電子回路cad 田付技術 回路設技術 電子情報技術科 ·...

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Electronic Information Technology Department 2020年4月入校 定員20名 総合制作実習 制作例1 総合制作実習 制作例2 総合制作実習 制作例3 就職支援システムの開発 不良ハーネス判別装置の開発 避難所支援システムの開発 当校で蓄積されている数ある求人票のデータ ベースの中から自分の欲しい情報を、Webサイ トで簡単に検索することができます。 工場で大量のハーネスを制作していると時折不 良品が発生します。その判別を自動的に行うこ とにより、大幅な工数削減(手間削減)を狙うこ とが期待できます。 地震などの大規模災害時に設置される避難所で は避難者数の把握や避難者名簿の作成が必要 となります。これらの情報をIT技術で管理集約 することができるシステムの開発をしています。 座学の学び アナログ回路技術 デジタル回路技術 ネットワーク技術 ファームウェア技術 組込みオペレーティング システム 移動体通信技術 実習の学び アナログ回路実習 デジタル回路実習 IoT組込み機器製作実習 ファームウェア実習 組込みソフトウェア応用実習 組込み機器製作実習 修了生の進路 電子回路設計技術者 システムエンジニア ネットワーク構築技術者 カスタムIC設計技術者 組込みシステム開発技術者 通信システム設計技術者 電子情報技術科 電 子 回 路 設 計 技 術 者 、ソフトウェア 開 発 技 術 者 、通 信・ネットワーク関 連 技 術 者 、電 子 機 器 製 造 関 連 技 術 者 など 社会に貢献できる技術者を育成 電子と情報のテクノロジーで 私たちの身の回りにあるスマートフォン、デジタル家電、自動車などの数多くの製品にはコンピュータが組み込まれてい ます。このような製品は、マイクロコンピュータ(マイコン)搭載の電子回路(ハードウェア)と制御するためのプログラム(ソ フトウェア)で構成されています。そのためハードとソフトの双方に精通した人材が産業界から広く求められています。 こうしたニーズに対応するために、「電子情報技術科」では、電子回路・マイコン技術、およびソフトウェア・通信技術を バランスよく学ぶカリキュラムによって、時代をリードする実践技術者を育成します。 〈総合制作実習〉 仲間と共同でテーマを設定し、設計・制作を行う 専門課程のまとめとして、学生が自ら設計・製作を行う課題実習です。テーマによっては、実用的な製品を目指したもの、既製品をベースに改良を加えその利 用改善を目指したもの、レースや大会を目指したものなど多岐にわたります。 エンジニアへの学び ※各科履修科目単位表はホームページをご覧下さい。 19 20

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E l e c t r o n i c I n f o r m a t i o n Te c h n o l o g y D e p a r t m e n t 2020年4月入校 定員20名

総合制作実習 制作例1 総合制作実習 制作例2 総合制作実習 制作例3

就職支援システムの開発 不良ハーネス判別装置の開発 避難所支援システムの開発当校で蓄積されている数ある求人票のデータベースの中から自分の欲しい情報を、Webサイトで簡単に検索することができます。

工場で大量のハーネスを制作していると時折不良品が発生します。その判別を自動的に行うことにより、大幅な工数削減(手間削減)を狙うことが期待できます。

地震などの大規模災害時に設置される避難所では避難者数の把握や避難者名簿の作成が必要となります。これらの情報をIT技術で管理集約することができるシステムの開発をしています。

学科

実験・実習

資格・仕事

座学の学び■アナログ回路技術■デジタル回路技術■ネットワーク技術■ファームウェア技術■組込みオペレーティング システム■移動体通信技術

実習の学び■アナログ回路実習

■デジタル回路実習

■IoT組込み機器製作実習

■ファームウェア実習

■組込みソフトウェア応用実習

■組込み機器製作実習

修了生の進路■電子回路設計技術者

■システムエンジニア

■ネットワーク構築技術者

■カスタムIC設計技術者

■組込みシステム開発技術者

■通信システム設計技術者

電子 情 報 技 術 科電 子 回 路 設 計 技 術 者 、ソフトウェア開 発 技 術 者 、通 信・ネットワーク関 連 技 術 者 、電 子 機 器 製 造 関 連 技 術 者など

社 会 に 貢 献 できる 技 術 者 を 育 成電 子 と 情 報 の テクノロジー で

 私たちの身の回りにあるスマートフォン、デジタル家電、自動車などの数多くの製品にはコンピュータが組み込まれています。このような製品は、マイクロコンピュータ(マイコン)搭載の電子回路(ハードウェア)と制御するためのプログラム(ソフトウェア)で構成されています。そのためハードとソフトの双方に精通した人材が産業界から広く求められています。

 こうしたニーズに対応するために、「電子情報技術科」では、電子回路・マイコン技術、およびソフトウェア・通信技術をバランスよく学ぶカリキュラムによって、時代をリードする実践技術者を育成します。

〈総合制作実習〉 仲間と共同でテーマを設定し、設計・制作を行う専門課程のまとめとして、学生が自ら設計・製作を行う課題実習です。テーマによっては、実用的な製品を目指したもの、既製品をベースに改良を加えその利用改善を目指したもの、レースや大会を目指したものなど多岐にわたります。

