リポートの 方編 - toyo university · 2018-12-10 ·...

17
1 【東洋大学通信教育課程】 平成二九年四月二二日(土) 第一回「学習の進め方・リポートの書き方説明会」資料─文学部②─ リポートの リポートの リポートの リポートの書き方編 方編 方編 方編 ※「学習 学習 学習 学習の進め方編 方編 方編 方編」とあわせて とあわせて とあわせて とあわせて活用 活用 活用 活用してください してください してください してください。 【目次】 はじめに Ⅰ.書式と提出方法・・・・・・・・・・・・・1 (一)書式について (二)提出方法について Ⅱ.リポートの書き方・・・・・・・・・・・・2 (一)リポートの構成 (二)執筆上の諸注意 (三)引用と注記の方法 (四)参考文献欄の記入方法 Ⅲ.リポートの調査方法《参考資料》・・・・・9 (一)基本的な調査方法と参考図書 (二)先行研究の調査方法 (三)研究施設の利用と注意点 おわりに はじめに はじめに はじめに はじめに 本資料ではリポートの書き方や、執筆に際しての代表的な調査の方法をまとめました。 分野や科目によって異なるやり方もありますが、参考にはなると思います。 Ⅰ.書式と提出方法 リポートの基本的な書式と提出方法は、 『通信教育課程 通信教育課程 通信教育課程 通信教育課程 履修要覧 履修要覧 履修要覧 履修要覧』 (以下、『要覧』と略 記)の記載内容にそって整えます。詳細は必ず『要覧』を確認してください。ここではそ の補足事項をまとめます。 (一)書式について ①字数 リポートは二〇〇一字以上 二〇〇一字以上 二〇〇一字以上 二〇〇一字以上、三○〇〇字以内 〇〇字以内 〇〇字以内 〇〇字以内(原稿用紙の六枚目一行以上、七枚半ま で)で書き終えます。できれば、七枚目の後半までは書いた方がよいでしょう。また、 行数換算(実字数ではない)ですので、文章中に空白行を作らないように注意してくだ さい。 ②作成上の注意 手書きでリポートを執筆する場合は、必ず黒かブルーブラックのペンで ペンで ペンで ペンで記入 記入 記入 記入してくだ さい。こすると消えるペンや鉛筆など、消える可能性のあるもので書いてはいけません。 ③用紙と字数について 手書き・ワープロを問わず、用紙はA4判に揃え、一ページに二〇字 二〇字 二〇字 二〇字×二〇行 二〇行 二〇行 二〇行(一枚 四〇〇字)で執筆してください。ワープロ原稿の場合はマス目を印字する必要はありま せん。ただ、先生が添削を書き込む場合があるので、余白を十分にとってください。 ④科目ごとの書式の確認 執筆に取りかかる前に、 シラバス シラバス シラバス シラバスの科目名の下にある「 〔基本項目 基本項目 基本項目 基本項目〕欄」で科目ご

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Page 1: リポートの 方編 - Toyo University · 2018-12-10 · 通信教育課程日本文学文化学科編集の冊子『ゼミナール・卒論の手引き ―リポートの 書き方など―』に「通信教育課程の課題リポートのための用紙の

1

【東

洋大

学通

信教

育課

程】

成二

九年

四月

二二

日(

土)

第一

回「

学習

の進

め方

・リ

ポー

トの

書き

方説

明会

」資

料─

文学

部②

リポ

ート

のリ

ポー

トの

リポ

ート

のリ

ポー

トの書書 書書

きき きき方

編方

編方

編方

※※ ※※「「 「「学習

学習

学習

学習

のの のの進進 進進めめ めめ方編

方編

方編

方編」」 」」と

あわせて

とあわせて

とあわせて

とあわせて活

用活

用活

用活

用してくだ

さい

してくだ

さい

してくだ

さい

してくだ

さい。。 。。

【目

次】

じめ

Ⅰ.

書式

と提

出方

法・

・・

・・

・・

・・

・・

・・

(一

)書

式に

つい

(二

)提

出方

法に

つい

Ⅱ.

リポ

ート

の書

き方

・・

・・

・・

・・

・・

・・

(一

)リ

ポー

トの

構成

(二

)執

筆上

の諸

注意

(三

)引

用と

注記

の方

(四

)参

考文

献欄

の記

入方

Ⅲ.

リポ

ート

の調

査方

法《

参考

資料

》・

・・

・・

(一

)基

本的

な調

査方

法と

参考

図書

(二

)先

行研

究の

調査

方法

(三

)研

究施

設の

利用

と注

意点

おわ

りに

はじめに

はじめに

はじめに

はじめに

資料

では

リポ

ート

の書

き方

や、

執筆

に際

して

の代

表的

な調

査の

方法

をま

とめ

まし

た。

分野

や科

目に

よっ

て異

なる

やり

方も

あり

ます

が、

参考

には

なる

と思

いま

す。

Ⅰ.

書式

と提

出方

リポ

ート

の基

本的

な書

式と

提出

方法

は、 『『 『『

通信

教育課程

通信

教育課程

通信

教育課程

通信

教育課程

履修要覧

履修要覧

履修要覧

履修要覧

』』 』』(以

下、『

要覧

』と

記)

の記

載内

容に

そっ

て整

えま

す。

詳細

は必

ず『

要覧

』を

確認

して

くだ

さい

。こ

こで

はそ

の補

足事

項を

まと

めま

す。

(一

)書

式に

つい

①字

リポ

ート

は二

〇〇

一字

以上

二〇

〇一

字以

上二

〇〇

一字

以上

二〇

〇一

字以

上、、 、、

三三 三三○○ ○○

〇〇

字以

内〇

〇字

以内

〇〇

字以

内〇

〇字

以内

(原

稿用

紙の

六枚

目一

行以

上、

七枚

半ま

で)

で書

き終

えま

す。

でき

れば

、七

枚目

の後

半ま

では

書い

た方

がよ

いで

しょ

う。

また

行数

換算

(実

字数

では

ない

)で

すの

で、

文章

中に

空白

行を

作ら

ない

よう

に注

意し

てく

さい

②作

成上

の注

手書

きで

リポ

ート

を執

筆す

る場

合は

、必

ず黒

かブ

ルー

ブラ

ック

のペ

ンで

ペン

でペ

ンで

ペン

で記

入記

入記

入記

入し

てく

さい

。こ

する

と消

える

ペン

や鉛

筆な

ど、消

える

可能

性の

ある

もの

で書

いて

はい

けま

せん

③用

紙と

字数

につ

いて

手書

き・

ワー

プロ

を問

わず

、用

紙は

AA AA44 44

判判 判判に

揃え

、一

ペー

ジに

二〇

字二

〇字

二〇

字二

〇字

×× ××二

〇行

二〇

行二

〇行

二〇

行(

一枚

四〇

〇字

)で

執筆

して

くだ

さい

。ワ

ープ

ロ原

稿の

場合

はマ

ス目

を印

字す

る必

要は

あり

せん

。た

だ、

先生

が添

削を

書き

込む

場合

があ

るの

で、

余白

を十

分に

とっ

てく

ださ

い。

④科

目ご

との

書式

の確

執筆

に取

りか

かる

前に

、『『 『『

シラ

バス

シラ

バス

シラ

バス

シラ

バス

』』 』』の

科目

名の

下に

ある

「〔〔 〔〔

基本

項目

基本

項目

基本

項目

基本

項目

〕〕 〕〕欄

」で

科目

Page 2: リポートの 方編 - Toyo University · 2018-12-10 · 通信教育課程日本文学文化学科編集の冊子『ゼミナール・卒論の手引き ―リポートの 書き方など―』に「通信教育課程の課題リポートのための用紙の

2

との

書式

を確

認し

てく

ださ

い。原

稿用

紙の

向き

など

は、特

に間

違え

やす

い点

です

。ま

た、

表や

図の

添付

、外

国語

の執

筆の

必要

性な

どに

応じ

て、

例外

的な

書式

を求

めら

れる

こと

ある

ので

、よ

く確

認し

、担

当教

員の

指示

に従

って

くだ

さい

⑤注

通信

教育

課程

日本

文学

文化

学科

編集

の冊

子『

ゼミ

ナー

ル・卒

論の

手引

き ―

リポ

ート

書き

方な

ど―

』に

「通

信教

育課

程の

課題

リポ

ート

のた

めの

用紙

の使

い方

」と

「一般

的な

レポ

ート

・卒業

論文

作成

のた

めの

用紙

の使

い方

」の

項目

があ

りま

す。

これ

らを

参考

にリ

ポー

トや

論文

の執

筆を

進め

まし

ょう

。な

お、リ

ポー

ト課

題に

つい

ては

、『要

覧』と『シ

バス

』の

内容

を優

先し

てく

ださ

い。

(二

)提

出方

法に

つい

①リ

ポー

ト提

出用

表紙

につ

いて

リポ

ート

を提

出す

る際

は、

大学

指定

の表

紙(ToyoNet-G

にて各自

プリ

ントアウ

トし

もの

)を使

用し

ます

。表

紙、

リポ

ート

、参

考文

献欄

、添

削指導

用紙

の順

で重ね

て、

上部

をホ

ッチキ

スで

二ヶ所

とめ

てく

ださ

い。

この状態

で折

らず

にそ

のま

ま専

用封筒

に入

れて

郵送

しま

す。

担当教員

担当教員

担当教員

担当教員にに にに

質問

質問

質問

質問がある

がある

がある

がある

場合

場合

場合

場合のみ

のみ

のみ

のみ

、、 、、表

紙表

紙表

紙表

紙のの のの次次 次次にに にに質

疑質

疑質

疑質

疑応答用紙

応答用紙

応答用紙

応答用紙

をを をを添付

添付

添付

添付して

ください

して

ください

して

ください

して

ください

。。 。。こ

場合

、表

紙、質疑

応答

用紙

、リ

ポー

ト、参

考文

献欄

、添

削指導

用紙

の順

でと

めま

す。

【リポートの封入方法】

※2017 年度より質疑応答用紙はリポート提出用表紙の

次に添付することになりましたので、ご注意下さい。

Page 3: リポートの 方編 - Toyo University · 2018-12-10 · 通信教育課程日本文学文化学科編集の冊子『ゼミナール・卒論の手引き ―リポートの 書き方など―』に「通信教育課程の課題リポートのための用紙の

3

②提

出前

にセ

ルフチェ

ック!

