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エンタープライズ検索アーキテクチャSharePoint Server 2016 向け

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ハードウェア要件およびスケーリングの考慮事項要件は小規模、中規模、大規模のエンタープライズ検索トポロジのすべてのサーバーに適用されます。エンタープライズ向けの検索トポロジは、物理ハードウェアまたは仮想マシンに展開できます。

メモ: 評価用には、8 GB の RAM を搭載した 1 台のサーバー上にすべての検索コンポーネントを配置できます。

検索トポロジの例

このファームは、検索インデックスに最大 2 億アイテムまでのフォールトトレランスを備えた専用検索ファームの提供を目的とするものです。

大規模検索ファーム (- 2 億アイテム)

アプリケーションサーバーの最小ハードウェア要件データベースサーバーの最小ハードウェア要件

このモデルは、小規模、中規模、大規模サイズのファームアーキテクチャを示しています。

それぞれのファームのサイズは、検索インデックスにクロールされ、追加されたアイテムの数に基づいています。

アーキテクチャ要件は、クロールされるデータの構成 (アイテムのサイズおよびフォーマット) によって異なります。

この例では、必要な検索コンポーネントの種類と数について説明します。自社の検索環境を計画する際の

出発点としてこの例を使用してください。検索プロセスおよび検索コンポーネントの相互作用の詳細について

は、SharePoint ® Server 2016 の検索アーキテクチャ (https://go.microsoft.com/fwlink/p/

?linkid=832554) を参照してください。

概要

検索コンポーネント

分析処理コンポーネント

検索分析および使用状況分析を行います。

分析分析分析

コンテンツ処理コンポーネント

ドキュメントの解析やプロパティのマッピングなど、クロールしたアイテムに対するさまざまな処理を実行します。

コンテンツ処理コンテンツ処理コンテンツ処理

クロールコンポーネント

クロールデータベースで指定されている内容に基づいて、コンテンツがクロールされます。

クロールクロールクロール

検索管理コンポーネント

検索に不可欠なシステムプロセスを実行します。Search service アプリケーションごとに複数の検索管

理コンポーネントを持つことができますが、アクティブにできるのは常に 1 つのコンポーネントだけです。

管理者管理者管理者

クエリ処理コンポーネント

検索クエリと結果を分析し、処理します。

クエリ処理クエリ処理クエリ処理

インデックスコンポーネント

インデックスコンポーネントは、インデックスレプリカの倫理的な表現です。

インデックスパーティション

インデックスを別個の部分に分割し、それぞれの部分に個別のインデックスを保持できます。

インデックスパーティションは、ディスク上のファイルのセットとして保存されます。

検索インデックスは、すべてのインデックスパーティションの集合体です。

インデックスレプリカ

インデックスの各パーティションは、同じ情報が含まれている 1 つ以上のインデックス

レプリカを保持します。

各インデックスレプリカに 1 つのインデックスコンポーネントを準備する必要があります。

フォールトトラレンスと冗長性を実現するには、各インデックスパーティションに追加のインデックス

レプリカを作成し、そのインデックスレプリカを複数のアプリケーションサーバーに分配します。

インデックスインデックス

ハードウェアコンポーネント最小要件

プロセッサ

小規模展開の場合は 64 ビット、4 コア

中規模展開の場合は 64 ビット、8 コア

RAM

8 GB (小規模展開の場合)

16 GB (中規模展開の場合)

ハードディスク 80 GB (システムドライブ用)

このファームは、検索インデックスに最大 8,000 万アイテムまでのフォールトトレランスを備えた、完全に機能する SharePoint Server 2016

検索を提供するものです。これを汎用ファームにするには、Web サーバー (非表示) と記載されている他のアプリケーション

サーバーおよびデータベースを追加してください。

中規模検索ファーム (- 8,000 万アイテム)

汎用ファームにする目的で、ここに VM を追加して他のアプリケーションサーバーの役割をサポートします。

すべてのアプリケーションサーバーの役割を 1 つの VM に組み合わせるには、Windows Server 2012 が必要です。

検索インデックスは複数のレプリカに格納されています。指定されたインデックスパーティションの各レプリカには、同じデータが含まれています。インデックスレプリカ内のデータは、サーバー上のファイルシステムに格納されています。各レプリカは、インデックスコンポーネントの論理的な表現です。

ホスト B

アプリケーションサーバーアプリケーションサーバー

クエリ処理クエリ処理

ホスト A


インデックスパーティション 0インデックスパーティション 0レプリカレプリカレプリカレプリカ

アプリケーションサーバーアプリケーションサーバーアプリケーションサーバーアプリケーションサーバー


アプ

リケ

ーシ

ョン

サー

バー

ホスト B

ホスト D

分析分析

コンテンツ処理コンテンツ処理

ホスト C


クロールクロール

アプリケーションサーバー他のすべてのアプリケーションサーバーの役割




デー

タベ

ース

サー

バー

デー

タベ

ース

サー

バー

フォールトトレランス用のペアのホスト

ホスト F

すべての SharePoint データベースすべての SharePoint データベース

ホスト E


クロール DBクロール DB


検索管理 DB検索管理 DB

リンク DBリンク DB

SQL クラスタリング、ミラーリング、または SQL Server 2012 AlwaysOn を使用したすべてのデータベースの冗長コピー


分析 DB分析 DB

他のすべての SharePoint データベース他のすべての SharePoint データベース

汎用ファームにする目的で、他のファームデータベースを追加します。

このファームは、検索インデックスに最大 2,000 万アイテムまでのフォールトトレランスを備えた、完全に機能する SharePoint Server 2016

検索を提供するものです。2 つのバージョンを示します..

