mitsubishi corporation - 三菱商事株式会社...

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(証券コード 8058) (注)本資料にて開示されているデータや将来予測は、本資料の発表日現在の判断や入手可能な情報に基くもので、種々の要因により変化することがあり、これらの目標や予想の達成、及び将来の業績を保証す るものではありません。また、これらの情報が、今後予告なしに変更されることがあります。従いまして、本情報および資料の利用は、他の方法により入手された情報とも照合確認し、利用者の判断によって行って 下さいますようお願い致します。本資料利用の結果生じたいかなる損害についても、当社は一切責任を負うものではないことをご認識いただくようお願い申し上げます。 三菱商事株式会社 個人投資家セミナー 2015年9月9日 代表取締役 社長 小林 健

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(証券コード 8058)

(注)本資料にて開示されているデータや将来予測は、本資料の発表日現在の判断や入手可能な情報に基くもので、種々の要因により変化することがあり、これらの目標や予想の達成、及び将来の業績を保証す

るものではありません。また、これらの情報が、今後予告なしに変更されることがあります。従いまして、本情報および資料の利用は、他の方法により入手された情報とも照合確認し、利用者の判断によって行って

下さいますようお願い致します。本資料利用の結果生じたいかなる損害についても、当社は一切責任を負うものではないことをご認識いただくようお願い申し上げます。

三菱商事株式会社

個人投資家セミナー

2015年9月9日

代表取締役 社長

小林 健

© 2015 Mitsubishi Corporation

三菱商事とはどのような会社か?

「経営戦略2015」

三菱商事の事業紹介

2015年度第1四半期決算概要

環境・社会への取り組み

本日のトピックス

1

© 2015 Mitsubishi Corporation

三菱商事とはどのような会社か?

2

© 2015 Mitsubishi Corporation

「経営戦略2015」を発表

発電事業拠点、DIAMONDGENERATING CORP社をロサンゼルスに設立(米国)

3

三菱商事の歩み

日本政府も共同出資するサウディ石油化学プロジェクトの事業会社SHARQを設立

1954年 1957年 1968年 1973年 1981年 1989年 1989年

世界 大の天日塩田事業ESSAのプロジェクトをメキシコ政府と合弁で開始

総合商社・三菱商事が新発足し、東京・大阪両証券取引所に株式上場

初の大型投資となるブルネイでのLNG開発事業への投資決定

タイにおいていすゞ製トラック完成車輸入を開始

英国の食品・飲料製造販売会社PRINCES社を買収

ロンドン証券取引所に上場

1992年 1992年 1999年 2001年 2003年 2010年 2013年 2014年

三菱ガス化学、ベネズエラ国営石油化学公社と合弁でメタノール製造販 売会社を設立

サハリンⅡプロジェクト参画

三菱商事と日商岩井(現双日)の鉄鋼製品事業部門を分離・統合し、「メタルワン」を設立

カナダのコルドバ地域で、シェールガスプロジェクトに参画

1,000億円の巨額投資でBMA(BHP Billiton Mitsubishi Alliance)の50%権益を獲得

ノルウェーの鮭鱒養殖会社セルマックを完全子会社化

© 2015 Mitsubishi Corporation

■ 7つの営業グループ

(世界中に約1万社の取引先)

■ 世界約90ヵ国に200超の拠点

■ 600を超える連結対象会社

■ 7万人を超える社員(三菱商事単体 約6,000人)

■ 2014年度連結純利益は4,006億円 (2015年度見通しは3,600億円)

4

三菱商事の基礎データ

© 2015 Mitsubishi Corporation

営業グループの紹介

5

エネルギー事業グループ

石油・ガス関連分野

の販売取引、事業開

発および投資

[主な商品・サービス] LNG 原油 石油製品 炭素製品 LPG

金属グループ

幅広い金属分野にお

ける販売取引、事業

開発、投資

[主な商品・サービス] 鉄鋼製品 石炭 鉄鉱石 銅 アルミ ステンレス原料

機械グループ

幅広い分野の機械の

販売、金融、物流、

事業投資

[主な商品・サービス] 産業機械 船舶 自動車

化学品グループ

汎用化学品や機能化学品の分野における販売取引、事業開発、投資

[主な商品・サービス]

