international center newsletter ·...

6
国際交流推進センター通信 国際交流推進センター通信 今年に入り、協定大学から教職員の方々が本学へお見えになりました。国際交流推進 センター所長、スタッフをはじめ、協定校から現在本学へ留学している学生たちと、これ から留学する学生や帰国した学生、学長との情報交換を兼ねた懇親会の時間も設けられ ました。今後ますます留学希望者が増え、交流が盛んになることを願っています。 1975年、マニラ郊外のラスピニャス市で創立されたパーぺチュアル・ ヘルプ大学は、大学だけでなく、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、大学院を 備えたフィリピンでは最大規模を誇るカトリック系の総合私立大学です。 キャンパスは首都マニラの南方にあるラスピニャス(Las Piñas)市の メインキャンパス他、モリノ(Molino)、カランバ(Calamba)の合計3つ からなり、学生数は約 2 万人、教職員数は約 2 千人にのぼります。また、 Arts and Science / 人 文 教 養 学(コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン・公 共・心 理)、 International Hospitality Management & Tourism / 国 際 ホ ス ピタリティ・マネジメント・ツーリズムを含む 18 の学部、Business Administration 経営学を含む3つの大学院から構成されています。 その他の大学の特色として、NCAA(フィリピン大学体育協会: National Collegiate Athletic Association) の重要メンバーとして、 バスケットボール、バレーボール、 チアリーディング等で大学チャンピオン になっており、メトロ・マニラ(マニラ首都圏)に 3 つの大学病院を経営 しています。 今回の大学協定締結により、積極的な学生交流が期待されます。 パーぺチュアル・ヘルプ大学への留学や交流に関心のある方は、センター へお問合せください。 本学はこの度、フィリピンのパーぺチュアル・ヘルプ大学 (University of Perpetual Help System DALTA)と 交 流 協 定 を 締 結 し ま し た。 フィリピンの大学としては、初の協定校となります。 U niversity of Perpetual Help System D ALT A NEW EXCHANGE PARTNER 2 月12日(木) ワルシャワ大学 岡崎恒夫先生 4 月21日(火) 梨花女子大学 Mimi Ahn 氏 5 月21日(木) パーペチュアル・ヘルプ大学 Nayda B.Galang 氏 6 月24日(水) レスブリッジ大学 Ian MacLachlan 教授 6 月26日(金) 国立高雄大学 Mei-Lian Sun 教授他 6 名 ワルシャワ大学(ポーランド) 梨花女子大学(韓国) パーペチュアル・ヘルプ大学(フィリピン) レスブリッジ大学(カナダ) 国立高雄大学(台湾) Visitors from Partner Universities 国際交流推進センターってどんなところ? 国際交流推進センターでは、留学を考えている学生のサポートや日本に来ている留学生のケアをしています。毎年、留学説明会、学内留学フェア、国際交流会、 留学生旅行など、様々なイベントも実施しているのはご存知ですか。留学に関することでしたら、お気軽に国際交流推進センターにご相談ください。 この国際交流推進センター通信では、年間を通じたイベント報告、留学生の声などを掲載しています。是非、多くの方々に、手にとっていただけると嬉しいです。 開室時間:月~金/ 8:40 ~ 16:45 土/ 8:40 ~ 12:30 (臨時閉室する場合があります)  場 所:7 号館 1 階 掲 示 板:7 号館 1 階屋外掲示板及び、国際交流推進センター事務室窓   U R L:http://www.gwc.gakushuin.ac.jp/global/ お問い合わせ:Tel 03-3203-7203 Fax 03-3203-7207  Email[email protected] フィリピンの パーぺチュアル・ヘルプ大学と協定を結びました! International Center Newsletter

Upload: others

Post on 21-Sep-2020

1 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

Page 1: International Center Newsletter · 平成27年9月現在の累積となります。※語学力の目安は平成27年9月現在のものであり、協定校側から変更通知がある場合が