小規模検索ファーム (- 2,000 万アイテム)

専用の検索ファーム

このファームは検索コンポーネントのみを示したもので、1 つ以上の

SharePoint ファームに対して専用の検索ファームとして使用できます。

専用の検索ファームには Web サーバーが含まれません。


ホスト D


ホスト C



分析 DB分析 DB






分析分析



管理者管理者

ホスト B




分析分析



管理者管理者

ホスト A




このファームには SharePoint Server 2016

のすべての機能が組み込まれています。

汎用ファーム

ホスト 1

Web サーバーWeb サーバー




Office Web Apps サーバーOffice Web Apps サーバー

ホスト 2




Office Web Apps サーバー*Office Web Apps サーバー*

Office Web Apps サーバーの VM は、SharePoint Web サーバーまたはアプリケーションサーバーと同じホストを共有できます。


ホスト 6


ホスト 5



分析 DB分析 DB





SharePoint DBSharePoint DB

他のすべての SharePoint データベース他のすべての SharePoint データベース


分析分析



管理者管理者

ホスト 4




分析分析



管理者管理者

ホスト 3




クエリ処理

分析

コンテンツ処理

クロール

管理者

ホスト 4

アプリケーションサーバー


クエリ処理

分析


クロール

管理者

ホスト 3



インデックスパーティション 0レプリカレプリカ

検索データベース

分析レポートデータベース

利用状況分析の結果を格納します。

分析 DB分析 DB分析 DB

リンク DBリンク DBリンク DB

クロールデータベース

クロールの履歴を格納し、クロール操作を管理します。各クロールデータベースには、1 つまたは複数のクロー

ルコンポーネントを関連付けることができます。

クロール DBクロール DBクロール DB

検索管理データベース

検索の構成データを格納します。Search service アプリケーションごとに検索管理データベースを 1 つだけ使

用できます。

検索管理 DB検索管理 DB検索管理 DB

リンクデータベース

コンテンツ処理コンポーネントが抽出した情報とクリックスルー情報を格納します。

*

パフォーマンスのスケールアウト

主要なパフォーマンスメトリックと規模拡張アクション

向上させるメトリック実行するアクション

フルクロールの時間と結果の鮮度

結果の鮮度を向上させるには、クロールデータベースおよびコンテンツ処理コンポーネントを追加します。

クロールデータベースとコンテンツ処理コンポーネントは、それぞれのサーバー間で分散できます。

クロールの正常性レポートを使用すると、ボトルネックの原因を特定できます (存在する場合)。

結果が返されるのに必要な時間

クエリの待機時間を改善するには:より多くのインデックスレプリカを追加して、クエリ負荷がインデックス

レプリカの間でより均等に分散されるようにします。このソリューションは、小規模トポロジに適しています。

クエリの待機時間とクエリのスループットを向上させるには:検索インデックスをより多くのパーティションに分割して、各パーティション上のアイテム

数を減らします。

クエリの正常性レポートを使用すると、ボトルネックの原因を特定できます (存在する場合)。

クエリ機能の可用性別のアプリケーションサーバー上に冗長 (フェールオーバー) クエリ処理コンポーネントを展開します。

コンテンツクロール、処理、

インデックス作成機能の可用性

冗長データベースサーバー上で複数のクロールデータベースを使用します。

冗長アプリケーションサーバー上で複数のコンテンツ処理コンポーネントを使用します。

アイテム数の増加に応じた検索コンポーネントのスケールアウト

アイテム数インデックス

コンポーネントとパーティション

クエリ処理コンポーネントコンテンツ処理コン

ポーネント

分析処理コンポー

ネント

クロール

コンポーネント

クロールデータベースリンクデータベース分析レポートデータベース検索管理コンポーネント

一般的なガイダンス

2,000 万件のアイテムごとに

1 つのインデックス

パーティションを追加します

冗長性のためにクエリ処理コンポー

ネントを 2 つ使用します。

アイテム数が 8,000 万を超える場

合は、 4 つに増やします。


1 つのクロール

データベースを追加します


1 つのリンク


毎日表示される 50 万件の固有

アイテムごとに 1 つずつ、

あるいは合計で

1,000 万から 2,000 万件のアイ

テムごとに 1 つずつ、分析レポート


あらゆるファームサイズで、

冗長性のために検索管理コンポ

ーネントを 2 つ使用します

20,000,000

2 コンポーネント

1 パーティション

2 2 2 2 1 1 変数 2

20,000,000 -

80,000,000



2 42 2 2 1 変数 2

200,000,000



4 6 6 2 5 2 変数 2

別個の障害ドメイン上に冗長化された検索コンポーネントをインストールする必要があります。