提出

前に

、『要

覧』(2017年度

)に

記載

され

た「

リポ

ート

提出時

のセ

ルフチェ

ック

」(正

科生P38・

科目等履修

生P22)を使

って

確認

する

習慣

をつ

けて

くだ

さい

。特

にリ

ポー

ト返

送用切

手の貼

付を忘

れて

いな

いか

注意

して

くだ

さい

。切

手が

ない

場合

は、返送遅

れの

因と

なり

ます

。提

出に

慣れ

て来

た時

ほど

確認

が必

要で

す。

③同時

提出不

可科

目に

つい

同時

提出

不可科

目同

時提

出不

可科

目同

時提

出不

可科

目同

時提

出不

可科

目に

注意

して

くだ

さい

。同時

提出不

可科

目と

は、

提出

した

リポ

ート

合格

する

まで

、同

じ科

目の

次の

課題

のリ

ポー

トが

提出

でき

ない

科目

です

。ま

た、同時

出が

可能

な科

目で

も、

課題

は段階

的・発展

的に組

まれ

てい

ます

。基

本的

には

、同時

提出

不可

でな

くと

も、

リポ

ート

課題

は課

題1

の合格

後に

、課

題2

、課

題3……

と順番

に取

かか

りま

しょ

う。

④添

削結果

・返却

・評価

科目

によ

って

、添

削に

要す

る時

間に差

があ

りま

すが

、平均五~

六週

間程度

かか

りま

ので

、日

程にゆ

とり

をも

って

学習計画

を立

てま

しょ

う。

⑤再

提出

リポ

ート

の扱

いに

つい

不合格(再

提出

)の

場合

は、次

回の

課題

提出時

に、直前

直前

直前

直前

のの のの不合格

不合格

不合格

不合格リ

ポート

リポート

リポート

リポート一通

一通

一通

一通

のみ

のみ

のみ

のみ

を、

前回

の表

紙や

先生

のご

指導

欄に

手を加

えず

に、新

しく

作成

した

リポ

ート

の後ろ

にホ

ッチ

キス

でし

っか

りと

めて

、添

付し

てく

ださ

い。

Ⅱ.

リポ

ート

の書

き方

(一

)リ

ポー

トの

構成

①構

成の

考え

リポ

ート

は文

章の流

れを

整理

して

まと

めま

す。

リポ

ート

を書

く準備

がで

きて

も、

いき

なり

書き始

める

ので

はな

く、

構成

を考

えて

取り

かか

るよ

うに

しま

しょ

う。

・序

論序

論序

論序

論…

問題

提起

これ

から

何を

述べ

るか

を説

明し

ます

)《省

略可

能》

・本

論本

論本

論本

論…

論証

・論

述(

問題

に対

する

答え

を具

体的

に説

明し

、証

明し

ます

・結

論結

論結

論結

論…

まと

本論

をふ

まえ

て、

わか

った

こと

をま

とめ

ます

リポ

ート

課題

の場

合、何

を述べ

るの

かは

課題

によ

って既

に定

めら

れて

いま

す。

その

め、「序

論」は省略

して

もか

まい

ませ

ん。ま

た、課

題文

やタイ

トル

は表

紙に

印刷

され

てい

ます

ので

、原

稿用

紙に改

めて

記入

せず

、一行

目一行

目一行

目一行

目から

から

から

から内容

内容

内容

内容

にに にに入入 入入ってく

ださい

ってく

ださい

ってく

ださい

ってく

ださい

「本

論」

では

、テキ

スト精読

や参

考文

献の

調査

を通

じて

わか

った

こと

を、

説明

して

ださ

い。

必要

に応

じて

、先

行研

究や

作品

の本

文を

引用

して

、わ

かり

やす

く論理

的に

書き

まし

ょう

。最

後に

「結

論」

部分

で、「

本論

」をふ

まえ

てま

とめ

ます

③小見

出し

で章

を設定

する

リポ

ート

では

、「本

論」の

部分

が大

半を占

めま

す。し

かし長

文に

なる

こと

の多

い「

本論

を一

つの

文で

まと

める

のも

大変

です

。そ

のよ

うな

とき

は、小見

出し

を設

けて

、内

容ご

に整理

する

のも

一つ

の手

です

Page 4: リポートの 方編 - Toyo University · 2018-12-10 · 通信教育課程日本文学文化学科編集の冊子『ゼミナール・卒論の手引き ―リポートの 書き方など―』に「通信教育課程の課題リポートのための用紙の

4

はじ

めに

……

二〇

〇字

程度

(省

略可

能)→

序論

に該

当》

一)

Aに

つい

て…

…八

〇〇

字程

二)

Bに

つい

て…

…八

〇〇

字程

《本

論に

該当

三)

Cに

つい

て…

…八

〇〇

字程

わり

…四

〇〇

字程

結論

に該

当》

右の

例の

よう

に、

実際

に八

〇〇

字ず

つで

内容

を分

けら

れる

とは限

りま

せん

が、

課題

細分

化す

ると

考え

やす

くな

るは

ずで

す。

また

、字

数が不

足す

る場

合は

、小見

出し

や序

に該

当す

る「

はじ

めに

」の

部分

を省略

する

こと

で字

数を

調整

しま

す。

(二

)執

筆上

の諸

注意

①原

稿用

紙の使

い方

以下

に、

代表

的な

原稿

用紙

の使

い方

をま

とめ

ます

。こ

れら

は手

書き

を基準

にし

てい

すが

、ワ

ープ

ロ原

稿で

も同様

です(

その

場合

、一

マス

が全角

一文

字分

とな

りま

す)。な

分野

や科

目に

よっ

て、

異な

る原

稿用

紙の使

い方

をす

る場

合も

あり

ます

ので

、個別

に先

から

ご指導

をい

ただ

いた

場合

はそ

れに

従っ

てく

ださ

い。

【縦

書き

の場

合】

○文

章の

書き

始め

と、

段落

を変

えた

とき

は、

行の

一番

上を

一マ

ス空

けて

書き

出し

ます

。こ

はワ

ープ

ロ原

稿で

も同

じで

す。

○基

本的

には

一マ

スに

一字

書き

ます

。拗

音(

ゃ、

ゅ、

ょの

類)

や促

音(

っ)

だけ

でな

く、

読点

、括

弧、

漢数

字に

も一

マス

用い

てく

ださ

い。

○句

読点

や閉

じる

カッ

コ(

」や

』な

ど)は

行頭

に書

かず

、前前 前前のの のの行末

行末

行末

行末のの のの

欄外

欄外

欄外

欄外

に書

きま

す。拗

や促

音、感

嘆符(

!)や

疑問

符(

?)や

中黒(・)は

行頭

に書

いて

も差

し支

えあ

りま

せん

*感

嘆符

(!

)や

疑問

符(

?)

が引

用文

の一

部で

ある

場合

は、

その

まま

使っ

ても

かま

いま

んが

、リ

ポー

トの

文章

表現

とし

ての

使用

は、

基本

的に

は、

ふさ

わし

くあ

りま

せん

○「

…」(

三点

リー

ダー

)や「

─」(

ダッ

シュ

)を

使用

する

とき

は、「

……

」の

よう

に二

マス

ける

のが

一般

的で

す。

また

、「

…」

の点

の数

は、

一マ

スに

三点

打っ

てく

ださ

い。

○く

りか

えし

符号

やお

どり

字(

々や

ゝ)

