新たな軌跡を描く1年に - kagoshima u...2019/01/06  · 鹿児島大学教育学部...

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鹿児島大学教育学部 附属小学校 平成 31 年4月 26 日 発行 第1号 新たな出会いへの喜び 新たな軌跡を描く1年に 副校長 益山 富誉 例年より早く4月5日(金)に,始業式,入学式を行い,新たな気持ちで 866 名の子どもた ちが学校生活をスタートさせました。6名の先生方を迎え,学校に新たな風が吹き,活気が甦 ってきました。3週間が経過し,教室や先生にも慣れ,子どもたちが,夢や目標をもって,活 動に取り組んでいる生き生きとした姿を見ることができます。 本年度も学校教育目標を「夢や目標をもち,共にみがき高め合う子どもの育成」と掲げ,P TAのテーマも同じにすることで,特色ある教育活動や授業の充実を通して,子どもたち一人 一人の輝く姿や学びの成果が一つでも多く表出するように,共に取り組んでいきたいと考えて います。 また,子どもたちの学校生活においては,昨年に引き続き,あいさつ日本一の附属小学校や トイレのスリッパ並べ(トイテタッチ),思いやりのある言動,公共の場でのマナーについて, 職員一丸となって子どもたちとできるようにしていきます。そのためにも私たち職員は,子ど もに寄り添い,思いをくみ取り,関わっていきます。 子どもたちの毎日の学校生活が,笑顔に溢れ,充実感を味わえるように邁進いたしますので, 保護者の皆様におかれましても,御理解,御協力をよろしくお願いします。 4月5日(金)に新任式,始業式,入学式が行われ ました。新1年生 148 名を迎え,全校児童 866 名で, 創立 142 年目の附属小学校がスタートしました。 入学式では,6年生の代表児童が,新一年生に向け てお祝いの言葉を贈るとともに,「附属小学校の伝統 である『附属のあいさつあ・い・う・え・お・じ』『ち ょボラ』『トイテタッチ』を一緒に頑張っていきまし ょう。」と,創立 142 年目の附属小学校を共に創って いくことを呼びかけました。また,各学級では,この 一年間でどのような自分やどのような学級を目指し ていくのかを,新しい担任や友達と語り合い,具体的 な目標を設定しました。 それぞれの子どもたちが設定した個人や集団とし ての目標の達成に向かって,全力で取り組むととも に,笑顔溢れる学校にしていくことができるよう,職 員一同全力で支援していきます。 附属の新しい風 ~転入職員の紹介~ (理科) (家庭科) (算数科) (体育科) (道徳科) 日常的なかかわりを登下校に生かしていくために~縦割りふれ合い活動~ 本校では,平成 29 年度から,通学子ども会において, それまでのマナーアップに関する話し合い活動に加え, ふれ合い活動を行っています。これは,日常的なふれ合 いを通して各班の子どもたちの相互理解を深めること で,マナーアップがより促進されることをねらいとして います。第 1 回目の活動では,多くの通学子ども会で, 自己紹介に続いて,互いのことを知ったり,仲を深めた りする室内遊びを行いました。初めは緊張気味だった 1 年生も,活動が進む中で笑顔が見られるようになり,自 分の班に打ち解けていく様子がうかがえました。 【5月の主な行事】 1日(水)即位の日 2日(木)国民の休日 3日(金)憲法記念日 4日(土)みどりの日 5日(日)こどもの日 6日(月)振替休日 7日(火)夏服完全更衣 8日(水)PTA総務部会・理事会 12 日(日) 「ちからの会」公開前奉仕作業 16 日(木)公開研究会事前準備(5・6年生給食あり) 17 日(金)公開研究会 22 日(水)交通安全教室(低・中学年) 23 日(木)交通安全教室(高学年) 24 日(金)春の一日遠足 29 日(水)学級対抗リレー大会(予備日30日(木)) 1校時(低学年),2校時(中学年),3校時(高学年) 31 日(金)写生会 【新任の先生との出会いの喜びを語る児童】 【新入学児童の呼びかけに答える担任】 【ふれ合いを通して互いの仲を深める様子】 平成31(令和元)年度 学校だより 子どもたちの通学に関して,鹿児島市交通局が出発停留所に近付くバス・市電の情報を 提供するアプリ「楽PINA」の試験運用を開始しています。保護者の皆さんにとって, 子どもの登下校への見通しをもつことにつながると考えます。詳しくは交通局ホームペー ジ(http://www.kotsu-city-kagoshima.jp/location/)をご覧ください。

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Page 1: 新たな軌跡を描く1年に - Kagoshima U...2019/01/06  · 鹿児島大学教育学部 附属の新しい 附属小学校 平成31年4月26日 発行 第1 号 新たな出会いへの喜び