石油化学品

オレフィン・アロマ

メタノール

肥料

合成樹脂

食品・添加物

生活産業グループ

衣食住の分野を主体

に幅広い領域におけ

る商品取扱及びサー

ビスの提供

[主な商品・サービス]

食料品

衣料品・家具・イン

テリア・雑貨

タイヤ・ゴム

紙、包装材

医療分野

住宅資材

新産業金融事業グループ

商社型産業金融ビジネ

スを展開

[主な商品・サービス] 不動産ファンド プライベートエクイティ

投資運用 インフラ関連金融 リース 不動産開発 建設・不動産関連ソ

リューション 物流

取締役社長

取締役会

株主総会

ビジネスサービス部門社長室会

地球環境・インフラ事業

グループ

電力、水、交通等の

基盤となるインフラ

分野における事業及

び関連取引

[主な商品・サービス] リチウムイオン電池 海外・国内電力 発電・送電 上下水道関連 鉄道・港湾・空港関連 プラント関連設備

© 2015 Mitsubishi Corporation 6

いかなる環境下においても、安定的に収益を創出する基盤を維持しつつ、アップサイドポテンシャルを有する会社

環境変化に対し、柔軟性を有する

業態

×

・時代の趨勢を見据え、“高い成長性が期待される分野“へダイナミックに経営資源をシフト

(ex 資源・非資源)

・サプライチェーン上の収益性の高い領域へ参入するのに伴い、事業モデルを変化

(トレーディング⇒事業投資⇒事業経営)

柔軟性 機動性 先見性

実業に根差した

インテリジェンス

日本及び世界の産業界との

接点の広さ・深さ×

情報収集力情報分析力

多様な経験を通じて育成された

人 材

経営者人材 ×専門性の高さ

複眼思考グローバル視点

三菱商事の魅力、価値とは?

事業モデル「稼ぎ方」

ポートフォリオ「稼ぐ場」

© 2015 Mitsubishi Corporation 7

事業モデルの変化

仲介(トレーディング)

仲介(卸売)

仲介(卸売)

・権益保有・事業経営

ex. 資源会社

・権益保有ex. LNG製造等

・事業経営ex. 石化製造等

仲介(貿易)事業を中心とする“トレーディングモデル”から

製造業、小売業等の経営を自ら担う“事業経営モデル”へ

・事業経営ex. 自動車製造、

コイルセンター等

・事業経営ex. コンビニ、

スーパー等

原料(探鉱、生産)

素材(製造)

加工(製造)

小売(消費者、サービス)

(川上) (川下)

© 2015 Mitsubishi Corporation 8

「経営戦略2015」

© 2015 Mitsubishi Corporation

364 554

1,000

1,410 1,766 1,874

2,035

355 916

1,527 1,628

1,943

2,371

3,145

2,700

356

510

590

864

1,913

2,366

2,307

3,008

2,050

3,184 2,861

1,701

1,154

854

870

-1,000.0

0.0

1,000.0

2,000.0

3,000.0

4,000.0

5,000.0

2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013

IFRS

2014

IFRS2015

IFRS

(見通し)

9

資源/非資源事業の割合

MC 2003当期純利益

(億円)

中期経営計画2012

607

630

1,176

1,866

3,564

4,190

4,713

2,758

3,710

4,645

49%

48%

38%

52%

56%

53%

89%

11% 31%

51% 52%

62%

48% 44%

47%

68%

32%

3,600

■資源(エネルギー事業グループ、* 金属グループ)

■非資源(地球環境・インフラ事業グループ、新産業金融事業グループ、機械グループ、化学品グループ、生活産業グループ)