小規模、中規模、および大規模のすべてのサンプルトポロジで冗長化された構成が必要です。

検索データベースの冗長化は SQL サーバー構成によって処理する必要があります。SQL 2008

R2 および SQL 2012 がサポートされています。

冗長クロールとクエリ処理のためには、冗長分析処理コンポーネントは必要ありません。ただし、

非冗長分析処理コンポーネントが失敗した場合、この失敗が回復されるまで、検索結果に最

適な関連性はありません。

冗長性と可用性

別個の障害ドメイン上に冗長化された検索コンポーネントをインストールする必要があります。

小規模、中規模、および大規模のすべてのサンプルトポロジで冗長化された構成が必要です。

検索データベースの冗長化は SQL サーバー構成によって処理する必要があります。SQL 2008

R2 および SQL 2012 がサポートされています。

冗長クロールとクエリ処理のためには、冗長分析処理コンポーネントは必要ありません。ただし、

非冗長分析処理コンポーネントが失敗した場合、この失敗が回復されるまで、検索結果に最

適な関連性はありません。

冗長性と可用性

サーバーは、Windows Server のオペレーティングシステムをインストールするための十分な基本ディスク領域のほかに、ログ、デバッグ、メモリダンプ作成などの診断目的にも十分なディスク領域を備えている必要があります。

運用では、サーバーに日常的な操作とページファイル用に追加の空きディスク領域も必要です。Windows Server のインストールに応じた空きディスク領域とページファイルサイズのガイダンスに従ってください。

* サーバーは、Windows Server のオペレーティングシステムをインストールするための十分な基本ディスク領域のほかに、ログ、デバッグ、メモリダンプ作成などの診断目的にも十分なディスク領域を備えている必要があります。

運用では、サーバーに日常的な操作とページファイル用に追加の空きディスク領域も必要です。Windows Server のインストールに応じた空きディスク領域とページファイルサイズのガイダンスに従ってください。

*

検索コンポーネントハードディスク RAM プロセッサ

インデックスコンポーネント

サーバーでホストされている検索コンポーネントの数に関係なく

80 GB。

500GB の追加ディスクスペース、別のディスク

ボリューム/パーティションが望ましい。

32 GB (サーバーにインデックス

コンポーネントのみがホストされている場合)。

32 GB (サーバーにインデックス

コンポーネントとクエリ処理コンポーネントがホ

ストされている場合)。

64 ビット、8 コア (最小)。

Windows Server 2008 R2 SP1

上で仮想マシンをホストしている場合は、最大で

4 コアまで使用可能。

分析処理コンポーネント


80 GB。

300GB の追加ディスクスペース、別のディスク

ボリューム/パーティションが望ましい。このディスク

スペースは、分析データが分析レポート

データベースに書き込まれる前にローカルで処理されるために必

要です。

サーバーがこれらの検索コンポーネントの

1 つだけをホストする場合は 8 GB。

サーバーがこれらの検索コンポーネントの

2 つ以上をホストする場合は 16 GB。

これは、サーバーがインデックス

コンポーネントをホストする場合には適用され

ません。

64 ビット、4 コア (最小)、8 コア (推奨)。

Windows Server 2008 R2 SP1

上で仮想マシンをホストしている場合は、最大で

4 コアまで使用可能。

クロールコンポーネント

コンテンツ処理コンポーネント

クエリ処理コンポーネント

検索管理コンポーネント


80 GB。

*

*

*

*


管理者管理者

分析分析




ホスト B



ホスト A





ホスト B


ホスト D


ホスト C






アプ

リケ

ーシ

ョン

サー

バー

ホスト D



ホスト C





ホスト B



ホスト E





ホスト H



ホスト G





ホスト F ホスト J


ホスト I





ホスト Lホスト K ホスト Nホスト M

分析分析




分析分析


分析


分析




分析




分析分析


分析


分析分析


分析




分析


分析


分析分析




管理者管理者


分析



クロール

管理者


分析分析




管理者管理者


分析



クロール

管理者


デー

タベ

ース

サー

バー

デー

タベ

ース

サー

バー


ホスト P


ホスト O


分析 DB分析 DB



分析 DB分析 DB





ホスト R


ホスト Q




リンク DB




デー

タベ

ース

サー

バー


ホスト P

すべての SharePoint データベース

ホスト O


分析 DB

クロール DB

検索管理 DB

分析 DB


クロール DB


ホスト R


ホスト Q


クロール DB

クロール DB

リンク DB

クロール DB


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