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MELSEC計装パートナー会 マガジン 2 0 1 0 V e r s i o n ARCHIVE

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ARCHIVE2 0 1 0 V e r s i o n

2010年2月作成L(名)08089-C 1002(MDOC)

MELSEC計装パートナー会 マガジン

2 0 1 0 V e r s i o nARCHIVE

MP2アーカイブ冊子_表1_表4_010217入稿

ダウンサイジング化のニーズが高まる計装システム。

この切り札として三菱電機では、

シーケンサ「MELSEC」に、計装制御機能を高度に集約させた

「MELSEC計装」をいち早く提供するとともに、

豊富な実績を持つ計装SIの皆様とのパートナーシップによる

ソリューションビジネスを展開しています。

それが、MP2「MELSEC計装パートナー会」です。

三菱電機、そして計装パートナー様の互いの強みを協奏させながら

ユーザーの皆様の様々な課題解決にお応えしていきます。

こうしたMP2の活動及び計装パートナー様の情報を満載した

「MP2 ARCHIVE」を、ここにお届けいたします。

お客様とともに計装シーンの最前線へ。計装技術の最先端へ。

I N D E X

特別寄稿 元名古屋工業大学教授 伊藤 利昭

MP2の活動

計装パートナー紹介

三菱電機 MELFANSweb 紹介

3

7

9

38

MP2アーカイブ冊子_イントロ_010217入稿

1.はじめに ピーター・ドラッカーの著書[1][2]に「すでに起こった未来」という言葉がある。彼は、あらゆる変化が他の領域に変化と機会をもたらすが、そこにはタイムラグが存在するので、このような変化を「すでに起こった未来」と呼んだ。そして「すでに起こった未来」を見つけて未来に向けた経営の舵取りをすることが経営者にとって重要であると述べている。 この言葉は、計装制御技術者にとっても重要である。なぜなら、土木、建築、機械、電気・電子、化学、情報などの技術分野には、その発展のバックグランドとなる工学分野が存在し、大学や研究機関における工学研究がそれぞれの技術をリードしているのに対して、計装制御技術にはその発展をリードする明確な工学分野をもたないからである。計装制御技術者は、経営者と同様に「すでに起こった未来」をみつけて自らの将来を創り出すための努力をせねばならない。 2.プロテクティブ制御 平成8年の国民生活白書で「安全で安心な生活の再設計」が取り上げられて以来、「安全」と「安心」が「安全・安心」のようにセットで使われることが多くなった。元来、「安全」と「安心」とは意味するところが異なる。「安全」は危険の無いことを意味し、「安心」は心配の無いことを意味する。 通常は「安全」=「安心」であるが、いったんトラブルや事故を起こすと社会から信頼を失って「安心」は「不安」にかわり、「安全」を回復しても「不安」を簡単には解消できない。すなわち「安全」=「安心」ではなく、「安心」=「安全」+「信頼」なのである。 このような「安全・安心」の状態を維持するためには、日頃の社会とのコミュニケーションや情報公開などを通じて社会から信頼されるようにする

ための努力が必要であるが、技術の面からみれば「安全」が社会から「信頼」される技術に基づいて確保されていなければならない。 プロセス産業における「安全」は、図1に示すような多重化された独立防御層[3]により確保されている。第2層の制御システムは、第1層で設計されたプロセスや装置の安全上の前提条件を守る役割を担っている。第2層の制御システムが対応できない異常が発生した場合には、第3層の異常監視・手動介入システムがプロセス・装置の状態を監視して運転員に介入を求め、正常運転に戻す。第3層における運転員の対応では間に合わないと判断されると、第4層の緊急事態回避システムが自動的かつ安全にプラントを停止する。第5層と第6層は、安全弁などによる減圧や防液堤による液体漏洩拡大防止などの物理的な防御、第7層は事故発生後の災害の発生と拡大防止措置であり、プラント運転の「安全」は第4層までで確保されることが好ましい。このように計装制御システムはプラント運転の「安全」を確保する重要な役割を担っている。

 このような役割を担う計装制御システムの機能を、外乱の影響を抑制し目標値に追従する役割を担うレギュラトリー制御と区別して「プロテク

ティブ制御」と呼ぶことにすると、レギュラトリー制御が対応できないプロセスパラメータやプロセス構造の変化、外乱などを検出・同定して異常が進展することを防止することを使命とする「プロテクティブ制御」の技術は、制御理論に裏付けられて産業技術として体系化が進んでいるレギュラトリー制御にくらべて遅れている。 現在の計装制御システムでは、図2のプロテクティブ制御を構成する要素のうち、②③が警報システム、⑦が緊急シャットダウンシステムとして自動化されているに過ぎず、他は運転員の判断と行動に依存している。また、警報システムや緊急シャットダウンシステムの設計においても、警報項目の選定や警報レベルの設定、警報アルゴリズム、シャットダウン手順の設計は経験の深い技術者の知識に依存している。 一方理論面では、①~③⑤に関して、最小分散に基づく制御性能監視、多変量統計解析、符号付有向グラフ、CE行列などを利用した多くの高度な異常検出・同定技術が提案されている[4]。また⑥~⑧については、制御系の再構成を伴う広義のフォールトトレラント制御系[5]、あるいはディペンダブル制御系の設計問題として研究がおこなわれている[6][7]。いずれもまだ実用例が少ないので、産業界が挑戦して実用技術として完成度を高めるとともに、産業技術として体系化を推進する必要がある。 また、過去の事故事例の解析結果が示すように異常時におけるヒューマンエラーが事故原因の半分近くを占めているので、「人間とシステムが共生する制御システム」の設計もまた計装制御技術者が関心をもって取り組むべき重要なテーマである※。計装制御技術者のバイブルのひとつである「サイバネティクス-動物と機械における制御と通信」のなかでウィーナーは、サイバネティクスの端緒は高射砲制御装置における「機械-人間系」の総合的な設計であったという趣旨のことを序論で述べており[9]、古くて新しい問題でもある。 「プロテクティブ制御」に関して理論に裏付けられた体系的な方法論を確立すれば、計装制御技術はプロセス産業における「安全・安心」のために不可欠な基盤技術として社会から信頼され、高い評価を得ることになるであろう。

3.製品とプロセスの制御 表1は、プロセス産業における製品寿命と製品開発リードタイムの推移を示したものであるが[10]、1987年から1997年の10年間に製品の寿命は大幅に短くなっている。たとえば、化成品の場合には14.1年であった製品寿命が5.7年に、食料品の場合には4年が2.8年に、製品寿命が長い医薬品でも15.8年が9.0年になっている。

 このように製品寿命が短くなると専用プラントでは設備資金が回収できなくなるために、バッチプロセスや移動槽プラントのようなフレキシブルプラントが重用されるようになり、DCSやシーケンサによるフレキシブルプラント用の多くの制御システムが開発された。1988年には、ISAにSP88(Standard Practice)が設置されてバッチプロセス制御システムの標準化が推進された。そして最初の規格ISA S88.01が1995年に制定され、その後もISAで標準化された規格が順次、国際規格化(IEC61512)されている。日本でも、2002年にISA S88.01がJIS化された。 レシピの概念に基づくこの規格は、フレキシブルプラントの実現に大きな役割を果たしたが、計装制御技術の面では、従来から得意とする「プロセスの制御」から「製品とプロセスの制御」に脱皮する機会となる重要な内容を含んでいる。 レシピは、目的とする製品の品質や機能特性を生産するためのプロセス条件を記述したものであるが、レシピに記載されているプロセス条件どおり運転しても、目的とする品質や機能特性をもつ製品が生産できるとは限らない。なぜならレシピの設計条件と実際のプラントの状態や原料やエネルギーの供給条件が異なるからである。実際にはこれらに対応するため、使用する触媒の活性に応じて反応温度を変更したりするようなフィードフォワード的なレシピの調整や、品質測定の結果をフィードバックして運転条件を変更するなどのフィードバック的なレシピの調整がおこなわれている。さらに、顧客からの評価に応じて生産する製品の品質や機能特性

の目標値の変更もおこなわれる。このようなレシピに関する調整は、力学的特性や機械的特性、電磁気特性や光学特性などを重視する機能材料の生産には必須の技術である。 現在の計装制御技術は、与えられたレシピの流量や温度などのプロセス条件(フォーミュラ)や操作の手順(プロシジャー)をレギュラトリー制御やシーケンス制御を用いて実現する「プロセスの制御」のレベルにとどまっているが、上述のレシピに関する調整を自動化することができれば、計装制御技術を「製品とプロセスの制御」に発展させることができる。 現在のレシピに関する調整の方法は、蓄積された知識やラボ実験に基づいているが、これをモデルで代替できれば、図2に示すような制御系を実現することができる。

 機能材料の製品特性はナノメートル領域で発現することが多いので、ナノサイエンスやナノテクノロジーの領域でのモデリングに関する研究が精力的に進められている。また、多変量統計解析を用いて、製品の品質や特性と原料特性や混合比、製造条件等との関係を記述するモデルを求め、原料混合比や原料仕様の決定、品質制御などに利用する研究や、顧客からの「よい」「わるい」というような疎な情報に基づくレシピの調整に関する研究もおこなわれており、成功例が報告されている [11][12][13][14]。 また、このようなモデルを用いて新製品のレシピ開発をおこなうこともすでに試みられている[14][15]。現在、新製品のレシピはラボ実験や試作を経て確立されているが、製品とプロセスに関するモデリング技術がさらに進歩して、ラボ実験や試作に代わるバーチュアルな実験でレシピを確立できれば、フレキシブルプラントを用いて新製品の生産を迅速に開始することが可能になり、新製品開発期間を大幅に短縮することができる。 以上に述べたように、「製品とプロセスの制御」を計装制御技術者が手中にすれば、計装制御技術者は活躍の範囲を生産から研究開発の

場に拡げることを期待できる。

4.新しい運転パラダイム 昨今の情報通信技術の発展は著しい。すべての情報はデジタル化され、ワールドワイドウェブやプラウザの出現により、インターネットに接続さえできれば、距離や時間には関係なく必要な情報を授受できるようになった。さらに情報の授受だけではなく、共同でデータやアプリケーションを管理できるような環境も整備されつつある。「ネットワークにおける価値はノード数の2乗に比例する」というメカトーフの法則を実感する今日この頃である。 情報通信技術により、人間の活動の場における距離と時間の制約がなくなりつつある現在、計装制御技術者もこの法則を利用して「来るべき未来」を創り出す必要がある。 Peter G. Martinは、計装制御技術の進歩が近年停滞しているとして、表2の新しい運転パラダイムを提唱している[16]。

 従来の計装制御技術は、プラントの運転に運転員がかかわる機会をできるだけ少なくすることを目的とし、究極的には無人運転を目標にしていた。これに対して新しい運転パラダイムでは①異常が発生した場合の状況判断など、プロセスをよく理解し経験に裏 付けられた技能をもつ運転員の存在はプロセスプラントに不可欠であり②機器・装置の信頼性とメンテナンス技術の向上により設備の安定性 が向上し、モデル予測制御などの高度制御技術により運転の安定性 が向上していることから、運転には余裕が生まれている③さらに、運転員の高学歴化が進行しているなどを考慮して、運転員に新しい役割としてプラントの管理レベルを上げてプラント性能を向上させる役割を担わせ、そのために必要な自動化と情報化を推進しようというものである。 この発想は、かつて日本で論じられた「オペレーションエンジニア」像に