は行

頭に

は使

わず

、本

来の

漢字

を書

きま

す。

ただ

引用

文で

行頭

に符

号が

くる

場合

は原

文に

忠実

に引

用し

てく

ださ

い。

○カ

ッコ

の使

い方

を統

一し

まし

ょう

。基

本的

には文

献名

文献

名文

献名

文献

名に

はに

はに

はに

は『『 『『

』』 』』、

文献

の中

の作

品名

作品

名作

品名

作品

名やや やや

論論 論論

文題

目文

題目

文題

目文

題目

、、 、、引

用文

引用

文引

用文

引用

文やや やや

強調

強調

強調

強調

した

いし

たい

した

いし

たい

事項

事項

事項

事項

には

には

には

には

「「 「「

」」 」」を

付し

ます

。た

だし

、こ

のカ

ッコ

の使

い方

は分

野に

よっ

て違

いが

ある

ので

注意

が必

要で

す。

○縦

書き

では

原則

とし

て算

用数

字は

用い

ませ

ん。

漢数

字を

用い

てく

ださ

い。

また

、表

記は

一す

る必

要が

あり

ます

。例

えば

「765」

を漢

数字

にす

る場

合、「

七六

五」

か「

七百

六十

五」

など

の表

記が

考え

られ

ます

が、

同じ

文章

中の

表記

はど

ちら

かに

統一

する

必要

があ

りま

す。

○年

号を

示す

際は

、和

暦で

も西

暦で

もか

まい

ませ

んが

、同

一リ

ポー

ト内

では

表記

を統

一し

す。

古典

で和

暦を

記す

場合

は、「

元禄

七年

(一

六九

四)」

のよ

うに

西暦

を補

いま

す。

○通

常横

書き

の外

国語

の単

語や

文章

など

を引

用す

る必

要が

ある

場合

は、

その

外国

語の

部分

み横

に倒

して

記入

しま

す。

その

場合

は、

一マ

スに

二字

記入

しま

す。

ただ

し、

短い

語は

縦に

書い

ても

かま

いま

せん

(C

M、

AT

Mな

ど)。

○行

を空

けた

方が

見や

すい

場合

もあ

りま

すが

、リ

ポー

トは

文字

数制

限が

ある

ので

、空白行

空白行

空白行

空白行

はは はは

作作 作作らないで

ください

らないで

ください

らないで

ください

らないで

ください

。ま

た、タ

イト

ルや

氏名

、学

籍番

号、課

題内

容な

どは

表紙

に書

いて

るの

で、

文章

中に

は記

しま

せん

。一

行目

から

本文

を書

きま

す。

【横

書き

の場

合】……

基本的

基本的

基本的

基本的に

はに

はに

はに

は縦書

縦書

縦書

縦書きと

きと

きと

きと

同様

同様

同様

同様です

です

です

です

○横

書き

で数

字を

示す

際は

、算

用数

字で

かま

いま

せん

。算

用数

字・

アル

ファ

ベッ

ト等

を用

Page 5: リポートの 方編 - Toyo University · 2018-12-10 · 通信教育課程日本文学文化学科編集の冊子『ゼミナール・卒論の手引き ―リポートの 書き方など―』に「通信教育課程の課題リポートのための用紙の

5

る場

合は

二字

で一

マス

使い

ます(

ワー

プロ

原稿

なら

半角

で入

力し

ます

)。た

だし

、漢

語を

とす

る語

や熟

語な

どは

、数

字が

含ま

れて

いて

も漢

数字

で書

いて

くだ

さい

。(七

転八

起、三

形、

二の

次等

○読

点(

、)

のか

わり

にコ

ンマ

(,)

を用

いて

もか

まい

ませ

ん。

ただ

し、

同じ

リポ

ート

の中

はど

ちら

かに

統一

して

くだ

さい

○日

本語

の文

章の

場合

は、

句点

(。)

のか

わり

にピ

リオ

ド(

.)

を用

いる

こと

はで

きま

せん

②リ

ポー

トの

文章

の書

き方

につ

いて

表記

○手

書き

で書

く部

分に

つい

ては

楷書

を用

い、略

字は

用い

ない

でく

ださ

い。特

に「

門」「

歳」「

第」

など

は注

意し

てく

ださ

い。「

圕」

など

も使

わな

いほ

うが

良い

でし

ょう

○引

用す

る場

合を

除い

て、

基本

的に

は新

字・

現代仮

名遣

いを

使用

して

くだ

さい

○独自

の記

号や傍線

、同

一文

章中

のフォ

ント

の変更

は極

力避

けて

くだ

さい

【文体

と文

章表現

○話

し言葉

(口

頭語

)で

はな

く、

書き言葉

(文

語)

で書

くよ

う心掛

けて

くだ

さい

。慣

れる

では

、日

常的

なく

だけ

た表

現を

使用

しな

いよ

うに

注意

して

くだ

さい

○原

則と

して

、中性

的な言葉遣

いに

して

くだ

さい

○一人称

を用

いる

とき

は「私

」や

「僕

」で

はな

く「筆者

」を

用い

ます

○む

やみ

に(客観

的な検

証な

しに

)カ

タカナ

語を多

用し

ない

でく

ださ

い。

○主

語(主

部)

述語

(述

部)

を省

略せ

ず、

明解

な文

章を心

がけ

てく

ださ

い。指

示語

の指

す語

や、

文の

つな

がり

、修飾

語の関係

にあ

いま

いな

点が

ない

よう

に気

を付

けま

しょ

う。

○接

続助詞

(「

が」「

ので

」な

ど)