国際交流推進センター通信国際交流推進センター通信

 今年に入り、協定大学から教職員の方々が本学へお見えになりました。国際交流推進センター所長、スタッフをはじめ、協定校から現在本学へ留学している学生たちと、これから留学する学生や帰国した学生、学長との情報交換を兼ねた懇親会の時間も設けられました。今後ますます留学希望者が増え、交流が盛んになることを願っています。

 1975年、マニラ郊外のラスピニャス市で創立されたパーぺチュアル・ヘルプ大学は、大学だけでなく、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、大学院を備えたフィリピンでは最大規模を誇るカトリック系の総合私立大学です。 キャンパスは首都マニラの南方にあるラスピニャス(Las Piñas)市のメインキャンパス他、モリノ(Molino)、カランバ(Calamba)の合計 3つからなり、学生数は約 2 万人、教職員数は約 2 千人にのぼります。また、Arts and Science /人文教養学(コミュニケーション・公共・心理)、International Hospitality Management & Tourism / 国 際 ホスピタリティ・マネジメント・ツーリズムを含む 18 の学部、Business

Administration 経営学を含む3つの大学院から構成されています。 その他の大学の特色として、NCAA(フィリピン大学体育協会:National Collegiate Athletic Association) の重要メンバーとして、バスケットボール、バレーボール、 チアリーディング等で大学チャンピオンになっており、メトロ・マニラ(マニラ首都圏)に 3つの大学病院を経営しています。 今回の大学協定締結により、積極的な学生交流が期待されます。パーぺチュアル・ヘルプ大学への留学や交流に関心のある方は、センターへお問合せください。

本学はこの度、フィリピンのパーぺチュアル・ヘルプ大学(University of Perpetual Help System DALTA)と交流協定を締結しました。フィリピンの大学としては、初の協定校となります。

University of Perpetual Help System DALT

A

NEWEXCHANGEPARTNER

2 月 12日(木) ワルシャワ大学 岡崎恒夫先生4月 21日(火) 梨花女子大学 Mimi Ahn 氏5月 21日(木) パーペチュアル・ヘルプ大学 Nayda B.Galang 氏6月 24日(水) レスブリッジ大学 Ian MacLachlan 教授6月 26日(金) 国立高雄大学 Mei-Lian Sun 教授他 6名

ワルシャワ大学(ポーランド) 梨花女子大学(韓国) パーペチュアル・ヘルプ大学(フィリピン) レスブリッジ大学(カナダ) 国立高雄大学(台湾)

Visitors from Partner Universities

協 定 大 学 交 流

国際交流推進センターってどんなところ? 国際交流推進センターでは、留学を考えている学生のサポートや日本に来ている留学生のケアをしています。毎年、留学説明会、学内留学フェア、国際交流会、留学生旅行など、様々なイベントも実施しているのはご存知ですか。留学に関することでしたら、お気軽に国際交流推進センターにご相談ください。この国際交流推進センター通信では、年間を通じたイベント報告、留学生の声などを掲載しています。是非、多くの方々に、手にとっていただけると嬉しいです。

● 開室時間:月~金/ 8:40 ~ 16:45 土/ 8:40 ~ 12:30 (臨時閉室する場合があります)  ● 場 所:7号館 1階● 掲 示 板:7号館 1階屋外掲示板及び、国際交流推進センター事務室窓   ● U R L:http://www.gwc.gakushuin.ac.jp/global/● お問い合わせ:Tel 03-3203-7203 Fax 03-3203-7207  ● Email:[email protected]

フィリピンのパーぺチュアル・ヘルプ大学と協定を結びました!International Center Newsletter

Page 2: International Center Newsletter · 平成27年9月現在の累積となります。※語学力の目安は平成27年9月現在のものであり、協定校側から変更通知がある場合が

