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アトラス工法 標準積算資料 第 3 版 アトラス工法協会

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ア ト ラ ス 工 法

コ ン ド ル Ⅱ

標準積算資料

参 考 資 料

第 3 版

アトラス工法協会

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目 次

1.アトラス工法の概要 1

1-1 アトラス工法(コンドルⅡ)の概要 ・・・・・・・・・・・・・ 3

1-2 コンドルⅡ推進機本体各部名称 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 4

1-3 コンドルⅡ油圧ユニット各部名称 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5

1-4 コンドルⅡ仕様表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6

1-5 アトラス工法(二工程方式)施工順序 ・・・・・・・・・・・・ 7

1-6 主な作業内容 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8

1-7 標準工程表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11

2.積算基準 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13

2-1 設計・積算にあたっての注意 ・・・・・・・・・・・・・・・ 15

2-2 適用地盤 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15

2-3 塩ビ管径別標準推進距離 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16

2-4 積算基準 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17

2-5 機械損料運転1日当り損料換算について・・・・・・・・・・・ 17

2-6 コンドルⅡ推進工編成人員(人)・・・・・・・・・・・・・・・ 17

2-7 アトラス工法(三工程方式) ・・・・・・・・・・・・・・・ 17

2-8 コンドルⅡ人員配置図 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18

2-9 日進量・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19

2-9-1 パイロットパイプ推進標準日進量(コンドルⅡ)・・・・・・・・・ 19

2-9-2 コンドルⅡ埋設管推進標準日進量 ・・・・・・・・・・・・・ 19

3.積算 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21

管推進工内訳書 (コンドルⅡ)・・・・・・・・・・・・・・・ 23

3-1 パイロットパイプ(誘導管)推進工 ・・・・・・・・・・・・ 23

3-1-1 クレーン装置付トラック運転 ・・・・・・・・・・・・・・・ 24

3-1-2 パイロットパイプ(誘導管)推進工機械器具損料(1) ・・・・ 24

3-1-3 パイロットパイプ(誘導管)推進工機械器具損料(2) ・・・・ 24

3-2 埋設管推進工(コンドルⅡ)・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25

3-2-1 埋設管推進工機械器具損料(1) ・・・・・・・・・・・・・・ 25

3-2-2 埋設管推進工機械器具損料(2) ・・・・・・・・・・・・・・ 25

3-3 オーガー類撤去工 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26

3-4 推進設備工(低耐荷力圧入二工程推進) ・・・・・・・・・・ 27

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3-5 推進設備据換工(低耐荷力圧入二工程推進) ・・・・・・・・ 27

3-6 坑口工(低耐荷力圧入二工程推進) ・・・・・・・・・・・・ 27

3-6-1 鋼材溶接工 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28

3-6-2 鋼材切断工 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28

3-7 既設マンホール坑口工 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29

3-8 鏡切り工 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30

3-8-1 鏡切り工 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30

3-9 発生土処分工 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31

3-9-1 ダンプトラック運転工 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31

3-9-2 ダンプトラック損料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32

3-10 安全退避設備工 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32

4.参考資料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33

4-1 方向修正要領 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 35

4-2 使用ヘッド解説 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 36

4-3 推進作業占用図 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37

4-4 推進機設置図 コンドルⅡ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 38

4-5 到達立坑図 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 39

4-6 アトラス工法用坑口止水器 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 40

4-7 管の形状・寸法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41

4-8 直管に加わる推進抵抗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42

4-9 施工上の留意点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 43

4-10 マンホール部の接合と埋戻し・・・・・・・・・・・・・・・・ 46

5.機械器具損料表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47

5-1 機械損料表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49

5-2 器具損料表 (コンドルⅡ)・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50

5-3 坑口止水器単価表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 51

問合せ先 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 52

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1- -

1. アトラス工法の概要

コンドルⅡ

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3- -

1-1 アトラス工法(コンドルⅡ)の概要

アトラス工法は、低耐荷力方式・圧入二工程式の推進工法です。

本法式は、一工程目として鋼製の誘導管(パイロットパイプ)を先導体(パイロットヘッド)を用い、方

向修正を行いながら到達立坑まで圧入推進させます。位置検出方法は先導体(パイロットヘッド)