エンジニアへの学び

※各科履修科目単位表はホームページをご覧下さい。

電子回路CAD 半田付け技術 回路設計技術

電子回路設計製作実習 計測制御技術 デジタル回路実習

総合制作実習

ドローン撮影画像を利用した画像処理技術

19 20

電 子 情 報 技 術 科 Electronic Information Technology Department

IT技術を使いこなし、幅広い分野で活躍できる人材になろう 最近の自動車は、「走る電子機器」と呼ばれるほど、機械部品だけでなく多くの電子部品が詰まっています。話題となっている自動運転システムや自動ブレーキなどの制御システムは高度化されています。また、エアコン、ブルーレイレコーダ、携帯電話、コンビニや電車・銀行で使用するICカードなどほとんどの電子機器がインターネットにつながるIoTの時代に入っています。 電子・情報技術双方に精通し対応できる技術者は、精密機械・産業機械・空調やセキュリティ管理など幅広い業界で必要とされ、みなさんが活躍できる場は広がっています。

電 子 情 報

技 術 科

からの

メッセージ

平 成 3 0 年 度 就 職 内 定 先 ( 順 不 同 )

■(株)カンセツ■(株)アテック■(株)ディックソリューションズエンジニアリング

■東亜エレクトロニクス(株)■MDB(株)■ミネベアミツミ(株)

■矢崎エナジーシステム(株)■(株)ジェイエスキューブ■(株)ミクニ

■鈴木晒整理(株)

Student Voice 在校生の声

Q1 当校に入校しようと思ったきっかけは?パソコンに携わる仕事に就きたいと思ったから。3つ年上の兄が本校に進学し、直接本校の良いところを聞くことがことができたから。

Q2 入校して、どのような授業がおもしろいですか?プログラミングをして、完成した時に達成感があり、やりがいがあります。

Q3 学生生活でやってみたいことは?授業で学んだことを生かし、自作のプログラムを作りたいと思います。また、関連資格の取得にもチャレンジしたいと思っています。

Q4 今後の進路の予定は?パソコン関連の会社への就職を目指します。プログラマーやシステム・エンジニアなど、普段の講義を通じて、自分に合った職種を見つけていきたいと思っています。

Q5 高校生の後輩たちにどんなことをアドバイスしたいですか。担当教官や機器・施設設備は万全な環境であり、同じ道を進もうとしている友人達にも出会うことができ、有意義な学生生活を送ることができます。本校は学生へのサポートに最善を尽くしていますので、その期待に応えるよう頑張りましょう。

電子情報技術科 1年池野 優雅

Interview修了生インタビュー 先輩たちが修了後に歩んだ道をこれから学ぶみなさんに教えます!

Q1 修了後の進路を教えてください。また、その進路を選んだ理由も教えてください。矢崎エナジーシステム(株)に就職します。志望理由は、インフラ系の会社に就職したかった事と、電気の知識が生かせる会社だったので。

Q2 現在、どのような総合制作に取り組んでいますか? 組み込みマイコンを用いたUSB機器のON/OFF制御

Q3 あなたは2年間で自分がどのように成長したと思いますか?プログラムやハードウェアの勉強を通して、論理的な思考力が上がった。

Q4 2年間で楽しかったこと、苦労したことは何ですか?楽しかったことはポリテク祭、苦労したことはTRONのプログラム

Q5 後輩たちにどんなことをアドバイスしたいですか。(当校1年生、高校生など)分からないことがあっても、先生か友達に聞いたりして、最後まで諦めずに頑張って欲しい。

Q1 修了後の進路を教えてください。また、その進路を選んだ理由も教えてください。応用課程に進みます。あと2年プラスして勉強することで、幅広い知識と社会性や人間性、コミュニケーション能力を身に着けたいと思ったからです。

Q2 現在、どのような総合制作に取り組んでいますか? 画像認識およびロボットアームの制作に取り組んでいます。

Q3 あなたは2年間で自分がどのように成長したと思いますか?コンピュータ、情報、電気・電子回路についての知識と理解が増えました。ネットワークの県大会で優勝でき、全国大会で特別賞をもらうことができました。また、基本情報処理試験(情報処理推進機構主催)も合格することができました。

Q4 2年間で楽しかったこと、苦労したことは何ですか?多くの人と会話して、色々学べたことが多かったです。課題等のレポートが大変でしたが、たくさん遊べました。

Q5 後輩たちにどんなことをアドバイスしたいですか。(当校1年生、高校生など)基礎的な科目(数学、物理等)は勉強しておいた方が無難です。高校生ならどこの進学先(理系)でも使います。また、当校の1年次で学ぶC言語などのプログラム言語もしっかりマスターしないと、2年次で苦労します。

電子情報技術科 2年乗松 剛大

(平成30年度卒)

企業に就職

電子情報技術科 2年鈴木 泰貴

(平成30年度卒)

応用課程に進学

避難所支援システム

VR(バーチャルリアリティー )技術 半田付け技術

マイコンプログラミング

総合制作実習

ものづくり基礎実習

総合制作実習 組込みソフトウエア応用実習 2221