似ている。1987年に、化学工学会プラントオペレーション研究会が提唱した「プラントオペレーション工学」のなかで、将来のプラントオペレーションとして①簡単明瞭な指示に従ってボタンを押すだけの操作となり、誰でもオペ レーションできるが、対象のプロセス、プラントについては何の理解、認 識もないので、僅かの異常、故障にも対処できない②対象のプロセスのみならず、情報の伝達、処理などの運転支援システ ムの内容、特性などについても十分な学識をもった高度な「オペレー ションエンジニア」がオペレーションをおこなうの2つの方向の可能性があることが論じられ、故高松京都大学教授は、日本の社会、教育情勢を考えると、②の方向が好ましいと述べている[17]。 ウィーナーは、1948年に発行された「サイバネティクス」[9]の序論で、サイバネティクスという動物と機械における情報と制御に関する新しい科学が、機械による人間の代替を進行させ、人間の価値を低下させると予想して、道徳的に愉快ではないと述べている。しかし、ウィーナーの懸念は或る決められたバウンダリー内における機械による人間の代替に対するものであり、今日のように情報通信技術の発達により人間の活躍の場における距離と時間の制約がなくなってくると、バウンダリーもなくなるのでこのような懸念はいらなくなる。 しかし、現在の計装制御システムには、有線で通信できる範囲、集中型システムによる処理能力の限界、シーケンサーとDCS、計装制御システムと経営管理システム、あるいは計装制御システムとラボ用計測機器のような発展の歴史的な経緯に基づくギャップなどに起因するバウンダリーがある。もしこれらのバウンダリーがなくなれば、Peter G. Martinの提案にこだわることなく新しい運転パラダイムをいろいろ思いつくことができる。たとえば・ハイブリッドオペレーション:加工組立型とプロセス型プラントの統合オ ペレーション・遠隔オペレーション:工場外にいる専門家による運転と診断、物流シ ステムやユーティティ設備などの工場外設備との統合オペレーション・多機能チームオペレーション:保全、品質管理、環境管理、工程管理、 製品開発などの専門部署に常駐する担当者がオンライン・リアルタイム で運転を支援、または参画するチームオペレーション・統合業務オペレーション:受注~製造~出荷~納入などが統合され たサプライチェーンのオペレーション、経理・財務と統合された経営/生 産統合オペレーション、生産プラントにおけるオンサイトR&Dが可能な

 研究開発/生産統合オペレーション・知識・技術集約型オペレーション:関連する知識や技術をモデルに 集約して、シミュレーションにより必要な情報を得ながら運転するなど、 知識・技術をフルに活用するオペレーションなどである。 日本的経営の特徴は、仕事や組織における人材の役割を重視する点にあり、これに応える日本人の勤勉さが日本の製造業の強みを発揮させてきた。自動化やシステム化が進行して人の役割を機械やシステムが代替しても、挑戦すべき役割がつねに人に与えられ、それに応えて人が先進的な役割を果たす限り、日本的経営と日本の製造業の強みはなくなることはないだろう。 このような視点からプロセス産業におけるプラントの運転を見直して、日本に適した新しい運転パラダイムとそれを実現する計装制御システムを提案できれば、計装制御技術は日本のプロセス産業の生産力を強化する革新的な技術として高く評価されることが期待される。 通信ネットワークの能力や信頼性とセキュリティ、ネットワークにおける分散制御、チームオペレーションや統合オペレーションを可能にする業務の標準化、知識・技術集約型オペレーションを可能にするための組織的な技術・知識の集積・集約と活用の方法など解決すべき課題は多いが、ぜひ挑戦していただきたい。

5.おわりに かつての高度成長時代における計装制御技術者は、発展するプロセス産業という昇りのエスカレータに乗っているようなもので、設備が新設されるごとに新しい技術に挑戦することができ、明るい将来を夢見ることができた。しかし現在では、計装制御技術が生存基盤とする日本のプロセス産業が、グローバルな競争のなかで衰退し、気がつけばエスカレータが逆に降っているようなこともおこり得る。 このような時代に大切なことは、プロセス産業というエスカレータを昇りに向けて動かす役割を計装制御技術者も担うことであり、そのためには計装制御技術が、①社会の信頼を得る、②産業の研究開発力強化に貢献する、③産業の生産力強化に貢献することが重要である。 本稿はこのような視点から、①に対応して「プロテクティブ制御」、②に対応して「製品とプロセスの制御」、③に対応して「新しい運転パラダイム」を論じた。皆さまの日頃の業務に直接役に立つことはないと思うが、皆様の行く手を少しでも照らすことができれば幸いである。

1967年に京都大学大学院 工学研究科 修士課程 数理工学専攻を修了後、三菱化成工業(株)に入社され、計装エンジニアリングと計装システムの保守、計装制御技術および生産技術の開発、技術戦略の策定などに従事、1997年には博士号を取得された。2001年に名古屋工業大学教授に就任され、システムマネジメント工学に関する教育と研究にたずさわられた。2006年に退職されたが、その後も計装制御およびプロセスシステム関連の研究を続けられ、学会誌の執筆、学会や技術会議の講演などで活躍されています。

次世代計装制御技術元名古屋工業大学教授 伊藤 利昭 氏

特別寄稿

[9] ノーバート・ウィーナー;サイバネティクス第2版―動物と機械における制御と通信,池原,彌永,室賀,戸田共訳,岩波書店 (1962)[10] 経団連「産業技術力強化のための実態調査」報告書(1998)[11] K. Muteki: Mixture Product Design Using Latent Variable Methods, McMaster University, PhD thesis (2006)[12] 茂森, 長尾, 平田, 南部, 池田, 水島 ,加納, 長谷部: 局所回帰モデルを用いた鋼材の品質制御, 計測自動制御学会論文集, Vol.44, No.4, 325-332 (2008) [13] 中川, 中川, 加納: 定性的品質の定量化と不良率低減のための統計的アプローチ, 日本鉄鋼協会第126回圧延理論部会(2008)[14] Zofia Verwater-Lukszo: A practical approach to recipe improvement and optimization in the batch processing industry, Comp. in Industry, Vol.36, 279-300 (1998)[15] K. Muteki, J. F. Macgregor, T. Ueda: Rapid Development of New Polymer Blends‒ The Optimal Selection of Materials and   Blend Ratios, Ind. Eng. Chem. Res. Vol.45, No.3, pp4653-4660 (2006)[16] Peter G. Martin: Bottom-Line Automation, ISA (2005)[17] 化学工学協会編:プラントオペレーション工学,p.2-4, 海文堂(1987)

[1] P.F.ドラッカー:すでに起こった未来,上田,佐々木,林,田代訳,ダイヤモンド社 (1994)[2] P.F.ドラッカー:創造する経営者,上田訳,ダイヤモンド社 (2007)[3] AIChE/CCPS: Guideline for Safety automation of Chemical Processes, p.14, AIChE (1993)[4] Venkat Venkatasubramanian, Raghunathan Rengaswamy, Kewen Yin, and Suraya N. Kavuri: A review of process fault   detection and diagnosis PartⅠ,Ⅱ,Ⅲ, Comp. and Chem. Eng’g, vol.27, 293-346 (2003)[5] M. Blanke, M. Kinnaert, J. Lunze and M. Staroswiecki: Diagnosis and Fault-tolerant Control, Springer (2003)[6] SICE 制御部門 ディペンダブル制御系調査研究会http://www.tuat.ac.jp/~pselab/dependable/[7] Y. Yamashita: Towards Dependable Process Control Systems: Integration of fault Diagnosis and Controller Redesign,   The 4th International Symposium on Design, Operation and Control of Chemical Processes (PSE Asia), Xian, China (2007)[8] M. R. Endsley and D. J. Garland (Eds.): Situation Awareness Analysis and Measurement, CRC Press (2000)

図1:多重独立防御層

表1:製品寿命の短命化と製品開発期間の短縮状況

図3:製品とプロセスの制御

表2: Peter G.Martin の新しい運転パラダイム

図2:プロテクティブ制御

①プラント全体の状態監視 顧客評価モデルによるレシピ調整

制御装置 製造プロセス

外乱

プロセス計測 製品分析 顧客評価

レシピ

製品品質モデルによるレシピ調整②異常の検知

③異常の同定

④状況の判断

⑤原因の同定

⑥進展の予測

⑦対応手順/操作

⑧操作結果の確認

警報システム

ESDシステム

1987 1992 1997 1987 1992 1997

2.2 2.0 1.7 6.4 4.4 2.8

5.0 3.9 3.0 14.1 8.5 5.7

9.9 10.8 13.2 15.8 12.0 9.0

7.0 4.7 2.8 7.7 6.7 5.7

2.0 1.3 0.6 5.5 4.0 2.5

1.6 1.5 1.1 1.6 1.3 0.9

4.2 3.2 1.9 5.4 3.8 2.9

3.8 2.5 1.6 4.8 3.4 2.0

4.7 3.4 2.3 7.3 5.3 4.6

4.3 3.6 3.0 11.1 8.9 8.1

食料品

化成品

医薬品

洗剤・化粧品・油脂

ゴム製品

家電機器

半導体・デバイス

情報・通信機器

自動車

全事業分野平均

製品寿命(年)製品開発期間(年)

製品とプロセスの制御-0 : レシピに基づく制御

製品とプロセスの制御-1 : 製品品質モデルを用いる制御

製品とプロセスの制御-2 : 顧客評価モデルを用いる制御

Lights Out Automation

Management vs. Labor

Hierarchy

High Overhead

High Paper Usage

Operation by Exception

Automation & Information

Empowered Teams

Lean and Flat

No Overhead

Electric Communication

Management

従来 将来

参考文献

工場防災(事故発生後の緊急対応計画)

物理的防御(流出防止:防油堤など)

物理的防御(破壊防止:安全弁など)

緊急事態回避制御システム

監視・手動介入システム

制御システム

プロセス・装置設計

※図2中の④を中心とした②~⑥は「人間とシステムが共生する制御システム」の

 中心課題である。文献[8]などのSituation Awarenessに関する研究などが役

 に立つと思われるが、筆者が不勉強のため文献名を載せるのみとした。

MP2アーカイブ冊子_p3_p4_010217入稿

0403

MP2アーカイブ冊子_p5_p6_010217入稿

0605

M E L S E C 計 装 パートナー会MELSEC PROCESS CONTROLPARTNER ASSOCIATION M E L S E C 計 装 パートナー会

MELSEC PROCESS CONTROLPARTNER ASSOCIATION

1.はじめに ピーター・ドラッカーの著書[1][2]に「すでに起こった未来」という言葉がある。彼は、あらゆる変化が他の領域に変化と機会をもたらすが、そこにはタイムラグが存在するので、このような変化を「すでに起こった未来」と呼んだ。そして「すでに起こった未来」を見つけて未来に向けた経営の舵取りをすることが経営者にとって重要であると述べている。 この言葉は、計装制御技術者にとっても重要である。なぜなら、土木、建築、機械、電気・電子、化学、情報などの技術分野には、その発展のバックグランドとなる工学分野が存在し、大学や研究機関における工学研究がそれぞれの技術をリードしているのに対して、計装制御技術にはその発展をリードする明確な工学分野をもたないからである。計装制御技術者は、経営者と同様に「すでに起こった未来」をみつけて自らの将来を創り出すための努力をせねばならない。 2.プロテクティブ制御 平成8年の国民生活白書で「安全で安心な生活の再設計」が取り上げられて以来、「安全」と「安心」が「安全・安心」のようにセットで使われることが多くなった。元来、「安全」と「安心」とは意味するところが異なる。「安全」は危険の無いことを意味し、「安心」は心配の無いことを意味する。 通常は「安全」=「安心」であるが、いったんトラブルや事故を起こすと社会から信頼を失って「安心」は「不安」にかわり、「安全」を回復しても「不安」を簡単には解消できない。すなわち「安全」=「安心」ではなく、「安心」=「安全」+「信頼」なのである。 このような「安全・安心」の状態を維持するためには、日頃の社会とのコミュニケーションや情報公開などを通じて社会から信頼されるようにする

ための努力が必要であるが、技術の面からみれば「安全」が社会から「信頼」される技術に基づいて確保されていなければならない。 プロセス産業における「安全」は、図1に示すような多重化された独立防御層[3]により確保されている。第2層の制御システムは、第1層で設計されたプロセスや装置の安全上の前提条件を守る役割を担っている。第2層の制御システムが対応できない異常が発生した場合には、第3層の異常監視・手動介入システムがプロセス・装置の状態を監視して運転員に介入を求め、正常運転に戻す。第3層における運転員の対応では間に合わないと判断されると、第4層の緊急事態回避システムが自動的かつ安全にプラントを停止する。第5層と第6層は、安全弁などによる減圧や防液堤による液体漏洩拡大防止などの物理的な防御、第7層は事故発生後の災害の発生と拡大防止措置であり、プラント運転の「安全」は第4層までで確保されることが好ましい。このように計装制御システムはプラント運転の「安全」を確保する重要な役割を担っている。