前部に装着された高精度発光ダイオードを推進機後方に据え付けたトランシットにて計測しなが

ら読み取る方式であるため MAX70m推進して±3mmという高精度施工が実現できます。

次に二工程目は到達坑まで貫通した、誘導管(パイロットパイプ)の後方にコンドルカッター、オ

ーガー、ケーシング及び埋設用塩ビ推進管(L=1000mm)(L=800mm)を取り付けて、誘導管

(パイロットパイプ)を到達坑に押し出しながらコンドルカッターにて掘削を行い、オーガーにて土砂

を発進坑に排土しつつ、推進ジャッキによりケーシング(推進力伝達ロッド)に推進力を負荷し、先

端抵抗力を負担、低耐荷力管には土の管周面抵抗のみを負担させることにより、推進管を埋設す

る方式です。

高精度施工を要求する下水道本管・枝管施工を基本として軟弱土・砂質土・粘性土・礫混じり

土・硬質土など幅広い土質対応ができ、平均50m前後の推進が可能であり、土質に応じてはMAX

70mの推進が可能です。

図―1 推進機全体図

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4- -

1-2 コンドルⅡ推進機本体各部名称

推進機本体各名称

1.油圧モーター 5.基本ベース 9.パイロッドヘッド 13.回転側圧力計

2.推進シリンダー 6.アイボルト 10.コンドルカッター 14.正転・逆転切替レバー

3.高さ調整ボルト 7.溶接プレート 11.塩ビ管Φ200 15.推進側圧力計

4.アンダーベース 8.ロータリージョイント 12.押しフランジ 16.前進・後進切替レバー

1

5

2

3 4

6

7

8

9 10

12 13

14 15

16

11

推進機本体

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1-3 コンドルⅡ油圧ユニット各部名称

油圧ユニット各名称

1.電源ランプ 7.推進側ポンプ停止スイッチ 13.ドレンプラグ 19.油面計

2.ファンクーラー運転ランプ 8.回転側ポンプ停止スイッチ 14.回転ストップバルブ 20.推進ストップバルブ

3.回転側ポンプ運転ランプ 9.非常停止ボタン 15.油圧モーター戻り口 21.推進側圧力調整バルブ

4.推進側ポンプ運転ランプ 10.電源コネクタ 16.油圧モーター加圧口 22.推進側圧力計

5.推進側ポンプ運転スイッチ 11.ドレンポート 17.ジャッキ側戻り口 23.回転側圧力計

6.回転側ポンプ運転スイッチ 12.回転側圧力調整バルブ 18.ジャッキ側加圧口 24.アイボルト

1 2

3

6 5 4

7 8

9

10

11 12 14 15

17 18

19

13 16

20

21

22

23

24

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6- -

1-4 コンドルⅡ仕様表

ライナープレート φ2000mm以上

矢板(内寸) 2000×2000mm以上

ケーシング φ2000mm以上 発進立坑

管 芯 高 450mm以上

塩ビ管 鋼管

JSWAS K-6 φ150~250mm

日本下水道協会規格 L=1000mm(800mm)

適用管種

管径・管長

スパイラル継手付直管

フィードストローク 1200mm

メインジャッキストローク 1000mm

サブジャッキストローク 200mm

推進力 294KN(30ton)

推進速度 1140mm/min

回転トルク 2940N・m(300Kgf・m)

回転数 40r.p.m

長さ×幅×高さ 1600mm×1100mm×1200mm

推進機本体

重量 1300kg

推進側 32Mpa 大油圧力

回転側 45Mpa

推進側 13 /min 吐出量

回転側 18,8 /min

長さ×幅×高さ 1600mm×800mm×1300mm

重量 1300kg

油圧ユニット

適用発電機 45KVA以上

普通土用コンドルヘッド 先導体

硬質土用パイロットヘッド

先頭カッター コンドルカッター

操作方法 立坑内での手動操作

*本諸元は予告なく変更することがあります。

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7- -

1-5 アトラス工法(二工程方式)施工順序

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8- -

1-6 主な作業内容

測量工

推進機本体を管路センター、計画勾配に正確にセットするために、地表のベンチマークから発進立

坑付近及び立坑内2点に基準点を移行し、立坑土留壁に推進計画管芯高及び推進機据付高をマー

キングする。

推進設備工

作業概要

推進装置、油圧ユニット等の発進立坑内外における推進に必要な設備の取り付け、取り除き作業。

本作業

1. 発動発電機、油圧ユニット、使用器具等を立坑上所定の位置に設置し、キャプタイヤ、油圧ホース

に傷が無いか確認する。

2. ワイヤーロープ、フック等の安全金具等を点検し、玉掛作業有資格者を配置し、クレーン付トラック

を平担かつ堅固な場所に据える。

3. 推進機の安定を確認し、旋回時、誘導員はクレーンのオペレーターが完全に見通せる場所で合図

を行い、周囲の物に当てない様にして立坑内に降ろす。

4. 推進機の方向勾配は、計画線上に設置した基準点(2点)間に水糸を張り、下げ振りを降ろし調整

ネジ前後4ヶ所にて勾配調整を行い、推進機左右のレールから寸法を出し一致させる。

5. 調整終了後、フレーム前後左右を仮設材と完全に固定を行い、鋼材等で溶接し、推進機運転中に

ブレの無い様にする。

片付工

1. 切断した鋼材の破片及び溶接棒の処理を行い、後片付けをする。

坑口工(止水器取り付け)