■その他/調整

4,523

64%

36%

* 2002年度以降、「金属」のうち、鉄鋼製品事業に係る損益は非資源分野としてカウントしております。

金融危機

INNOVATION 2007~2009

3,614

4,006

経営戦略2015

33%

18%

67%

82%

37%

63%

69%

47%

53%

(年度)

3,600

24%

76%

© 2015 Mitsubishi Corporation 10

2020年頃に向けたあり姿

● 長期目標イメージとして以下を置く

✓ 2020年頃の成長イメージ ⇒ 【資源分野】 持分生産量倍増 【非資源分野】 連結純利益倍増✓ 2020年断面のポートフォリオのイメージ ⇒ “適度な分散”と“強い事業群”✓ 2020年頃の財務指標イメージ ⇒ 当面、財務健全性を重視する一方、中長期的にはROEの回復

x 2

2012年度 2020年頃

LNG 7百万t原料炭 20百万t

銅 250千t

【資源分野】 持分生産量 倍増

2020年頃の成長イメージ 2020年断面のポートフォリオのイメージ

【非資源分野】 連結純利益 倍増

x 2

2012年度 2020年頃

1,800億円

2012年度 2020年断面のイメージ

「事業領域」の数

1

5

10~15

10以上

47 35~40

200億円超(「事業領域」の数)

100~200億円(「事業領域」の数)

2020年頃の財務指標のイメージ

12~15%資本効率性(ROE)

9.4%

1倍程度財務健全性(ネットDER)

1倍程度

資源:非資源の投資残高バランスの考え方 = 資源≦50%

© 2015 Mitsubishi Corporation

適度に分散され、複数の強い事業を持つポートフォリオを基に“三菱商事の価値”を極大化

財務方針 財務健全性を重視し、投資の積み上げは利益の

範囲内を想定する

中長期的なROE 12~15%水準の回復を目指す

投資方針 資産の入替えを一段と加速させる

中経2012(3ヵ年で2~2.5兆円)と同水準の新規投資規模を継続する

株主還元方針 安定部分と変動部分の二段階の株主還元方針を導入する

保守的な巡航利益水準3,500億円に基づき安定 配当を算定する

基本方針 継続的企業価値の創出を引き続き目指す

総合商社としての価値を極大化すべく継続的なポートフォリオの 適化を図る

11

「 経営戦略2015」の経営方針

2013~14年度

入替え等:1.4兆円

グロス投資:1.6兆円

2014年度

進捗状況

2014年度

負債比率 DER 0.8倍

株主資本利益率 ROE 7.5%

2014年度

安定配当:50円変動部分:10円

記念配当 : 10円

© 2015 Mitsubishi Corporation

経営戦略2015(2013年度以降)

環境変化に拘らず一定の配当を行うべく二段階の配当方針を導入

基本方針

一株当たり50円の安定配当に加え、連結純利益3,500億円を超える部分について、連結配当性向として少なくとも30%の株主還元を行う

配当の下方リスクを抑える一方で、収益に連動し、配当が増加する仕組み

50 円 + EPS*(連結純利益3,500億円超部分)x min 30%

変動部分(収益連動)