 このような役割を担う計装制御システムの機能を、外乱の影響を抑制し目標値に追従する役割を担うレギュラトリー制御と区別して「プロテク

ティブ制御」と呼ぶことにすると、レギュラトリー制御が対応できないプロセスパラメータやプロセス構造の変化、外乱などを検出・同定して異常が進展することを防止することを使命とする「プロテクティブ制御」の技術は、制御理論に裏付けられて産業技術として体系化が進んでいるレギュラトリー制御にくらべて遅れている。 現在の計装制御システムでは、図2のプロテクティブ制御を構成する要素のうち、②③が警報システム、⑦が緊急シャットダウンシステムとして自動化されているに過ぎず、他は運転員の判断と行動に依存している。また、警報システムや緊急シャットダウンシステムの設計においても、警報項目の選定や警報レベルの設定、警報アルゴリズム、シャットダウン手順の設計は経験の深い技術者の知識に依存している。 一方理論面では、①~③⑤に関して、最小分散に基づく制御性能監視、多変量統計解析、符号付有向グラフ、CE行列などを利用した多くの高度な異常検出・同定技術が提案されている[4]。また⑥~⑧については、制御系の再構成を伴う広義のフォールトトレラント制御系[5]、あるいはディペンダブル制御系の設計問題として研究がおこなわれている[6][7]。いずれもまだ実用例が少ないので、産業界が挑戦して実用技術として完成度を高めるとともに、産業技術として体系化を推進する必要がある。 また、過去の事故事例の解析結果が示すように異常時におけるヒューマンエラーが事故原因の半分近くを占めているので、「人間とシステムが共生する制御システム」の設計もまた計装制御技術者が関心をもって取り組むべき重要なテーマである※。計装制御技術者のバイブルのひとつである「サイバネティクス-動物と機械における制御と通信」のなかでウィーナーは、サイバネティクスの端緒は高射砲制御装置における「機械-人間系」の総合的な設計であったという趣旨のことを序論で述べており[9]、古くて新しい問題でもある。 「プロテクティブ制御」に関して理論に裏付けられた体系的な方法論を確立すれば、計装制御技術はプロセス産業における「安全・安心」のために不可欠な基盤技術として社会から信頼され、高い評価を得ることになるであろう。

3.製品とプロセスの制御 表1は、プロセス産業における製品寿命と製品開発リードタイムの推移を示したものであるが[10]、1987年から1997年の10年間に製品の寿命は大幅に短くなっている。たとえば、化成品の場合には14.1年であった製品寿命が5.7年に、食料品の場合には4年が2.8年に、製品寿命が長い医薬品でも15.8年が9.0年になっている。

 このように製品寿命が短くなると専用プラントでは設備資金が回収できなくなるために、バッチプロセスや移動槽プラントのようなフレキシブルプラントが重用されるようになり、DCSやシーケンサによるフレキシブルプラント用の多くの制御システムが開発された。1988年には、ISAにSP88(Standard Practice)が設置されてバッチプロセス制御システムの標準化が推進された。そして最初の規格ISA S88.01が1995年に制定され、その後もISAで標準化された規格が順次、国際規格化(IEC61512)されている。日本でも、2002年にISA S88.01がJIS化された。 レシピの概念に基づくこの規格は、フレキシブルプラントの実現に大きな役割を果たしたが、計装制御技術の面では、従来から得意とする「プロセスの制御」から「製品とプロセスの制御」に脱皮する機会となる重要な内容を含んでいる。 レシピは、目的とする製品の品質や機能特性を生産するためのプロセス条件を記述したものであるが、レシピに記載されているプロセス条件どおり運転しても、目的とする品質や機能特性をもつ製品が生産できるとは限らない。なぜならレシピの設計条件と実際のプラントの状態や原料やエネルギーの供給条件が異なるからである。実際にはこれらに対応するため、使用する触媒の活性に応じて反応温度を変更したりするようなフィードフォワード的なレシピの調整や、品質測定の結果をフィードバックして運転条件を変更するなどのフィードバック的なレシピの調整がおこなわれている。さらに、顧客からの評価に応じて生産する製品の品質や機能特性

の目標値の変更もおこなわれる。このようなレシピに関する調整は、力学的特性や機械的特性、電磁気特性や光学特性などを重視する機能材料の生産には必須の技術である。 現在の計装制御技術は、与えられたレシピの流量や温度などのプロセス条件(フォーミュラ)や操作の手順(プロシジャー)をレギュラトリー制御やシーケンス制御を用いて実現する「プロセスの制御」のレベルにとどまっているが、上述のレシピに関する調整を自動化することができれば、計装制御技術を「製品とプロセスの制御」に発展させることができる。 現在のレシピに関する調整の方法は、蓄積された知識やラボ実験に基づいているが、これをモデルで代替できれば、図2に示すような制御系を実現することができる。

 機能材料の製品特性はナノメートル領域で発現することが多いので、ナノサイエンスやナノテクノロジーの領域でのモデリングに関する研究が精力的に進められている。また、多変量統計解析を用いて、製品の品質や特性と原料特性や混合比、製造条件等との関係を記述するモデルを求め、原料混合比や原料仕様の決定、品質制御などに利用する研究や、顧客からの「よい」「わるい」というような疎な情報に基づくレシピの調整に関する研究もおこなわれており、成功例が報告されている [11][12][13][14]。 また、このようなモデルを用いて新製品のレシピ開発をおこなうこともすでに試みられている[14][15]。現在、新製品のレシピはラボ実験や試作を経て確立されているが、製品とプロセスに関するモデリング技術がさらに進歩して、ラボ実験や試作に代わるバーチュアルな実験でレシピを確立できれば、フレキシブルプラントを用いて新製品の生産を迅速に開始することが可能になり、新製品開発期間を大幅に短縮することができる。 以上に述べたように、「製品とプロセスの制御」を計装制御技術者が手中にすれば、計装制御技術者は活躍の範囲を生産から研究開発の

場に拡げることを期待できる。

4.新しい運転パラダイム 昨今の情報通信技術の発展は著しい。すべての情報はデジタル化され、ワールドワイドウェブやプラウザの出現により、インターネットに接続さえできれば、距離や時間には関係なく必要な情報を授受できるようになった。さらに情報の授受だけではなく、共同でデータやアプリケーションを管理できるような環境も整備されつつある。「ネットワークにおける価値はノード数の2乗に比例する」というメカトーフの法則を実感する今日この頃である。 情報通信技術により、人間の活動の場における距離と時間の制約がなくなりつつある現在、計装制御技術者もこの法則を利用して「来るべき未来」を創り出す必要がある。 Peter G. Martinは、計装制御技術の進歩が近年停滞しているとして、表2の新しい運転パラダイムを提唱している[16]。

 従来の計装制御技術は、プラントの運転に運転員がかかわる機会をできるだけ少なくすることを目的とし、究極的には無人運転を目標にしていた。これに対して新しい運転パラダイムでは①異常が発生した場合の状況判断など、プロセスをよく理解し経験に裏 付けられた技能をもつ運転員の存在はプロセスプラントに不可欠であり②機器・装置の信頼性とメンテナンス技術の向上により設備の安定性 が向上し、モデル予測制御などの高度制御技術により運転の安定性 が向上していることから、運転には余裕が生まれている③さらに、運転員の高学歴化が進行しているなどを考慮して、運転員に新しい役割としてプラントの管理レベルを上げてプラント性能を向上させる役割を担わせ、そのために必要な自動化と情報化を推進しようというものである。 この発想は、かつて日本で論じられた「オペレーションエンジニア」像に

似ている。1987年に、化学工学会プラントオペレーション研究会が提唱した「プラントオペレーション工学」のなかで、将来のプラントオペレーションとして①簡単明瞭な指示に従ってボタンを押すだけの操作となり、誰でもオペ レーションできるが、対象のプロセス、プラントについては何の理解、認 識もないので、僅かの異常、故障にも対処できない②対象のプロセスのみならず、情報の伝達、処理などの運転支援システ ムの内容、特性などについても十分な学識をもった高度な「オペレー ションエンジニア」がオペレーションをおこなうの2つの方向の可能性があることが論じられ、故高松京都大学教授は、日本の社会、教育情勢を考えると、②の方向が好ましいと述べている[17]。 ウィーナーは、1948年に発行された「サイバネティクス」[9]の序論で、サイバネティクスという動物と機械における情報と制御に関する新しい科学が、機械による人間の代替を進行させ、人間の価値を低下させると予想して、道徳的に愉快ではないと述べている。しかし、ウィーナーの懸念は或る決められたバウンダリー内における機械による人間の代替に対するものであり、今日のように情報通信技術の発達により人間の活躍の場における距離と時間の制約がなくなってくると、バウンダリーもなくなるのでこのような懸念はいらなくなる。 しかし、現在の計装制御システムには、有線で通信できる範囲、集中型システムによる処理能力の限界、シーケンサーとDCS、計装制御システムと経営管理システム、あるいは計装制御システムとラボ用計測機器のような発展の歴史的な経緯に基づくギャップなどに起因するバウンダリーがある。もしこれらのバウンダリーがなくなれば、Peter G. Martinの提案にこだわることなく新しい運転パラダイムをいろいろ思いつくことができる。たとえば・ハイブリッドオペレーション:加工組立型とプロセス型プラントの統合オ ペレーション・遠隔オペレーション:工場外にいる専門家による運転と診断、物流シ ステムやユーティティ設備などの工場外設備との統合オペレーション・多機能チームオペレーション:保全、品質管理、環境管理、工程管理、 製品開発などの専門部署に常駐する担当者がオンライン・リアルタイム で運転を支援、または参画するチームオペレーション・統合業務オペレーション:受注~製造~出荷~納入などが統合され たサプライチェーンのオペレーション、経理・財務と統合された経営/生 産統合オペレーション、生産プラントにおけるオンサイトR&Dが可能な

 研究開発/生産統合オペレーション・知識・技術集約型オペレーション:関連する知識や技術をモデルに 集約して、シミュレーションにより必要な情報を得ながら運転するなど、 知識・技術をフルに活用するオペレーションなどである。 日本的経営の特徴は、仕事や組織における人材の役割を重視する点にあり、これに応える日本人の勤勉さが日本の製造業の強みを発揮させてきた。自動化やシステム化が進行して人の役割を機械やシステムが代替しても、挑戦すべき役割がつねに人に与えられ、それに応えて人が先進的な役割を果たす限り、日本的経営と日本の製造業の強みはなくなることはないだろう。 このような視点からプロセス産業におけるプラントの運転を見直して、日本に適した新しい運転パラダイムとそれを実現する計装制御システムを提案できれば、計装制御技術は日本のプロセス産業の生産力を強化する革新的な技術として高く評価されることが期待される。 通信ネットワークの能力や信頼性とセキュリティ、ネットワークにおける分散制御、チームオペレーションや統合オペレーションを可能にする業務の標準化、知識・技術集約型オペレーションを可能にするための組織的な技術・知識の集積・集約と活用の方法など解決すべき課題は多いが、ぜひ挑戦していただきたい。

5.おわりに かつての高度成長時代における計装制御技術者は、発展するプロセス産業という昇りのエスカレータに乗っているようなもので、設備が新設されるごとに新しい技術に挑戦することができ、明るい将来を夢見ることができた。しかし現在では、計装制御技術が生存基盤とする日本のプロセス産業が、グローバルな競争のなかで衰退し、気がつけばエスカレータが逆に降っているようなこともおこり得る。 このような時代に大切なことは、プロセス産業というエスカレータを昇りに向けて動かす役割を計装制御技術者も担うことであり、そのためには計装制御技術が、①社会の信頼を得る、②産業の研究開発力強化に貢献する、③産業の生産力強化に貢献することが重要である。 本稿はこのような視点から、①に対応して「プロテクティブ制御」、②に対応して「製品とプロセスの制御」、③に対応して「新しい運転パラダイム」を論じた。皆さまの日頃の業務に直接役に立つことはないと思うが、皆様の行く手を少しでも照らすことができれば幸いである。

