公益財団法人日本ywca 2015年度事業報告 · 公益財団法人日本ywca...
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公益財団法人日本YWCA 2015年度事業報告
事業年度:自)2015年4月1日 至)2016年3月31日
1.平和・人権・環境などグローバルな課題について学習及び普及活動を行い、かつこれらの
問題解決のために若いリーダーシップを養成する事業 (公益目的事業1)
「平和」「人権」「環境」「教育」「女性への暴力」「HIVとAIDS」「性と生殖/健康」など女性と子どもに関わる地球
規模のグローバルな課題をことに若い世代の人たちに普及啓発することを目的に、若い女性を対象とした
以下のリーダーシップ養成プログラムを実施した。プログラムでは座学の他、課題の現場への訪問を重視し、
フィールドワークを行い、これらの学習と実践によって国際社会に貢献する次世代の人材養成を行った。
■ひろしまを考える旅2015
日程: 2015年8月11日(火)~8月13日(木) オプショ
ナルプログラム~ 14日(金)
於: 広島市文化交流会館(広島)
テーマ: 被爆から70年はなんだったのか?~そして
未来に向けて~
参加者: 59名(小学生1名、中学生2名、高校生8名、
大学生15名、留学生6名、社会人12名、海外ゲスト4名、
通訳2名、広島YWCA5名、担当委員2名、担当スタッフ
2名、インターン・ボランティアリーダー7名)
広島に原爆が投下されてから70年目の今夏、広島で、中高生・大学生を中心とした全国からの参加者、各
国の留学生および海外参加者を招聘して共に学び、考える平和学習プログラムを実施した。 参加者は平
和記念資料館で資料を閲覧し、フィールドワークで原爆の跡を巡り、被爆証言を聴いた。このプログラムを
通して、若い世代に原爆の被害の実相とアジア・太平洋戦争における日本の加害の歴史を継承し市民レベ
ルで平和構築を担うユースを育成する一助となった。また、インターン1名、ボランティアリーダー6名を募り、
プログラムの企画・運営の力を養うことができた。電通育英会より100万円の助成を受けて実施。
■南京を考える旅2016
日程:2016年2月26日(金)~3月1日(火)
於: 南京(中国)
テーマ:平和の旅は『心』から
参加者: 日本からの参加者15名(ユース10名、シニ
ア5名)と中国の参加者23名
日本・中国のYWCAの共催・南京YWCAの協力により、
中国・南京にて、日中交流プログラム「南京を考える
旅」を実施した。日中戦争時に日本軍が市民を虐殺し
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た南京の地で、日本からの参加者と中国の参加者がともに歴史を学び、南京虐殺や「慰安婦」問題、現在
の日中関係について自らの考えや認識を語り合った。一人ひとりが日本と中国の関係について深く考え、ま
た戦争の恐ろしさを実感し世界の平和を強く希望した旅となった。
■日韓ユース・カンファレンス2015
日程: 2015年9月4日(金)~7日(月) 於:韓国・慶州
テーマ: エネルギー節約のためのアクション
日韓両 YWCAで開催準備を進めていたが、2015年夏に韓国において MERS コロナウイルスの感染が流行
したため、2015年 7月の時点で開催を中止した。
2.青少年の健全な心身育成に資する事業 (公益目的事業 1)
豊かな出会いの中で、思いやりと生きる力を育み、平和な未来を創り出す人材を養成することを目的に、中
学生や高校生を対象に以下のカンファレンスを実施した。地域や学校をこえた生徒たちの交流や、フィール
ドワークなどを通して自己を発見し、他者への理解を深め、生きる力を育む一助となった。これらの経験を通
して、青少年が地域社会に生きる人たちに目を向け、国際社会の課題を知ることによって、将来、国際的な
場で社会貢献活動を担う人材を養成できた。
■中高 YWCA地区カンファレンス
東北・北海道地区
日程: 2015年 7月 30日(木)~8月 1日(土)
於: 函館・湯の川温泉新松、函館YWCA
テーマ: 平和