平成 27年 9月現在の累積となります。※語学力の目安は平成 27年 9月現在のものであり、協定校側から変更通知がある場合があります。

※旅費、海外保険料、現地生活費等は別途必要

■ 学生交換プログラムのある協定大学一覧 (平成 27年 9月現在)

No

10

11

12

13

14

15

16

17

18

6

-

-

43

40

20

20

30

46

25

4

-

3

24

-

5

-

8

5

5

32

10

19

14

33

19

10

2

-

-

11

4

-

-

5

国 名

ア メ リ カ

カ ナ ダ

イ ギ リ ス

ド イ ツ

エ ス ト ニ ア

ポ ー ラ ン ド

チ ェ コ

ル ー マ ニ ア

中 国

台 湾

韓 国

ラ オ ス

フ ィ リ ピ ン

オーストラリア

所 在 地

ジョブリン/ミズウリ

プリンスジョージ/ ブリティッシュ・コロンビア

レ ス ブ リ ッ ジ

リ ー ズ

ハ ン ブ ル ク

ミ ュ ン ヘ ン

タ リ ン

ワ ル シ ャ ワ

オ ロ モ ウ ツ

ブ カ レ ス ト

北 京

高 雄

台 中

ソ ウ ル

ソ ウ ル

ビ エ ン チ ャ ン

フィリピン/ラスピニヤス

メルボルン /ヴィクトリア

語 学 力 の 目 安

TOEFL iBT 80点以上

TOEFL iBT 80点以上

TOEFL iBT 80点以上

IELTS 6.0(Overall)以上セクション毎のスコア:L5.5 R5.5 W5.5 S5.5 以上

ゲーテ・インスティトゥート・ドイツ語検定 B1レベル以上またはドイツ語検定試験 3級以上ゲーテ・インスティトゥート・ドイツ語検定 B1レベル以上またはドイツ語検定試験 3級以上TOEFL iBT 57 点以上セクション毎のスコア:R8 L13 S19 W17以上

TOEFL iBT 57 点以上

TOEFL iBT 57 点以上

TOEFL iBT 57 点以上

中国語検定試験(HSK)5級以上

中国語検定試験(HSK)3級以上または中国語検定試験 3級以上中国語検定試験(HSK)3級以上または中国語検定試験 3級以上一般韓国語能力試験(S-TOPIK)中級以上またはハングル能力検定試験 4級以上一般韓国語能力試験(S-TOPIK)中級以上またはハングル能力検定試験 3級以上 

TOEFL iBT 57 点以上

TOEFL iBT 57 点以上

TOEFL iBT 79 点以上 セクション毎のスコア:R13 L13 S18 W21以上

大 学 名

ミズウリ南部州立大学 http://www.mssu.edu/

ノーザン・ブリティッシュ・コロンビア大学http://www.unbc.ca/

レスブリッジ大学http://www.uleth.ca/

リーズ大学http://www.leeds.ac.uk/students/study-abroad/

http://www.leeds.jp/ (日本語HP)

ハンブルク大学http://www.uni-hamburg.de/

ミュンヘン大学 http://www.uni-muenchen.de/

タリン大学 http://www.tlu.ee/ワルシャワ大学

http://www.uw.edu.pl/

パラツキー大学http://www.upol.cz/

ブカレスト大学http://www.unibuc.ro/

清華大学http://www.tsinghua.edu.cn/publish/th/index.html

高雄大学http://www.nuk.edu.tw/

静宜大学http://www.pu.edu.tw/japanese/

誠信女子大学http://www.sungshin.ac.kr/

梨花女子大学http://www.ewha.ac.kr/mbs/ewhakr/index.jsp

ラオス国立大学http://www.nuol.edu.la/

パーペチュアル・ヘルプ大学http://uph-global-academy.co.jp ( 日本語)