鹿児島大学教育学部

附属小学校

平成31年4月26日 発行

第 1号

新たな出会いへの喜び

新たな軌跡を描く1年に

副校長 益山 富誉

例年より早く4月5日(金)に,始業式,入学式を行い,新たな気持ちで 866 名の子どもた

ちが学校生活をスタートさせました。6名の先生方を迎え,学校に新たな風が吹き,活気が甦

ってきました。3週間が経過し,教室や先生にも慣れ,子どもたちが,夢や目標をもって,活

動に取り組んでいる生き生きとした姿を見ることができます。

本年度も学校教育目標を「夢や目標をもち,共にみがき高め合う子どもの育成」と掲げ,P

TAのテーマも同じにすることで,特色ある教育活動や授業の充実を通して,子どもたち一人

一人の輝く姿や学びの成果が一つでも多く表出するように,共に取り組んでいきたいと考えて

います。

また,子どもたちの学校生活においては,昨年に引き続き,あいさつ日本一の附属小学校や

トイレのスリッパ並べ(トイテタッチ),思いやりのある言動,公共の場でのマナーについて,

職員一丸となって子どもたちとできるようにしていきます。そのためにも私たち職員は,子ど

もに寄り添い,思いをくみ取り,関わっていきます。

子どもたちの毎日の学校生活が,笑顔に溢れ,充実感を味わえるように邁進いたしますので,

保護者の皆様におかれましても,御理解,御協力をよろしくお願いします。

4月5日(金)に新任式,始業式,入学式が行われ

ました。新1年生 148名を迎え,全校児童 866名で,

創立 142年目の附属小学校がスタートしました。

入学式では,6年生の代表児童が,新一年生に向け

てお祝いの言葉を贈るとともに,「附属小学校の伝統

である『附属のあいさつあ・い・う・え・お・じ』『ち

ょボラ』『トイテタッチ』を一緒に頑張っていきまし

ょう。」と,創立 142 年目の附属小学校を共に創って

いくことを呼びかけました。また,各学級では,この

一年間でどのような自分やどのような学級を目指し

ていくのかを,新しい担任や友達と語り合い,具体的

な目標を設定しました。

それぞれの子どもたちが設定した個人や集団とし

ての目標の達成に向かって,全力で取り組むととも

に,笑顔溢れる学校にしていくことができるよう,職

員一同全力で支援していきます。

附属の新しい風 ~転入職員の紹介~

(理科)

(家庭科)

(算数科)

(体育科) (道徳科)

皆様、どうぞ

よろしくお願い

いたします。

日常的なかかわりを登下校に生かしていくために~縦割りふれ合い活動~

本校では,平成 29年度から,通学子ども会において,

それまでのマナーアップに関する話し合い活動に加え,

ふれ合い活動を行っています。これは,日常的なふれ合

いを通して各班の子どもたちの相互理解を深めること

で,マナーアップがより促進されることをねらいとして

います。第 1 回目の活動では,多くの通学子ども会で,

自己紹介に続いて,互いのことを知ったり,仲を深めた

りする室内遊びを行いました。初めは緊張気味だった 1

年生も,活動が進む中で笑顔が見られるようになり,自

分の班に打ち解けていく様子がうかがえました。

【5月の主な行事】

1日(水)即位の日

2日(木)国民の休日

3日(金)憲法記念日

4日(土)みどりの日

5日(日)こどもの日

6日(月)振替休日

7日(火)夏服完全更衣

8日(水)PTA総務部会・理事会

12日(日)「ちからの会」公開前奉仕作業

15日(火)事前研究会②

歯科衛生指導

16日(木)公開研究会事前準備(5・6年生給食あり)

17日(金)公開研究会 22日(水)交通安全教室(低・中学年) 23日(木)交通安全教室(高学年) 24日(金)春の一日遠足 29日(水)学級対抗リレー大会(予備日 30日(木))

1校時(低学年),2校時(中学年),3校時(高学年) 31日(金)写生会

【新任の先生との出会いの喜びを語る児童】

【新入学児童の呼びかけに答える担任】

【ふれ合いを通して互いの仲を深める様子】

平成31(令和元)年度 学 校 だ よ り

子どもたちの通学に関して,鹿児島市交通局が出発停留所に近付くバス・市電の情報を

提供するアプリ「楽PINA」の試験運用を開始しています。保護者の皆さんにとって,

子どもの登下校への見通しをもつことにつながると考えます。詳しくは交通局ホームペー

ジ(http://www.kotsu-city-kagoshima.jp/location/)をご覧ください。

Page 2: 新たな軌跡を描く1年に - Kagoshima U...2019/01/06  · 鹿児島大学教育学部 附属の新しい 附属小学校 平成31年4月26日 発行 第1 号 新たな出会いへの喜び