参加者: 46名(生徒 28名、教員 8、講師 1名、日本
YWCAより 9名)
プログラム: 開会礼拝、学校報告、日本YWCA紹介、
夕礼拝、朝礼拝、講演(北海道国際交流センター
岡田朋子)、フィールドワーク、夕礼拝、礼拝、まとめ
(感想文)、閉会礼拝
関東地区
日程: 2015年 7月 30日(木)~8月 1日(土)
於: 千葉県旭市飯岡
テーマ: 東日本大震災から4年~今、私たちが考え
ること~
参加者: 41 名(生徒 32 名、教員 7 名、講師 2 名、
日本 YWCAより 2名)
プログラム: 開会礼拝、講演(青山学院女子短期大
学宗教主任 吉岡康子)、ユートピアセンター(紙芝
居、語り部さんとの交流)、朝の祈り、フィールドワー
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ク(防災資料館、仮設住宅、飯岡刑部岬、海上キャンプ場)、分団わかちあい、晩祷、朝の祈り、全大会、聖
書研究(九十九里みぎわ教会 小野寺隆)、振り返り(感想文)、閉会礼拝
関西地区
日程: 2015年 7月 27日(月)~29日(水)
於:大阪女学院中・高等学校
テーマ: おにぎりの中身―釜ヶ崎の炊き出しを通して
参加者: 94名(生徒 72名、教員 18名、講師 4名、日
本 YWCAより 3名)
プログラム: 開会礼拝、学校紹介、YWCA の時間、夕
べの祈り、朝の礼拝、フィールドワーク(釜ヶ崎、協力:
川口加奈さん)、ふりかえり(ワークショップ)、朝の礼
拝、まとめ講演 奥田知志、閉会礼拝
■中高 YWCA顧問総会・研修会
日程: 2015年 11月 21日(土)~23日(月・祝)
於: <21日>広島女学院中学校・高等学校、
<22 日> カトリック幟町教会、世界平和記念大聖堂、
広島女学院中学校・高等学校、広島平和記念公園ほ
か、<23日> 広島女学院中学校・高等学校
参加者:19 名 (13 校の中高 YWCA 顧問、日本 YWCA
職員 2名)
プログラム:<21 日> 広島女学院の生徒のみなさん
による学校内碑めぐり・発表(①広島女学院の被爆体
験、②広島女学院の平和活動)、開会礼拝・オリエンテーション、交流会) <22日>日曜礼拝(於:カトリッ
ク幟町教会 世界平和記念大聖堂)、講演 広島女学院卒業生の被爆体験継承活動 佐古季暢子(広島女
学院卒業生・マンドリン奏者)、広島平和記念公園碑めぐり・軍都廣島フィールドワーク 川田悟(講師・社会
科教員) <23日>顧問総会、閉会礼拝 メッセージ 野田美由紀(フェリス女学院)
■2015年度全国中高 YWCA顧問総会
日時: 2015年 11月 23日(月・祝)9:00~12:00
於:広島女学院中学校・高等学校 西側校地 高校 1階会議室
参加者:12校 14名 委任: 24校 陪席: 3名
議事:
(1) 議長・書記の選出
(2) 全国中高 YWCA顧問会運営規程の確認
(3) 前回記録の確認
(4) 報告
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①中高 YWCA委員会経過 (2014年 9月~2015年 10月)、②中高 YWCA地区カンファレンス、③『YWCAパ
スポート』発行(2015年 2月 10日、24校 159セットの YWCAパスポートにメッセージカードを添えて送付))、
④ひろしまを考える旅2015、⑤南京を考える旅2016(予告)、⑥第28回世界YWCA総会、⑦各校中高YWCA
活動報告
(5) 協議
①2016年度中高 YWCA委員【松原恵美子(委員長/プール学院/日本 YWCA運営委員より)、郡司啓子(横
浜共立学園)、野田美由紀(フェリス女学院)、肥田信長(とわの森三愛)、遠藤真理(日本YWCA運営委員よ
り)】、②2017年度全国カンファレンスについて(日程:2017年 8月 2日~4日 於:横浜)、③2020年全国カ
ンファレンス(於:広島)について、④2016年度顧問総会・研修会 日程 (日程候補:2016年 9月 10日(土)
朝~11日(日)、2016年 9月 24日(土)朝~25日(日) 於:横浜 主な内容: 2017年全国カンファレンス企
