no. 鴎風 · 2018. 10. 30. · 東邦大学理学部鶴風会神奈川県支部ニュースno.30...

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東邦大学理学部鶴風会神奈川県支部ニュース NO.30 2016.1.25 1 東邦大学理学部鶴風会神奈川県支部ニュース NO.30 ○新支部長就任挨拶(支部長が代わりました) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - P1~2 ○東邦大学理学部のいま - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - P2~4 ○支部総会・講演会・懇親会を平成 27 年 9 月 6 日に開催しました - - - - - - - - - - - - - P4~7 ○第 35 回鎌倉散歩「三浦一族滅亡の跡を訪ねて」、第 36 回鎌倉散歩「源氏山の紅葉を求めて」を 開催しました ----------------------------------- P7~8 ○4 月 3 日に第 37 回鎌倉散歩を開催します。支部行事の一つの鎌倉散歩に参加してみませんか - - P8 新支部長挨拶 熊澤武志 昭和 57 年生物 会員の皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し 上げます。 平成 27 年 9 月 6 日に開催されました神奈川県 支部総会において、鈴木廣昭支部長の後任として 支部長を引き継ぐことになりました熊澤武志(生 物学科、昭和 57 年卒)でございます。微力ながら 同窓会神奈川県支部の発展、活性化に向けて、精 一杯努力してまいりたいと存じます。 皆様もご承知のように、現在の理学部は生物学 科、化学科、物理学科、生物分子科学科、情報科 学科、生命圏環境科学科の 6 学科から卒業生を輩 出しており、神奈川県支部は会員数 900 名を超え る、現在設立されている同窓会支部の中で最大規 模を誇っています。このような状況の中で、神奈 川県支部の活動は、従来より歴代の支部長が 5 本 の柱を建て活動してきております。第 1 は親睦活 動です。これは年 1 回の支部総会において懇親の 場を設けております。また、「鎌倉散歩」は神奈川 県支部ならではの特色ある活動のひとつとして春 と秋の年2回開催しております。この「鎌倉散歩」 では古都鎌倉の史跡を巡りながら会員同士の交流 が行われており、参加者の家族や県外の同窓生の 方々にも参加いただいております。第 2 は生涯学 習活動です。支部総会に引き続き開催される講演 会では、各方面で活躍されている方(同窓生も含 め)を演者としてお招きする学術講演を行ってお ります。また、前出の「鎌倉散歩」は単なる親睦 を兼ねたハイキングではなく、鎌倉の歴史と自然 を直に学ぶ参加体験型の生涯学習としての位置づ けでもあります。第 3 は広報活動で、これは支部 ニュース「鴎風」の発行を通して、会員の皆様へ の情報発信を目的に続けております。第 4 に就職 支援活動です。神奈川県支部には会社役員や管理 職クラスに就いている同窓生が相当数いますが、 そのつながりを利用した就職斡旋、あるいは多く の会員ネットワークを活用した転職相談なども行 っております。第 5 には東邦大学の PR 活動です。 これは中学生~大学受験生、保護者、教員並びに 同窓生を対象に、折に触れて大学案内を配布する などの母校の PR 活動を行っています。これらの 5 本の柱のさらなる活性化のために、今回の新体制 の発足に合わせて 5 名の担当役員を構成しました が、支部役員一同は一致団結して、積極的に支部 運営にのぞむ方針でおります。 さて私事ですが、東邦大学を卒業した後、静岡 県の浜松で 15 年間程暮らしていましたが、その後 は職場が東京に移った関係上、現在は鎌倉に住ん でいます。以前から、大学に同窓会が存在してい ることは、入学時に同窓会費を支払った記憶から、 あるいは同窓会のホームページから認識していま おう ふう 発行 2016.1.25 東邦大学理学部鶴風会 神奈川県支部

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    東邦大学理学部鶴風会神奈川県支部ニュース NO.30