を用

いる

と、

どこ

まで

も文

を続

けて

いく

こと

がで

きま

す。

しか

し、リ

ポー

トで

はリ

ポー

トで

はリ

ポー

トで

はリ

ポー

トで

は端

的端

的端

的端

的にに にに

説明

説明

説明

説明

する

こと

がす

るこ

とが

する

こと

がす

るこ

とが

大切

大切

大切

大切

です

ので

、接

続助詞

や読

点を多

用し

長すぎ

る文

を作

るの

は避

けま

しょ

う。三~

四行ご

とに

句点(

。)の

ある

、一

文に

一つ

の意味

を持

たせ

た読

みや

すい

文章

にす

るよ

う心掛

けま

しょ

う。

○文末

には常体

常体

常体

常体(「

であ

る」、言

い切

り)を

用い

、敬

体(「

です

」、「

ます

」)は避

けて

くだ

さい

また

、同

じ文末

表現

をく

り返

すと

単調

な文

章に

なり

ます

。基

本的

には言

い切

りの

形を

用い

「で

ある

」を強調

した

い場

合に

用い

ると

よい

でし

ょう

○リ

ポー

トで

は、調査結果

や他

の人

が述

べて

いる

こと以

外の

部分

は、自

分の

考え

を書

く必

があ

りま

す。

その

ため

基本

的に

は、自

分の

考え

を書

くと

きに

、「

と思

われ

る」「

と考

える

とい

う語

を用

いて自

分の

考え

であ

るこ

とを断

る必

要は

あり

ませ

ん。多

用す

ると

、調査

に自

信が

ない

ため

に言

い切

れな

いよ

うに

みえ

るの

で注

意し

まし

ょう

○「~

では

ない

だろ

うか

」の

よう

に問

いか

ける

表現

は、

読み

手に

考え

させ

る書

き方

です

。リ

ポー

トで

は調査結果

や自

らの

考え

を明確

に示

す必

要が

ある

ので向

きま

せん

。繰

り返

し用

たり

、結

論部

分で

用い

たり

する

と、エ

ッセ

イの

よう

にな

って

しま

うの

で注

意し

てく

ださ

い。

○体言止

めや箇条

書き

、(

)に

よる

補足

を多

用せ

ず、一連

の文

章に

して

くだ

さい

。自

分の言

葉で

まと

める

こと

で、

文章

力の向

上や知識

の修得

につ

なげ

るこ

とが

でき

ます

【そ

の他

の注

意点

○課

題が求

めて

いる

場合

を除

いて

、感想

を書

く必

要は

あり

ませ

ん。

○リ

ポー

トの

文章

に慣

れる

ため

に、普

段か

ら論

文を

読む習慣

をつ

けて

くだ

さい

。文

学に

限ら

ず、興味

のあ

るテ

ーマ

のも

ので

かま

いま

せん

。論理

的な

文章

に親

しん

でく

ださ

い。

○書

き上げ

たら

必ず推敲

し、誤

字・脱

字や

、文

章のね

じれ

がな

いか確認

して

くだ

さい

。二

三日置

いて

から

読み返

して

みた

り、声

に出

して

読ん

でみ

るの

も一

つの

方法

です

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6

(三

)引

用と

注記

の方

①引

用と

引用

とは

、研

究や

調査

の結果

を論述

する

ため

に、各種

文献

の著

作権

に配慮

しな

がら

著作物

の記述

の一

部を

その

まま

の形

でリ

ポー

トや

論文

の中

に転

記す

るこ

とで

す。適切

行え

ば自

分の

リポ

ート

に客観

的な

説得力

を与

えま

すが

、守

るべ

きい

くつ

かの

ルー

ルが

りま

す。

この

ルー

ルを守

らな

いと

、盗

作と見

なさ

れる

こと

もあ

るの

で注

意し

まし

ょう

②引

用の

ルー

説と他

説を区別

する

ため

にも

、引

用は

明確

に行

わな

けれ

ばな

りま

せん

。具体

的に

は、

以下

のよ

うな

ルー

ルを守

って

引用

を行

いま

す。

・短

い文

章…改

行せ

ず、

引用

部分

を「

でく

くり

ます

(基

本的

には

こち

ら)。

・長

い文

章…長

文に

なる

場合

は改

行し

、上

二マ

スあ

けて

引用

文を

書き

ます

・引

用を

行っ

た場

合は

、必

ず「

注」

を付

けて

、文

章末

に出

典を

示し

ます

どの

程度

の引

用が長

文に

あた

るか

は各自

の判断

でか

まい

ませ

んが

、二

字下げ

の引

用を

多用

する

と、

スペ

ース

を余計

に費

やす

こと

にな

りま

す。

引用

は全体

の二割

を超

える

と多

すぎ

ます

。端

的に

引用

する

意味

でも「

」で

くく

る形

で引

用す

る方

が望

まし

いで

しょ

う。

③注

の付

け方

と性質

「注

」と

は、

文章

の末尾

に、

引用

した

文献

の出典

を明

記す

るた

めに

付け

るも

ので

す。

引用元

の本

のタイ

トル

や、

出版

年な

ども

文中

に書

いて

いる

と、

大切

なこ

とを

書く

スペ

スが

なく

なっ

てし

まい

ます

。そ

こで

、本

文中

の行

間に

「注番号

」をふ

り、

その番号

に対

応し

た「

注記

」を

文章

が終

わっ

た後

(文

章末

)に

記し

ます

この

注記

注記

注記

注記

はは はは、、 、、

リポ

ート

リポ

ート

リポ

ート

リポ

ート

枚数

枚数

枚数

枚数

にに にに含含 含含

みま

せん

みま

せん

みま

せん

みま

せん

。九

枚目

や、八

枚目

の空

いた

部分

に書

くよ

にし

て、

本文

中に頭

注や脚

注の形

で付

ける

のは避

けて

くだ

さい

(二

〇字×

二〇

行を守

こと

と、

先生

方やTA

が書

き込

む余

白の維持

が目

的で

す)。

なお

、一般

的な

論文

など

では

、注

で本

文の

内容

補足

をす

るこ

とが

あり

ます

が、

本学

リポ

ート

では

字数制限

があ

るた

め、

そう

いっ

た注

の使

い方

は禁止

して

いま

す。

注記

に書

くこ

とが

でき

るの

は、

引用

した

資料

の情報

だけ

です

。ま

た、

学習

の過

程を報告

する

参考

参考

参考

参考

文献

欄文

献欄

文献

欄文

献欄

とは

とは

とは

とは別

物別

物別

物別

物で

すの

で、

注記

に一度

書い

た文

献の情報

は、

参考

文献

欄に

も忘

れず

に書

いて

くだ

さい

④注

記例

次の

図は

、引

用と

注番号

、お

よび

原稿

用紙

九枚

目の

注記

例で

す。【

図1

】二

行目

の「太

宰が~「西鶴全

集」で

ある

」が

、「

」で括

って

いる短

い引

用で

す。津島美知

子氏

の言

を引

用し

てい

るこ

とが

わか

りま

す。

七行

目か

ら始

まる

「内

容の

中核

には~

取り

入れ

たの

であ

る。」

が、長

い文

の引

用例

です

。こ

こで

は田

中伸氏

の論

を引

用し

てい

ます

。【

図1

の行

間に

つけ

た三

行目

と四

行目

、八

行目

と九

行目

の間

にそ

れぞ

れ付

けた

「注

1」「

注2

の注番号

に対

応す

る注

記を

、【

図2

】の

よう

に九

枚目

に記

しま

す。

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7

【図

1】

引用

する

際の

原稿

用紙

の使

い方

【図

2】

引用

部の

注番

号に

対応

する

注記

⑤引

用と

注記

に関

する

注意

引用

文の途

中を省略

した

い場

の文

章の

一部

を略

して

用い

たい

場合

は、略

した箇所

に(

中略

)や(

引用者

、中略

と入

れて

、引

用文

の一

部を略

した

こと

を明

示し

てく

ださ

い。断

りな

く文

の途

中を略

てし

まう

と、元

の文

章を改変

した

と見

なさ

れま

す。

*孫

引き

の禁止

ポー

トで

は、「孫

引き

」は厳禁

です

。「孫

引き

」と

は引

用す

る文

献を直接見

ずに

別の

文献

の引

用部

から

引き写

す行為

です

。参照

した

資料

が誤

って

引用

して

いる

場合

同じ

間違

いを踏襲

する

こと

にな

りま

す。

引用

には

必ず

原資

料を

確認

しま

しょ

う。

やむ

を得

ず孫

引き

する

場合

は、

その

こと

を明

記し

てく

ださ

い。

*引

用文

献の

文脈

を改変

しな

用す

る際

は、元

の文脈

を尊重

しま

しょ

う。

例え

ば「A

はB

であ

ると

は言

い切

れな

い」と

いう

文か

ら、「A

はB

であ

る」と

いう

部分

だけ

を抜

き出

すと

、文

意が変

わっ

てし

まい

ます

。執

筆者

の意

図を理解

し、勝

手に改変

しな

いよ

うに配慮

して

くだ

さい

短い文の引用例 長い文の引用例

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8

(四

)参

考文

献欄

の記

入方

①参

考文

献欄

とは

参考

文献

欄と

は、

リポ

ート

を執

筆す

る際

に使

用し

た文

献を

、先

生に報告

する

ため

の記

入欄

です

。学

習に

あた

って

、引

用文

献以

外に

も、

文献

を利

用す

る必

要が

出て

きま

す。

考文

献欄

には

、引

用引

用引

用引

用文

献文

献文

献文

献もも もも

含含 含含め

てめ

てめ

てめ

て、

リポ

ート

作成

のた

めに

参考

にし

た資

料を全

て記

入し

てく

ださ

い。

リポ

ート

で、自

分が

記し

たこ

との

出典

を明

記す

るの

はマ

ナー

です

。そ

れに加

えて

リポ

ート

学習

の場

合、

先生

は参

考文

献欄

をふ

まえ

て、

学習

進度

の把握

や、

指導

を行

いま

す。

また

、自

分の

学習

の進度

をま

とめ

るこ

とは

、後

日の復

習な

どに

も活

用で

きま

す。

参考

献欄

を空

欄で

提出

する

こと

がな

いよ

う注

意し

てく

ださ

い。

記入

欄が

足り

ない

場合

は、

考文

献欄

をコピ

ーし

て足

して

くだ

さい

②参

考文

献欄

の記

入方

A.単著

本(

一人

の著者

が著

した

本)

の場

合 ……

の記

入例

(1

)上

部参照

「掲載

書名

・掲載雑誌

名 巻

・号

」は

空欄

でか

まい

ませ

ん。

.共著

本(複

数の著者

が執

筆し

た本

)の

場合

……

の記

入例

(1

)下

部参照

「著

(編

)者

」「

書名

・論

文名

」に

記す

のは

、奥

付に

ある

書名

や代

表編者

名で

はな

く、

利用

利用

利用

利用した

した

した

した部

分部

分部

分部

分のタイト

ルとその

のタイト

ルとその

のタイト

ルとその

のタイト

ルとその執

筆者

執筆者

執筆者

執筆者

です

。「掲載

書名・掲載雑誌

名 巻・号

」欄

に、文

献の

名前

を記

入し

てく

ださ

い。

①著(編)者名

 書名・論文名

 橋本不美男

 掲載書名・掲載雑誌名 巻・号

 原典をめざして-古典文学のための書誌―

 出版社

   笠間書院

 出版年月日・HP参照年月日時間

  1999年  3月   30日      時      分

一二、消息・贈答と詠歌(p.242~p.256)

 参考ページ・URL・その他

第12章(p.191~p.210)

②著(編)者名

  竹内清己

 書名・論文名

  女性文化の構築

 掲載書名・掲載雑誌名 巻・号

 中嶋尚・竹内清己 編『概説 日本文学文化』

 出版社

   おうふう

 出版年月日・HP参照年月日時間

  2002年  3月   20日      時      分

 参考ページ・URL・その他

お、

参考

にし

た単著

・共著

が論

文集

であ

る場

合、

利用

する

論文

が初

めて発

表さ

たの

が、

論文

集そ

のも

のの

出版

年月

日よ

り前

であ

る可

能性

があ

りま

す。

文献

内に

「初

出一

覧」

があ

り、初

出の発

表年

月日

が把握

でき

る場

合に

は、

その初

出の掲

載誌

名・

月日

を「

参考

ペー

ジ・URL

・そ

の他

」欄

に記

入し

てく

ださ

い。

C.雑誌

記事

・雑誌

論文

・紀

要論

文の

場合

……

の記

入例

(2

)上

「著(編

)者

」に該当

する

記事

や論

文の執筆者

を、「

書名・論

文名

」に

論文

のタ

イト

ルを

「掲載

書名

・掲載雑誌

名 巻

・号

」に

、掲載雑誌

名と

号数

を記

入し

ます

D.辞

・事典類

の場

合 ……

の記

入例

(2

)下

部参照

「著

(編

)者

」に

は辞

・事

典の編者

を記

しま

す。「参

考ペ

ージ

・URL

・そ

の他

」欄

に、

利用

した項

目名

を書

いて

くだ

さい

。項

目の執筆者

名が

わか

る場

合は

、そ

れも

「参

考ペ

ージ

数」欄

に記

しま

す。

<参考文献欄記入例(1)>

Page 9: リポートの 方編 - Toyo University · 2018-12-10 · 通信教育課程日本文学文化学科編集の冊子『ゼミナール・卒論の手引き ―リポートの 書き方など―』に「通信教育課程の課題リポートのための用紙の

9

http://www.jla.or.jp/

⑤著(編)者名

 書名・論文名

 日本の図書館統計(日本図書館協会)

 掲載書名・掲載雑誌名 巻・号

 出版社

   日本図書館協会

 出版年月日・HP参照年月日時間

  2012年  9月   28日     12時    28分

 参考ページ・URL・その他

< 参

考文

献欄

記入

例(

2)

>

p.8~p.12

③著(編)者名

 羽鳥徹哉

 書名・論文名

 近代文学と性

 掲載書名・掲載雑誌名 巻・号

 『国文学 解釈と鑑賞』第73巻4号

 出版社

   至文堂

 出版年月日・HP参照年月日時間

  2008年  4月    1日      時      分

 参考ページ・URL・その他

安西迪夫執筆「紫式部」項(p.317~p.318)