1967年に京都大学大学院 工学研究科 修士課程 数理工学専攻を修了後、三菱化成工業(株)に入社され、計装エンジニアリングと計装システムの保守、計装制御技術および生産技術の開発、技術戦略の策定などに従事、1997年には博士号を取得された。2001年に名古屋工業大学教授に就任され、システムマネジメント工学に関する教育と研究にたずさわられた。2006年に退職されたが、その後も計装制御およびプロセスシステム関連の研究を続けられ、学会誌の執筆、学会や技術会議の講演などで活躍されています。

次世代計装制御技術元名古屋工業大学教授 伊藤 利昭 氏

特別寄稿

[9] ノーバート・ウィーナー;サイバネティクス第2版―動物と機械における制御と通信,池原,彌永,室賀,戸田共訳,岩波書店 (1962)[10] 経団連「産業技術力強化のための実態調査」報告書(1998)[11] K. Muteki: Mixture Product Design Using Latent Variable Methods, McMaster University, PhD thesis (2006)[12] 茂森, 長尾, 平田, 南部, 池田, 水島 ,加納, 長谷部: 局所回帰モデルを用いた鋼材の品質制御, 計測自動制御学会論文集, Vol.44, No.4, 325-332 (2008) [13] 中川, 中川, 加納: 定性的品質の定量化と不良率低減のための統計的アプローチ, 日本鉄鋼協会第126回圧延理論部会(2008)[14] Zofia Verwater-Lukszo: A practical approach to recipe improvement and optimization in the batch processing industry, Comp. in Industry, Vol.36, 279-300 (1998)[15] K. Muteki, J. F. Macgregor, T. Ueda: Rapid Development of New Polymer Blends‒ The Optimal Selection of Materials and   Blend Ratios, Ind. Eng. Chem. Res. Vol.45, No.3, pp4653-4660 (2006)[16] Peter G. Martin: Bottom-Line Automation, ISA (2005)[17] 化学工学協会編:プラントオペレーション工学,p.2-4, 海文堂(1987)

[1] P.F.ドラッカー:すでに起こった未来,上田,佐々木,林,田代訳,ダイヤモンド社 (1994)[2] P.F.ドラッカー:創造する経営者,上田訳,ダイヤモンド社 (2007)[3] AIChE/CCPS: Guideline for Safety automation of Chemical Processes, p.14, AIChE (1993)[4] Venkat Venkatasubramanian, Raghunathan Rengaswamy, Kewen Yin, and Suraya N. Kavuri: A review of process fault   detection and diagnosis PartⅠ,Ⅱ,Ⅲ, Comp. and Chem. Eng’g, vol.27, 293-346 (2003)[5] M. Blanke, M. Kinnaert, J. Lunze and M. Staroswiecki: Diagnosis and Fault-tolerant Control, Springer (2003)[6] SICE 制御部門 ディペンダブル制御系調査研究会http://www.tuat.ac.jp/~pselab/dependable/[7] Y. Yamashita: Towards Dependable Process Control Systems: Integration of fault Diagnosis and Controller Redesign,   The 4th International Symposium on Design, Operation and Control of Chemical Processes (PSE Asia), Xian, China (2007)[8] M. R. Endsley and D. J. Garland (Eds.): Situation Awareness Analysis and Measurement, CRC Press (2000)

図1:多重独立防御層

表1:製品寿命の短命化と製品開発期間の短縮状況

図3:製品とプロセスの制御

表2: Peter G.Martin の新しい運転パラダイム

図2:プロテクティブ制御

①プラント全体の状態監視 顧客評価モデルによるレシピ調整

制御装置 製造プロセス

外乱

プロセス計測 製品分析 顧客評価

レシピ

製品品質モデルによるレシピ調整②異常の検知

③異常の同定

④状況の判断

⑤原因の同定

⑥進展の予測

⑦対応手順/操作

⑧操作結果の確認

警報システム

ESDシステム

1987 1992 1997 1987 1992 1997

2.2 2.0 1.7 6.4 4.4 2.8

5.0 3.9 3.0 14.1 8.5 5.7

9.9 10.8 13.2 15.8 12.0 9.0

7.0 4.7 2.8 7.7 6.7 5.7

2.0 1.3 0.6 5.5 4.0 2.5

1.6 1.5 1.1 1.6 1.3 0.9

4.2 3.2 1.9 5.4 3.8 2.9

3.8 2.5 1.6 4.8 3.4 2.0

4.7 3.4 2.3 7.3 5.3 4.6

4.3 3.6 3.0 11.1 8.9 8.1

食料品

化成品

医薬品

洗剤・化粧品・油脂

ゴム製品

家電機器

半導体・デバイス

情報・通信機器

自動車

全事業分野平均

製品寿命(年)製品開発期間(年)

製品とプロセスの制御-0 : レシピに基づく制御

製品とプロセスの制御-1 : 製品品質モデルを用いる制御

製品とプロセスの制御-2 : 顧客評価モデルを用いる制御

Lights Out Automation

Management vs. Labor

Hierarchy

High Overhead

High Paper Usage

Operation by Exception

Automation & Information

Empowered Teams

Lean and Flat

No Overhead

Electric Communication

Management

従来 将来

参考文献

工場防災(事故発生後の緊急対応計画)

物理的防御(流出防止:防油堤など)

物理的防御(破壊防止:安全弁など)

緊急事態回避制御システム

監視・手動介入システム

制御システム

プロセス・装置設計

※図2中の④を中心とした②~⑥は「人間とシステムが共生する制御システム」の

 中心課題である。文献[8]などのSituation Awarenessに関する研究などが役

 に立つと思われるが、筆者が不勉強のため文献名を載せるのみとした。

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0403

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M E L S E C 計 装 パートナー会MELSEC PROCESS CONTROLPARTNER ASSOCIATION M E L S E C 計 装 パートナー会

MELSEC PROCESS CONTROLPARTNER ASSOCIATION

三菱電機、そして計装パートナー様。互いの強みを協奏させながら、最適ソリューションを提供していきます。さまざまな活動を通じて、豊かなパートナーシップを築いていくMP2。三菱電機、そして計装パートナー様の強みをひとつに結集しながら、お客様の課題解決に真正面から取り組むMP2。その成果を、そして、その豊かな交流を象徴するのが、計装パートナー様が一堂に結集し、開催されるMP2技術懇談会です。最新技術情報の紹介、計装パートナー様からの事例発表、そして懇親会・・・。ベストソリューションに向けた真摯なパートナーシップが、ここにあります。

会場風景②

事例紹介①

事例紹介②

懇親会風景

M E L S E C 計 装 パートナー会

「MP2技術懇談会(2009年)」

会場風景①

基調講演(伊藤

利昭

氏)

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M E L S E C 計 装 パートナー会MELSEC PROCESS CONTROLPARTNER ASSOCIATION

次の計装シーンを拓くために・・・。豊富な実績を持つ計装SIの精鋭が集いました。ここに、42社の計装パートナー様をご紹介いたします。

株式会社アイテック株式会社インプレステックABB日本ベーレー株式会社株式会社エイペックス岡田電機株式会社川之江造機株式会社株式会社かんでんエンジニアリング京都EIC株式会社株式会社京和エンジニアリングキリンエンジニアリング株式会社株式会社きんでん株式会社サン有明電気三興コンピューターソフトウェア株式会社JFEテクノス株式会社JFE電制株式会社株式会社神鋼エンジニアリング&メンテナンス新立電機株式会社住金プラント株式会社西菱エンジニアリング株式会社第一制電機株式会社太平工業株式会社 電計事業部タクマシステムコントロール株式会社タケモトデンキ株式会社株式会社田原電機製作所株式会社チノー東芝プラントシステム株式会社日新明弘テック株式会社株式会社日照電機製作所株式会社日鉄エレックス ニッテツ北海道制御システム株式会社株式会社フリーダムマルイチエンジニアリング株式会社 大阪支店株式会社三鈴エリー三菱化学株式会社 直江津事業所三菱電機エンジニアリング株式会社 長崎事業所三菱電機コントロールソフトウェア株式会社 長崎事業所三菱電機システムサービス株式会社三菱電機ビルテクノサービス株式会社株式会社宮本工業所森永エンジニアリング株式会社株式会社山武アドバンスオートメーションカンパニーロイヤルコントロールズ株式会社(五十音順)

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計 装 パ ー ト ナ ー 紹 介 株式会社アイテック

〒460-0026 愛知県名古屋市中区伊勢山2丁目8番21号 NKCビル4階TEL:052-350-5155 FAX:052-350-5166E-mail:[email protected]:http://www.itc-nagoya.co.jp

事業紹介

①PC及びシーケンサを中心とするFAシステムの設計・製作②計装シーケンサ応用システムの設計・製作③ビル空調計装システムの設計・製作④各種結束装置の設計・製作

製品/システム紹介

●各種データロギング装置●各種自動検査装置●搬送物区分機制御装置●生産数・工程表示装置●生産物自動検査装置

●塗装プラントのプロセス制御●自動車部品搬送ライン自動化●焼成炉の雰囲気制御●省電力化へのソリューション事業●食品プラントのプロセス制御

●調合レシピ情報化システム●コージェネ設備制御監視●結束装置●ユーティリティ状態一括監視システム●SCADAシステム

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MELSEC PROCESS CONTROL PARTNER ASSOC IAT ION

M E L S E C 計 装 パートナー会MELSEC PROCESS CONTROLPARTNER ASSOCIATION

株式会社エイペックス

〒417-0801 静岡県富士市大渕4527-6TEL:0545-36-2111 FAX:0545-36-2112E-mail:[email protected]:http://www.apex-fuji.co.jp設立:昭和36年11月9日

事業紹介

各種プラント(製紙・食品・ガス・水処理・実験装置など)において、ハード・ソフト設計、製造、電気計装工事及び運転調整まで個々のニーズに合ったシステムの構築をしています。特に計装工事においては光ファイバーケーブルの端末加工技術、各種導圧配管、防爆工事に長年の実績があります。また、製紙プラントにおいては自社製品のパルプ濃度計、ノズルカッターなどの販売を現在、全国に展開しています。

岡田電機株式会社

〒799-0403 愛媛県四国中央市三島朝日2丁目20-2 TEL:0896-23-4188 E-mail:[email protected]:http://www.okadadenki.com

事業紹介

昭和23年6月創業以来、真に役立つシステムを構築していくため、①人間を知ること。②社会のニーズを知ること。の二点がそのスタートラインにあると考えてビジネスに取り組んでいます。国内・国外の様々な産業界のニーズに最先端のシステムで貢献する企業を目指し、日々邁進しています。各種電気設備工事の、施工から受変電盤・制御盤設計製作、制御・管理ソフトウェアの開発、試運転調整、メンテナンスまでトータルサポート。特に地場産業界において、抄紙機プラントの受電設備、計装シーケンサを使用した原質・抄紙設備、モーションコントローラを使用した加工機設備などから多くの技術とノウハウを蓄積しました。多くの産業界から多大なる評価を獲得し、海外向け湿式不織布製造ラインや、環境生活関連施設や食料・農業関連施設の自動化省エネ化に貢献。厳しいテストから生まれたIP規格対応した制御盤やISO-9001品質認定に基づく、高いクオリティの製品製作で、多種多様な産業界に貢献しています。

事業紹介

計装老舗企業で培われたノウハウを、より自由な発想と機動力を用いて「人と設備とつなぐ技術」で社会に貢献すべく1999年に創業したPA・FAエンジニアリングベンダです。以来、主に岩国大竹地区を中心とした広島、岡山など中国地方はもとより、東海、九州地方にまで数多くのソフトウェア、ハードウェアを提供してきています。「モノづくり」にこだわる企業を支援する会社です。DCSのエンジニアリングにより習得した豊富なノウハウを有し、シーケンサでの計装にDCSエンジニアリングを的確に応用しユーザに提供します。また、各社計装シーケンサをサポートする共通アプリケーションを自社開発し提供するとともに、運転、解析に必要な新規アプリケーションの開発も積極的に行っています。ハードウェア設計、ソフトウェア設計、フィールド設計において信頼性、将来性、経済性を加味し、メーカを選ばない最適のシステムを提案、納入しています。