2年い組 寳地 拓也

一つ一つの行事にがむしゃらに全力で取り組んでいく姿勢

2年ろ組 前下 勝信

新しいものとの出会いを大切にすることで,自分自身が形成されていくという姿勢

2年は組 阿部 大亮

何気ない「ひと・もの・こと」とのかかわりは,必ず新たな自分づくりにつながっているという姿勢

3年い組 上﨑 博輝

目的を共有する複数人との対話を通したかかわり【ひと】

3年ろ組 福森 一真

互いを尊重し合える人と,目的をもったやりとりを通したかかわり【ひと】

3年は組 柏木 康良

自分の視野を広げてくれる人との縁を大切にしたかかわり【ひと】

3年に組 橋元 将大

自分にはない考えや価値観をもった人とのかかわり【ひと】

4年い組 榊 将和 考えたこともない価値観

を受容しながら自分の価値観を創り上げる姿勢

4年ろ組 下戸 勇介

自分の言葉と他者や教材の言葉を比べ,よりよい表現を考える姿勢

4年は組 先間 裕哉

発する言葉をより豊かにし,他者との関係の価値を高める姿勢 4年に組 藤﨑 智大 それぞれのよさや意味が

あり,自分を成長させてくれる存在であるという姿勢

書写 中村 由希

文字を通して,自己の姿を見つめ,自己の伸長や改善を図る姿勢

音楽 吉野 裕子

一人でできないことを他者とかかわることで価値を実感する姿勢

5年い組 辻 美咲 全ての「ひと・もの・こと」

が,新たな自分を創る素地になるという姿勢

5年ろ組 當房 省吾 自分にない視点は,いつも周

りの人から気付かされるという姿勢

5年は組 眞邉 笑子

相手を認め尊敬し,自分の見方や考え方を広げていくという姿勢

5年に組 奥 俊明

自分や他者の経験を組み合わせて,新たな経験をつくりだそうとする姿勢

2年に組 古園 正樹

子どもが成長する姿から学ぼうとする姿勢

副校長 益山 富誉 自分の目標や

課題に対して,柔軟な思考で粘り強く取り組むこと【姿勢】

校長 假屋園 昭彦 「もの」が自分にとってどんな意味をもつかを考えるというかかわり【姿勢】

教頭 須藤 信司

課題解決に向けて,これまでの経験や知識を生かそうとする姿勢

主幹教諭 上江洲 洋志 音楽や絵画,写

真や映像など,美しさを感じさせるものとのかかわり【もの】

職員に聞きました

Q: 子どもに身に付けさせたい「課題に対して自分なりの

考えや価値を見出す力」「問題を発見し,解決していく

力」などの力を育んでいくうえで,どのような「ひと」や

「もの」,「こと」とのかかわりをもつことや,どのような

姿勢でかかわっていくことが大切ですか。

複式Ⅱ組 内山 斉哉

自分とは違う視点をもっている様々な人とのかかわり【ひと】

古園

阿部

内山

柏木

上﨑

細田 濵

田 山内

村田

濵﨑

先間

吉野

中俣

下戸

横山

中村

前村

吉冨 重

音楽・書写 永留 弘之

自分の声・友達の声・全体の音を大事にして,美しい音楽をつくる姿勢

栄養教諭 松窪 久美子

いろいろな経験をした人とのかかわりを大切にする姿勢

複式1組 濵﨑 昇平 人は,人とのつながりの中でこそ成長ができ

ると考え,つながっていくという姿勢

永野

坂田

佐々木

常山

上ノ町

中原

1年い組 渡邉 健二

心が確かに動き出す,身の回りの時間的芸術とのかかわり【もの】【こと】

1年ろ組 永野 優希

自分の生き方を支える思想を創る,自然に触れる原体験【もの】【こと】

1年は組 上ノ町 亮 表面からは見えない「本

質」に思いを巡らす姿勢 養護教諭 坂田 泉

常に向上心をもって人とかかわろうとする姿勢【ひと】

養護教諭 常山 由紀子

「もの」の価値を駆使しながら得た体験「こと」が人をつなげていくという姿勢

1年に組 中原 大士

自分自身を磨いていくための重要な原動力であるという姿勢 家庭 佐々木 佳菜

知的好奇心をもって行動し,対象から柔軟に吸収する姿勢

6年い組 三宅 倖平

多様な考えをもつ他者とのかかわり

6年ろ組 鮫島 圭介

自分の成長につながり,人間の在り方を見つめ直す自然とのかかわり

6年は組 永田 佑

常に自分を見つめ直し,よりよく生きるために大切なことは何かを考える姿勢

6年に組 森山 慎一

多くのひと・もの・こととのつながりが,社会,自分を創り出すという姿勢

外国語 金﨑 英俊

自分とは違った視点で,ものごとを考える「ひと」とのかかわり【ひと】

複式Ⅲ組 原之園 翔吾

「ひと」との出会いが,新たなものの見方や考え方を得る契機になるという姿勢

学習支援 中俣 満里奈

たくさんの考え方を知るために,いろいろな人の声を聴こうとする姿勢

理科 横山 健一

人との出会いが,新たな自分を創るという姿勢

外国語 クリストファー・スネラー

様々な出会いに感謝し,大切にする姿勢

三宅

鮫島

スネラー

野頭

宇都山

宮田

岩山

奥村

〇 文末の【 】は,「ひと」「もの」「こと」のうち,何とのかかわりが特に大切であると考えているかを表します。

〇 文末の「姿勢」は,どのような気持ちや考えをもってかかわっていくことが大切であると考えているかを表します。

算数 上田 幸昭

何でも意欲的に挑戦してみようとする姿勢

上田