④著(編)者名

 井上宗雄・武川忠一 編

 書名・論文名

 新編和歌の解釈と鑑賞事典

 掲載書名・掲載雑誌名 巻・号

 出版社

   笠間書院

 出版年月日・HP参照年月日時間

  1999年  9月     日      時      分

 参考ページ・URL・その他

E.イ

ンタ

ーネ

ット

を利

用し

た場

合 ……左

の記

入例

(3

)参照

「著

(編

)者

名」「掲載

書名

・掲載雑誌

名 巻

・号

」欄

は空欄

。「

書名

・論

文名

」に

記事

のタ

イト

ルを

記入

しま

す。ウェブサ

イト

のタ

イト

ルが

わか

る場

合は

記入

して

くだ

さい

。「出

版社

」欄

にはウェブサ

イト

の管理者

を記

入し

ます

。「

出版

年月

日・HP参照

年月

日」欄

に、

ホームペー

ジを

ホームペー

ジを

ホームペー

ジを

ホームペー

ジを閲覧

閲覧

閲覧

閲覧し

たし

たし

たし

た年月日

年月日

年月日

年月日とと とと

時間

時間

時間

時間

を記

入し

ます

。「参

考ペ

ージ

・URL

・そ

の他

」欄

には

、参

考に

した

記事

のURL

では

なく

、そ

の記事

を含むウェブサ

イト

のト

ップペ

ージ

URL

を記

入し

てく

ださ

い。URL

は紙

に印刷

して貼

付け

ても構

いま

せん

③参

考文

献欄

記入

にあ

たっ

ての

注意

記入

する

文献

の種類

参考

文献

」欄

には

、学

習に使

用し

た文

献は

すべ

て記

入し

てく

ださ

い。

注記

に一度

書誌

を記

した

引用

文献

も再度

記入

して

くだ

さい

。た

だし

、科

目指定

のテキ

スト

と、

題と直接関係

しな

い言葉

など

を調べ

た辞

書類

は記

入不

要で

す。

*ペ

ージ

数は具体

的に

記入

する

使

用し

た参

考文

献の

ペー

ジ数

は、「

参考

ペー

ジ・URL・そ

の他

」欄

に、課

題に直接

関係

した

ペー

ジ数

を具体

的に

記入

して

くだ

さい

。ど

の文

献を

参考

にし

た場

合で

も、全

般的

に参

考に

なる

でし

ょう

。し

かし

なが

ら、「

参考

文献

」欄

では

どの

点に

注目

し、ど

いっ

た文

献の

どの

部分

を重

点的

に学

習し

たか

を報告

しま

しょ

う。

ペー

ジ数

の明

記は

論文

やリ

ポー

トの

マナ

ーで

あり

、復

習の

際に元

の文

献に立ち返

って勉強

する

際に

も役

立ち

ます

<参考文献欄記入例(3)>

Page 10: リポートの 方編 - Toyo University · 2018-12-10 · 通信教育課程日本文学文化学科編集の冊子『ゼミナール・卒論の手引き ―リポートの 書き方など―』に「通信教育課程の課題リポートのための用紙の

10

*イ

ンタ

ーネ

ット

を利

用し

て学

習す

る際

インターネ

ットの

インターネ

ットの

インターネ

ットの

インターネ

ットの検索

検索

検索

検索

でで でで得得 得得られる

られる

られる

られる

情情 情情報報 報報はは はは玉石

混淆

玉石

混淆

玉石

混淆

玉石

混淆

です

。特

に、誰

もが

執筆

でき

る「

ログ

」、「掲

示板

」や

、「Wikipedia」

に代

表さ

れる

「参加型百

科事典

」な

どは

、有

用な

情報

を含

む一

方で

、執

筆者

の思

い込み

によ

る誤

りや

、恣

意的

な嘘

・冗談

や、

出典

を明

示し

ない

(盗

作と見

なさ

れる

)記述

を多

く含

んで

いま

す。自

分自身

で何

が妥

当な

記述

か、何

を出典

とし

た記述

かを判断

でき

れば有

意に

利用

する

こと

がで

きま

すが

、そ

の前

提と

して

、や

はり

書籍

によ

る学

習は欠

かせ

ませ

ん。イ

ンタ

ーネ

ット

の利

用は

、原則

して官公庁

や美術館

、博物館

など

の公

的な機関

のホ

ーム

ペー

ジやデ

ータベ

ース

など

限り

、そ

れ以

外のウェ

ブサイ

トは控

えて

くだ

さい

*そ

の他

の注

意点

出版社

」の

欄に

は、株

式会社・(株

)・(有

)な

どの

語は

記入

する

必要

はあ

りま

せん

また

、本

のシ

リーズ

名を

書か

ない

よう

注意

して

くだ

さい

。例

えば

、「講談社

学術

文庫

シリ

ーズ

の本

を扱

った

場合

は、「講談社

」と

記入

しま

す。

出版

年月

日・HP

参照

年月

日」

に年

数を

記入

する

際は

、同

じリ

ポー

トで

は西暦

和暦

のどち

らか

に統

一し

て記

入し

てく

ださ

い。HP

につ

いて

は、閲

覧し

た時刻

まで

入し

てく

ださ

い。

また

、「○刷

」な

どの

「刷

」に

つい

ては

記さ

なく

てか

まい

ませ

んが

「第△版

」「改訂版

」「新版

」な

ど「版

」が変

わっ

た場

合、

本の

内容

が変更

され

た可

性が

あり

ます

。「版

」は

記入

する

よう

にし

てく

ださ

い。

Ⅲ.

リポ

ート

の調

査方

法《

参考

資料

ポー

トの

調査

には

、『シ

ラバ

ス』の各

科目

のペ

ージ

の理解

が重

要で

す。こ

こで

はそ

の補

足と

して

、簡単

に分

野ご

との

調査

と考

え方

、参

考に

なる

資料

など

をま

とめ

ます

。大

学で

学習

は、分

野や領域

によ

って

考え

方や

調査

方法

が大

きく

異な

りま

す。こ

こで

説明

する

点も

代表

的な

例に

すぎ

ませ

ん。

学習

を進

めな

がら

、科

目に見

合っ

た調

査方

法を

つか

んで

いっ

くだ

さい

(一

)基

本的

な調

査方

法と

参考

図書

項目

ごと

に基

本的

な調

査方

法と

、参

考図

書の

とら

え方

を概

説し

ます

。こ

の他

にも多

くの

参考

図書

が『

ゼミ

ナー

ル・

卒論

の手

引き

』に掲

載さ

れて

いる

ので活

用し

てく

ださ

い。

なお

、書

名を

あげ

るに

あた

って

は、著者

・編者

・出版社

・出版

年な

どは

基本

的に省略

まし

たが

、混同

しや

すいタイ

トル

があ

る場

合に

は、

出版社

を記

しま

した

。同

一の

出版社

同じタイ

トル

の本

があ

る場

合は

、基

本的

には

出版

年の新

しい

方を使

用し

てく

ださ

い。

①テキ

スト

と、対象

の作品

を熟読

する

『シラ

バス

シラ

バス

シラ

バス

シラ

バス

』で

課題

の内

容を把握

した

ら、テキ

スト

を読み

ます

。具体

的に対象

とな

作品

が決

まっ

てい

る場

合は

、テキ

スト

だけ

でな

く作品全体

に目

を通

して

学習

を進

めま

ょう

。最初

から

課題

に関連

する

部分

を探

して

いく

ので

はな

く、全体

を把握

した

上で

、ポ

イン

トを押

さえ

るこ

とが

大切

です

テキ

スト

を読

んで

学習

を終

える

ので

はな

く、自

分自身

でテキ

スト

が扱

って

いる

作品

あた

り、客観

的な

考察

をも

とに

、批

判的

に検

証す

るこ

とが

必要

にな

る場

合も

あり

ます

②言葉

を調べ

学習

を進

める

と、

意味

がわ

から

ない言葉

が出

てく

るこ

とが

あり

ます

。ま

た自

分が知

てい

るつ

もり

でも

、研

究上

、重

要な言葉

はあ

いま

いな

まま受

け取

って

はい

けま

せん

。そ

のよ

うな

とき

は、辞

書を

引い

て語

の正

確な

意味

を確

認す

るこ

とが

大切

です

。大

学で

の学

Page 11: リポートの 方編 - Toyo University · 2018-12-10 · 通信教育課程日本文学文化学科編集の冊子『ゼミナール・卒論の手引き ―リポートの 書き方など―』に「通信教育課程の課題リポートのための用紙の