事業紹介

国内事業用火力発電所、LNG基地、産業分野のエネルギー関連プラント向けなどに自動制御装置、周辺装置の設計、製作、調整、保守を行って

いる技術者集団の会社です。独自開発の制御装置の最大の特徴は、お客様ニーズをフレキシブルに反映しシステム構築をした制御装置の設計

製作を行っていることです。また、プラントレベルの試運転調整を行うことができ、お客様の期待に応えた装置性能発揮を実現しています。さらに

ABB日本べーレー(株)の装置は、他社装置とのインタフェースを容易に行えるオープン化されたシステムで有り、拡張性のある統合化システムを

実現していくことが可能。この一翼を担っているのがABB日本べーレー(株)の制御装置とMELSECシーケンサとの融合システムです。

株式会社インプレステック

〒739-0603 広島県大竹市西栄2丁目4番12号担当部署:管理部 TEL:0827-54-1177E-mail:[email protected] URL:http://www.impress-tech.co.jp/

ABB日本ベーレー株式会社

〒410-2193 静岡県伊豆の国市原木511番地 担当部署:営業統括部 TEL:055-949-3015 E-mail:[email protected]:http://www.bailey.co.jp/ 設立:1971年3月15日 資本金:1億9266万円 代表者:代表取締役社長/ヒュークレイトン(Hugh Clayton)従業員:211名

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MELSEC PROCESS CONTROL PARTNER ASSOC IAT IONMELSEC PROCESS CONTROL PARTNER ASSOC IAT ION

M E L S E C 計 装 パートナー会MELSEC PROCESS CONTROLPARTNER ASSOCIATION

川之江造機株式会社

〒799-0195愛媛県四国中央市川之江町1514TEL:0896-58-0111 E-mail:[email protected]:http://www.kawanoe.co.jp

事業紹介

紙パルプ機械(パルプ製造設備、抄紙機、仕上機械、紙加工機械など)を設計・製造・販売しています。「抄く・巻く・切る・折る・包む・砕く」という紙製品の製造に関わるあらゆる機械の開発に、KAWANOEならではの技術力と豊富な経験で、お客様のニーズに応えています。特に国内シュア60%を誇るベストフォーマヤンキー抄紙機は、国内外150台以上の導入実績があり、高品質な紙と優れた経済性を同時にクリア。お客様の信頼と絶大なる評価をいただいております。高速高機能グレードマシンには、「MELSEC計装」シーケンサを積極的に採用。マシン機側にはDCS画面に代わる大型タッチパネルを設置し、DCSに匹敵する画面を提供します。まさにFA+PAを計装シーケンサで実現しました。コンセプトは、「設計→立ち上げ→運用」の統合マネージメントと、シーケンサの信頼性や優れたエンジニアリング性を生かし、フレキシブルに低コストで提供することです。今後は、さらなる高機能化・高性能化はもちろんのこと、新しい付加価値の提供を目指すとともに、計装現場のニーズにマッチした「使いやすい」システムを提供していく所在です。

導入事例

川之江造機(株)の抄紙機におけるプロセス制御はループ数からすると中小規模設備に位置すると考えています。シーケンサと多数の調節計で構成していた機能を1台のプロセスCPUに集約しました。HMI(ヒューマンマシンインタフェース)には従来から採用しているタッチパネルに計装機能を加えています。プロセス制御からFA制御までをトータルに構築し、イニシャル及びランニングコストを削減しました。最新のマシンには、三菱15インチGOTを採用して大画面化を図り、視認性・操作性の向上を実現しています。念願だったPX DeveloperのGOT画面自動生成機能をフルに活用し、監視画面・チューニング画面・トレンド画面作成のエンジニアリングコストを削減しました。タッチパネルは、耐環境性に優れ、長期安定供給が可能であり、川之江造機(株)製マシンの現場操作盤には最適です。制御盤のプロセスCPUとタッチパネルの組み合わせで、コンパクトな現場型のトータルマシン監視計装システムが構築できたと考えています。

京都EIC株式会社

〒613-0034 京都府久世郡久御山町佐山西ノ口1-4TEL:0774-41-5150 FAX:0774-46-3553<東京営業所>〒146-0094 東京都大田区東矢口1-18-2 ステイブル蓮沼304号TEL:03-6715-8183 FAX: 03-6715-8184E-mail:[email protected] URL:http://www.kyotoeic.co.jp

事業紹介 得意分野

京都EIC(株)は成長発展を続ける工業製品の製造現場で自動化・IT化・省エネルギー・省資源、また最近では環境システム構築のパートナーとして長年培ってきた技術力を基に、計装制御・自動制御システムのプランニングから設計・製造・施工・アフターサービスまで、一貫したEIC(電気・計装・コンピュータ)の統合化の要求に応える、計装・電装の専門技術者集団です。特に大型DCSから単ループ主体の簡易計装システムまでの幅広い規模への対応力と、計装品選定から制御盤の設計・製作や計装工事施工までを含めたサービスをワンストップで提供出来る点を特徴としております。また、低CO2社会を目指した風力発電と太陽光発電のハイブリッド・システムの実用化にも取組んでいます。 シーケンサの計装用途事例 ガラス溶融炉燃焼制御設備/ボイラー制御設備/水処理制御設備/廃液回収設備/薬液調合設備/廃棄物処理設備/工場空調管理制御設備/各種広域遠隔監視システム/各種ロガーシステム 認証 ISO9001-2000認証/KES(環境マネージメントシステムスタンダード)ステップ2認証/ワンダーウェア社認証SI 参加団体 日本計装工業会/日本プラントメンテナンス協会/日本電気計測器工業会関西支部/日本EICサービス協会 他

京都EIC(株)は30年以上にわたって硝子の製造現場で培ってきた溶融の知識や燃焼を中心とした計装技術・高温環境で使用する設備のノウハウを生かして、硝子炉向けの統合監視制御システム(Glass Brain)や、専用センサー・炉内用ITVシステムの開発・販売及び施工を行っております。現在、京都EIC(株)の硝子炉向け計装システムは国内約50プラント、海外約20プラントの稼働実績をもっており、国内外のお客様より高い評価をいただいております。

地球に優しい、人に優しい、EICのトータルコーディネイター

・ 薬品添加バッチプロセス ・ パルプ原質装置 ・ パルプシートマシン

硝子炉内の様子

高温炉用ITV(Phoenix Eye)

海外(タイ)でのGlass Brain

京都EIC(株)のシンボル

風と太陽の発電システム

他の事例

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1413

MELSEC PROCESS CONTROL PARTNER ASSOC IAT IONMELSEC PROCESS CONTROL PARTNER ASSOC IAT ION

M E L S E C 計 装 パートナー会MELSEC PROCESS CONTROLPARTNER ASSOCIATION

キリンエンジニアリング株式会社

〒221-8558 神奈川県横浜市神奈川区新浦島町1-1-25 テクノウェイヴ100ビル6F 担当部署:FAシステム部TEL:045-451-7618URL:http://www.kirineng.co.jp/

事業紹介

食品・医薬品部門に特化した工場建設設備のプラントエンジニアリング企業として、ユーザ様のニーズを十分に理解し、生産設備、物流施設、情報システム、ユーティリティ設備、建築など、あらゆるご依頼において『企画・計画から設計、調達、施工、試運転、お引渡し』といった一連のエンジニアリング業務から、引渡し後のメンテナンスに至るまで、責任ある一環したプロジェクト体制で、エンジニアリング業務を提供しております。ユーザとしての経験を合わせ持つキリンエンジニアリング(株)のプロジェクトの特徴としては、お客様の視点で全体の業務フローから、合理的なオペレーションを検討し、全体最適を考えた無駄のない工場設計を進める点にあります。食品・医薬品に特化しているからこその視点で、食の安全を守る現場として『決して不良品を出さない』といった立場に立ち、計装・制御のみならず、オペレーションをも含め、十分な安全措置をとり、決して過剰設備になることなく、お客様のご要求にお応えしております。食品分野の実績としては、酒類・飲料に限らず、調味料やスナック菓子・乳製品など幅広い経験を持っており、また製造システムのみならず、物流・生産管理・MESといったシステム範囲までエンジニアリング業務を提供させていただいております。

事業紹介

全国129ヶ所の国内事業所を有し、総合設備企業として電気、情報通信、空調・衛生、内装工事などで営業展開。また、海外でも80ヶ国以上で施工実績があり、20数ヶ所の営業拠点を中心に、事業展開しています。近年、太陽光発電や高速電力線通信など、話題の分野にも積極的に取組んでいます。計装分野での実績は50余年を数え、そのフィールドは各種工事やビル、発電設備、環境プラントなど多岐にわたります。事業内容は、防爆計装工事から計装システムの設計、ネットワークや監視・制御システムの構築、お客様設備のメンテナンスまでを含めた、まさにトータルエンジニアリング。高度化、多様化するビルや工場の機能性、安全性、快適性をかなえるために欠かせない監視制御システムを構築する計装設備。たとえば異常を早期に検出する通信システムや生産性を高めるプラントシステムなど、長年にわたり培ってきたノウハウと高次元の計装技術をベースに、様々な規模や用途に応じたシステムづくりを行っています。

株式会社きんでん

〒531-8550大阪府大阪市北区本庄東2-3-41 担当部署:プラントエンジニアリング部 TEL:06-6375-6260URL:http://www.kinden.co.jp/

事業紹介

1962年の会社設立以来、九州地区の中心部に位置し、種々の安定的な電気制御計装システムをお客様に提供し、自社の人材及び設備を保有することで設計、製作、施工、検査、メンテナンスの一貫した製造ラインを構築しております。製造業、建設業及びメンテナンスの業種において客先の品質要求、ニーズに応えるべく製品を提供しております。また、1975年に計装部門を新設して以来、培った計装技術を持って、下記の導入実績にて監視制御分野で設計、製作、施工及びメンテナンスを提供しております。

製粉プラント、ビール製造設備、製薬工場、水処理設備、トンネル換気設備、電力監視設備など

校正(電磁流量計、伝送器、水質計器など)、ループ試験、DCS基板チェック

Fix、SEDAM、In Touch、看太郎、Visual Basicなどの基本ソフトウェアを使いHMI部の設計技術。また現在、MCR社の製品である汎用監視パッケージ「Monity」を取り入れたMELSEC計装の監視制御にも取組んでいます。

株式会社サン有明電気

〒836-0061 福岡県大牟田市新港町6番地TEL:0944-54-1155URL:http://bweb.pep.ne.jp/sunariake/

事業紹介

主に紙パルプ会社での中規模DCS、食品工場関係の制御監視システム、地域暖房関連遠隔監視操作システムなどのアプリケーションを手掛けています。

制御盤・配電盤・計装盤の設計製作を行なっております。

信頼性を確保するための定期的な点検や修理・予防保全を行なっています。

株式会社京和エンジニアリング

〒059-1301 北海道苫小牧市東開町3丁目20-28TEL:0144-55-5588E-mail:[email protected]:http://www.kyowaeng-net.co.jp/設立:昭和58年10月1日 資本金:1,000万円役員氏名:代表取締役 松友 淳 従業員数:16名

監視・制御システム・ソフトウェア設計構築

制御盤の設計・施工

計装設備の保守・点検・修理

設計、製作、施工に於ける導入設備

メンテナンス対象装置

監視制御技術

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MELSEC PROCESS CONTROL PARTNER ASSOC IAT IONMELSEC PROCESS CONTROL PARTNER ASSOC IAT ION

M E L S E C 計 装 パートナー会MELSEC PROCESS CONTROLPARTNER ASSOCIATION

事業紹介

三興コンピューターソフトウェア(株)は、各種生産設備のMES及びPC、シーケンサを主体とした自立分散型制御システムインテグレーションのプロフェッショナルとして基本設計からアプリケーション開発、製作、キャリブレーション、試運転まで一貫したシステムエンジニアリングを行っています。特に、医薬製造設備(原薬、製剤、治験、研究)向システム/GMP準拠バリデーション等では長年にわたり豊富な経験と実績により高い評価を獲得しており、近年は21CFR Part11対応システムも多く手掛けるとともにバリデーションエンジニアリングサービスの拡充に取組んでいます。

