haliscanner leaflet 20181130 · [参照]iso14644-3 (jis b...
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空気と水のテクノロジー
ISO に準拠したリーク試験従来の人手による試験では、天井に設置された HEPA フィルタに対し、ISO に示された試験方法を実現することは困難でした。HALi SCANNER は、ISO に準拠した HEPA フィルタのリーク試験を自動で正確に行います。
[参照]ISO14644-3(JIS B 9917-3 クリーンルーム及び付属清浄環境―第 3 部:試験方法)
フィルタリーク試験の手順8cm/sを超えない走査速度で、走査パスがわずかに重なり合うようにして、プローブを横移動させることが望ましい。プローブは下流のフィルタ面又はそのフレーム構造から約 3cmの距離で維持することが望ましい。この走査は、各フィルタの下流側の面全体、その周囲、接続部を含めてフィルタのフレームとグリッドとの間のシールに実施することが望ましい。
医薬品製造工場向け HEPA フィルタ 自動リーク試験、管理システム
自動リーク試験測定した風速から最適な吸引プローブを自動的に選定し、リーク試験を行います。人手による試験に比べ、信頼性の高い結果が得られます。あわせて風速風量測定・フィルタ差圧測定を行います。
正確な報告書試験結果は、データ改ざんが出来ない画像データとしてリアルタイムにファイル化されます。測定結果を印字、貼り付け、転記する手間を大幅に省け、転記ミスもありません。バリデーションのトータル時間を短縮でき、コスト削減につながります。
総合的なフィルタ管理あらかじめフィルタごとに室名・固有コード・透過率・メーカー名等フィルタ情報を QR コードに登録。作業前に QRコードをスキャンして情報を取り込むことにより、確実なフィルタ管理ができます。エビデンスはクラウドの設備台帳に転送され、HEPA フィルタの試験や修復、交換等の履歴管理を含めた総合的なフィルタ管理を行います。
フィルタ固有情報は QR コードから取得
タッチパネル
1811C10/500
[email protected] お問い合わせ先 技術本部 計装技術部 TEL 03-5978-2345
HEPA ボックス
測定結果詳細HEPA フィルタをグリッドに分割して、グリッド内での検出粒子数を表示します。リーク箇所の再測定判定は、グリッド内の検出粒子数とは別に ISO のリーク試験方法を基に行います。ISO では統計的手法を用いて、検出粒子の発生間隔から局所的な下流濃度を演算し、この結果を基に再測定
(静止測定)を行います。
静止再測定によるリーク判定フィルタ面を全面スキャンし、粒子数からリークの疑惑箇所として特定された箇所を静止再測定します。合否結果は座標データと共にリスト化されますので、補修の際に容易にリーク箇所を特定できます。
フィルタ履歴管理該当する HEPA フィルタの、初期インストールから現在に至るまでの「交換」「補修」の日時・メーカー名・シリアル No.・交換時の圧力損失等のデータはクラウドの設備台帳に転送・蓄積され、フィルタの履歴を把握できます。
<個別検査記録書印刷イメージ>
<静止再測定記録書印刷イメージ>
HEPA フィルタ
プローブ装置本体
通信
ケー
ブル
下流
濃度
計測
上流
濃度
計測
QR コードスキャナ
パーティクルカウンタ
真空ポンプ
コントローラ
コントロールボックス