作業概要

発進部及び到達部の鏡切りの際、地下水と共に多量の土砂の流出が予想される地盤である時に、

坑口部分に止水器を取り付ける作業。

本作業

1. 坑口の取り付けにあたっては、推進管計画方線の中心と推進管の中心高さを正確に測量して合わ

せる。

2. 坑口と仮設材の間、上下左右の形状に合わせてガス切断し、溶接する。

3. 推進方向に対し、坑口を直角に取り付ける。

片付工

1. 切断した破片の処理、使用機材類等の後片付けをする。

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9- -

鏡切り工

作業概要

発進部及び到達部の鏡切り作業

本作業

1. 鏡切切断前部の地盤の安定処理が十分でないと切羽の崩壊や湧水の原因となるので、鏡切り前

に木栓を用意し、数ヶ所試し切りをし、バール等を地山に貫通し、自立している事を確認する。

2. 鏡切断は順序として下からとし、寸法のチェックを行い、小割に切断を行なう。

片付工

1. 切断した破片の処理、使用機械類等の片付けをする。

パイロットパイプ推進工

作業概要

先導体、パイロットパイプの据え付け、推進機の運転記録、計測、方向修正、油圧ホース類の接合等一

連の作業。

本作業

1. 推進機本体に油圧ホース及び電気ケーブルを接続する。

2. トランシット架台を推進中に動かないように固定し、架台の高さ調整を行い、トランシットを据え付け、

推進勾配に合わせる。

3. 先導体(硬質土用パイロットヘッド)にターゲットを取り付け、照明の確認を行い、パイロットパイプと

接続し、推進機に据え付ける。

4. 電源を入れ、操作を確認し、試運転を行う。

5. パイロットパイプ推進開始時、回転圧、推進圧を確認しながら土質に合わせたスピードで推進を行

う。

6. 1本目推進完了時、推進ジャッキを戻し、頭上確認を行い、パイロットパイプを吊り降ろし、推進機

に接続し、推進を行う。

7. 到達まで5・6の作業を繰り返し、パイロットパイプ推進作業を行う。

片付工

1. 電源を切り、後片付けをする。

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10- -

塩ビ管推進工

作業概要

塩ビ推進管、先頭カッター、ケーシング、オーガーの取り付け、推進機の運転、管渠にかかる荷重の

確認、油圧ホース類の接合、パイロットパイプの撤去、コンドルカッターによる地山の切削坑外ずり出

し等一連の作業。

本作業

1. 塩ビ推進管に先頭カッター、ケーシング、オーガーを取り付け、パイロットパイプに接続し推進機に

据え付け、使用器具の確認を行う。

2. 電源を入れ、操作確認をし、試運転を行う。

3. 塩ビ管推進開始時、回転圧、推進圧を確認しながら、排土量に合わせたスピードで推進を行う。

4. 到達坑では、パイロットパイプ撤去作業を行う。

5. 1本目推進完了時、推進ジャッキを戻し頭上確認を行い、塩ビ推進管、ケーシング、オーガーを吊

り降ろし、推進機に接続し、推進を行う。

6. 到達坑まで4・5・6の作業を繰り返し、塩ビ管推進作業を行う。

片付工

1. 電源を切り、後片付けをする。

オーガー類撤去工

作業概要

硬質塩化ビニル管推進完了後に、推進機本体を撤去し、クレーン付きトラックを使いオーガー類

を発進立坑内へ撤去しながら管内清掃をする作業。

本作業

1. 到達坑で先頭カッターを取り外し、塩ビクリーナーを接続する。

2. 推進機本体撤去後、発進立坑内に滑車を取り付けオーガーに引き抜きフック接続する。

3. 引き抜き開始時、ワイヤーを引き抜きフックに掛け、滑車をとしてクレーン付きトラックのクレーンス

ピードを調整しながらオーガー(ケーシング)を引き抜き、オーガー等を取り外す。

4. 頭上確認を行い、オーガー等を吊り上げる。

5. 全数引き抜き完了まで3・4の作業を繰り返す。

片付工

1. 後片付けをする。

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1-7 標準工程表

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2. 積 算 基 準

コ ン ド ル Ⅱ

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15- -

2-1 設計・積算にあたっての注意

(1)工法の選定にあたっては事前調査を十分に行い、現地の地質条件等を把握した上で決定する

こと。

(2)これに用いる埋設管は、塩ビ管、鋼管φ150・φ200・φ250の推進工法を標準としており、

施工条件によっては別途積算(見積)するものとする。

尚、推進延長については、1スパン50mを標準とし、土質に応じては、MAX60m~70mとす

る。

(3)当工法では、滞水砂層を「水により切羽から砂粒子が流入する恐れのある土質」と解釈し積算に反

映させております。

(4)鋼管の推進にあたっては材料形状により、溶接費を別途計上願います。

2-2 適用地盤

アトラス工法は、塩ビ管には直接推進力をかけずに施工を行なう、低耐荷力二工程方式であり、N 値

0 程度の軟弱地盤から N値40 程度の硬質地盤まで対応でき、さらに礫混り土、滞水砂層等の施工が可

能です。

施工可能土質範囲

土質区分 N値

砂質・粘土・シルト 0<N<30

透 水 係 数 K=10^-3cm/sec 以下 滞 水 砂 層

水 頭 差 2m 以内 0<N<20

礫 混 入 率 30%以下

管内径の 1/3 以下 礫 混 り 砂 質 土大 礫 径

ケーシンク゛使用の場合は管内径の 1/4 以下

N≦30

硬 質 土 N≦40

滞 水 砂 礫 層 礫径 20mm 以下

※ 全土質に対して清水注入を行う。

原則として条件に適合しない土質

1 土丹・泥岩 N値 40 以上

2 砂礫 N値 30 以上

3 緩い砂礫 礫混入率 30%以上(径 5mm 以上が 20%以上)

4 玉石混り砂礫 礫径 管内径の1/3以下、ケーシング使用の場合は管内径の1/4以下

5 滞水礫層・砂礫層 透水係数 K=10^-2cm/sec 以上

6 水頭差 2m 以上

7 玉石層

8 転石層

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2-3 塩ビ管径別標準推進距離

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2-4 積 算 基 準

(1) 本積算資料は、アトラス工法に依り塩ビ管・鋼管を推進する場合に適用する。

(2) アトラス工法の積算歩掛は、施工実績に基づき、分析・計算し決定したものである。

(3) アトラス工法の機械及び器具損料は、国土交通省大臣官房機械課編「建設機械等損料算

定表」を参考にし、耐用年数、運転時間等実績に基づき、協会独自で算定したものです。

(4) 特殊条件下に於ける作業については、実状に応じて算出するものとする。

(5) 昼間8時間作業とする。

(6) 夜間工事については労務費を5割増とする。

2-5 機械損料運転1日当り損料換算について

アトラス工法に於ける推進機械損料を運転1日当たりに換算する場合は、下記の要領によ

る。

1日1台当たり損料=運転1時間当たり換算値損料×6.7時間

2-6 コンドルⅡ推進工編成人員(人)

(人)

世話役 特殊作業員 普通作業員 計

1 1 2 4

2-7 アトラス工法 (三工程方式)

アトラス工法では 大礫径との関係で、三工程方式での施工が可能である。

例えば 大礫径が推定 60mm の時、ケーシングを使用すれば 60mm×4=240mm となり塩ビ管径は

250mm 必要となる。しかしケーシングを使用しなければ 60mm×3=180mm となり 200mm の塩ビ管で推

進可能となる。この礫地盤での施工性を考慮したのが三工程方式であり、下記の工程となる。

一工程目 パイロットパイプ推進工(二工程方式と同じ)

二工程目 塩ビ管(仮設管)推進工(二工程方式と同じであるが仮設管を使用)