安定部分50円

XX 円

*EPS = 一株当たり連結純利益

12

株主還元方針

2015年度 見通し

見通し3,600億円

変動部分

安定部分50円

6円

56円

① 2015年度 配当予定:変動部分の配当性向約100%

② 上限額1,000億円の自己株式の取得

© 2015 Mitsubishi Corporation

当社の年度別 高・ 低株価

注:東京証券取引所の市場相場(終値)によるもの

13

2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014

1,479 2,820 2,920 3,780 3,930 2,524 2,488 2,364 1,966 2,048 2,508

949 1,319 1,991 2,245 975 1,362 1,800 1,397 1,343 1,661 1,817

一株当たりの配当金/総還元性向

株主還元の推移

見通し

2015年5月11日~8月31日自己株式の取得を実施

取得株式総数: 36,959,900株

取得総額: 99,999,804,250円

© 2015 Mitsubishi Corporation

原料炭事業:豪州に8つの炭鉱を保有し、当社持分で年間約3,000万トンの原料炭を生産。今後も中長期的な需要拡大に応じるべく、生産量を拡大する計画。

銅事業:チリ、ペルーでの既存案件と開発案件の推進を通じて持分生産量の増加を目指す。

LNG事業・シェールガス事業:北米・オセアニアでの9つのプロジェクトを通じて、LNGの安定供給に努めている。また、カナダでのシェールガス事業も推進している。

14

資源分野における事業戦略

非資源分野における事業戦略

事業を伸ばすと共に事業モデルの改革を推進

インフラ・電力:インフラ事業の規模拡大、新興市場への取組み

アセットマネジメント:多様なファンドを組成、運用資産残高の拡大

自動車:タイ・インドネシア事業の基盤強化、新興国への事業展開

ライフサイエンス:バリューチェーンの構築、商品ポートフォリオの拡充と海外展開

食料:グローバルな供給網の確立、垂直統合モデルの海外展開

「より強い事業」「強くなる事業」へ経営資源のシフトを加速する

原料炭、銅、LNGを中心に仕掛案件の収益化を図るステージへ

オーストラリア/原料炭事業

鮭鱒養殖事業

交通インフラ事業

事業戦略

チリ/銅事業

© 2015 Mitsubishi Corporation 15

アジア市場を機軸とするグローバル展開

成長市場の取込みとグローバルベースの供給ソース確保

金属資源トレーディング:成長著しいアジア市場を睨んだ、販売戦略機能の移転

食糧ビジネス:米州や豪州からの食糧資源供給ソースの拡大

アジア圏におけるインサイダー化

自動車事業:タイ・インドネシア事業の基盤強化、新興国への事業展開

食品流通:有力パートナーと組み、アジアでの小売りを起点とする事業展開

市場戦略

自動車関連

タイやインドネシアで構築したバリューチェーンの横展開を目指します。

食糧分野

食糧資源を確保し、拡大するアジア市場への安定供給を図ります。

金属資源トレーディング/ RtM

本社機能をシンガポールに移転し、世界中で確保した金属資源を需要家に供給します。

AGREX AUSTRALIA

AGREX DO BRASIL

AGREX

KTB

RtM

TIS

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三菱商事の事業紹介

© 2015 Mitsubishi Corporation

自動車関連ビジネスの世界展開 (いすゞ関連)

17

非資源事業①自動車(いすゞ)

AUTECいすゞ車サービス

バスメンテナンス、シボレーディーラー

AUTECいすゞ車サービス

バスメンテナンス、シボレーディーラー

いすゞ自動車との協同事業は、55年を越える歴史を有するタイ国内向け事業を中心に発展し、

タイで生産するLCVの全世界向輸出・販売や資源国等向けCVの拡販へと展開しています。

14年のタイ自動車全需(暦年)は88万台となりました。

その他販売金融

輸出販売

Distributor

Distributor・組立

小売・サービス

生産

いすゞ車販売台数

メキシコ

CV 3.1千台

IBXベネルクス・ポーランド

向輸入・販売

ベルギー

LCV 1.0千台

IPC輸入・組立・販売

フィリピン

LCV 10.8千台CV 3.4千台

IMSB輸入・組立・販売

マレーシアタイ(国内)

TPIS自動車保険販売

TIS総販売代理店

IMCT生産統括会社

TISCOいすゞ車サービス

TPITソフトウェア開発・維持管理

LCV 140.3千台CV 13.3千台

IMIT輸出・販売

CBU: 完成車 KD: 組立用部品

LCV 輸出台数

タイ(輸出)

