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Page 1: シーボン様 2018PPT final.3圧縮版 · 2018-06-22 · こうした経営環境の中、当社は最近の業績の状況を踏まえ、進行中であった 中期経営計画を見直し、平成30年3月期から平成32年3月期までの新たな

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当事業年度におけるわが国経済は、海外経済の不確実性等先行きは不透明な状況ではありますが、企業収益や雇用環境の改善を背景に、個人の消費マインドが持ち直す等緩やかな回復が続いております。

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こうした経営環境の中、当社は最近の業績の状況を踏まえ、進行中であった中期経営計画を見直し、平成30年3月期から平成32年3月期までの新たな中期経営計画を開始いたしました。

「新たなシーボンへ-革新と挑戦-」を経営指針として、「新たなお客様の開拓」「現場力の向上」「より強いブランドへ」という3つの重点課題に取り組み、現状の打破と再成長を目指しております。

当事業年度におきましては、既存店の立て直しを図るとともに、顧客とのつながりを強化することによるブランドの磨き上げに注力してまいりました。

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まず、当事業年度の店舗の状況につきましてご説明いたします。

当事業年度におきましては、既存店の営業力強化に注力するため、第52期に続いて新規出店は行わず、顧客数の増加に対応した京都店等店舗の移設や統廃合を実施いたしました。

これらの結果、直営店舗は当事業年度末現在で合計110店舗となりました。

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集客活動においては、美容販売員であるフェイシャリストとPRスタッフの連携を強化し、地域性を生かしたイベントを強化する等店舗の集客力向上を図るとともに、Webマーケティングの強化を図りました。

また、首都圏の私鉄5路線を中心に交通広告を実施し、シーボンブランドの浸透を図りました。

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こうした取組みの結果、平成30年3月期の直営サロンへの新規来店者数は前事業年度より1.3%減少したものの、契約率や顧客単価が伸びたことにより新規顧客に対する売上高は前事業年度より7.9%増加いたしました。

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既存顧客に対しては、年間購入金額に応じた会員ステージを整備し、ステージに応じたサービスの充実を図る等顧客満足度の高いサービス展開に注力いたしました。

また、よりパーソナルな接客及び提案を提供する等“販売の質”の向上を図るため、顧客情報の管理・分析を徹底するとともに、新たな肌カウンセリングシステムを全店で導入いたしました。

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こうした取組みの結果、平成30年3月期の既存顧客の継続数は前事業年度より1.8%減少したものの、顧客単価が伸びたことにより既存顧客に対する売上高は前事業年度より0.2%増加いたしました。

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製品につきましては、主に美容液のラインアップ追加やバージョンアップに注力し、6月にはトータルエイジングケアライン「シーボンコンセントレートプラス」シリーズから、エイジングケアと美白を同時に適える薬用美白美容液「シーボンコンセントレートプラスホワイトセラム」を新発売いたしました。

また、様々な肌悩みに合わせて選べる薬用美容液「シーボン MD」シリーズから、10月にはうるおいに満ちたみずみずしい肌へ導く「シーボン CHエッセンスMDS」を、1月には日やけによるシミ・ソバカスを防ぎ輝く肌へ導く「シーボン VCエッセンスMDS」とデリケートでゆらぎがちな肌を積極ケアする「シーボンアセンディングエッセンスMDS」をそれぞれバージョンアップいたしました。

製品の状況につきましては、招集ご通知14ページ~15ページに記載の通りでございます。

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このような販売活動を実施し、直営店舗における売上高は、前事業年度より0.9%増加し、121億8千7百万円となりました。

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この結果、当事業年度の業績は、売上高は前事業年度より0.6%増加し、125億6千4百万円となり、

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利益面においては、人員の減少により人件費が減少するとともに、販売促進費や通信費等の経費効率の改善に努め、営業利益は前事業年度より75.9%増加し5億7千2百万円、経常利益は前事業年度より69.4%増加し6億2千5百万円、

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当期純利益は前事業年度より118.2%増加し、3億8千4百万円となりました。

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まず、「資産の部」につきましては、「現金及び預金」や「有価証券」の増加等による「流動資産」の増加に伴い、当事業年度末の「資産合計」は、前事業年度末より4.8%増加し、117億8千2百万円となりました。

また、「負債の部」につきましては、「未払費用」や「未払法人税等」の増加等による「流動負債」の増加に伴い、当事業年度末の「負債合計」は、前事業年度末より8.1%増加し、25億6千2百万円となりました。

結果として、当事業年度末の「純資産の部」は、「利益剰余金」の増加等により、前事業年度末から3.9%増加し、92億2千万円となっております。

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顧客数増加に伴う収容能力の向上とサービスの充実のため、直営店3店舗を移設いたしました。

この結果、当事業年度における設備投資の総額は2億6千8百万円となりました。

なお、当事業年度における設備の除却損等は2千3百万円であり、これは、店舗の移転・改装等に伴う建物、工具等を除却したことによるものです。

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当社は、平成30年3月期において、顧客単価等“販売の質”の向上により増収増益を果たすことができましたが、お客様の増加には至らず、安定成長に向けてあと一歩であると考えております。

中期経営計画の2年目となる平成31年3月期は、将来への大きな飛躍のために、人員体制の強化を図るほか、システムや研究開発に積極的な投資を行うなど、販売チャネルの拡大に向けた経営体制づくりを進めてまいります。

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まず、成長の源泉である「新たなお客様の開拓」について、ご説明いたします。

集客活動の主軸となるイベントプロモーションでは、店舗の集客力向上を図るとともに、新規のお客様を専任で担当するフェイシャリストや、PRスタッフの育成と教育体制を強化してきた結果、契約率や契約単価の向上というかたちで着実に成果が表れてまいりました。