三工程目 仮設塩ビ管推進完了、オーガー類撤去後、順次塩ビ本設管と置換える。

三工程方式での積算基準

二工程方式と同じとする。

但し、埋設管推進工機械器具損料(2)の推進器具損料(変動部)は、二工程用ケーシング無の損料に三

工程用埋設管変動部損料をプラスする。

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2-8 コンドルⅡ人員配置図

パイロットパイプ推進工人員配置図

(A)世 話 役 (1名)

(B)特殊作業員 (1名)

(C)普通作業員 (2名)

埋設管推進工人員配置図(パイロットパイプ撤去を含む)

(A) 世 話 役 (1名)

(B) 特殊作業員 (1名)

(C) 普通作業員 (2名)

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2-9 日進量

2-9-1 パイロットパイプ推進標準日進量(コンドルⅡ)

(単位:m/日)

N 値 0≦N≦20 20<N≦40

日進量 20 16

2-9-2 コンドルⅡ埋設管推進標準日進量

管体長 1.0m(0.8m) 0≦N≦20 (単位:m/日)

13m 12m 11m 10m

塩ビ管 φ150 φ200 φ250

鋼 管 φ150 φ200 φ250

管体長 1.0m(0.8m) 20<N≦40 及び滞水砂層 (単位:m/日)

8m 7.5m

塩ビ管 φ150 φ200 φ250

鋼 管 φ150 φ200 φ250

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21- -

3. 積 算

コ ン ド ル Ⅱ

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23- -

管推進工内訳書 (コンドルⅡ)

管 φ mm 推進工

種 目 形状寸法 単位 数量 単価 金額 摘要

パ イ ロ ッ ト パ イ プ 推 進 工 m 3-1

埋 設 管 推 進 工 m 3-2

オ ー ガ ー 類 撤 去 工 m 3-3

推 進 設 備 工 箇所 3-4

推 進 設 備 据 換 工 箇所 3-5

坑 口 工 箇所 3-6

既 設 マ ン ホ ー ル 坑 口 工 箇所 3-7

鏡 切 り 工 一式 3-8

発 生 土 処 分 工 m3 3-9

安 全 退 避 設 備 工 箇所 3-10

材 料 費 呼び径 本

合 計

3-1 パイロットパイプ(誘導管)推進工

(1m当り)

種 目 形状寸法 単位 数量 単価 金額 摘要

世 話 役 人 1

特 殊 作 業 員 人 1

普 通 作 業 員 人 2

ク レ ー ン 装 置 付 ト ラ ッ ク 運 転 費4t 積 2.9t 吊 時間 T 3-1-1

パ イ ロ ッ ト パ イ プ 推 進 工

機 械 器 具 損 料 ( 1 ) 日 1 3-1-2

パ イ ロ ッ ト パ イ プ 推 進 工

機 械 器 具 損 料 ( 2 ) 箇所 1 3-1-3

諸 雑 費 式 1 労務費の 12%

計 1 日当り

合 計 計/パイロットパイプ日進量

年間標準運転時間(850) 備考 1. T:クレーン装置付トラック運転日の運転時間:

年間標準運転日数(160) =5.3 (h/日)

2. 諸雑費は電力に関する経費等であり、労務費の合計額の 12%を上限として計上する。

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24- -

3-1-1 クレーン装置付トラック運転

(1 時間当り)

種 目 形状寸法 単位 数量 単価 金額 摘要

特 殊 運 転 手 人 0.19

燃 料 費 軽油 7.1

機 械 損 料

日 1.0

諸 雑 費 式 1.0

計 1 時間当り

備考 運転手(特殊)労務歩掛

機械運転 1 時間当り労務歩掛りは、次式による。

1 1 歩掛=

T =

5.3= 0.19(人/h)

年間標準運転時間(850) T:運転日当り運転時間 =

年間標準運転日数(160) = 5.3(h/日)

3-1-2 パイロットパイプ(誘導管)推進工機械器具損料(1)

(1 日当り)

種 目 形状寸法 単位 数量 単価 金額 摘要

推 進 機 等 損 料 日 1

備考 推進機等損料は運転日当りの運転時間を乗じた損料とする。

3-1-3 パイロットパイプ(誘導管)推進工機械器具損料(2)

(1 日当り)

種 目 形状寸法 単位 数量 単価 金額 摘要

推進器具損料(固定部) 式 1

推進器具損料(変動部) m L

計 1m 当り

1 日 当 り 計×パイロットパイプ日進量

備考 1. 推進器具類損料(固定部)は推進延長により使用数量が一定な器具類の合計額であり、推進区間

ごとに計上する。

2. 推進器具類損料(変動部)は推進延長により使用数量が変化する器具類の合計額である。

ここでは、L は 1 推進区間の延長とする。

クレーン装置付 4t積 2.9t吊

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25- -

3-2 埋設管推進工

(1m当り)

種 目 形状寸法 単位 数量 単価 金額 摘要

世 話 役 人 1

特 殊 作 業 員 人 1

普 通 作 業 員 人 2

クレーン装置付ト ラック運転費 4t 積 2.9t 吊 時間 T 3-1-1

機 埋 設 管 推 進 工

械 器 具 損 料 ( 1 ) 日 1 3-2-1

機 埋 設 管 推 進 工

械 器 具 損 料 ( 2 ) 箇所 1 3-2-2

諸 雑 費 式 1 労務費の 12%

計 1 日当り

合 計 計/埋設管日進量

備考 諸雑費は電力に関する経費等であり、労務費の合計額の 12%を上限として計上する。

3-2-1 埋設管推進工機械器具損料(1)

(1 日当り)

種 目 形状寸法 単位 数量 単価 金額 摘要

推 進 機 等 損 料 日 1

備考 推進機等損料は運転日当りの運転時間を乗じた損料とする。

3-2-2 埋設管推進工機械器具損料(2)

(1 日当り)