    ○新支部長就任挨拶(支部長が代わりました) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - P1~2

    ○東邦大学理学部のいま - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - P2~4

    ○支部総会・講演会・懇親会を平成 27 年 9 月 6 日に開催しました - - - - - - - - - - - - - P4~7

    ○第 35 回鎌倉散歩「三浦一族滅亡の跡を訪ねて」、第 36 回鎌倉散歩「源氏山の紅葉を求めて」を

    開催しました - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - P7~8

    ○4 月 3 日に第 37 回鎌倉散歩を開催します。支部行事の一つの鎌倉散歩に参加してみませんか - - P8

    新支部長挨拶

    熊澤武志 昭和 57 年生物

    会員の皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し

    上げます。

    平成 27 年 9 月 6 日に開催されました神奈川県

    支部総会において、鈴木廣昭支部長の後任として

    支部長を引き継ぐことになりました熊澤武志(生

    物学科、昭和 57 年卒)でございます。微力ながら

    同窓会神奈川県支部の発展、活性化に向けて、精

    一杯努力してまいりたいと存じます。

    皆様もご承知のように、現在の理学部は生物学

    科、化学科、物理学科、生物分子科学科、情報科

    学科、生命圏環境科学科の 6 学科から卒業生を輩

    出しており、神奈川県支部は会員数 900 名を超え

    る、現在設立されている同窓会支部の中で最大規

    模を誇っています。このような状況の中で、神奈

    川県支部の活動は、従来より歴代の支部長が 5 本

    の柱を建て活動してきております。第 1 は親睦活

    動です。これは年 1 回の支部総会において懇親の

    場を設けております。また、「鎌倉散歩」は神奈川

    県支部ならではの特色ある活動のひとつとして春

    と秋の年 2 回開催しております。この「鎌倉散歩」

    では古都鎌倉の史跡を巡りながら会員同士の交流

    が行われており、参加者の家族や県外の同窓生の

    方々にも参加いただいております。第 2 は生涯学

    習活動です。支部総会に引き続き開催される講演

    会では、各方面で活躍されている方(同窓生も含

    め)を演者としてお招きする学術講演を行ってお

    ります。また、前出の「鎌倉散歩」は単なる親睦

    を兼ねたハイキングではなく、鎌倉の歴史と自然

    を直に学ぶ参加体験型の生涯学習としての位置づ

    けでもあります。第 3 は広報活動で、これは支部

    ニュース「鴎風」の発行を通して、会員の皆様へ

    の情報発信を目的に続けております。第 4 に就職

    支援活動です。神奈川県支部には会社役員や管理

    職クラスに就いている同窓生が相当数いますが、

    そのつながりを利用した就職斡旋、あるいは多く

    の会員ネットワークを活用した転職相談なども行

    っております。第 5 には東邦大学の PR 活動です。

    これは中学生~大学受験生、保護者、教員並びに

    同窓生を対象に、折に触れて大学案内を配布する

    などの母校の PR 活動を行っています。これらの 5

    本の柱のさらなる活性化のために、今回の新体制

    の発足に合わせて 5 名の担当役員を構成しました

    が、支部役員一同は一致団結して、積極的に支部

    運営にのぞむ方針でおります。

    さて私事ですが、東邦大学を卒業した後、静岡

    県の浜松で 15 年間程暮らしていましたが、その後

    は職場が東京に移った関係上、現在は鎌倉に住ん

    でいます。以前から、大学に同窓会が存在してい

    ることは、入学時に同窓会費を支払った記憶から、

    あるいは同窓会のホームページから認識していま

    鴎 風おう ふう

    発行

    2016.1.25

    東邦大学理学部鶴風会

    神奈川県支部

  • 東邦大学理学部鶴風会神奈川県支部ニュースNO.30 2016.1.25

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    した。しかし、卒業後は、同窓会との関わり合い

    は皆無で、無関心状態で過ごしてきました。とこ

    ろが、鎌倉に移り住んでからほどなくして届いた

    支部ニュース「鴎風」を読んだことが、私にとっ

    て支部活動に参加するきっかけとなりました。も

    ちろん、はじめて参加した支部総会は、同級生や