メルボルン大学http://www.unimelb.edu.au/

相 互 交 換 数受 入 派 遣

ミズウリ南部州立大学

ノーザン・ブリティッシュ・コロンビア大学

レスブリッジ大学

リーズ大学

ハンブルク大学

ミュンヘン大学

タリン大学

ワルシャワ大学

パラツキー大学

ブカレスト大学

清華大学

高雄大学静宜大学

誠信女子大学

学習院女子大学

梨花女子大学ラオス国立大学

メルボルン大学

パーペチュアル・ヘルプ大学

■ 留学制度について

協定留学

私費留学

本学と協定を結んでいる海外の大学へ留学する制度。

現在、学生交換プログラムを実施している協定大学は 14 カ国 18校。

学内の書類・面接選考を経て、本学より推薦を受けて協定大学に留学する。留学の手続等は国際交流推進センターがサポートを行う。

原則 1年間。 交換留学期間は卒業に必要な在籍年数に算入されるため、4年間で卒業することが可能。

現地で取得した単位をもとに、本学の授業単位として交換可能。

・本学学費全額納入。・協定大学学費免除。※

学内成績がよく、本学の代表として高い意識を持って勉学に励む人にお勧め。大学からのサポートもあり、協定校の情報が充実してる。

学士の学位授与権のある大学または当該大学に直結する附属機関に、事前に所属学科の許可を受けて留学する制度。

私費留学では、協定大学の枠にとらわれずに留学先を選ぶことができる。

留学手続きはすべて自分で行う。(留学専門業者を利用する方法もある)

原則 1年間。 私費留学期間は卒業に必要な在籍年数に算入されるため、4年間で卒業することが可能。

現地で取得した単位をもとに、本学の授業単位として交換可能。

・本学授業料、施設 設備費免除。ただ し在籍料(年度毎 6万円相当)納入。・留学先大学学費全 額納入 ※

留学先の選択幅が広く、留学時期も自分で選ぶことができる。大学からのサポートはないため、情報収集や自己管理能力が必要。

制度 留学先大学 手続き方法 留学期間 修業期間 学費 こんな人にお勧め!単位交換の有無

留学説明会 のお知らせ

第 3回 留学説明会平成 27年 10月7日(水)12:15~ 12:55場所:後日掲示致します

平成28年度秋学期から協定大学へ留学希望者を対象とした説明会を行います。関心のある方は、必ず出席して下さい。募集要項は HPよりダウンロードが可能です。要項は、当日必ず持参してください。

Page 3: International Center Newsletter · 平成27年9月現在の累積となります。※語学力の目安は平成27年9月現在のものであり、協定校側から変更通知がある場合が

国際文化交流研究科 修士課程 1 年 其 玉文(中国出身) 本番の前に坂東亀寿さんが花道から現れて、「歌舞伎のみかた」を解説してくれました。国立劇場が使用している定式幕の配色が黒・萌葱・柿色で、綺麗な組み合わせでした。定式幕が上がって、大きな舞台が見えます。最初普通な舞台だと思ったら、廻り舞台という装置があって、びっくりしました。歌舞伎の独特な化粧法は役者の片岡さんが実際に女形のメイクをしている様子を見せてくれました。素早く綺麗に化粧をしていた片岡さんに、さすがプロだなと感じました。その後、片岡さんは着物を着付けて、女形の歩き方を披露してくれました。それを見て、女形の役者はとても大変だなと思いました。 公演は「壺阪霊験記」という作品でした。ありがたいことに、座席は花道に近かったので、近距離で役者たちを観れました。わからない言葉もいっぱいありましたが、思ったより話の内容がわかりやすかったです。なにより素晴らしい夫婦愛に感動しました。息を吹き返した二人が驚いたり喜んだりする場面はとにかく面白くて可愛くて、思わず笑ってしまいました。表現の形はどんなに変わっても、人間の情愛、弱さと強さが永遠の課題だと感心しました。今回、学校の招待で歌舞伎を見に行くことができて、本当に貴重な体験になりました。今まで歌舞伎に持っていた渋いイメージが大部変わり、日本の伝統芸能の代表として、やはり歌舞伎は素晴らしくて魅力的だと思っています。