画)
3.国連機関および国内外のNGO との協働や機関紙・ウェブサイトでの情報配信等を通して
行うアドボカシー(政策提言等)事業 (公益目的事業 1)
国連の諮問機関でもある世界YWCAとの連携と協働のもと、女性と子どもに関するグローバルな課題解決
のために政策提言を行った。平和・人権・環境・教育・女性への暴力・HIVと AIDS・性と生殖/健康など、女性
と子どもに関わる課題を取り上げたアドボカシー事業を実施し、真理を見極める人材を育成した。また、当
法人の公益事業の周知と当法人に対する支援や協力の推進をはかるべく情報発信や広報、ファンドレイジ
ングの促進を行った。それらを YWCAが発行する機関紙やウェブサイトでの情報配信を行った。
*国際機関への派遣
■世界YWCA総会への参加
日程: 2015年 10月 9日~10日(若い女性フォーラム)、
11日~16日(世界 YWCA総会)
於: タイ・バンコク
主催: 世界 YWCA
参加者:500 名(世界 YWCA 発表) 内、日本 YWCA より
15 名(日本YWCA代議員 6 名、日本YWCAオブザーバ
ー9名)
テーマ: 変革をもたらす大胆なリーダーシップ~2035 年
に向けて~
4年に 1度、世界中の YWCAが一同に集結し、世界YWCA総会が開催される。今総会では一貫して、20年
後に目指すべき世界と YWCA のあり方をめぐる協議を重ね、最終日には「2035 年へのビジョン構築」を打ち
出した。日本 YWCAは、核問題・基地問題における「女性に対する暴力(Violence Against Women: VAW)」の
側面を、ワークショップを通じて強調し、憲法9条の英訳を記したティッシュペーパーを配布するなど、世界の
中でも「正義ある平和」について強いコミットメントを持つ YWCA として役割を果たすことができた。特筆すべ
きこととして、韓国 YWCA と共に提出した「核兵器と原子力エネルギーの同等な否定」に関する決議案が、
80%の賛成により採択されたことがあげられる。
■高校生を世界YWCA事務所に送り出し
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日程:2015年 8月 17日 参加者:22名
8月 17日、高校生平和大使がスイス・ジュネーブの世界 YWCA事務所を訪問した。日本からの高校生平和
大使は、70 年前に日本を襲った残虐行為を忘れないため、広島と長崎への原爆投下のことを話すために、
毎年欠かさず、熱意を持ってジュネーブを訪れている。例年のとおり、核軍縮を訴える署名を国連に提出し,
世界 YWCA事務所を訪問するとともに、国際連合軍縮部で発言し、米国の手によって 1945年に長崎と広島
を襲った恐ろしい人道に対する罪と、現在も続く被害について話した。また、彼女ら・彼らは被爆 3世であり、
自分たちの祖父母から聞いたことや、現在も続く放射線の悪影響、2011年に起きた東京電力福島第一原発
事故の影響などについても伝えた。
* 機関紙「YWCA」の企画・編集・年 6回発行
* 世界 YWCA機関紙「コモン・コンサーン」日本語版編集・年 2回発行
* 中高 YWCAだより「わーいだよ!」発行
* 「核」否定に関する情報をわかりやすく発信
* ウェブサイトでの情報を国内および世界に向けて随時発信
* 海外で報道されている日本の憲法等の情報を発信
* 全国アクション(日本 YWCA Facebookキャンペーン、パブリックコメントや署名運動の呼びかけ、抗議
Fax送付)
* 9条ティッシュ日本語版を加盟 YWCA中央委員会にて、英語版を世界 YWCA総会で配布
* 憲法に関する出前ワークショップを実施
* 政策提言を必要に応じて実施
* 衆議院憲法審査会傍聴よびかけと報告
* 民意を無視した政治運営への他団体の対抗措置の情報収集及び賛同、国会包囲行動への参加
* 地域 YWCAへ「若い世代からのヒント(SASPLアンケート共有)」送付
* 他団体の媒体への情報掲載や、イベント等へ出展
<声明・要望書>
安倍晋三内閣総理大臣 、中谷元防衛大臣宛 「安全保障法制に反対する抗議声明」(7月 2日)