事業紹介

JFEテクノス(株)はJFEエンジニアリンググループが培ったテクノロジーをベースに、ハードウェア提供型のエンジニアリングをはじめ、ものづくりのノウハウを結集した先進的技術集団として多様な事業を展開しています。高度な技術力と柔らかな発想で、さまざまなお客様の要請にお応えし、一貫したサービスの提供に努めています。

導入事例

JFEテクノス(株)では各種プラント向けにDCS(専用コントローラ)及び計装シーケンサ(MELSEC計装)をベースとした監視制御システムの設計・製作・現地試運転(SV)を実施しています。この中でMELSEC計装をベースにしてシステム構築を行う場合には、HMI部にWonderware製の汎用パッケージInTouch(グラフィック・アラーム画面等)とPX Developerモニタツール(フェースプレート画面等)を組み合わせてシステム提供しています。また、納入先としては公官庁及び民間向けの、ごみ処理プラント・廃棄物処理プラント・発電プラント等へ多数納入しています。

JFEテクノス株式会社

〒230-0044 神奈川県横浜市鶴見区弁天町3番地担当部署:電気・システム事業部 制御システム部               TEL:045-505-7577                             E-mail:[email protected]                      URL:http://www.jfe-technos.co.jp   

事業紹介

永年、鉄鋼プラント建設と保全で培った高度で信頼性の高い技術を駆使する、電気、制御、コンピュータ、通信の総合エンジニアリング会社。鉄鋼分野はもとより、FA分野、産業分野そして環境・エネルギー分野等あらゆる社会基盤において、お客様のニーズに合わせてトータル・ソリューションを提供しています。製鉄所における製品の品質や精度を維持向上するために、温度、圧力等のプロセスの情報と製品情報等をもとに最適に制御を行う装置を多数提供。その中で、最近では、今までに得られた貴重な経験を活かして、計装制御装置にMELSEC計装を積極的に導入し、多分野のユーザ様より好評を博しました。お客様に対するソリューションとして、MELSEC計装を適用することにより、より高いコストパフォーマンスと優れたメンテナンス性が得られて、お客様から高い評価を獲得しています。

JFE電制株式会社

〒108-0014 東京都港区芝4丁目1番23号(三田NNビル12F)担当部署:エンジニアリング事業部エンジニアリングセンターTEL:03-5427-4481E-mail:[email protected]:http://www.jfe-densei.co.jp/

事業紹介

鉄鋼、化学、原子力、食品、半導体、公共交通など、様々なお客様の、工場設備・プラントのエンジニアリング、メンテナンス、システム開発など、機械・電気・情報分野の幅広い事業を行っています。産業設備の様々なプロセスにおける、計装設備の設計・製作を行っています。新規設備導入や既設設備の更新を計画されているお客様に対して、ご要求仕様に応じた最適なシステムをご提案、納入し、ご好評を頂いています。計装制御については、大規模なプラントの計装設備から、数ループの小規模システムまで、なんでもお任せください。また高温、粉塵が非常に多い環境等の悪環境下での使用に耐えうる、マイクロ波や中性子線を用いたセンサの製造、販売も行っております。

株式会社神鋼エンジニアリング&メンテナンス

〒657-0846 兵庫県神戸市灘区岩屋北町4丁目5-22 担当部署:営業本部 田尻勝TEL:078-882-5271E-mail:[email protected]:http://www.shinkoen-m.jp/

三興コンピューターソフトウェア株式会社

〒230-0002 神奈川県横浜市鶴見区江ヶ崎町3-3 担当部署:テクニカルマーケティング部 TEL:045-583-9171(代)E-mail:[email protected] 又は [email protected] URL:http://www.skgr.co.jp 設立:昭和61年12月 従業員数:43名代表者:井本眞道(三興グループ各社 代表取締役兼)出張所:岐阜/各務原市、茨城/神栖市、埼玉/美里町 関連会社:三興ヘッドクォーターズ(株)、(株)三興、三興コントロール(株)、三興工事(株)、(株)アシスティル、海外法人(USA、シンガポール他各所)

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MELSEC PROCESS CONTROL PARTNER ASSOC IAT IONMELSEC PROCESS CONTROL PARTNER ASSOC IAT ION

M E L S E C 計 装 パートナー会MELSEC PROCESS CONTROLPARTNER ASSOCIATION

上下水道プラント・ごみ焼却プラント・各種機械プラントなどの全体を監視する中央監視、制御盤、計測テレメータ盤、ポンプ運転盤のほか、コンピュータによる中央情報処理装置(データロガー)、中央制御装置(DCS)のハード/ソフト設計・製造・現地調整(SV)派遣までの一環製作。

沖縄中部北ごみ焼却施設(中央制御装置ほか)、熊本市水道局、池上上水源(電気計装設備)、古賀市リサイクルプラザ(電気計装ほか)、山鹿鹿本クリーンセンター(データロガー) その他

第一制電機株式会社

〒812-0863 福岡県福岡市博多区金の隈3丁目9-10TEL:092-503-2735 FAX:092-504-2387E-mail:[email protected]:http://www.fce-jp.com/

事業紹介

導入実績

事業紹介

三菱重工業(株)の多機種の製品及びキャタピラージャパン(株)の建設機械の開発・設計業務を担当。これまで培った総合エンジニアリング力を生かし、設計業務ばかりではなく、機器、装置の設計・製作から据付ならびに制御ソフトウエアの作成・試験まで、一貫した業務にも取組んでおります。また、三菱重工業(株)以外のお客様に対しても確かな技術力で、設計・製品・サービスを提供しています。電気計装設計の分野では、原子力プラント、環境装置、試験装置、文化レジャー・スポーツ施設等において、三菱重工業(株)のグループ会社として、MELSEC汎用シーケンサとパソコンを用いた計装・計測・制御システムを数多く手掛けています。また、数多くのアクチュエータやセンサを有するシステムに対し、汎用シーケンサを使用し、現地試験を簡略化するためのシミュレータを開発・設計することも行っています。最近ではpH計、他種々計器を含むプラントにおいて、MELSEC計装を使用した業務に対応し、計装シーケンサに関する経験を蓄積しつつあります。さらに、上位機種であるMELTACも使用しています。

西菱エンジニアリング株式会社

〒652-0863 兵庫県神戸市兵庫区和田宮通7丁目1番14号担当部署:電気制御技術部 TEL:078-672-4427E-mail:[email protected]   [email protected]:http://www.seiryo-eng.co.jp/

事業紹介

新立電機(株)は、FA分野での長年にわたり蓄積された実績を元に、PC・シーケンサ・表示器・マイコンなどを使用した、各種自動装置・省力化機器の動力盤・制御盤の設計製作を行っています。近年の計装シーケンサの充実により、自動機器にユーティリティ関連機能を付加した設備や、従来調節計を使用していた制御部をプロセスCPUに置換えた制御システムを手がけています。また、テストプラントや小規模PA設備を「計装シーケンサ+表示器」、もしくは「計装シーケンサ+SCADA」の組合せによる制御及び監視を行い、ダウンサイジングを行う事によるコストダウンなどの顧客メリットをご提案出来るシステムを提供して行きます。めまぐるしく変化し、発展する数々の新技術に、いかに早く取組み、また、消化し、お客様に提供していけるか。その為への努力と挑戦を最も大切にしています。FA・PAを主フィールドにさまざまなユーザニーズに迅速かつ的確に対応します。

新立電機株式会社

〒744-0002 山口県下松市東海岸通り1-10 担当部署:営業本部 技術営業課TEL:0833-43-6130E-mail:[email protected]:http://www.shinritsu.co.jp設立:昭和48年11月 資本金:2400万円

製品紹介 事業分野

全体を監視する中央監視盤、制御盤、計測テレメータ盤、ポンプ運転盤の他、コンピュータによる中央情報処理装置(データロガー)、中央制御装置(DCS)を各プラントへ納入しています。

多様化時代に応える製品の数々。 広い分野で重要なポジションを抑えています。

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2019

MELSEC PROCESS CONTROL PARTNER ASSOC IAT IONMELSEC PROCESS CONTROL PARTNER ASSOC IAT ION

M E L S E C 計 装 パートナー会MELSEC PROCESS CONTROLPARTNER ASSOCIATION

事業紹介

“Technology with Heart”の標語のもと、テクノロジーの調和、環境との調和による社会貢献を目指しています。各事業分野(総合エンジニアリング事業:機械・電気・システム・土木・建築の複合、整備事業、プラント総合事業、エコロジー事業)の技術を複合的に発揮しながら、企画・設計から操業までを一貫して行なう総合エンジニアリング企業です。

システム/製品紹介

太平工業(株)が最も自信を持って提案する低価格、高信頼性を実現するシステムです。

太平工業株式会社 電計事業部

〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビルTEL:03-6860-6625 FAX:03-3217-2038E-mail:[email protected] URL:http://www.taiheikogyo.co.jp/

タクマシステムコントロール株式会社

〒660-0806 兵庫県尼崎市金楽寺町2丁目2番33号(タクマビル)TEL:06-6487-4830FAX:06-6487-4839URL:www.takuma-sc.co.jp/

製品紹介

タクマシステムコントロール製「SCADA」TS-PAT1000

事業紹介

ボイラ及び都市ごみ焼却発電プラントなど、各種環境設備、公害関連システムの総合エンジニアリング会社(株)タクマが、これらのプラント制御を通じて培い、蓄積した各種エンジニアリングノウハウをもとにより的確で容易に、かつ経済的にエンジニアリングを行うことを目的として発足させた計装制御システムの設計・製作会社です。

システム事例

シーケンサと自社製SCADAを用いて、二重化のパソコンDCSを構築 システム全体図

リサイクル設備/MELSEC計装

●新しいSCADAの誕生です!●制御から帳票まで、これひとつでOK。●PLC計装でDCS(分散型制御装置)のようなシステムが実現できます。●豊富なプラント制御の経験からニーズに合わせたシステム構築、 ソフト制作が可能です。

●シーケンサ(三菱電機MELSEC Q) ・CPU:2台 ・アナログ入力:19点 ・アナログ出力:2点 ・パルス入力:4点 ・デジタル入力:163点 ・デジタル出力:68点 ・オペレータステーション:2台 ・監視操作画面:37枚

本製品はシステム販売のみとなります。(パッケージでの販売はしておりません)

「汎用シーケンサ」と「汎用パソコン」を採用したEI統合システム

電計事業 EIエンジニアリング

●鉄鋼(製銑・製鋼・圧延)プロセス制御システムのエンジニアリングに関する経験が豊富です。●特に高炉改修時の制御装置の更新、連続鋳造設備制御装置の新設・更新、加熱炉制御装置の新設・更新等の大規模システムへの対応を得意としています。●企画・設計・製作・工事、試運転調整から整備迄を含むエンジニアリング全般への総合的な対応が可能です。

①制御部に汎用シーケンサ、HMI部に汎用パソコンを採用したネットワーク接続によるEI統合システムです。②シンプルなシステム構築、入出力情報の共有化による操作性統合並びにデータの一元管理に最適です。ご要望により設備診断システム、物流並びに倉庫管理システム等をデータロガー機能も併せてご提案させて頂きます。③大規模システムから脱却し、設備投資を抑えたシステムです。総合エンジニアリング会社として、新規導入システム検討並びに老朽更新の企画・検討もご提案をさせて頂きます。

業務内容

特徴

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MELSEC PROCESS CONTROL PARTNER ASSOC IAT IONMELSEC PROCESS CONTROL PARTNER ASSOC IAT ION

M E L S E C 計 装 パートナー会MELSEC PROCESS CONTROLPARTNER ASSOCIATION

株式会社田原電機製作所

〒183-8519東京都府中市本町2-30TEL:042-365-0611FAX:042-360-1149URL:http://www.tahara.co.jp/

