LUIS BARRAGÁN × NORITOSHI HIRAKAWA

ルイス・バラガン（１９０２－１９８８）

光、風、水を設計に取りいれた色彩の建築家。ハリスコ州グアダラハラに生まれ、独学で建築を学ぶ。古くからあるアシエンダ風の作りの中に、メキシコの自然を意識したビビッドな色彩とモダニズム建築の要素を取りこんだ作風は、現在もなお斬新。世界遺産に登録された自邸、サテリテタワー、ヒラルディ邸など、メキシコシティを訪れた世界各国からの観光客を魅了してやまない。 平川 典俊（１９６０－）

ジェンダー、宗教、メディア、セクシュアリティなどの現代のタブーに大胆に切り込み、インスタレーション、写真、ダンス作品など幅広く手掛ける国際派アーチスト。福岡県に生まれ、1993年よりニューヨーク在住。世界各地で300回を超える展示会行い、その作品は、東京都現代美術館、ボルドー現代美術館、フランクフルト美術館など各国の美術館に収蔵される。

バラガン邸

2004年にユネスコの世界遺産に認定されたこの洗練された建造物は、

建築家ルイス・バラガンが1948年から亡くなる1988年までの40年間を

過ごした場所。メキシコシティ郊外のタクバヤに位置する。

冴えた黄色の階段、咲き乱れるブーゲンビリアの花のようなピンクの壁面、

温かな光あふれるダイニング、光の十字架など、光と色が計算された

バラガンのこだわりの自邸は、今もなお新しい。だから、世界中の若い

建築家がそのスタイルを学びにここにやってくる。色彩を大胆に使いつつ

もシンプルで落ち着いた時間の流れるその邸宅は、メキシコシティという

大都会の喧騒を嘲笑うかのようだ。

バラガン邸は、日本人アーチスト 平川典俊を選んだ。

2010年、数々の現代アート作品を世界で発表してきた平川は、バラガン邸の館長より

バラガンの自邸を使ったアートプロジェクトの打診を受ける。

平川は、この世界的に知られた建築物を舞台にしたアート作品創りに踏み切った。

昨年秋、建物の各所でダンサーを使って撮影された写真作品が、

舞台となったバラガン邸にてこの4月にいよいよ公開される。

同時に、平川の指揮のもと、メキシコ人ダンサーによるコンテンポラリーダンスの

パフォーマンスが行われ、音楽にはブラジルから世界的ミュージシャンの

アート・リンゼイが、衣装はメキシコを代表するファッションデザイナー、

カーラ・フェルナンデスが参加する。展覧会はその後、日本、ニューヨーク、チューリッヒなど

世界主要都市を巡回、またドイツでは写真集が出版される予定である。

“UNIÓN DE…” 建築と人。その２つが一体（UNION）となった時に、建築物は建築家の想定を超えて存在し始める。

これが、バラガン邸を核とした平川の歴史的なコラボレーションプロジェクトのテーマである。

LUIS BARRAGÁN × NORITOSHI HIRAKAWA

4月19日（木） １８時より V.I.P向けオープニングイベント

ならびにダンスパフォーマンス

4月21日（土） １２時より 一般向けオープニングイベント

ならびにダンスパフォーマンス

世界遺産のバラガン邸で行われる、歴史的なアート

プロジェクトをぜひご堪能ください。

参加ご希望の方は以下アドレスにお知らせください。

uniondemexico@yahoo.co.jp

お申し込みは4月10日までとさせていただきます。

Casa Luis Barragán

General Francisco Ramírez 12-14

Colonia Ampliación Daniel Garza

México, D.F. 11840

LUIS BARRAGÁN × NORITOSHI HIRAKAWA

LUIS BARRAGÁN × NORITOSHI HIRAKAWA

スポンサー企業（個人）を募集しています。 日本を代表する現代アーティスト平川典俊のメキシコにおける 初めてのアートプロジェクトを支援しませんか？ 一口200ドルからお受けいたします。 (バラガン財団はNPOのため、出資金は税金の支払い控除の対象となります）

なお、協賛いただいた企業様、個人様はV.I.P向けオープニング イベントにご招待させていただきます。企業ロゴや広告はイベントの ポスター・パンフレット、または会場にて露出可能です。 また、世界を巡回するダンスパフォーマンスの映像にも クレジットをいれさせていただきます。

お申込み、お問い合わせは uniondemexico@yahoo.co.jp まで