<賛同・協働>
5月 14日 「女性のレッドアクション in銀座」
7月 19日 「ガザ紛争から 1年—国連はなぜ解決できないのか?」に賛同
安倍晋三首相とナレンドラ・モディ首相への国際共同アピール「インドの使用済み核燃料再処
理を可能とする日印原子力協定を締結するな」に団体賛同
NGO非戦ネットへの賛同
院内集会「STOP HATE SPEECH」に団体賛同
日本の入管法の見直しを求めるインターネット署名への参加賛同
4.国内外の災害や紛争等に対する緊急支援事業 (公益目的事業 1)
国内外で起こった地震・洪水・事故等の災害や紛争等で被災した女性や子どもたちの安全と安心を確保す
るために、支援物資や支援金の提供および現地のニーズにあった適切なプログラムを実施した。また、その
ために必要なトレーニングされたボランティア等の人材を養成した。
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■東日本大震災被災者支援
東日本大震災および東京電力福島第一原発事故により被
災した女性や子ども達を対象に以下の中長期支援を行っ
た。
*被災者受け入れのための住宅支援「セカンドハウス」
東京電力福島第一原発事故による比較的放射線量
の高い地域に居住する子どもたちとその保護者、単身
女性を対象に、日常生活圏を一時的に離れて休養し、
心身の健康維持とリフレッシュをするための滞在住宅
施設(横浜・名古屋・神戸)を通年で提供した。利用者には交通費を補助。各地域YWCAにも協力を依頼
して実施した。29家族 102名がセカンドハウスを利用。
横浜セカンドハウス 10家族(おとな 14人、こども 18人)
名古屋セカンドハウス 9家族(おとな 21人、こども 17人)
神戸セカンドハウス 11家族人(おとな 17人、こども 20人)
セカンドハウス説明会は、「カーロふくしま」で 2016年 2月 7日に実施。参加者:33名(大人 21名/子ど
も 12名)
*こころと身体の「保養プログラム」
被災による大きなストレスを抱えている母と子に、被災
地を離れ、キャンプや観光等の楽しい時間の中で、こ
ころと身体をリフレッシュしてもらうプログラムを全国の
地域 YWCA と協働して実施した。
プログラム名 実施日 参加数 協働した YWCA
夏 教育部書道教室・教会学校子どもたちの夏
期保養プログラム
7/18 29名 福島 YWCA
北の大地ですごす夏休み in函館 2015 7/24-27 25名 函館 YWCA
リフレッシュプログラム in京都 7/24-28 8名 京都 YWCA
大阪わいわいステイプログラム 7/29-8/4 11名 大阪 YWCA
2015夏休み親子わくわくピクニック 7/31-8/2 37名 静岡 YWCA
ぶんぶん∞リトリートキャンプ 8/4-10 14名 福岡 YWCA
八ヶ岳わくわくキャンプ 8/10-13 5名 甲府 YWCA
ひろしまを考える旅 2015 8/11-14 59名 日本 YWCA
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2015いりゃせツアー 8/17-21 28名 名古屋 YWCA
「めげない にげない くじけない」
地福寺住職に聴く スタディツアー
8/21 26名 仙台 YWCA
秋 秋保温泉もみじ狩りツアー 11/13 23名 仙台 YWCA
冬 冬のリフレッシュステイ 12/23-29 20名 東京 YWCA
春 福島&熊本キッズ 春のわくわくキャンプ 2016/3/25-29 30名 熊本 YWCA
京都で進学を考えよう! 2016/3/26-29 7名 京都 YWCA
*福島市の女性や子どもたちの活動スペースとして、YWCA活動スペース「カーロふくしま」(福島県福島市
矢剣町29-3)の運営
福島市の女性や子どもたちの交流の場として、ある
いは福島市の人々の地域、仲間づくりの場として、
市民のための活動スペースを提供し、また、母と子
を支える心のケア・プログラムの実施し、被災者の
当事者間のコミュニケーションを助けた。
2015年度は、17のプログラムを行い、162名の参
