ユーザ企業には どんなメリットがある? -...

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メール、ポータル、Web会議といったコミュニケーション基盤システムをクラウドサービ スで気軽に利用できるとして、多くの企業で導入が進む「Office 365」。 意外と思われるかもしれないが、そのOffice 365の国内販売でトップクラスの実績を持つ ソリューションパートナーが、富士通だ。「Office 365単体では実現できない要件も、富士 通独自のソリューションを組み合わせて解決してくれる」「大規模展開やグローバル展開も 含めた、自らの取組み方法のテンプレートや設計構築ノウハウがある」などの声がユーザ から聞かれているが、トップクラスの販売実績を誇る理由は、それだけではないという。 Office 365導入を検討する企業が、数あるベンダの中でも 富士通を選ぶ、その決定的な理由とは? 次項で詳しく紐解いてみたい。 Office 365 富士通Office 365 富士通ユーザ企業には どんなメリットがある? ほかの ベンダと どう違う? 富士通を選ぶ、その決定的な理由とは? 富士通を選ぶ、その決定的な理由とは?

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Page 1: ユーザ企業には どんなメリットがある? - Fujitsu顧客に対し、自社で実践しているからこその 提案ができることも、富士通の大きな強みになっていると纐纈氏は言う。

メール、ポータル、Web会議といったコミュニケーション基盤システムをクラウドサービスで気軽に利用できるとして、多くの企業で導入が進む「Office 365」。

意外と思われるかもしれないが、そのOffice 365の国内販売でトップクラスの実績を持つソリューションパートナーが、富士通だ。「Office 365単体では実現できない要件も、富士通独自のソリューションを組み合わせて解決してくれる」「大規模展開やグローバル展開も含めた、自らの取組み方法のテンプレートや設計構築ノウハウがある」などの声がユーザから聞かれているが、トップクラスの販売実績を誇る理由は、それだけではないという。

Office 365導入を検討する企業が、数あるベンダの中でも富士通を選ぶ、その決定的な理由とは? 次項で詳しく紐解いてみたい。

この記事はキーマンズネットに掲載(2015.10.2)されたものを編集したものです。

富士通株式会社住所:〒105-7123 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター URL:http://www.fujitsu.com/jp/services/application-services/application-development-integration/ms-solutions/フリーダイヤル:0120-933-200 受付時間:9:00~ 17:30(土・日・祝日・当社指定の休業日を除く)

Office 365+富士通でOffice 365+富士通でユーザ企業には

どんなメリットがある?ほかのベンダとどう違う?

富士通を選ぶ、その決定的な理由とは?富士通を選ぶ、その決定的な理由とは?

富士通は、自社でも、グローバル規模のワークスタイル変革を実践

実は富士通、顧客へ提案しているワークスタイル変革を自ら実践する企業でもある。

2012年1月から、国内外のグループ会社において、新しいワークスタイルを実現するために、コミュニケーション基盤の統一を進め、2014年2月には国内(約200社・11万人)の基盤統一をすべて完了。2015年度中にはグローバル全体(約500社・16万人)への拡大し"グローバルコミュニケーション基盤"が完成する予定だ。

「社内にある“知”を共有し、個の力を組織力へブレイクスルーさせ るために、いくつかのステップを踏んで

進めてきた当社のワークスタイル変革も、現在はまさに実践・運用フェーズ。例えばSkype for Business(旧 Lync)を使ったビデオ会議が1日に4200回も開催され、社内SNSのコミュニティも2000件近くまで達するなど、社員のコミュニケーション基盤活用も日に日に進んでいると言えます。この状況を更に進めて、メール中心のコミュニケーション文化から、SNSや企業内動画を使ったリアルタイムコミュニケーションへ本格的に転換。グローバルレベルで情報発信・収集・共有を行う新たなナレッジベースを構築していく構想です」(富士通株式会社 IT戦略本部長 纐纈 孝彦)

国内外のグループ約500社、16万人規模のコミュニケーション基盤を統一

●富士通が自ら実践するグローバル規模のワークスタイル変革

富士通株式会社 IT戦略本部長纐纈 孝彦

自社での実践事例をもとに、よりリアルな支援を提供できるのも、富士通の強み

この壮大なスケールでのワークスタイル変革。顧客に対し、自社で実践しているからこその提案ができることも、富士通の大きな強みになっていると纐纈氏は言う。

「“知”の共有を図る際に欠かせないのが企業ポータルですが、自身の仕事の80%がポータルから始められるようなメニューレイアウトでないと活用が定着しない…といったアドバイスが顧客へ行えるのも、やはり自社で実践し、試行錯誤したからこそだと言えます。企業内動画はどう活用すればいいのか?という顧客に対しては、セミナーや製品勉強会をリアルタイム配信している自社事例を紹介したり、ワークスタイル変革のサービスごとにイメージ動画を制作し顧客へ提供したり。自社で実践したことの裏付けが、ワークスタイル変革の商談を進める上で、大きな力となっているのは、間違いないですね」