    知り合いは1人もおらず不安でしたが、そこは同

    じ理学部出身者であり、同じ習志野キャンパスで

    学んだ先輩・後輩として、アットホームな中にも

    しっかりとつながっている安心感を与えてくれる

    ものでした。

    我々の母校東邦大学の校歌に「おなじき路に

    進む友の心を一つに 睦びあうところ」と云う歌

    詞があります。学生時代を同じ場所で過ごし共に

    学んだ仲間達は、いつどんな時でも自分を飾るこ

    となく気軽に語り合うことができ、支え合い、つ

    ながり合うことができる大きな財産です。私はこ

    の心の財産をしっかりと守っていくことが、同窓

    会の役割であると思います。そして、我々支部役

    員の努めは、地元に密着した活動を通して、会員

    の皆様に寄与していくことであると考えておりま

    す。

    最後になりますが、3 年間支部長としてご尽力

    いただきました鈴木前支部長に感謝の意を表しま

    すとともに、会員の皆様のより一層のご理解とご

    協力を神奈川県支部に賜りますよう、何卒よろし

    くお願い申し上げます。

    東邦大学理学部のいま理学部長 髙橋 正

    創立 90 周年記念行事

    東邦大学は昨年創立 90 周年を迎えました。これ

    を記念して、記念講演会・記念式典および祝賀会

    が 6 月 14 日に、グランドプリンスホテル新高輪国

    際館パミールを会場として開催されました。櫻井

    よしこ氏による記念講演「教育が拓く未来」に続

    いて、記念式典が行われました。式典では炭山理

    事長の式辞のあと下村博文文部科学大臣を始め、

    教育・医療分野の要職に就かれているご来賓から

    祝辞を戴きました。引き続き行われた祝賀会でも

    多数のご来賓から祝辞を賜りました。昨年 3 月ま

    で 3 年間放送された「いのちのいろいろ」の上映

    や付属東邦中高校オーケストラ・駒場東邦中高ブ

    ラスバンド部による演奏なども行われ、華やかに

    行われました。創立 90 周年記念事業に当たりまし

    ては、鶴風会の皆様にも多大なご支援を戴き、厚

    く御礼申し上げます。

    卒業式

    3 月 19 日に卒業式・学位記授与式が行われまし

    た。平成 26 年度の卒業生は 526 名で、大学院課程

    修了者は 98 名(修士)と 5 名(博士)でした。鶴

    風会賞の受賞者は 6 名でした。また 3 月末をもっ

    て、岡村忍先生(化学)、上村潔先生(物理)、丸

    田恵美子先生(生物)、西川輝昭先生(生物)、板

    橋文夫先生(教養)と小西素直さん,山名憲明さ

    んがご退職になりました。岡村先生は 40 年、上村

    先生は物理学科創設の 2 年目から 32 年、丸田先生

    は 20.6 年、西川先生は 5.7 年、板橋先生は 5 年勤

    務なさいました。

    生命圈環境科学科設立 10 周年

    生命圏環境科学科は昨年設立 10 周年を迎え、平

    成 27 年 3 月までに 556 名の卒業生を社会に送り

    出しています。記念の講演会が平成 26 年 11 月 16

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    日に開催されました。日曜日にもかかわらず卒業

    生にもたくさん参加戴きました。第一部では岡田

    元理学部長や退職教員、現役教員からの設立時の

    苦労話や思い出話、懐かしい写真などが披露され

    ました。管弦楽部の学生による三重奏を挟んで、

    第二部では学科の若手教員 5 名によるパネルディ

    スカッションを行い、学科のこれからの 10 年につ

    いての抱負が語られました。

    地域連携・「習志野市長と語る白熱討議」

    平成 26 年春に、大学は習志野市および船橋市と

    地域連携にかかわる包括的協定を締結しました。

    それを受けて、平成 26 年の大学祭の期間中の 11

    月 8 日に、標記の意見交換会が生命圏環境科学科

    の「環境管理ユニット科目」の一つとして実施さ

    れました。学生が四つのグループに分かれて市政

    に関する提案をおこない、宮本市長と学生の討論

    が行われました。

    健康科学部

    習志野キャンパスに健康科学部を新設する準備

    が進んでいます。現在のところ平成 29 年 4 月に看

    護学科 1 科(定員 60 名)のみでのスタートとなり

    ますが、千葉県の医療に貢献することが期待され

    ています。これから鶴風寮跡地に 3 階建の校舎 (

    下図)が建設されることになっており、夏着工で

    す。薬学部新棟とともにキャンパス整備の一環で

