずるものとする。

(良好な水環境の保全等)

第十九条 道は、河川、湖沼、湿原、海域等における良好

な水環境の適正な保全に努めるとともに、健全な水循環

及び安全な水の確保のために必要な措置を講ずるものと

する。

(身近な緑や水辺との触れ合いづくり等)

第二十条 道は、北海道の風土にふさわしい快適な環境を

維持し、及び創造するため、身近な緑や水辺との触れ合

いづくり、自然と調和した良好な景観の形成、歴史的文

化遺産の保存及び活用その他の必要な措置を講ずるもの

とする。

(環境学習の推進)

第二十一条 道は、事業者及び道民が環境の保全及び創造

についての理解を深めるとともに、これらの者の環境の

保全及び創造に関する活動を行う意欲が増進されるよ

う、環境の保全及び創造に関する学習(以下「環境学

習」という。)を総合的かつ体系的に推進するため、必

要な措置を講ずるものとする。

(民間団体等の自発的な活動の促進)

第二十二条 道は、事業者、道民又はこれらの者の組織す

る民間の団体(以下「民間団体等」という。)が自発的

に行う環境の保全及び創造に関する活動を促進するた

め、必要な支援を行うものとする。

(情報の提供)

第二十三条 道は、第二十一条に規定する環境学習の推進

及び前条に規定する民間団体等の自発的な活動の促進に

資するため、環境の保全及び創造に関する必要な情報を

適切に提供するよう努めるものとする。

(調査の実施)

第二十四条 道は、環境の状況の把握に関する調査並びに

環境の保全及び創造に関する施策の策定に必要な調査を

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北海道環境基本条例

- 183 -

実施するものとする。

(試験研究体制の整備等)

第二十五条 道は、環境の保全及び創造に関する施策の策

定及び実施に資する科学技術の振興を図るため、試験研

究の体制の整備、研究開発の推進及びその成果の普及そ

の他の必要な措置を講ずるよう努めるものとする。

(事業者の環境管理の促進)

第二十六条 道は、事業者が、その事業活動を行うに当た

り、その事業活動が環境に配慮したものとなるよう自主

的な管理を行うことを促進するため、助言その他の必要

な支援の措置を講ずるものとする。

(道民の意見の反映)

第二十七条 道は、環境の保全及び創造に関する施策に、

道民の意見を反映することができるよう必要な措置を講

ずるものとする。

2 知事は、道民の意見の反映等に資するため、環境保全

推進委員を置くものとする。

(国及び他の地方公共団体との協力等)

第二十八条 道は、環境の保全及び創造に関する施策につ

いて、国及び都府県と協力するとともに、市町村と緊密

に連携して、その推進に努めるものとする。

(財政上の措置)

第二十九条 道は、環境の保全及び創造に関する施策を推

進するため、必要な財政上の措置を講ずるよう努めるも

のとする。

第四節 地球環境保全のための施策

(地球環境保全のための行動の促進)

第三十条 道は、道、市町村、事業者及び道民がそれぞれ

の役割に応じて地球環境保全に資するよう行動するため

の指針を定め、その普及に努めるとともに、これに基づ

くそれぞれの行動を促進するものとする。

(地球環境保全のための国際協力)

第三十一条 道は、地球環境保全に資するため、国際機

関、国、他の地方公共団体、民間団体等その他の関係機

関等と協力して、地球環境保全に関する調査研究、環境

の状況の監視、観測及び測定、開発途上にある海外の地

域等への良好な環境の保全に関する技術等の提供等を行

うよう努めるものとする。

附 則

(施行期日)

1 この条例は、公布の日から施行する。ただし、第二十

七条第二項及び附則第二項(北海道公害防止条例第十六

条の改正規定に限る。)の規定は、平成九年四月一日か

ら施行する。

(北海道公害防止条例の一部改正)

2 北海道公害防止条例(昭和四十六年北海道条例第三十

八号)の一部を次のように改正する。

(次のよう略)

(北海道環境影響評価条例の一部改正)

3 北海道環境影響評価条例(昭和五十三年北海道条例第

二十九号)の一部を次のように改正する。

(次のよう略)

(北海道自然環境等保全条例の一部改正)

4 北海道自然環境等保全条例(昭和四十八年北海道条例

第六十四号)の一部を次のように改正する。

(次のよう略)

(検討)

5 知事は、平成 21 年4月1日から起算して5年を経過

するごとに、社会経済情勢の変化等を勘案し、この条例

の施行の状況等について検討を加え、その結果に基づい

て必要な措置を講ずるものとする。

附 則(平成十一年十二月十七日条例第五十九号)

〔北海道環境基本条例等の一部を改正する条例の附則〕

この条例は、平成十二年四月一日から施行する。

附 則(平成二十一年三月三十一日条例第十五号抄)

〔北海道条例の整備に関する条例の附則〕

1 この条例は、公布の日から施行する。(後略)