引き続き、Webマーケティングの強化と合わせて、集客活動全体の強化と効率化を継続してまいります。

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また、コアターゲットとなるシニア世代だけでなく、20代から40代の女性向けのイベントにも積極的に出展するとともに、平成30年2月には、首都圏の私鉄5路線および主要8駅でブランディング広告のテストマーケティングを実施し、広告のビジュアルをイベントブースや店頭ディスプレイ、ホームページ等と連動させ、シーボンブランドの浸透を図りました。

採用のきっかけづくりにもなるよう、将来に向けた広告宣伝活動として、エリアや媒体を拡大し、さらなるブランド力の向上を図ってまいります。

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シーボンのメインチャネルである直営店の展開につきましては、集客力の高い地域など条件が揃いやすい都市型店舗について、マーケットに応じたお客様の受入体制の強化を推進しております。

平成30年3月期には、京都店と新宿東口店がそれぞれ店舗規模拡大を伴う移転リニューアルを行い、サービスの充実にもつながる等多くのお客様からご支持をいただきました。

これからもマーケットや物件状況に応じて、新規出店や1地域での複数店化、あるいは京都店のような店舗規模拡大のための移転リニューアルを進めてまいります。

また、店舗のユニバーサルデザイン化等、改装によるお客様の利便性向上や、サービスの充実にも努め、より多くのお客様をお迎えする環境を整備してまいります。

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海外の販売チャネルを強化するため、平成30年1月、当社の100%子会社である上海現地法人を通じて、中国浙江省寧波市の5つ星ホテルに、海外1号店となるサロンをオープンいたしました。

日本品質の「モノ」に加え、「コト」への需要が拡大していると言われるなかで、シーボンの高品質な化粧品だけでなく、ホスピタリティ溢れる上質なフェイシャルケアやボディケア等のメニューを提供してまいります。

今後着実な出店ができるよう、中国でのノウハウを蓄積しながら、10年で海外売上比率を現在の0.2%から10%程度まで引き上げていきたいと考えております。

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続きまして、「現場力の向上」につきまして、ご説明いたします。

シーボンの成長の原動力は「人材」です。

しかし、現在労働市場は完全な売り手市場となっており、他企業と同様に人材採用難の傾向が続いております。

シーボンでは、社員の92.3%、管理職の85.7%を女性が占めており、直営店で働く社員に至っては全てが女性です。

女性活躍の推進が謳われるなか、意欲溢れる女性獲得に向けた企業間の競争も激しくなっております。

こうした状況のなか、ライフステージに応じた働き方ができる制度の整備や、社員の意識改革に努めてまいりましたが、さらに“働く時間”への取組みへと進化させていきたいと考えております。

そこで、2交代制の標準化等、社員の高い生産性を維持するための制度を整備するとともに、入社から定着までを“採用”と位置付け採用力の強化を図ってまいります。

人事部門と営業部門が共同で取り組む“働き方プロジェクト”を中心に、フェイシャリストの業務全般の効率化や採用の強化を図り、成長戦略実現に向けた人材の獲得と育成を推進してまいります。

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最後に、「より強いブランド」を目指すための取組みにつきまして、ご説明いたします。

スキンケアブランドとしての要であるカウンセリング力の強化においては、お客様情報の管理・分析に基づく、3ステップ5アイテムの推奨や、eラーニングを活用したフェイシャリストへの教育体制の強化などに注力をしております。

平成30年3月には、シーボン独自の肌カウンセリングシステムを開発し、全店舗に導入いたしました。

これにより、お客様のライフスタイルに合わせたよりパーソナルなビューティプログラムのご提案が可能となるだけでなく、お客様にとっても、化粧品を使用した後の肌変化の様子を、より客観的にご確認いただけるようになりました。

多様化・複雑化するお客様ニーズに応える提案力を磨き、さらなる“販売の質”の向上を図ってまいります。

また、お客様の定着率を上げていくためには、お客様とのコミュニケーションを深めていくことが大切であると考えております。

平成30年4月には、公式アプリをリニューアルし、保有ポイントの確認等利便性が向上いたしました。

今後カウンセリングシステムのさらなる開発を進め、アプリを始めとするデジタルメディアを活用し、お客様とつながりを強化してまいります。

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さらに、シーボンでは顧客情報を含む店舗情報や生産情報等、様々な情報をリアルタイムで一元管理をしております。

これから3年程度をかけて全社のシステムを見直し、情報共有体制の高度化と業務の効率化を図ってまいります。

生産性の向上や経営管理体制の強化を図ることはもちろんですが、お客様情報を販売活動やサービスの充実に、積極的かつ機動的に活用できる体制を整備し、お客様満足度の向上へとつなげていきたいと考えております。

また、お客様とのコミュニケーション戦略において今後必要不可欠となるデジタルメディアへの対応等、事業変化にスピーディーに対応できるIT環境を整備するために、システム投資をさらに強化してまいります。

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製品開発におきましても、お客様にとってより魅力的な製品をご提供できるよう、研究開発力を強化してまいります。

既存技術のブラッシュアップや、研究開発設備や人員を強化することによる研究開発力の向上を図るだけでなく、大学等外部研究機関との連携を強化し、将来の販売チャネル拡大に対応した、安全性の高い高品質な製品を供給するため、開発体制の強化を図ってまいります。

こうした取組みにより、お客様とのつながりを創出し、深め、今後の成長を加速していくために、今、土台を築いていくとともに、化粧品を通じて、人々の心豊かな生活に寄り添い、社会に貢献できる企業としての成長を目指してまいります。

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