 2015年 4月 18日(土)13時から、新宿御苑にて「ピクニック交流会」と称し、国際交流会を開催しました。2015 年秋学期から協定校へ留学する学生、協定校から学習院女子大学で学んでいる留学生、春から入学した私費外国人留学生、国費留学生等、述べ44 名が参加しました。学習院女子大学での新生活が始まったばかりの 4 月、この交流会をきっかけに、沢山友達を作ることができ、有意義な時間を過ごす事ができました。

国際コミュニケーション学科 2年 三田地 真依 学習院女子大学の特長でもある伝統文化演習の授業は、華道、茶道、香道、有職固実、書道とありますが、 毎回履修希望者が多いため抽選で外れてしまい、なかなか授業を受けることができません。私は、せっかく日本に訪れてくれた留学生には、ぜひ日本文化を生で味わってもらいたいと思っています。 普段、留学生のためのイベントは基本的に国際交流推進センターの方たちが企画してくれていますが、学生が主体となって、主催の段階からなにかに取り組むことが、大学生活の醍醐味ではないかということで、同じようなことに興味のある友人を集めてグループを作り、「日本文化体験交流会~日本の伝統文化である書道を実際にやってみよう!教えてあげよう!~」をテーマに、日本人の在学生と留学生が一緒になって行う書道のイベントを開催しました。今回は、「好きな日本語」をお題にして、思い思いに好きな漢字や日本のものを書いてもらいました。留学生と日本人 2~ 3人ずつでペアをつくって、お互いの国の文化や伝統についての話もしながら、和気あいあいと楽しいひとときを過ごしました。その後、イベントをきっかけに書道をさらに深く学びたいと声を掛けてくれた留学生もおり、イベントを企画してよかったなと、とてもうれしく感じました。今後もメンバーとともに、様々な企画を考え、異文化交流を通して日本と海外の架け橋となるような活動をしていきたいと思っています。

毎年恒例となっている霞会館助成金で参加している歌舞伎鑑賞会。今年は 6月 6日(土)に留学生 20名を連れて行ってきました。

国籍別総数

28122101221123110211

私費協定その他合計

4416161

協定生

日文 国際協 1協 1協 2

協 1

協 2協 2協 1協 1協 2

協 1

協 1

協 1

14 2

16

1年生2年生3年生4 年生大学院学習院女子大学留学生数(国籍別)  International Enrollment May 2015(在)

英コミ国際日文英コミ国際日文国際日文国際日文1年生2年生

その他委託生・研修生など

129710611

国 籍

中 国韓 国台 湾香 港フィリピンマレーシアドイツイギリスチェコスロバキアポーランドベトナムインドネシアラオスエストニアルーマニアアメリカオーストラリア

学科別在籍数

その他学年総数

11

1

2 61

12

1

1

11

1

4

1

33

1

33

2

1

1

110 2 740456464

Page 4: International Center Newsletter · 平成27年9月現在の累積となります。※語学力の目安は平成27年9月現在のものであり、協定校側から変更通知がある場合が

 定期的に様々な国の留学生に母国の紹介をしていただいています。留学生は、母国を紹介するチャンスがあることをとても嬉しく、誇りに感じているようです。「人前で発表することも、日本語の勉強になる」と留学生は言います。 日本人の学生にとっても、どんな留学生が、どんな国から来て、どんな志を持って日本へ来たのかを知る、良いきっかけになっています。

6 月 23日(火)昼休み  参加者:27名発表者 トゥロフスカ・アグニェシカさんズヴォラック・ヴィオレッタさん

七夕の夕べ

 7月9日(木)

留学生を囲む会

国際交流イベント

ポーランドの話を聞こう!

韓国の話を聞こう!