種 目 形状寸法 単位 数量 単価 金額 摘要

推進器具損料(固定部) 式 1

推進器具損料(変動部) m L

計 1m 当り

1 日 当 り 計×埋設管日進量

備考 1. 推進器具類損料(固定部)は推進延長により使用数量が一定な器具類の合計額であり、推進

区間ごとに計上する。

2. 推進器具類損料(変動部)は推進延長により使用数量が変化する器具類の合計額である。

ここでは、L は 1 推進区間の延長とする。

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26- -

3-3 オーガー類撤去工

(1 日当り)

種 目 形状寸法 単位 数量 単価 金額 摘要

世 話 役 人 1

特 殊 作 業 員 人 1

普 通 作 業 員 人 2

クレーン装置付ト ラック運転費 4t 積 2.9t 吊 時間 T 3-1-1

計 1 日当り

1 m 当 り 計//日当りオーガー類撤去量

備考 諸雑費は電力に関する経費等であり、労務費の合計額の 12%を上限として計上する。

表3-1 オーガー類標準撤去量

(単位:m/日)

呼び径(mm) 150~250

日当り撤去量 35

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27- -

3-4 推進設備工(低耐荷力圧入二工程推進)

(1 箇所当り)

種 目 形状寸法 単位 数量 単価 金額 摘要

世 話 役 人 2

特 殊 作 業 員 人 2

普 通 作 業 員 人 4

電 工 人 1

と び 工 人 1

クレーン装置付ト ラック運転費 4t 積 2.9t 吊 時間 2×T 3-1-1

諸 雑 費 式 1

備考 両発進の場合は、推進設備据換工を1箇所計上し、その際推進設備工は計上しない。

3-5 推進設備据換工(低耐荷力圧入二工程推進)

(1 箇所当り)

種 目 形状寸法 単位 数量 単価 金額 摘要

世 話 役 人 3

特 殊 作 業 員 人 3

普 通 作 業 員 人 6

電 工 人 1.5

と び 工 人 1.5

クレーン装置付ト ラック運転費 4t 積 2.9t 吊 時間 3×T 3-1-1

諸 雑 費 式 1

3-6 坑口工(低耐荷力圧入二工程推進)

(1 箇所当り)

種 目 形状寸法 単位 数量 単価 金額 摘要

世 話 役 人 0.2

特 殊 作 業 員 人 0.2

普 通 作 業 員 人 0.2

止 水 器 個 1

鋼 材 溶 接 工 m 3-6-1

鋼 材 切 断 工 m 3-6-2

クレーン装置付ト ラック運転費 4t 積 2.9t 吊 時間 0.2×T 3-1-1

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28- -

表6-1 坑口工歩掛表

(1 箇所当り)

呼び径(mm) 種 目 単位

150 200 250

世 話 役 人 0.2

特 殊 作 業 員 人 0.2

普 通 作 業 員 人 0.2

止 水 器 個 1

鋼 材 溶 接 工 m 1.7 1.9 2.1

鋼 材 切 断 工 m 3.4 3.8 4.2

クレーン装置付ト ラック運転費 時間 0.2×T=1.06h

3-6-1 鋼材溶接工

(1m 当り)

種 目 形状寸法 単位 数量 単価 金額 摘要

世 話 役 人 0.01

特 殊 作 業 員 人 0.076

普 通 作 業 員 人 0.021

溶 接 機 損 料 250A 日 0.076

電 力 料 Kwh 2.7

溶 接 棒 Kg 0.4

諸 雑 費 式 1 備考参照

備考 諸雑費は溶接棒金額の 30%以内を上限として計上できる。

3-6-2 鋼材切断工

(1m 当り)

種 目 形状寸法 単位 数量 単価 金額 摘要

世 話 役 人 0.007

溶 接 工 人 0.053

普 通 作 業 員 人 0.02

酸 素 250A 日 0.163

ア セ チ レ ン Kg 0.028

諸 雑 費 式 1 備考参照

備考 諸雑費はアセチレン金額の 30%以内を上限として計上できる。

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29- -

3-7 既設マンホール坑口工

(1 箇所当り)

種 目 形状寸法 単位 数量 単価 金額 摘要

止 水 器 組 1 表 7-1

コ ン ク リ ー ト ア ン カ M12×100 本 表 7-1

急 結 止 水 セ メ ン ト Kg 表 7-1

は つ り 工 人 表 7-1

普 通 作 業 員 人 表 7-1

表7-1 既設マンホール坑口工歩掛表

(1 箇所当り)

種目

呼び径

止水器

(個)

コンクリート

アンカ

(本)

急結止水

セメント

(kg)

はつり工

(人)

普通作業員

(人)

摘要

150 1 8 11 0.3 2

200 1 8 16 0.3 2

250 1 8 22 0.4 2

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30- -

3-8 鏡切り工

(1 式当り)

種 目 形状寸法 単位 数量 単価 金額 摘要

鏡 切 り 工 ① 箇所 3-8-1・表 8-1

鏡 切 り 工 ② 箇所 3-8-1・表 8-1

鏡 切 り 工 ③ 箇所 3-8-1・表 8-1

諸 雑 費

3-8-1 鏡切り工

(1 箇所当り)

種 目 形状寸法 単位 数量 単価 金額 摘要

世 話 役 人 表 8-2

溶 接 工 人 表 8-2

普 通 作 業 員 人 表 8-2

諸 雑 費 式 表 8-2

計 1m 当り

1 箇 所 当 り 計×表 8-1

表8-1 鏡切り延長

(1 箇所当り)

呼 び 径 150 200 250

延長(m) 1.0 1.2 1.4

表8-2 鏡切り工歩掛表(切断延長 1m当り)

(人/m)

形状区分 ① ② ③

ライナープレート 鋼矢板 鋼矢板 小型立坑 土留種類

種目 軽量鋼矢板 Ⅱ型 Ⅲ型 (鋼製ケーシング)

世 話 役 0.006 0.007 0.008 0.008

溶 接 工 0.051 0.057 0.059 0.059

普 通 作 業 員 0.019 0.022 0.022 0.022

諸 雑 費 労務費の 10%

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31- -

3-9 発生土処分工

(1m3 当り)