Page 2: ユーザ企業には どんなメリットがある? - Fujitsu顧客に対し、自社で実践しているからこその 提案ができることも、富士通の大きな強みになっていると纐纈氏は言う。

富士通株式会社ビジネスアプリケーション推進統括部

宇野 勝利

なぜ、富士通は選ばれるのか?― Office 365の導入ではトップクラスの販売実績を誇る同社だが、Office 365を“売りにいく”商談を、実はあまり行っていないという。

「当社の場合、Office 365の導入支援というより、入口はワークスタイル変革の支援なのです。2~ 3年前のワークスタイル変革と言えば、在宅勤務であったりモバイルワークの導入であったりしましたが、今は、組織力の強化を目的として、仕事のやり方そのもの

を新しいスタイルへと変革しようというふうに企業ニーズが変わってきています。その高まりつつあるニーズに対し、ワークスタイル変革を進める上での課題の抽出からコンセプト企画立案、ROIの策定、定着化サービスに至るまで、きめ細かい対応を行っていることが、結果的にOffice 365の販売実績に結びついているのだと思います」(富士通株式会社 統合商品戦略本部 ビジネスアプリケーション推進統括部 シニアディレクター 宇野 勝利)

富士通が選ばれる理由は… ワークスタイル変革を実現したい企業ニーズへきめ細かく対応

企業の中に今も潜在化するワークスタイル変革へのニーズ…それを実現するためのコンセプト企画、ROIの策定などを富士通が提供

では富士通は、ワークスタイル変革を支援する上で、なぜOffice 365の活用を顧客へ提案しているのだろうか?ともすれば、自前でシステム構築できるSI力は、充分すぎるほど兼ね備えているというのに…。

「メール、ナレッジ共有、企業ポータル、SNS、オンライン会議、映像コミュニケーションなど顧客が実現したい新しいワークスタイルに必要な機能がOffice 365

にはすべて揃っており、機能追加もされている、というのが大きな理由です。ゼロベースで構築していくより、クラウドサービスなので、立ち上がりが早く、顧客に対して“スピード”という価値を提供できる。また、必要な機能があれば、どんどん追加していけるメリットもある。当社には利活用を支援するソリューションが、それこそ豊富にありますから」(宇野)

顧客に提供したい「新しいワークスタイル」をスムーズに実現できるコミュニケーション基盤が「Office 365」

実際、顧客ニーズに応じて、Office 365と富士通が独自に開発したソリューションやツールを組み合わせて提案するケースも少なくないという。

「導入企業に好評なのは、人事DBと連携し、グループ会社社員の入退社の人事情報をメールサービスなどへ自動反映するツール。例えば、社員が入社した際に、人事DBの更新を行うだけで自動的にメールボックスやマイサイトの準備が整っている、そんな運用負

荷を軽減するツールです。ほかには、グループ社員のメールアドレスや電話番号などの連絡先を名前や事業所、所属名などで社員情報の検索を行えるツールもあり、もっと便利にOffice 365を使ってもらうための機能なども保有していることが、当社を選んでいただける理由の1つだと思います」(宇野)

人事情報自動反映ツール、社員検索ツールなど、独自のソリューションを組み合わせ、より業務効率を向上できる「Office 365」へ

らば、ワークスタイル変革を実現するためのコミュニケーション基盤システムに、Office 365を選択するのは、至極自然な流れのように思います」(宇野)

富士通のOffice 365顧客は大企業が中心。日本を代表する企業、国内外に多くの拠点やグループ会社を抱える企業グループも多く名を連ねる。

「海外を見渡した時、メールはExchange Serverで、情報共有はSharePoint Serverで、というのが、もう当たり前と言えるほど。グローバルに展開する企業な

海外では、Exchange Server、SharePoint Serverの利用が一般的グローバル企業などは、やはり「Office 365」が最適

●富士通では、ワークスタイル変革を実現できる基盤として「Office 365」を提案 富士通は、人事制度整備や文書管理規定の改定、外為法などへの対応もコンサルティングサービスとして提供

ワークスタイルの変革を推進する際に、最も大切なのは、課題整理だと宇野氏は言う。モバイル活用云々の前に、現状の仕事の進め方で、何が課題なのか?それは、全社の課題か?部門の課題か?個人の課題か?をしっかり整理した上で「何を目的にワークスタイルを変えていくのか?」を明確に設定することが変革を実現するためのカギだと言う。