帰国する留学生からのあいさつ

日本舞踊の披露

戸山高校の

生徒との交流

先生・職員・

学生で記念撮影

スタッフVoiceスタッフVoice

ピラトヴァー・マ

ルティナさん

(チェコ パラツ

キー大学出身)

石 如鏡さん

(中国 清華大

学出身)

6月26日、ドイツのハンブルク大学日本学科に於いて「茶の湯に触れる」ワークショップが催されました。

昨年、学習院女子大学に留学をしていたアフラさんの企画で、中澤先生(

伝統文化演習)

が講義をされました。

在ハンブルク日本総領事をはじめ、多数のお客様もお見えになりました。現在、同大学に留学中の3名の学女生

がお手伝いに入り、日本文化学科の学生に「日本のこころ、哲学的思想・自然感」などをテーマにお話が進み、

独日友好の時間としても素晴らしい交流となりました。

茶道教室

中澤先生 アフラさん

5 月 19日(火)昼休み  参加者:27名発表者 チェ・ユジョンさん    キム・ソンヘさん

Page 5: International Center Newsletter · 平成27年9月現在の累積となります。※語学力の目安は平成27年9月現在のものであり、協定校側から変更通知がある場合が

留学報告

Burlacu Ana Maria ブラク・アナ・マリア■ 日本文化学科

■ 2014年9月~2015年8月

■ ブカレスト大学(ルーマニア)

Winfield Kirilly Rose ウィンフィールド・キラリー・ローゼ■ 日本文化学科

■ 2015年4月~2015年8月

■ メルボルン大学(オーストラリア)