11

習で

すか

ら家庭

用の辞

書は使

用せ

ず、

以下

のよ

うな専門

的な辞

・事典

を使

いま

しょ

う。

【代

表的

な辞

・事典類

日本

国語大辞

典』

第二版

文献

上の初

出例

が載

って

いる

のが

特徴

で、古

典か

ら現代

語ま

で網羅

して

いま

す。大

学図

書館

では

、WEB版

も使

用す

るこ

とが

でき

るの

で便利

です

『小

学館

古語大辞

典』

古典

語の調査

では

使い

やす

い辞

典で

す。言葉

の説

明の根拠

とな

った

論文

の情報

が記載

れて

いま

す。

内容

が同

じ「

コンパク

ト版

」も発

行さ

れて

いま

す。

『大

漢和辞

典』

語起源

の語

句や

、漢

字に

まつ

わる

用語

を調査

する

際に有

用な辞

典で

す。

『歌

こと

ば歌枕大辞

典』

和歌

の歌

語の

変遷

など

を調査

する

際に便利

な辞

典で

す。

『時代別

国語大辞

典上代編

』『時代別

国語大辞

典室町時代編

時代別

に用

語が

まと

まっ

てい

ます

が、

現段階

では

上代

と室町時代編

しか

出て

いま

せん

『王朝

語辞

典』『江戸時代

語辞

典』『

明治

のこ

とば辞

典』

③文

学文

化の背景

を知

作品

や課

題の対象

とな

って

いる

事象

を調

査す

ると

きは

、事

前に

基礎

的な

こと

を確

認し

てか

ら専門

的な

研究

書で

の学

習に

進む

と効率

がよ

いで

しょ

う。

その

よう

なと

きは

、歴史

事典

や文

学史辞典

、人

名や地

名の

事典

など

にあ

たる

こと

をお

すす

めし

ます

。ま

た、

調べ

てい

てわ

から

ない

こと

が出

てき

た場

合も

、そ

のま

まに

せず

にこ

うし

た辞

・事典

に戻

って

調査

してみ

まし

ょう

【歴史関係

『平安時代史事

典』平安時代

の風俗

や文化

を網羅

し、詳

しく解

説し

た事

典で

す。

『国史大事

典』『有識故

実大辞

典』『

日本史

籍年

表』

【文

学史関係

日本

古典

文学大辞

典』『

日本

古典

文学研究史大事

典』『

日本近代

文学大事

典』

『日

本現代

文学大事

典』『

中国

学芸大事

典』『時代別

日本

文学史事

典』

【年

表類

日本

文学大

年表

』『

現代

日本

文学大

年表

』『近代

文学

年表

【人

名・地

名関係

日本歴史地

名大系

』『

角川

日本地

名大辞

典』(CD-ROM版

あり

)『

国書人

名辞

典』

『日

本人

名大事

典』『大

日本歴史地図

』『大

日本地

名辞

書増

補版

④個別

の作家

、作品

、事

項を

調査

する

分野

によ

って

も異

なり

ます

が、個別

の作家

や作品

のみ

で事典類

がま

とめ

られ

てい

るこ

とや

、特定

の分

野や範囲

を取

り扱

った

事典類

もあ

りま

す。

以下

の事典類

は個別

の作品

分野

にあ

たる時

には有

用で

しょ

う。ま

た個別

の作品

を扱

う場

合は

、成立時期

の近

い作品

や、

交流

のあ

る作家

の事

典な

ども

あた

って

みる

と、同

じ時代

、共

通の風土

を扱

った作品

の理解

進み

ます

【古典

文学

文化

分野関係

『古事

記事

典』『万葉集事

典』(學燈社

)『万葉集歌人事

典』『

日本神話事

典』

『源

氏物

語事

典』(東京堂

)『源

氏物

語必携事

典』『平家物

語辞

典』『枕草子大事

典』

『歌

語り

・歌物

語事

典』『

お伽草子事

典』『近世

書林版

元総覧

』(改訂増

補版

『日

本伝奇伝

説大事

典』『

日記

文学事

典』『

西鶴事

典』

【和歌

・俳句

・詩関係

Page 12: リポートの 方編 - Toyo University · 2018-12-10 · 通信教育課程日本文学文化学科編集の冊子『ゼミナール・卒論の手引き ―リポートの 書き方など―』に「通信教育課程の課題リポートのための用紙の

12

和歌

文学大辞

典』『

和歌大辞

典』『歌枕歌

こと

ば辞

典』(笠間

書院

)『俳諧大辞

典』

『俳

文学大辞

典』『

現代俳

句辞

典』(富士

見書房

)『

現代俳

句大事

典』

『新

日本大

歳時

記』『

現代

短歌大事

典』『

日本

現代詩辞

典』(桜楓社

『現代詩大事

典』『

漢詩

の事

典』『唐詩解釈辞

典』

【近現

代文

学文

化分

野関係

『川端康成全作品研究事

典』『堀辰雄事

典』『芥川龍之介事

典』

『芥川龍之介全作品事

典』『芥川龍之介

新辞

典』『島崎藤村事

典』

『夏

目漱石辞

典』(東京堂

出版

)『夏

目漱石事

典』(學燈社

・勉誠

出版

【日

本語

学関係

『国

語学大辞

典』『

国語

学研究事

典』『

日本

語学研究事

典』『

日本

語文法大辞

典』

『日

本語教育事

典』『

日本

語大辞

典』『

日本辞

書辞

典』『

日本

語百科大事

典』

『応

用言

語学事

典』『

日本

方言大辞

典』『

日本

語学キ

ーワ

ード事

典』『

日本

語方言辞

書』

【比較

文学

文化

分野関係

『比較

文学辞

典』『比較思想事

典』『世界比較

文化事

典』『集英社世界

文学大事

典』

新潮世界

文学辞

典』『世界

文学鑑賞辞

典』『研究社世界

文学辞

典』

『世界

文学綜覧

』『

オック

スフォ

ード世界英

語文

学大事

典』『

イギ

リス

文学小事

典』

フラ

ンス

文学辞

典』『

十九世紀

フラ

ンス

文学辞

典』『

現代

フラ

ンス情報辞

典』(改訂版

ドイツ

文学辞

典』『

中国

文学大辞

典』『

中国

現代

文学事

典』『

中国思想

文化事

典』

【芸

能・民俗関係

『民俗芸能辞

典』『歌舞伎事

典』(平凡社

)『狂言辞

典』『能

・狂言事

典』

『日

本民俗大辞

典』『図

説民俗探訪事

典』『

日本昔話事

典』

【書道

分野関係

中国

書道史事

典』『

中国

書道辞

典』『

書道辞

典』『

古筆辞

典』『

書道

百科事

典』

⑤書籍

の情報

を得

対象

とす

る作品

の作者

や成立時期

など

の情報

(書誌情報

)を知

るこ

とは

とて

も大切

す。

その

よう

なと

きは

、書誌情報

を集積

した

資料

を見

てみ

まし

ょう

【古典

文学

文化

分野関係

国書総

目録

』『

日本

古典

籍書誌

学辞

典』『

日本

文学作品

名よ

みか

た辞

典』

古典

籍の

書名・書誌情報

が調査

でき

ます

。な

お、古

典籍

の書誌情報

を得

たい

場合

は、現

在ウェブサ

イト

上で最

新のデ

ータ

が検索

でき

ます

。国

文学研究資料館「

書誌・目録デ

ータ

ベー

ス」

から

、「

日本

古典

籍総

合目録

」デ

ータ

ベー

スで検索

して

くだ

さい

(http://base1.nijl.ac.jp/~tkoten/)

【近現

代文

学文

化分

野関係

『作品

名か

ら引

ける

日本

文学全集案

内』

作品

のタ

イト

ルか

ら、ど

のよ

うな作品

がど

の全集

に収

めら

れて

いる

かが

わか

りま

す。全

集に

は各作品

の初

出の

書誌情報

や解

題が掲載

され

てい

るこ

とも多

いの

で、ど

の全集

に掲載

され

てい

るか

を知

るこ

とで

、作者

や作品

の基礎

的な知識

を押

さえ

るこ

とが

でき

ます

。日

アソ

シエ

ーツ

から

は他

にも『作品

名か

ら引

ける

日本

文学作家・小

説家個人全集案

内』な

の「作品

名か

ら」

シリ

ーズ

が出

てお

り便利

です

現代

日本

文芸総覧

明治以降

に発

行さ

れた

文芸雑誌

の総

目次総覧

です

。対象作品

がど

の雑誌

に発

表さ

れた

を目

次で調査

でき

ます

。掲載

され

たペ

ージ

数も載

って

いる

ため

、図

書館

に郵送複写

を依頼

する

際に

、ペ

ージ

数を指定

する

こと

がで

きま

す。

『文芸雑誌小

説初

出総覧

Page 13: リポートの 方編 - Toyo University · 2018-12-10 · 通信教育課程日本文学文化学科編集の冊子『ゼミナール・卒論の手引き ―リポートの 書き方など―』に「通信教育課程の課題リポートのための用紙の

13

全集未収録作品

など

の初

出を探

すの

に便利

です

『大宅壮

一文庫雑誌

記事索

引総

目録

週刊誌

、総

合誌

など

の目

次を

含む

のが

特徴

です

。文芸誌以

外に掲載

され

た作品

の初

出を

探す

のに便利

です

。東洋大

学図

書館

で、WEB版

、CD-ROM版

を利

用で

きま

す。

【比較

文学

文化

分野関係】

『世界

文学総覧

』『翻訳小

説全情報

』『翻訳図

書目録

』『全集

・合集収載翻訳図

書目録

『明治大正昭

和翻訳

文学

目録

』『英米

文学翻訳

書目

』『

アジ

アの比較

文化

─名著解

題』

⑥文

学全

集を

調べ

対象

とし

てい

る作家

の作品

や、同時

代の

作品

を調

査す

る場

合は

、さ

まざ

まな

作品

が収

めら

れた

文学全

集(選

集)を

利用

する

と効率

よく

調査

でき

ます

。「全

集」を

利用

する

場合

最初

に注

意し

なく

ては

なら

ない

のは

、全

集が

「すべ

ての

作品

を掲

載し

たも

の」

では

ない

こと

です

。全

集に収録

され

てい

ない

作品

も多

いの

で、

注意

しま

しょ

う。

また

、全

集は複

数の版

があ

る場

合が

あり

ます

が、同

じ出版社

の全

集で

も、シ

リーズ

入っ

てい

る本

の内

容が

異な

るこ

とが

ある

ので

、両

方調べ

てみ

まし

ょう

。言葉

の説

明(

釈)

が付

され

てい

る全

集に

つい

ては

、新

しい

方が

より正

しい

とも限

らな

いの

で、同

じ出

版社

の全

集本

でも

調べ

てみ

るこ

とも有

用で

す。

古典

文学

文化

分野

に関

して

は、

作者

が自

分で

書い

た本

(自

筆の

原本

)が残

って

いるケ

ース

はほ

とん

どあ

りま

せん

。大

半は

後世

の人

が写

した

本(写

本)