種 目 形状寸法 単位 数量 単価 金額 摘要

ダ ン プ ト ラ ッ ク 運 転 費 m3 1 3-9-1

捨 場 処 分 費 m3 1

3-9-1 ダンプトラック運転工

(1m3 当り)

種 目 形状寸法 単位 数量 単価 金額 摘要

一 般 運 転 手 人 表 9-2

燃 料 費 軽油 表 9-2

ダ ン プ ト ラ ッ ク 損 料 ○t車 日 1 3-9-2・表 9-1

タ イ ヤ 損 耗 費 h

諸 雑 費 式 1

1m3 当り 計/1 日当り掘削土量

備考 1.標準として、2t、4tダンプトラックの借り上げ方式とする。尚、これにより難い場合は

積上げ方式とすることができる。

2.軽油、一般運転手、タイヤ損耗費の数量は、運転時間に応じて計上する。

表9-1 ダンプトラックの車種と積載量

(単位:m3)

車 種 4t車 2t車

全土質 2.0 1.0

表9-2 ダンプトラックの車種と運転手及び軽油数量

(単位:m3)

車 種 4t車 2t車

運転手(人) 0.16 0.16

軽 油( ) 7.3 4.8

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32- -

表9-3 ダンプトラック借り上げ基準

4t車 2t車 種別

1 日当りの掘削土量 回数 運転時間 回数 運転時間

1.1m3/日以下 1 2

1.1~2.2m3/日 1 2 2 4

2.2m3/日以上 2 4 3 6

3-9-2 ダンプトラック損料

(1 日当り)

種 目 形状寸法 単位 数量 単価 金額 摘要

ダ ン プ ト ラ ッ ク ○○t車 日 1 a

ダ ン プ ト ラ ッ ク ○○t車 h H b

計 ( 1 日 当 り )

備考 a:供用1日当り損料

b:運転1時間当り損料

H:ダンプトラック1日当り実働時間(時間)

3-10 安全退避設備工

(1 箇所当り)

種 目 形状寸法 単位 数量 単価 金額 摘要

昇 降 設 備 式 1

退 避 設 備 式 1

鋼 材 溶 接 工 m 3-6-1

鋼 材 切 断 工 m 3-6-2

普 通 作 業 員 人

クレーン装置付ト ラック運転費 4t 積 2.9t 吊 時間 3-1-1

備考 1.昇降設備は一般にアルミ梯子を使用する。

*安全退避設備工は必要に応じて計上する。

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4. 参 考 資 料

コ ン ド ル Ⅱ

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35- -

4-1 方向修正要領 一工程目のパイロットパイプ推進における方向修正は、先導体(パイロットヘッド) 前部に装着した

高輝度発光ダイオードを、発進立坑内推進機後方に据え付けた測量器(トランシット)にて計測しながら

読み取る方式です。

① 推進途中で、測量器(トランシット)の十字線から中心ランプが外れた場合、パイロットパイプを正回

転させ、中心ランプが十字線より遠のいた位置で、なおかつ十字線と中心ランプと外周ランプが一直

線状になるところで止めます。

② そのまま推進(圧入)すると、中心ランプは十字線に入ってきます。

③ これを繰り返し、目標地点に真っすぐ到達させます。

◆ 推進機本体にヘッド及びパイロットパイプを接続し、計画線上を仮管として方向修正を行いながら到達

坑まで土圧アンバランス方式による推進を行います。

◆ 推進機本体後部に設置したトランシットで、ヘッド内のターゲットを計測しながら通常は回転推進を行

い、修正時には回転を止め圧入にて方向修正を行います。

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36- -

4-2 使用ヘッド解説

一工程目パイロットパイプ推進時先導体形状図

硬質土用パイロットヘッド

砂質土・滞水砂層のような砂層に 適、先端のオーバーカットが少なく礫混入率30%以下の礫混

じり土から硬質地盤まで対応可能です。

普通土・軟弱土用コンドルヘッド

腐植土・シルト・粘土のような粘性が大きく N 値の低い土質に対し、周面抵抗が仮管(パイロットパ

イプ)に掛からないように3ヶ所にオーバーカットを有し、周面抵抗を軽減できる形状になっており、N

値0程度の軟弱地盤から N 値10程度まで対応可能です。

二工程目埋設管推進時先頭カッター形状

コンドルカッター

軟弱地盤から普通地盤までの含水比の低い自立可能な土質に対応ができ、松杭の削孔にも対

応可能です。

滞水用コンドルヘッド

透水係数及び被水圧の高い難条件の滞水層・礫混じり層に対し、流砂現象による切羽の崩壊を

防止する為にヘッド内部に装着した止水弁を前後移動することにより開閉出来、ヘッド内に土砂の

圧密状態を形成し、充満度を高め土砂の俳出路を狭くすることにより、塩ビ管推進中は排土量及び

滞水の調整が出来ます。尚、1日の推進終了後に止水弁を閉じておくことにより完全止水が出来、

立坑内への土砂の流出は一切無い構造になっております。

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4-3 推進作業占用図

約12m

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38- -

4-4 推進機設置図 コンドルⅡ

管芯高は底盤から管中心まで450mm 以上

上記寸法は、内側有効寸法です。推進力を受ける外側の地盤は、薬注等で固めて下さい。

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39- -

4-5 到達立坑図

二工程 既設人孔到達図

到達坑図

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4-6 アトラス工法用坑口止水器

ボルト・ナット 適用管呼び径 管外径 D φA

中心周長(m) 本数 呼び

VP150 165 390 290 1.07 6 M12

VP200 216 450 350 1.25 8 M12

VP250 267 480 380 1.35 8 M12

*鋼管は、塩ビ管と共通とする。

止水器形状(参考)