アナさんの留学は日本のことを学ぶだけではなく、

ルーマニア語を日本で教える活動をしたり、ルーマニア

のことを日本人学生に紹介したりと、母国ルーマニア

のことを、日本へ伝えるチャンスにもなったことで

しょう。日本語の言葉遣いがとても丁寧で、努力家の

アナさん。帰国してからも、日本とのかかわりをずっと

持ち続けていってほしいものです。

 日本に来る前、ブカレスト大学で 3 年間日本語や

日本文化や習慣について勉強しましたが、日本に着い

たとき、とても緊張しました。しかし、日本人の皆さん

は優しくて、私が困ったとき、いつも笑顔で手伝ってく

れましたし、日本は住みやすく、安全な国なので、心配

することなく、すぐ慣れました。

 この一年間に様々な新しいことを勉強することが

できました。日本語はもちろん、日本の伝統文化も理解

できました。例えば、茶道や書道という伝統的な授業は

素晴らしい体験でした。そして、毎日日本語の練習をし

ましたので、日本語のレベルも上達できたと思います。

その成果として日本語能力試験N3も合格しました。

 多くの旅行をすることもできて、嬉しい気持ちです。

日光、高尾山、奈良、大阪、京都、鎌倉、横浜などを訪ね、

日本文化や習慣をより肌で感じ、理解できたことが

幸せです。お寺や神社を訪ねることから、美味しい食べ

物を食べることまで、すべて大切な思い出として宝物

にしたいです。

 日本での生活で一番興味深かった点は日本の交通

だと思います。例えば、電車の時刻が正確なことです。

全ての電車がきっかり時刻表を守っていることは、

日本の生活の一番いい点だと思います。そして、コンビニ

はどこでもありますので、これもとても便利です。

 私は日本にいる間に多くの新しい友達ができました。

日本人の友達も留学生の友達も作って、日本や他の

国について、様々なことを勉強できてよかったです。

そして、友達のおかげで、たくさんの素晴らしい思い出

を作ることができて、とても感謝しています。その思い出

を大事に守ります。

 この一年間に学習院女子大学の留学は私の人生を変え

る大きな経験でした。この一年間を決して忘れません。

キラリーさんは来日する前、自身の日本語力の未熟さ

や、ベジタリアンとして日本で生活していけるかなど

不安を抱えており、私たちと何度もメールで不安を解

決するためのやり取りをしていました。来日後、私た

ちは彼女を見守っていましたが、彼女の明るさと前向

きさで、自然に彼女の周りにはいつもたくさんの学生

が集まり、彼女を支えてくれていました。半年間の留学

でしたが、不安を感じさせないくらい、日

本語も上達し、この感想文は

彼女の成果そのものです。

留学には、自分の気持ちを人

に伝える努力、そして、何事

も前向きに捉えて行動する

ことが大切だと彼女から改

めて教わりました。

 日本に住んでいる時、一番難しかったことは言語

です。毎日日本語を使うことが大変だったけど、私は

どんどん身に付けることができました。人に話しかけ

たとき、私の日本語が間違っていたら、親切に優しく直

してくれました。そして、私が意味を理解できなくて

も、相手は最後まで私に付き合ってくれました。日本人

はみんな優しいので勉強の励みになります。学生や国

際交流推進センターのスタッフや先生はいつもサポー

トをしてくれたので、自信を持てるようになりました。

 この半年は日本語だけではなく、日本の伝統的な

文化もたくさん習いました。大学で華道、茶道と日本の

昔話の授業を受けました。また、学外活動では留学生

日本舞踊大会に参加しました。日本舞踊の授業は東京

にある他の大学の学生に会うチャンスでもあります。

毎週日本舞踊の講座で浴衣の着方や扇を使う踊りを

習いました。踊りを習うことはとても楽しくて面白

かったです。洋舞と日本舞踊を比べると、たくさんの

違いがあります。例えば、洋舞と日本舞踊の理想的な

足の格好は反対です。だから洋舞の種類に慣れていた

ので、最初は日本舞踊が下手でした。日本舞踊の授業は

日本語だけで教わるので、この授業は難しかったです

が、新しい友達ができたり、面白い文化について習った

り、日本語をたくさん使ったりしたので、とてもいい

経験だったと思います。

 勉強ばかりではなく、国際交流推進センターでは、

よく楽しい留学生の行事を開催してくれました。私の

一番好きだった留学生の行事は歌舞伎の遠足です。

オーストラリアで西洋劇場を勉強したことがあったの

で、歌舞伎を見た時はその違いにびっくりしました。

特に歌舞伎の音楽と舞台の風景が大好きになりました。

 日本で勉強したことはとてもいい経験でした。半年

しか勉強できなかったのが残念ですが、将来日本に

帰りたいと思っています。私への日本の「おもてなし」

をありがとうございました。

スタッフVoiceスタッフVoice

スタッフVoiceスタッフVoice

Page 6: International Center Newsletter · 平成27年9月現在の累積となります。※語学力の目安は平成27年9月現在のものであり、協定校側から変更通知がある場合が