    す。また新大橋病院の用地を現病院の近くに取得

    し、建設することが決まりました。昨秋着工し、

    2018 年 1 月の開院の予定です。

    理学部ホームカミングデー

    理学部では卒業後 20 年、30 年、40 年の方をお

    招きし、ホームカミングデーを実施しています。

    卒業生に変わっていく学部やキャンパスの様子を

    見ていただきたいということと、教員および元教

    員との親交を深めて戴きたいということから、始

    めました。平成 26 年は、台風のために中止した前

    年の方もお招きして、11 月 22 目に開催しました

    。卒業生教員による講演会と懇親会が行われまし

    たが、岡田元理学部長や大島前理学部長を始めと

    する元教員もたくさん参加され、大いに賑わいま

    した。懇親会のあとは、同期で集って大久保や津

    田沼に昔の面影探しに出かける方も多かったよう

    です。ホームカミングデーの開催に際しては、理

    学部鶴風会からも物心両面でご支援を戴いており

    ます。平成 27 年度も 11 月 21 日(土)に開催しま

    した。

    卒業生との就職懇談会

    鶴風会と習志野キャリアセンターの共催で、会

    社にお勤めの卒業生にお越し戴いて、学生と懇談

    会を開催しています。食品系や情報系というよう

    にテーマを決めた懇談会と業種を決めずに広くお

    声掛けする懇談会がありますが、いずれも学生の

    関心は高く、盛況です。就職活動に入る前の学部

    生・大学院生が参加していますが、先輩の生の声

    が聞けると、好評です。さる 6 月 3 日に行われた

    懇談会には、50 社から 54 名の卒業生と 10 数人の

    会社の人事担当の方がご参加下さいました。10 月

    7 日および 11 月 11 日にも食品・環境・エネルギ

    ー系ならびに化学系の企業の卒業生が参加して懇

    親会が開催されました。

    数字で見る理学部

    理学部の平成 27 年度の入学者は 517 名で、定員

    のちょうど 1.1 倍でした。大学院の博士前期課程

    (修士)には 84 名の入学があり、後期課程には 6

    名が進学しました。5 月 1 日における学部生の在

    籍者数は、1 年が 516 名、2 年が 518 名、3 年が 496

    名、4 年生が 563 名です。伝統的に高い学部の女

    子学生の割合は今年は 39%です。大学院も博士前

    期課程は 29%で、女子学生の進学も多いことがわ

    かります。

    昨年度の在籍者の進路に関しては、在籍者の

    92%が卒業しました。就職したのは在籍者の 62%

    で、大学院への進学は 20%でした。就職希望者に

    対する内定者の割合(内定率)は 97%で、一昨年

    よりも 1 ポイント上昇しました。就職業種は学科

    によってかなり特色がありますが、理学部全体と

    してみると、情報系、医療系および教育系に就職

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    する学生が多くなっています。医療系に就くこと

    が多いのは、本学の特色です。教職に関しては教

    育委員会の評価も高く、千葉県内の公立学校に就

    く学生が多くいます。教員養成課程では、小学校

    教諭免許状取得プログラムや TUSTEP プログラム

    等を実施し、教職希望者を支援しています。大学

    院(博士前期課程)に目を向けると、製造業系の

    企業に職を得るケースが学部よりも増加し、大学

    院で学んだことを生かして就職している様子が窺

    えます。昨年度に関しては,大学院も医療系の就

    職が目立ちました。これは情報系と医療系企業で

    の採用意欲が高かったことを反映しているようで

    す。今年度は就職活動のスケジュールが大幅に変

    わったので、企業も学生も戸惑いながらの活動で

    したが、12 月末での内定率は 94%で、昨年度より

    も 2 ポイントよい値です。

    臨床検査技師の国家試験は、今年は 88%の合格

    率で、昨年と変わりませんでした。就職に関して

    は、病院と検査センターにそれぞれ約 1/3 ずつが

    就職しました。病院に関しては 4 名が大学病院に

    職を得ています。 編集注:「東邦大学理学部のいま」は、髙橋先生

    が第 22 回神奈川県支部総会の講演時に配付され

    た講演資料に、一部ご加筆いただいたものです。

    支部総会・講演会・懇親会報告

    第 22 回支部総会日時:平成 27 年 9 月 6 日 11 時~15 時

    場所:ヨコハマプラザホテル

    1.総会(11 時~11 時 30 分)