で、

それ

も容易

に閲

する

こと

はで

きま

せん

。そ

のた

め現在

の活

字に直

され

てい

る(翻刻

され

てい

る)「古典

学全

集」

にあ

たっ

て作品

を読

むの

が一般

的で

す。

【古典

文学

文化

分野関係

の全

集】

新日

本古

典文

学大系

」「

日本

古典

文学大系

岩波

書店

の古

典文

学全集

です

。原

本の

表記

が確認

でき

ます

新編

日本

古典

文学全集

」「

日本

古典

文学全集

学館

の古

典文

学全集

です

。訳

文が

つい

てい

るの

で利

用し

やす

いで

しょ

う。

新潮

日本

古典集成

新潮社

の全集

です

。訳

は部

分的

です

が、

読み

やす

い全集

とい

えま

す。

日本思想大系

」「

新釈

漢文大系

」「

中国

古典

文学大系

【近現

代文

学文

化分

野関係

の全

集】

日本近代

文学大系

」「

明治

文学全集

」「

新日

本古

典文

学大系

明治編

「大正

文学全集

」「昭

和文

学全集

」「

日本探偵小

説全集

」「モ

ダン都市

文学

「日

本児童

文学

名作集

」「日

本の童話

名作選

」*作家全集

も無

数に

あり

ます

。活

用し

まし

ょう

【比較

文学

文化

分野関係

の全

集】

「世界

文学全集

」(河

出書房

新社

、集英社

、講談社

など

⑦叢

書を

調べ

調査

する

分野

や作品

が決

まっ

た場

合は

、作品

ごと

の研

究を

まと

めた叢

書や講座

を利

する

と、

さまざ

まな

論文

を読

むこ

とが

でき

ます

【代

表的

な研

究叢

書・講座類

「講座

日本

文学

」(至

文堂

)「

日本

文学研究資料叢

書」「近世

文芸叢

書」(

国書刊

行会

「近代

文学研究叢

書」「講座

日本

の民俗

」「

日本民俗研究大系

」「

論集

上代

文学

「源

氏物

語講座

」(勉誠社

・有精堂

出版

)「

日本

文学研究資料

新集

「講座比較

文学

」「叢

書比較

文学比較

文化

」「別冊國

文學

」(學燈社

)「国

文学解釈

と鑑賞別冊

Page 14: リポートの 方編 - Toyo University · 2018-12-10 · 通信教育課程日本文学文化学科編集の冊子『ゼミナール・卒論の手引き ―リポートの 書き方など―』に「通信教育課程の課題リポートのための用紙の

14

⑧対校

本や影

印本

を調べ

る《

古典

文学

文化

分野

先に⑥

で述べ

たと

おり

、古典

作品

は現在

の活

字に直

され

た資

料を

利用

する

こと

がで

ます

。し

かし

、同

じ作品

でも

書写者

や保存状況

によ

って

本文

が異

なる

場合

も多

く、活

化さ

れた

本だ

けで

は客観

的な

調査

がで

きな

いこ

とが

あり

ます

。そ

のよ

うな

とき

は、

異な

る本

文を持

つ本

を調

査(対校

)し

、そ

の相

違点(

異同

)を

まと

めた「対校

本」を

利用

し、

どの

本文

がよ

いか検討

する

(本

文批判

する

)必

要が

あり

ます

。例

えば

『万葉

集』

の『校

本万葉

集』

や、『源氏物

語』

の『源氏物

語大

成』

など

が著

名で

す。

また

、対校

本を

利用

でき

ない

場合

は、写

本を写真

で写

した

「影

印本

」に

あた

って読

必要

があ

りま

す。そ

のよ

うな

とき

は、『

字典

かな

』や『五體

字類

』な

どの「

字典

」の類

使っ

て読み解

きま

す。対校

本や影

印本

をリ

ポー

トで

利用

する

こと

は少

ない

と思

いま

すが

ゼミ

ナー

ルス

クー

リング

など

で使

用す

るこ

とも

あり

ます

⑨用

例を

調査

する

言葉

につ

いて時

代や

分野

ごと

の共

通点

や相

違点

を調

査す

るに

は、言葉

の用

例を

調査

るこ

とが

必要

とな

る場

合が

あり

ます

。そ

のよ

うな

とき

は「

語彙索

引」

を使

用し

ます

【代

表的

な語彙索

引類

新編

国歌大観

』(CD-ROM版

もあ

り)

和歌

の用

例を調査

する

こと

がで

きま

す。

和歌

を扱

う場

合に

は必須

の資料

です

新編私家集大成

』(CD-ROM版

のみ

)『萬葉集索

引』(塙

書房

『源

氏物

語語彙

用例総索

引』『平家物

語総索

引』『近世

文学総索

引』

⑩雑誌類

を調べ

より専門

的な

調査

を行

うた

めに

は、専門

の雑誌類

で調

査す

る必

要が

あり

ます

。そ

の探

し方

につ

いて

は、「

先行

研究

を調

査す

る」で

説明

しま

す。こ

こで

は利

用頻度

の高

い雑誌

紹介

しま

す。知識

を求

める

だけ

でな

く、

論文

の文体

や考察

の方

法に慣

れる

ため

にも活

して

くだ

さい

【書店

で購

入で

きる

日本

文学

文化関連雑誌

『国

文学

解釈

と鑑賞

』(ぎ

ょう

せい

、二

○一

一年

より休刊

)『

文学

』(岩波

書店

各分

野を

また

がっ

て、様

々な

特集

を組

んで

いる

ので

、調査

対象作品

、作家

の特集

号に

たっ

てみ

まし

ょう

『日

本語教育

』『言

語』(大修館

書店

【専門

性の高

い日

本文

学文

化関連総

合雑誌

『日

本文

学』(

日本

文学協会

)『

国語

と国

文学

』『

国語

国文

』『解釈

々な

分野

の論

文を掲載

して

いる

、専

門的

な月刊誌

です

『日

本語

学』『

上代

文学

』『万葉

』『

古事

記年報

』『

中古

文学

』『

和歌

文学研究

『中世

文学

』『近世

文芸

』『俳

文芸

』『連歌俳諧研究

』『比較

文学

』『

文学

・語

学』

『國

文學

解釈

と教材

の研究

』(

二○

○九

年よ

り休刊

)『藝能史研究

』『

日本近代

文学

』『昭

文学研究

各分

野の専

門誌

です

。発

行頻度

は雑誌

によ

って異

なり

ます

。自

分の興味

のあ

る分

野の雑

誌を定期

的に

読む

とよ

いで

しょ

う。

『文

学論藻

東洋大

学の

文学

部が発

行し

てい

る研究紀

要で

す。

Page 15: リポートの 方編 - Toyo University · 2018-12-10 · 通信教育課程日本文学文化学科編集の冊子『ゼミナール・卒論の手引き ―リポートの 書き方など―』に「通信教育課程の課題リポートのための用紙の

15

(二

)先

行研

究の

調査

方法

①先

行研

究と

リポ

ート

では

、自

分で

考え

たこ

と(自

説)

だけ

でな

く、複

数の

説(他

説)

を比較

した

上で

、妥

当な

説を判断

しな

くて

はな

りま

せん

。そ

のた

めに

は、

先行

研究

をふ

まえ

て執

する

必要

があ

りま

す。

先行

研究

とは

、こ

れま

でに同

じ内

容に

つい

て書

かれ

た研

究成果

指し

ます

。先

行研

究を適切

に引

用し

、説得力

のあ

るリ

ポー

トを

執筆

しま

しょ

う。

②先

行研

究の探

し方

先行

研究

を探

すと

きは

、ま

ず『シ

ラバ

ス』

に挙げ

られ

てい

る参

考文

献、

次にテキ

スト

の注

や〔

参考

文献〕欄

など

にあげ

られ

てい

る文

献を見

ると

よい

でし

ょう

。必

要に

応じ

て、

その

分野

にお

ける

先行

論文

を探

す力

を身

につ

けま

しょ

う。

先行

研究

を調べ

るた

めに

は、

次の

よう

な方

法が

あり

ます

*ウェ

ブサイ

トで

、書籍

のタイ

トル

から探

す場

書籍

のタイ

トル

から

先行

研究

を探

す場

合は

、図

書館

のオ

ンライ

ン蔵

書目録

(OPA

C)