加があった。また福島YWCAがカフェを開き、3回
のカフェに 42名が参加。そのほか保養プログラムの
地域 YWCAのボランティアと参加者が、またセカン
ドハウスの大家さんと利用者が、福島で再会する場としても活用。 利用者:のべ 612名
*子どもがふみだすふくしま復興応援体験事業「ふくしまから考える 新しいエネルギープログラム」
福島県在住の高校生が、自然エネルギー普及に取り
組む個人・団体を県内外に訪ね、その仕組みや使い
方を学び、日々の生活で実際に活かし、社会に広め
ていく活動。それにより、高校生自身の成長を促すと
共に、未来のエネルギーについて考え、より柔軟な社
会の発展に寄与することを目的に、2015 年 9 月~
2016 年 3 月までの期間、プログラムを実施した。この
プログラムは、福島県「子どもがふみだす ふくしま復
興体験応援事業」の助成金 200万円を得て実施。
実施日:2015年 9月 13日、10月 4日、10月 31日~11月 1日、11月 14日、12月 5日~6日、12月
20日~24日、2016年 1月 16日、2月 27日、3月 12日
参加者: 高校生 12名、インターン(大学生)2名、委員・職員 9名、リソースパーソン・協力者約 20名
内容及び訪問先
第 1回:キックオフミーティング 於・カーロふくしま
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第2回:ソーラーシェアリングって? 訪問先:一般財団法人えこえね南相馬研究機構
第3回:東京近郊の取り組みを訪ねる 訪問先:藤野電力、オフグリッド文化祭参加
第4回:自分で作ってみようソーラーパネル! 於・カーロふくしま
第5回:自然循環型の暮らし体験 訪問先自然循環型古民家と~じ舎
第6回:さまざまな市民エネルギーの取り組みを訪ねて 訪問先:オフグリッドハウス「松江の家」、
NPO法人世田谷みんなのエネルギー、宝塚市環境部環境室地域エネルギー課、非営利型
株式会社宝塚すみれ発電
第7回:福島県の再生エネルギーの取組みを知る お話:福島県企画調整部エネルギー課 山田清
貴さん 於・カーロふくしま
第8回:発表準備 於・カーロふくしま
第9回:高校生発表会 於・ウィズもとまち
■国内外で起こった災害や紛争等の緊急・中長期支援
*台湾南部地震被災者支援募金
2016 年 2 月 6 日に台湾南部で発生したマグニチュード 6.4 の地震によって被害を受けた人びとを支援す
る、被災者支援募金を呼びかけた。支援金は、台湾 YWCA が実施する、ソーシャルワーカーの派遣、相
談活動、緊急物資支援、申請書類作成の補佐などに用いられた。
*ネパール大地震被災者支援募金
2015 年 4月 25 日にネパール、インドおよびバングラデシュの一部を襲った大地震によって被害を受けて
いる人びとを支援する、被災者支援募金をよびかけた。ネパールYWCAと連絡を取り、支援活動に協力し
て緊急に送金をおこなった。支援金は、ネパール YWCA が実施する、家を失った人びとや現地ボランティ
アのための毛布や食料などの物資支援、ピア・カウンセリング、緊急時および長期的カウンセリング・サー
ビスに用いられた。
*パレスチナ YWCAの活動支援およびオリーブの木キャンペーン
パレスチナ YWCA が実施している「パレスチナの難民の子どもたちの学びと成長を支援するプログラム」
や「女性の自立のための職業訓練」への支援およびパレスチナにオリーブの木を植林する「オリーブの木
キャンペーン」に参加し、日本国内で支援を呼びかけた。
5.地域社会に貢献するボランティアのリーダーシップ養成事業 (公益目的事業 1)
国際規模の社会貢献活動を推進し、質を維持するために継続したリーダーシップトレーニングの実施が
不可欠である。以下のボランティアによる全国規模の集会や会議等の社会貢献活動プログラムを日本
YWCAに加盟する全国の地域 YWCAおよび学校 YWCAと、日本 YWCAが加盟する世界 YWCAに連なる各
国YWCAとの協働により実施する。これらのプログラムに参加することによって、ボランティアのリーダーシッ