    1)定数報告

    2)議題

    第 1 号 平成 26 年度事業報告の件

    第 2 号 平成 26 年度収支決算の件

    第 3 号 平成 27 年度事業計画の件

    第 4 号 平成 27 年度収支予算の件

    第 5 号 支部役員改選の件

    2.講演会

    1)活躍する卒業生(11 時 45 分~12 時 20 分)

    『かけがいのない人と自然を守る ―外来種対

    策における大学、行政、市民の協働―』

    講師 長谷川雅美 教授

    (理学部生物学科・56 年生物)

    2)学部長講演(12 時 25 分~12 時 45 分)

    『理学部のいま』

    講師 髙橋 正 理学部長

    司会 五十嵐 広明

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    講演中の長谷川先生

    学部長講演に耳を傾ける参加者

    3.懇親会(13 時~15 時)

    司会 真下 順一

    1.開 会

    2.支部長挨拶 鈴木 廣昭

    3.来賓祝辞

    理学部鶴風会理事長 風呂田利夫 先生

    東邦大学理学部長 髙橋 正 先生

    理学部鶴風会元理事長 登坂 邦雄 様

    4.乾杯

    理学部鶴風会理事(支部担当)名和 公士 様

    5.歓談

    6.東邦大学校歌斉唱

    7.閉会

    8.記念写真撮影

    出席者

    懇親会来賓

    1.風呂田利夫 (理学部鶴風会理事長)

    2.伊藤 展枝(理学部鶴風会常務理事)

    3.名和 公士(理学部鶴風会理事・支部担当)

    4.髙橋 正 (理学部長・理学部鶴風会名誉

    会長)

    5.登坂 邦雄〔理学部鶴風会理事

    (元理学部鶴風会理事長)〕

    6.森田 嘉一(理学部鶴風会理事)

    7.深 井 章 (元理学部鶴風会理事)

    8.熊井 靖佑(理学部鶴風会北陸支部長)

    9.愛甲 治文(理学部鶴風会鹿児島県支部長)

    10.愛甲 京子(愛甲治文令夫人)

    11.長谷川雅美(理学部生物学科・教授)

    神奈川県支部正会員出席者

    1.鈴木 廣昭 昭 42 化学

    2.髙栁満喜子 昭 43 生物

    3.蛭田 保健 昭 43 生物

    4.小此木國明 昭 44 生物

    5.五十嵐広明 昭 49 生物

    6.小野百合子 昭 49 生物

    7.真下 順一 昭 49 生物

    8.加藤 尚之 昭 50 化学

    9.熊澤 武志 昭 57 生物

    10.高山 容子 平 1 化学

    懇親会後の集合写真

    総会審議内容

    1.平成 26 年度東邦大学理学部鶴風会神奈川県支

    部事業報告

    1) 支部総会・支部講演会・懇親会の開催

    (1) 支部総会

    平成 26 年 9 月 7(日)に、第 21 回支部総会講

    演会、および懇親会を横浜キャメロットジャパン

    において開催した。支部総会(支部正会員出席者10

    名)では、25 年度事業報告と収支決算報告および

    26 年度事業計画と予算計画が承認された。

    (2) 支部講演会

    活躍する卒業生と題して、元国立がん研究セン

    ター研究所室長の杉山賢司氏(49 年生物)の講演

    「がんについてのやさしい細胞学的解説」と、高

    橋正先生による「最近の理学部」と題する講演が

    行われた。

    (3) 懇親会

    講演会に引き続いて開催した懇親会には、髙橋

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    学部長ほか 11 名の来賓出席があった。

    2) 支部委員会の開催

    第 1 回支部委員会を平成 26 年 9 月 8 日(日)に

    開催し、「25 年度事業報告と収支決算、26 年度事

    業計画と予算計画」の最終案を決定、支部総会・

    講演会・懇親会の最終打ち合わせを行った。

    第 2 回支部委員会は平成 27 年 3 月 29 日(日)

