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IBM Content Manager 簡単シリーズ

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Page 1: 簡単シリーズ€¦ · Content Manager製品群 ECMを実現する上で、Content Managerファミリー製品を提供しております。 IBM Content Manager 「エンタープライズ・コンテンツ管理フレームワーク」のコアとなる製品です。

IBM Content Manager

簡単シリーズ

Page 2: 簡単シリーズ€¦ · Content Manager製品群 ECMを実現する上で、Content Managerファミリー製品を提供しております。 IBM Content Manager 「エンタープライズ・コンテンツ管理フレームワーク」のコアとなる製品です。

1回目

第1話

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エンタープライズ・コンテンツ管理とは

お客様環境下で、情報を早く、正確に取り出せるかが、近頃のWebシステム構築の要件の1つになっております。実際の環境では、情報は構造化された「データ」と、非構造化された「コンテンツ」とに分類され、非構造化コンテンツが大部分を占めていると言われています。エンタープライズ・コンテンツ管理(ECM)とは、組織全体、会社全体、グループ企業全体で、情報を入力、配信、検索、共有するフレームワークの事を指します。ECMのメリットは、個々のプロジェクトやソリューションにおいて、個別のデータモデルやデータベース構造を作成するのではなく、ECMフレームワークを共通基盤としてContent Managerの機能を活用していただきことで、ビジネスロジックに工数を集中できることです。また、ECMと密接に絡んでいるのがポータルです。この場合の要件としては、様々な形態の情報を素早く、かつ、正確に統合する必要があります。ECMでは「情報統合」のフレームワークを提供し、異種データベースの検索を一元的に行なうことができる機能を提供しており、開発者の負担を軽減します。

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エンタープライズ・コンテンツ管理とは

エンタープライズ・コンテンツ管理の詳細説明は以下のURLをご覧下さい。http://www-6.ibm.com/jp/software/data/cm/http://www-6.ibm.com/jp/software/data/cm/ecm/

Information Integration

情報統合情報統合

統合アクセス情報マイニング

WarehouseManagement メタ・データ

Data Warehouse

分析分析ツールツール DB2DB2

ContentManagement

Content Content ManagerManager

ContentContentRepositoryRepository

非構造化データ非構造化データ

構造化データ構造化データ

85%

15%

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エンタープライズ・コンテンツ管理とはECMのターゲット・ソリューションとしては、業務系データ、オフィス文書管理のような「統合ドキュメント管理」、ビデオ配信のような「リッチメディア管理」、Webポータルで必要な「Webコンテンツ管理」があります。適用例としては、メールセンターに届く全ての郵送物をイメージ化して紙量を減らし情報を共有するシステム、美術館の作品をデジカメで画像化しWebで公開するシステム、OS/390やAS/400のSCS/AFP出力スプールをデータベース化して顧客からの問い合わせに対応したシステム、遠隔教育(eラーニング)システム、電子カタログ・システム、光ファイリング・システムのリプレースなどがあります。

Web コンテンツHTMLDynamic pages

ワークグループドキュメント

オフィス文書

プレゼン資料

電子メール

リッチメディア

VideoAudio

業務系データ契約書、伝票、報告書スキャン・イメージFAX

ワークフロー

検索配信出力

入力保管管理

 ビジネス・アプリケーション・インテグレーションWEBアプリケーション・インテグレーション

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Content Manager製品群

ECMを実現する上で、Content Managerファミリー製品を提供しております。

IBM Content Manager「エンタープライズ・コンテンツ管理フレームワーク」のコアとなる製品です。

IBM Enterprise Information Portal高度な検索(異種DBサーチ)、高度なワークフロー、テキストマイニングの機能を

  提供します。IBM Content Manager OnDemand帳票、明細書のレポート管理と電子帳票の管理を提供します。

IBM Content Manager CommonStore for SAPSAP R/3サーバーのデータをアーカイブします。

IBM Content Manager CommonStore for Lotus DominoLotus Dominoサーバーのデータをアーカイブします。

EMMSデジタル資産配信のため基盤で、デジタル著作権管理を提供します。

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Content Manager製品群

エンタープライズ・コンテンツ管理を実現する製品に関しては以下のURLをご覧下さい。http://www-6.ibm.com/jp/software/data/cm/cmm/http://www-6.ibm.com/jp/software/data/cm/solution.html

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Content Manager製品群を補完するソリューション

ECMを実現する上で、オフィス環境の解決をはかるソリューションがContent ManagerDocument Harvesterです。

複合機ソリューションサリュテーション・プロトコルに対応した複合機(富士ゼロックス、キヤノン、コニカ)からの

  入出力をサポートします。インバウンド機能スキャンしたイメージ・受信FAXイメージをContent Manager上の保管します。複合機から渡される情報を自動的に索引クラスの属性に保管します。(例:送信元FAX番号)複数のデータ形式(TIFF、JPEG)で保管が可能です。