が利

用で

きま

す。カ

ード

式の

目録

で探

すこ

とも

可能

です

が、近

年図

書館デ

ータベ

ース

の電

子化

が進み

、オ

ンライ

ン検索

が主流

とな

りま

した

。こ

のオ

ンライ

ンの検索シ

ステム

は、キ

ーワ

ード

で検索

可能

なた

め大変便

利で

す。

東洋

大学附属

図書館

でも

利用

する

こと

がで

きま

すの

で、

利用

しま

しょ

う。

このOPAC

は図

書館

の蔵

書数

によ

って得

られ

る結果

が異

なる

こと

にな

りま

す。蔵

書の多

い国

会図

書館

のNDL-OPAC

を用

いれ

ば、多

くの

書籍

をリ

ストア

ップ

する

とが

でき

るで

しょ

う。ま

た、Webcatの

よう

なウェ

ブサイ

トで

は、各

大学

図書館

のOP

AC

を横断検索

する

こと

がで

きま

す。

国立

国会

図書館

「NDL‐OPAC

http://opac.ndl.go.jp/

国立情報

学研

究所

「Webcat Plus」

http://webcatplus.nii.ac.jp/

*ウェ

ブサイ

トで

、雑誌

の目

次か

ら探

す場

雑誌

の目

次を検索

する

場合

は、雑誌

の目録デ

ータベ

ース

を活

用し

まし

ょう

。以

下に

代表

的なデ

ータベ

ース

をあげ

てお

きま

す。CiNii(サイニィ

)を

利用

した

場合

は、デ

タベ

ース

上で

論文

の本

文が閲

覧で

きる

場合

があ

りま

す。

なお

、こ

のよ

うにウェ

ブ上

確認

した

文献

を引

用文

献や

参考

文献

とし

て扱

う場

合は

、元

の掲

載雑誌

を確

認し

て、

の書誌情報

を記

入し

てく

ださ

い。

国文

学研

究資

料館

「国

文学

論文

目録

」デ

ータベ

ース

http://base1.nijl.ac.jp/~ronbun/

国立情報

学研

究所

「CiNii(サイニィ

)」Nii論

文情報

ナビゲ

ータ

http://ci.nii.ac.jp/

◆日

外アソシエ

ーツ

「MAGAZINEPLUS」雑誌

記事索

※本

学図

書館ホ

ームペ

ージ

より

、「す

るっ

とT

RiT

ON」

にログ

イン

する

こと

で、

利用可能

です

*書籍

から

、研

究情報

を探

す場

書籍

の目録

から

も雑誌

など

に掲

載さ

れた

論文

の情報

を得

るこ

とが

でき

ます

『国

文学

年鑑

』(旧

題『

国文

学研究

文献

目録

』)『

国語

年鑑

』『

日本

語教育

年鑑

『日

本語

学論

説資料

』(旧

題『

国語

学論

説資料

』)『

文芸

年鑑

』『

明治

文学研究

文献総覧

日本

文学研究

文献

要覧

現代

日本

文学編

』『英米

文学研究

文献

要覧

フラ

ンス

文学研究

文献

要覧

』『

現代

中国

文学研究

文献

目録

Page 16: リポートの 方編 - Toyo University · 2018-12-10 · 通信教育課程日本文学文化学科編集の冊子『ゼミナール・卒論の手引き ―リポートの 書き方など―』に「通信教育課程の課題リポートのための用紙の

16

『日

本民俗

学文

献目録

』『民俗

学関係雑誌

論文総

目録

その他

、個別

の作家

・作品

ごと

の講座

・叢

書類

に研

究文

献目録

がつ

いて

いる

場合

や、

参考

文献

一覧

が記

され

てい

る場

合も

あり

ます

。ま

た、

参考

にし

た文

献の

注記

など

を参

に、

その

研究

以前

に書

かれ

た研

究文

献を探

すこ

とも

でき

ます

③先

行研

究の選び

じテ

ーマ

や作品

を扱

った

文献

なら

、ど

んな

資料

でも

先行

研究

とし

て扱

って

よい

わけ

では

あり

ませ

ん。

その

資料

が学術

的な見地

から

書か

れた

もの

かど

うか

、よ

く注

意し

まし

ょう

。同

じ作家

や作品

を扱

った

文章

でも

、学術

的な

研究雑誌

に掲

載さ

れて

いる専門

的な

研究者

の論

文か

ら、

作家

や評

論家

の書

いたエ

ッセイ

や評

論ま

で様々

です

。つ

まり

、根拠

のあ

る研

究論

文な

のか

、単

なる

意見

や想像

から

生ま

れた仮

説に過ぎ

ない

のか

、吟味

する

必要

があ

るの

です

。研

究論

文か

どう

かを見極

める

方法

の一

つと

して

、そ

の文

章を

書く

あた

って著者

(筆者

)が

参照

した

文献

や、唱

えて

いる

説の典拠

が明

らか

にな

って

いる

どう

かを

確認

する

とよ

いで

しょ

う。

(三

)研

究施

設の

利用

と注

意点

①各

大学

図書館

東洋

大学

以外

にも

、以

下の

「山

手線沿線私立

大学

図書館コ

ンソ

ーシアム

」加盟

大学

施設

は、

学生証

を持

参す

るこ

とで紹介状

なし

で利

用す

るこ

とが

でき

ます

。た

だし

、大

によ

って

利用

方法

が異

なる

ので

、実

際に

利用

する

前に

はウェ

ブサイ

トで

確認

する

か、

い合

わせ

てか

ら利

用し

てく

ださ

い。

・青山

学院大

学(渋谷

03

- 3

40

0- 3

42

・学習院大

学(

目白

03

- 3

98

6- 0

22

1 (2

39

6)

・國學院大學

(渋谷

03

- 5

46

6- 0

15

・法政大

学(市ヶ谷

03

- 3

26

4- 9

51

・明治大

学(神田

・和泉

・生田

) ℡

03

- 3

29

6- 4

24

・明治

学院大

学(白金

・横浜

03

- 5

42

1- 5

17

・立教大

学(池袋

03

- 3

98

5- 2

62

②国

文学

研究

資料館

立川市緑町

一〇-三

℡050- 5533- 2

926

国文

学関連

の書籍

、研

究論

文、雑誌

など

を集

めた

研究

施設

です

。各地

の図

書館

など

施設

が所蔵

する古典籍

を複写

した

もの

も所蔵

して

いる

ので

、特

に古典

文学

文化

分野

で卒

業論

文な

どを

書く

場合

は、

必須

の施

設と

いえ

るで

しょ

う。所属

大学

(東

洋大

学)

図書館

を通

して

、資

料の複写

を依頼

する

こと

がで

きま

す。

③国立

国会

図書館

代田区永田町

一-一

〇-一

℡03- 358

1- 233

国内

では最

も大

きい

図書館

です

。複写

した

資料

を郵送

で取

り寄

せる

こと

もで

きま

す。

大学

生の

調査

には

必須

の施

設と

いえ

るで

しょ

う。

また

、図

書館司

書科

目を履修

して

いる

学生

は、見

学し

てみ

るの

も参

考に

なる

と思

いま

す。分館

の国

際子

ども

図書館(

上野公園

は児童

文学関連

文献

が充

実し

てい

ます

④日

本近

代文

学館

目黒区駒

場四-三-五五

℡03- 3468- 4

18

に日

本の近現

代文

学関係

資料

を収

集し

てい

る文

学館

です

。図

書、雑誌

の他

、作家

原稿

や書簡

、日

記、ノ

ート

など

もコレ

クショ

ンさ

れて

いま

す。来館

して

資料

を閲

覧す

こと

はもちろ

ん、

手紙

・FAX

など

で複写依頼

を行

い、郵送

で複写製品

を取

り寄

せる

とが

でき

ます

。ま

た、展

覧会

や講演

会な

ども開催

して

いま

す。

⑤神奈川近

代文

学館

横浜市

中区山

手町

一一

℡045- 6

22- 6666

に近現

代文

学関連

資料

を収

集し

てい

ます

。貴重

な雑誌

や図

書が所蔵

され

てお

り、児

Page 17: リポートの 方編 - Toyo University · 2018-12-10 · 通信教育課程日本文学文化学科編集の冊子『ゼミナール・卒論の手引き ―リポートの 書き方など―』に「通信教育課程の課題リポートのための用紙の

17

童文

学や

、詩

に関

する

文献

の充

実性

が際立

って

いま

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して

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手紙

・FAX

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で複写依頼

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ます

。展

覧会

・講演

会な

どの活動

もし

てい

ます

⑥国立歴史民俗博物館

佐倉市城

内町

一一

℡043- 486- 0

123

歴史

学、

考古

学、民俗

学な

どの

資料

を収

集し

た博物館

です

。展

示品

の質

・量

とも

に豊

富で

、大変勉強

にな

る施

設で

す。

学生

でも

、所属機関

(東

洋大

学)

の図

書館

から

の紹介

状が

あれ

ば、

研究者

用の

図書室

を利

用す

るこ

とが

でき

ます

*注

意点

○複写

の習慣

をつ

け、

参考

資料

を手元

に置

くこ

一般

的に

大学

図書館

では

、図

書の貸借

が可

能で

す。

しか

し、期限

内で

あっ

ても

本そ

のも

のを借

り出

して

しま

うと

、他

の利

用者

が閲

覧で

きま

せん

。特

に東

洋大

学図

書館所

蔵の

図書

は、同

じ課

題の

ため

に同

じ本

を参

考に

した

い学

生が

大勢

いま

す。

また

、前

項②~⑥

の専門

資料館

では

、基

本的

には

資料

の貸借

は行

って

いま

せん

。必

要な

資料

は複写

する

こと

にな

りま

す。

大切

な部

分や

目次

・奥

付を複写

する

習慣

を身

つけ

まし

ょう

。貸借

可能

な場

合で

もな

るべ

く早

く返却

を行

うよ

うに心

がけ

まし

ょう

複写

する

とき

は奥

付を複写

して

まと

めて保存

する

習慣

をつ

けて

おき

まし

ょう

。そ

する

こと

で、収

集し

た資

料が散逸

する

こと

もあ

りま

せん

し、「

本を返

して

しま

った

ので

出版

年月

日が

確認

でき

ない

」と

いっ

た事態

を防ぐ

こと

もで

きま

す。

おわりに

おわりに

おわりに

おわりに

本資

料を読

んだ

上で

、質

問な

どあ

りま

した

ら、

いつ

でも

「学

習相談

」制度

を利

用し

てT

Aま

で気軽

に質

問し

てく

ださ

い。

学問

に対

する

意欲

や向

上心

が皆

さん

の中

にあ

る限

り、T

Aは喜

んで皆

さん

のお

手伝

いを

した

いと

思っ

てい

ます

。ど

うぞ

これ

から

も目標

を忘

れず

学生

生活

を楽

しん

でく

ださ

い。心

より

応援

して

いま

す。

〔執

筆〕

東洋

大学

通信

教育

部・

文学

部担

当T

(前任

)古田

正幸

(前任

)小泉

京美

〔改

稿〕

東洋

大学

通信

教育

部・

文学

部担

当T

(前任

)齊藤

(前任

)関

明子

(前任

)梅

一美

原 麻衣

尾崎利恵子