CBU 94.5千台KD 74.6千台

PTB車両ドライバー派遣

ISDドイツ・オーストリア・チェコ向

輸入・販売

ドイツ

LCV 1.2千台

IUA輸入・販売

オーストラリア

LCV 18.2千台

2014年度通期実績LCV: Light Commercial vehicle(小型商用車) CV: Commercial vehicle(商用車)

IMEX輸入・組立・販売

LCV 6.2千台CV 6.6千台

TIL販売金融

IASいすゞ車ディーラー

AUTECいすゞ車サービス

バスメンテナンス、シボレーディーラー

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非資源事業②食料

18

鮭鱒養殖

Cermaq Norway

飼料生産

Riverina

穀物集荷

Agrex Australia

穀物事業

畜産事業

水産事業

鮭鱒養殖

Southern Cross Seafoods

鮭鱒養殖

Cermaq Chile 穀物集荷・生産

食肉加工

胡麻生産

Sesaco

穀物販売

Agrex Asia

米菓製造

TH Foods

食用油精製

California Oils

製粉

日東富士製粉

飼料生産

日本農産工業

食肉加工

伊藤ハム

食肉加工

米久

澱粉生産

日本食品化工

水産販売

東洋冷蔵

穀物販売

Agrex Beijing

海老養殖

TMAC

鮭鱒養殖

Cermaq Canada

Agrex Inc.

Agrex do Brasil

穀物集荷

Indiana Packers

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非資源事業③鮭鱒養殖事業

19

〔三菱商事のサーモン養殖事業の世界展開〕

6ノルウェー

2カナダ

5

4

北米

南米

:供給量(万㌧)

:現販売量(万㌧)

12

・北/南半球で約20万㌧(世界第2位)の供給力を有し、世界各国の需要に対応・世界の主要市場で顧客基盤の拡充(直販体制の整備等)や加工事業の強化を推進

(生鮮品が主体)

(冷凍品が主体)

(2014年度現在)(単位:万㌧)

チリ

欧州

6

:将来販売イメージ

:現販売フロー

:将来販売フロー

アジア

5

© 2015 Mitsubishi Corporation 20

非資源事業④新エネルギー/電力主要な新エネルギー/電力事業

東南アジアでの発電事業

香港に設けた地域拠点DGA社が、アジアにおける火力、地熱発電所を開発・運営している。

台湾の石炭火力発電所に出資

米国での発電事業

ロサンゼルスに設けた地域拠点DGC社が、米州におけるガス火力・風力発電所を開発・運営している。

米国アイダホ州の風力発電所に出資

国内発電事業

顧客企業と長期エネルギー供給契約を結び、工場敷地内に当社が発電プラントを設置して、電力・蒸気を販売供給する。(オンサイト発電事業)また、国内7か所にてメガソーラー発電所を保有・運営している。

三重県四日市市のガスタービン発電所

国内外の発電所への発電・変電設備の供給

国内外の発電所に火力・原子力・水力・地熱などの発電設備を納入し、アフターサービスも行う。

東京電力の川崎火力発電所

欧州での海底送電事業

英国とドイツの沖合にある洋上風力発電所から陸地まで海底ケーブルで送電する海底送電事業を展開している。

英国海底送電事業の洋上変電所

欧州での発電事業

ロンドンに設けた地域拠点DGE社が、欧阿中東における風力(陸上・洋上)、太陽光、太陽熱発電所を開発・運営している。

ポルトガルの太陽光発電所に出資

© 2015 Mitsubishi Corporation 21

資源事業①原油/LNG/シェールガス

シェールガスとは?固く薄片状に割れる性格を有する泥岩(頁岩:シェール)の層に閉じ込められているガス。採掘が難しいとされていたが、近年の技術改革によって、 低コストで大量に生産することが可能となった。世界中に膨大な埋蔵量があるとされ、新しい天然ガス資源として注目されている。

頁岩

在来型ガス田

シェールガス

シェールガス水圧破砕オペレーションの現場

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資源事業②原料炭/銅

BMAは、当社が100%保有するオーストラリアの資源関連子会社Mitsubishi Development Pty Ltd (MDP)とBHP Billitonの石炭合弁事業体で、高品位原料炭である強粘結炭海上貿易量の約25%を供給する世界 大規模のプロジェクト。