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41- -

4-7 管の形状・寸法

日本下水道協会規格

JSWAS K-6

D D1

D2

D3 d

(参考)

1

( 小)

2

(参考)

3

( 小)

E(参考)

F(参考)

t L 重量(参考)

受口部 158.4±0.3 158.4±0.3 154.2±0.3 64±1 7.00 6.75

差口部 157.8±0.3 157.4±0.3 153.2±0.3 65+

10

6.75 7.00

受口部 208.2±0.3 208.2±0.3 203.2±0.3 64±1 7.00 6.75

差口部 207.6±0.3 207.2±0.3 202.2±0.3 65+

10

6.75 7.00

受口部 258.6±0.4 258.6±0.4 251.4±0.4 64±1 7.00 6.75

差口部 257.8±0.3 257.4±0.3 250.2±0.4 65+

10

6.75 7.00

20 40 5

8.9+1.4

0

10.3+1.4

0

12.7+1.8

0

5.4kg/800L6.8kg/1000L

8.1kg/800L10.1kg/1000L

12.4kg/800L15.5kg/1000L

800±31000±3

165±0.5

216±0.7

267±0.9

146

194

240

呼び径

VP150

VP200

VP250

先頭管は、推進の 初に用います。

標準管は、2本目以降に用います。

終管は、推進の 後に用います。

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42- -

4-8 直管に加わる推進抵抗

アトラス工法で塩ビ管に作用する推進力は施工経験から以下の式(1)簡便式によりも

とめる

F=Fo+fo・S・L (1)

ここに、F : 総推進力(KN)

Fo : 先端抵抗力(KN)

fo : 周面抵抗係数(KN/㎡)(表-1による)

S : 管の外周長(m)

L : 推進延長 (m)

ただし、Fo は先導体に作用する抵抗力を推進管に直接推進力をかけず、推進力伝達ロッドに推進

力を伝達し、推進する方式のため推進管に作用する推進力は初期抵抗 Fo=0として求める。

F は、土質によって異なるが、標準的には表―1の値とする。

表―1 土質別の fo 値

土 質

提案値 粘 性 土 砂 質 土

周面抵抗係数 fo 2,0 2,5

表―2 直管の許容推進耐荷力(参考)

(単位:KN)

呼び径 スパイラル継手付直管

150 62,4

200 111,6

250 204,1

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43- -

4-9 施工上の留意点

1.取り扱い上の注意事項

(1) 保管は、変形を生じないよう、直射日光を避け、積み高さ等を十分に注意する。

(2) 接合部の差し口外面及び受口内面はウエス等で油、水、砂、泥等などを念入に清掃すること。

(3) 接合剤は、必ず指定されたものを使用すること。

(4) 直管は、接合後外面に数mm程度の隙間ができるのが標準であるため無理な接合をしないこと。

2.運搬及び保管

2.1 運搬

推進工法用硬質塩化ビニル管(以下「直管」という)は軽量で取り扱いが容易であるが、積み

下ろしに際しては、直管を放り投げたり、衝撃を与えてはならない。(図1-1参照)

小運搬の時は直管を滑らしたり、引きずってはならない特に直管を肩に担いで運搬し、降ろ

すときは肩からすべり落とさないようにする。荷台に直管を積む場合は、ロープなどで適切に固

定し、荷台の角に直接当たらないようにクッション材で保護する。この場合、ロープのゆるみや、

はずれによる管の落下に十分に注意し、管の角での手のけがを予防するため手袋を着用する。

管端は高精度の加工が施されており、寒冷時は衝撃によるクラックや変形が起こり易いので慎

重に取り扱う。

図1-1 直管の積み降ろし

2.2 保管

(1) 直管の保管場所は原則として屋内とし、止むを得ず屋外に保管する時は、簡単な屋根を設ける

か、又は、不透明シートをかけ直射日光を避けろとともに、熱気がこもらないように風通しの良い状

態を保つ。又、平坦な場所を選び約10cm角の枕木を約1mの間隔に置き千鳥積みとし、積み上

げ段数は呼び径150~300までは5段以下、呼び径350以上は4段以下とする。(図1-2参照)

図1-2 直管の保管

(2) 接合剤の取扱いは、容器、包装資材等に明記されている注意事項を厳守すること。

(3) 接着受口カラー、マンホール継手類及びゴム輪など、配管に使用する部品は、屋内保管が原則であ

り止むを得ず屋外保管する場合は変形や汚れを防止するため不透明なシートを掛ける。

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44- -

2.1 管の切断 面取り

工法によっては、先頭管の長さ調整及び空伏せ部での配管調整など、管の切断、面取り作業を必

要とする場合があり、この場合非開削工法の切断面取りに従って正確に行う。

3.推進用治具の装着

(1) ケーシングやオーガーなどを直管内に装着する場合は、管端部にぶつけないように注意する。

(2) 直管に直接ケーシングやオーガーの鋭利部分が触れないように注意する。管端に硬い重量物が当

たると、端面加工部に有害なかえりやひび割れを生じ、推進できなくなったり、施工後の漏水の原因とな

る。又、ケーシングやオーガーはかなりの重量があり、鋭利部分が触れて管内を滑らせると深い傷が生

じ、強度が低下する恐れがあるので注意する。

4.直管の吊り降ろし

直管に損傷の無いことを確認した上、次の手順で吊り降ろしを行う。

(1) 吊りバンドは直管に損傷を与えない物を用い(ナイロン又は布製)、直管本体外周にかける。吊りバ

ンドを直管内に通したり、継手部に掛けてはならない。又、継手部の汚れや変形は接続作業や水密性

に故障をきたすので注意する。

(2) ケーシング、オーガーなどの推進用治具が直管内に挿入されている場合は、吊り降ろしの際、滑り

出て落下しないように、ロープなどで直管に固定しておく。

(3) 直管の吊り降ろしは一般的には、クレーンで行う。この場合は、直管が水平になるようバランスを取

りながら徐々に吊り上げ、合図に従って発進立坑部に移動させ、坑内の安全を確かめながら徐々に降

ろす。この場合、矢板や切梁などの部材に管端及びカラーを当ててはならない。(図1-3参照)