「それと、新しいワークスタイルを導入する時に、忘れてはならないのは、オフィス外で行った業務はどこまで仕事とするか?など、人事制度の変更までも整備することです。また、社内情報の取扱いに関する文書管理規定の改訂や、海外対応がある場合は外為法への対策も必要になってきます。そういった、ワークスタイル変革にともなう環境整備を、情シス部門だけでなく、人事・法務部門も巻き込んだ形で進め方を支援できることも、当社の強みだと思います」

Page 3: ユーザ企業には どんなメリットがある? - Fujitsu顧客に対し、自社で実践しているからこその 提案ができることも、富士通の大きな強みになっていると纐纈氏は言う。

富士通株式会社ビジネスアプリケーション推進統括部

宇野 勝利

なぜ、富士通は選ばれるのか?― Office 365の導入ではトップクラスの販売実績を誇る同社だが、Office 365を“売りにいく”商談を、実はあまり行っていないという。

「当社の場合、Office 365の導入支援というより、入口はワークスタイル変革の支援なのです。2~ 3年前のワークスタイル変革と言えば、在宅勤務であったりモバイルワークの導入であったりしましたが、今は、組織力の強化を目的として、仕事のやり方そのもの

を新しいスタイルへと変革しようというふうに企業ニーズが変わってきています。その高まりつつあるニーズに対し、ワークスタイル変革を進める上での課題の抽出からコンセプト企画立案、ROIの策定、定着化サービスに至るまで、きめ細かい対応を行っていることが、結果的にOffice 365の販売実績に結びついているのだと思います」(富士通株式会社 統合商品戦略本部 ビジネスアプリケーション推進統括部 シニアディレクター 宇野 勝利)

富士通が選ばれる理由は… ワークスタイル変革を実現したい企業ニーズへきめ細かく対応

企業の中に今も潜在化するワークスタイル変革へのニーズ…それを実現するためのコンセプト企画、ROIの策定などを富士通が提供

では富士通は、ワークスタイル変革を支援する上で、なぜOffice 365の活用を顧客へ提案しているのだろうか?ともすれば、自前でシステム構築できるSI力は、充分すぎるほど兼ね備えているというのに…。

「メール、ナレッジ共有、企業ポータル、SNS、オンライン会議、映像コミュニケーションなど顧客が実現したい新しいワークスタイルに必要な機能がOffice 365

にはすべて揃っており、機能追加もされている、というのが大きな理由です。ゼロベースで構築していくより、クラウドサービスなので、立ち上がりが早く、顧客に対して“スピード”という価値を提供できる。また、必要な機能があれば、どんどん追加していけるメリットもある。当社には利活用を支援するソリューションが、それこそ豊富にありますから」(宇野)

顧客に提供したい「新しいワークスタイル」をスムーズに実現できるコミュニケーション基盤が「Office 365」

実際、顧客ニーズに応じて、Office 365と富士通が独自に開発したソリューションやツールを組み合わせて提案するケースも少なくないという。

「導入企業に好評なのは、人事DBと連携し、グループ会社社員の入退社の人事情報をメールサービスなどへ自動反映するツール。例えば、社員が入社した際に、人事DBの更新を行うだけで自動的にメールボックスやマイサイトの準備が整っている、そんな運用負

荷を軽減するツールです。ほかには、グループ社員のメールアドレスや電話番号などの連絡先を名前や事業所、所属名などで社員情報の検索を行えるツールもあり、もっと便利にOffice 365を使ってもらうための機能なども保有していることが、当社を選んでいただける理由の1つだと思います」(宇野)

人事情報自動反映ツール、社員検索ツールなど、独自のソリューションを組み合わせ、より業務効率を向上できる「Office 365」へ

らば、ワークスタイル変革を実現するためのコミュニケーション基盤システムに、Office 365を選択するのは、至極自然な流れのように思います」(宇野)

富士通のOffice 365顧客は大企業が中心。日本を代表する企業、国内外に多くの拠点やグループ会社を抱える企業グループも多く名を連ねる。

「海外を見渡した時、メールはExchange Serverで、情報共有はSharePoint Serverで、というのが、もう当たり前と言えるほど。グローバルに展開する企業な

海外では、Exchange Server、SharePoint Serverの利用が一般的グローバル企業などは、やはり「Office 365」が最適

●富士通では、ワークスタイル変革を実現できる基盤として「Office 365」を提案 富士通は、人事制度整備や文書管理規定の改定、外為法などへの対応もコンサルティングサービスとして提供