運用ネットワークを介したリモート監視が可能です。

Content Manager Document Harvesterの詳細説明は以下のURLをご覧下さい。http://www-6.ibm.com/jp/pspjinfo/salutation/cmdh/

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Content Manager製品群を補完するソリューション

CM ライブラリー・サーバー

CM リソース・マネージャー

CM Document Harvester

デジタル複合機

デジタル複合機CM Document Harvester

デジタル複合機CM Document Harvester

本社

A事業所、A支店 B事業所、B支店

1階

2階

FAX

デジタル複合機

CM Document Harvester

デジタル複合機

G3FAX

FAX

取引先A

お客様

イントラネット

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Content Managerのコンテンツ保管の仕組み

Content Managerでは、先進的なコンテンツ保管の仕組みを提供しております。BLOBによる管理(レベル1)、データリンク型による管理(レベル2)を超えた仕組みで、コンテンツを保管するファイルシステムを意識することなく、かつ高度のトランザクション、ワークフロー機能を備えております。階層型(フォルダー型)や構造型(XML型)などの多彩なデータモデルを提供しており、コンテンツ単体の管理だけではなく、データモデルで表現された適用業務のビジネスモデルと併せてコンテンツの管理を行なうことが可能です。セキュリティーは厳格で、ユーザー(プログラム)からは直接コンテンツ・ファイル名を知ることができません。また、一定のセキュリティー・ルール(ACL)においてのみコンテンツのアクセスが許容されます。階層記憶(HSM)管理を備えており、一定期間保管後の後方ストレージ(例:テープ・ライブラリー)へのアーカイブのルール指定も管理画面で行なうことが可能です。コンテンツを格納するリソース・マネージャーを分散配置することが可能です。情報を統合しながら、コンテンツは分散配置することができ、より柔軟なシステムを構築することが可能です。

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Content Managerのコンテンツ保管の仕組み

RDBMS

メタデータ

RDBMS

外部ファイル / BFILE

BLOB

CM

File Pointer

RDBMS

FOLDERファイルシステム

Library Server Resource Managers

RMRM

RM

コンテンツ(ファイルシステム)

階層記憶管理

メタデータ

コンテンツ(BLOB)

データモデル階層記憶管理(HSM)

RDBMSだけで行う

通常のコンテンツ管理

Level 1

Level 2

Level 3

進んだコンテンツ管理

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Content Managerの動作原理

Content Managerの動作原理(アーキテクチャー)を模式的に表わしたのが以下の図です。コンテンツ・ファイル自身とメタ情報(キーワード)とを分離して管理しており、メタ情報の管理機能をライブラリー・サーバー(LS)、コンテンツの管理機能をリソース・マネージャー(RM)と呼びます。おおまかな動作の流れとしては、検索を行なう場合はライブラリー・サーバーから、コンテンツ取り出しはリソース・マネージャーからと覚えておくとわかりやすいと思います。Webアプリケーションでも、Windowsのアプリケーションでも大まかな動作原理は一緒です。通常のアプリケーションでは数回の検索を行なった後で、コンテンツを取り出すことが多いので、ライブラリー・サーバーはCPUバウンダリーの傾向となり、リソース・マネージャーはI/Oバウンダリーになる傾向があります。ライブラリー・サーバー、リソース・マネージャーを同一筐体に納めることも可能ですし、別筐体に分けることも可能です。スケーラビリティーに応じて決めることになります。

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Content Managerの動作原理

ライブラリーライブラリーサーバーサーバー

リソースリソース

マネージャーマネージャー

リソースリソース

マネージャーマネージャー

リソースリソースマネージャーマネージャー

アプリケーションアプリケーション

アクセス・コントロール

WebアプリケーションWindowsアプリケーション

アプリケーションインテグレーション

非構造化データ管理拡張性

(スケーラビリティー)

非行構造化データ(XML,リッチメディア、ドキュメント、..etc)の管理

分散オブジェクト・サーバー、階層記憶管理によるストレジ管理

チェックイン/チェックアウトバージョン管理オブジェクトレベル・アクセス管理ドキュメント・ワークフロー管理

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まとめ

Content Managerは以下の特長を備えた製品です。

コンテンツの管理統合ドキュメント、Webコンテンツ、リッチメディアの統合データベースe-Businessアプリケーションでのコンテンツ共通利用アプリケーションとコンテンツ管理の分離堅牢性、セキュリティ、階層記憶管理

コンテンツの処理に関する機能統合検索ストリーミング

著作権管理

アプリケーション構築支援インテグレーションワークフロー情報マイニング

周辺機器複合機ソリューション