図1-3 直管の吊り降ろし

又、万一、直管が落下しても退避できるように立坑内には安全退避設備を設置することが望ましい。

5.直管の接合 スパイラル継手付直管

(1) 接合部の清掃

接合部受口面及び差し口外面をウエスで拭き、油,水、砂、泥などをとる。接合面への泥、砂の付着は、

ねじ込み時のかみ込みにより挿入が困難になるので注意する。

(2) 接合部の塗布

差し口側の溝部及びストレート部全体に均一に塗布し、十分はみ出す量を塗布する。

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(3) 直管の挿入

管軸を合わせ、差し口側を左回りに回転させねじ込む。抵抗が大きく固い場合はベルトレンチな

どを供用し、奥部までねじ込み挿入する。奥が当たればそれ以上絶対に締め付けてはならない。

ねじ込み時に金属管用チェーントルクレンチを使用すると直管表面に有害な傷をつけ、過剰締め

付けの原因となるので絶対に行ってはならない。

なお止むを得ず金属管用チェーントルクレンチを使用する場合は直管にゴムシートなどを巻き、

その上からレンチをかけるなど、直管の保護を行う。挿入後、接合剤が管外周に十分はみ出しす

き間が埋まっていることを確認する。万一、はみ出してない場合は、管を取り外し受口部の接合

剤をウエスでふき取った後、差し口部に再塗布を行い接合し直す。 接合完了時、継手部表面の

差し口部、受口部の境にすき間が生じるが、これは規格公差によるものであるため、性能に影響

はない。(図1-4参照)

図1-4 スパイラル継手付直管接合部

6.直管の推進

直管の推進は必ず低耐荷力方式の機能のある推進機により行う。 管に許容耐荷力を超えて

過大な推進力を作用させると継手部が変形し漏水の原因となるので、特に、 終近くでの推進力

の確認は重要である。又、工事を中断して長時間経過し地盤が締まった後に再度推進する場合

は、始動時に高い推進力が加わるので注意が必要である。スパイラル継手付直管を推進する際

には、管の端面を保護するため必ず保護リングを介して推進する。(図1-5参照)保護リングを

介さないと管端を傷つけ、漏水、破損の原因となるので注意する。

図1-5 管端面の保護

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4-10 マンホール部の接合と埋戻し

(1) マンホールとの接合

推進終了後発進立坑及び到達立坑内でのマンホールとの接続が必要となる。

マンホールとの接続は、JSWAS K-6及びK-1に規定する異形管を用いて行う。(図1-6.

図1-7参)

図1-6 くら型マンホール継手使用配管例と埋戻し

図1-7 マンホール継手使用配管例と埋戻し

(2) 埋戻し

マンホール設置のため余分に掘削された部分及び、発進立坑、到達立坑周辺は地盤沈下を起こ

す恐れがあるので、良質な埋戻し材料を用いて十分締め固める。なお、基礎砂の範囲は5D(管外径

の5倍)とする。(図1-8参照)

図1-8 基礎砂の範囲

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5 . 機 械 器 具 等 損 料 表

コ ン ド ル Ⅱ

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5-1 機械損料表

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5-2 器具損料表 コンドルⅡ

パイロットパイプ推進工器具損料

基礎価格

(千円) 損料率

損料

(円)

固定部 368 0.9×1/ 250 ×1.15 \1,520 パイロットパイプ推進

変動部 29 0.9×1/ 1000 ×1.15 \30

埋設管推進工器具損料 固定部

仕 様 規格 基礎価格

(千円) 損料率

損料

(円)

φ150 567 0.9×1/ 280 ×1.15 \2,100

φ200 572 0.9×1/ 260 ×1.15 \2,280 普通土

φ250 582 0.9×1/ 260 ×1.15 \2,320

φ150 1,075 0.9×1/ 260 ×1.15 \4,280

φ200 1,089 0.9×1/ 250 ×1.15 \4,510

塩ビ管・鋼管 滞水砂層

φ250 1,112 0.9×1/ 250 ×1.15 \4,600

埋設管推進工器具損料 変動部

仕 様 規格 基礎価格

(千円) 損料率

損料

(円)

φ150 154 0.9×1/ 1000 ×1.15 \160

φ200 161 0.9×1/ 1000 ×1.15 \170 ケーシング無

φ250 169 0.9×1/ 1000 ×1.15 \170

φ200 246 0.9×1/ 1150 ×1.15 \220

φ250 257 0.9×1/ 1150 ×1.15 \230

塩ビ管・鋼管 ケーシング付

三工程用埋設管推進工器具損料 変動部

(二工程用ケーシング無の損料に下記をプラスする)

仕様 規格

基礎価格

(千円) 損料率

損料

(円)

φ150 8.7 0.9×1/ 180 ×1.15 \50

φ200 10.5 0.9×1/ 220 ×1.15 \50 塩ビ管

仮設塩ビ管

φ250 13.6 0.9×1/ 230 ×1.15 \60

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5-3 坑口止水器単価表

標準タイプ 発進側・到達側 既設マンホール取り付けタイプ

(単位:円/個) (単位:円/個)

呼び径 金額 呼び径 金額

φ150 63,000 φ150 53,000

φ200 65,000 φ200 55,000

φ250 67,000

φ250 57,000

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問合せ先

< アトラス工法協会 >

事務局 〒340-0011 埼玉県草加市栄町 2-4-5(三山工業株式会社内)

TEL 048-936-0366 FAX 048-930-1880

西日本支部 〒791-1122 愛媛県松山市津吉町 1059(株式会社エムテック内)

TEL 089-963-5150 FAX 089-963-5160

協 会 員

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アトラス工法協会