    に開催し、27 年度の支部総会・講演会の開催日等

    の決定、および今後の支部の方針などについての

    話し合いを行った。

    3) 鎌倉散歩の開催

    事業計画通り 2 回開催した。平成 26 年 4 月 6 日

    に、第 33 回鎌倉散歩「江ノ電にのって腰越で、龍

    口寺輪番寺を巡る」を開催、14 名の参加があった

    。11 月 30 日に開催した第 34 回鎌倉散歩「鎌倉五

    山をめぐる」にも 14 名の参加があった。

    4) 支部ニュース『鴎風』の発行

    29 号を平成 27 年 3 月 23 日に発行した。正会員

    への送付数 188 部、その他各支部長および関係者

    も含め合計 206 部を送付した。

    2.平成 26 年度収支決算

    1) 一般会計

    収入の部

    項目 予算額 決算額

    前年度繰越金

    前納会費23年度分

    年度内会費収入

    支部活動補助費

    利子

    333,774

    52,000

    40,000

    70,000

    30

    333,774

    52,000

    45,000

    70,000

    93

    収入計 495,804 500,867

    支出の部

    項目 予算額 決算額 備考

    鎌倉散歩補助

    支部ニュース

    通信費

    役員会費

    庶務費

    総会費

    支 部 総 会 出張

    支部会費振込

    手数料

    3,000

    60,000

    10,000

    10,000

    20,000

    75,000

    20,000

    5,000

    4,005

    51,802

    6,144

    9,610

    11,271

    76,279

    20,000

    4,410

    拝観料等補助

    230部(印刷・発送)

    振り込み手数料込

    支出計 203,000 183,521

    次年度繰越 317,346

    2) 前納会計

    収入の部

    項目 決算額 備考

    前年度繰越

    年度内振込み前納金

    利子(税引)

    179,080

    18,000

    56

    26年度中納入27年度以降

    の会費

    収入計 197,136

    支出の部

    項目 決算額 備考

    26年度分の引き落と

    52,000 26年度分を一般会計へ引

    き落し

    支出計 52,000

    次年度繰越 145,136

    3.平成 27 年度東邦大学理学部鶴風会神奈川県支

    部事業計画

    1) 支部総会・講演会・懇親会の実施

    第 22 回支部総会・講演会・懇親会を平成 27 年

    9 月 6 日に開催する。

    2) 支部委員会の開催

    支部委員会を 3 回開催する計画をたて、既に第

    1回支部委員会を 8 月 22 日に開催し「26 年度事

    業報告と収支決算、27 年度事業計画と予算計画」

    の最終案を決定、支部総会・講演会・懇親会の打

    ち合わせを行った。第 2 回支部委員会は総会後の

    近日中に、第 3 回支部委員会は年度内の平成 28 年

    3 月に開催する予定である。

    3) 鎌倉散歩の開催

    昨年度と同様に 4 月の第 1 日曜日および 11 月

    の最終日曜日の計 2 回の鎌倉散歩を開催する予定

    であり、すでに第 35 回鎌倉散歩を平成 27 年 4 月

    5 日に「三浦一族滅亡の跡を訪ねて」と題して 11

    名の参加者で和田塚などを散策した。

    4) 支部ニュース『鴎風』の発行

    年1回の発行で、30 号を発行する予定である。

    4.平成 27 年度収支予算

    収入の部

    項目 予算額 備考

    前年度繰越金

    前納会費24年度分

    年度内会費収入

    支部活動補助費

    317,346

    44,000

    40,000

    70,000

    前納会費から

    25年度分の引き落とし

    本部より

  • 東邦大学理学部鶴風会神奈川県支部ニュースNO.30 2016.1.25

    7

    利子 50

    収入計 471,396

    支出の部

    項目 予算額 備考

    鎌倉散歩補助

    支部ニュース

    通信費

    役員会費

    庶務費

    総会費

    支 部 総 会 出張

    振込手数料

    5,000

    60,000

    10,000

    10,000

    20,000

    70,000

    20,000

    5,000

    拝観料等補助

    250部×1回(印刷×・発送)