ワークスタイルの変革を推進する際に、最も大切なのは、課題整理だと宇野氏は言う。モバイル活用云々の前に、現状の仕事の進め方で、何が課題なのか?それは、全社の課題か?部門の課題か?個人の課題か?をしっかり整理した上で「何を目的にワークスタイルを変えていくのか?」を明確に設定することが変革を実現するためのカギだと言う。

「それと、新しいワークスタイルを導入する時に、忘れてはならないのは、オフィス外で行った業務はどこまで仕事とするか?など、人事制度の変更までも整備することです。また、社内情報の取扱いに関する文書管理規定の改訂や、海外対応がある場合は外為法への対策も必要になってきます。そういった、ワークスタイル変革にともなう環境整備を、情シス部門だけでなく、人事・法務部門も巻き込んだ形で進め方を支援できることも、当社の強みだと思います」

Page 4: ユーザ企業には どんなメリットがある? - Fujitsu顧客に対し、自社で実践しているからこその 提案ができることも、富士通の大きな強みになっていると纐纈氏は言う。

メール、ポータル、Web会議といったコミュニケーション基盤システムをクラウドサービスで気軽に利用できるとして、多くの企業で導入が進む「Office 365」。

意外と思われるかもしれないが、そのOffice 365の国内販売でトップクラスの実績を持つソリューションパートナーが、富士通だ。「Office 365単体では実現できない要件も、富士通独自のソリューションを組み合わせて解決してくれる」「大規模展開やグローバル展開も含めた、自らの取組み方法のテンプレートや設計構築ノウハウがある」などの声がユーザから聞かれているが、トップクラスの販売実績を誇る理由は、それだけではないという。

Office 365導入を検討する企業が、数あるベンダの中でも富士通を選ぶ、その決定的な理由とは? 次項で詳しく紐解いてみたい。

この記事はキーマンズネットに掲載(2015.10.2)されたものを編集したものです。

富士通株式会社住所:〒105-7123 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター URL:http://www.fujitsu.com/jp/services/application-services/application-development-integration/ms-solutions/フリーダイヤル:0120-933-200 受付時間:9:00~ 17:30(土・日・祝日・当社指定の休業日を除く)

Office 365+富士通でOffice 365+富士通でユーザ企業には

どんなメリットがある?ほかのベンダとどう違う?

富士通を選ぶ、その決定的な理由とは?富士通を選ぶ、その決定的な理由とは?

富士通は、自社でも、グローバル規模のワークスタイル変革を実践

実は富士通、顧客へ提案しているワークスタイル変革を自ら実践する企業でもある。

2012年1月から、国内外のグループ会社において、新しいワークスタイルを実現するために、コミュニケーション基盤の統一を進め、2014年2月には国内(約200社・11万人)の基盤統一をすべて完了。2015年度中にはグローバル全体(約500社・16万人)への拡大し"グローバルコミュニケーション基盤"が完成する予定だ。

「社内にある“知”を共有し、個の力を組織力へブレイクスルーさせ るために、いくつかのステップを踏んで

進めてきた当社のワークスタイル変革も、現在はまさに実践・運用フェーズ。例えばSkype for Business(旧 Lync)を使ったビデオ会議が1日に4200回も開催され、社内SNSのコミュニティも2000件近くまで達するなど、社員のコミュニケーション基盤活用も日に日に進んでいると言えます。この状況を更に進めて、メール中心のコミュニケーション文化から、SNSや企業内動画を使ったリアルタイムコミュニケーションへ本格的に転換。グローバルレベルで情報発信・収集・共有を行う新たなナレッジベースを構築していく構想です」(富士通株式会社 IT戦略本部長 纐纈 孝彦)

国内外のグループ約500社、16万人規模のコミュニケーション基盤を統一

●富士通が自ら実践するグローバル規模のワークスタイル変革

富士通株式会社 IT戦略本部長纐纈 孝彦

自社での実践事例をもとに、よりリアルな支援を提供できるのも、富士通の強み

この壮大なスケールでのワークスタイル変革。顧客に対し、自社で実践しているからこその提案ができることも、富士通の大きな強みになっていると纐纈氏は言う。

「“知”の共有を図る際に欠かせないのが企業ポータルですが、自身の仕事の80%がポータルから始められるようなメニューレイアウトでないと活用が定着しない…といったアドバイスが顧客へ行えるのも、やはり自社で実践し、試行錯誤したからこそだと言えます。企業内動画はどう活用すればいいのか?という顧客に対しては、セミナーや製品勉強会をリアルタイム配信している自社事例を紹介したり、ワークスタイル変革のサービスごとにイメージ動画を制作し顧客へ提供したり。自社で実践したことの裏付けが、ワークスタイル変革の商談を進める上で、大きな力となっているのは、間違いないですね」