プが発揮されるようになり、ボランティア・コーディネートを担い、社会状況を分析する力を養い、地域社会・
国際社会の女性と子どものニーズに応えながら、主体的に事業の企画・推進を担う、国際的視野にたつ人
材が育成される。
■「私らしい国際貢献~国際 NGOはじめの一歩講座」
日時: 6月 27日(土) 13:00~16:30
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於: ほんポート(新潟市立中央図書館)
内容:あなたの前に広がる世界~市民による国際協力
参加者:20名
講師: 佐々木寛 (日本平和学会会長/新潟国際情報
大学国際学部教授)、他
主催: 公益財団法人日本 YWCA /新潟YWCA
後援:新潟市教育委員会
日時:10月 31日(土) 13:30~16:30 場所:山梨英和中
高グリンバンクチャペル 参加者:27名
内容:「私らしい国際協力~マラウイでのボランティア活動を通して見えてきたもの」 「次はあなたの出
番!」、グループディスカッション
講師: 吉野華恵さん (2003年より山梨英和中学校高等学校で社会科教諭として勤務。2012年より 2年間、
JICA青年海外協力隊・村落開発普及員としてマラウイ国にて活動。帰国後、復職)、他
「次はあなたの出番!」 萩尾出穂(公益財団法人日本 YWCA業務執行理事)
グループディスカッション…ファシリテーター:藤谷佐斗子(公益財団法人日本 YWCA人材養成部長)
主催: 公益財団法人日本 YWCA /甲府 YWCA
後援: 山梨県教育委員会・甲府市教育委員会・山梨日日新聞社・朝日新聞甲府総局・毎日新聞甲府支局
・読売新聞甲府支局・NHK甲府放送局・山梨放送・テレビ山梨・FM冨士・FM甲府
■その他社会貢献活動を推進するボランティアのリーダーシップ養成
国際的・社会的状況を把握・分析し、課題解決のために取り組むべき事業を担うために必要な力を養うため
の研修会
*日本 YWCAの公益事業の企画会議(運営委員会)
4月 18日(土)11:00~17:00、7月 18日(土)13:00~19日(日)15:00、9月 19日(土)13:00~19:30、
2016年 1月 17日(日)9:00~17:00、3月 20日(日)9:00~17:00 於:日本YWCA
*全国規模の社会貢献事業の企画会議(加盟 YWCA中央委員会)
5月 23日(土)~24日(日) 於:国立オリンピック記念青少年総合センター
*YWCA「人材リスト」を用いたボランティアの派遣
8月 6日(木) 於:弘前 YWCA 講演会「今、福島の叫びをきく」 派遣者 1名
*地域 YWCAの理事の研修を目的としたプログラムへの協力
仙台 YWCA
①日時:6月 9日(火)13:00~17:00 於: 仙台 YWCA
派遣者:西原美香子、萩尾出穂 参加者: 6名
内容:一般財団法人の理事が知っておきたいポイント
ワークショップ:一般財団法人仙台 YWCAの現状と課題、今後の方向性と事業を考える
②日時:10月 20(火)11:00~12:00 於: 仙台 YWCA
派遣者:鹿野幸枝、萩尾出穂 参加者:14名
理事会: 審議 「仙台 YWCAの将来」、会員集会 「仙台 YWCAの 5年先を考える」
平塚 YWCA
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日時:8月 10日(月)10:30~15:30 於: 平塚 YWCA 派遣者: 鹿野幸枝 参加者: 7名
内容: 平塚 YWCAの運営(経営)現状と課題
そして、これから~新しい事業展開をめざして共に考えましょう~
*ボンランティアと共に全国規模の社会貢献事業を推進するための YWCAの職員研修
新職員研修会 ステップⅠ
日時: 5月 16日(土)14:00~18(月)15:00
於: 16日 京都 YWCA 17日 大阪 YWCA梅田 18日 大阪 YWCAシャロン千里
参加者: 15名(京都YWCA2名、大阪YWCAシャロン千里 2名、名古屋YWCA1名、東京YWCA1名、
函館 YWCA1名、大阪 YWCA大宮保育園 6名、担当総幹事 2名)