    支出計 200,000

    以上 4 件の議案は承認された。

    5.支部役員改選

    鈴木支部長より任期が平成 27 年度から 29 年度

    までの 3 年間の下記支部役員案が提示され承認さ

    れた。

    支部長: 熊澤 武志 昭 57 生物

    幹 事: 髙栁満喜子 昭 43 生物

    蛭田 保健 昭 43 生物

    五十嵐広明 昭 49 生物

    真下 順一 昭 49 生物

    会計監査:小此木國明 昭 44 生物

    蛭田 保健 昭 43 生物

    第 2 回支部委員会の開催

    第 2 回支部委員会を平成 27 年 9 月 26 日に開催

    し、副支部長 2 名(真下、五十嵐)の選出を行い、

    幹事の役割分担を決定し、今後の支部の活動方針

    を決めた。

    第 35 回鎌倉散歩の開催平成 27 年 4 月 5 日(日)に第 35回鎌倉散歩を

    「三浦一族滅亡の跡を訪ねて」と題して開催した。

    和田一族終焉の地とされる和田塚を訪ねたあと、

    来迎寺、光明寺を訪れました。

    参加者:東野若菜(23 数)、髙栁満喜子(43 生)、

    蛭田保健(43 生)、五十嵐広明(49 生)、

    深井章・陽子(52 化)、熊澤武志(57 生)、

    学外ゲスト 1 名

    第 36 回鎌倉散歩「源氏山の紅葉を求めて」

    髙栁満喜子 昭和 43 年生物

    平成 27 年 11 月 29 日、支部定例の鎌倉散歩を開

    催しました。幸い好天に恵まれ、県外同窓生 3 名

    とそのご家族を含めた 13 名が参加しました。源氏

    山ハイキングは、北鎌倉から登って長谷観音裏に

    降りるのが通常のルートですが、今回はあえて距

    離をのばし、江ノ電極楽寺駅を出発地としました。

    まずは江ノ電極楽寺駅に隣接する「極楽寺」を参

    拝しました。ここは福祉の僧「忍性」が、行き場

    を失い鎌倉に集まった病者、障害者などを救済し

    た寺として名高いところです。その後、住宅地の

    細い坂を通って、長谷配水池広場まで登りました。

    今回のコースはここからが難所で、せっかく登っ

    た地点から大仏坂トンネル上まで一気に急坂を降

    り、その後またハイキングコース入口までの長い

    急坂を登ることになります。みな次第に無口にな

    り、安全な足場を見つめてひたすら頂上を目指し

    ました。ようやく尾根道に入ったときには一同安

    堵の表情です。折しも紅葉の季節、さらに日曜日

    ということもあり、ここからは行き交うハイカー

    も多く、お互いに道を譲りあいながらすすみまし

    た。途中短い休憩を挟みながらゆっくり歩いたた

    め、源氏山公園に到着したのは極楽寺駅を出発し

    てから約 1 時間半後、ちょっとしたトレッキング

    気分を味わうことができました。源氏山公園では

    今を盛りの紅葉の下にシートを広げ昼食をとりま

    した。

    源氏山公園での集合写真

    午後は葛原神社を参拝後、鎌倉七口の一つ「化

    粧坂(けわいざか)」を下って、花の寺「海蔵寺」

  • 東邦大学理学部鶴風会神奈川県支部ニュースNO.30 2016.1.25

    8

    を訪れて予定コース終了です。鎌倉駅近くの店で

    一息入れて解散しました。今回の散歩は、源氏山

    公園、木の生い茂る化粧坂、手入れの行き届いた

    海蔵寺の庭園と 3 カ所の紅葉を堪能する予定でし

    たが、化粧坂は足場の悪い急坂、頭上の紅葉まで

    気が回らなかったかもしれません。

    鎌倉散歩は今回が 36 回目。最近は時折ハイキン

    グコースにも挑戦しています。今回のコースは今

    までで最もハードな上、参加者の年齢も 20 歳代か