【原料炭事業】当社は世界の大手資源メジャーのパートナーとして南米における銅鉱山への投資を行っている。今後は、1988年から参画している世界大級の銅鉱山Escondida(チリ)の他、2011年に権益を取得したAnglo American Sur(チリ)などで事業拡大を計画中。

【銅事業】

原料炭とは?原料炭は一般的に粘結性の

ある石炭で、製鉄の際に必要なコークスの原料となる。

22

BMA露天掘りの風景

Escondida銅鉱山

Glencore

銅とは?

電気や熱の伝導性に優れ、加工しやすい展延性の高い金属。その特性を生かし、電線、電気機器、自動車などに使用されている。

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2015年度第1四半期決算概要

23

© 2015 Mitsubishi Corporation

2015年度第1四半期決算概要および2015年度業績見通し

24

2014年度

第1四半期

2015年度

第1四半期増減

2015年度

業績見通し進捗率

1,101 億円 750 億円▲351 億円

(▲32%)連 結 純 利 益 3,600 億円 21 %

▲13 ▲31680 591

434 128

資源

非資源

2014年度第1四半期

(億円)

2015年度第1四半期

2014年度通期実績

2015年度業績見通し

前年同期比 通期業績見通し

4,006

3,600

(億円)

1,101750▲351

▲306

▲89 750

進捗率21%

2015年度第1四半期決算 ハイライト

連結純利益は前年同期比▲351億円減益。市況悪化等により資源・非資源共に減益。

資源・非資源共に厳しい環境にあるが想定の範囲内であり、通期の業績見通しは3,600億円を維持。

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環境・社会への取り組み

25

© 2015 Mitsubishi Corporation

三菱商事アートゲート・プログラム(将来性のある若手アーティストの支援)ほか

留学生奨学金 インド職業訓練校宛支援

(訓練用機材の寄贈) ほか

「母と子の自然教室」 障がい者スポーツ支援 ほか

スリランカ環境日記プロジェクト支援 山東大学国際交流助成 ほか

サンゴ礁保全プロジェクト 熱帯林再生実験プロジェクト ほか

三菱商事は、総合商社として、企業価値向上を図りながら、社会の持続的発展に貢献していくことを目指している。

26

環境・社会貢献活動

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果樹農業の6次産業化プロジェクト2015年度から、福島県郡山市、地元農家と協力し、果実を使った醸造事業を開始

三菱商事復興支援財団の概要

設立目的東日本大震災において地域の復興に寄与することを目的とする

事業内容1. 奨学金の給付2. 団体(NPO法人や社会福祉法人等)に対する助成金の給付3. 産業復興・雇用創出等に資する事業

拠出額:100億円(4年間合計)2013年度までに

累計約77億円を拠出

産業復興・雇用創出支援

学生支援奨学金

復興支援助成金

ボランティア活動

その他支援(寄附金)

三菱商事復興支援財団

27

復興支援活動

社員ボランティア参加者数

3,822名(2015年8月末時点)

2014年度:8件(延べ425件)

2015年度:666人(延べ4,361人)

拠出額:100億円(2011~2014年度)

35億円の追加拠出決定

© 2015 Mitsubishi Corporation

・事業を通じ、物心共に豊かな社会の実現に努力すると同時に、

かけがえのない地球環境の維持にも貢献する。所期奉公し ょ き ほ う こ う

・公明正大で品格ある行動を旨とし、活動の公開性、透明性を堅持する。処事光明し ょ じ こ う め い

・全世界的、宇宙的視野に立脚した事業展開を図る。立業貿易り つ ぎ ょ う ぼ う え き

28

<企業理念>三綱領

© 2015 Mitsubishi Corporation 29

IRツールのご紹介

(URL)http://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/ir/individual/