留学報告

 私は交換留学生として、カナダにあるレスブリッジ

大学へ留学しました。1 期生だったこともあり、何も

情報も無く、不安ばかりでした。しかし、そんな不安が

解消されたのはルームメートの存在でした。一人では

なく、困ったことがあったときはいつも相談に乗って

もらい、助け合っていました。また、クラブ活動にも

参加し、チアリーダー部に入部しました。バスケット

試合の時に応援をし、ハーフタイムでは自分たちの

パフォーマンスをさせていただきました。さらに留学

生のみ、Friendship Family という制度があり、1 ヶ

月に 1 回程度、その決められた家族とご飯を食べ、

ハロウィンやクリスマスのイベントがあるときにも

一緒に過ごすなど、日本ではあまり経験できないこと

でした。

 授業では各クラス約 40 名前後という比較的に少

人数制でしたが、少人数だからこそ、いろいろな人と

コミュニケーションをとることができ、友達も増え、

語学力も身につきました。日本とは違い、毎回の宿題、

プレゼンテーション、レポートの提出がたくさんあり

ましたが、レスブリッジは大自然に囲まれているので

勉強するにはとてもいい環境での中で、ストレスも

なく毎日が気持ちよく過ごすことができました。積極

的にいろいろなイベントに参加することによって人脈

も広がり、カナダの異文化も知ることができ、とても

貴重な1年間になりました。

 私は一年間、ポーランドのワルシャワ大学に留学を

しました。正直に言えば、留学前はポーランドがどうい

う国なのかをよく知らずに留学を決めましたが、今と

なってはポーランドでの気張らないマイペースな生活

が自分に合っていたなと思います。ポーランドの人々

は西欧の人々のようにオープンで陽気なわけではな

く、個人差はあるもののその逆で、それは数十年前まで

共産主義であったことも関係していると言われていま

すが、共産主義の名残というのは日本に居るだけでは

まず経験することができないであろうものでした。 

 ごきげんよう。9ヵ月間の留学生活を無事に終え、日

本に帰国してから、まもなく約2ヵ月が経とうとして

います。まずは、9ヵ月間何事もなく無事に帰国するこ

とが出来たことに心から感謝します。現在私は、そんな

楽しかったアメリカ生活を振り返る間もなく、就職活

動に追われる日々が続いています。しかし、改めて9ヵ

月間の留学生活を振り返ると、本当に濃い9ヵ月間

だったなと感じています。今ここでお伝えしたい事は

山ほどありますが、今回は「なぜ留学して良かったと思

うのか」という点に絞ってお話ししたいと思います。

 私が留学をして良かったと思う最大の理由は、「自分

自身が変わることが出来た」と思うからです。語学のみ

を習得するのではなく、9ヵ月間親元を離れ、異国の地

で生活する中で、改めて両親への有難みを感じ、感謝し

なければならないと思うようになりました。当たり前

のことですが、これが私の中で一番大きく変わったこ

とだと認識しています。また、良く聞く言葉ですが、「異

なる文化、宗教、国籍の異なる多くの人と生活する過程

で、お互いの違いを受け入れ、それを理解する努力」を

し、その上で「自分の意見をはっきりと相手に伝える」

ことは、本当に重要であると改めて感じました。以前

は、自分の考えをストレートに相手に伝えるというこ

とに、躊躇していた部分がありましたが、今では自分の

考えがより明確になり、自分の考えを相手に伝えると

いうことに対して、不安が減ったように思います。この

留学生活を今後に活かすためにも、これからも目標に

向かって努力を継続していきたいと思います。

竹谷 光子■ 国際コミュニケーション学科4年

■ 2014年8月~2015年4月

■ レスブリッジ大学(カナダ)

田中 華緒■ 国際コミュニケーション学科4年

■ 2014年9月~2015年6月

■ ワルシャワ大学(ポーランド)

鳥羽 晴菜■ 国際コミュニケーション学科4年

■ 2014年8月~2015年5月

■ ミズウリ南部州立大学(アメリカ)

ポーランドでは日本人が比較的少ないこともあり、「日本

人」でいることを必要とされる場面が多々ありました。

日本語を学んでいる学生に日本語を教えてあげたり、

日本食をつくってあげたり、また以前から書道を習って

いた私は特に書道を学生に教えたり、書道コンクールの

選考に関わったり、書道パフォーマンスに出演したりな

ど、外国にいながら日本の文化に多く触れ改めて日本を

見つめ直す機会が多くありました。

 月並ですが、自分は日本の代表として居るのだとい

うことを強く感じました。また、同じようにポーランド

で日本の文化を広めようと活動している方々に出会う

ことで、その国にはない独自の文化を広め、知ってもら

うことの重要さや興味を抱いてもらうことの面白さを

知りました。また逆の立場として、自分にとって新鮮な

他国の習慣や文化を知り、尊重することの大切さを深く

実感した留学生活でした。

Happy Halloween!

Dzien Dobry’

God Bless

  America!