    ら 70 歳代と幅が広かったのですが、全員落後する

    ことなく、楽しい一日を過ごすことが出来ました。

    海蔵寺にて一休みする参加者

    参加者:鈴木廣昭(42 化)、髙栁満喜子(43 生)、

    蛭田保健(43 生)、小此木國明(44 生)、

    五十嵐広明(49 生)、黒澤真知子(49 生)、

    前田公子(49 生)、深井章・陽子(52 化)、

    熊澤武志(57 生)、

    柳下真由子・ご両親(平 22 環境)

    鎌倉散歩は、神奈川県支部の定例行事で、4 月第

    1日曜日と、11 月最終日曜日に開催しています。

    時には鎌倉をでて県内の史跡、あるいは自然を求

    めておしゃべりをしながら歩きます。オープン行

    事ですので、県内外を問わず、同窓生、ご家族、

    ご友人など、鶴風会にゆかりのある方ならどなた

    でも参加出来ます。奮ってご参加ください。

    開催案内は当「鴎風」の他、鶴風会ホームペー

    ジにも掲載します。

    神奈川県支部行事

    第 37 回 鎌倉散歩のお知らせ

    「玉縄の史跡をめぐる」日時:平成 28 年 4 月 3 日(日)

    集合場所:「JR 大船駅南改札口前」

    午前10 時(時間厳守)小雨決行

    費用:交通費、拝観料、お弁当

    今回は、玉縄地域の史跡等をめぐります。集合

    場所は今までとは異なり JR 大船駅ですので、くれぐれもお間違えないようにお願いします。

    今回の鎌倉散歩の舞台は戦国時代です。東勝寺

    の「腹切りやぐら」で北条一門が最後の時を迎え、

    鎌倉幕府が滅びたのが 1333 年、伊勢宗瑞(伊勢

    新九郎盛時 通称:北条早雲)が玉縄城を築いた

    のが 1512 年です(初代城主は宗瑞の次男 氏時)。

    ちなみに姓を北条に改めたのは宗瑞の長男氏綱

    からで、鎌倉幕府執権の北条氏と直接の関係はな

    いと考えられています。このため執権の北条氏に

    対して、こちらを後北条または玉縄北条と呼んで

    区別しています。

    関東七名城の一つとされる玉縄城は、相模三浦

    氏からの砦として、また、のちには安房里見氏へ

    の押さえの役割を果たし、1619 年廃城になるまで

    約 100 年続きました。玉縄城の跡地は、現在ミッ

    ションスクールになり、見学できませんが、周囲

    には玉縄城ゆかりの史跡や寺院が多数あります。

    今回はこれらの史跡を訪ね、戦国時代の武将を偲

    びます。

    予定コース:大船駅・・・玉縄首塚・・・玉泉寺・・・

    龍宝寺[玉縄ふるさと館]・・・県立フラワーセン

    ター(昼食)・・・小坂家長屋門・・・七曲坂・・・

    太鼓櫓跡・・・大手門跡・・・縄城址碑・・・

    ふわん坂・・・久成寺・・・大船駅

    参加希望者は 3 月 31 日(水)までに、

    髙栁満喜子(℡:045-481-5990、E-mail:

    [email protected])または鶴風会事務局に

    ご連絡ください。

    編集後記

    鴎風 30 号は、熊澤支部長の就任挨拶、および髙

    橋先生の「東邦大学理学部のいま」の他は、支部

    総会の記録など、報告事項が多くなってしまいま

    した。次号には支部会員からのご投稿やご意見な

    どを掲載したいと思います。皆様からのご投稿を

    お待ちします。 (H.I. 記)

    編集委員:五十嵐広明、小此木國明、熊澤武志

    髙栁満喜子、蛭田保健、真下順一(アイウエオ順)

    支部ニュース編集事務局:

    225-0016 横浜市青葉区みすずが丘 2-11

    五十嵐広明

    Tel:045-973-6237

    E-mail:[email protected]