事業紹介

(株)田原電機製作所は主に工場のプラント向け受配電システム、プラント制御監視システムの設計製作から現地試運転調整サービスまで、お客様のニーズに答えたトータル的な製品を提供しております。また制御監視システムなどに組み込まれる各種電子機器の開発製造事業も、合わせて行なっています。以上の制御システム構築、産業用ソフトウェア開発、電子機器開発製造を主な事業とし、三つの事業がシステムとして統合されることで多様なソリューションを提供することが可能となります。また自社開発製品である太陽電池アレイチェッカは、この先需要の拡大が予想されるクリーンエネルギーへの対応にも目を向け、環境を配慮した製品開発、サービスの提供も合わせて手がけております。

得意分野/導入事例

(株)田原電機製作所は各種プラントに組み込まれるシーケンサを使った制御システムの納入実績を多く持っています。近年の制御システムの高度化に伴い、「タッチパネル+シーケンサ」とを組合せた一般的なシステムから、SCADAを使用した「PC+シーケンサ」の中小規模プラント監視システムまで幅広くシステムを手がけています。(株)田原電機製作所はこれらの制御システム技術力を背景として上下水道設備、ゴミ処理設備、火力原子力発電設備を始め、化学、紙パルプ、食品など幅広い分野で使用されるプラント制御監視システムを、システム設計の段階からシステムの製作、そして現地試運転調整を含め、お客様のニーズやソリューションに応えた多数のシステムを供給しております。

設備増設制御システム構成図案

製品/システム紹介

多量原料計量装置(自動倉庫連動)・少量原料計量装置(移動式計量機)・手計量装置の連動計量システムです。各計量装置をシーケンサネットワークで結び、計量指示や実績管理はEthernetを経由し管理コンピュータで行っています。

スイング式の液体充填計量機です。充填弁を増設する事により、最大30種の充填計量が可能。また、計量制御はシーケンサにて3段制御(大供給・小供給・ショット)を行い、高精度計量が可能です。

タケモトデンキ株式会社

〒532‐0027 大阪府大阪市淀川区田川3-5-11TEL:06-6300-2133FAX:06-6308-7766E-mail:[email protected] URL:http://www.takemotodenki.co.jp

計量システムフロー スイング式計量機の構造

事業紹介

タケモトデンキ(株)は「はかるスペシャリスト」として、国内で初めて電気指示計器を手がけて、創業90年を超える計装機器のメーカです。計装技術・制御技術・通信技術を駆使した各製品の設計、製造を行っています。

電力関連・省エネ関連計測機器、プロセス計測機器、各工業用はかり、粉体・液体計量供給装置主な製品

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M E L S E C 計 装 パートナー会MELSEC PROCESS CONTROLPARTNER ASSOCIATION

事業紹介

「計測・制御機器および計装システム」の専門メーカとして、特長ある商品と計測技術で、「省エネルギー」「省力と効率化」「品質の向上」「環境整備と安全な操業」「試験・研究開発」など幅広くお役に立っています。

得意分野/導入事例

プロセス計装、装置計装を中心に活躍しています。プロセス計装は、記録計、調節計、スキャナ、操作端を組み合わせ、計装専用ソフトウェア「CISAS」でシステムを構成。電子・電機、機械、自動車を中心に販売しています。また、装置計装は、燃料電池評価装置、カロリーメータ(コンプレッサ性能試験装置)、エージング装置(熱衝撃試験装置)のエンジニアリングを中心に開発・生産を行っています。

事業紹介

浄水、下水、ごみ処理など各種プラント設備の受配電盤・動力制御盤・監視操作盤など電気設備に関するありとあらゆる盤の提案・設計・製作・制御ソフトウェア構築から現地調整を一貫した生産体制で築き上げています。計測技術とWEB技術を駆使した監視装置開発を手がけており、広域河川監視・広域拠点監視に大きな実績を築き上げています。計装制御部分においては、ゴミ処理施設・焼却炉施設にも実績があり、様々な施設から認められています。また、特殊生産工場向けのシステムにおいての乾燥設備も手がけており、製品の出来を左右する安定した乾燥状態を提供。このように、巨大なゲート制御から微細な位置決め制御まで、高いクオリティでモノをコントロールする制御盤を提供しています。

株式会社チノー

〒173-8632 東京都板橋区熊野町32-8TEL:03-3956-2111 FAX:03-3956-2449E-mail:[email protected] URL:http://www.chino.co.jp/

株式会社日照電機製作所

〒007-0885 北海道札幌市東区北丘珠5条4丁目732-50 担当部署:システム開発課 TEL:011-785-2711E-mail:[email protected] URL:http://www.nisshodenki.com/

事業紹介

システムソリューション、高度情報通信事業から電気・計装プラント事業、制御システム事業、建築設備事業まで、次世代を担う新日鐵グループの総合エンジニアリング企業です。製鉄プラントで培ってきた最先端技術をもって企画・調査から設計、施工、メンテナンスにいたるまで一貫したサービス体制でお客様に最適なシステムをご提供しています。

システム事例

(株)日鉄エレックスのパソコンDCS「テクナイス」は、パソコンとシーケンサをベースに、専用DCS相当の機能を実現した「監視制御システム」です。特長として、●汎用PC、シーケンサ採用によるローコスト指向●汎用OS採用によるオープン化指向●EI統合を容易に実現 システム構成 高信頼性を実現した二重化システムです。

株式会社日鉄エレックス

<本社>〒104-0033 東京都中央区新川1丁目8-8(アクロス新川ビル6F)<北九州本社>〒805-8555 福岡県北九州市八幡東区前田大塚1320-4 担当部署:八幡支店 プラントエンジニアリング部 TEL:093-288-5915E-mail:[email protected] URL:http://www.ns-elex.co.jp/

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MELSEC PROCESS CONTROL PARTNER ASSOC IAT IONMELSEC PROCESS CONTROL PARTNER ASSOC IAT ION

M E L S E C 計 装 パートナー会MELSEC PROCESS CONTROLPARTNER ASSOCIATION

事業紹介

豊富な実績とノウハウを持つ北海道初の本格的電気電子メカトロ企業として、各種ニーズにマッチした最適規模の計装及びプロセス制御装置・各種フィールド機器を開発・製作。ニーズをエンドユーザの立場からとらえ、製鐵分野で培った高度な計測・制御技術を提供。幅広い分野・多種多様な業態でハイパフォーマンス・ローコストを実現しています。

製品紹介

製鐵所では、様々なプロセスに於いて温度・圧力・流量・長さ・重さ・・・等々、実に多彩な物理量のセンシング&コントロールを実現。そこで培った計測技術をベースに、検出端から制御装置及び操作端まで、お客様のニーズに合わせた幅広い計測制御システムを構築しています。●DCS/シーケンサ計装(連鋳、加熱炉、焼鈍炉から ごみ焼却炉、溶解炉まで大中小規模プラント制御システム)●省エネ・省力化計装(路面融雪、高炉延命、放射温度計、 走査温度計、トラックスケール)●配管レス計装(配管レス差圧伝送器、高速電動遮断弁、 電動調節弁)●オンライン水分計(赤外線、絶乾式、中性子)●酸洗・メッキライン分析計●鏡面式分析計●煤塵濃度計

ニッテツ北海道制御システム株式会社

〒050-0087 北海道室蘭市仲町12番地 担当部署:計測制御部 TEL:0143-47-2648 URL:http://www.ncsfox.co.jp

事業紹介

(株)フリーダムでは、建物内に散在する設備機器、装置の状態監視や操作を一元管理し、保守管理が簡単・快適に行える「中央監視システム」を軸に、管理目的に応じた各システム・製品を提供しています。(株)フリーダムは、ビル・プラントの中央監視を行うための、自社製のSCADA(Supervisory Control And Data Acquisition System)とシーケンサで構成されたシステムを提案・設計・調整作業・保守までワンストップでご提供するシステムベンダーです。IT化が加速する時代に、より柔軟で、より高付加価値なFA・BAシステムを提供するべく、開放系のプロトコルによりオープン化を図るなど、日々進化を追及しています。また改正省エネルギー法に対応するためのエネルギー使用量の見える化から、SCADAを介しての設備の高効率運用を一元管理のシステムでご提供いたします。

システム事例

現場エネルギー使用の見える化、削減ポイントのワカル化、省エネのデキル化にワンストップで対応するシステムをご提供します。

株式会社フリーダム

〒550-0013 大阪府大阪市西区新町1-24-11担当部署:システム部TEL:06-6535-7577E-mail:[email protected] URL:http://www.frdm.co.jp

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株式会社三鈴エリー

〒510-0886 三重県四日市市日永東3丁目8番13号TEL:059-345-8950 FAX:059-349-0123E-mail:[email protected](技術窓口)URL:http://www.misuzuerie.co.jp

事業紹介

E&Iの複合化と信頼の輪でお客様の繁栄を創造する技術サービスを目指します。 電気事業 電気設備のエンジニアリングからメンテナンス、各種回転機のメンテナンス、また豊富な経験に基づく技術サービスなど、お客様の要求にお応えした確かな技術をご提供します。 計装事業 FA、PA、BAなどの各種制御装置、制御システム、また各種応用システムの開発からメンテナンスまで、お客様の要求にお応えした無駄のないトータルシステムをご提供します。 システム開発事業 生産管理、製造管理システムの企画、構築から、様々な通信・センサー・画像処理技術の応用による装置・システムの開発まで幅広い分野でお客様の要求にお応えします。 検査装置 事業ユーザとしての豊富な経験・ノウハウと光学・照明及び精密技術を融合した欠陥検査装置です。フィルムやガラスの微細欠陥やムラ、また異物、気泡、ピンホールなど、物理的欠陥をパーフェクトに検出します。

導入事例

●目的 ①老朽化したボイラー設備監視・制御装置の更新による運転安定 化(制御パネル盤→PC-シーケンサシステムに更新)②ボイラー3基の統合監視による省人化 ③フィールド情報取り込み拡大による監視強化 ●設計ポイント①設備更新の投資コストを抑えるため、コストパフォーマンスの高い PC-シーケンサシステムを導入 ②ボイラーの温度、圧力、液面のPID制御機能を満足させるため、 シーケンサにプロセスCPU(Q06PHCPU)を採用③HMIにはエネルギー監視に特化した機能を持つEcoMoni ty (MCR社製)を採用●システム入出力点数 ● Ai:50点 ● Pi:10点 ● Ao:10点 ● Di:20点 ● Do:20点

ボイラー制御システム

製品/システム紹介

●排水路のPH値制御用●PH濃度制御及びポンプ・バルブの制御

●3台のコントローラを計装シーケンサへ変更し、精度の向上及び遠隔での監視をモニタリングツールを用いて実現。

三菱化学株式会社 直江津事業所

〒942-0032 新潟県上越市福田1TEL:025-545-6042 FAX:025-545-6140(設備技術センター)URL:http://www.m-kagaku.co.jp/

事業紹介

制御の基本である検出部(センサ)、調節部(設定・調節)、操作部(出力・操作)と各目的の機器などを組み合わせ、お客様が求められるシステムをトータルに考え、高度な機能を提供するため、空調設備をはじめ構築物全体に知り尽くし、最適な制御システムを構築し運用します。         深夜電力利用の氷蓄熱熱設備、給湯チラー台数制御他

マルイチエンジニアリング株式会社 大阪支店

〒534-0027 大阪府大阪市都島区中野町1-3-2TEL:06-6354-9466 E-mail:[email protected]設立:昭和57年11月1日 資本金:2000万円建設業許可:国土交通大臣許可(特-17) 第15907号 電気工事業/      国土交通大臣許可(特-17) 第15907号 管工事業

概要

導入にあたってのポイント

導入事例

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三菱電機コントロールソフトウェア株式会社 長崎事業所

〒852-8004 長崎県長崎市丸尾町6番14号TEL:095-864-2784~2786 FAX:095-864-2381E-mail:[email protected]:http://www.mcr.co.jp

事業紹介

三菱電機コントロールソフトウェア(株)長崎事業所ではハードウェア選定とシステム構築に加えて、自社製品を活用した最適なソリューションの提供を行っています。特に、「MELSEC計装」と親和性の高い汎用監視パッケージ「Monity」は、多くのお客様のからのご要望に応えつつ、実績を築き上げてきました。「MonityVer.3」の計装機能では、従来からの機能に加え、16タグ画面やタグオーバビュー画面、インクリメンタルサーチを採用したタグ検索画面をサポートしています。さらに、サーバ/クライアントやマルチモニタにも対応し、DCSライクな操作性も誇ります。また近年では改正省エネを視野に入れた、「EcoMonity」も開発・リリースし、三菱電機 福山製作所の「EcoServerⅡ」と「MELSEC」との同時接続により、プロセスデータと省エネデータとを統合・融合して管理、監視することが可能になりました。