プログラム:<5月 16日>開会 中山羊奈 (大阪 YWCA総幹事)、オリエンテーション、自己紹介、
YWCAの組織と活動―日本YWCAの全国ネットワーク 西原美香子(日本YWCA総幹事)、活動の現
場をみる―京都 YWCAの事業を見学 山本知恵(京都 YWCA総幹事)、YWCAで働くとは?―先輩職
員に聞く 岡佑里子(京都 YWCA APT担当幹事)・井上依子(京都 YWCA 財務/高齢者住宅「サラー
ム」担当幹事)、交流会 <5月 17日>日曜礼拝 於:日本キリスト教団扇町教会、YWCAのキリスト
教基盤&歴史 鹿野幸枝(公益財団法人大阪 YWCA代表理事)、YWCAの組織と活動―世界 YWCA
のネットワーク 西原美香子、YWCAで働くとは?―幹事職・専門職に分かれて研修 <5月 18日>
活動の現場をみる―大阪 YWCA千里 の事業を見学・YWCAで働くとは?―先輩職員に聞く 川崎一
代(大阪 YWCAシャロン千里施設長)、ふりかえり、閉会 西原美香子
職員研修 ステップⅡ
日時: 2016年 1月 20日(水)13:00~22日(金)13:30
於: 20日 東京 YWCA会館(御茶ノ水) 21日 午前 日本 YWCA 午後 東京 YWCA国領センタ
ー 22日 東京 YWCA板橋センター
参加者: 5名(東京YWCA2名、名古屋・神戸・大阪YWCAより各 1名) +担当総幹事 2名
プログラム:<1月 20日> 開会 尾﨑裕美子(東京YWCA総幹事)、オリエンテーション、自己紹介、
YWCAの組織&歴史 西原美香子(日本YWCA総幹事)、グループワークについて 土岐祥子(東京
YWCA社会福祉事業部統括責任者)、夕食兼交流 於:未来食堂 <1月 21 日> 朝のつどい、YW
CAのキリスト教基盤についてのワークショップ 増田琴(日本基督教団緑ヶ丘教会)、クッキ
ングハウス訪問 お話:松浦幸子、東京YWCAまきば保育園見学 お話:大沢千佳子(園長) <1 月
22日> 朝のつどい、板橋センター見学とお話、ふりかえり、閉会 西原美香子
新幹事研修 ステップⅢ
日時: 8月 24日(月)14:00~27日(木)14:00
於: 東京YWCA野尻キャンプ場
参加者: 6名(横浜 YWCA1名、東京 YWCA2名、神戸 YWCA2名、京都 YWCA1名)+担当総幹事 2
名
講師: 金 香百合(ホリスティック教育実践研究所所長/大阪 YWCA会員)
プログラム: 開会礼拝 尾﨑裕美子(東京 YWCA 総幹事)、セッション(講師と共に対人援助者として
の幹事の役割についての学び)、幹事レポート発表、会員との交流プログラム、閉会(西原美香子日
本 YWCA総幹事)
全国幹事会「全国集会」
日時: 2015年 11月 9日(月)13:30~ 11日 10日(火)16:00
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於:京都 YWCA
目的: これまでの2年間取り組んでいきた広報とファンドレイジングを共有し「YWCA らしさ」を活かし
た全国的なファンドレイジングを目指した広報の仕組み、ツールをつくり出す。また全国会員総会へ
提案する。
参加者: 27名(函館 2名、横浜 1名、東京 5名、名古屋 3名、京都 6名、大阪 3名、神戸 1名、呉/
広島 1名、福岡 2名、日本 3名)
プログラム:開会 是常景子(2015 年度代表幹事会責任者/東京 YWCA)、 作業 1 ①全国の取り組
みの紹介、「YWCAについて」のアンケート集計結果発表 ②「ファンドレイジングについてのアイディ
ア」のまとめ発表、グループ発表 ③グループのアイディアの選考、交流会、朝のつどい 大阪
YWCA、作業 2 グループディスカッション・発表、全体協議・まとめ、閉会 徳留直美・今地裕美子(代
表幹事/福岡 YWCA・横浜 YWCA)
6.土地建物の貸与および共有事業 (収益目的事業 1)
当法人の公益目的事業の実施に必要な資金を補うことを目的として、法人が所有する東京都千代田区九
段南 4-8-8の土地と建物を貸与している。公益目的事業に安定した資金供給のために、建物を良好な状態
で維持管理するべく、日常の営繕を実施した。
以上