得意分野/導入事例

三菱電機/東芝三菱電機産業システム(株)の協力事業・自主事業の中で、次の分野での実績があります。

応用システム 省エネ監視とプロセス監視を一体化(結合)

食品

薬品

環境

素材

交通

その他

サイロ・製粉、乳業・飲料、ビール、調味料、製菓、コーヒー、飼料

造粒

ごみ焼却、し尿処理、家電リサイクル

セメント、コークス

駅舎設備監視

ユーティリティ、省エネ

事業紹介

三菱電機エンジニアリング(株)は、三菱電機(株)向けや東芝三菱電機産業システム(株)向けを中心に、システムや製品の開発・設計関連業務を担当しており、かつ、両社以外の幅広い一般のお客様にも当社の技術力・製品・サービスを提供しています。当社事業の基盤となっている製品/技術の領域としては、監視制御システムを含む重電システムを始め、映像メディア・FA機器・メカトロ・電子デバイス等があります。

導入事例

三菱電機エンジニアリング(株)長崎事業所の監視制御システム事業においては、三菱電機(株)向け及び東芝三菱電機産業システム(株)向けを主体に、鉄鋼プラント/一般産業プラントをメインとして、各種プラントの計装制御を経験してきました(炉燃焼制御、各種流体の流量/圧力制御、各種原料のブレンド制御/搬送制御、機械制御)。近年では、過去培ってきた豊富なプラント制御のノウハウをベースとして、当社独自の計装制御システムを、一般のお客様向けを含めて納入しています。 システム構成 MMI=汎用/FAパソコン+SCADA、シーケンサ=MELSEC計装を基本としています。 当社担当範囲 システムエンジニアリング、ソフト設計・製作・試験、現地調整、動力盤・制御盤製作

三菱電機エンジニアリング株式会社 長崎事業所

〒852-8004 長崎県長崎市丸尾町6-14担当部署:技術第一部 システム技術第二課 TEL:095-864-2752E-mail:[email protected] URL:http://www.mee.co.jp/

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MELSEC PROCESS CONTROL PARTNER ASSOC IAT IONMELSEC PROCESS CONTROL PARTNER ASSOC IAT ION

M E L S E C 計 装 パートナー会MELSEC PROCESS CONTROLPARTNER ASSOCIATION

製品/システム紹介

SA1-Ⅱ(計装機能)●生産ラインと計装設備の監視/操作を1つの監視制御システムとして構築できます。●PID、サンプルPI制御などの標準制御プログラムと操作用フェースプレートを標準装備。必要なときに直ちに当該タグを呼び出して操作可能です。●リミットサイクル法によるオートチューニング機能を実装しています。

事業紹介

昇降機や冷凍・空調設備のメンテナンス実績を基に、ビル設備、ビルシステム、セキュリティシステムの管理、販売からビル全体の運営管理、老朽化・劣化や消費エネルギーの診断、リニューアルと、トータルなビル管理に携わってきました。最新の計装技術を導入し、もっとご満足頂けるビルソリューションカンパニーを目指しています。

製品/システム紹介

安価な電力料金を利用して夜間(22:00~8:00)に熱源機を運転し、氷蓄熱槽内の潜熱蓄熱材(水)を凍結。昼間の負荷時に融解することで電力料金を削減できます。温度制御や自動発停制御、最適運転制御を全自動で実行。また、運転データの確認、グラフ表示、過去データの保存を行って、運営管理・エネルギー診断を容易にしています。こうした制御により、経済的で効率的な運転制御を実現しています。

三菱電機システムサービス株式会社

〒154-8520東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー20階E-mail:http://www.melsc.co.jp/business/sa1/contact.html URL:http://www.melsc.co.jp/business/sa1/index_b.html

三菱電機ビルテクノサービス株式会社

〒530-6018 大阪府大阪市北区天満橋一丁目8番30号 OAPタワー 担当部署:関西支社 ビルシステム部TEL:06-6355-6030 FAX:06-6355-6031 URL:http://www.meltec.co.jp

氷蓄熱設備の計装事例

事業紹介

三菱電機(株)の家庭用電気製品、産業用電機品、映像・情報通信機器のアフタサービスを担当する技術サービス会社です。従来のアフタサービスに加え、メンテナンスやシステムエンジニアリング業務(システムの提案、設計、施工、保守)に取り組む、総合エンジニアリング企業です。

フェースプレート(6種類) グラフィックモニタ

SA1-Ⅱ(計装機能)

生産ラインの付帯ユーティリティ設備をMELSEC計装で簡単に実現(PID制御 最大160ループ)

オートチューニング

監視/制御

シーケンスプログラム標準装備

温水タンク

レベル制御配水流量制御蒸気による温度制御温水循環制御

空気流量制御重油流量制御ドラムレベル制御蒸気圧力制御

貯蔵レベル制御保存温度制御電力量計測バッチ定量制御

温度制御電力量計測パターン制御

熱源設備

原料タンク

工場製造ライン

電源設備

警報履歴

操作履歴

日月年報

トレンド

スケジュール

クライアント接続台数

■主な機能のスペック ■最大制御ループ数●PID制御・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・160 制御周期1000msで160ループ可能 制御周期200msで32ループ可能●SPI制御 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・160

■最大ループタグ数●PID(PID制御タグ) ・・・・・・・・・・・・・160●SPI(サンプルPI制御タグ) ・・・・・・・・160●MWM(モニタ付手動出力タグ) ・・・・160●ONF2(2位置ON/OFF制御タグ)・・160●MONI(モニタタグ) ・・・・・・・・・・・・・・320●PSUM(積算カウンタタグ)・・・・・・・・160

メモリ上で最大400件、400件を越えたデータは1日分を1ファイルとしてテキストファイルに保存

メモリ上で最大500件、500件を越えたデータは1日分を1ファイルとしてテキストファイルに保存

16データを1グループとして1,000グループ集計可能

サンプリング周期:1秒~60分 監視点数:8点を1グループとして最大100グループ

1日6回の運転切り替えを300パターン設定可能

同時接続 20台(ライセンスフリー)

内 容項 目

設定のみで簡単構築

パソコン+

MELSEC計装

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MELSEC PROCESS CONTROL PARTNER ASSOC IAT IONMELSEC PROCESS CONTROL PARTNER ASSOC IAT ION

M E L S E C 計 装 パートナー会MELSEC PROCESS CONTROLPARTNER ASSOCIATION

株式会社宮本工業所

〒930-8512 富山県富山市奥田新町12-3TEL:076-441-2201 FAX:076-441-6645E-mail:[email protected]:http://www.miyamoto-k.co.jp/

製品/システム紹介

小規模~大規模まで、専用DCSに迫る高機能をシーケンサとタッチパネルで実現しました。タッチパネル採用「MMI(マン・マシン・インタフェース)」

事業紹介

森永エンジニアリング(株)では、3事業部、5部門の業務を推進しています。<プラント事業部>工場建設にかかわる業務。<システムコントロールグループ>MELSECとパソコンで構成されたDCS「スタジオーネ」の開発と適用業務。<環境事業部>用水、排水処理業務。<機器事業部>通気弁と暖房設備業務。<機能水グループ>弱酸性水製造装置「ピュアスタ」の販売業務。

製品紹介

「スタジオーネ」はデータ駆動方式によるソフト資産を継承できるシステムです。十分なフィールドテストを行った上でシステム展開しています。MELSECとパソコンで構築されたDCS仕様のシステムで、多くの食品会社で採用されています。ユーザが使いこなせるシステムとするため、パソコンから制御データを作成でき、ラダー言語の必要性をなくしています。パソコン画面で操作するツールはオペレータが理解しやすい論理表現となっています。30,000点を超えるディジタル機器を扱うことができます。MELSECごとにアナログ制御、シーケンス制御、演算制御を対象プロセスに合わせて、しなやかな組み合わせが実現できます。講習会を1992年から毎月実施しています。

森永エンジニアリング株式会社

〒108-0075 東京都港区港南3-8-1担当部署:プラント事業部 システムコントロール・グループTEL:03-5796-9806E-mail:[email protected] URL:www.morieng.co.jp

事業紹介

工業炉、環境炉の設計、製作、販売を行っています。工業炉は、アルミ関連炉を主に中型~大型の炉を数多く納入。環境炉は、国内有数の導入実績を重ねています。

基本はパソコンレス。リモートメンテナンス機能も充実しています。

M-TCS構成図 M-TCSリモートメンテナンス

構成、メンテナンス機能

マルチループコントローラ

汎用のシーケンサとタッチパネルを使用。コストパフォーマンスを計りながら、専用DCSなみのパフォーマンスを発揮します。

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MELSEC PROCESS CONTROL PARTNER ASSOC IAT IONMELSEC PROCESS CONTROL PARTNER ASSOC IAT ION

M E L S E C 計 装 パートナー会MELSEC PROCESS CONTROLPARTNER ASSOCIATION

ロイヤルコントロールズ株式会社

〒170-0004 東京都豊島区北大塚1-14-3(大塚浅見ビル2F)TEL:03-3576-6951FAX:03-3576-6958E-mail:[email protected]:http://www.rcc-net.co.jp

事業紹介

(株)山武の製品をコアとする工業用自動制御機器の販売、計装システムエンジニアリング、盤設計、計装工事施工、各種ソフトウェアの製作、FA機器試運転調整、定期点検業務を行なっています。

食品、鉄鋼、石油、自動車、印刷、溶剤、実験設備など幅広く。

成型機金型温度制御盤温度調節計・指示警報計で制御していた金型温度制御盤を、1台のプロセスCPUを使用し既設成型機シーケンサからの部品番号指示により部品別温度制御を行い、盤の小型化・操作・監視の向上を実現しました。

システム事例

液体瞬間殺菌装置/食用油製造設備/食油ブレンド装置

選炭制御システム/生産管理システム

アルミニュウム熱処理実験炉/亜鉛精製設備

ウエルドコントロ-ルシステム

食品

鉄鋼

非鉄

自動車

エンジンテストベンチ/酸化実験LA化

CPSシステム

石油

印刷

ゴミ処理プラント制御監視システム

導入実績

三菱FA機器情報サービス「MELFANSweb」では、「MELSEC計装」特設ページをご用意し、情報発信を行っています。

最新の製品ニュースはもちろん、アプリケーション事例集やe-ラーニングまで、

「MELSEC計装」のすべてを網羅し、皆様のシステム構築・運用をバックアップいたします。

MITSUBISHI ELECTRICFA NETWORK SERVICE ON WORLD WIDE

テクニカルライブラリ

・ テクニカルガイド・ ユーザー定義FB例集・ CPU概略選定ツール

カテゴリを選択し、キーワードを入力するだけでさまざまな質問を検索できます。

三菱電機との強固なパートナーシップのもと計装制御のトップ・システムインテグレータが最適なソリューションを提供。

<「MELSEC計装」パートナー様 システム導入事例>パートナー様での「MELSEC計装」のシステム導入事例をご紹介します。

e-Learning

はじめての計装

「MELSEC計装」ページ

MELSEC計装基礎

MELSEC計装をお使いいただいている皆様を、Webでもしっかりサポート。

システム事例

よくある質問(FAQ)

三菱電機MELSEC計装パートナー会

http://www.MitsubishiErectric.co.jp/melfansweb

三菱電機FA機器eラーニングに、計装の2コースを新設しました。

MELSEC Process Control Partner Association

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MELSEC PROCESS CONTROL PARTNER ASSOC IAT ION

M E L S E C 計 装 パートナー会MELSEC PROCESS CONTROLPARTNER ASSOCIATION

ARCHIVE2 0 1 0 V e r s i o n

2010年2月作成L(名)08089-C 1002(MDOC)

MELSEC計装パートナー会 マガジン

2 0 1 0 V e r s i o nARCHIVE

MP2アーカイブ冊子_表1_表4_010217入稿